モバＰ「あのバカ同期・・・あれだけの忠告を無駄にしやがって・・・」


李衣菜「これ、どうなるんですか・・・？」


モバＰ「知ったことか。こいつらの自業自得だ」


友紀「おお・・・冷たいね・・・」


モバＰ「当たり前だ。アイドルにとって恋愛が御法度なのは常識だろ」


モバＰ「それに、これがアイドル同士なら、まだフォロー出来るんだが・・・」


李衣菜「なんでですか？」


モバＰ「３１５プロの秋山隼人は知ってるよな？」



秋山隼人 ： http://i.imgur.com/7wfFjvd.jpg


李衣菜「へ？そりゃ知ってますよ。隼人くんとは一緒に仕事をしたこともありますし」


モバＰ「その隼人くんとお前が恋仲になったとしよう」


李衣菜「ええっ！？わ、私と隼人くんが・・・！？///」


モバＰ「落ち着け、あくまで例え話だ」

モバＰ「そして、マスコミが嗅ぎつけてスキャンダルになったとしよう」


友紀「この記事の二の舞じゃないの？」


モバＰ「そこまではな。だが、ここからが違う」


モバＰ「りーな。お前と隼人は仲が良いほうか？」


李衣菜「そうですね～。ま、男友達くらいの感覚ですかね」


モバＰ「そのことをファンは知ってるか？」


李衣菜「はい。ツイッターやブログでHigh×Jokerと仕事をしたよって投稿したら、
　　　　
　　　　気が合いそうだね、とか、仲良さそう、とか、ファンからの感想が来ますし」


モバＰ「なるほど」


友紀「それがどうかしたの？」

モバＰ「それだけファンの方が事情を知ってるのならば、仮にスキャンダルになっても
　　　　
　　　　大した騒ぎにはならないだろうって話だ。二人が仲良しなのは周知の事実。

　　　　しかも、お互い青春真っ盛りな高校生、ロック繋がり、と共通点もある。」

　　　　
モバＰ「結果、上手くいけば「やっぱりな」という印象まで持っていくことができる。

　　　　二人の恋仲を応援するファンができれば御の字だ」


友紀「なるほど・・・」


モバＰ「だが、相手がプロデューサーなら、こうはいかない。

　　　　アイドル同士が仲が良いのは、さっき、りーなが言ったように、

　　　　仕事を通じてファンは知ることができる。」


モバＰ「しかし、プロデューサーは本来、アイドルを裏から支える仕事だ。

　　　　表に出ることは非常に少ない。ファンは名前くらいしか知りようがない。」


モバＰ「結果、得体の知れない男がアイドルと恋仲だった、ということになる」


モバＰ「元々仲が良かった男とファンが知らなかった男。この差は大きい」


友紀「そして、今回の美嘉ちゃんの件は、後者・・・」


モバＰ「見事な、九回裏、スリーアウト、ゲームセットだろ？」


友紀「デッドボール、押し出し一点、サヨナラじゃないかな？」


モバＰ「はははは！確かにな！」

モバＰ「・・・ま、これは笑い事じゃ済まされないけどな・・・」


友紀「だよね・・・」


モバＰ「来月はLiPPSのライブも控えてただろうに、あのバカ・・・」


友紀「美嘉ちゃん、どうなるのかな・・・」


モバＰ「さてな、どうファンに弁解するかだろうが・・・」


モバＰ「・・・そういや、りーなはどうした？」



李衣菜「私が、隼人くんと・・・いや、嫌じゃない、嫌じゃないけど・・・」ｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝ


モバＰ「おーい。帰ってこーい」

モバＰ「さて、こういうことになったわけだが・・・」


モバＰ「お前らは、Ｐとアイドルの恋仲をどう思う？」


李衣菜「ないですね」


友紀「美嘉ちゃんには悪いけど、ありえないよ」


モバＰ「だよな。お前らならそう言ってくれると思ったよ」


李衣菜「だって、おかしいですよ。職場の上司と部下みたいなものなのに」


友紀「なんでアイドルとプロデューサーが恋仲になるの。女と男だから？」

モバＰ「それは大前提なんだろうが・・・一緒に苦難を乗り越えてきたパートナーだからじゃないか？」


モバＰ「共に挫折し、喜び、成長し・・・
　　　　
　　　　そうしていくうちに、そういう感情が芽生えるというのは、まぁ分からんでもない」


李衣菜「そういうものですかね・・・？」


モバＰ「だからと言って、許されるわけじゃない。ファンを悲しませることに変わりないからな」


友紀「そこだよね重要なのは」


モバＰ「そうだ。アイドルはファンの為に、プロデューサーはアイドルの為に、だ」


李衣菜「プロデューサーさんのプロデュース方針、ですね！」


モバＰ「ああ。俺の信念だ」

モバＰ「だが、プロデューサーはアイドルの為にが、仇になる時がある・・・」


李衣菜「どういうことですか？」


モバＰ「これは、他のプロデューサーの話なんだが・・・
　　　　　
　　　　プロデューサーはアイドルを裏から支える存在だ。

　　　　当然、そいつもアイドルとファンの為に尽力していた。」


友紀「うんうん」


モバＰ「しかし、年頃の女の子というのは、恋に憧れるものらしくてな・・・

　　　　そいつの担当アイドルの目には、自分に尽くしてくれるプロデューサーが、

　　　　「異性」として、とても魅力的に見えたらしい」


友紀「・・・え？」


李衣菜「まさか・・・」


モバＰ「そう。そのアイドルはプロデューサーに恋をしてしまったんだ。

　　　　いつの間にかそいつは、ファンの為に、ではなく」



モバＰ「プロデューサーの為に、アイドルをやるようになってしまった」



李衣菜「うわ・・・」


友紀「最悪じゃん・・・」

モバＰ「そのアイドルはライブ前のたびに「プロデューサーさん！見ていてください！」と念を押し、

　　　　ライブ中には、舞台袖にいるプロデューサーに過剰に視線を送るようになり
　　　　
　　　　ライブ後のたびに「プロデューサーさん！どうでしたか？」と駆けつけるようになった。」



モバＰ「そんなことが続くうちに、プロデューサーは気づいたんだ。」



モバＰ「自分の担当アイドルが、もうファンに尽くすアイドルではないことを」



友紀「・・・・・・」



モバＰ「心のどこかでは、ファンに感謝する気持ちがあったかもしれない」


モバＰ「だが、アイドルの枕詞には必ず「プロデューサーの為に」があった」



モバＰ「皮肉なもんだよ。アイドルとファンの為に尽力していたのに、


　　　　ファンを蔑ろにする結果になってしまったんだから」




李衣菜「そんな・・・」

モバＰ「プロデューサーは絶望したんだ。そういうアイドルに育ててしまった自分自身に」


モバＰ「心が折れ、泣き崩れたそいつの顔は今でも覚えてるよ・・・」


李衣菜「・・・・・・」


友紀「・・・・・・」


モバＰ「俺は誓った。絶対にプロデューサーの為のアイドルなんか育てないって」



モバＰ「アイドルはプロデューサーの為に、なんて絶対あってはならないってな」



李衣菜「プロデューサーさん・・・」

友紀「・・・大丈夫だよ」


モバＰ「？」


友紀「あたしは、そんなアイドルにならないから」


モバＰ「友紀」


友紀「あたしって、野球観戦が大好きでしょ？で、アイドルになるまではファン側の人間だったんだ」


友紀「だから、アイドルを応援するファンの気持ちが凄く分かるんだよ」


友紀「そして、初めてファンから歓声や笑顔を贈られる立場になったとき、とても嬉しかった」


友紀「ファンが、掛け替えのないものなのは、野球もアイドルも一緒なんだって、気付いたんだ」



友紀「だから、安心してよプロデューサー！これからもファンの心に特大ホームランを届けるからさ！」ﾆｶｯ



モバＰ「そっか・・・お前は、そうだよな・・・」

李衣菜「私もです。プロデューサーさん！」


李衣菜「私は、私のロックに着いてきてくれるファンの人達が好きです！」


李衣菜「失敗しても、ドジっても、泣きじゃくっても、頑張れって言ってくれる皆さんが好きです！！」


李衣菜「ファンの笑顔も、歓声も、ファンレターも、コールも大好きです！！」


李衣菜「そして、そんな私を支えてくれる、プロデューサーさんは、最高の相棒だって思ってます！」


李衣菜「だから、これからもファンの皆さんの為のプロデュース、よろしくお願いします！！」ﾍﾟｺﾘ


モバＰ「ははは。お前は最初から心配してないよ。ていうか二人共な」

李衣菜「へへへ。・・・そういえば、プロデューサーさんは何でプロデューサーになったんですか？」


友紀「あ、それ、あたしも聞きたい！」


モバＰ「そういえば、話したことなかったな・・・」


友紀「ひょっとして、アイドルと合法的にイチャつきたかったからとか～？」



モバＰ「・・・ざけんな。俺はアイドルを恋人にしたくてプロデューサーになったんじゃねえよ・・・！！」ｷﾞﾛﾘ



友紀「じょ、冗談だよ！プロデューサーに下心が無いのは分かってるから～！」ﾀｼﾞﾀｼﾞ


李衣菜（今のは擁護できないな～・・・）

モバＰ「全く・・・いや、別に大した理由じゃないよ」



モバＰ「昔、あるアイドルのドキュメント番組を見たんだ」


モバＰ「アイドルが、挫折して、必死に努力して、這い上がって、輝いて、ファンに感謝して」


モバＰ「プロデューサーが必死に走り回って、仕事をとってきて、アイドルを裏から支えて・・・」


モバＰ「そして、アイドルは大きいライブでファンからの歓声を聞き、サイリウムの光を見て、涙を流し」


モバＰ「プロデューサーは、成長したアイドルを舞台袖から泣きながら見るんだ」


モバＰ「俺は凄く感動したよ。こんな素晴らしい仕事がこの世にあるんだって」


モバＰ「ファンをどこまでも愛するアイドルを育てて支えたいって思ったんだ」



李衣菜「・・・・・・」


友紀「・・・・・・」

李衣菜「へへへ」


友紀「あはははははは！」


モバＰ「な、なんだよ」


李衣菜「いえ、おかしくて笑ったんじゃないんです」


友紀「ただ、思ったんだ！」


モバＰ「・・・？」








ゆきりーな「プロデューサー（さん）と会えて良かったって！」










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり

以上です。人選は、Ｐに恋してないアイドル代表ということで（笑）

現実でも、別にアイドルが誰と恋愛しようが構わんと思うがな
ファンのイメージさえ壊れなければ

乙

こんな盛大な風刺は久々に見た。
モバマス自体がファンをＰに仕立てあげてるからにはな…

かなり拗らせてるな

ちょっとスマホゲーが流行ってるからって無理にのらなくてもええんやで

ひょっとして…という台詞はだりーにもユッキにもあるので
Pに恋してないアイドル代表と言うのはいささか乱暴ではなかろうか

まあ、これプロデューサーがというか
書いてる人が拗らせてるなっていうのは伝わった。おつ

わざわざSSにするほどの話かいなこれ

>>1で保険を貼るよりまずは(ゲームやってないなら)動画サイト、まとめサイト、Wikiで十分取材しないと

安心安全の多田李衣菜はわりと無自覚系じゃねーかな
Pと一緒にいると嬉しい楽しい、けど理由はよく分かってないとか

>李衣菜「だって、おかしいですよ。職場の上司と部下みたいなものなのに」

いうほど上司と部下の恋愛おかしいか？

リアルで好きなアイドルに恋愛発覚したのかな？

盛大にオチを付けるかと思ったら拗らせたまま終わって草も生えない

これ確かにアイドルが恋愛してたらリアルだと発狂する奴いるんだろうけど
アイマスでこれやっちゃうと非難されるだけだろ
書いた意味がわからん

風刺のつもりなら美嘉やそのPを主人公にしてユッキりーなと対比させるとか、そういう物語にせんと
これでは単なるぼやきだ

意味っていうか意図は明瞭だと思うが

モバマスへの根元的批判、牽制？
ここらのＳＳの主流へも同じくか

まぁこれくらいならヘイトとまで言えないし、
真面目か！ってちょっと苦笑を誘われた感はある

友紀は割と落ちてるし、途中の「プロデューサーさんのためだけに」をもしもまゆのことを言ってるならまゆは今はファンのために歌えるようになってるし

モバマス、アイマスが好き故に真面目に考えて出てきた意見がどうしてもほっておけなかったのかもしれない にしても引け腰すぎる気はする

にわか知識で作品語りたがるに飽き足らずまゆを尽くしてくれる男なら誰でもいいみたいな惚れっぽいキャラに書いて挙げ句の果てにはキャラに「そんなアイドル」呼ばわりさせるとかふざけるなよ
注意書きすれば何書いても許されるとでも思ってんのか

カードの台詞見る限りユッキはしてる側なんだよなぁ…

流れ弾が赤い球団に当たってるのは分かる

最近アイドルを性欲処理に使うようなSSばっかで辟易してたんだよ
こういう一石を投じるものがこないかと思ってた

注意事項に「キャラ崩壊注意」って無かったから読んだのに騙された……

主張そのものはもしかしたら見るべきものがあるのかもしれないが、その為にアイドルをdisってたら意味無いし
風刺と言うほどのひねりもなく、そもそもストーリーもろくに作れてない
無能の極み

どっちかっつーとちょっと趣味悪いギャグのように感じたかな
誰もそこまで真剣にやってない中で一人ガチでやってて笑える感じの

キャラに自分の自論を言わせるだけで草はえる

これモバマスでやる意味ないですよね

マス豚イライラで草

プロデューサーに恋しちゃったアイドルに絶望したとか言うからあかん
闇堕ちしたみたいな表現じゃん
誰に恋してようが、それをライブで表現しようが
ファンがそれでついてくるならもうけものじゃん
むしろ恋っていう分かりやすい原動力があってありがたいくらいだ
あとはスキャンダルにならんように自分が隙を見せなきゃいいだけ
アイドルを理想化しすぎ

挑戦的なSSほど丁寧に描かないといけないと思うんだ
何だ最後の〆は投げっぱなしか？

ライブでハニーをファンに紹介するアイドルがいる世界で何言ってるのか

>>45のとおり、そもそもこの世界はPとアイドルの恋愛も割とまかり通ってるから前提崩壊というオチだったね…そもそも本家アイマスからしてPと付合わないのは春香さんだけって話だし（旧箱マス時点）

いやまぁお前らがどんだけ叩こうとプロデューサーとして正しいのはこっちですけどね？
アイドルを商品として見れなくなった時点でプロデューサーとして終わりですし。

まぁ誰が相手だとしても恋した女の子を認められない時点で男として終わりだけど

モバマスもアイマスも完全に否定してんな
お前には合わないからもうプレイしなくていいぞ

>>30
分かりました。いつかリベンジします

正直、こういうのもありだと思う。
プロデューサーにとってアイドルは商品、ファンはその商品に金を落とす存在。アイドルもそれを自覚しなきゃいけない。

もしスキャンダルなんか起こしたら商品の価値が下がるし、利益も減る訳だから、恋愛はダメでしょ。

これが高二病ってやつか

どこにも纏められてなくて草

秋元康はプロデューサー失格だったのか

まとめる側にも選ぶ権利というものがある

コメ欄伸びそうだし逆にまとめた方が良いだろ

これに限った事でもないが、話をろくに作らずに持論や知識をキャラに語らせるだけのSSってSSである必要が無いよね
twitterでやってろって感じ

まず前書きの時点で拗らせてる

プレイヤーによって意見が分かれるのはしょうがないけど、俺はイチャラブもこういう考えのSSも好きだよ。

プロデューサーと仲良くなればなるほどファン数は増えるんだよなぁ
アイマスのファンと現実をごっちゃにしてはいけない(戒め)

捻くれた持論を展開する俺カッケエエエエエエエエエな時期くらい皆だって経験あるだろ？ 思春期には良くあること

SSにすればみんなから絶賛されると勘違いしちゃったんだよ
一過性の病気だし、生暖かい目で見守ってやろう

こういう系統だと「ブスだなー」がうまかったと思う
あれは結構好きなSSだよ。ただただ自分の考えをたれ流すだけだとSSですらないと思うしこれは面白くないけど

おま思おま中

>>50
同意。アイドルとは何か、プロデューサーとは何かって話だよな。
俺も、アイドルを彼女にしたくてPやってるわけじゃないし

乙
個人的には誰と恋愛しようが自由にさせたれやって思うタイプだけど
こういう方針のPが居てもいいとは思うってかむしろ自然だと思う

前書きは丁寧なのに本編が雑すぎる
一番ダメなパターンねこれ

まゆはああ見えてちゃんとプロデューサーとアイドルが結ばれないってこともわかってるし決してファンをないがしろにするような子じゃないぜ！
そんな健気な佐久間まゆちゃん（かわいい）をよろしくお願いします！！

ゴミをあげんなカス

俺と美嘉との仲を嫉妬されてもなあ

乙。
こういう風刺モノは好きだよ。最近、Pとアイドルのイチャラブが多すぎてイライラしてたんだ

現実とゲームの区別がつかない人達

俺はアイマスに関してはＰとの恋愛こそ重要だと思うけどね
「アイドルなら」　って前提じゃない。　「創作作品なら」って前提よ。
「許されない恋」だからこそ盛り上がるわけじゃん？　春香なんてまさにそれを体現したキャラだし

擁護してるのが同じような文体で末尾O
あっ(察し)

>>72
よう末尾O

世界観全否定ssってそれなりの頻度であがるもんだと思うけど、どうしてこのスレはこうなった

こういうのを風刺とは言わん
高二病こじらせてるだけやぞ

いや、こういうのもアリっちゃだよ
気に入らんのはまえがきで予防線張りまくって、SSは逃げるように唐突に終わらせた
それがヘタレチキン野郎の駄文という感想でアホかと