【安価注意?】某航空隊パイロット成長記 (22)
初心者なので遅れることが多々あり、なかなかつづきをうp出来ないかも知れませんが、生ぬるい目で見守って下さい。
原作というか、参考にしたのは、あるのかないのか微妙な作品です。
オリジナル設定が鬼のように出てくる恐れがあるため、各自防御策をとっておいてください。
それではまもなく投下開始です。
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ん・・?
穏やかな春の日。
今日もいつもと変わらない日々が過ぎようとしていた。
ここは統合航空学校。自家用機から旅客機、戦闘機のパイロットを数多く輩出してきた名門校である。
今日、第53期生、103人が初めての実機訓練を向かえている。
実機訓練の教官になってまもない山田という教官が喝を入れ続けていた。
「お前ら、操縦桿を握り、飛行することになる。ここからは1度でもミスをしたら生死に関わってくる気を引き締めてあたれ。以上!!」
訓練生達は顔を引き締め、準備にあたる。
そんな中の眠そうなやつが1人いた。
「小間谷、貴様はやる気があんのか!ないんか!答え…。いや、貴様が最初だ。悪い見本になるんだな。はっはっは。」
高笑いをする。それを脇目にノロノロ動く小間谷に教官はカンカンだ。
あ、そうそう。この作品、いろいろなものに影響されていて、気づかぬうちに混ざっているかもです。突然深海棲艦やネウロイとかが出てきても普通のこととして割り切ってください。
ただ、現状は訓練生としての日常(?)を送ります。
あと、作戦や結果は安価で決めたりもします。ちょこちょこ見に来てください。
※酉替えました。多分
小間谷は他の訓練生よりも素早く練習機の整備を済ませ、そうそうと乗り込む。
「教官、何そこで喚いているんですか、置いていきますよ。」冷たく言うのに対して、教官はカンカンで怒鳴り声を止めない。
小間谷は無視をし、管制と連絡をとる。
「こちら訓練1号機、滑走路までの移動許可を。」
『こちら管制塔、訓練1号機、移動を許可する。』
「こちら訓練1号機、滑走路までの移動を開始する。」
とすんなりいろいろやってしまい、教官はカンカン度が頂点に達しそうであった。
「貴様、今すぐ機から降りろ。鉄拳制裁が必要なy「黙れ。機長は俺だ。」機長は初日であるため、教官即ち俺にするようにと伝えたぞ。」
怒鳴るのに対して冷淡に告げた。
「飛行計画書、よく見てください。納得いかなくても飛びますから。」
と言いつつ管制に離陸許可をとる。教官は小間谷が逆に書いてあったのに気がついていなかったようだ。
小間谷は管制の許可を確認すると同時にスロットルをあげ、離陸した。
「おうおう、こんなこと猫にだってできるぞ!粋がるじゃねーよ。」
さすがに怒ったのかわからないが激しい機動になる。ロールや背面飛行等のアクロバット飛行を繰り返すうちに罵声はおさまり、飽きた様子の小間谷は着陸の許可を求めた。
着陸し、スポットに到着するとほかの訓練生や教官が集まってきた。
「気絶してるから、あと頼む。ほんじゃ。」と言いそうそうと着替えに行く。
それを聞いた面々は何がなんだかだったが気絶している教官を見て慌てていた。
今日はここまで。
とりあえず安価行きます。気絶してる教官がその後どうなったか
>>8の案を使います。
よろしくです。
眠っている
改造手術を受ける
安価に対応ありがとうございます。>>8の使わせてもらいます。
小間谷に学校運営部から呼び出しを受けた。校長からこう切り出された。
「小間谷君、ちょっと聞かせて欲しいことがある。山田教官についてだ。あやつは何かしでかしたな。間違いないな。」
頷き、ことの経緯を1から100まで話した。
校長らは『やはりか。』という顔をしている。
「いやあ、すまんね。あやつは俺の教え子だからな、ちょっと甘く見すぎていたようだな。事務課長、戦息研から出向者を出して欲しいと要請があったよな。」
「戦闘息子開発研究所から男1名あります。出向させるんですね。」
戦闘息子開発研究所?なんか人造人間うんぬんという噂を耳にしたことがある。実際逃げてきた者曰くやばいところらしい。
「山田のやつもそこで変われるだろう(意味深)あと、小間谷君、見ていた管制から報告を受けたのだが、初心者にあるまじき飛行スタイルだったようじゃないか、まさか間違えて免許取得過程に入れられたのではないか。」
校長、報告だけで小間谷が操縦士の免許を持っていると悟ったようだ。
小間谷が頷くと、校長は教育課長にある書類を渡し、支持をした。
「小間谷君、荷物をまとめて部屋で待機しておいてくれ。」
と言われ退室を許された。
小間谷が部屋に戻り、片付けをしていると教育課長がやってきた。
「小間谷君、この度は迷惑をおかけた。申し訳ない。君が進むべき高度訓練過程へ編入手続きを済ませてもらった。荷物をまとめてついて来てくれ。」
教育課長は謝罪し、小間谷を高度訓練過程の宿舎へ案内する。
〈一方その頃〉
「山田教官、ご苦労であった。ちょっと行って欲しいところがあるから、すぐに支度してくれ。」校長自ら辞令を渡す。それを見たあの教官は真っ青になる。
「いやぁー、山田教官の更なる成長を見込んで向こうからオファーがあったからOKしておいたよ。(魔改造されても)頑張ってね。」
「ぎゃーーーー!!」
高度訓練過程の宿舎に通される
「Welcome to the advanced training process.舎長の成乃川はゆむだ。高度訓練過程生、一同新たな仲間の編入を歓迎する。」
先輩訓練生との対面だった。とても人間的に良さそうな人たちであった。
対面と当面の方針を告げられたのちに教育課長は去っていった。見送ったと同時に飛びつかれた。
「お前すげーな。あのウゼー変態大音量スピーカー野郎を黙らせたとはな。たまたま見てたが、列機に欲しいよな。あれほど荒ぶる飛行が出来るなら。なぁポチ。」1人が問いかける。
「あぁ。そうだな……っておい。俺はポチじゃねーよ。お前、バカにすんな。」
「はぁ?方置(かたおき)でほうち→ポチ。間違ってないじゃないか。」
「やんのか貴様、貴様だってクマじゃねーか。」
「うっせー。俺にだってな隈咲剛児(くまさきこうじ)って名前があんだよ。」
「黙れグリズリー。」
舎長が呆れ顔で制裁措置をとった。
「お前ら馬鹿か!後輩が入った途端これか。お前らバケツを持って外で立ってろ!」
拳が飛んだあと、説教タイムとなった。
「この2人はちょっと荒っぽいが根はいいやつだ。ほかの仲間たちは冷静なほうだから、安心してくれ。あ、自己紹介するの忘れてたな。じゃあ、小間谷君から。」
そんなこんなで自己紹介中にまたあの二人は言い合いになり、今度は便所掃除になった。
今日ここまで。
手書き書き溜めがあるのでしばらく安定ペースで投下します。
では。Good night!
再開予告。
マルマルマルマル頃に再開致します。
暫くお待ちください。
若干早いですが投下開始です。
小間谷が高度訓練過程に編入から一週間後、あるお達しが回ってきた。
『謎の小型航空機を発見しても無理に撃墜するな。友軍が始末をしてくれる。』
という意味不明なものだった。
隈咲が口を開いた。
「噂で聞いたんだが、洋上を忍者の如く走り回り、砲を持ち戦う少女がいるようだ。そこがその友軍じゃないかと俺は予想するんだが。」
聞いたことがあるようでない噂を話すと、舎長が軽く笑い話し出す。
「噂じゃねーよ。機密情報扱いになっているからな。あまり詳しく聞けなかったが、戸籍がない少女が突如増え、突如戸籍が作られたらしい。もしかしたら俺らもその近くに送られるかもな。」
小間谷は軽く聞き流し、食事を続ける。
「大平だ。小間谷訓練生、ちょっと個人的なフライトに付き合ってくれんか。」
大平教官が食堂にやってきて呼び出された。
「マーティー、行ってら」舎長らに見送られる。
明らかな寝落ちでした。
今日もどこか、投下します
大平教官に連れられ格納庫にやってきた。
「これからはこいつを使うと良い。」
F/A-52Aフライングウルフ、まだまだ生産数が少なく、トップエースしか配備されていない最新鋭機だ。正直どうして訓練生である小間谷のところに回ってきたのだろうか。
「これが受領書だ。ここにサインを頼む。まぁ、細かいことは聞くな。あいつの息子だから上層部も待遇を厚くするわな」ハッハッハ
親父は日本が何故か中立宣言した第二.五次大戦時、中立国間の航空機を護衛する戦闘機隊のエースだった。今となってはかなり古い飛行機で遊覧飛行をするだけだが。
そんな親父の息子だけで評価が高く、地味にウザい。ただ、大平教官は親父と同じ隊の戦友で普通に扱ってくれる。そう、戦友を見るように。受領書にサインし、マニュアルを受け取る。さらりと読み乗り込み、整備項目を確認し、飛び立つ準備にあたる。初めてなので珍しく慎重に行った。
滑走距離は高度訓練過程に配備されているT-30ジェット訓練機を少し悪くしたようなものだった。空戦性能は段違いの良さで文句なしで、夜間飛行は最高らしい。また、機体の安定性が高く、手を離してもまっすぐ飛び続けることができ、たいそう便利だった。
現在の主力戦闘機F-47に乗る大平教官と暫し楽しい模擬空戦を行い、その後に基地に帰投した。
今日は月に一回の鍋パーティーの日。
方置先輩の順番だった。
「お待たせ。今日の鍋は闇鍋(笑)だぞ。喜べ!」
皆が冷たい顔をする。冬だから鍋パーティーだが、夏ならどうなんだろと関係ないと思うことを考え現実逃避してみる。
「なぁなぁ舎長、ポチのあれ、アウトですよね?」
隈咲先輩がお伺いをたてる。舎長は数名に何かを伝え去っていく。その直後保井先輩から『今すぐ本科の食堂に向え』と伝えられ従った。
方置先輩はその後独りで鍋を食い。医務室に運び込まれたようだ。
高度訓練過程が軍の航空学校の一部ということを忘れないようにしましょう。
お久しぶりです。
訓練生として2年がすぎる頃、各々がに二流パイロットになったある日、突然大平教官が『空中散歩に行こう』と言い、格納庫に集めた。
「教官、今日の天候>>22ですよ。これでいいですね。」
「ああ。だからこそ散歩だ。」
舎長が確認したが変える気はなさそうだ。まぁそこまできつくないだろう。
「各自、機体の準備にあたれ。5分後には散歩開始だ。」
安価、来たらそれらしく直して行くので明日には強行突破します。
>>22、もし案があったらどうぞ。
ないので突破して行きます。
猛吹雪という最悪の天候の中、1行は飛び立とうとしている。
「教官、前が全く見えません。僕達には危険すぎます。」
舎長がそういうが、大丈夫と信じて疑わない教官はのんきにチョコレートをポケットから1かけ取り出し、口に入れる。
「そうか、なら行ける奴だけ来い。多分だが小間谷はもう乗り込んで待ってるぞ。」
大平はポケットからキャラメルを取り出し、頬張り、鼻歌を歌い格納庫へと歩いて行った。
成乃川も舎長としての威厳を守るためかはわからないが走ってついて行った。
結局全員集まり飛んでいた。
『伝えることがある。今日でこのメンバーで飛べるのが最後だ。つい一時間前に辞令が届いた。帰ったら渡すが、この先の道でお前らがどうなろうが、俺はお前らの味方だ。明日から俺も前線に出ることになったから暫くは会えないだろうな。って湿気た話は終わり。さて、空中散歩を楽しむぞ。』
重大な話を地上ではしたくなかったようだ。親父と同じようなタイプの人間だなぁと実感した。
格納庫に機を入れるとさっそく渡された。
【日本海軍大村航空隊タウイタウイ島派遣隊】
何じゃそりゃ。聞くところによると特殊兵装艦が深海棲艦相手に暴れているようだ。
数日後
「小間谷優 海軍上等飛行兵、ただ今タウイタウイ泊地に着任しました。」
司令官執務室で着任挨拶をすると女性士官からこう告げられた。
「小間谷上等兵、ここでは男性の行動が大きく制限されます。当泊地ないでの行動は、泊地司令と私参謀長、ないしは憲兵隊により指定されたことのみ可能とする。女性優位、指定外の交流厳禁です。嫌でしたらこちらの書面に必要事項を記入いただき、暫くの待機となります。」
はい?若そうに見えるけど、さ、参謀長!
なんだか不思議な泊地だ。
まぁ楽しそうだし、ここにしばらくの間ここに居ようと思う。
「では、私が宿舎に案内します。ついてきなさい。」
泊地の中心部から少し離れたところにある地下室がパイロットの宿舎だ。
中は広く、兵に対する待遇としては最高と言えるだろう。
「食事はここのもう一つ下のフロアに憲兵隊の食堂があります。そこを使用しなさい。以上です。質問は」
「日々の鍛錬はどこでするべきなのか……。」
「訓練等は憲兵隊から聞いて行いなさい。多分共用だけど。では失礼します。」
朝、泊地の憲兵隊と合同で……という便乗して訓練している。
「小間谷上等兵、本気で行くぞ、ついてこい。」
走り込みをガチンコでやっている時にこの泊地の司令官がやってきた。
「おお、元気だな。俺も走っていくか。」
泊地司令官と憲兵隊長と一緒に走るという不思議な光景が広がっていると噂になったようだ。まあ気にするつもりは皆無だが。
午後、司令官に呼び出され、空に上がる。そこに骨董品とされているF-4ファントムがやってきて、通信してきた。
内容は模擬空戦。F/A-52フライングウルフにとっては完全なる鴨だと思われた。
結果F-4は案の定負け……なかった。
司令官と参謀長の二人乗りの機であった。
完敗であった。弾薬切れまで撃たさせ、何も出来なくなった頃に正面からキャノピーを撃たれた。
司令官が言うには、『意外な機こそ強い。近代戦でも零式戦は弱い訳では無い。』正直、どうにかよくわからない。
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