奈緒「おはようございまーす」
P「おや?おはよう奈緒」
P「今日はオフだったよな?」
奈緒「あぁ、Pさん」
奈緒「うん。暇だからちょっと遊びにきたよ」
P「そうか。まぁ、ゆっくりしていけ」
奈緒「まぁ、そのつもりだけど…」
奈緒「茜ちゃん、あたしに気づかないくらいテレビに釘付けだな」
茜「……」キラキラ…
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奈緒「何見てるのかなーって…」
奈緒「おぉ?時かけだ」
P「奈緒はやっぱり知ってるか」
P「時をかける少女、良いよな」
奈緒「名作だよな〜…って、今テレビでやってんの?」
P「いや、俺が個人的にDVDを買ってきて持ってきたんだ」
P「事務所に遊びに来た子の暇潰しにでもなれば良いかなと思って」
奈緒「それであたしみたいに遊びに来た茜ちゃんに…ってわけだ」
P「そういうことだな。奈緒も一緒に視たらどうだ?」
奈緒「じゃあ、せっかくだしそうするよ」
茜「……」キラキラ…
奈緒「(しかし食い入るように視てるな茜ちゃん)」
奈緒「(こういう青春アニメ好きなのかな)」
『未来で待ってる』
奈緒「(おっ、クライマックスのとこか)」
『うん。すぐ行く、走っていく』
奈緒「(…想いはいまだけのものじゃない)」
奈緒「(いまを繰り返して未来に繋げるんだ…)」
奈緒「(やっぱ良いアニメだな、これ…)」
茜「…!!」ガタッ…!
奈緒「お?」
P「ん?」
茜「……」スタスタ…
奈緒「…茜ちゃーん?ED視なくて良いのかー?」
茜「……」ガラッ…
P「…?」
P「茜、窓を開けてどうした?」
P「何か気になるものでも見えたか?」
茜「…プロデューサー!!」
P「ん?」
茜「未来で待ってます!!!」グッ…!
P「!?」
奈緒「(窓に足かけて…って…)」
奈緒「…おい、ここ3階だぞ!?」
茜「タイムリープっ!!!」ぴょーん…
P&奈緒「とんだー!?」
茜「………ダメでした」
P「ダメでしたじゃないよ!!未来より遠い所に行くつもりか!!」
奈緒「茜ちゃんの馬鹿!!心配かけさせんなよぉっ!!!」
茜「あれ?奈緒さん、おはようございますっ!!」
奈緒「うん、おはよう!!茜ちゃん、怪我は!?」
茜「大丈夫です!!お茶とカレー飲んでますからっ!!!」
奈緒「お茶とカレー凄いな!!」
P「…本当に大丈夫そうで良かった」
P「ほら、事務所に戻るぞ」
P「奈緒と大人しく遊んで…」
ダダダダダッ…!
P「ん?事務所から凄い足音が…」
真尋「タイムリープっ!!!」ぴょーん…
P&奈緒「まひろー!?」
真尋「………よく考えたら私は走ってすぐ行く側だったねっ!」
茜「あー!だから私も…」
P「側とか無いから!!みんないまに留まってるから!!」
奈緒「なんでパッションはすぐ逝こうとするんだ…」
真尋「あっ、でも私陸上部だし足腰には自信あるよっ!!」
奈緒「陸上部なら飛び込みしてろ!飛び降りんな!!」
茜「プロデューサー!!未来には誰が待ってるんですか!?」
P「未来に待ってるのはトップアイドルになったお前達…」
ぴょーん…
P「…ん?」
のあ「未来で待ってる」
P&奈緒「のあーっ!?」
のあ「………キャラ的に行けるかなと」
P「自分の限界を知るのに命をかけないでくださいっ!!」
奈緒「でも一瞬飛べるのかなーって思っちまった…」
のあ「大切なのは、信じる心…」
のあ「きっと、貴女も…」
P「いや、のあさんも何故無事かはわかりませんけど飛べてませんからね?」
奈緒「…はぁ。事務所に遊びに来ただけのはずなのになんでこんな疲れてんだろ、あたし…」
P「これ以上こんなことする子はいないと思うが、あのDVDは片付けておくか…」
ぴょーん…
P&奈緒「…え?」
川島「過去に帰りたい。わかるわね?」
P&奈緒「わかんねぇよ!!」
おわり
茜なら飛べるかなと思ってつい書いた
タイトルでシリアスかと思ったらギャグで安心したw
跳べよwww
インザスカイww
乙
親方ー!空から女の子が!
のあさん自分でキャラとか言っちゃダメ!
>>12
??「女の子よね、わかるわ」
のあさんなら飛べるんじゃねーか、とか思ってしまったww
乙乙
kwsmさんだけ妙に切実だwwwwwwww
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