幸子・楓「デレマスラジオ、第二ボランティア部出張所!」 (21)

「えむえむっ!ラジオ 第二ボランティア部」×デレマスです

中の人的にやりたかったので
既出っぽい気もするけど気にしないでいきます

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幸子・楓「デレマスラジオ、第二ボランティア部出張所!」


幸子「というわけで始まりました第0回放送ですね。皆さんはじめまして! いやはじめましてじゃない人もいると思いますけど、このラジオでははじめましてですよね! 輿水幸子です!」

楓「高垣楓です〜」

幸子「で、ボク何も知らないんですけど、何ですかこれ」

楓「何って、ラジオ?」

幸子「いやそれは知ってますけど……しかも第0回って」

楓「あら、第1回じゃないんですね」

幸子「そうなんですよ。なんか第0回らしくて」

楓「それはお試し、的な?」

幸子「まぁそうなんじゃないですかね? というかそこより問題は中身ですよ中身。放送タイトルから全く訳がわかりません」

楓「えーと、ボランティア部というのがあって。それでその、出張?」

幸子「出張って、ここ普通にいつものラジオ収録所ですよ」

楓「まぁまぁ、気にせず」

幸子「えぇ……じゃあ始めていきます?」

楓「その前にこの机の上。見てください」

幸子「サンドウィッチに水にお茶と、それからお菓子がたくさんありますね」

楓「これは自由に食べていいそうですよ」

幸子「まぁ、ボクはお菓子を食べるのくらい我慢できますけど」

楓「あら? それはお菓子を食べたいとは思ってる、ということですか?」

幸子「あぅっ……そっ、それは……」

楓「まぁまぁ、食べても大丈夫ですから。自由にどうぞ♪」

幸子「ま、まぁもし、もしですよ! 食べたくなったら食べますけど。まぁありませんけど!」

楓「ふふ」

幸子・楓「デレマスラジオ、第二ボランティア部出張所!」


幸子「改めまして、輿水幸子です。可愛いボクですよ!」

楓「改めまして、高垣楓です〜」

幸子「で、ですね。原作の説明をしろと言われてますけど……原作ってなんですか?」

楓「あら? 『えむえむっ!』の説明ではないんですか?」

幸子「なんですかえむえむって……まずこれ一応アイドルのラジオなんですよ」

楓「そうなんですか? では、何を説明すれば?」

幸子「ボクもそれがわからないんですけどね……」

楓「それじゃあもう、自己紹介にしましょうか」

幸子「え、いいんですか」

スタッフ(OKのサインをする)サッ

楓「OKらしいので自己紹介にしましょう〜。というか、私たちのプロフィールが手元にあるので、これを読むよう言われているんですけどね」

幸子「楓さんはちゃんと段取りが知らされてるんですね、やっぱり……」

楓「ふふ。まぁ、それじゃあ読みますね。えーと、輿水幸子、14歳。世界一可愛い(自称)アイドルで、様々な番組にも出演していらっしゃる、と書いてありますね。えー、私は高垣楓25歳。クール系で大人の女性と言った感じ、と書いてますね、ふふ」

幸子「その自称って何なんですか」

楓「貶してるのか褒めてるのかわからないですね。あ、でも可愛いとは言ってますし、褒めてるんじゃないですか?」

幸子「ポジティブですねぇ……まぁボクもポジティブで明るい、可愛いアイドルですけどね」

楓「あらあら」

幸子・楓「デレマスラジオ、第二ボランティア部出張所!」


楓「と、いうことで次はこのラジオでこれからやっていくコーナー3つを紹介しますね」

楓「えーとまずは、SM診断です」

幸子「んーとこのコーナーはですね。SなのかMなのか診断して欲しいことをリスナーさんに投稿してもらい、判断するというコーナーなんですけど……何ですかこれ!」

楓「楽しそうでいいと思いますよ」

幸子「14歳に何やらせるんですか……」

楓「とりあえず、今回は初回ということでですね。スタッフさんから例題が来ているのでそちらでやりましょう」

幸子「や、やるんですか……?」

楓「えー、『僕の友達はムダ毛を処理する時ライターで燃やして処理します。彼はSなんでしょうか、Mなんでしょうか?』だそうです」

幸子「……何だかその文だと、スタッフさんが友人にライターで燃やしてもらって処理してる、みたいな文ですね」

楓「え? どういうことです?」

幸子「『僕の友達はムダ毛を処理する時にライターで燃やして』とは言ってますけど誰のムダ毛とは言ってないですよね。それじゃ書き手であるスタッフさんになりません?」

楓「なるほど……そういう裏まで読み取らなければいけない、そんなコーナーなんですね」

幸子「えっ? いやそれは違うと思いますけど……多分」

楓「あぁ、でもリスナーさんは次回からおはがきを投稿なのでこの放送を聴いてから送ってくる……それじゃあ、もっと裏を読む必要のある文が来るのでは?」

幸子「いやそんな難しいのはさすがにスタッフさんが弾くんじゃないですかね」

楓「でもですよ。こんな裏を読ませてくるようなスタッフさんですから絶対に『S』ですよ。わざとそういう投稿を逆に採用しそうですよ」

幸子「そんな感じのラジオだから、いじられ役のボクなんですかね?」

楓「では私は何故選ばれたのでしょう?」

幸子「そこはまぁ……なんででしょうね」

楓「あぁ、話がそれましたね。結局このライターで処理する方はSMどっちでしょう?」

幸子「まぁ人の毛を燃やすんだったら……Sじゃないですか?」

楓「ではSですね! Sです!」

幸子「あっ、それで決定なんですか!?」

楓「それでは、次回からリスナーさんからのお便りでこのコーナーをやっていくので、投稿お願いしますね。私たちの独断と偏見で、勝手に判断しますよ〜」

幸子「ずいぶんゴリ押しな感じですね……これからが不安でしかないんですけど」

楓「まぁまぁ。えっと、このコーナーはこんな感じでやっていくことになりますね。それでは次のコーナーに行きましょうか。次のコーナー名、幸子ちゃんでお願いしますね」

幸子「フフーン、可愛いボクが完璧にコーナー名を言いましょう! えっと……SじんMじん!」

楓「SびとMびと、ですね。S人M人なんて読みにくい書き方するなんて、意地悪なスタッフさんです。

幸子「なんで楓さんのほうの資料には読み仮名がついててボクのにはついてないんですか! やっぱりスタッフさんはSなんですね!?」

楓「まぁまぁ。それではコーナーの紹介に入りますね。こちらのコーナーは同じシチュエーションでも『Sの人ならこうする、Mの人ならこうする』というのを判断するコーナーですね。これもスタッフさんからの例題があるのでそれでやりましょう」

幸子「このお便りですね。えーと1つ目は……野菜炒めを作るときに『S人なら、野菜をなじりながらゆっくり弱火で痛めつける。M人なら、油を自分の方に跳ねさせて一瞬の熱さを楽しむ』……いやそれどれだけMなんですか!」

楓「炒めつけると痛めつけるをかけてるなんて……中々ユーモラスです」

幸子「スタッフさん……」

楓「というかこの例題の内容、これで合ってるんじゃないですか? もう文句の付け所が無いのでは?」

幸子「うーん……あっ、でも痛めつけるなら弱火じゃなくて強火でやればいいんじゃないですか?」

楓「でも、野菜炒めを作るのに、弱火でゆっくりやったほうが甘みが出ません?」

幸子「そうなんですか? あまり野菜炒めとかわからないんですよ……あっ、まぁいや別に作れますけど! ボクは料理も完璧ですからね!」

楓「ふふ。というか、そうやってより痛めつける方法が思いつく幸子ちゃんは、もしかしてS?」

幸子「えぇ!? いやボクはSとかMじゃないですから!!」

楓「あぁ、でも確かにいじられ役でそれで楽しそうですし、やっぱりM?」

幸子「えぇ!? ちょっと何か自分がどっちなのか怖くなってきたんですけど!?」

楓「うふふ」

幸子「でっ、でもそうやってボクをいじってくる楓さんはSですよ!」

楓「楽しいからおっけーです〜」

幸子「なんですかそれ!」

楓「えーと、今のように私たち2人が、シチュエーションで『S人ならこうする、M人ならこうする』というものを投稿していただいて、それについて話す。というものです〜」

幸子「なんか最初の時とコーナーの内容が変わってるような……というか進行とかはもう楓さんに主導権あるんですね……?」

楓「まあまあ。それでは最後の3つ目のコーナー、幸子ちゃんお願いします」

幸子「はいはい……えーとNN、です! このコーナーはですね、お題の何かしらのものに対して私たちが全力で……なじる!?」

楓「あら」

幸子「NNは何でもなじる、という意味らしいですけど……それよりもこのコーナーの内容! 何ですかこれ!」

楓「それでは、お題はこちら。テッシュボックスです」サッ

幸子「あっ、もうそんなすぐ出してくるんですね………………えっ、どうなじるんですか……?」

楓「うーん、思いつかないですね……まず順番を決めましょうか。それではジャンケンで」

幸子「えっ、ジャンケンですか!?」

楓「はーい、さーいしょーはグー♪」

幸子「じゃっ、ジャンケンポン!」

楓「カッタ」

幸子「マケタ」

楓「これは……私からですか?」

幸子「まぁ、そうですかね」

楓「えぇ〜、どうしましょう…………あ、幸子ちゃん先に思いついたら言ってくださいね?」

幸子「いやこれは全然思いつかないですから!」

楓「ティッシュボックスですか……よし、行きます。高垣楓、行きます」


――――――――何白い紙垂れ流してるの!

楓「あぁ、えっと、この、何ですか。言った後の自分の動揺が隠しきれない感じは」

幸子「正直聞く方も対応に困りますねぇ、これ!」

楓「何はともあれ私は言いました。さぁ、次は幸子ちゃんの番ですよ」

幸子「どうすればいいんですかこれ!」

楓「このコーナー、難しいですね。何と言うか……自分のスキルが削られるような」

幸子「…………よし、どうにかします!」


――――――――あなた名前なんて言うんですか? キュート? ……鏡見て出直してきてくださいよ。

楓「これは……あの、あれですよ。処理に困る」

幸子「なんですか……何かもう、私お家に帰ってから反省しますから」

楓「これは体力削りますね……まぁ、きっとこれで皆さん喜んでますよ」

幸子「ティッシュなじって誰が喜ぶんですかぁっ!」

楓「確かに…………じゃなくて全世界がですよ! 全世界が震撼、みたいな。きっとみんなその瞬間に鏡ザッて見ますから」

幸子「えー、というわけでこのようにやっていくコーナーでした…………やりやすいお題で! 皆さん助けてさい! 助けてくださーーーい!!!」

幸子「さて、第二ボランティア部出張所、第0回目ということでお送りしてきたんですけど」

楓「これもう、1回目でいいですよね」

幸子「これはお菓子食べないとやってけないですよさすがに」モグモグ

楓「ふふふ、あらあら」

幸子「ふぅー……って! あーいや別にそんなお菓子が大好きってわけだとかそんなんじゃないですよ!」

楓「そうなんですか? ふふ」

幸子「そっ、そうですよ! あっ、こぼしちゃった……ポリポリしてて」

幸子「あの、別に楓さんとラジオをやるっていうのは全然不安じゃないです。むしろ楽しみでしたし。ただ、今回ですんごい不安になりましたよ」

楓「まぁ、でも今回は私たちがSになるのかと思いきや、Mになるような場面もあり。もう、恐ろしい番組が始まってしまいましたね」

幸子「でも、楽しかったですよ」

楓「ふふ、そうですね。リスナーさんにも楽しんでいただければ、と思います。また、お便りも大募集です」

幸子「と、いうわけでですね。今回はこのあたりでお別れです」

楓「初回からボリューミーでしたね」

幸子「いや本当そうですよまったく……と、いうわけで。お相手は輿水幸子と」

楓「高垣楓でした〜」

ってことで短いですけど第0回これで終了です

第1回以降もやるかは未定ですが……やれたらいいなぁ

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