横須賀鎮守府 執務室
提督「ええっと・・・資源要求の結果は・・・・うわ要求の半分以下しか貰えん」
加賀「前回の大規模作戦で大本営も消費しましたから」
提督「まあ自然に回復を待つしかないか」
加賀「・・・・・ところで」
提督「どうした加賀さん」
加賀「提督はなぜ鎮守府で勤務を?」
提督「なんだい急に」
加賀「気になっただけです」
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提督「俺が鎮守府に入る前は・・・」
提督「海上自衛隊で護衛艦の砲雷長をやっていた」
提督「その時の俺は三等海佐・・・・少佐だった」
提督「あの時は楽しかった・・・やつが現れる前は」
加賀「やつって・・・まさか」
提督「深海棲艦・・・だね」
モワンモワン
こんごう型ミサイル護衛艦「きりしま」
昔の提督『ふう・・・今回のリムバックもやりましたね!』
提督「この時一緒に行動していた艦はあきづき、みょうこう、いずもという護衛艦だ」
艦長『気を抜いてはいかんぞ?いつ中国などが日本を襲ってくるかわからん』
昔の提督『そりゃ浮かれてはいませんが・・・』
同僚『嘘つけどう見ても浮かれてるぞ』
同僚『表情でわかる』
昔の提督『ええ!?』
同僚『・・・なんてな』
昔の提督『驚かさないで下さい!』
期待
提督「そして・・・やつがきた」
レーダー手『ん?未確認反応を探知!』
艦長『なんだ?』
レーダー手『それが・・・船にしては小さいですし・・・』
昔の提督『レーダーの故障では?』
艦長『艦橋CIC、レーダー方向に何か確認できるか?』
航海長『レーダー方向に?・・・・・・・!?』
航海長『なんだあれは!?』
艦長『どうした?』
航海長『黒い変な物が3体ほどこちらに向かっています!』
航海長『大きい口的なものがあります!』
艦長『なに!?』
航海長『だんだんこちらに・・・・』
ピッ
艦長『きりしまよりいずもへ、そちらでも確認できますか?』
いずも艦長『こちらも確認した』
昔の提督『・・・なんだ?』
期待
提督「その時・・・・爆発音が鳴った」
艦長『どうした!?』
航海長『CIC艦橋、あの黒いのが攻撃してきました!』
艦長『なに!?』
いずも艦長『・・・・我が艦隊は超法規的措置を取る!3艦とも対水上戦闘用意!』
昔の提督『・・・・対水上戦闘用意!!』
艦長『目標、未確認生物!』
提督「俺もその時はよく状況を理解できなかった」
昔の提督『戦闘配置完了!』
艦長『対艦ミサイル発射用意!』
昔の提督『了解、ハープーン発射用意!てっ!』
提督「あきづき、みょうこうは対艦ミサイルを発射した」
昔の提督『インターセプトまで五秒前・・・・スタンバイ!マークインターセプト!』
艦長『やったか!?』
この「やったか!?」が全ての現況だったのかもしれん
こういう状況下においての「やったか!?」は失敗フラグ
あきづき「うおおおおおおおおお!」レンゾクミサイルズババババ
みょうこう「はーっはっは!粉々になりやがったか!」
航海長『目標依然健在!』
艦長『なに!?』
P-1パイロット『こちら哨戒機P-1、こちらでも補足した』
P-1パイロット『対艦ミサイル発射!』
提督「P-1からも対艦ミサイルが発射され無論命中だが・・・」
艦長『やはり無理か・・・・』
昔の提督『通常兵器が効かないか・・・・怪獣ですかね』
同僚『ゴジラじゃあるまいし・・・・』
レーダー手『敵よりミサイルを確認!五発です!』
昔の提督『対空戦闘!SM-2発射用意!・・・てっ!』
提督「あきづき、みょうこうは対空ミサイルを発射 迎撃に成功」
提督「だが俺達は次の瞬間、異常なことが起こる」
訂正 提督「あきづき、きりしまは対艦ミサイルを発射した」
訂正 提督「だが俺達は次の瞬間、異常なことに遭遇する」
航海長『!?何だあれは!』
艦長『どうした!?』
航海長『少女・・・?海に浮かんでいる少女があの化物に攻撃しています!』
???『・・・・・』ドンドンドン
化物(後のイ級)「!?!?!?」
航海長『化け物どもが沈んでいきます!』
艦長『全艦、機関全速!』
提督「こうしてとある少女?に助けられ無事横須賀に帰ることができた」
加賀「その少女は・・・」
提督「今で言う艦娘というのかな・・・」
提督「そして直ぐ様上層部にこのことを知らせた」
提督「もともと怪獣でなれていたかは知らないがすぐに対策本部が設置された」
提督「その後、アメリカ第7艦隊も遭遇し空母航空隊による一斉攻撃がしかけられたが効かず」
提督「やはりあの少女にたすけられたとのこと」
提督「なおアメリカはその少女の後ろ姿を写真に収めたらしく・・・・確かこの写真だな」
加賀「・・・・後ろ姿といってもよく確認できませんね」
提督「誰なのか特定もできん・・・」
きたか
提督「そして数ヵ月後、やつらは本格的に活動を始めた」
提督「確かまずはハワイ諸島を、次にウェーク島などの太平洋の諸島を制圧」
提督「その後国連は緊急声明を発表」
提督「国連軍を組織し島を奪還するということと化け物の名前を深海棲艦と呼称するということだった」
提督「自衛隊も無論動員されたが・・・・奪還することはできず」
提督「シーレーンを防衛するのが手一杯となった」
提督「そしてシーレーンすら突破されそうになった時」
提督「君達が生まれた」
加賀「艦娘・・・ですか」
提督「詳しくは国家機密になるとかで教えてくれないが、どうやら防衛省技術研究本部が少女の装備の破片を解析していた時に偶発的に生まれたそうだ」
提督「なぜ建造できるようになったのか・・・どうやって生まれたのかはわからない」
提督「一説によると一人の研究者があの妖精と出会ったのが始まりとかなんとか」
今北上さんって!
提督「それはともかく・・・そしてなぜ俺が艦隊の指揮を取るようになったか」
提督「適性検査ってやつに合格したからさ」
提督「健康診断みたいなもんだけど心拍数とか調べられてね・・・」
加賀「そうですか」
提督「そんでまあある日お偉い人に呼ばれて・・・」
昔の提督『俺が艦隊の指揮を!?』
幕僚長『そうだ、君が取るのだ』
昔の提督『ど、どこの護衛隊ですか!?それとも潜水艦ですか!?』
幕僚長『フフフフ・・・君が指揮をとる艦・・・というより艦娘というべきなのか』
昔の提督『かんむす?なにか蒸すんですか?』
幕僚長『違う・・・まあ簡単に説明すると・・・・第二次世界大戦くらいの戦艦、空母、駆逐艦などが少女になったということだ』
昔の提督『!?!?!?!?』
俺「ニートだ」
昔の提督『ええっと流行りの擬人化かなんかですか?現実逃避もほどほどにしてください』
幕僚長『逃避はしとらん・・・・現実のものだよ』
提督「幕僚長に言われるがままに艦娘と会うことになった」
提督「そしてその時会ったのが・・・・加賀さんだ」
加賀「・・・・そういえばそうでしたね」
加賀「あの時の提督は・・・・・・モジモジしすぎでしたね」
提督「仕方なかっただろう・・・あの時の俺は母以外の女性と会うことなんてほぼなかったんだ・・・護衛艦には男しかいなかったし」
提督「それで・・・・気がついたら提督になっていた」
加賀「気がついたら・・・そこのところの詳しい説明を」
提督「いや・・・・流されるままというか・・・」
提督「ちなみに三等海佐から海将補・・・少将クラスまで昇格したぞ?」
加賀「はあ・・・」
コンコン
提督「入れ」
大淀「失礼します、大本営から次の作戦の書類を持ってきました」
提督「どれどれ・・・・硫黄島奪還作戦か・・・」
提督「あそこは何故か深海棲艦の数が多く、日本の領海内で唯一深海棲艦を排除できなかったところだったからな・・・」
架空の部隊も登場しますのでご注意を
提督「『今回の作戦は自衛隊との共同作戦です』・・・・ふーん」
提督「へえ・・『きりしま』も参加するのか」
海上自衛隊
こんごう型ミサイル護衛艦「こんごう」「きりしま」
あたご型ミサイル護衛艦「あたご」
ゆきなみ型ヘリコプター搭載護衛艦「みらい」「はるか」
いずも型ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」
はるな型ヘリコプター搭載護衛艦「はるな」
しらね型ヘリコプター搭載護衛艦「くらま」
むらさめ型汎用護衛艦「むらさめ」「いかづち」「さみだれ」
あきづき型汎用護衛艦「あきづき」「ふゆづき」
たかなみ型汎用護衛艦「すずなみ」
航空自衛隊
第303航空隊
第304航空隊
提督「さてと」
訂正
架空の部隊も登場しますのでご注意を
提督「『今回の作戦は自衛隊との共同作戦です』・・・・ふーん」
提督「へえ・・『きりしま』も参加するのか」
海上自衛隊
こんごう型ミサイル護衛艦「こんごう」「きりしま」
あたご型ミサイル護衛艦「あたご」
ゆきなみ型ヘリコプター搭載護衛艦「みらい」「はるか」
いずも型ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」
はるな型ヘリコプター搭載護衛艦「はるな」
しらね型ヘリコプター搭載護衛艦「くらま」
むらさめ型汎用護衛艦「むらさめ」「いかづち」「さみだれ」
あきづき型汎用護衛艦「あきづき」「ふゆづき」
たかなみ型汎用護衛艦「すずなみ」
航空自衛隊
第303航空隊(F-15J)
第204航空隊(F-15J)
第6航空隊(F-2)
第8航空隊(F-2)
第302航空隊(F-35A)
提督「さてとこちらも編成案を練るか・・・」
期待
物理攻撃無効とか都合がよすぎる 大体怪獣でなれていたって
ガメラ世界ならともかく東宝特撮ならメカゴジラでも出されりゃおしまいだ
艦娘以上の超法規で深海棲艦さくっと殲滅みたいね
超兵器もありかもね
つづきはよ
このSSまとめへのコメント
メアリー・スーか
え?門松出てくる?