sageになってた


ダージリン「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」

オレンジペコ「あの～、正しくは『俺の物はおまえのもの、お前の物はおれのもの』がシェイクスピアの……」

ダージリン「？」

ダージリン「あなたドラえもんを知らないの？」

オレンジペコ「へ？」

ダージリン「確かにシェイクスピアの言葉にも良さはあるけれど、ジャイアンさんの言葉には劣るわ」

オレンジペコ「え？え？」

ダージリン「なんてね、一番すきなのはのび太くんよ」

オレンジペコ「…………」

ダージリン「ペコえも～ん！マホアンがいじめてくるわ～」

オレンジペコ「は、はあ」

ダージリン「強い戦車だしてくださらないかしら～？」

オレンジペコ「ええ……」

ダージリン「なんでも良いから、お願い～」

オレンジペコ「えーっと、じゃあ、クルセイダー」ﾊﾟｯﾊﾟﾗﾊﾟｰｯﾊﾟﾊﾟｰ

ダージリン「はい？」

オレンジペコ「え？」

ダージリン「これじゃあ、黒森峰に勝てないでしょう？」

オレンジペコ「…………」

ダージリン「ペコえも～ん！」

オレンジペコ「またですか？」

ダージリン「アサム夫が、この紅茶は２人分しかないんだとか言ってきますわ～」

オレンジペコ「（アサム夫って……）」

ダージリン「今すぐ紅茶が飲みたいわ～。なんとかしてくださらな～い？」

オレンジペコ「では、リプトンの紅茶で我慢してください。はい、どうぞ」ﾊﾟｯﾊﾟﾗﾊﾟｰﾊﾟﾊﾟｰ

ダージリン「はい？」

オレンジペコ「え？」

ダージリン「ティーバッグじゃ風味が足りないでしょう？」

オレンジペコ「…………」

ダージリン「ペコえも～ん！」

オレンジペコ「はあ……」

ダージリン「みほ杉みたいに面白い作戦を発案したいわ～」

オレンジペコ「（え～っと、みほさんのことかな？）」

ダージリン「どうにかならなくて～？」

オレンジペコ「無理です」

ダージリン「なにかあるでしょう～？」

オレンジペコ「じゃあ、この教本をどうぞ」ﾊﾟｯﾊﾟﾗﾊﾟｰﾊﾟﾊﾟｰ

ダージリン「はい？」

オレンジペコ「え？」

ダージリン「こんな基礎中の基礎しか書いていない本では、みほさんのようになれるわけないでしょう？」

オレンジペコ「…………」

オレンジペコ「さらばダジ太様。あなたとの楽しかった思い出を私はわすれません。いつまでもいつまでも……」

完

練習試合

ダージリン「あなたに勝たなくちゃ、ペコえもんは安心して帰れないのよ！」

まほ「？」

ダージリン「砲撃っ！」

・・・
・・
・

審判「聖グロリアーナ女学院の勝利！」

ダージリン「やった……やったわ、ペコえもん」

まほ「どうした？お前の所の後輩は転校でもしたのか？」

ダージリン「いえ？この連休で実家に帰っているだけですけど？」

まほ「そ、そうか」

アッサム「（恥ずかしい……）」

一方その頃


ミカ「やあ、アキーミン」ﾎﾟﾛﾛﾝ

アキ「…………」

完

もうちょい続けて