ID:43V+CPef0 の代理です
μ's×Aqoursです
最後まで書き終えてますが、ゆっくり投稿していきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466669270
代理ありがとうございます
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「――第5回ラブライブ優勝者は......」
「音乃木坂学院μ's!」
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「優勝された今、どんな気持ちですか?」
「9人のメンバー、学校のみんな、応援してくれるみんなのお陰でここまでこられました!」
「助けてくれたみんなにありがとう、と言いたいです!」
スレ立てできてました
乗っ取りとかではないです、このまま進めていきます
「次回のラブライブでの二連覇に向けて、ひとこと!」
「――」
「私たちは―― μ'sは――」
「今日でおしまいにしますっ!!」
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にこ「まったく......遅いわ......」ハァ
凛「あっ!にこちゃんいたにゃ~」ダキッ
にこ「ちょっと凛!びっくりするじゃない///」
花陽「にこちゃん、おはよう」ニコ
絵里「相変わらず3人は仲がいいわね」フフッ
希「誰よりも早く来るなんて、にこっち楽しみにしすぎやないの?」ニシシ
にこ「なによー!あんたたちが来るのが遅いんでしょうが!」
穂乃果「はあっはあっ......なんとか...間に合った...?」ゼエゼエ
ことり「そんなに慌てなくても大丈夫だよ、穂乃果ちゃんっ」
海未「まったく......あれほど前の晩は早く寝るように言ったのに......」
穂乃果「楽しみで寝れなかったんだよお!」
真姫「ホント...変わらないわね...」クルクル
絵里「さあ、全員揃ったところで出発よぉ!」
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ガタンゴトン ガタンゴトン
海未「なぜまた今回は熱海にしたのですか?」
絵里「真姫の別荘があって、貸してもらえることになったのよ」
凛「真姫ちゃんすごいにゃー」スリスリ
真姫「暑いんだからやめなさいよ...」
花陽(うわあ...一面田んぼだらけですっ!!)
ことり「でも絵里ちゃんたちは大学生だし、いろいろ大変なんじゃないの?」
希「だいじょーぶだいじょーぶ!普段からちゃーんと勉強してるからねっ」
希「にこっちは大丈夫じゃないかもしれないけどなー」
にこ「なっ...!だだだ、大丈夫に決まってるでしょ!」
にこ「――それより、あんたたちこそ受験の年じゃない」
海未「わたしたち二人はともかく......旅行発案者が心配ですね」ハア
穂乃果「...zzZ ...zzZ」
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「まもなく~ 熱海~ 熱海~」プシュー
絵里「着いたわ!みんな、降りるわよー」トコトコ
ガタン ゴトン ガタン ゴトン
海未「何も忘れ物はしていませんね」
ことり「う、海未ちゃん......あの......」
海未「――あっ...」
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穂乃果「...zzZ ...zzZ」
穂乃果「あ~よく寝たぁ~」フワァ
穂乃果「あれ......もしかして......」
穂乃果「――またはぐれた?」
穂乃果「とっ、とにかく電車から降りなきゃっ!」
「まもなく~ 沼津~ 沼津~」プシュー
[ 沼津 ]
穂乃果「――ぬまづ......」
穂乃果「どこなんだろう...」
穂乃果「誰かわかる人探さなきゃ...」
穂乃果「街に出てみればきっとわかるよね」ピッ
穂乃果「どうしよう...だれか話しかけやすそうな人......」
穂乃果「あっ!あの子なんかよさそう!」
穂乃果「すいませーん!そこの、赤毛の子~!」
「な、なんですか...」クルッ
穂乃果「そうそう、あなた!ぬまづってどのへんなの?」
「えぇ...そんなこと言われても......」
穂乃果「友達と旅行に行く途中で私だけ寝過ごしちゃって...」テヘヘ
「どこに行く予定だったんですか?」
穂乃果「それが...えーと......」
穂乃果「――わかんない...」
「お友達に聞いてみたらいいんじゃないですか?」
穂乃果「あっ、そっかー!すっかり忘れてた!」
穂乃果「うわぁ...いっぱい通知きてるよ......」
穂乃果「行き先がわかったよ!あたみだって!」
「わかってよかったですね」フフッ
穂乃果「ほんとだよー、ありがとう!じゃあ切符勝手くr......」
「......どうしたんですか」
穂乃果「――お財布が...ない!」ガーン
「えぇ......」
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海未「穂乃果っ!あなたは何をしているのですか!」
穂乃果「みんなが穂乃果を置いてっちゃったんでしょー!」プンプン
花陽「まあまあ、落ちついて...」
希「無事に合流できてよかったやん!」
ことり「あなたが穂乃果ちゃんを助けてくれたんだね、ありがとう♪」
「いや...そんな、ちょっとお話しただけですから」
絵里「穂乃果、お財布は見つかった?」
穂乃果「それがまだ見つからないんだよね...」
「おーーい!梨子ちゃーーん!!」タッタッタ
「あっ千歌ちゃん、どこに行ったのかと思ったよ...」
「ごめーん!こっちに来るのが久しぶりでいろいろ見て回ってたらお財布拾っちゃって......」
穂乃果「あっ!それ私のお財布!」
「持ち主が見つかってよかったあ~、はい!どうz...」
「ぁああ......!!」
穂乃果「ん?」
「μ'sだあっ!!」
「μ's?」
「そうだよ!μ's!あのラブライブで優勝した伝説のグループ!」
「私、高海千歌ですっ!μ'sが大好きですっ!ファンですっ!握手してください!」
穂乃果「あはは...ばれちゃったねぇ...」ギュッ
千歌「うわぁ~~穂乃果さんと握手してもらっちゃったあ!!」ルンルン
絵里「まさか今でもこんなに好きでいてくれる人がいるなんてね......」
千歌「ねぇねぇ!せっかくだから梨子ちゃんも握手してもらいなよ!」
梨子「わ、私はいいよ...」
凛「あっ!もしかして!」
凛「あなた!音乃木坂にいたんじゃない?」
梨子「えっ......たしかに去年まで...音乃木坂にいましたけど...」
穂乃果「えっ!そうだったの?」
花陽「たしか...美術部の桜内梨子さん...でしたよね」
梨子「はい...そうです」
真姫「よく覚えてるわね...」クルクル
千歌「でもなんでμ'sがこんなところに?」
ことり「実はみんなで旅行にきてるの」
千歌「へぇ~いいなぁ~楽しそう!」
千歌「じゃあじゃあ、私の家に泊まっていきませんか?」」
にこ「9人も泊まれないでしょ...」
千歌「だいじょうぶ!チカの家は旅館だから!」
にこ「りょ、旅館ん!?」
千歌「富士山の見える露天風呂が自慢なんです!μ'sさんには割引しますよ~!」
絵里(どうする...?)コソコソ
希(いいんやない?ウチらのこと本当に好きみたいやし)コソコソ
海未(私はかまいませんが...真姫は)コソコソ
真姫(別荘のことは気にしないで。それよりあんなに言ってくれてるんだし)コソコソ
絵里「わかったわ、じゃああなたの旅館にお世話になる!」
千歌「ほんとお!?じゃあさっそく9名様ごあんな~い!」
~~バス~~
千歌「あぁ~μ'sと一緒にいるなんて、夢みたいだぁ~~」ルンルン
穂乃果「そんなにμ'sのことが好きなの?」
千歌「そりゃあもう大好き!μ'sに憧れて私も4月からスクールアイドルを始めたんです!」
海未「そうでしたか...」
千歌「梨子ちゃんも一緒にやってくれてるんです!」
千歌「それで...私たちのパフォーマンスを是非みなさんに見て欲しいんです」
にこ「いいけど......私の評価は厳しいわよ」
千歌「是非!厳しくお願いします!」
花陽「桜内さんは沼津に住んでるの?」
梨子「いいえ、私も千歌ちゃんと同じ、これから向かう内浦というところに住んでます」
凛「へぇ~、じゃあなんでさっきは沼津に?」
梨子「画材屋さんにお買い物に...千歌ちゃんもついてく!っていうので一緒に来てて」
ことり「絵描くんだ~向こうに着いたら見せて欲しいな♪」
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[内浦]
千歌「ここが私たちの住む町、内浦ですっ!」
絵里「山も海もすぐそこに見えるのね」
希「景色のきれいな、いいところやなぁ~」
凛「あそこには富士山が見えるにゃ~」
穂乃果「私おなかすいちゃったなあー」グゥー
花陽「私も...」グゥー
千歌「それなら、おいしい魚介を食べていってください!」
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穂乃果「いやぁ~食べた食べた!」ポンポン
海未「さすが漁港がすぐそこにあるだけあって、新鮮でおいしかったですね」
花陽「ごはんも、とてもおいしかったです!」
千歌「そうでしょ?おいしいでしょ~!」フフン
千歌「次はどこに案内しようかな~」
梨子「千歌ちゃん」
千歌「ほぇ?どうしたの、梨子ちゃん?」
梨子「今日はお昼を食べたら練習あるんだけど......忘れてないよね?」
千歌「――っ忘れてたぁー!!」
千歌「まずいよぉ~もう30分も遅刻してる!ダイヤちゃんに怒られる~!」タッタッタ
千歌「みなさん、一緒に来て私たちのライブ、見てください!」
梨子「ごめんなさい、千歌ちゃんが振り回しちゃって......」
絵里「いいのよ、こんなふうに振り回されるのには慣れてるから☆」ウインク
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千歌「――ぜぇぜぇ......」ハアハア
千歌「こっ...ここが......私たちの学校......浦の星女学院です!」
「千歌さんッ!!」
千歌「ヒエッ!」ビクッ
「まったく...また遅刻ですの?あなたが始めたことなのですのに、あなたが一番遅くてどうするのです!」ブツブツ
千歌「はぁい......ごめんなさい...」シュン
「ところで...こちらの方々は?」
千歌「――μ'sだよ?」
「――μ's? あのμ'sですの?」
千歌「そうだよー、ほんものほんもの」
「これはこれはμ'sの皆様、ようこそ内浦へ」
「私はこの浦の星女学院の生徒会長を務める、黒澤ダイヤと申します」ペコリ
ダイヤ「千歌さんがなにか迷惑をかけませんでしたか?」
絵里「いえ、そんなことは。おいしいご飯屋さんを教えてもらいました」
ダイヤ「そうですか――それならよかった」
ダイヤ「千歌さん、梨子さん。2人以外はもう集まっています。早く練習を始めますわよ」
梨子「千歌ちゃん、行くよ」
千歌「はーい!」
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千歌「メンバーを紹介するね!」
千歌「まずは私、高海千歌!μ'sに憧れてスクールアイドルを始めたの!」
梨子「桜内梨子です。地味は地味なりに、頑張っていきます」
果南「私は松浦果南、趣味はダイビング――それくらい?」フフッ
ダイヤ「黒澤ダイヤと申します。やるからには、優勝しか眼中にありませんわ」フッ
曜「渡辺曜です!将来は船長になりたいと思ってます、ヨーソロー!」
善子「――私は堕天使ヨハネ......あなたたちもリトルデーモンになってみない...?」フッフッフ...
花丸「オラは国木田花丸...本を読むのが好きずら」
鞠莉「ハァ~イ、マリーよ♪ 」
ルビィ「く...く...黒澤...ルビィです!アイドルが...大好きです!」
千歌「私たち、全員合わせてAqoursです!」
千歌「――聞いてください...私たちの大好きな歌......」
「START:DASH!!」
アイセー ヘィッ ヘィッ ヘイッ スタートダッシュ!
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パチパチパチ
千歌「ど、どうでしたか?」ハァハァ
「ぜんっぜんっダメ!」
千歌「――え?」
にこ「まだまだだって言ってるの」
絵里「そうね、動きがまだまだ素人」
凛「ダンスにキレがないにゃー」
真姫「曲は自分たちで作らなきゃ...」クルクル
花陽「アイドルが好きっていうのが伝わってこない、っていうか――」
ことり「笑顔がないもんねぇー」
海未「あの程度の練習では、1曲でへばってしまうのも当然ですね...」
千歌「そっ......そんなぁ.......あんなにみんなで...練習...したのに......」グスッ
果南「――千歌...」
穂乃果「――千歌ちゃん......アイドル、楽しい?」
千歌「えっ...」
穂乃果「スクールアイドルはね、いつでも楽しくなくちゃいけないの」
穂乃果「聞いてくれる人を楽しませることも大事だけど」
穂乃果「何より自分たちが一番楽しまなくちゃ」
穂乃果「難しいことじゃないよ」
穂乃果「――Aqoursは何のために歌ってるの?」
千歌「それはっ...」
千歌「μ'sが大好きで...最後にこの学校で何かを成し遂げて、みんなで思い出を作りたい......」
千歌「だから...ラブライブで優勝したいっ!」
穂乃果「――じゃあ、もっと練習して、自分たちの歌で伝えなきゃ」
穂乃果「でしょ?」
千歌「でも...どうやって練習したらいいかわからないし、曲なんか作れないし...」
穂乃果「私たちが教えてあげるっ!」
千歌「えっ...なんでそこまで......」
希「――カードがそう言うてるんよ......」ペラッ
希「Aqoursの未来にはいいことが待ってる、って!」
希「私たち9人、考えてることは多分みーんな一緒!だよね?」
『もちろん!』コクッ
穂乃果「―― だってー可能性感じたんだー、そうだーススメー」
穂乃果「」ニコッ
千歌「後悔したくない 目の前に」
『僕らの道がある』
穂乃果「――それだけじゃ、ダメ?」
千歌「穂乃果さんっ!」ニコッ
穂乃果「さあ、μ'sの特別指導、はじめるよ~」
『お~~!』
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海未「まずは、体力づくり!不十分な人が多すぎます!」
海未「全員、このメニューをこなしてもらいます!」
穂乃果「うわぁ~出たよ、海未ちゃんのハードプラン!」
花陽「みんな、大丈夫かなぁ......」
果南「遠泳50km...」
曜「楽勝だね、果南ちゃん!」
果南「そうだね」
にこ「えっ」
希「さっすが海の子やねえ~」
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花陽「作詞できそうなのって誰かなあ?」
ルビィ「本を沢山読んでるマルちゃんがいいと思います...」
花丸「おらが...アイドルの作詞...」
真姫「作曲したことある人は...いないわよね」
ダイヤ「たしか、鞠莉さんがよく音楽を聴くと聞きましたが」
鞠莉「エッー!そんなこといたって私がよく聴くのは、ハードロックとかパンクとか...」
真姫「そんなのは関係ないの。行くわよ」トコトコ
ことり「衣装担当は...」
花丸「ルビィちゃんならお裁縫が得意ずら」
ルビィ「ルビィに衣装なんて作れるのかな...」
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花丸「花陽さんも作詞をするんですか?」
花陽「ううん。作詞はいつも海未ちゃんがしてくれるんだけど」
花陽「私、小さいときからアイドルが好きだったから」
花陽「アイドルソングの詞についてはよく知ってるほうだと思うの」
花陽「海未ちゃんはまだ外で特訓真っ最中だしね」
花丸「歌詞なんて、生まれてこの方書いたことがないから...どうやって書けばいいかわからないずら」
花陽「難しく考えないで、Aqoursがこれからどうなっていきたいのか」
花陽「マルちゃんがどうしていきたいかを、そのまま書けばいいんだよ」ニコ
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ルビィ「どんな衣装がいいでしょうか...」
ことり「そうだねぇ~、みんな可愛いからどんな衣装でも似合うだろうなぁ~」ニコニコ
ことり「まだ曲ができてないから難しいけど...」
ことり「とりあえず、一緒にアイデア出してこっか♪はいっスケッチブック!」
ルビィ「は、はいっ!」
ことり「可愛い子ばっかりだから、沢山描けちゃうなあ~」カキカキ カキカキ
ルビィ「す、すごい...」
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果南「ぷは~!やっぱり海は気持ちいいね~!」
海未「素晴らしいタイムですね...やはり、毎日泳いでいるのですか?」
果南「そうだね、ここには他にできることもないしね」
海未「どうしてまたアイドルに?」
果南「千歌に半ば無理やりにね、言い出したら聞かないからさ」アハハ
果南「幼なじみの言うことだし、少しぐらい協力してあげようと思って」
海未「同じですね」フフッ
果南「海未さんも?」
海未「はい、私も自分勝手な幼なじみが無理やりに...」
果南「お互い大変だね」
海未「でも、楽しかった。穂乃果はいつも私の知らない世界に連れて行ってくれますから」
海未「あなたもきっとわかる日がきますよ」
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鞠莉「だからー、私はアイドルソングなんか聞かないから、作曲なんかできないのよー!」
真姫「私もそうよ」
鞠莉「エッ」
真姫「私も元はクラシックとジャズしか聴かなかった」
真姫「アイドルの曲なんか軽くて薄っぺらいと思ってた」
真姫「でも作曲のために聞き始めたら、わかったの」
真姫「アイドルソングには人を魅せる不思議な力があるの」
真姫「それを自分で作るのはとってもたいへんだったわ」
鞠莉「あんなにμ'sの曲を作ってきたあなたが...?」
真姫「聴いてくれてるのね」
鞠莉「それはっ...一応アイドルをやる以上、参考にね」
真姫「あなたも曲を作っていくうちに魅力がわかるはずよ」
真姫「さぁ...始めましょ」
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凛「曜ちゃん、泳ぐの早いんだね~」
曜「海が大好きだからね!高飛び込みの選手なんだから!」
凛「へぇ~すっごいにゃ~」
凛「凛は陸上が得意なんだよー!」
曜「じゃあ、陸の凛・海の曜!だね!」
凛「うわぁ~なんかかっこいいにゃー!」
曜「よーしじゃあ、今度はあっちまで競争!」バシャバシャ
凛「負っけないにゃ~!」バシャバシャ
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希「梨子ちゃんはどうしてスクールアイドルに?」
梨子「私は...千歌ちゃんに誘われたから...」
梨子「千歌ちゃんは私が転校してきたとき、誰よりも先に話しかけてくれて...」
梨子「とっても感謝してるの」
希「そうなんや」
梨子「だから、千歌ちゃんのために、私でできることなら何でも助けてあげたい」
梨子「そう思ったから...」
希「そっか.......大好きな人、ちゃんと支えたってな」
梨子「大好きって...そんなんじゃ...///」
希「周りが支えたらんと、一人で抱え込むといかんからね」ニシシ
梨子「?」
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絵里「ハックション!」
ダイヤ「大丈夫ですか?」
絵里「ええ、なんともないわ」
ダイヤ「あななた方から見て、Aqoursはどうなのでしょう」
絵里「ラブライブで優勝するには足りていないものが多いわ」
ダイヤ「やはり...そうですか」
絵里「でも私たちもそうだった」
絵里「ダンスも、歌も、パフォーマンスも...」
絵里「Aqoursはあなたにかかってると、私は思うわ」
ダイヤ「――私に...?」
絵里「そう。見たところ、9人の中で一番しっかりしてそうなのはあなたよ」
絵里「穂乃果や千歌ちゃんみたいな子は、持ち前のリーダーシップでがんがん皆を引っ張っていく」
絵里「でも時には一瞬の思いつきや衝動で動いてしまうこともあるの」
絵里「そんなとき、グループをしっかりと正しい方向へ導けるのが、あなたなの」
ダイヤ「わかりました。その務め、きちんと果たしましょう」
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にこ(まったく...トレーニングや曲作りもいいけど)
にこ(だれもキャラを意識してない!これじゃあただの田舎の芋臭い女の子止まり...)
善子「そこのあなた...リトルデーモンになる気はない?」
にこ「はぁっ?」
善子「この堕天使ヨハネの僕になるのよ」
にこ「なんでこの大銀河宇宙No1アイドルにこにーが、あんたなんかの僕にならなくちゃいけないのよ!」
善子「えっ」
にこ「にこにーを知らないっていうの!?見てなさい、にっこにっこにー!」
善子「知らない」
にこ「ぐぬぬ...まあいいわ、とにかく!あなたのキャラおもしろいわよ」
にこ「そのキャラを推していけば、きっとグループ1の人気者間違いなしよ!」
善子「――キャラ...私はそのような偽りの存在ではない」
善子「悪魔と契約を結んだ、正真正銘の堕天使なのよ!」
にこ(不思議な子ね...この子)
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海未「さあ、今日はこのあたりでおしまいにしましょう」パンパン
千歌「つかれたー」グテ
梨子「千歌ちゃん、μ'sの皆さんを旅館へ案内しなきゃ」ユサユサ
千歌「はっ!そうだった!」ピョコン
千歌「じゃあμ'sのみなさんこちらでーす!」トコトコ
果南「千歌!」
千歌「なーに果南ちゃん?」
果南「せっかくだか、私たちも泊まっていっていい?」
千歌「もちろんだよ!さあ、皆で行こう!」
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穂乃果「あ~夜ご飯もおいしかった~!」
海未「穂乃果、また太ったのではありませんか?」プニ
穂乃果「うわーん!旅行のときぐらいいいじゃーん!」
絵里「お風呂もとっても気持ちよかったわ」
希「露天風呂も自慢だけあって、最高やったわ~」
千歌「今日は漁港で花火大会があるんだけど...みんなで行きませんか?」
凛「わーい!夏といえば花火にゃー!」
鞠莉「オゥ! 日本のファイヤーワーク楽しみ!」
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ヒュー ドーン ヒュー ドーン パン パン
『わぁ~~』
キレイヤネー スゴーイ ファンタスティック!!
穂乃果「千歌ちゃん」
千歌「なんですか?穂乃果さん」
穂乃果「きっと、夢は叶うよ」
穂乃果「信じれば絶対叶う」
穂乃果「あんなに頼れる、最高の仲間がいれば」
穂乃果「私たち、どこにも負けないくらい仲良しだと思ってたけど」
穂乃果「Aqoursの9人にはもしかしたら負けちゃうかも」
穂乃果「やっぱり生まれたときから皆一緒だもんね~、そりゃあ仲良しだよ」
千歌「梨子ちゃんはここの生まれじゃないですよ」
穂乃果「こっ、細かいことはいーの!」
穂乃果「とにかくっ!」
穂乃果「あんなに仲良しで頼れる仲間、絶対大切にしてね」
千歌「もちろんっ!」
穂乃果「どんなことだって9人いればなんだってできちゃう!」
穂乃果「だから、リーダーだからって何でも一人で背負い込まずに」
穂乃果「皆に相談して、全員で力を合わせるんだよ!」
穂乃果「絶対だよ!穂乃果との約束!」
千歌「はいっ!絶対約束します!」
~~~~~~~~~~次の日~~~~~~~~~~~~~~~
千歌「えー!もう行っちゃうのー!」
果南「千歌、もともとここに来る予定じゃなかったんだから...」
千歌「そっか...」シュン
千歌「でも寂しいな...また会いたいな...」
穂乃果「きっとまた来るよ!とっても気に入ったもん内浦!」
千歌「本当に...また来てくれるんですか...?」
穂乃果「次来るときは私たちを越えるくらい人気者になっちゃてるかもね」フフ
穂乃果「なんせ、私たちが直接指導した子達なんだから!楽しみにしてるよ!」
海未「練習メニューは作っておきました。あれに沿って練習していけば、自ずと力はつくでしょう」フフッ
真姫「作詞も作曲も、あとはあなたたちが思う通りに作れば大丈夫よ」
ことり「衣装だって、あれだけお裁縫ができればなにも心配いらない!」
ダイヤ「いろいろと、ありがとうございました」
絵里「お礼を言われるほどのことはしてないわ。あとはあなたたちらしさ、を見つけるだけ」
絵里「ただ変にプレッシャーを与えていないか...それが心配」
ダイヤ「プレッシャーがあるほうが、身が引き締まっていいですわよ」フフ
ダイヤ「必ずμ'sを越えるグループになってみせますわ」
穂乃果「じゃあそろそろバスも来るから」
穂乃果「またね」
"笑顔は絶対に忘れない、いい?"
"アイドルが好きって気持ち、忘れないで"
"仲間を大切にね"
"曲は人の心を惹きつけるのにとっても大切なものよ"
"他の誰よりも自分が一番可愛い!"
"練習、サボってはいけませんよ"
"可愛い衣装、たくさん作ってね"
"もうだめってときは皆に頼っていいのよ"
"楽しく、アイドルを続けてね!"
ブーン
千歌「――行っちゃった...」
千歌「μ'sに貰ったもの全部......忘れずにしまっておかなくちゃ」
千歌「絶対にラブライブで優勝して、μ'sを超えて見せる!」
―― 届かない 星だとしても ――
千歌「みんな、ついてきてくれるよね?」
おわり
乙
つまんね
アニメまであと10日をきったということで
こんなμ'sとAqoursの出会いがあってもいいなあと
初SSで当初考えていた通りにはうまく書けませんでしたが
どちらのファンも貶し合うことがなくなることを願う
[ピーーー] 糞スレたてんな
乙乙
>>52
死.ねクズ
ラブライブ板の人間なら向こうで称賛されたら?
乙。
アニメ前に読めてよかった。
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