男「くすぐりウイルス?」(11)

男「なんだよそりゃ」

科学部「感染した人間を重度のくすぐりフェチに変えてしまうウイルスだ。昨日偶然にもできかけたものを、深夜のテンションで完成させてしまった」

男「おまえ天才だけどバカだよな」

科学部「成人前の女性にしか効果がないぶん完全ではないが、こんなものは処分せねばな」ヒョイ

ツル ガシャーン!

男「…………」

科学部「…………」

科学部「逃げるぞ!」ダッ!

男「お、おい!引っ張るな!」

科学部「ウイルス自体が微量なためせいぜい学校内のみにしか感染者はでないだろうが……もとが女子高なため男子の人数が少ないこの場では充分最悪だ!」

男「なんのこと……あ!おい!」

女子高だったのが共学になったってことでいいの?

友「お、おい男!」

男「友!どうした!?」

友「大変なんだ!学校中の女子が倒れて……」

男子1「男子で倒れてるのは一人もいないんだが……」

男子2「うん……」

男子3「先生たちは男女全員無事みたいだ」

男子4「いったいなにが……」

科学部「まずい……!」

>>3 そう

ガシ ガシガシ!

男子1234「ん?」

女子「うふふ……」

女子2「つかまえた……ふふ」

女子3「もう逃がさないよ……ふふ」

女子4「くすぐらせて……くすぐらせて……うふふ」

男子1「おい、おまえら大丈夫……」

科学部「逃げろ!」

ガタアン!

男子1「うわ!」

男子2「な、なにすんだよ!」

男子3「は、離せよ!」

男子4「ぐ……」ジタバタ

女子1234「うふふ……」

ビリイイイ!ビッ!ビイイイ!

男子1「なっ!?」

男子2「なんで脱がされっ!?」

コチョコチョコチョコチョ……

男子3「なっ!?あひゃひゃひゃひゃ!?」

男子4「な、なんだよ!?やめっ!あははははは!」

男「なっ……!」

友「なんだこれ……!どういう……」

女子5「あ……まだあそこにも……」

科学部「!逃げるぞ!彼らのことはあきらめろ!」ダッ!

男「お、おい!」ダッ!

友「まてよ!」ダッ!

女子「こちょこちょこちょこちょ」

男子「あははははは!あははははははは!」

保健室

科学部「とりあえず鍵のかかるここで……」ガチャン

男「はあ、はあ」

友「ど、どういうことなんだよ!なんで女子達があんな……」

科学部「……全て俺の責任だ。実は……」

友「そんな事が……」

科学部「すまない……」

男「お、おい、なんか足音しないか?」

友「え?」

科学部「二人とも静かに……」

「ひいぃい!やめろ!来るなぁ!」

「ふふふ、もう逃げられないわよ……」

「ひ、ひい……」

ビリイイイ!ビッ!ビイイイ!

「うわぁあぁあ!」

「こちょこちょ、こちょこちょこちょこちょ」

「うひゃぁああぁあっはっはっはっは!やめろ!やめろぉ!」

「ふふ、ほら、ほらほらぁ」

「ひいぃいっひっひっひっひっひ!やめえぇえ!!」

友「ひ、ひい……」ガタガタ

男「…………」

科学部「くっ……」

すごくおうえんしています。ぜひかんけつを

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