【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】 (1000)
リライト版恋姫無双凡将伝
の二次創作です。
凡将伝内の様々の事柄に 想像と憶測で味付けした 作品です。
凡将伝作者、一ノ瀬氏には使用許可を快諾頂いております。この場で厚く御礼申し上げます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458019413
私は今、南皮から伸びる 街道の一つに立っている。
私の後ろには大小の煉瓦を積んだ荷馬車や牽き車 が整然と並び、その横には郎党共が私の下知を待っている。
この街道は袁領内でも主要な街道で、昼間は人馬 荷駄の行き来が盛んであるが流石に夜はぱたりと 静かになる。
半間おきに焚かせたかがり火で明るい路面を確認すると、私は一息吸うと
「うーし。やるぞ」
と吠えた。
次の瞬間、低いが揃った 応えと同時に幾千の足音が、己が持ち場に動くのを聞きながら今回の壮大だが愉快な闘いに知らず口元を緩めながら私は絵図を開いた。
南皮城内で田公に呼び出されるのは珍しい事ではない。
大抵は城内の修繕や、領内各城の保全状況の報告場合によっては城まで出向いて調査修繕もある。
が、田公と麹公の揃い踏みの場合ほぼ難題が降ってくる。
(うーわー。まーた何か 降りかかるの?この間みたいな『袁領内の城の水源を全て調査修繕しろ』系の命令なら一年は家に帰れないからなぁ)
畏まった表情のまま難題の中身を思考していると 田公の側仕えの若いのが 巻物を一巻運んで来た。
「中を拝見しても?」
重々しく頷く二人を見てから封紐を解き、ゆっくりと開いていく。
中から現れた文章は私を刮目させるに十分だった
「あの、これを本当に、その、やる。もとい、行うのでしょうか?」
「おうよ。長年普請仕事している貴公なら出来ん事もあるまい?」
にたり。と悪戯が成功したのを楽しむように笑んだ田公と、その横で真面目顔しながら内心は同じであろう麹公を見ながら私はやりがいはあるが 壮大過ぎる命令に内心頭を抱えた。
(んなもん、一家の財でやれるもんじゃねーぞ。 袁領内の街道を整備して 路面に煉瓦を敷き詰めろ 。だあ?)
どうも顔に出ていたらしく、笑みを消した田公は 真顔に戻ると
「この普請仕事は袁家直轄でやる。無論掛かる費用は全て袁家が持ち、材料も袁家が支給する。
だが、普請に長けた者がやらんと時間ばかり掛かってどうにもならぬ。
貴公なら、普請役として 袁領内の街道については 熟知しておる。正に適材」
「軍としてもこの計画は 戦略戦術共価値有る物と 評価する。だがその為には戦を知る者がこれをやらぬと一朝有事の際に逆に我軍の枷となる」
「貴公なら、先の蛮族共との大戦(おおいくさ)に出征しあの激戦の中見事蛮族共の本陣を抜く働きを紀公と共に成し遂げた」
「戦の後も手柄に傲らず ただひたすらに袁領内の 下支えを端から見れば愚直なまでにこなしておった。恐らく配下含め工作を為す技量は袁家では追随出来る者はおらぬ」
田公に続いて麹公も軍部としての見解を述べる。
……何で私の評価がこんなに高いのだろう。いやさ郎党の工兵ぶりは確かに誇れるが。
「命とあらば当然承ります。資金と資材が整えば 早速にも」
……まあ金と物は袁家持ち、だし。道が良くなればそれだけ皆楽になる。 ついでに私の領内巡りも楽になる。
かくて、中々に壮大な普請仕事が舞い込んで来た。
まずは、開幕。
注意。ネタバレの塊です つか凡将伝読まないと判らないです(宣伝)
スレ建て乙ー
楽しみにしとるで
乙です
早速の乙。 感謝。
業務連絡。赤ペン先生、宜しければ添削御願いします。
乙ですだよ
そうですよね田豊も麹義も呼び出されただけでガクブルするほどの人物なのですよねというのを再確認ww
そして直々の指名に戦慄する主人公さんにほっこりしましたよww
プロジェクト「赤い街道」にはこのような方がいたのだろうなあという説得力に膝を叩いた次第でごぜーます
工事が夜間にされるというのも納得感あり、しかも灯火を惜しまない袁家の金満っぷりが見えてww
いや、次回も楽しみにしてまするるる
>>10
まあ、田豊様も麹義様も本来は雲の上の方。
但し「私」は兇奴の大規模侵略戦争に参加して援護タコ殴りwつう功績の為便利な部下(但工兵にry)扱いされてます。
現代でもインターロッキングと言う同種の工法があり、これを参考に舗装 工事も加えて施工してます。
その点は、今夜中に投下予定。
……金満じゃないとそもそもこんな事やれないよなあ。
赤い街道施工編。投下します。
さて、煉瓦を敷き詰めると一口に言っても下拵えは結構色々ある。
まずは街道長と街道幅のなるべく正確な測量。
これについては、以前麹義様の命により主要街道は行い記録まで済んでいる。
次は街道幅の統一。敷設材の煉瓦と砂、それに砂利は大量に必要な為既に 職人と窯を大量に確保して煉瓦を焼かせ、最初に施工する街道沿いにそれなりの大きさの河があれば、郎党共を派遣して川砂と砂利をひたすら掘らせては集積地へ運ばせる
それと平行して
『荷駄が並んでも余裕を持って進める』
広さを確保する為、縄を張って延長を確保し邪魔な樹は切り倒して根は掘り起こし、藪や草むらは刈り取った後焼き払う。
この間に袁家直轄の鍛治場で造らせた道具を運んで牛馬に取り付け、街道を歩ませる。
最近市中に出回っている
『農徳新書』
に出てくる牛馬用農機具から発想を得て、街道の路面を鋤く道具と均す道具を絵図を基に鍛治職人に試作品を造らせ、使用しては改良を重ねる。
……こうして煉瓦を敷く用意が出来ると、ここからは我が家の郎党共総動員で一気に敷設して行く
『砂利敷き→均し固め→ 砂敷き→煉瓦敷き→加圧固定』
を班分けの流れ作業で日没後から日の出までにひたすら進める。
迂回路の取れる地点は、昼夜兼行で人も物も迂回路へと流しながらひたすら伸ばして行く。
固めるのもありとあらゆる方法を併用する。
事前に樫の大木を適宜な大きさに切り分け、皮を剥いでほぼ等円柱にした物を木工職人らに造らせ 数人掛かりで砂利道の上を転がしながらその後ろに厚い板を何枚も道一杯に敷いた上を、次の材料で重くなった荷車を通らせる。
帰りの荷車には郎党共を満載して板を敷いた上を通らせる。
最後に採取場でとことんまで細かく水濾しさせた 細砂を満載させた太幅の 車輪を6輪にした荷車で 煉瓦の隙間に砂を詰めながら進ませる。
それでも、人力と牛馬力だから時間は掛かる。無論郎党共は敷設と警備に振り分け、資材置き場の積み込みや荷車扱いや丸太転がしは近在の労働力を雇って行わせる。
袁家持ちの資金のおかげで、それなりの労賃を常に保証した為人手や牛馬が不足しなかったのが幸いして、最初の街道の完成に4ヶ月掛かったのが 今では2ヶ月で完成するまでに腕を上げた。
今は脇街道や都市未満の集落を結ぶ道を整備中である。
本街道が完成した為人手に余裕が出来るので、こちらには将来を見据えた 細工も試験的に行っている。
具体的には、太竹の節抜きを燻して、半面に錐で穴を空けた物を街道の両端に勾配を付けて埋め砂抜きした砂利を厚く被せる。
竹同士の継ぎ目にはなめした動物の皮を巻き、麻縄で何重にも固く巻き締める。
ある程度の間隔で、厚みのしっかりある大きな壺を埋め側面に竹の直径分穴を空けて竹の端を差し込む。
これを繰り返して、最後は河や大池に雨水が捌けるようにする。
これが軌道に乗れば、本街道にも用地は確保しているので順次拡大するつもりである。
無論、保守予算が降りたら。であるが。
施工編。ここまで。
解説すると、煉瓦同士を 接着する建材(アスファルトやモルタルセメント)
が無い時代に確実に煉瓦同士を密着固定するとしたら、摩擦の大きな物に埋める。ただ埋めても簡単にずれるから、上から何重にも圧力をかけて砂利と一緒に締める。
最後に煉瓦同士の隙間を細かくして、砂(現代は珪砂)で同じように摩擦抵抗をかける。
ただ、私も本職ではないので間違いあるかも。
つか工学の専門家や本職さんが万一見ていたら、
……是非とも指摘と正解を教えて下さい。
乙でしたー
赤ペンはちょっと遅れました
>>2
>>私は今、南皮から伸びる 街道の一つに立っている。
○私は今、南皮から伸びる街道の一つに立っている。 伸びる の後に半角スペースがありますね、もしもわざとなら気にしないでください
>>私の後ろには大小の煉瓦を積んだ荷馬車や牽き車 が整然と並び、
○私の後ろには大小の煉瓦を積んだ荷馬車や牽き車が整然と並び、 牽き車の後に同上です
>>昼間は人馬 荷駄の行き来が盛んであるが流石に夜はぱたりと 静かになる。
○昼間は人馬、荷駄の行き来が盛んであるが流石に夜はぱたりと静かになる。 人馬 と 荷駄の間、ぱたりと と 静かにの間にスペースがあります、人馬と荷駄は間に 、 が有ってもいいかもしれません(無くても構いませんが)
>>明るい路面を確認すると、私は一息吸うと ~と が2回続くと違和感があります
○明るい路面を確認して、私は一息吸うと
>>3
>>領内各城の保全状況の報告場合によっては城まで出向いて調査修繕もある。 ちょっと読みづらいので(間違いではありません)
○領内各城の保全状況の報告、場合によっては城まで出向いて調査、修繕もある。 の方がいい気がします
>>4
>>「貴公なら、先の蛮族共との大戦(おおいくさ)に出征しあの激戦の中見事蛮族共の本陣を抜く働きを紀公と共に成し遂げた」 蛮族が2回出ると不自然な感じがするので、あと 貴公なら~成し遂げた だと文脈に違和感があるので
○「貴公なら、先の蛮族共との大戦(おおいくさ)に出征しあの激戦の中見事敵本陣を抜く働きを紀公と共に成し遂げた実績がある」 もしくは
○「貴公は、先の蛮族共との大戦(おおいくさ)に出征しあの激戦の中見事蛮敵本陣を抜く働きを紀公と共に成し遂げている」 辺りが自然でしょうか
>>5
>>「命とあらば当然承ります。資金と資材が整えば 早速にも」
○「命とあらば当然承ります。資金と資材が整えば早速にも」 整えば の後のスペースが以下略
>>……まあ金と物は袁家持ち、だし。道が良くなればそれだけ皆楽になる。 ついでに私の領内巡りも楽になる。 楽になる。 の後のスペース以下略
○……まあ金と物は袁家持ちだし、道が良くなればそれだけ皆楽になる。ついでに私の領内巡りも楽になる。 持ち、だし。 だとリズムが悪い気がします
ちょっと待ってね、次のお話の添削はもう少し時間ください
【私】と言うキャラからにじみ出る最前線と言う異常な場所での一般(逸汎)兵っぷりに大草原ですよ
さてさて後半を
>>13
>>それに砂利は大量に必要な為既に 職人と窯を大量に確保して煉瓦を焼かせ、 既に の後にスペースが以下略
○それに砂利は大量に必要な為既に職人と窯を大量に確保して煉瓦を焼かせ、
>>郎党共を派遣して川砂と砂利をひたすら掘らせては集積地へ運ばせる 他のところでは常に【。】があったのにここだけ抜けてますね
○郎党共を派遣して川砂と砂利をひたすら掘らせては集積地へ運ばせる。
>>14
>>皮を剥いでほぼ等円柱にした物を木工職人らに造らせ 数人掛かりで砂利道の上を転がしながら 造らせ の後のスペースが以下略
○皮を剥いでほぼ等円柱にした物を木工職人らに造らせ数人掛かりで砂利道の上を転がしながら
>>15
>>最後に採取場でとことんまで細かく水濾しさせた 細砂を満載させた太幅の 車輪を6輪にした荷車で 煉瓦の隙間に砂を詰めながら進ませる。
3か所スペースが以下略 水濾しさせた 太幅の 荷車で の後にあります
○最後に採取場でとことんまで細かく水濾しさせた細砂を満載させた太幅の車輪を6輪にした荷車で煉瓦の隙間に砂を詰めながら進ませる。
>>4ヶ月掛かったのが 今では2ヶ月で完成するまでに腕を上げた。 掛かったのが の後にスペースが以下略
○4ヶ月掛かったのが今では2ヶ月で完成するまでに腕を上げた。
>>16
>>無論、保守予算が降りたら。であるが。 2回【。】を使うのはちょっと違和感があるので(強調する場合ならアリだと思います)
○無論、保守予算が降りたら、であるが。
二郎ちゃんが持ち込んだ現代チート能力が火を噴いてますね
トライ&エラーの積み重ねはマジ恐ろしいですよgkbr
赤ペン先生。添削感謝です。
>>18>>19で指摘あった半角スペースの件ですが、実はどうも仕様みたいで 何故か発生します。
……コピペ後にチェックしなさいつう話でもありますが。
後一番有り難いのが文章の指摘。誤字脱字は気をつければある程度防げますが、文法だの句読点だのは作者じゃ判りません。
この先も、『何じゃこら?』な文章があるかも。
今ふと出来たネタ。
やっつけで投下
『公孫家の当主はすこぶる美人である』
過日の宴会列席者から伝わった情報は、瞬く間に袁家特に家臣団の青年男性達に広まった。
当の本人は領内の事もあり宴会後早々に帰った事が、却って美化された尾鰭が付いたとは、夢にも 思ってないだろう。
……ただ、この噂がまるで鼠の群が大移動するように若者達を北方へと向かわせる騒ぎになるとは 想像もつかなかった。
乙?でいいのかな
話を書いてて筆が乗ってキャラが勝手に動くことがあるとは私の知る作者さんの言ですが小ネタはいいですねえ
>>22
>>……ただ、この噂がまるで~ 想像もつかなかった。 前文で【無いだろう】と否定してるので文章の頭に違和感がありますね
○……ましてや、この噂がまるで~ 想像もつかなかった。 の方が自然だと思います
こうして集まった人たちは一目見たけれどもいつも通りの地味~な地味様を見てがっかりしちゃうんでしょうかね(笑)
それともあくまでも英雄としてみると地味なだけで一般人から見たらそれなりの輝きがあるんでしょうか?
添削感謝です。つかマジ勉強になります。
凡将伝の方にも書いたのですが、『美人の中の普通』だと思う訳ですよ。 例えがジャンル違いになりますが、アイマスの天海春香やモバマスの島村卯月は『アイドルの中の普通』
即ち最低でも『可愛い』がデフォ。
同様に、『ヒロインの中の普通』
の公孫賛は『普通』に美人認定。
ただ北方の少領主で隣に袁家という燦然たる存在があるから霞んでしまう
……正直領主ともなると 恋愛も結婚も政略が絡むからなぁ。
それ抜きなら、充分モテる(断言)
春香は閣下だからなあ
むしろ双子キャラが無くなったら埋没しそうなアミマミの方が…てこれはスレ違いか
>>25
スレ違い……うーん…… 原理主義者からしたらスレ違いだろうけど、作者の例えに対する反応だからグレー?
亜美真美はこれからの伸びしろある世代だからちと違うような。
……大きな声では言えないが、『地味』つう点ではアイマスでは律ちゃん(ヒソ
アニメで竜宮小町を育てた実績があるから(汗)
地味さまは本当に原作でももっとスポット当たっていいキャラなんだけどねえ
いつの間にか1文で死んじゃうとか涙が止まらないよ
赤い街道施工編乙です
きっと凡人の思い付きをこうやって現実化したのであろうというリアル感ww
絶対現場にこういう人いますよねww
そしてやっぱり土木工事は一番の公共事業なんやなって
インフラへの保守点検は実際大事
最近のJR東はこれを怠ってるような気がするのですよね……
北海道はもっとひどいですけど(現場が赤くてサボタージュするらしいですが)
いや、面白かったです
乙
北海道は別のナニカだ一緒にしちゃいかんww
研修で北海道旅行いったその日に脱線事故が起こったという運命力
しかも電車移動の行程だったんだよなあ
乙有り難いです。
>>27
律ちゃんは実績等地味様に被る点が……(しみじみ)
原作で不遇過ぎる故、凡将伝含め二次世界でモテる。
つか立ち絵で確信した。 絶対モテる。
>>28
感想有り難いです。
巨大勢力故に名も無きテクノクラート達が活躍出来る余地がある。
>インフラ保守
袁家がまともなうちは続けるでしょう。つか紀霊さんと袁紹さんが実権握っているうちは。ですかね?(ネタバレ)
現代日本の場合は、ランニングコストの概念を持つ官僚と議員が減った?
>JR
個人的な経験ですが、西の福知山線脱線事故の被害者です。といっても、最後尾車両に乗ってました。それでも結構なんとも言えない振動と横揺れに振り回されましたよ。
問題は、その後の対応に 『民間の暗黒面』
を見ました。
……まあ、雇われ経営陣ならあんなモンですけどね。
袁紹様誕生祝いイベントで登場した象の話。
とりあえず投下
「象を連れてこい……ですか?」
南皮城内の一角、当主袁逢様に近しい重臣の詰める部屋で俺は突拍子も無い命令に、目を白黒させていた。
『象に乗ってみたいですわ』
次期当主袁紹様の誕生祝いの祭りの中身を決める 席上で、御本人自らそう希望されたそうだ。
……まあ主賓の希望だからそりゃ叶えるしかないが。
俺みたいな木っ端からすれば雲どころか天上の立場の重臣に、見たことも無い動物を連れてこいといわれても。
……第一、象ってどんなモンなんだ?
しかし命令ではあるから 早速、伝手を頼りに象探しを始めた。
まずは袁家出入りの商人の中でも漢全土に商隊を送っている連中に聞き込みを始める。
すると、南方で取引している商人から……正確には商隊の頭から……
象について教えてもらう事が出来た。
更に象の取引している市場のありかまで教えてもらえたが……
南の果て、交州にあると言われた。
手掛かりは得たので、交州への出張を願い出ると あっさりと認められた。 だが、実際に旅支度して出発したのはその7日後の事だった。
商隊に付いて移動する事一月、遥々交州までやって来た俺は商隊の頭の案内で象を扱う男に面会出来た。
まずは、象を見せて貰ったのだが……
で、でかい。なんだこの生き物は。
遠くからでも、存在感がある巨躯。
近寄れば、見上げないと 全体像が解らない。
俺の視点からは、巨木の丸太のような脚が四本だけ。それに沿って視線を上に持っていくと巨岩のような胴。
顔は胴と遜色ない大きさで、大団扇のような二対の耳を動かし、船繋ぎのような太い縄ほどある長い物を真ん中から伸ばしている。あれが鼻だそうだ。
それを器用に動かして、桶の中の餌を掴んで口に運んでいる。
……確かにこの生き物なら、皆の度胆を抜くだろう。
だが、この生き物の気性はどうなのか?
背中には十人は乗せる事は出来るが、振り落とされたら怪我では済まない気がする。
俺の懸念を察したのか男が何事かを象に指示すると
……俺の身体が宙に浮いた。
ひょい。そんな擬音が聞こえそうな位簡単に俺は象の背中に載せられた。
そしてそのまま象はのしっのしっと歩き始めた。
象の背中にしがみついていた俺だが、振り落とされる気配も無いので恐る恐る体を起こしてみる。
すると、そこには全く見たことも無い景色が見えた。
象の背中から見ると人が小さく見え、視線を正面に向けると遥か先まで良く見える。
……これはなんとも愉快なものだな。
馬に乗る要領で、しっかりと腰を据えた俺は仕事の事も忘れて象の歩みに任せて新鮮な風景を楽しんだ。
……象の鼻で降ろしてもらうと、早速交渉に入る 。
一応予算的な物は予め提示されているが、象商人の提示した金額は充分に 範囲内に収まった。
後は象をどうやって南皮に連れて行くかだが、その点も慣れている商人は 店の裏へ案内してくれた。
そこには、象がすっぽり入る特大の檻車が並んでいた。
商人の準備が整うと、十頭立ての馬に引かれた檻車はゆっくりと南皮に向け、動き出した。
途中、船で移動。
流石に象を運べる船だけあって、結構な大きさがあった。
徐州まで海路を取り、天候にも恵まれて順調に来た。
徐州で船から降ろして、ここからまた檻車で移動 。
袁家領内に入ると道が良くなるので一気に加速。というか、人も多くなるので檻車の周りを旅人達が取り巻くように付いて来る。
南皮近辺まで来ると、人だかりの中を檻車が通る。こんな感じになった。
先触れをしているので、そのまますんなりと南皮城内に檻車は入り、仮設だがいかにも頑丈な背高の小屋に引き込まれた。
それからしばらくして……
群集慣らしをした象は、商人や世話役の手で飾り付けられ、袁紹様や御友人の方々を乗せて悠然と歩みを進めている。
それを群集に紛れて見ながら俺は、次の仕事の為に雑踏へと消えた。
とりあえずは以上です。
……というか、時間ばかり掛かってこの出来とは
一ノ瀬さんの爪の垢ください。
煎じて飲みます。
後、赤ペン先生の爪の垢ください。
煎じて飲みます。
……次は何にしようか
乙でしたー
いやいや、私の爪の垢なんぞ役立たずですから
私は自分で文章も書かずに人の書いたものに文句を付ける位しかできないケチな野郎ですぜ
今回は特に添削する部分はないですが強いてあげるなら説明口調になってるのが少し気になったかな
>>34
>>象の背中にしがみついていた俺だが、振り落とされる気配も無いので恐る恐る体を起こしてみる。
>>すると、そこには全く見たことも無い景色が見えた。
○象の背中にしがみついていた俺だが、振り落とされる気配も無いので恐る恐る体を起こしてみると、そこには全く見たことも無い景色が見えた。
の方が象を初めて見た興奮が表現される…カナ?と思いますよ
この場面では【私】は仕事も忘れて楽しんでるのでもう少し熱っぽい書き方がいいと思います
象と言う存在を初めて聞いた【私】はよく見つけられたよなあ、名前だけでどんな姿かたちをしてるか不明とか罰ゲームレベルだよ
>>37
>文章も書かずに人の文章にケチ付ける
世の中には、それを生業とする方も多々おられる訳で。
で、全文に目を通しきちんと抜粋して指摘修正。 国語と文法を完全に理解してないと出来ないですわ。
書いているこちらは実際 文法まで気にしてないというか忘れている事だらけ。
……本当に有り難いです
乙です
それを生業にしててきちんとお金を貰ってる方はもちろん別ですよ
私のように無責任(本当の意味で何の責任も無い)で非生産的なことをやってると知らず知らず居丈高になっちゃうんですね
ここでこうなるのはオカシイ、とか飛影はこんなこと言わない、とか意見の押し付けをしちゃわないように、作者さんの作品(作風)には口出しをしないように、気を付けてるんです
まあ>>37ではちょっと口出ししてますけど(苦笑い)
例えば時代考証がどーのこーの、原作設定があーだこーだ、そうなったらもう私は赤ペンさんではなくなりますね。
そのさじ加減を間違えないためにも私は自分は作者よりも下、もしくは作者を支える縁の下的位置なんだと自分に言い聞かせてるんですよ
乙です
これ多分二郎ちゃんが適当に言った象エピソードがもとで起こったんやろなあ……
てっきりどっかが貢物に持ってきたと思ったらまさかの自己調達でござる
上の人が適当に言った無茶を遂行するその姿勢。僕は尊敬する!
袁家はまあ、無茶ぶりしても予算が付くだけマシですよね。多分きっとメイビー。
モブさんの次のお仕事が楽しみですww
拙い作品にレス。
改めて御礼申し上げます
>>40
赤ペン先生の心意気、改めて頂戴しました。
作風についても、非常に参考になりますので宜しければ。
有り難う御座います。
>>41
二郎さん適当だったんだ (びっくり)
原作(凡将伝)が真面目な人々達の世界ですから
一応購入ではなくリースの形取ってます。
だから俺さんは帰りは象の背中で物見遊山の役得付きww
えと、裏で経済戦やってる関係上予算は当然下りるでしょう。(ネタバレ
実は、南蛮絡みでやりたいネタの関係上自己調達にしました。
現在陳蘭さんの「美味くも不味くもない料理」の 謎を考察中。
これ投下したら、市場のモブに働いてもらいましょうかね(予定)
>>42
多分、てきとーに象兵の浪漫を語ったのを麗羽様が覚えていたのだと思いますww
他の登場人物は真面目ですけど、二郎ちゃんはアレで適当なとこがかなりありますww
沮授君はそれをニコニコ見てて助長するけど抑止しません
張紘君は一人で良識派です
そんな感じで、一つ
そして、陳蘭ちゃんの料理の腕に期待ですww
いや、これマジで期待しておりますww
麗羽様が監修して象を呼び込んだわけだから
多分寝かしつける時とかに遠い異国では象と言う生き物がいましてね、とか話してたんじゃないかなあ>>二郎ちゃん
それを覚えてていつか見たいと思ってた麗羽様が こ れ だ ! と
>>44
>いつか見たいと思ってた麗羽様が こ れ だ ! と
そして実際に見た二郎ちゃんが マ ジ か ! と
>>46
儀仗兵としてはアリですよねww
実戦だとどうしても暴れられて大混乱という絵図が浮かんでしまうのでww
是非オナシャス
>>47
うい。出来たら投下つう事で。
で、陳蘭さんの料理の謎 投下。
「なあ。『美味くもないが不味くもない』飯とは どうやって出来るのだ?」
夕餉を食べながら妻に質問してみた。
給仕をしていた妻はきょとんとしながら
「『美味くもないが不味くもない料理』……ですか?」
小首を傾げ……萌えうおっほん
私に聞き返してきた。
昼間に紀公としたたわいもない雑談の中身を思い出しながら
「昼に会った方がそう仰られてな。君ならどう考える?」
正直私が自身で成し遂げた最大にして最高の戦果である妻に、紀公が私に洩らしたボヤキの中身を 掻い摘んで聞かせた。
私の話を聞き終わった後いつも微笑んでいる妻が 珍しく難しい顔で……新鮮だ
考え込んでいたが
「あの、旦那様?『不味くはない』のですよね?」
何かに気付いたように確認してきた。
私が首肯すると、いつもの微笑みで
「何となく解りました。ですが、もう少し御話を 聞かせて下さいません?
『あれ?今から飯か?』
『おお。これは紀様。このような場所に足を運ばれるとは』
珍しく現場仕事が無く、この際だからと保守修繕の書類を片付けていると 昼時を過ぎた。
一段落したので、さて飯でもと立ち上がると
『紀霊様がお見えに』
と部下が来訪者を知らせてきた。
慌てて出迎え、席を勧めると
『いや、麹義ね……麹義殿の呼び出し待ちだから』
とさらっと固辞された。
そして机上に目をやり、
『あれ、お前さんの飯か?』
机上にある妻作の弁当を指差した。
『ええ、まあ……』
曖昧に首肯すると、まだ 弁当を見ているので
『粗末な物ですが』
と弁当を差し出すと、ひょいぱくと紀霊様は煮物を一切れ摘まんで口に放り込んだ。
『美味いな、これ。家の 陳……知り合いのとは大違いだ』
更に手を伸ばそうとされるのでさすがに身体でさり気なく庇いながら
『はあ……どの辺りがですか?』
伺ってみた。
弁当を名残惜しげに見つつ、
『何と言うか……美味くもないけど不味くもないんだよなあ』
なんとも不思議な答えを返された。
その後すぐ呼び出しが来て紀霊様は出られたが、 妻作の弁当を食べながら 『美味くもないが不味くもない』
料理について想像していた。
一部始終を聞いた妻は、何事かを得心したいい笑顔で
『明日の夕餉にお出ししましょう。思い当たる事がありますので』
と私に約束してくれた。
……さて、翌日。
帰宅した私の前に、いつものように妻の料理が並んだ。
一口食べた瞬間、私は違和感を覚えた。
不味くはない。ないが、舌が馴染んだ味ではない。
例えると幼子が言われるがままの分量とやり方で 作った、そんな味。
私の表情を見ていた妻が 黙って差し出す料理を一口。
……うん、いつものだ。
結局「勿体無いです」の 一言で両方平らげた私に 茶を出しながら、
「どうでした?」
微笑みながら尋ねてきた。
……多分、紀霊様の知り合いは紀霊様の好みの味を知らないのだろう。
不味くはない。のなら、基本は出来てる訳だし。後は、個人の舌に合った味を知る。というより……
……ふむ。
さて後日の事である。
南皮城内で、紀霊様にお会いした。
立ち話の中でふと思い出したので
「お知り合いの料理は相変わらずですか?」
尋ねると、複雑な表情で頷かれたので
「一度行き着けの店にお連れするか、ちゃんと好みを伝えられるが吉。かと」
だけ言った。
……その後、紀霊様と女性が連れ立って屋台巡りしている光景を妻と目撃して、二人で微笑みあったとは紀霊様も知らない。
乙でしたー
>>50
>>「何となく解りました。ですが、もう少し御話を 聞かせて下さいません?
○「何となく解りました。ですが、もう少し御話を 聞かせて下さいません? 」
>>52
>>『明日の夕餉にお出ししましょう。思い当たる事がありますので』 おそらく『』は回想で使ってるようなのでこの場面では
○「明日の夕餉にお出ししましょう。思い当たる事がありますので」 の方だと思います
>>53
>>「一度行き着けの店にお連れするか、ちゃんと好みを伝えられるが吉。かと」 話した後の文の頭には大体【と】を付けるとなんかいい感じになりますよ
だけ言った。
○「一度行き着けの店にお連れするか、ちゃんと好みを伝えられるが吉。かと」 とはいえ文章として違和感があるのはこの場所だけなので
とだけ言った。 他の部分は【と】を抜いてあるのもそれはそれで味わいがあるかも
なるほど、不味くはない(失敗してはいない)が美味くも無い(口に合わない)、とあれかね、二郎ちゃんが日本人的感覚で味に文句もつけず普通に完食しちゃったりしてたから改善がされなかったって感じですかね
陳蘭さんの料理の謎。
個人的に引っ掛かったのが
『不味くはない』
基礎は出来てるという事?
じゃあ後は二郎さんの好みの味ではない?
そこらへんを考えてみました。
ちなみにこの奥さんが、 『空気』
と評された方。
でも、実は南皮一の美人で激烈な争奪戦を勝ち抜いて嫁に迎えた。
そんな裏設定。
ふむ…【私】ギルティ
>>56
私「何故!?」
象兵ネタ。やっつけバージョン。
即興です。
さてさて、袁紹様の誕生日祝い祭りも無事終わった訳だが。
「象が動かん。だと?」
象の世話役からの報告に 私は首を傾げた。
……餌が足りぬのか?それとも、どこか悪くしたか?
取り敢えず、脳内で原因を考えられるだけ挙げつつ世話役の次の言葉を待つ。
「いやー、どうもここが気に入ったみたいで。試しにこの城内に出したら 御機嫌で」
……なぬ?
想定外を飛び越えた理由に呆然とした私の耳に女官の悲鳴が飛び込んできた。
咄嗟に武器を掴むと、身体で扉を開けてその勢いのまま悲鳴の聞こえた方へと走りだす。
現場に着いた私の見たものは……
背中に女官や下働き達を載せてパオーパオー鳴いている象。だった。
……何故か袁紹様や顔、文、紀の方々が一緒なのは置いておく。
世話役が兵士4人掛かりで運ばせた餌箱から鼻で餌を掴んで食べているのを見ていると、
「何の騒ぎかと思えば」
田豊様が来られた。
慌てて出迎えの礼を取ると、
「要らぬ。それよりも」
制して象を指差し、世話役の指示で座り込んだ象から袁紹様達は悠然と、女官達は恐る恐る降りてくる様を見つつ、
「主なら、あれをどう使う?」
そう問い掛けてこられた。
……象の使い方。
あれだけの体格と膂力なら、移動速度と餌代を引いても大量輸送には向いている。
だが、田豊様が求められているのは軍用として。
あの背の高さは弓兵にとっては有利。射出点が高くなるので、矢の殺傷力を保ったまま遠くへ射る事が可能。
無論、弓兵は目立ってしまうので防御の囲いが必要だが。
だけど、それも数あって威力を発揮する話で。
一頭じゃあなあ。
仕事の合間も田豊様の問い掛けの事を考えている。
パオ
何故か象の背中で。
あの騒ぎの後、象を監視する役が必要となった。 で、毎度の事ながら私に振られるのは何故?
監視といっても、馬の代わりに象に乗って現場廻りするだけだが。
因みにこの象、非常に大人しい。
無論、何が原因で暴走するか判らないので世話役と警戒の兵士が数名付いている。
世話役によると、子象の頃にはぐれてたのを保護して世話しているそうな。 おかげで人慣れしており、城下の見回りで人だかりに会っても悠然と立っている。
……一度だけ、妻と子を載せて一緒に城下を巡った。
偶々、家の前に差し掛かった時様子を見に出てきた妻と子を、象が鼻で背中に載せてしまった。
……不可抗力である
仕方ないのでそのまま続けたが、その日の餌代を負担し少し良い物を出した事に他意はない。
話が逸れた。
象の背中で考えぬいた結果、ある結論に達した。
一旦停止。後で再開します。
再開します。
「演習?」
不審な顔で短く問う田豊様に、精一杯平静を装いながら
「世上は平穏が保たれているとはいえ、未だ不穏の火種はくすぶっております」
「先の蛮族共との戦からも幾星霜。そろそろあの戦の記憶も薄れ始めております」
「つまり、身中の虫共に袁家の力を見せ付け同時に若い者共に活を入れる。それなら、あのでかぶつを使わずとも出来ようが?」
相変わらず不審な顔で応じる田豊様。が、
「恐れいりますが、御耳拝借」
私の耳打ちに不審な表情は消え、やがて
「成程。それならば、袁家の力存分に世上に知らしめ且つでかぶつを利用出来るの。良い。儂と麹義殿で取り計らおう」
呵々大笑されて、了承された。
何とか説得に成功して安堵した私であったが
「おうそうじゃ、儂もあやつに乗せてくれい。いや本陣をあやつにすれば良い。麹義殿も儂と同じ事を望むだろうて」
これはまあ想定内だったが
「主が自慢の細君と見た景色、儂らにも見せて貰わんとの」
……誰だ?この方に話した奴ぁ。こら麹義様も知ってやがんな。
次の報告先でも弄られる事を覚悟しながら、私は田豊様の前を下がった。
一応終わりです。
演習風景要ります?
乙です乙です
乙でしたー
>>59
>>さてさて、袁紹様の誕生日祝い祭りも無事終わった訳だが。 凡将伝で二郎ちゃんが麗羽様誕生祝賀会と呼んでいるので
○さてさて、袁紹様誕生祝賀会も無事終わった訳だが。 の方がいいと思います
>>60
>>……不可抗力である
○……不可抗力である。
>>63
>>「世上は平穏が保たれているとはいえ、未だ不穏の火種はくすぶっております」 この場合は世の情勢なので
○「世情は平穏が保たれているとはいえ、未だ不穏の火種はくすぶっております」 の方がいいかと思います
>>「先の蛮族共との戦からも幾星霜。そろそろあの戦の記憶も薄れ始めております」 上の文章の続きなので
○「また、先の蛮族共との戦からも幾星霜。そろそろあの戦の記憶も薄れ始めております」 接続詞を一つ入れた方が読みやすいかな?
>>何とか説得に成功して安堵した私であったが~中略~これはまあ想定内だったが 後の文章でも【が】が続いて変な感じがするので
○何とか説得に成功して安堵した私に田豊様は~中略~と仰った、これはまあ想定内だったが おっしゃったは平仮名の方がいいかな?
どんな秘策を練ったのか気になるので是非とも書いてほしいです
意外とお茶目と言うか抜け目ないな…ちゃんとワイゲフン、お礼のエサもあげてるし
>>66
毎回ありがとうございます。
即興書きだと、どうしても細かいミスや文法のおかしい点が出ますね。
入力してても何か
「これで良いのか?」
とひたすら唸ってました
>以外とお茶目
ぶつぶつ云いながらも楽しむ人です。
後、田豊様や麹義様は戦友ですから公では礼を取りますがサシでは「貴様俺」の関係です。
……だから無茶振りもされるんですがww
>ワイ〇
状況解説すると
私宅の近所に来た
↓
「お宅の旦那が化け物の背中に乗ってる」
↓
妻子慌てて表へ
↓
象、空気読まずに妻子を鼻で背中へ
↓
降ろすのも何だから、まあ付き合いなさい。
です。
私さんからしたら思わぬ家族サービスしてくれた 礼のつもりですので、そういう意識は無いかと。
……秘策と言う程大層な物じゃないです。
そこらへんも混ぜて、演習風景書けたら投下します。
象がパオパオ言いながら鼻で背中つつくので、
演習風景編即興書きで投下します。
wktk
遅くなりました。開始
南皮城外。
広大な平原に無数の牙門旗が翩翻と翻っている。
演習とはいえ、総勢数万の人馬が集結している様は圧巻だ。
『袁』を始め、『顔』、『文』、『田』、『麹』 他主要諸将の牙門旗も見える。
数は少ないが、我が家の牙門旗もある。
整然と並んでいる将兵達 このまま実戦に出ても充分な士気を発している。
その耳に重低音の足音が
ずしん。ずしん。ずしんと聞こえ、やがて南皮最大の動物の巨躯が現れた 。
パオ
……おい、頼むからもう少し力強く吠えてくれ。
象の首辺りに座った私は いつもと変わらない鳴き声に脱力していた。
やがて将兵達の前で止まった象。その背中には特製の鞍が置かれ、数人の男女が座っている。
中央に袁逢様、その横に袁紹様。袁逢様の前に麹義様、横に田豊様。袁逢様の後ろに顔良。横に文醜。
私も含めた全員が完全武装で結構な重量が背中に載せられているのに、象は表情一つ変えずに佇んでいる。
将は流石に平静を保っているが、兵の中にはぽかんと口を開けて見ている者もいる。
パオ
なんとも締まらない鳴き声が響く中、まず田豊様が訓示を始めた。
「聞けい袁の精鋭共!此度の演習は遊びではない 、未だ漢に靡かぬ黒山賊共は我が領内に跋扈し民の安寧を脅かし、また北方の蛮族共も秋を窺っておる!」
受けて麹義様が
「我々軍の仕事は、民を守り、安寧を守り、如何なる賊徒も打ち破る!
それが第一に求められる !」
『この演習には、袁逢様 袁紹様にも御臨席を賜った。日頃鍛えし実力を、存分に天下と我らの主に示すのだ!』
最後に二人して吠えると 袁逢様袁紹様が象の背中に座したまま、剣を抜いて片手で高く天に突き上げる。
地鳴りのような歓声と鬨の声が響き渡った。
訓示を聞きながらも私の神経は象の挙動に集中していた。
興奮が象に伝染して暴れだしたら演習どころではなくなる。
幸い、パオーパオーと一緒に鳴いているが暴れる 気配が無い。
安堵している間に開始の号令がかかったらしく、 将兵達は迅速に整然と移動を開始していた。
申し訳ない。取り敢えず ここまで。
まだ続きますけど、少し時間をいただきたいです。
乙です
乙でしたー
>>71
>>中央に袁逢様、その横に袁紹様。袁逢様の前に麹義様、横に田豊様。袁逢様の後ろに顔良。横に文醜。 袁逢様の横に3人いる?多分後の方は麗羽様ですよね
○中央に袁逢様、その横に袁紹様。袁逢様の前に麹義様、横に田豊様。袁紹様の後ろに顔良様、横に文醜様。 後>>51とかで二郎ちゃんは紀霊様って呼んでるから2枚看板も様付だと思います
>>72
>>幸い、パオーパオーと一緒に鳴いているが暴れる 気配が無い。
○幸い、パオーパオーと一緒に鳴いているが暴れる 気配は無い。 の方が自然だと思います
>>将兵達は迅速に整然と移動を開始していた。 なんとなく違和感があるので
○将兵達は迅速かつ整然と移動を開始していた。 の方がいい気がします
凡将伝読み返してて気づいたんですがこの頃ってまだ剛梁の姉御ががんばってた頃なんですね、もしかしたら【私】も姐御の料理で張り切ってたりしたのかなあ
>>75
いつも有り難う御座います。
高校同期の親友連中がこの作品読んでいる事が判明。
作品そのものより赤ペン先生の添削を褒めてました。
>特製の鞍
指摘の通りです。
二人が三列で座っております。
原則的に、紀霊さんの直接の関係者とは接点有りません。
袁家家臣団の上司として田豊様と麹義様は登場。 母流龍九商会も舞台装置としては登場。
……というか、距離感を計っている状態です。
凡将伝公式コメ下さい(切実)
落語の『時蕎麦』じゃないけど、これどのあたり に居るんでしょうかね?
一覧探しても中々見つからない。沈めてる私も悪いんですが。
読まれてる方おられましたら、お手数ですが挙手願えますか?
毎回読ませてもらってますよー
41#43#45#47は私ですだよ
なので続きはよ
(´・ω・)
私もいますよ…赤ペンですが
…挙手する人少ないね(泣き
はい、それっぽい書き込みは私です
具体的なのはネット整ってから(´;ω;`
そして続きはよ(* ̄∇ ̄)ノ
御無沙汰しております。
演習風景後半戦、取り敢えず投下。
弱音にお付き合い頂いた方々に改めて御礼申し上げます。
……今回の演習の目的は2つ。
次世代の将の育成。象という異物に対する対応と 象自体を戦力として利用出来るかの実験。
という事で、牙門旗はあるが本人は居なかったりする。
演習自体は粛々と進行中 。実際は戦場の騒音が響き渡っているが。
私の後ろで戦況を見つめながらひそひそやっている田豊様麹義様袁逢様が 話を止めると、田豊様が
「よし。動くぞ」
と指示を出す。
受けて私と世話役が象に 合図を送る。
パオー
一声吠えて象が動き、
のしっのしっのしっ。
まず両軍の周囲を巡り始めた。
高所から見ていると早いうちから相手の動きがよく見える。
象が動き出した事に気付いた両軍は、前線は維持しつつ後方の騎兵隊を中段まで移動。
代わって、急造の攻城櫓が次々と馬防柵の後ろに 並んでいく。
ここまでは田豊様麹義様袁逢様も頷いておられたが、攻城櫓に何か吊されているのに気付いた。
同時に象が歩みを早めて 攻城櫓に近付く。
……櫓のあちこちに野菜や果物が括り付けられている。
『真面目にやらんかー!!』
田豊様麹義様の怒声が響く。
が、次の瞬間象に乗っている全員が鞍の周囲に設えられた矢除けの陰に身を寄せ、手に盾を持って掲げる。
象が止まって鼻で餌を毟りながら食べ出したのだ。
更に攻城櫓から兵士達が 攻撃を仕掛ける。
演習用だから鏃は無く、先に布を巻いてあるが、至近距離なので当たると結構痛い。
更に、弓兵に混じって投石兵が泥団子を投げてくる。
距離を取ろうと必死に象を動かそうとするが、餌に夢中で動かない。
おまけに攻城櫓の方が象より背が高いので、一方的に攻撃される。
この先は今夜中に。
一端離れます。
再開。
宜しくどうぞ。
餌に夢中であった象も、身体に当たる大量の矢や泥に食事どころでは無くなったのか、くるり。と 方向転換すると、結構な勢いで動いてその場を離れた。
矢の射程外へ出た頃には 象の全身は泥だらけ、矢除けも泥だらけ、更に乗っている全員もどこかしらに泥はねを付けていた。
一度演習場から離れ象には水浴びをさせ、乗っていた全員には着替えをして頂く。
その間に我が郎党共を呼び、矢除けを改造して水浴びの済んだ象に鞍と一緒に載せる。
その間も演習は着々と進み、膠着状態に陥っていた。
さて仕切り直しであるが 流石に、袁逢様袁紹様に再度象に乗って頂く事には反対意見も出た。
が。
「これが実戦であらば、私は死んでいた。ならば 拾った命、もう一度使わせて貰おう」
頑、として聞かない。
更に顔良…様、文醜…様が席変えを申し出た。
曰く
『本来ならば、我々が守りの先頭に立たねばならぬのに、逆に我々二人が守られてしまう事となった』
『これでは袁紹様の側将として役には立たない。 是非とも、挽回の機会を』
片方は鼻息荒く、片方は真剣に意見具申されて、 前に文醜…様顔良…様の二人、次列に田豊様袁逢様、後列に袁紹様麹義様 、となった。
全員乗ったのを確認すると、私(と世話役)の合図で再度象が歩き出した。
象が歩き出した事に気付いた両軍、またも両側面に攻城櫓を展開する。
だが、最出撃前の御前会議で新たな攻撃法を此方も見いだしている。
矢の射程外で一度象を停止。
荷車に大量の土嚢を積んで象の顔の前まで曳いて来させる。
世話役の指示通り鼻で器用に土嚢を掴み……
ぶんっ!!!
勢い良く土嚢を放り投げる
綺麗な放物線で土嚢は飛んで行き……
ドォン!!
攻城櫓の前の馬防柵を破壊する。
象を数歩前進させ、再び土嚢を鼻で投擲。
今度は攻城櫓の根元に勢い良く命中、攻城櫓は結構揺れた。
そんな中でも矢は飛んで来るが、足元が揺れる為 見当違いに飛んでいく。
更に象も土嚢の投げ方を学習したらしく、
土嚢の飛んでいく勢いが加速した。
ドォン!!バキッ!!メリメリ!!
何回目かの土嚢の直撃と同時に一台の攻城櫓が傾いだ。
泡を食って逃げ出す兵士達を見ながら、象を横に数歩移動させて次の目標に土嚢投擲を繰り返させる。
その頃には、両軍から直接攻撃の隊が向かってくるが、此方も象に牽引させて運んだ攻城櫓を展開して弓兵に攻撃させる。
結局『演習目的』は達成出来なかった。
が、『本当の演習目的』は十二分な収穫を得て達成した。
……以下は後世発見された袁家書簡の中にある、象の戦術を記した物である。
綺麗な放物線で土嚢は飛んで行き……
ドォン!!
攻城櫓の前の馬防柵を破壊する。
象を数歩前進させ、再び土嚢を鼻で投擲。
今度は攻城櫓の根元に勢い良く命中、攻城櫓は結構揺れた。
そんな中でも矢は飛んで来るが、足元が揺れる為 見当違いに飛んでいく。
更に象も土嚢の投げ方を学習したらしく、
土嚢の飛んでいく勢いが加速した。
ドォン!!バキッ!!メリメリ!!
何回目かの土嚢の直撃と同時に一台の攻城櫓が傾いだ。
泡を食って逃げ出す兵士達を見ながら、象を横に数歩移動させて次の目標に土嚢投擲を繰り返させる。
その頃には、両軍から直接攻撃の隊が向かってくるが、此方も象に牽引させて運んだ攻城櫓を展開して弓兵に攻撃させる。
結局『演習目的』は達成出来なかった。
が、『本当の演習目的』は十二分な収穫を得て達成した。
……以下は後世発見された袁家書簡の中にある、象の戦術を記した物である。
『象。その体躯は巨大にて体躯に見合う重量を持つ。
歩みは鈍重なれど、馬よりも高く広い背は弓兵を大量に載せて高所からの先制を可とする。
但し、単独での戦闘使用は不向きにて、集団での戦闘使用を要する。
集団での使用としては、一点に対して誘導しその体躯から生じる破壊力持て陣形突破に利用。
また、集団を調教可能ならば弓兵複数を載せて移動しながら矢雨を散々に浴びせる戦術も考慮。
象の膂力は投石機に勝るとも劣らじ。よって象に石を投擲させつつ、弓兵に支援をさせる戦術も有効と考える。
但し、大量の象を集めて馴らし軍単位として活用するには年単位の時間と 莫大なる費用を要する』
乙です
乙でしたー
>>84
>>象という異物に対する対応と 象自体を戦力として利用出来るかの実験。 【対する対応】だと違和感があるので
○象という異物への対応と 象自体を戦力として利用出来るかの実験。
>>私の後ろで戦況を見つめながらひそひそやっている 間違いではありませんが【見つめる】は1か所に集中してる印象があるので
○私の後ろで戦況を見渡しながらひそひそやっている もしくはちょっと堅苦しいですが 私の後ろで戦況を俯瞰しながらひそひそやっている とかどうでしょう
>>90
>>更に顔良…様、文醜…様が席変えを申し出た~中略~前に文醜…様顔良…様の二人、 特に理由が無い場合は名前の順番は統一したほうが良いですね
○更に文醜…様、顔良…様が席変えを申し出た~中略~前に文醜…様顔良…様の二人、 イメージ的に文醜が顔良を引っ張る感じがするので文醜を先に出した方がいいかな?
>>だが、最出撃前の御前会議で新たな攻撃法を此方も見いだしている。
○だが、再出撃前の御前会議で新たな攻撃法を此方も見いだしている。
>>勢い良く土嚢を放り投げる
○勢い良く土嚢を放り投げる。
>>93
>>一点に対して誘導しその体躯から生じる破壊力持て陣形突破に利用。 漢字は誤用ではありませんがこちらの方がより《らしい》と思います
○一点に対して誘導しその体躯から生じる破壊力で以て陣形突破に利用。 【で以て】か【を以て】かはこの場合どちらでも大丈夫だと思いますが
象に戦闘中に餌付けすると言うのは誰が考えたんでしょうね?w
田豊様の目をもってしても読めなかった奇策、袁モブ軍もなかなかやりますね。あの巨体が迫ってくる中それを実行する胆力が素晴らしい
ところで象より高くした櫓に乗ってた弓兵と投石兵が櫓の崩壊に巻き込まれてますけど大丈夫だったんでしょうか?
>>96
いつも有り難うございます。
表現方法の選択には毎回頭を悩ませておりますので参考になります。
>櫓の崩壊
……傾きましたが、完全に崩壊してません。
だから巻き込まれたり下敷きになった兵士はいないです。
>象の餌付け
考案したのは名も無き兵士達。
櫓を組み立てた時、
『ここ(櫓の支柱)に餌付けといたら足止めになるんじゃね?』
的なノリでやったと。
ちなアジア象雄成体の肩高は 2,7M
射角と射界確保の為に多少傾斜を前にも出すので 櫓の総高は4M前後と設定。
どもです
何とkaネット開通したぽいのでいくつか公式コメントをば
◆陳蘭ちゃんのお料理
野戦食とかの激マズ料理にも対応している二郎ちゃんは陳蘭ちゃんに味の指摘をすることはないです
そして陳蘭ちゃんもちょっと残念要素があるので、察しとかでメシウマになることは多分ないです
◆モブさん
名前の出ないモブさんぐう有能
多分こういう方がたくさんいるのが袁家の強みですねww
本編では今のところ出番はないので好き勝手してくださいませ
ネタが被ったら言いますww
二郎ちゃんと面識ある設定でも問題ないです
こっから先は田豊師匠と麹義のねーちゃんの出番は激減するので、そこらへんは好きに動かしてくださいませ
◆象兵
浪漫ですが、二郎ちゃん的には実用化するつもりはないと思います
暴れられて戦線崩壊という絵図しか浮かばないのですww
普通に運用したら超強いんですけどねww
突進だけで普通に勝てるww
そして投石器にも勝るか……
どっかに技術チートの娘がいたような……
>>98
まずはネット環境復活お祝い申し上げます。
公式コメント、有り難うございます。
……そか、田豊様麹義様の出番減るのか(悪い顔)
個人的には、田豊様タイプのキャラが本人には災難だが傍目からはコメディな作品を書きたいなと。
ぼちぼちと書きためてますので(投下予定)
あかん。ネタは出るのに 文章にならん(T_T)
それ以前に腐れ政治屋共の相手でマジHPもSAN値もがっつり云わされてんのに…
熊本地震の件で久しぶりにガチ切れしてまうし、何やおかしい。
一ノ瀬さんには申し訳ないです。正直自己嫌悪。
>>100
乙なんだよ
その類の怒り、わかります。
そしてその怒りを創作意欲に変換させたのが凡将伝となっております
とにもかくにも、まずはインフラの復旧が進むこと、地震そのものが収まることを祈念しとります
>>101
レス感謝です。というか恐縮です。
私の稼業の関係で、政治屋集団とは広く浅い付き合いですが、熊本地震以前から選挙活動への資金 提供をまあ様々と要請されてました。
熊本地震でどうするか観測してたのですが……
正直ここまで劣化しているとはね。
与党議員はまあ想定内ですが、野党議員まで逃げ腰。その癖えらく理想論をほざかれたので、距離を置く事にしました。
……ただまあ、まだ父の 顔を立てなければならない身なので糞ウザいパーリーwwwの為にわざわざ上京して来ました。
あ、新作全て読んでます。というか二郎さんが精神安定剤の代わりです。 ありがたや。
気晴らしの即興ネタ。
麹義様が被害者。
さて、世の中に上司の見合いを取り持つ部下は、果たしてどれだけいるのか。
南皮城下、「高級な」が 枕詞に付く酒家の奥座敷で妻と二人、緊張状態の麹義様を横目にそんな事を考えて逃避する。
袁逢様直々の呼び出しに 戦々恐々として出向いた 私。
てっきり王座の間で何かは判らないが詰問される。と予想していたが、通されたのは袁逢様の執務室。更には麹義様まで呼び出されておられた。
礼を取ろうとすると、
「よい。それよりそこに座れ」
と客机に座らされる。
下座に座ると何故か隣に麹義様も座られる。
謎の事態に内心混乱していると、
「そなたは妻がおったの」
いきなり上座に座られた袁逢様から下問される。
「は、はい。居りますが」
背中に脂汗を滴らせながら答えると、袁逢様はそのまま麹義様に向けて
「と、いう事だ。これで 何も不都合はあるまい?」
とだけ仰せられた。
してやったり。な笑顔の袁逢様と隣から凄まじい 不機嫌感を発する麹義様に挟まれて、ただただ困惑する私。
軍部の重鎮たる麹義様。だが、次世代が成長して余裕が出来た現在、麹家の次世代を望む声が急浮上。
しかし現役に拘る麹義様が婚姻話に難色を示されるのも想像に難くなく、事実婚姻話が暗礁に乗り上げかけた状態。
見かねた袁逢様が主君として介入。見合いという形で双方を引き合わせる事になったのだが、
麹義様が夫婦揃っての仲立ち人を求め、袁家主要家臣には婚姻している者が居ない。という状態が発覚した。
紀、文、顔、張の筆頭四家当主は未婚であり、文官筆頭の田豊様も同様。 事態は麹義様有利に進むかと思われたが、
「次位筆頭の私は嫁も子もおるじゃろ」
田豊様の一言で知らぬ間に決定。
……ええ、私ゃ便利屋ですよ。
内心は、やさぐれているが流石に主君の前で態度に出す訳にも行かず、結局受ける事となった。
これ位は文章に起こせるのですが……
この先が金縛りに遭ったみたいに進まない。
打破する方法を見つけたい
乙です
>>104
>>てっきり王座の間で何かは判らないが詰問される。 王座だと決定戦っぽい感じがします
○てっきり玉座の間で何かは判らないが詰問される。 玉座が一般的かと思います
>>105
>>「次位筆頭の私は嫁も子もおるじゃろ」 ちょっと【私】だと分りづらくなるので
○「次位筆頭のお主には嫁も子もおるじゃろ」 とかの方が良いと思います
私の胃にものすごいダメージがwww
4家の先代とかに頼みましょうよw次郎ちゃんのお父さんも劣化したけど見回りとして頑張ってるしお母さんも多分生きてる(凡将伝で葬式を上げた話が無いので)からw
麹義様の旦那候補はどんな人なんだろう。気になる
>>102
お仕事乙なんですだよ
上流階級のそういうおつきあい……やっぱ大変なんすねえ
そして非常時にこそその真価が問われるのが政治家なんですががががが
昨日は久々寝落ちしてました
いい椅子買ったら即寝落ちでしたよww
そしてまさかの麹義のねーちゃんのお見合い話ww
これどうなるんだww
尚、匈奴戦役で戦死した当時の顔家当主と麹義さんの間に縁談があったという裏設定が生えました
なので麹義のねーちゃんは匈奴絶対[ピーーー]ウーマンです
匈奴との共存とか言い出す奴が出たら全力で潰しにかかります
続きです。
で、麹義様のお相手なのだが。
本人は官軍の校尉で、家は三代続けて将軍位を持っているという。
だが、先に本人に引き合わせてもらった時に私が思ったのは
(何だこの生っ白い優男)
だった。
試しに。とこちらから礼を尽くして手合わせしてもらうと、私の見え見えの隙にあっさり引っ掛かるわ剣を振るうのも隙だらけの大振りだわ私が簡単に避け続けると周りを見ずに真っ赤な顔でバカ正直に突っ込んで来るわ
正直、蛮族の新兵共や黒山賊の下っ端の方が手応えある。
一応上司の見合い相手なので、苦戦の表情だけ作っていなしながらワザと押されてやると
「はん。袁の将も大した事無いな!!」
思わず跳ね飛ばすのに全力をかけて、倍ぶっ飛ばしてしまった。
閑話休題(それはまあ置いといて)
さて見合い当日。
袁逢様より下賜された私の碌では絶対に買えない 高価な礼装を夫婦揃って身にまとい、先に指定された酒家へやって来た。
丁重に離れの座敷に案内され、これまた丁重にもてなされる。
この時点で妻は舞い上がっており、何を出されてもすごいすごいを連発。
……妻よ、私を萌え殺す気なのか?いや妻に萌え殺されるなら本望だが。
妻に萌え癒やされてるのも束の間、酒家の主から 両家の到着を知らされ慌てて居住まいを正していると、まずは麹家の方々に付き添われながら麹義様が入って来られ少し遅れて見合い相手の校尉(らしい)殿と御一統様が入って来られた。
細君の可愛さが天元突破ですよww
双方の名乗り合いも終わり、重苦しい沈黙と冷えた空気が場に充満する。
話題の一つも出そうかと 口を開きかけた私を、軽く手で遮って麹義様が
「まず問おう。何故妻に 私を望む?袁との縁か? 麹家の武力か?
……どうなのだ?」
冷静かつ穏やかな口調で質問する麹義様だが……
(あ、これ激怒しているわ)
言葉の中にふんだんに刃をまぶして練り込んでいるわ地鳴りが聞こえそうな闘気を発しているわで
(大・激・怒ォオ)
そんな幻聴まで聞こえた。
相手の周囲は色めき立つが、
「まあ待て」
制したのは校尉本人。
茶を一口含み、一息つくと
「確かにそう思われても 致し方ない話ですが、生涯の伴侶をそんな事で決めるならわざわざ出向きません」
そう言うと周囲に
「席を外して下さい。麹殿と二人で話がしたい。 何、ちゃんと仲立ちがおられる以上荒事にはなりません」
こちらも言葉柔らかくしかし毅然と人払いを要求。
というか
「消えろこの糞犬共が」
的な怒りを感じ取った。
双方の付き添いが退出し 当事者と私達夫妻だけになると、校尉は居住まいを正し
「先程の疑問ですが、否と」
「では何故だ」
先程よりは怒りを静めた 麹義様が、それでも不機嫌に問う。
「だから、貴女という方に合いに来たのです。
袁という漢朝有数の名門で軍部の頂点に立ち、かつての兇奴戦役においても獅子奮迅の働き。
だのに、次世代が育ち自らの幸せを望める現状においても頑なに現役に拘る」
そこでまっすぐ麹義様を見ると
「父よりこの話を言い渡された時は、失礼ながら私は乗り気ではありませんでした。
ただ貴女の事を調べさせて頂いている内に貴女への興味が湧きました。
で、お会いして……」
「会ったら武辺一筋の嫁き遅れで幻滅したか?」
揶揄するような自嘲するような麹義様の合いの手に対して
「惚れました」
きっぱり。純粋に本心からの断言。
……ほお。男だねぇ。
麹義様には悪いが感心していると、麹義様の様子が変化していた。
端から見ていると、黙って俯いているが耳が真っ赤。
その状態が結構長く続いていたので心配して校尉殿が
「あ、あの。麹殿?」
と呼び掛けると、俯いたまま麹義様は呻くように
「すまんが、今日はこれ位にして貰えぬか?
それと貴公さえよければ 明日また来てはくれぬか」
それだけ言うと俯いたまま席を立って部屋を出て行った。
入れ替わりに両家の付き添いが入って来て騒いでいるので、
「吠えるより本人追う!」
と麹家の付き添いを叩き出す。
校尉殿も身仕度を済ませて
「騒ぐな、行くぞ」
とこちらに礼を取ってから出て行った。
「……所でこの御料理、どうしましょう……?」
妻よ、聞く所が違うような気がするのだが。
結局、最後に残った私達が主の計らいで部屋貸切で料理を食べる事となり
「はい。どうぞ」アーン
「うむ」
褒賞変わりに堪能させてもらった。
以上なんですが。
もうちょっと続くな、これ(確信)
ちなみにこの夫婦、バカップルの気があります。 (伏線)
乙でしたー
・・・なんでこんな使えそうにない奴との縁談が進んだんだ?漢からすればいい話だけど袁家からすれば微塵も利点が無いじゃないか
十常帯関係でほぼ冷戦状態の頃だと思ってたけど麹義さんを差し出してまで顔をつなぐ利点ってあったっけ?
「見合い」の時点で漢も袁も距離置いてます。
正直政略なら袁逢様が「結婚しなさい」で相手は式当日に初めて会う。
なんてザラですから。
後「麹家の次世代」が必要であって麹義様の意志が蔑ろ気味だから、本人からすれば嫌みも言いたくなる。
「自称校尉」であって家柄も伝聞。
はて?じゃあ本当は?(白々しい伏線)
展開予想はよそう……
果たしてこの校尉が何者なのか……
麹義のねーちゃんの乙女分に食いつき気味ですが
次回も楽しみにしてます
乙でしたー
>>113
>>「だから、貴女という方に合いに来たのです。
○「だから、貴女という方に会いに来たのです。
>>114
>>褒賞変わりに堪能させてもらった。
○褒賞代わりに堪能させてもらった。
あれ?ただのもやしなお坊ちゃんじゃなかったのか
きりっとした武辺ものでガチで女を捨てたような人が真っ直ぐな好意をぶつけられて真っ赤になるとか好物です(ほっこり)
この先で校尉?さんがどこまで頑張れるか楽しみです
>>119
どうもです。
初歩的なミス。大反省。
……そろそろ名前を決めなきゃいかんな、と思う 今日この頃。
短いですが、続きです。
私さん。名前付けました
見合い翌日。
どこからかやって来る付箋の付いた書類の束相手に同僚達と一緒に格闘していると、麹義様に呼び出された。
麹義様の執務室に入ると いきなり、
「おい着!何とかしてくれぬか!?」
着は私の名前で、蛮族侵攻の時はよく名前で呼び合ったがまさかこんな時にとは、余程の事か?
「何事です?賊共が出ましたか!?」
怨将軍(紀霊様)の大掃除で袁領内は黒山賊共の 被害は格段に減少しているが、それでも湧くなら 応援に回るか!?
緊張した私こと横着であるが、麹義様の次の発言に大いに脱力した。
「いやな、校尉殿が私に会いたいと来ている。今は豊(田豊様)が相手しているが……
どんな顔して会えば良いのだ!?」
「いや普通に会えば良いのでは?
それに義殿。『もう一度会いに来い(意訳)』
と言われたのは義殿です」
尚もぐずぐずもじもじしている麹義様。
……埒が開かんな。
結局、
「官軍の校尉殿を待たすのは何かと不味いでしょう」
と半分無理矢理気味に立たせると、背中を押していった。
とりあえずこれだけ。
まだ続くぞ(確信)
で、私さん名前付けました。
姓は横、名は着、字は超過、真名は倶直(愚直)
それっぽくはしてみました。
乙です
乙したー
横着ww
素晴らしいお名前ですねww
そして賊の被害は減っている(賊が減っているとは言ってない)んですよねわかります
ねーちゃんの乙女にキュンキュンしております
次回も楽しみにしてますよー
>>126
一応真逆を狙ってます。 >横着
真名で一応フォローwww
乙でしたー
>>122
>> 怨将軍(紀霊様)の大掃除で袁領内は黒山賊共の 被害は格段に減少しているが、
○ 怨将軍(紀霊様)の大掃除で袁領内の黒山賊共の 被害は格段に減少しているが、
>>123
>>……埒が開かんな。 よくある間違いらしいです
○……埒が明かんな。
いい名前と真名ですねw
これは嫁さんは【柄】で真名は【賢許(謙虚)】あたりでしょうか
それにしても歴戦の猛将の意外な弱点・・・可愛いわあ
>>128
いつもすみませんねぇ(一ノ瀬さん風)
横着wさんの妻の名前ですが
姓は横、名は香(行)字は典進、真名は牡芍
にしました。
女性に字は要る?どうなんでしょう?
調べても曖昧なんですよ。
字(あざな)とかは私は基本的にオミットしてます
主人公のそれもわからないですからねえ
真名と字についてはオリキャラには設定しておりません
※あくまで展開の都合上ですので
設定についてはふわっとした感じでいいと思います
感謝です。
ふわっとした感じ、結構難しいですがあまり固く考えずに進んでみます。
お礼代わりに。
野党共闘とどこかの党が 呼びかけてますが……
呼びかけられた側は余り面白く無いご様子でw
ぶっちゃけ呼びかけ側が相変わらず上からなので 『お前たちが引け』
と半分怒り混ざっております。
昨日の某党議員の政経懇談会にてwww
ちな私のような稼業は代々木の連中からは諸悪の根源扱いされてますがwwww
>>130宛てです。
バカネタ。
「おーれーたーちーはー」
『うおおおぉー!!』ドンドンドン
「つーえーえーぞぉー!!」
『うおおおぉー!!』ドンドンドン
「おーやーかーたーもー!!」
『うおおおぉー!!』ドンドンドン
「つーえーえーぞぉー!!」
『うおおおぉー!!』ドンドンドン
「おーくーさーまーはー」
『うおおおぉー!!』ドンドンドン
「きーれーいーだーぞー!!」
『『『うおおおぉー!!!!』』』ドンドンドンドンドンドン
横着 「やめんかあっ!!」
横着 「嫁ーさんーはーおーれーのーだー」ドンドン
以上。
昔読んだラノベのキャラをふと思い出してやった。
後悔していない。
>>132
まあ、字が不明なキャラ自体も多いですからね
主人公の紀霊だけでなく二枚看板である顔良、文醜も字はよくわからんですしww
本来であれば名前を呼び合うとかありえないのですが、三国志知らない人とかが見たら名前で混乱するかなと思って、オリキャラについてはもう字も真名もなしにしました。
考えるのが大変というのもあるのですがww
>野党共闘とどこかの党が 呼びかけてますが……
敵の敵は味方、呉越同舟というのは、言うのは簡単だけども。という話ですよねww
>ぶっちゃけ呼びかけ側が相変わらず上からなので 『お前たちが引け』と半分怒り混ざっております。
なるほどですねえ。
それを考えると、「小沢一郎」という人の調整能力というのは化け物ですね。
いったいなにをどうやってどうしたらあれができるのか。
いや、傑物だったのだなあと思います。
>ちな私のような稼業は代々木の連中からは諸悪の根源扱いされてますがww
つまり大正義じゃないですかww
あそこって結局どこの紐付きなんでしょ。ミッドランド?それとも赤人?
学生運動は赤人の援助があったと聞いてはいるのですが……。
馬鹿ねたww
奥様のマドンナ化が凄いっすねww
来歴とかも、わたし、気になります!
横着夫妻の馴れ初め。
演義風www
横紅。旧姓は郭。
袁家御用商の家の次女として生まれる。
当時としては開明的思考の父母の下で育ち、幼少より教育を受ける。
長じてはその素養と父母譲りの美貌で看板娘になる。
袁家及び麾下家臣団と接触の多い商売柄、才色兼備な彼女を『家の嫁に』と望む縁談は多数あったが、
「どこかの家と縁が出来ますと、商売に差し障りが出ますので(ニッコリ)」
と彼女に断られた。
そうなると色めき立つのは当時の独身男性達。
今も語り継がれる話に、
『郭紅が店先に出ると、その日は南皮中の独身男達で店先が埋まる』
等、激しい闘いが男性達の間ではあったらしい。
がそんな中、郭紅は2人の男性と出会う。
名を、田豊と横着と云い 他の男性達と違う事に惹かれていく。
田豊は文武に長け、また 郭紅を一人の女人として 丁重に扱った。
横着は武人であったが、郭紅を一人の人間として 分け隔て無く接し、郭紅の全てを自然体で受け入れた。
郭紅が選んだのは、横着。
それを示したのは二人が 北辺へ派遣される時の事。
田豊には
「手柄を立てて、戻って来て下さい」
横着には
「必ず、絶対に生きて戻って下さい。約束、して頂けますか」
横着に掛けた言葉を聞いた田豊は己の負けを悟ったと、後年述懐している。
北辺から戻ってすぐ、郭紅は横紅となった。
ちなみに郭商会は兄達が跡を継ぎ、楽隠居となった郭夫妻は孫達を愛でに 横家に来るのが日課となった。
郭紅が嫁入りする前、郭家から莫大な持参金を示されたが、
横着曰く
「お気持ちは大変有り難いのですが、それでは娘さんを傷付けてしまいます。その金は妻となる娘さんが本当に必要な時に 娘さんの為に使って下さい」
頑として受け取らなかった。
以上です。
馴れ初めじゃない。
来歴だ。
ちなみに北辺派遣は、兇奴侵攻のかなり前です。
兇奴侵攻時には既に子供三人夫妻の間に誕生してます。
乙です
乙でしたー
横着にかけた言葉が可愛過ぎるw
そりゃこんな言葉かけられてるの聞いたら負け認めるわ
乙並びに感想感謝です。
投下しますが、一点だけ注意を。
本人も訳解ってません。 勢いだけの出来です。
「そこまで。だ。」
麹義様の声で互いに脱力する。
と、凄まじい歓声が周りから響く。
豊との真剣勝負で集中してしまったので気付かなかったが、何時の間にか将兵や手すきの文官達が 二人の周囲を取り巻いている。
尻に着いた土を払いながら立ち上がると同じように豊が土を払いながらこちらに来る。
「老いたかの」
自嘲するように周囲を見渡す豊。
私と同じように勝負に集中して周囲の変化に気付かなかったらしい。
「ああ。認めたく無いが 互いに、な」
戦場では一騎打ちになってもそれに集中する事は 死を意味する。
蛮族共との闘いで幾度となく経験し、その経験が 蛮族共の長を紀様の先代が討ち取る時に大きな味方になった。
だのに、ここまでの周囲の変化に気付かなかった位相手に集中するとは。
私も平和に馴れて、老いた。という事か。
心身はすっきりしたが、ほろ苦い物も噛み締めていると、
「どうだ?今夜辺り久々に」
豊がくいっと手を動かしながら聞いてきた。
「おう。付き合おうか。 但し、この後を乗り切ってから。な」
二人の視線の先には、何故だかお怒り気味の袁逢様がお付きを振り切る勢いでずんずんと此方にやってくるのが見えた。
「この馬鹿者めらが!!」
大音声と共に袁逢様の叱責が文字通り頭上に降って来た。
鍛練場からひどくお怒りの袁逢様とそのお付き達に二人共、玉座の間に連行された。
豊(田豊様)は知らぬが 私はちゃんと許可を得て 鍛練場に行ったのだが。
しかし主人の怒りがどこから来ているのかが判らない以上、抗弁は出来ない。
二人共平伏しているという事は、豊(田豊様)も同じ考えか。
ともかくお怒りの理由を知ろうと、ひたすら平身低頭しているのだが、
「私に黙ってそのような面白い事をやるとは、ちと水臭いではないのか?」
思わず平身低頭したまま二人顔を見合わせてしまった。
依然頭上からはくどくどとお怒りが降ってくるが 要約すると、
『私がうんざりしながらつまらない謁見をこなしている間に、お前たちは私に黙って熱戦を繰り広げていた。
やる前に使いの一つもあれば謁見なぞ、紹(袁紹様)に任せて観に行ったのだ。
二人して気の利かない』
との事。
流石に豊(田豊様)が、
「恐れ乍。この手合わせは偶さか鍛練場で二人が出会った故決まった事で 、示し合わせた訳ではありませぬ」
更に顔を上げて、
「袁逢様。主の大事な勤めである謁見を、
『つまらん』
とは何事です!?
袁家当主自らが、顔を見、願いを聴き、言葉をかける。
これによって、民は、
『主がちゃんと我々の事を見て、政を行っているのだ』
という安心を得られ、忠誠を示すのです」
と諫言を始めた。
……結局、豊(田豊様)の諫言は長々と続き、袁逢様のお怒りも立ち消えてしまった。
が、「再戦あらば、袁逢様に絶対知らせる」
という取り決めがなされたのは、それで良いのか!?と個人的に思わなくもない。
さて、その夜の事。
妻宛てに『田豊様と飲みに行く』としたため、郎党の一人を使いに走らせると、豊(田豊様)と連れ立って豊(田豊様)行きつけの酒家へ足を向けた。
豊(田豊様)が顔を出しただけで、黙って奥の離れに案内された事だけで 豊(田豊様)が此処の上得意だと知れる。
女将自らが酒肴を運び、退出すると二人して、
「今日の騒動に」
乾杯する。
杯を置くと、豊は徐に
「今の袁家の懸案を知っているか?」
と口火を切る。受けて
「後継者問題だな。袁紹様と袁術様、どちらを推すかで閥まで出来ている」
城内の雰囲気を率直に指摘する。
「貴様はどちらに付くのだ?」
答が解っていながら白々しく聞く豊。
「あ?俺ぁ、『袁家』に付く。どちらが当主になられても変わらねえ。
紹様も術様も袁逢様の御子には間違いないからな」
それだけ言うと杯を呷り 、
「なら豊。貴様はどうなんだ?俺と違って頭の良い貴様の事だから先が見えてンだろ?」
「絡むな着。わしも貴様と同じよ。袁逢様がどちらに決めても、袁家を支える」
「だが、わしは正直長く軍師をやり過ぎた。
祖授という次がやっとモノになりだしたから、こうやって自分の時間も持てるようになったが」
杯片手にしみじみ語る豊に、老いの影を見たが敢えて知らぬ顔をする。
「……時に、細君は元気か?」
急に話の矛先を変える豊。
「ああ。未だに俺の大事な大事な大事な宝物だ。 何だ?人の嫁さんにまだ未練あるのか?」
「そうではない。わしも あそこまで想ってくれる 女子を見つける事が出来たら、もう少し生き様も変わったのだろうかの」
「? 貴様はあの後も結構話はあったろ?」
「話自体はの。だがな着、あくまで相手は『袁家 重鎮の田豊』に用があって『田豊という男』には 用が無かった。
着、貴様には悪いがあの時もっと本気で紅殿に自分をぶつければ。と思う時もある」
「確かにな。あの頃は貴様に勝てるとは思ってもいなんだ。だがせめて紅本人には一個の人として 付き合おうとしてたな」
「今なら解るが、貴様の その真剣な想いが紅殿に 通じたのだ。当時に戻れるなら、あの時のわしをぶん殴ってでも変えてやりたいわい」
ボヤきながら杯を干す豊 が、ふと思い出したような感じで、
「そう云えば、義の見合いはどうなったのだ?」
……こいつ、当事者じゃないから楽しんでやがるな。
「先方も麹家も大乗り気。また自称校尉殿も麹義様に一目惚れ。後は麹義様が頷けば、な」
「何だ。義は嫌がっているのか?」
「嫌がっている。というより、戸惑っている。の方が合っているな。
何せ、洛陽宮……「待て着」
まあとにかく、嫁入りが本気で目の前に来ているから悩みに悩んでいる様子だが」
「この間は嫁さんに会いに来てたな。流石に頑として話の中身は教えてくれなんだが」
「まあ、あれも過去の縛から放たれて幸せを掴んでも罰は当たらん。いや 掴んでもらわんとやり切れん」
「だな。奇特にも『婿入りしか駄目なら、喜んで婿入りします!!』
なんて本気でべた惚れだからなあ。
嫁さんが、説得してくれていたら有り難いのだがな」
結局その日は遅くまで二人して痛飲し、へべれけの私を妻は寝ずに介抱したらしい。
せめてもの償いにと、田豊様に口利きしてもらって、二人で酒家に行き妻に詫びを入れながらゆっくり過ごした。
……おかげで私のへそくりが吹っ飛んだが、
「この御料理に免じて許してあげます」
と笑顔で許す妻の可愛さ代だと思うと、安過ぎると思う。
以上です。ですが、
ミスって前半部分吹っ飛ばしてしまいました。
おかげで余計に訳解らん。
近いうちにリベンジじゃ(近日中に非ず)
乙でしたー
>>145
>>「ああ。認めたく無いが 互いに、な」 認めたくない は一息で言う場合は(ない)とひらがなで書きますので
○「ああ。認めたくないが 互いに、な」 もしくは 「ああ。認めたくは無いが 互いに、な」 でしょうか
>>146
>>「私に黙ってそのような面白い事をやるとは、ちと水臭いではないのか?」
○「私に黙ってそのような面白い事をやるとは、ちと水臭いのではないのか?」 もしくは 「私に黙ってそのような面白い事をやるとは、ちと水臭いではないか?」 でしょうか
>>147
>>退出すると二人して、 「今日の騒動に」 乾杯する。
○退出すると二人して、 「今日の騒動に」 と乾杯する。 の方がいい気がします
ところどころで 豊(田豊様) だったり 豊 だけだったりするのは公私を分けての呼び分けでしょうか?ただ>>147で酒屋の時に豊(田豊様)としているのはちょっと違和感があります
すげーな、横着さん田豊様と互角にやれるのか・・・ただの同期というだけじゃなくて本気出せば4家の次に偉い位の家格か将になれるんじゃね
最初の頃は武家4家>田豊、麹義>>>>【私】その他名家 くらいかと思ってたけどもっと偉い、というか発言力のある人だったのね
>>151
いつもすいません。今回は勉強になりました。
横着さん。というか横家自体は袁家発祥以来の譜代です。
初代横斉が幽州土着の中勢力で、袁旗揚げを支援しそのまま合流。
時は流れて、横着さんの祖父横辺の時に当時の袁当主から幼少の袁逢様に引き合わされて袁逢様の 護衛的な役割担います。
じゃないと、一介の木っ端が兇奴戦役で本陣中枢を防衛なんて有り得ないでしょう?
政治的な面も袁家草創期には、それなりの勢力だったので横斉の判断で距離を置いただけで地味に 発言力持ってます。
ただ横斉の遺訓で
『驕るなかれ。馴れるなかれ。ただひたすらに民と土地と(ついでに)袁を守れ』
を代々愚直に守っただけ。
つう設定ですwww
乙ですだよ
なんと、横着さんの強キャラ具合にニヤニヤしておりました
そら嫁さんも惚れるでぇ……
そして田豊師匠が誰かと対等に話せるというのはいいですねえ
ほっこりしました
麗羽様美羽様の後継問題こついては、袁家首脳(ここでは袁逢様、師匠、ねーちゃん)は敢えて派閥対立を止め立てしておりません
麗羽様の対抗馬として袁胤が絡んでくるのを防ぐためです
ま、確かな野党というか、対立軸というのは必要なものです。一枚岩こそ不満分子が隠れてしまって危ないですからね……
洛陽の線が強い袁胤をキープしつつ、ねーちゃんに触手を伸ばすというのは中々にいい手だと思います
籠絡できるかどうかは別問題ですが、どう転んでも袁家に嫌がらせはできますからねえ
陰謀と言うのは仕掛けた者勝ちですねえ
そして田豊師匠については多分武器を持たない方が強いというカテゴリです
多分気弾どころか金獅子百歩拳くらいは実戦レベルで使いこなすかと
まあ、寄って殴る方が早いと使わないでしょうが
また楽しみにしております
>>153
御大降臨とコメント感謝です。
>横着さんの強キャラ具合にニヤニヤ
一応汗(ハーン)の側近達を単身タコ殴りで完封するという離れ業をやってのけた人です。
>田豊師匠が対等に話している事にほっこり
うえ!?普通は、いるでしょ?
つか敬して遠ざけられているって、本人的にはツラいと思うのですが。
基本的にこちらは横着さんが繋がりを作ってます。つか寂しい世界はイヤです(断言)
一応>>152で背景設定はありますので、横着さんは 袁逢様にも私的な場では ある程度対等に話します。
>袁胤と謀略と麹義様の見合いと派閥
公式背景了解です。
ただ、こちらの自称校尉殿はガチで麹義様に惚れております。
陰謀を知ったら、身一つで押し掛け婿する人です。
多分、横着家の居候にされるかなwww
後こちら時空では麹義様 結婚させます。
結婚が幸せの象徴かは置いといて、報いてあげたいと。
本編はそれなりにドロドロするでしょうから、せめてこちらは、ね。
>田豊師匠は無手の方が強い
机叩き割ってましたね。 ではその方向で再戦をば。
……最近横着夫婦に『犬も喰わない』夫婦喧嘩させようかと画策中。
その際には、二郎さんよろしくwww
さて、書くか
>……最近横着夫婦に『犬も喰わない』夫婦喧嘩させようかと画策中。
>その際には、二郎さんよろしくwwwwww
まーかせてーくださいなー
一ノ瀬さんの公式見解を読み返しているうちに完成。
どぞ。
洛陽。宮中某所。
帝とその家族が住まう一画。
広いが、質素。
だが数少ない調度品は全て最高級。
そんな部屋の主は、物憂げに机に座り書簡に目を通している。
「……つまらん」
雑に書簡を置くと、運んで来た内官に鋭い目を向ける。
「これがもし事実ならば 私は、袁への嫌がらせの為だけに南皮に見合いに行ったと。宦官共はそう 捉えておるのだな?」
厳しく見据えられて、哀れな内官は背中に気持ち悪い汗を存分にかきつつ も、
「これがいつ此方に届けられたのかも不明で御座いますし、また中身は我々では存じませぬので……」
必死に言い訳をする。
ふん。と鼻であしらうと 主は内官をもう一度鋭い目で一瞥してから下がらせる。
「ふん。皇帝の気まぐれで出来た、跡も継げない この私でも気に掛ける連中はいるのか。放っておけば良いものを」
舌打ち一つの後、自らを偽る姿になるべく隣室へと消えた。
洛陽城下。人の洪水な大通りを、部下二人を連れて校尉が歩いている。
「まったく。先も執金吾様からお叱りを受けたというに、懲りない方ですな」
年嵩の方が溜め息混じりに校尉にぼやく。
「でも、お……じゃない 隊長が外に出る時は、おいらもお供で出られるから城下の見回りも大切だと思うな」
まだ若い、少年と云ってもいい方が無邪気に返す。
「貴様は校尉様にねだってあれこれ食うのが楽しみなんだろうが!」
年嵩がすかさず怒りを込めて少年に突っ込む。
「まあまあ。私も城下の 様子を『しっかり』と探る事は大切だと思う」
洛陽。宮中某所。
帝とその家族が住まう一画。
広いが、質素。
だが数少ない調度品は全て最高級。
そんな部屋の主は、物憂げに机に座り書簡に目を通している。
「……つまらん」
雑に書簡を置くと、運んで来た内官に鋭い目を向ける。
「これがもし事実ならば 私は、袁への嫌がらせの為だけに南皮に見合いに行ったと。宦官共はそう 捉えておるのだな?」
厳しく見据えられて、哀れな内官は背中に気持ち悪い汗を存分にかきつつ も、
「これがいつ此方に届けられたのかも不明で御座いますし、また中身は我々では存じませぬので……」
必死に言い訳をする。
ふん。と鼻であしらうと 主は内官をもう一度鋭い目で一瞥してから下がらせる。
「ふん。皇帝の気まぐれで出来た、跡も継げない この私でも気に掛ける連中はいるのか。放っておけば良いものを」
舌打ち一つの後、自らを偽る姿になるべく隣室へと消えた。
洛陽城下。人の洪水な大通りを、部下二人を連れて校尉が歩いている。
「まったく。先も執金吾様からお叱りを受けたというに、懲りない方ですな」
年嵩の方が溜め息混じりに校尉にぼやく。
「でも、お……じゃない 隊長が外に出る時は、おいらもお供で出られるから城下の見回りも大切だと思うな」
まだ若い、少年と云ってもいい方が無邪気に返す。
「貴様は校尉様にねだってあれこれ食うのが楽しみなんだろうが!」
年嵩がすかさず怒りを込めて少年に突っ込む。
「まあまあ。私も城下の 様子を『しっかり』と探る事は大切だと思う。
その為の手段はそれぞれ 違っても良かろう。
ただし……」
年嵩に少年への擁護を入れながらも少年へ、
「目的と手段は取り違えては駄目だぞ。
買い食いするなら、その値が前回より上がったか下がったか。同じ値でも 大きさや量はどうか。
少し気をつけているだけでも、結構色々解るからな」
指導する。
大通りの屋台や店先を冷やかしていると、二人が 校尉の服を軽く引く。
「先程から何者かが尾けております」
口を動かさず、校尉一行にだけ聞こえる声量で年嵩が指摘する。
校尉が軽く頷くと、逆に少年は明るい大声で、
「隊長。おいら見たい物があるんだけど、いいかな?」
無邪気に尋ねる。
「こら。お前は何という」
声を張り上げる年嵩を校尉が制して、
「行ってこい。『気をつけて』な」
と許可する。
少年が離れたのを確認すると、
「さてここからは『大人の時間』と洒落込むか?」
校尉が年嵩に尋ねる。
年嵩がニヤリと笑って、
「お供仕りましょう」
そのまま二人、大通りから離れて裏路地へと姿を消す。
自然に姿を消したので一瞬見失いかけた尾行者は 仲間の耳打ちに遅れて裏路地へと入る。
二人の姿を再び見つけたので、慎重に尾行を再開すると一軒の酒家へと入るのを見た。
尾行者が少し遅れて店に入るが、視界に二人の姿がない。
(!!)
慌ててきょろきょろと二人の姿を捜す尾行者だが、
「どこを見ておる」
背後から声と同時に尾行者の首筋に両腕が巻き付き、的確に急所を極める 。
じたばたもがく尾行者。だが、数瞬後にはくたりと、動きを止めた。
「三流だの」
尾行者を極め落とした腕の正体である年嵩が、つまらん。といった風情で 吐き捨てる。
が、
『まだ居るぞ』
どこからか声が聞こえ、二人の背後の壁から突如手が伸びて二人を狙った男を捕らえる。
更に厨房に居た糸目の男と給仕の少女が同時に男の急所に拳を打ち込み、沈黙させる。
「すまんな」
校尉が礼を言うと、奥から壮年の男が顔をしかめながら、
「ここは鼠の取り篭では無いぞ。いくら貴殿が主でも、使い方が荒過ぎる」
と苦言を放ってきた。
「まあそう怒るな。薬典」
校尉が苦笑しながらも、重そうに膨らみ撓んだ絹製の巾着袋を投げる。
片手で無造作に受け取った薬典に、
「砂金三斤。悪くはあるまい?」
ニヤリと、笑み掛ける。
ふん。と鼻で返事しながら懐に巾着袋を納めると、
「せっかくだから、何か食べて行け。昨日暇人総出で捕ってきた猪が、良い感じだぞ」
と云いつつ再び奥へ消える薬典。入れ替わりに少年と男女が現れ、
「これは校尉殿。それに 副将殿も。よう参られた」
礼を取る。
「おいおい。酒家の主がそんな堅苦しい迎えでどうする。もう少し、『らしく』しろ。甲玄」
呵々、と笑いながら店主に声を掛け、横の女にも
「騒がしてすまんな。それにいつもあれ(少年)の相手をしてもらって。 感謝する。伊朧殿」
詫びと礼を入れる。
結局。その日の見回りはそこで終了。宮中から慌てて連れ戻しに来た内官達も、
「良いから食べて行け。これだけの量、我々では食いきれん」
と相伴に預かり、最後は どんちゃん騒ぎになった。
「校尉。いや皇子。貴男は御自身の御立場を何と思われておられますか!?」
宮中に戻ると早速執金吾に呼び出されて、叱責を受けるが、
「あ?継承権も無い飾りの皇子に立場も広場もあるか!!
それより、司隷校尉にもう少し洛陽城下の掃除をさせるよう命ずる方が先だ」
「相変わらず、どこかの溝鼠が洛陽城下をちょろちょろ嗅ぎ回っているぞ」
執金吾を煙に巻いて退出し、自室へ戻る道すがら
(いっそのこと、南皮に 移るか?麹殿を他の男に攫われるのも業腹だ。
それに……)
脳裏に浮かぶ一人の男。
見合いの席に居たあの男が、まさか蛮族戦役の英雄。だったとは。
(横着。か、ふざけた名前だが幽州横家の嫡流とはあの腕前と人望も頷ける)
……いっそのこと、横家に仕官するのも良いな。
自らの思いつきに満足しながら歩む校尉、否皇子であった。
以上です。
最初でまたやらかした。
誠に申し訳なく。
遺憾に存じます。
乙です
乙でしたー
>>158
>>また中身は我々では存じませぬので……」 なんとなく慇懃無礼なニュアンスを感じるので(俺なんも知らないから関係ないし~と【悪意を持って聞けば】聞こえます)
○また中身は我々では存じ得ませぬので……」 状況的に少しでも怒りを受けないようにすると思うのでこのくらい丁寧な方がいい気がします
《悲報》横着さん王太子をブッ飛ばしてた《戦争待ったなし》
実際には模擬戦だし横着さんが戦ったのはあくまでも校尉だから問題にはなりにくいだろうけど・・・横着の胃壁に大ダメージは確定的に明らか(笑)
>>168
いつもありがとうございます。
>横着さんの胃壁
兇奴戦役で人の生死を見ている&自分も人を殺している。
ので、少々の事では余裕で耐えます。
ただし、ある人物から精神攻撃受ける方が胃壁に大ダメージ受けます(笑)
……察してあげて下さい(笑)
乙です乙だす乙なんだよ
思ったより大物でびっくらこいたでござるww
これは袁胤派閥は洛陽へのパイプの重要性が薄まると思って破談への工作があるかもですねえ
宦官勢力も全盛期ですしおすし……
可哀想なくらい皇族の権威はともかく権力はないご時世ですからねえ
しかし、中々手駒に恵まれているようでこれはまだ出ぬ劉協皇子が大shitですね
いやまあ、権力争いから距離を置いているからこそかもですが
※尾行者は袁家関連、少なくとも張家、母流龍九商会の手先ではないということにさせてください
しかし横家に仕官とか言い出したら色んな人の胃壁が死にそうですねww
袁家としては敬して遠ざけながらもパイプが活用できるかどうかを探り、探りでしょうかね
こういう事態に胃壁にダメージがあるのは中間管理職なんだよなあとか想いながら乙です
次回も楽しみにしております
>>170
御大降臨。お待ちしておりました。
尾行者は宦官が放っております。
袁関係者は聞きたい事あったら、時間は掛かりますが麹か横を通じて情報取れますから。
横家に仕官したいと皇子が言い出したら……
「別に構いませぬが、『袁領内を一年かけて回る』とか『余所から象を探して連れてくる』とか『袁家の催事にひたすら雑用(無茶振り)に追い回さる』とかありますが」
……駄目だ、余計に仕官したいと言い出すな。
後、「おーれーたーちーはー」
に乗っかって、ひたすら麹義さんにアピールしまくってそうwww
求む公式見解。
麹義さん洛陽に出せますか?
袁胤さん、本編に絡みます?こちらは簡単で結構です(ネタバレ防止)
>>171
>御大降臨。お待ちしておりました。
そんな大したもんじゃございやせんww
>尾行者は宦官が放っております。
ここは一応予想通り
>麹義さん洛陽に出せますか?
北方の防壁として君臨しとりますので公式には無理ですね
田豊と麹義の双璧を以って匈奴の蠢動を防いでおりますです
どこかの怨将軍とか、まだまだ実績も名声も足りないのです
>袁胤さん、本編に絡みます?こちらは簡単で結構です(ネタバレ防止)
はい
徐々に絡んできます
美羽様だけでも存在価値がアレなのに洛陽へのコネクションが軽くなる流れとか……ww
あれこれ謀略を仕掛けてくると思いますよww
ただまあ、彼が排除されることはないと思われ
何せ、逆張りの勢力も袁家にとっては必要なのですから
>>172
公式見解ありがとう御座います。
御礼代わりに最新話よりの小ネタ。
投下します。
「何だ?宮中が最近少し騒がしいようだが?」
宮中某所にて最近大人しくされておられた我が主が、何やら探って来たらしい。
私もいきさつは既に詳しく掴んでいるがにやにやしながら、
『ほら。早く教えろ。はよはよ』
と表情で急かす主を見ていると、灸を据えたくなったので態と惚けて、
「はて?騒がしいのはいつもの事。何大将軍と宦官共がまた何やらやり合ったのでしょう」
冷静に返答する。
『何だつまらん』
と憮然とした表情で再び書簡に目を落とす、主。
……やれやれ。
と安堵したが、世の中とは意地悪く出来ているらしい。
「皇子さまー。何か袁の将軍さまが『官位早く渡して欲しい』って、色々掛け合っているんだって!?」
……この馬鹿者が。
顔中に
『面白い事見つけたよ!』
とばかりな笑顔で飛び込んで来た小さな同僚に、私はただ溜め息しか出なかった。
「ほ。つまり縁もゆかりも無い曹家の夏候とやら の為に、袁家の将軍は奔走しておる。と?」
あの後主から再度じいっとひたすら見つめられて、渋々私も掴んでいる情報を晒した。
「端から見ると左様ですが、袁から来ているのは 紀なる者で袁家の長子、紹と幼き頃からの仲とか」
「……!! そうか夏候と言えば曹家の身内同然の臣。
袁紹は確か曹家当主曹操と繋がりがあるな」
「左様で御座います。恐らくは、袁紹の指示かと思われますが」
「ならば……」
今までの冷静なやり取りから一転した主の声音に、私は嫌な予感がして主へと顔を向けた。
そして後悔した。
にんまりと、悪戯を思いついた子供の笑みで、
「ならば、私も手を貸す事としようか。
何。録尚書事と尚書令辺りなら、すぐに繋ぎは取れる。
司徒殿はちと難儀だが、あそこの子供とは幼なじみだからそこから攻めるか」
あれこれと策を練る主を見ながら、
(貸し。に出来ないものだろうか。
……まあ、無理だろうな)
袁家の紀という者に恨み事の一つもぶつけたい私。であった。
以上です。
求む感想。(こそっ)
乙でしたー
憮然がついにその意味で認められたらしいですね、赤ペンとしては少し複雑です
皇子としては軽い点数稼ぎのつもりかちょっとした茶目っ気のつもりか…そしてこんなところにも上司の無茶をフォローするために頑張ってるお方がw
それにしてもなるほど、二郎ちゃんが手を貸した姿は外側からはこう見えるのか。たしかに誕生日に呼んだり真名を呼び合ったり傍から見たらあの二人って親友っぽいモノな
乙でした
なるほど、こうなるかww
まあ、二郎ちゃんは関知しないでしょうが舞台裏のあれこれ楽しく読ませていただきましたww
二郎ちゃん的には私怨で通常業務のサボタージュをしている奴に軽く恫喝してやったくらいの認識、かなあ
家格から言うと曹家より夏候家の方が上とか色々わけわかんねえですけどそこまで触れるつもりはございません
それと麗羽様と華琳さまは真名を交換するくらいの親友ですだよ
史実?でも一緒に花嫁強奪をするくらいには仲がいい……なんだそのエピソード
言ってもどっちもいいとこのボンボンなわけですよねーとかなんとか
関係ないけど袁紹と今川義元は過小評価されてるよなーとか思ったり
最近は再評価がぼちぼちされはじめてますけど・・・
>>179
いつもありがとう御座います。
えと、『憮然』の使い方以外は指摘無し。
という評価でしょうか?
……うしっ!(ガッツポ)
>>180
>なるほどそうなるかww
はい。そうなります。
書いている>>1は神視点で見てますが、
接点が無いと、ね。
>二郎ちゃん的には、私怨でサボタージュしている役人を恫喝してる位の感覚。
役人て、直接評価に関わる人には結構弱いです。 ただ、組織として怒らせると洒落にならない団結力発揮します。
良くも悪くも(遠い目)
未だ官位の無い紀霊さんが、硬軟取り混ぜて折衝しても精々
『近日中(近日に非ず)に下賜の沙汰を伺うから 本人を待たせておくように』
止まりな気が。
いや、どうだろう?その前日で何進からの熱い歓待()受けてるから目端が利かないやつ以外は今のうちにゴマすっとこうとするかもしれない
袁家と何進が正式に手を組んでからすり寄るよりはその前からしてた方が厚遇されやすいだろうし
そのためなら無茶って程じゃないこと(夏候惇に官位をさっさと渡す)はするかもしれない
>>182
何進大将軍はまだ全権を掌握してないでしょうから、官位担当部署が宦官寄りなら何進大将軍や袁の名を出しても消極的抵抗は続くでしょう。
また紀霊さんの立場も微妙で、『袁家全権使者』でない以上宮中実務官僚からすると現代風で申し訳ないですが、
『一介の都道府県の小役人』
がいくら急かしてものらりくらりで交わされる。
と考えた次第です。
……真面目な話、国レベルの許認可の速度上げって上の決裁通っていれば 部長級からの催促で加速するものですよ(経験)
ただ、尚書令クラスが中間なのかは……
だが待ってほしい。宦官よりというなら曹操の父ちゃんだか爺ちゃんだかが結構上の方の宦官ではなかっただろうか?
あとメタ視点が無い場合紀霊さんは都道府県の小役人が官房長官(何進さん)から歓待を受けてる、って感じでいいのかな?
作品内のキャラクターそれぞれの持つ情報には当然バラつきがあって・・・しかもそれらを信じてるか疑ってるかにも差があって・・・さらにそれらを積極的に使うか消極的に使うかのリスクリターンが・・・うん、俺に創作は無理だわ。考えてるだけで頭痛くなってきた
>>184
>曹操の父か祖父が上位の宦官
ですね。確か祖父だったような(超うろ覚え)
>都道府県の役人が官房長官に歓待されている?
大将軍は軍事ですから、 防衛大臣が都道府県の役人を歓待してる事になりますね。現代なら。
こちらは現代でも良くある事です。
具体例なら、沖縄の基地絡み。
体力(税収)のある都道府県や、立地上懐柔が必要な都道府県に対しては 大臣級の方が逆に根回し で動きますよ。
紀霊さんは都道府県の部長級でかつ袁家の使者なので、何進さんも無碍にはしません。
逆に十常侍の方が、現在の内閣中枢みたいに傲慢かつ世間が見えて無いんだろうなと。
創作って、誰でも出来ますよ。
別に頭痛くなる程深読みせずとも
自分の書きたいように書いたらいいんですよ。
私個人、凡将伝の舞台を借りておきながら
「三次創作とは名ばかり」
になっているな。と痛感してます。
きちんとした感想が書けるのですから、話は組めますよ。
難しく考えないSS。
ルナ・ヴァルガー知っている人どの位居るのだろう。
「おーれーたーちーはー」
『うおー!!』ドンドンドンドン
「つえーえぞぉー!!」
『うおー!!』ドンドンドンドン
「こーう(麹)さーまーもー」
『うおー!!』ドンドンドンドン
「つえーえぞぉー!!」
『うおー!!』ドンドンドンドン
「麹義殿はー」
『うおー!!』ドンドンドンドン
「私のーだー」
『うおー!!』ドンドンドンドン
「「止めんかあっ!!」」
横着 「マジうちの連中ノリ良すぎ。教育し直さないと……(溜め息)」
麹義 「着よ。何故か校尉殿が混ざっているぞ。おい」
るなさんはなー
お尻とか、ワイバーンが金だったりすごいっすよねー
何進の大将軍という地位ですが。
丞相よりも上ということでひとつ。
行政についても隔絶している、すごいんだぞーという地位なんです
三公の上のポジションなのでね
日本で言ったら最高裁判所長官と内閣総理大臣と衆議院の議長を越えた感じなので
なおかつ外戚という無敵モードなのですよ
史実においても「あの」宦官が正規の権力闘争では太刀打ちできなかったという感じで調整オナシャス
一応小ネタSS
この程度でも有りと思う。
続けて投下。
ちょっと真面目。
洛陽某所。
薄暗い燭だけの小部屋に二人の男が向き合っている。
「で、皇子はどうしても 袁と繋がりを持ちたいと」
慇懃に尋ねるは、何進。 大将軍にして何皇后の兄、そして洛陽の財界の表裏に影響を持つ男。
「いや。私は袁家将、麹義殿と夫婦になりたいだけだ」
応ずるは、劉の名を冠する男。
現皇帝の皇子であるが、母が身分低き宮中女官であるので庶子的立場にある。
「ふん。見事な韜晦ですな。袁の将軍と夫婦になることは、貴男の背後に 袁の武力が一部とはいえ 付く。果たして今の御立場でそれがどう影響するか、御理解出来ぬ訳もあるまいに」
挑発的に返す何進。
皇子の背後から色めき立つ気配が立つが、皇子が 手を上げると沈静化する。
「それは貴公も同じ事。 妹君の御子が次代皇帝となる為には、袁の力は欲しいだろう?
私は、彼女そのものを男として伴侶として欲しているのだ。
彼女が望むならこの立場も捨てる。
いや。それより何進、私に手を貸すならそなたに やるぞ?
『何皇后の兄』より『劉進の妹』の方が弁皇子も箔が付くだろう」
皇子の返しに、今度は何進の背後から色めき立つ気配が立つ。
が、こちらも何進が制する。
「全く以て有り難いお話だが、生憎そこまでヤワな地盤じゃない。
だが、貴男が庶子である事が有り難くもあり、惜しくもある。
十常侍共の思い上がりを 一喝し、完膚無きまでに 論破して叩きのめしたらしいですな?」
「ああ、あれか」
何進の水向けに、『下らん』とばかり、
「私が嫁探しをしてると 嗅ぎ付けて、恩着せがましく話を持って来たから 筋を通しただけだ。
第一肝心な女を見せずに やれ家柄だの自分達との 繋がりだの聞かされて、鬱陶しいから
『能書きは済んだか。じゃ肝心の女を連れて来い』
とやっただけよ」
吐き捨てるような言を、 じっと聞いていた何進。
「ならば、我々が縁結びに手を貸すとしたら?」
「何が望みだ?私は皇帝に直接物言うつもりも立場でもないぞ」
警戒するような皇子に対し、ぼそりと、
「三公、九卿の子息子女とは繋がりが御有りなようで」
とだけ言うと、黙る何進。
「……根回し、それとも 説得か。どちらだ?」
渋い表情で返す皇子。
「お好きな方を。確約さえ今頂ければ、お力添えは充分に」
それだけを告げる何進。
重い沈黙が場に充満した頃呻くように、
「解った。責任持って話はしよう。
だが、確約はせぬ。
よって力添えもいらん。 ただ私を自由にさせてくれ。
それだけでいい」
何進に返す皇子。
「充分で御座います。望みは確かに叶えましょう」
何進もそれ以上は求めず礼を取ると、姿を消した。
「皇子……」
背後に控えていた年嵩が 心配して声をかける。
「私も所詮俗だったか。 あの親父の跡なぞ誰でも 良いのだが、誰かの犬になったと幻滅されるのは 無念だ」
自嘲する皇子の様子に何も言えず、ただ傍に控えているだけだった。
以上。
何進さんてこういう外堀を埋める交渉を得意としてそう。
いや得意だろうな。
乙でしたー
そりゃあ肉屋の倅が大将軍だもの、豊臣秀吉もびっくりよ
実際戦国時代で上も下もいつ死ぬか分からないときに伸し上がるよりも腐敗していたとはいえ黄巾党が暴れたりする前の一応は安定していた段階で伸し上がったとか訳わかめの凄さよ
まあ凡将伝では肉屋は実はかなりの影響力があったことになってるけどさ
乙ですだよ
皇子様、籠の中から番を求めて飛び立ちたい表明
これ、地味にえらい案件ですよねww
そしてそれをさらって処理する大将軍の巻でした
うっとこの何進さんは外堀を埋める土木工事に目を引かせといて本丸に単身乗り込んで大将首を挙げるイメージです
いや、外堀とか埋めようと思ったら既に工期が決まってる的な
いや、楽しく拝読いたしまいた
ありがとうございました
何があるのかは知らないが、今年は株主対策の接待が随分と早い。
何でゴルフつう選択肢しか無いんでしょう?
HC180の素人には、接待コンペすら苦痛なんですが。
展示会(有明、晴海クラス)で好きなだけ裏も含めた見学をさせる接待もありでない?
と、某商社の接待担当に 聞いたら
「そういうのお好きですか?」
真顔で聞かれた。
>>198
腐敗しているからこそ、肉屋の倅が成り上がれた。
という考え方も出来ます。
ただ、何も無しで才覚のみで成り上がるって戦乱の時位しか不可能かと。 最低でも資力は要りますから。
その点で、一ノ瀬さんと私の解釈はほぼ一致してます。
>>199
楽しんで頂けたようで何よりです。
>うっとこの何進さん
中々剛な方で。
>番を求めて籠から出たい皇子
確かに大問題になりそう。
というか、麹義さんと釣り合い取らせるならこれ位は必要じゃないかな~と。
一応無名な人なので、いっそのこと一回亡くなってもらうか?
とも考えてます。
ただ、何進さんが単なる 洛陽財界の犬ではなさそうなので、利用させてもらおうか。とも考え中。
深く静かに潜航してますが、生きております(ぉい)
つか連日の赤坂通いはしんどいです。
唯一の救いは馴染みになった姐さん達と昼間にお茶しながら色々教えてもらう一時。
個人的な感想ですが、東京の芸妓さん達の方がまだ取っつき易い。
京都はなあ……(奥歯に 物を挟みつつ)
まあ近日中には何かを投下出来そうです。
赤坂通いとかうらやましいww
昼間に姐さんたちを連れだせるということはそういうことなのですね
うらやましい
京都の姐さんたちは、触れ合ったこともないですけどね、お高くとまっているのもお仕事なのでしょう
なお、自分は夜の蝶相手に商売していた時期もあるのです
あるのですが、いらんスキルを得ました
ほら、昼間にすっぴんでお相手するとね、こう武装がないというか、ね。
なので、フルメイクしてる姐さんからすっぴんを連想するという無駄能力を得ましたww
ほら、すっぴんの姐さんに「誰?」とか許されませんのでww
誰も得しないスキル、失ってよかったと思ってますww
>>202
うーん……。
正直リアルが洛陽の紀霊さん状態なので、ものすごい神経戦の中政界の方々と料亭で腹の探り合いの日々なのですよ。
一応妥協ラインは父と祖父に確認してますので、 現状は安定しているのですがww
あ。姐さん達とは健全に お付き合いしてますのでww
あの界隈のしきたりだの 作法だの諸々仕込んで頂いております。
京都はね、置屋の女将が 結構こう……(奥歯に物を挟みつつ)
芸妓さん達とは、それなりに親しくはさせて頂いておりますがww
姐さん達に会う時には約束してますので、完全なすっぴんで会う事は無いです。
国会が閉会しましたので、後は株関係の雑用(総会担当者と色々)やら最近ちょっとだけ保有比率上げた数社の偉い人と会ったら、帰ります。
……鹿島スタジアム、行きました。
何事も無く拍子抜け。
スタジアム飯が中々侮れない。
投下。
袁紹様の誕生日行列以来、半ば南皮の名物となりつつある象であったが、流石に朝夕が涼しくなると動きが少し重くなってきた。
世話役も
「この寒さはコイツにゃきついでしょうな。
本来の役目も終わっている事だし、帰してやった方が良いんでしょうけどねぇ」
思案顔で唸っている。
そういう事ならば。と稟議を上げると、
「まだおったのだな。暑い国の生き物なら、南皮の寒さは乗り切れまい」
とあっさり帰す許可が下りた。
が、意外な所から嘆願が来た。
『せっかく客寄せの目玉になっているのに、急に帰すとはあんまりです』
街の商人達が規模を問わずにまとまってやって来た。
だが、偽善かもしれないが命には代えられない。 それに、急激な発展を遂げる現在の南皮なら別に象が居なくなってもすぐに新たな客寄せが出てくるだろう。
「というか客側としては 値段かモノか味か、とにかく『もう一度』と思わせる何かがあれば自然と足が向くがなあ」
それに旅芸人の往来や大道芸も盛んになって来た。
少なくとも目玉には欠かない、と街を歩いていて思う。
それに、南皮の人口と景気を考えると充分経済は回る。
「第一あれ(象)は袁家の借り物だぞ。
借り主が返すと決めた事に嘆願してもどうにもならん」
私が放ったこれで、商人達も沈黙した。
だが、こんな日常の情報もすぐに手に入れてやって来る方がいる。
「象を返すそうですね」
……一体この方はどこから聞きつけて来られるのか。
笑顔の校尉様と渋面の年嵩殿を応接しながら、袁家の防諜に不安を覚える 私、横着。
「いくら校尉様でも、
『返すついでに、洛陽に連れて来い』
は無理で御座います。
どうか、御理解を」
「いやいや、一介の校尉がそんな事言えませんよ。
ただ……」
「ただ?」
「噂に聞く象とやらに、
『乗せて欲しい』
とお願いする位は、ね?」
……「ね?」て貴方、そんなもの凄い良い笑顔で 仰られても。
非常に嫌な予感がしたので、
「御一人で?」
と確認すると、良い笑顔のまま、
「いやいやいや、せっかくそんな珍しいモノに乗るのですから……
ここは、麹殿と二人。
めったに見られぬ景色を共にと。
……それ位は御尽力頂けますよね?」
……的中して欲しくない予感ほど当たるものである。
まあでも、象が南皮(ここ)を発つまで猶予はあるし、わざわざ麹義様と 相乗りしたいとやって来る行動力に感心したので 手配はした。
だが、肝心の麹義様が受けるか。
それ以前に結構忙しい方なので、時間が取れるか。
その点を御本人に確認すると、
「いやそれ以前に、着よ。象は何時南皮を発つのだ?」
逆に聞かれた。
予定を伝えると、暫く沈思黙考していたが、
「なあ。貴様は夫婦で乗った事があったな。
どんな気分だったのだ?正直に答えてくれぬか」
真剣な面持ちで問い掛けてきた。
「あの時は、象に感謝しましたな。
私が見た景色を共に見られましたし、何よりあれを二人占め出来た貴重な 時間と経験でした」
「ふむ、それは『情愛を持つ者同士故』の感想か?」
……なるほど。
「それもありましょうな。私にとって妻はかけがえの無い、我が命と言える存在。
だからこそ、あの時間は まさしく桃幻の刻。でした」
再び沈思黙考した麹義様。
が、真剣な面持ちになると、
「分かった。この話御受けする旨、校尉様に御伝えして欲しい。
日時については、後で使いを立てる故待たせるやも知れぬが、宜しく取りなしてくれ」
と返答された。
このやり取りの後、象が南皮を発つ前日に校尉様の要望が叶った。
「晴れて何よりです。まさしく天も味方していますね」
南皮城内の象小屋の前で 御機嫌な校尉様。
つられたのか象も、
ぱお、ぱおー
と鳴いている。
「済まない。遅くなりました」
そう言いながら現れた麹義様。
そちらに顔を向けた私達二人は、思わず固まった。
……化けたなぁ。
格好こそ、動きやすい物だが随分と垢抜けている。
というか誰かに見立てを頼んだのか自らを無理無くそれでいて極限まで良さを引き出す装いをしている。
正直、妻のおめかしに気付かずよく拗ねられる私ですら気付いた位。
当然、校尉様は気付かれているが、ポカンとした顔で見ている。
「あー……やはり無理したか」
自嘲気味に我々の反応を解釈する麹義様。
その言葉に我に帰った校尉様。
慌てて、
「いやいやいや。余りに 似合っているので思わず見とれてしまいました。 これほどまでに装うて来られると、私も大変に嬉しいです」
全力でひたすらほめる。
「そ、そうか。校尉様に失礼にならぬように知人から見立ててもらったのだが、そうまで言うて頂けたらかえって照れまする」
……うん、何だ。
ここまで二人の世界を作られると、周りは逆に引くのだな。
そんな事を思う間も、あわあわもじもじと二人でひたすら何事か会話している。
「おーい。そろそろ良いかの?
こいつがさっきから、せっついてかなわん」
世話役の呼び掛けに我に帰る二人。
慌てて象の側に向かう。
「あ。いけませ……」
私が声を掛けるよりも早く、
ぱお
一鳴きすると、鼻でまず 校尉様。次いで麹義様を背中に載せる。
……どうもこの象は、人慣れし過ぎて側に寄る人間は背中に載せる習慣がついたようだ。
ちなみに南皮城内では、下働きや女官がこれの被害によく合っている。
そう言えば運動の為にと、引き出した時に偶々側を通った張家の女人を載せて騒ぎになった。
……なんて事もあったな。
しかし、目的の人物二人を載せたので世話役はそのまま象を先導する。
のしのし。ぱお。のしのし。ぱお。
先導に従って、暢気に鳴きながら大人しく歩き始め……
そのまま南皮城下へと、その巨体を進めて行った。
視点が変わるよ。
象の上に。
……いきなり鼻で掴まれて、背中に置かれた時は少し肝を冷やしたが。
確かに、良い眺めではある。
洛陽の城壁の天から見るような物だが、違うのは 景色が自分から変わっていく事。
かといって、のんびり歩ませる馬から見る景色よりももっと遠くまで見えるので、新鮮で興奮すら覚える。
夢中で辺りを見渡す私の耳に忍び笑いが聞こえて、顔を向けると麹義殿が 愉快そうに私を見つめている。
「いかが?象の背からのこの南皮は」
「洛陽に負けない賑やかさ、否活気なら洛陽に勝ってますね」
「そうですか。私はまだ洛陽には行った事が無いので、洛陽の賑わいや都としての規模を肌で知りませぬ。
私にとっては、この南皮よりも大規模な都市が有るという事が頭では理解出来ても、実際は理解出来ておらぬのです」
少し寂しげな麹義殿に私は思わず、
「ならば洛陽に来られれば……」
と誘いの言葉を掛けようとしたが、麹義殿の表情に躊躇ってしまう。
麹義殿の視点は遥か遠くを見ていて、そのまま、
「私には、蛮族共から民を守るという任が有る。
私と田豊の存在が、蛮族共に楔として、厳然たる壁として、立ちはだかっている。
「だがそれは、私の自由と引き換えに民と漢の安寧を得ているのと一緒だ」
そして、私を真剣な眼差しで見つめると、
「もし、私が貴方の嫁になるとして、
貴方は南皮で暮らす事、私が蛮族共の防壁として 過ごし続ける事を……
受け入れられまするか?」
それだけ言うと、黙り込んでしまう。
私は何故彼女が頑なに誰の嫁にもならないのか、その一端を垣間見た気がした。
だからといって、私はあきらめられない。
むしろ、そこまで自己を 殺して蛮族と対峙する彼女を改めて見直した。
そして、彼女にとっての よりどころになりたい。 彼女が女として人として 居られる存在になりたい。
目を細めて、景色を眺める彼女の横顔を見ながら 改めて、強い意志となった。
視点が変わるよ。
今度は下に。
……南皮城下へ象を出すと、まず人だかりが出来て、象と一緒に人だかりが動く。
そんな光景が象と共に進み続ける。
いつもなら、側に来た老若男女に子供をひょいひょい背中に載せる象だが、さすがに要人を乗せているので私の部下を動員して距離を離している。
しかし、象は暢気にぱおぱお鳴きながら歩き続け、乗っている二人も景色を堪能している様子なのでまずは一安心。
だが、いきなり象が歩みを止めた。
部下は緊張して周囲を警戒するが、私と世話役は そのまま気楽に、
「大丈夫だぞ。出ておいで」
声を張る。
するとわらわら子供達が 出てくる。
兵士の姿にいつもよりは 遠巻きになりながら、
「オジサン。今日は乗れないの?」
子供達の大将が尋ねてくる。
「ああ。今日は先客が居るからな。悪く思うなよ」
いつもは私や世話役が子供達を象の背中に乗せてやっている。
というより、近付いた子供達を象が鼻でひょいひょい背中に乗せているのだが。
無論、赤子と幼児は駄目。
怖がりは、端から近付かない。
それと象に悪さする奴も 近付けない。
何せそれなりのカネが掛かった借り物だ。
また分別無しに傷付けられたり、それが原因で暴れたら大惨事になる。
だから実際は限られた子供達しか象の背中を体験した事がない。
話が逸れた。
立ち止まった象も、今日は誰も近付かないのでまた暢気に鳴きながら歩き始めようとしたが……
「そうだ。コイツな、明日住んでいる所に帰るぞ。
もし良かったら、城門前に見送りに来い。」
私がそう子供達に伝える間だけ、足止めさせると 再び歩き始めさせる。
結局、二刻程掛けて南皮周遊象の旅は無事終了。
降りる時は、特製の架台に象を横付けして移って貰って梯子で降りる。
ちなみに、街中の庶人や子供達は鼻で降りる。
「いやいや、なんとも言葉にならぬ景色でした」
少し興奮気味の校尉様。
麹義様は、逆に無言のまま。
ただ、校尉様がさりげなく横に立ち、労るように 守るように振る舞っているので大丈夫だろう。
象の背中で二人の間にどのようなやり取りがあったのかは窺い知らぬ。
だが、今日の事が二人にとって良い思い出にはなって欲しい。
私、横着はそう願う。
以上。
酉変わってますが、同一ですよ。
なんだかんだで一万文字ぐらいの書きためが、投下するとこんなモン。
やっとこさ、休みをまとめて取る事が出来る。
……という訳で、また溜まったら投げに来ます。
追伸。
感想下さい(直球)
後、作者はsagesaga好きですが
感想書く際はお好きにどうぞ。
乙でしたなんだよ
象さん帰る前にドライブされるの巻
ん?ライドかな?
放置されてた象さん。日々の食費とか袁家にとっては端数ですらないという事実ww
あやかりたいものです(切実)
そして化けらったな麹義のねーちゃん。
さて、コーディネイトは沙和だろうか……?。
でもまだそこまで偉い人と関われるほどではないかな?沮授を通じて張紘が推挙したならあり得るか……?
北方の防壁たる現状をこの上なく理解しているところにほろっときました。
いや、ほんと後継者の台頭が待たれますねえ(棒)
そしていい雰囲気なお二人の今後にも期待でするる。
次回も楽しみにしておりますよー
>>203
>正直リアルが洛陽の紀霊さん状態なので、ものすごい神経戦の中政界の方々と料亭で腹の探り合いの日々なのですよ。
ひえぇ。うらやましくない!でもあれこれ聞きたいww
差支えない範囲で愚痴なりなんなり漏らしてくださったらうれしいですww
>姐さん達に会う時には約束してますので、完全なすっぴんで会う事は無いです。
そりゃそうですよww 私が昼間にお会いするのはそこまで意識高くない層かつ、出入りの業者という立場ですたので……
>国会が閉会しましたので、後は株関係の雑用(総会担当者と色々)やら最近ちょっとだけ保有比率上げた数社の偉い人と会ったら、帰ります。
塩漬けの塩分濃度が高まる今日この頃。含み損なんて見ない。暗黒期を乗り切った阪神ファンはこれしきで心が折れない!
ダイヤモンドは砕けない!
>鹿島スタジアム、行きました。
おお、なんかありがとうございます。
スタ飯の評価は日本一のスタジアムです。
直火を使えるのであれこれ料理ができるのですよ。ほかのスタジアムでは外に屋台が並ぶのが多いですね。
今更ですがおすすめはモツ煮とハム焼き。お店によって味が違うので何度行っても胃袋が足りません。
トマトモツ煮にご飯ぶちこんでリゾット風にするのがお気に入りです。
しかし消費税増税が延期になってほっとしてますww
乙でしたー
>>206
>>『せっかく客寄せの目玉になっているのに、急に帰すとはあんまりです』 商人たちが袁家の人情に訴えているのか商人流の実利を先にしてるのか
○『せっかく客寄せの目玉になっているのに、急に帰らせるとはあんまりです』 もしくは 『せっかく客寄せの目玉になっているのに、急に返すとはあんまりです』 【帰す】だと商人たちが主軸になってる印象がありますね。象は袁家のモノですので情に訴えようとするなら【帰らせる】商人たちの半分交渉のような嘆願なら【返す】がいいと思います・・・校尉殿()は【返す】を使ってますからこっちかな?
>>207
>>……それ位は御尽力頂けますよね?」 ご尽力(力を尽くすこと)をお願いするのは間違いですね。助けてもらった後で助けてくれてありがとう。を丁寧にしたものです
○……それ位は御助力頂けますよね?」 もしくは ……それ位は御協力頂けますよね?」 あたりでしょうか
>>208
>>私が見た景色を共に見られましたし、何よりあれを二人占め出来た貴重な 時間と経験でした」
>>60で ……一度だけ、妻と子を載せて一緒に城下を巡った。 とあるので二人占めではないのでは?
○私が見た景色を共に見られましたし、何よりあれを家族で独占出来た貴重な 時間と経験でした」 あたりでどうでしょう
>>211
>>世話役の呼び掛けに我に帰る二人。
○世話役の呼び掛けに我に返る二人。
>>213
>>洛陽の城壁の天から見るような物だが、
○洛陽の城壁の天面から見るような物だが、 でしょうか?あるいは 洛陽の城壁の物見櫓から見るような物だが、 視界が変わらない(移動できない)ならこっちでしょうか?校尉殿()ですから 洛陽の城の天辺から見るような物だが、 城の一番上ってなんていうんでしょうね?尖塔とも違う気がするし
>>214
>>「だがそれは、私の自由と引き換えに民と漢の安寧を得ているのと一緒だ」 前の言葉が」で締められてないので
○だがそれは、私の自由と引き換えに民と漢の安寧を得ているのと一緒だ」
>>受け入れられまするか?」
○受け入れられますか?」
>>217
>>いつもなら、側に来た老若男女に子供をひょいひょい背中に載せる象だが、 【若】が子供を示しているので
○いつもなら、側に来た老若男女をひょいひょい背中に載せる象だが、 もしくは子供を強調するなら いつもなら、側に来た老若男女、特に子供をひょいひょい背中に載せる象だが、 あたりでどうでしょう
>>219
>>また分別無しに傷付けられたり、 前に一度事件があったのでしょうか?そうでないなら
○また、分別無しに傷付けられたり、 の方がいいと思います
まあ寒いからって象に服着せたりするわけにもいかないですしねえ、校尉殿の男っぷりがいいですね、姐さんにはぜひとも幸せになってもらいたいものです
>>223
>麹義様のコーディネート
実は袁逢様とお付きの衣装担当が寄ってたかって 。
だったりします。
本人には秘密で、下着も 『そういう事(意味深)』
になった場合に備えてます。
つか袁逢様は半分野次馬的に、二人の事を見守ってますね。
>放置されていた象
本編(凡将伝)では完全な小道具。
なので、『何時までに返却手続きせよ』
の指示が下りないまま半分飼っている状態。
つか上層部はそういう事に往々にして鷹揚な事多いですから。
>政治家との暗闘
個別はゴメンナサイ。今言えるのは、
「大阪を冠する某会」
は完全に切りました。
全方位外交が基本な私ですが、話にならない。
つか支援を求めながら余りに無礼過ぎたので、「支援しても利が全く無い」
と判断しました。
代々木には、先代党首までは個別対応してましたが憲法の扱い方で現体制のやり方が洒落ならないので、静観してます。
いずれにせよ参院選後に どれだけ利を返してくれるか。エゴですが我々に 損無いように現在は準備中です。
>塩漬けの塩分濃度上昇中
それ言ったらウチは塩分百%の株が山ほど有りますよ。
ただ、それぞれ目的あってそうしてます。
配当にせよ優待にせよ、魅力がないなら切るのも手ですよ。
逆にじわじわ買い増して 地味に圧かける手法も有り。
昔修行の為会社勤めしていた時に、マジで阿呆でクズな取引先いわす為に マザーズで資金調達しているを幸い、名義を分散させながらじわじわ買い増して筆頭株主になった事有ります。
その会社自体は存在してますがガチで介入しましたから今も影響力残っているという(笑)
鹿島スタは、関東滞在中の息抜きの場所に決定。
ハム焼き食べ損なったので、次の楽しみに。
ただ、どて煮は酒が欲しくなる。マジで。
次は持ち帰って、一人じっくりと堪能しようそうしよう。
昔からスタジアム系の場所では飲まないようにしてます。
試合そっちのけで爆睡した経験だらけなので(苦笑)
……長文失礼致しました。
>>224
いつもありがとうございます。
今回の添削は良い国語科の復習になりました。
>象に服を着せる訳にもいかないし
……この感性大好きです ちなみに南皮の緯度って 大体東北地方と同じ位。 東北6県の動物園は暖房費が結構掛かるだろうな。
……後漢時代の官職を調べていたら、面白い物を見つけました。
どうやら結婚への障害は解消されそうです。
>>225
>実は袁逢様とお付きの衣装担当が寄ってたかって 。
ああ、なるほどですねww
>つか袁逢様は半分野次馬的に、二人の事を見守ってますね。
身命を賭して袁家に、北方の平安に尽くしてくれたねーちゃんですもの
どう転んでもいいけど、応援はするでしょうね
>「大阪を冠する某会」
意外でした
野党の中ではまだ主張がまともだと思っていましたので
それとも野党は夜盗なだけだったのでしょうか……
>配当にせよ優待にせよ、魅力がないなら切るのも手ですよ。
9割くらい配当目的で、つぶれないだろうとこに投資してますので……ww
今の年間配当が4倍になったら会社辞めて趣味に走りますww
>逆にじわじわ買い増して 地味に圧かける手法も有り。
資金力がちがーうww
>鹿島スタは、関東滞在中の息抜きの場所に決定。
これはうれしい限りですね
ありがとうございます
これで交通の便がもちっとよければなあと思うのですが
鹿スタまでの道中での無意味な車線規制が気に障るのですよ
>次は持ち帰って、一人じっくりと堪能しようそうしよう。
お店によって味も違うので、そこらへんも楽しんでくださいww
いつか、鹿スタで一緒に飲みましょうww
いや、そこじゃなくてもいいのですけれどもねww
一ノ瀬様。長文にもかかわらずレスありがとう御座います。
>野党は夜盗なのか
民進位ですかね。
「AをBする為にCに働きかける」
を議員単位の活動で明示するのは。
「大阪を冠する某会」
は国政レベルでは空っぽの印象(私見)
相変わらず「大阪都の為に」から脱却してないから、こちらからすれば
「その為に支援してもこちらにどのような利益を返す?」
が具体的に無い。
「二重行政の解消」と云われても、何かと税務当局と渡り合っているこちらからすれば、
「国政がある以上、永遠に二重行政は解消されない。
地方行政区にこだわるのは構わないが、全国規模の法人からすればその思想を全国規模に拡大する方がまだ支援の価値がある」
幹事長クラスに率直にぶつけたら、
「いやまあ、自民党さんみたいに政権取るのが目的ならそうします。
私達は大阪都の為に法改正への影響力持つ事が、ね」
萎えましたねwww
沖縄に社会大衆党という地域政党がありますが、 彼等の方がまだ支援のしがいがありますねwww
「私達は『基地をどうにかしろ。わしらの土地を返せ。すぐに無理なら地位協定を対等な物にして 平穏無事な生活させろ』 が望みで活動してます。
支援してもらっても、望む利益は返せないかも知れないが逆に基地被害が無くなれば、沖縄投資の リスクは減ります」
文章ではあまり差がないように思われるでしょうが、沖縄で社会大衆党本部に招かれた時は党首以下役職総出で迎えて頂き そんじょそこらのコンサル真っ青のプレゼンされました。
>消費税増税延期
これね。国内専業のメーカーも地味にロビー活動してます。
ただでさえ、消費が冷え切っているのにトドメ刺されるわ軽減税率云々で面倒な事やらされるわで 企業としてもマイナスだし投資する我々もリターン減は目に見えてます。
……某証券が個人向け国債で面白い事やっているので償還分の一部を8桁ばかりそっちで国債購入したら、メインの支店長が慌てて飛んできた。
つか新人が挨拶来た時に 祝儀代わりに比率上げの 購入を任せたのに、強欲だねぃ(笑)
また長文で申し訳有りません。駄文失礼致しました。
乙したー
いつの間にか本家含めインテリなスレになってて別の意味でワクワクしてるわ
ちな就活生、政経系の動きが全然わかんない・・・
>>228
>長文にもかかわらず
長文ほど嬉しい。そういうものです。
>民進位ですかね
東京在住時代に各政党議員の集会に顔を出しました
議員の質は確かに旧民主が高いと感じましたね
トップとか、露出が多い人よりもまともな方が多いな、と。
いかんせん、支持者が糞(主観)でしたので、党としての限界を感じたのですが
東京五輪の招致に大反対の方が多く。
「若い人も誰も五輪なんて望んでない!」
直前に私が中国やブラジルの話を絡めて招致活動に賛成してくださいと発言したのですが……
お前の言う若い人は本当に存在するのですかと
失笑を漏らしてしまうくらいには、支持層がアレだなあ、と。ノイジーマイノリティの暇人が集まっているな、と。
>「国政がある以上、永遠に二重行政は解消されない。
けだし、名言ですね。
当初はそんなもんかなあと思ってもいたのですが、よくよく考えると中々に難しい問題であると最近思いました
何より、大阪都構想に賛成の人には少なからず、今の地名とおさらばしたいから、というのがありましてww
※これで西成区という汚名も返上できるぜぇ!
いや、なるほどなあと
こういうのは報道されない真実。不都合な真実というやつでしょうねww
>沖縄に社会大衆党という地域政党がありますが
初耳でございました
>基地をどうにかしろ。わしらの土地を返せ
主張がわかりやすいですね
どうしても基地追放の団体は他国ひもつきであろうという偏見がありました
基地被害というのも初耳単語です。中々に興味深い……
ただ、大陸が不安定になりつつある今、世界最強の軍隊を撤収するのはな、と思いながら
軍事力含めてそろそろ独り立ちせんといかんだろうとも思ったり
まあ、日本を侵略しようと思ったら外国人参政権を通して数百万人移民させれば合法的に併合できそうな気もします
これを左派の方々に言っても「妄想乙」で終わるという現状がやばいww
>これね。国内専業のメーカーも地味にロビー活動してます。
なるほど、そういう動きもあるのですね
内需8割という現状を中央、というか財務省も理解してくれたらいいのですが……
>ただでさえ、消費が冷え切っているのに
ほぼ国内向けの製造業で食ってる私、死ぬわww
長期金利が暴騰してハイパーインフレが来ると言ってた人たちはどこの紐付きだったのかなあ……
>>229
>いつの間にか本家含めインテリな
何を言ってるんだ。恋姫だよ?
ヒロインとキャッキャウフフする話じゃないか……徹頭徹尾……
>政経系の動き
TVのニュースを見てるなら新聞はMJを読むだけでいいと思う。
あとはTV東京のWBSとガイアの夜明けを見とけば面接の話のネタには困らないんじゃないかなあ
個人的には経済については三橋貴明氏のブログがバイアスなくていいかなあと思ってます
東洋経済とダイヤモンドと日経ビジネスのオンライン記事も流し読みしてたら万全?
紙媒体だと文春と新潮も要チェック(できているとは言ってない)
>>229
ども。ようこそ。
良く見つけたなあ。が率直な感想です。
>本家含めたインテリ
そう……ですか?
何かを書く場合、特に原作や実際に存在した政体 、民族、組織、団体があるなら調べるのは基本ですよ。
>ちな就活生
お疲れ様です。
まあ、ど素人の作品ですが。お暇な時にでもお付き合い下さると嬉しいです。
続き投下。
つか校尉(自称)と麹義様(ねーちん)の話も随分長くなってますね(他人事)
翌日。
良く晴れて暖かい空気の中、南皮城内の象小屋の前には旅立ちを見送ろうと人々が集まっている。
『餞に』
と様々な階層役職から送られた餌をもしゃもしゃ食べながら、
ぱお
と礼の積もりか時折鳴く 象。
全て食べ終えると、象小屋の扉が開かれ世話役達に導かれながらゆっくりと進み出てくる。
女官達は慌てて象から距離を取るが、見習いの少女達はそのまま象を見上げている。
ぱお
いつもの調子で背中に載せようと鼻を伸ばす象だが、鼻に縄を着けられ世話役達に制御されているので自由には動かせない。
ぱお……
鼻をだらんと下げたまま 寂しげに鳴く象。
…まあ、仕方ないな。
まさか南皮の民を載せたまま帰る訳にもいかないしな。
短い間だったが、様々な 経験を与えてくれた象を 感謝と労いを込め、私は見つめる。
さて出発となる直前、
「袁逢様。田豊様。麹義様。並びに官軍校尉様。 御成りに御座います」
先触れが慌ててやってくる。
その場の袁関係者が礼を取る。
お付きを従えて現れた袁逢様、田豊様、麹義様、そして校尉様。
礼を取るその場の袁関係者全員を見回し頷くと、跪く象商人一同に、
「よく面倒を見てくれた。
我等の不備により長々と 留め置き済まない。
道中は長い道のりであろう。
無事を祈っておる」
代表して袁逢様が声を掛けられ、田豊様が背後に何やら指図すると荷車に 山と積まれた餌が運ばれて来た。
「道中の足しに持って行くが良い」
象商人に託すと、鼻先を ぶらぶらさせる象を見上げて、
「次に逢えたら、末の娘も乗せてくれるか?
我が一家揃って、お前と一緒に南皮をのんびりと 巡りたいのう」
……聞こえて来た御言葉に何やら混ざっていたと感ずるのは、気のせいだと思いたい。
「行くが良い。長の逗留 さぞ疲れたであろう。
皆で見送ろうぞ」
袁逢様の餞の言葉を諸に 世話役に促され、
ぱお。ぱおぱお。
と鳴きながら象は歩き始めた。
さて、帰りは象商人一同だけで行くものと思っていたが……
「旦那ぁ、駄目でさぁ。こいつ梃子でも動かないつもりだ」
南皮の外れまで来た所で 象が足を止めてしまった。
ぱおーっ
まるで『ヤダ』とばかりに高く鳴きながら、脚を踏ん張り象商隊全員でなだめすかしても動こうとしない。
ぱおぱおぱおーっ
私の方に鼻を伸ばしつつ、何事かを訴えかけるように鳴いている。
……ひょっとして、私に付いてこいと?
来る時は象を調達に行ったから同行したが、だからといって帰る時まで同行する許可は下りんだろうしなぁ。
その場に踏みとどまったままこちらを見ながらぱおぱお訴えかけるように鳴き続ける象。
思案投げ首の私に、
「おや。随分難渋されてますね」
あの後出立されたらしい 校尉様が追い付いてこられた。
「ほう。ここから全く動かなくなった、と?
随分とまた、気に入られたものですね」
状況を把握された校尉様が、感心したように感想を述べられる。
……いや感心されても。
この状況にほとほと困惑していると思い出したように校尉様が、
「ああそうそう。袁刺史からこんな物を預かってますね」
と懐から書状を取り出した。
拝見する為に受け取り開封してみると、
『象返却を確認する為、臣横着を派遣する。
横着は、象と同行し遺漏無く返却された事を現地にて確認せよ。
尚、費用等については追って送るので直近の街にて受け取る事。
以上、命を発する。
袁逢」
脱力するのを体感しながら、安堵している私もいた。
となれば、象を動かす為にも行動せねば。
いつものように、象の背中に乗る為に近付こうとした私に、
「少し待って下さい。モノは相談なんですが」
校尉様が待ったをかける。
校尉様の方を向いた私に、
「この象は、袁の手から離れて商人の物に戻っているのですよね?」
と確認してきた。
象の所有者はそうなるので、私が首肯すると、
「では、私が象を借り受けても構わないですね? 時間が惜しいので、しばらく失礼しますよ」
そのまま象商人に向かうと、本当に交渉を始めた。
虚を衝かれてぽかんとしている私を置いて、あれよあれよと交渉は纏まり、我に返った時には、
「旦那ぁ。申し訳ないですが、ちと寄り道しますよ。
何旦那は一緒に着いてきたらいいだけでさぁ」
そこまで話が進んでいた。
……え!?
慌てて、
「あの校尉様、一体どちらへ「洛陽へ。馬で行く人は多いでしょうけど、象で都に入るというのは めったに無い事でしょうね。
なかなか乙な経験だと思いますが?」
……そうですか」
楽しそうに笑う校尉様を見ると、
仕方無いか。
と思ってしまう。
懐から墨筆と竹簡を取り出すと、妻に向けて伝言を書き付け見送りの者に託す。
……洛陽か。こいつにとってどんな経験をする場所となるやら。
早くも校尉様を背中に載せご機嫌な象を見ながら 思う。
……ぬ!?
知らぬ間に校尉様の後ろにもう一人乗っているのに気付いた。
どうも女性のようだが、布をかづいているので顔までは判らない。
が、その体つきには見覚えが有る。
……まさか。いやそれは 有り得ないだろう。
蛮族共の重石になっているある女性の顔を思い浮かべ、立場的に有り得ないと打ち消す私だった。
ひとまずここまで。
感想下さい。
……さて、皇帝陛下を背中に載せてしまうと、どうなるかな?
ちな何進さんも弁皇子も 何皇后も載せてしまいます。
……みんなで幸せになりましょwww
乙なんですよ
象の存在感が半端ないww
そして南皮から去る際の哀愁はね、象って頭いいのねという……
そして、洛陽ならばまだ暖かいから(袁家領内は北方ですから)まだ年越しできますかねえ
何進さんは苦笑しながら全力で楽しみそうですねww
そして校尉の付き添いの女性か……いったいなにものなんだー
次回も楽しみにしておりますよー
乙でしたー
>>234
>>袁逢様の餞の言葉を諸に 世話役に促され、 【諸に】は被害を受ける時とかに使うのでちょっと違和感があります
○袁逢様の餞の言葉を受けつつ 世話役に促され、 もしくは 袁逢様の餞の言葉を背に 世話役に促され、 とかどうでしょう
>>「ああそうそう。袁刺史からこんな物を預かってますね」 これもちょっと違和感が
○「ああそうそう。袁刺史からこんな物を預かってましたね」 の方がいいかと思います
>>235
>>「あの校尉様、一体どちらへ「洛陽へ。馬で行く人は多いでしょうけど、~中略~ ……そうですか」 言葉を遮るのは・・・大興奮してる場合かよっぽど焦ってる場合でなければ挑発してるように聞こえるので区切った方がいいと思いますよ
○「あの校尉様、一体どちらへ向かわれるので?」
「洛陽へ。馬で行く人は多いでしょうけど、~中略~ 「……そうですか」 まあもうすぐ象の上で二人きりになれるから勢いで押し切ろうとしたのかもしれませんが
>>236
>>どうも女性のようだが、布をかづいているので顔までは判らない。 【かづいている】とは何でしょう?もしかしたら私の知らない言葉かもしれませんが
○どうも女性のようだが、布をかぶっているので顔までは判らない。 の方が分かりやすいと思います
これ屁理屈を言えばここから先の象に関するあれこれは校尉殿に丸投げできますよね。袁家が借りてる象を返すために同行してるのを横からもう象の所有権は商人にあるからうちが借りるねーって言ってるんだし(まあ袁逢様からの勅命があるから無理ですが
洛陽に象が来たら十常侍も乗りたがるんだろうなあ・・・横着さんが御呼ばれされたりして(校尉殿に借りを作りたくないから一番政治力の弱そうな横着さんが狙い目な気がする
投稿に対して反応がある。
これが有り難い。
最近痛感しております。
>>238
>象の存在感が半端無い
珍しいのに人なつっこい。
事故でも望んででも乗っただけで充分話のネタになる。
そりゃあ皆さん見送りに来るでしょう。
非公式で他州の刺史や近隣の郡太守も接待の意味で象に乗っているかも。
象的には、大抵背中にいるモノがなくなるので駄々こねてる感じ。
更に、寝食に不自由せず ある程度自由に出来た安全な場所から離れたくない。もあるかな?
象の知能は動物の括りではそれなりにはあります。
>>239
>「かづく」
吉川英治版新平家物語より。
結構小説(ジャンル問わず)の表現は影響受けてます。
今でも書籍雑誌には支出惜しみません。
つか稼業で必要なので案外活字媒体に金掛ける事には大らかな家です。
>屁理屈(ry
……いや扱いはそれで正解です。
ただ、それでは洛陽から先で面倒臭い事になる。 と、校尉様の計算で先に 袁逢様に談判した。
こんな感じです。
横着さんの対応は、
『順番守って、象を傷付けなければ誰が乗っても良い。
つか象が嫌がる奴は、位関係無く腕ずくでも近づけない』
です。
一応保身は図りますが、 最悪は田豊さんからパクった無手格闘でシバいて 逃げる。
まあ、『皆さん幸せになりましょう』
が基本なので、そこまで 行かないです。
>>240
>非公式で他州の刺史や近隣の郡太守も接待の意味で象に乗っているかも。
ありそうですねえ
なお、本来刺史が正しいのですが、用語の解説がめんど……読者の混乱を招くという判断で「州牧」だけで描写しております
お含みおきください。そこいらへんまでやりだすと、終わらないという判断です……
>寝食に不自由せず ある程度自由に出来た安全な場所から離れたくない。もあるかな?
なんというどっかの誰かみたいな発想ww
七乃さんの行動原理というか考察的なものはこちらで語りたいと思います
結構なネタバレというか。凡将伝における設定というか原作の解釈になるかなあと
ここらへんを梟雄じゃなく共有しといたほうがいいかな、と。
さて、張勲というキャラは原作において非常に歪な動きをしています。
いや、表面上は美羽様ラブなだけの小悪党、ですね。汝南袁家をつぶして主と逃避行。それも続かず萌将伝においては本郷一刀の庇護下に。そして立場をわきまえずに好き勝手してオチとして涙目。
史実や三国志演義の描写を見てもまあ、妥当かなあと思われます。
しかし、HPの人物描写には「本気を出せば天下をとれる」という一節があるのですよね
そうなると一気に解釈が変わってきます
袁術勢力は壊滅ルートなわけですよ。何やってんの?って話ですよね
しかし、袁家の状況を見ると納得なのですよ。特に麗羽様。軍師すらおらず軍政は斗詩に任せるしかない。軍部を抑えてはいるが官僚はおそらく面従腹背。この状況ですよ。
多分後継争いとか激しかったのでしょう。実際史実でもすごかったですし。だから、もう七乃としては主従ともに生き残る。これだけが目的だったのではないでしょうか。
袁家を割ることで後継争いによる粛清から逃げる。逃げた先で勢力を自滅させて市井に。幼女一人養うくらいならばなんとでもなる、ということなのでしょう。
秀逸なのは萌将伝での身の振り方です。天下を統一した本郷一刀に拾われ、主従共に愛人となるのですが、それも納得です。
なぜなら天下人の横には散々嫌がらせをしていた孫家の姫たちが三人ともそろっているのですから。
なので天下人にすり寄りまずは美羽様を抱かせ、しかる後に自分が誘惑し愛人枠ということで身の安全を勝ち取ったということになります。特に七乃とのHシーンは廊下というシチュエーション。誰か通りかかったら……というよくあるシチュエーションですが、七乃としてはむしろ見つかるほうが都合がよかったのではないでしょうか。公然と愛人だと示せるのですから。
という原作の考察です。
原作開始時点で七乃は袁家に対して何の価値も認めておらず、むしろ戦乱の中での謀殺、戦死、捕縛からの斬首をこそ恐れていたのではないでしょうか。
ゆえに袁家そのものと決別した、と考えております。ですから多少勢力の動きがあっても袁術勢力が壊滅するのは決まっていたのでしょう。
んで凡将伝での七乃の動きなのですが。これはもう徹底しております。ひたすら美羽様を生き残らせる。
麗羽様と仲良しムーブ。肉親の情を煽って粛清を防ぐ。また、素直に言いなりにできそうと思わせることで傀儡としての価値を高める。おねしょ?美羽様の評価が低まる方が傀儡としての評価は高まりますから……。
七乃自信も現張家当主の傀儡としてふるまうことでその才覚を隠蔽しておりますし。
というわけで、現状の七乃は袁家に見切りをつけておりません。そりゃ、袁家内部で安穏と暮らす方がいいに決まってますからね。
そして、七乃が二郎ちゃんになぜ信頼を寄せているかというと、権力欲のなさに共感しているからですね。
美羽様至上主義の七乃にとっては権勢とか権力は身を守るくらいにあればいいという。手段であって目的ではない。そこで二郎ちゃんに共感――厳密には方向性は違いますが――を覚えた、と。
ですからたぶん利害関係なしに信頼していると思います。そう、この子自分ではそこまで気づいてないですが、頼ってるんですよね。
まあ、そんな感じです。勢いで書いてますから言葉足らずであるとは思いますが七乃はそんな感じでいい空気吸ってます。
外史が幾度紡がれても本気を出さない七乃の、たった一度のがんばり物語でもあります。二郎ちゃんと肌を重ねるのも、彼女なりの必死さの現れなのです。彼女は身体のほかに持っているものがないのですから、それをひたすらに捧げるのです。
他のやり方を知らない彼女は間違いなく歪んでいますが、それはもうどうしようもないことなのです。
なお敵に回したら一発でゲームオーバーです。そらそうよ。
という感じで。ご質問ありましたらどうぞ。
>>242
>質問ありましたらどうぞ
完璧に疑問が解消されました。
昨日今日のにわかには、ここまでの深い考察と練り込みは無理ですね。
有り難う御座います。
>>たった一度のがんばり物語でもあります。
それ絶望を打ち破ったぜやったーからの全滅エンドじゃないですかヤダー
謀略系女子の根っこの部分がシンパシーからの利害無関係の信頼関係とかぐっとクル
二郎ちゃんがいなかったら(原作では)美羽様以外回りに味方がいなかったからなあ、心の拠り所は美羽様だったけど体護ってくれる人は…
>>243
唐突な長文を畳みかけてごめんなさいです。
本来は作中で表現するべき内容ではありました。
ですが、原作の解釈、さらに二次創作の解釈が必要な三次創作については認識の擦り合わせが必要だろうと思いまして。
七乃に関してはまだ語り切れておりませんが、公式に「悪人」だそうです。恋姫の中で唯一。
中々、味わい深いキャラだと思いませんか?
とはいえ、一ノ瀬も書きながら設定ですとか考察を重ねていっただけなので……
にわかなどと卑下しないでくださいませませ
毎回楽しく読ませていただいておりますので
>>244
そこに気づくとはやはり天才か……
>>245
いえいえ、此方からも公式見解求めたりしておりますし。
摺り合わせって大事ですし、二次創作を原作にしているこちらとしては比較的容易に入手出来る元原作より二次創作の作者の見解を重要視しておりますので。
……ただなぁ、今書いているのが異様にボリュームががが。
風雲南皮城工事も既に二千超えてまだ膨らんでいるし。
入力するのは苦にならないのですが。
刺史と州牧、どちらでも 肩書きとしては可みたいです。
それを言い出すと、中央の職制呼称はどうなんだ と、小一時間問い詰められかねませんね(苦笑)
上半期終了。目先は損無し。
選挙の結果次第で下半期の利益幅が多少変わる。
ここからは愚痴
知り合いのお嬢さんからコミケへの協力を 要請されたのですが。
周辺事態はいくらでも対応出来ますが、売り子系の接客業の経験は無し。
というか、書店や出版社みたいに利益計算して部数や印刷所頼んだら良いのですか?
本人はまるで気にしてないし、親も援助する関係上此方からも幾ばくか支援するのか?
この年で意外な難題にかち当たった。
>>247
>上半期終了。目先は損無し。
うらやましいw
T薬品がとうとう塩に浸かってしまいましたw
>知り合いのお嬢さんからコミケへの協力を 要請されたのですが
何をどうやったらそうなるのか意味不明なんですけどw
特に貴方の経歴考えるとw
>周辺事態はいくらでも対応出来ますが、売り子系の接客業の経験は無し
そらそうやろ……w
>書店や出版社みたいに利益計算して部数や印刷所頼んだら良いのですか?
部数はともかく、印刷所の予約とそこまでの原稿の確保が先なのではw
そこらへん、自前の印刷設備があっても驚きませんががががががw
>本人はまるで気にしてないし、親も援助する関係上
なんかもう、たまげたなあw
記念出店ですかね……
つか、きちんとブースの抽選には当選してるのですか?
暑さ対策とか部数計算とか当日の宿確保とか色々検討する前にまずそこ確認ちゃいますか?
知り合いは結構経験豊富なのに、まったく関わらなかった私でもこれくらいは思うw
ご確認くださいませw
>>248
>知人のお嬢さん
趣味仲間のお嬢さんです。
家族ぐるみでお付き合いしております。
>いきさつ
お宅に招かれた際に、お嬢さんから当選封筒見せてもらいました。
お嬢さん個人でサークル活動しており、コミケに行く時は知り合いと行っていたそうですが、今回 売る側として参加。
で折り悪くいつも一緒に行くメンバーが都合つかない。
両親としても一人で東京行きは避けたい。
……居るよ。東京(首都圏)に半分住んでいていつも暇そうにしている人
で、御両親並びに本人から協力を頼まれた。
という(苦笑)
……まあ確かに傍目からはそう見える(実際は年中無休、超変則)
ので仕方ないです。
>確認
コミケ参加当選封筒に売り場の割り当て有りましたので、間違いないでしょう。
またお嬢さんの許可貰って書類チェックしても怪しい点は無いので本物でしょう。
出版原稿は鋭意製作中。 ただ、普段は費用の兼ね合いでコピー印刷(現物確認済み)
今回は『コミケだから』 オフセット印刷にするそうで。
そうなると出費もそれなりになるけど、預金をはたくそうでそのあたりの 1stコストを気にしていない。
両親も出版費用以外を援助するつもりらしいです。
というか、個人的にはアルバイト程度の賃金で全てを賄えというのも酷だよな。と。
折衷案として、本人限定で往復交通費、滞在費。これ位を持とうかと。
どうせ私も行きますし、趣味仲間とはいえ、仕事の繋がりも有りますので 接待費だと思えば。
>自前の印刷設備
プリンター兼用の業務用のフルカラー複合機は必要だから入れてます。
それ位かな?
……ただ出版費用自体は ある程度数刷れば固定出来るので、未だに出版ゴロがはびこるんだよな。
このブルジョアめ!
としか言えないっすわw
もしくはお嬢さんとフラグ建築させようという周囲の圧力かなあとかw
何にせよ、熱中症には気を付けてくださいませ
一ノ瀬は参加者レベルであきませんでしたからw
OS2は冷やして凍らせて確保してくださいませw
終わった。大勝利。
さあ明日からのんびりするぞ。
……手のひら返し共の詫び入れ対応と、当選議員への挨拶廻りと、当座の 利益回収が済んだら(ぼそ)
暫くは銀座と赤坂との往復の日々だ。
つか稼業用のスマホとPCに営業メールが……
これで夏コミケとやらに 本腰入れられる。
おめでとうございます。
まあ、そっちに張りますわなw
と予想してても何もできてないので、
何か面白そうなこぼれ話とかあったら教えてくださいませw
景気がよくなるよう、投資先への陳情お願いします……w
公共事業がんがん行く感じでw
>>250
>このブルジョワめ
バッグベアードに言われたいw
>お嬢さんとのフラグ
無いです(即答)
私はロリコンじゃ無いですし、不倫もしたく無いです。
>熱中症対策
最初は業務用のスポットクーラーと発電機置くつもりでしたが、両方禁止なのね。
OS-1で大きめの角氷 作って、特大のアウトドア用のタンクに入れてOS-1で満たせば味も効果も落ちないか?
Jの選手やらトレーナーやらに聞いてみます。
屋内だから、蒸し風呂になるのか?可能性としては。
究極は駐車場に退避用の 車止めておくか。
後は医療機関を押さえとけば完璧?
私はともかく、お嬢さん第一で対策しないと。
色々と乙でしたー
熱中症には塩飴も良いよ
首辺りを冷やすのも良いかと
後はキツいなと思ったらすぐに撤退する勇気というか心積もりを
ともかくお身体にはお気をつけて・・・
水分はともかく体温がなー
私も一昨年参戦して、水分は摂ってたけど体温が下がらなくて、あかんかったす
アイスノンとか氷嚢的なものがあった方がいいのかな……
こればっかりは参加者に聞かないとですね
私は物見遊山だけでしたんで
>>252
>こぼれ話
ガチで候補者は地盤を固めてない限り、眠れません。
支援候補者全員、睡眠時間4時間位でしたね。
最終日に当確まで固めましたので無理やりホテルに放り込みましたがw
前回衆院選以来のTwitter対策が大変。
とにかく、きれい事ばかりつぶやく相手にこちらは徹底的にリアル重視でw
>陳情関係
やっては見ますが……
ここまで格差が広がってしまうと、内側の私にも 「ちと返せ」
という思いが湧きます。
与党内部にも左派的存在は居ますので、そこから かな?
今選挙事務所はまったりモード。
私も帰るとしましょう。
お中元替わりに、横家軍の飲み会光景。
即興。
期待
横家。
それなりの広さを持つ家作に、横家軍の主要家臣 郎党が集まりごった返している。
「相変わらず、だな」
座敷に連なった我が家臣達越しに庭の喧騒を見ながら微笑んでいると、
「兵に活気があるのは良い事です。
ましてやこの度の普請は 長かったですから。
皆この時を楽しみにしておりました」
一緒に庭を見た、譜代筆頭が微笑みながら解説する。
「ん。まあ無事に街道普請も終わった。
何事も無く皆揃った。
存分に楽しんでくれ!!」
この言葉と同時に地鳴りのような歓声と共に、宴は始まった。
これは袁家技術部トップがいてもおかしくありませんねえ……接待的な意味で
なお、いなくてもおかしくないというw
我が軍の場合、飲み方で 自然と集団が分かれる。
「おーれーたーちーはー」
「うおおおぉ!!!」ドンドングビグビ
「さあぁけえぇのおぉみいぃだあぁ!」
「うおおおぉ!!!」ドンドングビグビ
まさしくドンチャンやる集団と。
「いやだから、あそこはこう進めたから早く終わったのだ!」
「否!この方法も使えば もっと早かった。
現に、俺らのやった所は 一番早かった!」
「そうだな。早く終わったから、浮いた予算で飲める。
ここは俺らの腕に、乾杯だ!」
技術と進行を自慢しあいつつ、乾杯を続ける集団。
そして、
「皆。本当に良くやってくれた。
正直、聞いた時は途方に暮れたが皆の尽力で無事 終わり、民が使い良くなった」
「まあ、聞いた時は驚かされましたが。
しかしあの戦と違って命張らなくて良い分、気楽でしたよ」
「確かに。山賊共相手に良い鍛錬にもなりましたしな」
「終いにはほれ、若い者共の話は聞いたか?」
『あれか。わざと手薄にして誘い込んで殲滅か。中々次の連中もやりおる』
静かに、それでいて深く 話を堪能しながら飲む集団。
それぞれの飲み方を眺めながら、さり気なく側に居る妻の酌で私も飲む。
「良いな」
「誠に」
命かけて勝ち取った末の光景と妻に深い満足を覚えながら杯を呷る。
妻が、つ。と袖を引くのをしおに、立ち上がると
「邪魔者は先に消えるぞ 。ここからは存分に楽しんでくれ」
家臣達に告げて、ほろ酔いで奥へと消える。
……翌朝、気怠い身体で 表に出た私の眼に映ったのは、
酔いつぶれて死屍累々の様を晒す兵達の姿。
……鍛え方が足らんな。
唸ってしまう私であった。
以上です。
側近以外は上下関係無く 無礼講です。
時系列的には赤い街道の完工後。
もう一品。
孫権さん、強制象周遊。
即興。
……象(こいつ)と一緒に城下に出ると、時々思わぬ事が起きる。
大抵は罪も無い庶人が、鼻で背中に乗せられて泡を食うのだが。
……そういえば、不思議な女人を乗せた事がある。
ぱお。
この鳴き声がすると、しばらくして人が現れる。
その時に見る表情はまさしく十人十色。
笑顔、恐慌、半べそ、その他。
で、私が掛ける言葉もそれぞれで変わる。
基本は、
「済まぬな」
だ。後は表情に応じて増える。
だが、その時の女人は慌ててはいたが、表情は落ち着き身なりや肌の色、物腰から遠方からの貴人と容易に想像が付いた。
となると、こちらも掛ける言葉が変わってくる。
「誠に申し訳ごさいませぬ。獣のしたこと故、お許しを」
平伏は場所故無理だが、それでも最大限の誠意で 頭を下げる。
「この獣は、貴様の持ち物か?」
……やはりどこかの貴人か。
さて、怒りを静めてもらうには。
「この獣の持ち主は、袁州牧で御座います。
私は袁家の者で、この獣の世話を命ぜられております。
が、いきなりの事にてさぞ心胆寒からしめた事心よりお詫びを」
いささか卑怯だが、洛陽の官吏でも袁の名は結構通用するらしいので、使わせてもらう。
すると相手は、複雑な表情で、
「いや怒っている訳ではない。ないのだが……
この獣一頭飼うにも金が掛かるだろうに」
深い溜め息と共にそう述べる。
……言いたい事は判るが、袁家の資力はこの程度では揺らぐ兆候すら見せない。
他の刺史州牧太守からすると信じられない話だろう。
そんな事を思いながら女人を眺めていると、しっかり座り直した後周囲を 見渡している。
興味深げに周囲を見回す女人に、
「もし望まれるなら、このまま進めて参りますが?」
そう声を掛けると、少し赤い頬で、こくり。と肯かれた。
寝落ちしかけた。
続きは午前中にでも。
一時停止。
乙でしたー
>>261
>>民が使い良くなった」 前後の会話からして山賊退治して道が安全になったってことでしょうか?
○民が安んじて使えるようになった」 もしくは 民が安心して使えるようになった」 とかどうでしょう?【使い良い】だと単純に便利になったという印象しかない気がするので
遅くなりました。
再開。
再びのしのし歩み出す象。
暫くは黙って過ごしている我々だったが、私の方が興味に負けて口を開いてしまう。
「城内ではお見かけ致しませぬが、いずこの御方で?」
聞いてから、
(馴れ馴れしいか?)
後悔するが、女人はさほど気にした様子もなく、
「いや、私は袁家の客ではない。
袁ゆかりの商会から招かれておりまして、揚州より参りました」
……という事は、我が妻同様揚州の大商人の御令嬢か。
それにしては堂々たる物腰と受け答え。
ひょっとして御当主か?
改めて姿勢を正すと、
「遠方からの客人にこのような真似を致してしまいまして……
改めてお詫び致します。どうか御容赦を」
再度謝罪する私。
「いえ、興味本位に迂闊に近づいた私も落ち度があります。
それに、紀……知り合い も袁家にいますが全く違いますね。
やはり、名門の家臣は大多数は貴方みたいな方達なのですね」
……ええと、それは買いかぶり過ぎかと。
背中にむず痒いものを自覚しつつ、南皮の中を進む我々。
女人は象(こいつ)に乗った大抵の人がする事、
……ひたすら高所からの景色を眺める事……
に夢中になっている。
暫く無言のまま、象の歩みに任せている私だったが、急に象が立ち止まったのか少し揺れたのに反応し、
「大丈夫ですか?」
女人に声を掛ける。
「私はなんとも無いが……」
そう言いながら、下を指指す女人。
女人の指差す方を覗き込むと、男女の集団が象(こいつ)の前方に立ちはだかり下で象(こいつ)を御している世話役と口論になっている。
「部下(店の)ですか?」
尋ねる私に、
「ああ、(孫家軍の)部下です」
…男言葉と女言葉。どちらかに統一した方が楽だろうに。
頭の隅で余計な事を思いながら、世話役に指示して鼻で降りる。
やはり女人を探していたようで、事情を説明しつつ謝罪する。
その間に世話役が女人に声を掛けて、鼻で降りてきた。
改めて、女人に謝罪しもし袁家の客であった場合に備えて名を伺う。
「孫仲謀だ。こちらでは 母流留九商会の世話になっている」
続けて、
「袁家に頼めば、今度はちゃんと案内してもらえるか?」
「はい。むしろこいつ(象)に鼻で乗せられるよりかはもっと丁重に対応しますが」
……なんせ、近隣の太守だの偉いさんだのを結構乗せる事増えたからなぁ。
そうこうしている間に、女人一行は去って行き。
……戻るか。
私もこいつ(象)と共に 城へと帰る事にした。
……その夜。
「お帰りなさいませ。本日は何やら、楽しき事があったご様子(棒)」
普段は笑顔なのに、仮面のような冷たい笑顔と背後から異様な気配を噴出させた妻が待っていた。
一晩掛けて誤解は解いたが……
次の日からひと月ばかり胃の痛みに悩まされる事になった。
以上です。
用事こなしながらの投下は、全てにおいて雑になります。
つか自由業な自営業だから出来る事。
乙でしたー
誤解も何も密会ならともかくあれだけ堂々とした逢引き(笑)ならそういう事じゃないと分かりそうなものだが…もしやこれは奥方の「私、怒ってるんですよ!!」と言うやきもちなのだろうか
>>274
>「私、怒ってます」
というやきもち
ですです(笑)
南皮の人ならそんな事ならないでしょうけど、孫権さんだからなぁ。
ちなみに横着さんには色仕掛けは通用しません。 横紅さん貶すと、場合によっては血の雨降ります。
横紅さん、やきもちの裏側。
即興です。
使用人談。
……ありゃあ、奥様が御実家に行かれた帰りの事じゃ。
旦那様が仕事で乗っておられる、ほれ、化け物みたいな図体の。
……象?それそれ。
あれが街中を歩いているのを見たのよ。
旦那様からは、
「迂闊に寄るな。あれは 人慣れし過ぎて都合構わず背中に乗せる。
それに高さがあるから、いくら鼻を上手く操るとはいえ落ちたらタダでは 済まん。
義父(ちち)上、義母(はは)上、義兄(あに)上にも頼んであるが、くれぐれも妻が近づきそうなら慎重に頼む」
と厳命されてやすので、奥様も、遠巻きに最初は 微笑みながら見ておられたのだが。
……背中にえらい美人さんを乗せておったのよ。
それだけなら、仕事の一環と思うがの。旦那様は随分と親しげにしておられるように見えての。
……奥様の笑顔が消えたのじゃ。
帰り道は奥様はまあ荒れておられて……
「あんな小娘に」「胸は負けてません」「私だって一緒に乗った事あります」
とにかくぶつぶつ言いながら、肩を怒らせて歩かれてましたなぁ。
儂等ぁ恐ろしゅうて、後ろから息を殺して付いて行くだけでしたわい。
邸に戻っても、夕餉を下女に任せて奥様御自身は ずうっと玄関先で待っておられて……
いや生きた心地が……
今でも冷や汗ものですわえ。
以上。
この夫婦、相思相愛ですので修羅場だ喧嘩だには なりません。
ただ、横着さんの胃は大ダメージ確定です。
乙
乙でしたー
笑顔とは本来・・・な奥様可愛いですね
じみーに料理を全部下女に任せたのも怒りっぷりを表してるなあ(横着さん機嫌取ろうと料理の味をほめたりしたら更なる爆弾がwww)
乙ですだよw
いやあ、修羅場らばんばでしたねえ(棒)
まさかの孫家の姫参戦w
>やはり、名門の家臣は大多数は貴方みたいな方達なのですね
そうだよ(便乗)
どっかのなんとかさんが阿呆なだけだよ(力説)
なお宴会
まあ、実際現場に必要以上に品格とかあれこれ要求するとアカンことになりますからねえ
実務能力が死ぬ。リソースは限られていると知っとけって誰かに言いたいっすw
>「ああ、(孫家軍の)部下です」
ネームド考察
黄蓋:けらけら笑って酒の肴
陸遜:くすくす笑って放置
多分生真面目な周泰(オフィシャルに来ているとは限らない)くらいかなあ、動くとしたら。
甘寧はお留守番ですしねー
まあ、モブ部下たちも気が気ではないでしょうね。
>「胸は負けてません」
対抗相手の最大のチャームポイントがお尻である件w
お尻ですよ、お尻。お尻様ですよ。
さてはて、山の神様のご機嫌をどうやってとったのか
そこに興味津々です
乙っした!
任天堂の株が爆騰。現在は小康状態ですね。
企業の正しい経済活動に 行政が茶々入れなかった結果を体現。
つかご馳走様でした(笑) 少しですが確定売り。
>熱中症関連
アドバイス感謝です。
東京ビッグサイトのイベント(真面目な方)に下見にがてら参加。
体感して判明。
サウナ状態になりそうな 予感。
とりあえず、冷却剤は多種多量に持っていこう。 トレーナーさんからは冷却スプレーと、角氷に少量の水を入れたクーラーボックスに濡れタオルを大量に入れた物を薦められました。
>撤退する勇気と決断
はい、心します。
私の名義上の職業だと、毎年熱中症の死亡報告があります。
別に期限があるでなし。
「帰ろう。帰ればまた来られる」
木村少将(故人、日本海軍)
個人的に尊敬している方の台詞。
と申しますか、皆様も熱中症には御用心を。
>>279
乙あり、です。
本人ですら見つけられない底に沈めているのに、わざわざありがとうございます。
>>280
普段「あらあらまあまあ」な女性ほど、嫉妬させると怖い。
側にねー、居るんですよ。
ただ常に「一番は貴女」をありとあらゆる方法で 示してます。
つか私にとってはさいあ……げふげふ。
>>281
>まさかの孫家の姫参戦
時系列的には被るかなー 位で思わず。
>「はい。(孫家軍の)部下です」
黄蓋さんや陸遜さんは色々忙しいでしょう。
モブの御付き達です。
まあ、見た事も無い巨獣に主が目の前でいきなり攫われたら、「返せこの」になりますよねw
横紅さんからは、全身が はっきり見えている訳ではありませんので……
直接対面なら、お尻も比較するかな?
>どうやって山の神の機嫌を取ったか
閨で夜戦(直球)ですw
横着さん。結構強い(意味深)方ですので、横紅さんから求めたらしっかり満たしてあげます。
つか新婚の頃は気絶させた事も何度かw
艶話は、R板に立てなきゃ書けないな(逃げ)
……誰だ?参院選終わったらのんびり出来ると言った奴。
横着「貴様だろうが」
いやマジで駆け回ってます。
マイレージ貯まる貯まる。でも使う暇が無い。
……新幹線飽きた。ホテル飽きた。
東京泊したら、某党議員から速攻呼び出されるし。
用件は分かりきっているので、
「東京には地盤無いっす(意訳)」
で釘刺してます。
……つか詫びが報酬も無い名誉職かい。
舐められてるのう(フォッフォッフォッ)
>>284
>マイレージ貯まる貯まる。でも使う暇が無い。
スイカに移行するか、景品ゲットするんやで(ニッコリ)
普通に生活するだけでも年間3万円くらいにはなってたし……
>……新幹線飽きた。ホテル飽きた。
移動手段はしゃあないですねえ
ホテルはもう、マンション借りてしまった方がいいかもですねえ
家事?
メイドさんを雇えばいいじゃない
>「東京には地盤無いっす(意訳)」
ATM扱いなのか、構成員扱いなのか……
>……つか詫びが報酬も無い名誉職かい。
きちんとした論功行賞ができないと真田丸の豊臣になるぞ、とw
いやあ、勝って兜の緒を締めよというのは言うは容易いということなのでしょうかねえ
なんとも。
なんとも参考になるお話だなあと。
>>285
まずは暑中御見舞い申し上げます。
御疲れ気味の御様子、互いに身体大事に。ですよ。
>スイカに移行or景品ゲット
国内引きこもりの私としては、その方が良いか。 現在、アッパークラスを 只で利用している状態。 普通に商売してても、毎日空路移動の月が必ず有るので、マイレージが嫌でも貯まる。
>移動手段
本当にね。仕方ないのは重々承知しておりますが……
一回新幹線だけで日本縦断した日もあり。
腹立ちまぎれにグリーンOnlyで過ごしましたよ、ええ。
主要都市に新幹線駅が有るから出来るのですがね 。
またこっちでもマイルが貯まる。
前回衆院選以降の状況と 変わらなくなっているな。
……マンションねー。
一応、都心部に二部屋分譲で押さえてますが。
定期的にメンテナンス入れるだけで、家事はしません。寝るだけなので。
正直ね、惚れた人といちゃいちゃしたいのよ。
だから家には必ず帰るようにしているのですがね。
>ATMor構成員
……構成員ですねー。
まあ、親分子分関係では 無いですし、またそんな 器でもねぇわ。あの御仁は。
東京には地盤無い。のは 事実ですねー。
会社の繋がりはあっても 支持基盤が無い。
つか東京は遊ぶ所(笑)
愚痴にマジレス感謝です。
以前一ノ瀬さんから戴いていた真名ネタ。
……知らぬ間にまとめられてる。
迂闊な事書けないね。
真名。
姓名、字。以外に有る物で、成人の時に授かる。
基本的には身内や近しい者、または本人が認めた者がその者の真名を教わる。
……無論、私や妻もあるし互いに教え合ってもいる。
実は、私は袁紹様から真名を戴いている。
この事は妻にも話していない。墓の下にまで持って行く覚悟も決めている。
……一時、『義勇軍』と称する胡散臭い武装勢力が発生した時に、大々的な閲兵が行われた。
本来なら、末席に我が横家も参加するのだが、
「設営やら仕切りやら誰かやらねばならんだろう。
儂は動けぬから、代わりを頼めんか?
儂の部下なら好きにこき使ってくれ」
豊(田豊様)から頼まれて裏方へ回る事になった。
閲兵自体は、良い機会なので長子を名代として参加させる事とし、私が使う部下達の数も絞り込んだ。
さあ動くぞ。と設営部隊に乗り込んだら、
「横着様には、『本陣にて侍中役をせよ』
と命が下っております」
と、山のように積まれた 書籍の前に案内された。
……うぇ!?
部下達や事務方が忙しく 駆け巡るのを横目にひたすら配下各家の情報が詰まった書籍に目を通す。
更に観閲式の次第や行進順が決まるとそれにも目を通し、頭の中で組み立てる。
机に縛り付けられたままだと現場が判らないので、折々に足を運ぶ。
そして、当日。
何故か紹様の側付きとなった私。
……紹様もこんな年寄りではなく、若手の見栄え良い奴に侍中役を望まれただろうに。
内心申し訳無く思いながらも、紹様からの下問を 全力でこなす。
横家が目の前を行進している時、紹様がこんな下問をされた。
「先の戦を経験した者は?」
「横家軍の七割でございます」
「戦死者は?」
「総員の約一割でございます」
「の割には兵が若いような?」
「次世代に代わっておりますから。生き残りはそれぞれの道を歩んでおります」
「街道の普請には?」
「ほぼ総員を。あれだけの普請ですから、皆何かしらに関わっております」
「貴方は、それで良いのですか?」
「はい。先の戦役の功はいただきました。
これからは、民と袁の安寧を守れれば。
……一家の当主としましては、配下の生活も気にしなければなりませぬが」
「……もし、私が跡を継いだら貴方は私に忠誠を誓うと?」
「少し違います。私自身は袁家に忠誠を捧げております。
また、民の生活と安寧を守る方であればどなたが継がれても横家とその総員は変わる事無く忠誠を捧げましょう」
……この会話の後は特に下問も無く、無事閲兵は終わった。
御付きの方達に促され、席を立たれた紹様。
私も見送りの為に礼を取ると、紹様が近寄られた。
そして……
「貴方の功と志に報いる物を私自身はまだ持っておりません。
ですから、今持っている唯一の物を与えましょう。
『麗羽』
私の真名を与えます。
今後、私と個人の話をする際には真名を口にする事を許します」
そう告げられると、そのまま御付きの方達と出て行かれた。
……またエラい物を貰っちまったなあ。
というか、主の真名なんざ本人が許しても言える物じゃ無い。
本人には申し訳ないが、口が裂かれても言えないね。
最敬礼で見送りつつもそう決める私であった。
以上です。
つか横着さん、この位の立場にはなっているよな。
横着さん的には、ちゃんと報酬くれてかつ平和に領地を経営してくれれば 紹様でも術様でも袁胤さんでも跡継ぎして。
というドライな価値観の持ち主。
かといって、悪政に対して諌言もしない。
攻められたら断固として反撃はするが、家族は逃がして最悪自分だけ死ぬ。
……ちなみにネタのやり取りの中でアスペな大ボケかました。
乙です
>>287
>……知らぬ間にまとめられてる。
まじすか
身バレは最優先で避けてくださいませませ
>>288
>……一時、『義勇軍』と称する胡散臭い武装勢力が発生した時に、大々的な閲兵が行われた。
草不可避でありがたいですw
>何故か紹様の側付きとなった私。
妥当&妥当
そんな人材を次期党首候補最有力の麗羽様に付けるとか妥当すぎるでしょう。
>「総員の約一割でございます」
なお紀家軍の損耗9割という
当主と供廻りが辛うじて生還
なので武家関係には一目置かれる紀家軍
>横着さん的には、ちゃんと報酬くれてかつ平和に領地を経営してくれれば 紹様でも術様でも袁胤さんでも跡継ぎして。
妥当です
これは正しい袁家の在り方ですよ
誰かに肩入れするということは利権に絡んでいるということですからね
しかし横着さんのポジションで完全中立というのは、関係各所からの秋波があったはずなんですが……
諫言しないけど甘言しない横着さんがいるというのが袁家の強みなんやなって
まとめがなんのことかわかりませんが、身バレは防いでくださいませませ
乙でしたー
>>288
>>姓名、字。以外に有る物で、成人の時に授かる。 二郎ちゃんは明らかに子供のころ(自分の事を幼児と言ってる)からそう呼ばれてたようなので(少なくとも凡将伝世界では)成人前でも真名持ちはいるようなので
○姓名、字。以外に有る物で、一般的に成人の時に授かる。 【または自ら名乗る場合もある】とか入れてもいいかもしれません
>>基本的には身内や近しい者、または本人が認めた者がその者の真名を教わる。 これだと【近しい人が認めた者】に本人に断りなく真名を教えることができると読めそうです
○基本的には身内や近しい者に、または本人が認めた者に真名を教える。 もしくは 基本的には身内や近しい者など、本人が認めた者が真名を教わる。 でどうでしょう
>>と、山のように積まれた 書籍の前に案内された。 【書籍】だと製本されたしっかりした本のイメージがありますがこの場合報告書などの束が積まれてる気がするので
○と、山のように積まれた 書簡の前に案内された。 もしくは と、山のように積まれた 書類の前に案内された。 でどうでしょう
>>290
>>何故か紹様の側付きとなった私。 >>205とかで袁紹様と呼んでますし名だけで呼ぶほど親しくも無いと思うので
○何故か袁紹様の側付きとなった私。 その他の部分も【袁紹様】にした方が自然な気がします
>>292
>>というか、主の真名なんざ本人が許しても言える物じゃ無い。 これはどうなんでしょう?主君の真名を許された臣下と見れば呼ばない方が失礼なような?勝手に呼んだら殺されても文句は言えないほど神聖なものってことは、逆に言えば許されたのに呼ばないのはその信頼を受け取りません宣言になりそうです
真名が重いからこそ受け取り拒否はできないような…この辺は例えば現代日本で自社社長から「スーさんと呼んでくれ」と言われるのとは覚悟のほどが全く違うもので「いざと言うときは私の命はあなたに預けます」くらいのものだと思います
これが独身だったら男女の関係に関するあれこれで面倒になりそうですが横着さんは既婚ですし…いろいろ考えてたらごっちゃになってきました
横着さんは田豊さんとも真名交わしてそう。諫言も甘言もしないとは、ある意味完璧に武人としての領分を弁えてますね
改めて、乙と感想に御礼申し上げます。
>まとめ
「SSまとめ速報」で探してみて下さいまし。
……よく見つけたなあ。感心しました。
投下用は専用機でしてますので、完全な身バレは 回避出来ている筈?
袁紹様から真名貰ったが 『個人的な場』を全力で回避しようとする横着さんです。
>損耗9割と1割
実は、横家の将や横着さんの同期という感じの人材が軒並み戦死してます。
紀家先代を援護した時も 横着さんを守って目の前で散った人も……
だから横着さん一人であれこれやらないといけない現状。
ようやく横着さんの息子世代から人材が出てきたので、少し楽になったかな?
徹底した中立は、家を守る事の裏返し。
というか、命的の大戦を経験した者としては、
「命と平和が有るから、跡継ぎどうこう騒げるんだ。
俺をそんな寝ぼけた世界に巻き込むな。
軍師でもない俺が、諌言出来る立場でもないし奥の全てを知らないのに甘言も言えるか(憮然)」
とひたすら仕事してます。
田豊様麹義様とは真名の交換はしてますね。
ただ、真名を呼ぶより名前呼びの方が便利だから どうしても名前呼びしてしまう。
……じゃあ、袁紹様も「私の事を名前呼びしなさい」
の方が横着さん的には報奨だったりして(笑)
……確か凡将伝公式では 「呼ばなくても気にしない」袁紹様。だったような。
ふと、思い出す。
幼い頃、共に山野を駆け巡り泥だらけで笑い合った仲間達を。
ふと、思い出す。
幼稚な競争心から、武芸の腕を争い取っ組み合いになって、両者の父母に 叱られた友を。
ふと、思い出す。
妻との婚礼の席で、当事者そっちのけでひたすら 「めでたい」
を連呼し、騒ぎまくった仲間達を。
戦場で、
「後は任せろ」
と帰って来なかった。
あいつらを。
あいつらが、今の私を見たら何と言うだろう。
苦笑か、冷やかしか、それとも拳で語り合うか。
「なあ。俺を置いていくなよ。
見えるよな?俺達が守った結果だぞ。
お前達が……一番……見たかった。
南皮の民の笑顔だぞ。
馬鹿野郎!!……馬鹿、野郎……」
……夏の暑い日に、先の大戦で散った友と仲間達の墓の前で慟哭する俺がいた。
即興で、横着さん的墓参り。
……確か生き残っていれば、横着さんももう少し 俗物になっていたのかね?
訂正。
確か生き残って→誰か生き残って
意味通じ無いし。つか今頃気付くか?(自己嫌悪)
>>298
>徹底した中立は、家を守る事の裏返し。
>俺をそんな寝ぼけた世界に巻き込むな。
>とひたすら仕事してます。
非常に理解できますし、麗羽様も何も言わないでしょう。
いやあ、いい意味で美味しい(愉悦)
この先(次の次の章かな)、ボールを投げることがあると思います。
とだけw
>>299
乙ですだよ
>当事者そっちのけでひたすら 「めでたい」を連呼し、騒ぎまくった仲間達を。
>戦場で、「後は任せろ」と帰って来なかった。あいつらを。
どちらも正しく袁家の家風だなあと。
いつ死ぬかもしれないから刹那を大事に騒ぐのでしょう。
喰える時に食って飲めるときに呑む。
そんな人らの集まりなのだろうという……うわ、暑苦し!
>見えるよな?俺達が守った結果だぞ
これはもう、先代たちはそうでしょう。そうなのでしょう。
袁家が領内で民からの支持が厚いのはやはりその世代からの口伝があるというのが大きいでしょうねえ
(ただし当時の袁家軍が一枚岩であったとは言ってない)
現張家当主には内通の噂があった。少なくとも文家、張家当主は謀殺され、顔家当主は以前より暗闘の末戦死したという説がある。
ただ、その功も多大であったため(以下略)
※物証皆無に等しいです
という裏設定の進呈でございます。
そんなんに英才教育受けたら……そら七乃さんも歪みますわw
乙でしたー
>>299
>>あいつらが、今の私を見たら何と言うだろう。 今回は墓参りしてる完全な私事の場面ですので【俺】でいいと思います、後の方で【俺】と言ってますし
○あいつらが、今の俺を見たら何と言うだろう。
こういう裏側を見ると正史の麗羽様が残念でならない・・・特に反董卓連合で月がいい子になってたから割を食った感があるよなあ
ゴジラ見ました
超面白かったですわw
クリエイターとしての庵野監督の実力が実写でこれほどまでかと
映画関係者に不評だったという情報
邦画はもうダメなんだろうな
マジで今回のゴジラを評価できないというのはアカンですわw
まだ見てないです。>庵野版ゴジラ
邦画が駄目になった。というより、シネコンに資源を集約してしまった時点で映画産業が死んだ。と思っております。
昔々はある程度の人口規模の都市なら必ず映画館があり、玉石混淆の作品がかかってました。
同時に評論家様から酷評された作品が、客から評価されて口コミで成功する機会も沢山ありました。
シネコンに作品を配給して貰う為には、どうしてもある程度の興行収入が見込めないと難しくなった。
とはいえ、エヴァで監督個人の作風、表現手法が ある程度受け入れられているから評論家様はどうあれ、実際に金を払う側には損は無いでしょうね。
後、ゴジラには破壊のカタルシスがあるのでそれだけでも金出す価値あるんですよ。
特徴的な建造物をアンギャースと叫びながら平然とぶち壊す姿にストレス解消した人も多いと思います。
……やられた方はかないませんがw
スカイツリー建設した某スパゼネの知人が、
「怪獣だかなんだか知らないが、リアルでスカイツリー潰されたら泣くぞ あれシャレならない手間かかっているからな」
とコメントしてます。
見てないのでスカイツリーが被害遭ったのか知りません。
後ねー。評論家様が「アニメ出身」つう色眼鏡とバイアスのコンボで見ている可能性大。
今の評論家様て淀川長治さんみたいに利害抜きの 自分の目で見た評価しないからねぇ。
夏コミケの為に上京した 東京某所より。
「横着さんが副官を求人したら」
……名前は出しませんが、有り得ない人物出します。
IF話と思って下さい。
wktk
前略。横着です。
象に乗ったり縁談の世話したり本来の仕事が出来ない昨今、副官が欲しいと切実に思うようになりました。
配下で副官出来る人材は、居ると言えば居るのですが。
長子が横家の切り盛りを 習い始めたのでそちらに 付けてます。
という事で、広く文武官の求人を各所に頼んだ。のですが……
面接で頭抱えてます。
まずは袁家中で募集してみたのですが、
「何故田豊様がここに?」
「知れた事よ。主の求人を聞いて『雇うてくれ』とやって来た。
いや、副官となるならこのような物言いは慎まねばいかんな」
「それ以前の問題だ!袁の筆頭軍師が部下の副官に雇われる訳無いだろうが!」
他にも、
「ウチを副官にするとして、給料どんくらい出るのん?」
「あー、正直今の職場の方が給料は多いですよ。 本音を言うと、土下座してでも来て頂きたいのですが……」
「給料以外に何かあるのん?」
「妻の精神衛生の為。とだけ。ヤキモチから実家に帰られたら私の精神と胃に修復不能な損傷が……」
「さいで。横さんのやって来た色んな細工や普請仕事知りたかったんやけどなぁ」
仕方無いので、商人の伝手を頼りに外に募集をしてみる事にした。
一旦ここまで。
これは暇つぶしに書きため無しで進めます。
書きためると、投下のタイミング測ってしまう。 思い立った時にちまちま投下もたまにはしたい(わがまま)
>>306
コミケ参戦乙ですw
>シネコンに資源を集約してしまった時点で映画産業が死んだ。と思っております。
この視点はなかった。なるほど、そういうのもあるのかと勉強になりました。
ただ、既存の映画館では映画業界も先細りだったのであろうなあというのはあるので、なんとも言えませんね。
>特徴的な建造物をアンギャースと叫びながら平然とぶち壊す姿にストレス解消した人も多いと思います。
今回は壊される建物に務めてる友人と見に行ったのですが、「やったぜ」ということでしたw
>「怪獣だかなんだか知らないが、リアルでスカイツリー潰されたら泣くぞ あれシャレならない手間かかっているからな」
ゼネコンに職人技が生きているというのはすごいことなんだけど、それが日本なのだというのを感じます。
そしてそれを今回のゴジラは示唆していて、いやもう。明日もっぺん行きますw
>後ねー。評論家様が「アニメ出身」つう色眼鏡とバイアスのコンボで見ている可能性大。
それはあるでしょうねえ。
特撮だしまた一段下に見ているようなオタクの被害妄想w
>>309
>副官が欲しいと切実に思うようになりました。
え、いなかったのw
そして集まるメンツに爆笑w
そこが来るのかよ!
>妻の精神衛生の為。とだけ。ヤキモチから実家に帰られたら
胸部装甲において袁家でトップクラス……いや、トップの戦力が横にいたらw
この人材はアカンですねw
次回も楽しみにしておりますw
コミケのレポートも併せて楽しみにしておりますw
で、早速応じてくれた人がいる。
いるのだが……
「……」
「何か言いなさい。諾否を示すのも雇い主の務めよ?」
「いやそれ以前に陳留太守様が何故応募を?」
「私は『まだ』陳留太守の印綬を与えられてないわ。一介の一家の主なだけ。
だから、働かなければならない訳」
「こちらから願いましょう。
この話、無かった事に」 「あら、私なら貴男の妻から見ても問題は無い筈。
何故断ると?」
「正直に申し上げると、私では貴女を使いこなせない。
それに、当家の仕事は地味かつ多岐。
また……」
「その先は結構よ。随分きな臭い事にも関わっているようね。
逆に、陳留に来る?
悪いようにはしないわ」
「いえ、南皮横家は由来から袁家と深い関わりを持っております。
私個人としても、『まだ』忠誠を示す先を変える気はありません」
「そう。『まだ』ね」
「ええ。『まだ』です」
面接をこなしていると、 最終的に二人残った。
一人は旅の途中のようだが、読み書き計算が出来 て腕もかなり立つ。
もう一人は、
「知り合いから頼まれましてね。
『下働きで良いから世間を見せてやってくれ』
というのですが、結構腕も立つし安く使えそうですよ?
どうです?」
校尉様が話を聞きつけて 推薦してくれた。
最終面接。という程大袈裟ではないが、それぞれに会って話をする事となった。
ほう……
会った第一印象は、
(長い髪だな。その髪を 邪魔としない立ち居振る舞い、また自然体ながら隙が無い)
である。
続きです。
あくまでIFですよ。
>>312
>え、いなかったの?
はい。
というか、「副官役」は いるのですが固定の副官がいない。
一回手足となった仲間達を失っているので見込みあるのを時間かけて育てて、やっと横着さん抜きでも運営出来るようになって来た状態。
次世代(長子)を鍛える為にそちらへ人材を厚めに配置したから、横着さんがほとんどやらなきゃならなくなった。
……あれ?幽州にそんな 方がいたようなw
>こいつらかよw
そうなんだよw
田豊様は冷やかしです。 李典さんは、今の職場で横家の存在を知って興味半分ガチ半分で応募。
横着さん自体は、胸部装甲には興味無し。
つか、「触れもしない胸よりも」からウザイ位の ノロケに発展しますので 周囲はうんざりしておりますw
コミケ『参戦』ですか。 個人的には『参加』もしくは『出店』という意識でした。
詳しくは後日として、なんだかんだで三桁冊購入してました。
参加ジャンルの中や、空き時間を狙ってふらふらしてたら……
ちなみに「戦利品」だそうで、面白い世界だなと 。
助かったのが、影響下の 企業の社員に以外と同人経験者がいた。
彼等彼女等に売り子やら 後方支援やら頼めたので 私個人は自由に動けました。
……まあ、盆明け後に上司や会社がガチでビビる程度のお礼しますがw
「旅の途中という事ですが、応募された。と。
南皮には長く滞在される つもりで?」
「仕官の口を求めて旅しておりますので、こちらで雇うて下さるのであらば腰を据えるのも良いかと」
……ふむ。
「これからの私は、貴女から見て少々粗野に見えるでしょう。
しかし、必要な事ですのでしっかりと見て感じて その上で返事して頂きたい」
そう告げると私は普段は見せないもう一人を表に出す。
雰囲気が激変したのに気付いた相手が構えるのも構わず、
「さて、本音から言うと この横家つうのは袁の中では雑魚というべき小勢力なんだわ。
兵力も五千が集められる最高だし、与えられる禄もたかが知れてる。
俺もよ?過去にあった蛮族共との戦で命張って蛮族共の本陣で暴れたから 今の立場を掴んだ。
勘違いすんなよ?
袁家にゃ恨みも不満もねぇ。
こんな俺でも手柄をちゃんと認めて、それなりの 立場に据えてくれたんだ。
ただな、小勢力の悲しさで貧乏とは言わないが裕福でもねぇ。
あンたに払える給料もたかが知れてるし、主の地はこんなチンピラだ。
だからよっく考えてくれ 安い給料しか払えない主に腰を据えて最後まで付いて行くのか?
それとも、一時の止まり木として仕えるのか?
俺ぁどっちでもいい。
見たところお前さん、腕も頭も立つみてぇだし。 もっと金持ちの家から声が掛かるだろうよ。
そン時にウチを捨てるのは構わない。
だがよ、ここに住んでる民を裏切って守るべき民を捨てるなら……
最初っからお断りだ。
武家っつうのは、雇い主じゃなく民を守るモンだ 民を守る『ついでに』雇い主を守るンだ。
そこンところ、どうなんだ?」
……いきなりで面食らっただろうな。
だが、私のこの言葉は横家代々当主が叩き込まれる基本。
また、付き従う将にも教えこまれる軸なのだ。
先の蛮族との戦の時に散ったあいつらは、
『民を守る』
この一念で戦い、命と引き換えに成し遂げた。
『袁の便利屋』
と自嘲してもその立場にいるのはそれが回り回って民の為になるから。
自分の利益の為に動くのは構わない。
しかし、その為に民を捨てるなら余所でやって欲しい。
じっともう一人の私の言葉を聞いていた彼女。
返事は意外な物であった。
「今の言葉で確信が持てました。
貴方が、過去にあった蛮族共の侵攻の際に本陣を 攻めて蛮族共の首領を討ち取った一人。なのですね。
貴方、いえ横家こそ私が求めている仕える甲斐のある理想を持つ家。
しかもそれを主が体現されておられる。
此方から願いましょう。 是非私を麾下の一員に。 何給料なぞ安くても構いません。
私の働きを袁家に認めさせれば良い。
加えて下さるなら、只でも良いです」
……こら待て、私はちゃんと給料は払う。
只働きにロクな事は無いぞ。
ここまで。
もう一人の横着さんは、戦場の命のやり取りの結果。
命がけなのに口の良し悪しなんて構う訳がないw
乙です
「まだ」の使い方が巧いですねえ。見習わなきゃ。
つか、はおーw ダイナミック引き抜きは流石w
面接しようとしたら面接されてたでござるw
旅の途中?誰だろ。
そして洛陽のお偉いさんの推薦。これまた誰だろ。
>……ふむ。
から始まる圧迫面接w
> この横家つうのは袁の中では雑魚というべき小勢力なんだわ。
ツッコミ待ちかな?
>あンたに
>そン時に
>そこンところ
!?
ツボったw
なんだこのヤンキーw
いや、楽しませてもらいましたw
さて、もう一人はというと。
「……様から、
『人に仕えるという事はどういう事かを学んで来なさい』
と言われて南皮(ここ)まで来たんだけど。
随分と弱そうな奴だな。
アタシを使うなら、まずは力を見せておくれよ?」
会って開口一番がこれ。
……なるほど、若い。
呆れと感心を等分に覚えながら聞いた後、
「貴方より強ければ、当家いや私に従うと?」
直球で聞いてみる。
「ああ。アタシに勝てたら仕えるどころか、好きにしていい。
あんた、モテなさそうな感じだし嫁もいないだろ?
何だったらアタシが嫁になってもいいぞ。
『勝てたら』
の話だけどな」
……はっはっは。
モテないのは確かだが、 その昔、南皮の野郎共との凄絶な闘争を勝ち抜いて得た、貴様とは何もかもが隔絶した違いを持つ 妻が居るわい。
紹介者として同席している校尉様が、珍しく頭を抱えている光景を尻目に 庭へと降りる。
開始前に校尉様の、
(くれぐれも殺さないで下さいね。
流石に殺人沙汰になったら、この娘の師匠が黙ってませんから)
縋るような視線に、余裕の笑顔で首肯する。
結果は娘の完敗。
というか猪みたいに暴走する娘を徹底的にいなして無力化しただけだが。
……さて。
庭にぐるぐる巻きに縛られて植木の太い幹に繋がれてもまだぎゃいぎゃい騒ぐ娘に、
「お前な、自分の命を何だと思っているんだ?
『自分より弱っちい』筈の俺にこの結果だぞ。
戦場でもねぇし俺の副官になるかも知れねぇ奴だから、この程度で済ましているがよ?
おま。戦場じゃ死んでるぞ。
つか、戦を経験してねぇだろ?
人は大将から兵まで生き残る為に必死になる。
その為には手段も選ばないし、目の前の相手も舐めてかからねぇ。
家は武家だからな。
一朝事あらば、全員が命のやり取りを嫌でもするんだあな。
おまぁの師匠さんが、
『世間見てこい』
つうたのも、おまぁのその言動に危機感持ったんだろうよ」
知らぬ間に黙っている娘に、
「正直じゃじゃ馬の脚も借りたい身だから、こちらから可否は言わねえ。
そうだな。南皮(ここ)にゃ俺よりも強いのも、一瞬の油断で寝首掻く奴もゴロゴロいる。
まあとりあえずウチで切り盛りの基礎を覚えながら、ソイツ等に身体で教えてもらったらいい。
あ。どうするにしても、 返事だけはちゃんとしろ」
更に、
「黙って居なくなれば、紹介の労を取って下さった校尉様の顔も、おまぁの師匠さんの顔も潰す事になるからな」
そこまで言い放つと、娘を縛り付けたまま放置して座敷に上がる。
「あの程度で良いのですか?」
校尉様の質問に、
「別に。まだ分別の薄い奴を側で使うのだから、どんな奴かを身体で知った訳ですし。
それに、ひょっとしたら 得物の一振りで百人単位で吹き飛ばす奴や、
大将なのに自ら大軍の中に突っ込んで一人で殲滅する奴がいないとも限らないでしょう」
茶を一口啜り、
「そんな化け物相手に突っ込んでどうします?
民を守る盾なら、殺すより無力化。不可能でも時間稼ぎ。
同じ死ぬなら、一人でも多くの民を守って死ぬ方がまし。
そこを判れば、付いて来られそうですし」
一転声を潜めると、
(師匠は郡太守だそうですが、もし袁家中と揉めたら出てきますか?)
受けて校尉様、
(ああ、その点は大丈夫ですよ。
あの娘。過去にも結構やらかしているみたいで、その点は横着さんに一任すると。
正式に採用なら、後で挨拶状届けさせますよ)
ま、今日のところは。と 校尉様は立ち上がり、
「あれ、貰って帰りますね」
と庭へ降りると縄をほどいてそのまま一緒に連れて帰られた。
……さあ、どうしますかね。
横家軍の金庫の中身を勘案しながら、二人分の給与を幾らにするか頭を悩ます私、横着であります。
ここまで。
今回書いてる途中で、
「私と麹義殿はいつ結ばれるのでしょう?」
と囁かれました。
コメント返しは少しお待ちを
>>321
>『まだ』の使い方
腹芸の世界に身を置いてますとね。
>つかはおーw
私の曹操さんの評価ってこんな感じです。
横着さん、実は素でネコミミさんに付いて行けますw
逆に夏候惇姉者の方が苦手かもw
>誰?
モデル居ます。
ただし、やり込んだ方から『これ違う』と指摘される可能性大なので伏せてます。
>ツボった
ありがとうございw
>何このヤンキーw
意外に血の気も多いし、衣服や沓も仕込んでます。
戦場の経験が『裏横着』を目覚めさせた。と。
孔融辺りと絡ませたら、 「寝言抜かしてンじゃねぇぞ」
からの裏横着語録大炸裂しそうですよw
まあ自らチンピラ認定してますしねぇw
乙でしたー
お酒とか徹夜明けのハイテンションとかで書かないからなのか赤ペンが出る幕がほとんどないのですよねえ
田豊様何を思って副官に立候補したしwww
長い髪の文武両道・・・何人か候補は思い浮かぶけど絞りきれない…大穴で劉備に会う前の関羽に花京院の魂を賭けるぜ!!
>>326
飲酒後は頭回らないので書けないし、書く気も湧きませんね。
つか酒=接待。
>田豊さんの考え
冷やかしですw
同時に横着さんと絡んでいると、気安さからストレス解消にも。
つか裏では横家で一緒に飲んでいる事多いです。
横着さんも、普段の激務知ってますから結構フラットに対応してます。
ただ、この二人が揃うと 横香さんの胃が……
「くれ」「嫌だ」
「今からでも」「俺ンだってンだろうが」
延々二人からほめ殺し級の口説きで、厨房で真っ赤な顔で悶えている横香さん。
つう面白い物がw
>劉備と出会う前の関羽
正解です。
ただ……
イメージ壊して無いですか?
当たりですか…ついでにアブドゥルの魂も賭けるべきだったか
こういう言い方はあれですが桃華の夢に魅せられる前の彼女なら違和感はないですね
そもそもの桃園の誓いの時も費用を出してたのは関羽と言う話ですし3兄弟(3姉妹?)の中で1番現実が見えてるというか理想と現実の折り合いが付けられそうな人ですし
ふと・・・そういえば横着さんの娘さんって名前出てましたっけ?
>>328
横香さんは横着さんの奥さんですよ。
過去レス読み返してたら こう表記してました。
……自分で命名したんだから覚えとけよ。
つう話。
横着さん宅は、夫妻と子供三人。
長子が男、以外は決めて無いです。
先のやり取りって、田豊さんが他人の妻を旦那の前で堂々と口説いているんですよねーw
横着さんの性格考えたら たとえ田豊さんでも、娘の結婚相手は殴ってから
「殴るぞ」
とやりかねないw
個人的に関羽さんは好き というか、一から金掛けて実学学ばせたて経験積ませたら秘書や役員としては有能だろうなー
そうなったら私ぁ運転手でも鞄持ちでもやっちゃうよw
で、「主が何をやっているのですか!!」
と叱られるw
つらつら、と。
息子視点の横家。をば。
書きためないのでぼちぼちと。
私、南皮横家の長男です。
父は横着。母は横香。
とても仲睦まじいです。
……仲睦まじ過ぎて、私の子供と誤解される弟か妹が出来ないかと、冷や冷やしてます。
先日、成人を機に家の切り盛りを学び始めました。
覚える事が有り過ぎて毎日大変ですが、父の副官を務める将の方々がこちらで教えて下さるので、 少しづつですが前に進んでおります。
父は私の成人の儀が済んだ後、横家の皆に私が後継者である事を正式に告げその日の夜、父の部屋で私と二人きりになると、
「ここからはお前が後継者だ。
とは言っても、主たる袁家みたいに財も格も兵もある訳じゃない。
あるのは、団結力か。
それ自体も父に付いて来てくれる昔からの郎党だからで、お前に付いて来るとは分からん」
ちょっとしょんぼり、の 私を見て苦笑い。
ぽん、と私の頭に手を置くと、
「まず、これだけは覚えとけよ。
『横家が守るのはまず、民。次に袁』
だ」
「確かに袁家から扶持を貰っているが、それの元は民の税だ。
平和な今だから父もお前から見たら地味な仕事や 訳の解らん仕事している。
だが、横家の本分は『武』でありそれも『民を守る武』だ」
「今の平和がこの先千代に八千代に続くかは判らん。それこそ明日になったらいきなり大軍が来るかも知れん。
だが、『民を守る』という芯を持っていればそれに合った闘い方が出来る」
「『罠を仕掛ける』『行き足を止める』『篭城して時間を稼ぐ』
何も討って出て華々しく暴れるだけが闘いじゃ無い。
『民を守る』という芯があるから、兵法を知らぬ父でもこれ位はすぐ考えつく」
「お前は父と違って、田豊様、麹義様、他にも様々な方の教えを学んだ。 母の里の郭商会からも、様々な書物を与えて貰って色々な事を得た」
「ここからはお前の得た 物をお前のやり方で出して行け。
ただ、横家の芯である、 『民を守る』
これは忘れるなよ」
そこまで話すと、
「後な、嫁は自分が心底惚れた女にしろ。
中途半端な政略の婚姻なぞ互いに悲劇でしか無い。
政略であっても相手はお前が心底大事に出来る相手を探せ。
お前の母はな、父が今までで一番命懸けの戦いを 勝利して得た、
『最大にして最高にして 誰にも渡せない』
相手だからな」
呵々大笑で、誇らしく母の事を話す父に、
(なるほど、父も母も未だ仲睦まじい訳だ)
と妙な納得をしてしまった。
……幼い頃から見ている父の芯のブレなさは、横家代々の教えだったのですか。
私は父程の武は持っていません。
が、自らを守る位の武と 自らの手の届く場所を守る位の智は学んだ積もりです。
後、母のようにいつまでも父の恋人でいられる。 そんな伴侶を私も見つけたい。
……見つけられるのだろうか?
以上です。
横着さんの伝手で、地味に着実に鍛え上げられた 長男。
光栄パラなら
武80智91政88魅80
欲しがる人居る?
IF話。
横着さん、夏候惇に殴り込まれる
おとと……
電池切れでやり直し。
今日中に投下(予定)
乙です
乙ですだよ
なんという優秀な人材
こういう人材が出てくるところに袁家の強さが見えますねえ
なおマスクデータである二郎ちゃんの物語開始時点のパラメータ
統率:74
武力:74(三尖刀:+3)
知力:79
政治:79(農徳新書:+8)
魅力:75
うむ。やったぜ。
>個人的に関羽さんは好き というか、一から金掛けて実学学ばせたて経験積ませたら秘書や役員としては有能だろうなー
なるほど。秘書とか役員にはああいうのが求められるのか……
なお彼女の出番はまだまだ遠いですw
……私が副官探しをしている時に、陳留の曹操様が物好きにも応募された。
話自体は此方から丁重に 断りを入れたのだが、その際曹操様より逆に誘いを頂いた。
まあこれ自体は、双方納得尽くで無かった事になった。の、だが……
この件でちょっとした騒動になった。
「だ、だだだ旦那様!」
珍しく非番で、長男と私で横家軍の現状を共有していると家僕が血相変えて駆け込んで来た。
「何だ騒々しい。招かざる客でも来たか?」
半分冗談だったが、家僕の表情に一瞬にして異変を読み取る。
得物をひっつかみながら 家僕に、
「悪所の連中が殴り込みでもかけて来たか?」
最近流れて来て街のあちこちで騒動を起こしている連中を脳裏に思い浮かべるが、
「いえ、夏候惇なる女性が、
『主を出せ。会わせろ』
と押し入らんばかりの勢いで」
……おいおい。穏やかじゃねぇな。
夏候惇?知らぬぞ?
まあとにかく得物を仕込んで玄関先まで出ると、
(へえ……)
郎党達が十重二十重に取り囲む中、
「横着!出てこい!
私は陳留の夏候惇だ!」
と吠えている。
「私が、横着ですが?
陳留のお方が血相変えて どんな御用で?」
どうしたんだろう?
寝落ちかな?
ちなみに寝落ちは得意です
「貴様かぁ!華琳様のお誘いを断るばかりか、華琳様を部下にしようとした不届き者はぁ!」
……随分な言われようだな。
というか、多分真名で呼んでいるが赤の他人にホイホイ主君の真名を連呼する奴があるかぁ?
……言いたかねぇが、手前ぇ馬鹿だろ。
「そうだ。と言ったら?」
油断無く戦闘態勢に入りながら、敢えて挑発してみる。
私が戦闘態勢に入ったのを見て取った郎党達は包囲の輪を広げる。
「知れた事。貴様をぶちのめし、華琳様を部下にしようなぞと考えたその根性を……
叩き直す!」
吼えると同時、剣を抜くと同時に突っ込んでくる。
これある。を予測している俺ぁ、敢えて得物で剣を受ける。
……かぁ。重ってえな。力だけは有る訳か。
だが、こいつ(得物)を 折れねぇ。つう事は、力任せの芸当か。
初撃を受け流すと、ひたすら相手の振り回す剣を 相手の勢いも利用して弾く。とにかく弾く。
……しっかし体力は有るなぁ。威力が落ち無ぇぞ。
ひたすら弾き続けていると、相手が一度間合いを取った。
そして、
「貴様ぁ!何故戦わん!私に対する侮辱かあ!」
……あ!?おま舐めてんのか?
手前ぇが何者かは知らねえが、手前ぇの勝手で押し掛けてきたんだろうが?
調子こくなよ?お?
相手が吼える間に戦場で会得した無挙動走法で一気に間を詰め、上衣の袖口に仕込んだ紙の粉袋を 相手の顔に投げ付ける。
相手が咄嗟に剣で払うが 紙袋が剣で爆ぜて中身が 周囲に散る。
勿論相手も否応無しに吸い込んで……
「な、何だこれは!?」
咳とくしゃみで大童。
待ってやる義理も無いのでそのまま脚払い。
面白い位に簡単に倒れた。
そのまま剣を遠くへ蹴り飛ばすと、得物で力任せに手足を打ち据えて無力化。
……力加減失敗したから 折れたかもな。
そこへ郎党達が束で夏候惇を押さえ込んで、何重にも雁字搦めに縛り上げる。
「貴様ぁ!何をする!」
縛り上げられても、まだ吼える夏候惇、とやら。
……何かこう、こいつを一言で表現出来る言葉は無いのか?
溜め息混じりに夏候惇を 見下ろす。
そこへ、
「それは私の部下よ。
貴家と貴方に対する無礼と狼藉は謝罪するわ。
だから、『これ』を返してくれないかしら?」
……なら、繋ぐかちゃんと無い頭にも解るように 言っとけ。
まだ『裏の私』が毒づいているのを押さえると、
「ほう。しかし曹操様、 この者が曹操様の郎党である客観的証明がなされぬ以上、こうしておくしか当家の安全を保つ方法が御座いませぬが?」
とりあえずここまで。
書いた本人が言ったらいかんのは良く判っているが……
武力80が武力96に勝てるて有り得んの?
後横着さん、要らん事言うから続いてしまうがな。
「では、『客観的証明』が出来る人物が居れば、解放するのね。
丁度ここに来る用事が有るとかで同道させて頂いたのだけれど」
そう言いつつ一歩下がって、後ろの人物の為に道を開ける。
「やあ、どうも」
相変わらずおっとりにこやかの私が良く知る人物。
「校尉様が、これの身元証明をして下さる。と?」
「横着殿。『これ』はいただけません。
皇帝陛下から官位を下賜された、
『夏候惇 元穰』
殿、ですよ」
更に続けて、
「官位を頂いた以上、殿上の簡に入っていますし また、袁家の中枢に来て戴いて確認するという手段も有りますし、取りますが?」
「では、夏候殿が曹操様の配下である事も間違いないですか?」
私の問いにもあっさり、
「ええ、間違いないですよ」
と、首肯される。
「これで間違いないと判った以上、夏候惇は連れて行く……」
とまで言いかけて、何事かを思い付いたらしい曹操様。
「いえ。止めておきましょうか。
他家に迷惑を掛けておきながら、自らの口で謝罪も出来無い者を曹の麾下には置けないわ」
……ああ、そういや謝罪の言葉すら聞いてないな。
流石一家の頭領だわ。
意図を察して密かに心中 頷く私を尻目に、慌ててわーわー騒ぐ夏候惇。
時間取れなくて大変そうですね
楽しく拝見してますので無理せず頑張ってください
>>354
どうも。です(感謝)
不定期になるのは否めないですねー
正直、移動中に投下とか 隙間時間に投下とかです
ありがてぇありがてぇ(一ノ瀬さん風)
結局……
渋々ながら、
「誤解からとはいえ、他家に殴り込んだ上主人を愚弄した事、謝る。
済まなかった」
と頭下げて言葉でも詫びた事で、この騒動は終了した。
曹操様が連れて行く時に、
「申し訳ありませんが、縄を解くのはここで無い所で願います」
とは言ったが。
まあでも、あそこまで忠誠心を行動で示されるというのも、それだけ主に魅力が有るのだろう。
私?
さあてね。その秋になったらはっきりするさ。
以上です。
次はいつ投下するかは、本人も分からないです(ぉい)
乙ですだよ
いや、楽しく読ませていただきましたw
袁家の底深さ、凄みが見えてよかったなあと思います。
原作の麗羽様はこういう譜代の支持を得られなかったのだろうなあ、と。
一つだけ。
一つだけパスしたいネタがありますがまだ先です。
その時に、お見捨てなかったらパスを出しますのでお願いいたします。
お願いいたします。
大事なことなので二回言いましたw
いや、ガチで横着さんがどうするか見たいのでw
何やら意味深ですが……
見捨てる事は無いですよ。
後、凡将伝の時間の流れに沿ってこちらも話が作られますので……
代替わりしてる可能性あります。
でも、横着さん自身は存命ですから横着さん自身の考えは示すでしょう。
と申しますか、私がワクテカアステカしております。
小ネタ?
横着さん猫を拾う。
いや某大王様じゃないですよ!!
動物の猫ですよ!!
「猫の鳴き声がする?」
珍しく女官長が訪れたかと思うと、こんな事を言ってきた。
「まあ広い城内ですからねぇ。
猫の一匹や二匹、住み着いていても不思議はないですが」
「いえ、私共が問題にしているのはそこではないのです」
女官長の話をまとめると。
『最近、夜中の見回りの時に女官達の前を急に横切るモノの報告を受ける事が多くなった。
暗い中から急に出てくると、いくら鍛えた私共でも心臓に悪いです』
「まあ、気持ちは解りますが」
こう言ってしまったのが 裏目に出た。
「では横様、私共の心臓を守る為に元凶の猫を捕らえて頂けませぬか?」
え!?何でそうなるの?
「横様のそもそものお役目は南皮城内の保守。と、主袁逢様より承りました。
それに、袁術様に爪でも 立てられたら何とお詫びしたら良いか……
よろしいですか横様?これは袁家の危機でもあるのですよ!!」
大袈裟とは思う。だが、理はある。
それに、袁術様は未だ幼子。猫の戯れの傷から病を得んとも限らない。
それに、そんな事になったら憶測だが張家が南皮中の猫を根絶やしに動いてもおかしくない。
音に聞く張勲様の溺愛振りを考えても、有り得ぬ話ではない。
「分かりました。お引き受けしましょう」
呑気な話だが、猫探しを引き受ける事となった。
探すといってもこの広い城内、闇雲に探しても見つかる訳もない。
まずは、女官長より奥に私が入る許可を貰いに行ってもらっている間に、公で猫を飼っている所へ行く。
「横様、珍しいですな。麦蔵なんぞに何用で?」
そう、米麦雑穀の詰まった蔵。
ここは当然鼠が湧くので 鼠対策に猫を飼っている。
ここの猫は生意気にも簿に載っており、禄まで与えられている。
鼠戦を長く勝ち抜いた古猫に至っては、
『勝鼠将軍』
と一丁前に将軍位を与えられ、悠々自適に過ごしている。
「いやな、奥の夜回りの時に猫に驚かされたんだと。
一応、念のため猫の数を調べておきたいのだが」
「ウチのは皆生まれた時から、家猫に躾て小屋に皆入れているから夜中に出歩く事はまず無いけどなぁ。
というか、奥の連中に鈴の音がしたか聞いてくれないか?
ウチのは皆チビから将軍まで首輪と鈴してるからな」
なるほど。鈴の音がしていれば、そこまでは驚かんわな。
という事はやはり野良か。
これは早い事奥に入れて貰わないと、何も進まぬぞ。
ただ待っているのもなんなので、奥へ入る門から 塀沿いに進んでみる。
警護の兵士達が、
「???」
と首を傾げているが、気にせず調べていく。
結果わかったのは、意外に猫位ならすり抜けられる穴がぽつぽつあった。
……いかんな、これは。
早速城御用の職人を呼んで、補修を命じる。
ただ、数が結構多いので ウチの連中も呼んで応急処置をさせる。
ウチの連中が応急処置した後を職人が仕上げていくのを見ていると、女官がやって来て、
「許可が下りました。御案内しますので、どうぞ」
と一礼した。
……さて、これで解決すると良いのだが。
内心そう願いつつ、女官の後を付いていく私である。
奥に入る門前で女官長と 何故か袁紹様、顔良様、文醜様がおられて慌てて礼を執る。
軽く鷹揚に頷かれると、踵を返して先導するように門を潜る袁紹様と他二名様。
女官長と顔を見合わせ、首を傾げながら後に続いて門を潜る。
まずは、現場へ。
意外にも吹き抜けの廊下で、左右とも奥に建物が見える。
「あれは?」
左側の建物を指差すと、
「厨。ですね。奥の方々の食を全て扱っております」
確かに、何か調理している匂いが微かに流れてくる。
「こっちは?」
右側の建物を指差すと、
「あれは倉庫ですが、その奥には袁の方々の厩舎があります」
こっちも微かに馬の嘶きが聞こえてくる。
うーん……。
考えても埒があかないので、まずは厨へ。
ちょうど夕餉の調理中か 忙しなく女官や厨師が動いている。
中は入らず、建物を一回り。
……生ゴミを外に溜めているのか。
ある可能性に行き着いたので、逆の厩舎へ。
見慣れない私に馬達がきょとんとした風に見ている中をまずはゆっくり一往復。
神経を集中させて物音を拾う事も忘れない。
次に、厩舎の外をゆっくり一回り。
換えの藁が積んである場所に差し掛かる。
……みい。
やはりか。
一旦ここまで。
感想とかくだしあ。(某氏風)
乙でしたー、最近忙しくて感想書き込めなかった
>>365
>>軽く鷹揚に頷かれると、 2つ合わさると違和感があります
○軽く頷かれると、 もしくは 鷹揚に頷かれると、 どちらかがいいと思いますがそのあと踵を返しているので【軽く】の方がいいかもしれません
息子さん父さんほどの武は持っていないって言ってるけどパラメーターでは同じ80なのね
武力で95越えると人間の壁越えてそうですよね、多分夏候惇は話聞いて飛び出してほとんど休憩なしで携帯食のみで体調最悪の状態で突っかかっていった、とすれば防御に専念すればある程度はやり合えるかも?
この夏候惇は原作っぽいな、ただ凡将伝ではもう少し分別がついてたような気も…作中で成長した(今はまだ成長前)と見ればこんなものか
>>367
ありがたやありがたやナムナム
パラメーターは初代?(PC-88時代)から基本値と捉えてます。
横着さんは、ここに経験値が加算されるので実質は89位は有る?
戦記系小説にも結構初陣前後で成長する次代の話が登場しますし。
夏候惇さんは、まだ成長途上と思ってます。
官位貰いに行って、官僚が悪いとはいえ力に訴えたりしてますし。
まあ殺し合い経験しているので、殺意が無ければ 無力化に注力するでしょう。
乙ですだよ
今日は展示会で立ちっぱなし疲れたです
南蛮の話ではないのかー
>それに、袁術様は未だ幼子。猫の戯れの傷から病を得んとも限らない。
コモドオオトカゲを思い出しました
いや、なんとなく
>それに、そんな事になったら憶測だが張家が南皮中の猫を根絶やしに動いてもおかしくない。
>音に聞く張勲様の溺愛振りを考えても、有り得ぬ話ではない。
七乃さんの無能な主従アピールがごく普通に浸透してて笑ったw
>呑気な話だが、猫探しを引き受ける事となった。
なんという何でも屋さんw
さて、オチを楽しみにしております。
感想とかもらえるように本編も頑張ります
>>369
「袁の便利屋」を自嘲する横着さんですが、軽くは見られてないですよ。
というか、
『大袈裟にする程ではないが、場所的や人物的に それなりの人で腕も立つ』
事態に駆り出される。
張勲さんの話は城内では 結構有名でしょう?
仕事中も側に置いている姿やら何やら女官や官僚達に見られまくっているでしょうし。
オチはほぼ完成しているんですが、
周泰(明命)さん出すかどうかで悩んでます。
……ペット感染症なんて 現代だから解明されている事で、この当時の武人が判る訳無いと投下してから気付く愚かさよ(自嘲)
>>370
張勲さんの欺瞞工作は徹底しているというか、本気で美羽様可愛がっているのか常人には判断が難しいですねw
>周泰(明命)さん出すかどうかで悩んでます。
オフィシャルには袁家領内に存在してません。
譜代の黄蓋と若手の陸遜のみを付けるという周瑜の人事の妙ですよ。
ですので周泰が南皮にいたとしても孫権他は知らないことを前提としてくだしあ。
そして、周泰がそれでも南皮にいるという事実。そしてそれを成した人の思惑。
いやあ、孫家って家族経営ならではの鬼女版案件じゃないですかねw
闇を深めるかどうかは、お任せしちゃいます(愉悦)
張紘と赤楽さんについての裏設定
縁談、婚姻という話も自然に出るくらい仲睦まじい二人というのは前提です
まあ、秘書的なことしながら汚れ仕事を一手に担っている赤楽さんマジ内助の功
そして、だからこそ正式に婚姻関係を結ぶ気はまったくないです
むしろ、一日中一緒にいられる今の立場を捨てて奥にこもるとかありえないですね
どちらかというと、張紘が婚姻するならば自分のような流れ草ではなく、良家の娘さんであるべきだろうと思っております
※洛陽に遊学させてもらうくらいに張紘は名家の出身 という設定
まあ、正室を立てつつ秘書件愛人でいっかー的な
名家の養女で家系ロンダリングしての正室も固辞します
だってそんなの、本当の名家のお嬢さん貰った方が張紘のためになりますからね
※でも張紘から離れる気はまったくないです
正室がそんなことをたくらんだら普通に暗殺するくらいの覚悟完了系女子
重たいのか軽いのか
淡々としているようで執着は凄い。
というか張紘にしか興味はないというか
ひよこの擦りこみ以上に張紘のことしか頭にないです
だからこそ、張紘の親友な二郎ちゃんも重んじます
だって三人で馬鹿トークしてる時の張紘がとっても幸せそうだから
三人でなんか馬鹿やってるのを見るのは赤楽さんにとっても楽しいことなのです
そこに嫉妬しないのが赤楽さんです
「君らは本当に三人揃うと馬鹿になるな
ま、楽しそうでなによりだが」
お茶と茶菓子出しながらこんな感じ
いやあ、愛されてますねえw
いささか駆け足ですがこんな感じです
それとマスクデータの能力値ご査収くださいませ
張紘
統率:26
武力:30
知力:88
政治:97
魅力:86
赤楽
統率:83
武力:84
知力:91
魅力:84
>>372
裏設定と、二人のデータありがとうございます。
確かに査収致しました。
今決めました。
横家と郭商会(横香さんの実家です)は赤楽さんの味方いや後ろ盾になります。
一途キャラは大好物なので、出番を見守る事にしました。
某世界でもいるんですよ。
奥さんより旦那を支える秘書さんが。
でも、自ら日陰の存在に徹する。
その自己犠牲の姿勢が逆にその方を支えようと支持者は結集する皮肉。
一応フィクションと断って書きますが、
私が駆け出しの当時、国政の大物が急死した事がありまして。
次を誰にするかになった時に、我々と奥さんの意見が分かれたんです。
その時に、祖父、父、そして大きな組織票を持つ 方々は秘書の彼女を独自候補として擁立しました 。
結果は秘書さんが当選。 というか、大差勝ち。
常にどんなどぶ板にも付き従い、派手な場面だけ しゃしゃり出る奥さんとは全く違うその姿勢は、有権者もちゃんと見ていたようで。
横香さんが多分一番の支持者になるかな?
横着さんは、距離は置くけどいざとなると、黙って赤楽さんの味方になります。
で。
>どっかにそういう雑務する人いないかな
……さらっと依頼した旨だけ書いて下されば、動きますよ?
後、馬の具体的な希望書いて下されば尚良いです。
行き先は幽州と涼州を考えてます。
ただ、この当時の馬って 日本でいう『木曽駒』や 『都井馬』みたいな中型なんだろうなぁ。
いっそのこと、輓馬みたいなゴツいのにします? 普段使いなら速力より耐久力と持続力を重視するでしょうし。
久々の長文、失礼しました。
猫の話。続き。
大王様は、IFでやりましょうかね。
袁の方々が使う厩舎の片隅。
替え藁の中から、みーみー鳴く猫の声。
鳴き声からすると子猫か?
丁寧に藁を掻き分けると 5匹の子猫とそれを守るように子猫達の前で此方を威嚇する母猫と思しき猫。
おそらく、母猫が今回の 騒動の原因なのだろう。
……まずは。
母猫と対峙したまま、懐を探る。
……あった。
携帯食の小魚を干した物を数匹、母猫の前に置く。
最初は警戒していた母猫も、こちらがそれ以上の行動を起こさない。と見て、そろそろと近付き小魚の匂いを嗅ぐと食べ始める。
この間に箱を持って来させる。
母猫が満足するまで小魚を与え、満腹で隙を見せた瞬間、
がしっ、ひょい。
無造作に母猫を両手で捕らえそのまま箱に押し込み蓋をする。
女官達が蓋に重石を載せて、捕獲完了。
……箱の中でものすごい暴れているが、気にしない。気にしたらいけない。
子猫達は女官達や厩舎の下人達でよってたかって 捕まえる。
>>373
赤楽さんに対する熱い声援頂戴いたしました。
まあ、後ろ盾と言っても彼女は笑っていなすでしょうが、それでも頭を下げに来る場面があるかもしれませんということでひとつ。
>某世界でもいるんですよ。
からのエピソードに思うところが大きかったり。
いらっしゃるんですよねえ、とだけ。
>……さらっと依頼した旨だけ書いて下されば、動きますよ?
迷うとこですが、依頼しちゃいます
行先については、どちらになってもアリですね
馬の品種については恋姫時空だからなあ……
気性は大人しめで素直な子で。
二郎ちゃんには動物に好かれるとかそういうスキルないのでw
体躯は頑丈さメインでオナシャス
乙でしたー
>>375
>> 替え藁の中から、みーみー鳴く猫の声。 間違いとは言いずらいですがこの字だと【替え歌】、【食事を肉中心から魚中心に替える】のように代替品、別物にするニュアンスがあるので
○ 換え藁の中から、みーみー鳴く猫の声。 交換用の藁ですからこちらの方がいいと思います
子猫たち良く逃げ出さなかったね、母猫が捕まったあたりでダッシュしそうだけど・・・入り口で皆待機してたのかな?
>>377
やはりそっちでしたか。 >換え
悩みました。
理由を明確にして指摘して貰うとものすごい分かりやすい。
ありがたいですナムナム
で、ご質問の件含め、続きです。
子猫達を捕まえるのは、まさしく大捕り物となった。
母猫が捕まった半瞬後に 蜘蛛の子を散らすように逃げ出した子猫達。
女官達はキャーキャー言いながら子猫を追い掛け回すが、捕まらない。
だが、意外というのもなんだが下人達が活躍した。
全部を一度に捕らえようなどという欲をかかず、大きな筵やら籠やらとにかく使える物を全て使い、着実に捕らえる。
時間は掛かったが、4匹を捕らえ最後の一匹を探していると、
「騒がしいですわね。何事です?」
何故かお付きを従えて、袁紹様がやって来られる。
全員慌てて礼を執る。
その頭上に、
「私(わたくし)は『何の騒ぎだ』と聞いているのです。
誰か説明なさい」
険しい声が降ってくる。
こうなると、私が矢面に立たざるを得なくなる。
礼を執ったまま、
「恐れながら……」
と私が事情を説明する。
「馬鹿ですの?」
ため息混じりにそんな発言が私の頭上に降ってくる。
続いて、
「横着。面を上げなさい」
顔を上げた私の前には、探している子猫を抱いた 袁紹様。
「恐れながら……」
と何故袁紹様が子猫を抱いているのか尋ねようとすると、
「その前に、この子と家族を捕らえてどうするつもりでしたの?」
再度質問される。
あ……
確かに、『猫を探して捕まえてくれ』とは頼まれたが、捕らえた後の事は 誰も全く考えて無かった。
女官達も、『夜回りの際に脅かされるから、どうにかして』
だけで、
『殺せ』とも『追い出せ』とも頼んでいない。
呆然とする私の表情を愉快そうに眺める袁紹様。
というか、結構懐いてないか?
袁紹様も慣れた手つきで 子猫をあやしているし。
混乱している私の傍に、文醜様がやってくる。
そして、
「おーい。生きてっか?」
呑気そうに母猫に声をかける。
すると、箱の中でじたばたしている母猫が大人しくなり、
にゃあ。
まるで返事するように一声鳴いた。
一時停止です。
続きは夜かな?
ますます混乱する私の横の箱へ文醜様が近付くと、
「よっ。と」
箱の蓋に載せられている重石を取って、蓋を外す。
無造作に手を入れ、母猫を抱き上げる文醜様。
母猫も大人しく文醜様に抱かれるまま。
その箱を顔良様が下人達の前へ運ぶと、何事かを 下人達に命じる。
下人達は捕らえた子猫を 箱の中に入れる。
その様子を頷きながら見られていた袁紹様。
再び、私に向かい、
「この子達を誰かが飼っている。その考えは無かったのですか?」
そう、質問する。
なかった(ガチ)
……いやいや、袁の方々が住まうここで野良猫を飼う奴は普通いないでしょう。
表情には出さず、心中で 反論していると、
「横のおっちゃん。こいつら、アタイ達で面倒見てんだけどね」
文醜様が子猫が入った箱の中に母猫を入れながら しれっと言われる。
「正確には、顔家の者と 袁紹様付きの極一部が。 ですが」
文醜様と一緒に箱の中を覗きながら、顔良様が補足する。
……盲点だった。
結局、袁紹様の、
「この子達が夜回りの者を驚かせる。
というのなら、鈴でも付けましょうか。
私(わたくし)から言わせれば、どのような事態にも動ぜぬ胆力無き者が 夜回りをしている事が問題と思うのですが」
で、解決。
確かに、猫に脅かされる位で怖がるなら曲者の奇襲になぞ対応出来まい。
内心頷いていると、
「所で横着。貴男には罰を与えます」
袁紹様の通告に続いて、小さくて柔らかくて温かい者が渡される。
みぃ。
私の腕の中でもぞもぞと 逃げだそうともがく子猫。
逃げないように懐に閉じ込めた私に、
「今回の騒ぎの犯人です。責任持って見張ってなさい」
袁紹様から御定が下る。
懐でまだもぞもぞして妙にくすぐったいのを我慢しながら、神妙に御定を受ける。
かくして、猫探しからの 騒動は終結した。
後で気付いた。
厩舎の側であれだけ騒いだのに、馬達がよく暴れなかったものだ。
以上です。
この後、横家のいちびり 連中に鍛えられて立派に育ちます。
さて、馬買いに行くぞ。
乙でしたw
人騒がせなw
まあ、彼女らにしてみたらちょっとした秘め事かつ息抜きだったんでしょうね
奔走されて、お疲れ様ですw
馬、よろしくです
乙でしたー
>>382
>>その様子を頷きながら見られていた袁紹様。 まあ古代中国で謙譲語があるかは分からないですが
○その様子を頷きながらご覧になられていた袁紹様。 の方がいいと思います
顔家の者がホウレンソウをしっかりとしていれば・・・と思わなくもないけど
猫を飼ってることをきちんと報告しなかった方が悪いと思います(心の中だけで
訂正;古代中国じゃなくて恋姫世界ですね
>>387
>人騒がせな
まあ確かに。
でも気持ちは解らなくも無いですw
>奔走お疲れ様ですw
横着さん的には荒事じゃ 無い分、楽しんでいたかとw
>馬よろしくです。
はい。
>>388
指摘感謝です。
恋姫でも古代でも敬語は ありますが、かちっとした文法としてはなさそうですね。
>ほうれんそう
実際これにつきますね。
ただ顔家の方々も、袁紹様と当主から、
『秘密にしなさい』
と言われたら、ねえw
ただ、宮中的な場所は互いの繋がりは薄いだろうなぁ。と想像。
多分横着さん的ポジションの方々は、これに悩まされている?
横着さんは、縦は気にしても横は気にしないから 色んな所に腰軽く行ってそう。
つか、本職は武装工兵なんだよね。横家。
馬買いの話。幽州側の話から。
幽州。
涼州と並ぶ馬産地。
特に、公孫家の牧場は良馬名馬の産地として御贔屓も多い。
そんな公孫家の当主公孫賛。
少し前まで、多忙過ぎる 毎日だった。
だったが。
「たのもう」
供数人を連れた男が、公孫家の門前で声をかける。
「はいは……。おお、これは横家の当主様。
遠路お疲れ様でございます」
家令のねぎらいに、
「まあ、うちの連中を無理言って使ってもらっておりますから、御挨拶位はきちんとさせていただかないと」
柔らかい口調で挨拶する。
この男、幽州横家当主。 南皮横家当主、横着の長兄に当たる。
「ま、まあ、立ち話も何でございます」
ささ。と家令が促すままに、
「では、失礼させて頂きます」
何やら荷物を抱える供を 従えて、家令の後に続いていく。
客間で待つ事少し。
客間の扉が開くと、
「これは横家の。よく来られました」
公孫家当主、公孫賛が勢いよく入ってくる。
儀礼的挨拶を交わし、対面に座る。
まずは、幽州横家当主から、
「うちの連中は迷惑掛けておりませんでしょうか?」
受けて公孫賛、本心からの笑顔で、
「迷惑どころか、此方から礼をしなければならないです。
当家の泣きどころが一遍に解消されました」
まるで土下座せん勢いで ひたすら感謝の公孫賛。
「ならば重畳。此方も安堵しました」
笑顔の幽州横家当主。
「全く、うちの馬鹿弟のせいでその節は大変御迷惑おかけしました」
「いやいや。おかげでこのようにのんびり話をする時間を持てるようになるとは、夢にも思いませんでした」
そもそも、幽州横家と公孫家の繋がりは意外と新しい。
南皮横家当主、横着が袁家主催の宴で公孫賛と邂逅し、その美貌に驚いて、
『幽州の公孫賛という当主は凄い美人だぞおい(意訳)』
という文を幽州横家に送ったのが始まり。
興味本位で幽州横家の若者達が我も我もと押し掛け、それを知った幽州横家当主が大激怒。
『馬鹿者共は帰ってくる事まかりならぬ!
公孫家当主賛様に非礼を働いた罰に、下働きでも何でもきちんと勤める事!
いずれ公孫賛様から当方に連絡あるまできちんと働け!」
これを公孫賛への詫び状と大量の金銀と共に若者達に通告した。
一方の公孫賛。
自分を見に若者達が大勢やってきたのは驚いたが、文官仕事の出来る連中がそのまま残った為自らの負荷が十分の一以下に 軽減。
最初は時間の使い方に戸惑ったが、今では軍の底上げ、領内の改善、自らの鍛錬と有効に活用出来るようになった。
若者達も最初は悲嘆したが公孫賛がこなしている仕事量を見て、横一族の 持つ『助太刀精神』で手伝ううちにいつしか公孫文官団として馴染んでしまった。
「正直、このまま留まって欲しいのが本音です」
「まあ、あ奴らの考えに 任せますが、
あ奴らはそれぞれの家は継げぬ身。
横家としても、下級将や 下級文官としてしか遇する事が出来ませぬ。
此方で、それぞれの才を 振るう方が良いかも知れませぬな」
そういえば。と気付いた公孫賛。
「今日はまたどのような御用件で?」
「おお。実は頼み事がありましてな。
この騒ぎを起こした馬鹿弟が馬を求めに来るのですが、
何でも上司からも馬を見繕うように頼まれておるようで。
あ奴の馬だけなら、私の知った牧場で見繕ろわさせるのですが、流石に袁の重臣のも、となると。
公孫様、申し訳ないのですが馬の目利きを頼まれては下さらぬか」
供に運ばせた箱に、書状を添え更に懐から大ぶりの重そうな布袋を取り出し、
「詳しい事はこちらに。後、あ奴らを今まで面倒見て下された礼に砂金6斤と、目利き代に水晶の上物が入ったので純金の 髪飾りと純銀の櫛も添えまして」
公孫賛に差し出すと、立ち上がり、
「では、何とぞよしなに」
丁寧に礼を執ると、幽州横家当主は客間を退出した。
まずは前提。
幽州涼州の商工と裏稼業を実効支配している横家。
直接兵力は数万の中規模勢力ですが、宮中にも地味に繋がり持つ地方豪族な本家です。
この話の中では同じ独立勢力である公孫家を同盟相手にと勝手に画策してます。
袁家の存在は把握してますので、どちらかというと対袁の外交窓口的な味方にと。
横着さん?
幽州横家当主からすると 「いまいち頼りにならない。次世代に食い込んでないからいざという時の外交窓口は無理」
という評価。
ワクワクしながらも、要望を一つだけ
「地味様を甘やかさないでください」
これだけお願いいたしますw
一見、甘やかせているように見えますが。
前提にあるように、袁という巨大勢力に対する仲介窓口を期待してますので、公孫賛自身は身軽であった方が良いという思惑があります。
後、若者達は自身の欲求で暴走した訳ですし。
金銀財宝も慰謝料と依頼料も兼ねてます。
というか、直接にはここまで。
公孫賛も独立勢力の矜持を持ってますから、これ以上は固辞するでしょう。
続き、行きますか。
横着サイド
……南皮を出発して幾星霜。
は、大袈裟だが。
それでも、結構な日数を掛けてやっと幽州の入り口にやってきた。
理由は途中の街道が悪路過ぎた。
袁の支配下の街道は、我々の工事で整備されているが、離れた途端にいきなり泥濘に悩まされた。
そもそも、我が愛馬が老馬となり引退の時期を迎えたのと、長男も馬が必要となる世代になったのでこの際。と、袁直轄の牧場に馬を求めに行ったのだが、
「売れる馬が無い?」
「ええ。ほら、軍を増強したでしょう?
あれで、使える馬は全部 軍に持って行かれましてね」
当歳ばかりの子馬と母馬しかいない光景を指差して、
「今のところは、こんな状態なんですよ。
急がないなら、めぼしい奴を今の内に押さえといてもらえれば来年には渡せるんですがね」
申し訳なさそうに話す牧場役人を急かす訳にもいかず、思案の末に、
(幽州の本家の伝手を頼るか。
大事に世話して使えば名馬でなくとも十二分に働いてくれるからな)
という結論の下、長期に南皮を離れるだろうと予測して許可を貰いに行くと、
「幽州にですか?里帰りがてら馬を買いに……!?」
応対した若い文官が理由を知るや、
「横着様、モノは相談なのですが」
頼み事をしてきた。
「実は、私の友人も馬を探してまして。
名を紀霊と言うのですが」
嗚呼。察してしまう自分がいる。
「紀霊様の御乗馬も一緒に求めて欲しい。と?」
「勿論代金は本人に持たせますよ。
候補を見繕って、連れて帰って欲しいのです。
複数でも構いません。
正直、まだ馬が足りないので」
条件付きながら、里帰りがてら馬を買いに行く許可が下りた。
今回の幽州行、長男と副官と副官補佐(見習い)を同行させている。
目的は、南皮横家次代の 顔繋ぎと馬輸送の人手、そして長男に南皮の外を見せる為。
実際南皮否袁の領域の外に出ると、一気に様々な事柄の質が落ちている事に気付く。
特に治安の悪化は目を覆わんばかり。
「しかしまあ、こいつら どこから湧いて出て来るんだ」
人員の都合上、馬車を選択した我々を良いカモと思ったのか賊が次々と襲って来る。
その度に蹴散らすが、その内妙な事に気付く。
組織化された職業?としての賊はいるが、ほとんどはそれ以外。
ひどいのになると、そこらの太めの枝で武装し襲う前にへばっている。
……荒廃、極まれり。
逆に組織化された賊達は 軍師でもいるのか、結構統制された地の利を生かした襲撃を行う。
副官と副官補佐(見習い)は、流石に賊達を苦にもせず蹴散らすが、図らずも賊達が初陣の相手となった長男は結構苦戦。 だが、私と田豊様に師事して鍛えられまたウチの 腕自慢達とも幼い頃から 遊びながら鍛えられた為 初陣を乗り越えると、賊達位は余裕で相手出来るようになった。
そんな中、奇妙な人物と邂逅した。
今回の幽州行、長男と副官と副官補佐(見習い)を同行させている。
目的は、南皮横家次代の 顔繋ぎと馬輸送の人手、そして長男に南皮の外を見せる為。
実際南皮否袁の領域の外に出ると、一気に様々な事柄の質が落ちている事に気付く。
特に治安の悪化は目を覆わんばかり。
「しかしまあ、こいつら どこから湧いて出て来るんだ」
人員の都合上、馬車を選択した我々を良いカモと思ったのか賊が次々と襲って来る。
その度に蹴散らすが、その内妙な事に気付く。
組織化された職業?としての賊はいるが、ほとんどはそれ以外。
ひどいのになると、そこらの太めの枝で武装し襲う前にへばっている。
……荒廃、極まれり。
逆に組織化された賊達は 軍師でもいるのか、結構統制された地の利を生かした襲撃を行う。
副官と副官補佐(見習い)は、流石に賊達を苦にもせず蹴散らすが、図らずも賊達が初陣の相手となった長男は結構苦戦。 だが、私と田豊様に師事して鍛えられまたウチの 腕自慢達とも幼い頃から 遊びながら鍛えられた為 初陣を乗り越えると、賊達位は余裕で相手出来るようになった。
そんな中、奇妙な人物と邂逅した。
「へぇ。どこかの偉いさんが生意気にお忍びかと 思ったら、結構やるじゃないか」
そろそろ幽州に入るかという頃、100程の賊達に囲まれた。
長男と副官補佐(見習い)には後衛をさせて、副官と二人馬車を離れずひたすら賊達をぶちのめしていると、頭と思しき女性が現れた。
賊達の猛攻も同時に止まったので、戦闘状態を保ったまま、
「だから何だ?こっちは さっさと幽州へ行きてぇんだ。
つうか、大概にしろや。 手前ぇの手下か?ここ数日ちょっかい掛けて来てんのは?お?」
すると女は興味深げにこっちを見て、
「『馬車の単独行で護衛も碌にいない』
というから好きにやらせてみたら、ほとんどが返り討ちに遭ったからねぇ。
しかも、剣も使わず棒だけで殺さずぶちのめすだけ。
どんな奴か、面を見に来てやった……」
とまで言いかけて、私の顔をまじまじと見る。
「あん?」
こっちの疑問も気にせず、
「あんた。ひょっとして 南皮から来たのかい?」
「そうだ。それがどした?お?」
答えず更に、
「あんた。南皮じゃ象に乗ってなかったかい?」
「だからなンだ?賊に知り合いはいねぇ。
これ以上絡むなら……」
本気で殺す。と得物を構え直した私を見て、手下を退かせる。
「お前達じゃ無理だよ。
噂には聞いていたが、棒一本で蛮族の本陣を壊滅させたってぇのも本当だねぇ。
所であんた。紀霊って名に覚えはあるかい?」
にやりと、問い掛ける女。
「あるも何も、直接じゃねぇが上司だ。お?」
「そうかい。会ったら宜しく言っといておくれ」
それを潮に、賊達は消えた。
……何だったんだ?
以降、何事もなく幽州へたどり着いた。
「やっと着いたな」
幽州横家。私の本家が治める街に馬車を乗り入れる。
「南皮には負けますが、ここも活気がありますね」
御者台の私の横で周囲を見回しながら、長男が感想を洩らす。
本家に近づくと、物々しい集団とその中央に兄が仁王立ちになって此方を見ている。
一度馬車を止めると、御者を長男に変え私は走って兄の下へ。
「兄上。永の無沙汰で……」
挨拶をしながら礼を執ろうとしたら、
「この……この、大馬鹿者があっ!!!」
叱声と共に私の頭上に拳骨が降ってきた。
張燕さんの登場にニヤリとさせられましたw
いやあ、物語に深みをありがとうございます。
そしてかねてからのお願い事項でございます。
売官買占めという暴挙(笑)に対して人材は逼迫!
横着さん、洛陽で(流石に三公はないけど)九卿くらいは振られていたと思いますw
太常卿か執金吾くらいは来てたと思うので、その打診に対しての右往左往とかをリクエストです!
人モノカネと言いますが、全部の要素が問われる今回の案件
捌いてくださいませませ
尚書令も追加で
取り下げられるのもコミで……オナシャす
>>403-404
ちょっと拍子抜け。
てっきり袁術様に付いていけとかそんな話かと。
横着さん。話持って来られても、黙って本決まりになるまで動きませんよ。
逆に、本決まりになったら慌てますw
官位でいうと、本人は都水長史を希望するでしょう。
工兵の家なので、慣れた土木建築の責任者でと。 密かな野望が『赤い街道を全土に』という中々豪快な人です。
張燕さんは、自然と書いてました。
ただ、確かに護衛も無しに馬車で単独行て腕に覚えがないと出来ませんよねw
ちなみに横着さんはガチで張燕さんを知りません。
馬の具体的なリクエスト 感謝です。
探せば居るでしょうw
その為に二州を旅行させます。
リクエストの件。書いてみます。
オチが決まっているので 少し楽ですが、時間いただきます。
ついでに馬買いの話。
……昔から兄の拳骨は凄まじく痛い。
単に頭頂部に落とすだけなのに。
久しぶりの拳骨に年甲斐も無く涙目になりながらも、
「兄上、流石にこれは……」
質問しようとする私の発言を遮るように、
「貴様があのような文を送るから、他郡の太守殿に迷惑をかけてしまう羽目になったのだぞ!!
貴様も袁家の臣ならば、もう少し後先や結果について考えんか!!
回り回って袁に害が及んだらなんとする!?」
……そういえば、『公孫賛様はすごい美人だぞ(意訳)』な文を思わず送った事があったな。
それが原因で一騒動あったか?
ならば、兄上の怒りも当然だ。
……迂闊。
反省してひたすら平伏している私の姿で少しは怒りを収められたか、
「まあ、貴様がここまで来たという事はきちんと 謝罪する気があるからだろう。
このまま放置するのなら 俺がそっちに乗り込んで 足腰立たんようにしてやるつもりだったが」
……やめて下さい。死んでしまいます。
冗談抜きに。
「まあ良い。立て、着よ。
あの馬車で来たのだろう?
さっさと裏に廻して皆を 紹介せんか」
そう言い残すと、さっさと屋敷へと入っていった。
ともあれ、屋敷の裏手にある置き場に馬車を置き、厩舎に馬を預けると、そのまま兄が書斎使いしている離れへと、荷物を小脇に抱える私を先頭に向かう。
離れの入り口で、
「着です。入っても?」
寝落ちしそう。
とりあえずここまで。
乙です
乙でしたー
>>393
>>此方で、それぞれの才を 振るう方が良いかも知れませぬな」 間違いではありませんが
○此方で、それぞれの才を 揮う方が良いかも知れませぬな」 常用外の使い方ですがこちらの方がしっくり来る気がします
>>噂には聞いていたが、棒一本で蛮族の本陣を壊滅させたってぇのも本当だねぇ。
なんか最終的には素手、もしくは殺した相手から獲物奪ったりしてそう
ところで>>152で《横家自体は袁家発祥以来の譜代です。》とあって幽州の横家とはだいぶ前に分かれた(分家した)っポイ描写があるのですが
お兄さんはなんで幽州の横家を継いでるんでしょう?幽州横家の後継者が途絶えたりして養子縁組したとか?その場合兄でなく弟が行くのが筋だろうし
普通に考えると袁家譜代の横家の長男が幽州の横家を継いでるのがよく分からなのでちょっと解説が欲しいです
分れたっぽい描写というよりは親しくしてる描写が無かったというべきかな?
近くに遠縁の親戚じゃなくて兄弟がいるなら…公孫賛というか公孫家に全く関わりが無かったとは思えないので公孫賛が袁家に来たときとかにちょくちょく情報交換とかしてそう(特に異民関係で)
>>411
横着さんが生まれた当時 南皮横家には横着さん入れて3人兄弟がいました。
その頃本家には跡継ぐ子供が居ない状態で、最初は横着さんに話があったのですが母親が頑として離さず、次に次男へ。
ところが次男は虚弱で逆に本家が断り、最終的には長男に。
ちょいと黒い話ですが、長男は先妻の子で先妻が病気で早逝したので、後妻を取りその子が次男と横着さん。
後妻からすると本家に先妻の子を厄介払いしたい 思惑も。
のちに次男も早逝し、最終的に横着さんが南皮横家、長男が幽州横家を継ぐという形に。
>>412
>>411と関連しますが、横家同士の交流は勿論あります。
ただ、>>1の都合で出なかっただけですww
基本的には袁家、特に袁紹様と交流している公孫賛様からすると、家臣の 横着さんは多分知らないでしょう。
横着さんも、基本的には袁逢様や田豊様麹義様の 世代ですから、接点がほとんど無い。
幽州横家も、正直異民族の侵攻は警戒してますが商工で異民族と交流あるので、異変を察知するのは早いです。
異民族の侵攻時も、徹底的に自分の縄張りだけ守った。という、ある意味 自己中なww
それが災いして、洛陽の 評価が芳しく無いので袁の次世代と仲良しの公孫賛様に接点を持ちたい。
で、前提の行動になった。
解説というより、単にわかりにくい話の作り方しているだけですね。
恋姫世界だから男性しか家を継げないってことも無いと思うけど・・・と言う事は幽州横家滅亡一歩手前だったってことか
いざとなれば婿をとるなりそのまま盆暗だろうが女子が継ぐなりの事も有りなのにそれをしない(できない)とは
>>414
確かに。恋姫世界だから 女性当主も当たり前。
ですが、逆に「男が当主である」家もあっても良いんでないかい?が私の根底にあります。
私自身物凄い保守な人間です。
ですから、直系血族での 承継は基本。
第一、架空の家ですから まあ「アリ」では?
後、「ふわっと」でしたっけ?
そういう感じで書くようにもしてますので、
まあそう心得て頂けると 助かります。
とはいえ、幽州横家もいよいよとなったらなりふり構わない行動に出た事もありえます。
物凄い暴論ですが、男性の血がきちんと繋がってさえいれば嫁を入れ替えて子供を作らせる。
て事位はやりますね。
現代日本の想像以上に、当時の『家』制度の価値観や考え方は凄いモノがあります。
解説ありがとうございます
4世3公の袁家の最初期からの家臣である横家ってほぼほぼ幽州横家と縁が切れてると勘違いしてました
家としては幽州横家が本家で格上、勢力としては袁家の譜代の家臣である袁横家が上、みたいな面倒な力関係だと思ったので
まあ今回の裏話のおかげでそれぞれの家にとってもかなりおいしい利害の一致があったのが分かりましたし
「売官を全て買い占める……
で、御座いますか?」
最近は南皮城内で決裁仕事ばかりになった私に、 袁逢様から呼び出しがかかった。
また何か便利屋仕事かと 思いながら案内されたのは、袁逢様の客間。
礼を執ると、
「まあ、座れ」
と促され、下座に着くと 茶が出され、
「お前達、呼ぶまで席を外せ」
とお付き全員を人払いした。
で、告げられたのは冒頭の言。
(恐れながら……)
思わず声を潜める私に合わせ、
(考えたのは、紹。だろう。
少なくとも、私ではそこまで思い切れん。
若さが羨ましくもあるな)
声を潜める袁逢様。
(しかしながら、先立つものは……)
(ある。というか、報告を信じるなら買い占めても今の生活が紹が死ぬまで出来るらしい)
あっけらかんと仰る袁逢様だが、こちらからすると想像もつかない。
(で、あの、私を呼んだのは……)
(貴様にも、そろそろ箔を付けねば。と思ってな。
紹に推挙したら、二つ返事で通ったぞ)
虚を衝かれた私に、
(執金吾、尚書令、辺りどうだ?
流石に三公は決まっているらしいが、それ以外なら欲しいのを言えと、言付かっている)
……いや、あの、その、九卿?
私が?
武骨武辺者が?
つか、宮中の事なぞ全く知りませんよ?
恥、掻かせますよ?
(何。袁で占めるのだ。田豊や麹義辺りがみっちり仕込んでくれる。
何なら、袁のしきたりを 通せば良い)
ここまで聞いた時、扉の外から来客の知らせが恐る恐るといった風に告げられ、
「という事だ。早めに決めておけ」
で締めると、袁逢様が席を立たれた。
袁逢様の後に付いて退出後、ふと思い立って部屋へ戻り副官に出掛ける旨を断ると城下へ足を運んだ。
雑踏の中をうろうろしていると、
「私をお捜しですか?」
笑顔の校尉、否皇子様と 渋い顔の副官、否将軍様が立っておられた。
「ここなら私の子飼いだけですので、秘密は洩れませんよ」
表通りから一筋入った一軒の酒家の二階に案内され、対面で座る。
座る前に礼を執ろうとすると、
「いや、構いませんよ」
とあっさり言われ、そのまま失礼して座る。
「何やら思い切った事を なされるみたいですね」
口火を切ったのは皇子様。
ぎょっとする私に、
「ああいや、動きを見ていると判る事もあるのですよ。
もっとも、ここからは推測ですが」
そう前置くと、
「恐らく、官職を買い占めようとでも画策してそうですね。
金満の袁家ならやれない事は無いですし、また宮廷に影響力を持つ最短の方策です。
ただ、莫大な銭を必要とするのでいかな大商人でもなかなか」
受けて将軍様。
「ですが、税を集められる大勢力なら蓄財さえ疎かにしなければ、ある程度の年月を掛ければ、その間に後押しする何かが あれば不可能では無い」
うんうんと頷く皇子様。その後続けて、
「ただ、官職を買い占めても人……人材ですね。 がいないと単なる官職を 集めただけで逆に混乱を齎すか、本人が破綻してしまいます。
さて、銭があり、無位無官の人材がそれなりにいて、宮中に繋がりを持ちたい勢力がいる。
その勢力が最短で宮中に繋がる手段は?」
……一体この方はどこまでお見通しなのだろうか。
背中に気持ち悪い汗をかきながら対峙する私を笑顔で見ながら、
「私自身は袁が官職を買い占める事は賛成ですよ。
袁の支配下影響下の経営は見事と云えるものですし。
袁がそのまま人材を宮中に持ち込めば、
そして王室の後ろ盾となれば、
漢はもっと発展するでしょう」
続けて将軍様も、
「袁の軍勢は、質、量とも官軍にとって大きな味方になる。
また、無名の将ですら一騎当千の実力を持つ。
軍の官職を得れば、我々としても心強い」
あの、こちらを見ずにおっしゃって頂けます?
「私自身は今回は高みの見物をさせてもらいます。
正直、推測ですから。
この先の動きはまだ解らないので、ね」
「例えば。の話ですが、袁家が官職を買い占めた。
として、私みたいな不調法者が宮中を闊歩する事を、官僚は受け入れるのでしょうか?」
一ノ瀬さんからのリクエスト。
とりあえず書いた分投下。
自分で登場させといてナンですが、皇子様(校尉様)の存在が有り難い。 客観的に見て、袁家の領地経営って結構凄いです。
憶測ですが、洛陽の官僚で向上心有る方は袁家の手法を知りたいだろうなと。
まだ続けるけど、今はここまで。
乙っしたー
これだ。これが見たかったんだよというシーンをありがとうございますた!
いやあ、こうでなくっちゃと。
>私が?
ここらへん最高でした。
その言葉が聞きたかった(愉悦)
>「何やら思い切った事を なされるみたいですね」
この方、どっから情報を得られたのでしょうか。いやあ、妄想がはかどりますねえ。
>もっとも、ここからは推測ですが
からの
>恐らく、官職を買い占めようとでも画策してそうですね
これで確定的な情報を得ているのが見え見えですよね……w
麗羽様のあの一手については、はおー様や肉屋の倅でも無理ですので……w
>私自身は袁が官職を買い占める事は賛成ですよ。
割とここは意外でしたが、続く内容で納得です。
つまり現状がすさまじくマズイ、というw
続きも楽しみなのです!
半期決算で四苦八苦しておりますので、楽しみにしております!
乙でしたー
>>417
>>とお付き全員を人払いした。 細かいことですが上で【お茶を出され】とあるので
○とお付き全員を人払いなされた。 もしくは とお付き全員を人払いなさった。 の方がいいと思います
そりゃまあ漢に盾突こうとしないならどこが力を持とうと問題ない…むしろ今の十常侍の専横っぷりを考えると対抗馬がいた方が有難いよね
れーは様のあの一手は本気でれーは様以外には慮外の選択肢だよねえ。そしてその有効性に誰もが感服するという
皇子様がなんとなく来てるだろうなあ。とふらりと出かけて実際に会える横着さんは直感スキルでも持ってるんだろうか
私が思っている最大の懸案を、無礼を承知でお二方にぶつけてみる。
一瞬きょとんとされるが 大笑いされる皇子様。
そのまま、
「官僚達なら、個々の感情はともかく頂点に誰が来ても仕事はします。
そうですね……
長史辺りで宮中に入られるならそれを気にされるのも当然ですが、
袁家が買い占めるなら直接あの親……失礼。
皇帝陛下に政(まつりごと)を言える立場を根こそぎ持って行くでしょう。
ならば、官僚達も命は惜しいから横着殿が気に入らなくとも表面上の忠誠は示すでしょう」
「……というか、よっぽど 気位の高い奴でない限り 横着殿のような『地位も立場も気にせず腰軽に動き回る』上司を歓迎すると私は思いますよ」
……あ。そうか三公も九卿も皇帝陛下が上司になるのか。
という事は、私の言葉一つで文字通り官僚の首が飛ぶ。
……ううむ、戦いと普請と便利屋仕事なら皇帝陛下の前でも自信持ってこなすが。
果たして皇帝陛下の前に出ない役職はあるのか?
お二方を放置して考え込んだ私を見て、
「そういえば、横着殿には何を打診されたのです?」
皇子様の問いに慌てて思考を中断すると、
「『三公以外なら好きなモノを言え』
らしいのですが、
あいにく、宮中の官職にはとんと疎いモノで」
「「ほう。それはそれは」」
何故か顔を見合わせて、ニンマリと笑ったお二方。
口火を切ったのは将軍様。
「私としては、『執金吾』『光録勲』辺りを是非にと。
仕事としては、宮殿の警備で直接皇帝陛下にお会いする事もそう無い。
何より、
『宮殿から抜け出そうとする皇族』
を制止する事が重要な任。
腕に覚えがあり、かつ礼を持って丁重に引き留められる。
これを出来る者が中々いなくてな」
だから将軍様?何故私を見ておっしゃるのです?
皇子様は、
「私としては『尚書令』を推します。
何、勅や上奏を取りまとめて流すだけです。
もし皇帝陛下から何か問いがあっても、直接は侍中が答えますし。
無論、どこかの名家で長く裏方を勤めて自らが是非を公平につけられる人物が望ましい」
いや。ですから私を見つめて説明しないで頂きたい。
と、閃くようにある問題点を思い付いた。
しかしこの問題点は、流石に話す訳にもいかずとりあえず腹に飲み込むと。
「田舎者に様々な御教授。感謝致します」
お二方に丁重に礼を執り 謝意を示す。
その後、
「あいにく、城に残して来た仕事も御座います。 本日の所は勝手ながら失礼を」
謝罪すると、お二方に見送られて酒家を出る。
大急ぎで城に戻ると、田豊様の下へ。
「どうした?」
「非礼と突然来た事は詫びる。
今回の件で、確認したい事がある」
私の表情から察してくれた田豊様。
「着。礼は抜きだ。奥で聞こう」
と先導で次の間に自ら案内する。
豊が座るとこちらは立ったまま、
「今回の件だがな、懸念がある」
「何だ?」
「恐らく豊と麹殿にも話は行っているだろう。
だがな、『奴ら』へはどう備える?」
「そうだ田豊殿。私もそれを聞きたい。
……着。貴様もそこに気付いたか」
声の方へ二人顔を向けると、不機嫌な仏頂面の麹義様が扉を背に立っていた。
「その件か」
軽く目を閉じ、嘆息すると再び目を開き、
「『奴ら』の動きは小康を保っておる。
これはわしの放った細作の報告も、張家の調べも 一致した事を言うておる」
「あれから十数年。平穏は両者に安寧を齎した。
また、紀家先代と着が『奴ら』の頭目共を討った事は、『奴ら』には今でも尾を引いておるらしい」
「若い連中は、それも織り込んで今回の策を練ったようだ。
……やっと看板が掛け替えられる時が来たようだ」
しみじみと実感込めた言葉に感ずるものはあったが、飲み込む。
「待て。なら麹義様が嫁入り出来ない理由が消えたぞ?」
「着!そ、そ、そ、その話はい、い、い、今は関係ない!
……そうか、洛陽か。
あ奴は、
『貴女の呪縛の年の分、洛陽で共に幸せになりましょう』
なぞと言うておったな。
ああそうだ、洛陽に行ったら母上様に挨拶せねば」
さっきまでの仏頂面から一転、頬染めてもじもじやりながら何事か呟く麹義様。
(着。要らぬ事を)
(すまん)
かやの外の我々はその変貌ぶりを見ているだけであった。
>>421
喜んでいただけたようで何よりです。
>皇子様の情報源
主要な勢力には草(定点密偵)を放ってます。
唯一、張家にだけは仁義を通して袁内部には入れてません。
で、集まった情報は皇帝付きの内官達と分析。
だから今回の買い占め話も皇帝は「袁が売官を大量に買い占めようとしている」
までは把握済。
だからといって何もしませんw
あ、紀霊さんの女性遍歴も把握済ですwww
陛下も皇子様も。
>>422
いつも有り難いです。
たまに最初から読み返しますが、
指摘の内容が高レベルになってきているのが自慢していいのか
「まだ伸びる」
と叱咤激励されているのか。
>横着さんの直感スキル
というより、「騒動事には食い付く」
という経験則から、今回も来ているだろうなと。
いなくても、そこはまあ どうにかするでしょうとしか(適当)
>>426
>「着!そ、そ、そ、その話はい、い、い、今は関係ない!
ねーちゃんかわいいよーかわいいよー
まさかのねーちゃんヒロインポジですよこれ。いいぞもっとやれ。
>だからといって何もしませんw
ここに凄みがあるなあと思いますw
いや、ガチで
>あ、紀霊さんの女性遍歴も把握済ですw
遍歴
1
商売女(性病的にやってない情報源)
2
ハニートラップ(愚鈍アピールのため)
3
幼馴染(守役兼)
4
中枢
※張勲以外は一応秘密ということになってます。
でも斗詩はともかく猪々子は態度でバレバレやろなあ。。。
そのほかに対してはもうガバガバですよ。
むしろ木を隠すなら林とか言ってないで森やでー的な
七乃さんが面白おかしく欺瞞工作をしてるのでお察しくだしあ
多分ロイエンタール的な実質ミッターマイヤーな現状かなあ
もう全部七乃が悪いよー(悪いとは言ってない
乙でしたー
>>425
>>声の方へ二人顔を向けると、不機嫌な仏頂面の麹義様が扉を背に立っていた。 【仏頂面】だけで不機嫌だと分かるので意味が重複してる感じがします
○声の方へ二人顔を向けると、仏頂面の麹義様が扉を背に立っていた。 もしくは 声の方へ二人顔を向けると、不機嫌だと一目で分かる顔をした麹義様が扉を背に立っていた。 でどうでしょう
>>426
>>また、紀家先代と着が『奴ら』の頭目共を討った事は、『奴ら』には今でも尾を引いておるらしい」 【~は、~には】だと主語が分かりづらいので
○また、紀家先代と着が『奴ら』の頭目共を討った事を、『奴ら』は今でも尾を引いておるらしい」 もしくは
○また、紀家先代と着が『奴ら』の頭目共を討った事は、『奴ら』に今でも尾を引かせておるらしい」 の方がいいと思います
苦労した分だけ麹義さんには幸せになってほしい…むしろその倍は幸せになってほしいね
顔の半分が火傷でそれすら武器にしてた女傑だからなあ、そういえば何歳差なんだろう?少なくとも姉さん女房だとは思うけど
麹義様には絶対幸せになって頂きます(断言)
皇子様と麹義様の話は継続中ですよ。
歴史の修正力相手でも、アタシゃ退きません。
ええ引きません。
アタシの勝手な想像だと 麹義様
20歳代後半(25,6位?)
皇子様は
22,3歳で設定してます。
で、某小説の簒奪皇帝の
『余はケーキと恋愛をする気は無い』
と同じ考えの皇子様。
火傷?端からスルー。
ただ、麹義様が悲鳴上げる位徹底的に甘やかすタイプな皇子様なので、一回は痴話喧嘩やらかす。
……つか、『凡将伝の』 麹義様や公孫賛様や赤楽さんみたいなキャラは報いてあげたくなる。
……史実?糞食らえ。知るかボケ(大暴言)
以上泥酔者の戯言です。
>>「あれから十数年。平穏は両者に安寧を齎した。
このセリフと田豊さん、横着さんとの気安さから30中ごろをイメージしてました
当時すでにある程度上の役職にいたんだろーなー、と考えるとそのころで20くらいだと思ってたので
紀霊さんが何歳か。
大体解れば麹義様の年齢も見えてきますが。
試運転がてら、皇子様と麹義様の夫婦トーク(想像)
皇子「鍛錬。ですか?」
麹義「ああ。こう至れり尽くせりだと、身体が鈍ってしまう。
そうだ。我が良人(おっと)よ、ちと付き合え」
皇子「参りました」
麹義「まあ、貴男は武の人では無いからな。
でも、付いてこれるようになった。流石です」
皇子「私も父親です。我が子を自ら守る力は持ちたいですよ」
??「父上。母上。こちらでしたか」
夫婦『ん。おいで』
皇子(欲を言えば、もう一人。欲しいですね)
麹義(構わないが……?)
皇子(では早速今夜にでも)
麹義(///……子供の前だぞ。私は、まあその、何だ、うん。
……手加減して欲しいが ///)
皇子(無理ですよ。覚悟して下さいね)
??「?」
……ううむ、甘くないな
>>430
乙した
>アタシの勝手な想像だと 麹義様
>20歳代後半(25,6位?)
>紀霊さんが何歳か。
年齢に関しては凡将伝では一番ふわっとしているところですね
恋姫というのは天然仙人(フジリュー封神時空)みたいなものとしております
その形態は
赤さん(baby)幼生(infant)成体(elder)
のみと考えております
だって、黄蓋とか黄忠とか厳顔とかがえらいことになるでしょ?
年齢とかこまけーことはいいんだよ!
エルダーのあとにエンシェントとかくるかもしれんけどな!熟女的な意味で!
ふわっと。ふわっと。
だから麹義のねーちゃんはまあ、そういうことで。いつまでも若々しいんやで。肉体的には。
ちなみに二郎ちゃんは20代後半くらいのイメージです(激動編時点)
恋姫の世界は女子に優しいのですよ。多分大地に溶けた妲己ちゃんが優遇してるんやでというよそ様の設定を流用。
ちなみに二郎ちゃんの好みはキツめの美人
つまりそういうことです
>>434
ほほう。ほうほう(ニマニマ)
>二郎さんの女性の好みはキツめの美人。
つまりはそういう事です。
「でもあげない」(皇子談)
だってさぁ、いくら「そういう事」な人でも結局 内側に自分から引き込まないなら、フリーになるワケじゃないですか。
なら、外見ではなく内面の強さ綺麗さに気付いた男はガチで奪いに行く。
その筆頭が皇子様なワケで。
つか麹義様はそろそろ様々な事から解放されてもいいんじゃない?
アタシがこの二人の話続けているのも、本編でどんどん影が薄くなっている。つまり結婚だ恋愛だしても大勢に影響無い位置になったと見たので。
つうかね。横着さんもこの先については悩んでます。
代替わりさせるか。まだこのままか。
裏つうか「あった事」の影の狂言回しだから、次世代とどこまで絡ませるかとか唸ってます。
酔った勢いでムチャクチャ言ってますな。
申し訳ないです。
>>435
>だってさぁ、いくら「そういう事」な人でも結局 内側に自分から引き込まないなら、フリーになるワケじゃないですか。
「そういうこと」
というのはそうではないということですw
二郎ちゃんの童貞食ったのは本編の姐さんですし、心に傷を残したのも彼女です
ねーちゃんに対しては憧憬、とか初恋とかそういう感じでございます。
はっきり振られることもないくらいの淡い思いくらいで
ただし、色々と影響を与えていますし、結構甘えたりします
だからまあ、二郎ちゃんはねーちゃんの縁談には、しかめっ面しながら口を挟まない、微妙にめんどくさい年の離れた弟みたいなもんかとw
横着さんについては、どっちでも美味しいですかねえw
むしろご意見番的に居座っても面白いでしょうねw
さて、その夕刻。
帰り道に郭商会の前を通り掛かると、店先の床机に座って一服している義父上に会った。
「おお。婿殿、今帰りかな?」
「これは義父上。店先まで出られるとは珍しゅう 御座いますな」
「いやさ、先程まで常連のあしらいをしておっての。
婿殿、たまには。の?」
くいっ。と杯を干す仕草。
私も飲みたい気分だったので、
「お付き合い致しましょう」
「ん。どうれ」
よっこら。と床机から立ち上がった義父上に続いて、私も店の裏へ行く。
義父上の隠居屋敷に入り、座敷に通される。
上座に座られた義父上に礼を執る。
促されて対面下座に座る。
家僕に酒肴の用意を言いつけて、どっこら。と楽な姿勢を取った義父上が、
「婿殿、近々官位を得られるようで」
一の矢を放たれた。
情報が洩れているのは皇子様達との鼎談で把握しているので、
「義父上。どこでそれをお知りなされました?」
率直に切り返す。
ほっほっ。と、穏やかに笑いながら、
「商人の繋がりも馬鹿には出来ませぬ。
この程度の事位、掴めぬようでは商人としてはまだまだ」
のらりくらりと交わされる。
しかし一転、笑みを崩さぬまま、
「しかしのう、果たして それが叶いまするかな?」
目が笑っていない。
「義父上、駆け引きは抜きで本音をお聞かせ下さい」
単刀直入に切り込むと、今度は本心からの笑い声で、
「うむうむ、婿殿のそういう所は良い。
そうじゃな。
『物は売り手と買い手の 利害が釣り合ったら売れる』
そういう事じゃな」
きょとんとしている私を見て、目を細めて穏やかに笑いながら、
「いや婿殿。そう難しく考える事もない。
例えば、婿殿が官位を買いたいと銭を積めば相手もそれに合った物を寄越す。
じゃが、一つの大きな勢力が銭にあかせて官位全てを買う。
となると、売る側には銭は入るが実権を渡してしまう事になる。
銭が欲しいだけの愚鈍なら、後先考えず渡すが。 往々にして権威を売り物にする奴らは実権も自らの手元におきたがる。
そんな強欲共が手放すかの?」
まるで出来の悪い子供を 慈しんで解りやすく教えるように、笑顔のまま話される義父上。
情けない話だが、皇子様と義父上。お二人の話で ようやく繋がった。
「つまり、官位売買を仕切っている立場の者からすると『官位を買い占めて、皇帝陛下並びに漢王家の後ろ盾になる』
事を恐れている。
確かに銭は持て余す程手に入るが、引き換えに自らその先の入るであろう銭と商売を捨てなければならない。
更に身を守る権力を手放したが為に自らの命も失う。
……釣り合いませぬな」
満足気に頷かれる義父上だが、何か気付かれたように笑みの種類を変えられて、
「時に婿殿。もし婿殿に官職を買えるだけの銭があれば、何を望まれる?」
そんな問いを私にされる。
考えた事も無い問いに、
「そうですね……」
しばし考え。
「あるかは判りませぬが 『漢全土の道や水源を扱える』
そんな官職や権限があれば、手に入れたいですね。
実際、袁領と外の街道整備の差が激しすぎます」
象を運んだ時に体感した事からの想いを伝える。
まるで息子のねだり事を 聞くように、笑みを絶やさず頷きながら耳を傾けられる義父上。
私の言葉が終わったのを 見計らったように、部屋の外から酒肴が届いた知らせがされる。
「まあ難しい話はここまで。
ちょうど楽しみが届いた。
ここからは気楽に、日頃の諸々を晴らすが良い」
その後は義父上と、日頃のあれこれを杯を片手に 大いに語り合いながら痛飲した。
翌日、知らぬ間に家の寝床にいた私の前に粥を持った妻が、
「お酒は程ほどになされまし……ね///」
艶々の顔で柔らかくたしなめながら、そばに寄ってきた。
リクエスト話もやっと先が見えた。
次で仕上げて、先に袁逢様逝去で横着さんがどうするか。
その次に馬買い。
で、皇子×麹義。
と片付けないと。
本編が結構動いているから加速しないと(願望)
……ただなあ、ガチでリアルがががが。
鹿スタの息抜きも最近出来ないし。
でも、ユニフォームが寝間着に丁度良い。
……選手の皆さんに怒られるな。
あの方達には仕事着なんだから。
乙でした
楽しませていただきましたありがとうございますw
>「商人の繋がりも馬鹿には出来ませぬ。この程度の事位、掴めぬようでは商人としてはまだまだ」
からの
>「しかしのう、果たして それが叶いまするかな?」
これで確信しましたと一ノ瀬が言うのもアレですがw
きっと売官廃止を予見し、その前に風説を流布して既成事実にしよう。
そしてついでに袁家の隆盛を喧伝しようとした勢力がいたのだろうなあと
どっちに転んでも袁家にはプラスですからね
この手は張家の現当主か、赤楽さんか或いは双方ともか
田豊師匠はこの時期そこまでグイグイ謀略仕掛けないだろうし……w
>艶々の顔で
外泊でやっちゃうのは実際ハードル高いのに……w
>本編が結構動いているから
どんどこいきますよーw
>でも、ユニフォームが寝間着に丁度良い。
生地がいいからすっごい快適ですよね!
一ノ瀬も部屋着と寝間着にしてます
仕立てがいいから10年単位で着ても縫製が崩れないのですよ
どんどこ着倒せばいいかとー
そして鹿スタでモツ煮喰いたい……
そういやリクシルが入社式を鹿スタでしたそうな
メインスポンサー様やからね。スポンサード不要論もあるらしいからね(中の人に知り合いがいます)
次回も楽しみしてますよー
横着が帰った後。
ひたすら瞑目して、沈思黙考の郭大人。
ふと、眉を動かす。
それに合わせるか如く、すっ。と扉が開き、
「父上」
現郭商会当主の息子が入ってくる。
「ふん。『今はまだ間に合う』か。
随分と急かすの」
「はあ。よっぽどの希少な物か、もしくは出物でも入ったのでしょうか?」
洛陽の伝手からの返事を 読んだ郭大人の独り言に 、商人思考で反応する息子。
しかめた眉はそのままで、息子に、
「わしが今すぐ動かせる銭はどの位だ?」
「銭だけなら六千。商会から立替なら最大で銭二万。
今すぐ用立てますか?」
父親の問いに、「商機」を嗅ぎ取った息子が機敏に指示を仰ぐ。
手早く書状を書き付ける のと同時並行で、
「銭四千。今すぐ洛陽に送れ。
護衛は、高の組を使って構わん。
これ高?聞こえておるの?」
すると壁の向こうから、
「爺様はせっかちだからねぇ。
アタシ達なら何時でも行けるよ。
銭さえ積み込んでもらえたら、そのまま行くよ」
軽いが、どこか怖さが自然と滲み出した声が帰ってくる。
息子に書き付けを渡すと、
「高にいつもの奴を渡してやれ。
さすがに今回は時間勝負じゃ。
黒山賊如きに邪魔される訳にはいかん」
一緒に指示する。
壁向こうの気配が消えたのを体感すると、
「さあて、四家と袁の次代よ。
どうこの事態を捌く?」
ほほ。と唇だけで笑うと 送られてきた書状を火鉢の中へ入れる。
一瞬、小さな火の手があがりそれが消えた後には 無人の部屋がそこにあった。
乙でしたー
>>438
>>のらりくらりと交わされる。 【交わす】は握手を交わしたり言葉を交わしたり、交わる(まじわる)ものなのでこの場合は
○のらりくらりと躱される。 だと思います。むしろ平仮名でも良いかもしれませんが
>>439
>>となると、売る側には銭は入るが実権を渡してしまう事になる。 となると、売る側には(銭は入るが)実権を渡してしまう事になる。 ()を抜かすと文脈がおかしくなるので
○となると、売る側には銭は入るが、実権を渡してしまう事になる。 もしくは となると、売る側は銭は入るが実権を渡してしまう事になる。 の方がいいと思います
>>443
>>一瞬、小さな火の手があがりそれが消えた後には 無人の部屋がそこにあった。 義父上様もお出かけしたのでしょうか?
○一瞬、小さな火の手があがりそれが消えた後には いつも通りの好々爺然とした顔であった。 この1癖も2癖もあるお方はどっしりと構えてそうだし部屋を出るにしてもゆるりと出ていきそうなのでこんな感じでどうでしょう?あるいは
○一瞬、小さな火の手があがりそれが消えた後には のんびりと散歩の準備をしている男の姿があった。 ちょっと文章が変ですが火を消して慌ただしくお出かけするイメージがつかないのでこんな感じではないでしょうか
さすがは漢の中でもトップクラスに栄えてる袁領の中でもかなりの影響力を持ってる大商人・・・コワヤコワヤ
それにしても何を売り込みに来たのやら>>洛陽
どうもです。いつも御贔屓有り難う御座います(すりすり)
>>442
やるとしたら、誰でしょうね?(にやり)
>風説の流布
袁紹様の行動が水面下で恐慌を招いたのは確か。だけど、現実味が薄いから売り手(十常侍?)も 半分タカをくくっているのは想像付くので、商人ネットワークで援護したのは確か。
なんせ娘婿まで関わってますから。
で、例にもれず郭大人も 商人の思惑で動いてます。
郭大人自身、洛陽の財界商界に確たる楔を打ち込みたいと常々意識してますから。
>>444
なるほど。そういうイメージもありますね。
私的には、ドラマの黒幕風の演出を狙ってみました。
……そちらもいいかな。
洛陽が何を売りに来たのか。
まあその(もごもご)
つか当時の大商人は政商的側面を持っていると個人的に考えております。
劉備に支援したりとかが 良い例かと。
三国のどの勢力も、調達を商人に任せるのは容易に想像付きますし。
後、外泊でしてませんよ 横着さん。
へべれけで自宅に戻り、そのまま横香さん襲うという結構鬼畜な事してます。
この後当然、土下座。
ハラスメントの概念が無いからこういう事も起こる?
火が消えたと同時にいなくなるのは実行犯とか仕事人(殺し屋とか)あとは忍者?のイメージが強いですね
義父上様はどちらかというと命令を下してその結果を待ちつつ他のところでも謀略仕掛けたりしてそう(笑)
暫くして。
どこか浮ついていた南皮城内であったが、正式に、
『洛陽より官位下賜の沙汰があった。
袁紹様、並びに袁術様が 袁逢様御名代として。
随伴に文醜様、顔良様、紀霊様、張勲様。
にて、皇帝陛下への御伺候をなされる。
他は留守居となる。
尚袁紹様より、
『留守中、南皮と袁領の 守りに注力し万事遺漏無きように』
と命が下っておりまする』
正式に朝議の場にて発表があり、一気に引き締まった。
ただ、水面下では噂の真贋を問う声もあった。
さすがに、留守名代の田豊様並びに麹義様に聞けないので、
『横着様。あの噂は本当だったのでしょうか?』
私の所に来るのも解らんでもない。
「で、噂。とは?」
「『袁家が官位を買い占めた。買い占めた官位を功臣にそれぞれ与える』
ですよ。
本来なら、田豊様、麹義様、横着様。
お三方が真っ先に洛陽に 行かれなければならないのに……」
古くからの文官武官達には、今回の沙汰に思う所があるらしい。
「噂は所詮噂。第一、『売官は全て廃止』と触れが洛陽から来たではないか。
買えぬ物を私にどうやって賜るのだ?
貴公らの言い分も解らんでもないが、四家はあくまで随伴。
主役は袁紹様、袁術様。だ。
さあ。仕事仕事」
私が声を張ると、皆一応 はそれぞれの持ち場へ移動してはくれた。
……これが内乱の火種にならねば良いが。
大体、私が官位を持ってどうしろと?
それこそ、
『漢全土の街道と水利を 貴様の思うように整備しろ』
と皇帝陛下が墨付きくれたらそれで充分。
……まあ、旅から旅で妻と郎党には迷惑だろうがな。
そんな事を思いながら、ため息一つ。
そのまま決裁を始めるのである。
>>446
おお!!
まさにそれです!!
郭大人(爺様)が忍者や仕事人は有り得ない(笑)
謀略というか、次の売り物やら販路の伝手を考えているのがほとんど。
その一環で政治にも手を伸ばす。
今以上にコネが無いと新規開拓も難しいと勝手に 考えております。
乙っすー
神はいたよ(神有月の島根)
いい匂いらしいっす(ガチ?)
そこらへん、どうなんすか?権力者様の間では。
一ノ瀬は半信半疑(自分は感じないけど感じる人が身近にいる)なんすけどね^^
>「噂は所詮噂。第一、『売官は全て廃止』と触れが洛陽から来たではないか。
これ、暗闘ですよね。
事前の動きを知らないとその意味が理解できないですしw
知らなくても、世の中よくなりそうと思わせることができるのですよね
副次要素については二郎ちゃんは想定外ですが多分張紘とか沮授は想定内でしょう。
そこまで考えてなかったであろう親友を、彼らは大好きなのです。
そんな三人の関係を見て赤楽さんは「まったく、予想してたろうに……」と思いながら。
公私ともにフォローなのです。張紘をね。
秦松とかを江南から呼び戻すタイミングはもう匠(たくみ)の業(わざ)的な。
>>449
>神さんと権力者
『信じる信じない』
なら、ほぼ信じない方達です。
が、票田の関係上宗教とのお付き合いは、ね。
ただ、氏神と守り神は大事にされてます(ガチ)
御先祖様≠宗教という感じ。
私的には、
『八百万の神さんは居る だけど、宗教の単一神は 居ない』
です。
ちょっとウザい話しますが、昔ガチでキリスト教徒の方に質問責めした事があります。
「何故長崎に核攻撃したのか?」
「当時のアメリカ大統領はキリスト教徒ではなかった?」
「アメリカ大統領がキリスト教徒ならば、長崎のキリスト教徒は異端者と認定したのか?」
「究極の話、仏教と神道があるからローマは長崎への核攻撃を非難しなかった?」
……書いていて、恥ずかしい位青臭いな。
あの頃の私をぶん殴りたい。
基本我が家は宗教も全方位外交ですが、本丸には 入れません。
『絶対の者などいるわけなかろ?
いるのだったら、特定の主義が様々な国で固定される訳がない。
絶対者は独裁者でもある 。
独裁者が自らの主義と違う物を許す訳なかろう?
但し、『倫理としての神仏』は否定してはならん。
我々含めた人の営みの戒め。
お前もあこぎはならん。 罰は絶対当たるからの』
曾祖父、祖父から受け継いでいます。
だから、身の丈商売してますwww
>暗闘
ですね。
ただ、横着さんはあくまで袁内部の安定を願ってます。
二郎さんとはベクトルの違う理由ですが。
……素面ですが、訳解らんレス。申し訳ないです。
ああそだ、出雲で鹿するより奈良で鹿する方が可愛がってもらえま……(横着さんに耳引っ張られつつ)
神様論議に
神様は誰も持ち上げられない石をつくれるか?と言うのがありますが私の知ってる人は「つくれるしその石を持ち上げられる」と言ってましたね
神様は矛盾したものを矛盾したまま超越できるんだ、とかなんとか…よく分からなかったし屁理屈っぽい気もしますが
人の秤では計れないのだと思いますよ、神様(善い意味でも悪い意味でも)
ところで横着さんにブラック社員気質と言うかワーカーホリックな気配を感じるのは気のせいでしょうか(笑)
>>451
私個人としては、出雲大社で宴会と会議したりなんやかんや人間臭い騒動を起こす八百万の皆さん(神さん)の方が大好きです。
物凄い暴論ですが、
「誰にも持ち上げられない石を作ってそれを持ち上げられる?
だから?(大草原)」
としか言えないです。
正直、傲慢な単一神宗教がはびこる現状を素戔嗚尊さんやら日本武尊さんが見たらその神さんに殴り込みに行きそうw
>横着さんがワーカホリック気味
何でもかんでも動き回っている訳ではないですよ?
横着さんは家の成り立ちから既に幹部候補生であり、夷荻侵攻の時の実績で正式に会社なら部長級になり、そこから渉外担当として積み上げた中身がこの話。
と思って頂けると。
現状は平取締役位です。 今風なら肩書き無しの執行役員級です。
この辺りって、経営の発言権は余り無いですが大部門のくくりであらゆる 最終判断を強いられるポジション。
だからか、生き字引級の 大ベテランが鎮座してます。
けど、横着さんも少し思う所が出てきたようで。
この先に注目して頂けると幸いです。
えー。只今絶賛放心状態であります私、横着です。
理由?
居ない。どこ探しても居ないんですよ。
誰がって?
ここまで必死に私が探すといえば一人しかいないでしょうが。
私の命と同じに大事な大事な妻、香。ですよ。
まあ、今でも綺麗というか艶やかなのだが、昔は 南皮の独身男共が毎日妻目当てに郭商会に通い詰め、
『鴉の鳴かぬ日はあっても、郭商会の店先に男が居らぬ日はない』
とまで言わせた美女なのです。
いや、色を含んだ分美の 質が変化しただけで美女である事には今も変わり無いですが。
……とはいえ、ウチの者に聞いても妙に複雑な表情で黙っているし、かといって我が横家に押し入って攫うような命知らずは見た事無い。
ん?息子よ。その紙は何だ?
「読めば解ります」?
というか何をそんなに呆れておるのだ?
まあ、見れば判るか。
どれ……
な、なぬぅ!
「大変だぁ!主様が倒れたぞ!!」
「だから言ったではありませぬか!若!
そのような物をいくら奥様の言い付けとはいえ、迂闊に主様に見せるのは避けた方が良い。と」
「仕方無かろう。母上が 父上に灸をすえる為にこれを私に託されたのだから。
あの母上がここまでするのだから、よほど父上の 何かにご立腹なのだろう。
所でだ。
誰かこれを取りなせる知恵を持っておられんか?
何だ?そのにやにや笑いは?
私はだな……
は?
『犬も喰わない事だから 心配無い』?
なら、そう……するか?」
一ノ瀬様。
以前チラッと打診した、
『横夫婦の痴話喧嘩』
書き始めました。
さて、紀霊さんへの依頼は
横着さんへ女性の取扱い方をなるべく具体的に指導する事と、
横夫婦へのアドバイス。
多分、
「面倒臭い」となるでしょうが、
そこを一つ。お願いします。
横香さんは現在実家(郭商会)に居ます。
理由は二点。
まず、横香さん妊娠しました。
それといくら大事にされていても、夜が激し過ぎる事に辟易している状態。
田豊様だとガチの殴り合いになるし、唯一の抑止力。期待しております。
勝手なお願いですが、受けて頂けますでしょうか?
>>454
ファッ!?
感想色々書こうとしたらふっとんだでござる。
>さて、紀霊さんへの依頼は
>横着さんへ女性の取扱い方をなるべく具体的に指導する事と、
>横夫婦へのアドバイス。
まさかのw
>唯一の抑止力
いやいやいやいやいやw
>勝手なお願いですが、受けて頂けますでしょうか?
やりましょう(即断)
都合上こっちに投下って感じで場所お借りしても大丈夫ですか?
後、依頼はこの時点で出されたのか、至る経緯を書かれる予定があるのか
また、どのルートで打診するかを教えてくださいませ
まあ、ルートというか持ち込むのが誰になるのかなという出番の問題くらいなのですが
想定しているのは
・沮授君……何気に多分一番接点が多いでしょうからね。あれで沮授君気遣いもできるので、きっと世間話から入っていつの間にか……とかあると思います
・赤楽さん……厄介ごとを嗅ぎつける嗅覚は大したもの。と言うか二郎ちゃんにニヤニヤと爆弾投下する構図は非常に絵になりますがw
・韓浩……正規?かは知らないですが横着さんが恥を忍んで二郎ちゃんに相談を持ち掛ける感じですね。
・雷薄……正規の亜種。戦友たる横着さんと呑んでて聞いてしまった的な。
世間体考えたら雷薄ルート。世間体とかどうでもいいからきっちり問題解決したいなら韓浩ルートかなあ。
横着さんが二郎ちゃんに抱くイメージとか評価にもよるとは思うのですが。
まあ、女好きというかプレイボーイ(死語)って感じなんかなあ……w
構想はできましたので、よろしくお願いいたします。
>>455
まずは受けて頂いた事、御礼申し上げます。
場所はこちらをお使い下さい。
経緯はもう少し書きます。
ルートは韓浩さんからで御願いします。
発端は雷薄さんになると 思います。
経緯の中で、雷薄さんと絡ませると思いますので。
紀霊さんが何故抑止力なのか。
横着さんが紀家先代を畏敬の念でずっと尊敬しているから。
自らをかえりみず、死力を尽くして三尖刀を振るって汗(ハーン)を討った。
多分、戻る途中で後遺症も見ているでしょう。
それ程の力持つ刀を受け継ぐ次代。
そして、自らでは思いも寄らぬ発想で民を助ける。
正直、横着さん紀霊さんに畏怖すら覚えてます。 田豊様だと、横香さん取り合ったのでこういう場面では反発もあって、口喧嘩からのガチ殴り合いに。
横着さんから見た紀霊さん(男として)
「まあ、あれ程の器。見る目のある女なら靡くな。
それと、あの若さだ。
夜の方も一人では持つまい。
それこそ、毎晩女を気絶させても治まらんだろう」
と一人納得してますw
とまれ、明日には続き投下します。
宜しくお願い致します。
長男談
「母上?
ご実家に戻られております。
実は、母上がどうもご懐妊なされたご様子で。
それ自体は大変めでたく、弟達など今から、
『どう振る舞えば、兄らしく見えるか?』
を熱心にあれこれ試し始めましたな。
私個人も久しぶりの弟妹で少し楽しみです」
「ですが、父上の母上への深過ぎる愛情が問題になってきました。
最近母上は、父上のお相手でかなりお疲れのご様子も見受けられ、私も心配はしているのです」
「今回の母上ご懐妊を知ったご実家の郭家のおばあ様が、母上の身を案じてご実家への避難を強く勧められ、母上も『やむなし』とご実家に身を寄せられました」
「ただ、母上としてもこれからの事で父上に思う所もあるご様子で、私に 書付を託され、
「これを読んでも父上が反省なさらぬなら、私は 子を産んでも横家には戻りませぬ。
しばらくはあなたや弟達に不便をかけると思いますが、このままでは授かった子が危な過ぎます。
弟達が『会いたい』とぐずった時は、お店に連れて来なさい。
ただ、父上に反省してもらう為に一緒に暮らす事はしばらく出来ない。
これだけは、弟達に言い含めておくれ。
ほんに……済まないね」
久しぶりに母上に抱きしめて頂きました。
えー。放心から激凹みに 変わりました。横着です。
妻の書付を読んだ後、全速力で郭商会に走ったのですが、
「申し訳御座いませぬ。旦那様、奥様から『入れてはならぬ』とキツく言われておりまして……
いえ横様が当商会と郭家に危害を加える事は無いと、重々承知しておりますが……
誠に申し訳御座いませぬが、ここはお引き取りを 願えませぬでしょうか?」
……いや、商会の男手総動員で屋敷の入り口を塞いで、そう丁寧に言われても。
それから、仕事が手につかない。
否、惰性で仕事している。
周囲の者も、どう接すれば良いのか戸惑いいつもと違って腫れ物に触れるように接してくる。
何より、家に帰っても迎えてくれる妻が居ないのがこたえる。
どことなく寒々しい奥で 下女が給仕する飯を無言で食べる。
下女に話し掛けても、おどおどしながらひたすら 必死に敬語で話すので白けてしまう。
かといって、郎党達も今回の事では妻の味方らしく、
「主。申し訳無いが我等と一緒に飯。は、今回はナシにしてくださいよ。
良い機会だから、一辺頭冷やして奥方の有り難み。てヤツを身体で味わってみなすったら?」
郎党達の一番古株……といっても、大戦の後に取り立てた奴だが……
が、そう諌言するがやはりどこか遠慮がある。
最近では自分が自分で無い感覚を持ったまま、街をさまよう。
そんな中、
「横様ではないですか。どうしたんです?こんなむさい場末に?」
雷薄殿に出会った。
一応経緯編。
ただ、ここで止めた方が良いのかもう少し書くか
果たして反応やいかに?(某鑑定団風)
……ゴメンナサイ。
続きワクテカです
奥方の人望に草生えるwwwwww
雷薄とのやり取りに期待しとりますw
雷薄殿が随分熱心に飲みに誘うので、雷薄殿に付いて小さな飲み屋に入った。
先客が数名ばかり居たが 雷薄殿がそちらに目をやると、そそくさと立ち上がり勘定を済ませて出て行く。
奥の方にある小さな座敷に私を先に上げようとするので、
「雷薄殿。そういうのは 無しにしましょう。
こんな席まで上下付けたら酒が不味くなります」
対面で座り、雷薄殿が大声で、
「おい、酒と適当なヤツ見繕って持ってこい!」
すると奥から、
「ちょっと待ってくださいよ。
今支度してまさあ。
雷隊長は相変わらずせっかちでいけねえ」
ここの店主らしき軽口とも憎まれ口ともつかぬ返事が返ってくる。
私の顔を見ながら、
「ここの店主は元部下でして。
怪我で兵士を辞める時に 料理『だけ』はいい腕してましたので、店を持たせてやったのです。
私も主に話せぬ伝手で何かと……」
「いや、集団をまとめ預かる者としては誰しもこういう場所の一つ二つ持っている物。
その先は話さず。
納めて、納めて」
「まあ、店は小さい上にボロい。
酒も安酒ですが、食い物の味と店主の口の堅さは 保証しますよ」
「……雷薄殿。何を言いたいのだ」
少し気色ばんだ私の勢いを挫くように、
「酒と肴、お待ち」
軽い口調で店主自らが運んで来た徳利と皿を卓上に置く。
すぐさま雷薄殿が徳利を持って、
「ま、ま。まずは一杯」
杯。というか小ぶりの飯碗。
と表現したくなる器に酒を受ける。
手酌で注ごうとする雷薄殿にも私が注ぐ。
二人同時に酒を口にし……、
「おい、この酒ぁどうした!?」
雷薄殿が店主に怒鳴る。
別に……怒鳴るような悪い酒では無いが?
真意を図りかねていると、
「こんなまともな酒、ここで飲んだ事ねぇぞ!」
対する店主、涼しい顔で、
「なんか偉いさんを隊長が連れて来たから、ウチのまともな酒を出したんですよ」
商売人としては正解の反応をする。
「まてコラ、こんなまともな酒有るんなら俺の時も出せや」
「隊長の場合は良い酒も安酒も一緒でしょう?
水みたいにあっという間に飲み尽くして、味わいもしないし」
なんと言うか、店主と常連の気心知れたようなかけ合いに少し、心が軽くなる。
ちびり。
ゆっくりと茶碗酒を口にしていると、
ことっ。
店主が私の前に肴の追加を置く。
……頼んだ覚えは無いが?
「どこかで見かけたような。
と思ったんですがね。
思い出したんですよ。
ウチのガキが、その節は 世話になりました」
「何の話だ?」
雷薄殿の問いに、
「ほら、一時この街を丘みたいにでかいヤツがウロウロしてたでしょう?
あれの背中にいつもこちらのダンナが乗ってらしたのを、思い出したのでさあ」
乙でしたー
>>457
>>「ただ、母上~中略~ 「これを読んでも父上が~中略~ほんに……済まないね」 久しぶりに母上に抱きしめて頂きました。 長男談と頭で言ってるので
○「ただ、母上~中略~ 『これを読んでも父上が~中略~ほんに……済まないね』 久しぶりに母上に抱きしめて頂きました。」 こうだと思います
商売人としては正解っていうか・・・うちのまともな酒をってことはいつも出してるのはまともじゃない酒ってことで、料理が美味いなら酒も美味い物を出してほしかったろうなあ、雷簿さん
これが食い詰めで残飯とかでいいから食わせてくれって人ならともかく、いくら気心知れてるからってどうなんだ(汗)
それにしてもこれ横着さん郭商会が総出で威圧してきたから引き下がったけど逆に言えば行けそうだと思ったら吶喊してたよねw
愛妻家過ぎる横着さん。3日くらいで無精髭伸ばし放題になって頬がこけて眼の下にクマが出来てそう
>>464
第三者視点。これ大事。 感謝。
横着さんはとにかく横香さんと話したい一心だったのです。
が、横香さんの母(郭大人の妻)が娘から事情を聞いて、『母として女として』激怒。
後横着さんの強さを知っている連中が芋づる式に 仲間を引っ張って来たので結果男衆総動員ww
目の下のクマと不精ひげはあるでしょうねww
つかハイライトさんがお出かけ中ww
???
確かに象のヤツは老若男女お構いなしに背中に乗せていたが。
大事にはならなかったし 孫とかいう女性を乗せた時位か?
でもあれも揉め事という程ではなかった。
私の表情で察したか、
「ダンナにゃいつもの事 でしょうがね。
ウチのガキには大冒険だったのですよ。
というか、ウチのヤツも見ていて冷や冷やしたらしいんですが。
まあ、おかげでしばらくはここの前であのデカぶつを待ち構えてましたがね」
父親の顔で語る店主。
ふむ。手、いや鼻癖の悪いあやつも少しは為になったか。
「ああ、『象』とかいう 。
確か袁紹様も乗りなされたですな」
私の注いだ酒を目を細めて実に旨そうに一気に飲み干し、合いの手を入れる雷薄殿。
それが切っ掛けになったか、三人でわいわい盛り上がる。
何本目かの徳利を空にし、私も雷薄殿も良い感じに酒が回った頃。
「でですな。横様のその クマと無精ひげはどうなすったので?」
「いや雷薄殿。昔みたいに『横さん』で充分。
あの大戦を共に戦い、生き残った戦友ではないか」
大笑しながら碗酒を一気に飲み干し、たんっ。と 卓上に碗を置くと、
「誠に情けない話だがな 私の不徳で、大事な大事な、私の命と変わらぬ我が愛妻に……
実家に逃げられてしもうた」
酒の勢いで雷薄殿に打ち明ける。
感想は控えております
そちらのキャラの動きのトレースできるよう読み込んでおります
だが、続きがきになるーw
乙でしたー
>>466
>>確か袁紹様も乗りなされたですな」
○確か袁紹様も乗りなされたやつですな」 もしくは 確か袁紹様もお乗りなされたのでしたな」 の方がいいと思います
のまなきゃやってられないレベルですねえ、横さん(ただし因果応報)・・・そういえば奥さんって今は妊娠何か月くらいなんでしょ?
雷簿さんは詳しく聞いたらどんな反応するのか楽しみですな
パーティーより帰還。と。
今回は政治ではなく、私が参加している『日本で五指に入る謎の某クラブ』(笑)
の懇親パーティー。
長年活動に参加してますが、質が変わったなぁ。 名刺交換も雑にやる人や 単なる箔付けと思い違いしてる人。
少しずつですが……
まあそれ以外にも稼業が 本格的に動き出すわ、副業的にあれこれ肩書き持つわで(笑)
投下も返事も遅れます。 御了承頂けると有り難いです。
一ノ瀬様と赤ペン先生様にはご迷惑おかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
>>408の続き。
★★★★★★★★★★★
「おう。入れ」
返事があったので、中に長男を連れて入る。
「お久しゅう御座います。兄上」
長男共々礼を執ると、
「全くだな。変わりないか?」
そこには昔と変わらぬ兄上がいた。
「しかしまあ、『馬を買える当てを知らないか』と文が来た時は何だと思ったが。
まだあの馬使っていたのか。
いい加減老いぼれだろうに……
いくら慣れていると言うても楽にしてやれ」
呆れたように嘆息しながら話す兄上。
「いえ。こちらとしては そのつもりで世話をしておりましたが。
馬の方がそれをよしと思わなかったようで」
……実際、長男の練習に 日暮れまでひたすら付き合っていたし、最近は次男を乗せて日長ぽくりぽくりとのんびり過ごしている。
「で、だ。当てはある。 先方にも話は通してある。
いつ行くのだ?」
兄上の問いに、
「今夜はこちらに泊まって、明日にもさっそく」
そう返事する。
「そうか。なら、今夜は 久しぶりに付き合え。
……貴様が連れて来た女人の正体も、とっくりと 白状してもらうぞ」
……兄上。何か誤解されております?
まあ、私も彼女達もきちんと説明すれば誤解も解けるとは思うが。
乙でしたー
>>彼女達・・・奥さんに逃げられたからって複数の女性を侍らせるなんていやらしい(棒)
謎の某クラブの会員様とかリアルで言ったら私なんぞよりよっぽど先生って呼ばれてる人なんじゃないかとドキドキ物ですよ(笑)
>>472
奥さんに逃げられる前だけに余計質悪いよね(棒)
>>彼女達
某クラブ。はなー
「時間の融通がきいて、小金持っている」
人が結構参加しているのだなー
逆に言えば、世の中の「先生」職の方々は一部を除き案外参加していなかったり(笑)
そういう階層のクラブも 籍は置いてますが、
狐と狸が伏魔殿してますので……
行きたく無いでごさる(行かざるを得ない)
……つか沈没してるのが前提ですが、園遊会ネタ 書きたい(ポツリ
馬買い付け話、えいやっ(違
さて、様々な意味で騒々しい一夜を過ごした次の朝。
兄上よりお借りした馬に 各々跨り、目指すは公孫賛様のもとへ。
日の出前に立ったというのに、到着は日が暮れようかという頃。
……ぬう。幽州も結構広いな。
そんな時分にも関わらず嫌な顔一つ見せず出迎えて下さる、公孫賛様。
「遠路はるばる、よくお越しくださいました。
馬位しか見る物はありませんが、良き出会いがあるよう計らいましょう」
旅装も解かず、手土産も無いという様で挨拶する無礼な我々に怒る事もなくねぎらって下さり、
「ささやかですが、歓迎の席を設けました。
宜しければいかがですか」
そんな気遣いまで頂戴する。
公孫家中の方に宿所へ案内して頂き、旅装を解き 衣服を改めると再度公孫賛様の執務室に伺う。
正式に礼を執り改めて全員名乗りを上げる。
客机に全員が座ると開口一番、
「南皮から見れば田舎でしょう?」
自嘲気味に仰る公孫賛様。
……ちょっと、納得いかんな。
「失礼ながら、発言をお許し願いたい。
確かに南皮の庶人から見れば田舎でしょう。
ですが。
蛮族共と境を接し、日々睨み合っている最前線を 『田舎』
と謗る愚か者は、袁の武人の中には居りませぬな。
そも、馬という『重要な』高速移動、大量輸送手段の生産地を感情で侮る阿呆はぶん殴ります」
実際、馬の有り難みは工兵をやっていると良く解る。
また、陸の移動手段として馬以上の高速移動手段はまだお目に掛かった事もない。
「いやそう言っていただけると、ありがたくはありますが。
ですがそこまで我々を評価されるのは、やはり御本家が幽州にある関係上。ですか?」
探るように返してくる公孫賛様。
私としては冷静に分析した上での、発言のつもりなのだが。
「確かに幽州は我が横家の本貫。
なればこそ、地勢を見、周囲を知り、戦略と戦術を考えて冷静に評価します。
『田舎である』
そんな事は洛陽の奥にこもった蛙や鯰や亀共に言わせておけば良いかと」
……何故か苦笑する公孫賛様。
「なるほど。
そうまで言っていただけると、少しは気楽になりますな。
礼と云ってはなんですがこちらの自慢の馬を選りすぐって見ていただきましょう」
……ああそうだ。
「今回の件も含めまして些少ではありますが、代金とは別に謝礼を持って参りました。
お納め下さい」
私と公孫賛様の会話中に さりげなく部屋を出た長男と副官が、私の口上の終わるのに合わせて進物を運び込む。
「翡翠の出物を手に入れまして、揃いの装飾品に。
後、絹地を十匹(十反)ばかり。
是非に、御納めを」
……本来なら、謝罪の意を込めてもっと張り込むのだが兄上に、
「貴様がやらかした事については、わしの方から しっかりと詫びを入れておいた。
貴様は、仲介の謝礼に少し色を付ける位で良い。
気が済まんなら、馬の代金に乗せると良かろう」
そう釘をさされた。
……本来なら、謝罪の意を込めてもっと張り込むのだが兄上に、
「貴様がやらかした事については、わしの方から しっかりと詫びを入れておいた。
貴様は、仲介の謝礼に少し色を付ける位で良い。
気が済まんなら、馬の代金に乗せると良かろう」
そう釘をさされた。
翌日
さて、肝心の馬であるが。
まず、引き合わされたのが、
「気性は素直、どんな人物とも折り合うし、それこそ幼子でも乗りこなしたヤツだ。
汗血馬の牝馬を手に入れたので、試しにウチの一番の牡馬と付けてみたら コイツが出来た。
葦毛(白馬)なら私のにしようか。と思っていたが、鹿毛でな。
後、悪い癖があってな」
それは?と聞く前に、
うひゃあ。
という副官の妙な悲鳴。
翌日
さて、肝心の馬であるが。
まず、引き合わされたのが、
「気性は素直、どんな人物とも折り合うし、それこそ幼子でも乗りこなしたヤツだ。
汗血馬の牝馬を手に入れたので、試しにウチの一番の牡馬と付けてみたら コイツが出来た。
葦毛(白馬)なら私のにしようか。と思っていたが、鹿毛でな。
後、悪い癖があってな」
それは?と聞く前に、
うひゃあ。
という副官の妙な悲鳴。
見ると副官の見事な髪をはむはむ。
噛むというより軽くくわえているのだが、あれをいきなりやられたら…… 中々買い手が無いのも判らなくもない。
ただ、乗り手が短髪や男なら充分以上なので、買う。
実際、兜だけ被った副官が乗っても気にせず悠々と牧場を疾走し、併せてくる馬を軽々と置いていく。
しかもそれだけの足を使っているのに戻ってきた時の息の入りも良い。
つまり、全力を出していない。
即決で購入。
とりあえず、これまで。
いや話自体はもっとありますよ。
でも更新画面の惨状に疲れを実感したので、ここまで。
アルツハイマーでも発症したか?
連続連投って。
乙ですだよ!
いやあ、地味様の腰の低さ。その弊害が出てて満足ですだよw
偉そうに振舞うのも必要だからねい。
実力と声望が見合わない一端、かくのごとし。
これでいいんだよこれでw
そして。そーしーて。
馬ですね。ありがとうございまする。
烈風!烈風じゃないか!そんなお茶目なとこなんてあったのか!
本編では澄まし顔だったのに!かわいいぞこの野郎!
ありがとうございました
もっともっとの話と依頼のお話あったら即こっちでやらかさせてもらいますw
乙です
乙でしたー
>>475
>>兄上よりお借りした馬に 各々跨り、目指すは公孫賛様のもとへ。 間違いと言うほどではないですが
○兄上よりお借りした馬に 各々跨り、目指すは公孫賛様のもと。 【~へ】ではなくて【もと】で止めた方が文がピシッとする気がします もしくは 【もとである。】とかどうでしょう
たしかに女性と言うか長髪の人とは相性悪そうですな、しかし人を乗せた状態で周りの馬を置き去りにして息も荒れない、これはお買い得すぎる
他にもいくつかの馬が出るわけですがそう言えばいくらお人よしとはいえ自分と部下を優先するはずだし何らかの自分所では扱いにくい理由があるわけですよね、もちろん二郎ちゃんへの馬の選別の手を抜くわけではないですけど
>>490
この当時の馬は結構大口の買い物だったと想像。で、自家用の牧場と販売用の牧場は別かも。とも想像。
後、生き物ですから瑕疵の完全に無い馬はいないでしょうなぁ。
私事ですが、たまーに乗馬をしております。
とはいっても、ただぽっくりぽっくり馬場をのんびり廻る程度。
その程度でも、当日借りる馬で癖が出るのは面白いですよ。
常歩の勢いも馬ごとでばらつきありますし、手綱で抑えてないと駆けたがる馬もいます。逆に暢気な馬もいますし。
二郎さんへ。というより 袁の幹部へ売る。
そういう視点なら、上物を優先的に引き合わせるでしょうな。
>>489
ありがとうござい(にっこり)
こんな駄文で良ければこれからもご贔屓に。
>>488
ハッタリ利かすなら偉そうな態度も必要ですが、客がきちんと、
「格上の存在」
と認識してそういう態度を取っている以上公孫賛自身はどう振る舞おうが 害は無いかと。
横着さんは、曹操さんや 袁紹様より公孫賛様を高く評価してます。
というか私自身が公孫賛様のファンなので(笑)
正直、今の話が片付いたらここじゃない場所で思い切り公孫賛様を甘やかすスレを立てる(フラグ
噛み癖持ちの馬は案外多いですよ。
絶対流流ちゃんは洗礼を受けてます(断言)
……長文を書けるという事は、暇があるという事で。
馬買い話続き、といやっ(違
私が選んだのは、がっしりした漆黒のヤツ。
牧場で使うとおぼしき物を大量に積んだ馬鹿デカい荷車を軽々と単騎で牽き回している。
馬だけで乗ってみると、足こそ並みだがいくら追っても平然としている。 それこそ、一日追っても平然としてそうな。と思わせる馬力を持っている。
これも即決。
長男は、何頭も乗ってみたがその中で一番折り合いの良かったのに決め、 副官は、大人しいのを選んだ。
「もう、あんな悲鳴を上げたくありませんから」
そう話している端から、再び髪をはむはむされて涙目で逃げていたが。
副官補佐は、
「わ、私にも馬を与えて 頂けるのか!?」
と驚きながらも、薄い黒のを選んだ。
この馬は全速力に入る時間が非常に短く、
『矢のように』
『弾かれたように』
という表現を実際に行える馬。
その点を気に入ったようだ。
他に、公孫賛様と牧場の 目利きが薦める馬を数頭購入。
さて、代金を。となった時に少し揉めた。
「それではこちらが取り過ぎだ。
いくら上物でも、法外な事は出来ない」
こちらが提示した値を見て驚く公孫賛様。
だが、こちらとしては袁家の牧場で予め確認した 値段で予算を組んでいるから、
『取り過ぎ』
と言われても困る。
「しかしながら公孫賛様。
こちらも予め相場を確認して準備しておりますので」
「なら、その相場とやらが間違いだ。
横殿。モノは相談だが……」
結局、更に追加で馬を譲ってもらい、馬持ちとなってしまった。
……うーん、さすがに4人で三倍以上の馬を引率出来ん。
どうしたものかと、思案六方していると、
「なら、大事なヤツだけ 残してくだされ。
残りをわっしらが先にまとめて 南皮に届けやす。はい」
馬商人が代行で運ぶ事を 提案したが、返事を逡巡していると、
「この者は公孫家に出入りしているから、信用は十分出来る。
私が保証しよう。
本当に大切なヤツだけ手元に残せば何事かあっても被害はまだまし。
と、思うが?」
公孫賛様の仲介で、最初に決めた一頭のみ残して 全て委託する事にした。
……今回の買い付けは当初は私と長男の馬だけでも手に入れる事が出来れば上出来。
そのつもりで足を運んだのだが、まさかこんなに増えるとは予想外だった。
……公孫家の実力、侮れない。
北方の雄であり続ける力の片鱗を見せてもらった。
馬買いの話、とりあえず終了。
さて、二郎さんは愛馬に出会えたかな?
次は二郎さんの出番ですよう。
乙でしたー
>>493
>>馬だけで乗ってみると、足こそ並みだがいくら追っても平然としている。 それこそ、一日追っても平然としてそうな。と思わせる馬力を持っている。
○馬だけで乗ってみると、足こそ並みだがいくら乗っても平然としている。 それこそ、一日乗っても平然としてそうな。と思わせる馬力を持っている。
馬に追うと言うのはあまり一般的に使わないと思います(私はちょっと分かりませんでした)多分走るとか乗るという意味だとは思うのですが・・・読んでて途中で(ん?)となってしまいますのでもう少しわかりやすい言葉を使ったほうがいいかな?と思います
>>498
>>……うーん、さすがに4人で三倍以上の馬を引率出来ん。
○……うーん、さすがに4人で三倍以上の馬を引率は出来ん。 の方がいいと思います
まあ袁家はお金持ちだから良いモノにはお金に糸目を付けないからねえ
幽州の良質な馬とか値千金以上の価値があるのを公孫賛はいまいち分かってない気もする
今回のは袁家は関わってないんだっけ?あくまでも横家と公孫家の商談で…とはいえ袁家に仕えてたら自然とお金の使いどころとかも身につきそうだよなあ
>>500
乙どす
年末まで忙しく、中々何もできておりません
ええと、前言ってた二郎ちゃんのターンという解釈でよろしいでしょうか?
それならば雷薄→韓浩ちゃん経由でのご依頼という認識でいきたいと思います
>>502
です。はい。
ただ、投下前の最終確認で結構凡ミスがありましたので投下は今日明日になるかと。
……クリスマスに歳末に御歳暮が重なりますからねぇ。
くれぐれもお身体大事になさって下さい。
12月は飲み会デスマーチ月間で今から憂鬱。
いや付き合い長いサブコンさんの忘年会は楽しいんですがね。
ちなみに、サッカーの皆さんは飲み会どころじゃないんですよね。この時期。
軽々に忘年会ゲストを依頼したら、やんわりと怒られた苦い経験してます(苦笑)
>>503
了解です
ええと、私の受け持ちはまだということですね
先走るとこでしたw
バトンいただくときは明言オナシャス
>ちなみに、サッカーの皆さんは飲み会どころじゃないんですよね。この時期。
w
天皇杯も終わってないですしねw
しかし、鹿対赤はジャッジに恣意を感じるなあ
まあ、興行的に年間勝ち点一位が勝たないといかんのやろうけど露骨すぎ野郎……
あれがPK基準やとでも言うのかよ
赤がビッグクラブになってアジアを制するというのが協会の思惑なのは知ってるけどさあ
>>504
では、始まります。
二郎さんの人物観もだけど、話を聞いた後の韓浩さんの反応がWKTK。
「ほ、ほう。それはまたなんとも……」
歯切れ悪く相槌を打たれる雷薄殿。
しかし次の瞬間厨房に顔を向けると、
「おい!!表の看板片付けろい!!」
大声で吠える。
「もう閉めてますよ。
隊長がウチに誰か連れて来た時は、大抵こうなるんですよ」
声に苦笑を混ぜながら厨房から店主が返事する。
「なら、この先も解ってるな?」
雷薄殿のドスを聞かせた声にも、
「はいはい。アタシゃ奥に引っ込んでますよ」
動じた様子のなさそうな飄々とした返しのあと、足音が奥へと消える。
人の気配が完全に消えたのを確認した雷薄殿。
くるり。
と身体ごとこちらに向き直ると、
「(で、横さん?
一体何があったんで?)」
声を潜めながら問い掛けてくる。
「(うむ……
どうも私が求め過ぎるのが、妻には負担だったようだ)」
こちらも声を潜めて答えるが、
「(それだけで実家に帰る訳無いでしょうが。
よっく、思い出してみて くださいよ)」
雷薄殿に更なる追い討ちをかけられる。
「(うーん……
結局、奥さんは横さんに本気で愛想つかせた訳ではなさそうですがねえ。
どうもね、着さんは『女の扱い』てえモノがいまいち、解っちゃいないんじゃないかと)」
雷薄殿に話せる範囲は洗いざらい話した。
で、雷薄殿が出した結論がこれである。
私としては非常に不本意である。
これでは私が妻を大事にしていないようではないか。
「(いやそうでは無いのは、着さんの惚気を聞いてたら解るんですがね。
着さんは、奥さんが最初で最後の女(ひと)だからそこまで一途になるんでしょうねぇ。)」
雷薄殿が思わせぶりに切った言葉に引っかかりを 感じ、
「(ならば、雷薄殿は惚れた女との別れ。を、経験された事がある。とでも?)」
思わず突っかかる。
「(俺じゃあ無いですよ。
俺の知った人に、惚れた女と二度と会えなくなった人がいましてね。
その人が横さんの話を聞いたら、どう言うかなあ。てね)」
徳利に残った最後の酒を ちびちびやりながら、私をいなす雷薄殿。
「(うむ。それはまた切ない話だな。
私なら、耐えられずに自死を選ぶぞ)」
「(だけれども、その人は前を向く事を選びました。
ああ。横さんもよくご存知な方ですよ)」
……誰なのだ?
「(まあそこは会ってからの楽しみ。て奴で。
むしろ、横さんには今話さない方が先入観無しで よござんしょ?)」
……雷薄殿がそう言われるなら、その方が良いのだろう。
こう言っては何だが、妻に逃げられただけで死別した訳でない私なぞその方からしたら単なる阿呆だろうか。
「(さあ?まあ、会う気があれば仲介はしますぜ?)」
「(済まぬが雷薄殿、仲介の労を取っていただけるか?)」
「(確約は出来やせんが、アタシの使える伝手を最大限使ってみまさあ)」
「(済まぬ。少ないが手付けと思ってくだされ)」
懐から小さな錦の巾着を取り出して、雷薄殿に渡す。
中身を見て、
「(いや横着様。コイツぁいくらなんでも)」
慌てる雷薄殿。
「(生憎、手持ちですぐ渡せるのがそれ位でな。
銀なら、その十倍はすぐに段取り出来るが?)」
「(いや、この重みだと金五斤は堅いでしょうが。しかもこの光っぷりなら 混じりっ気なんぞほとんど無いぞ。
こら命懸けても若に出てきて貰わないと)」
顔を妙にこわばらせながら、何事か考えている雷薄殿。
…………?
「(いや、この重みだと金五斤は堅いでしょうが。しかもこの光っぷりなら 混じりっ気なんぞほとんど無いぞ。
こら命懸けても若に出てきて貰わないと)」
顔を妙にこわばらせながら、何事か考えている雷薄殿。
…………?
「亭主。ちと顔を出してくれんか?」
「はぁ。話は終わられましたか?」
私の声に、主が奥から出てくる。
「ああ。すまんが私は帰る。
勘定は私が持つ」
立ち上がって帰り支度をしながら、亭主に純銀の 小札が詰まった袋を渡す。
「いやいやいや。これは貰い過ぎです」
慌てる亭主に、
「(これからは今日の酒を雷薄殿に常に出してくれんか?
これは、その酒手だ)」
そう囁く。
「では雷薄殿。馳走になった上に愚痴にまで付き合わせて済まなかった。
……例の件、よろしく頼みます」
唖然としている二人を置いて、少しふらついた足取りで私は店を出ていった。
★★★★★★★★★★★
「隊長……。
これ、どうなさるんで?」
「それを今思案している所だ。
こんだけのお宝貰って、すっとぼける訳にもいかんだろう」
顔を見合わせて、唸る二人。
だが、話が話だけに直接 紀霊に持ち掛ける事もどこか憚られる。
(ちょっと癪だが、韓浩に話して繋ぎをつけてもらうか。
何、さすがにアイツでも 袁家の重臣の内輪話なら 踏み込んで聞くまいて)
果たして、その思惑通りになるか。
それは、天のみが知る。
以上です。
ここで、バトンを託します。
設定等についての御質問は随時受け付けております。
よろしくお願い致します(ペコシ)
乙です
>>504
フラットに見て問題ありと思わせるレフェリングやジャッジは、確かに興趣を殺ぎますよね。
プロスポーツで指摘されているのが、レフェリーの質のムラと立場の弱さ。
サッカーの場合、国際資格まで設定されているので、協会が積極的に全体の底上げを進めるのがこの手の問題解消の近道なんですが。
というか、欧州南米のトップリーグで審判もガンガン武者修行させるべきで。
姿勢的に、
「協会の思惑なんか知りません」
でジャッジ出来る環境で 経験値豊富な審判がやれば、納得されやすいですし。
つか、プレーしてる選手が迷惑だと。
プロ野球と違い、ガチで世界を相手に出来る以上 審判も世界相手にやれる 人物をもっと増やしたらな。
……協会に金が無い。とは言わせない。
サッカーくじがあるからね。
サッカー観戦ど素人の思いでした。
失礼。
乙でしたー
>>517
>>それは、天のみが知る。 慣用句としては
○それは、神のみぞ知る。 ですね。
横着さん金遣いが雑いwそれってお店側からしたらおつりが大変になる感じじゃね?同課5枚とかのところに純銀貨出されたら困るぞ
同課じゃねーや銅貨だ
どうしてこうなったんだろうなあ。
そんな思いと共に一瞬逃避しかけた現実と向かい合う。
眼前には嗚咽を洩らす壮年男性……。
「私としては、妻が戻らぬならば生きていても死んだと同じなのです……!」
惚気と愚痴の高度なハイブリッドに俺は内心頭を抱える。
夫婦喧嘩は犬も喰わないのは世の定説であるのだが、これはまたなんかもう違った感じで。
つうか、よそ様の夫婦生活(意味深)について仲裁するとか。それがまた、袁家の重鎮であるとかさ。
「ええと、まあ。落ち着いてください。
なんとかしますから。ええ」
「かたじけない!」
近いよ。顔が近いしその勢いにドン引きだよちょっと待ってよ。そんなに縋りつかんばかりにされても問題の解決にはつながらないというかまだ何にも考えていないというか。
そもそもだ。問題を持ち込んだ韓浩はどうなのだと見ると、だ。
はい。知ってました。いつもの無表情です。
俺の目線に訝し気に首をかしげる。本気で怪訝そうな様子が無駄に可愛いぞこのやろうばかやろう。
◆◆◆
「どう思う?」
雷薄が問いかけたのは紀家軍の軍官僚の頂点にして、大方の揉め事を解決する魔法の使い手。その名を韓浩と言う。
「どう、と言われても困る」
木で鼻を括ったような、愛想の欠片もない返答に雷薄は安堵する。門前払いは避けられた、と。
誤解されやすいが、韓浩の不愛想な対応には悪意やら隔意はないのだ。単に彼女が気遣いとか思いやりという潤滑油を使えないだけなのだ。少なくとも雷薄はそう理解している。
そして、困ったことに雷薄が持ち込む――結構な頻度で――厄介ごとをなんとかするのは韓浩なのだ。そのほとんどを。
そりゃあ頭が上がらないというものである。
「だからよ、若に口きいてくれたらそれでいいって」
そして彼女は四角四面である。いい意味でも悪い意味でも。
「私に話を持ち掛けてきたということは、他にも思惑があると思われる。
話の内容もそうだが、思惑についても一言あれば伺っておきたい」
ぐぬぬ、と唸る雷薄である。よそ様の、袁家の重鎮の或る意味恥を晒してもいいものかと逡巡する。
だがまあ、韓浩がそこら辺を洩らすことはあるまいと。
◆◆◆
「なるほど。全容について理解した」
ふむ、と頷く韓浩に流石の雷薄が戸惑う。
「いや、あのな。相当生々しいことだしよ。
やっぱり俺から若に持ち掛けた方が……」
雷薄のその言葉に韓浩は応える。
「今更。別に生娘でもなし。そのような気遣いは無用の事。
それより雷薄殿の迂闊さは依頼の受領よりもその斡旋に露見する。
よりにもよって、あの横着殿からの依頼。無下にできないが、扱いには困る。
その内容が私事ならば尚更のこと」
むむ、と唸る雷薄。その表情にも韓浩は表情を動かさない。
「むしろ、雷薄殿の判断は賞賛されるべきもの。実際袁家の男子で横着殿に意見を言える人材は……いないと言ってもいい」
韓浩の言に雷薄は驚愕する。
「そうなのか?」
「そう。横着殿に意見するとなるとそれなりの地位が必要とされる。
田豊殿を除くとするならば沮授殿も除かれる。
そうなれば序列的に考えて紀家の若大将くらいしか該当者はいない。
ああ、袁胤様については論外とさせてもらう。一気に政争案件になるだろうから」
立て板に水。
「なるほどなあ。じゃあ、若にご足労願わないといかんか。
いや、自分で言い出したことなんだがな」
「雷薄殿からの言はお勧めしない」
韓浩の言に雷薄は黙り込む。
「じゃあ、誰が若に伝えるとするのだよ」
「僭越ながら私が。至って妥当と思うが」
そう言われれば雷薄に否やはない。心情的なものはさておき、である。
「問題が問題。変な気遣いでこじれるよりは根本的な解決を図るべき。
前提の情報は非常に大事と思う」
そうして極めて繊細なヒアリングが果たされた。
そうして、極めて厄介な内容が申し送りされることになるのである。
◆◆◆
さて、戦線には援軍が必要と思うんだ。
つうかね。そのね。奥方に夫婦生活の不満を改めてヒアリングするとか……。
いかんでしょ。セクハラ案件でしょ。
「で、私にどうしろと?」
神様仏様七乃様である。エロ方面では特にな!
「いや、あれだ。奥方の肉体的な負担を減らす方向で助言と技術指導をお願いしようと」
具体的には手淫と口淫だな。
「やだなー。張家の秘伝を漏らせって言ってます?」
「いや、俺が指導したとこだけだって言ってる。つか、頼むよ」
実際俺が知ってる限り七乃がファンタジスタ的なテクニシャンであるのは確定的なのだ。
「でも、二郎さんのことだから、それだけじゃないんでしょ?」
「まあね」
それが有効かどうかは知らんけどな!
◆◆◆
「思うに、横着殿の恋着は、奥方の負担になっているということだと思うのです」
ここまでは共通認識である。くそう面倒くさい。
「ですが、これまでは家を出るなぞなかったのです……」
世界がどこであろうと、奥方の愛を叫ぶその姿勢については賞賛してもいいんだけどね。
こっから惚気と愚痴の二重奏になるのだよ。知ってる。
だから先手必勝!
「そういえば、お祝いを。おめでとうございます」
「……。は、はは。何をめでたいのですかな。それとも私が今ここに一人でいるということを当てこすっているのですかなそもそも……」
うわ。うわー。
「奥方がおめでた、だそうですよ?
慶事でしょう?」
何か口をぱくぱくさせた後。
全力でどっかに消えてった。
いいのかねえ、それで。つか、マジで知らんかったの?
尚、自家発電の御供になるように。
奥方の艶姿の錦絵を発注しております。
見えそうで見えないチラリズムの極致!
制服こそ正義的な倒錯的衣装エロ!
※下品でない程度にセクシー路線
シチュエーションと構図には拘った。めっちゃこだわった。
「ああ、奥方の艶姿は俺も見ていませんですので」
まあ、絵姿については執拗にリテイクしたけどな。
それは言わぬが花よ。
阿蘇阿蘇の人気絵師にも口止めしたしそれでいいよね。
いいよね?そう思っていたのだが無慈悲に闖入者が!窓に!戸に!室内に!
やーめーてー。
「なるほどー。こういう衣装を二郎さんはお好みなのですかー」
「おい」
「だって着衣の方がお好きでしょう?」
おい。
「お好きでしょう?」
はい。
「じゃあ、可愛がってくださいね?」
……そういうことになった。
んでもって夫婦喧嘩の仲裁の報酬として名馬を求めるという流れでひとつ
もちっと横着さんと絡ませようと思ったけど重鎮だからね仕方ないね
しまった本当は四十八手の極意とかそういうのやろうと思ってたのにw
まあ、いいやw
取り急ぎ、まずは御礼を。
ありがとう御座います。
感想等は改めて。
ありがとう御座います。
乙でしたー
>>524
>>ふむ、と頷く韓浩に流石の雷薄が戸惑う。
○ふむ、と頷く韓浩に流石の雷薄も戸惑う。 の方がいいと思います
>>そうして極めて繊細なヒアリングが果たされた。 この場面では二郎ちゃんがいないので英語には違和感があります
○そうして極めて繊細な事情聴取が果たされた。 あとは【聞き取り】とかでしょうか?
>>525
>>「……。は、はは。何をめでたいのですかな。それとも私が今ここに一人でいるということを当てこすっているのですかなそもそも……」
○「……。は、はは。何がめでたいのですかな。それとも私が今ここに一人でいるということを当てこすっているのですかなそもそも……」 まあ【愛でる】なら上が正解ですが、今回は【目出度い】ですから
最後に問い詰めてきたのは…七乃さん?ちょっと怖いけど同時にものすごく可愛い気もするね。一瞬3人くらいに囲まれたのかと思ったけど窓→戸→室内と侵入してきたのね
ええと、多分ですが。
愛する人を喪ったけどとかのエピソード。
そりゃ普通に重役にしませんわなw
雷薄は旧知の仲で酒の上でぽろっと言っちゃったんでしょうけどw
基本二郎ちゃんは目の前の案件をその場しのぎで乗り切るというロールです。
無論、横着さんにガチで何か問われたら応えますが。答えますが。
問いかけ描写あったら、投げていただいたら応えます。
まあ、普通にお悩み相談だったらこういう感じでしたということでひとつ。
>>521
いつもありがとう御座います。
>横着さんの金遣い
その場の勘定だけでなくその後の雷薄さんの飲み代も含めてます。
買収。とはちょっと違いますが、それだけ仲介を切望していた。
と、思って頂けたら。
で、今回の話。
周囲からは重臣認定されました。
韓浩さんが冷静に分析してもそう結論出すのか。 横着さん本人は相変わらずヒラのつもりですがw
後、問い掛けは投げますね。
もう少し、二郎さんについて知りたい。
という思いもありますし 完全に次世代に移った状態で、横着さんをどう扱うかを決める上でも必要かな?と。
ただ、次世代の後方支援は確定してますので後顧の憂い無く暴れて下さい。
もう少し読み込んでから もう一度レスします。
横着さんの奥さんは横紅ではありませんでしたか?
139ではっきり明示されてましたが名前が変わったのでしょうか?
横香さんてだれ?ってなりました。
確認をお願いします。
…………ですね。
という事は、わざわざ追いかけて下さった。
ありがとう御座います。
こんな鳥頭の書くモノですが、よろしければお付き合い下さい。
……一回整理して把握し直さないと。
ツッコミ所満載になるな
>ツッコミ所満載になるな
その言葉は一ノ瀬に効くw
い、一応大丈夫なはずやけどねw
でも、設定とかあれやこれやを指摘してくれるくらいに読み込んでくれる方がいるのは幸せなことやなってw
長居で会いましょう
532で書き込んだ酔っ払いです。
紅は本名、
香は愛称呼びという事にすれば良いのではないでしょうか。
>>534
でも、設定とかあれやこれやを指摘してくれるくらいに読み込んでくれる方がいるのは幸せなことやなってw
私もそう思います。
普段無味乾燥な文章を作成し、それこそツッコミ所満載の官庁の法令解釈通知や通達を相手にしている身としましてはここでの生身の感想に力貰っている。
そう実感しております。
……セレッソの営業さん に今回の昇格の祝いを伝えると、
「もう少し。もう少しだけスポンサーさんに熱意があれば、老舗チームとも互角以上にいや優勝するチームを作れるんですが」
実際後発参入組なので、チームも育成も発展途上なのでしょう。
ただ、個人的には再びトップリーグに帰ってこられる力を付けた事は評価してます。
>>535
それもアイデアとしては アリ。
ですが、
母娘で「こう」も面白いかな?
ただ、横着さんが混乱するだろうな。
横紅さんの育てている新しい命が、女の子である 可能性もありますし。
個人的にですが、営業さんは頑張っているのだと思います
セレ女とかね
でもスポーツの動員とか話題性が選手に依る、いわゆる「スターシステム」
これは麻薬のよな宿痾じゃないかなーと
いや、しゃあないのかもですが、文化としてのスポーツに対する理解の深みとかを封じるようなものではないのかなと
しかしそこまで娯楽に対して真剣に向かい合う必要はないのかもしれないとかあれこれ悩んだり
猛虎という、絶対的にマスを手にしている商売敵とどう向かい合っているとか一度聞いてみたいです
地域密着しかない(と個人的に思います)のにそれが遠い地域でどう勝っていくのか
地道な地域営業しかないかなあ、って思うのですが
鹿島が小学校巡ったりして、新人を中年層が「うちの子」と呼ぶ循環
バスク地方の選手のみでチームを構成する「アスレチックビルバオ」はある意味完成されたシステム?
閑話休題
現場は頑張ってるんだろうなあと思うのですよ桜は。
下部組織からいい若手が上がってきますし。
でもそれを躾けきれなかったり(天才)、監督についてもねえ。クルピ10年契約でもええやんとか。
ヤンマーという名門(釜本所属!)がオリジナル10に入っていなかったのは故あることかなあとか。
女子高と揶揄される桜にスポンサーが金を注いでも躍進できるかは正直疑問なんだよなあ……
ええと、散々ディスってるようですが、応援しているんですよ桜。
そして営業さんにはどうしようもない点なのですがねー。
まあ、名古屋とか千葉とかみたいに、「大企業病」なのではないかと思ったりするのです。
日本って、大体どこの現場も頑張ってるんですよ。
そんで、戦略で勝てないからって戦術で現場に責任と負荷を押し付けるものなんですよ。
ご気分を害したならごめんなさいです。
追記
色々考えてましたが。
興行かスポーツかは置いといて、相撲というのは完成されているなあと。
実際私も幕下から見てた時期もありましたし……
体制についてはあれやこれやあるかもですが、顧客はすごく完成されているのではないかなと思います
歌舞伎とか宝塚は知識がないからパス
>>537-538
評価という物は様々ですので、気分害するとかは無いですよ。
単なる道楽ですし。
ただ、云われる事は判りますがメインスポンサーがどこまでJの理念を受け入れるかが熱意に差を付けているのかも。
相撲は江戸時代の勧進からの積み重ねとルールのシンプルさが廃れない理由かと。
単価が高いので、格差が拡大した今日ではそれに見合う質をもっと要求されるだろうな。
歌舞伎は完全に富裕層向けの娯楽になりましたな 諭吉さんをほいほい手放せる層でかつ興味がないと足は向かないでしょう。
宝塚は演劇界としては成功してますね。
個人的にはくどい演技だなと辟易してますが。
大きな場所で全体に魅せるなら必然なので仕方なし。
……ベルばらやるんだからサクラ大戦やらんのか?
あのテイストでサクラ大戦やったらマジで笑いこらえるに苦労するだろうな。
横着「春節でも無いのに挨拶?
また何故だ?」
横紅「旦那様。私達の世界を御覧になられている 方々の間では、今日と明日で年が変わるそうで」
横着「そういう事なら、感謝の一言も述べねばならぬな」
パオ
横着「そうだな。貴様も 一緒に、な」
校尉(皇子)
「私も、よろしいでしょうか?」
横着
「賑やかな方が良いでしょう。どうぞ」
郭大人
「ならば、この爺も入れて下されるかの?」
幽州横家当主
「俺も入れてくれ」
??
「着。私は入らなくても別に構わん
皇子
「駄目です。この先も一緒なのです」
??
「いやだからといって……
ちょっと待て。うわ何をする」
横紅
「『挨拶は別嬪さんに限る』
とのお言葉で、僭越ながら……
『ど素人の者が、勢いで立てたこのスレも年を越す事となりました。
一ノ瀬様、赤ペン師匠様、名も無き皆様。
まずは一年、お疲れ様で御座いました。
そして、来年が皆様にとって佳き年になりますように』
……ついでに、嫁友達が 欲しいです」
校尉(皇子)
「善処しましょう」
??
「本気か!?どこに嫁がいると?
まて、その視線はどういう意味だ」
多分、夜中は重くなっているでしょうから、早めに御挨拶投下。
マジのガチで来年は皆さんの何かに良い変化が有る事を願っております。
……あけおめは、明日にしましょう。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。
吹田に行こうかとも思いましたが処々のしがらみで断念しましたw
取り急ぎご挨拶のみ。
>>542
明けましておめでとう御座います。
本年も宜しくお願い申し上げます。
改めて。遅れましたが、皆様へ。
明けましておめでとう御座います。
本年も凡将伝共々このスレも宜しく御贔屓下さいますようお願い申し上げます。
一ノ瀬様。
韓浩さん貸して下さい。 話が組み上がらない。
貸しましょう(即決)
ただ、あんな子なのでそんな感じでよろしくお願いします。
喜怒哀楽が見えない、いつもの感じで描写していただければと思います。
あけましておめでとうございます
横着さんたちのお話は誤字が少ないのであまりお力にはなれませんが今年も楽しく読ませていただきます。
よろしくお願いします
>>546
>あまりお力にはなれませんが
何を仰いますか。
一ノ瀬さんと貴方がおられなければ、単なる自己中作品に成り下がってます。
貴重な貴重な御意見番です。
本年も宜しく御贔屓お願い申し上げます。
しかしセレッソ今年の編成チェックしてびっくりでした
すっげえ頑張ったなあと(唐突)
選手は満点ですね。
攻防ともにJ1でもトップクラス
監督も「あの」ユンジョンファン
監督の特色であるゴリゴリプレスか-ら-の天才の攻撃とか
Vやねん!
いや、あると思いますが、思うのですが。
監督の理論を開幕までに浸透できたらマジでタイトル狙えると思いました
大阪市民として、こんなに嬉しいことはない……
>>548
ど素人なので、正直どう凄いのか……
シーズンの過程と結果を追いかけてみますか。
懸念材料は反韓感情が深く静かに蠢いてますので 監督さんがどう折り合いを付けるか。
チーム内というよりヘイトフーリガンに対してと 監督さん自身の姿勢も含めて。
私としてはセレッソというチームが存続し、選手が後顧の憂いなしに全力でプレーしている事が嬉しいので。
ただ個人的には、リーグ優勝を期待するのかカップ戦を優勝するのを期待するのかよく判らない。
まあ、怪我無くシーズンを戦って下さい。が選手に望む一番の希望です。
>>549
>ど素人なので、正直どう凄いのか……
いや私も素人ですからw
ふーんくらいでいいかとw
>懸念材料は反韓感情が
国籍は問わず、ユンジョンファン監督は
フロントからも選手からも嫌われてました@鳥栖
結果を出してても嫌われるってのはねえw
禰衡みたいなもんか?
監督の戦術が浸透したらガチで優勝もありえると思います。
だが(以下略)
>私としてはセレッソというチームが存続し、選手が後顧の憂いなしに全力でプレーしている事が嬉しいので。
ヤンマー、日本ハムという世界に冠する大企業をスポンサーとし、柿谷、南野古くは森嶋大久保西澤を輩出したのです。
基本的に未来は明るいと思うのですよね
商売敵は虎と鷹でしょうね。
むしろ広島みたいに共存していけたらとは思いますが。
追伸:あちらへのアレありがとうございました
気力があったらなんかこっちでイチャイチャさせまするるる
いいや、限界だ、やるね!
◆◆◆
「いやあ、赤楽さんの淹れるお茶は美味しいなあ」
「ふむ、お世辞だろうから適当にありがたがっておくか」
うむ、俺に対してここまでシビアな対応ってネコミミくらいだぞ!
いや別にいいんだけどね。
「なんか……すまねえな」
「「なんで君が謝るのさ」」
重なる言葉、気持ち、重ねて。
「そういうの。割と気持ち悪いぞ?」
うむ。対応セメントである。
◆◆◆
「しかし、二郎に対してちょっと対応厳しくないか?」
「ふふ、あれくらいでいいのさ。あの御仁にはね」
くすくす、と笑う赤楽に張紘は苦笑する。
だって、口ではかなわないもの。
「いや、あれであの御仁は喜んでいるのさ。
袁家の中枢、母流龍九商会の会頭様だ。
美辞麗句甘言に溺れていないのが……いや、割と凄いと思うよ」
更に言い募ろうとする赤楽に、苦笑一つ。
「いや、すまねえ。
気を遣わせたな。
いや、気を遣ってくれた、ってのが嬉しいんだな」
赤楽に手を伸ばし、その手を掴み。抱き寄せる。
「二郎が言ってたのさ。思いってさ。
わかってくれてるとか、傲慢だろうとか、ね」
笑みを深めながら胸に頬よせ、赤楽は問う。
「張紘が傲慢とか、誰も思わないだろうさ」
くすり、と。
「そうじゃないんだ、ってさ。
伝えたい相手にはきちんと伝えないとって、さ」
ぎゅ、と抱きしめられた赤楽は頬を赤らめる。
「きちんと、言葉にするのって、大事だって。
おいらもそう思う。
だから、さ。
言わせてくれよ」
頬を寄せ合い、恋人たちは逢瀬を。
きっとそれは日常で、大切で、特別な。
◆◆
「ああ……こんなにも私は幸せだ。幸せさ。
少し、みっともないとこを見せてもいいかな……」
「どんなとこでも、大好きさ。
おいらのほうこそ、さ。
どんなにみっともなくっても、しんどくっても」
君が一緒ならば。
「辛くなんてない。幸せなんだって、分かってほしい」
重なる影は立ち向かうことになる。歴史の、奔流に。
即興なのでアレですが、ご笑納くださいませ。
この二人は私も大好きなのです
>>551-552
これはまた、結構な物を。
有り難く頂戴致します。
お返しといってはナンですが、即興。
洛陽。
宮殿の奥の奥。
外の雑音も届かぬ場所で 対峙する者達。
至尊の座に座りし、現皇帝。とその血を受けるも 、跡は継げぬ。と定められし皇子。
深い深い沈黙を破ったのは、現皇帝。
「……ついに、それを望む時が来たか」
叱責とも下問とも違う想いを乗せた、質問。
放たれし玉音を受けて、
「はい。私は『王』になる事を望みます。
そして、それをもって正式に家庭を持ちます」
「ほ。今まで散々縁談や 後宮の秋波をことごとくかわしてきたそなたがまたあっさりと。
それほど、袁の女将軍は 良かったのか?」
聞きようによっては、というより皇帝故に許された尊大で下世話な質問にも表情涼やかに、
……内心は別として。
「ええ。私が、私自身の欲で独占したいとそう渇望する。
それほどの女人。です」
迷い無く言い放つ。
しばし沈黙が支配し、
「なるほど。常に見てくれや地位や権勢にとらわれぬそなたらしい。
『堅物』だの『世間知らず』だのと俗物共から煙たがられる、そなたがそこまで求めるのだ。
佳い女なのは、間違い無かろう」
皇帝ではなく、父親としての顔で頷く。
そしてすぐ皇帝として、
「で、どこを望む?」
「そうですね……。袁の勢力下ではありますが、南皮の近郊の一郡を得られれば。
軍権を持てないので、皇族が近所に来てもさほど影響は無い。とは考えておりますが」
「だが、朕より忠言しておこう。
朕が勅を発する前に、袁に話は通しておけ。
他州は知らぬが袁の力は 強大。
その一部に割り込むのだ 自らの目的と旗幟は明確にしておいてやれ。
これ幸いと双方に害虫を 招きかねん」
その声音に肉親としての 何かを感じた皇子。
「勅が下るまでには、必ず」
最敬礼を執りながら、そう誓約した。
もう少し続けます。
が、投下は待って下さい
乙でしたー
>>551
>>わかってくれてるとか、傲慢だろうとか、ね」 二郎ちゃんに言われたことを反芻してるっポイので
○わかってくれてるとか、傲慢だろう。とかね」 の方がいいと思います
>>伝えたい相手にはきちんと伝えないとって、さ」
○伝えたい相手にはきちんと伝えないと、ってさ」
・・・あれ?赤ペン付けた部分が一ノ瀬さん・・・まあいいや!
皇子様しっかりと足元固めてから結婚する予定ですね。まあどれだけ固めてあってもアホは突っ込んできたりしますが
前に何かで家族相手にすら王として(その作品では貴族として)接さなければならなくて迂闊に謝ったりできなくて迂遠な言い回ししてたのをふと思い出しました
王様もそれなりに有能そうな感じがしますが歴代皇の負債のせいもあってかほぼ無力なんだろうなあ
「いやそれにしても……思い切られましたな」
皇帝の前を辞して自らの部屋へ戻る途上、常に影のごとく付き従う将軍……前(さきの)執金吾……が皇子に囁く。
「いい加減あの女(ひと)を待たせる訳にもいきませんし、それに私もこの状況を打破できる機会ですのでね」
「と、申しますと?」
「袁紹が来ている。つまり直談判する機会は今しかない」
イイ表情(かお)で言い切った皇子の横顔に本気の男の顔を見た将軍、いつもとは違うため息を吐くのであった。
「申し上げます。皇子様が袁紹様に御会いしたいと参られました」
「何ですの?大体皇族がこの私に何用有って?」
官位を得る為に、そして皇帝へ伺候の為にやってきた袁紹にとって皇族が面会を求めるという事自体、想定の範囲外である。
「それが……『会えば分ります』とだけしかおっしゃらず、ひたすら表にて御待ちで御座います」
困惑気味の侍中の返答に内心いらだちを持った袁紹だが、顔良が何事かを思い出したように、
「心当たりがあります。私が先に見に行きます」
立ち上がって、侍中の後に続いて行く。しばらくして、何とも言えない複雑微妙な表情で戻った顔良。
「確かに皇帝陛下の御血筋の方ですが……麗羽様、とにかくお会いして見ればよろしいかと」
ならば。と客間に顔良と御付きを伴って現れた袁紹。客人は表と客間で長く待たされたというのに表情に不快や怒りのかけらも見せず、袁紹の姿を認めると立ち上がり、
「袁州牧ですな?初めてお会い致します」
しれっと、挨拶する。
「御待ちなさい。貴方は確か校尉ですわよね?それともそれが偽りで袁家をだましていたと?」
返答次第では。と珍しく怒気を放つ袁紹に対し、飄々と堂々と、
「私は、今上皇帝の皇子ではありますが官位は羽林校尉しか得ておりません。故に、深く誰何されなかったので官位を名乗らせていただいてました」
真っ直ぐ、袁紹を見て返答する。
余りの返答に逆に怒気と毒気を抜かれた袁紹。少し後ろの顔良も苦笑している。
やがて我に返った袁紹、
「と、とにかく立ったままではナンですわね」
と円卓に客人を案内し、互いに礼を執りながら改めて名乗り合う。
そして袁紹、皇子、顔良が着座し御付きの給仕で茶が饗されると、改めて袁紹が、
「それで、皇子様がこの袁本初に一体どのような御用件ですの?」
単刀直入に本題を切り出してきた。
「……つまり、『王になるから冀州の一郡を寄越せ』という訳ですのね」
茶を喫しながら袁紹の身も蓋もない発言が皇子にぶつけられる。だが、まったく動じない皇子。
「そうですね。だから、直談判に伺ったわけです」
「何故冀州ですの?王ならば漢中や司隷でも領地は得られたでしょうに」
「冀州というより南皮の近くが重要なのです。そうでないと、私は嫁を迎えに行けませんから」
斜め上の理由に一瞬目が点になる袁紹。そこに割り込んだのは、顔良。
「違っていたらすいません。もしかして麹義様を嫁にと、望まれておられるのでは?」
「はい。その通りです」
立て直した袁紹が、再度介入。
「つまり、我が家の武の一方の雄を娶りたいと。確かに麹義は北方蛮族への重要な楔、ですが本気であらば婿殿が移ってきてもおかしくはないですわね。
というより、そこまで本気。ならば私としては差し出すことはやぶさかではないですわ」
「おお。では……」
一瞬喜色を浮かべる皇子。だが、釘を刺すかのように顔良が、
「袁紹様が御許しになられても、家臣団特に田豊様が首を縦に振られるか。更に言えば、洛陽に同行している文、紀、張、そして顔。この筆頭四家を説得し本拠の喉首に居候するために害意と敵意が無いことを認めさせなければ、正直麹義様を嫁にされても根深いところで常に疑心暗鬼を抱えあう事となります。
そのような状態、皇子様も麹義様も望まないでしょう?」
厳しいが正論を述べる。
「さすが袁の中枢。おっしゃる懸念ももっともです。ですが、王は軍権を持ちません。徴税はしますが統治はできません。だから居候なのですよ」
「しかし、皇子様は官位で軍権を持たれてます。王と官位を兼務されれば事実上官軍が南皮の喉元に常に睨みをきかす危険もはらんでいるのですよ?」
「では、まず官位を返上しましょうか。というより、王になる時点で宮廷からは完全に距離を置くことを強いられますから官位も当然返上しますよ」
「つまり、完全に冀州に移られる。と?」
「はい。嫁を娶っても洛陽に単身赴任では意味がないですから。日々穏やかに、嫁に武を仕込んでもらいますよ」
そこに置いてきぼりな袁紹が再度介入。
「私としては別に移って来られても一向に構わないのですが、一度田豊と談判なさい。どうせ麹義にも逢いに行かれるのでしょう?なら南皮留守居共に根回しをなさるほうが後々私もそちらも楽ですし」
この発言をもって、何皮の留守居に交渉が丸投げされる事が決定した。
という事で、南皮組に話は移ります。
展開で張紘さん引っ張り出したいな(願望)
韓浩さんも。
乙でしたー
>>557
>>やがて我に返った袁紹、
○やがて我に返った袁紹は、 の方がいいと思います
>>単刀直入に本題を切り出してきた。 【切り出す】には話し始めるとか相談を持ちかける、みたいなニュアンスがあるので(何の用か?)と聞く場合にはちょっと違和感があります
○単刀直入に本題を問い質してきた。 もしくは 単刀直入に本題を問いかけてきた。 もしくは 単刀直入に本題を尋ねてきた。 でどうでしょう
>>この発言をもって、何皮の留守居に交渉が丸投げされる事が決定した。
○この発言をもって、南皮の留守居に交渉が丸投げされる事が決定した。
皇子様の本気を見た(満面の笑み)なんというか思い込んだら一直線と言うか器用な直情径行と言うか、器用なやり方で不器用な生き方を貫こうとしてると言うか・・・こういうキャラ、好きです
乙ですだよ。
いやあ、風雲急を告げてきましたなあとニヤニヤしながら拝読したのです。
今上陛下、いい味です。本編では出番は多分ほとんどないと思いますのでいいぞもっとやれ。
そして斗詩の存在感が凄いですね。いや、君はほんと気遣いの人だよ。
肉体的スペックは置いといて、気質的には折衝とか仲介が合ってるんやろうなあ。
そして武家四家の最難関は紀家なんだろうなって。
猪々子は斗詩がいいならいんじゃね?くらいだろうし七乃さんは
「二郎さんの判断を尊重するって父上が言ってました」
とかいう。
なお凡人。
「え、いや。そりゃねーちゃんは初恋の人だし思うところはあるけど幸せになってほしいから何で俺が?
袁家のそのね。面子とかそういうの俺に判断させようとするのやめようよ……。
そんなバランス感覚とか分かんねえから沮授に代筆願って手打ちに一席設ければええやろ」
という雑な対応で多分沮授君の機嫌により胃痛コースか歓談コースか。
なお張紘
◆◆◆
「え?おいら出番あるの?この流れで?
袁家の内部事情にまで踏み込みたくないというかお門違いだと思うけど……。
なあ、沮授よ。おいら、ここにいる意味ないだろ?ないよね?」
「それならば私もここにいる意味が分からないのだが」
「張紘君、韓浩さん。君たちの影響力を考えれば事前の顔合わせとか根回しは必要でしょう?
君たちは本当に自己評価が低すぎると思いますよ」
「沮授よ。クスクス笑ってるけど面倒なことに巻き込まれたから被害を拡散しようとしてるだけだろう。
おいらはいいけど、韓浩さんはまずくないか?」
「その気遣いは無用。我ら公孫、北方の安寧を守る盾としてのお役目。
であるならば蚊帳の外よりはよほどよい。
感謝はないが、迷惑と思うこともない。
そちらもお役目ご苦労と思う」
「やれやれ。やはり韓浩さんみたいな方には紀家軍にてね。二郎君の補佐をしてほしかったな、というのが僕の本音ですよ。
今からでも。どうです?」
「あり得ない。ここで私を呼び戻すとか、戯言としか思えない。
すでにこの身は公孫に所属している。
ご理解いただいていることを前提としているのに、場をまぜっかえすような言動は慎まれた方がよいかと」
論破された沮授は、笑みを深めて謝罪するのだった。
◆◆◆
こんな感じで韓浩を南皮に召喚してみました。
時系列に問題なければご自由にお使いくださいませ。
>>559
新年初添削。
今年もご指導お願い申し上げます。
>皇子の本気
「今日の僕は、えらくマジです」
ネタはともかく、一目惚れですから。
麹義さんは多分、内面が 非常に美しい人かと。
少なくとも、ガワだけの 地雷女よりかは……
器用とかいうより、とことん障害を潰しにかかっている。
そういえば、袁胤という御仁もいますな。
影薄いから、少し弄ってみましょう。
>>561
あ袁胤さんはも少ししたら出番が増えます
口調は公家風な感じです
一人称は「麿」です
アンチ袁紹というか元は袁逢様が使い捨てで本来は袁家を継ぐはずだったとかあれやこれや
袁紹との会談を終えた皇子。
自らの想定以上の成果に 満足しつつ、宮殿に戻ると内官が待ちかねたようにやって来た。
「皇子様。先程より皇子様に御目通りを願う者が。
いかが取り計らいましょう?」
内官の口より告げられた 名に心当たりは無かったが、その者の口上に引っ掛かる物があった皇子。
「通して下さい。但し、表の客間に」
会ってみる事にした。
わざと待たせて現れた皇子。
下座で跪いて待っている 客を一瞥。
「済まない。待たせた」
そう言うと、上座に座る。
「いえいえいえ。御目通り頂けた事、感謝致します」
跪いたまま、礼を述べる客。
「……面を上げて、そしてお立ち下さい。
袁胤殿」
(この者、本当に袁家の係累か?
余りにも卑屈過ぎる)
皇子が不審に感じる程、小者臭を振り撒く男が待っていた。
袁胤さん。
出してみました。
女性だったらどうしよう というかもう少し尊大?
でも、小者臭いんだよな(偏見)
そういえば、三次創作なんだからこういうのやっとかな面白くないでしょう。
袁家で官位を買い占めたら
IFです。
前略、横着です。
『袁家で官位を買い占めました。
好きなのをどうぞ』
豊(田豊様)付の若いのから目録と一緒にこの言葉が出た時は、何の冗談かと思ったが。
……本当に買い占めてしまうとは。
洛陽宮殿の中で執務を執る今の状況について行けない私です。
さて、今の私はというと、
「都水長史様、益州よりの報告で御座います」
「都水長史様、黄河の状況報告で御座います」
「都水長史様」
都水長史、という立場に居る。
役割は漢領全土の治水治山と土木工事の統括。
やっている事は南皮時代と余り変わらない。
管轄規模を除けば。
更に、豊(田豊様)が三公の一角に居るから……
「都水長史様、司徒府より依頼です」
まあ、こうなる。
ただ、仕事量は南皮時代より格段に減少した。
最終決裁が回って来る位で、それも官吏達が全て 整えているのでただ承認するだけ。
その代わり……
「都水長史様、陛下がお召しで御座います」
また、ですか。
「横着。面白き事は無いか?」
玉座より掛けられる第一声がこれである。
「いやあのですね陛下。 その為だけにお召しで御座いますか?」
「うむ。袁の者共はどうにも真面目でいかん。
せっかく、袁家が三公九卿を占めたというに朕には「漢朝の再建云々」と 堅い建白しか上げてこぬ」
「恐れながら、陛下が万乗の位に在らせられる以上致し方ないかと」
「それでも、だ。朕の相手位は誰かしてくれても……」
「そうじゃ横着。朕が後宮より見繕うから、側室を持たぬか?」
「あのですね陛下。私に 死ねと?
この間もこの御沙汰されましたよね。
側室なんて入れたその日に妻が南皮に帰ると、懇切丁寧に御説明申しあげましたよね?」
「そうであったな。済まぬ済まぬ」
「そこまで無聊を囲われるのでしたら、都水府で 相手致しますから。
というか、その方が早いです」
「まあ、朕にもしがらみがある。
行幸一つもすぐにままならぬ。
許せよ」
「いえ、臣としましては 陛下の御相手も大事な任でありますし」
「ほう。横着よ、その言葉確かに聞いたぞ」
うわ、陛下思い切り悪い笑いしているし。
私を弄るのは止めて下さい。
乙です
袁胤さんってリライト前のやつでAA付けるならzip好きな麿だったっけか
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ|
|丶、 ;;; __;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,: ィ";;_|
ト、;;;;;;;;;;;;;;;` ` '' ー -- ‐ '' ";;;;;;;;;,:ィ;:;!
,';:``' ‐ョ 、 ,_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , - '"l;:;:;:;:l だまりゃ!麿は畏れ多くも帝より三位の位を賜り
l;:;:;:;:;:;:;ミ ` ` '' ー -‐ '" ,リ;:;:;:l
l;:;:;:;:;:;:;:ゝ く三) (三シ `ヾ;:t、 中納言を務めた身じゃ!
fミ{;:;:;:;:f'´ , ---_,, _,ィ 、_,,ィ,.--、 };f }
l トl;:;:;:;:l 、,ィ或tュ、゙:ミ {,'ィt或アチ l:l,/ すなわち帝の臣であって、徳川の家来ではおじゃらん!
゙i,tヾ:;:;:! `ヽ 二ノ ト ` ‐''"´ l:l:f
ヽ`ー};:l ,r'、 ヽ リ_) その麿の屋敷内で狼藉を働くとは言語道断!
`"^l:l ,/゙ー、 ,r'ヽ l
゙i ,ノ `'" 丶. ,' この事直ちに帝に言上し、きっと公儀にかけおうてくれる故
゙l、 ′ ,, ィrェェzュ、,_ 〉 } /
',ヽ ヘヾ'zェェェッ',シ' //ヽ 心しておじゃれ!!
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cast:一条三位(水戸黄門)
はい、出番があって後で齟齬がある方があれかなと思いましたので。
>>567さんがある意味ネタバレされたので、取り急ぎAA付きで失礼します
こんな感じの方ですとだけ
感想はのちほど……
さて、九卿の自覚も無いまま洛陽宮殿で仕事している横着です。
『漢朝の威光は落ちた』
と言われている割には、今でも結構献上品が洛陽宮殿にやって来る。
物ばかりでなく動物も来るので、案外賑やかな洛陽宮殿。
場所によっては、動物園や『劉皇帝の〇〇王国』みたいな状態になっている。
まあ、賑やかなのは良い事なのですが……
「ほれ、都水長史。
早う朕を『あれ』に乗せぬか」
久々に対面した象と、象を引見しに来た陛下の間に挟まれてため息一つ。
……誰だ?南皮で象に関わっていたのを陛下に喋ったのは。
そんな事を現実逃避的に考える、私です。
532で質問した酔っ払いです。129で香って書いてありましたね。。。139と140の話の印象が強すぎたみたいです。
失礼いたしました。
乙でしたー
>>566
>>洛陽宮殿の中で執務を執る今の状況について行けない私です。 会社に出社する。のような違和感があります(間違いとは言い切れない気もしますが)
○洛陽宮殿の中で執務を行う今の状況について行けない私です。 もしくは【執務する】、【事務を執る】とかの方がいいと思います
IF話っていいよね、むしろIF話を読むために2次創作があると言っても良い(暴論
皇子様(天子さま?)がかなりフリーダムな感じになってるwところで側室あてがおうとしてますけどあなたは奥さんとか子供とかできたんですか(ゲス顔
簡易買占めが成し遂げられたこの世界では何進さんがどうなってるのかも気になるなあ。
IF話も二次創作も、『一から話を作れないがその世界に興味を持った誰かが隙間を想像(妄想)して文なり絵なりにする』表現方法かな?
逆にいうと、二次創作を展開されやすい作品は自由度が高い。とも。
突然能書きを書きましたが……
BASESONさん、一ノ瀬さん、ごめんなさい&お世話になります。
ということで。
>>572
何進さんの大将軍は非常設かつ皇帝直轄官位ですから、そのままですね。
同様に非常設官については売ろうにも値のつけようがない。と考えてます。
ういっす乙です。
心身ともにアレで多分肝臓に負担押し付けてる最近です。
なお、おかげさまでいただく文章にて癒しをいただいておりますありがとうございますた。
横着さんの畏怖じゃないif、楽しまさせてもらいました。
ほんとはもっとねちっこく色々語りたいのですが家庭の事情でごめんなさいえす
一ノ瀬より諦観を込めて
つうことで、何進さんも含めてIF話の続き。です。
☆☆☆☆☆☆
えー、皇帝陛下に会わない役職を選択したのに何故か陛下が絡んでくることに絶賛困惑中の横着です。
さて、目の前には懐かしい動物が相変わらずの巨躯で大人しく佇んでいます。
まぁ、皇帝陛下に献上する以上気性の荒いのは基本的に排除されるし、南皮時代に象を探しに行った経験から言うと平均的に大人しく子象から躾けておけば
それこそ象で様々な商売が出来る位言うことを聞く。
さすがに、まだ安全が担保されてないので陛下の周囲には近衛兵が取り巻き、侍中や将校達が油断なく警戒している。
正直、九卿の末席にいるからまだそれなりの扱いを受けているが無位無官だったら近寄る事すらいやそもそも宮殿に入ることも出来たかどうか。
そんな益体の無いことを思いつつ、じっと佇んでいる象の前へそろり。と足を進める。
少しずつ慎重に象の視界へと身を晒していくとこちらに反応して、
パオオオーン
結構大きな咆哮と同時に高々と鼻を振り上げる。
しかし、それだけ。
さらに象に近付くが、警戒したり興奮したりする事もなく鼻が触れる距離まで接近した。
すると、鼻で私に触れるが南皮のあいつみたいに無警戒に鼻で背中へ乗せることもなくしきりに鼻で私をつんつん小突いている。
(人には慣れているか。ただ、多少の警戒はするか。いやそれが自然だな)
刺激しないように慎重に私をつついてくる鼻をあやしながら、
「すまんが、この象の背中にはどう乗れば良い?」
多分、陛下も含めこの場の関係者(除く象と象関係者)が一番知りたいであろうことを質問した。
象を直接運んできた運送団の男達が、背の低い攻城櫓に階段を付けた物を数人掛かりで押して来る。
佇んでいる象の胴部に直角に付けると、誂えたようにピタリと象の背中に乗り込めるように合う。
……いや、実際合わせて加工したのをここで組み上げたのであろう。
さて、誰かが試しに乗る。という所まで進むと、視線が私に集中するのを感じる。
ちらっと校尉連中を見やると、そそくさと視線をそらしている。
……胆力無い。
心中呆れながらも櫓へと歩みだそうとした時、
「皇太子様、何皇后様、並びに大将軍何進様。御越しで御座います」
先触れが、聞こえてきた。
>>574
くれぐれも御身お大事に。
経験有るからなぁ。
精神的にあれこれ過労が来ると、様々しんどくなる。
こんな駄作でも癒やしになるなら幸いです。
凡将伝本スレでキャラそれぞれの身長考察がありましたが、
公孫賛様の身長とかはどうなんでしょう?
後袁紹様。
ちな横着さん175。横紅さん166
皇子様178
……身長有り過ぎ?
でも筋肉量と筋力と膂力を考慮すると横着さんは それ位は有るかな。と
だから何だ。と言われればそこまでですが(苦笑)
>>576
ご配慮ありがとうございます。
ぐだぐだとなる案件ですが、しゃあないしゃあない。
福祉行政とか補助が身近に来るとは、という感じですw
そして。そーs-て!
やったぜ。ありがとうございました。
まさかの展開ありがとうですよ!
閣下とかもうラブいじゃんかよう…
ああ、えっとなんだろ、ナニがいいたいんだっけか
ええと、姉ちゃんだけは幸せにしてくださいませえ
あと、何皇后はエロいし今上帝はメロメロやけど、ね。
それと、オリキャラが退場しそうになりましたら一報くださいませ。
オリキャラは全て場は確保しておりまする(極秘)
こっちなので明かしますが、実はオリキャラについては全員死亡シーンを用意しております。
ええと、本当に不安定なのでアレなんですが、今後とも構ってくださるとー
ああん。
乙~
こっちだと>>1も一ノ瀬様も筆が走ってますね
>>1
ちなみに麗羽様149~150cm、地味様148~149cmと思われます
本スレだとあれなのでちょいと愚痴
さぼってたとは言え絵だけでも4スレ目から投下してたのに……ちくせう。
くやしいので途中の美羽様のかんばせでもうpしてお茶を濁しまする
ttps://www.axfc.net/u/3766272 (p:miu)
>>578
>さぼってたとは言え絵だけでも4スレ目から投下してたのに……ちくせう。
あちらでの一ノ瀬の書き込みの真意としては、
「リライトなのに支援絵さんがまだいてくださったのだわ」
ですた。
いや、本当にありがとうございますのですよ!
頂いた絵については全部保存して壁紙にしたりしております。
まあ、基本酔っぱらって書いてますのでご寛恕いただければと
美羽様prpr
>>578-579
伝言板だね(微笑み)
そういうのも歓迎しますよ。
基本的に恋姫と凡将伝が 好きな方には解放してますし。
>>577
御身内に何事かあった御様子で。
「福祉行政」から想像するに、介護か障害か。
ただ、行政は申請第一で 受動的組織です。
面倒でも行動を。
これだけ申し上げておきます。
後、一ノ瀬さんは御自身の生活を第一に。
なろうは放置でも再開はすぐ可能ですし、ここについては最悪生存報告を 2ヶ月以内にすれば落ちる事無いですし。
リアルの方でも、働かないと生活出来ませんし介護離職する位なら、
「それと引き換えに生活保護くれるのか?」
と担当者にかませばいい。
憶測なので、この位で。
ただ、お身体と御自身の生活をくれぐれもお大事に。
愚痴吐きにはいつでもどうぞ。
その為に潜水艦投下続けてますから。
最後に凡将伝のオリキャラ殺すのなら、下さい(直球)
話の都合上なら受け入れますが、行き先に困るなら引き受けます。
その為に、地盤強固で無名な組織を複数設定しています。
「皆が全力で生きて行ける世界」
が、このスレの根っこです。
当然麹義様も幸せになってもらいますよ。
というか、皇子様に一世一代のプロポーズさせたくて今ひたすら書いては消しの繰り返しです。
偉そうな長文、失礼致しました。
>>580
お気遣いいただきまして大変ありがとうございます。
大体ご賢察の通りです。
正直、精神的に破裂していたので、本当にご迷惑を。
ただ、ご助言の通り、行政についてはきちんと利用せんといかんわなあと思ったり。
これも検索で調べられるというのは、いい時代になったなあと思います。
>最後に凡将伝のオリキャラ殺すのなら、下さい(直球)
はい(即答)
>話の都合上なら受け入れますが、行き先に困るなら引き受けます。
困るようなのはないですが、以後出番ない人物についてはお預けします。
>「皆が全力で生きて行ける世界」
今のところ、退場するキャラはいます。ですが「全力で生きているけど描写されない」というキャラもいますので
そこのところについてはお預けできればな、と思います。
>偉そうな長文
文章を書くというのは割と大変であると思っております。
ですので、長文をいただけるというのは、それだけ手間暇をかけていただいていると思っております。
だって、めんどくさいですものね、文章を書くのって。
なので、本当にありがたいなあと思っております。
>皇子様に一世一代のプロポーズさせたくて
うわあ、楽しみです。
リクエストとしては
「本気か、という前に正気を疑う」
「そういうの、いいから」
「どういう言説でお断りすればいいのかな」
口調はともかく、一度はお断りなねーちゃんが見たいなって。
女子として自己評価が低いのですよね。麹義のねーちゃんは。
そういうのを拾ってあげてほしいなって。
>>578
横着さん、絶対座らないと主君と話も出来ない。というか、基本的に座らないと多分無意識に威圧してしまいますね。
ええと、>>1がこのスレを使いたいと立てた訳でして。
立てた本人が投下しないといかんでしょう。
それと主な意図が『凡将伝の世界で自作キャラを 動かしてみよう』
でして。
公式コメントを御願いしている内に本スレで書けないあれこれを投下して頂いた訳で。
『筆が走っている』
という御言葉、嬉しいです。
ただ適当に投下している自覚があるので(ダメじゃん)
そういう解釈もある。
と気付かされました。
宜しければ、これを機会に御贔屓御願い致します。
……だから商売じゃ無い。
申し訳ないです。
>>1
私の場合細かいことが気になってしまうため、絵も文章も筆が遅いのでよりそう思うのですが、
こちらでのキャラ達は「適当」が「適切で妥当である」ように感じ、開放感も同時に覚えています
>>578のような不作法をしてしまうこともありましょうがよろしくお願いいたします
>>579
また誤解を招いてしまい申し訳ありません
一ノ瀬様のレスはありがたく頂戴しております
次の方のレスを、リライトになって「から」急に三次作家様や絵などがつき始めた、という意味に取れてしまい、
懐古厨的な気持ちもありどうにもそんな感じに
福祉関連は公の中では珍しく予算削減されやすいこともあり、
申請の受理すら渋る部署だったりします
母流龍九商会にはその辺の保障も手厚い描写があるから余計に日本が世知辛い
めんどくさいですが重箱の隅をつつくようにしっかりねちねち書類の提出をなさるようお勧めします
伝言板の内容の方が多くてすみません
乙でしたー
>>575
>>さすがに、まだ安全が担保されてないので陛下の周囲には近衛兵が取り巻き、侍中や将校達が油断なく警戒している。 担保だと怪我した後で医療が充実、みたいな感じが・・・皇族相手だとその時点で首が飛びそう
○さすがに、まだ安全が保障されてないので陛下の周囲には近衛兵が取り巻き、侍中や将校達が油断なく警戒している。 の方がいいと思います
これはもしや・・・あの人やあの人が実は生きてた。という世界になるのか
これは非常に楽しみだわ!!
>>581
最悪を想定してましたが本編が動き出しましたから少しは状況が改善されたと安堵しております。
>下さい(直球)
はい(即答)
では遠慮無く。
凡将伝では出番なくなっても、こちらでしっかり 働いて貰いますよ。
皆さんおいでませませ(手招き)
>プロポーズ
麹義様の裏設定含めて、もう少し練り込んでみましょうか。
>>583
>不作法
……ですか?
あまり肩肘張らず、気楽にどうぞ。
絵が描ける事自体、作画能力が壊滅している>>1にはリスペクトものです(真顔)
>>584
あ。そうか。
『担保』
の解釈が一般とズレているのか。
行政用語で『保障』を『担保』と表現するのに慣れてますので。
多分、これからも無意識でズレる可能性あります。
是非指摘下さい。
>>571
ドンマイ。
気にしない。気にしない。
感想待っております。
行政側のキャラだから担保の方がむしろいいんじゃね?とか思ったり
背景やら影やら描く前に根性が尽きたのでここでうp
ttps://www.axfc.net/u/3768283 (p:ensui)
試験的にこちらで出させていただきましたが、そもそもこれも1種の3次創作だから
こちらの方が本当はいいのかなぁと考えております
ご指摘等ありましたらお知らせくださいませ
>>586
光速で保存しましたありがとうございまうs!
美羽様と七乃さんが・・・完全に親子だこれ!
いや、七乃さんのメイドコスチュームからして一人で何か愉悦してそうですね
くぁいいは正義、はっきりわかんだね。
>こちらの方が本当はいいのかなぁと考えております
こちらは ◆e/6HR7WSTU様のスレなので、本スレというか私のとこに下さったほうがいいのかなと思います
今回はまして、私のリクエストでしたのですし。
よろしくご検討くださいませ。
ということで、ひとつ。
◆e/6HR7WSTU様、ご気分害されてたらごめんなさいです。
>>586
まずは御礼と感謝を。
張勲さんちっちゃ!(驚き)
袁術様が成長期という事を考えると背丈で逆転の可能性が。
で、二郎さんがそれなりに身長有りそうですが。
つかこの絵見てたら某ちひろ(緑の事務員)を連想してしまった。
というかこの背丈で誰が 袁家の闇を仕切っていると思うのだろうかと。
>>588
常に申し上げておりますが、来るもの拒まず去るもの追わず。で対応しますよと。
気分は害してはおりませんし。
後は>>586さんが対応なさる事態です。
静観だけしておきます。
あ。
もしもリクエストを許して頂けるなら、横着さんの顔を想像して描いていただけますか?
>>586さんへ。
毎度毎度申し訳ありません
お詫びも兼ねさっそく珍しく筆が乗ったので描いてみると……ただの文官だコレ!という感じに
セットで郭紅さんもつけましたが、凡将伝どころか全然恋姫らしくない(泣
そんなのでよければお納め下さいまし
ttps://www.axfc.net/u/3768839 (p:sorry)
二郎さんは身長183cm辺りを想定しています
虚像は165cmと小さすぎですし、ご先祖様は推定211±5cm程度となり大きすぎます
だいたい中間になる183cmはとーちゃんの176cmより少し高めとなりいい塩梅ではないかと
>>590
まずは描いていただきました事、御礼と感謝を。
>文官だコレ
まあ、文武官ですから。ましてや最近は城勤めですから。
さて、横着さん。
髭、あるのですね。
史実でも髭描写の有る英傑多いですから生やしているのが自然か。
>>1的には生えて無い顔を想定してました。
想像の面白い点ですね。
横紅さんは、妥当ですね。
欲を言えば、もう少し横着さんを不細工に。かな (鏡で自分の顔見つつ)
>恋姫でも凡将伝でも無い
そも、凡将伝の設定を拝借しつつ、どちらにもいない人物を設定しましたから。
作画するとそうなるのが自然かと。
というか真面目な話、凡将伝の二郎さん以下のオリキャラと、こちらの横着さん以下のオリキャラを、恋姫の絵師さんが見たとしても多分『恋姫風記号』を付けたモブになりそうな。
……横着さん達はモブ。ですが(苦笑)
確かに頂戴致しました。 有り難く保存しました。
お疲れ様でした。
今回のデザインの言い訳というか弁明というか解説
着さんは真面目な苦労人で且つ匈奴戦の数少ない生き残りであり、雷薄と同じくらいか少し年下
また戦える文官ということで演義での徐庶や史での鄧艾のようなイメージを想像しました
能力値傾向で最も近いのは陳泰(陳羣の息子)ですがそれを全てにおいて凌駕しています(最低でも関羽以上の名将です)
ということで服に隠れて筋骨隆々、年上の象徴のひげと若干のしわを追加、でもやっぱり真面目風となりあんな感じになりました
紅さんは旧姓の郭から、出たら負け軍師……ではなく郭氏(資料によっては郭皇后とも)が一発で思い浮かびました
人妻風味と商家風味を追加して粉砕し、真名からカラーリングを決定しました
描いてる途中で袁家には郭姓がもう一人いたような……ということで調べてみると、部下に鍾?の外甥でもある郭援という将がいました
顔良・文醜にも劣らないとも言われるほどの猛将だそうで、親戚筋としては妥当かと思っております
横着さんかっけー
実際かっけーマジかっけー
これは名将ですね凡人はやはりさっさと隠居すべきだなあと誰かが主張しておりますw
筋骨隆々な文官というのはきっと袁家の名物なのではないかなあと思ったりします
その筆頭が田豊師匠と横着さんなのかなと思ったり
→沮授君には筋肉が足りない疑惑(実際細身)
人妻についてはもうね。
清純エロいわ。
そら横着さんも励みますよ。これは仕方がない。
こんなん励むに決まってるやん……。
けしからん、実にけしからん。
郭援については登場予定ないので、ある意味ご自由にとだけ。
>>592
解説有難う御座います。
……関羽以上の名将。まじですか?
何気に過去に曹操さんからお誘い受けた話書きましたが(副官募集編)第三者からそう分析されるとは。
おっちゃん。どないしよう?あんた偉い評価されとるで(これこれ)
横香さん。成程皇后級の美人だから南皮の男達を虜にしたわけですね。
というか書いてて気づいたのですが、よく後宮に掻っ攫われなかったな。と。
まぁ、後宮がちょっかい出してきても田豊様が男衆の代表で全力で妨害しただろうし。
郭援さんは、とりあえずは郭商会の用心棒的役割兼居候で居てもらいましょう。
しかし、公式グラ。豪快なひげ面でなかなか味のある……(笑)
>>593
>袁家名物筋骨隆々な文官
軍部系統では結構いるんじゃなかろうかと。
現代なら、自衛隊の上級将校がこれに値するでしょうか。
常在戦場の意識を持っていれば、常に鍛錬しているでしょうし。
>沮授さん
彼は完全な文官だから、筋肉が足りなくてもしょうがないでしょう。
ただ、現代と違ってほぼ人力のみの世界ですから基礎体力はしっかりあるでしょう。
>隠居を主張する凡人
横着さんも田豊様も洛陽や身内の暗闘やら交渉やら折衝やらからは完全に距離を置いてます。
というか、既に次世代に譲ってますね。
ただ、次世代が立ち往生した時は後ろからそっとしかしがっちりと支える。
そんな立ち位置になっているかと。
逆に田豊様は内外のあれこれを一人で支えてきた以上、二郎さんの隠居したいに渋い顔しているのが見える。
も少ししたら、何か投下。
>>594
>二郎さんの隠居したいに渋い顔
これ、本編でやりましょうかね
多分ぼやいてるのは親友二人
ほのめかしてるのは少女三人
ぶっちゃけてるのはお守りの幼馴染
理解してる順ですし、師匠にも漏れ聞こえてるかもしれませんねw
凡将伝らしくないシリアス(主人公がシリアス)ですけどw
投下に期待しながら……
>>575からの続き
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
先触れの少し後から、
ぞろぞろぞろぞろ。
と御付きやら護衛やらが入ってくる。その少し後からまず大将軍様が、次いで東宮の文武官、女官に傅かれた皇后陛下と皇太子様。
その後ろからも、
ぞろぞろぞろぞろ。
は続いているが、割愛。
皇帝陛下と御一家、大将軍様を除く全員が跪いて礼を執るが象だけが悠然と立っているのがなんともいえない。
礼を執りつつ、ちら。と盗み見たところ御一家と大将軍様が何事かを会話されている。
少し頭を上げてさらに状況を見ていると、こちらを指差してなにやら言い争っている。ようにも見える。
「都水長史殿。皇帝陛下が下問したき事有と仰せです。立ってこちらに来られませい」
大将軍様の声に、ははっ。と短く返事を返して立ち上がり、顔を俯けたまま両手を組んで捧げて進む。という器用な事をしながら御前へと歩を進める。
御一家と、大将軍様の前にその格好のまま膝をつくと、すぐに皇帝陛下が、「良い。朕が許す。都水長史、立って朕と大将軍の下問に答えよ」
と詔を発せられる。
まだ顔を伏せていることに気付いた皇帝陛下。「面を上げよ」と再度詔を発せられやっと顔を上げられた。
……後で陛下に、「横着は真面目すぎていかぬ。ああいう時はどさくさで顔を上げたらよいのだ、朕が許しておるのだぞ?」と呆れられたが。
さて、下問をしたかったのは皇后陛下のようで、
「一体、これは何の騒ぎじゃ?」
……ええと、直接旦那様に聞いて頂くか誰か物見を走らせた方がそのような迂遠な問いをしないで済むのですが。
まさか皇后陛下にそんな事も言えず、私が把握している事実のみを丁寧にお答え申し上げる。
私の奏上を聞かれた皆様はというと、
皇后陛下……唖然。
大将軍様……苦笑。ついでに、「貴様もご苦労なことだな」といった感じの視線も頂戴した。
皇太子様……興味津々。というより既に象をじっと見つめておられる。
「九卿の席にありながら、そのような危なきことに陛下を巻き込むつもりか?どういう心根ぞ、都水長史」
いやまだそこまで行ってませんが。とは言えず、かといって反論すると碌なことにならないのであえて沈黙していると、
「陛下。恐れながらお尋ねしたき事が御座います」
状況を眺めていた大将軍様が、皇帝陛下に質問の許可を求めてきた。
「む。許す」
「では恐れながら。まず、これ(象)に乗ろうとお考えになられたのは陛下ご自身のお考えで御座いましょうか?」
「うむ。このような怪物に乗ってこそ朕の価値が世上に知れようというもの」
「では次に。陛下が御一人で乗れるようなモノではないと臣何進は愚考いたしますが」
「そうだ。故に象に乗った否乗りこなしていたと推挙有った都水長史を呼び出したのだ」
「ならば、この状況は都水長史横着公が自ら乗り込んで、玉体の御安全を確かめる所では御座いませんでしたか」
……普段から腹芸だ根回しだ暗闘だやっているんだろうなぁ。上司である陛下を相手にここまですんなり状況を引き出すとは、田舎者の武辺者には無理だわ。
ほけーっと感心しながらやりとりを眺めていると、袴の裾をくいくいと引かれる感覚。視線を下に向けると、皇太子様がどういう訳かそこにおられた。
え?うえ?はい?へ?
皇太子様がそこにおられるのは皇后陛下と共に出座なされたので。だが何故私の傍に御一人で来られたのかが理解できない。
内心恐慌状態の私を見上げながら、
「貴公は象に乗ったことがあるのですか?」
物凄い瞳を輝かせながら、わくわく顔でお尋ねになられてこられた。
「は。そもそもの主である袁家の本拠である南皮にて、預かり物の象を管理しておりまして。その関係で乗ることも御座いました」
……嘘は言ってないぞ。
というか、御付きは何をしているのだろうか。もし害意ある刺客が紛れていたら、容易に暗殺されるぞ。
見当違いの方向で心配していると、背筋が怖気立った。
(しまった)
完全に背後を取られ、しかも皇太子様がおられるというに賊の気配すら察知できなかった自らの不覚に命を失う覚悟をしていると、
(大丈夫でございますよ。御味方に害は与えませぬ。ただ、太子様に皆の注意が向いておりませんでしたので)
声に笑いを含ませながら、囁く女性らしき声。
いまだ背に暗器が突きつけられている感覚を味わいながら、
(すまないが、私は丸腰だ。その物騒なモノを引いてくださると有り難いが)
背後に囁き返すが、
(あら、懐と袖口。それに沓にも。随分と用意周到な事)
……見切られてやがる。まさか、張家の手の者か?
(いいえぇ。袁の張家の噂も実力もようく知ってますけどねぇ。けど、袁の次女を張家の娘が溺愛しているように太子様を陰ながらひっそりと愛を持ってお守りしている者がいても当然でしょう?)
……こいつ(仕込)を以て皇太子様に害意ありと俺を殺るってぇのか?
(まさか。貴方様が太子様を殺すなぞ、得も利も恨みも無いのにするはずないですし。それに甘い貴方様は次の陛下たる太子様に忠誠こそ誓えども殺意はありえませんしねぇ)
くすくすくす。まるで小馬鹿にした笑いと同時に背後の殺気が消えた。が、相変わらず背後を取っている気配は消えない。
……てめぇ、何がしてぇんだ?この場で騒動起こす気はねぇが、あんま舐めてってと少しは痛ぇ目見るかもよ。お?
(そうね。貴方様からは修羅場を潜り抜けた者の臭いがするわ。それも血みどろの修羅地獄を、ね)
……どこまで知ってやがる?というより何が目的だ?
(そうそう。肝心な事を忘れていたわ。太子様があれに乗るなら、精々身辺を護ってくださいな)
……そんなことか?当たり前のことを思わせぶりに頼むな。阿呆。
私のこの返事に、毒気を抜かれたような空気の変化があった。
(当たり前?そんなこと?なんでそんなに簡単に言えるの?)
どこか悲痛な、責めるような問いにも答えが決まっているから私は動じない。
……あのな。身分が誰であろうが歳が幾つであろうが自らの指揮下責任下のもとで事故を起こさない、怪我をさせない。これ基本だ。
どんなに嫌な奴であろうと仕事ならば無事に終了させる。仕事を離れたら、その時は別だがな。
ただ、こちらの指示には従ってもらうし最悪護るための行動は取らせてもらう。それが駄目つうなら、そんときゃここ以外でちいとオハナシアイってぇ奴をさせてもらうぞ。お?
急に背後の気配が消えた。そう感じたすぐ後、
「まぁ、太子様。そんな所におられたのですか。都水長史様も、太子様を護って下さいまして感謝いたします」
妙齢の、皇太子様付きの女官と思しき妙齢の……妻の八割位の美貌だ……女性が現れた。
まぁ、暗闘をこなしている間にも大将軍様と皇帝陛下、皇后陛下との話し合いは進んだようで、再度、
「都水長史。両陛下の前に出でませい」
大将軍様直々の呼び出しがかかった。
今回は、礼を執る前に「皇帝陛下の勅である。そのまま進み出て陛下と対面なされよ」と大将軍様より沙汰があった。
……というか侍中や常侍は何しているんだ?
まあともかく、両陛下と対面すると皇帝陛下が改めて重々しく、
「都水長史。勅である。朕並びに皇后、弁太子をあの『象』という獣に乗せて御者をせよ」
という妙な勅を賜る事となった。
今回ここまで。
横着さんに絡んだ女官は一発モブです。珍しく使い捨て。
乙ですた!
横着さんの無駄な気苦労が凄い!
実際駆け引きとかの描写は流石に羨望ですねえ……。
くそ!これが格差社会か!
モブ女官さんの存在にほっこりしました。
全部何進の威光じゃなくても味方もいるのだなあと。
尚、弁ちゃんはこの方です
___
/rニー 、` ー、
/´/'´ _,. l,.....ヽ ヽ
r''ヘ_ _ ,.r' l lヽ .i
,r '´l _. リ ! / l.〉 l,r
l 、i(._` `ー-‐'ヽ./ l`
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r‐ 、 _ i:::::;::;_;l-'´` ‐ ̄._ l _,、_'ノ- i、._
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ヽ、 / ,ヽ. i. ヽ -r:::::'::::´:::::::::::;::::-‐::':´::::::)
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_,/ /. ヽ_ _,.. -ヘ-'  ̄
r' ´ ヽ  ̄
ヽ、 _ノ
cast:野比のび太(ドラえもんシリーズ)
素材はともかく何進さんは成長させる気がないです。
一応、名有オリキャラはcast設定してますので、キャラつかむのに微妙とか
先出人材とかいましたら是非ご相談くださいませ
尚、今上陛下はまったく手つかずなので楽しく拝見しております
>>599
>横着さんの無駄な気苦労
……端から見てるとそうなんですよね。
良くも悪くも真面目なんです。
後、子供好き(Notロリコン)みたいです。
昔よくいた「なんだかんだ怒りながらも子供達の遊び場を確保したり、安全を見守ったりする大人」的な。
>何進さんの思惑
傀儡にするならそういう育て方しますわな。
ただ、成長させないのが自我なのか全体なのかで 行く末も変わって来ますが。
この子難儀な事に王朝が 存続している間はヒキニートでも生活出来る身分なのがまた。
ただ、このIF世界では 多分横着さんが胃の痛い思いしながら弁ちゃん構いそうですが(苦笑)
そういえば、官位買い占め計画案で麹義様も割り当て対象に入ってたような?
乙でしたー
>>596
>> 大将軍様の声に、ははっ。と短く返事を返して立ち上がり、顔を俯けたまま両手を組んで捧げて進む。という器用な事をしながら御前へと歩を進める。
○ 大将軍様の声に、ははっ。と短く返事をして立ち上がり、顔を俯けたまま両手を組んで捧げながら。という器用な事をしながら御前へと歩を進める。
【短く返事を返して】だと意味が重複するので【短く返事をして】もしくは【短く返して】の方がいいと思います。【捧げて進む。~歩を進める。】も同じく進むことが重複してるので片方だけにした方がいいと思います。
こういう武辺ものと謀略腹読みしてた人だと観点が違うからなあ。そこいら辺のすり合わせは実際大事、納得は出来なくても理解しないと無駄に敵を作っちゃうからね・・・仕方ないとは言え女官さんあと少しで無駄に敵を作るところだったけど
象は怪物か…確かに何も知らないであれ見たら怪物だよな。牙もあるし怖いわ
>>602
こういう所に学習量の差が出る。うん。(現国と古典の成績が三年間オール2の人)
>女官さん
横着さんの場合、敵認定より先に実力行使する人です。
妙なところで短気&血の気の多いDQN気質なので。まぁ当身位で済ますでしょうけど。「静かに無力化」の方法を会得している御仁です。
というか、女官とは名ばかりの東宮の隠密護衛なのかなと。
さて、続き投下しますよ。
続きwktk
>麹義のねーちゃん
そらもう太尉想定でした
袁家で最高の人材をつぎ込むという前提です
それくらいでないと中央の闇に呑まれてしまいそうなw
勅が下った以上、臣としては行動に移さざるを得ない訳で。
未だ象に横付けされたまま半分放置状態の櫓へと近付き、あえて力を込めて段を踏みしめる。
……ふむ、どのような人物が利用するか分らない以上丈夫に丁寧に工作するのは賢明だな。
一段目を片足で踏みしめたまま、目で輸送団の頭と思しき商人風の男を呼び寄せる。
そそくさと私のもとにやって来た男。
(あの、何か不都合でも?)
(いや、このままこいつ(象)に乗り込んでもかまわないのか?)
(ええまぁ。こいつ(象)自体は自信を持って安全だと言い切れますし、どうぞそのままお進みを)
男が胸を張って言い切ったので、多少警戒しつつもそれを象に気取られぬよう平常心を心がけながら登っていく。
十数段を上ると、象の背と床の高さが変わらぬ櫓の天辺に着いた。
静かに進むと象の大きさに合わせて誂えたらしい鞍が並んでいる。
躊躇う事無く首の付け根と思われるあたりの鞍にそっと横座るように座り込む。
下から視線を感じたので見下ろすと、世話役的な男が馬で言えば引き綱のような物を片手で握ったままこちらをじっと見上げている。
つい、馬上指揮のクセで片手を挙げると、動物が動き出す独特の揺れと共に象が足を前に踏み出しはじめた。
SIDE地上
……象の大きさに思ったことは違えども驚いている皇帝以下の面々。
象が横着を乗せて一歩を踏み出すと、
「「「「「「「「「お!?おおおおおおおおお!!」」」」」」」」
異口同音にどよめきが揚がった。
玉体の安全の為に。と、象より距離を置いて眺めている皇帝やその一家だが、離れてもその巨躯は圧倒的な存在感でこの場を支配している。
「でかいの」
思わず。といった風に呟いた皇帝の発言を耳聡く拾った何進。
「真に」
冷静に象の挙動を観察しながらも返事をする。
「都水長史が置物のようだな」
「然り。で御座いますな」
なおも歩み続ける象を目で追いながら、
「大将軍なら、あれをどう使う?」
為政者、否軍の統帥者としての顔で何進に問い掛ける。
(……喰えぬお方だ)
内心ともかく、それを表情に出さず。
「使う事は無理で御座いましょう。まず数を揃えなければ単なる的で御座いますし、大体あのような化け物我らで御しきれる筈も御座いませぬ」
冷静に指摘する。
「ふむ。朕が勅でもか?」
「応じる州牧、太守はおりましょう。しかして集めたあの化け物をどう養いまする?」
「朕が牧を適当な地に作れば良い。下問したところ馬とあまり変わらぬ餌で飼えるそうだが?」
「身体が違いすぎまする。金は餌にも付いて回りまする」
「ぬぅ。都水長史と違って大将軍は朕の考えを頭から諌めるのか。まだ都水長史の方が少しは考えるぞ」
……ぶちっ。
(あの田舎九卿。一回締めてやる。飾りの皇帝を調子乗らせやがって)
妙なところで敵を作ったとも知らない横着である。
とりあえず、ここまで。
IF世界ですので、「凡将伝の何進大将軍」とは少し性格違います。
というか、この先でこの二人に大立ち回りやらせたいので(ぶっちゃけ)
>>606
乙です
>「使う事は無理で御座いましょう。まず数を揃えなければ単なる的で御座いますし、大体あのような化け物我らで御しきれる筈も御座いませぬ」
なんて冷静で的確な判断なんだ……
なお凡人
「いや、思いつかないです」
象兵はかく乱されるものという思い込みw
>大将軍は朕の考えを頭から諌めるのか。まだ都水長史の方が少しは考えるぞ
これは大将軍おこ案件w
きっと皇后経由で何らかの制裁があるに違いないw
>というか、この先でこの二人に大立ち回りやらせたいので(ぶっちゃけ)
えっ
その発想はなかったので大期待です!
まあ、知らんうちに敵が出来てるとか普通ですよね!
普通ですよね!
追伸
清武獲得で追加スポンサーとかすごいなと思いました
スタジアム募金目標66億につきましては微力ながら参加いたします
やはりサッカー専用スタジアムが欲しいですよね
しかし清武&柿谷という天才中盤を活かせるのか、監督の手腕に期待です!
麹義様IF世界に降臨。
恋物語やっちゃうよー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「なぁ。何故私が北方の護りを捨ててまでここにおらねばならぬのだ?」
南皮の執務室とは桁違いの豪勢な部屋で、日々軍部の上申を片付けながらもう何度目か数える事も止めた質問を副官にぼやく。
返ってくる答えも、
「それはまぁ、麹義様が軍部の統括者ですから。逆にお断りしても良かったのでは?」
いつも同じ。
だが、漢の軍部がここまで弱体化しているのを知った今では逆に義侠心というか危機感を持って動くようになった。
幸い、三公が一の太尉の座に就いたので現在は職権で軍部の再編中だ。
(官軍が蛮族共からの防波堤位になってもらわないと、袁家や北方諸侯が盾になっても抜かれた時に中華は終わる)
再編には抵抗が予想されたが、意外や武官達にも同様の危機感を持った人物が多く順調とは言い難いがそれでも少しずつ進んでいる。
それは良いのだが……
「申し上げます。う……」
だああっ!!またあいつか!!
「今忙しいと
「だと思いまして、こちらから伺わせて頂きました」
……あーそのーうん。わざわざ申し訳ない」
物好きにも私に求婚し続けているあいつが目の前で微笑んでいた。
おらそこ!にやにやすんな!
「で、皇子様がわざわざ臣下に何の御用ですか?」
人払いする前に執務室の官僚共が率先して退出しやがった。腹が立つのが上司のはずの私に妙に暖かい視線を投げかけて行きやがった。
で、皇子の副官もこちらに、
「私も次にて控えておりましょうか?」
と真面目に聞いてきたものだから、
(頼む、頼むから居てくだされ)
思わず目で救いを求めてしまった。
「まぁまぁ。私は校尉の身でありますので、上司たる太尉様にはちゃんとご挨拶を。と」
しれっと礼を執りやがるのがまた。
「で、用件は何だ?太尉たる身、これでいて忙しいのだ。浮ついた話なら断らせてもらうが?」
「いえいえ、ちょっと洛陽城下で小耳に挟んだのですが……」
表情を引き締めた校尉の話は確かに興味を惹かれた。だが、軍部最高の私を動かすには弱い。
「それだけでは、司隷校尉や御史の領分だ。私を動かすならそれに値する情報を提げてこい」
「なら、これでは?」
見せられたモノは流石に動かざるを得ない。そういう説得力を持っていた。
「わかったが、三公直々に動くというのは本来有り得んのだぞ」
「では『三公の置物』を置いていきましょう。なに書類さえ整っていれば後は置物でも回るのが都です」
……待て。身も蓋も無いことを言うな。それでは別に私が洛陽まで出仕する事がないと言っているのと同義ではないか。
「いえいえ。『袁最強』の武官にして長期にわたって巨大勢力の軍部を仕切っている貴女は公私共に必要です」
……『私』は別にいらんと思うが。貴方位ならもっと似合いの嫁を幾らでも娶れるのに。こんな嫁き遅れの醜女、からかって楽しいか?
「あー!それはこちらの言う事です!母上にも散々『孫はまだか。早くあの女性を嫁として会わせなさい。というか貴方まさか愛想つかされるような馬鹿な事申したのではありますまいな?』と散々に言われ続けているのですよ」
……ま、まぁとにかくだ。この場合は拙速の方が良いみたいだ。
「そうですね。一緒に参りましょう」
……なぁんか違う意味に聞こえるんだが。
こちらもここまで。
同時並行が出来るか?次回でわかるかも(笑)
>>608
清武さん。ググってみたらスペイントップリーグで名を売りまくったようで。
うん、スポンサードしたら会えるからそら出資します。
アタシの場合は有名無名問わず、Jリーガーつうだけで「凄い凄い」のチョロいおっさんです。
イメージは街のミーハー。
ただ、そんなアタシにも きちんと接するのが教育の賜物か。
セレッソの営業さんから 「募金に協力して頂き、ありがとう御座います。『チリも積もれば』で微力であっても大きな力となります。感謝致します」
さすがに66億は無理ですが、多少は節税会社名義で。
献金するよかまだ有意義。
というか道楽に少し力入れられる位は含み益が出てきた昨今の株価。
ニヤニヤが止まらないですありがとうごじます!
いやあ、本当にニヤニヤしましたよ。本当に。
>だが、漢の軍部がここまで弱体化しているのを知った今では逆に義侠心というか危機感を持って動くようになった。
まあ、そうなりますよねえ。
そして。
>官軍が蛮族共からの防波堤位になってもらわないと、袁家や北方諸侯が盾になっても抜かれた時に中華は終わる
実際その通りなのですよね。なのでどこぞの凡人も中枢に最も信頼する方を推挙したのだと思いますがが
>再編には抵抗が予想されたが、意外や武官達にも同様の危機感を持った人物が多く順調とは言い難いがそれでも少しずつ進んでいる。
これはもう、ねーちゃんの人柄が大きいのではないかなあと思います
無論背負った実績が前提としてありますけれども
>だああっ!!またあいつか!!
どっかの凡人は割とやきもきしてると思いますw
>>611
>清武さん。
割とね、翼君と岬くんみたいになったらファンタスティックだなと思います。
個人的には目の前で見たファンタジスタは本山さんなので絡めてくれたら多分ファンタスティック。
>というか道楽に少し力入れられる位は含み益が出てきた昨今の株価。
私もねーすこしはねーw
元本がもうちっと増えたら(今の3倍)隠居して駄文に全力しますけどねえw
いや、単に今の担当が重いから逃げたいというのがあるのですけれどもw
一方的に愚痴でごめんなさいです。
>>609からの続き。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
羽林校尉(皇子)より、『場所が場所ですので』と忠告されたので、庶人の小金持ちが着るような 服に着替え宮殿の表で合流する。
……途中で横着に会ったが、私の格好に怪訝な顔で「何がありました?」と尋ねるから潜入だと答えると、
「なら、男物を着る。それとこいつを持って下さい。これみよがしの武装は庶人はしません」
その言葉と共に短刀と小さいが重い紙包みを数個渡された。
もう一度戻って男物に着替え懐に短刀、両袖口に 紙包みを仕込んで戻る事になったが。
待っていた校尉(皇子)が私に気付いたが、軽く頷いただけで歩き出した為追いかけて横に並ぶ。
宮殿を抜け、政庁のある 表に出ると道を逸れ庶人が出入りする門へと。
校尉(皇子)が二人分の 偽造の鑑札を持っていた為簡単な誰何で潜り抜けたのは個人的には思う所あるが、今はありがたい。
大通りの雑踏に出るまでは余り会話しなかった我々だが、雑踏に紛れると まず校尉(皇子)がつられて私も大きな背伸びをする。
その後二人して顔を見合わせてしまう。
「三公の職は大変ですか?」
労るように問いかけてくる皇子。
「大変ではあるが、地元ではもっと少ない手勢で 今の三倍こなしていた。
手足が充分にあるから思考に集中出来るのはありがたい」
「陛下とはどうですか?」
「朝議の席で謁見するだけで、聞かれる事も一般的な事ばかり。
……もっとも、都水長史公は個別で苦労しておる みたいだが」
二人の共通の知人の話が出たので、しばらくはそれを話しながら雑踏を進んで行く。
商人街に差し掛かった頃 さりげなく私の上着の裾を軽く引くと、
「目的地はこの奥です」
私にだけ聞こえる声量で それだけを言う。
知らず緊張する私に、
「私が守ります。だから 力を抜いて。
無理なら逆におのぼりさんになりきって、ひたすらきょろきょろして」
……何だろうなあ。この いかにも女を侍らせ慣れているような扱い方。
「……いや。仕事柄、このような行動が多いだけで。
というか、ヤキモチ。ですか?」
違う!何だその笑顔は。
「他意はありませんよ。 それに……ねぇ……」
まあいい、真面目にやれ 。
「はい、了解です」
……ったく。
なんか降りて来たから、 投下。
居座ってくれたら夕方以降にもう一回かも。
では
乙でしたー
>>609
>>人払いする前に執務室の官僚共が率先して退出しやがった。腹が立つのが上司のはずの私に妙に暖かい視線を投げかけて行きやがった。
○人払いする前に執務室の官僚共が率先して退出しやがった。腹が立つことに上司のはずの私に妙に暖かい視線を投げかけて行きやがった。 もしくは
○人払いする前に執務室の官僚共が率先して退出しやがった。腹が立つのが上司のはずの私に妙に暖かい視線を投げかけて行きやがったことだ。 の方がいいと思います
>>614
>>校尉(皇子)が二人分の 偽造の鑑札を持っていた為簡単な誰何で潜り抜けたのは個人的には思う所あるが、今はありがたい。
○校尉(皇子)が二人分の 偽造の鑑札を持っていた為簡単な誰何で潜り抜けたのは個人的には思う所があるが、今はありがたい。 もしくは【思うところも】でどうでしょう
>>商人街に差し掛かった頃 さりげなく私の上着の裾を軽く引くと、
○商人街に差し掛かった頃 さりげなく私の上着の裾が軽く引かれ、 もしくは 商人街に差し掛かった頃 校尉(皇子)殿はさりげなく私の上着の裾を軽く引くと、 の方がいいと思います
・・・学習量の差???3流大学どころかそもそも専門学校出ですよ、わたし。それを言ったらやっぱり何かを書ける人の方が凄いと思いますよ
乙ですだよ
楽しませていただいてたんですが体調不良にて感想遅れました
>「なら、男物を着る。それとこいつを持って下さい。これみよがしの武装は庶人はしません」
なんて冷静で的確な助言なんだ!
なお、デートに男装と武装を薦める㌧稚気w
だが多分好評だったから問題ないな!
>「大変ではあるが、地元ではもっと少ない手勢で 今の三倍こなしていた。手足が充分にあるから思考に集中出来るのはありがたい」
袁家も官僚の質量は大概ですが、なるほど中央は手厚いでしょうねえ。
これまで不遇をかこっていた官僚たちでしょうし、なるほど納得です。
ある程度手すきの時間はブレーンストーミングに実際有効ですし。
※凡人は仕事せずにブレーンストーミング優先してますが周りが頑張るので問題ないです
>……何だろうなあ。この いかにも女を侍らせ慣れているような扱い方。
きゃわわわわあ!
次回も楽しみにしてますよー
諸事多忙に付き、更新が止まっております事深くお詫び申し上げます。
……としか言えないです。
本業と副業とおまけが同時に忙しくなるとは、周楡さんでも陸遜さんでも 風さんでもネコミミでも 想定できまい。
……二徹開けの頭なので 勘弁。
乙ですだよ
リアル大事にしてくださいませ
いやまあ、安倍さんトランプさん会談からのお泊りゴルフ、からのミサイル発射で緊急声明
からの正男暗殺とかリアル先輩は容赦ないなとw
創作でこんなんやったら
「流石にないな」
と脳内でストップがかかりますわw
面白い零れ話とかあったら、危なくない範囲で、ぜひw
>>616
学歴より「どれだけ深く濃く分野を掘り下げて学習してきたか」ですよ。
赤ペン先生の名前は敬意の証、実際校正職で生活できるレベルです。
ただ文(文章に非ず)を書き連ねるのは基礎学力さえあれば(以下暴論)
>>617
楽しんで頂いているのなら幸いです。
横着さんは、監察官みたいな事もやってましたし。初期の城巡りやら城下の見回りもそうですし、むしろ悪所の無頼共とやりあわない方が不思議。
ただ、麹義様も潜入としか答えてないので横着さん的には逢引想定はなかった模様。
>>619
危なくなく、面白い零れ話……
元々まさおさんは「あの民族のことだから、いずれは暗殺するかされるか?」と常にヒソられてた方ですから。
万景峰号がまだ出入りしていた頃に、結構NKと取引していた事もあります。いうても生活雑貨とかしょぼいモンですが。向こうからは生薬を。
ちな某所からは「いちおまだ対象っす(意訳)」と釘を刺されてます。
チャイナは「香港と台湾以外はまともじゃない」SKは「モノがあるのか?(対等取引できる)」で基本放置。
曽祖父、祖父が戦争世代で更に曽祖父は大陸浪人(もどき)をしていた自由人だそうで。
祖父は士官学校、陸大卒の職業軍人。ただ、「落ちこぼれの万年少佐」で事実上後備で本土決戦の計画を現場指揮していたそうで。
本人の笑い話に「アメが進駐してきた時、GHQの本部で通訳やったら相手が西部訛りこっちはキングスで向こうが本気でびびった」
「英仏系の連中が訪ねてくると軍用の仏語が出来るやつがいねえから、たまたま諜報系の連中から習った仏語で喋ったら「貴君は北印(仏領インドシナ・現ベトナム)に出征していたのか?」と聞かれた。「な訳あるか、帝大(大嘘)の語学力なめるな」と返したら感心してやがった」
ただ、戦争世代で命的な経験を山としているので案外左寄りな思考の持ち主ですが、「現実問題を放置して攻撃ばかりする連中には近寄るな。そいつらはやってる振りだけだから一分野でも損得抜きで働いている下っ端に金を撒け。人を出せ。その代り勝ち得た物はすべて広く吐き出させろ。政治運動じゃなんじゃは
すべて余裕のある道楽じゃ。道楽なら金はいらんじゃろ」
実際、80年代の政党党首がうちに来るとよく祖父の怒鳴り声が響いてました。
父も「政治屋なんぞ寝言で金儲けしてる詐欺師よ」と距離を置いていたので、私が議員の下働き始めた当時は「自分で食い扶持は稼げ。家をあてにするな」
と最初にガツンとやられました。
今のこの稼業は正直その当時の延長線上ですね。
ただ、実は祖父から内緒の資金援助を受けてましたが(苦笑)
「政治屋になるというより、どうも政治屋を利用したいようだな。なら、自分一人は食える何かを持っとけ。土建屋は案外融通効くからそこらの発言権を持っとけ」
で、当時は見向きもされてないゼネコン株を少しずつ買いためて、気付けばまぁ……それなりに。
同時にほんの少し中央官庁に顔が効くようになりましたので、やっと自分の食い扶持を稼げるように。
さて、続き。出来たらですので、期待しないでくださいね。
>>614からの続き
☆☆☆☆☆☆☆☆
洛陽。と簡単に括ってしまいがちだが、当然様々な区画がある。
皇帝も、百官も、庶人も生活している訳だから、当然商売もある。
小は露店や屋台や立ち売りから、大は豪商まで様々だ。
……そう言えば、紀霊が南皮で母流龍九とかいう商会を運営していたな。着(横着)の嫁の里も結構な豪商だ。
賑やかな大通りを進み、商人の区画に入るまでふとそんなことも考えていた。
だが、商人街に入り校尉(皇子)の目的地の近くに来るとそんな思考いや感傷は一瞬で霧散する。
商店。というより商館。そう呼ぶのがふさわしい敷地規模が大きい館が立ち並び、荷を山と積んだ車が始終切れ目なく出入りしている。
行き交う者たちも、下働きでさえそれなりの身なり……襤褸を着ていないだけだが……で仕入れにきた者たちもみな小ざっぱりしている。
(なるほど。国の中心だけはある)
妙な感心をする事自体、私が田舎者である証拠なのだろう。よく見れば、異国から来たと思しき者たちもちらほらと見える。だが、
(あれは……)
匈奴の商人らしき連中もいる。商人ならまだ良い、というのも奴らを見たときからしきりに何かが騒いでいる。
(本当に商人か?やけに物腰が武人のそれだが?)
と。
ぐいっ。
(え。えええええええええええええええええ。ちょっと待て、私は一向に構わんが私の心の準備がいやだからそのなんだ)
急に校尉(皇子)に腕を引かれ、図らずも密着する形となる。
(いくら惚れたとはいえこんな所でいきなりいや強引なのもこれはこれでで違う!)
内心恐慌の私に、静かにしかし微量のなにかの混ざった、
(露骨に見すぎです。相手が警戒してしまいます)
校尉(皇子)の指摘に、我に返る。
(すまん。つい我を忘れた)〈私は一体何を考えていたのだ。大体いまはその、あ、逢引とかではなく不穏の種を調べにきたのだぞ〉
囁き返しながらも内心の鎮静化に必死な私を、不思議そうに見ると、
(いやまぁ、お気持ちは解りますよ。ですが、対象に意識を集中するのは危険です)
諌めてくれる。
……ということは、やはりあいつら。
一瞬にして冷静になる。が、相手も気付いたらしい。不審気な雰囲気でこちらをちらちら見ている。
拙いな。さてどうするか。
思いは彼も同じだったようで、表情に微量の焦りが見える。そんなところに……
「あれ?コウさん達じゃないですか?仕入れですかい?」
突然の呼びかけに振り向くと、ひげ面の男が屈託なく笑いながら立っていた。
こちらは知らないが、どうやら味方のようなのは間違いない。
彼もそう判断したようで、
「そうなんですよ。しかし生憎出物が無いのでどうしようかと、思案していたのですよ」
男に話を合わせる。
「なら、ちょいと面白いものを見つけたので話だけでもどうです?」
「良いですね。是非聞かせていただきましょう」
そうやりとりしながら、さりげなく私を挟むようにその場を離れる。相変わらず不審気な視線は追いかけてきたが、それも途切れた頃、
「助かりました」
「いや、着の兄貴が『麹義様が何かされようとしているから、後を追って拙そうな事態になったら煙に巻け。腕力沙汰になったら、遠慮無く暴れてこい』と言ったのでずっと後を追っていましたよ」
「……前から思っていたのですが、横着さんって何者なんですか?」
それについては、私の方が詳しいので簡単に袁家内での役目とそこに至った経緯を教えてやる。
「………よく権力闘争に巻き込まれませんね」
「あやつは本当の意味での中立だからな。逆に誘いをかけたら私でもぶん殴られるぞ」
「確かに、着の兄貴ならやりかねませんや」
がっはっは。と豪快に笑うのはいいが、貴様何者だ?
「アタシぁ郭商会の居候で、郭、援と申します。親父が郭大人の弟で義理ですが紅姉貴の義弟(おとうと)でもあります」
……いや待て、甥じゃないのか?よく判らんが。
「かもしれませんがね。アタシにとっちゃあ着様は兄貴っす」
あいつも妙な義弟、いや舎弟か?を持ったものだな。
「まぁ立ち話もこれくらいで。どこかで一度腰を落ち着けましょうや」
二人とも反対する理由もないので、その場から移動することにした。
『いたか?』
『いや。さっきまでここらへんにいたはずだ。あの足取りなら』
『おかしい。もっと広い範囲を探せ!』
「ふん。砂漠の蛮族がちょろちょろ何を嗅ぎまわっているんだ?」
『『『!? 貴様! 一族のや、厄病……』』』
「やかましい。いわずぞ?お?」
「誰が疫病神だコラ。疫病神はお前らだっつうの。いい加減にせえよ。お?」
今回ここまで。ちょっとずつ、ちょっとずつ。デレてます。(謎)
乙でしたー
>>621
>>(いくら惚れたとはいえこんな所でいきなりいや強引なのもこれはこれでで違う!) パニクッてたからこれでOKかも?
○(いくら惚れたとはいえこんな所でいきなりいや強引なのもこれはこれでって違う!) もしくは【これはこれで…違う!】 とかも良いかもしれません
>>内心恐慌の私に、静かにしかし微量のなにかの混ざった、
○内心恐慌の私に、静かにしかし微量のなにかが混ざった、 もしくは【微量ななにかの混ざった】 とかどうでしょう
>>622
>>『『『!? 貴様! 一族のや、厄病……』』』 これだと彼らの一族の、というか身内の中での疫病神っぽいので
○『『『!? 貴様! 噂のや、厄病……』』』 もしくは【例の一族の】とか(これだと一族の中でも際立って、と聞こえるので家全体がヤクい感じですが)某着さん(一応伏字)が匈奴からどういう目で見られてるかによるのでワンチャン【あの伝説の】もあるかも?
小声で話してる()と心中の()に違いがあった方がいいと思います>>(あれは……) とかどっちなのかちょっと分かりにくいので
小声の方を『』とか心中を《》とかに使い分けた方がいいと思います
プロでもやっていけるとまで言われると嬉し恥ずかしですね、今回は麹義さんの内心が非常に可愛かったですね。多分抱きしめられた時とか耳まで真っ赤だったんじゃないかしら
乙ですだよ
実に楽しい裏話に非常にわくわくしました。
正男さん影武者説な一ノ瀬ですw
本当に含蓄のあるエピソードありがとうございました。
勉強になるなあ。どっかで使ってもいいっすか?
そしてねーちゃんがきゃわわわああああ!
いやあ、乙女してますよこれは事案ですよ!
強い女性がデレていくのは……いいものですねえ……
ごちそうさまでしたおかわりもほしいぞです
次回も楽しみにしてますやおー
遅ればせながら乙
あれ?ほんとに郭援さん出てるー!!と何度も読み返したのは秘密ww
ねーちゃんが功を挙げたのには(史実では)異民族の血を引いてて向こうのノウハウ知ってるアドバンテージもあったわけだが、
口説く人によっては楽しみでもあるけれど恋の障害にもなりそうだねぇ
ただいまです。ちょいとUSAまで(宇佐に非ず)行ってました。
なんだな。日本とアメのイミグレの警戒度が違いすぎ。平和ボケ呼ばわりされてもしゃあないか。
ただ、頼むからこっちゃの発音よかひでえ人間にやらすな。途中からまともな係官に代わったが、アタシの何人か前の白人達がマジギレで捲し立てていたしなぁ。(合衆国西部の空港にて)
個人のしかも観光以外の入国にはまだまだ厳しいです。リアルで「ジャップ」呼ばわりされたのは初めてだ。
>>624
今回の指摘が実力差を端的に表してます。実際書きながら『先生。どうしましょう?』と心中で泣きついてました。
>耳まで真っ赤
そりゃまぁ、自分では気づいてないですが当然。ね。
>内心が可愛い
二人を結ぶように引っ張ってますから。つうか麹義様自身は恋愛面では普通人でしょうから素直に求められれば向き合うでしょう。
>>625
>どっかで使ってもいいですか?
どぞ(即答)とことんまで身バレ回避図ってますので嘘臭いのが難点ですが。
>正男さん影武者説
個人的にはそうあってほしいと思ってますが。
>おかわりも欲しいぞ
味は保証しませんよ?(苦笑)
>>626
>郭援さん
あんな印象的なグラの方、使わない方が面白くない。後恋姫&凡将時空で改変されてます。
>史実
ふわっと、ふわっと(謎の呪文)つか継承権無いですから。皇子様。それでもごちゃごちゃ言う外野は多分………
『人の恋路に茶々入れるんか?おま何様だ?お?』
謎のDQNに締められるでしょう(文字通り)
んじゃ、おかわり出来たら投下っす。
>>622よりの続き
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ここなんかどうですかね?」
商館街から大通りを挟んで二筋ほど奥に入った所で案内役の郭援が足を止めた。
……いや、ここは郭商会ではないか。洛陽にも店を構えているのか?母流龍九以上の規模ではないか?
「まさか。ここは仕入れの為の出先でさぁ。一応、本店の人間も出張っては来てますがね」
さすがに店は、というより商売はさせてもらえんか。結構商売人も閉鎖的ではあるのだな。
「そりゃまぁ、儲けが減るのにみすみす新しいのを入れる筋合もないでしょう。それに、郭商会自体は卸商ですからね。小売ならまだ入る余地はあったらしいですが」
………着。貴様の係累は化け物か?あっさり人の考えを読み取るとは。
見た目の豪傑髭に騙されがちだが豪商の血縁だけあって、なかなかやり手のようだ。
我々が近付くと縁台に座って赤子と一緒に日向ぼっこをしている女人がいる。
というか、横紅殿ではないか。いや、着が洛陽に出仕しているからこの奥方が着いてくるのは当たり前か。
と、
「只今戻りました。親父殿はおられますか?」
顔に似合わぬ丁寧さで紅殿に声を掛ける。
「あら。御帰りなさ……」
『あらあらまあまあ』そんな声が聞こえそうな表情で郭援に掛ける声を切って、こちらに顔を向ける。
だが、我々は内密に動いているので流石に名を出されるのはちと拙い。しかし、
「お客様をお連れしましたので。奥に御通ししてもよろしいでしょうか?」
郭援の問いにすぐに意図を察した模様で、
「叔父様ならお出かけされてますが、叔母様なら留守番でおられますよ」
我等の名を口にはしない。
「母上がおられますか。わかりました」
受けて郭援も我らの事を口外せず、あくまでも商談に来た客人という感じで、
「ではご案内いたしましょう」
店の奥へと我々を案内する。
最奥の部屋の前まで案内されると、
「少々お待ちを」
そう我々に断りを入れた郭援。うるさくない程度に扉を叩くと、中から、
「誰じゃ?」
女性の声。どうやら郭援の母らしい。
「援です。客人を連れて参りました。よろしいでしょうか?」
「お入りなさい。『お客様』もご一緒に」
そのやりとりの後、郭援の後に続いて我々も中に入れてもらった。
「ようこそお越しくださいました。生憎主は出かけておりますが、主に代わりまして御挨拶申し上げます」
丁重に礼を執る婦人。だが、その物腰はどこか気品がある。
隣の皇子も『どこかで……』といった感じで礼を受けている。
「さて、どこの高貴なお方かは存じませぬが。ここでお会いしたのも何かのご縁で御座います。以後、郭商会を御贔屓くださいまし」
微笑みながら再度丁寧に頭を下げる婦人。というか、我々が皇族と三公であることをどうやって見破ったのだ?
「ほほ。お二人とも、絹をお召しに御座いますね。いくら豪商であっても普段には綿を着ます。絹はそれこそ宮殿からの呼び出しや官の皆様の商談でないと着ませんよ」
成程。皇子はともかく、私は庶人のつもりだったが……そんなところまで見られているとは、商人とは目が効かねばならぬのか。
「いいえ。普通の商談なら、援は表の部屋で済ませます。そんな援がここまで案内する客なら、当然重要なお方でしょう。そう推察しただけのことで御座います」
事も無げに微笑まれ、絶句する我々。その耳に、
「叔母様。お茶をお持ちしました。入ってもよろしゅう御座いますか?」
紅殿の声が聞こえた。
「ようこそ洛陽郭商会に御越しを。麹義様。校尉様。いつも旦那様を引き立てて頂き感謝申し上げます」
我々の前に茶を饗した後、丁寧に礼を取る紅殿。婦人は少々驚いた様子である。
「麹義様。といえば、太尉様になられた御方では御座いませぬか。これは誠に御無礼を」
改めて丁寧に謝罪する婦人。
「いや、私はそこまでの者では無い。それに郭援殿には危ういところを助けて頂いた。こちらこそ礼を言う」
こちらも、丁寧に頭を下げる。恐縮気味に受けながらも隣の皇子に興味があるようで、
「こちらの御方は太尉様の部下で御座いますか?」
そう尋ねてくる。ちらっと隣を見ると、少し苦笑いの皇子。ふと悪戯心で婦人に、
「うむ。羽林校尉であるから、私にとっては部下に当たるな」
そう返事する。『そんなっ!』という感じでちょっとしょんぼりの皇子を横目に、
「もっとも、私にとっては『大事な』部下ではあるが」
……大体、校尉なんぞという官職を僭称するからこういう場で普段の意趣返しに合うのだ。太尉の私を嫁にするなら、自分はそれより格上の位を持たねばこういう場で釣り合いが取れんということが良くわかったろう。
ところで紅殿、私を見て思わせぶりに微笑むのはそのなんだ。はい、勘弁してください。というか、『いい加減あきらめましょうか?』と言いたげな微笑みをされますと……気づいてないだろうな?
『所で姉貴。あの二人はどういう関係なんでしょうか?』
『知りたければ直接尋ねなさい。ただ聞く前に警告しますが、旦那様に怒られますよ』
『ではやめときます。兄貴の拳骨はすっげぇ痛いですから』
『紅。あの二人、なにやら色恋の匂いがするのですが?』
『色恋と申しますより、単に戯れあっているかと。叔母様』
『そなたがそうきつい事を申すとは珍しい』
『いえ。旦那様を振り回すばかりでちっとも見返りがありませぬから』
今回ここまで。さて、味はどうだろ?(謎)
ああそうそう。
何か訳解らん事で国会が 揉めてますな。
知り合いの議員とこに顔出しついでに陳情託されたのを渡した際に、
「おたくら遊んでますのか?」
とやってしまいました。
はっきり言って、やってる事が問題なら法に照らして所轄が締めたらええ 話。
銭を問題にしてるなら、かっちり調べたら判る。
それより先にやる事ようさんあるやろに。
与党は与党で、つまらん話につきおうて。
一年議員が挨拶に来たから思わず嫌み言うてまいましたわ。
ただまあ、与野党共自分が何せなあかんか解っとる方は距離置いとるのが 救いですな。
共産党の某はえらい熱心に説明してくれはったが 『もっぺん憲法全文読み直し?憲法憲法言うなら 誰の為の物かよう考えや』
で、話終わってまいました。
ちょっと堅い事言いますが、憲法の中の自由て『他人を一方的に傷つけん限り、自分のやりたいようにしなはれ。自分の思た事言いなはれ書きなはれ。
その代わり、相手の言いたい事もちゃんと聞きなはれ。書いた事自体にケチつけなさんな』
つう事ですわな。
そらまあ、幼児相手の先生らも思う所は様々やろし、雇われやから言いたい事言えんだけで。
正直、てっぺんの考えが右でも左でもよろしいけどな、子供預かってと教育とを商売にしてるなら 拠って立つモンの法くらい守りなはれ。
そう言いたい。
同様に、議員センセも『それはそれ、これはこれ』しなはれやと。
何やね、見てたら自分らが憲法都合のええように 使うてるように見えてちょっと気ぃ悪いですわ。
突然何やとお思いでしょうが、国会の会期て結構貴重なんです。
阿呆みたいな事で時間無駄にすな。
と、言う事ですわ。
時給換算でいくら無駄にしてるんやろかねホントに・・・
乙でしたー
>>628
>>我々が近付くと縁台に座って赤子と一緒に日向ぼっこをしている女人がいる。
○我々が近付くと縁台に座って赤子と一緒に日向ぼっこをしている女人がいた。 の方が良いと思います
>>629
>>丁重に礼を執る婦人。だが、その物腰はどこか気品がある。 【だが】は否定文なので【丁重】と【気品がある】は結べないと思います
○丁重に礼を執る婦人。そして、その物腰はどこか気品がある。 とかどうでしょう。ピンとくる接続詞が難しい(ゆえに、だから、従って)どれも違う気がしますねいっそのこと接続詞無しもありかもしれません
>>隣の皇子も『どこかで……』といった感じで礼を受けている。 これって皇子が奥方様に見覚えがあるけどどこで見かけたか思い出せないってことですよね?
横着さん関連でマークしてたなら忘れるはずないですし、それ以外で1商人としての奥方様を見かけたとしたらそうなりそうな(王族と面通しする)場面では奥方様はそもそも前に出ないで(店番してそう)大旦那様が出てそうなんですが。皇子様が記憶に引っかかる程度という絶妙な印象の強さ(まさか道端ですれ違った人の顔まで覚えてるとは思えませんし何か印象に残らない程度の面識があるということ?)ってどこで何があったんでしょう…王子様が飲み屋に入ろうとしたらちょうどその飲み屋から出てきた、とか?
○隣の皇子にも『どこかで……』といった感じで礼を執っている。 奥方様が王子様に見覚えがあるならこちらですね
>>成程。皇子はともかく、私は庶人のつもりだったが……そんなところまで見られているとは、商人とは目が効かねばならぬのか。 【目利き】と書きますので
○成程。皇子はともかく、私は庶人のつもりだったが……そんなところまで見られているとは、商人とは目が利かねばならぬのか。 だと思います
>>丁重に礼を執る婦人。だが、その物腰はどこか気品がある。
>>我々の前に茶を饗した後、丁寧に礼を取る紅殿。婦人は少々驚いた様子である。
【礼を執る】【礼を取る】どちらでもよさそうなのでどちらかに統一した方が良いと思います
>>『そなたがそうきつい事を申すとは珍しい』 【申す】は謙譲語なので例えば≪食事の席で、これ美味しいからあなたも頂いて≫≪撮った写真を見せて、拝見してください≫というような違和感があります
○『そなたがそうきつい事を仰るとは珍しい』 尊敬語の場合はこっちの方が良いと思います
ちょっとお茶目を出した横紅さん・・・というか全体的に今回は横家の人たちが輝いてましたね
今回のお話はちょっと甘酸っぱい感じでしたかね、なんとなくストロベリー味なテイスト?
甘いと酸っぱいは両立するだけで破壊力は弐プラトン。はっきりわかんだね。
これはイチャイチャですよ。イチャイチャですよ。
あの麹義のねーちゃんがこんな態度ですよこれはいけません……。
いや、むしろその時の表情をスクリーンショットしてほしいくらいですけどねえ……。
おっとこれは失礼しました二郎です。
いや、人の恋路にあれこれするならば馬に蹴飛ばされろというのはごもっともなこと。
ええ、ごもっともなことですとも。
ですが、思うのです。
立場に縛られつつも、少しずつ距離を縮めるねーちゃん!
これはいけませんよ。
こんなん惚れるやろ、と。むしろこんなねーちゃんを見て平静な奴はどんだけ遊んでるんだと。
許しませんよ。ええ、異を唱えますとも。
だってさ
「二郎、お前酔ってるからちょっと黙れな」
「やれやれ、困ったものです」
え、ちょ、おま。
「いいから黙っててくださいね」
え?
「このように、中華を揺るがす大乱を三度に渡って平定した穏将軍。
その育ての親にして師である麹義様。
麹義様とそのご伴侶様。その幸い、および列席の皆様の繁栄と健勝を祈念いたしまして乾杯したく存じます」
そうかこれは夢か。
でもま、ねーちゃんが幸せそうにしてるからそれでいいや。
「乾杯の音頭は……」
沮授の言を横取りする。
「皆様、ご唱和ください」
乾杯。
杯を乾して、祝う。願う。
※いろんな人に絡まれて三尖刀発動して返り討ちにしているだろうという無駄な想定
※※三尖刀発動したら基礎ステータスが減少しますが、価値ある発動です
国会関連
分かる人にはわかるので、本格的に野党は死ぬでしょうね
その発端になり得る事象じゃないかなと思ったり
そして報道機関はね、もうアカンなあと思ってしまいます
報道しない自由を駆使するにも限界があるやろうと
今回の騒動ですが、どこの勢力の断末魔なのでしょうねえ
ここまでぶっこんでくるって、相当やばいんでしょうねえ
内実に近い愚痴を拝見するに、本当にアカンのだろうなあとか思ったり
金主たれば、苦言はもっと露骨にしてもいいと思いますがね?
多少はそれで正常化されるでしょうし……
まともな国民は見放してると思いますが、投票にまで至るその構成比は2%に満たないかなあと
いや、独自集計ですがね
などと言えるのは素晴らしいことですよねえと
>>636
野党が死ぬ。というより 勢力分布が多少変化するか?と外野は眺めております。
報道に関しては、完全独立採算で運営出来ない以上仕方無い面もありますが、同時に国会中継という素の情報を渡しているのでこちら側の取捨選択にかかっているとも。
苦言に関しては、表の世界故この程度の表現です。
ここにも絶対書けない場では、もっと手厳しいですよ。
つか最近『関係者』認定でへばりつかれてます。
某氏とはまあ、あるといえばありますし某氏のお父上には一時鍛えて頂いた事もありますが(もご)
ただね、記者の質は落ちたな。と痛感してます。 内に飛び込まず、一方的に情報を上から求める人が増えた。
一線退いたベテランは駆け出しから個人的にも付き合いして丁々発止してましたが、本気なら必ず筋通して裏まで晒してくれました。
今回の騒ぎの野党一部の 思惑も解っているだけに ため息しか出ない。
断末魔というより、やりやすい寝言でほんの少しの支持だけで助成金目当ての議席稼ぎに流れたツケが。
ま、こういうやりとりを 堂々と出来る事が幸せと 気付いている人がどれだけいるのでしょうね。
>>629よりの続き
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
で、その後の事だ。
『是非とも』
と婦人に強くすすめられ、しばし郭商会に退避する事となった我々。とはいっても、単に客間で寛いでいるだけだが。
「暇。というか、こんなのんびりとした時を持てるのは……いつ以来か」
皇子と茶卓で二人差し向かいで茶を啜りながら、今の心境をなんとなく吐露する。
「袁でも漢でも流石に重鎮となりますと……心身休まる時がありませんか?」
「というか、な。匈奴共と本気の切った張ったの大戦をやってからこっち、まずは袁の内政を田豊殿と二人で。それと並行で袁軍部を立て直す事もやって、
とにかく我武者羅に突っ走ってきたな。
袁の武家四家から次世代が育って、やれやれと思ったら今度は漢の中枢に乗り込んで軍部の立て直しだ。
まあ、『しばらくは休む暇なぞ無い』という天の思し召しだろうか」
皇子と差し向かいでこういう時間を持てた事を好機と思った私は、求婚されてからこっち常に秘めていた問いを皇子にぶつけるべく、居住まいを正す。
皇子も私の様子に気づいたようで、席を一つ詰めて私と正対する。
「なぁ?」
「はい」
「仕事一筋、顔は醜女。おまけに女を磨くどころか捨ててきた。しかも嫁き遅れだ。こんな女のどこに惹かれたのだ?貴男の気の迷いで望まれたのなら、
今からでも遅くはない。無かった事にで……」
すっ。
私の言葉を遮るように手を取られ。
ぎゅっ。
その手を握り締めると。
ぐいっ。
勢いよく自分の方へ引き寄せて。
「自分を偽って我慢するのは、終わりにします」
がっちりと抱きしめられる。どこにそんな力を秘めていたのか、離れようともがいてもびくともしないし、第一皇子と密着しているからか力が入らない。
「もう飾るのはやめます。
貴女が欲しい。
男として、否雄としてこれほどの女を手放す?無理です。
仕事一筋?一途じゃないですか。その顔の傷も武勲です。というか、後宮の頭の中に媚しか詰まっていない女より貴女の方が百倍押し倒したいです」
ちょ、ちょっと待て、ここはそういう場所じゃないぞ。それにだなその契るにしても相応しい場所と時間というものがだな。
……まずい、顔が熱い。押し切られる。
だが、彼(皇子)の猛攻は止まらない。
「改めて。いや最後の問いです。私の伴侶になってくれません、否俺の妻になって下さい。我が真名に誓って貴女を一生手放しません。
というか一緒になってくれ。絶対にお前を泣かさないっ」
「だから何故そこまで私に固執する?美も、家も、歳も、身体も、釣り合う女は幾らでもいるだろうが!」
もがきながらも必死に反論するが、
「俺にとっては本気で惚れた女だ!見てくれ?若さ?どうでもいい!俺を皇帝の血族ではなくちゃんと一人の男として対等に向き合った、ただ一人の女だ。
そんな女を生涯の伴侶にしたいんだ!いや、するぞ」
……薄々はそうだろうなと思っていたが、やはり、な。
それに、雌としては子を生すのにここまで真剣に求められた雄に身を委ねるのも悪くはない。
そして私も……な。
「なら、私が老いても捨てはしまいな?」
「当然だろ!……え?」
きょとんとする彼(皇子)
「正直、家事は全く出来んぞ。まぁ、戦場料理位なら振る舞わぬ事もないが」
「食わせてください。是非。なんとしても」
随分と食いつかれたが、私の内心は複雑である。というか、本気で花嫁修業して新妻の本格料理を食わせてやる。ちょっとむかっときたぞ。
「ああ、覚悟しておけ」
……本気になった女の努力がどれほどかを見せてやる。
「という事は……」
今になって冷静になった彼(皇子)。私を抱きしめたまま不安と期待相半ばの表情でこちらを見る。
「ん。その、まぁ、なんだ。こ、これからい、い、い、幾久しく末永く宜しく頼む。……旦那様」
駄目だ、顔どころか体まで熱い。これが恋愛の熱か。だが嫌な暑さではないな。
『ええとですな。無事納まるところに納まったようなのはめでたいのですが……そろそろ宮殿の方に戻ってきて頂かないと……
つか、太尉様が行方不明だなんだと騒ぎになりかけてるぞ。援が使いを寄越さなかったら司隷校尉が動き出すところだったぞ』
着の呆れたような呼びかけに、二人して我に返る。そして恐る恐る声のした方を見ると……
『あらあらまあまあ』と瞳を爛々と輝かせている紅殿と、渋い表情とため息で片手をこめかみに当てている着の二人がいた。
今回ここまで。というより……
『ゴォールっ!』
やっと、やぁっとプロポーズが投下できた。これを以て、こちら時空では麹義さん婚約成立としてどの世界線でも扱います。
でも……
ズルズル。
『ゴールを動かしたニダ、謝罪と賠償は要らないからまだ続けるニダ』
ちょう待てコラ、やめんか。
乙でしたー
>>639
>>駄目だ、顔どころか体まで熱い。これが恋愛の熱か。だが嫌な暑さではないな。
○駄目だ、顔どころか体まで熱い。これが恋愛の熱か。だが嫌な熱さではないな。 ですね
これは良いモノだ。蜂蜜のような甘さ、女としての自信が0どころかーの女傑が女として求められて顔真っ赤にしつつドもるとか最高ですね
ところでこれ横着さんどこら辺から聞いてたんでしょう。多分皇子様の思いの丈をぶちまけた絶叫めいた告白は廊下にまで響き渡ってたんじゃないかとか思ったり・・・でも麹義さんのお返事は耳元で絞り出すような囁くような感じだから漏れてないんじゃないかとか思ったり
乙ですたすた。
いやあ、これはいい。いいわぁ……。
いいわぁ……。
ほっこりしました。ニヤニヤしました。麹義さんの掘り下げに本当に感謝感激雨霰でする。
自身を盾として、矛として私情なんぞなく走り続けてきた麹義さんに、こういうお相手がいてよかったと思います。
皇子様の、言がいいですね。
美容整形の権威たる高須さんは、「欠損にこそ惹かれる」と恋人に語ったそうです。
秀麗な女人に囲まれている皇子様にとって、麹義さんの火傷痕すら魅惑的に映ったのかもしれません。
そして麹義さんが女子力を磨く……だと……w
まあ、武具の扱いは調理器具の扱いにも通ずるだろうからへーきへーき
きっと一流の業は全てに通ずるに違いない(慢心)
次回も楽しみにしてますよー
>>642
>『熱い』と『暑い』
……バケツ持って廊下立ってます。
>横着さんがどれだけ聞いたか
実はほぼやりとりを知らなかったり。
逆に横紅さんが一部始終を聞いていたり。
『援(郭援)が走らせた使い』
で、居場所を知った位ですから。
太尉府で二人が戻って来ないとざわざわ。
↓
皇族と高官が行方不明
↓
司隷校尉が内密に捜索開始
↓(ここで横着さんに使いが)
↓
聞き込みに来た司隷校尉に横着さん居場所を教え 自身が迎えに行く事で司隷校尉を足止め。
↓
行くと横紅さんからこっそり行くようにと言われ、首をひねりながらも従う。
↓
抱き合う二人に状況把握。同時に、
『仕事ほったらかしで何事だ』
↓
で、>>640
>>643(併殺の定番(違)
まず、最初の出会いではっきりかまされた事で意識。
ついで自身の情報網で調べた麹義様の真実で陥落。
更に、太尉として宮中入りして接触が多くなり人物を知って決心を固める。
で、今回に至る。
無意識に掘り下げてましたね。
というか脇役大好きという妙な人ですので。私。後凡将伝(なろう版)と コメントの情報から類推しながら書いてました。正直、一番報いてあげたいキャラです。
後、横紅さんが全力で仕込んでくれます。
で、皇子の方は横着さんが『夫の心得』を。
結果、皇子は惚気に対する耐性と惚気スキルを身に付けた。
……ただね。R板じゃないから、皇子はひたすら 耐えなきゃならない(意味深
まあその分初夜で大爆発。
もちょっと続き。>>639からかな?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まぁ、その、なんだ。皇子からのあれやこれやに無事けりがついた所で、着が迎えに来たを幸いに二人して洛陽郭商会を辞することにした。
《済まんが横紅殿。この先で教えて頂きたいことがあるのですが……》
《はいはい。ただ、私は厳しいですよ?戦場料理なぞという得体の知れないものを食べさせるのなら、質素でもちゃんとしたものを食べさせてあげなさい。
それが、妻たる者の務めです》
帰りがけに女同士の約束を交わしたのは秘密だ。
「差出がましいようですが、うち(郭商会)の手練れを伴われては?いや太尉様が弱いという訳ではなくて、昼間の連中が潜んでる可能性もありますし」
郭援殿がそう進言するが、
「いや、私とお二方。それに貴様と……高はこっちに来ているか?」
着に考えがあるようで、第三の人物の名を出した。
「居ますよ。大旦那様からお暇出されてこっちに来ましたがね」
「馬鹿を言え。義父上(ちちうえ)が考え無しに貴様を放り出すか。で、いくら連れてきた?」
「そうですねぇ。荒事専門ばかりを30ばかし。黒山賊やら江賊やらと渡り合ってきた奴らだから腕は確かだよ」
「なら、まぁましか」
いつの間に現れたのか、飄々とした空気を纏う結構な美女が着と何事か会話している。
面白いのが、横紅殿がぶすっとした表情で二人の会話を見ている事だ。
「紅。俺がお前を離すと思うのか?そんな事になったら、俺がこの世に居ると思うか?」
その言葉で、横紅殿の周囲に立ち込めていた瘴気めいた黒いものが霧散する。なるほど、互いが本気で惚れているとこんな言葉でも嬉しいものなんだな。
「なぁ」
「はい」
「あんな関係に我らもなれるか?」
「私はなるつもり。いえ、なりましょう。絶対に」
「そうか。私もだ」
「いいけどさ。独り身にゃ、今の空間の方が厳しいんだけどね」
呆れたような高殿の発言に、私も着も我に返る。
「んっ!とにかくだ、高と配下20。私と援。これでお二方を護衛する。どうせ途中からは官軍が合流するからな、それまでは少数の方が身軽だろう」
場の空気を締めるように声を張る着。我等に異存は無い。
「それと、だ」
布袋に入った長細い物を私達二人それぞれに渡す。持った感じはどうやら剣らしいが。
「羽林校尉が丸腰でどうする。無手で惚れた女一人守れる自信あるのかぁ?」
「はは……手厳しいですね。戻ったら、ご指南いただけますか?」
「断る。九卿つうのも暇じゃないんでね。それに北方の守護者の片方に鍛えてもらえ。嫁の実力知っておくのも旦那の務めだぞ」
ふむ、この剣は結構なものだな。というか普段私が振り回している得物をよく覚えているな。
「そりゃまぁ、伊達に付き合いは長くないからな。それに、懐の得物じゃ、ちいと頼ん無いだろ」
「横着さん。いや都水長史殿。貴方は一体何者なのです?」
私との掛け合いをじっ、と見つめていた皇子が真剣な口調で着に尋ねる。だが、着はけろりと、
「ここに居る麹義様、宮殿の田豊様、ここにゃ居ないがもう一人。それに俺。この四人と名も無ぇ奴ら。これが、蛮族共を体張って止めたんだ。
といっても、俺は蛮族の頭を討ち取る手助けの為にひたすら本陣でぶん殴っていただけ。だがな」
「いいか、お前さんが嫁にする女はお前さんが見込んだ通りイイオンナだ。だがな、お前さんが軽く扱えばそれこそ修羅にもなるオンナだ。それは蛮族共
が手前の身体つう対価で学習してやがる。
だから、今は洛陽まで来れるくらいの平和があるんだ。本気で惚れたなら、何があっても死ぬ気いや死んでも離すな。その為にも護る力を手前も持て。
それは、権力とかじゃねぇ。自分が自分の力で自分一人でも笑って万の軍勢をぶちのめせる、それくらいの気概で力ぁ付けやがれ」
……なるほど。本気で当時南皮一の美女であった紅殿を口説いて口説いて嫁にしただけの事はある。まぁ、凱旋したその場で思い切り引っ叩かれて泣かれていたがな。まるでこの世の終わりのような表情でおろおろしながら土下座していたが。
「とにかく、さっさと戻るぞ。日も暮れる。不利を自ら招く事もないだろう」
着のこの言葉で我々は、郭商会を後にする事となった。
「ちっ。暮れやがったか」
我々が表に出ると、既に日は落ち闇が支配する世界になっている。
既に誰かが灯したとおぼしき松明が我々の頼りとなっている。
「大通りまで出ればまだ明かりはあるんですがね、この辺りは倉庫ばかりで月があってもこんなもんです」
援殿の言葉につられて我々も上を向く。確かに月は見えない。雲に隠れている訳ではなく月そのものが見えないのだ。
「新月とはな」
この中では暗闇でも目が利く着が月の状態を把握する。
「おい、もう少し松明を増やせ。これでは闇から狙撃されても対応できん」
それに呼応して松明の数が増える。我々の傍にも数人、松明を持って囲んでくれたので結構明るくなる。
「高、援。どうだ?」
暗闇の中を迷うことなく歩く着が、郭商会の二人に声を掛ける。
「今のところは……いや、なんか嫌な匂いだね」「そうですね。きな臭い臭いが濃くなってきてまさぁ」
何だ?火矢でも来るのか?
知らず剣の柄を握る私。皇子も周囲の警戒を怠らない。
ぬ!
殺意に自然と反応し、抜き打ちで剣を薙ぐ。火花が散って暗器が周囲に落ちる。
前方では、争闘の物音が聞こえている。どうやら襲撃を受けているらしい。……昼間の連中か?
「見て来ましょうか?」
剣を抜いた皇子が、引き締まった表情で前へ出ようとするが……
「このタコ!手前が護るのは誰だ!?すっこんでろ!」
着の怒鳴り声に足を止める。すっと皇子の服を掴むと、私の方へ引きながら背中合わせになるように移動する。
されるがまま私と背中合わせになる皇子。
《すいません。護るものを間違えました》
《命取りになるぞ。嫁入り前に未亡人になるのは御免だ》
ささやきあう我々。そうしながらも剣戟の響きから勢力を推定、……およそ百。か?風切音がないから弓は無いな。だが先ほどの暗器が気にかかる。
!!!
無意識で剣を振るう。今度は剣と剣がぶつかり、ちら。と火花が散る。
背中でも剣同士がぶつかる音がする。どうやら暗殺を得意とする奴も混ざっているようだな。くそったれ。
一瞬の隙を利用して蹴りを入れ、とりあえず突き放す。だが相手を闇に放ってしまう。
……参ったぞ、また搦め手使ってくるか?
と。
闇の向こう側が一瞬騒がしくなったがすぐに静かになり、覆面の人間が私の目の前で倒れ伏す。それと合わせるかの如く、闇から数人が飛び出すように出てきて倒れ伏す。
《ふん。主よ、この程度の草如きに遅れを取るとはまだまだじゃ》
闇の向こうからそんな声がするのを確かに聞いた。
とりあえず、ここまで。
バジリスク(謎
乙でしたー
>>645
>>「そうですねぇ。荒事専門ばかりを30ばかし。黒山賊やら江賊やらと渡り合ってきた奴らだから腕は確かだよ」 最初は丁寧で最後は気安い感じですが統一した方がいいと思います
○「そうだねぇ。荒事専門ばかりを30ばかし。黒山賊やら江賊やらと渡り合ってきた奴らだから腕は確かだよ」 もしくは
○「そうですねぇ。荒事専門ばかりを30ばかし。黒山賊やら江賊やらと渡り合ってきた奴らだから腕は確かですよ」 でどうでしょう
あと、前の投下の時は小声は『』でしたが今回は《》になってるので統一しましょう
横着さんもついに自分を麹義、田豊と同格と自覚しましたか。今まで裏方で彼らよりもずっと下だ、と誰に対しても言ってたのが都水長史なんていう看板背負ったから卑下できなくなりましたね
皇子様も暗がりで奇襲に対応できる程とはだいぶ鍛えてますね、初登場時は良いように横着さんに転がされてたのに(ほろり
乙ですだよ。
いやあ、匈奴戦役を生き残った幹部の絆を感じましたというか横着さんすごいっすw
そして闇夜を歩いたら襲撃があるのはね。これはもう仕方ないね。
鈍っちゃいないそれぞれと、王子様の動きにニヤニヤしてしまいました。
いやあ、本編でのんびりしている凡人はもちっと身を引き締めるべきだと思いましたねw
次回も楽しみにしてますよー
スレ立てから一年経過が 判明。
早いなあ……
正直要らん事書いているから潜水進行してますが まだまだ書きたい。
頑張ろう、私。
>>648
ありがとうございます。少し意識します。
で、>>649も言及されている皇子の実力向上ですが影で様々な方に鍛えて頂いた結果です。
基本的な武技は会得してますが実戦経験が無いのでその辺を徹底的に。
で、個人的に思うのですが闇討ちってこの時代の 奇襲の基本でしょう。
というか襲う方も迎撃側も凄い目が良いのだなと 。
羨ましくもあります。
>>650
そういやそんなに時間経ってましたかぁ
おめでとうございます?
いや、おめでとうございます!
そしてありがとうございます!
色々勉強さしてもらっておりますが。今後ともよろしくお願いいたします!
>>652
こちらこそ、ありがとうございます。
そして、よろしくお願いいたします。
即興です。
繋がり持ったら陳情ってこんな感じですよネタ
さて、都水長史という官職。
九卿では比較的軽く見られがちであるが管轄範囲が漢領全土であるので以外に地方関係者にとっては重要な存在である。
治水治山から道路整備、水源確保まで。
この時代の生活基盤を大掛かりにいじる時には都水府が必ず絡む。
現都水長史、横氏も過去には関係を持った事がある。
といっても、袁支配下の 街道整備の具体的計画やらなんやらを文で送って 許可を貰った位であるが。
そうなると、毎日の執務のほとんどが来客の相手に費やされる。
来客の用事はほぼ陳情であり、最初は可能な限り 応対していた横氏も事情あって最近ではまず部下に応対させるようにしている。
何かにつけて上司が呼び出すのでそちらに時間を割く事が多くなったからだ。
とはいえ、地方の現況を知る貴重な機会。
都水府でも結構な人数を陳情対応に充て、細かい所まで聞き取ってその情報も加えて都水長史に上げている。
ただし、予算という超えられない壁をどうにか超える為優先順位の選定に 頭を悩ませるのが最近の 都水長史の仕事になっている。
side横着
……どっかで俺達の事をしたり顔で評価しているな。
実際、客がここまで多いとは予想してなかった。なるほど、動けないわけだ。
ただ、来客にも様々な人がいて顔見知りもいる。印象的な人もいるな。
ああそうだ、この間の客がそうだった。
「都水長史様。韓浩と名乗る人物が面談を求めておりますが」
……珍しく陛下からの呼び出しが無いので、溜まった決裁と来客の面談を していると、どこかで聞き覚えのある名前を聞かされた。
(韓浩……韓浩……なあ。
そういえば雷薄殿の同僚にそんな名前の女人がいたな。
……皆どうしているのか一回呼び出してみても面白いな。
何、理由はどうとでも付けられるし。
豊(田豊様)の子飼いも 旅費位は認めるだろう)
沈思黙考していたらしい。
「あ、あの、いかが取り計らいましょう?」
恐る恐る。という風に私にかけられた声に反応して目を向けると、辛抱強く待っていた取次役。
「ああすまん。通してくれ」
取次役を解放してやる。しかし入って来た来客は 私にとっては意外な人物であった。
とりあえずここまで。
添削が怖い……なんじゃ この駄文。
乙でしたー。コワくないよー
>>655
>>九卿では比較的軽く見られがちであるが管轄範囲が漢領全土であるので以外に地方関係者にとっては重要な存在である。
○九卿では比較的軽く見られがちであるが管轄範囲が漢領全土であるので意外に地方関係者にとっては重要な存在である。
>>658
>>沈思黙考していたらしい。 感覚的なものなのですが【沈思黙考】は非常に深く思考に没頭している感じです。例えば軍師が策を考えるとか横着さんが奥さんへの恋文を書いてる時とか
○気を散らしていたらしい。 とかどうでしょう?今当たるべき話(韓浩の来訪)から他の事に意識をやっているので意識が散漫していた。と言う方がしっくり来る気がします
韓浩さんの名前をだして問題ない人と言う事は…公孫賛のところの関係者かな?と言う事は、横着さんとの関係から言ってあの人が来たのかな
ちなみに私は作者さんの負担になるつもりはないのでいつでもロム専になりますよ。モチベーションを下げることは1ファンとして不本意ですので
>>654
>繋がり持ったら陳情ってこんな感じですよネタ
勉強さしてもらいます!あざっす!
>どこかで聞き覚えのある名前を聞かされた。
これはまさかのご本人登場?
無表情直言貧乳娘が満を持して登場する?しちゃう?
いや、これで別人でしたでもアリやと思いますけどねw
次回も楽しみにしてまー
ええとですね、ロム専よりも添削が欲しいです。>>660
勢いで書いたが、文章が「何じゃこら」だったのが真相。モチベーションはロム専される方が下がります。
>>661
はい。韓浩さん登場です。彼女の存在が今回のネタに繋がりました。
では続き。
寝落ちした……
申し訳ないです。
もちろん実際にロム専する予定はありませんから、無理しない程度に頑張ってくださいね
関係ないですが
一夜明けて読み返して
「何書いてんだ馬鹿だろ俺」
とかなるのはよくあることです
幕間、閑話にするもよし、忘れたころに見返してこじつけて伏線にするもよし、忘れてなかったことにするもよし
>>658から
「初めてお目にかかります。幽州公孫家配下、韓、浩と申します」
淡々と言上を述べ、淡々と礼を執る。正直感心すら覚える淡々ぶりだ。
「公孫家。という事は、公孫賛殿の家臣か」
「いえ、私は紀家より公孫家へ派遣されている者で御座います」
……一刀両断、単刀直入。とはこの事だな。武に通じる合理性と清々しさすら覚えるぞ。
だが待て、武官が陳情の使者に立つか?ひょっとしたら文武官かも知れんな。
「で、その譜代でもない韓殿はどの様な事を都水府に求めるのだ?」
あえて挑発気味に尋ねるが、顔色一つ変えない。中々の胆力だ、ひょっとしたら紀家軍の軍師格かもしれんな。あそこなら軍師の二三人平気で擁していそうだしな。
思わず見入ってしまっていたのか、
「そのように凝視されるということは私に何か覚えでも御座いますか?」
これまた冷静に指摘される。
……ごほん。
「改めて尋ねるが、右北平郡はどのような要望をこの都水府に求めるのだ?」
指摘をとりあえず表面上は流して、改めて陳情の中身を聞く。
韓殿も流された事には全く触れず、
「まずは街道の手入れ、官衙の修繕、水源の増設。さしあたって官の造りし物の保守は官の責任下で行うべきかと」
またもや単刀直入。である。
「ふむ。言われんとすることは良く解るが、官においても先立つものが無ければそこまで手を回せるか。その辺はご理解いただけるとは思うが?」
「ではどこまでなら現状の予算において便宜を図っていただけるのか?」
「そうだな……官衙の修繕はまぁ他の所からも上がってくる可能性はありますし、期日は確約できないが行う可能性は高いですな。だが、水源の増設はそもそも州の管轄。街道についても優先度が物を言いますからな」
……というか、袁家みたいに人も財も充分にある所なら軍事と流通両方を考慮した整備は出来るが。漢朝の版図全てを手入れするなら袁家の財でも無理だぞ。
まぁ、母流龍九商会絡みで今も確か近郊諸州への主要街道整備は袁と友好領主で協力して行っているはずだが?
確認してみるか。
「まぁ、何ですな。こんな出先で埒もあかない交渉されるよりは、本丸へ一緒に行かれた方が早いかも。知れませんよ?」
さて、韓浩殿を伴ってやって来た先は。
「貴様が来ると大抵厄介な判断をさせられるが、何故じゃろうな」
渋い顔の田豊様が鎮座されている司徒府である。
「まぁ一介の九卿には少し手の余る嘆願を受けまして。政(まつりごと)の最高である司徒様でしたら良きご判断されるかと伺わせて頂きましたが」
韓浩殿と二人、礼を執りつつも用件を告げる。
「ふん。司徒になってからこちら、魑魅魍魎共の相手でうんざりしておるのだ。あやつが中常侍や宦官共を疎ましがる気も解らんでもないわ」
深い深い嘆息と一緒に吐き捨てる田豊様。
「で、司徒様」
「やめい。着、貴様にそう言われるとどうにもこう馬鹿にされているような気がしてならん。ここの中では官位は抜きだ」
「そうですな。田豊様はともかく、私が九卿というのも。未だに狐狸に化かされているのではと思う時が」
「儂もそうだ。いやむしろ狐狸が化かしてくれている方がまだ笑い話ですむわい」
「お尋ねするが、私を御引き合わせしていただけるのではなかったのでは?」
「着。随分と遠慮なく切り込む女子じゃの」
「ですが、こういう裏の無い人間は好物ですよね?」
「ああ。じゃが貴様の邪推のような考えではないぞ」
「ですから、時間を無為に使われるより本題に入った方が」
「……で、韓浩殿。着に何を吹き込まれたかは知らぬが、儂も予算については何も言えぬぞ。単に金なら大司農へ行け。紹介ならしてやる」
「いえ、ここへ参る道すがら都水長史様より糸口は与えて頂いております。恐らく袁家が未だ行っている赤い街道の延伸の件かと」
「……ああ、そういえば近隣に伸ばしておったな。着、今どのぐらい進捗しているか知っておるか?」
「最新の報告では陳留との主要街道の工事はほぼ終わったと。後洛陽への主街道もとりあえず敷設は進んでいると」
「右北平郡、公孫の家中と言ったな。公孫と袁昭様は古くから友誼を結んでおる。ならば結節点さえそちらで作れば恐らく主街道は手を伸ばすだろう。
それに、紀霊の奴が北方守備を疎かにするわけがあるまい。軍に迅速を求めるなら当然その辺りも考慮しておるじゃろうて、沮授もそこは反対はしておらんじゃろう。
ただの、官として金を出すなら出すだけの何かを求める。つまり幽州の総意として街道の整備を求める事、そして平時戦時両方に益がある理由ならば儂も着も
口添えも助力もする。
で、着。貴様の事だからあてはあるのだろう?」
「そうですな。幽州本家に州牧の説得を頼みましょう。横家としても公孫には迷惑をかけた借りがありますし、また本家の商売の上でも街道が良くなれば流通が早くなりますから協力は惜しまないでしょう。
費用も、全額とはいかないですが袁の投下資金に上乗せを幽州本家と周辺が拠出して、官の墨付きを与えれば多少の抵抗はねじ伏せられるでしょう」
「……後は水源を増やせれば」
「それは流石に大司農の領分じゃ。じゃが、今の要領で費用以外の面で説得できれば陛下の裁可が下り次第都水長史の手が向かうじゃろうて」
「いつか、公孫家に助力してもらえないでしょうか?お二方とも」
「老いぼれでも良ければ、考えんことは。な」
「正直、裏方しか出来んぞ?そんな親父で良ければ検討はするが」
この話はここまで。
まず、ご心配頂き感謝です。
政治力。というより、予算編成権を握っている官僚とどこまで繋がれるか。ですね。
で、建前でも税金を使う以上地元が受け入れている事と説得力のある理由が必要です。
それと常に顔を合わせて馴染みになっておくと大規模な予算は無理でも交付金関係の執行は結構速くなります。
そりゃまぁ、官僚も人間ですから。ね。
追伸。
統一出来てないわ本編で 出てないからとむちゃくちゃしてるわ散々な出来ですよ。
いかんな。
乙ですだよ
胸の平たい韓浩さんが元気そうでほっこりしました。
さらっと三公と九卿にコネができてよかったですね
田豊師匠もお元気そうでw
しかし、なるほど。
陳情はこういうふうに扱うのかと勉強になります。
次回も楽しみにしてますよーー
乙でしたー
>>667
>>「初めてお目にかかります。幽州公孫家配下、韓、浩と申します」 【配下】は読んで字の如く(公孫家の)支配下のように聞こえるので極端なことを言えば公孫家が袁家と敵対した時に公孫家につく、と言ってるようにも聞こえます
○「初めてお目にかかります。幽州公孫家が将、韓、浩と申します」 (客)将ということで【将】とかどうでしょう? もしくは 【部下】の方がつながりが薄い印象がありますのでこちらでも・・・韓浩さんが公孫さんとの繋がりの強さをアピールしたいなら【配下】でもいいんですがその後であっさりと派遣だ、と言ってるので(内心はともかく表面上は)そこまでことさらに強い言葉は使わないかな、と思います(まあ韓浩さんはそうい機微をマルット無視しそうでもありますが)
>>「改めて尋ねるが、右北平郡はどのような要望をこの都水府に求めるのだ?」 【要望】という言葉に【求めること】が内包されてるので
○「改めて尋ねるが、右北平郡はどのようなことをこの都水府に要望したいのだ?」 でどうでしょう
>>「ふむ。言われんとすることは良く解るが、官においても先立つものが無ければそこまで手を回せるか。その辺はご理解いただけるとは思うが?」
○「ふむ。言わんとすることは良く解るが、官においても先立つものが無ければそこまで手を回せない。その辺はご理解いただけるとは思うが?」 もしくは
○「ふむ。言わんとすることは良く解るが、官においてならば先立つものが無くともそこまで手を回せるか。その辺はご理解いただけるとは思うが?」
下のほうは小ばかにした言い方の気もしますので横着さんの言葉として違和感があるかな?韓浩のことを武に通じる清々しさがある、と言ってるのでできないものはできない、とすっぱり言いそうな気がします
>>「まぁ、何ですな。こんな出先で埒もあかない交渉されるよりは、本丸へ一緒に行かれた方が早いかも。知れませんよ?」
○「まぁ、何ですな。こんな出先で埒があかない交渉されるよりは、本丸へ一緒に行かれた方が早いかも知れませんよ?」
>>668
>>さて、韓浩殿を伴ってやって来た先は。 この先の文章とつながってるので
○さて、韓浩殿を伴ってやって来た先は、 の方が良いと思います
>>「まぁ一介の九卿には少し手の余る嘆願を受けまして。政(まつりごと)の最高である司徒様でしたら良きご判断されるかと伺わせて頂きましたが」
○「まぁ一介の九卿には少し手の余る嘆願を受けまして。政(まつりごと)の最高位である司徒様でしたら良きご判断をなされるかと伺わせて頂きましたが」 【ご判断される】という言い方に違和感がります【を】は抜いても良いかもしれませんが
>>「お尋ねするが、私を御引き合わせしていただけるのではなかったのでは?」
○「お尋ねするが、私を御引き合わせしていただけるのではなかったのですか?」
ところで>>658で >>取次役を解放してやる。しかし入って来た来客は 私にとっては意外な人物であった。
とありますがこの場合○取次役を解放してやる。しかし入って来た来客は この伏魔殿にあっては意外な人物であった。 とかの方が良いと思います
上の文章だと取次役が「韓浩がきた」と言って、入ってきたのは意外な人物→「韓浩です」と読めて変な感じがしますので
今回は細かいミスが多かったですね、リアルでの疲れがにじみ出てる感じです
てっきり韓浩と一緒に横着さんと繋がりのある幽州本家の方(公孫さんが美人と噂を聞いて仕官した人とか)が護衛とかの名目で来てるかと思ってたのですが・・・これは韓浩さんほとんど誰にも相談せずにカッとんできたか?一人で旅した方が身軽だろうけど盗賊も0じゃない(というか世間的には黒山賊が幅を利かせてる)状態でいくら韓浩が強いとはいえ一人で旅するのを公孫さんが許すとも思えないし、その為に護衛を募ったらなぜ韓浩が洛陽に行くのかの説明もされるわけで…彼女の歯に衣着せぬ物言いを知る身としてはせめてもう一人誰か潤滑剤になりそうな人も連れて行かせそうですが。結果としては成功ですがずいぶんと向う見ずなことしましたね
そんなに切羽詰ってたのかしら?韓浩は自分がお偉いさんが大好きな(偏見)無意味な修飾をすることができないと自己分析してたんだし普通なら自分よりはましだろう誰かを補佐につけそうなものだけど
>>672
>今回は細かいミスが多かった。
読みづらいなぁ。と書いた本人も思ってました。久しぶりにしっかりと御指導頂きました。
>リアルでの疲れがにじみ出てる感じ
……あはは(苦笑)新年度絡みと他もろもろが重なった中での作文でした。しかしぼろぼろでも投下する癖を付けないと気を抜けばエタる。
>てっきり韓浩と一緒に横着さんと繋がりのある幽州本家の方(公孫さんが美人と噂を聞いて仕官した人とか)が護衛とかの名目で来てるかと思ってたのですが・・・これは韓浩さんほとんど誰にも相談せずにカッとんできたか?一人で旅した方が身軽だろうけど盗賊も0じゃない(というか世間的には黒山賊が幅を利かせてる)状態でいくら韓浩が強いとはいえ一人で旅するのを公孫さんが許すとも思えないし、その為に護衛を募ったらなぜ韓浩が洛陽に行くのかの説明もされるわけで…彼女の歯に衣着せぬ物言いを知る身としてはせめてもう一人誰か潤滑剤になりそうな人も連れて行かせそうですが。結果としては成功ですがずいぶんと向う見ずなことしましたね
そんなに切羽詰ってたのかしら?韓浩は自分がお偉いさんが大好きな(偏見)無意味な修飾をすることができないと自己分析してたんだし普通なら自分よりはましだろう誰かを補佐につけそうなものだけど
ここはですね、無論護衛は付けてますし補佐もつれて来ていたと思います(ぉい)ただ、現実の陳情でもそうなんですが関係者以外(具体的には国会議員とか
同じ省庁の紹介者とか)は同伴が難しい。という考え方で進めました。
豆ですが、請願であれば国会議員一人が同伴すれば具体的な内容までは聞き取りされます。ただし、「世間の常識で考えなさい」的な請願はそこで確実に撥ねられます。
陳情の場合はちょっと複雑で、国会議員がいてもまずは担当部局の陳情担当に面会予約を取り(この時に議員がいるかいないかで難易度は大きく変わります)
日時と陳情の内容責任者までを伝えて返事を待ちます。
で、陳情の時も必要最低限の人員しか同席を認められません。人員については部局から指示があります。
一方、後漢時代ならば余計の事対面できる人員は絞ったんじゃないかなぁと。向こう見ずかもしれませんが直接交渉はひょっとしたら韓浩さん自身の判断かも
ただ、ものすごい刺激をこの問いで与えられました。
裏側をまとまったら書きまする。
……これがあるから添削って必要なんだよね。進研ゼミってやったことないんだけどね。(Z会と公文と学研は有り)
>>673
おおう、赤ペン先生の指摘とその答えがものっそい勉強になるぞい(大歓喜)
個人的に思った韓浩さんの物言い
オーディオコメンタリー的なものが浮かんだので
二郎 「え、韓浩って敬語とか使えたの?マジで?俺超びっくりよ!」
地味様「あー、あれがあいつの精一杯な丁寧な態度かー。そっかー(乾いた笑い)」
二郎 「えっ」
地味様「えっ」
二郎 「ちょ、待てよ!あいつがあんなのは誰彼構わずって知ってるだろというか、
白蓮だって初対面からあんな……というかあれよりひどい扱いだったじゃん!」
地味様「そりゃあ、私に威がないし立場も弱いからしょうがないと思っていたというか……。
まさか紀家の軍官僚のトップがそういうのをわきまえてないとか思わないじゃないか!」
二郎 「あー。まあ、横着さんは袁家の身内的な感じでちょっとおざなりになった可能性が無きにしも非ずという線は」
地味様「ないって分かってて言ってるよな?」
二郎 「はい」
というのが浮かびました。
管理者責任?知らない子ですねえ……。というか、もっとエキセントリックな人材がいっぱいいる世界線ですからねw多少はねw
裏側、刺激……これは楽しみですねえ……!
>>674
オーディオコメンタリー。感謝です。
敬語に関してはある程度使えるでしょう。韓浩さん。
このお二方に関しては逆に韓浩さんなりの感情があるからそういう発言になるかと。
横着さんとのやり取り自体、慇懃なだけで正直交渉相手としての感情しかありませんし。
ふむ。さらっと、対談させてみますか。
「感謝する」
……は?
司徒府から都水府へ戻る途中……流石に大司農を口説けるだけの説得材料は今は手元に無いらしい……唐突に韓浩殿から発せられた言葉に少々驚く。
「何に。でしょうかな?」
「陳情を受けてくれた事、三公の一角と会わせてもらえた事、更には辺境でしかない右北平の事を考慮してもらった事を」
「いやまぁ陳情は長としては仕事ですし、田豊様は南皮当時から付き合いのある方ですし。涼州幽州を辺境と侮るのは経験者としては無理ですし」
「それでも、無視する事も拒絶する事も可能だった。しかし都水長史卿は会う事を選択。私にとっては利となった」
……ふむ。この話し方が地か。面白えなぁ。
「じゃ、俺が放置してたらお前さん、どうしてたよ?」
かすかに雰囲気が変わったのは多分こっちの地に気付いたからだろうな。でも、先に地を出したのはそっち、恨むなよ。
「どうしていた。とは、行動に関してだろうか?」
「まぁ行動でも思考でもいいやな。正直陳情の数は結構凄いんだわ、それは三公も一緒。よく時間を作ったなと田豊様に感謝している位だ」
「ならば、叶うまで待つだけ」
「つうことは、切羽詰まってなかった。という事だあな。韓浩殿、お前さんには何かこう軍師っぽいニオイがするんだが、実際どうなんだ?」
「横家の当主にしては随分と不確定な前提で問いかけられる。袁重臣ならば、他家の内実にある程度通じているかと思っていた」
「おいおい、随分と評価されているがな。重臣というほど偉くねえぞ、うちは」
「異議を。ならば何故官位買い占めで洛陽派遣を命ぜられるのか。その言をとれば、派遣役になぞならない」
「だよな。だから俺も内心は困惑している」
……実際、袁家と横家のつながりを考えれば。そして袁逢様との主従のつながりを考えれば、この言葉が嘘に聞こえるが。
しかし、あの戦を知らないのなら見えねぇよな。
「だが、幽州の横家とはいささかのつながりがある。仮定の話だが、幽州が本貫だとすればあの規模の勢力、袁内部でも侮れない存在にはなる」
「侮れないなら、今頃跡継ぎのどちらかの後見になってるぞ。そんな勢力を宙ぶらりんに置いとくか?」
「可能性は二つ。一つはどちらについても均衡が大きく崩れ過ぎるから手を出しかねている。
……二つ目は、当主自らが勢力争いから距離を置きあくまで『袁家の臣』という建前を崩さないが為。
気付いたが、都水長史卿はどちらかというと二つ目を自ら選択されているような気配がある」
……勘のいい奴はこれだから嫌ぇなんだよ。
「じゃあ何か?『袁家の命令』で洛陽まで九卿やりに来たと?」
「可能性はかなり高いと思考」
「あのな。三公にしても九卿にしても漢朝の中核だぞ?確かにそんな官位をほいほい売りに出す馬鹿にゃ呆れるが、逆に程度の解らん臣に、
『官位買ったからお前洛陽でやってこい』
と安易に預けるか?事実三公のうち二つは田豊様麹義様だぞ。ならまずは袁昭様に官位が行って、次に主要四家に官位が行くと考えるのが自然じゃねぇか?」
「それでは袁家の保持自体に支障が生じる。それなら、現在実務を担われている田・麹の二公に託し、九卿も現在先の二公を支えている主要な家に割り振る方が洛陽・南皮双方が安定する」
「だったら」
「今までの会話で確信した。横着卿、貴方は恐らく袁逢様直々の命で九卿を拝命された。だが、都水長史は横着卿の希望。そして、袁家の臣否先の匈奴戦役で
功有ったが故にそこまでの立場になれた。
それが故に、そのような希望もあっさり通った。
……韜晦も結構だが、もう少し自身の立場を誇ってもよいかと」
……うるせ。うちの郎党共と家族を食わせられればそれでいいんだよ。
一応凡将伝本編で口調は確認しましたが。
合ってますか?
読み返して気付いた。
韓浩さんがエスパーになってる。
魯粛さんは軍師関係でも そこそこ有名ですが、さて韓浩さんの軍師力?は どんなもんでしょ。
乙ですた!
>敬語に関してはある程度使えるでしょう。韓浩さん。
まあ、そりゃそうでしょうw
二郎ちゃんとしては
「あいつは外に出したらあかん奴や」
と割り切って重用してました
そしてまあ、察しのいい韓浩さん。お流石。
横着さんも楽しそうでなによりですw
あ、口調に関してはパーフェクトです。お気遣いどうもです。
韓浩に軍師ちからはあんまりないでしょうねえ
どっちかつうと官僚タイプなので。
あれです、銀英伝で言ったらキャゼルヌさんみたいな感じですかね。
コミュ力ないので組織をまとめるのは難しいでしょうが
三国志と言う意味でも韓浩は官僚寄りかなあと
確か曹操に屯田を具申したんだか実施担当者だったか……
乙でしたー
>>676
>>「つうことは、切羽詰まってなかった。という事だあな。韓浩殿、お前さんには何かこう軍師っぽいニオイがするんだが、実際どうなんだ?」 とありますが≪凡将伝で 田豊師匠より譲られるその地位は後世、こう語られるだろう。 「軍師」 と。 ≫とあるのでこの時期はまだ軍師は一般的ではない気がします
○「つうことは、切羽詰まってなかった。という事だあな。韓浩殿、お前さんには何かこう文官っぽいニオイがするんだが、実際どうなんだ?」 でどうでしょう
>>……韜晦も結構だが、もう少し自身の立場を誇ってもよいかと」 【韜晦】は考え、身分、能力などを隠すことなので
○……謙遜も結構だが、もう少し自身の立場を誇ってもよいかと」 立場を誇るならこちらの方が良いと思います あるいは
○……韜晦も結構だが、もう少し自身の立場の重さというものを考慮した方がよいかと」 大して考えてない、袁家では軽い立場だ、無能、そういう振りをすればそんな人を推挙したり要職につけた人にも~という意味ならこれでどうでしょう
実際はともかく「俺なんて大したことない」なんていつも言ってるとよく知らない人からそうとられちゃいますからね。そこから横着さんだけじゃなくて横着さんを認めてる人も疑われることもあるんだからやり過ぎはダメよね
>>680
>とあるのでこの時期はまだ軍師は一般的ではない気がします
まあ、書いといてなんですが。
確か諸葛亮が「軍師将軍」ってなってから軍師が広まったという感じなのですよね。
でもまあ、キングダムでも軍師って表現あるし、逆に一ノ瀬が改めた方がいい案件な気がします
恋姫でも普通に出てたしな!
しかし流石赤ペン先生とシャッポ脱ぎ脱ぎです
軍師という称号というか役割は解禁ということでひとつ
これは一ノ瀬の手落ちに近いものであります
参謀とかの方が表現としてはあれですもんね、饅頭すらこの時代に云々とかね、いけませんよね
ラーメンもメンマもあるんだから……
余裕ができたら該当箇所をなろうで修正しまs(いつのことやら)
>>680
うーん……
そうか、孔明さんからだもんなぁ。軍師が言葉、用語として定着したのは。
文官。より、軍高官。なら合うかなぁ。実際「袁家軍政顧問団(委託先紀家軍)」という感じだし。
で。
>実際はともかく「俺なんて大したことない」なんていつも言ってるとよく知らない人からそうとられちゃいますからね。そこから横着さんだけじゃなくて横着さんを認めている人も疑われることもあるんだからやり過ぎはダメよね
横紅「と、いう事だそうです。旦那様?」ニッコリ
横着「むう……」
ただこの方ね、自己評価や自己肯定が低いんですよ。自分の手柄は匈奴戦役だけ、引き立ててくれた上司や主君には感謝をしているが自分の能力が認められてなんて頭の中に全くない。
袁逢様存命中ならまだ主君の信。と納得していましたが、現在の大物扱いは正直戸惑ってますし下手に「主君の実子」という視点で袁紹様袁術様を見ているから「果たして俺みたい親父が傍に仕えててお二人は不快ではないのか?」と常に自問自答の毎日です(現実編で)
無論今まで以上に努力努力努力の毎日で、最近は田豊様が呆れるくらい軍略政略を教わりに通ってます。
ちなみに祝賀会で「さあ裏方だ(喜)」と家中の総員に発破をかけようとしたら、沮授さんに「事務能力のある方を雑用には使いません。というより袁家の
侍中をしてください。もっというと本来横着様が表にでなきゃおかしいんですよ?」とやんわりやられてへこんでました。
と書いていたら>>681
公式よりアナウンスが。これに準拠しますね。有難うございます。
……袁術様に「横着のあほー」と言われているのになぜかにこにこしている横着さんという光景が浮かんでいます。
いっそ袁術様にくっついて行かせようかしらん。
一ノ瀬さんからOK出たか・・・文官がしっくりこないなら軍略家とか知恵者とか策謀家とかそれっぽいのも考えてはみたんだけど
謀略家、隠者、参謀、識者、賢者・・・だんだんずれてきたな
横着さんにスカウトが向かうようです
金曜日か土曜日に投げてもよろしいどすか?
>>684
どぞ。
どこなんやろうねぇ。楽しみにしておきましょう。
>>683
商売なら現代風に「監査役」昔なら「番頭」。「小頭」「監督」も立場的にはあてはまりますね。
ただ横着さん的には「公孫賛の名代格で、かつ受け答えに学と経験がある。恐らくは公孫賛の参謀的立場から今回の使者を請け負ったのだろう」と判断してます。
大阪ダービー、行きました。楽しみました。やるじゃん、セレッソ(ダイマ)
>>646から
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
……あの闇の向こうには、どうやら味方がいるらしい。ならば。
斬りかかってくる賊の剣をわざと受けると、鍔迫り合いから声のする方の闇へと賊を突き飛ばす。
短い断末魔と共に闇から飛び出し、倒れ絶命する賊。
皇子は依然剣を振るいづづけているようだが、
「官軍に繋ぎを!太尉様と都水長史様が潜入した蛮賊に襲われている!」
大声で闇に命を放つ位の余裕はあるようだ。
と、突然無数の松明が我らを大きく取り巻くように現れ、それに照らされながら……
「陛下のおわす都で随分と騒々しい。というか、俺の縄張りで何舐めた真似してやがる?殺すぞ?」
突然明るくなったことに虚を突かれた賊を無造作に躊躇いなく斬り殺しながら……
大将軍。何進公がそこに姿を現した。
血濡れた剣を無造作に一振りしながら、
「やれ」
同時に背後の将兵達が賊共に殺到する。賊共も迎え撃とうとするが、賊一人に兵十人位が斬りかかるので正直蹂躙戦だ。
更に、
「おい、こっちの相手はどうした?こら逃げんな!さっきまでの勢いはどした?お?」
官兵の大群に逃げようとする賊の正面に回り込んでは、得物でひたすら叩きのめす横着。
賊の中にも腕が立つ奴がいるが、見事な美髪をなびかせながら青竜刃で斬り伏せる女とそれに合わせて得物を振るう横着に悉く殺られている。
しかも、
「主。また奥方様に泣きながら説教されますよ」
「今回のは不可抗力だ!第一この程度の奴に後れを取ると?」
「主にそれはないですが、同じ女として奥方様に味方します。もう少し自身の御立場を弁えなされるように」
「俺か?俺が全て悪いのか?」
片や説教、それに弁明で返しながらそれぞれ無造作に賊を斬り伏せ、叩きのめしている。
気付けば、私と皇子の周囲からは賊が一掃され代わりに厳重に官軍に護衛されている。
そういえば。と先ほどの声の正体を知ろうと周囲を注意深く見渡すが、官軍以外誰もいない。
「ああ、無理ですよ。彼らは『闇に生き、闇に死す』者だそうで。もっとも、貴女も主になりますから今度引き合わせましょう」
私の挙動で察した皇子が、我らにだけ聞こえる声量で答えてくれるが……
その、な。くっつくのは構わぬ。顔が近いのもまぁ、か、構わぬが。どさくさに手を握るな、ついでにどこを触っているのだ。
契るのは構わんが、時と場所を考えよと散々言っておるのに。
「ごほん」
何進公の咳払いで、慌てて少し距離を取る皇子。がっつきすぎだ、もう少しそっちも修業して欲しいと思うのは贅沢だろうか。
そんな思いも横着が何進公と対面した時に起こった騒動で吹っ飛んでしまった。
今回ここまで。
横着さんをスカウトする勢力。
本命 曹家
対抗 孫家
穴 何進
中穴 宦官
大穴 皇帝
……想定外も、また楽し。
乙でしたー
>>686
>>賊の中にも腕が立つ奴がいるが、見事な美髪をなびかせながら青竜刃で斬り伏せる女とそれに合わせて得物を振るう横着に悉く殺られている。 青竜刃・・・と言うんでしょうか?
○賊の中にも腕が立つ奴はいるが、見事な美髪をなびかせながら青竜刀で斬り伏せる女とそれに合わせて得物を振るう横着に悉く殺られている。 私の中の中二魂は【青龍刀】を押します
ところで今宵は新月…いくら松明で周りを囲んでいるとはいえ武器の種類まで判別できるのでしょうか?と言うか判別するのでしょうか?敵味方、でかい小さい、男女、くらいは気を配ると思いますが精々横着の近くに髪の長い手練れがいる、程度でそれ以上の事は終わってからになりそうなんですが
実際かっこよく登場した何進さんの名刀には【血濡れた剣】、横着さんに至っては【得物】と認識してますし。ということで
○賊の中にも腕が立つ奴はいるが、見事な美髪をなびかせながら大刀で斬り伏せる女とそれに合わせて得物を振るう横着に悉く殺られている。 でどうでしょう
彼女が部下になったのはあくまでIFだと思ってましたがこちらの世界線ではきっちり就職してましたか。きっと名前を聞いて噴出した凡人がいたんだろうなあ
スカウト…現在の袁家の人に粉を掛けそうなのはやっぱり曹操かな、後は何進さんから聞いて気に入っちゃったバトーさんとか
「ほ、ほ。
そう身構えるでないわ。
知らぬ仲でもなかろうに……」
声の主は袁胤。
袁家の非主流派の領袖にして、かつては袁家を継ぐと目されていた人物である。
そう、本来であれば袁逢ではなく彼が袁家の当主となっていたはずだったのだ。
そう。匈奴戦役さえなければ。
「まあ、貴様を呼び出したのは他でもおじゃらぬ。
麿は汝南に赴くことになっておじゃる。
そこで、よ。
貴様も汝南に来い、ということじゃ」
あくまでその物言いは傲岸不遜。相手の心象なぞ歯牙にもかけない。
「何故、とな?
決まっておるわ。
汝南に道を敷き、河川を平らかにするためよ。
それは貴様の職責であるでおじゃろう?」
やれやれ、といった目線を向けながら言葉を続ける。
「知っての通り、麿の配下は実務に疎い者が多いでおじゃる。
ほ。
餅は餅屋とはよく言ったものでおじゃるな」
ほ、ほ。と笑みを浮かべてはいるがその目は笑っていない。
「ほう、ほう。不服でおじゃるか。
じゃがの、汝南はいずれ美羽の根拠となる地でおじゃるよ?」
あくまで言葉は柔和。しかしてその目は鋭く。
「なに、別に麿の派閥に入れというわけではおじゃらん。
あくまで、そう。
美羽のためにその腕を振るってくれればいいことよ。
今更、周囲からどう思われようとも気にする貴様でもないでおじゃろう……?
美羽は麿にとっても可愛い子よ。じゃからの、汝南を整えるのは美羽のためであるのじゃよ……」
ほ、ほ、と。
その笑みはあくまで雅に響く。含む黒さなぞ感じさせない。
「何、貴様は最近巻き込まれつつあるややこしいことから逃げられる。
そしてやりたいことができる。
麿も汝南を整えられる。
結果、民もその利便を享受できる。
実に結構なことでおじゃろう……」
「ほ、そうでおじゃるな。
表面的には貴様が麿の派閥に入ったように見えるであろうなあ。
じゃが、何か問題があるのでおじゃろうか?
大体、じゃ。田豊とすら殴り合いをする貴様よ。
そんな小器用な動きができると誰も思わないでおじゃるよ」
「ほ、ほ。
無論即答なぞせんでよいともよ。
じっくり。そう。
じっくりと考えてほしいものでおじゃる」
ぽん、と手を打つのを合図としてか。
場に使用人たちが入り、酒肴を並べていく。
「硬い話はこれまででおじゃる。
貴様もいけるクチでおじゃろう?
……ほう、ま。それもよかろうよ」
ほ、ほ。と。
笑い声が室に響くのであった。
つーわけでスカウトは袁家内部でしたー
一応表面ですた
裏面については蛇足になりそうなので、ここまでにするかどうかはご要望次第っす
裏面では袁胤さんのぼやきが入りますが、多分類推される程度の蛇足になるかと思います
>>690
是非聞きたいです<袁胤さんのぼやき
この手の傲慢かつ尊大キャラが影でぶつくさやっているのって結構端から見て面白いです。
袁胤さんからは誘いあるだろーなとは思ってました。
ただ、この誘い方は横着さんには悪手。
基本は『民の為』であって特定個人の為じゃない。
もし袁術ちゃんが同じ誘い方をしても、噛みまくりながらもやんわり説教します。
更に難儀なのは、これで袁から追放されても行く先を知らぬ間に作ってしまっているんですよね。
ただ、現在は思案中の横着さんです。
まあ裏側を無視すればこれから要地になるであろう汝南の開発に力を入れてくれって話だからなあ
普通なら問題は九卿を配下における名前か。だけど袁胤ならそこは大丈夫そう
横着の人となりとしては…最終的には漢全土を整備するための第1歩としては納得できる?自己評価の低い横着さんとしては下地もできて自分がいなくても問題ないだろう南皮よりは、袁家の後ろ盾はあるけどそれ以外の協力がほとんどない土地ってちょうどいいと思ってるかも?
そういえば横着さんの言う(民)って漢の民ってことでOK?だとすれば南皮付近からじっくり街道整備は他の人に任せて遠隔地で基礎を固めるのも悪くないかも
>>691
>是非聞きたいです<袁胤さんのぼやき
はいな
>袁胤さんからは誘いあるだろーなとは思ってました。
順当なとこですよねー
>ただ、この誘い方は横着さんには悪手。
おや、刺さらなかったですか。
>基本は『民の為』であって特定個人の為じゃない。
袁胤さんにその視点は全くありませんからねえ……
致し方なしw
>これで袁から追放されても
?!
袁胤さんにその発想はなかった
裏でやると思いますが今日いけるかな
>>692
>九卿を配下に
畏怖ルートじゃないということで、ひとつ
「なんですのん、あれ。あの態度。
いくら袁家の重鎮や言うても限度がありますやろ」
袁胤の誘い――宴席すら、である――をにべもなく断ったことに立腹するのは許攸。
年代で言えば紀霊と近しく、若手と言っていい。
そして、袁胤の側仕えとして重用されているとう事実こそが、彼女の有能さを示している。
「ほ、ほ。
まあ、あんなものでおじゃろうよ。
腹芸なんぞできん奴であるからしてのう」
袁胤の声には僅かな苦みと嘆息が含まれているが、許攸はそれを汲むことができない。
「せやかて、あんまりですやん。
一方的に袁胤様の顔をつぶして。
それで袁家の重鎮でございとか、ありえへんですわ」
「そう言うでない。
ま、あれの思考は正直分からんし、あれもこちらに歩み寄ろうとはせんでおじゃろう。
あれは怪力乱神の類よな。
まだしも紀霊の方が話が通るというものよ……」
くぴり、と杯を傾けながら袁胤は苦笑する。
「せやけど、そしたらなんであの御仁を呼びはりましたん?
基本、放置でしたやろ」
「そこよ。
あれがな。美羽に目をかけているという風評が立ったわけよ。
これまで袁家において完全中立じゃったあの男が、でおじゃる」
杯を乾し、注ごうとする許攸の動きを制しての手酌。
「あれはの。自分がどれだけのものかを知っておらぬのでおじゃる。
望めば田豊と同格くらいの扱いにできるのでおじゃるよ、あれは。
まったく、隠者気取りよ。あれは」
「そないな方が袁術様の後ろ盾として立つというのは、確かに厄介ですわなあ。
下手したら袁紹様と袁術様の政争になりかねまへんもの」
「そこよ。
田豊の差配じゃろうがの。
麗羽と美羽の派閥。それが極めて完成されておるでおじゃる。
麗羽が袁家を率い、美羽はその予備とな。
そこでよ。あれが美羽に肩入れしたら……荒れるのは間違いないでおじゃるよ」
杯を乾した袁胤に流石に手酌はさせられないとばかりに許攸は酒を注ぐ。
「でも、そしたら……」
「麻呂の誘いを断ったのでおじゃる。
あれに干渉するとしたらよほどの馬鹿でおじゃろうよ。
そこから先は紀霊の仕事よ。麻呂の知ったことではないわ」
ほ、ほ。と笑みを浮かべながら袁胤は許攸の問いに応える。
「なに、麗羽も頑張っておるからのう。
では納得いかんかの」
袁胤はため息を一つ。
「知らぬ方がいいこともあるのは知っておるの?
これはそういうことでおじゃる。
知らぬほうがよい。
麻呂はそう思うでおじゃるよ」
その笑みは苦く、黒く、灼熱であった。
本日ここまですー
勧誘とか祝祭とか笑むイ
眠いおでねまうs
乙です。
袁胤様。もうちょっと荒れるかと思いきや、表面上は大人の対応。
>「袁家の重鎮やからって」
重鎮やからこそ。ですよ。
最初の頃のぺーぺーなら 付いていったでしょう。が、『袁で何かをするなら当主の裁可を受けて、権限者が命を下す』
これが当たり前になっている現状、裏はどうあれ 袁胤様の側近が袁紹様の裁可を貰っておけば感情はどうあれ汝南に横着さん行きましたよ。
赤い街道も象も麹義様と皇子様を引き合わせたのも最初は『袁逢様の意向や袁家の意向』
横着さんが袁術様に抱いている感情は、
『健やかに、そして上に立つ者として真っ当に成長して欲しい』
だけ。
自らも子供持つ身。ですから。
>>696
どもです
本当はもちっと書いて匈奴戦役の裏事情とかを書くつもりでしたが力尽きました
いつか書くかもしれません。横着さんどころか麹義のねーちゃんも知らない裏事情
※田豊師匠は知ってる
> 袁胤様の側近が袁紹様の裁可を貰っておけば感情はどうあれ汝南に横着さん行きましたよ。
まあ、本気での誘導ではなく、政治的な牽制が主眼だったのですので、妥当な結果かなと
いや、横着さんのそういう立ち位置とかを理解していないというのもありますが
袁胤さまが美羽さんに抱いている感情は
「余計なことをせず、都合のいい神輿になるように」
そして張家への教育方針のオーダーはそれに準ずるものです
いやあ、七乃さんはきっちり期待に応えてますね!
>>697
ここが続いていて、かつ 覚えてられて、気が向いたら。
位で。>凶奴戦役の裏事情
で、横着さん自体はある程度は読んでます。
だからこそ、筋にこだわる。
横着さん自体傲慢な所があって、
「誰が誰に付こうが構わんが、下で黙々と働く連中の事を考えてやれ。
袁紹様でも袁術様でも袁胤様でもとりあえず当主が確定すれば、その後は その方の命で働くだけ。
だがな、単なる縁戚が偉そうに俺に何かを言うなら承知せんぞ。
馬鹿だ気違いだと罵られても、俺は『袁家臣』の 横着であって『誰々の家臣』の横着じゃねぇ。
それが気に入らんのなら 首にしろや」
てなもんです(苦笑)
何せ権力欲が無い。
……そんな横着さんが、悪戯心で流流さんと楽進さんに勧誘かけるようで。
出来たら投下しますので 紀家の反応見たいです。
>>698
>で、横着さん自体はある程度は読んでます。
マジすかw
多分、田豊師匠も想像もしてないんじゃないっすかねw
「まさかあの横着がそこに至っていたとは……。
見抜けなんだ。この田豊の目をもってしても!」
>袁紹様でも袁術様でも袁胤様でもとりあえず当主が確定すれば、その後は その方の命で働くだけ。
これは分かります。
納得せんでも、業務命令なら粛々と実行する人、いますもん。
>……そんな横着さんが、悪戯心で流流さんと楽進さんに勧誘かけるようで。
な、なんだってー!
と、とりあえずは静観ですよ。
「横着様、最近街で流れている噂を御存知ですか?」
沮授殿と書類の決裁に追われている中、唐突に沮授殿がこんな事を尋ねてきた。
「というと、『南皮城内にえらく厳つい禿が居る』ですか?」
「何ですか?そんな噂どこから出ているんですか?」
「では、『母流龍九商会の当主がついに身を固める決意をしたらしい』ですか?」
「……個人的には真偽と内容を深く追求したいところですが、違います」
「『天の御使いが中華に降りてくる』というものですが」
沮授殿も半信半疑という表情でそれを口に出す。
「それは、洛陽から勅使が来る。という暗喩ですか?そのような事は奥から回ってきてませんが?」
「そうでは無いようですが」
「では、神仏が南皮に何か求めに来る。とか?……神仏が手に入れたいと思うものが有るのですかね?」
「横着様、茶化すのはいい加減……」
さすがにむっと来た顔の沮授殿だが、私の顔を見て絶句する。
「沮授殿、その噂なら知ってますし、内容も把握してます。……ですが、他領は知りませんがこの袁家が治める諸州は、上は袁紹様、袁術様。その下の主要六家。さらには名もなき役人まで、皆の努力で平穏を保っております。
無論、細かきところでは様々な不平不満や貧富の差もあるでしょう。
ですが、飢えや命の危険に晒されることは皆無とは申しませんが非常に低くなっております。
このような中で、何故救いを求めるような噂が流れるのでしょう?はっきり申し上げて袁に対する謀略と変わらない噂です」
多分切れているのが表情に出ているだろうな。だがな、この噂と内容を聞いたとき得物片手に飛び出しそうになったぞ。
楽土。とはいわんが、少なくとも戦乱や荒廃とは無縁で働けばその日をしのぐことは出来るくらいの活力はある。
さらに治安も他の街とは段違いに安定しているとそう言い切れるくらいは落ち着いてはいる。
それは誰がそこまで成し遂げた?領主たる袁家と、建策した紀家、そしてそれを形にして実行した田豊様やここに居る沮授殿を始めとした官僚達だ。
人間の集合体で成り立っている場所だから、南皮に居る全員から高評価を得られるとは思っていねえしまた完全な安全安心な生活なぞ不可能だ。
だが、依然増え続けている他所からの流民に職を与え、稼ぎで糊口をしのげるくらいは安定させている。
また、悪質な賊の類は兵の調練も兼ねて定期的に殲滅している。黒山賊という例外はいるが、奴らの内部でもなにかあるのだろう、凶悪な奴らは急激に減少している印象を受ける。
そんななかで、後ろ向きな救世思想なぞばらまかれるとはっきり言って迷惑でしかない。
最悪はどのように扱っても不満しかない層を吸収して内乱になる。
そうなると、今までの努力を崩壊させてしまう。
……成程、どこの策士か知らんが随分と嫌味な事をしやがる。
手を休めず、沮授殿に見解を話すと同じく手を休めず聞いていた沮授殿、
「確かに噂そのものが謀略である可能性は考慮の範囲内ですね。しかし、こちらで探っても発信源が確定できないくらい自然に流布されている噂なんです。
正直、様子見というよりはどう取り扱うか考えあぐねている状態ですね」
「まぁ、本当に『天の御使い』とやらが降り立ったら南皮の名産でも持たせて天に追い返しますか」
「横着様、好きですね。それ」
おっさんだからな。駄洒落でも言わんとやってられん。
実際、北郷君がやってきたら二郎さんどう扱うんでしょう?
さて、紀家にちょっかい出しますよっと。
一端乙です
感想書きたいけどちょっかいにドキドキわくわくですよ
うはー
ええと、乙なのですが有り難い乾燥です
>>700
>沮授殿と書類の決裁に追われている中、唐突に沮授殿がこんな事を尋ねてきた。
実際、沮授君と横着さんが共演してるだけでわりと一ノ瀬は小躍りしてます
>さすがにむっと来た顔の沮授殿だが
これ、レアっすよ!これはすごいです。
二郎ちゃんも笑顔以外の沮授君を見たことないのですw
呆けた瞬間を見たら、「やったぜ」とガッツポーズするレベルっすw
>……成程、どこの策士か知らんが随分と嫌味な事をしやがる
これ、本当に悪質なんですよねえ
尚舞台装置
「子供に投げられた?小柄な大人では無く?」
雷薄殿と久しぶりに飲んでいる最中、雷薄殿がこんな事を言い出した。
「アタシもね、小柄な奴ならまだ何とか折り合いを付けられたんですが。なんせ若が連れてきて紹介された時に歳を聞いてしまってますんでね。
世の中は広い。と思い知らされましたよ」
立て続けに大盃を干す雷薄殿。心中では折り合っていないようではある。
……ん?『投げられた』?『投げ飛ばされた』ではなく?
「ああ、若が考案した闘技で勝負したんですよ。あれなら横着様も絶対負けますよ」
ほう。子供でも膂力に自信があれば勝てる闘技、一度試して見たいものだな。
……その機会は案外早く訪れた。
郭商会から異国の産物を当家に頂戴したので、紀家先代へ無沙汰を詫びがてら裾分けに伺いしばし世間話なぞをした後帰ろうとすると、
「横着様、こないだの本人を連れてきましたよ」
門前で幼子を連れた雷薄殿が待っていた。
「えと、典。って言います。じ……紀霊様よりお噂はかねがね伺って……おります」
何だこの一生懸命さは。こんな子供が本当に雷薄殿を投げたと?信じられんな。
「横。と申す。こちらの先代様には戦場でご一緒させていただき、紀霊様には御世話になっている。よろしく頼む」
「ご、ご丁寧にありがとうございます」
ぺこり。そんな何かが聞こえそうな立礼を深々とされる。ふむ、流石紀霊様。部下への薫陶が良くなされておられる。当家もこうあらねば。
「まぁ、実際手合せされるのが早いでしょう。こちらです」
雷薄殿の先導で三人、移動する。ちなみに側付きは門前で待たせる。
調練場と思しき場所に案内されると、地面に大きな円が描かれているのが見える。
「この円の中で体のどこかを地面に触れさせるか、円の外に体のどこかが出て地面に触れた時点で負け。あ、武器はナシです」
円の中で少し距離を置いて私と典殿が向かい合い、雷薄殿の説明を聞く。
頷くことで説明を理解したと判断した雷薄殿が二人の中間、邪魔にならない位置に立ち、
「では構えて、始め!」
合図を送る。
……結果、十回勝負して全敗。というか、
組み合う→投げられる→着地する→円の外
これを十回繰り返した。いや大したものである。
「あの、衣服を土に付けずに足から着地する横様も結構凄いと、その、思います」
投げた本人、典殿の評価である。
? そうなのか?戦場で投げられた位で無様に転がっていては追撃に対応できん。本気で生き残るならこれくらいは基本だ。
「いいか典。あの人は例外だ、普通は俺達みたいに転がされるのが普通だからな。見習ってはいかんぞ」
雷薄殿、人を人外のように評するのはいかがなものか。
だが、素材としては良いものがある。正直欲しい。真っ直ぐ育てばさぞや文武両道の良き将になろう。
ふむ……
「雷薄殿。紀霊様は御在宅か?」
その答えは、
「えと、はい、じ……紀霊様でしたら今日は一日家にいるとおっしゃられてました」
典殿がすぐに返してくれる。
ふむ、当主の動静まで把握しているか。恐らく側で教育をされているのだろう。なら、価値を示して大事に育てる必要性を示さないとな。
「では済まぬが一度戻ってすぐ参る。紀霊殿への仲介よしなに頼む」
それだけ言うと二人を置いて駆け出した。
うはー(歓喜)
二郎ちゃん?そらもうダラダラすてますよ
→がんがん勧誘オナシャス!
本気でいらっしゃったらおっしゃー!
二郎ちゃんが慌てふためく感じでございます。
マジでありがとうございまするるるる
さて、欲しいのは間違いないのだがあれほどの素材手放す気はないだろう。
あの位の歳で既に側に置いていることが将来の側近として教育している証。
ならば、逆に度胆抜くくらいの評価で招聘する事で価値を示してやろう。
家に駆け戻ると、まずは副官以下横家軍の中核を招集する。
「「「「重大事ですか!?」」」」
すぐに集まった連中に中身は話さず正装のうえ付いてこいと命じる。
副官は怪訝な顔をしていたが、付き合い長い連中は、
(まーた主が何かやらかすのか)
そんな表情ですぐに動く。
その間に私の書庫から有用と思われる書を選び出し、手文庫から金銀を取り出す。
全員が正装で集合し、さて行くぞ。となった時に、
「旦那様。これもお持ちください」
妻がなにやら箱を差し出した。
「先日実家より頂戴したものに少し手を加えました。皆を引き連れてまで伺うということはよっぽどの事、微力ですが力添えを」
まぁ、贔屓目抜きに妻の料理は旨いので有り難くもらう。
「御免。紀霊殿はおられますか」
「はははははい、しょ、少々お待ちを」
正装の集団に何を思ったのか、泡を食ったように門番が中へ駈け込んでいく。
すぐに雷薄殿がやってきて、
「本気なんですか?」
「これからやることは本気だ。だが成功するとは思ってない。ただしあの幼子の価値がどれほどかを示さんともったいない」
「まぁ、典の膂力は貴重ですし料理も旨いんで余所に持ってかれたら兵の士気が壊滅しますね。その点含めて交渉してください」
言葉こそ丁寧だが雷薄殿の表情は仏頂面。言外に、
(メシウマ兵を持っていったらいくら着さんでも皆が黙っていませんぜ)
警告している。
……『食い物の恨みは恐ろしい』らしいが、なに紀霊様が手放すとは思わん。だが交渉する価値は十二分にある。
さて、どう出ますか。
訂正一点。
紀霊殿→紀霊様
脳内変換お願いします。
とりあえず、ここまで。
ちなみに、二郎さん相手に提示する内容
金十貫、銀五十貫
孫子兵法の写本全巻
公孫印の名馬一頭(交渉によっては増えます)
横家が持っている官位(郭大人が購入済み)
シルクロード経由の異国の菓子とそのレシピ(横紅さんが渡したやつ)
専用軍の創設と横家軍官の長
後払いなら幽州本家も含めてあれこれ出します。
ただ、失敗に終わるのは織り込み済みなので流流ちゃん思い切り吹っかけてもいいよ。
乙です
着さんすごく頼もしいです
着さんも外史のウィルスっぽいのも今後楽しみ
流琉さんへの条件で紀家軍よりいいのが専用軍関連しかないのはらしくない気もしますが
うし、お話はできた
あとは書くだけ(いつものこと)
しかしこれ文脈考えたら、雷薄、二郎ちゃんと流琉ちゃんがデキてるの知らんなw
寝所に通っていると知ってもほのぼの添い寝だと思ってそうだ
むしろ陳蘭くらいか、紀家軍で知ってるの
「そっか、白蓮はうまくやってけそうか」
無言で肯定の意を示すのは韓浩である。白蓮のお伴として久々の南皮入り。んでもって各種の報告を直に聞いているわけである。
いや、書面での報告は受けてたけどね。やっぱり口頭での報告も欲しいじゃん?
それと白蓮からの要望である、韓浩のレンタル移籍の期間延長のお知らせもせんといかんしね。
まあ、韓浩本人の反応は淡々としたものであったよ。むしろ雷薄がショック受けてたな。書類仕事から解放されると思ってたんだろうなあ。仕事韓浩に任せて……ウキウキで夜の街に繰り出してったし。
しかし韓浩の不在が長引くとなると、事務系の人材を補充しといた方がいいだろうな。とは言え、出来る人材が都合よくフリーでいたりするわけもない。一応沮授あたりに声掛けてみるか。
いあ、人を見る目には自信がある、ということになってるけどズルしてるだけだからね、俺って。
などと考えていた俺に急報がもたらされる。マジか。
◆◆◆
「で、雷薄。どういうこったよ」
「いえ、それがですね……」
経緯を聞いて頭を抱える。
人材の引き抜きを考えてたら引き抜きされる方になっていたでござる。
しかも流琉が対象ときた。
「で、若。どうされるんで?」
「どうするってなあ……。これから考えるけどよ」
差し当たりの時間稼ぎを雷薄に任せて、と。
「どうするかねえ」
視線を韓浩にやると、少し首をかしげる。
「そう悪い話でもないかと思うが」
表面的にはそうなんだよなあ。断るにしても角が立つし。何だよ正装した集団って。内々の打診とかなら捌きようもあるんだが。ええい、厄介な。
「あまり待たせるのもどうかと思うが」
「そうは言うがな韓浩。
難しいぞ、これ」
俺の言葉に不思議そうに首をかしげる。
「結論は出ている模様。何を苦慮しているのか理解に苦しむ」
そうだよ、結論は出てるんだよな。ただその断り方をどうするか……。
よし、決めた。
◆◆◆
「申訳ないが、急病により面会は謝絶させていただいている。
訪問のあったことは間違いなくお伝えするので、お引き取り願いたい」
淡々とした韓浩の声が室に染み渡っていく。
絶句、と言う様子の来客の方々。は?と漏らす雷薄。
室に沈黙が落ちる。
「な、なんと、おっしゃいましたか」
思わず、と言った風に問われるが韓浩の鉄面皮はこゆるぎもしない。
「紀霊様は急病により臥せっているため面会は謝絶させていただいている。
訪問についてはお伝えするので、お引き取り願いたい」
では用件は、との問いにも淀みなく。
「ご用向きについては、さぞかし重要なことと推察する。ここで私がお聞きすべきではないかと。
本日のところはお引き取りを」
◆◆◆
「よかったんですか?」
陳蘭の淹れてくれた茶をずびび、と喫する。うん、いつも通りビミョー。
「いいのさ。どう断っても角が立つからな」
俺の対応は、仮病、であった。居留守というのも考えたんだが、帰るまで待つとか言われたら困るからな。俺ならそうするし。
実際逃げの一手しかない。相手の様子からして相当な好条件を持ってくるだろうと思うが、条件闘争するつもりもないしね。だから交渉のテーブルにも着かない。
ガチで交渉に挑まれて、それで断るよりは仮病で会わない方があちらの面子も傷つけない。と思う。せいぜい俺が無礼って話になるくらいじゃないかな。
「でも、当人がどう思ってるかくらいは聞いてもよかったんじゃないですか?」
「いらんいらん。余計ややこしくなるし。
こういうのは即断でいいのさ」
交渉の余地なしということが伝われば諦めてくれるだろ。
それになあ。
「流琉にとっては良い話であるのは確かなんだ。
だから断り方も難しいんだよね」
「はい」
「それでも、あちら様も納得いただける自信はあるんだ」
「だったら、直接お断りの方がよくないですか?」
「いや、ね。俺の愛人でもあるから駄目ですって……色々気まずいだろうよ」
「あー」
タフなネゴシエイトになるとこれを言わずに済ます自信がない。だから逃げの一手。
陳蘭にもご納得いただけたようです。
後は韓浩のお役所仕事的な対応にお任せである。
ま、なるようになるだろ。
はい、ここまですー
凡人、まさかの逃げの一手!
本当なら部屋の外から交渉を注視したりするんでしょうが、ガチで逃げの一手です。
交渉シーンからはお返しします
雷薄が飲み歩けるのは韓浩が地味様に随伴してきて、事務仕事に復帰したからなのだろうと思いました。
乙でした。
>>710
>しかしこれ文脈考えたら、雷薄、二郎ちゃんと流琉ちゃんがデキてるの知らんなw
寝所に通っていると知ってもほのぼの添い寝だと思ってそうだ
ちょ、流流ちゃんいくつよ?現代日本の性犯罪系の法だの条例だの知らない二郎さんでもないでしょうにwww
逆にそういう枷が無いから性癖発揮?www
様式美。てヤツですね。
元々あれほどの人材を渡すはずがないという前提で交渉に来てますから、
「急病です」
「それは仕方ない」
で終了。善きかな(笑)
>>709
乙どうもです。
>着さんすごく頼もしいです
着さんも外史のウィルスっぽいのも今後楽しみ
流琉さんへの条件で紀家軍よりいいのが専用軍関連しかないのはらしくない気もしますが
頼もしいというより戦争を将兵両方の立場で体験している以上、こういう「死ぬことがないとわかっている対決の場」でも無意識に身体が動いてますww
筋肉管理人達にとっては間違いなくウイルス認定ですねwだけど、その外史で生きている以上敵わなくとも妻子部下諸々を守る為に戦う。そんな人w
条件に関しては、もし本人と交渉できれば青天井ですよ。
それこそ絹やら金銀財宝屋敷に使用人、厨房だって本人専用にカスタムしますよ。
提示した条件は当座出せるものを。
ちなみに、関羽さん。屋敷と使用人、千人ほどの兵力、横家戦闘序列の三位格、それと他からみたらため息出る給金頂いてます。
戦闘序列三位って、横着さん、長男離脱後に横家軍を指揮できる立場。牙門旗も持ってます。
ただねぇ、金満袁家だから配下主要諸家に渡される給料って凄いことになっているかも。
それが回っているから南皮やら勢力下の街の経済が安定しているのもありますが。
>>711
>韓浩「そう悪い話でもないかと思うが」
表面的にはそうなんだよなあ。
裏はないです(断言)あるとすれば、
「典。というこの幼子はそれほどの能力と可能性を持っている、それをご理解いただけますかな」
いや二郎さんはとっくに理解してますがwww
>>712
>陳蘭の淹れてくれた茶をずびび、と喫する。うん、いつも通りビミョー。
珍しく横紅さんが渋い顔されてます。
どうやら二郎さんの嫁認定しているご様子で、なのに商人ネットワークや奥方ネットワークから入ってくる噂は、
「複数の愛人抱えて肝心の嫁(陳蘭さん)を蔑ろ」
横着さんは、
「いや、本当に蔑ろにしているなら寄り付かんぞ。そういうもったいないジジイどもうんざりするくらい見ているからな」
と否定的ですが。
「では、当家に引き抜いたらどうなるのでしょうねぇ」
何か黒い笑いしております。怖や怖や、くわばらくわばら。
>>714
>ちょ、流流ちゃんいくつよ?現代日本の性犯罪系の法だの条例だの知らない二郎さんでもないでしょうにwww
>逆にそういう枷が無いから性癖発揮?www
oh...
今更ですが恋姫はエロゲでございまして、凡将伝も実はエロシーンがあったのですよね
なろう投稿でそこをオミットしたのですが、描写的には足りないなあと言うことでサルベージしております
エロが書きたいというよりは、恋姫たちとのコミュの一環として書いております
ttp://novel18.syosetu.com/n0381ds/
これの最新話ですね
エロいのは通常の三倍しんどいので最近は書いておりませんがががが
>「急病です」
>「それは仕方ない」
>で終了。善きかな(笑)
oh...
もっと荒れるかと思っておりましたw
よかったよかった
>裏はないです(断言)あるとすれば、
裏を疑っているというよりは、どう断ろうかと困っているのですよね
>「複数の愛人抱えて肝心の嫁(陳蘭さん)を蔑ろ」
oh...
まあ、そう見えても仕方ないですね
なお愛人はまだ増える模様(ネタバレ)
でも大丈夫。帰ってくるのは陳蘭のところだ。多分。
>>715
>今更ですが恋姫はエロゲでございまして、凡将伝も実はエロシーンがあったのですよね
恋姫がエロゲなのは存じておりましたが、凡将伝にもエロシーンがあったとは。
ただ、一応結婚している当方としましてはそういう性癖も願望もないので現代日本の性道徳の教育を受けているであろう二郎さんにツッコミを。
>恋姫たちとのコミュの一環として書いております
ですね。ノクタの作品群読んでまいりましたが、そこまでの感情持ったらこうなりますわな。
>エロいのは通常の三倍しんどいので
そうですよぉwとある「ユーロ圏書院文庫www」で活動されている作家さんとお話しする機会を戴いたのですが、エロい=実用に耐える。をどれだけ文学的にかつ刺激的に表現できるか。に苦労されているのが伝わってきました。
挑戦してみた事もありますが、挫折しました。
>
>「急病です」
>「それは仕方ない」
>で終了。
もっと荒れるかと思っておりましたw
よかったよかった
そか、こっちの責任範囲だ。交渉風景は現在まとめてますので、投下予定(予定は未定)
そも、断られる前提ですのでどう来られても平気です。
さすがに門前払いはしないでしょうし。というか、頭悩ませている二郎さんを堪能しました。
>>716
>ただ、一応結婚している当方としましてはそういう性癖も願望もないので現代日本の性道徳の教育を受けているであろう二郎さんにツッコミを。
性癖でないということにご理解いただけましたら幸いでございます
難しいのは、一定の支持層がいるため、そういう要素もいるのかなあと思ったり
>とある「ユーロ圏書院文庫
ああ、革命大好きな感じの……
どんな繋がりやねんと驚愕するが、なにもおかしくないな
不可能ない人のレーベルは何冊かお世話になったことがあります。宮崎の古本屋で買い求めたなあ。おかずをもとめて。
>そか、こっちの責任範囲だ。交渉風景は現在まとめてますので、投下予定(予定は未定)
あ、了解です
まあ、どんだけ詰め寄られても韓浩さんは木で鼻を括るような鉄面皮で淡々としてるでしょうし、
雷薄はクソデカため息の後覚悟決めてだんまりでしょう
全てのクレームは二郎ちゃんに行くように。流琉ちゃんの意思とか関係ないように周りは動いていくのだろうと。
愛されてますよ流琉ちゃん。
二郎ちゃんはどんだけ悪く言われても構いませんので、よろしくです。
楽しみにしております。
>>717
>性癖でないということにご理解いただけましたら幸いでございます
難しいのは、一定の支持層がいるため、そういう要素もいるのかなあと思ったり
はい、了解です。
まぁ一定の支持層の厚みが厚みですので、要素的に入れてもおかしくはないですね。
Side横着
さて、急に押しかけてきたにも関わらず丁重に客間にて待たせて頂いている我々。
ちなみに、私の他には長男とうちの一番古株……なんせ父の代から生きていて、匈奴戦役も生き延びたうちの生き字引だ……と、横家郎党の最上位格で私の親友兼長男の教育役兼副官。を務めるのが私と一緒に返事を待っている。
《しかし父上、そのような者を簡単にこちらへ渡すでしょうか?》
ひそひそと聞いてくるのは長男。
《ま、無理だろうな》
こちらもひそひそと長男に返す。
《では何故我らを連れてまで紀家に押しかけた?押しかけられた方はたまったモノではないぞ?何を考えておる?》
返事によっては。といささか気色ばみながらも律儀にひそひそと問う古株。
とはいえ、青筋立ててひそひそは結構器用ではある。
《まぁこいつの事だから、真面目に嫌がらせをするんだろう。だよな?》
我々に付き合って同じくひそひそと私の意図を分析する親友。まぁ、ほぼ正解だが少し違う。
《? じゃぁ何だ?》
《嫌がらせでは無く、真面目に交渉に来た。正直戦を教えられる者の下に付いたら一流の将になれる。そんな人物だ》
ただし、まだ幼いがな。
そうやって待っている間の手持ち無沙汰をまぎらわせていると、廊下が少し騒がしくなってきた。
どうやら、結論がでたらしいな。
「当家の主、紀霊に代わり用件を承る、韓。と申す。こちらは当家武官代表の雷。」
絵にかいたような無表情の女、と仏頂面の男。が我々の対面に並んで座る。もっとも、男の方はちらりとこちらに目をやると渋面を作る。
……どう断るか相当苦慮したようだな。まぁ、済まんが付き合ってもらおう。終わったら、そうだなこちらの女人にもそれなりの礼をするか。
「で、肝心の御党首紀霊様は来られんのか?」
口火を切るのは古株。言葉は荒いが、表情は冷静。むしろ挑発している風でもある。
「それなのだが……」
口を開きかけた雷薄殿を手で軽く遮ると、
「申訳ないが、急病により面会は謝絶させていただいている。
訪問のあったことは間違いなくお伝えするので、お引き取り願いたい」
……見事に逃げられた。いや感心する。流石だ。
「ちょ、ちょっとお待ちを。小なりとはいえ、一家が正式に交渉にやって来ましたのにその態度はないでしょう!」
おいおい、言葉が最後荒れてるぞ。交渉事は最後まで冷静にな。我が息子よ。
「そうですな。せめて、訪問の内容を聞いて頂きその返事位はいただけませぬものですかな」
ちらっと私を見てから息子の援護射撃に入る親友。すまんな、若造で。
その二人にも動じず淀みなく、
「ご用向きについては、さぞかし重要なことと推察する。ここで私がお聞きすべきではないかと。
本日のところはお引き取りを」
……やるねぇ、完璧だ。この女人も欲しいが今誘っても多分この調子で躱されるか。やめとこう。
まずはここまで。
エロくなくても文章造るのは結構疲れる。
ちなみにどんどこ太鼓が鳴ってます。出来たらまた投下しますよ。
乙ですたぁ
いや、ありがとうございます。
韓浩ちゃんはもうね、木で鼻を括りまくりんぐですからね、仕方ないね
つか、交渉するなと厳命されてますからね。それを愚直に実行するのは彼女の持ち味。
空気は読めないから読まない。忖度とか意味が分からないからしない。
堅物と言うよりは人として欠陥品寸前なのを本人自覚しております。
だから二郎ちゃんや地味様クラスでないと使いこなせないみたいな人材ということで一つ。
乙でしたー
>>700
>>それは誰がそこまで成し遂げた?領主たる袁家と、建策した紀家、そしてそれを形にして実行した田豊様やここに居る沮授殿を始めとした官僚達だ。
○誰がそこまで成し遂げた?領主たる袁家と、建策した紀家、そしてそれを形にして実行した田豊様やここに居る沮授殿を始めとした官僚達だ。 の方がいいと思います
>>706
>>副官は怪訝な顔をしていたが、付き合い長い連中は、
○副官は怪訝な顔をしていたが、付き合いの長い連中は、 の方がいいと思います
ところでこの書き方だと副官は付き合いが短いのかな?と感じたのですが>>719で横家郎党の最上位格で私の親友兼長男の教育役兼副官 とあるので
○副官はうんざりとした顔をしていたうえ、付き合いの長い連中は とかどうでしょう付き合いの長い連中の対応から察するにしょっちゅうと言うか定期的になんかやらかしてるようですしその尻拭いとかの諸々を手伝わないといけない立場の副官としては多分そんな顔をしてそうです
それにしてもルール説明されてたことから推察するに相撲するのは初めてでよく投げられた後即体勢整えられるなむしろ投げられつつか…実は武力90あるんじゃないw?
そういえば一ノ瀬さんの1スレ目【リライト版】真・恋姫無双【凡将伝】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445344769/)の506で>>このカテゴリだと幼女枠かなあと。まあ、色んな都合上成人しているのは間違いないはずなんですが
とあるので年齢は・・・まあ年齢(経験)の差で言えばそれこそ大人と子供くらいあるはずなんですが
>>722
ありがとうございますー 第三者の冷静な指摘は本当にありがたい。
一ノ瀬さんの
『感想くだしあ』
と書く気持ちが良く解る。
>それにしてもルール説明されてたことから推察するに相撲するのは初めてでよく投げられた後即体勢整えられるなむしろ投げられつつか…実は武力90あるんじゃないw
推測ですが、戦場で命がけの投げ合いしたんでしょうねぇ。
武力評価は総合ですので 90は無理ですよw
戦術だか戦略だかに、
『一人を殺すより10人を再起不能にする方が広範囲に打撃を与える』
的な考え方があったような。
横着さんはそういう思想というか思考というか、 「不具者を大量に作り出せば、最終的には兵士の質が落ちるから勝てるかも」
で、本職の工兵知識総動員で罠を仕掛けまくり、自分は相手の四肢を砕く。
そんな戦い方に徹した節があります。
故に、弓や必殺剣術には少し相性悪い。
>付き合いの長い連中の対応から察するにしょっちゅうと言うか定期的になんかやらかしてるようですし
やらかしてますwww
ただし、平和です。
そうですね……
ごろつき共からは蛇蝎のごとく嫌われ、いまだに 郭大人の所に、
『側女で良いから』
と縁談話が持ち込まれ、田豊様が苦笑いする程度にはやらかしてます。
>>724
>一ノ瀬さんの
>『感想くだしあ』
>と書く気持ちが良く解る。
旧作では、感想なくなった時点で畳もうと思っておりましたw
恋姫では特に、ですが。
観測されない外史は絶たれるべきという縛りで必死でありました、ガチで
>『一人を殺すより10人を再起不能にする方が広範囲に打撃を与える』
脚を一本切り落としたり、そういうのが相手に対して負荷を強いるというのはね
ありますよね
>そんな戦い方に徹した節があります。
二郎ちゃんは、結局のところ甘いなあと思いました
甘いなあ、と
女性の年齢>>433 つまり流流ちゃんはふわっと成人してたんだよ!
>>725
>そんな戦い方に徹した節があります。
二郎ちゃんは、結局のところ甘いなあと思いました
甘いなあ、と
そう思われても仕様がない。第一、自分の命を守る時には相手殺しているのは想像の範囲内。
更に二郎さんと違って、愛する者を戦場で失っていない。
多分二郎さんと同じ意見は麹義様から、もう少し 深く掘り下げて踏み込んだ意見は田豊様から、指摘されているでしょう。
まあ、本人としては、
「一騎当百、一騎当千は 出来るかもしれんが、一騎当万しかも皆殺し。出来るか?
俺は出来ねぇ。出来ねぇから、無力化に全力を注いだ。
攻めて来なくなったら、どっちでも構わん。
それ位厳しい戦いだった。
と思ってくれ」
と言いそう。
>>726
……ごもっとも。
だから冷静な感想が貴重な訳で。
魔法の呪文
『ふわっと、ふわっと』
>>727
あー、一つすれ違いが
甘いなあというのは、二郎ちゃんが甘い、ということです
それだけ取り急ぎ
弓を持つ。
矢をつがえる。
的を注視しつつ、弦を引き絞る。
ぬんっ!
気合いと共に放たれた矢は勢い良く飛んで行き、
的をかすりもせずに的の向こうの土壁に突き刺さる。
「何故だ?」
「着、それでは無理だ。左右の力が均等ではないからぶれてしまっている。
強い矢を放つ事ばかりに意識が向いて、弓を固定する事がおろそかになっている」
側で指導している麹義様が冷静に指摘する。
今度はしっかりと弓を握り締めて矢をつがえる。どこからか、ぱきり。と 音がしたが気にせず弦を引き絞る。
ばきっ
弓がそんな音を立て、引き絞った弦が弛む。
呆れ顔の麹義様が、
「着、貴様に弓は向いて無い。
悪い事は言わん。止しておけ」
更に指摘する。
むう。弓というのは難しい物ですな。
「貴様には合って無いのだろう。
それ以前に使う武器をへし折ってどうする。
並みの弓兵が使う弓を片っ端からへし折るから武器庫にある強弓を持たせたというのに、二射目で へし折るとはどういうつもりだ!?」
いやそう言われましても折れる物はどうしようも無いでしょう。
「なら、貴様の力でも折れ無い弓を探すか代わりの武器を探すか。
これ以上弓をへし折られたらさすがに弓職人から 嫌みの一つも言われかねん」
溜め息の後に麹義様から そう言われ、
仕方無く捜しに動く事にした。
とはいえ、個人的に弓職人と付き合いは無い。
ここは郭商会の伝手を頼ろう。
そう考え、城内の射場から表門へ向かう途中で李典殿に出会った。
「ええと、ずぼら?様でしたよね?」
「……横着。です。どなたでしょうかな、その『ずぼら』とかいう御仁は?」
「せや、『横着』様でした。
これは大層な失礼を。
えろうすいまへん」
訛りのある話し方で私の名前を間違え、訂正すると慌てて謝ってくる。
……この方が南皮城を要塞化したのだが、そう話しても果たしてどの位信用されるのやら。
本人を前にそう考えている表情が何か誤解を与えたらしく、
「いやウチとしては、あの工事の時に手伝うてもろたからちゃんと覚えてたけどついド忘れしてしもうて。
あん時にはホンマ、大層助けていただいて。
あっこまで城の事を知り尽くした人がおったから 無事済みました」
あわあわと早口で話している。
私としては、感覚で弱点を見抜き適切に強化したその手腕に敬服しているので、名前を間違った事位で不快になぞならない。
……もしかすると、この方なら解決策を与えてくれるかも知れない。
こんな親父に相談されて 相手から引かれる事位は覚悟で聞いてみた。
なんか、降りてきた。
とりあえず、勢いで出来た所まで投下。
>>728
あ、はい(きょとん)
乙でしたー
>>729
>>「着、貴様に弓は向いて無い。 向いてる、向いてないですので
○「着、貴様に弓は向いてない。 ひらがなの方がいいと思います
>>「貴様には合って無いのだろう。 こちらも同じく
○「貴様には合ってないのだろう。 或いは 「貴様には合っていないのだろう。 と書くと間違いにくくなりますよ
>> 「なら、貴様の力でも折れ無い弓を探すか代わりの武器を探すか。 【折れ有る】とは言わないのでこちらも
○ 「なら、貴様の力でも折れない弓を探すか代わりの武器を探すか。 ~無い は有無があるもの以外だとあまり使わないですね
【~する、~しない】 【~る、~ない】 のような助動詞には漢字を使わないですね
>>「なら、貴様の力でも折れ無い弓を探すか代わりの武器を探すか。 この言い方だと麹義さんが面倒を見るようにも読めるので
○「なら、貴様の力でも折れ無い弓を探すか代わりの武器を探すかしろ。 もしくは 「なら、貴様の力でも折れ無い弓を探すか代わりの武器を探せ。 とかどうでしょう
助動詞とか久しぶりに意識したのでちょっとあやふやですが基本的には【~が有る、~が無い】と言い換えられなければ漢字にはしないはずです
それにしてもただの弓でなく強弓を引きちぎるとは…メタな言い方ですが女性武将(武力90越え)が使っても大丈夫なものを壊せるとかやっぱり横着さんの腕力オカシイ、ゴリラかお前は
この世界の武具って数打ちでも女性武将が荒っぽく使えるモノのはず(世界にそういう武器が一つしかないわけではなく女性武将の数だけあると言う事はある程度鍛冶技術は高い)その中でも強弓と言われるものなら…呂布とかが使うか本来5,6人で引くバリスタもどきなイメージ
まあ正確には弓って鍛冶とは無関係ですが、夏侯淵とか黄忠の弓がある以上それなり以上の頑丈な弓の作り方が確立してるわけで
特に袁家は異民族ともバリバリやってる最前線です。武具の作成技術は高水準だと推察できます。その中でも壁の中から一方的に攻撃(迎撃)できる弓は最優先で強化され、脳筋系女性武将の使用にも耐えるモノだと思うのですがどうでしょう
まあ横着さんが弓の引き方知らなくて力任せに扱った結果だとは思いますが・・・しなりの限界を超えるとか横着さん腕が人外疑惑がwww引っ張る力が強くても引っ張る長さが一定超えないと折れないよね?
一つミスった
>>729
>>「なら、貴様の力でも折れ無い弓を探すか代わりの武器を探すか。
○「なら、貴様の力でも折れない弓を探すか代わりの武器を探すかしろ。 もしくは 「なら、貴様の力でも折れない弓を探すか代わりの武器を探せ。
もしかしたら横着さん握りつぶしたのかもしれませんが、どっちにしろそこいらの女性武将よりも怪力のゴリラ疑惑がwww
乙でござるですです
さて、真桜ちゃん、これはボケなのかマジなのか彼女ならどっちもあり得るから迂闊にコメントできないのでここまで感想なかったのがごめんなさいー
>あっこまで城の事を知り尽くした人がおったから 無事済みました
要塞要素が増されてしまったか……(そっと目を伏せる)
多分フレーバーですが、南皮の防御が10%上昇しましたとだけ
>私としては、感覚で弱点を見抜き適切に強化したその手腕
ガチの天才は脳内であれこれ処理して「なんとなく」で最適解を数秒、或いは数瞬で導きだしますからねえ(白目)
>こんな親父に相談されて 相手から引かれる事位は覚悟で聞いてみた。
真桜は二郎ちゃんのコネで出世して実力で周囲は黙らせてますが、もっと周囲からは白い目で見られてると思います。
序列とかそういうの、名家ならではのあれやこれや。
なので、横着さんみたいな方に評価してもらえるというのは彼女の自信にもなって、袁家の技術部の進捗がえらいことになるかもしれません。
これはいけません。
技術革新で各種難易度が下がる可能性が出てきたます。
乙でした
弓兵用トレーニングジム作った真桜さんに不可能はない!と思われww
実際2t強の弦の弓(おそらく床弩)があったそうなので、その辺を個人で扱えるよう仕様を変える方向が楽?
飛将軍の弓も似たようなものだろうし、弓の担い手が多い袁家なら技術も蓄積されてるはずなので
なんか考察っぽくてすみません
>>733
この助動詞の説明……中学時代の糞国語教師に見せたい。
凄いわかりやすい。
弓の折れ方を調べてみましたが、真っ二つというよりかは弱いところが折れる。そんな感じですね。
後、おかしな力の掛け方で折れるようで。
>ゴリラかお前は
珍しく辛口なツッコミ。ちょっとニンマリ。
>まあ横着さんが弓の引き方知らなくて力任せに扱った結果だとは思いますが・・・しなりの限界を超えるとか横着さん腕が人外疑惑がwww引っ張る力が強くても引っ張る長さが一定超えないと折れないよね?
そう思いますでしょう?
調べたときに思ったのが、
「おかしな力の掛け方で弓に無理な負荷がかかったのなら、ある程度の怪力なら折れるんじゃ?」
>>734
>もしかしたら横着さん握りつぶしたのかもしれませんが、どっちにしろそこいらの女性武将よりも怪力のゴリラ疑惑がwww
こっちの方があり得ますね。握力に関しては得物の関係上かなりな物です。
ありがとうございました。
>>735
>要塞要素が増されてしまったか……(そっと目を伏せる)
そりゃまぁ、横着さん基本は真面目ですから。
「南皮の防御向上に貴様の知る限りの情報を充てよ」
と命が下れば知っている限りの情報を出しますよ。
>こんな親父に相談されて 相手から引かれる事位は覚悟で聞いてみた。
真桜は二郎ちゃんのコネで出世して実力で周囲は黙らせてますが、もっと周囲からは白い目で見られてると思います。
序列とかそういうの、名家ならではのあれやこれや。
横着さんも通ってきた道です。というか、横着さんも職人肌な所がありますから李典さんの実力は見抜いているし尊敬しています。
正直横着さんが「職人派」を旗揚げするときには多分真っ先に勧誘する対象。
ただ、横香さんには正面から引き合わせて仁義は通す。そうじゃないと、拗ねてまた実家に帰られるから。
>>736
>弓兵用トレーニングジム作った真桜さんに不可能はない!と思われww
その技術力の高さゆえ、横着さんも頼ったという……
どうするのかな?
>>737
その可能性(単純に弓の引き方が悪いだけ)も考えたんですがね
その場合麹義さんがきっちりと教えてくれると思うんですよ
と言うか真桜えもんがどんな技術チートを発揮したとしても横着さんの不器用さで本来とは違う使い方をされた弓は壊れちゃうんじゃないかな、と
極端な言い方をすればこれって鞘に納めた刀を振り回して切れないって言うようなものじゃないかな、とまず鞘から抜け(弓の引き方を覚えろ)案件になりそうでどれだけ真桜えもんが頑丈な、矢をまっすぐ飛ばせる弓を開発しても基礎が出来てないんじゃどうしようもない気がします
麹義さんが匙を投げたという事は弓の引き方を治せないレベルで不器用(弓適性0どころかー)なのか引き方以前に握りつぶすゴリラ(手加減?知らない子ですね)か、引き方は辛うじてできてるけど弓の限界を超えるレベル(おそらく威力と射程を求めて力いっぱい)で引いてるかのどれかだろうと思ったんですよ
いっそ適当な石ころと虫とり網みたいなの使って投石でもしてればいいよ、横着さん(投げやり・・・投槍でもする?投擲専用の槍ってかなり昔からあるはずだし
本筋とまったく関係ないんですけどね。
お見限りの維新はミンシンに比べたら野党としては健全なのではと思いました。
与党にはなれないかもですが、健全な野党としてはと。
いや、比較対象がアレなのですが、何故かマスメディアが支援してるんだよなあ。。。
>>738
その辺をどうしようかと 現在思案中です。
というか、弓適性が皆無なら李典さんも指摘する でしょうし。
>>739
「日本維新」の事なのか 「おおさか維新」のなのかが迷う所ではありますが。
政党として、いや野党としても健全だし共産も社民も健全です。
理由は、「根本に政党として集まる理由と主義を持つ」から。
ただし、個人ではなく団体として金出す方としましては「それがこちらに どういう形の利益として返って来るのか」が大事。
橋下氏は『大阪府全体』でなく『大阪市』という 行政単位に固執したので 完全に距離を置きました。
国税と地方税の個人と法人両者を負担している身としては、「一行政単位だけ統合されてもそこに本社を置いていない企業としては何も影響が無い。
むしろ大阪府で全て事足りるような形態にしてもらえる方が有り難い」
が本音。
今の税制が『国税、都道府県税、市町村税』なのを、『国税、都道府県税』にするだけで支払いも手続きも楽になる。
様々な行政手続きも、住民や経済活動に直接関わる部分を全ての市町村で 都道府県の分も手続き出来るともっと迅速に安価に活動出来る。
ここを考えていない。
民進の現執行部と実はまだ直接顔合わせ出来ておりません。
正確には現党首と。
政党として一番ぶれている、議員個人の劣化が一番激しい政党でもありますな。民進。
今が一番忙しいです。
シャープと東芝をどうしようかという懸案もありますので、暫く止まります。
>>740
深いお言葉ありがとうです。
いやあ、勉強になるなあ。
>政党として、いや野党としても健全だし共産も社民も健全です。
>理由は、「根本に政党として集まる理由と主義を持つ」から。
さらっとこういうのが出てくるのがすごいです。そして本当に勉強になります。
>橋下氏は『大阪府全体』でなく『大阪市』という 行政単位に固執したので 完全に距離を置きました。
知り合い曰く、維新(分裂前かつ大阪のお話)は結局自民が持ってる利権を奪いたいだけだと言ってましたね。
でもまあ、大阪では自民弱いからなあw
>様々な行政手続きも、住民や経済活動に直接関わる部分を全ての市町村で 都道府県の分も手続き出来るともっと迅速に安価に活動出来る
実務に携わっているからこその言なのだなあと。その視点ってないんじゃないかなと思います。少なくとも私にはなかった。
>政党として一番ぶれている、議員個人の劣化が一番激しい政党でもありますな。民進。
非主流派のできる人材が民主党には流れ込んでいたはずなのですがががが。
そしてなによりそれをマスメディアがね。
分かる人には分かるということをマスメディアは分かっていなのか分かっててやってるのか。
反権力ってそんなに楽しいんですかねえ。
>シャープと東芝をどうしようかという懸案もありますので、暫く止まります。
ヒェッ
楽しみにしてますがご本業に専念してくださいませ。
こぼれ話も楽しみにしておりまする。
ほ
ぉ
!?
急速潜行。
迂闊な事は書けないが、これくらいは。
総会屋はまだ残っていますな。ただ、「機関投資家の傭兵」としてですが。
それに表面上の反社会的勢力対策が奏効しているので、経営さえ安定させておれば平穏な総会で終了。
しかし、逆に「物言う株主」が平穏を乱しているという面白い事態も。
ま、実績造りの為にやっているんですがね。
実際、委任状の数を確保しておけば不利にはなりませんから。
しっかし、東京都心がうるさいうるさいwww
やりもしない。出来もしない事をヌケヌケとほざけるなぁと。
まだもうちょい、いるんですがね。
>>745
生々しいお話ありがとうございます
>総会屋はまだ残っていますな。ただ、「機関投資家の傭兵」としてですが。
生き残りということであれば身分も合法化されていい感じですね
>それに表面上の反社会的勢力対策が奏効しているので、経営さえ安定させておれば平穏な総会で終了。
株主総会対策の末席にいたりしたこともあるのでなるほどなあと思います
左巻きの組織が浸透している鉄道会社の株主総会にかかわったときは、
「これ、ええのんか」
という手法で多数派工作されてましたね
10年くらい前のことですが、あそこらへんの暗闘というのは凄いなあと傍目でもわかります
本社が新宿にあるあの会社です
>しかし、逆に「物言う株主」が平穏を乱しているという面白い事態も。
個人的には創業家VS経営というとこですね
創業家は老害なのか、既得権益でしかないのか
それを言うと顧問とか相談役とかの存在意義はあるのかとか色々思いますね
大戸屋と出光の泥仕合はどうなるのだろうなあとか思ったり
カリスマは絶対正義ではないとかあれこれ思ったり
東京都心については去ってしまったのでなんとも言えませんが、マスメディアがマスゴミと評されるのは故あるのだぞとか
いつか勉強させていただけたらとかなんとか思ったりいたします
ぬほ。
>>746
昼間は会社訪問(違)。夜は師匠方に挨拶回り。最近やっと政治議論への 参加を認めて頂けました。
ただ、最初の問いが、
『お前ならあの女にどう 対応する?』
参った(苦笑)
>生き残りということであれば身分も合法化されていい感じですね
極めて巧妙に裏との繋がりを消してますよ。
というか機関投資集団の調整弁役で名義分散に一役かっている。
了解貰ってますので晒しますが、
『株式会社 総会屋』
の名刺を貰いましたwww
ググっても出ないです。
>株主総会対策の末席にいたりしたこともあるので
対策される側でもありますので、どんな修羅場を潜り抜けられたのでしょうか。
お互い「言わぬが花、聞かぬが花」
怖や怖や。つるかめつるかめ。
>個人的には創業家VS経営というとこですね
それとは別に、外部監査や持ち合い幹事の証券グループが重箱の隅案件で 騒いでます。
某社の総会の際に、一般株主から、
「『にちゃんねる』なる ネット掲示板で内部からとおぼしき悪評があるが 社内統制はどうなっているのか」
という質問に、時の流れを感じた。
>創業家は老害なのか、既得権益でしかないのか
それを言うと顧問とか相談役とかの存在意義はあるのか
自らも創業wwした身から言うと、直系の創業者は 既得権を主張しても当然でしょう。
ただ、時代は変わる。商売も変わる。を自覚出来ないならどう謗られても 致し方ない。
会社を維持し、必要な利益を上げない事には自分の既得権すら主張出来ない。
顧問、相談役なんて名誉職兼ガチのトップビジネスでの切り札でもあり。 それを置いて会社運営出来るなら、まだまだ体力ありますな。
>マスメディアがマスゴミと評されるのは故あるのだぞ
この国にゃ完全独立採算の企業マスメディアは無いですからねぇ。
ただ、言いたい事とその叫びには同感。
藁家の零細企業でも雑誌の売り込みに来る出版ゴロを律せないと未来は無いだろう。
>>747
>最近やっと政治議論への 参加を認めて頂けました。
やっぱすげえよ……
>『お前ならあの女にどう 対応する?』
与党なら支援、野党なら光になれー
と思います。
本当に、あれを神輿にしようとした人、頭大丈夫?おっぱい揉む?
くらいのレベルというか多分民主主義を舐めくさってるんやろなあ。
メディアの誘導で安倍政権を潰せると信じてるんだろうなあもしくは与党の刺客か。
どっちにしても道化ですので前者でしょうがね。
ぽぽぽのあれこれをスルーしたマスコミはゴミ。
きちんと分かっている層を突き放すミンシンとマスコミは本当に何を考えているのか普通に中韓露に買収されているのか。
とか言ってますが単に反権力が楽しいだけと思っております。
自分が正しいと思っているからどうしようもないことをやってしまうのですよね。
日本人には中庸が一番。メガテンの最新作もそんな感じやった。
>お互い「言わぬが花、聞かぬが花」
いつか一緒にお花見できたらいいですね、とだけw
まあ、私は本当に表面しかかかわっておりませんのでw
ぼやきというか、重箱の隅をつつく話。
「民主的」な組織というのはトップダウンとボトムアップが対等である事が前提と思います。
この前提からすると、「民主的」な運営が出来る組織というのは、
構成員全員が等しく費用負担をし
活動決定の過程で、「初歩的原始的な意見」もとりあえず聞く。当初案には入れる。
その上で賛否両論を徹底的に構成員全員で討議し 振るい分けていく
組織の大前提に則って振るい分けた意見を更に振るい分ける
絞られた意見を公開の場で全員対等の投票で決定する
決定に対しては全構成員が従う。そこに個人感情を介入させる事は許されない
さて、専制君主制と封建制が基礎にある時代に、「皆が笑顔で過ごせる」言い換えると身分も性別も年齢も関係なしに完全対等の組織運営は可能なのか?
更に「責任者」の存在が 立ちはだかります。
組織運営の具体策を企画立案し、指示する存在は 必要なのは当然。
ただしその結果、組織に 有形無形の損害を与えのであれば行動責任の範囲と与えられた権限範囲の責任の中で回復に尽力する義務を負います。
その代わりそれぞれに応じた指揮命令監督権限を 与えられます。
そうなると、組織の分母が大きくなるにつれて、 「皆が笑顔で過ごせる」 事は難しくなる。
というか不可能。
最初に上げた条件に当てはまるのは住民組織やサークル活動ですが、ここまでの原則を理解尊守している構成員はどの程度いるのか。
これが州や国にまで拡大するとその理念は実行出来るか?
恋姫の劉備さんが叩かれるのも、その辺りなのかな。
ついでにいうと、現実の 「あの女」については正直個人としては与党でも野党でも無視。
会社としてご機嫌伺い役を送る程度。
「政党」に対して繋がりは求めますし、族議員のような「利害関係者」とは当然繋がり求めます。 与野党関係無く。
暴言ですが、この国の新聞TVは「純粋なデータ提供媒体」ですら無い。 データ提供を商売として特化させたネット専業の方がまだマスメディアしてます。
正直社説が許されるのは 政党機関紙だけ。
淡々とその日あった事すら伝えられないなら、自分達の恣意的な考え方を 売りつけるな。
しかも、自前の情報ルートを開拓せずに権力発表の情報垂れ流しなら、反権力ではなく単なる恐喝組織ですよ。
そう言わざるを得ない。
>>749
乙でございます。
心身ともにボロボロなのに薄給なので組織に忠誠心とか期待されても困るなあという最近でございます。
>決定に対しては全構成員が従う。そこに個人感情を介入させる事は許されない
ここの覚悟がなく、前提も知らず、フリーライドを狙う人が多いっすよねw
いや、私もできたらフリーライドしたいくらいですがw
>さて、専制君主制と封建制が基礎にある時代に、「皆が笑顔で過ごせる」言い換えると身分も性別も年齢も関係なしに完全対等の組織運営は可能なのか?
個人的には無理だろうけどできなくもないがそれは二郎ちゃんは選ばないしできないが桃香ちゃんには可能というのが凡将伝です
あれですよ、洗脳したらええねんと
それができたのが真恋姫蜀ルートなのかなと思っております。吐き気がしましたがね。
なお、リアルに鳩山という首相がいたのでリアリティは息ができないw
>最初に上げた条件に当てはまるのは住民組織やサークル活動ですが、ここまでの原則を理解尊守している構成員はどの程度いるのか。
投票するにあたって、せめて集会には顔を出して個人を見なければいけないとは思います
なおそれをやって民主党は切った
候補はともかく支持者がお花畑過ぎて老害やったっすわ
本当は今もそれやりたいけど忙しすぎぃ。。。
まあ、日本は江戸時代がある意味完成された政治運営なのかなと思ったり
景気がよければだいたい政権は支持されますのに、景気を悪くする方に向かう財務省とかいうアレ
>ついでにいうと、現実の 「あの女」については正直個人としては与党でも野党でも無視。
あれ、自民党からの刺客じゃないのかと思うが左巻きはそれくらいにアホであるというのを証明できるいい事例かなと思いますがそれで学ばないから左巻きなのですよね
健全な野党になれよおらー
>、この国の新聞TVは「純粋なデータ提供媒体」ですら無い
それを知ってる人が増えてきたのはいいことだと思いますが熟年層はデバイス知らんからなー
>淡々とその日あった事すら伝えられないなら、自分達の恣意的な考え方を 売りつけるな。
激しく同意です。ほんとにそうですよ。
イデオロギーに酔ってるのだろうなあと思うのです。いまだに権力に対抗するレジスタンス気取り。
社会のインフラを担う覚悟なんてない、いちゃもんクレーマーでしかない。
資金源が海外でも納得ですわ。
などと思いながら日々一生懸命なのですが日々のごはんにも困るのでちょっと更新滞るかもでうs
転職しようかなあ
>>731より
「弓を折った。って……こんな言葉で失礼ですが、『あんたどんだけ怪力やねん』て思います」
李典殿に正直に包み隠さず事態を説明し、返ってきた反応はこうである。
さもありなん。
だがこちらとしても貴重な武器を故意に破壊しているつもりではないので、その点をどうにかして欲しい訳で。
「ちゅうても、うちは武器職人でもないしなぁ。……そういえば、横着様って軍では何を担ってます?」
「主は工兵ですな。とはいえ最前線で工作しますから当然戦闘もこなせないと困りますが」
「……せやったら、別に弓にこだわらんでもなんぼでも扱う武器はあるでしょうに。またなんで弓なんですの?」
「いやまぁ、使える武器は多いほうが良いかと思いまして」
盛大な溜息1つ、の李典殿。続けて、
「その考え方自体はわからない事もありまへんが、物には『適性』ちゅうのがありますからいっぺんウチに弓の扱いを見せて下さい」
そう宣告されて、李典殿と二人で再度射場へ向かうことに。
弓だけを片手に持つ私を真横から見ながら、
「ほな、構えてもらえます?」
そう李典殿から促されて弓射の構えを取る。続けて、
「そのまま引いてもらえます?」
指示のままに弦を引き始めると……
「あの。なんでそないに力任せに握りますの?ウチは本職やないから上手いこと言えませんけど、力あるならそない力一杯に握らんでも加減して固定できますやろ?
弓ちゅうのは肝心の矢を飛ばすために力を与えるモノやから、弓そのモンは矢が狙うた所へ行くように固定する程度の力で持つのが自然です」
早速指摘が入る。
その後も数回力加減の調整をしてもらい、
「ほな、矢をつがえてくださいな」
そう指示されて、矢をつがえて狙いを定める。
「引いてくださいな」
で弦を引き始めると、
「なんか引き方がおかしいです。矢をちゃんと支えてます?それと、矢が合ってない気がするんですけど。なんか引く力に対して矢が追いついてない感じ」
……そんなところまで観察しているのか。そんな指摘、一回もされていないぞ。
結局矢を射る事なくただ弓を引いて指摘を受け続けただけだったが、李典殿的には収穫があった様子で、
「正直ゆうて横着様の任務的にも能力的にも弓は合わない。と思います。でも、矢ちゅう飛び道具はあったほうが都合ええでしょうから『弩』やったら合うんとちゃうかな?と思います。
ちゅうか、その力だったら連弩でも矢の殺傷力をかなり上げられそうな気がします」
それが私の弓に対する評価だった。
「正直弓自体はかさばるから工兵仕事の邪魔になりそうな感じです。でも『弩』を改良できたら横着様専用にはなってまいますが、下手な弓より飛び道具としては威力は上がると思いますわ」
なるほど。では今ここでそれを正式に依頼すれば、受けてもらえるのでしょうかな?
「そりゃまぁ、もらえるモンいただけるなら……って本気ですか?」
勿論。私専用にするよりは、携帯用の汎用飛び道具的に改良していただけると我が家の郎党共が非常に助かりますが。
「ほな、そっちでお請けしましょうか。ただ、時間と先立つ物はいただきまっせ」
ええ。この後で良ければ手付を届けさせましょう。
「じゃあ、それが届き次第契約成立ちゅうことで」
随分と話が大きくなったが、携帯用の飛び道具はかねてからの懸案だったからありがたい。
>>751
一旦乙です
>……こんな言葉で失礼ですが、『あんたどんだけ怪力やねん』て思います
真桜渾身のマジレスに草不可避
途中送信してもうたす
>ちゅうても、うちは武器職人でもないしなぁ。
ボケ気質の真桜まさかのマジレス連打w
>「主は工兵ですな。とはいえ最前線で工作しますから当然戦闘もこなせないと困りますが」
何言ってんだこいつと二郎ちゃんなら思う
>『弩』
納得である
真桜、有能
>「じゃあ、それが届き次第契約成立ちゅうことで」
げえっ!技術チートが請け負ったぞー!
これは大期待ですねぇ
次回も楽しみですー
乙でしたー
>>751
>>だがこちらとしても貴重な武器を故意に破壊しているつもりではないので、その点をどうにかして欲しい訳で。 【故意】と【つもり】で意思がダブって聞こえるので
○だがこちらとしても貴重な武器を故意に破壊しているのではないので、その点をどうにかして欲しい訳で。 の方がいいと思います
>>「主は工兵ですな。とはいえ最前線で工作しますから当然戦闘もこなせないと困りますが」 質問に対して微妙にずれてるようなそうでもないような
○「主は工兵ですな。とはいえ最前線で工作しますから当然戦闘もこなしますが」 軍では何やってるの?と聞いてるので「こなせないと困る」と言われてもこっち(李典)が困ると思います
>>そう宣告されて、李典殿と二人で再度射場へ向かうことに。 「とりあえず見せて」と言ってるだけなので【宣告】ではないんじゃないかな、と
○そう言われて、李典殿と二人で再度射場へ向かうことに。 あるいは そう求められて、李典殿と二人で再度射場へ向かうことに。 とかどうでしょう?
>>結局矢を射る事なくただ弓を引いて指摘を受け続けただけだったが、李典殿的には収穫があった様子で、 間違いではないのですが若者言葉っぽくて違和感がw
○結局矢を射る事なくただ弓を引いて指摘を受け続けただけだったが、李典殿には収穫があった様子で、 【私的には~】とか【あいつ的には~】とか横着さんは使わないかな、ともちろん私の個人的感覚なので違うかもしれませんが
>>……そんなところまで観察しているのか。そんな指摘、一回もされていないぞ。
誰も指摘できなかったのか?でもそうすると麹義さんの指導適性が李典以下と言う事に・・・別に李典が指導者として失格とか言うつもりはないけど基本的に学者と言うか発明家やってる李典が速攻で気づけたこと(しかもかなり基礎的なこと)を気付けなかった麹義さんって一体・・・実は彼女も弓を扱えなかった可能性が?
>>754
>>……そんなところまで観察しているのか。そんな指摘、一回もされていないぞ。
誰も指摘できなかったのか?でもそうすると麹義さんの指導適性が李典以下と言う事に・・・別に李典が指導者として失格とか言うつもりはないけど基本的に学者と言うか発明家やってる李典が速攻で気づけたこと(しかもかなり基礎的なこと)を気付けなかった麹義さんって一体・・・実は彼女も弓を扱えなかった可能性が?
麹義様の名誉の為に申し上げますと横着さんがそれ以前の事を指導しなければならないという状況でしたので、気付いてはいるが後回し。にしてます。
つか横着さん不器用です。
体術や剣術(あるのかな?)という身体使う荒事は長年やっているので我流指導する事は出来ますが、
「弓?そんなもの矢を弦につがえて一緒に思い切り引いて放せば良いモノだろう?」
位の認識しかなかったです。
今回李典さんに指摘されるまで。
李典さんは逆に自分が扱えるモノについては基本は徹底的に習っているだろうと勝手に思ってます。
火炎瓶や手榴弾も発想と しては持っているでしょうな。
ゴリラかな?
>>756
……なんでやねんwww
びっくりしましたわ
>>755
もう一ノ瀬の中では横着さんは脳筋ゴリラですわw
でも政治も商売もできる土建屋さん。なんだそれ。
>李典さんは逆に自分が扱えるモノについては基本は徹底的に習っているだろうと勝手に思ってます。
二郎ちゃんの発注で筋トレマシーン的なものもつくってますし、理系ですからねえ。
実力はともかく、技能的なことに関しては一番熱心で理解があるのではないでしょうか
この時代(ふわっと時空ですが)まだ少林寺拳法すら生えてませんしね
多分力任せに槍とかぶんまわしているだけなんじゃないかなあと思ってます
おそらく凪からあれこれ聞いて……手合わせくらいしてるでしょう
真桜にお願いされたら喜んでくんずほぐれつしてるでしょう。土俵で。
そしてラッキースケベに二郎ちゃんもニッコリ、と言う感じにしときましょかw
少林寺拳法って日本発祥やで
中国武術は少林拳のはず
>>759
マジすか
いや、趣旨はご理解いただいておるかと思いますが、
勉強になりました。
知らんことばかりなのであるなあと思いました。
それはそれとしてセレッソ強すぎ問題
やはり指揮官は実際大事であることですなあ
>>758
>もう一ノ瀬の中では横着さんは脳筋ゴリラですわw
でも政治も商売もできる土建屋さん。なんだそれ。
脳筋認定は致し方ないですが、ゴリラはあんまりだwww
最初に起こしたイメージ は「愛妻家だが世渡り下手。しかし縁の下の力持ちとしては欠かせないから無碍にはされない」
まあ仕事柄土建屋させる方が書きやすいですし、商売に関しては……馬を買いに行っただけだし転売もしてない。
横着さんを現代に当てはめると、地元の土建団体を地盤とする地方議員(無所属)?
>>760
>それはそれとしてセレッソ強すぎ問題
やはり指揮官は実際大事であることですなあ
まだまだ。
創生期からの強いチームに最後まで食らいついていけるか?
指揮官大事は同意しますが、チームがへばった時に真価が問われる立場でもあり。
後発ですから成長途上。と自戒してますが……
選手達の頑張りを地元の おっちゃんおばちゃん達と喜びあう日々でもあり。
つうか若いのが夢中でがっついているのは良い。無責任かもしれないが、食べないと本当の体力はつかないと思うがねえ。
>>761
勝ったぜ(桜)
いや、大阪人としてこれは嬉しいですよ
>脳筋認定は致し方ないですが、ゴリラはあんまりだw
森の賢人ですよ、どうしたどうしたw
単にビジュアルと思考回路をトレースしたらそうだろうと思っただけじゃないですかー
>「愛妻家だが世渡り下手。しかし縁の下の力持ちとしては欠かせないから無碍にはされない」
ゴリラだからね、重用されるね
>横着さんを現代に当てはめると、地元の土建団体を地盤とする地方議員(無所属)?
むしろ地方議員を後援するゴリラ(地方の土建団体をまとめるトップであるが基本現場主義で本人もマッスルマッチョ)じゃないかなとw
こっから蹴球
>創生期からの強いチームに最後まで食らいついていけるか?
伝統とか関係ないのがサッカーですしおすし
>指揮官大事は同意しますが、チームがへばった時に真価が問われる立場でもあり。
そこは、鳥栖という、薄い(戦力的に)チームをあんだけ躍進させてたから心配してません
ジニアスをどうかワールドクラスにしてほしいなあとか思ったりしております
才能と経歴考えたら少なくとも鹿の本山を越えるのが最低限のノルマちゃうかなあ
>選手達の頑張りを地元の おっちゃんおばちゃん達と喜びあう日々でもあり。
これ重要であるなあと痛感します、本当に
多分赤ペン先生の>>ゴリラかお前は
のせいだな
>>763
>多分赤ペン先生の>>ゴリラかお前は
のせいだな
可能性は無きにしも非ず。ですが、むしろきっかけじゃないですかね?
まぁ(怪力特性持たせた以上は)こうなるか。
>>751より
『試作、作ってみました。ついてはどっか広い場所貸してください』
李典殿より知らせが来たので、工兵演習によく使用する南皮郊外の場所にまずは本人を下見に連れて行く。
「どうですかな?」
「こんくらい広ければ、まずイケると思います。欲を言えば、壊してもええ建物が欲しいです」
「まぁ、小屋程度なら半刻もあれば郎党に作らせますが」
「時間掛かってもいいですから、もうちょっと丈夫なモン。あきまへんか?」
「? ならば、そうですな……一日あれば、馬止めの石垣位はなんとか」
「それで充分です。でけたら知らせて下さい。それと、馬貸してもらえませんやろか?」
「構いませんが、数は?」
「四頭程。ちょっとかさ張るモンも作ってしまいましたさかいに、ついでに見てもらおうかなーって」
「わかりました。早速にも掛かりますので、こちらからの使いがあるまでご自宅でお待ちいただけますかな?」
腕に覚えの有る連中を十数人護衛につけて丁重に馬で目的地までお送りさせると、その間に総員集合をかける。
材料については、南皮城や南皮周辺の官衙の補修や改築時に出た廃材をガメているので問題ない。
総員が揃った所で、人海戦術で組み始める。
まず、縄を張って位置を決めそこに土台となる大きな礎石を置いていく。
直線で約十里分礎石を置くと、まずはひたすら石を間配らせる。
高さを約一丈と決めているので、二段目は人力で引き上げて据えながら滑車がいくつも付いた大櫓を並行で組ませ、二段目が据わった所から大櫓を持って来させる。
太縄で石を縛りそれに滑車からの綱を取り付けると……
「「「「「「ウラー!!!!!!」」」」」」
力自慢達が一斉に綱を引いて石を引き上げる。そして、上段を据えていく。
一日かかるか?と思ったが、数千人が分業で手際良くやると実際はかなり早く終わった。
とはいえ、戦場でもないのに突貫でこのような作業をさせた以上労いは必要な訳で。
「酒、届きました!」
「食い物も、届きました!」
「奥方様と、綺麗どころも届きました!」
……最後、違う。
私の無言の拳骨を脳天に受けて、涙目の伝令。
まぁしかし、女性陣の応援でそこかしこから食欲をそそる匂いが流れてくる中、
「皆、急な呼び出しで済まなかった。詫びの代わりだ、潰れん程度に疲れを癒やしてくれ」
「「「「「「「ウラー!!!!!!!」」」」」」
わいのわいのと賑やかな中、どこからかどよめきが聞こえる。
意識をそちらに向けるとどうやら若い連中が娘達相手に筋肉自慢でもしているようだ。
……ほほう、面白い。
そこにズカズカと乱入すると、
「ふんっ!」
南蛮の怪力猿と評された自慢の筋肉をもりもりと隆起させる。
しかし、娘達の手前か。
「はあっ!」
負けじと自らの筋肉を隆起させて張り合う。
「ぬううっ!」
こちらも張り合うと……
ビリッ。
上衣が豪快に裂けるが気にしない。
それを見て……
「おおおらあっ!」
ビリビリッ。
同じように、上衣が豪快に裂ける。
「やるな」「主こそ」
妙な連帯感で思わず握手する我々だったが、その後座に戻ると、
「まったく、誰が繕うとお思いですか?」
呆れたような、活発な子供をやんわりと叱るような妻の声に我に返った。
宮崎アニメ初期のあのシーンをやりたくて書いた。
後悔はしていない。
二郎さんがこの場に居合わせたら、「ラ○ュタかよ」と内心突っ込んでそう。
親方と呼びそう
思わずぶっこんでしまいましたが、乙でした!
理論の真桜、現場の親方!
まあ真桜は現場でもチートなのですが(公式)
>「こんくらい広ければ、まずイケると思います。欲を言えば、壊してもええ建物が欲しいです」
ここの種明かしを楽しみにしておりますw
>「四頭程。ちょっとかさ張るモンも作ってしまいましたさかいに、ついでに見てもらおうかなーって」
ここも何ができるのかw
ワクワクしております
>その間に総員集合をかける。
親方がガチな件w
>材料については、南皮城や南皮周辺の官衙の補修や改築時に出た廃材をガメているので問題ない。
ここらへんが脳筋でなく、一党を養っているという実績ですねえ
>「「「「「「ウラー!!!!!!」」」」」」
ちょw
>「奥方様と、綺麗どころも届きました!」
行き届いてやがる……親方にだけお目付け役がいるとか……
親方の立ち位置が見えますねえw
親方!空から美少女が!
いつかできるかなw
しかしそれはそれとして、
土木作業描写の見事なことよ
嫉妬して勉強するべきなのかもですがもう無理レベルに突き抜けてますのですよ
親方はすげえよ…
乙でしたー
>>765
>>改築時に出た廃材をガメているので問題ない。 まあ関西弁使ってる人もいるし今更ですが【ガメる】って東北~北海道弁ですよね
○改築時に出た廃材を頂戴しているので問題ない。 もしくは 廃材を頂いているので 廃材を回収しているので と言うか悪ぶってる感がありますが廃材をそのままほうっておく訳にもいかないから仕事の一部なんじゃないかな?
【ガメる】≒【ちょろまかす】だと例えば出た廃材を売ってお金にしてそれでお酒を飲むようなことでもしないと・・・まあ横着さんは自分が弓を使えるようになりたいと言う私的な流用をしてるみたいな自虐、違うなそれだったら一族郎党を私的利用することの方が問題にするわ
>>一日かかるか?と思ったが、 間違いではないですが
○一日はかかるかと思ったが、 の方がいいと思います
>>南蛮の怪力猿と評された自慢の筋肉 えっ横着さん南蛮人だったの?
○南皮の怪力猿と評された自慢の筋肉 それとも 南蛮人に怪力猿と恐れられた自慢の筋肉
私も詳しくはないですが南蛮と言うのは【蛮】と言う字が使われていることからも中国人(この場合は漢人かな)から別の民族への蔑称として使われていた言葉だったと思いますしかも【南】とあるからおそらく南方面じゃないかな?
そう考えると北方の盾である袁家で南蛮と言う言葉が少し不自然な気もしますが、単純に異民族を総称して南蛮と呼んでるのかもしれませんがその場合でも横着さんって漢民族ですよね?
>>負けじと自らの筋肉を隆起させて張り合う。 前後の文章からしてこれって横着さんが張り合ってる相手ですよね
○あちらも負けじと自慢の筋肉を隆起させて張り合う。 もしくは 【向こう】、【相手】なども良いかもしれませんが次の文で【こちら】と言ってるので【あちら】が一番いいかな?
ところでこの描写だと こちらも張り合うと…… ビリッ。 それを見て……「おおおらあっ!」ビリビリッ
横着さんよりもすごい筋肉のお方がいらっしゃるわけですが…某漫画で【ゴリラの握力はすさまじい、軽く青竹を握りつぶす】と言ってましたが軽く強弓を握りつぶす横着さんとそれ以上の大胸筋持ちのおっさんって・・・やっぱりゴリラじゃないっすかねえ
今は可愛い娘さんも年をとったら肝っ玉母ちゃんになるんですね分かりたくありません。
暑い。
やってられるか。
という訳で現場止めて、社員職人引き連れてプールなう。
家族も参加オケにしているので結構賑やか。
1日止めて影響出る訳でもなし。
つか何なんだ今年の暑さは。
暑いっすねぇ(挨拶)
通勤するだけで一仕事ですよ
そんな中で「日本人は暑さに対してひ弱になった」
とか言う老人がいて草不可避ですわw
プール、いいっすねえ
何年も行ってないなあ
>>772
お暑うございます(挨拶)
暑さの質が変化してますね。例えるなら亜熱帯~熱帯的。
公共交通機関を利用しての移動時には確かに大変さを感じます。
今年限定ですが通勤通学時間帯に新幹線駅や空港へ移動する事になったらハイヤーを押さえる頻度が高くなってます。
>>770
>【ガメる】って東北~北海道弁ですよね
・・・・・・へぇボタン連打。全く知らずに使ってました。
>廃材をそのままほうっておく訳にもいかないから仕事の一部なんじゃないかな?
基本的にこの時代は今以上に再利用が当たり前のはずですから、別に集積場があった。と考えてます。
横着さんが名前通り横着して、自分の使う場所に「仮置き」と称して放置している可能性も。
材木は別。朽ちても貴重な燃料ですから許可を得るか、払い下げてもらって置いているかも。
>一族郎党を私的利用することの方が問題にするわ
実質的に私的利用であったとしても、動かす場合は報酬を支払っていますしちゃんとどういう意図で動員かけたかをそれぞれの家長に説明しています。
・・・・・・恋姫開発陣にはそこまでの考慮はないでしょうけど、正史や考古学、思想研究の資料を見るに「袁家→譜代直参→譜代直参に従う集合体→それぞれの家庭」
日本の武士階級や更に進んだ幕藩体制下の階級制の基礎がこの時代にはある程度確立していたかと。
というか、ちょっと乱暴ですが「封建制=階級制」だから皇帝より臣下としての認を受けた諸侯(この場合は州牧)は権力機構の一員として従っている。
ただ、文官と武官の相違がありますから地方領主(州牧)はどちらかと言うと武官寄りな発達をした可能性が。
「官軍が機能しない」のも、近衛としての官軍であって現在の国軍・正規軍的な官軍じゃないんだろうな。
そう考えたら、後漢~三国時代の軍制は鎌倉幕府的体制だったのかな?
つうか、日本の過去のあれこれが中華の後追いだからそうなるか。
>今は可愛い娘さんも年をとったら肝っ玉母ちゃんになるんですね分かりたくありません。
ええとですねぇ、「母は強し」という言葉。ちゃんと母親してる方を見てるとわかりますよ。
若くても「肝っ玉母さん」してる人が身近にいますよ。
>>773
ちゃうねん
わざわざ【ガメる】なんて偽悪的な物言いするなら「俺のためにキリキリ働けー」とか言いそうだなーとか思ったのよ
廃材の仮置きが上に秘密でやってるとかなら【ガメる】も正しいんだろうけど多分そのあたりのことはちゃんと田豊さんあたりに相談してると思いますし
横着さんの中で 廃材の私的利用をしているという自己認識で【ガメる】と言ってるならそうと知らせずに片棒を担がせることにもなんかこうワルっぽい言い回しをするんじゃないかな、と
まあ実際には横着さんそういうことしそうにないんで、だったらこの廃材は本来なら使用権は袁家に有って
それを自分のために使うから【ガメる】と言って…この廃材横着さんの一存で使っていいの?緊急性の高いものなら別にして結構な職権乱用な気も
1歩引いて平民の目線で見ると【袁家の譜代の家臣】が【自分の娯楽のため】に【袁家の備蓄と一族郎党】を【自分勝手に使ってる】様にも見えるんだけど
罰せられない?大丈夫?上層部としては形だけでも処罰しなきゃいけないような
>>ちゃんとどういう意図で動員かけたかをそれぞれの家長に説明しています。 ・・・俺が弓を引く的にするために、今から一日以内で馬止めの石垣を作るから力を貸してくれって頼んだんです?困惑不可避w(なお横着さんも何故そんなものが必要なのかよく分ってない模様
なんか書いてたら変な妄想が垂れ流しになった…あんまり気にしないでください
あと肝っ玉母ちゃんの件はね
空にそびえるお城のお話で空賊の頭のあの人が主人公を「私の若いころにそっくりだよ」って言ってたのを思い出しちゃったのよ
息子たちも思わず「嘘だ!」って言って睨まれるあれですな
>>774
田豊様談
「あやつがそこまでの悪人なら、今頃横家は滅ぶか筆頭になってるかのどちらかだろうて。
『ガメる』なぞと悪ぶっとるが、風化して脆くなっとる岩を集積した所で単に邪魔になってしょうがないだけじゃ。
まだ駆け出しの頃なら黙って自分の演習場に放置してワシに怒られておったじゃろうが、ちゃんと書類は出しておるし更に払い下げの願いも出しておる。
それとな……
平時に置いても軍というものは訓練を必要とするモノ。あやつがどういう目的かはともかく、形の上では馬防の石垣を作るのであらばそれは訓練とも
取れる。
職権乱用?あやつの別荘を袁家の財と材で作るのであらばそう解釈もできるが。それに、李典だったな?あのオナゴが発明したものを試すのなら結果を
こちらにも回すはず。麹義から聞いたが、あやつ弓が駄目らしいの?袁の兵にも弓が下手な奴がおるからあやつの結果がこちらにも来るだろうて。
それを改良すれば軍の能力も向上するじゃろう。
横家の中のことはあやつの範疇じゃ。そこまでワシや措
>>774
田豊様談
「あやつがそこまでの悪人なら、今頃横家は滅ぶか筆頭になってるかのどちらかだろうて。
『ガメる』なぞと悪ぶっとるが、風化して脆くなっとる岩を集積した所で単に邪魔になってしょうがないだけじゃ。
まだ駆け出しの頃なら黙って自分の演習場に放置してワシに怒られておったじゃろうが、ちゃんと書類は出しておるし更に払い下げの願いも出しておる。
それとな……
平時に置いても軍というものは訓練を必要とするモノ。あやつがどういう目的かはともかく、形の上では馬防の石垣を作るのであらばそれは訓練とも
取れる。
職権乱用?あやつの別荘を袁家の財と材で作るのであらばそう解釈もできるが。それに、李典だったな?あのオナゴが発明したものを試すのなら結果を
こちらにも回すはず。麹義から聞いたが、あやつ弓が駄目らしいの?袁の兵にも弓が下手な奴がおるからあやつの結果がこちらにも来るだろうて。
それを改良すれば軍の能力も向上するじゃろう。
横家の中のことはあやつの範疇じゃ。そこまでワシや沮授も関知せんよ」
屯氏談
「親方が『人に頼んで誰でも弓を扱える、この俺でも扱える。そんなモノを作ってもらった。その試しに石垣を作るから手伝え』と言われた時は何言っているのかはわからなかった。
でも親方は『無理ならちゃんと言ってくれ。相手に頼んで延期してもらう』と言ってた。無理じゃないから手下出した。
親方は『俺のために働け』なんて言わない。そんなこと言うなら親方は自分が出来ることならさっさと自分がやる。
だから俺達に頼んできた事は親方一人じゃ出来ないこと。だから手伝った。
やらない奴もいた。でも親方怒らなかった。
自分勝手なら皆付いてこない。俺達だって従わない。
でも、ドンドコやって怒られるのちょっと納得いかない」
>>775が途中送信だったので、完全版を
>あと肝っ玉母ちゃんの件はね
空にそびえるお城のお話で空賊の頭のあの人が主人公を「私の若いころにそっくりだよ」って言ってたのを思い出しちゃったのよ
息子たちも思わず「嘘だ!」って言って睨まれるあれですな
ドーラさんですな。息子が実子なら旦那がいたはずで、経年が違いすぎるからあながち間違いでもないかと。
でも将来的にシータが身ごもったらドーラさんか親方の奥さんが支えになってくれそうで、若くして肝っ玉母さんになるかも。
勉強になりすぎて正直ありがとうございました。
受けてめて繁栄する反映するお話を頑張ります
つか。
貴重なお話過ぎて脳汁出まくりですよ
ありがとうございました。
あっちに書こうかと思ったけど。
馬騰さんやはりパない。というか未だ戦場に身を置いている現役ですね。 馬超さんは強い。強いけど……
次世代として求められる モノのベクトルが違うので、ちょっとマズい。
雑魚の李儒にまで手玉に取られる危うさを抱えている。
馬岱ちゃんにしっかり参謀教育かOJTをひたすらしたら李儒位なら互角以上に渡り合えそう。
片鱗は結構見せているので密かに注目中。
で、反董卓連合が現実(凡将伝内)になったらどこかのゴリラ親方と愉快な仲間ーズが董卓側に参戦する模様。
まあ真田家というお手本もありますし。
傾くも一興。
>>778
>馬騰さんやはりパない。というか未だ戦場に身を置いている現役ですね。
常在戦場の武人です。ただし政治はわからん。
ただし誠心曇りなくあり、曇りまくりな何進とはうまくかみ合う模様
>馬超さんは強い。強いけど……。次世代として求められる モノのベクトルが違うので、ちょっとマズい。
なお馬騰さんは「腕白でもいい、たくましくry」くらいのノリです
>馬岱ちゃんにしっかり参謀教育かOJTをひたすらしたら李儒位なら互角以上に渡り合えそう。
やればできる子です!
>で、反董卓連合が現実(凡将伝内)になったらどこかのゴリラ親方と愉快な仲間ーズが董卓側に参戦する模様。
ファッ?
まだ、まだ慌てる時間じゃないと思いますのことよ
ふむふむ
横着さんてっきり猫虐待コピペを分かったうえでやるような人なのかと思ったけどそこまでの変人ではなかったか
反董卓連合かあ、史実通りに悪政敷いたなら行かないだろうけど原作通りの理由で組まれたとして・・・ゴリラ親方に董卓の真実を知る伝手ってあるんです?
原作では多分公孫賛にも実際に洛陽に行くまでは分からなかった程度には情報統制が徹底されてましたけど
これがお隣さんとかなら【あいつがそんなことするわけない】ってなるけど東西で離れてるしなあ
それどころか董卓って周囲にすら顔が知られてない怪しい奴だし・・・まあいざとなったら奥さんの実家が上手い事やって董卓に助力することもできるか
>>146のリベンジです。袁逢様が生きている間に投下したかったのですが。
○○○○○
南皮某所。袁逢様が眠る廟の前。
袁紹様が一番前、少し後ろに左から私、文醜様、豊(田豊様)、義(麹義様)、更に後方に袁紹様付きの随員が並んでいる。
まずは全員で廟にぬかずいて黙祷を捧げる。
(臣、横超過が謹んで申し上げます。過ぐる日に袁逢様が横、田、両名に下さりし命今ここに果たします。遅れましたことはいずれ九泉にてお叱りを受けますのでどうか御照覧下さいませ)
心中で袁逢様が生前に望んで果たせなかった命について詫びながら、今回の目的を報告する。
ちらり、と横目で豊を見ると同じく神妙に頭を垂れている。
それが済むと、廟の前の広場にそれぞれが陣取る。
袁紹様、文醜様は廟の対面に。その側に随員達。その二人に横顔を見せるように私と豊が距離を取って向かい合う。両者、無手。
私と豊の中間位に義が廟と向かい合うように立ち、我々二人も改めて廟に向かい合う。
全員一礼後、義が朗々と、
「ではこれより横着と田豊の対戦を執り行う!決め事は三つ!
一つ!己が持てる力と技を以て闘う事!
二つ!全力で闘え!但し勝負あったときはこの麹義が止める故速やかに矛を収めよ!
三つ!周囲を乱し、廟を傷つける事無く闘え!乱闘では無い!それぐらい出来ぬ貴様らではなかろう?
後は、袁逢様・袁紹様に顔向けできぬような無様な闘いをせぬように!」
そう宣言する。
改めて、正対する我々。まずは豊が、
「無手か、着よ得物を使っても良いのだぞ?」
と挑発してくる。こちらも、
「はん!奥の院で鎮座ましましている置物がまともに動けるのかぁ!?」
負けじと返す。
「ふん、嫁に鼻毛を抜かれてやに下がっている奴に遅れは取らん」
「ほほう、あいつが俺を選んだ事をまぁだ引きずってやがるかぁ」
「ならば」豊の闘気が立ち昇る。
「今」こちらの闘気も立ち昇る。
「ここで」豊が構え。
「決着を」こちらも構え。
「「付ける!!」」
同時に相手へと跳ねる。
そこからは、文字にする事が難しい闘いとなった。
突く薙ぐ躱す蹴る打つお互いがお互いの持てる技を全力をひたすらぶつけ合う。
ただ、誤算だったのは互いに齢を取った。これだった。
次第に双方に有効打が入る。そこをお互い耐えて打ち合う。それが更に体力を削る。
何度めかの相討ちになった次の瞬間、
「そ「そこまで。ですわ」え?」
義が止めに入ると同時に袁紹様が高らかに勝負ありを告げる。同時に座り込む我々。義に手を貸してもらって立ち上がると、改めて距離を取って正対し互いに
礼を執る。だが、なぜか我々の側までつかつかとやって来た袁紹様に、「馬鹿ですの?」と辛辣な一言を頂戴する。虚を突かれた我々に、
「何故ここでこうなったかは解ってます。ですが、子供の喧嘩でもあるまいしもう少し綺麗に闘えませんでしたの?きっと母上も同じ感想を持たれたと思いますわ。ここは戦場では無いし御前でもあります。袁の臣らしい武闘をなさい」
いやあのそのですな男同士が本気で殴り合ったらそんな綺麗には闘えないわけで、ましてや我々は戦場を経験している訳でして。
「横着?」こちらの言い訳を読んだかのような表情で一言言い放つ袁紹様。なんというか年々袁逢様に似てこられたのはやはり親娘か。
「袁紹様。確かに我等試合うというより単なる喧嘩乱闘とも取れる闘いをしていたかも知れませぬ。ですが本気で命の遣り取りを何度もして死を潜り抜けてきた我等としてはこれが当たり前なのです。これから先も無いことを祈りますが、もし戦が起こり御自身が剣を振るって命を遣り取りなされたらその時は我等の
言が御理解いただけると、田豊は申し上げます。」
「まぁ、田豊がそう言うのならここは収めましょう。ですが二人共もう少しこう見とれるような武技をお見せなさい」
「いや姫、充分凄い試合だったと思うよ。あたいがこの二人相手にしても生き延びる自信はあんま無いなぁ」
ぼそりと文醜様が仰られたことは果たして袁紹様の耳に届いたか。
まぁしかしようやく袁逢様との約束を果たせた。また一つ、心残りが消えたな。
「待て着、何やら含みがあるようだが?」
気の所為だ、な。
ほむほむ
>>780
某ゴリラ親方談
「最近な、ふっと思う。『俺自身はそろそろ自由になってもいいんじゃねえか』って。いやうちの家その物は袁の臣だし成り立ちからも南皮に残さないと
駄目だろうよ。でも息子に継がせれば俺個人は隠居だから、それこそ義父上や義兄上の下働きで行商人やってもいい。何ならどっかの文官仕事やるのもありだろ?採用してくれればの話だが。
確かに董卓という人物は知らねぇ、がこの先もしきな臭くなってきたら地味に培ってきたモノを活用させてもらう。
便利屋ってえのは逆にコネを作れる立場でもあって、幸いなことに本家や義父上の商売の繋がりも多少は利用できる。
真実はともかく、俺がこの目で見たもの会った人そこから聞いた事それを基にどうするかは決める。
袁胤の爺さんに仕える事もアリだ。無論「横着超過」個人としてだ。
いつの間にか偉くなりすぎたな。「重鎮」なんて言われる存在になったが、どっこい肝心の本人は未だに「豊や義に言われてあれこれ駆け回る立場」がいいと
ダダこねてんだな。
いつか董卓とやらに会ってその人となりを知ることが出来たら、その時に考える。
だが、嫁は連れて行く。長男は充分独り立ちできるから家を継がせるが末のチビ共は嫁に任せるか。
必死で手に入れた財宝をむざむざ捨てていく程阿呆ではないつもりなのでな」
書き手としては、曹操さんと繋がりある、本人も知らないが実は官位を持っている(官位買い占め話の当時に郭大人が何かしてましたよ)、後皇子様と繋がり
ある。ここから凡将伝本編の進捗を見てあくまで「モブ将」として参戦させます。
それ以前に仕舞い付けてない話が結構あるのでこっちから片付けないと。
そんなあなたにぜひとも紹介したいお方が!!
器は大きく、常に人のことを思い、人々の笑顔のために頑張れる素晴らしいお人がいらっしゃるんですよ
えっ胡散臭い?なるほど確かに実際に本人に会わずに噂だけで人となりを理解した気になってしまっては判断を誤るというもの
今はお隣の公孫賛様の領地で民の声を聴いていますので是非とも1度お会いしてみてください。そして彼女がどんな人物なのかぜひその目で見て、その考えを聞いてみてください。
百聞は一見にしかず。だまされたと思って1度会ってみてください
私ですか?単なる袁領と公孫領で商売させてもらってるだけの彼女の1ファンですよ(100%善意)
自分で書いて思ったけど公孫領に本家があるからうわさは聞いてそうだよね、横着さん
どもです。
>>784
某ゴリラ親方談
「まあ世の中そんな酔狂もいるだろうがな。
生憎商人の言葉は話半分で聞く事にしているのでな。
多分公孫様の友人とやらだろうが、なら本人も公孫様を手伝ってやれ。
兄貴からの便りにはそいつの事についてはロクな事書かれてないぞ」
>>785
単に幽州に勢力持っているだけで、本拠地は公孫様の2つ隣位。
公孫家が幽州牧となったら一応従いますが、対等同盟位は当たり前に求めて来ますよ。
横着さんも本家からの情報で知ってはいますが彼女にも情報にも胡散臭いものを感じてます。
乙でしたー
>>781
>>御理解いただけると、田豊は申し上げます。」 どうだっけ?目の前で言う場合に名前を出すのが最上級だっけ?ちょっとあやふや
○御理解いただけると、臣は申し上げます。」 何かで主に対してはこんな喋り方をしてたのを見たような気が・・・その時は「臣は愚考いたします」とか言ってたかな
そういえば今度は私を呼びなさいって怒られてたっけw
それにしてもステゴロやって「優雅さが足りない」と怒られるとはwいっそ相撲でもとれば麗羽様も喜んだかもね
あの桃色頭さんの恐ろしいところは実際に会った人ほど彼女に好意的なところです。なにせ彼女の大徳(○○;○○○○)は一部の強い精神力を持った人でないとすぐに骨抜きにされてしまうものですから
ちなみに横着さんが桃色さんに会うと【ネタバレ】によって【ネタバレ】てその後横着さんが【ネタバレ】してしまう可能性が極めて高いのですよ。せめて横着さんが【ネタバレ】ならその可能性はぐっと下がるんですが
まあ今は桃色さんただの居候だから仕えるも何も無いんだけど・・・それはそれとして噂が180度違うような桃色さんに一度会ってみようかな、となりそうな気もする
別に公孫賛の領地を避ける理由もないよね?お兄さんが怖いから避けるかな?
>>787
お世話になります。
想像でしか無いのですが へっぽこ作家と編集さんのやり取りってこんな感じですかね?
>相撲
ああそうか、横着さん経験者だ。
よし、それで考えてみよい。
>桃色さん
会うのは平気だと思いますが、基本的にカリスマが通用しません。
現状を認識している事、自分をチップにした大博打を経験している事、この二点からでも桃色さんを具体的にボコリます。 というか公孫様と韓浩さんにまず挨拶するでしょうから、この二人の惨状を見たらどれだけ大徳があろうが、
「御託抜かす前に友達手伝え!」
と大爆発します。
良くも悪くも堅物です逆に史実通りに袁家が滅亡 する際は自身は一緒に付き合う。ただし妻子は安全な場所に預け本家とも 縁を切る。
個人的には源平合戦当時の平家に殉じた郎党をイメージしてます。
戦国よりもあの時代の武将の生き様が好きです。 後同じ恋姫を題材にした 「平教経」さんが転生した作品にも影響受けてます。
怒られるどころじゃ済まなさそうだからやらない けど、使いたい言葉が山ほどあります。
二郎さんとは話が合いそうな気がする。
うん?劉備さん公孫賛さんのこと一応手伝ってますよ
民の声を届ける、みたいな目安箱っぽいの。
そもそも今の劉備は描写からして一人で義姉妹もいませんから相手の話を聞いて親近感を持ちつつ自分の話を聞かせて理想(毒)を流し込んでるくらいでしょうし
横着さんならカリスマ【は】効かないかもね、カリスマ【は】
ついでに言うとあれですよ、二人の惨状に劉備を怒鳴りつけるのはお門違いです、だって彼女部下じゃないもの
あの二人が大変なことになってるなら怒る相手は実際の部下の方で、劉備がやってることは横着さんには分かりづらくても公孫賛さんにはありがたいモノなのです、多分(一之瀬さんところの>>352参照)だから性質が悪い
擦り合わせの為にマスクデータをば
桃香ちゃんのスキルです
【大徳】
武将忠誠、民忠が下がらない
武将登用時、相性無効
【傾世元嬢】
相対した対象は魅了される。対象はスキル主の言動に疑問を持たない。
効果範囲は地位により変動する。
※抵抗値は人物によって変わるが、成功ロール判定は1度のみ
※※固定値により抵抗可能なのは作中では韓浩のみ
※※※難易度は劉備の魅力(100)-D20
※※※※二郎ちゃんは自動失敗する仕様です
これをどうやって文章で納得感出すかで困ってますが、まあなんとかなるさ
ご活用いただければ幸いです。
あくまで一ノ瀬の解釈でござんすということでひとつ。
そこに至った思考回路であればめっちゃ語れます。
マスクデータ査収致しました。有り難うございます。
……どう折り合いつけるか。だよなあ(頭抱え)
>>効果範囲は地位により変動する。
仕事辞めて放浪する場合の抵抗値は(震え声
というか一ノ瀬さんがリライト前に書いてたやつだとネームド(三国志関係の物語全般)以外へのほぼ絶対性だったはず
つまり?横着と言う架空武将には滅茶苦茶効く
こういう言い方はあれですが正史にしろ吉川にしろ横山にしろその他にしろ、それらで名前が出てない横着さんは
例えば公孫越とか馬元義とかよりも世界への影響力が低い、いわばモブ武将と言う逆説が・・・
>横着と言う架空武将には滅茶苦茶効く
こちらでネームドだからセーフ
つか、経歴実績である現場主義であることからからして
桃香ちゃんの天敵クラスだと思ってます
抵抗ロールに+40くら補正ありそというのが個人的な見解です
奥さんで+25くらい?
ざっくりですが、ご参考ください。
ただしモブはほぼ全滅ということでひとつ
D100で98以上でないと抵抗できないくらいのイメージ
まず、凡将伝本編においてはまったく無名のモブ です。
ですが、私含めた個人としてはそれぞれが主人公ですよね。
名も無い主人公が日々過ごす話を恋姫と凡将伝本編を舞台として書かせて頂かせております。
だから靡く靡かない両方の可能性はある。
展開的には横本家が陥落している可能性もあり。 故に頭抱えております。 ……劉備さんと絡ませると凄いパターンの展開が組めますよ。
内容を問わないで頂けたら1スレ余裕で消化出来そう。
しばらくは様子見(逃げ)
>>795
げへへ(とりあえず漏らしてみたかった下品な笑み)
>展開的には横本家が陥落している可能性もあり。 故に頭抱えております。 ……劉備さんと絡ませると凄いパターンの展開が組めますよ。
面白そうなほうでいいんじゃないっすか?
個人的には横着さんはレジストしまくりでも周りがアレでという、あれだ!
民主党政権時代の真っ当な人たちの受難時代とか(民進党をけなす意図はありません)
様子見、いいと思います。こっから大展開しますから(適当)
放浪編なので、大事なときにほっつき歩いている二郎ちゃんに文句を言うくらいのお話でもいいと思います。
横着さんの言動は本当に凡将伝の世界を広くしてくれておりますので。
関係ないけど横着さんと七乃さんは相性最悪だと思います。
絶対どっちかが喧嘩を売るし買う。
あー、>>兄貴からの便りにはそいつの事についてはロクな事書かれてないぞ」 が矛盾しちゃいそうなのか
知り合ってないならご意見箱やってる大徳を悪しざまに言うのはオカシイし
実際に会ったなら傾世元嬢で魅了されない人がそんなにぽこぽこ出ちゃうとオカシイ
とりあえず一旦落ち着いて(横着の兄貴から見た劉備)がどういう事をやってるかシミュってみたらどうだろう
神の視点無しでキャラクターの持てる情報っていつの間にかあやふやになり易いから
>>797
洗脳される可能性は非常に低いですが、乗り気になる可能性が高いのが(溜め息)このゴリラ親方。が、今のままの劉備さんでは多分動かない。同様に幽州本家としても「理想は認めるが具体策も 方法論も無い、というか コネで利益誘導を図っている」と見なされてます。
ただ、ぼちぼち『自らの安泰と幽州自体の安全保障』の為に横本家は公孫様には会いに行きますよ。
で、この先も含めて横着さんと長男は横本家に召喚される模様。
後、今話を組み立てているのが横着さんの官位の件。早いとこ引き換えておかないと多分宮廷の事務方がイライラしてそうです。
>神の視点無しでキャラクターの持てる情報っていつの間にかあやふやになり易いから
これ、注意しておきます。絶対やらかしそうなので。
忠告感謝です。
>>796
一ノ瀬さんのコメントにつきましては改めてお返事をなるべく早くします 。
取り急ぎで失礼。
別に気にしなくてもいいのよ
むしろ、こういう情報くれというのがあれば、どんどこ要望ください
無駄に設定は充実してますし、なければでっちあげまs
後は、楽しくいきましょう。
そして、設定とかはふわっと。
ふわっとでよいのです……w
>関係ないけど横着さんと七乃さんは相性最悪だと思います。
絶対どっちかが喧嘩を売るし買う。
この点はですね売るのは 七乃さん、買うは横着さん。
ただ、誰に対してかによって柔軟に対応しますよ 個人に売るなら袁の影響下離れて適当に反撃しつつ受け流す。
場合によっては、黒山賊の本拠地ですら利用しますよ。ただ奥さんが苦労しそうですが、二人共肝は据わってますから楽しむだろーなー。
これが家相手なら逆に殴り込みかけるか、袁紹様巻き込むか。とにかく全力を尽くして迎撃します。自分だけが標的なら周囲の被害が及ばないように、周囲を巻き込むなら とことんまで周囲だけは守る。
つか物理で解決するなら 女性でも容赦しません。顔だろうが腹だろうが徹底的に潰すしサクッと刺す事も躊躇わない。
『ヤらなきゃ、ヤられる』を何度も経験しているのでそこの甘さは無い。 幼子に特攻させても躊躇い無く斬る。
現代日本から見ると狂人です。が、線引きは出来てます。つか曹操さんと 繋がり持ったのも万が一を考えた。
うん、これで整合性は取れるな。
秋の臨時国会。で察して頂けたらと。
>>洗脳される可能性は非常に低いですが、乗り気になる可能性が高いのが(溜め息)このゴリラ親方。
兄貴は?(ゲス顔
たしか名前が設定されてないですよね(愉悦顔
愉悦やめーやw
>>802
陥落しているしていない、両方の可能性がある。と申し上げました。これでご理解いただければと。
てっきり脳筋だと思ってましたが黒山賊を利用できるとは予想以上に頭切れるんですね。横着さん
そして周囲を守るためなら袁紹様巻き込んじゃうかあ・・・袁紹様(と言うか袁家)は横着さんの守る対象外なのか
まあ前にも、民を守るのが俺たち横家だ、みたいなこと言ってましたもんね
ゴリラ≠脳筋
ここテストに出ます(適当)
麗羽様は既に庇護されるのではなく庇護する、そういう立場でごぜーますです
とかなんとか。
がんがん走りますので、擦り合わせ必要でしたらいつでもご質問、ご指摘くださいませ。
一ノ瀬も十全じゃないので、都度考えるかもです。
>>805
黒山賊の頭首に顔と腕前を知られてますからね、横着さん単体でも受け入れられる可能性は高いです。
『袁家』厳密には手の届く領民、は護る対象ですが袁紹様御本人は……(むにゃむにゃ)
つか彼氏いるよな?放浪しているけど。
袁紹様と横着さんの関係は、『甘える、甘えさせる』
猫を貰ったり、真名を貰ったりしてますし、見えない所では二郎さんへの やきもちぶつけられたり 。横着さんも袁紹様の幼少期からを見ているだろうから、内心苦笑いで受け流しているでしょう。脳筋。というより堅いんでしょうね。それと戦場で修羅場を潜り抜けた経験が。
ただ、文醜さんには手合わせの相手をしょっちゅうさせられている気がする。
>>806
どもども。こちらこそお世話になります。
そもそも袁家譜代の家臣に黒山賊トップとの伝手があるのだろうか?二郎と飛燕の密約を横着さん知ってるのかな
普通なら袁家からの首輪かと警戒しそう
>>808
>>399->>401辺りでご対面してます。
密約については流石に掴んで無いです。
伝手。というより乱暴ですが単身黒山賊本拠地(と思われる)の場所に殴り込んで力業で会う、という手段取りそう。
張燕さんの側近は、それを警戒しますね>袁の首輪
しかし横着さん自身が堂々と「俺はフリーだ」と 断言するだろうし、黒山賊には迷惑な事ですが張勲さんと喧嘩の結果なら横着さんへの追っ手もやって来る。
と申しますか私服?で単身のこのこやって来たおっさんが大勢力の元家臣なんてすぐ判るのは、張燕さんの右か左の腕役位か?
ついでにその情景。
酉がコロコロ変わっておりますが、最初の酉を忘れたのでもう少し格好良さげな酉を模索中(馬鹿
どなたか最初の酉の割り方を教えて下さい。
どっちかつうとコテつけていただいた方がありがたいのですぅ
ちなみに一ノ瀬は割られてもしゃあないというくらいに軽い酉です
なに、カタリなんぞ文章圧力で駆逐してやる路線ですわ
(相変わらず、何か出そうな場所だ。それ故に賊が本拠地にするのだろうがな)
鬱蒼と茂る森が続く中、私は単身歩きながら呑気にそんな事を思っている。
張家から売られた喧嘩を買ったのは良かったが、流石に南皮横家自体に累が及びそうになったので回避する為単身横家を出る事にした。
妻と下の子供達は郭商会に避難させ更に思い付く限りの伝手へ手紙で事態の顛末と妻子の身柄の保護を依頼。そして必要最小限の身の回り品と逃亡資金、得物だけ持って南皮から出奔した。
主街道沿いには張家の追っ手がいるのは想定しているので、枝街道や集落を結ぶ細い道を選んで北上。だが張家の情報網は 中々手ごわく向かう先々 に刺客が立ちはだかった。
それをいなし、撒き、時には実力行使で無力化しつつ、何とか陳留に到着城下に潜伏していたが……
「そんな所に居るより陳留城に来なさい。家賃は文官仕事をしてくれたら それでいいわ」
「巻き込まれても知りませんよ?曹太守様」
「あら?『たまたま』麗羽の所の『引退した』文官が来ているから協力を依頼しているのに、何に巻き込まれるのかしら?」
凄い悪い笑顔で言い放つ 曹操様に内心苦笑いしながらも有り難く匿ってもらう。
……だが、軍師殿と二人で激務の日々になるとは 思わなかった。
「というかあんた、涼しい顔で片付けているんじゃないわよ」
「まあ、稟議の起案から最終報告まで一人でこなす日々が長かったですし軍師殿が叱咤しなからも 様式を御指導して下さいましたから慣れるのが早かっただけです。
感謝致します」
「……解っていれば、いいのよ。ふんっ!」
こんなやりとりも、結構 新鮮で面白い。
だが、それも長くは持たなかった。
ついに、はおーのところに出来る官僚が出現してしまったかー
人材の薄さが最大の弱点だったのにようw
乙でした!
そっかー張家喧嘩売っちゃったかーw
そして護身完成に脱帽ですわw
喧嘩の原因とか構想されてます?
まだなら一ノ瀬がこっちでやらかしますがががw
いやあ、ありがとうございます
独りでやるより物語が広がります!
なんと贅沢なことかー
>>813->>814
まず、寝落ちしました(懺悔)
話自体はもう少し続けます。更に、蜘蛛さんのせいで陳留からも逃げる羽目にとなって、最終は。
で、情景だけ書いているのできっかけは全く。
その辺りは一ノ瀬さんに 御願いしたい所であります。
最後に真面目なコテ付けました。以後よしなにです。
コテありがとうございます!
いやっほう!テンション上がってきたぜい!
きっかけを任せてくれるとかちょっとそれいいんですかそれサービスしまくりんぐじゃないですかと思いながら!
お話はできた
横着さんがゲッタウェイなのは、そらそうよと。
脳汁出たのは久しぶりなのでありがとうございまするるるるるうr
ほむ。
陳留からもあれなのか。
これはちょっと拝見してからもっぺん考えます
あの馬鹿コテは「加速中」がヒント。妙な奴が居座っているので。
で、もう少し進めます。
ねっとりとした視線で大期待です
なお、七乃さんは最強キャラという前提で一ノ瀬は話を組み立てるので、そこだけはご了承ください。
※本気になったらはおークラスにつおい
※※凡将伝は七乃さんの頑張り物語でもあります
にゃおー
「最近、陳留に鼠が居るのだけど心当たりは?」曹操様、軍師殿と案件の山を片付けている中、曹操様がこんな事を聞いてきた。
……もう嗅ぎ付けたのか、しつこい奴らだ。
内心はうんざりしながらも、現在の主に問われた以上答えない訳にも行かず、
「その鼠を送り込んでいる親玉と少し揉めまして、どうやら本気で片付けたい様子みたいですな」
とだけ答える。
「待ちなさいよ、あんたまさか袁家自体から追われているんじゃないでしょうね?」
顰めっ面で問い質す軍師殿。私は案件を確認する手を休めずに、
「それなら今頃首と胴が泣き別れてますな。ここでこうして働いていないでしょう」
そう返事しながら主の顔を見る。黙っているが面白がっている表情に推測が間違っていない事を確認する。
「そうね、とりあえずは城下で鼠と騒ぎを起こしても関与はしないわ」
「それは『あくまでも袁内部のゴタゴタだから太守は関わらない』でよろしいですかな?」
「あら、実際そうじゃない?ただ……」
「ただ?」
ここでニンマリと悪い笑顔の曹操様、
「しゅ……夏候惇が乱入しても関与しない。とだけ言って置くわ。
あの子、本気の攻撃を受け切った貴男に一目置いているみたいだし」
……まあ、顔合わせの時に、
「おお、あの時の人か。貴男が曹軍に加わるなら 我が軍ももっと強くなるな」
と喜んでいたが、文官採用と聞いて軍師殿に随分食い下がっていたな。
曹操様に一喝されて涙目になっていたが。
まあしかしなんだ、あの親父もいい加減ほっといてくれれば良い物を。
あんまりしつけぇと流石にキレんぞ。
「言って置くわ。陳留の 街を破壊しないでよ」
軍師殿、私は化け物か何かですか!?
「あの脳筋相手に毎朝鍛錬するだけでも十分化け物よ」
軍師殿の手厳しい言葉は効いた。
続きです。
下手に高いレベルで文武官出来るから、便利屋になってしまう事に気付いているのかいないのか。
張家と喧嘩するなら直接張勲さんとやり合うより 陰にこもっている父親とやり合うでしょう。
張勲さんは代理か袁術様絡みでかな?
まあ孫可愛がり気分で接すれば不興は買うでしょうな。
という線で一ノ瀬さんオナシャス?もとい、お願い致します。
ほむ
大体やりたいことは想定されててしょんぼりですが
ががが
それでも七乃さんはアレですというのと涼州には行かないの?
はおー陣営とのあれこれメインでやるやで
>>822
涼州には行きますよ。後、曹操さんとの会話の相性の良さにびっくり。すんなり話がススム君(古
とりあえず、張勲さんメインで派手にきっかけ作って下さい。そのほうが、イイ!
……ごめんなさい、ちょっとキテます。まぁた往復の日々ががが。
「で、この先はどうする つもりなの?」
案件の山を三人で片付けた後何故か曹操様に、
「城下に行くわよ、同行なさい」
とお供を仰せつかった。現状を考慮して丁重に辞退したのだが、
「ふうん、確か袁の横着という人物は主には忠誠を誓う真面目な人物だと 聞いているけど?
貴男は横着の名をかたる 偽物なのかしら?」
……何かおかしい。確かに主、ここなら曹家だが 当主本人に忠誠は禄の分しか持ってないぞ。
というか、ほとんど表に出ない私の事を調べる暇人がいるのか?
「いるのよ」
「そう、ですか……」
曹操様に言い切られると、何故だか押し切られてしまう。不思議な事だが。
「で、何故私達はここに居るのでしょう?」
「私がここに来たから。でしょ?」
陳留城下の酒家の二階に 曹操様と私。更に夏候惇殿が揃っている。
というか二階丸ごと一間で、更に当たり前に貸し切るとは袁にも負けていない。
「いいえ、麗羽なら専用の店を建てさせる位はするでしょう。悔しいけど この差が曹の現状ね」
……する、か?出来ない事はないが、多分豊(田豊様)が理由聞いて場合によっては止めるだろうし。袁紹様自体身の回りやら対外的なモノにはそれなりに金はかけるが、こういう場所は南皮城内で済ます傾向にあるしなぁ。
私が微妙な表情をしていたのか少し怪訝な声で、 「違うのかしら?」
問うてくる曹操様。
「そこまで奥向きに深くかかわってはおりませんので。曹操様の方がその点には接点が御座いましょうし」
正直に返答すると、互いに黙してしまいこの話題は立ち消えた。
「それよりもですな、何故この三人なのでしょう?」
曹操様と夏候惇殿、それに私。
どういう接点でどういう意図なのか、困惑している私である。
「この三人が一番腹を割った話が出来るから。かしら?」
「腹を割った話。ですか」
「そう。正直な所、曹家にとって足りないモノについてのね」
そう言うと私を真っ直ぐに見据える曹操様。
……言わんとする所は解る。だが、人材ならこんな厄介事背負った人物でなくともそのうちまともなのが集まるだろうに。 「将来なんて当てにならないわ。それよりかは今確実に計算出来る人物が必要なのよ」
……ん?なら、各々ある点に特化した奴ならどうなんだろう?
「どういう事?」
……武であれ文であれ多少難があるが駒としてなら必要十分な奴ならば、数の力でどうにかならないか?
「そんな事言うのなら、当てはあるのね」
「眼鏡にかなうかはわかりかねますが、会ってみますか?」
ここで今まで我々のやりとりに口をはさまなかった夏候惇殿が、
「待て、文官はともかく将がそんな簡単に手に入るか?一人前の将にするのにどれだけの手間暇がかかるか知っているのか!?」
「中華に名を轟かせた将を連れてくるのなら無理だ。だが、「将とはなんぞや」を長い経験で身体で理解している奴なら、次に伝える事も可能だろう。
小康を保っている今だから出来る事も、それを手伝える存在もいる。
夏候惇殿、仮定の話だがもし今夏候惇殿が武運つたなく落命されたとして次を託せる存在は育てておいでか?」
「う!?うぬ……」
「ならば、平均でも幾重の修羅場を潜り抜けた人物を使えば良い。
一騎当千の人物は殺されてしまえばそれまでだが一騎当百の将が百人と、一騎当十の兵が一万いれば勝つとは云えないまでも守りきる事は可能だろう。
この陳留を陥落させなければとりあえず身動きは取れる。
よろしいか夏候惇殿、小康を保っている今だからこそ次を育てなされ。その為の伝手なら使いましょう」
「……横着、紀霊に仲介してもらって手打ちには出来ないの?」
「いやあのどうやってあの御方に繋ぎをつけるのですか?
第一曹操様まで巻き込んでしまいます。
やはり、早いところここを出る方が……」
「駄目。せっかくの人材みすみす捨てる愚か者にはなりたくないわ」
……なんでこう過大評価するかねぇ。
これ位少しの学と思考があれば誰でも出来るぞ。
なあ、そう思わんか?
せやろか(ボブは訝しんだ)
発端完成しました。
想定よりそちらにハードかもしれません。
一区切り頂いたら投下します。
※張家当主はズタボロにしてもいいのよ
※※美羽様を愛でてください
あ、つまり、ここからやれという号令が欲しいということです・
追加するとお話の流れではなく。
ひと段落したとこです。
横着さんは正直、気弾くらい出せそうと思っております。
ほむ(真似)
発端自体は全く考えてませんでした。
が、
が、
一ノ瀬さんのレスでなんとなく方向性は見えました。
ただ、もう少し先と申し上げておきます。
そうですね、黒山賊まで もう少しですからその辺位から?
もう少々お待たせしますが、お許しを。
りょうかいですー
いや、見返してみたらそこまででもなかったのですがw
横着さんのキャラからぶれてるかどうかが心配です。
まあ、俯瞰者さんがうまいことやるやろうというムーブ
この度、初めて横着さんの直截的な言動をやらさせていただきました。
違和感あったらごめんなさいという感じではあります。
一ノ瀬が介錯した横着さんはこんなかんじーってことでひとつ。
※めっちゃ動くしすっげえ便利なキャラだなあと思いました。
すんません介錯したらあかんやろw
解釈の間違いですw
念のためw
パスは一緒でこっちには文字がないだけの差分
ttps://www.axfc.net/u/3848694
袁家名物脳筋文官は匈奴戦で文官討ち取られると隊が回らないからやらざるを得なかったと言うのも多分あるのかも
その辺から着さんの言動見てみると今回のお話は実に楽しい
和訳とかいるなら解説します(伝言板
>>832
横着
「紀霊様に介錯されるのなら、それもまた致し方無し」(呵々大笑)
>>833
おお、画家さんではありませんか!?
再度の絵をありがとうございます(驚喜乱舞)
やっほい!
確かに袁家に限定すると 人馬津波となって押し寄せる蛮族の最前線では武官が書類仕事やらないと 間に合わない。
と言っても状況報告とか 補給依頼とかその程度。 故に戦後「歌って踊れる」ならぬ「文武両道オケ」の人材が名物になった。
田豊様、麹義様、雷薄さん。この辺はそうですね。モブでも程度の差はあっても余所じゃ引く手数多なレベルの文武官は山ほどいそう。
和訳くだしあ(一ノ瀬風伝言板)
和訳は本スレに書きつくしてしまったのでもうちっと踏み込んだ部分と言うか妄想を
なんで明代?:ぶっちゃけ董其昌の書やその臨書(模写)を元にしているのですが、なぜかと言うと
元ネタのタイトルは筆記体っぽく見えるので漢字でも近い草書を選択、
また、二郎さんの野望・実績からも南皮あたりは家内制手工業がほぼ浸透していると想像、
衣食を足りさせて心まで、とすると文化も同様に明代末期~江戸中期レベルとなり、最適だったわけです
忍び旅?:将軍家光忍び旅という時代劇がまんまの元ですが、放浪編にイメージが重なること、
加えて家光はリアル暴れん坊将軍としても有名なため誌内連載(?)の読み物のサブタイトルとして採用しました
他:妊娠や水着関連は殖産を地味に浸透させる意味があります
素組図:元ネタでもそうした表紙を革新的に出したこと、作中のとある目的にもつながっています
でも一番の理由は8月がFGOの水着イベントで盛り上がってたからだったりww
前のリクエストで金髪推しだったのでちょっとだけ原点回帰ということで麗羽様ご登場の砌となりました
こんな感じで和訳と替えさせて頂きます
乙でしたー
>>820
>>「最近、陳留に鼠が居るのだけど心当たりは?」曹操様、軍師殿と案件の山を片付けている中、曹操様がこんな事を聞いてきた。 改行した方が読みやすいかな
○「最近、陳留に鼠が居るのだけど心当たりは?」
曹操様、軍師殿と案件の山を片付けている中、曹操様がこんな事を聞いてきた。
>>「しゅ……夏候惇が乱入しても関与しない。とだけ言って置くわ。 どうなんだろう?真名は隠してるわけじゃなくて周囲にこの人には許してますよー信頼関係ありますよーと喧伝する意味もありそうだし
○「春蘭……夏候惇が乱入しても関与しない。とだけ言って置くわ。 多分横着さん真名を許されてはいなくてもそれぞれがお互いに呼び合ってるから知ってはいますよね、いっそのこと真名だけで話を進めそうな気もします
○「春蘭が乱入しても関与しない。とだけ言って置くわ。 横着さんも(春蘭って誰?)とはならないだろうし
>>824
>>袁紹様自体身の回りやら対外的なモノにはそれなりに金はかけるが、 【自体】には人よりも物や、例えば袁家のような団体に使う気がします
○袁紹様自身、身の回りやら対外的なモノにはそれなりに金はかけるが、 の方がいいと思います
>>曹操様の方がその点には接点が御座いましょうし」 点と点が重なって違和感が・・・特異点?
○曹操様の方がその面では接点が御座いましょうし」 【そちら方面では】と言う事でこれでどうでしょう
○曹操様の方がその点にはお詳しゅう御座いましょうし」 これだとへりくだり過ぎて厭味ったらしいかな?
>>825
>>……言わんとする所は解る。だが、人材ならこんな厄介事背負った人物でなくともそのうちまともなのが集まるだろうに。 「将来なんて当てにならないわ。それよりかは今確実に計算出来る人物が必要なのよ」 すいません、長くて目が滑る
○……言わんとする所は解る。だが、人材ならこんな厄介事背負った人物でなくともそのうちまともなのが集まるだろうに。 区切った方がいいと思います
「将来なんて当てにならないわ。それよりかは今確実に計算出来る人物が必要なのよ」
>>「……横着、紀霊に仲介してもらって手打ちには出来ないの?」 一ノ瀬さんところの>>176で許されてますし、横着さんも二郎ちゃんの真名はしってるでしょう
○「……横着、二郎に仲介してもらって手打ちには出来ないの?」 こういうところで真名を呼びあう仲だ、と言うのはそれなりに大きいでしょうし(張家に効果があるかは分かりませんが
そういえばすでに美羽様たちはこの地を離れるの決定してましたね
だとしたら本家側にいるであろうしわざわざ横着さんがこっちに突っ込んでこなかったらわざわざ七乃さんが潰しにかからないか
と言うかこの世界線って今どういう状況だっけ?九卿買占めしたIFルートじゃないんだっけ
袁家の盾たるね~ちゃんは結婚したんだっけ?
>>836
お久しぶりで御座います。
今回の大反省点
「目が滑る」
人に何かを読んで貰う上での基本的なタブー。
やってしまいました。
肝に銘じましょう。
さて、世界線の整理ですが、
まず別の世界。というか 「横着さんと張家は仲悪いだろうなぁ。喧嘩になるだろうなぁ(意訳)」
から始まっています。
麹義様はちゃんと結婚してますよ。
ただ、そこらをやりだすと本気で収拾不能になります。主に私が。
展開晒すと、
プロポーズ済み→旦那南皮近くで王になる→麹義様、洛陽の姑さんに挨拶に行く→旦那着任地か南皮で結婚式。もしくは洛陽で皇帝しゃしゃり出て 結婚式。
という流れ。
最後どうするかね(溜め息)
郭大人はガチで官位買っています。
といっても横着さんに持たせる為。
だから「官位を持ったさすらい人」になっております。
問題はそういう立場に立てる官位があるか?
現在調査中。
いい機会ですから一回読み直して整理してみます。そろそろ次スレも視野に入れておかないと、マズいかも。
最後になりますが最上級の感謝を。
いつもありがとう御座います。
「一番じゃなければ駄目なのですか」
こいつのお陰で各所に甚大なダメージ来ましたから、解散確定した以上こいつを叩き出せない党には手を貸しません。
MやらOやらと会っては いますが。
まあセメント屋の御隠居とオタ話してる時間が一番平和です。
さてさて。どうなるかなー
少なくとも花火ぶっ放しているアホ電話のせいで 迷惑している方がいる訳ですし、せめて警報網位 国費出せや。
かけ・もりは知らん。
食うた分は払えや。としか。
パワハラ姉ちゃんどしよっかな。
一応挨拶は貰っているけどねー
以上。
北の将軍様とか言うのを何とかしてほしい(道民感
多くは望まないから本当にアレどうにかして
>>839
本当にねぇ。
表に出ないだけで多分担当の自衛官達は無意識に気を張っているだろうし。
ただ、マジレスすると戦争放棄していても国家固有の個別自衛権は認められているし交戦権を認めなくても抵抗権はある。 抵抗する手段の一つとして領海領空内においての 破壊が選択できる。
現状アホ電話の行為は経済活動に支障きたすから 流石に欧州も渋い顔してる。
これが二国(北朝鮮と日本)間なら放置されている。
自国の安全保障にかけるカネだから、いい加減軍事費と安全保障費を切り分けろとは思うしそれ以前に両方に「煽りあいやめーや」と釘を刺す存在が必要なんだが(溜め息)
有権者の一割が大小の演説を政党無差別で撮影するのが、これからの圧力行動になるのか?
と自問中。
>>838
色々乙です。
>こいつのお陰で各所に甚大なダメージ来ましたから、解散確定した以上こいつを叩き出せない党には手を貸しません。
その一言がありがたい。
あれをありがたがる各方面も度し難い。本当に、あれはいかんです。
選挙はなあ。
黒幕小沢なのかなあと思っております。あの人、政局だけだからなあ。いやそれはそれで凄いけどね。
国の舵取りを任せられるかというと、無理だろと。ぽっぽの舵取りすらできんでどうして国の舵取りができるかよと。
信頼と実績は一夜にしてならず。と思います。
そして過去をなかったことにしようとしている人をどうして信頼できるのか。
>せめて警報網位 国費出せや。
これは、初耳。
むしろご相談相手に突き付けてもいいのではないですかね
>かけ・もりは知らん。
疾風の隼人を読んで思いました。
金貰ったならスキャンダルになるやろけど、それがないのになんでスキャンダルにしようと頑張ってるねん。
無理筋やろ。
>パワハラ姉ちゃんどしよっかな。
なんとも言えないですが、仕事の瑕瑾ではないのですよね。
怒鳴られた人のやらかし具合が凄すぎてね。
ただ、ヒトを使う器ではないのかもしれないが、この面では改善があるのかもしれない。
過去の実績を詳しく知らないので何とも言えませんが。
ただ、不倫のガソリン姫と比べたら国政に加わるにあたって、まだましじゃないのかなと個人的には思います。
やる気と能力次第かにゃ?あれで折れないというのはプラスだと思います。叩かれて折れる政治家は資質がない。
と思います。
言ってることがぶれぶれなガソリン姫を推す黒幕はセンスがないと思います。
いや、それでも勝てるくらいの現状なのかもですが。
>>841
このレスの一部のみを師匠にメールしましたら、電話で大爆笑しながら、 「良くわかっている奴だな。こういう奴を攻略するのが鍵だ、後は貴様が どう動くかだけだ」
との事です。
無論伏せられるモノは全て伏せてます。
このレスも師匠より許しを頂いております。
故にご安心を。
>>842
なにが刺さったのか分からないですがw
一ノ瀬は攻略されてしまうのかとw
一ノ瀬はそりゃちょろいですので簡単ですよー
お金でころっと転びます多分。というかあと五年でなんとかしたいと四苦八苦でございまする。
今は山の神のご機嫌が一番怖いなーって。
山の神の許しは得ておりません。ご心配くだしあw
>>843
攻略といっても、一ノ瀬さん個人では(苦笑)
師匠もセメント屋の御隠居さんも、
「個人の政治に対する感情をフラットに伝えた」事と、
「冷静に批判出来る層からの反応」
にそう返した。
更に私含め直接的に誅言し辛い周囲に成り代わっての反応に爆笑。
「久しぶりに厳しい反応だな」
と。
理性的に政治に対して向き合える層って沈黙してしまう層でもあるんです。逆にこの層の意見を吸い上げて反映させる事が 出来れば票に繋がる。
古い話で恐縮ですが、宮城県で共産党が県議5人当選させた時に、
「これが有権者の持つ怖さだ。どれだけ他が甘言を垂れ流しても肌で感じた物を沈黙層が投票で反撃した。この結果をけして忘れるな」
と、師匠に言われました。
正直共産党は中央のお陰であの程度の国会議員で済んでいるワケで。
方向転換して国会議員がガチで議案の絨毯爆撃と 本気のどぶ板行動されたら下が強固な分まだ上積みされる。
現在のトップがふんぞり返っている分我々に有利。今回の選挙でもどこまで遠くを徹底的に回るのかを注視してます。
自民党はその大事さを知っている分強いんですよ。
や、山の神ですか!?
うちは横着さんばりの溺愛です(のろけ)
つか私に対して怒ったり は無いなあ。二人きりの 時はお互い穏やかに夫婦の会話してます。
見合いでそもそも両家では合意が成立している中での顔合わせでしたし。正直今でもよくこんな男に嫁いでくれたと感謝しか(以下延々とのろけてしまうので略)
>うーん、「富の再分配」にも方法は様々あるし目に見えるようにも見えないようにも出来るし。
そういうのは非常に参考になりますです。
ご教授いただければ幸いです。
この件ですが、学問上のあれこれは置いといて後漢当時に限定してと非常に卑怯なんですが、私見を。
例えば、街道をここまできっちり整備するにも費用は掛かる。
そのカネはどこから?
基本は袁家の財。ではその財の元は?
支配下の農工商からの租税と過去の袁家が行っていた交易と推測。
これが富の前提。
目に見えない部分は想像しやすいですね。
街道の整備、乗合馬車という広義の公共交通、賦役という強制無償労働ではなく、日雇いでも賃金対価のある仕事を提供し、更に貧困層の日銭になる食用実のなる木を街路樹で植えかつ管理。
もし、袁家が費用拠出をしなかったら。それ以前に母流龍九商会の設立すら拒絶したら。
ここまでの経済活性化が 起こっていたか。
目に見える方も、賦役が賃金仕事になり収入がある層が増えたから最低でも食費に投下され、商店や卸の商会からの租税が増え、それが更なる賃金仕事を得られる層を増やす。
孔明はともかく徐庶は気付いていそうですが、単純に考えても経済活動自体がある意味富の再分配ですし、溜め込んでいる 富裕層にも容赦ない税負担を強いているでしょう。
ただし、ここは憶測ですが商業活動に必要な分の利益は残しているでしょう。ぼろ儲けの「ぼろ」の部分に様々な形で再度 市中に還元される方策を硬軟交えて大商人、富農 に仕掛けていそう。
少なくとも、インフラ整備維持管理にどのような形でも賃金仕事、それも 市中経済を維持発展させられる規模の賃金仕事を 与えている時点で民に還元はされていますね。
いちゃもんを付けるとすれば、障害者や高齢世帯に対する保護位ですかねぇ。
それすらも日銭程度は得られる内職が補完しているかも。
つか孔明、私よか頭良い(断言)筈だからそれ位 導き出せないか?
ネコミミや詠ちゃんや孫権様や公孫様に片手間で ボコられるぞ。
>>孔明はともかく徐庶は気付いていそうですが
恋姫世界に出てくる劉備の軍師は孔明と鳳統ですぜ
ちなみに徐庶はその辺については十二分に理解してるとは思いますが、分を弁えて周りの人を信頼して
特に口出ししたりはしないんじゃないかな?
考えてみると恋姫世界の袁家って無駄遣いが無駄に凄いからなあ、確か袁紹が金ぴか鎧の軍団で袁術が銀ギラギンの鎧の軍団
多分メッキだろうけど、だとしても全兵士の鎧にそれを施すって金掛かってるよね
>>846
御指摘感謝です。
恋姫世界だと田豊師匠一人しか諌言出来る人がいなかったから、暴走しまくりだったんでしょうねぇ。
後全く関係ないですがアニメ版の曹操さん、地味に胸が大きい。
谷間があるという事は最低でもCは有る。
それと袁紹様の縦ロール目立つ目立つ。
やっぱり人材(二郎さん)は大切ですな。
あ、そうだ
>>つか孔明、私よか頭良い(断言)筈だからそれ位 導き出せないか? 断言してるのかしてないのかはっきりしましょう
○つか孔明、私よか頭良い(断言)からそれ位 導き出せないか? もしくは【頭良い筈だから】ですね
俯瞰者さんは文章がきっちりしてるから私が出る幕が少ないのでこういうところでちまちまと
そういえば新作では田豊さんが出たんでしたっけ?やってないから詳しく知らないけどあの人(真直さん)諫言できるんですか?
公式でも顔良と共に心労を募らせているって…結局無視されてて役立たずっぽく読めるんですが
>>848
>公式でも顔良と共に心労を募らせているって…結局無視されてて役立たずっぽく読めるんですが
諌言の難しい所は、相手がそれを受け入れるか。受け入れたとしても実行するか?
これなんですね。
いくら言葉を尽くし理非を分かり易く明確にして説得しても、相手が聞く耳を持たなければどうしようもない。
相手の判断や理由が正しく、事態もそれに沿って進行してるうちはまだ良いんですが……
諌言というのは事態が不利になりかける、もしくはその判断指示が直近で 確実に不利益を与えると根拠も理由も明確にできる人物が軌道修正の為に 自身の命も進退もかけて する。
しかも、相手に受け入れられなくてもね。
端から見ると役立たずに見えますが、逆に言うと 諌言出来る人物を持つという事はその組織はまだ正常。冷静に組織のヒトモノカネに実力が分析出来る人物がいて、問題点の抽出と改善策を立案する自浄作用を持つから。
袁家はモノカネは持っているんですよね。
だから、金ぴか鎧も軍事的な説得出来る理由あれば進める。
二郎さんも、儀仗や交渉中の威嚇威圧の手段として限定数で取り入れる可能性はあり得るかも?
そうでは無しに単なる見栄でカネを使うから説得 意見も出るし、顔良さんも田豊師匠も中枢の人物故に心労になる。
もっと具体的な例なら昭和天皇が該当。
大日本帝国憲法上の主権者で戦争する、止めるを 決められる人物。
この人に本気で諌言出来る人物がいなかったから 日本国内で決戦、なんて最悪の事態にまでなりかけた。
この人が、はっきり「ここで止める」と言ったら 当時の制度上文句は言えない。
その判断を支える位の諌言出来る人物がいたか?になる。
だから幼い頃からどういう形であれ自然と諌言めいた事を続けて来た二郎さんというのは人材として有用。
という事です。
>>844
>「個人の政治に対する感情をフラットに伝えた」事と、
>「冷静に批判出来る層からの反応」
>にそう返した。
>更に私含め直接的に誅言し辛い周囲に成り代わっての反応に爆笑。
>「久しぶりに厳しい反応だな」
>と。
情報に対するリテラシーについては若い層からどんどこ厳しくなるのではないかと思います
既存のメディアはまだそれに対応できていないというか、本当に出資者が大陸か半島かと疑うレベルのあれこれ
>理性的に政治に対して向き合える層って沈黙してしまう層でもあるんです。逆にこの層の意見を吸い上げて反映させる事が 出来れば票に繋がる。
サイレントマジョリティーというやつですね
そこが共感したのが小泉さんだったと思います
そしてそれをうまいことコントロールしたのが民主党への政権交代
メディアは味をしめたがサイレントマジョリティーは懲りた
と思います
>正直共産党は中央のお陰であの程度の国会議員で済んでいるワケで
ほむ。その視点はありませんでした
>自民党はその大事さを知っている分強いんですよ。
なるほどですね。国を背負っている実務者であるという強みという解釈ですが
>>845
>少なくとも、インフラ整備維持管理にどのような形でも賃金仕事、それも 市中経済を維持発展させられる規模の賃金仕事を 与えている時点で民に還元はされていますね。
ほむ。
そこらへんは作中で伝えたかったとこなので、ありがとうございます。
>いちゃもんを付けるとすれば、障害者や高齢世帯に対する保護位ですかねぇ
そこはないですね。あえてそこは触れていないのを読み取っていただきましてありがとうございます。
つまり二郎ちゃんにとっての落としどころはそういうことなのです。
>ネコミミや詠ちゃんや孫権様や公孫様に片手間で ボコられるぞ。
い、いや。彼女らもたぶんまだそこに至ってないのではないかと思います。
一番近いのはネコミミかなあ。次点で詠ちゃん?
こういうのって実務で苦労しないと見えてこないものですよ。
>>846
>考えてみると恋姫世界の袁家って無駄遣いが無駄に凄いからなあ、確か袁紹が金ぴか鎧の軍団で袁術が銀ギラギンの鎧の軍団
>多分メッキだろうけど、だとしても全兵士の鎧にそれを施すって金掛かってるよね
金色の鎧。それって普通に青銅なのですよ。
錆びる前の青銅は金色で真鍮みたいな。
そうなると銀色は鉄かなあ……?
なるほど、絢爛さで譲りながらも実際の機能性は勝ち取るのは七乃さんっぽいですねえ。
>>847
>後全く関係ないですがアニメ版の曹操さん、地味に胸が大きい。
個人的には作画の暴走かなと思います。
昔の事ですが、十字軍に敵対したイスラムの軍師を主人公にした作品のイラストで、哀しいくらいのすれ違いがありました。
作中で貧乳で少女みたいと描写されているのに、イラストがバインバインであるとかもうね……。
>>849
>だから、金ぴか鎧も軍事的な説得出来る理由あれば進める。
上記だと解釈しております。あえての青銅。
まあ、雑兵まで金属鎧を手配したということでひとつ。
>二郎さんも、儀仗や交渉中の威嚇威圧の手段として限定数で取り入れる可能性はあり得るかも?
二郎「重要さは知ってるが、そこらへんはむしろ袁家の方が詳しいだろうからスルーします」
なので、多分実利最優先で心ある層(袁胤さんとか)からはクレームはあると思います
>どういう形であれ自然と諌言めいた事を続けて来た二郎さん
基本袁家滅ぶという確定未来を知ってるから多少は頑張ります。
頑張ってます。頑張れ。
頑張らせる。
ここまで来たら結果待ちなので、続き投下。>>825より
☆☆☆
「で、これが『ある点に置いて特化した』者達、なのかしら?」
怪訝、いや不審な表情の曹操様。無理もないなんせ平服の最低限の武装しかしていない男女が十数人、曹操様の目の前に並んでいるのだから。
「左様です。武はともかく文に関しては文官としての基本は出来ておりますし、読み書き計算もそれなりに」
「となると、物資の員数合わせや勘定。高札の清書や日常の報告書位は出来ると?」
首肯する私に、曹操様に同行してきた軍師殿、もとい荀彧殿が質問する。
「へぇ、随分と教育には熱心なのね。どう見ても普通の庶人の女なのにね」
「まさか。この者達は皆、南皮横家から暇(いとま)をもらってやって来た者達です。私の『元配下』ですな」
感想を述べられる曹操様に、私が種を明かす。
「待ちなさい。つまり袁の重臣達は皆これだけの教育を受けさせている訳なの?」
「他の家は存じませぬが、うち(横家)に関しては小間使いに至るまで最低限の読み書き計算は仕込んであります。そうでないと、一朝有事の際に困ります」
「どういうこと、なのかしら?」
「そのままの意味です。横家は工兵輜重の役割を担っております、故に必要な物資を必要な数だけ揃えて内容も記して送らないと前線が困ります」
「だからって、たかが下人にまでそのような事」
「下人も立派な戦力です。大後方で荷の積み込み、数勘定、その他諸々。動く者がそれを同時にこなせれば、送り出す速さが上がります」
荀彧殿の疑問に私が答え、説明を求める曹操様に説明していると、更に荀彧殿が疑義を示したので具体的に理由を再度説明する。
「問題は、この者達がどの層にいて何をやってきたか。ね」
実力について疑問を示す曹操様。それはそうだろう、こっちの話だけで貴重な財を拠出できないわな。
「なら、試されれば良いかと」
「何、これ。有り得ないわ」
とりあえず、機密ではない物の処理を任せてみると正直紙と竹の山脈だった物が時間をさほどかけずに仕分けられ、更に追加で内容の報告を文で求められたが
それもかかる時間の差が多少あった位で全て終わった。
その結果を見ての、荀彧殿の発言である。
「そうね、官吏としての文の実力は充分。これなら私達が瑣事に手を取られず重要な事だけに判断を集中できるわね」
「ならば、曰く付きの私めは暇を」「駄目。武の方がまだよ?そうね、うち(曹軍)には許褚という次がいるのだけど、あの娘が一人前になるまで春蘭はそっちに注力させたいから……
やっぱり、武官としても実力のある誰かさんは抜けられないわね」
待った、待ってくれ。俺を飼っていることで曹家に本当に迷惑がかかる。断言してもいい。
「へぇ、誰かは知らないけど主君やあの怨将軍と結構深い繋がりのあるこの曹孟徳に何かすると?面白いわね」
「いやそんな、こちらとしては本気で危惧しているのですが」
「あら、それは向こうも同じよ。曹軍の将にどのような理由であれ害を為すなら、それはこの曹孟徳に喧嘩を売るのと同義。まさか私怨の為に袁家と曹の間に
戦を引き起こす馬鹿なことを考える臣揃いなの?袁家は」
「相手の出方次第、なのですが。多分搦手を使ってくるか直接私のみを狙ってくるか。その際に曹操様の部下である事をも利用してくるのは十二分に警戒しても、し足りない位です」
「そう、なら貴方はさっさと一騎当百の将を連れてらっしゃい。自由になるための手数料と思えば、身も入るでしょ?」
……無いとは言わんが、うちの連中くせ者揃いだからなぁ。果たして御気に召していただけますかねぇ。
とりあえず、以上ですが機種依存文字を使用した関係かモバイルで読むと 虫食いが。
ネコミミさんの一族って それなりに有名人いたような。
入れ替えて遊ぶも一興かと(落とし穴にはまりつつ)
>>852
乙ですだよ
>うち(横家)に関しては小間使いに至るまで最低限の読み書き計算は仕込んであります。
す、SUGEEEEEEE!
これはやってしまいましたな……
>横家は工兵輜重の役割を担っております、故に必要な物資を必要な数だけ揃えて内容も記して送らないと前線が困ります
流琉ちゃんがお勉強始めたのと、些少とはいえ物資を貰えるのはまさにそのためではありますがコストの掛け方が半端ねえw
>俺を飼っていることで曹家に本当に迷惑がかかる。断言してもいい。
これ完全にはおーを誘ってるやつやんw
>多分搦手を使ってくるか
搦め手しか使わないんだよなぁ……
なおここまで思惑通りだったりしまs
>ネコミミさんの一族って それなりに有名人いたような
かなりの名門ですからねえ。なのでその推挙で人材が集まったですし
一騎当百。
いるんだw
てっきりご本人かと思ってましたw
次回も楽しみにしております
選挙の解説とか裏話もご都合のよろしい程度に期待しておりますw
横着さんは色々あったからこっちに来たわけだけど
この人たちなんでこっち来たの?と言うかなんで袁家から離れたの?蜘蛛さんについでに殺されそうになった?
まあ袁家には大して恩も義理もないし賃金も安いし横家こそ我が主って言うなら…だったら横着さんの子供を支えるか
横着こそが我が主って言うならわかるけど…庶民ってよっぽどの事情でもないと住み着いた場所を離れない印象あったからちょい疑問
>>855
一族郎党大脱走だったんじゃなかったけか?
もしくは横着さんの人望や!
これには絡新婦もにっこりやでぇ
>>812>>張家から売られた喧嘩を買ったのは良かったが、流石に南皮横家自体に累が及びそうになったので回避する為単身横家を出る事にした。
これか・・・ということはあれがこうなってそれがああなるから……横着さん張家に仕返しするつもり満々なのか
>>857
なお、ちょっとした挨拶的(ジャブ)なことに激発した可能性
※挑発していないとは言ってない
仕返しは考えてないんじゃないっすかねえ、気性的に
準備はしてるでしょうけど
前日譚はできてるけど、さほど乖離していないのでGOサインいただけたらこちらに垂れ流しますぜ
>>856>>858
まあ横着さんが教育コストだ労働コストだ関係無しで仕込んだ世代が、セミリタイアしてますから。
人望よりも今回の事態で横着さんが出奔した事に 憤慨と心配した層が情報頼りに陳留に来たら、横着さんに人身御供にされた。
武力70で戦場経験豊富な人は一騎当百出来ますかね?
前日譚、可能なら投下して下さい。
こちらの都合でお待たせして申し訳ないです。
あ、近いうちに選挙の諸々は。
今は、前にちらっと投下した元秘書女史の息子が 当選した。とだけ。
>>859
>武力70で戦場経験豊富な人は一騎当百出来ますかね?
いけます
二郎ちゃんの初期値は75くらいだったはずなので
>前日譚、可能なら投下して下さい。
おいすー
しばしお待ちを。ちょっと推敲しますん
>あ、近いうちに選挙の諸々は
楽しみにしております(食い気味)
>今は、前にちらっと投下した元秘書女史の息子が 当選した。とだけ。
おお。
そうして地盤は受け継がれたのですね。
感慨深いものがありますねえ。後援している方も感無量でしょう。
おめでとうございます。
横着という人物。
それに張勲は特に注意を払ってはいなかった。
間違いなく有能な人物である。文武に優れ、その来歴は燦々たるもの。一族を中心とした派閥は政官財に幅広く根を広げている。
だが、政治的野心は無に等しい。であるから特段意識をしたこともなかったのだ。精々袁家の柱石として精進してほしいものだ、くらいの認識である。
それが背中から刺された。不意打ちもいいところである。
珍しく宴席を主宰し、田豊、麹義をはじめとして文家、顔家、張家の当主――紀家の当主は武者修行中なので名代として雷薄が出ている――他、そうそうたる面子である。
流石にこれは見逃せないとばかりに下女に扮して潜り込み、自ら聞き耳を立てていたのだが。
まさか、こうも考えなしだとは思っていなかった。
まさか、最愛の主君に触手を伸ばしてくるとは思わなかった。
まさに、青天の霹靂である。
「聞けば歌舞楽曲ばっかりらしいじゃねえか。ちょっと勿体ないだろうそりゃ」
事実、袁術の教育は手習いの他にはそれが中心となっている。彼女自身が好むのもあるが、張勲には別の思惑もある。
袁紹の予備として用意された袁術であるが、最近では袁胤がその勢力を増している。袁紹や、文家、顔家、紀家から遠い非主流派の支持を集約するその手腕は手堅い。
また、十常侍と繋がりを得ており、何進――肉屋の倅――を快く思わない層も取り込みつつある。
なまじ四世三公の名門である。庶人出身の官僚や武官でも袁胤を支持するものは少なくない。何故に肉屋の倅ごときに諂(へつら)うのだ、と。
だから、都合がいいのだ。
政争をするにしても表舞台に立つのは袁胤である。袁術の後見人として袁胤が立つのはごく自然な流れ。
紀霊が推す流れを否定はしないが保険は必要。当然のことである。
だから、臣下や民草を魅了するべし。
無論、袁紹政権が継続しても問題はない。政敵としては機能せず。
そしてそれを知ってか知らずか、袁家首脳からは茶々は入らなかったのである。あるのだ。
だが、真正面から喧嘩を売られた体である。張勲は困惑した。どうしたものかと。
◆◆◆
「流石に正論で責められてはそちも困るかの」
ほ、ほ。
雅なる笑声を上げるのは袁胤である。
「まあの。この情勢よ。美羽も幼い。袁家当主とするには酷よ。麻呂もそう思うでおじゃ。
むしろ横着よ。あの漢こそ分からぬわ。どうして鉄火場にあのような愛らしい幼子(おさなご)を立たせようとするのか」
はあ、と袁胤は首を振る。哀し気に。
「直情径行な忠義の士。それはよいが……いささか視野が狭いのは相変わらずよの。
食い扶持を稼ぐのであればいくらでも話は聞くのじゃがの……。
あれはあれで弁(わきま)えていると思っておったのじゃがな、老いたかの」
その言は寂し気であったろうか。
だが、そうだとしてそれに感傷なぞ抱かない張勲である。
「皇族との繋がりさえも作ってましたし、隠そうともしないのが凄いですよね。すごいなー。
……これは排除ということでよろしいですよね?」
十常侍との繋がりがある袁胤である。二つ返事で諾である。
「じゃな。是非もなしでおじゃる。
じゃが、奴を排除して袁家は北狄に向かい合えるのでおじゃるか?
それは確認しておきたいところでおじゃる」
これまでの軽い口調でなく、真剣。それを張勲はおかしく思う。
そんなこと、どうでもいいと思っているくせに、と。
「はい。大丈夫です。仮説ですが二郎さんにその懸念は伝えました。
大丈夫という結論を頂いてます。想定内みたいですよー」
最悪を想定して備える紀霊である。横家離反どころか謀反くらいは想定済みではある。とは言え、ここでそれを歪んだ形で活用する張勲は控えめに言って悪辣そのもの。
「ほう、あ奴がの。そうか。
ならば問題ないの」
ほ、ほ。
雅な笑いを受けて口を開く男がいる。
「六」と称される張家当主。横家当主に喧嘩を売られたその人である。
「よかろう。存分にやれ、娘よ」
「えー。いいんですか?下手したら横家が全部夜逃げしますよ?」
「やれ、と言ったぞ」
「はいはーい」
満面の笑みで踵(きびす)を返す張勲。
彼らは知らない。それがどういうことなのか。
彼らは知らない。張勲の笑みの意味を。
袁家の序列が崩れるのは、それほど遠くない未来のことである。
ほい、発端ですからここまですー。
無論七乃さんの意図についてはまだ明らかになってません。
まあ、こんなノリでございますと。
七乃さんの真意については……察されているか分からないので何とも
いまのところ七乃さんニッコリ状態ですとだけ
箇条書きでよければすぐ出せます
ちなみに美羽様がみっしりお勉強させられることになったのは横着さんの言がきっかけです
まずは、遅くなりましたが一ノ瀬様に感謝を。
諸々含めて御返事を。
まずは、陳留にやって来た面々は横着さんの直接の部下。「家」ではなく横着さんそのものに付き合って来た面々。それこそ匈奴戦役時代から。
武の方も、横着さんの父上の頃からの部下が来るかと。
横家自体は、どうなんだろう?正直追い出すならそのまま麹義様の所に(旦那さんが「王」になりますから代官役で?)転がり込むし、本来凡将伝には出てこない無名故に
消えても影響はないか。
張家に仕返しとかは横着さん本人は考えてないです。横着さん本人が目的なら。
但し、奥さんにちょっかいだすと相手が誰でもキレます。
弱点ではなくメルトダウン機能付き核地雷と思ってください。
で、発端自体なんですが。横着さんは袁の現中枢とは宴会しません。してもここまで素はさらしません。
接待宴会するならとことん接待に徹し、自身は末席で。
ついでに警戒と防諜には石橋を壊して架けかえる位念をいれます。だって中枢大事で動きますもの。
しかしまぁ、何となくですが衝突の原因が見えてはきました。
あと、袁術ちゃんには申し訳ないです。
つ蜂蜜水
タブレットはどういう理屈で勝手に画面が回転するのか、タブレットに小一時間(ry
な気分です。
まだ本格復活は難しいかな?
>>864
>張家に仕返しとかは横着さん本人は考えてないです。横着さん本人が目的なら。
仕返しはしないだろうというのは想定済です
横着さん本人のみが目的ですが、その目的は現在いい感じで果たされております
>但し、奥さんにちょっかいだすと相手が誰でもキレます。
まったくそのつもりはありませんのでごあんしんください
>横着さんは袁の現中枢とは宴会しません。してもここまで素はさらしません。
ほむ。そこは失礼しました。
美羽様の現状に見てられなくて腹くくっての苦言という想定でございました。
>あと、袁術ちゃんには申し訳ないです。
いえいえ、やはり愛でられるだけではいられないのが世の流れなので、結果的にはよかったのだと思います。
七乃さんが過保護なだけですしw
>タブレットはどういう理屈で勝手に画面が回転するのか
アイフォンでも同じ仕様に苦しんだ覚えがありますw
ショップに行くのが多分一番確実っす
乙でしたー
>>852
>>そうね、うち(曹軍)には許褚という次がいるのだけど、 【次】ってなんでしょう?すいませんがちょっと分かり難いです
○そうね、うち(曹軍)には許褚という将がいるのだけど、 今は【将】だっけ?まだ【武官】?はたまた【兵卒】?そのあたりに変えた方が分かり易いと思います
>>……無いとは言わんが、うちの連中くせ者揃いだからなぁ。 人材の話ですから
○……いないとは言わんが、うちの連中くせ者揃いだからなぁ。 の方がいいと思います
>>人望よりも今回の事態で横着さんが出奔した事に 憤慨と心配した層が情報頼りに陳留に来たら、横着さんに人身御供にされた。
そっかー袁家の情報網も当然横着さんの居場所を掴んでてそのうえでこの十数人と言うそれなりの人数はここまで来れたのかあ
それにしてもてっきり身一つで身軽になっていつでも逃げられるようにとしてたのかと思ったけど…元配下と同じ職場になったか
絡新婦「へー横着さんの元配下の方が曹操さんのところで文官やってるんですか、
こちらにいる親御さんとか親戚一同は元気にしてますよってお手紙送ってあげなきゃもちろんうちのモノがきちんと面倒見てますよって一文もそえてっと」
実際には何もしなくても…精々南皮から出れないように手を回すだけでもいいよね(実際に袁家の方針で元兵卒には手厚い福祉もあるかもね)
横着さんが曹家に部下を呼び集めている…傍から見ると袁家による工作か、いずれ曹家を滅ぼすための仕込っぽく見えるな
さ・・・て・・・と
>>861
>>まさか、最愛の主君に触手を伸ばしてくるとは思わなかった。 がたっ ゴホン、幼女に・・・触手・・・これは族滅も正当な権利ですわ、むしろ義務ですわ
○まさか、最愛の主君に食指が動くとは思わなかった。 興味をもつ、ならこれかなもしくは敵対心バリバリなら 【主君に魔の手が伸びるとは】とか?
>>袁家首脳からは茶々は入らなかったのである。あるのだ。 そりゃまあ袁紹様はそういう事に口出す感じしないよね
○袁家首脳陣からは茶々は入らなかったのである。あるのだ。 田豊様とかその他諸々の上の方々の事なら【首脳陣】ですね
オッと最後まで読んだら予想よりも男女はご年配の方でしたか
まあどちらにしても家の者全員が横着さん直属ではないでしょうし親類縁者が一斉に雲隠れは無茶でしょうからこの十数人のうち全く袁家に柵が無い人がどれだけいるか
横着さんの人柄などからすると脅しその他は効かないでしょうし張家もしないでしょうが…横着さん以外はどうかな?
その程度の事は横着さんも想定して元部下を紹介する以上自分はさっさと新天地へ…と思ったんですけどね
部下たちの実力も示せたし人材紹介したことで曹家への義理も果たしたと言っていい・・・なんで留まってるんでしたっけ?
乙~
着さん能力傾向はともかく姿勢は内政寄りなんですね
一ノ瀬様の書く着さんも違う切り口でかっこいい
赤ペン先生ほど読み込めないから感想が貧弱ですいません(汗
ゆえあってゆえさん落描いてるんですが(ダジャレ、
前より似せられてると思ってるのに見てみると誰だかわからないさんぷる
ttps://www.axfc.net/u/3858425
(p:dong_zuo_13)
衣装とか髪型変えると面影全然なくなるのはなんでだろ
横着さんが陳留から出られない理由。
「妖怪『人材おいてけ』に武官もねだられているからだ」「あら、誰の事かしら?(ニッコリ)」
許楮さんは多分ですが夏侯惇さん付きの将見習い的立場かと。
曹操様も適切な表現を見つけられないから『次(次世代又は後継)』と言ったのでしょう。
一ノ瀬さんのレスを見る限り、横家自体を潰したいというより横着さんを殺す、もしくは横着さんを放逐する。その方向のようなので正直部下の行動自体はスルーされていそう。
でも、乱暴ですがやりようはあります。
次のレスで。
私も実際に部下まで根絶するとは思ってません・・・が
それは私たち神の視点から言えることで実際にあの絡新婦に敵視された立場の人がそういえるかっていうと
特に横着さんは今代の悪辣さとかもある程度は知ってるでしょうし、次代をなめたりはしないでむしろ高めに見積もるかな、と
だってその視点で言うなら迂闊に横着さんを爆発させる奥さんを害するわけないもの…つまり横着さんが奥さんを匿ったのは無駄
ついでに言えばそこまでする必要もないだろうって事で害そうとした場合田豊さんあたりがガチで敵に回る可能性もある
さすがに横着さんの隣にいたら流れ矢が当たるかもしれないけど奥さんの実家で普通に生活しても(奥さんは)安全だよ・・・タブン
横着さん夜逃げはしないの?別に昼でもいいけど・・・あの張家から逃げ切った身軽さと健脚は頭脳労働で錆びついてしまったのね
許楮は磨けば光りそうなら【原石】、次世代としての期待なら【新星】とか?あとは【見習い】も確かにいいかもしれませんね
undefined
マジですか?
あんだけ苦労したのが
やめやめ。寝る。
>>869
>横着さんが陳留から出られない理由。
「あら、身の危険を感じているのでしょう?監視だなんて、勘ぐるものではなくってよ?
ええ、貴方たちは大切な……、ええ。大切な人たちですもの。守るのは当然よね?」
ストレスにならない程度にがっちり監視している可能性。
>夏侯惇さん付きの将見習い的
むしろ、夏侯淵さんを補佐してもらって彼女から軍役負担減らしてより万能人材に育てたいという可能性も
地味様と並んで万能人材ですから
>>871
oh…
絡新婦の真意についてはさっさとオープンにした方がいいのかなと思ってます。
まだ書いてないけど。
タイミングいただけたら取り掛かります。
そりゃないよと思ったらごめんなさいな真意になるかもですが。
どっちみち横着さんにはごめんなさい案件ではございまするるる
吹っ飛び御免で。
夏侯淵さんの補佐かぁ、確かに万能ではありますな、夏侯淵さん。
ただ、超高レベルな普通を持つ公孫賛様に勝てるのか?(煽り)
成長型では夏侯淵さん<公孫賛様<孫権様と勝手に思ってます。
横紅さん(横着夫人)を郭商会に帰したのも安全確保としがらみを断つ為。
後、どの世界線でも長男が跡を継ぎました。故に横着さん本来は隠居の身です。
でまた横紅さんも本気で横着さんの身を案じているので、欺瞞情報で飛び出しかねない。横家では奥様故に遠慮があるが実家なら両親が身内がとにかく引き止める。
横着さんの夜逃げね。
公孫賛様の時もそうでしたが、基本少ない手勢で必死に働いている勢力には助太刀する精神を持っているみたいで。
無論張家に対しても警戒は緩めていません。
張家がまた本気で横着さんを狙ってきたら、その時はまた身一つで逃げ出します。
ただ、曹操様も夏侯惇さんも張家の蠢動に対しては手痛いカウンターを現当主に遠慮なく叩き込みそう。
横着さんって基本御人好しなんです。
なんだかんだ言いつつも一緒になって働くし、鍛練だって付き合うし、下手すれば許楮ちゃんの教育も手伝うでしょう。
無意識に、二郎さんとは違う形の繋がりを作ろうとしているんでしょうか。
作者でもここら辺の横着さんの心の機微は掴みかねてますね。
>>874
>ただ、超高レベルな普通を持つ公孫賛様に勝てるのか?(煽り)
>成長型では夏侯淵さん<公孫賛様<孫権様と勝手に思ってます。
その構図には賛同ですね
夏侯淵さんは自分を抑えようとしているふしがありますから。
あくまで姉者の影でいい。
なにかを背負って、前を向いて歩こうとする人とは違うと思います。
>後、どの世界線でも長男が跡を継ぎました。故に横着さん本来は隠居の身です。
ほむ。了解です。
>基本少ない手勢で必死に働いている勢力には助太刀する精神を持っているみたいで
そら、はおーのとこ行くよ。
だかしかし。もっと行きそうなとこがあるなあと頭抱えてますが行ったら行ったであれでどないなるんやろなとか色々考えてます
>張家がまた本気で横着さんを狙ってきたら、その時はまた身一つで逃げ出します。
ここについてはタイミングくださいませ。
七乃さん的には、はおー配下?で地歩を固めてるのはニッコリ案件とだけ。
横着さんってほんとに魅力的な素材だなと思いました。
>>871のお見舞い替わりにもなりませんが
ttps://www.axfc.net/u/3859461/
(P:お見舞い)
没になると凹みますね
分割して保存しておくのがいいかもしれません
>>876
> >>871のお見舞い替わりにもなりませんが
> ttps://www.axfc.net/u/3859461/
> (P:お見舞い)
>
> 没になると凹みますね
> 分割して保存しておくのがいいかもしれません
お見舞い有り難うございます。
そこら辺を悪戦苦闘中です。
アメリカンの引き金並みに軽い反応のタッチパネルにも参ってます。
こら慣れるには年がかりの悪寒がするぞ
忘れてました
一応これが元ネタ
ttp://www.thevideogamegallery.com/gallery/image:29811/romance-of-the-three-kingdoms-xiii:dong-zhuo-battle
ですが原形をまるでとどめてないというww
タッチパネルって妙に使いにくいのが多い気がします
多少早めのタイピングしたら認識が追い付かないのがあったりとか
うーん、この野獣感w
まさに董卓!
>>878
こっちが本来の董卓のイメージなんだよね。
月さんは絶対意識して萌え釣り用に改変されたに(ry)
そろそろいいかな。
今回の総選挙、正直末端は希望の党に足を引っ張られた感が。
個人的に注目したのが立憲民進党を旗揚げした方々の奮戦。
裏返せば、確固たる地盤があるがゆえにガチで喧嘩を売りそして勝った。
共産党はほぼ予想通り。
端から見ていても「お前ら何様のつもりだ?」と首をかしげたくなる国会議員、特に参議院議員が。
党勢を伸ばしたいのなら、有権者数万人の場所にも徹底的な演説攻勢が基本。
比例で11議席獲れる地盤があるなら、後は動ける全員が手分けして動けよと。
だから今回も全く眼中になかったです。
私の動き的には、秘書女史の世代交代の成功に7割直接利害のある議員に3割。
正直セメント屋の御隠居様に頼み込んで有名どころを応援に入れてもらいました。
与党ですが女史も息子さんも『自分は誰のために働くか』の優先順位を間違えない人。
当確が速攻出ても選管確定が出るまでネットで票の動きを追ってました。
ちな『このハゲ』さんにも協力を水面下で頼み込まれていましたが、無所属になった時点で「何をどうしたい?」と自らの絶対やりたい政策を確認したら、曖昧すぎたので資金カンパだけで。
電話で詫びてましたが、
「そらしょうがなかろ?地道にどぶ板するか、誰かにへばりつくか。真面目な話泥をすすれないなら地方でもっかい食い扶持だけ確保するしかないね」
後共産党の落選議員には警告しましたが9条のみに拘る宣伝なら余計に沈黙層が
離れるぞと。
憲法は包括的に自由を保障している条文構成だと思っています。
9条だけを守っても、残りを変えられたら結局一緒。どころかこんな書き込みも不可能になる。
ヒントは東京都議選が示しているんですがね。高卒無学のオッサンがなんとなくでも見えている事だから大卒連中には答えわかっているでしょうに。
最後に維新は個人的に叩き上げの良心ともいえる人物が当選しているのが、まぁ救いかと。
堺市長選の維新候補者の街宣含めた発言を聞いて呆れてましたから。
ただ、Twitterのあれこれはちゃんと討論してるなと。また除名とかではなく離党という違いに対する一方的な排斥ではない決着はまだ政党として機能しているんだなと。
これから聞ける方には聞くつもりですが
「何故中選挙区制に戻す行動を取らないのか?」
ずっと疑問なんです。
長文失礼。一ノ瀬さんおまちどうさまです。
>>880
貴重なお話ありがとうございました。
いやあ、勉強になるなあ。
>正直末端は希望の党に足を引っ張られた感が。
なるほど。実際の最前線でもそういう感想なのですね。
>個人的に注目したのが立憲民進党を旗揚げした方々の奮戦。裏返せば、確固たる地盤があるがゆえにガチで喧嘩を売りそして勝った。
政党ではなく、個人で勝てるということですよね。
>端から見ていても「お前ら何様のつもりだ?」と首をかしげたくなる国会議員、特に参議院議員が。
あらら。ちょっと意外でしたが納得でもあります。
>党勢を伸ばしたいのなら、有権者数万人の場所にも徹底的な演説攻勢が基本。
ここら辺はもう、原理主義からの内ゲバ弱体化というお花畑のお家芸なのかなと思っております
実際は知らんすがw
大陸から流れ込んでた資金がどっかほかのとこ(あっこらへんかなあ)に流れて貧すれば鈍するなのかなと
>正直セメント屋の御隠居様に頼み込んで有名どころを応援に入れてもらいました。
応援演説なのか、後方支援なのか両方なのか。
いつも思いますが。応援演説って効果あるのですかねえ。ないとは言わないが、そのあたりの現場感を教えていただけたらありがたいです。
>当確が速攻出ても選管確定が出るまでネットで票の動きを追ってました。
結構当確外したらしいですね今回。まあ私も出口調査では嘘答えてますがw
>ちな『このハゲ』さんにも協力を水面下で頼み込まれていましたが
そういやそんな話を匂わされてましたねw
>無所属になった時点で「何をどうしたい?」と自らの絶対やりたい政策を確認したら、曖昧すぎたので資金カンパだけで。
正直あそこまで粘るなら自民党の看板にしがみついとけばよかったのに感はあります
>自らの絶対やりたい政策を確認したら、曖昧すぎたので資金カンパだけで。
これ特に希望の党の候補者に多いんですが、「国会議員でいること」が目的で公約で絶対やりたいことな人が多いなと。
経済評論家の渡邊哲也さんがそんなことをおっしゃってましたがそう考えると腑に落ちる。そんなに美味しいのですかね、議員って。
>9条のみに拘る宣伝なら余計に沈黙層が離れるぞと。
今回に限って言えば消費税増税反対の方がまだ看板として有効だったような気もします。
>9条だけを守っても、残りを変えられたら結局一緒。どころかこんな書き込みも不可能になる。
9条信者の共産党員に聞きました。国民の義務って知ってますかと。答えは「せ、選挙にいくこと?」ちげーよそれは権利だよ納税と勤労と教育だよ
憲法大事ならそれくらい知っとけと言うか、これはアカン組織だなあと痛感いたしました次第です。
>最後に維新は
代表と浅田さん以外の人材発掘ができたらワンチャンあるかもと今でも思っております。
>「何故中選挙区制に戻す行動を取らないのか?」
個人的には、中選挙区になると政権交代が絶望的になるからかなと思ってます。
マスコミ使って風吹かせて浮動票をかき集めても中選挙区では実際政権交代は難しい。
政権奪取が目的だから、そらワンチャンある制度を変えないでしょうよ。
と思ってます。
まともな野党?自民党の非主流派の政策通の方がまともに機能するのだろうなあという感。
非常に貴重なお話ありがとうございますた!
応援演説は人選を間違えなければ破壊力は凄まじいです(実感)
直接的には人を集めますから、そこからの口コミが馬鹿にならない。
例えば、安倍さんが有権者人口十万程度のローカルニュータウンに来たとします。
有権者って18歳以上ですよね。
となると、投票するしないはともかくsnsでの口コミやら地方の親戚に電話やらで単純計算でも倍の宣伝効果が。
これ、全国に波及するんです。
もうひとつは末端の士気向上ですね。
中央のトップ級がテコ入れに来たとなれば、パイプのアピールになって損得勘定で動く票田組織はそっちに傾く。
自民党ならこんな感じ。
公明党や共産党なら、末端活動家が押せ押せしやすくなる。
国会議員って、個人なら給与と文書通信費、しかも交通費が完全無料。
で、政党交付金貰っている政党ならそこからの補助にと任期中は旨味たっぷり。
与党なら企業団体献金にパーティーの一つも開けば⁉️
実は共産党も形変えたパーティーやっているのですけどね。
カネがどこに行くか行き先の違いだけ。
ついでに、ガチガチの改憲論者でも三大義務知らない人いますw
こればかりは覚える気と知的好奇心の多寡の問題です。
最後に身も蓋も無い事を言うと、衆院選は嗅覚と普段の地盤固めが大事。
どぶ板は古臭いようで現役。ただし、裏通りのどぶ板まで普段から歩かないと野党は勝てない。
個人的には『票田のトラクター』がまだ生きてると思ってます。
他、あります?
>>882
非常に、非常にためになるお話ありがとうございます。
これは脳内ぐるぐるしまする。
>応援演説は人選を間違えなければ破壊力は凄まじいです(実感)
なるほどですね。これは現場感ですね。すごい。
>例えば、安倍さんが有権者人口十万程度のローカルニュータウンに来たとします。
今回の選挙では生駒市の演説が奈良一区のあの結果になったのかなと合点です。
そうか。ローカルな町に安倍さんが来たらそら口コミ期待できるわなあ……
>となると、投票するしないはともかくsnsでの口コミやら
ほむ。
最近の選挙はやはりSNSを意識してるんですねえ。
立憲のTwitterについては民主党の地盤動員ってことやと思いますが
麻生さんの、左翼が3割というのは相当に深い言葉かと思っております
>もうひとつは末端の士気向上ですね。
なるほど。やはり指揮官先頭は有効なのですなあ。陣頭指揮されたらそら士気も上がるわ……
>中央のトップ級がテコ入れに来たとなれば、パイプのアピールになって損得勘定で動く票田組織はそっちに傾く。
これも納得です。
そうすると選挙当日に仏蘭西に飛び立った彼女。これがわからない。
>任期中は旨味たっぷり。
なるほど。なるほど。でもその旨味は信頼とか責任とかに対する対価なのだがそれを意識してくれてるのかにゃ……?
>実は共産党も形変えたパーティーやっているのですけどね。
オルグですか?w
>ついでに、ガチガチの改憲論者でも三大義務知らない人いますw
マジかよ。……マジかよ。マジかよ……。
いかんでしょ。
>、衆院選は嗅覚と普段の地盤固めが大事。
これ難しいですよねえ。委員会とか勉強会でお国のために頑張る人ほど地元に帰れないという。
でも地元も大事にしないとなあという。シンコジラで「君も地元に帰っとけ」という発言がありましたが、難しいっすね。
>どぶ板は古臭いようで現役。ただし、裏通りのどぶ板まで普段から歩かないと野党は勝てない。
どぶ板やってたら本業が疎かになりやしませんかねぇ……むずかしいなあ
>個人的には『票田のトラクター』がまだ生きてると思ってます。
すんません、トラクター未見なので、エッセンス教えていただければ……
後は、小沢さん、小泉さん、細川さんが小池劇場のフィクサーっぽかったですが、彼ら連携してたのかスタンドプレイだったのか
連携してたなら誰がイニシアチブとってたのかとか
あとはぶっちゃけ外国からの資金はどこぞに流れ込んでいるのかとか(陰謀論感)
お聞きしたいことはそりゃありますよw
追伸
維新の人材のアレさについては丸山議員のあれこれで痛感しました。
選挙直後に離党とか、大阪19区の支持者にどう説明するねん。
そんなのしかいないのか維新。
ラジオで松井さんの肉声聞いてたらもっとまともだと思うやん普通。
でもまあ、民主党よりはマシかもしれないという思い。トップですらアレだからして。
タクシーに一緒に乗ったら合意だからセーフらしいですよ。すげえ!
やはり議員で居続けるだけが目的な人は害悪なのだろう。←そらそうだ
でもまあ、民主主義というのは日本の縮図なのだからそんなものかもしれない。
とか思いながら書き溜め頑張るのですがんばるぞい。
東京都知事さんの件は、まぁナニがナニしてナンとやらで(もごもご)
下手な事は……察してくだしあ。
外国資金が入っている件は、そら(洗濯済みが)入っているでしょう。
企業団体献金受けてる政党はもれなくどこかの謀略資金が入っていると。
端から見ていても「何処から?」と不審に感じるのが有りますよ。
ただ、某半島からは現状ではほぼないでしょう。
上下ともそれどころではないでしょうねwww
共産党については不破時代にガチで中露と喧嘩してますから、むしろ中露は共産党とは違う共産主義革命を主張する穏健派組織に流しているかも。
これだけ世界的に金融ルールが崩壊してるからルートさえ捕捉されなければ日本に介入し放題でしょうね。
票田のトラクターはちょっと古いですが秘書を使って地元の利益誘導やら利害調整やらやってる話ですね。
連載されている当時、秘書さんに質問して苦笑いされた苦い過去がw
こっちの世界の深淵を覗いて見たいなら
ナニワ金融道とこれとでちょっとは見えるかな?
現在の政治系マンガはこう見てくれ重視の話の作り方かなぁと。
それだけ取材力が劣化したのか。
本業とどぶ板の両立は出来ないことはないでしょう。
要は地盤にちゃんと御用聞きを置いてそこから上がるモノを質問やら懇談やらで反映させれば、週末帰っても手土産にはなる。
後ねぇ通常国会以外って拘束されにくいしサボっても首にならんし。
ただ、要らんこと言うと『遊び方知らない』議員が増えた。蛇の道は蛇で、カネで済む水商売のコもいるし大先輩方なら
揉めない遊び方を指南してくれる。
『脇が甘い』と評される場合はそういう存在を知りながら利用しない警戒心の無さを指摘されている。
陰謀論のハニトラも有って当然だし、過去の派閥上層部はそれ込みで傘下のヒラ議員達に手当てしていた面も。
正直こんな木っ端でも質悪いのが接近してきますよ。
わぁ。喋りすぎた。
きゃあすてき。
これ、変に感想返さない方がいいのだろうと判断します。
特に赤いとこが激減した要因とかもうね。
でもそこから更に減なのはやはり内ゲバ原理主義なのだろうと(偏見)
まあ、ぽっぽが中華に買収されてたってニュースがでて納得したのと。
こっから別件バウアー。
共謀罪って、あちら(偏見)の抵抗がすごかったですが、それだけ効くものだったのですか。
それを事前に知ってた勢力同士のガチ戦いだったのかなと。
テロ勢力となったらいずれ飛行機に乗れなくなるのでしょ?
そら沖縄で頑張る人らにとってはえらいこっちゃですよ
(やはり米国を敵にするのは愚策では?)
正直、北朝鮮は大日本帝国の戦訓を活かしていると思います。
が、ブリカス(EU離脱)と米帝国の底力は、ぱないの。
岡目八目ではありますが。
そしてトランプさんはガチすげえ大統領となる可能性。
いや、なるのじゃないかなあ。
後マスコミは、自浄作用というものをいつ実装するのでせうか。
共謀罪はねぇ、本音を言えば必要と思っております。
ただね、権力が往々にして本来の目的とは明後日の斜めどころか全方位に違う使い方をして暴走するのが見えているから怖いんですよ。
例えば痴漢冤罪と一緒で『被害者(権力)がこいつだと言っている』だけで犯罪者にされる、長期の身体拘束を受ける。
最悪を言えば、不機嫌な警察官の前をただ通っただけで適用される事態も現状の司法の状態ではあり得る。
恣意的に濫用されず、明確に組織にたいして基準と手続きの厳格ささえ示して故意でも過失でも逸脱したら罰せられる。
これさえ最初に示していれば受け入れられる。
反社会的行動を取る組織に対してはこれほど迷惑な法律もないが、同時に社会的に手続きを踏んで活動している組織にとっても圧力となる。
共謀罪が審議に入ったとき、聞きました。
「もしうちが商売の邪魔になったら、これで潰しに掛かる奴が出ない保証は?」
それくらい曖昧なんです。共謀ってくくりは。
テロに対しては事前の備えは必要だし、実際欧米圏の入国審査の厳しさも経験している以上日本だけが御花畑でいる謂れはないです。
同時にこれは街頭で詐欺的宣伝をしている全ての組織にたいしての警告だろうと見なしています。本当に社会的に真面目に活動するなら現在の手続きを踏めば誰が責任者でも堂々と表に出るし、また現行の刑法に触れる事もない。
とはいえ、過去の治安維持法で酷い目に合った宗教や普通の社会活動組織からすれば信用も信頼もされないのが現実でしょう。
沖縄については、地元民が一番なにがしかの迷惑を被り続けている訳ですし。
試しに伺いますが、あの基地群に使われている土地が本土のように必要な対価と引き換えに提供されたと思いますか?
地位協定がどれだけの地元民を犯罪被害者にしてきたかは想像できます?
私自身は権力にくっついて商売している木っ端ですが、それでも冷静に物事を俯瞰しようと言い聞かせています。
堅いことを申し上げますが、この国が自由を放棄しない限りどのような手段を使っても国家防衛するのは自然だろうと。
よく師匠に怒られるのですが、
「『寝言は寝てから仰ってください』は慎め。どこの(政党)連中にも思想はあるし自分の信条もある。
自分の発言はそれこそ利己的なファッショだ。
思うのは自由だが、口には出すな」
怒らないでくださいね。
貴重なお話、本当にありがとうございます。
実際に最前線に立たれるお方のお話、拝読いたしました。
感謝の念が伝わればいいのですが。。
なので、怒りという感情はこれっぽっちも仕事しないです。そこはごあんしんくださいというかw
>ただね、権力が往々にして本来の目的とは明後日の斜めどころか全方位に違う使い方をして暴走するのが見えているから怖いんですよ。
懸念についてはごもっともかなと思います。
経済評論家の須田さんに近いご懸念かなあと思いました。
そこは、一ノ瀬的には運用のお話なのかな、と思います。うまいことやらなしゃあないやんと。
そして。それにはきちんと政治に対する国民のチェックが必要で、本当の意味での民主主義が問われるのかなと。
民度次第じゃないっすかね、と思います。だから個人的には投票率が低い方が私の一票に価値が出るとかも思いますが、社会の成熟というか健全な運営には投票率というのは必要なのであろうと。
>「もしうちが商売の邪魔になったら、これで潰しに掛かる奴が出ない保証は?」
これも政権に対する信頼があるか、将来の不安と現状の問題点との折り合いかなと。
現状がアレすぎるからそれくらいやってもええやんというのが一市民の一ノ瀬の感覚です。正邪はおいといてです。
制度というのはその時に合わせて変えてけばええやんと思ってますので。。。
>とはいえ、過去の治安維持法で酷い目に合った宗教や普通の社会活動組織からすれば信用も信頼もされないのが現実でしょう。
最近では、オウム真理教に破壊活動防止法適用すらできない社会情勢ですから、安易な適用はされないと思ってます。慢心?そうかもしれません。
いち国民としては弱腰にやきもきなんです。
>沖縄については
>、あの基地群に使われている土地が本土のように必要な対価と引き換えに提供されたと思いますか?地位協定がどれだけの地元民を犯罪被害者にしてきたかは想像できます?
そこについてはどれだけ知ってるかと問われたら、一般国民と同程度か少し詳しいくらいとしかお答えできませぬ。
沖縄問題については基地とかオスプレイとかばっかで、社会問題についての報道はあまり見受けられませんのも不可解ではありますね。
社会問題としては東洋経済オンラインにおいて、貧困の連鎖というエントリーが直近でありました。
ただ、沖縄=貧困で県民所得云々のデータについては沖縄は恣意的に低く計上しているだの、毎年の振興費がどう使われているかの現状の検証とかも必要なのかなと。
祖父が眠る土地でもありますので、辺野古のデモとか座り込みにハングルが乱舞してそれが報道されない現状の方が目に付くのは事実です。
>それでも冷静に物事を俯瞰しようと言い聞かせています。
これに関しましては、ここに書きこん出るときは大体アレな状態でもありますのでご寛恕いただければ幸いでございます。
アホな放言の中の、エッセンスを汲んでいただければ、と。
>「『寝言は寝てから仰ってください』は慎め。どこの(政党)連中にも思想はあるし自分の信条もある
のですが、それを自分正義で、自分の話は聞け、だがお前の話は聞かないがお花畑の理想原理主義者に多いなあと思っております。
枠組み造って安寧ではなく、常に前を目指して歩いていかないといけないのが自由とかの対価だと思っております。
ほいで、国民が権利を持っているの立法を司る議員なわけで、その議員の尻を叩いて行政とか司法にチェックを入れさせないといけないというのが現状の制度だと思っております。
法律は不都合だなと思ったら変えたらいいんですよ。それが立法府のお仕事ですから。
そして行政が暴政になるのを掣肘するのも立法府のお仕事。
緊張感もって、ただし現状の不都合を除くためによさげな手段を摂っていきましょうという感じ?
なんかふわっとしてますが、ベストじゃなくベターを選び続けていくためにも、PDCAが主権を持っている人に課されているのであろうと。
そんな感じです。
で、その判断に恣意的に介入して操作しようとする第四の権力こそが、一番の問題じゃないかなーと思ったりです。
あっちこっち言って論旨まとまってませんが、そんな感じで考えてますというか、一度お話伺ってみたいっすw
追伸
本日のプライムニュースにて櫻井よしこ女史の懸念についての感想が頂きたく。
要旨
「アメリカは中長期戦略で動いている。そのスパンは5-10年。
だが、中国は50-100年で動いている。
最終的には後者が勝つのでは?」
選挙が定期的にある民主国と、地盤を固めた独裁国家だったら勝負はどうなるのでしょうか。
個人的には制度疲労で独裁が死ねばよいと願ってますが、共産党の強さを知る方からは夢想だと笑われてもおります。
しかし日本の共産党とはなんなんでしょうね(哲学)
とりとめもなく寝ます。
んー、日本と中国の共産党は成立の背景が違うし、米中も思想からしてなぁ。
でも私見でよければ(予告)
ちうごくが勝つのか分裂して自滅するのか
共産主義が独裁になるのはなんでなんだぜ
>>890
正座待機
>>888
>祖父が眠る土地でもありますので、辺野古のデモとか座り込みにハングルが乱舞してそれが報道されない現状の方が目につくのは事実です。
まずは追悼をお祖父様に捧げます。
そして、ハングル乱舞は不味かろうと。
まぁ、心ある沖縄県民は憂慮している事実も。日本語(対日本政府)や英語(対在沖縄駐留米軍)なら抗議としての意図はわかりますが、それって「沖縄の運動に対して連帯も協力もしない、自国のエゴで騒ぐぞ」という意思表示と取られます。
現実韓国発で沖縄基地問題に対するメジャー報道が通信社やネット経由でも見えない所に本音が。
>枠組み造って安寧ではなく、常に前を目指して歩いていかないといけないのが自由とかの対価だと思っております。
ほいで、国民が権利を持っているの立法を司る議員なわけで、その議員の尻を叩いて行政とか司法にチェックを入れさせないといけないというのが現状の制度だと思っております。
法律は不都合だなと思ったら変えたらいいんですよ。それが立法府のお仕事ですから。
そして行政が暴政になるのを掣肘するのも立法府のお仕事。
緊張感もって、ただし現状の不都合を除くためによさげな手段を摂っていきましょうという感じ?
なんかふわっとしてますが、ベストじゃなくベターを選び続けていくためにも、PDCAが主権を持っている人に課されているのであろうと。
その通りです。が、どこに遠慮しているのかはたまた教える価値も無いと一方的に決め付けているのか高等▪大学教育において全体教育過程に入っていない感がまた。
ま、散々他人の子を殴り、潰し、自分達はキレるハラスメントを行い、自分勝手な自由と権利を振り回した「教諭免状と
博士修士号を持った職員」が反省も改善行動も無く過ぎた日々の結果ですかね。
>櫻井よしこ女史の懸念
まず、不思議に感じたのが、
『共産党政権や中華人民共和国を百年先まで残す』
戦略なら解らなくもないですが、対外的な軍事非軍事両面での戦略ってそんな悠長なモノですか?
南シナ海だの尖閣諸島だのへの行動は確かに長期的なモノを感じますが、正直現在の華商の動きってもっと短く荒いです。
アメリカは確かに選挙があってトップが代わりますが、それでどうこうは多分表面上だけでしょう。
アメリカ財閥系の多国籍企業は飲料メーカーが日本でも既に60年活動している。逆に対中国限定ならば、非軍事でそれこそ百年単位で工作するでしょう。
で、言い切れる事は、
『二国間工作や戦略の時間の掛け方で勝敗は決まらん。古今東西のあらゆる戦争に絡むモノを媒体問わずにまず視ろ。
そして素直に深く思考しろ。
それでもジャンボ宝くじ以上に外れるのがオチじゃ』
日本と中国の共産党、「庶民▪無産者階級の解放」が出発点と、「侵略国を排除しまず真の独立解放」が出発点なので、正直日本の方が政権欲は薄いだろうな。
同時に、天皇制国家の中今では当たり前と思われている権利を取るために動く組織故に権力から速攻非合法にされた。
中国の場合は、そもそも無政府状態だから他国からの弾圧以外は制約がない。
さらに、マルクス▪エンゲルスから入った日本とスターリン主義から入った中国の違いもある。
もっと言えば、流血革命当然の中華と天皇制が地味に根付いている日本の違い、
地政学でも沿海州から直接入ってくる中華と海の向こうからという条件付きの日本。
独裁になりやすい理由は、
『民主集中制』
トップに都合の良いボトムアップと、一方的なトップダウンに一番変質しやすい方法論。
日本の共産党であっても、一握りの中央が、「議席が無くなっても9条‼」と
決めてしまえば、残りの代議員は多分中央を罷免できない。
制度的に本当の意味での自由選挙では無さそうだから。
個人の活動に対する優先順位は細かい点では違うし、それに対して完全自由な討論を保障して初めて『真に民主的な』組織。
日本共産党には『中央総会決定』ありきでまず始まるから、新潟だったか地方選で9条を封印して勝利したのは多分異端中の異端。
>後マスコミは、自浄作用というものをいつ実装するのでせうか。
>で、その判断に恣意的に介入して操作しようとする第四の権力こそが、一番の問題じゃないかなーと思ったりです。
自浄は不可能です。理由は、商業の中に入っている。自らの行いに対する本当の反省と行動をしていない。
そして、『第四の権力』と自惚れた時点で単なる宣伝媒体に成り下がった。
ちな、地域のミニコミとしては大きめの所とガチで喧嘩して勝ったこともあるし
祖父も父も私も、無礼な取材申し込みに徹底的に弁護士入れて闘った経験持ちです。
最初期の鑑定団と中嶋誠之助さん位ですか、取材申し込みを誠意と礼で通したのは。
全て私見で、偏見も混ざってます。
それでもよろしければ。
固い話ばかりもアレなので、沮授&横着
☆☆☆☆☆
「横着様は隠居されたのですよね?」
「ええ。息子に跡は譲りました」
「では、家でゆっくりなされていたのでは?」
「貴方の師匠の奴に『文官に隠居なぞ無い!』と引っ張り出されたのです」
「……ええと」
こんな会話の最中も手が止まってないのがまたなんとも。
つうか相変わらずだな、この紙と竹の山脈。
「誰彼構わず決裁できないモノばかり。ですから」
つうと、沮授殿以上の権が有れば出来るのか?
「権が有れば。の話ですが」
なら。
「何でアタシまで!?」
「そりゃお前さんが袁胤様の代理だからだ。ほれ、きりきり働く」
「お、横着様。本当に私が扱って良いんですか⁉」
「ん?ふらふらしてるお前さんの主代行を雷薄殿が認めたからな。
何、読めるモノだけ分けてくれればそれで充分」
「ち、父上。本当に私が扱って良いんですか⁉というか、沮授様の足手まといになりませんか!?」
「口より手を動かせ。ついでに典殿に字の一つも教えてやれ」
要は最終を沮授殿にすれば良い。と気付いたので、この辺の決裁権を持つ袁胤様、紀家に談判すると袁胤様からは秘書役を留守預りの雷薄殿からは典殿を出して貰えた。後はうちの息子も強制参加させる。
「しっかし、なんやねんこの量は。下の阿呆が丸っと持ってきとんのか?」
ぶつぶつ言いながらも結構な速さで山を崩していく秘書殿。
息子と典殿は組になって着実に削っている。
で、この二組が判断できないモノはこっちで。
とはいっても、要点を殴り書きして沮授殿に見せ頷けばそのまま通すという結構乱暴な決裁である。
「なぁ、沮授はん。いつもこないに上がってくんの?」
急を要するのは片付いたと、沮授殿が休憩を告げられ皆で茶なぞ啜っていると秘書殿が呆れ顔で聞いてきた。
「そうですね。これでも安定しているのか減った方ですが」
いつもの表情で平然と答える沮授殿。
「一体またなんでこないに集まってくんねんな。いくら内向きの事言うてもおかしないか?」
ちら、と沮授殿を見ると頷いたので代理で解説する。
「あー、ここに来るのは袁紹様に持っていく前の分だわな。
ある程度はちゃんと仕分けられているが
他との付き合いだの報告書だのは流石に沮授殿が目を通しておかないと下問の時に困るわな。
要はこの袁家がそれだけ大規模に動いている証、だな」
「ですね」
言葉短く同意する沮授殿。袁胤様に付いている彼女とうちの息子は頷いているが、
「じゃあ、ここにあるモノって他の人に見せたらまずいんじゃないですか?」
典殿が懸念を示す。
「『他の人』が文字通り外部なら問題ですが、袁胤様の代理と紀霊様の代理と横着様の身内ですから。
それに」
思わせ振りに言葉を切った沮授殿、続けて俺が、
「本当に見せちゃまずいモノはここにゃあ来ない。
こっちは表のモノで、裏は奥から回ってくる。
そういや」
またも言葉を切ると今度は俺が秘書殿を見ながら、
「伝えといて欲しいんだが、『袁逢様の娘を舐めない方が良いぞ』ってな。
御二人とも侮れないものをもってられるし、袁術様にはもっと学が必要だ。
歌舞音曲で名を上げるにももっと深い教養は武器になる。
もっとも、『子曰く』なぞとしかめっ面で説教は似合わんが」
「……伝えときますが、よろしな?」
「ああ、闇で蠢いている『誰かさん』にもな」
さて、どう出ますかね。袁術様自体可能性の塊だし磨けば皇帝が自ら后に迎えに来ると思うがな。
で、息子よ。そんなに固まるな。
以上です。
こういう事は陰じゃなく表ではっきり。
そういう人でしょう。横着さん。
乙でしたー
>>894
>>「何でアタシまで!?」 これ許攸ですよね、凡将伝>>278>>そやからな。うちらを如南に送って安心してるあんたが悪いんやえ……」
○「何でうちまで!?」 だとしたら一人称が違う…はず
>>「ん?ふらふらしてるお前さんの主代行を雷薄殿が認めたからな。 【ふらふらしてる】の掛かり先がこの文だと【お前さん】(典韋)になりますが多分放浪してる二郎ちゃんですよね?
凡将伝>>459目の前の仕事をきっちりこなすこと。 それが自分を拾ってくれた、助けてくれた、何より、大好きな男(ひと)からの命令である。 充実してるよね
○「ん?ふらふらしてるお前さんの主君の代行を雷薄殿が認めたからな。 実際に雷簿さんがこの子をよそに出向させるかは知らんけど…飯のランクが下がるな、そもそも自分の名前すら書けない典韋より適当な誰かの方が役立ちますよ、とか普通に他の誰かを送ってきそうなものだけど
>>この辺の決裁権を持つ袁胤様、紀家に談判すると袁胤様からは秘書役を留守預りの雷薄殿からは典殿を出して貰えた。 ちょっと読みづらいので
○この辺の決裁権を持つ袁胤様、紀家に談判すると、袁胤様からは秘書役を、留守預りの雷薄殿からは典殿を出して貰えた。 こんな感じでどうでしょう
>>御二人とも侮れないものをもってられるし、 敬語としては微妙?
○御二人とも侮れないものを持っておられるし、 の方がいいと思います
>>つうと、沮授殿以上 姓は沮、名は授
>>雷薄殿からは典殿 姓は雷、名は簿、姓は典、名は韋
>>781豊(田豊様)、義(麹義様)、
読み返したら典韋は最初【典】とだけ名乗ってたのね、それに対して横着さんも【横】と返した、と
でも今回典韋が【横着様】って呼んでるから名も教え合ってると思うんですよ、特に理由もないし【典韋殿】って呼ぶんじゃないかな?他に姓だけで呼ぶ相手も見当たらないし
前に1度典韋を引き抜こうとした横着さんにあっさりと貸し出すかなあ?文官として優秀なら実利をとる可能性もあるけどこの頃って袁術が勉強してない頃=凡将伝>>571より前だから本当に文官としては役立たずで教えながらやるからって言うなら紀家軍のモブが教えてやればいい話だし
すいませんがそのあたり(なんで雷簿が横着に典韋を貸し出したのか)について教えてほしいです
>>893
>まずは追悼をお祖父様に捧げます
ありがとうございます
>高等▪大学教育において全体教育過程に入っていない感がまた。
ここが問題なのだろうと思っております
>戦略なら解らなくもないですが、対外的な軍事非軍事両面での戦略ってそんな悠長なモノですか?
逆に民主主義じゃないから、目前のあれこれを気にせずに済むということはあるのではないでしょうか
>アメリカは確かに選挙があってトップが代わりますが、それでどうこうは多分表面上だけでしょう。
ほむ。
日本はどうだったのでしょうという純粋な好奇心。ぽっぽの打撃たるや。
>『二国間工作や戦略の時間の掛け方で勝敗は決まらん。古今東西のあらゆる戦争に絡むモノを媒体問わずにまず視ろ。
そらそうですが、米中交渉の意味とかは米欧よりも重要になってきてますよね。
>さらに、マルクス▪エンゲルスから入った日本とスターリン主義から入った中国の違いもある。
ここはしっくりきました。
主義主張と、実利運営との差かなと。
>自浄は不可能です。理由は、商業の中に入っている。自らの行いに対する本当の反省と行動をしていない。
哀しいなあ。
つまり、私のような一般市民からしたら、第四の権力こそが敵であるのだなあと思いました。
>最初期の鑑定団と中嶋誠之助さん位ですか、取材申し込みを誠意と礼で通したのは。
関係ないかもですが。
横山大観記念館にお邪魔しました。
係員の方とお話しました。
印象的だったのは「大観は弟子はとりませんでした。ともに学んだ方はいても。です。上限関係なく、作品を~」
なんでも鑑定団で最初期の長老の謳い文句。「横山大観の愛弟子」←「横山大観に学んだ男」
これの話して、記念館の方は「あら、そうなんですか?」
菩薩の笑みでした。
ええと。つまりなんだその。
一ノ瀬的には面白ければよかろうなのだ。とだけ。
>>896
遅くなりましたが、いつもありがとうございます。
許攸さん。でしたね。この方も前から出したいなと思ってましたので。
で、典韋さんの件はこちらが専用機に慣れていないが故のミス。
後出しで申し訳ないですが、『沮授&横着』は基本的にサザエさん時空的な物と
思っていただけたら。
『好き放題すんな!』
と怒られそうですが、ふわっとした話も書きたいんです。精神衛生上。
つかね、袁紹様とか袁胤様とのほほんと
過ごす話もありかなと。
蜘蛛さんの真意
まだ書いてないですが構想はばっちりです
ちょっと細部は出たとこ勝負ですが
ゴーサインいただいたら書きますのでよろしくオナシャス
>>899
では、お願い致しますm(_ _)m
どうにもこうにも書けない。書く気が湧かない。
稼業の書類やら何やらはちゃんと書けるしこなしているのに、ね。
飽きたとかじゃなくネタは思い付くし場面は綴れますが文章に出来ない。
900という区切りまで来たのにこんな情けない事で申し訳無いm(;∇;)m
嗚呼、不甲斐ない。
>>900
いやいやいやいやw
波はありますってばw
私も昔は毎日更新とかしてましたしとか言ってみるw
>稼業の書類やら何やらはちゃんと書けるしこなしているのに、ね。
いや、そりゃ別物ですし義務と思ったらあきまへんってw
>ネタは思い付くし場面は綴れますが文章に出来ない。
俯瞰者さんでもそうなのだなとちょっと安心しましたw
実際、もっと頑張って、お盆過ぎには放浪編完結している予定だったのです。
>嗚呼、不甲斐ない。
とんでもないっす(ガチ)
毎回楽しみしておりますが、裏話も楽しみにしておりますので、てけとーに随想でもよかんべとかなんとか
重荷にならんように、息抜き程度の感じでオナシャスw
「華琳、だろうな」
その呟きを絡新婦は意外に思う。きっと違う名が……彼が支える光を纏う少女の名が出てくるとばかり思っていたのだが。
「わー、意外ですねえ。これは二郎さんが博徒という証左なのかなー?
よ!浮気者!にくいぞー」
「七乃よ。お前なあ。俺を煽るとしてもそれはないぞ。いっそ興ざめだってばよ」
やれやれ、と首を振る青年に張勲は満足げな笑みを浮かべる。それは刹那ではあるから目の前の青年には捉えられていない。
そしてわざとらしい涙目で抉ればよい。
「ふぇーん。だったらどうやっていけばいいのですかー。
生きるすべのない私と美羽様。これは野垂れ死ぬしかないじゃないですかあ」
あのなあ、と言い募る青年の思考試験。
これは面白いことになってきたなあと思いながら張勲は、だからこそ慎重になる。一体この場を誰が見ているのだろうと。
◆◆◆
肌を重ねた青年。その発想は正直正気を疑うもの。だが勝機を窺うもの。その想定は多岐にわたり、禁忌はない。
なんとなれば、天が堕ちることすら想定内なのである。
杞憂。それを憂うのが紀家というのだろうか。
だから、問う。そして混濁。それほどの衝撃。
なんとなれば、漢朝崩壊すら思考遊戯であるなぞ。
「そりゃそうなったら各地で自治が進むでしょうねえ。
でもでも。それができるとは思いませんが」
「そりゃそうだろう」
思考実験であっても。漢朝崩壊についてここまで狼狽えないものかと張勲は目の前の青年に対する評価を引き上げる。
「だって、そんなの。どうしようもないじゃないですか」
「それでも、人は生きていかないといけないじゃないか。
お腹がすいたら、食べる。これは大切なことだぞ」
揺るがないその心。
そして張勲は理解する。理解してしまった。
ひたすらに食料増産に心血を注いでいた紀霊という青年の絶望を。
そこにしか光明を見出せなかった袁家という在り方に。
「つまり、世は、乱れると?」
「ないって」
うんざりとした表情で言質を避ける。つまりそういうことなのであろう。
そこからの思考実験は実に……実に刺激的なものであった。
そして辿り着いたのは袁家の敗北。それも完膚なきほどのもの。
それが青年の呻きであり、かけがえのない本音である。
だからこそ。張勲は動くのだ。
幾多の思考実験において勝者を問う。答え合わせをする。
「漢朝の権威が低下し、地方で乱が起きたとします。
漢軍がその乱を治めることが出来ない。
ここまでが二郎さんの唱える前提です。
だったらそこから誰に美羽様を託すべきですか?」
「そら華琳だろ」
張勲は笑みを浮かべる。その笑みは軽いままに。
そして逃避先は決めた。
盤石と見える袁家だが、そういう時こそ残すべきである。逃避先は。
常識的に考えればありえない。だからこそそうする。
「え、マジか。華琳とこ行っちゃったの?
これまずくないか?」
功臣の流出に動揺する紀霊に張勲は笑みを薄く。
「まずいですねー。ちょっとこれはいけません。
ということで、二郎さん、なんとかしてくださいね」
「いや知らんし。知らんし。
美羽様は守るけど七乃が糾弾されるのは妥当じゃんか」
「もう、冷たいなあ。あんなにも熱く求めてくれたくせにー。
よ、この冷血漢!恨むぞ!」
「だから関係ないじゃんってばよ!お前俺を巻き込むのええかげんにせえよ!」
それまで喧々諤々としていた張勲がぴたりと言を止める。
「そんな、ひどい……」
ぐす、と涙ぐむ。
「でも、いいんです。美羽様は私が守りますから。
紀家については巻き込んだことに陳謝を」
「え、いや、その。おい」
「奇縁ではありました。本来袁家貴下の武家。それも紀家と張家が交わるなぞありえないことでした。
一緒にいて、いれて、楽しかったです。
一緒に、美羽様と遊んで、楽しかったんだったって思いました」
「七乃?いや、あのな?」
その慌てように、張勲は満足する。
そして、確信する。逃避先としては曹操が一番なのだろうと。
◆◆◆
「つまり、曹操さんは袁紹様に懸想していながらどうしようもないということですね」
「いやそういう解釈はどうかと思うよ?」
こう見えて紀霊は人物鑑定に関しては非凡なものを持っている。
であれば、曹操が袁紹に執着しているというのは納得である。
袁家という器が割けるのであればその逃避先において、曹家はとても魅力的なものであろう。
きっと矮躯を気にする英傑は掌中の珠を愛しく思うだろう。
光輝を背負う少女を投影して没入するだろう。
◆◆◆
「いや、なんで笑ってるの?自棄なの?」
「いえいえ、そんなことないですよ」
くすりと笑う張勲。
得物が想定通りのルートに走り、ご満悦なのである。
「でもさ、横着さんとか重鎮が華琳のとこに行っちゃって、不味いだろ」
「不味いですかねえ」
「いや、七乃の立場的にまずいだろう」
張勲はくしゃり、とした笑みを漏らす。
ここで、まずいとかまずくないとか言えたらいいのにな、と。
その思いを誤魔化すように目の前の青年。
ちゅ、と唇を合わせて誤魔化すのだ。いつもみたいに。
追いすがる腕を軽やかに躱し、くすくすと笑う。楽し気に。
だって、それが彼女の在り方であるのだから。
ねむいのでここまです
もちっと推敲したがら
七乃さんは袁家のつぎの避難先にはおーをえらんでたってかんじでオナシャス
美羽様が食べられてもそれでも無事ならそれでいいで自分もさらし者あれこれは萌将伝うばば
ねりゅ
有り難う御座います。
率直に。
「そんな事しなくても、袁術様御自身が今のまま伸びていかれるなら有事の際は手助けしますよ?」
横着さんが何故権力争いそのものに関わらないかは結構既出なので置いておきますが、袁術様御自身が暗君暴君にならない限り身柄の安全位は支援するでしょう。
本編はともかくこの世界は基本の根っこの中心の……ともかく『死ぬ必要のない人物は死ななくてよろし』な超ワガママ世界ですので、それこそ御都合主義上等で動いていきます(宣戦布告)
で、一見張勲さんの思い通りに動いているかに見える横着さん。
どっこい、もっと斜め上の行動取りますよ。まぁ、陳留に引き込んだ元配下達は曹操さんから不当に扱わない旨の確約を取り付ければそのまま残留させるでしょう。
身も蓋もない事言えば、単純に張勲さんが横着さんに接触して目的を話せば解決ですね。
感想にもなってない感想ですいません。
>>906
どもです
>「そんな事しなくても、袁術様御自身が今のまま伸びていかれるなら有事の際は手助けしますよ?」
下水を煮詰めた度し難いもので育った蜘蛛さんです。差し出せる対価が思いつかないと思います。
>袁術様御自身が暗君暴君にならない限り身柄の安全位は支援するでしょう。
多分、ヒトの善意的なものが分からないのではないかと思います。
二郎ちゃんについては、ギブアンドテイクという思考パターンが共感できるのでまだアレですが。
横着さんと分かり合う日はこないのかもしれません
>ともかく『死ぬ必要のない人物は死ななくてよろし』な超ワガママ世界ですので、それこそ御都合主義上等で動いていきます(宣戦布告)
やったぜ(ガッツポ)
俯瞰者さんの、やさしい世界が大好きでございますのでありがたい宣言だなあと感謝でございます。
>どっこい、もっと斜め上の行動取りますよ。
w
むしろ期待しております。七乃さんがご満悦なのはフラグですからw
>陳留に引き込んだ元配下達は曹操さんから不当に扱わない旨の確約を取り付ければそのまま残留させるでしょう。
はおーがブラック君主じゃなくなる可能性が……?いや、はおーのことだから事業拡大で結局ブラックなままやな!
>身も蓋もない事言えば、単純に張勲さんが横着さんに接触して目的を話せば解決ですね。
そのとーりだと思います。本当にね。
思ったけど七乃さん、二郎ちゃんと義兄弟との関係とか理解不能なんやろなあと思いました。
どうやって篭絡したか分からないけどまあ、いいかみたいな。
>下水を煮詰めた度し難いもので育った蜘蛛さんです。差し出せる対価が思いつかないと思います。
ほむ。横着さん的には自身の行動を制躊しない、どの道に進むであれ袁術様自身の選択に介入しない。あ、張勲さんが得た情報を横流ししてもらうも。
これで充分対価になるんですけど。
実は横着さん、二郎さんが父親で張勲さんに母親的な役割を充てています。
で、自身は近所の世話焼き親父w
裏というか、袁逢様から内々に袁紹様袁術様の最後の後ろ楯を命じられていたり。つか真面目にガチに宣言すると、
『この先もし袁が滅亡してもこの二人はこっちで生きていきます』
その為にそれなりの地盤とカネと武力を持った本家を作ったのですから。
袁胤さんはそうですね、チビ達の先生を。本人絶対嫌がりますがw
優しくない歴史と現実ですから、せめてこの世界の歴史の流れだけでも死ぬ必要のない人物は天寿を全うするのが当たり前で。
漢女共が来ても抵抗しますよっとw
落人伝説が大好きです。
悲劇よりも平和を望んだ名も無き人々の想いが大好きです。
幼子が母親と共に海の中に、より田舎で普通人として生き抜く。
良いじゃないですか。
>>908
>これで充分対価になるんですけど。
情報を流すのは二郎ちゃん限定なのがいまのところです。むしろ二郎ちゃん経由の方がスムーズに話は進むのでしょうなあ。
>実は横着さん、二郎さんが父親で張勲さんに母親的な役割を充てています。
納得の配役ですw
>で、自身は近所の世話焼き親父w
一番おいしいとこですやんw
>裏というか、袁逢様から内々に袁紹様袁術様の最後の後ろ楯を命じられていたり。
袁逢様のお心遣いにほっこりしながら眼尻が熱くなります。
病床で娘たちを気遣う大戦の英雄。その最後のお願い。それが横着さんにどれだけ響くかを理解してそれでも縋るように願い、命じる。
母は強し、ですねえ。むしろここを見たいっすw
>『この先もし袁が滅亡してもこの二人はこっちで生きていきます』
おk把握しました。
>袁胤さんはそうですね、チビ達の先生を。本人絶対嫌がりますがw
横着さんの、袁胤様への思いとか距離感とか設定されてましたら教えてくださいませ。いや、これは純粋な好奇心。
相性がいいような悪いような、間が悪いようないいような。本当にどうとでもなるお二人ですので
>優しくない歴史と現実ですから、せめてこの世界の歴史の流れだけでも死ぬ必要のない人物は天寿を全うするのが当たり前で。
やさしいせかい。だいすきです。ほんと。
>漢女共が来ても抵抗しますよっとw
そこはなーw
禁則事項ですとだけw
>落人伝説が大好きです。
宮崎の椎葉村。大雨一つで生活道路が寸断されて孤立する集落。
ケータイの電波も道中繋がらないそんなところでした。
ライフラインを維持するのは宮崎県酒販さん。
利潤の追求というものではあそこの生活を支えられないだろうなあとかなんとか。
何が言いたいかというと、物流覇権をアマゾンが目指すのであれば社会的インフラな支出もしてくれないと困るなあと。
美味しいとこどりなアマゾンが覇権なのかなあとかなんとか思ったりしております。
乙でしたー
>>903
>>「そら華琳だろ」 ~中略~ 「え、マジか。華琳とこ行っちゃったの?
これ同じ日じゃなさそうな気がします、タノシイ思考実験の後でさらに功臣の流出を話題にするとか多分二郎ちゃん話す順番逆だよって突っ込むだろうし
間に ◆◆◆ 入れた方が良いと思います
>>一緒に、美羽様と遊んで、楽しかったんだったって思いました」 【美羽様で遊んで】じゃないですか?(素朴な疑問)
○一緒に、美羽様と遊んで、楽しいって感じました」 楽しい、は感情なので感じる、の方が良いと思います ただし(こちらはあの時はそうだった)という感情なので
○一緒に、美羽様と遊んで、楽しかったんだって思います」 (今になって思い返してみれば)ならこちらですかね あのころは楽しかったなあ、みたいな?
>>904
>>こう見えて紀霊は人物鑑定に関しては非凡なものを持っている。 そもそも見た目が【人を見る目の無い人】、【人を見る目のある人】ってどんな人でしょう?
頭がよさそう、強そう、優しそう、とかならわかりますが…海のリハク?あの人は何回も節穴かました実績によるものだから
○紀霊は人物鑑定に関しては非凡なものを持っている、いっそ神懸かっているとさえ言える。 (なお未来知識)実際転生者だと知らなければ恐ろしいくらい才能の塊を発掘してるからね
>>袁家という器が割けるのであればその逃避先において、曹家はとても魅力的なものであろう。 間違いではないですがこれだと袁家を割きたい、という風に聞こえますので
○袁家という器が割けるとしたらその逃避先として、曹家はとても魅力的なものであろう。 また、【~において】だと逃避先から見て曹家が魅力的となって美羽にとって幸せな形ではなさそうです
>>得物が想定通りのルートに走り、ご満悦なのである。 待って、マジマッテ。これが誤字でないとしたら張勲が怖すぎるそしてその可能性が0でないことがマジコワイ
○獲物が想定通りのルートに走り、ご満悦なのである。 こうだよね(震え声)もしすべて織り込み済みで横着さんを思考誘導してたらどうしようもねえ
>>その思いを誤魔化すように目の前の青年。 よく読むと次の文とは別の文章っぽい?
○その思いを誤魔化すように目の前の青年に顔を寄せ。 であれば【誤魔化すように】何をしたのかも書いた方が良いかな、と思います
でも絡新婦さんも美羽様に対しては損得度外視というか美羽様至上主義というかな所あるんだけどね、それはそれとして他者の善意を信じられないめんどくさい子
まあ彼女からすれば自分が誰かに無条件で信頼される訳ないから同じように誰かを無条件で信頼できないんでしょうね(美羽様は天使だから別枠?)
リクエストもらいましたので
◆◇◆◇◆◇◆◇
「横着。いや横倶直よ、話がある」
「袁逢様、真名呼びとはまた穏やかではありませぬな。で、真名呼びということは横家係累の私に話がある、と?」
「うむ、ここからは上下抜きの個人同士の話だ。済まぬが……」
「なら、まず横になりなされ。そんな紙のような顔色で座っているとこっちが話しづらいです」
「で、袁逢様?私を真名呼びしたということは袁と横の初代が交わした盟約の件、ですかな?」
「……倶直よ、貴方の目から見て紹はどうだ?」
「順調に成長している、と思う。紀公や豊の奴が道を示して導いているからこののまま進めば後継としては充分かと」
「袁胤についてはどうだ?」
「袁胤様自身の欲次第、としか。個人の感想でしかありませんが、御本人が表に出るのを故意に避けている節もあります」
「ならば倶直、貴様はどちらに付く?」
「どちらにも付かない」
「何故じゃ?」
「病人にこんなこと言うのも酷だが、袁逢様が決めておけば、南皮横家は着いていくだけだ。
だが、初代同士の盟約の通り袁と横は個では対等でありあくまで横家当代の判断の下、臣であるかどうかを決する。
それだけだ」
「なら、袁当主である私が頼めば横家としてはどうする?」
「? 袁逢様、それは後継云々か?それとも娘御の事ですかな?」
「なぁ倶直。袁が滅する事を考えた事があるか?」
「勿論。袁も横も時節と運に嫌われればあっさり滅ぶ存在でしょう。
そも人が興した集団なぞ千代八千代に栄える事が奇跡で、一つ歯車が狂えばどうなるか。
だからこそ、常に備える。悲観と性悪で物事を見る」
「もし、袁が滅するとして横は最期まで娘たちに付き合ってくれるか?」
「心中はゴメンですな。それなら袁紹様も袁術様も最後まで天寿を全うされるすべをとりますな」
「そ、そうか」
「なに、南皮横家二万と余騎。『袁紹』『袁術』という娘を助けるなら尽力しましょうか。
ですが、贔屓は無し。庶人と同じに扱います」
「すまない」
「謝るよりは早く御身体を元に戻される事です。子にとっては母の存在は大きいようですしな。」
「横着。ひょっとして子になつかれておらんのか?」
「いや、我が子達の幼い頃を思い出しておりました」
「ああそうだ、紹と紀霊が婚姻の時はだな」
「そこまでは盟約には入って無いでしょう?謹んで……」
「ならば、主君として命令しようか。やれ」
「それは卑怯ですぞ!」
悲鳴にも似た私のツッコミにふふ、と微笑まれた袁逢様が今も忘れられない。
やっと出来た。
因みに、横一族が袁紹様袁術様のバックに付くと総兵力だけだと約10~15万
ただ、専守防衛型ですので二人とも他所のお嬢様として余生を過ごすかと。
袁には負けるがそれなりの資産持ってるから生活レベルが日々のおかずが一品減る程度位しか変わらないという。
問題は贅沢しない家風なので、そういう点で右往左往しそう。
つか公孫家にひっきりなしに相談してそう。
横着さんは、袁胤様自身はちゃんと敬しています。というか正統な後継になったら付いていきますよ。
典型的な黒幕対応するから距離置いているだけで。
相性は良いと思いますよ。
>>911
乙でございまする
いいものみた
>「なら、まず横になりなされ。そんな紙のような顔色で座っているとこっちが話しづらいです」
身罷られる直前なんだろうなあと。その場で後を託すのが横着さんであるのが二人の関係性ですね。
>袁逢様が決めておけば、南皮横家は着いていくだけだ。
それ以外が聞きはせずに乱のもとになるから言えないんだよなあ(美羽様保護のためもある)
>「もし、袁が滅するとして横は最期まで娘たちに付き合ってくれるか?
母親なのだな、と思いました。これは田豊にも麹義さんにも言えない
>ふふ、と微笑まれた袁逢様が今も忘れられない。
きっとこの問答で安心したのだな、と思います。きっと安らかであったと思います。
こういう関係性とか描写は、むむむ、と唸ります。私にゃむりっすw
すごいなあと。手の届かないとこなのでただ感嘆します。
>つか公孫家にひっきりなしに相談してそう。
んん?つまりどういうことだってばよ
>典型的な黒幕対応するから距離置いているだけで。
袁胤様はね、まともな野党ロールを一党に強いていますからね仕方ないね自分が万一排除されたら暴走しちゃうからね
政権に参加できない勢力を一つにまとめて暴発させず、政権の瑕疵についてはきちんと追求し自分の勢力を隙あらば増大させようとする。
理想的な野党ですね。
いざとなったら政権担うのですが手元に人材がいないのでそれは困るなあとか思いながらも準備は怠りません多分。
そこらへんを察してくれと思いながら察されてもなあというのでやはり黒幕ムーブするしかないし、権力への食いつきも見せないといけない大変な立場
でもそこそこ楽しんでいる鋼のメンタルな袁胤さんでごじゃりまうs
>>913
>つか公孫家にひっきりなしに相談してそう。
んん?つまりどういうことだってばよ
地図を見て、個人的に感じたのですが公孫家って本拠地が幽州の奥の方なんですよね。つまり入り口に強固な勢力が幽州の守りをしていると、公孫家自体自壊しない限りは結構安泰。
で、元々横家自体は幽州の入り口に設定していてかつ公孫家に友好的。
なので、袁が滅びたとしても生き残る可能性は高い。
で、幽州横家に袁紹様袁術様がやって来たとして……
元名門の御嬢様がキタ━(゚∀゚)━!
ということで、いきなり生活レベルを下げるわけにもいかず。さりとてどんな生活をしていたかは知らないので(横着さんは表面しか知らない)、
結構深い所までの付き合いがある、と思われた公孫賛様に聞いてみよう。と、なり……
只でさえ忙しい公孫賛様の更なる悩みとなる。
こんな感じです。
「本人に聞いてくれ。忙しいんだ!」
で終わりそうですがw
因みに母流龍九商会の単独総資産とほぼ同額位の資産は横家一族合計で持っている設定。
で、幽州横家自体は母流龍九商会と仕手戦位は本気でやりあえる位は持ってます。
一番ビンボは南皮横家w
横紅さんが嫁入りした当時は、横着さんの便利屋手当てが夫婦の生活費だったり。郭大人がこっそり援助していたりする位。
で、横着さんは横着さんで悪所の元締め共をぶちのめしては、みかじめ料をせしめる。なんて黒歴史持ってます。
故に、悪所の無頼達からは、
『悪人の上前をハネる悪党』
と今も恐れられています。
真面目に馬鹿ネタ。
◆◇◆◇◆◇◆◇
横着「冬将軍。とはどのような方なのでしょうか?」
沮授「冬将軍様、ですか?さてそのような官位が新設されたとは聞いていませんが」
横着「では冬なる人物が将軍位を僣称している?それはそれで由々しき事ですが」
沮授「『冬』なる家は聞いたことがありませんね。ですがこの広い中華、ひょっとしたら地方豪族に居るのかも知れませんね」
横着「聞くところによると、『非常に強い勢力』で『長期間居座る』とか。
ひょっとしたら漢に靡かぬ賊の類、かも知れませぬな」
沮授「それはそれでマズイ存在ですが、袁と敵対するなら二郎殿と横着様が黙ってはいないでしょう。そうですよね?」
横着「無論。叩きのめすのみ、ですな」
???『いやあのね?気象現象をそう俗称しているんだけど。本当に冬将軍が武装して来たら怖いわw』
以上です。史実ではナポレオンをロシアから追い返した凄い奴w
マジで強い寒気団が来るそうで、皆々様体調と感染症にはくれぐれもお気をつけて。
つうか袁の美人姉妹にインフルエンザワクチン受けといて欲しいな。
去年大いに助かりましたから。
>>914
>地図を見て、個人的に感じたのですが公孫家って本拠地が幽州の奥の方なんですよね。つまり入り口に強固な勢力が幽州の守りをしていると、公孫家自体自壊しない限りは結構安泰。
対匈奴の最前線ということでもありますw
>で、元々横家自体は幽州の入り口に設定していてかつ公孫家に友好的。
ほむ。繋がりました。なるほどですねえ
>ということで、いきなり生活レベルを下げるわけにもいかず。さりとてどんな生活をしていたかは知らないので(横着さんは表面しか知らない)
表面しか知らんのかーい
ってまあそら奥向きのとことか知らないですわなw
>結構深い所までの付き合いがある、と思われた公孫賛様に聞いてみよう。と、なり……
お、おう
>「本人に聞いてくれ。忙しいんだ!」
地味様魂の叫び
なお生活のあれこれなんて彼女にはよくわからない模様。それでも横着さんよりは詳しそうですががが
>因みに母流龍九商会の単独総資産とほぼ同額位の資産は横家一族合計で持っている設定。
ヒエ、と思いましたが母流龍九商会は新興もいいとこですから横家の財に近づいているのが逆に凄いのかもしれませんね
>『悪人の上前をハネる悪党』
ただしく経済ヤクザであることですねえ
>>915
爆笑しましたw
気象ニュースがどうしてこうなったw
そして冬将軍には流石の袁家でも勝てないから負けぬように、ぬくぬくするしかないですねw
ほっこり
そして大阪ではインフルエンザより先にノロが流行の気配だそうです。
どっちも空気感染しますからマスク必須だなあと思いながら手元にありませんw
頑張るぞいっと
>>918
>爆笑しましたw
気象ニュースがどうしてこうなった
よっし(ガッツポ)
毎年この言葉を聞く度、いつかは。と温めていたネタ。
この二人が真面目だから余計にハマる。
爆笑していただけたら幸いです。
>そして冬将軍には流石の袁家でも勝てないから負けぬように、ぬくぬくするしかないですねw
ほっこり
絹地の布団生地に羽毛をたっぷり詰めて厚手のタイツに羽毛たっぷりの半纏。
毛織物の生地があれば幾重にも重ね着して。
袁術様はもこもこ位が丁度良い。後は蜂蜜湯で身体の中からも。
袁紹様はさすがにそんな格好には抵抗有るでしょうから、寝るときはかいまき布団。お肌の為にも鉄瓶にたっぷりのお湯で加湿も忘れず。
つうか、南皮滞在中の孫家の皆さんはもちょっと肌を隠すようにだなと。
気温差はあるはずだから、足から冷やすとろくなことが無い。
ノロはねぇ、消毒と加熱を徹底することと発症者の速やかな隔離が効果的。
空気感染は確かにあるんですが、同時に元を断つと拡がり難い。
ちょいと調べてみるとインフルエンザとの違いがよくわかりますよ。
いちお、福祉系法人の偉いさんも兼任しているとそこら辺に詳しくなりますな。
>>919
おっかさんが入所してましてそこがノロで面会謝絶なのです
転職したろうかと思っても割と山の神が反対なので、頑張るのす。
やったるで。
>>920
>おっかさんが入所してましてそこがノロで面会謝絶なのです
基本的に外部へのパンデミックを防止しますから、面会謝絶もやむなし。
電話で状況を確認しつつ母上の体調変化時には即連絡の圧掛けが効果的。
前線で働く兵士の入れ替わりは激しくとも、幹部はほとんど安泰な業界みたいですから。
天下り……じゃないが、いくつかの介護系法人の統括管理する立場でもありますから現在は危機管理を含めた独特の論理の甘さをぶち壊して組み直している最中。
法務部も無いとはな。
従業員総数で言うと中企業規模が反社会的な連中やわがままクレーマーに丸腰で対応してきたようなもの。
現場には本当の意味でのリスク評価をしたことが無い人物がゴロゴロ。
言いたかないが、本当の意味での責任を知らず「責任取れません」と言うな。
こっちの本業にも管理法律があるようにそっちにも資格ごとに管理法律が有るし刑法も民法も自分等を例外扱いしない。
重過失の時点で公権力が介入するが、最終は法人が責任を取るんだ。
更に言うと自らの求められている事すらやらずに他人の責任を追及するな。
事故報告書とやらを読んだ時に、がちで
切れましたからね。
事故。の本当の使い方を知らん業界。
歩き疲れた爺婆がへなへなと座り込んだ事が事故ですか。
普段放置で歩いている人がたまたまバリアフリーの廊下でつまずいてこけたら事故ですか。
馬鹿じゃね?
介護とか福祉は善意の若者が志して実態の中で心が折れてしまう印象です
食ってけないし体がもたないから転職せざるを得ないという方を幾人か知っておりますというか
私そっち方面の専攻だったのですよね
現場は大変だろうけども、バックアップ体制が拙いという印象があります
>歩き疲れた爺婆がへなへなと座り込んだ事が事故ですか。
うわあ
それを事故として扱えという利用者の肉親がいたのかな?
なんとも言えないですねえ
政府は介護報酬を引き下げ、更には要介護認定についても渋くしていく方針です
働き方改革とか、労働力の活用と矛盾しているのですよねえ
介護のために職を辞する方も増えてきているのですよね、身の回りでも
年寄りを、ややもすると切り捨てようというような方針には疑問を抱きますのですな
難しいでうsが
>>922
事故報告書を精査した時に、異常に細かい所で外的要因も無視した意味の無いモノが非常に多いのに笑った。
座り込んだ爺婆もケガなんてないから家族もほぼスルー。
現場を見てベンチを置かせて解決。
あと報告者には「事故報告書を誰が提出するように指示し、その根拠とこの事態がどこまで重大なのか?」
を丁寧に聞き取り理事長以下決裁権限者に、
「事故の定義と重大さを可視できる基準、設備外的要因まで含めた原因究明と対策を」
と命令出しました。
同時に現在進行中なのが「本当の意味での人権」
施設に額入りで掲げている理念を、「全ての人に人権を」
「暮らす人働く人が安心で過ごせる場所に」
「『お互い様』と笑って言える毎日を」
この3つに替えた。
でもって、御大層な奴は運営事務局に。
更に「介護保険法、民法、他管理運営上適用される法規通達並びに社会通念上不適当となる要求要望については受けられない。
場合によっては契約をしない、契約を解除する」
これをケアマネージャーの事務所、施設全て、契約書と附随書類全てに明記させた。
質問は受け付けるしそもそも介護保険というモノを素人が理解できてないだろうからそこはきちんと。
但し、他と違ってほぼ両者の平等性が保たれている関係だからフラットな対応が可能なはずだが。
最初に従業員全員の声を聞くと、施設という小社会に居るのに自宅と同じかそれ以上のモノを求める奴がいる。
本人が自分で考え動くことが出来るなら身の回りの安全と生活自体の安定は最低限保障しなきゃならんだろうが、ワガママは許されない。無論冷静な第三者に間で評価してもらう必要があるが。
本業の業界も大概な問題抱えているが、今の『社会保障』という曖昧すぎるくくりで銭を考えるからおかしくなるし、そうプロパガンダしてやがるな。
『公共事業は無駄』
で、現在の半分非常事態に片足突っ込んでいるインフラを招き、今度は、
『介護事業は儲けすぎ』
で追い討ちを掛ける。事業運営の為には儲けがいる事位大学出てれば解るだろうに。
ここら辺は官僚と議員の論理が解ってしまうだけに基本的には冷めてます。
ただまぁ一ノ瀬さん含め親を人的経済的に見る余力が無い人が施設に対価と引き換えに頼むのは尤もですし、40歳以上は保険料払っている。それを逆撫でするような論調は以前から嫌いでした。
個人的には当選回数の若い人に、
「公的保険なのに民間の保険屋みたいな真似をさせるなら、医療と介護の保険廃止法案を自分の名前で発議してみな?
使えん保険にするならいっそやめてまい?
今の自民党なら可能だろ?」
と煽ってますw
あ、福祉側からは一円も報酬貰ってません。その代わりに理事長、理事会の最終決裁権を剥奪してます。
言うても経営破綻状態の社会福祉法人を引き受けている状態っす。
税優遇があるので必要なランニングコストと人件費を精査しつつ必要なら出資。
評議会制度が動いてますので税理士弁護士社労士を入れて評議会に運営監査を委託してます。
介護離職とかについては別の機会に。
郭大人が横着さんの為に買った官位。
御史中丞と左民曹尚書
どっちが良いですかねぇ……?
売官廃止前にちゃんと購入済みですよ。
>>852の続き
◇◆◇◆◇◆◇◆
さて、陳留という街も結構な人口を抱えていて賑わいという点では南皮にも負けてはいない。……いないが、範囲が大通りとその周辺というのがちと寂しいが。
連日陳留城であれこれ仕事していると、ある日曹操様が、「貴方働き詰めだけどちゃんと休養は取っているんでしょうね?」
と聞いてきた。
いやま、独りだからちゃんと寝る時間さえあれば休みなんざ「南皮にね、私の事を『ぶらっく太守』と言う人物が居るのよ。意味がわからないから探りを入れたら、
「部下に休みも与えない極悪太守」
とか。この曹孟徳が『極悪』と言われるのも業腹だし、第一ちゃんと休みは定めてあるわよね?」
はいその通りです。
ですが独りはこれで暇をも「問答無用。さっさと帰りなさい」
……追い出されてしまった。
ということで、ぶらぶらと陳留城下をふらついているのだが。
……飽きた。
悪所の無頼を締め上げて親玉をぶちのめすかと、それらしい場所に行ってみると目が合った奴らがそそくさと消えやがる。それどころか、
「将軍様、わっしらはちゃんと曹操様の御沙汰に従って商売させて頂いておりやす。第一逆らえば夏候将軍様が乗り込んできて大暴れするのが目に見えてまさぁ」ときやがった。
ますますもってつまらんとむすっとした表情をどう取ったのか、奥からのっそり出てきた親玉が、
「ま、ま、将軍様。今日のところは」
と袖の下を渡そうとしてくる。
…………馬鹿者が。
これ幸いと一撃食らわせると、荒事には慣れているはずの親玉が涙目で、
「堪忍してくだせぇや。銭が駄目なら酒でも女でも、将軍様の良いようにしてくだせぇ」ほぅ、なら。
「最近、陳留城の事を嗅ぎ回っている奴がいねぇか?」
「さいですな、見覚えの無い奴が陳留城に出入りする官人の使う飲み屋で何やら蠢いているのは子分達から聞いておりやすが」
「それはどんな……」
踏み込んで更に聞こうとしたら、乱暴な足音と共に、
「おおお親分っ、またあいつらがっ」
何やら面白い事を持ち込んで来た。
連中と共に騒ぎのもとに出向いてみると男が数人暴れている。
表でやるならともかく、店の中だから迷惑この上ない。
親分と共に店に乗り込み、
「手前ぇら!ここを何だと思ってやがる!」
最初の啖呵は譲ってやる。
男達の格好を見るに、日銭仕事の流民だろう。
だが、物腰が一般人のそれ。ではない。
恐らく……
と、男達が親分の啖呵を聞くと暴れるのを止め利き手に何か持ってこちらを向いた。
利き手に握られていたのは、短剣。
……ふん、やはりな。
こいつらの地元で徴兵されたか、それとも流民に扮して潜り込んだ賊か。
面白ぇ。
短剣を見た無頼共も同じく剣を持って対峙するが、
「おい。表ぇ出ろや。こっちは当てが外れて面白くねぇんだよ」
無頼共に気を取られている隙に音も無く近付くと、男達の背後を取り襟首掴んで表に放り出す。
呆気なく表に放り出された男達に続いてのっそりと表に出てくると、殺る気満々の男達が剣を構えている。
が、
「おま舐めてんのか?本気で命のやり取りしたことあんのか?くら!」
無造作に片手持ちの得物を振るって剣を弾いてやる。
簡単に剣を弾き飛ばされ、おまけに利き手の手首を押さえて痛そうなしかめっ面に、
「無頼気取るなら、この程度のヌルい打撃で得物を離すなコラ、しばくぞコラ、締めるぞコラ、ボケかコラ、死にたいんかコラ、気合い見せろやコラ、大概にさらせコラ」
ありったけの罵声と共に散々に打ち据える。
ボッコボコにされて白目を剥いている男達を簀巻きにして無頼の連中がどこかへ運ぶのを横目にあくびを一つ。
……暇潰しが終わっちまったな、さてどうするかな。
ん?
大通りから多数の兵が入って来るのが見える。
装備からして曹軍ではない。
かといって、近隣に曹家と揉めている勢力はいないし……
「官軍がまた何で。あの野郎共が余所でもやらかしてんのか?」
その疑問はあっさり解決された。
兵を率いる将が俺の姿を見ると手振りで何か指図する。
ぞろぞろと俺の方へやって来ると俺を取り囲む。
やんのか?と目に力を入れてみるが、武器を構える様子も見せないので慎重に様子を見る。
というかおい、お前らで道が塞がれちまってるぞ。飲み屋の客も春を売る女達も店の中から野次馬で見てやがるし、何なんだ?
「久しいな、横超過」
兵の後から姿を見せたのはお騒がせ皇子の守りをしている将軍様。
慌てて、
「ご無沙汰致しております。御健勝そうで」
礼を執る。だが御本人は溜め息一つ。
「のう、横超過。貴様官を何と思うておる?ん?」
「いやあの唐突にそう仰せられても官は官としか」
実際身に覚えがないからしどろもどろに将軍様の質問に御返答する。
「まぁ良い。さっさと都へ顔を出し、官位を受け取らんか。役人共が渋い顔しておるわ。
というか『高位官がいつまで仕事もせず遊んでおるのか』とある方がおかんむりでな、悪いが引っ立てるぞ」
「いやあの御待ちを。現在当地の曹家配下であります故、主に話を通して頂かないと」
「おう、なら案内せい。
……抵抗は無駄じゃ。勅も賜っておるでな」
うーそーだーろー
改行制限に引っ掛かったorz
読みづらいかなぁ。
感想下さい(こっそり)
乙でしたー
今回は非常に私感が多く混じってるので私が間違ってる可能性が多々ありますが
>>911
>>「横着。いや横倶直よ、話がある」 真名で呼ぶときは真名のみが一般的な気がします夏候春蘭とか袁麗羽とか呼ぶところを知らないので(もしかしたら真名には血筋や家柄に関係なく1個人として接する的な意味があるのかな、と思ったりします)
○「横着。いや倶直よ、話がある」 もちろん【横倶直】が真名なら上のままで問題ありませんが、多分ココの【横】って姓ですよね
「袁逢様、真名呼びとはまた穏やかではありませぬな。で、真名呼びということは横家係累の私に話がある、と?」 で、上の事を考えると袁家、横家とは関係なく横着さん個人に袁逢様個人が話したいことがある、という意味になると思うんですよ。
例えば麗羽様にお願いがある、なら個人的なことですが、袁紹様に頼みたいことがある、と言えば袁家の力を貸してほしい、となるかなあ、と
真名で呼んで横家係累であることを重視する、となると「俺たち親友だよな、だからお前の父ちゃんの社長さんの力を借りたいんだけど」みたいなイメージになりそうで
○「袁逢様、真名呼びとはまた穏やかではありませぬな。で、真名呼びということは袁家当主としてでは無くただの袁逢様として、袁家家臣である横着では無くただの私に話がある、と?」
長くなったな…【~では無く】の部分はいらないかも?厳密には先祖代々の盟約があるようですがそのことは建前と言うかこの場においてはあまり重く取られてないと言うか
【お互いに個人として対等】なわけですからそこに家の名前を出すのは無粋な気がします
>>「なら、まず横になりなされ。そんな紙のような顔色で座っているとこっちが話しづらいです」 私はこういわれると【真っ白】をイメージしますがこの時代だと紙の質も悪いから【土気色】なんだろうなあ
○「なら、まず横になりなされ。そんな血の気が失せた顔色で座っているとこっちが話しづらいです」 些細なことですがおそらく横着さんの言う顔色と読者が感じる顔色が違うと思うので誤差を減らしてみます
>>「なら、袁当主である私が頼めば横家としてはどうする?」 この聞き方だとまるで横着さんが横家としての指針を決められるような印象がありますが
時期的にもう息子に後継がせているんじゃないでしょうか?なんかあったら顔出すし口出すし手も出すけど名目上はご隠居(ご意見番)みたいな
○「なら、袁当主である私が頼めば横家としては従ってくれるかしら?」 口調は適当。横着さんは横家がどうするかの最終決定権は次代に託すとかしそう、付き合いの長い袁逢様もそのあたりの考え方は多分わかってると思うので
>>「なに、南皮横家二万と余騎。『袁紹』『袁術』という娘を助けるなら尽力しましょうか。 おっと、まだまだ横着さん現役でしたか・・・ただ、主家が世代交代するならいい機会だし横家も家督を譲った方がいいんでないかな
○「なに、南皮横家二万と余騎。『袁紹』『袁術』という娘を助けるなら尽力するでしょう。 実際にその場面になった時横着さんが当主の可能性は低いので確約はできないからしないんじゃないかな?その辺融通が利かなそうだし
>>冬将軍・・・中国なら秋将軍はいそうだな《天高く馬肥ゆる秋》には騎馬民族がヒャッハーするって言うしモンゴル方面からきそう(こなみかん
今回はあくまでも【私はこうだと思う】ことが殆んどなので実際は違うモノばかりだと思います
初代にそこまで信頼された横家が何故今の袁の支柱たる4家にないのか、というか確か最初の頃の話だと紀家軍に従ってたっぽいような気もするし
田豊さんや麹義さんはそういえば私兵と言うか直属軍はどのくらいいるのかしら?私のイメージでは魔弾の射手が生まれた時まではあまり重用されてなかった家の人かな・・・期待されてなかった袁逢さんの傍で軍師として拳を振るってたらしいし
さて続きをば
>>925
>>殺る気満々の男達が剣を構えている。
>>無造作に片手持ちの得物を振るって剣を弾いてやる。
>>簡単に剣を弾き飛ばされ、
全て上の方では【短剣】だったので直した方がいいと思います、まさか持ち替えたわけではないでしょうし剣を持ってるのは(一応は味方側の)無頼ですよね
>>実際身に覚えがないからしどろもどろに将軍様の質問に御返答する。 【ご返答いただく】ならいいですが自分がすることなので例えるなら【私のお名前は】と言うようなものです
○実際身に覚えがないからしどろもどろに将軍様の御質問に返答する。 【御】を付けるなら【質問】の方ですね
まだ黄巾党もいないから飛躍するあれこれが無いのにごく一部とはいえ南皮と同等の賑わいがあるほどにできるとは…やっぱり曹操はチートだな
人、物、金の全てにおいて負けてるはずなんだがなあ。
>>925
乙です
>「南皮にね、私の事を『ぶらっく太守』と言う人物が居るのよ。
いったいだれのことなんだ……。
いや、電車の中で吹き出しましたw
>「部下に休みも与えない極悪太守」
まあ、二郎ちゃんとしては、能力、限界ぎりぎりまで使いこなすというある意味プラス評価ではあるのです。
そんなに一生懸命働きたくないだけで。
だって早期リタイアが人生の目標だもの
>悪所の無頼を締め上げて親玉をぶちのめすかと
このチンピラムーブに草生えましたw
>「おい。表ぇ出ろや。こっちは当てが外れて面白くねぇんだよ」
うーんこの。まあ、姉者とは気が合いそうですねw
>……抵抗は無駄じゃ。勅も賜っておるでな
マジかw
マジっすかwすげえ
次回も楽しみにしておりますw
乙です
俯瞰者さんの場合お話が面白いと同時に含蓄があって微妙に感想が入れずらい
御史中丞と左民曹尚書ってなんだろう?(自分で調べる気のないゆとり感
>>930
>御史中丞と左民曹尚書ってなんだろう?
中央官吏の取締りが御史中丞。左民曹尚書は霞ヶ関的存在である尚書台の部長級?官僚。民相手の公共工事を仕切る。
ざっくりかつ意訳なので間違いかも。
>俯瞰者さんの場合お話が面白いと同時に含蓄があって微妙に感想が入れずらい
面白い。というのも感想ですよ。
嬉しくもあります。
で、含蓄は……ごめんなさい、普段の生活の癖が出てますね。
凡将伝共々お付き合いの程を。つかあちらに感想爆弾大量投下した方が此方のネタにも繋がります(他力本願寺)
>>927
いつもありがとうございます。
ほぼ、御指摘の通りですが袁逢様御逝去前はまだ横家の当主は横着さんです。
>田豊さんや麹義さんはそういえば私兵と言うか直属軍はどのくらいいるのかしら?
一ノ瀬さんヘルプ!
>>928も含めてもう少し煮詰めるか。
>>929
>「南皮にね、私の事を『ぶらっく太守』と言う人物が居るのよ。
いったいだれのことなんだ……。
現在放浪編を演じている誰かさん。w
>「おい。表ぇ出ろや。こっちは当てが外れて面白くねぇんだよ」
うーんこの。まあ、姉者とは気が合いそうですねw
こっちが素、かも。入力している身としてはこの横着さんも好きです。
夏候惇さんとは朝一緒に鍛錬するくらいの仲ですが。
>……抵抗は無駄じゃ。勅も賜っておるでな
マジかw
マジっすかwすげえ
罪人じゃないけど、召喚しないと今後に支障が出る。でも本人と背後を考えると絶対権力者の命は要るだろうとw
皇帝がてきとーに頷いても勅、として下りそうな悪寒。www
皆様、乙有り難うございます。
>>931
>>田豊さんや麹義さんはそういえば私兵と言うか直属軍はどのくらいいるのかしら?
>一ノ瀬さんヘルプ!
ファッ?
ほむ。
田豊師匠はそこらへん皆無かな?個人武勇で百人力な達人ですから。
ただ、沮授君みたいな孤児を弟子という名目で引き取って10年くらい教育して放流してるイメージ?
一年で10人くらいどっかからか拾ってきてるとして100人くらいは常時抱えていると。
んでそれを40年くらい続けているとして、沮授君はただ一人手元に置いておこうと思ったくらいの傑物ということになるっすね。
ゲット率400分の1のSSRキャラですね間違いない。
んでたぶん放流された孤児たちは袁家の官僚になったり兵隊さんになったり(教育水準を考えたら中級指揮官以上?)
そら派閥を作らないでも田豊師匠はマジ師匠で、沮授君もその基盤受け継いで政権運営安定しますわ
なお田豊師匠を囲む会とか時候の挨拶すらもしないさせない師匠に恩返ししたいなら沮授君に尽くすぞ的な
麹義のねーちゃんはどうだろ?
私兵抱えてるかな?私兵というか食客?
田豊師匠と同じく匈奴戦役後の福祉政策で孤児を引き取ってという同じ感じかな?
あまりでかくして四家に睨まれるのも避けたいだろうからやっぱりキャッチ&リリース?
こっちは未定!俯瞰者さんに投げた!
>>「南皮にね、私の事を『ぶらっく太守』と言う人物が居るのよ。
なぜか一瞬《ふっくら太守》に空目したことは内緒
>>933
空目ですか。余り無いですね。
詰まった文章で句点が少なすぎると、おかしな読み方することはありますが。
これも空目に入るのかしらん。
>>932
麹義様の場合ですか。
食客というより自前の幕僚団兼中級指揮官を孤児達から選抜して育成しているかも。
参謀はさすがに田豊様の力も借りて育てているかなぁ。
軍人として数の暴力の怖さを知っているだけにある程度の人数をまとめて運用する術を仕込む。
田豊様が個なら、麹義様はネットワーク的な。
育てて送り出す先は両者一緒とw
こちらも軍部の中で一大勢力は築いているけど普段はそれぞれの任をこなしている。ただ、麹義様に害や圧力が来るなら黙って盾になる。
麹家としての兵力は四家と余り変わらないでしょうね。維持が大変だから。
その代わり、麹義様に下手なちょっかいかけたら軍運営は崩壊する位の影響力はあるでしょう。
ざっとなら、こんな感じ?
この先生きのこるには・・・はなかなか秀逸だなあと思ったりした
そして今だと今までの設定と矛盾する新しい設定が出てくること、とか作家の先生がなんか無茶なことをしたときに言いそうな気もしてきた
孤児かあ、福利厚生がかなり手厚いから孤児院育ちでも教育がしっかりしてて仕事が無いってことはなさそうよね、南皮
関係ないけど華琳って背が低いけどやっぱり仕事量が多くて寝る暇がないからかしら?いくら効率よくと言っても明らかに文系の仕事を任せられる官僚が少なそうだし
きっとそのしわ寄せが曹操の睡眠時間を削って成長ホルモンを減らしたんだろうなあ
>>935
>孤児かあ、福利厚生がかなり手厚いから孤児院育ちでも教育がしっかりしてて仕事が無いってことはなさそうよね、南皮
まず経済がビックバン級に膨張している都市ですし、南皮。
というかそもそも不十分過ぎる都市インフラや近郊連絡を平易にするための街道整備に大量輸送の為の乗り合い馬車。
農徳新書だって、収穫量を上げたり土壌荒廃を防ぐためのモノで内容的にも先進的な事は作者を考えると容易に想像がつく。
んで、そっちに投資できるカネがあれば日本の高度成長真っ青の発展が待っている。
そうなると、どの階層においても労働力は必要となるし孤児だろうが余所者だろうが働いてくれたらヨシ。となる。
個人的な疑問としては、孤児院あるの?
と思ってます。
イエ、ムラ体制で封建的かつ相互扶助が基本のこの頃なら、目的あっての孤児院的なモノはあっても篤志や社会福祉としての孤児院は無いと考えてます。
社会保障という概念はなく残酷な位自己責任当たり前の時代ですし。
>関係ないけど華琳って背が低いけどやっぱり仕事量が多くて寝る暇がないからかしら?
>>936
兵士が最後のギリギリで命を賭ける≒後顧の憂いを無くすためには妻子が自分が死んでも大丈夫っていうのは大きいかもしれない
産褥で父子家庭とかも普通にあるだろうし、お金に余裕があればアリじゃないかな
孤児院っていうのと少し違うかもしれないけど
>>936は私ですよ。
つかコピペも出来ないお馬鹿な専用機w
続き。
華琳さんがちっこいのは、遺伝と成長期に必要な必須栄養素がこの時代ちゃんと手に入ったか?
この二点かなぁ。
無論休息も必要ではありますが、二十代前半まではなんとか成長期なので食べて寝て身体動かしたら多少は伸びるでしょう。
実も蓋も無い事言っちゃうと、
「そーゆーキャラクターデザインだからしょうがない」
という面も。
凡将伝に限定すれば、肉体的にも成長した華琳さんに会えるかも
>>937
その例ならば、寡婦(寡夫)に対する施策と、保育所や学校といった範囲。
孤児の場合は直系の両親が居ない。が前提なので、孔子様原理主義者にとっては眼中にない可能性も。
どっかで富の再分配話を一ノ瀬さんとした時にそこら辺の見解頂いてましたな。
>>934
>>食客というより自前の幕僚団兼中級指揮官を孤児達から選抜して育成しているかも。
道端で寝てる孤児が役立たずとは限らないわけだから、選抜するためには
そいつらを見定めるための箱がいると思うのですよ
>>937の父兵士、母産褥、からの父戦死したコンボで孤児になる子もいるだろうし
まあ今の経済状況だと親戚が引き取って仕事手伝わせてそうだけど
あと凡将伝はむしろ三羽烏とか軍師二人とか引き抜かれてるから・・・逆に彼女たちに振り分けるはずだった分の仕事量が、ね
食事はともかく、睡眠時間は削られ、体を動かすよりも書類仕事でペンを動かすことを優先しなければならず
練兵とか賊退治とかは夏候惇とかに任せられちゃうから曹操がやる必要性が薄いから、ね
>>940
まずは、明けましておめでとうございます。
>>>食客というより自前の幕僚団兼中級指揮官を孤児達から選抜して育成しているかも。
道端で寝てる孤児が役立たずとは限らないわけだから、選抜するためには
そいつらを見定めるための箱がいると思うのですよ
>>937の父兵士、母産褥、からの父戦死したコンボで孤児になる子もいるだろうし
まあ今の経済状況だと親戚が引き取って仕事手伝わせてそうだけど
『目的を持った私的な孤児院』的なモノは有ると思います。
そうではなく、『無差別、無条件』に孤児を収容する官(袁家でも可)立の孤児院があるのかな?と。
ち……何処かの暗部なら、鉄砲玉から草からハニトラ要員から何時でも消せる使い捨てが必要だから囲い込むのは想像つくし、昔も今も必要最低限に育てたとしても子供にカネ掛かるのは当然。
で、当時の思想やら何やら考えて……
>あと凡将伝はむしろ三羽烏とか軍師二人とか引き抜かれてるから・・・逆に彼女たちに振り分けるはずだった分の仕事量が、ね
食事はともかく、睡眠時間は削られ、体を動かすよりも書類仕事でペンを動かすことを優先しなければならず、練兵とか賊退治とかは夏候惇とかに任せられちゃうから曹操がやる必要性が薄いから、ね
恋姫世界最大の謎、『華琳は個人商店主?』
組織においてトップの本当の仕事。それって、『組織の存続と舵取りを自ら最終判断決定。それに基づいて行動した結果の最終責任を取る』だと思うのです。
で、国盗りなら最終は自分の命。商売なら店を潰す。
極論ですが、イメージしやすいように。そうなると、トップに回ってくる書類自体篩に振るわれて数自体は減らなければおかしいし、実際そうです。
但し、一つ判断誤ると死。ですからストレスは想像以上。
単純に書類仕事で過労死しそうなのはネコミミさん。
悩みに悩んで眠れない。の方があり得ます。華琳さん。
それと、最後までぼっちを貫くとは思えないです。何かあっちのヒーローさんと同盟なり交流なりをするとは思うのですよ。そこから更なる人材底上げの可能性もあるし。その時点でまだ成長期ならチャンス有り。
こっちで横着さんが示した方法論って、トップがあれこれやらずに済むための一つの手段であり企業規模が大きくなれば自然と採り入れます。
華琳様大事のネコミミさんが考え付かない訳はないのですが。
正直、公孫賛様の方が成長してない可能性の方が高そうですが、こっちは身の丈統治していた可能性も。
こう考えてみました。
良い年こいたおっさんが、嫁さん相手にやらかす話(ほぼ実話)
横着&横紅で
横着「明けましておめでとうございます」
横紅「明けましておめでとうございます」
横着「今年も、いや来年も再来年もその先も宜しくお願い致します」
横紅「はい。こちらこそ末長く、お願い致します」
◆◇◆◇◆◇地主神社にて◆◆◇◆◇◆◇
横着「三ヶ日避けてもこの人出か。大丈夫?」
横紅「はい。何とか……。ですが、はぐれそうで怖いです」
横着「あの、一回やってみたかった事があるけど……いい?」
横紅「? はい」
恋人繋ぎで手をぎゅっと、ぎゅっと。
横着「えと…………」
横紅「はい…………」
横紅「私も……良い?」
横着の腕に、身体を!身体を!
横着「詣りますか」
横紅「はい」
これだけ。
私の大事な人は人酔いしやすいので、初詣とかの混雑は極力避けます。
で、箱入り娘だったのでいちゃラブした事もないし普段も一緒に歩く位。
こっちも、彼女と出逢うまではまぁ悲しいくらい女っ気無し。
こんな二人が勇気を出してみました。
でも、やることはやっているという(意味深)
彼女はともかく、こっちが歪なルートでゴールしたから正直やりたい恋愛イベントがてんこ盛り。
しかし、相手がどう思うかとか足踏みしまくってましたが去年本当の意味で夫婦になれたので、地味に恋愛イベントを消化するのが今年の目標っす。
新年初投下がこんなんでスミマセン。
>>942
乙でした!
尊い……
ああんもう、甘酸っぱいわあw
高校生か!
青春とは、人生の一時期を言うのではない
心の有り様を言うのだ(うろ覚え)
というのをまざまざと見せつけられましたわw
眼福ごちそうさまでした^^
>>943
>眼福ごちそうさまでした^^
いえいえ、お目汚しをそう言って頂いてホッとしております。
>ああんもう、甘酸っぱいわあw
高校生か!
現代ではまだあるかはわかりませんが、家同士の見合いで結ばれた私達。
とはいえ、こっちは一目惚れでゴールまではとにかく正攻法から搦め手、堀という堀を埋めて、障害物は徹底的に排除して、と端から見てたらドン引きを通り越す位求めて、求めて、求めた、そんな経緯を持ってます。
だから、去年までの関係は『夫婦なんだがどこかぎこちない』
無論、相手が本当に拒絶するなら結婚そのものを成立させないよう相手方にも誠意を持って頼み込みましたが。
何て言ったらいいのか、御指摘の言葉に当てはまる二人でもあります。
幸いな事に向こうも家関係無く本人を求めてきた事が決め手になったとは。
正直恋愛らしい恋愛をしなかった私としてはそれを教えてもらった時に、万歳三唱してしまいました(大馬鹿)
気の早い話で恐縮ですが、バレンタインデーの話を今からしている私達です。
こっちの男共が惚れた女にとことん好意を示すのは、書いてる人間がそういう経験しか無いから。でもあります。
乙~
初春で青春とは韻も踏んでめでたいですね
高校生カップルが1つのマフラーで参詣する場面が目に浮かびました
バレンタインは海外式でお互いに何かするか、ホワイトデー有りの日本式にするかも思案のしどころ?
>>945
>バレンタインは海外式でお互いに何かするか、ホワイトデー有りの日本式にするかも思案のしどころ?
両方するか。だっていちゃコラしたいもん(本音)
決まっているのはチョコレートをこちらが貰う事だけwww
「チョコレート下さい」と土下座しようとしたら向こうから、
「あげますから、軽々しく土下座しようとしなさいでください」
とやんわり叱られました。
本命なんて生まれて初めてでテンション上がりまくってます。
なんというか甘いと言うよりも甘酸っぱい、そんな新年ですね
まあ土下座って本来許しを請うものですからね
何かを欲しがるなら2礼2拍1礼してお頼み申すといいんじゃないですか(口直しを食べつつそっぽ向きながら
>>947
>何かを欲しがるなら2礼2拍1礼してお頼み申すといいんじゃないですか(口直しを食べつつそっぽ向きながら
一ノ瀬さん言う所の『山の神』様ですか?
いやまぁ、私にとっては一緒になってくれた女神様ではありますが。
では一度拝んでみますか。
御利益?彼女の反応に癒される事です。
>>948
奥さんが山の神様(意味深)と聞いて!!
山の神様ですか……
今度描くことがあれば(怒られなければ)その辺もうちょい加味しておこうっと
私の大事な女(ひと)は正直普通の顔立ちです。
が、内面の美しさが惹き付ける。と共通の友人達の統一見解。
特徴だけを強調した似顔絵とか、悪意を持って描かれない限りは歓迎致します。
ヤボ用で上京したら、冬将軍に意趣返しされたで御座るwww
ただまぁ、その、なんですな。
雪を見ながら山の神と差し向かいで。というのも悪くないですな。
上げ膳据え膳だから、のんびり出来ました。
近況書いてどうする。ネタ投下しますよー
春蘭さんの官位は適当です。
宮中からの呼び出し以降、と思ってくだしあ。
◆◇◆◇◆◇
さて、いつの間にか官位を得ているわ、おまけに勅で追われる身になっているわと自らの知らぬ所で巻き込まれている横着であります。
再び陳留城に戻ると、早速曹操様より呼び出しを食らう。
この際だから、と将軍様にも同道願い執務部屋に行く。
「どうして戻ってきたかは後でじっくり聞くとして。
横の人物は何者なの?見たところ官軍の関係者みたいだけど」
じろり。と私達を見据える曹操様。というか曹操様?貴女こそちゃんと休んでいるのか?随分と疲労の色が濃いが。
「私の事は今は置いておきなさい。正直さっさと片付けたい事があるのよ」
よく解らんが、どこかから難題でも持ち込まれたのか?
「そうね、難題というよりこの私を愚弄する馬鹿が来てるのよ」
ふむ、察するに小役人が小遣い稼ぎにでも来ていると?
「ならまだまし。横着、『督郵』を知っているわね?」
知っているも何も、南皮の紀殿が任じられているが。
「で、その督郵様が直々に陳留に来られたのですって」
あ?何だ騙りか。では私が話を付けて来ましょう。
「待ちなさい。督郵は単に名乗っているだけ、むしろ太常府で官位を得ている事が話をややこしくしているの」
ふん。曹操様は無位無官、故にそれなりに繁栄している陳留に目を着けて小銭でも集りに来たか。
……下衆が
「あー、貴公が曹操殿か。貴公の祖父曹騰様には、わしもひとかたならぬ恩義があっての。良ければ助力致すが?」
「そういえば、横着。この者は何者かしら?」
官軍の将軍様です。南皮時代に縁あって知り合いました。
「名乗りも無く突然の発言、失礼した。わしは先代の中朗将、司隷校尉を務め、今は望んで無任の将軍を務めておる、
許槫。字は大橋。
陛下よりの勅により、この者を洛陽に召喚する為にこちらに来たのだが」
「横、着?貴方本当に何をやらかしたの?
南皮のごたごたは知っているけど、皇帝まで怒らせるって相当よ?
でも、許将軍。御助力頂けるならその申し出、有り難く受けましょう。
いえ、こちらから御願いするわ。
どうかこの下らない騒ぎを収める手伝いをしていただけないでしょうか」
「うむ。わしもこの不届き者を、さっさと陛下の御前につき出さねばならんでの。
じゃが、曹家からも官位を持つ者が出てくれると有り難いの」
「なら、陳留将軍を賜った夏候惇という者がおります。
その者を代理として立てましょう」
……おいおい、話がでかくなってきたぞ。
>>951
大事な女(ひと)
そう言えるのは凄いことなのだと個人的には思います
そこだけでも凄いことだと思います
そしてなおかつ、(内面の美しさが惹き付ける)とか聖女かよ感
これはすごいことですよ
いや、以前からラブ具合が刺さっていましたがもうね、悶絶していちから読み直してごろごろしておりますよー
すてきやん!
>雪を見ながら山の神と差し向かいで。というのも悪くないですな
いや、それはかなーりのりそうですよw
>>952
まさかの、はおー相手のパワハラ人員がいるとわ……!
いや、きっと夜のおつとめもあるから寝る暇ないんだと思おうw
そして、よかった!はおーに嫌がらせで書類多重爆撃をする凡人はいないんだなってw
※たぶん敵認定したら地味に嫌がらせ連撃爆撃で消耗戦を強いる感じですね。
※本当にくだらんことでリソースを奪いに行きます
※「市場でお金拾いましたー。これ、どうしたらいいですかー」って流琉ちゃんに言わせて後の受付を稟ちゃんさんにやらせるくらいの嫌がらせがデフォ
多分、はおーを一番警戒してるのは二郎ちゃんだが、相性的に覇王特攻を二郎ちゃんは持ってそう
弱点?そらもうカリスマピーチビームでそ
脳内洗浄まったなしやでkぇ
「滅しては駄目なのか?」
朝敵になる可能性がありますが。
「腕ずくなら話が早いが?」
なら、私が片付けています。「だな」
「なぜこんな面倒臭いことをするのだ!」
……根本的に片付ける為、ですな。
これがまぁ三公九卿なら、餌付けするという選択も出来るのですが。その辺りまで行くと出張ってまで集金には来ないでしょう。
中途半端な官位、役職故に小銭集めに来るのでしょう。なら、「陳留に行ってもろくな事が無い」と……
いや、待てよ。
「将軍様。仮定の話ですが、そういう小悪党が罷免された場合どうなりますかね?」
「陛下やその周辺の機嫌次第じゃが、単純に財没収の上追放。が、ほとんどか
の。
じゃが、その手の人物を拾っても主に忠誠を誓うとは限らんぞ。むしろ面従腹背獅子身中の虫ともなりうる。
良策とは言えんな」
「いや、単純に使えば良いかと」
「どう云うことじゃ?」
こちらの言わんとする事は理解しているが完全には把握出来ていない将軍様が渋い表情をされる。
「本当に急所となるモノは主の信を得た人物で固めるのは基本でしょう。
それ以外の場所でこき使えば良いかと。
なんせ自分のカネで学んで、宮中なぞというデカイ場所で日々経験を積んでいるわけですよ。
そんな便利な奴が頭を下げずとも手に入る。
しかも伸びる奴の替えにもなる。
本当の悪党なら潰せばいい。
頭の良い阿呆の使い途は結構有りますよ」
「……お主、官軍なら軍師になれるぞ。軍部で良ければ上層部の職を斡旋するが」
「今はそれよりも阿呆の扱いをどうするかが先でしょう」
「そ、そうだ!か「曹操様だな」……ごほんっ、曹操様の心労を取り除く方策を考えてもらわねば!
で、横着。どうすれば良い?」
「まぁ、曹操様の名代は元讓殿。副官として私、拗れた場合に備えて許将軍様。
後はあの手の奴は酒色で釣ると食いつくが」
「そうだな。一応は役人だし、酒食でもてなすのも致し方ないか」
……ずれているような気もするが、まあいいか。
そうと決まれば。
使いを出して来てもらった妙才殿も交えて、将軍様に元讓殿の交渉術を鍛えてもらい、その間に某所へ。
「来たぞ」
「おおおおおおおお、親分っ。しょっ、しょっ、しょう」
「何だゴラ騒々し……これは将軍様。また如何様な用向きで?」
「取りあえず、人を悪鬼のように恐れるのはやめさせろ。
手前ぇらそれでも無頼か?」
「はは……手厳しいですな。で、その無頼に何用で?」
ほう、三下はともかく頭は結構肝が据わってやがるな。結構修羅場を潜ったか。
「雑談をしに来たのでは無さそうに見えますがねぇ。察するに揉め事で?」
「いや、商売の話だ。ここの一番綺麗どころをまとめて借りたら幾らだ?」
「豪気な話ですな。ですが将軍様?銭は持っていなさるので?」
「手付けだ」
「とと……金、それも上物の砂金ですかい。しかもこう手にずっしり来るからには、五斤じゃ済みませんやな」
カネの話は当然出ると織り込んでいたので、逃亡費から用立てた奴を無造作に渡す。中身を見て驚いてやがるが南皮の悪所じゃ顔色一つ変えなかったぞ。
「これなら、ここの綺麗どころをまとめて持って行っても充分でさぁ。
で、手付け。という事は、場所も飯も酒もと云うことですかい?」
親分。お前さん随分と頭が切れるし、ただ者ではないな。というか、無頼の下から何やら見えているぞ。
「今は商売の話の最中ですぜ。わっしの事ぁ関係ござんせんでしょう?」
だな。
確かに親分の推察通りだ。ちと表で出来ん話し合いがあってな。
「後から幾ら入れて下さるんで?」
んー…………遣った分は責任持とう。手数料は……その時に相談。で、どうだ。
「ようござんしょう。所で将軍様自体には入り用ではないので?」
酒か?飯か?まだ早いだろう。
「いえ色のほうでさぁ。見たところお一人の様ですし、何でしたら味見の一つも」
生憎だが、戻れば何もかもが俺にとっては最高の女がいるんだわ。
肌を合わせるのはその女だけ。と決めている。
好意は有り難く受け取るが、悪く思うな。
「わっしにゃ、良く解りませんが。余程相性が良いのでしょうなぁ」
……まぁそういう事にしておけ。な?
着々と仕掛けを仕込みつつ、その秋を待つ。
そういや、将軍様が駅逓を使っていたが何か探らせているのかもな。
お久しぶりです&乙でしたー
>>952
>>この際だから、と将軍様にも同道願い執務部屋に行く。 まあ意味は分かるんですが
○この際だから、と将軍様にも同道を願い執務部屋に行く。 もしくは【同道願いをし】でどうでしょう
>>954
>>朝敵になる可能性がありますが。 朝敵は日本固有な気がしますね
○国賊になる可能性がありますが。 もしくは【逆賊】とか?
>>後はあの手の奴は酒色で釣ると食いつくが」 恋姫で考えると言語は日本語の可能性もありますが、原典で考えると中国語ですからねえ
>>「そうだな。一応は役人だし、酒食でもてなすのも致し方ないか」 こういったダジャレとは違うけど同音異義語ってどうなるんだろう?
>>955
>>ほう、三下はともかく頭は結構肝が据わってやがるな。結構修羅場を潜ったか。 これはあくまでも私の嗜好の問題なので間違いではないです
○ほう、三下はともかく頭は結構肝が据わってやがるな。相当修羅場を潜ったか。 ただ何となく同じ言葉を連続で使いたくないと言う我儘のようなものなので
>>親分。お前さん随分と頭が切れるし、~中略~……まぁそういう事にしておけ。な? 横着さんが「」使わなくなりましたが無頼の親分は普通に返事してますし
○「親分。お前さん随分と頭が切れるし、~中略~……まぁそういう事にしておけ。な?」 まさか目と目で通じ合うとも思えないしわざわざ身振り手振りにすることも無いと思うので
小悪党一人を絡めとるために大盤振る舞いな気もしますが…これは意外と曹操陣営が居心地良かったのかな?
かなりの持ち出ししてるよね>>砂金
乙ですた
>頭の良い阿呆の使い途は結構有りますよ
今回一番刺さった言葉でしたw
深いわ
>南皮の悪所じゃ顔色一つ変えなかったぞ。
そらそうでしょうねえ……
>何でしたら味見の一つも
これって
>生憎だが、戻れば何もかもが俺にとっては最高の女がいるんだわ
これを想定しているような気がします。
惚気を引き出すのも話術の一つですしねえ
いや、今回も眼福ありがとうございました
>>956>>957
遅れまして申し訳ないです。
いつも有り難う御座います。
なんというか、諸事多忙が重なりました。大きな所で某N氏の逝去と
福祉側で初動の遅れで発生したインフルエンザ集団感染の外部対応の指示
本業でも豪雪地域の協会からSOSで人モノ連れて除雪の応援と、
短期間にワタワタ動いてました。
某N氏、本物の政治家でした。無論否定する層も居ますが個人的には
自分を持ってその中で外部に行動で示す、更に完全引退までどぶ板を躊躇無く行い続け
完全引退後に一個人の思想思考をやっと発信した位自らが所属した主義主張に黙って従った方。
なんせ某寝言機関紙に登場したときはこっちは慌てて連絡取った。
で、開口一番、
「わしゃ共産主義者に鞍替えせんよ。そんな阿呆に見えるか?」
からの、
「貴様も見えていると思うが、本気で自分の想いで政治行動をする
奴が減りすぎた。
『貴様どこを向いて何をやっとる』と怒鳴り付けたい奴ばかりだ。
だが、同じ京都でやり合ったあいつらから戦争経験を持った
元国会議員として想いを伝えてくれと、礼と筋を通して頼まれたので
爺いの繰り事を言ったまでよ。
安倍のボンも、自民党も昔みたいにモノを言わせてくれん。
皮肉な事に敵の機関紙がまだ柔軟だった。それだけだ」
と苦笑されてました。
N氏の憲法と集団的自衛権の話も自らの体験を軸とした生々しい解説で
今の頭だけで薄い論争している連中より説得力も全然違う。
沖縄のA議員の事を出すと、
「あれも自分の経験が芯になっとるから、深い所まで踏み込んで
追及していく。多分肩書き抜きで個人で寄り集めたら面白い面々も
まだ残っているが……」
あ、いよいよだ。
今日は無理矢理都合付けて休みにしているから夜が明けたら
青春を取り戻します。
こっちも色んなブランドのチョコレートを買い漁って準備したし、
大事な山の神wに捧げるあれこれも準備したし、寝ます。
本命と義理と友と…………とにかく甘くするぞぉ(魂の咆哮)
京都のNさん、和歌山のNさん
似ているようでちょっと違うなあと思いました
>福祉側で初動の遅れで発生したインフルエンザ集団感染の外部対応の指示
小学生への予防接種をどうするかで流行の規模が決まるとかどっかで見た気がします
どんどこやったらええねんと個人的には思いますが
>短期間にワタワタ動いてました。
今そこにある危機への対応お疲れさまでした¥
>完全引退後に一個人の思想思考をやっと発信した位自らが所属した主義主張に黙って従った方。
利害利権調整型ですね
が、そこからの
>「貴様も見えていると思うが、本気で自分の想いで政治行動をする奴が減りすぎた。
>『貴様どこを向いて何をやっとる』と怒鳴り付けたい奴ばかりだ。
までは多分ご本人の中では矛盾してないんでしょうねえw
そういうのを育ててない、自分が全ての老害と論じられても仕方ないのではないかなあと思います。
これは価値観が違うからしゃあないところはありますが
>安倍のボンも、自民党も昔みたいにモノを言わせてくれん。
これはむしろ、コンプライアンスが叫ばれる中、喜ばしいからこそ発言しなかったのではないですかね
世の中の流れを見ていたのかな、と¥
>皮肉な事に敵の機関紙がまだ柔軟だった。それだけだ」
これは、毒まんじゅうを仕込んだのだろうと思います
>青春を取り戻します。
やったぜ
戦果ご報告くださいませw
山の神様はやはらい偉大でうs
>>959
>和歌山のN氏
あの方も脂ぎってると云うかエネルギッシュと云うかw
ただ、京都のN氏は故人ですので一ノ瀬さんの仰られるように
価値観の相違でお願いします。
>戦果報告
未だに家の中がチョコレート臭で。
小学生以来のw本命チョコを貰って、生まれて初めて本命チョコを
捧げました。
そうそう、二礼二拍一礼してから「チョコレート下さい」と
したらきょとんとしてました(かわいい&萌え)
まぁ、うちの大事な大事な(超重要なので二回)伴侶に対しては
何かと私の行動が迸り気味なので、耐性は出来ているみたいですが。
相手が絶対嫌がる事は天地神明八百万の神に誓ってしてません。
モラハラ駄目。絶対。
後は義理と付け届けと除雪応援に行った先からお礼。のチョコを
頂戴しました。
互いにチョコレートとちょっとしたプレゼントを交換して、昼飯に
チョコフォンデュに挑戦。
教訓、量を少しずつ増やさないと満腹になるのが早い。
でまぁ二人で暢気に散歩と洒落込み、腹が落ち着いた頃に帰宅してチョコフォンデュの
残りをホットチョコレートに加工して差し向かいでマッタリ。
で、夜はお泊まりがてらホテルで飯食って……
ン十万の部屋でしっぽり(意味深)
どうでも良いことかも知れませんが、普段慎ましくしてる人が思い切ると破壊力が乗倍になる。
うん、凄かった。お互い様々な意味でw
ホワイトデーは既に部屋を押さえたので前夜祭から過ごします。
とりあえず、こんなものです。
先勝報告ありがとうございましたw
なんともほほえましいw
年取るとチョコってあんまり食べられないっすよねw
胃袋全盛期が懐かしいw
なので煎餅が降ってきます
>ン十万の部屋
すごE
ご報告ありがとうございましたw
末永く爆発してくださいませw
元々チョコレートは嗜好品ではなく薬として重宝されていた
つまりバレンタインデーにおいて想い人にチョコレートを渡すとは相手の無病息災を願い、同時に10月10日後の安産を願っての儀式であったのだ
イエス・キリストの誕生日に健康な子が生まれることを願っての儀式が、親が子へ、友が友へ親愛の情を示すためのイベントへと変わっていったことは昨今の医療技術の発達による出産の危険性の低下と無関係ではあるまい 記念日今昔の移り変わり~民明書房~より抜粋
ホワイトデーのお返しに毎年苦悩している件w
出会ってつきあって20年
大体のものはあげたしもらったし
流行とか関係ないし、アクセサリーもあげつくした感ある
つか、高いもの買ってくるなまである
珈琲好きだから、それとお菓子連撃にしようと思うけどそれで喜んでくれるのか
是非俯瞰者さんの山の神様に耳打ちしてアドバイスいただきたく
ぐおお
>>962
御無沙汰致しております。
民明書房の真面目に嘘つく遊び心が好きです。
>>963
ホワイトデーのお返しですか……
珈琲好きなら一緒に専門店巡りとかかなぁ。
イベントだから一緒に楽しむのが良策かも。
あ、ちゃんと愛情恋情を言葉にするのも忘れずに。
つか、ウチみたいに率直に相談も有りだとは思うのですが。
そういや、うちの大事な大事な大事な山の神が、
「ホワイトデーのお返し下さい」
って、二礼二拍一礼で。真似したのでしょうが、
萌えも愛情も破壊力も天元突破しましたよ。ええ。
まぁ相談はしてみますが。
モノより思い出、ってキャッチコピーもありましたし、
サプライズじゃないなら二人で楽しみながら計画ってのも
アリじゃないですかね?
些細なことで怒らせている立場なので中々打ち合わせもできずw
というのと、色々あって、要望のものを買った上でサプライズ的なものを用意するという流れができてしまっておるのですよ
中々、困るw
とりあえず今を解決したいなあと思いながら。
謝ったら済むなら謝るんだけどそうでもないんだよなぁ
久々に地雷踏んだ感あるので頑張ります
>>965
珈琲好き、高価なモノ不可、でサプライズも。
うちの山の神様に御伺い立てると、
「その方の御夫婦関係がどうなのかが解りかねますので、
気休めしか申し上げられませんが……
御力になれず大変申し訳ございません。と御伝え下さい」
と1日考え込んでいました。いや、今も考えてますから
さっきまで買い物と称して気分転換させてました。
こっちは私が値段もジャンルも様々なカタログや何やら渡して
絞り込んでいるんですが、絶対条件は二人で居ること。
新婚当時から家を長期間空ける生活だったので、半分仮面夫婦に
なってました。こっちは常に危機感持って動いてましたが。
というか、「旦那様は貴女の為に日々働いているのだから」
という教育を刷り込まれていたので黙って留守を守っている毎日。
それは違う。となるべく一緒に行動していたのですが、まぁ自分の感情を出さない。
こっちは一人の人間としての彼女に惚れたから、感情も全て含めて受け入れる覚悟は
当然、むしろ焼きもちすら無い生活は恐怖でした。
察しろでは厳しいモノがあるし、正直に「わからない」とぶつけてみるのも
男女間ではアリだと思いますよ。
うちだって、やっと痴話喧嘩出来る関係になりましたから。
つか向こうのお怒りをニコニコ聞いて、そっと抱き締めて
「何がどうなろうが、貴女が一番で本気で惚れ続けてます」
と真剣にぶつける。泣かれてもひたすら受け止める。
だって、こっちを見てる証拠だもん。
すいません、何の参考にもならなくて。
>>966
まずは、御礼申し上げます。
そして、菩薩かな?
なんというか、素晴らしい方だなあと思うことしきりであります。
>「その方の御夫婦関係がどうなのかが解りかねますので、気休めしか申し上げられませんが……
>御力になれず大変申し訳ございません。と御伝え下さい」
菩薩か(大事なことなので重ねて言いました)
誠実この上ない回答ありがとうございました!つか、ほんとすごいですわ(表現力貧困になる)
何かご負担をかけてしまいまして汗顔でございます
>こっちは私が値段もジャンルも様々なカタログや何やら渡して
カタログ、いいかもしれませんね。
いつもは優待とかポイントでやってるけどお金を出すのもありですね
>というか、「旦那様は貴女の為に日々働いているのだから」という教育を刷り込まれていたので黙って留守を守っている毎日
ひゃあ
そんな人が実在するとは
ごちそうさまでございますw
いや、いいブレストになりました。頑張ります。
そして、重ねて、ありがとうございました!
クッキーかキャンディかマシュマロか世代と地方で結構違うらしいですね
3倍返しも地味に辛そう(汗
マシュマロならコーヒーに浮かべるとうまい
出生率に永劫関係ない身としては想像つかない世界だなぁ
>>967
いえいえ。
と申しますか、珍しく怒られました(テヘペロ)
こんな感じ。横着&横紅で
横紅 「旦那様?」
横着 「あー、その、だな」
横紅 「こちらにお座りを」
横紅 「この、貴金属やクルマのカタログはどういう事でしょうか?」
横着 「いやまぁ、可能性としてだな」
横紅 「旦那様?旦那様が御仕事で必要ならば良いのです。
ですが、家の事で無駄遣いはお止めくださいといつも申し上げております。
第一バレンタインデーに貴金属は頂いております」
横着 「それはそうなんだけど。んじゃ、他のにする?」
横紅 「何故呉服ですか?しかも手描き友禅。嫁に行った女がこんなの着たら
笑い者です(プンスコ)」
横着 「え!?そなの?」
横紅 「旦那様、これからの事を考えてくださいまし。
子供を授かったらこんな贅沢出来ませんよ?」
横着 「いや、子供が何人出来ようが全員オール私学でも大学どころか
大学院までは出せる資金はあるよ」
横紅 「子供に贅沢を教えるのですか?旦那様が培ってきた努力が
今の我が家です。なればこそちゃんとしないと」
横着 「そ、そうだね」
横紅 「やっと旦那様も時間に余裕が出来るお立場になられたのですから
もう少し落ち着いて下さらないと」
横着 「努力……いやそうなろうか。うん」
横紅 (所でその、旦那様はこういうのがお好みですか///)
横着 (好み、というか……中身が誰か。でそのだな///)
マジレスすると、山の神実家の教育は本気で厳しくまた時代錯誤でも
ありました。義母上も全く同じ感じで義父上に従っているような。
無論義父上はきちんとした方ですし、結婚後男二人で飲みに行ったときに
「娘が働きたいと言っても許しては駄目だ。嫁は家を守る、夫の癒しと
なるのが仕事だ」
と力説されてましたが。
ご免なさい、非常勤ですがうちの会社で事務してます。
こっちのワガママで働いてもらってます。
>菩薩か
だから惚れた。今も、これからも、爺婆にお互いなっても。
ここまで奮闘出来たのも彼女のお陰です。
やふー。生きてますよん(妙なテンション)
ちょいと入院しちょりますた。ちゅうても、検査入院すが。
克服したはずの悪性腫瘍の野郎がまたぞろ蠢き出したみたいで
主治医から問答無用で放り込まれやした。
ステージ2だから前回の治療で叩き潰したはずなんだがにゃ。
主治医曰く
「貴方はまだ身体を無理させているのですか!?
奥さんいるのだから自分一人の身体じゃないよと、前回にくどいほど
注意したのにこれですか(呆れ)」
アルコォルは以前の9割減だが、過労とストレスはしゃーない。
ワーカホリックに働くなちゅうほうがストレスじゃ(超暴言)
そらまぁ引きニートしようと思えば出来ますがね、
わしゃ止まると死ぬんじゃ(一ノ瀬さんは絶対判るネタwww)
退院しますたが、現在自宅療養中。つか山の神が怒り狂っております((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
最終の確定診断が下りるまで本業以外なんもでけましぇん。
ちゅうても確定申告やら決算やらは本職に投げて、最終だけ病院のベッドで社印ぺったん。
某桜の営業さんと師匠には事情説明と詫び入れてますが。
きっついのが山の神から確定診断下りるまで夜戦(意味深)禁止を言い渡されました。
そりゃないぜハニー。
ま、確かにネタも練れない位ちぃと疲れていたのも事実ですが。
最後に放浪編完投乙です。
袁胤さんいじりたい、のにネタが浮かばねぇ。でもいじりてぇ。
「麿は貴様の玩具ではないぞ(AA略)」
いやおっちゃんむっちゃええキャラしてるんやけど。
うおう、マジすか。
>アルコォルは以前の9割減だが、過労とストレスはしゃーない。
>ワーカホリックに働くなちゅうほうがストレスじゃ(超暴言)
すげえっすw
>退院しますたが、現在自宅療養中。つか山の神が怒り狂っております((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
察し
山の神の怒りはね、怖いですからね
>夜戦禁止
w
>袁胤さんいじりたい、のにネタが浮かばねぇ。でもいじりてぇ。
次の陰謀編だか策謀編だか黄巾編序だかで出番がありますのでお楽しみに
適当にいじってあげてくださいw
死なない程度にw
>>955の続き
さて、いよいよ顔合わせ。であるが、相手の口上が、
「わしが、皇帝陛下より太常府の官を賜った阿、彭。である」
ときやがった。
(うわ、なんという小物)
と内心評していると、一応は礼を尽くして迎えている曹操殿が、
「洛陽より陳留へのわざわざのお越し、さぞ大変だった事と御察し致します」
と返答するが、末席……居候だからこういう席では控えてる方が賢明だ……
から見ていると表情こそ儀礼を繕っているが、雰囲気に、
(何この小物オヤジ)
と笑いを堪えているのがよく判る。
いやまぁ、気持ちは解る。
「で、陳留いえ我が曹家にわざわざのお越し。一体どのような事でございましょう?」
一応の儀礼が済んだので早速曹操殿がまず切り込む。
阿のオッサンは相変わらす小物臭を盛大に振りまきながら、
「曹家、といえばかつては宮中においてもひとかたならぬ名声を響かせた家。
だが、曹操殿は未だ無位無官と聞き及び、宮中に些か繋がりのあるそれがしが
曹操殿の出仕への一助をとわざわざ足を運んだのである」
ときやがった。
……余計なお世話だ糞野郎が。
「で、具体的にはどのような?」
と顔色一つ変えず核心に切り込む曹操殿。小物臭に下衆臭まで加えながら、
「わしはこれでも中常侍様とは宮中にて結構な繋がりを持っておってな、
わしから御願いすれば出仕なぞ容易い事よ」
とふんぞり返り、
「ただのぅ、中常侍様より陛下に取りなして頂くためには、の」
と言外に銭の無心を匂わせてきた。
「御話しは良く分かりましたし、我が曹家の為にわざわざの御尽力。有り難くは
ありますが阿彭様には長旅のお疲れも御座いましょう。
ささやかではありますが、宴の席を設けさせておりますので。
今宵はそちらで疲れを癒されては?」
曹操殿の誘いに満面の笑みで、
「ほうほう。ならば、今宵は旅の疲れを存分に癒すとしようかの」
簡単に乗る阿呆、いや阿彭。
分かり易過ぎだ、小物つうより木っ端だな。
まぁ精々楽しむがいいさ。
乙でしたー
>>972
>>(うわ、なんという小物)
と内心評していると、一応は礼を尽くして迎えている曹操殿が、 横着さんの内心の発言としては合ってますが、それを言ったら他の部分も基本は横着さんの内心ですよね(例えば最後の>>まぁ精々楽しむがいいさ。 )
○うわ、なんという小物臭さ。と評していると、一応は礼を尽くして迎えている曹操殿が、 もしくは 【小物らしさ】、【小物っぽさ】、とかどうでしょう
>>と返答するが、末席……居候だからこういう席では控えてる方が賢明だ…… 【……】の使い方は他の場所で溜めのときとかに使ってますしこの場合だと
から見ていると表情こそ儀礼を繕っているが、
○と返答するが、末席---居候だからこういう席では控えてる方が賢明だーーー もしくは()で括るのも有りですがその場合だと内心と差別化できないかな?
から見ていると表情こそ儀礼を繕っているが、
>>雰囲気に、
(何この小物オヤジ)
と笑いを堪えているのがよく判る。 ちょっと接続詞に違和感が
○雰囲気から、
(何この小物オヤジ)
と笑いを堪えているのがよく判る。 もしくは雰囲気に、 ~中略~と笑いを堪えているのが滲み出ている。 でどうでしょう?
この頃って夏候惇は既にもらってるんだっけ、二郎ちゃんのとりなしで・・・それにしても曹操の「で、」から始めてるのをスルーしてるのは気にしてないのか気付かないのか(配点;宴の席)…というか曹操さん被ってる猫速攻で脱ぎ捨ててやがる。いいのかそれで
乙です
さてはて、ここをどう横着さんが砂漠化もとい捌くか、はおーがなんかするか楽しみです
官位については姉者トップであることだけオナシャス
後々齟齬が出そうなので。はおーはもう好きにやらかして大丈夫ですw
あっちであんなこと言ってますが沮授君の伴侶は実は構想あります
>>975
>あっちであんなこと言ってますが沮授君の伴侶は実は構想あります
実現するかはともかく、恋愛でも交流でもいいから男女付き合いは
経験して欲しい。
後々本人の為になります。つか沮授君の世界を広げて欲しい。
>>976
もっとめんどい関係を予定してます
実は本編完結後に沮授君は、わたわたする予定です。
具体的に言うと、なんやかんやあって親友の娘さんを預かることになる。
沮授君は植物なのでそんな気はまったくないけど、そりゃね
預けられ娘さんはね。身近にそんな存在いたらね、しょうがないよね。
という後日譚は用意してはいます。
※沮授君生存が前提ではあります
ダイスは振ったので後は文章化するだけというエピソードがたくさんあるのですがとりあえず目の前のことからやるのです
ある程度したらフリー素材が発生するのでそこはお任せいたしたいとお願いしたいなあとかなんとか
この世界の常識では《気》とか《魔法》とかの使い手ってどういう扱いなんだろう
オリンピック優勝者とかノーベル賞受賞者程度には稀によくいるのだろうか
人数はともかく知られていないと思われ
まっとうな学問でもない怪力乱神の類いですしー
知らんけど
本気でこことは関係ない事なんだけど
剣と魔法のファンタジーみたいなお話で、金貨、銀貨、銅貨が出てきてさらに銀は魔法の伝導率が良かったり破邪の力が有ったりな設定があるんだけど
そういう世界だと金よりも銀の方が価値が高そうだと思ったりする
一昔前は発掘して加工するだけの金よりも発掘して製錬して加工する銀の方が高かったんだっけ?
ほんとに関係ないw
>一昔前は発掘して加工するだけの金よりも発掘して製錬して加工する銀の方が高かったんだっけ?
沈黙は金、雄弁は銀という言葉ができた時代はそうだったと何かで読んだ気がします
ソードワールドでも銀はアンデッドに利いたなあたしか
でもガメル金貨、あれ銀貨だっけ忘れたなあ
非常に、非常にご無沙汰しております。
生きていますよ。はい。
ようやっとここを見る位の体力が回復しました。……ステージ2のはずがいらん所に飛んでそっちがステージ3に悪化寸前って、俺の身体はどないなっとんねやw
手術と抗がん剤治療でごっそり体力持って行かれて、病院でマジ半月動けずw本業の方が凄いやばかったですが、義父上の会社からの応援と役員一同が踏ん張った模様で何とか乗り切ったです。黒字倒産なんちゅう笑いものは回避しました。
福祉の方は介護制度改正と報酬改正が重なってヒヤッとしましたが、事務方が粛々とこなしていましたw
……理事長いらんやんw
まぁ決裁案件が結構延び延びになってしまってますがw
で、肝心の癌は『定期的な検査必須』という但書き付きながらもとりあえず克服。今はひたすら体力回復に努めておりますが。
『次スレ立ててね』の警告もらいましたが、面倒なので使い切ってから次立てます。
>>979
気とその周辺については専門スキル的な扱いでしょう(例、ゴッドヴェイドーw)魔法は……誰か使ってます?
無自覚で気を扱っている人間は相当量いそうな気がしますね。「何かよくわからんが、便利だしこれ使おう」的なw
>>981
金はそもそもの産出量が少なかったりする。砂金が一番平易な採取法だし、それも自然界が精錬した金鉱石の果てだったり。
銀の方はまだ鉱石の含有量が金より多い。だったかな。詳しくはグーグル先生にお尋ねを。
一つ言えているのは相対取引において市場流通量が金よりも豊富な銀が実決済において便利だった。それ故に「利用」価値は銀の方が高かったでしょう。
江戸時代、手形取引において「銀○○匁」が一般的だったのは有名。
工学的にも露天掘りか水平土留め掘削坑しかない時代なら含有量の多いほうが基準貨になるだろうな。
浅深度であっても縦坑をどう掘り、地上と連絡するかという問題がある。井戸でも深井戸なら水圧で壁を持たせる必要上比較的口径は大きくなる。
まぁ斜坑という手もあるんですが、それでも崩落は常に付きまといます。
マジックアイテムやら護符的な扱いって西洋神話から?かなぁ。個人的にはそう捉えてますが。
オリハルコンとかミスリルとか魔晶石wはどうなるんだろう?庶民向けの安価な簡易アイテムとしての銀製品?
>>982
ガメル『金貨』ですね。バブリーズのリプレイを読めばまぁこれでもかと乱舞してます。あいつら終いには魔晶石を湯水のごとく使ってたしw
>>983
お疲れ様です&お帰りなさい
ご無事でなによりです
中々にすごいことになってらっしゃったようで、本当にご無事(?)でなによりです
ひとまずご自愛くださいませませ
>>984
ありがとうございます。現在はワーカホリックを改善中です。
地震、どうでしたか?揺れた瞬間うちの宝物を抱きしめて机の下に押し倒しました(言葉を選べ)
現場にちょこちょこ被害は出てますが、復旧は終わってます。福祉施設はガスが止まっている区域にあるやつがあるので、業者と折衝の上で近隣で最大規模の系列施設で食事を作ってもらって配送の形態を取ってます。風呂も同様。つうかこの際だから重度は系列で軽度は伝手のある銭湯に営業時間を前倒ししてもらってその時間帯と営業時間内で分散。シフトも入浴中心に組み替えてガス復旧が終わっていない地域の家族さんにも支援がてら協力していただいてます。
株主総会はついにオール委任状で終わらせました。一社だけでもと山の神様を口説きまくったのですが、「実家に帰りますよ?」で全面降伏。
腹いせに子飼いの市会議員や府会議員の尻をどやしまくって被害調査やどぶ板させてます。働けヴォケw
>>985
>現在はワーカホリックを改善中です。
ほんと、ごゆっくりしてくださいませ。多分周りの皆様もそう思っているとは思いますし言われているとは思いますが。
>揺れた瞬間うちの宝物を抱きしめて机の下に押し倒しました(言葉を選べ)
これは羨ましいシチュエーション
私は出社済みでしたので電話連絡しました。が、繋がらないというのは不安なものです。
SNSどっちもほぼやってないけど今後の課題かなと思いました
>福祉施設はガスが止まっている区域
全国から応援が来ていたらしいですねえ。んで、開栓には立ち会いが必要だから休日に間に合わせたとかなんとか。
インフラを整備する方々の誇りと意地にほろりと来ました。
>株主総会はついにオール委任状で終わらせました。一社だけでもと山の神様を口説きまくったのですが、「実家に帰りますよ?」で全面降伏。
さらりと惚気てくるスタイル、すてき。
>被害調査やどぶ板させてます
やっぱこういうときの動きって見てますものね。
それとあちらで言及のあった黄巾の乱について
>考えてみたら原作ではどうやって3姉妹はあの勢力を築いたんだろうね、と言うかどういう人たちが黄巾党になったんだろうと言うべきか
割とマジでこの疑問ありました。
んでもって当初のコンセプトとしては
「黄巾の乱を起こさないように食料増産に務めたらそれが原因で黄巾の乱が起こったでござる」
でした。
そっから逆算して主人公のモデル武将を決めたのですよねー
いくつかイベントとかフラグは考えてましたけど割とマジでそれ以外ノープランでございました
そら本拠地は穀倉地帯の華北だろうと。華南?人口が少ないとこはノーセンキュー
農業チートするにも、規模を考えたらやはり袁家。
そこでいくと陣容のスカスカな袁術陣営かな?
お!紀霊がおるやん!三尖刀とか微妙にレア武器持ってるし関羽張飛と絡むし!
みたいな感じで後はノリです。
原作については、管理者たちがパワーアップキット持ってて食料とか民忠の数値いじったんじゃねとかそんな感じで考えてますw
ちなみに私はご都合主義とか俺ツエエとか手垢のついたテンプレも嫌いではない
それを美味しく料理できるなら・・・分かりやすいので言えばゆで理論とか名探偵コナンとか
でも最近のなろうはそれ以前に文章が読みづらくてなかなか新規開拓できない
王道をきちんと面白く書くのには筆力が必要ですことよー
あと最近のゆで先生はお話の構成力が凄いと思います
きちんと見せ場を期待通りに書いてるしキャラもきちんと掘り下げるし
コナンはここ15年くらい読んでないですが、いつかは追っかけたい
ワンピースも白髭死すから読んでないですがいつか追っかけないとです
ちょっとだけ
「あんたごときが分かった気になって、上から目線で偉そうに言ってるんじゃないわよ!
ああもうやだ!こんな男と同じ空気を吸ってると思ったら絶望しかないわ。
アンタ、目障りだからそこから身投げの一つでもしてみなさい。
それくらいで死ぬことはないでしょうし」
ある日、荀彧殿と意見の相違から半分口論となった。で、荀彧殿から上の様な言葉が出たのだが。
(んー、どれどれ?)
窓から気楽に身を乗り出して、地上との間を目算する。荀彧殿がこちらに突貫して来る可能性もあったが、張家から狙われている日々を過ごしていると昔の常在戦場の意識が復活し背後の荀彧殿の気配も十分に感知出来るのでそのあたりは全く気にしていない。
第一、身体能力に差がありすぎて万一の場合向こうが嫌でも受け止めないと大惨事になる。
(ふむ、結構差があるな。が)
素早く目算と落下地点周辺の状況を覚える事を済ますと、
「では、お望み通り」
窓枠に足を掛けるとそのまま流れで飛び出す。一瞬、身体が浮く感覚を覚えるがすぐにぐんっ、と下に引かれる感覚が取って代わる。
見る見る地面が近づく。が、
(そこっ!)
窓直下からほんの少し右側に太い枝を伸ばしている木に身体を挙動で寄せると、無理やり見えている枝を掴む。
ミシリ。
嫌な音が響く。
(頼むぞ、おい)
そう心中で念じながら枝を両手で摑まえることになんとか成功、私の体重と勢いが乗った重みで更に枝が撓む。だが、
(よい、しょおっ!)
枝の撓みを利用して、次の足場へ移動する事に成功した。後は体勢を整えると、枝と幹を利用して地面へ降りる。
「おー、結構ありやがるな。俺もまだまだ鈍っちゃいねぇな」
地上から窓を見上げ一人頷いていると、窓から荀彧殿が顔を出し何事か怒鳴っている。
「……なの?あんたは!これだから……は……だというのよ!」
(うーん、望み通りに身を投げたのだが。それでもお怒りとは、いや頭の良い女性の思考はよく解らん)
首を捻っていると、
「横着さんって、やっぱり猿だったんですねっ!」
後ろからそんな声を掛けられた。ぎょっとして振り返ると……
声の主である許緒殿が瞳を輝かせながら私を見上げている。
「ええとですな、まさか最初から……見ていた、とか?」「はいっ!城内を巡っていると丁度人が窓から飛び出したのが見えたので」
「それでですな、その……」「大丈夫ですっ、夏候惇様と曹操様にはちゃんと報告しますから」
(や、やめてくれ。碌な事にならん)
後で曹操様以下首脳陣に問いただされる事、その後にある私にとっては不都合な問答が待っているだろう事を思うとげんなりする私と、相変わらず瞳を輝かせて私を見上げている許緒殿と、折からの風に葉ずれのざわめきを起こした大木がそんな二人を前に立っていた。
残り10レスなので、本編の会話からこれが浮かんだを幸いリハビリで投下w ゴリラ親方健在っすwでもこれくらいの身体能力持ってそうなw
想定高は4~5メートルを。多分二階部分に執務系の部屋が集中していると想定。いや知らんけど。
基本的に荀彧さんがどれだけ罵詈雑言浴びせてもスルー出来ます。ただ、ハラスメントに対してはきちんと諫めるし相手に対しても不備や改善点を指摘します。でも、指揮官先頭で動く人ですからクズや怠け者でない限りは最終的についてきます。
ここだけの話、夏候惇さんと許緒さんが二人でかかってくると逃げ回る結果になる日々に年齢を感じてちょっとへこんでいる方でもあります。
>>990
乙です!
>荀彧殿から上の様な言葉が出たのだが。
これ二郎ちゃん以外にもやらかしたのかよwひどいw
>荀彧殿がこちらに突貫して来る可能性もあったが
w
ないでしょそれーw
>窓枠に足を掛けるとそのまま流れで飛び出す。
二郎ちゃん「やっぱあの人おかしいわ」
沮授君 「田豊様ならばやりかねませんよ?」
二郎ちゃん「……うちらの師匠世代っておかしくね?」
沮授君 「いえいえ、紀家を継ぎながら突然放浪する二郎君が何を言うのやら」
二郎ちゃん「いやほら、俺が歩けば棒に当たるっていうことでひとつ」
沮授君 「やれやれ、困ったものです。
ねえ、張紘君?」
張紘 「いやそこでおいらに振られても」
どっとはらい
>「横着さんって、やっぱり猿だったんですねっ!」
こんなん草生えますわw
>「大丈夫ですっ、夏候惇様と曹操様にはちゃんと報告しますから」
大草原でございますw
>>991
>残り10レスなので、本編の会話からこれが浮かんだを幸いリハビリで投下w
うい。こちらも頑張るぞいっと。
>ゴリラ親方健在っすwでもこれくらいの身体能力持ってそうなw
うーんこれは間違いなくゴリラ。
>ここだけの話、夏候惇さんと許緒さんが二人でかかってくると逃げ回る結果になる日々に年齢を感じてちょっとへこんでいる方でもあります。
春蘭は鍛錬、許緒ちんは甘え、かな?
うちでの姉者はコミカル路線まで描写が及んでいないからそっちが見れたら嬉しいですねえ
後は、あんまり関係ないとこですがもちっとしたらフリー素材をお渡しいたしますのでー。
乙でしたー
>>990
>>で、荀彧殿から上の様な言葉が出たのだが。 まあ読者としては何の問題も無いのですが、これは《横着さんの内心》なわけで
○で、荀彧殿からこの様な言葉が出たのだが。 もしくは【斯様な】とか?ついでに言うともし仮にこれが横着さんの日記的なものだった場合漢文は縦書きなので【右のような言葉】となる…それはどうでもいい事ですが
>>万一の場合向こうが嫌でも受け止めないと 意味を分かりやすくするための一工夫(料理番組感
○万一の場合向こうが嫌でも、受け止めないと もしくは【向こうが嫌がっても】意味不明な文章にはなりますが【向こうが、嫌でも受け止めないと】と読み違うかもしれないので
>>一瞬、身体が浮く感覚を覚えるがすぐにぐんっ、と下に引かれる感覚が取って代わる。 文章として間違ってるわけではないですがちょっと散らかってる感が
○一瞬、浮遊感を覚えるがすぐにぐんっ、と下に引かれる感覚が取って代わる。 の方がいいと思います
>>窓直下からほんの少し右側に太い枝を伸ばしている木に身体を挙動で寄せると、無理やり見えている枝を掴む。 あくまでも私が読みやすいと思う書き方なので私があってると言うわけではありませんが
○窓直下から少し右側に生えている木に身体を寄せると、目を付けていた太い枝を無理やり掴む。 というか4~5mを落ちる間に挙動で移動するのは難しいだろうから初め(飛ぶ時)からそっちに向かって飛んでたんじゃないかな?
>>そう心中で念じながら枝を両手で摑まえることになんとか成功 まあ《念仏》とかは口に出しますが、基本的には【念じる】って心中ですよね
○そう心中で願いながら枝を両手で摑まえることになんとか成功 もしくは【そう念じながら】、【心中で祈りながら】とかどうでしょう
>>夏候惇様と曹操様にはちゃんと報告しますから」 曹操は分かりませんが夏候惇は凡将伝の方で(夏候惇が)真名で呼んでたのでおそらくその時に許し合ってる可能性が高いかな、と
○春蘭様と曹操様にはちゃんと報告しますから」 もしくは【曹操様達には】とかでもいいかも?逆に直属の上司だろうから【春蘭様たち】の方が自然かな?
まあ立場と言うかそのへんがはっきりしてないから何とも言えないけど純然たる事実として恐らく内政筆頭の荀彧と新参者の横着だからなあ
明確な上司と部下じゃないかもしれないけど曹操の側付の無茶振り(無理ではない)を実行しただけと言えばそんな命令を出した荀彧が悪いわな
上司が無茶振りをしてそれをこなしても結局詰問されたうえで怒られる・・・やはり曹家はブラック(確信
コミカル(になるとは言っていない)な夏候惇と横着
「横着ー付き合えー」
ばんっ、と扉を開け遠慮会釈無しに入ってくるのは、夏候惇殿。
荀彧殿……>>990の後何故かしこたま真顔で説教された……から回ってきた書類を黙々と捌いていたが、夏候惇殿の声に顔を上げて、
「付き合え。とはどこかへ行かれるのですか?」
一応確認してみる。夏候惇殿の返事は、
「鍛練だ鍛練。貴様も最近文官ばかりで腕が鈍っていそうだからな」
(今朝も結構厳しめに鍛練しましたが。それに文官仕事もやっておかないと夏侯淵殿や荀彧殿が身動き取れなくなるのですが)
長年一家の長をやっていたので、この手の仕事を疎かにすると突発的事態、特に金銭的なモノに対応できないのは自身で経験している。
袁の有力武家なら専門の副官が助けてくれるが、うちは妻や心得のある連中の手を借りてどうにかしのいでいたからな。
というか、いざという時に己を知ることが出来ないなぞという怖い事態を将兵に背負わせたくない。
「大体だ、この私の一撃を涼しい顔して受けられる貴様がこんな所で辛気臭い事をしているよりもっと武の力を磨くほうが良い!」
(あの、それはちょっと)
背後というか上司たる荀彧殿がおられる場所から、怒りの瘴気がフシャーキシャーと噴き上がるのをひしひしと感じたので、
「ま、まぁ御伴致しますので、まずはここから出ましょう。そうしましょう」
瘴気大噴火中の荀彧殿に非礼を承知で会釈だけすると、夏候惇殿の背中を押すようにしながら私も退出した。
「というかだな、春蘭。武官の筆頭たる貴女が軍関係の書類をさわらないのはどうかと思う」
夏候惇殿と二人になったを幸い、真名で彼女に友人として注意する。
「そう言うがな俱直、貴様がやってくれているから私はこうやって武に専念するのだ。何も筆頭が書類仕事なぞする必要もなかろう?」
そう言い放つとからからと笑う春蘭。だが、近い将来私がいなくなることに彼女は気づいているのか。
「春蘭。私は都に召喚されている身だぞ。ここにいられるのもそう長くはない、その後どうするんだ?」
「なぬ!?」
硬直する春蘭。というか、許将軍様が曹操様に挨拶した時に貴女もいたろうに。
「ではこれからの書類は誰がやればよいのだ!」
「だからそれを春蘭がやれば良い。鍛練と思えば良いのだ」
「しかし私は頭を使うことはとことん不得手だぞ?」
「いや頭を使うのでは無い。頭の中を鍛練するのだ」
「どういう事だ?」
「春蘭も私も鍛練と戦場の経験で今の自分がある。ならば頭の鍛練も出来るだろう?初心者だが努力出来る春蘭なら、荀彧殿と十二分に渡り合える存在になれるな」
「しかし、私は読み書き計算位しか出来んぞ」
「基礎はあるじゃないか。なら筋力を上積みするだけだな、頭の筋力を上げるのなら経験をひたすら積む事が早道だ」
「よし、ならばやってみるか。華琳様の前で桂花を倒せる位鍛えぬいてみせるぞ」
「だが、それはそれとして。武の技も磨かんとな。倶直、付き合え」
……結局こうなるのか。
途中私が与えられた部屋に寄って得物を取ってくると、再度合流して鍛練に使う場所へ二人で向かう。
得物を振るいながら体をほぐす私を見て春蘭が、
「前から思っていたが、その棒只の棍では無いな?」
そう聞いてくる。私は体をほぐす動きを止めて、
「ほら」
春蘭に得物を渡す。受け取った春蘭は見掛けより重い事に気付いたようで、
「倶直、中に何か仕込んでいるな。樫にしては重過ぎる。何だ?」
「それは言えんな、将来ひょっとしたら春蘭と敵味方になる可能性もあるからな」
そう勿体ぶって見せるが、実際は細い鉄の棒を束ねているだけだったりする。
双方身体もほぐれたので、得物を構えていざ。と呼吸を合わせようとしたその時、
「春蘭様、私も入れてくださいっ」
横合いから掛けられる声。私にとっては最悪の状況である。なぜなら、
「おお許緒か。構わん、鍛えてやろう」
……私は構いますが。そう内心で拒否するが、お構いなしに鉄球がまず飛んでくる。得物で受け流すと、次は大剣の鋭い斬撃。
得物で受けるとそこを狙って鉄球が。必死で大剣を弾いて鉄球から身を躱すが今度は大剣の連撃。
正直、矢や礫、暗器のような小さいモノなら逆に捌きながら肉薄出来るが、結構な質量がある鉄球だと捌くのに隙が出来て早い連撃には対応しづらい。
かといって、戦場ではないから何でもありをするわけにもいかない。それをやると、制御が利かずに本気で殺しに行きかねない。
必死で捌く内に今度は体力が危なくなってきた。
……かくなる上は。
「戦略的撤退!」
「こら!待て!勝負しろ!」
「横着さん!ずるいですよ!」
必死で逃げ回る私と追いかける二人、という結末が待っていた。というか、許緒殿が参加するといつもこうなる。
……若さには、勝てん。齢、だなぁ。トホホ。
うん、やっぱり(夏候惇さんが)コミカルにならない。
でもって、ss師匠の神代ふみあき氏の「脳筋を鍛える理論」を拝借しました。確かにシナプス結合を増やす。という形で脳の筋力は鍛えられますよね。
この理論大好きです。
>>992
ありがとうございます。
フリー素材は次スレで本格始動、ですね。
どんなモノなのかをwktkで待ってます。
>>993
>まあ立場と言うかそのへんがはっきりしてないから何とも言えないけど純然たる事実として恐らく内政筆頭の荀彧と新参者の横着だからなあ
明確な上司と部下じゃないかもしれないけど曹操の側付の無茶振り(無理ではない)を実行しただけと言えばそんな命令を出した荀彧が悪いわな
上司が無茶振りをしてそれをこなしても結局詰問されたうえで怒られる・・・やはり曹家はブラック(確信
詰問とかじゃなくて、思い切り弄られます。まぁ無茶振りなのは確かですがw
後結構お茶目な指摘が入っていますね(誉め言葉)なんかこうほっこりしながら読み返してました。
世界ランク二位相手に二点取ったぞ。やっぱ彼ら全員半端ないじゃん。
世界の壁?そりゃあるだろう。でも、くそったれな奴隷サッカーから本当に解放された。そんな戦い方でした。
個人的には川島選手に感謝とねぎらいを。精神的にも過酷なポジションで奮闘された事に敬意を。
……馬鹿脳筋部活指導者達はジャンルやカテゴリー問わず一回ちゃんと試合を見ろ。そして選手の涙の意味を真剣に考えろ。
胸張って、顔上げて、でも口惜しさと経験を次に生かしてほしい。
夏候惇さんと横着さん、夏候惇さん側が真名を渡して、横着さんが返す形で真名交換してます。元々夏候惇さん横着さんの実力は評価してますから。
乙でしたー
>>994
>>貴様も最近文官ばかりで腕が鈍っていそうだからな」 【文官】だと仕事では無くて職種な感じなので…例えるなら《最近小説家ばかりで腕が鈍ってる》と言ってる感じ?《最近小説を書いてばかりで~》の方がいいかな、と
○貴様も最近座り仕事ばかりで腕が鈍っていそうだからな」 【内政】とか夏候惇の口から出そうにないし・・・それ系を軽んじてる感もあるのでざっくり【雑事ばかりで】と言うのも有りかな?
>>瘴気大噴火中の荀彧殿 私見ですが【大噴火中】だと押さえきれずに夏候惇に対して罵詈雑言を浴びせてると思うのですよ
○瘴気大放出中の荀彧殿 イメージとしては影を背負って眼元が暗くなってただし目だけはキュピーンと光ってる感じ?逃走成功したってことは堪えてるのかな、と思うので
>>そう勿体ぶって見せるが、 【そう勿体ぶって、(棍を)見せるが、】だとこれでいいのですが
○そう勿体ぶってみせるが、 補助動詞なるもので【~(し)て】を補助する形で【みせる】を使う場合はひらがなが正しいそうです。これ進研ゼミで出て…ないらしい(義務教育では省くことが多いとかなんとか)、ほかに似たモノで言うと《してない(していない)》とか《置いておいて(置いといて)》もこれ系?
>>思い切り弄られます。(何故かしこたま真顔で説教された)・・・ネコミミにとってはこれが男に対する親愛の表し方かよお!(ドMじゃないので私の業界ではご褒美じゃないです)
というか>>上司たる荀彧殿 少なくともこの場では直属やん!?ネコミミおまえそれどうやっても横着さんを貶める心算じゃねーか
>>結構お茶目な指摘 ありがとうございます。実は私正論って嫌いなんですよ、正しいことを真っ正面から大上段に教えるって、たとえどれだけ正しくてもむかつきます、それがこちらの事を想ってだとして、それが理解できてもむかつくタイプなんですね。
なのでできる限りそうならないようにと心がけてます。正しいことを正しいままに正しく使う、それが出来るならそれに越したことはありませんが私は出来ない方なので
好きな台詞をペタリ[それを比べるというのは、1キログラムと1メートルのどちらが優れているかを論じるようなものではないかね?]それぞれの在り方の正しさを分かった上でそれが絶対ではない、とすとんと腑に落ちた一言でした
神代さんは面白い考え方が多いですよね、人を鬼に変じる能力なら男を女に変えるくらいできるんじゃね?とか、人々の怨念で何度でも蘇る悪霊とかそれそういう信仰の新しい神様じゃね?とか
>>994
乙でしたー
>「横着ー付き合えー」
姉者半端ないって!ほんま半端ないって!横着さん相手にそんなん言われへんやん普通……。
二郎「俺、真名交換してもらったぞ。
あれは中華を背負う将軍になるな」
沮授「なりますね(確信)」
張紘「お前ら楽しそうだな」
>「大体だ、この私の一撃を涼しい顔して受けられる貴様がこんな所で辛気臭い事をしているよりもっと武の力を磨くほうが良い!」
二郎「マジかやっぱやべえだろあの人」
沮授「二郎君の言いたいのは、夏候惇将軍が横着様と互したことに対することなのか、夏候惇将軍が横着様に説教していることなのか
どっちの方に重点があるのかが知りたいですねえ」
張紘「どっちもやばいだろうよ」
>「そう言うがな俱直、貴様がやってくれているから私はこうやって武に専念するのだ。何も筆頭が書類仕事なぞする必要もなかろう?」
二郎「なんと……。春蘭が賢しげに理屈的なものを吐いて仕事をさぼる、だと……」
沮授「しかも横着様相手ですからねえ」
張紘「いやお前らの夏候惇将軍の評価ってどうなってるんだよ」
>「ではこれからの書類は誰がやればよいのだ!」
二郎「ククク、ざまあ。俺はこんな無様晒さないぜ」
沮授「二郎君の仕事の投げ具合はいっそ芸術的ですものねえ……」
張紘「いや、一時の雷薄さんは見てて気の毒なくらいだったぞ?
程立と趙雲が来なかったらどうなってたか……」
>「よし、ならばやってみるか。華琳様の前で桂花を倒せる位鍛えぬいてみせるぞ」
二郎「まじかよ」
沮授「その心意気、見習ってほしいものです」
張紘「どうせ途中で投げるから一緒だって」
>「戦略的撤退!」
二郎「うむ。俺の戦略は正しいことが証明されたな」
沮授「でも二郎君はこういった時、逃げないのでしょう?」
張紘「二郎のこったから、酒食の豪遊に持ち込んだろうなあ」
横着さん、すごいと思いました!
そんなんできひんやん普通……!
次スレ立てましたが、リンクどうやるのでしょう(バカ)パソコンからですのでパソコンのリンク方法をどなたか教えてください。
>>997
この三人のやり取りがむっちゃ好きです。
ただね、現在の横着さんは一介の客将です。一応官職は持っていますが、まだ皇帝からは任命されてないので無位無官です。
故に曹家中枢は全員上司になります。
ただ、ここまでの生き様とそれぞれに対する接し方で敬意は持たれているみたいです。なんじゃろね、流浪の老将的な?元々裏方さんですし。
で、二郎さんは過大評価し過ぎw張紘さんの毒舌というかツッコミに爆笑しました。
沮授さんに一言。「横着さんが、夏候惇さんと互角に戦えている事が」実はやばいのでは?設定では武力80台なので本来なら夏候惇さんには負けて当然なんですがw横着さん。
>>996
荀彧さん、横着さんに一目置いているとは思います。つか横着さんにとって「女」は横香さん(嫁)だけだしw袁家時代には田豊さんや麹義さんから無茶ぶりされまくってますから荀彧さんの気性でも黙って付いていくかと。でも「それはおかしい」という事についてはきちんと冷静に指摘するしまた感情論ならそれこそ論破するつもりでかかっていくでしょう。
神代ふみあきさんは着目点とそこからの話の組み立て方が勉強になります。オリジナルも結構創作されてますし、それでいて二次創作でも様々な視点で書かれています。
正論は、ちゃんと自分の実力を示して周囲に認められていないと通用しません。赤ペン先生の感情も非常に理解できます。ただ自分でちゃんと制御出来ている
のは流石と。
意識高い系の正論には「なら、自分が動けば?」で終わらせています。福祉職には結構多いので基本的にまず稟議を起こさせるように厳命しています。
その上で職分や自らが介入できる範囲、予算や当事者の経済状況も知らせたうえで現実的思考をさせています。
ただし、意見はちゃんと聞いていますよ。
次スレ>> 【偽三次創作】どこかの誰かの話 その2【のんびり、まったり】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531578750/)
こうかな?
でも私の最初の頃の書き込みって今読み直すと恥ずかしくなるほど意識高い系感が(赤面
もしあの頃に「なに上から目線で細かいこと言ってんだよ」とか周りから言われたらこうはならなかっただろうなあ
横着 「辿り着いたか。長かったな」
???「まぁ遅筆というか文章を書き始めると完成まで時間が掛かるというか」
横着 「完結させていないモノも多いな」
???「貧乏性というか完結させようとするとあれもこれもと断片がわいてくるから、収拾がつかなくなるので」
横着 「義(麹義)はちゃんと嫁に行くんだな?」
???「それは決定です。つうか子供を何人にしようか迷ってます」
横着 「で、俺はいつになったら紅と再会できるのだ?貴様は傍に常に嫁が居るから夜の方は満足だろうが、俺は餓えてるんだ。早く紅と再会させろ」
???「次でどうにかしましょう。だからそれはヤメテ。腕はそっちには曲がらな……痛い!痛い!痛い!」
無事区間完走です。多分常連さん以外は読んでないでしょうけど、駄文にお付き合いくださった名も無き方々とss速報vipの荒巻氏、並びにスタッフさん。
ありがとうございます。
最後に一ノ瀬氏と赤ペン氏に多大なる感謝を捧げます。次スレもよろしくお願いいたします。
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