ザック「は？そんな事のために俺達を呼んだのかよ！」

クライヴ「そんな事とは何だ！俺にとっては凄く重大な事なんだぞ！」

ソウマ「クライヴ先輩、何でその事で悩んでいるのか教えて下さいよ。」

クライヴ「実はこの前、モテたがってる吸血鬼の王と合コンをやったんだ。」

ザック「何でそうなったかとても気になる。」

クライヴ「そしたら合コンにいた女性に「あんた、イケメンだけどなんかキモいね。」と言われてしまったんだ！」

ソウマ「それはそれはお気の毒に。」

クライヴ「そこで俺は理由を聞いてみた。そしたら「理想が高そう」とか「自分の見た目に酔ってそう」とか「童貞臭い」とかボロクソに言われてな！」

ザック「もの凄い言われようだけど大体合ってるな。」

ソウマ「なるほど...理由は大体分かりました。でも何で俺達に？」

クライヴ「知ってるか？ソウマ。お前は飛行島の女子達に人気があるんだぞ。」

ソウマ「え？」

クライヴ「クールそうでカッコいいとか教室になる夢があるなんて素敵とか言われてな。」

ザック「じゃあ何で俺も？」

クライヴ「ふざけるな！お前には彼女がいるだろ！」

ザック「え？」

クライヴ「フランの事だよ！」

ザック「いや...俺とフランはそんな関係じゃ...」

クライヴ「いつもイチャイチャしやがってこのやろう！探偵イベントでデートしてお前の思い出でもイチャついやがったしよ！」

ソウマ「クライヴ先輩キャラがちょっと壊れてます。」

ザック「あれは俺が金が無かったから一緒に回っただけで...というか何で知ってんだ！？」

クライヴ「お前が死にかけてルーンの力で復活した時もフランに抱きしめられてたしな。[ﾋﾟｰｰｰ]！」

ザック「ﾅﾆｺﾉｲﾜﾚﾖｳ」

クライヴ「何でお前みたいなヒモに可愛い彼女がいるのに俺にはいないんだよ！」

ソウマ「クライヴ先輩、キャラキャラ」

ザック「だからそんな関係じゃ...一緒にバンドやったりしてるだけで...」

クライヴ「お前のギターはどうやって買った？」

ザック「フランに金を預けて管理して貰って貯めて買ったな。」

クライヴ「よし殺そう。」

ザック「え！？」

クライヴ「もうこれ夫婦だろ！それにお前フランにシャンプー変えた？とか聞いてたけど何でフランのシャンプーの匂い知ってんだよ！」

ソウマ「まあクライヴ先輩その辺にしておきましょうよ。」

クライヴ「うるせえモテる男は消えろ。」

ソウマ「自分で呼んでおいて！？」