zipください(16)
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く…下さい
王子「……」カタカタ
王子「ふぅ…」
王子「これでわかるだろうか…」
王子「ここに監禁されて暫くたったが…」
王子「気が付いて…くれよ…」
王子「しかし…漫画がいっぱいインターネッツ出来る個室ドリンク飲み放題…ここは何の施設だろうか…」
王子「門番に話し掛けても…カネハラエと訳のわからない事を言われ…」
王子「……」
王子「…ストレスでおかしくなりそうだ…」
王子「…もしもし、ドリア1つ」
王子「よーし!次は明日天気になぁれを読破だ!」
王子「……」
王子「何……」
王子「八巻が無い…だと…」
王子「グググッ!おのれ…また精神的に追い詰めるつもりか!」
王子「癒しが…欲しい…」
王子「この程度のシートでは…」
ガタンッ!
王子「のあ!た、倒れた!いや…壊れた?」
王子「このレバーを触ったのだったな……」
ガタン
王子「戻った…これは一体…」
王子「…zzz」
王子「…zzz」
王子「…んあ?……え?」
王子「……」
王子「貴様ッ!この程度で我を癒したと思うなよッ!」
コンコン
王子「すいません……」
王子「インターネッツ…やるか…」
王子「どうだ…気が付いてくれたか…」
王子「…氏ね?…半年romってろ?」
王子「このような高度な暗号…我に解けと…?」
王子「ぐぬぬ…わからぬ!」
王子「早くどうにかしなければ…」
王子「ドラゴンクエストの貧乳商人たんの薄い本zipでください…と」カタカタ
王子「ふふふ…ここまで解りやすいのなら大丈夫であろうッ!」
王子「……」
王子「…さて」
王子「そろそろか…」
王子「……」
王子「よしゃゃあッ!ピースたんに勝ったぞぉぉぁッ!」
ゴンゴンッ
王子「すいません……」
王子「まさか我が監禁されているのを気が付いて無いのでは…」
王子「いやいや!あり得ん!」
王子「…我がいぬ間に…クーデターが…」
王子「もしそのような…ああ!何と言う事だ!」
王子「……」
王子「…もしもしナポリタン1つ」
王子「…この精神が蝕まれる感覚…どうにかせねば……」
王子「今は昼なのか…夜なのか…」
王子「時間の感覚さえおかしくなりそうだ…」
王子「この拷問のような監禁…考えた奴は悪魔か!」
王子「我のような強靭な精神を持たねば…耐えられまい…」
王子「恐ろしい事だ…」
王子「……」
王子「…ほう。400ヤードワンオンか…」
王子「インターネッツ!」
王子「…?画像が貼られておる…」
王子「なんだこれは!」
王子「このような卑猥な物をよくも堂々と!」
王子「……」
王子「保存した…と」カタカタ
王子「ええい!まだ来ぬのか!」
くーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーださいーーーーーーー
お兄ちゃんに頼まれたよーーー
王子「……」
王子「英国王のスピーチか…」
王子「ふふふ…英国懐かしい…」
王子「……」
王子「…うぅ…早く我が城へ帰りたい…」
王子「…我を監禁する理由は何なのだ!金か!」
王子「わからぬ…」
王子「インターネッツ…」
王子「ん?こ、これは!」
王子「そうか…やっと我を…」
王子「帰れる場所はまだあったのだな…」
王子「こんなに嬉しい事は無い…」
王子「ならば…この拷問のような監禁…終わりまで楽しもうではないか!」
王子「ハァッハッハッハッ!我の勝ちだッ!」
ダンダンッ!
王子「すいません…」
黒服「……」
王子「…ご苦労だった」
王子「……」
王子「…これは我の独り言だ。気にしないで欲しい」
王子「あの様な恐ろしい体験をした者にしかわからぬかも知れぬが…」
王子「……正直楽しくもあった」
王子「洗脳では無い…もしかしたら我が求めていたのかもしれんな…」
王子「ふふ…離れればわかると言う物か…」
王子「さらばだ……」
おわり
乙
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