【モバマス】小梅「桜の木の下の死体になりたい……」 (15)

キャラ崩壊注意



乃々「はい?」

小梅「『桜の木の下には死体が埋まっている』って言うよね?」

乃々「聞いたことはありますけど……」

小梅「その死体になってみたいなぁ……」ハァ

乃々「ため息をつくほどですか!?」

小梅「うん……」

小梅「ねえ乃々ちゃん、無理かな?」ウワメヅカイ

乃々「あっちょっとそれは可愛すぎて反則なんですけど……!」

小梅「乃々ちゃん、おねがぁい……」ウルウル

乃々「あぁ^~……」グルングルン









乃々「はい私に任せてください」キリッ

小梅「やったー」

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乃々「まずはこのソファに、仰向けに寝転がってください」

小梅「えっと……こう?」ポフッ

乃々「バッチリです」

乃々「この茶色のソファで、埋められた死体を表現しています」

小梅「なるほど」

小梅「でもこれじゃ、落とし穴から脱出できずに白骨化した犠牲者みたい……」シュン

乃々「そこで私の出番ですよ」

乃々「小梅さんの上から、覆いかぶさるようにうつ伏せで寝転がることで……」ギュ-

乃々「上から土で覆われた死体を表現できました」ギュー

小梅「……! 本当だっ!」ギュー

輝子「お、おはよう……」ガチャリ

小梅「輝子ちゃん、おはよう」ギュー

乃々「輝子さん、おはようございます」ギュー

輝子「えっなにこれ」

乃々「桜の木の下に埋まっている死体になりたい小梅さんの願望をかなえているんです」

輝子「えっ……?」

乃々「輝子さんもぜひ手伝ってください」

輝子「いや、言っている意味が全然分かr――」

小梅「輝子ちゃん、おねがぁい」ウルウル

輝子「あぁ^~……」グルングルン









輝子「私に、まかせろ……」フヒッ

小梅「やったー」

輝子「では私も、上に乗って……」ギュー

輝子「桜の木の幹になろう」

乃々「秀才現る」

小梅「でも、木の幹って感じがしないよ……」シュン

輝子「ここで、き、キノコを、ポケットにさすと……」

小梅「あ! キノコの生えた木の幹になった!」ギュー

乃々「天才現る」ギュー

輝子「て、照れるな……」ギュー

幸子「第6回CGアイドル総選挙は是非輿水幸子にご投票ください(来年度を見越したアイドルの鑑)」ガチャリ

小梅「幸子ちゃん、おはよう」ギュー

乃々「幸子さん、おはようございます」ギュー

輝子「さ、幸子ちゃん、おはよう……」ギュー

幸子「えっなにこれ」

乃々「桜の木の下に埋まっている死体になりたい小梅さんの願望をかなえているんです」

幸子「えっ……?」

輝子「幸子ちゃんも、ぜひ手伝ってくれ」

幸子「いや、言っている意味が全然分かr――」

小梅「幸子ちゃん、おねがぁい」ウルウル

幸子「あぁ^~……」グルングルン









幸子「このカワイイボクにまかせてください」ドヤッ

小梅「やったー」

幸子「それでは、カワイイボクも上に乗って……」ギュー

幸子「カワイイ桜の花ですよ!」

乃々「優等生現る」

小梅「でも、これじゃカワイイ幸子ちゃんが木登りしてるみたい……」シュン

幸子「ここで桜の花になりきると……」

幸子「桜の花」ドヤァ

小梅「あ! 桜の花が咲いた!」ギュー

乃々「神童現る」ギュー

輝子「すごいぞ幸子」ギュー

幸子「桜の花」ギュー

美玲「今年度は是非早坂美玲の活躍にご注目ください(ボイス獲得に向けて動き始めるアイドルの鑑)」ガチャリ

小梅「美玲ちゃん、おはよう」ギュー

乃々「美玲さん、おはようございます」ギュー

輝子「み、美玲さん、おはよう……」ギュー

幸子「桜の花」ギュー

美玲「えっなにこれ」

乃々「桜の木の下に埋まっている死体になりたい小梅さんの願望をかなえているんです」

美玲「えっ……?」

輝子「美玲さんも、ぜひ手伝ってくれ」

美玲「いや、言っている意味が全然分かr――」

小梅「美玲ちゃん、おねがぁい」ウルウル

美玲「あぁ^~……」グルングルン









美玲「小梅、ウチに全部任せろッ!」ミレッ

小梅「やったー」

美玲「ウチは、みんなのそばに立って……」チョコン

美玲「伝説の桜の木の下で主人公を待つヒロインの出来上がりッ!」

乃々「麒麟児現る」

小梅「でも、美玲ちゃんが1人でお花見してるみたいで可哀想……」シュン

美玲「ここでクラス一の美少女という設定を加えると……」

美玲「○○○○くん、まだかな……」シャナリ

小梅「あ! 伝説の桜の木と完全に一致した!」ギュー

乃々「時代の寵児現る」ギュー

輝子「すごいぞ、美玲ちゃん」ギュー

幸子「そんな設定加えなくても美玲さんは美少女ですよ?」ギュー

美玲「えッ? あ、うん……ありが、と……///」

小梅「あっ幸子ちゃん、桜の花が散っちゃったよ……?!」

幸子「桜の花」

小梅「あっまた咲いた!」

まゆ「おはようございまぁす」ガチャリ

小梅「まゆちゃん、おはよう」ギュー

乃々「まゆさん、おはようございます」ギュー

輝子「ま、まゆさん、おはよう……」ギュー

幸子「桜の花」ギュー

まゆ「えっ……なんですか、この伝説の桜の木は……?!」ビクッ

美玲「あっ、まゆ  さん! 来てくれたんですね?」

まゆ「美玲ちゃん? えっ、どうしてクラス一の美少女になってるの……?」アタフタ

美玲「まゆ  さん……私、あなたのことが好きです! 愛してます!」

まゆ「わ、私はどうしたら……これ、告白イベント、ですよね……?」アワワ

美玲「私と、付き合ってくれますか?」

まゆ「しかも、もう選択肢の出ない、エンディング一直線タイプの告白じゃないですかぁ……!」ハワワ

美玲「お願いします!」バッ

まゆ「こんな状況で、しかも手を差し出されたら……!」

まゆ「あぁ^~……」グルングルン









まゆ「ふ、不束者ですが……よろしく、お願い……しま、す……///」ギュッ

美玲「やったぜ」



小梅「ENDAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」

輝子「YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH」

乃々「Will Always Love You」

幸子「舞い散る桜の花びら」

小梅の願いは天に届いた

彼女の純粋な想いが奇跡を、その奇跡がまた奇跡を産みだし

『みれまゆ』という至高のカップルを作り上げた



しかし、2人のこれからは、まだ存在しない

だからこそ彼女たちは、前へと歩みを進める

全ては彼女たち自身が、未来を切り拓いていくものだから――



ちなみに13年後、独身・幸子のもとに、3人の子供と一緒に写る美玲とまゆからの年賀状が届くらしい



終わり

一発ネタは短編としてさらっと終わらせるのがコツですよ(?)



以上です、ありがとうございました

流れるような百合とオチ

iPS細胞って素晴らしいですよね


P…はその辺にいる武内Pに掘られてるからまゆ居なくても問題無いか

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