楓「アイドルって、命がけなのね」 (27)
アニメ準拠はほとんどありません
草が生えてますので気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ありません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468458262
菜々「はい。えー…と、ですね」
【安部 菜々】
真「…」
【菊地 真】
楓「…」
【高垣 楓】
菜々「始まりましたけど、どうですか?」
楓「菊地さんが来てたのは夢じゃなかったのね」
菜々「ついさっき一本目が撮り終わったばかりですけど」
真「…」
楓「菊地さん、忙しくない?」
真「ま、まあまあ…ですね。頑張らせてもらってます…」
菜々「こんな番組に出て大丈夫ですか?」
真「ねえオファーくれたんだよね…?」チョンチョン
楓「あ。本来一本目で聞くんだけど、忘れてたから聞くわね」
真「はい」
楓「最近、何かあった?」
真「…何か…?」
菜々「ちなみにナナは秋葉原にお仕事行ってきました」
真「あ!そういうことでしたらありますよ!ドラマが決まったとか…」
菜々「おめでとうございます」パチパチ
楓「おめでとー」パチパチ
真「あ、ありがとうございます…後ですねー…これはまあ、ボクじゃないんですけど…」
楓「?」
真「ボク達の、後輩アイドル達が、来年武道館でLIVEをすることになりまして…!」パン
楓「あ、そういうのは良いわ」
菜々「今回はですね…」
真「…えええ…?」
【アイドルって、命がけなのね】
http://www.jp.square-enix.com/archive/segareijiri/images/package.jpg
菜々「せがれいじりです」ドン
楓「ヤダ。そんな下ネタを挟むなんて…」
菜々「まさかとは思いますけどお酒飲んできました?」
楓「ちょっと」
真「否定してください」
…。
早苗『この「せがれいじり」は1999年にスクウェア・エニックスから発売されたPlayStation用ゲームよ』
早苗『CG製作の秋元きつねは「ウゴウゴルーガ」でCGを担当していたことでも知られるわね。…知ってる?』
早苗『CMのキャッチコピーは「プレゼントに最悪」…そんなわけの分からなさが逆に斬新だと受けて約17万本を売り上げたのよ』
早苗『…っていうかこれ、ヤバそうなにおいがプンプンするわね…』
参考動画
http://youtu.be/Q9ANj4FMrC4
真「…なんですかこれ…」
楓「矢印と、手…」
菜々「…何からいじります?」
楓「菊地さんは?」
真「……じゃ、この…たらいで…」
せがれ『ヨッ…』ゴン
【いたかった】
真「・・・」
楓「・・・」
菜々「・・・」
真「…さいしょからいじりますね」
菜々「…そうしましょう」
『むかーしむかし。とおいみらいに…』
楓「どういうことなの?」
『せがれがすんでいました』
真「まずせがれが分かりませんけど」
『せがれはサナギなのでやじるしです』
菜々「どうしてですか?」
『え?何で?』
『いいの!!』ベシ
真「あ、ハモった」
菜々「ハモっちゃった…」
『あるひ、超プリティーなむすめさんをみつけ』
真「ピンクのせがれじゃないですかね…」
『ママにいいました』
http://i.imgur.com/R1MclE5.jpg
菜々「ママこれ!!?」
楓「しかも生首よ…」
『あのむすめさんと、ラブラブになりたいなあ』
真「勝手になってなよ…」
菜々「むしろラブラブになれそうなのあれくらいしか…」
http://i.imgur.com/enxf3Uj.jpg
『ママがこう言いました(↑)』
楓「これ、ナレーションは当時3歳だったんだって」
真「3歳…」
『おおきくなったらネ』
菜々「大きくなったらどうなるんですかね」
楓「キリンになるんじゃないの?」
…。
…。
早苗『そのご、かんたんなゲームのそうさせつめいをみたあと、さっそくさくぶんをかきにいってみたわよ』
…。
【ことはじめ】
菜々「何ですかねこの奇妙なのは」
楓「見て。ママが左にいるわ」
真「とりあえず、さくぶんを書くんですよね…」
【はじめて!+♥︎】
真「あ、ママが伸びた」
楓「とりあえず叫んでみればって」
菜々「…」
真「…」
せがれの←
ママの
ラブラブの
楓「…」
菜々「ここ重要ですよ」
真「…じゃあ、ここはあえて…ラブラブ、と」
むすこ←
むすめ
う×こ
楓「・・・」
菜々「・・・」
真「・・・」
楓「菊地さんの真価が試されるわね」
真「…」
菜々「むすこなら多分、せがれとあの子ですし…」
楓「でもあえてここでハッピーエンドを観るのも悪くないわ。最後までやる気は無いし」
真「…」
菜々「そうですね。正統派な場面も良いですよね」
真「…」
むすこ←
むすめ
う×こ
楓「…」
真「あ、手が滑っちゃった」
むすこ
むすめ
う×こ←
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
【さくぶん鑑賞中…】
真「うわー…」
楓「どこから突っ込んでいいのか分からないわね」
菜々「まあナナ達の思いは早苗さんに代弁してもらいましょう」
真「・・・」
楓「…」
菜々「…何か?」
楓「wwwwwww」
…。
早苗『言うわけないでしょ!』
早苗『…その後は新しいものを見つける度にママが近づく「何か」を貰う為に色んな新しいものをさくぶんによって召喚させていったわ』
早苗『…あ、菜々ちゃん。57点ね』
…。
【おにもつ】
真「…」
【はじめて!+♥︎】
菜々「あ、夕暮れになりましたよ」
楓「あの妖怪みたいなのが手に入るのね」
真「その前に、さくぶん何にしましょう?」
せ←
お
ほ
楓「…」
菜々「…じゃあ、どれにしようかなでいきましょう」
真「あ、そうだね。じゃあ、ど・れ・に・し・よ・う・か・な…」
…。
せ←
お
ほ
ー←
い
ら
の
しょ
っ←
真「…」
菜々「せーっ」
楓「せーっ」
…。
【せがれ、がんばったわね】
【ノリモノをあげましょう】
真「嫌な予感しかしないよね…」
菜々「何言ってるんですか。このノリノリのBGMを…」
http://i.imgur.com/I8MhcY8.jpg
菜々「…」
楓「…」
真「…」
【おれくだん、ヨロシクな】
真「…」
菜々「…」
楓「…」プツン
菜々「まあそうなりますよね」
真「…ンフッ」
…。
楓「菜々ちゃん。あーん」
菜々「カメラ回ってますよ」
楓「あら。いけないバレちゃう」
菜々「妙な言い回しやめてください。ほら行きますよ」
楓「お仕事お仕事…」
菜々「お仕事ですけどぉ」
楓「よいしょっと」カパッ
http://www.3bs.jp/therapy/images/w56003a-l.jpg
菜々「…バランスボードですね」
楓「久しぶりの対決ね」
菜々「えー、これでバランスを保ち続けれた方に1ポイント…」
楓「今は…1対0で私?」
菜々「…じゃあ、早速やりますか。楓さんお先にどうぞ」
楓「わぁい」
菜々「じゃあはい…」
楓「…よい…しょ…」ペタ
菜々「あー…バランス感覚良い…1…2…3…」
楓「…あ。私これいつまででも続けられるわ」
菜々「4…5…6…7…8…9…10…」
楓「私これだわ。これよ」
菜々「いきますねー…」
楓「…」
菜々「…もう良いですか?」
楓「菜々ちゃんが超すかもしれないわ」
菜々「まず乗れないです。それ」
楓「そんな…諦めたら試合終了なのよ」ペタ
菜々「じゃあやりましょうか?」
楓「乗って乗って。手伝うから」
菜々「ありがとうございます…よいしょ…」ペタペタ
楓「…じゃあ離すわよ?」
菜々「…あ、ちょっと…いや、待って」
楓「時間ないから。ほっ」
菜々「あっ」
楓「!?」
菜々「ン゛ッッッ!!!?」ベチャ
楓「ン゛ン゛ン゛!!?」グシャ
…。
菜々「はい。というわけでですね」
真「うん」
菜々「まあ、世間一般での真さんの…あ、真さんで良いですよね?」
真「良いよ…っていうかそう呼んで欲しいなぁ」
楓「駄目よ。刺されちゃう」
真「何でですか!?」
菜々「w…ええ、まあ。真さんの世間一般でのイメージっていうのは、やはりかっこいいというイメージじゃないですか」
楓「王子よ。真王子」
真「あはは…」
菜々「でもですね。真さんだって女の子ですよ」
真「!そう!そうだよ!」
楓「食い気味に来たわ」
菜々「www…まあ、女の子なんですよ。ですからね…」
楓「可愛いゲームを…やろう、って」
真「可愛いゲームですか?」
菜々「はい。ファンシーで、可愛らしいゲームをやってですね。真さんの可愛さを広めていこうかなと」
真「ほ、ホント…?」
楓「視聴率2%だけど」
真「ン゛ン゛」
菜々「2、300人には広まりますよ。あ、もうちょっとある…?」
楓「wwwwwww」
真「で、でも可愛らしいゲームやらせてくれるんだよね!?」
楓「ちなみに菊地さんは本当にゲームやらないの?」
真「やらないというよりは、やらせてもらえないんですよ…。ホントに…」
菜々「じゃあそのストレスをここで発散して下さい」
楓「可愛いゲームで」
真「う、うん!」
菜々「じゃあやりますか。バイオ4」
http://i.imgur.com/n50ezKf.jpg
真「ん?」
菜々「はい?」
真「え?」
楓「どうしたの?」
真「…可愛い…ゲーム…」
菜々「可愛いですよ」
楓「チェーンソー男どう?ゆるキャラみたいよ」
http://i.imgur.com/zxKo8ra.jpg
真「…ゆるキャラ…?」
菜々「アイアンメイデンとか愛らしい姿ですよ」
真「え?どれ?」
楓「はいやりましょう」
…。
早苗『今度は2005年にカプコンよりニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム。『バイオハザードシリーズ』の第6作目の『バイオハザード4』をやっていくわよ」
早苗『後にPlayStation 2、Microsoft Windows、Wii、PlayStation 3、Xbox 360に移植された事でも有名な作品ね』
早苗『なんとこのバイオハザード4、ゾンビではなく、寄生虫「ガナード」によって支配された村の住民達と戦っていくのよね。新しいでしょ?』
早苗『だけどゲーム自体が初めての菊地真ちゃん』
早苗『そんな訳で、やり方を一通り覚えた後は本来は全クリ後に遊べるモード、マーセナリーズモードをプレイしていくことになったわ!』
…。
※参考動画
http://youtu.be/9Pd3Kn7NdA8
真「えーと…時間内にガナードを…」
楓「これ、結構大量に出てくるから気をつけてだって」
菜々「3分じゃ絶対倒しきれないですよ」
真「そうなの?じゃあ…どうすればいいんだろ?」
菜々「そこかしこに時計マークがありますよね?あれを取れば延長です」
真「あ。これ?…わっ!いきなり来た!」
菜々「逃げちゃ駄目ですよ。倒していきましょう」
楓「基本は軍団の先頭のガナードの顔を撃って、怯んだところをまとめて蹴り飛ばしてまとめて手榴弾だそうよ」
真「なるほど…あれっ?どんどん出てくるよ!」パンパン
楓「『真さーん』」
菜々「『真王子ー』」
楓「『真サマー握手しましょうよー』」
菜々「『真さーんサイン下さーい』」
楓「『きゃー真サマー』」
真「やめて撃ちづらくなるから!!!」
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
真「あっ!」
チェーンソー『…』ドゥルルルン
真「うわー…チェーンソー男も普通に倒すんだよね?」パンパン
菜々「結構分厚いですからね。気をつけていきましょう」
楓「これが熱狂的な菊地さんファンよ」
真「こんなファン嫌ですよ…」パンパン
菜々「あ。あんまり前方に集中すると…」
真「え?」
ガナード『!』バシュ
真「わっ!後ろにもいたの!?」
楓「『真さーん』」
菜々「『真さーん』」
真「えっ!?うわっ!!多い多い!!」
菜々「手榴弾まだあります?」
真「!そうだ!手榴弾手榴弾…」
楓「今はとりあえず逃げましょう。遠くから一網打尽よ」
真「はいっ!…あ」
チェーンソー『…!』ギュルルルルルル
楓「…」
真「…」
菜々「…」
【You Are Dead】
菜々「これが真さんの休日です」
楓「アイドルって、命がけなのね」
真「こんな日常一秒たりともいたくありませんよ」
…。
菜々「この間、貞子vs伽倻子を観にいったんですよ」
楓「一人で?」
菜々「なつきちさんとです」
楓「あー…」
菜々「貞子の設定変わってたのが驚きでしたかね」
楓「一週間じゃないの?」
菜々「2日です」
楓「せっかちね」
菜々「というより貞子は元々幽霊じゃないですからね」
楓「そうなの?」
菜々「はい。あれ元々はウィルスというか病原菌で…あ」
楓「…じゃ、もう一度始めよう」
菜々「それ貞子3Dですよね。分かる人いるかは知りませんけど」
楓「www」
菜々「…」カパッ
http://i.imgur.com/RrXSXbA.jpg
楓「わぁ」
菜々「これまた懐かしい…」
楓「夏だもの。かき氷よ」
菜々「これ昔、一家に一台はありませんでした?…ね!?ありましたよね!?ね!?」
楓「自ら墓穴を掘っていくスタイルなのね」
菜々「視聴率2%ですよ」
楓「wwwwwww」
菜々「早速ですね…これ、普通に冷凍庫のやつで良いんですよね。バラバラでもね」ガラガラ
楓「全部そうじゃないの?」
菜々「あ。シロップありますよ。何にします?」ガリガリ
※参考
http://i.imgur.com/7iKMxba.jpg
楓「種類凄いあるぅ」
菜々「王道でいくとメロン、イチゴ、ブルーハワイ、みぞれ、小豆…あと何でしたっけ?抹茶?」ガリガリ
楓「ここはやっぱり新しい味を試すわ」
菜々「キャラメルとかココナッツミルクとかもありますね」ガリガリ
楓「菜々ちゃんどれとどれが良い?」
菜々「混ぜるもんじゃないでしょうよシロップって」カパッ
楓「私はね…このエメラルドパインをね…」
菜々「普通のパインと何が違うんですかね」ガリガリ
楓「菜々ちゃんは?」
菜々「ココナッツミルクで」カパッ
楓「氷を最後まで削り倒すスタイルね」
菜々「はい」
楓「www」
楓「…はい。出来ました」
菜々「やったの全部ナナですよ」
楓「美味しく削れましたぁ」
菜々「美味しいもなにも削り倒しただけですよ」
楓「でももうこれ、下のところ溶けてるけど」
菜々「室温高いんですよ。この部屋どれだけ機材と人間がいると思ってるんですか」
楓「wwwwwww」
菜々「…早食い勝負します?」
楓「良いわ。望むところよ」
菜々「じゃあいきますよー。レディー…」
楓「ゴッ!」シャクシャク
菜々「…」ブンブンガシャガシャ
楓「…」シャクシャク
菜々「…」ブンブンシャバシャバ
楓「…あっ。頭痛い…」キーン
菜々「…」ゴキュッゴキュッ
楓「!!?」
菜々「…」ゴキュッゴキュッ
楓「そんな手が…!?」
菜々「…ッハァ!!ナナの勝ちですよ!!」キーン
楓「凄ーい」パチパチ
菜々「これでナナも1ポイント獲得ですね」
楓「正直何も悔ひふはいけほね」シャクシャク
菜々「wwwwwww」
…。
菜々「…さて!今回ですね。ゲームをほとんど何も知らない真さんなんですが…」
真「うん」
菜々「その真さんでも、やりこんだゲームがあると…」
真「あるんだよー…これが…ちょっとボクのカバン取ってもらって良いですか?…ありがとうございます」
楓「やけに大きなカバンね」
真「まあ、荷物ほぼこれだけなんですけどね…」ゴソゴソ
菜々「?」
真「はい」ゴトッ
http://i.imgur.com/IT8EwNI.jpg
菜々「…」
楓「拳闘士って書いてあるわ」
真「これ、何故か置いてあったんですよ。家に」
菜々「お父さんが買ってきたんですか?」
真「いや、何故かあったんだって」
楓「何か曰く付きのものなんじゃないかしら?」
真「そんなことはないですけど…ないよ…なぁ…?」
菜々「曰く付きにしても何でこれに曰く付くんですかね?」
真「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
真「これはですね…これを手にはめてもらって…」カチャ
楓「…」カチャ
菜々「…」
真「で、手を振るだけです」
楓「それだけ?」
真「はい。このグローブの線が反応して人形がボクシングしますから。…仕組みはよく分かりませんけど」
楓「ちょこっと振れば反応するの?」
真「はい」
菜々「はい」
http://i.imgur.com/RxqVWt8.jpg
楓「はい」カチャ
真「何してるんですか?」
楓「物は試しよ」
真「え?いや…グローブを手にはめるんですよ?グローブにそれはめても…」
菜々「ファイト!」
真「えっ!?い、いきなり!?」ブンブン
楓「…」ブブブブブブブブ
人形(真)『ガタッガタッ』
人形(楓)『ガガガガガガガガガ』
真「うわ凄い連打!!」
楓「たっかのうち♪たっかのうち♪」パンパン
真「うわちょっと!!楓さん!楓さん!!」
菜々「楓さんの倒れてますよ」
楓「え?」
人形(楓)『ガガガガガガガガガ』バタバタバタ
人形(真)『…』
楓「…」
菜々「…」
真「…」
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
真「wwwwwww」
…。
早苗『まあ見れば分かると思うけど、倒れたら負けのやつよ。これ』
早苗『タカラトミーから発売されていたこの拳闘士 魂は根強い人気もあってか再販されたこともあるのよ』
早苗『本来の遊び方は人形をセットして、グローブを手にはめて振るだけ。間違ってもオレコマンダーをグローブにはめるんじゃないわよ』
早苗『で、人形の後ろには耐久力を調整するレバーもあるから、ハンデ戦も出来るのよ』
早苗『ストレス解消になるかどうかは分からないけど、これも一家に一台あっても良いんじゃないかしらね』
早苗『今度はセコイ手を使わず、己の力のみでやることにしたみたいよ』
…。
真「まずですね、これコツがあるんですよ」
楓「連打?」
真「ただ連打してれば良いってものじゃないんですよ。的確に相手の人形の顔にヒットさせる必要があるんです」
菜々「連打し過ぎるとさっきみたいなシュールな光景になるんですね」
真「これちょっと壊れかけてるから…」
菜々「あ、そういう…」
楓「つまり耐えに耐えて顎をうち抜けば良いのね。最短距離を最小の力で」
真「ん、んん?」
菜々「はじめの一歩の間柴対沢村戦ですね」
楓「そう」
真「いや分かんないです…」
楓「…で、あみだくじで決めた結果…」
菜々「ナナ対楓さん、真さんはシード枠ですね」
楓「A級トーナメントね。優勝賞金はいくら?」
真「えっ!?」
菜々「じゃあ優勝者に敗者達が晩ご飯を奢るのはどうでしょう?」
真「…あ、それくらいなら…」
【第一回戦 安部菜々vs高垣楓】
楓「そういえば、コツがあるって言ってたけど…」
真「簡単ですよ。思いっきり拳を振るだけです」
菜々「いわゆる脳筋プレイですね」
真「ノウキンプレイ?」
楓「でもコツは分かったわ。真ちゃん合図お願い」
菜々「じゃあたかのうちvsあべのうち…」
真「…ん、まあよく分からないけど、レディー………ファイトッ!!」
楓「えいっ」ブンブン
菜々「…」
楓「ほっほっ」ブンブン
菜々「…」
楓「良いの?倒しちゃうわよ?」ガシャガシャ
真「…!」
楓「えいっえいっ」ブンブン
菜々「…セイッ!!」ブンッ
人形(菜々)『バチィ』
楓「あ」
真「あ、あべのうち選手の勝利!!」
菜々「やりました!あべむらの戦略勝ちです!」
真「あべむら!?」
楓「多分名前があべむらななへいになってるわよ」
真「!?」
菜々「www」
【決勝戦 菊の内真vs安部村菜々平】
楓「さあやってまいりました日本フェザー級タイトルマッチ、解説は私高垣楓がお送りします」
菜々「真さん勝ったら何食べたいですか?」
真「思いっきり焼肉食べたいかなぁ」
楓「日本フェザー級チャンピオン菊の内真選手、フェザー級日本三位安部村菜々平選手」
菜々「ちなみにフェザー級は56kgくらいです」
真「そんなにありませんよ!」
楓「wwwwwww」
真「…そういえば、菜々ちゃんは何食べるの?」
菜々「ナナは横浜中華街で高級フカヒレを食べるんです」
楓「菊地さんデンプシーロールよ!」
真「はいっ!!!…は、はいっ!!?」
菜々「wwwwwww」
楓「じゃあ…レディー…ファイト!」
真「セイッ!セイッ!」ガッタガッタ
菜々「セイッ!セイッ!」ガッタガッタ
楓「wwwww」
真「セイッ!!セイイッ!!」ガッタガッタ
菜々「セイッ!セイッ!セイッ!」ガッタガッタ
楓「何なのこの戦いwww」
真「ンンンン……セイイイッ!!!」ガッタンブチィッ
菜々「あっ」
楓「あっ」
真「あっ」
楓「…」
菜々「…」
真「…」
菜々「壊れに壊れましたけど」
楓「曰く付いてたのが解放されたみたい」
真「うわー…やらかしたぁ…」
…。
菜々「初めて手にしたゲームってなんですか?」
楓「…」
菜々「…」
楓「…うーん…」スッ
菜々「…」スッ
楓「…」カパッ
http://i.imgur.com/rC5zAhs.jpg
菜々「…これは…」
楓「…あ、思い出したわ」
菜々「あれですよ。なつきちさんの時にやったクマ・トモですよ」
楓「マリオカートよ」
菜々「あ、初めてやった方ですか…」
楓「…で、これは…」
菜々「ほら、クマ・トモですよ。覚えてます?」
楓「覚えてるわ。これ貰って良いの?」
菜々「ナナも欲しいですね。でもその前に手紙が…」
楓「はい」
菜々「バンダイさんからですね。『安部菜々様、高垣楓様。この度は番組内でクマ・トモをプレイして頂き誠にありがとうございました』」
楓「プレイしてたの夏樹ちゃんだけどね」
菜々「楓さんは汚染させてただけですからね…『そこで、クマ・トモのぬいぐるみをお送りします』…」
楓「ありがとうごさいます」
菜々「『そして2016年、バンダイナムコから発売されたゲーム、『テイルズ・オブ・ベルセリア』。『ワンピース バーニングブラッド』。『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4』、他。これらもプレイして頂ければありがたい限りです』」
楓「そっちが本題なのね」
菜々「露骨な賄賂ですよ。『りいな』ちゃん」
楓「駄目よ。りいなちゃんに罪は無いもの」
菜々「ちなみにですね、カメラには映ってませんけどね」
楓「凄く物欲しそうな目をしてるのね。菊地さんが」
菜々「いります?…あ、食い気味に欲しいって来ましたね…」
楓「じゃあこれが次のギャラの代わりで…」
「!?」
菜々「wwwwwww」
…。
楓「ついに菊地さんともお別れなのね」パンパン
真「結構あっという間でしたよ」
チェーンソー男『ヴァアアアア』ブン
菜々「また出てくれます?」
真「あ、それは勿論!出るよ!」
楓「お値段はちょっと相談ね」パンパン
真「ン゛ン゛!?」
菜々「まあそれはクマ・トモの魔力でですね…」
真「ううっ…可愛いよぅ…可愛いよぅ…」ギュウウウウウ
楓「結局またこうしてバイオをやってるけど、次出るとしたらどんなのが良い?」パァン
真「やっぱり…可愛いのが良いですねぇ…」
菜々「可愛くないですか?チェーンソー男」
真「多分…可愛くない」
楓「じゃあ次はとっても可愛いのを用意しておくから」
真「ホントですか?」
楓「ね?」
菜々「はい」
真「いやぁ…クマ・トモもやってみたいなぁ…」ギュウウウウウ
菜々「あ、そこは焼夷弾でいきましょう」
楓「汚物は消毒じゃー」ボワッ
菜々「燃えますねぇ」
楓「…」
真「…」
菜々「…じゃ、行きますか。焼肉」
真「これ観た後に!!?」
楓「wwwwwww」
終わります
今までHTML依頼出してませんでしたすいません
情弱で・・・
おつ
せがれいじりもクリアしたしバイオ4もやったしあのボクシングのやつも持ってたしシロクマのかき氷製造器も家に有ったから凄く懐かしいスレだった
熱狂的な菊地さんファンワロタ
乙
>>16
コレ持ってたわwwwくっそ懐かしいwww
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