銀時「真選組が探偵を雇っただぁ?」(63)

桂「どうやらそうらしいんだが…」

銀時「俺には関係ねえじゃねえか」

桂「それがまた関係あるんだ。お前もキラっていうのを探していただろ?」

銀時「ああ。あの犯罪者次々に殺す野郎の捜査を総一郎って奴から頼まれてよ」

桂「今回来た探偵もキラの捜査で来たらしくてな」

銀時「それと俺の依頼とどう関係があるっていうんだ、ヅラ?」

桂「ヅラじゃない、桂だ。いやまあ、お前がやってることをエリザベスから聞いてな」

銀時「ふぅん、まあその探偵と一緒にキラというのを捜査してやるよ。んで、探偵の名は?」

桂「確か…lという男だ」

銀時「l!?」

天人(あまんと)によって何でもありの町になった江戸。

いつ何が起こるかわからない物騒な世の中。

そんな中、一人の男が今日も大学へと向かうのであった。

リューク「何一人で変な事語ってるんだよ、月?」

月「一応説明は必要だろ?」

リューク「さっき語ってた中で物騒な世の中ってあったけど、お前もそれを作り出している一人だよな?」

月「ハハ、違いない。けど、平和な世の中にするためには僕が巨悪になるしかないんだ」

リューク「確かにな。だが、それじゃお前いつか死んじまうぞ」

月「どうして? デスノートを持った僕は無敵だよ」

リューク「いや、そんなこと言っても実例があるからな。某国の某皇帝が某仮面の男に刺されて死んだっての、あるじゃねえか」

月「へえ、知らなかった。リュークがアニメ好きだなんて」

リューク「ちなみに何のアニメかわかるか?」

月「コード○アスだろ?」

リューク「へへ、お前もアニメ好きじゃねえか」

~真選組~

土方「近藤さん、今日キラ捜査のために探偵がくるって聞いたんだが」

近藤「おお、そうだ。なんでも世界一の探偵らしい」

沖田「そんなのがここに来るってんですかい?」

近藤「ああ、そうだ」

近藤「お、噂をすれば来たらしい」

l「・・・」

土方「…おいいいいいいい!? 大丈夫なのかあいつうううう!!」

沖田「大丈夫でさぁ。なんたって世界一の探偵らしいですし」

土方「そういうこと言ってんじゃねえ! 何アイツ!? むっちゃ目の下にクマあるし! 世界一の探偵っつか世界一の寝不足男だろ!?」

l「あの、自己紹介させてもらえないでしょうか…」

近藤「あ、すみません。では自己紹介どうぞ」

l「どうもこんにちは。私が、lです」

ワタリ「ワタリと申します。どうぞこれからよろしくお願いします」

沖田「こちらこそよろしくでさぁ」

土方「…あーやっぱ駄目だわ、アイツらのテンションの低さには付き合ってらんねえ」

やべー面白そう

総一郎「おお、lじゃないですか。久しぶりです」

l「ええ。久しぶりですね。総一郎さん」

近藤「ん? 総一郎、知り合いか?」

総一郎「はい、昔とある大きな事件で一緒に捜査させていただきました」

沖田「大きな事件? なんでさぁそれ?」

総一郎「チャリ盗難事件」

土方「」

土方「おいちょっと待て、全然大きい事件でも何でもねーじゃねーか!」

沖田「そんなことありませんぜ、見廻組まで出てくる大事件だったんですぜ」

l「見廻組について知りたい人は銀魂'のバラガキ編を見てください」

土方「おいお前、メタ発言やめろ。あんまりやりすぎると物語がカオスになっちまう」

近藤「まあそういうことでだ、これよりキラ捜査を始める!」

銀時「お、いたいた。久しぶりだな、l」

土方「なんでテメーがここにいるんだ」

銀時「ヅラに聞いたんだよ」

l「久しぶりですね、坂田さん」

銀時「ああ、何年ぶりだっけ?」

ワタリ「1年ぶりではありませんか?」

銀時「あーそうだっけ?」

土方「てゆーかお前らいつの間に会ってたんだ!? 本編ではそんな模写一つもなかったぞ!?」

銀時「番組やってない時に会ったんだよ。そこでチェスやってた」

l「…てゆーか土方さんもメタ発言してるじゃありませんか。」

沖田「で、旦那。チェスの結果はどうだったんですかぃ?」

銀時「20戦0勝20敗」

土方「結局全敗かい!」

ワタリ「…いい加減捜査始めませんか」

~大学前~

新八「あのーすみません。」

月「はい、何か用ですか?」

新八「夜神月さんですよね?」

月「はい、そうですが」

新八「ちょっと一緒に来てもらえませんか」

月「ッ!?」(コイツ…真選組の回し者か!?)

新八「何をそんなに驚いてるんですか。キラのことでちょっと聞きたいことがあるだけですよ」

月「え…あ、ああ、そういうことですか」(やばいってこれ!)

新八「なんでそんなに動揺してるんですか。あ、もしかして」

月(ばれた! もういっそのことコイツ殺してしまうか? いや駄目だ! ここは大学前! 急に人が死んだら大騒ぎだ!)

新八「あなたがキラなんですか?」

月「い、いや。それより、あなたの名前は?」(もう殺すしかないか)

リューク「なんで考え改めてるんだよ、早すぎだぞ」

新八「僕ですか? 志村新八ですけど」

月(勝った!)

裏に手を組んで腕時計に仕込んだデスノートで新八の名を書く月。

リューク「ん…? コイツ…」

新八「何やってるんですか? さっきのキラ発言は冗談ですから、さあ、行きましょう」

新八がしゃべっている間に40秒経過。

月(勝ったッ!)

すると突然新八のメガネが割れる。

新八「うわっ!? おかしいな、なんで急に…」

月(えええええええ!? なにこれ!? どういうこと!? 40秒たっても死なないどころかメガネ割れるだけで済むなんて!)

新八「メガネ買ってこなくちゃ…あ、やっぱ聞き込みはいいです! 失礼しましたー!」

その場から立ち去る新八。

リューク「なあ、いいこと教えてやろうか」

月「何だ?」

リューク「実はあいつの魂、メガネだったんだ。だからメガネが死んだ」

月「…はあああああああああああああああ!?」


作者「寒いし手が痛いよ」

月&リューク「「お前黙ってろよ。」」

~真選組~

近藤「んじゃそういうことで解散。また明日な」

銀時「あいよ。さて後で新八に夜神の聞き込みの結果聞いてみるか。」


山崎「行っちゃいましたね、万事屋の旦那」

l「ええ。彼はとても頼もしい味方ですから、ずっとここに居られないというのが残念です」

総一郎「そうなんですか」

沖田「にしても、もう2時30分ですぜ。もう昼食にしませんか?」

土方「しょうがねえな。ほら、マヨネーズでもすっとけ」

作者「あ、省略されちゃった。」

沖田&土方&近藤&l&ワタリ&総一郎「「「「「「お前黙ってろよ。」」」」」」


ワタリ「いい加減私も出番がほしいです」

l「仕方ありませんよ、現状待機ってことで」

~道中~

銀時「ん? メールか。どれどれ?」

差出人:さぶちゃん
副題:キラ事件のことで

久しぶりだね(^_^)
銀たんが頼んどいたことちゃんと調べといたお☆
やっぱりキラは大学生あたりということで間違いないお☆
僕と銀たんだけの内緒だからね

銀時「相変わらずメールの時だけはテンション高いな」

~万事屋銀ちゃん~

銀時「ただいま~…」

しかし返事は帰ってこない。

銀時「留守か…?」

神楽「ウウウウウ…」

奥から聞こえる神楽の声。

銀時「! この声は神楽!? まさかキラに…!?」

ドアを開ける。その先にあったものとは…
次回「キラといってもseedは発現しない」。よろしく。

エリザベス[まだ続くよ]
作者「そりゃまあ、ノリの次回予告ですから」
エリザベス[お前黙ってろよ。]

銀時「大丈夫か神楽ァッ!?」

しかし誰もいない。

そりゃそうだ。よく聞いてみたら声はトイレからしていたのだから。

神楽「お、おお。銀ちゃんアルか。今トイレ行ってるから邪魔しないでネ…」

銀時「邪魔しねーよ!」

そう言い残すと銀時はテレビの電源をつけた。

ニュース「作者さんはこのスレ誰も見てないんじゃね?と言っていました。では次のニュースです。キラ殺害事件は止まらない…」

銀時「やっぱりどこの局もメインニュースはキラだ。キラって野郎は相当フリーダムな奴…ん? フリーダム?」

~道中~

マダオ「おお、銀さんじゃねえか!」

銀時「長谷川さん…」

マダオ「どうした?」

銀時「あんたがキラじゃないのか?」

マダオ「!!」

マダオ「…銀さん。」

銀時「…」

マダオ「そうだ。僕がキラ…」

銀時「やっぱりアンタが…」

マダオ「を知るかもしれない者だ。」

銀時「」

銀時「何それ? 知るかもしれない者ってどういうこと?」

マダオ「落ち着け銀さん。すべて話す。この間の話だ。大学生ぐらいの男がノートに名前を書くとそいつが40秒後にぱたっと死んじまったからさ」

銀時「ノート…? 40秒後…?」

マダオ「それが俺の知る真実だ」

銀時「ありがとよ、長谷川さん…」

見てるよ

銀時「そういや、今ターミナルに辰馬がいるって聞いたな…行ってみるか」

行きますか?
1分以内に>>32が はい か いいえ を選ぶ
誰も来なかったらはいルートにします

まさかの>>33になったという計算外

と思ったらまた失敗した
次の人はいかいいえどっちか頼む

はい

銀時「よし、>>35がはいって言ったし行ってみっか」


~ターミナル~

辰馬「お、久しぶりじゃのう! 金時!」

銀時「金時じゃねえつってんだろ。金時だったら番組表はおろか、だれもアニメの話できなくなるじゃねえか」

銀時「なあ辰馬、人の名前を書くだけで殺すことができるノートって知ってるか?」

辰馬「…まさかお前がそのことについて聞いてくるとは思わんかったき」

銀時「あるのか!?」

辰馬「ああ、あるぜよ。その名もデスノート。」

銀時「デスノート…!?」

~真選組~

l「暇ですね」

近藤「ん? 万事屋からメールだ」

差出人:坂田銀時
副題:凶器について

今俺の知り合いの宇宙行商人に聞いたんだが、
なんでもデスノートってのが存在するらしい。
死神しか作れないブツだって聞いたが、もしかして
キラはそれを使って裁きを行ってるんじゃないか?

土方「デスノート…?」

l「聞いたことがありますね。死神がまれに落とすといわれるデスノート。」

ワタリ「それが凶器なんでしょうか?」

ちょくちょく作者を話に食い込ませなかったら結構好きな部類なんだが

土方「なあl、さっきから気になってたんだが…」

l「はい?」

土方「その座り方、辛くないのか?」

l「慣れました。というよりこの座り方じゃないと落ち着きません」

沖田「それより、デスノートってのはどうします?」

近藤「うむ。とりあえず容疑者の家に張り込み調査を…」

土方「容疑者って誰だ?近藤さん。」

近藤「…(汗)」

沖田「何も考えてなかったんですね」

l「一応容疑者はいますよ」

新八「はい、その通りです」

総一郎「メガネ君、いたんだ…」

近藤「で、どうするんだl?」

l「ワタリがうまくやってくれますよ」

土方「あのじいさんで大丈夫なのか?」

l「大丈夫です、問題ありません」

沖田「ちょくちょく小ネタ挟むのやめてくだせえ」

~夜神家~

月「ふー、やっぱり自分の部屋が落ち着く」

リューク「今日もやるのか? 裁きを」

月「やるに決まってるだろ。とりあえずtvをつけよう」

月「なんだ、この放送?」

リューク「ん? どうした?」

~テレビ~

エル「私の名は、エル。キラ、お前のやっていることは悪だ。どうやって犯行を重ねているのかは知らないが、絶対にお前を捕まえる。」


月「lだと!?」


エル「もし今私を殺せるのなら、私を殺してみろ」


月「上等だ…!」

月は即座にエルの名を書いた。

月「僕の…勝ちだ!」


エル「ぎゃああああああああ!!」

l「…かかったな、キラ。私が本当のlだ。」


月「なっ…!」

l「おかけでお前の居場所がわかった。江戸の歌舞伎町に今、お前はいる。なぜなら歌舞伎町でしかこの番組を流してないからだ」


月「やられた…!」


l「お前だけは必ず逮捕する。最後に一つだけ言っておく。死んだほうのエルは…ただのモブキャラだ」


リューク「…モブキャラっていうのはどうでもいいと思うがな」

~真選組~

l「…ふう、うまくいきましたね」

土方「おおい、人が一人死んでるぞ!?」

l「問題ありません、死体とか書類とかはワタリがなんとかしてくれます」

土方「どんだけチート能力もってんだあのじいさんは!」

総一郎「人、それを…ジェバンニという。」

土方「どうでもいいから!」

沖田「…で、容疑者は絞り込めたんですかぃ?」

l「夜神さんには残念な報告かもしれませんが…絞り込めました」

総一郎「何ッ!? 誰なんだキラは!?」

l「…キラは恐らく、夜神月です」

総一郎「なん…だと…!?」

銀時「んなことだろうと思ったぜ」

近藤「万事屋! お前いつの間に…」

銀時「今の間にだ。新八によるとそいつは誰もいないのにだれかとしゃべったりキラのことを聞くとかなり動揺していたらしいぜ」

総一郎「嘘…だろ…?」

銀時「本当だ。ついでにノートに名前を書いた彼を目撃した40秒後に人が死んだという報告もある」

l「しかし、物的証拠がありません」

銀時「そういうときはあれだ、あれ。監視カメラ。」

沖田「たまにはいい案考えるじゃありませんか」

l「わかりました。夜神さんの家のいたるところに監視カメラをセットしましょう。いいですね?」

総一郎「…ああ…」

近藤「よし、決まりだな。ザキ!総一郎の家のいたるところに監視カメラをセットしてこい!」

山崎「アイアイサー!」

それから24時間が過ぎた。

月が出て行ってる間に監視カメラがあらゆるところに仕込まれた。

しかし月はそれに気づかず机の上にデスノートを置いて犯罪者を殺すという暴挙に出た。

それを追い詰めた坂田銀時。

焦った月は死神の目をリュークからもらい彼らの本名を書く。

月「し…死なない!? どういうことだ!?」

銀時「俺たちは辰馬からの提供でもう一つデスノートを手に入れた。そして自分たちの名前を書いた。俺はあと68年だ」

l「月君…いやキラ、お前を逮捕する」

月「ふざけるなーーー!」

土方「…フー、12時23分、夜神月確保」

総一郎「・・・」

近藤「落ち着け総一郎。わが子を失った気持ちはわかるが…」

沖田「任務に私情は禁物ですぜ、総一郎」

こうしてキラ事件は唐突に始まり、唐突に終わった。


~真選組~

土方「l…」

l「…土方さん、近藤さん、沖田さん、銀さん…ありがとうございました…」

銀時「・・・」

近藤「お前ら…行くぞ…」

銀時「ああ…」

l「総一郎さんによろしくお伝えください」

土方「ああ」

立ち去る4人。

l「…ワタリも本当にありがとうございました」

ワタリ「いえいえ…」

l「もうそろそろ時間のようです。あなたもみなさんのところへ」

ワタリ「…はい…」

l「…あばよ、ダチ公…」

ワタリ「こういうところで小ネタ挟むのやめてくれませんか」

立ち去るワタリ。


l「最後にみなさん、この小説を読んでくださってありがとうございました。…!」

エル・ローライト死亡。享年25歳。

~万事屋~

神楽「銀ちゃん、もうすぐ金曜ロードショー始まるアルよ」

銀時「今日の金曜ロードショーってなんだっけ?」

新八「えっと…確か今日はデスノートだったっけ…」

銀時「デスノート…」(俺はきっとこの事件を忘れたりはしないだろう)

銀時(そしてこんな事件はもう起こしてはいけない。あいつとの…lとの約束だから)


エリザベス[完]

つーわけで暇つぶしにやろうと思ったらかなり時間がかかってしまいました。
ちなみに即興です。中二くさいかもしれませんがそりゃしょうがない。
書いたの中学二年生ですから。
デスノートはあまり詳しくないけど書いてみました。
途中で作者ネタ入れたのは自分的には自虐だと思っています。
不快になった方はすいませんでした。
時間がやばいのでもう寝ます。
もしかしたらまた来週新しいの作るかも。
ではではそーゆーことで ノシ



作者ネタ以外は面白かった



面白そうだと思ったけど余計な安価とか作者ネタでやや萎えて、最後の長文言い訳で台無しだった
もう書かなくていいぞ

>>59
下手するとコピペにされて貼って回られるレベルの痛さだな
ss以外のレスはなるべく書かない、書いても最低限にしたほうが大体無難

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