1月5日…冬休み…
― 午後 ―
連続殺人事件を解決し、事件の黒幕であった足立刑事を凶行を阻止した自称特別捜査班の一同は、
穏やかな休息の日々を送っていた…
……だが、
番長「ここは…どこだ?」
番長(落ち着け…状況を整理しよう…)
番長(商店街を歩いていたら急に妙な霧に囲まれて…)
番長(気が付いたらテレビの中のようなこの世界にいた……ここは一体?)
???「ダメえぇ!!その子を傷つけないでぇ!!!」
番長「…!…人の声!?…あっちか!!」ダダッ…
切羽詰まる声が聞こえた方へ駆け付けると、
少年の前に異様な光景が目に飛び込んできた。
黒髪の少女が、自身の目の前で尻餅をついて座り込む緑色の髪の少女に向けて、
「今トドメをさしてやる」と言わんばかりに巨大な銃を構えている。
???「お願いだからやめて!!」
しかし銃口を向けられた緑の髪の少女は全く動じない。
どうやら先程からわめいているのは黒髪の少女の方のようだ。
番長「よせ!…何やってるんだ!!」
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