鹿島「提督さん、こんな時間に何かしら?」 (22)
2月15日 PM20:00
提督「と、いうわけで、だ。少々体調がすぐれないので、一時間ほど有給を使わせてもらいたいんだが……」
大淀「了解しました……提督……なるべく早くお帰りを」
提督「な、なんの事かなぁ……」アハハ……
大淀「……ええ、体調が悪いんですよね、ええ、理解しておりますとも」
提督「……デザートでここはひとつ……」
大淀「……ゼリーは嫌です。ケーキなら」
提督「ぐっ……ならそれで……」
大淀「それでは、受理いたしますね」ニコッ
提督「うっし!」
鹿島「こんばんわ、提督さん、大淀さん」
提督「うひぃ!」
大淀「あら、鹿島さん、こんばんわ。本日の当直は貴女でしたね、そういえば」
提督「……が、頑張ってくれたまへ……じゃっ」ソソクサ
鹿島「提督さん、どうかされたんでしょうか……」
大淀「ん~……。ああ、そうそう、提督は体調が優れないとかで、明日、前休一時間取ってらっしゃいますよ」
鹿島「え、大丈夫かしら……」
大淀「そう思うのでしたら、少し気にかけてあげたらどうかしら」
鹿島「はい、そうします!ありがとうございます、大淀さん!」
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2月16日 AM05:00
提督「ふぁ~……いつもより早いから、少し眠いな……」
提督「しかし……男にはやらねばならない時がある!」
提督「とりあえず着替えて……と」
鹿島「あら?提督さんのお部屋から明かりが……」
鹿島「提督さん、起きてらっしゃるのかしら?」
鹿島「ご気分が優れないと伺っていましたし……大丈夫かしら……?」
2月16日 AM06:00
鹿島『マルロクマルマル!総員!オコーシ!』パッパー♪
提督「やべ、ちょっとうたた寝してしまった……点呼が始まる前に抜け出さねば……」
鹿島「あれ……?あれは……提督さん?……薬でも買いに行ったのかしら?ん~……」
香取「おはよう、鹿島。当直、ご苦労様」
鹿島「…………」
香取「鹿島?」
鹿島「香取姉!」
香取「あ、あら?何かしら?」
鹿島「そ、その……頼みがあるんです!」
同日 AM06:30
提督「ふい~……さぶさぶ……。いやぁ、近くに杉屋があって良かった~。ここで朝食でも食べながら時間潰す……」
鹿島「居ました!提督さん!」
提督「ふぁぁっ!?」
鹿島「提督さん?」
提督「……え?提督さん?誰ですかねぇ……ワタシ、堤(つつみ)督(おさむ)と申しまして……」
鹿島「むー、何をおっしゃってるんですか?鹿島が提督さんのこと、見間違えるわけないじゃないですか!」
提督「あ、ああ、鹿島……奇遇だな……こんな所で」
鹿島「なに言ってるんですか。鹿島は提督さんのこと、探していたんですよ?」
提督「え~っと……なぜでしょう……」
鹿島「大淀さんに聞いて知っているんですよ。体調が優れないって」
提督「チッ……大淀め……余計な事を……」
鹿島「ダメじゃないですか~、安静にしてなきゃ……。お薬なら、言ってくだされば鹿島が買いに行きますのに」
提督「いや~……あ~……実は……ちょっと買い物がありまして……」
鹿島「だったらなおの事です!提督さんがこんな寒い時間に外に出て、風邪でも引いたらどうするんですか?
」
提督「うん、すまない……」
鹿島「分かればいいんです。それじゃあ、もう出てきてしまったものは仕方がないので……鹿島が買い物にお付き合いいたしますね」
提督(アカン)
提督「あ~……鹿島?その~……気持ちは嬉しいんだが……」
鹿島「はい?」
提督(クッ……かくなる上は……)
提督「あっ!鹿島!寝癖がついてるぞ!」
鹿島「え?そんな……寝癖だなんて……やだ!」
鹿島「鏡鏡……ってそういえば鹿島は当直だったので寝癖なんて……提督さん?」
提督「うおぉぉぉぉっ!」全力ダッシュ?
鹿島「あっ、提督さん!待って!」
同日 AM06:45
提督「ふいぃー、なんとか撒けたか?」
提督「全力疾走してもう汗ダクだよ……」
提督「お、こんなところにワッグとかあったのか……ちょうど腹も空いたし……あ~、でも時間ギリ……いいや、入っちゃえ」
店員「いらっしゃいませー!」
提督「さ~て……あ、今もう朝ワッグ?」
店員「そうであります。メニューで言えば、このあたりの商品が提供可能であります」
提督「ん~……目玉焼き入ってるのがなぁ……マフィンってどうにも見た目がハンバーガーって感じじゃないからなぁ……」
提督「えっと……フィレオフィッシュとハッシュポテト……」
店員「お飲み物はいかがでありますか?」
提督「いいや。あ、テイクアウトで」
店員「ご注文、繰り返すであります!」
店長「あ~、バンズがもうないからフィレオフィッシュはできないにゃ」
店員「え?……またですか?」
店長「またにゃ。……まったく、アカシロのヤツめ……いい加減首にしてやるにゃ!」
店員「えっと、申し訳ないであります……そういうことなので……マフィンなら提供できるでありますが……」
提督「ふ~む……じゃあ……」
鹿島「提督さんっ!ココに居たんですね!」
提督「げぇっ、鹿島!」
鹿島「提督さん!なんで逃げるんですかぁ!」
提督(言えるわけないだろ!)
店員「お客様、どうなさるでありますか?」
提督「ん~~……鹿島!」
鹿島「はいっ」
提督「任務を与える!こちらでナゲットを20人分購入後、鎮守府の非番の皆で分けなさい!」つジェットストリーム樋口
提督「ではサラバ!」シュバッ
提督(20人分も作るのには時間がかかるはず……その間に……)
鹿島「提督さん?提督さん!?」
店員「ご注文、ナゲット20人前でよろしいでありますか?」
鹿島「は、はい……あの……申し訳ありませんが……」
同日 AM06:55
提督「ひぃ…ひぃ…」
提督「よし、間に合った……これで……。うわっ、並んでる……」
鹿島「提督さ~ん!」
提督「へぁっ!?」
鹿島「はぁ…はぁ…提督さん、やっと……追いつきました……」
提督「か……鹿島……」
鹿島「提督さん!なんで逃げるんですか!?」
提督「いや~、あ~、その、な……」
鹿島「……提督さんは、鹿島のことが嫌いなのですか?」
提督「いや、そんなことは……」
鹿島「だったらなんで逃げるんですか!?」ウルウル
提督「あ~、すまん……その……」
並んでる人「……女泣かすとか最低クマ」
提督「うぐっ」グサッ
提督「あの、鹿島……ここだとちょっと人目につくから……な」
鹿島「うぐっ……ひっく……」
同日 AM7:00
提督「ほら、鹿島、泣き止んで……」
鹿島「ヒック……ヒック……提督さん……」
提督「あ~、その、な。悪かったよ……。その……ちょっと買う物のことを、鹿島には知られたくなかったんだよ……」
鹿島「……え、えっちなのはいけないと思います」
提督「ちげーよ!男として確かにそういうものは否定しないけど、こんな時間にわざわざ前休使って買いに来たりしねーよ!」
鹿島「じゃ、じゃあ、なんで……」
提督「……あ~……前、さ。お前、撮影したろ?」
鹿島「はい……でもそれと何の関係が……」
提督「関係大ありなんだよ……。その、撮影って、なんのために使われたか知ってる?」
鹿島「……広報に使うとだけ……」
提督「えっとな……広報っちゃ広報なんだが……軍のではない」
鹿島「……?」
提督「あー!もー!実はな、本日16日の07:00時から、お前の写真を使ったタペストリーが、ユン○ルに付属されて販売されるんだよ!」
鹿島「えっ?えっ?」
提督「私はな、それを買いに来たんだよ!」
鹿島「提督さ……あれ?え?///」顔真っ赤
提督「あ~ちくしょー……だから知られたくなかったのに……」
鹿島「提督さん///」
提督「いいか?そこを動くな!今から、か、買ってくるからな!」
鹿島「は、はい」
同日 AM07:15
提督「くっそー!もう完売って嘘だろ!」
鹿島「…………」
提督「開始10分で完売とか、さすが有明の女王……」
提督「くっそー……」
鹿島「提督さん!」
提督「なんだ?」
鹿島「怒らなくても、鹿島はお側に居ますよ」
鹿島「うん、ずっとお側に……」
提督「鹿島……」
このあとめちゃくちゃ買い物した
と、いうわけでローソンの販売開始まであと45分です
みんな!財布の中身は十分か!
必要もないのにユンケルとか買います。お菓子とか買います
ゼリーも二種類買います
皆さんも買いますよね?
では、依頼出してきます
そういえばコラボするんだっけ、乙
乙です
もう店内にいるであります!
ゼリー忘れてたorz
ユンケルは一番目と二番目に安いのだけ売り切れてたな
割とタペストリーは余ってたけどな
それよりゼリーのが品薄過ぎてヤバイ
六店舗くらいまわってようやくほっぽちゃんゲットしたわ
近所の3店舗回ったのにどこも矢矧のクリアファイルだけ品切れだったよ 他の3姉妹のは少なくとも5枚は余ってたのにィ・・
誰だよ買い占めた奴はwww
乙
乙
こっちは全部品切れだったいやぁ困った
連装砲ちゃんに会えなくて震える…
冬 コ ミ の 女 王
鹿島ってなんであんなに人気出てるんだ
>>20そりゃうちの鹿島はイケメンだからだろ
うちの近所の田舎ローソンは有り余っている
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