老人「そこの」
少女「何ですか?」
老人「いやなに、かつての知り合いに似ていたものでな」
老人「用はないんだ」
少女「は、はあ」
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老人(かつて、まだこの世界が荒れ果てていた頃――)
(世界は大勢の有力者が覇権をめぐって争いを繰り返していた)
恵栖部位拳後継者争い敗者「ひゃーっはっはっは!奪え!襲え!殺せ!」
恵栖部位拳敗者「いいか!この俺の発言は絶対だ!俺こそがこの世で絶対なんだ!」
恵栖部位拳敗者「ふぁーーーーーっはっはっは!」
村人「う、うわああああああああ、暴徒だああああああああああああああ!」
恵栖部位拳敗者「逃げんじゃねえカスどもが!」
村人A「お、お助けくださいぃぃぃ!」
恵栖部位拳敗者「ようし貴様!一つ句を詠んでみろ!教養深い俺様が点数をつけてやる!」
村人A「ふ、古池や蛙飛び込む――」
恵栖部位拳敗者「ハイ駄作ゥーーーーーーーーーーーーー!」バァン!
長老「散弾銃で容赦なく顔を打ち抜きおった。信じられん外道じゃ……」
恵栖部位拳敗者「ふぁーーーーっはっはっは!」
用心棒木野工拳会得者「俺の出番ってわけかい」
用心棒「おいそこの」
恵栖部位拳敗者「なんだテメェは!」
用心棒「俺はこの村の用心棒にして最強の拳法家だ。お前を見逃すわけにはいかん」
恵栖部位拳敗者「ほぉ~ん、貴様拳法家なのか。ようし、ちょっとサシでやろうぜ」
用心棒「武器を使わんとは。愚かなことよ」
用心棒(俺の木野工拳は小さい力の溜めで最小限の力を出し、最低限で生物を倒す省エネタイプの拳法)
用心棒(ハッキリ言って俺は持久戦に圧倒的自信がある)
用心棒(こいつがどんな拳法を使っていようとな)
恵栖部位拳敗者「それじゃあいくぜ!」
用心棒「……」スッ
ヒュ
恵栖部位拳敗者「……」
用心棒「……」
用心棒「くっ」ブシュウウウウ
用心棒「急に命が……」バタリ
恵栖部位拳敗者「ふぁーーーーーーーははははは!そうよ!俺様に勝てる奴などおらんのよ」
長老「なんて奴じゃ」
恵栖部位拳敗者「一つ教えておいてやろう」
恵栖部位拳敗者「この世の拳法は全て部位拳と魔徒拳に二つが源流となって派生したものだ」
恵栖部位拳敗者「そして俺の使い拳、恵栖部位拳は部位拳に最も近い拳法」
恵栖部位拳敗者「つまり俺に勝てる奴など存在しないのよ!」
恵栖部位拳敗者「はーーーーはっはっは!」
恵栖部位拳敗者「力さえあればこの世では存分に生きてゆける。こんな世界を待っていたぞぉおおおおお!」
長老「なんという……」
ちょっと待機
脳内再生余裕(で無理)
ないわー()
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