モバＰ「シンデレラガールズ総選挙」

モバＰ「たったひとりにだけ与えられる称号『シンデレラガール』」

モバＰ「その頂きを目指す少女たちに、そしてそれを成し遂げた彼女達にこの歌を送ります」

モバＰ「聞いてください。　『シンデレラガールに捧げる歌』」

モバＰ「愛梨よりー普通にー」

乃々「……？」

モバＰ「もりくぼがっ好っきー！！」

乃々「……えっ」


モバＰ「蘭子よりー普通にー」

乃々「ちょっと……」

モバＰ「もりくぼがっ好っきー！！」

乃々「や、やめてほしいんですけど……」

モバＰ「しぶりんよりー普通にー」

乃々「ま、また……」

モバＰ「もりくぼがっ好っきー！！」

乃々「……むーりぃ」


モバＰ「しゅーこよりー普通にー」

乃々「ま、まだやるんですか……おにですか……」

モバＰ「もりくぼがっ好っきー！！」

乃々「うう、もう無理なんですけど……もりくぼは机の下に逃げ込みますので……」

まゆ「こんにちは、乃々ちゃん。お邪魔してますね」

乃々「ひっ！」

まゆ「うふふっ、モバＰさんの乃々ちゃんへの想いしかと聞かせていただきました」

乃々「」

オワッタ

乃々「（こ、このままだともりくぼはまゆさんにお仕置きされてしまうんですけど……）」

まゆ「Ｐさん。まゆ、言いたい事があるんですけど」

モバＰ「おっ、どうしたまゆ。言ってみろ」

まゆ「うふっ。じゃあいきますね」

乃々「（も、もうダメですおしまいです。もりくぼはハンバーグにされてしまいます）」

まゆ「リボンより、普通に……」

乃々「……へ？」

まゆ「乃々ちゃんが好っきー！」

乃々「」

まゆ「Ｐさんが口付けたカップに残ったコーヒーより、普通に……」

まゆ「乃々ちゃんが好っきー！」

まゆ「Ｐさんが着たシャツ（＠夏の暑い日）より、普通に……」

まゆ「乃々ちゃんが好っきー！」

まゆ「Ｐさんが乃々ちゃんのライブ映像の未公開シーン（パンチラ）をオカズに致した後のティッシュより、普通に……」

まゆ「乃々ちゃんが好っきー！」

乃々「（ただのド変態なんですけど……）」

おっ、二番かな？

モバＰ「はっはっは。凛と違ってまゆは物質的なものにはあまり興味がないんだな」

まゆ「まゆは奥ゆかしいんですよぉ」

輝子「さ、さすがはまゆさんだな……フヒ」

モバＰ「おはよう輝子。ちょうど今ふたりでシンデレラガールを讃える歌を歌ってたんだ」

乃々「（全然讃えてないんですけど……）」

輝子「あぁ……ドアの向こうからもきこえてた……わ、わたしもいいかな？」

まゆ「もちろんです」

輝子「じゃあ……愛梨さんの美貌を支えるシメジ君より……普通に……」

輝子「ぼののさんが好きだぜヒャッハーーー！！！！」

乃々「」

輝子「……蘭子ちゃんを魔王に覚醒させるベニテングダケ親分より……普通に……」

輝子「ぼののさんが好きだぜヒャッハーーー！！！！」

乃々「（神崎さん死んでしまうんですけど……）」


輝子「渋谷さんが薄い本に出る時に食べてそうな催淫茸先輩より……普通に……」

輝子「ぼののさんが好きだぜヒャッハーーー！！！！」

乃々「（もっ、もりくぼにはまだ早いんですけど……//）」


輝子「……塩見さんの実家の和菓子屋の斜向かいの乾物屋名物乾燥しいたけ翁より……普通に……」

輝子「ぼののさんが好きだぜヒャッハーーー！！！！」

乃々「（もはや周子さん関係ないんですけど……）」

乃々「こ、こんなに褒められたらもりくぼは死んでしまいます。早く机の下に帰らないと……」

モバＰ「そこはお前の家じゃないぞ森久保ぉ！　はやく仕事に行くんだ」

乃々「むーりぃ……」

輝子「ま、まぁ待て親友。強引にやってもぼののさん困るだけだぞ」

まゆ「そうですよぉ。自主性がないと乃々ちゃんのかわいさは引き出せません」

乃々「（お二人ともナイスです……アンダーザデスクはインドアなんです……）」

モバＰ「しかしだなぁ……」

まゆ「うふっ。Ｐさんのためにちゃーんと用意してきました」

モバＰ「……なるほど！」

モバＰ・まゆ・輝子「もりくぼ（乃々ちゃん・ぼののさん）応援大会だ！！」

乃々「（……へ？）」

モバＰ「じゃあまず俺からだな……」（ガサゴソ）

　モバＰ　は　もりくぼのおめん　を　そうびした！

乃々「（……何でＰさんはもりくぼのお面を……）」

モバＰ「いくぞぉ！」

乃々「（……な、何がはじまるんですか……）」

　モバＰ　は　ふしぎなおどり　をおどった！

まゆ「乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！」

輝子「ぼーののさん！　ぼーののさん！　ぼーののさん！　ぼーののさん！」

モバＰ「……むーりぃ」ﾊﾞﾀﾘ


　モバＰ　は　ちからつきた！！


まゆ「乃々ちゃん頑張って！　負けないで！」

輝子「立ってくれぼののさん！　頑張ってヒャッハー！！」


　モバＰ　は　たちあがった！


まゆ「乃々ちゃんよかった！」

輝子「フヒ……じゃあ次は……」

　輝子　は　もりくぼのおめん　を　そうびした！
　輝子　は　ふしぎなおどり　を　おどった！


モバＰ「もーりっくぼ！　もーりっくぼ！　もーりっくぼ！　もーりっくぼ！」

まゆ「乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！」

輝子「……むーりぃ」ﾊﾞﾀﾘ


　輝子　は　ちからつきた！！


モバＰ「立てー立つんだ森久保ぉ！！」

まゆ「乃々ちゃん頑張って！　負けないで！」


　輝子　は　たちあがった！


モバＰ「やればできるじゃないか森久保ぉ！」

まゆ「乃々ちゃんよかった……じゃあ次は私ですねぇ……」

　まゆ　は　もりくぼのおめん　を　そうびした！
　まゆ　は　ふしぎなおどり　をおどった！


輝子「ぼーののさん！　ぼーののさん！　ぼーののさん！　ぼーののさん！」

モバＰ「もーりっくぼ！　もーりっくぼ！　もーりっくぼ！　もーりっくぼ！」

まゆ「……むーりぃ」ﾊﾞﾀﾘ


　まゆ　は　ちからつきた！！


輝子「立ってくれぼののさん！　頑張ってヒャッハー！！」

モバＰ「立てー立つんだ森久保ぉ！！」


　まゆ　は　たちあがった！


モバＰ「やればできるじゃないか森久保ぉ！」



乃々「」

＜30分後＞

モバＰ「もーりっくぼ！　もーりっくぼ！　もーりっくぼ！　もーりっくぼ！」

まゆ「乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！　乃―々ちゃん！」

輝子「ぼーののさん！　ぼーののさん！　ぼーののさん！　ぼーののさん！」

美玲「乃々―負けるなー！」

茜「気合です！　立ち上がってください！！」

智香「フレッフレッ乃々ちゃん頑張れ頑張れ乃々ちゃん　M・O・R・I・K・U・B・Oレッツゴー！」

美波「がんばれ（ハート）がんばれ（はーと）」

ぴにゃこら太「ぴーにゃーぴーにゃにゃ！　ぴーにゃーぴーにゃにゃ！」

乃々「（どんどん出づらくなってるんですけど……あうぅ……）」

モバＰ「よぉしもう一息だ。次は『ヘリから100人の幸子人形をダイブさせるもりくぼ』を……」

？？？「大変です！」

乃々「この声は……」

みんな『ちひろさん！！』

ちひろ「モバＰさん。たった今第五回シンデレラガール総選挙の結果がでたんですが……」

モバＰ「ま、まさか……」

ちひろ「はい。ついに……」














ちひろ「乃々ちゃんのデビューが決まりました」

みんな『いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！』




乃々「」

ちひろ「おめでとうございます。これでアンダーザデスクが揃ってライブに出られますよ」

モバＰ「……嘘じゃ、ないんですね？」

ちひろ「はい。最終結果です。中間と違ってこれ以上変動はありません」

乃々「（ど、どうしましょう。恐れていたことがついに現実になってしまいました……）」

モバＰ「そうか……ついに森久保がデビューか……

モバＰ「レッスンを逃げ出そうとしたり机の下から「むーりぃ」なんて涙目になってた森久保がなぁ……」

輝子「感慨深いな、フヒ……」

まゆ「Ｐさんの想いが通じたんですね」

モバＰ「いや、それは違う。俺やちひろさんやトレーナーさんが道を示し、お前達が目標になってくれたのはもちろんだが……」

モバＰ「何よりあいつ自身が諦めなかったからだ。一歩ずつ階段をのぼった、俺の自慢のアイドルだよ」

乃々「……」

モバＰ「乃々、おめでとう」（ｷﾘｯ）

乃々「（ちょ、調子が狂うんですけど//）」

モバＰ「しかしうれしすぎるなぁ。これで思い残すことはなにも……」バタッ

まゆ「心がいっぱいです……」バタッ

輝子「フヒ、と、とりあえず……」バタッ

乃々「（た、倒れてしまったんですけど！！）」


乃々「み、みなさんしっかり……」










♪～コポポポポポポポ…～♪

♪テッテーテッテテッテーテッテ
テッテーテッテテッテーテッテ♪

乃々「な、なんですかこの音は……」


モバＰ「……」ムクッ

まゆ「……」ムクッ

輝子「……」ムクッ

その他のみんな「……」ムクッ

乃々「あっ、無事だったんですね……」




モバＰ「ファァァァァァァァァ！！！！」

乃々「？！！」

モバＰ「ＣＤデビューした森久保見てやってぇ！！」

輝子「最高だぜイヤッハーー！！」

まゆ「乃々ちゃんの曲聞いてください！！」

美玲「サイッコー！！」

乃々「あ、あの……」

モバＰ「よぉし、胴上げだぁ」


みんな『わーっしょい！！　わーっしょい！！　わーっしょい！！　わーっしょい！！』

乃々「む、むーりぃ！！」








・・・・・・

乃々「はっ！」

乃々「…………」

乃々「夢、か」











　＜おｗｗ

モバＰ「夢じゃないぞ森久保ぉ！」







モバＰ「休憩は終わりだ、さっそく曲の打ち合わせ行くぞぉ！」

乃々「むーりぃ」ズルズル　


　　＜おわり＞

以上で終わりです。いわずもがな、元ネタは芸人の永野さんです。
この人のネタ、単発ならともかく続けるとちょっとしんどいものがありますね……


ご拝読ありがとうございました。依頼だしてきます。

どこら辺がシンデレラガールを讃えてたのか

ええやん

Ｐの机の下を独断で守るもりくぼも見たかった乙