橘ありすメインのモバマスSSです
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モバP「がんばれ!ありすちゃん」ありす「お料理編」
モバP「がんばれ!ありすちゃん」ありす「お料理編」 - SSまとめ速報
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ありす「運動会で長距離走ですか?遠慮しておきます」
ありす「…アイドルは全員参加?仕方がないですね」
ありす「これからタイムをとるんですか?わかりました」
ありす「大丈夫です。小学校の時には毎年やってましたし、走るだけですから」
―――
ありす「ぜぇ…ぜぇ…」
ありす「何ですか、Pさん。え、タイムが?」
ありす「…同じ距離を走った年下の子たちよりも遅い?」
ありす「う、うう…」
いつき「運動の前には準備運動をすること!大事なことだよっ!」
ありす「い、いわれなくても…」グッグッ
茜「それにしても私たちのランニングに参加したいなんて珍しいですね!!!運動会に向けてですか?!!!」
ありす「え、ええ、まあ…」
真尋「そんな固くならない!軽いランニングなんだから気楽にいかないと!」
洋子「ペース配分も大事だね!初めから飛ばすとすぐにバテちゃうよ!」
ありす「な、なるほど…」
真尋「あとはちょっとずつでも続けて体力作りしていけば運動会には間に合うはず!」
茜「それじゃあ走りましょう!!ボンバー!!!!!!」ダッ
ありす「あっ…ちょっと、皆さん!置いてかないでください!」ダッ
ありす「見てくださいPさん。短距離走、同時に走った6人中2位になれたんですよ」
ありす「…失礼ですね、私にもこれくらいできます」
ありす「うっ、…確かに短距離走のコツも教えてもらいましたけど…」
ありす「次は長距離走ですね。これも自信はあります。スタートラインはどこですか」
ありす「…えっ、計ったタイムが悪かったから走る距離は最低の300メートルなんですか?」
ありす「同時に走る人は…」
小梅「…!」フリフリ
文香「…」ペコリ
ありす「…よ、よろしくお願いします…」
ありす「バドミントンですか?羽はゆっくり落ちてくるから簡単なように見えますが」
ありす「Pさん相手に三点先取できたら何でも言うことを聞く?何を子供っぽいことを…」
ありす「…やらないとは言ってないです」
―――
ありす「はあ…はあ…」
ありす「ひ、卑怯です…羽を近くに落としたり遠くに落としたりするなんて…」
ありす「…次にやるときは一点でも入れたら勝ちにしてくれる…?」
ありす「…覚えていてください、その言葉…」
柚「ありすちゃん!そっちの方!」パシーン
ありす「はっ、はい!」タタッペシッ
柚「一回打ったら次のを打ちやすいように元の位置に戻って!」パシーン
ありす「はっ、はい…あっ」スカッ
柚「あちゃー、落としちゃったか。でもスジはいいと思うよ!」
ありす「でも、まだ一点も決められてません…」
柚「Pサン相手に一点入れたいんだっけ。なら秘策があるよ!」
ありす「というと…」
柚「ありすちゃん打ち返してね!」バッ
ありす「えっ、あ、はいっ!」タタッ
柚「それっ!」ペチッ
ありす「えっ、前に…」
柚「名付けて『大げさなフォームで身構えさせてからシャトルを弱く打って前に落とそう大作戦』!Pサンは結構こういう単純な手に弱いんだ~」
ありす「なるほど…教えていただけますか?」
ありす(ちょうどいい位置にシャトルが…)バッ
ありす「えいっ」ペチン
ありす「…やった!一点入れましたよ。Pさん、約束は覚えてますよね」
ありす「失礼ですね。私だって練習すれば点を入れることも、ラリーを続けることもできます」
ありす「…約束は守るけど?けどって何ですか?」
ありす「…なぜ上着を脱ぐんですか?二回戦?きゃ、きゃあ!子供相手に本気出すなんてお、大人気ないですよ…」
伊吹「Pってばムキになって…」
柚「Pサンが本気を出したらアタシたちでも敵うかわかんないのにネ…あっ、時間だ、行かなきゃ!」
伊吹「どこいくのさ」
柚「なんか急にまゆさんにバドミントンを教えてほしいって言われたからちょっと教えてくるの!」
ありす「ソフトボール大会ですか?私よりも適任がいると思いますが…」
ありす「属性対抗のチームの年少枠?仕方がないですね」
ありす「打ったり投げたりがうまくできればいいんですよね。さっそく練習に参加させてもらいましょう」
―――
ありす「アンダースローって近くで見るとあんなに速いんですか…」
ありす「えっ、フライ…あっ、取れない…」
ありす「いたた…転んでしまいました…」
友紀「まずはバットのどこに当てるかを意識してみよう!ゆっくり投げるからまずはバッターボックスから見ててね!」
ありす「は、はいっ」
友紀「…ある程度ボールを目で追えるようになったら振るタイミングも考えてみて…それっ!」ヒュッ
ありす「あっ…」バシッ
友紀「おーっ、前に飛ばせたね!その調子!」
ありす「この調子…ふふっ」
友紀「さあ、バッティング練習の次は補給の練習もあるんだから!次々やっちゃおう!」
ありす「うう…はい…」
ありす「…そうですね。もう夕方です。日が落ちるのも早くなって…」
ありす「…悔しいです。クールチームは二敗で最下位でしたから…」
ありす「…私が打ったヒットがかっこよかった?…ありがとうございます」
ありす「…失礼ですね。私にだってあれくらいできます」
ありす「…スポ少に入った娘の活躍を見た親の気分…ですか」
ありす「あなたにとって私はまだ子供に見えるんですね」
ありす「見ていてください、今に、今にあっと言わせてみせますから…」
―――XX年後
ありす「起きてください、プr…あなた」
ありす「休みのこんな早くからって、あなたが早起きして公園で運動したいと言ったんでしょう」
ありす「ほら、お弁当も作っていますから。子供と一緒にバドミントンでもしましょう」
ありす「…失礼ですね、それくらい私にもできます」
ありす「…む、昔の話はやめてください!お弁当をなしにしますよ!」
ありす「…謝るならいいです。許してあげます」
ありす「さあ、準備ができてるみたいですよ。あの子の部活の活躍を聞きながら歩きましょう」
以上です。ありがとうございました
乙
子どもを前にしてのイチャイチャをよろしく
乙!
素晴らしい。ほんとにこのシリーズ大好きまだ二作目?だけど
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