まほ「ははは。僻んでもみほはやらんぞエリカ♪」

エリカ「いい加減現実を見てください先輩」

まほ「まあどうしてもと言うなら少しくらい幸せを分けてやろう」

エリカ「先輩もう認めましょうよ」

まほ「これを見てくれ。この前総火演に呼ばれたときみほと一緒に買ってなあ」

エリカ「元副隊長、西住みほは結婚したじゃないですか。正確には婚約ですが」

まほ「・・・」

エリカ「自衛官の方ｔ
まほ「あああああぁぁぁぁッ！」

エリカ「・・・」

まほ「聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない」ｶﾞｸｶﾞｸ

エリカ「先輩・・・」

まほ「いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ」ｶﾀｶﾀ

エリカ「・・・」ｽｯ

「あ、お姉ちゃん。とエリカさん。お姉ちゃんは前にもあってると思うけど紹介するｎ
まほ「うわあああぁっ！」ﾊﾞｼｯ

まほ「なぜそんなものを持ってる！」

エリカ「あの場にわたしも居たじゃないですか」

まほ「そうじゃないなぜそんなものを録っているんだ！」

エリカ「先輩いい加減認めてあげて下さい」

まほ「・・・」

エリカ「相手の方もかなり気にしてるんですから」

まほ「むり」

エリカ「いい加減妹離れしてください」

まほ「無理なものは無理なんだもん」

エリカ「家元にも言われてるじゃないですか」

まほ「お母様には関係ない」

エリカ「二人に相談されるこっちの身にもなってください」

まほ「わたしに関係ない」

エリカ「相手の方の何がいけないんですか」

まほ「みほと関係ない」

エリカ「もう関係持ってるんですよ！」

まほ「・・・」ｼﾞﾜｧ

エリカ「泣くんじゃねよ・・・」

まほ「ううぅ、どうして、どうしてなんだみほ」

まほ「どうしてわたしと結婚してくれないんだ！」

エリカ「同性だからに決まってるじゃないですか」

まほ「おい、今の発言政治家だったら大問題だぞ！」

エリカ「知りませんよそんなこと。仮に同性同士じゃなくても三等親以内なんだから無理じゃないですか」

まほ「あんなどこの馬の骨とも知れん男になんぞみほをやれるか！」

エリカ「自衛隊の初級とはいえ幹部ですよ」

まほ「けっ。防大上がりの頭でっかちにみほ任せられるか」

エリカ「高専卒業後入隊した曹候補生上がりですよ」

まほ「こ、高卒なんかにみほｗ
エリカ「自衛官を続けながら都内の社会人学部で院を出てます」

まほ「・・・」

エリカ「大卒の私たちより学位は上です」

まほ「こ、高卒で幹部になってるんだから年齢が離れているはｚ
エリカ「入隊後二年で技術曹で二曹に。それから一選抜で幹部になってます」

まほ「で、でも歳が離れて・・・」

エリカ「３つしか離れていません。というか会ってますよね？何回かは知りませんけど」

エリカ「正直非の打ち所がありません」

まほ「い、家柄・・・」

エリカ「は？」

まほ「そうだ家柄はどうだこれなら文句ないだろう」

エリカ「文句言ってるのはあなたです」

まほ「そんなことはどうでもいい！」

エリカ「じゃあどこの家の方ならいいんですか？」

まほ「もちろん天下の西住流だからそれなりに戦車道を生業としている家でなくてはいかんだろ」

エリカ「そんなこと言ったら島田流のあのｋ
まほ「女とみほが結婚できるわけないだろうこのボォゲ！」

エリカ「イィラァッ」

まほ「・・・おいみっちゃん」

エリカ「みっちゃんてああ一応“み”はついてるか。で、なんですか」

まほ「今思ったんだが相手のことについて詳しすぎじゃないか？」

エリカ「はい？」

まほ「不倫か？」

エリカ「・・・は？」

まほ「不倫か？不倫だな！？」

エリカ「・・・」

まほ「相手の男と不倫してるんだろ！そんな男にみほを任せる訳にｈ
エリカ「おい」

まほ「・・・」

エリカ「・・・」

まほ「ご、ごめんなさい」

エリカ「正座」

まほ「はい」

エリカ「で、なにが気に食わないんですか？」

まほ「男なんぞにみほを任せられるか！」

エリカ「次ふざけたこと言ったら石抱させますよ」

まほ「わたしはお前の高校・大学時代の戦車部隊の隊長で先輩だぞ！」

エリカ「今は親友の幸せを邪魔するただのめんどくさい人です」

まほ「しんゆう・・・？」

エリカ「・・・あっ」

エリカ「//」

まほ「そうか」

エリカ「な、なにか問題でも？」

まほ「・・・何時からだ」

エリカ「なにがですか？」

まほ「とぼけるな！」

エリカ　ﾋﾞｸｯ

まほ「正直に言えエリカ」

まほ「何時から今の関係になった」

エリカ「こ、高校最後の戦車同大会の後ちょくちょく会ってそれからはまあなんとなく」

まほ「そうか」

エリカ「べ、別に先輩に隠してたわけじゃ・・・」

まほ「そうだったのか」

エリカ「わざわざ報告するほどのことでもないし」

まほ「通りでそんなに相手の男に詳しいかと思ったら」

エリカ「まあそんな感じではい」




まほ「まさかお前がみほの相手だったなんて」ｸｯ

エリカ「は？」

まほ「そりゃ詳しいはずだよお前が考えたいたんだもんなあ！」

エリカ「・・・」

まほ「出来すぎた男の奴な訳だ。実在しないんだもんなあそんな奴！」

エリカ「先輩」

まほ「とんだピエロだ。傑作だよエリカ！」

エリカ「・・・おい西住」

まほ「なんだ人には同性同士は結婚できないだなんだと言っておいて自分はちゃっかりみほと楽園を築こうって訳か！」

エリカ「さっき言いましたよね次は石抱だって」

まほ「ううぅ、重いぃ」

エリカ「十露盤板敷いてないだけありがたいと思ってください」

まほ「こんなのどこに置いてたんだよぉ」

エリカ「お世話の方に声をかけたら持ってきてくれました」

まほ「菊代さんめぇお母様に言いつけてやるぅ」

エリカ「家元はどうせならティーガー２の前面装甲をって進めてきましたよ」

まほ「なんて母親だ自分の娘が可愛くないのかよぉ」

エリカ「どの口で言うんですか」

エリカ「なんであんな冗談言ったんですか？」

まほ「冗談なんかじゃないみほに男なんて！」

エリカ「まじめな話をしているんです」

まほ「このぶぁか！ババア！戦車磨く暇があったら自分を磨け！」

エリカ「さて２枚目っと」

まほ「あー！嘘ですごめんだって～！」

エリカ「じゃあ言ってくれますよね何故頑なに相手の方を認めてあげないのか」

まほ「・・・」

エリカ「先輩？」

まほ「なんの話だっけ？」

エリカ　ｽｸｯ

まほ「嘘ウソうそ！冗談じょうだん！ホントやめてください今動けないんだからあ！」

まほ「殺されるかと思った」

エリカ「そんな大げさな」

まほ「本当に痛いんだからな！」

エリカ「三度目はありませんからね」

まほ「足まで縛ってあぁも～さあ」

まほ「みほはなあこんなちっちゃなときにわたしに向かって」

みほ『お姉ちゃん。わたしお姉ちゃんと一緒に結婚式あげたいな』

まほ「とか言ってきたんだぞ！」

まほ「これはもうわたしと結婚したいってそういう意味になるだろう！」

エリカ「なりません」

まほ「第一姉のわたしが結婚していないのに妹のみほが先なんておかしいだろう」

エリカ「そんなことはないｔ
まほ「ある！」

エリカ「えぇ・・・」

まほ「妹は順風満帆に結婚。一方姉は独身」

まほ「こんなのってあるか？あっていいのか！？」

エリカ「それが一番の原因ですか？」

まほ「そんなわけあるか！みほとわたしが結婚できないことが一番の問題に決まってるだろう！」

エリカ「（もうだめだこりゃ）」ｽｸｯ

まほ「なんでわたしはみほと結婚できないんだ。こんな国間違ってる！」

まほ「こうなったら国会に突撃かましてやる！」

まほ「さすがに一人ではきついが・・・」

まほ「そうだ！継続のえーっとああぁ忘れたがあの帽子を被ったのを仲間にすればいい」

まほ「そうだそれがいいあいつなら変な弦楽器ポロンポロンさせながら」

ミカ『結婚。それは本当に君に必要なことかな』

まほ「とかみほに言ってくれるはずだ！」

まほ「できるだけ話し合いで納めたほうがいいからな」

エリカ「はぁ～」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

エリカ「あ、もしもしみほ」

エリカ「うん、うん」

エリカ「ごめんね」

エリカ「本当にあれを見せてもいいの？」

エリカ「でも・・・」

エリカ「うん。わかった」

エリカ「じゃあ切るね」

面白い

みほさんは大洗でかなり浄化されたから
大学では恋愛経験をつんで、30前には結婚できそう。

姉？戦車一辺倒だからなぁ。アラサーからのお見合いルートのような気がする。

最近逸見がツッコミ役で酷使されてる気がする