ほむら「何故俺が病室に居るんだ?」 (173)
ほむら「なんで病院?怪我でもしてたっけ」
ほむら「」クンカクンカ
ほむら「なんか別の臭いがするし…」
ほむら「……」
ほむら「」グイグイ
パチンッ
ほむら「痛い…」
ほむら「ええええええ」
ほむら「何故女になってるーーー!?しかも知らない人!道理で声高い訳だ…」
ほむら「え…あ、うんどうしよ」
↓どうする?
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自分の記憶を確認
ほむら「まず俺はエロゲをやってた訳だ…14回いぐって後一回いごうとしたら寝ちまった…」
ほむら「で、何故こうなった?」
ほむら「何?悪の組織に性転換の実験でもされた?え?」
ほむら「おお怖い怖い…」
看護婦「暁美さーん」
ほむら「ひゃ、ひゃい!」
ほむら(さりげなーく聞いてはみたが…どうやらこの子は心臓の病気持ちだったらしい…)
ほむら(今度うちの学校に転校する予定だとか…)
ほむら「尚更駄目やないかー!」
ほむら「やべえよ…阿部さんとホイホイするぐらいまずい状況だぞこれ…」
ほむら「も、戻る方法…」
↓どうする?
寝る
ほむら「そうだ痛かったけどこれはきっと夢だ。また寝れば…」
ほむら「zzz」
チュンチュン…
ほむら「」
ほむら「」
ほむら「」
ほむら「」
ほむら「どういう事だああああ!」グチャ
小鳥(あんたがどういう事だよ)
↓どうする?
着替えて外でる
ほむら「とりあえず外でなきゃ話にならんな…」
ほむら「」チラッ
バッ
ほむら「さーてと…出たのはいいものの…こいつの家は分からんし」
ほむら「かと言って俺ん家もなあ…」
ほむら「どこに行けばいいのだろう…」
↓何処に行く?
風俗
ほむら「挙げ句の果てに終点はここかよ…」
ほむら(まあこれなら心置きなくナンパし放題だからな)
ほむら「それに~?まさかこんな所で知り合いに会う訳ないし~」
ほむら「じゃあ楽しく周りますか!」
ほむら「お、あんな所に女の子…へいへいそこのレデ
ほむら「……こほん」
ほむら(そうよ中沢…いまは女の子らしく…)
ほむら(で?前にいる奴はと言うと…)
↓誰?
中沢
マミ
中沢「?」
ほむら(いい!?)
中沢 ほむら「あ」
中沢「あ、貴方まで何故ここにい!?」
ほむら「そらこっちの台詞だお嬢さん!そんな格好で来られちゃ変態と誤解される!」
中沢「実際貴方そうでしょ!ここに来たんだから」
ほむら「で、えーとこれは一体どういう事だってばさ」
中沢「……知らないわよ」
ほむら「そんな…」
中沢「とにかく一旦戻りましょう」
ほむら「話してよー」
中沢「ヤ」
ほむら「なんでー?」
中沢「ヤなのはヤなの」
ほむら「ヤなんだ」
中沢「嫌だってんでしょー!」バンッ
ミシミシ…
ほむら(女の子って怖いね)
中沢「で、これからどうしましょう…」
ほむら「そんなの決まってんじゃん」
↓どうする?
いみわからん
ほむら「いみわからん」
中沢「」
中沢「……でどうしましょう」
ほむら「そんなの決まってんじゃん」
↓どうする?
入れ替わる
ほむら「入れ替わろ」
中沢「だからその為の解決方法探ってんじゃろ馬鹿」
ほむら「(・ω・)」
中沢「じゃあどうすれば元に戻ると思う?」
ほむら「そうだなあ…」
↓方法
互いの頭をぶつける
頭突き合う
ほむら「よし頭ぶつけようぜ」
中沢 「 で す よ ね ー 」
ほむら「よくある定番のやつだ。きっと戻る!多分!1割ぐらいの確率」
中沢「駄目じゃない」
中沢「おっぱいのぱいで行くわよ?」
ほむら「……お前プライドってのないの?」
中沢「誰よこれじゃ合わせられんって言ったやつ…」
中沢「おっ」
ほむら「ぱいの」
ほむら 中沢「ぱい」ドゴッ
中霊「ほええ~」
中霊「ほええええ」シュゥゥ…
ふうやっと戻ったか…なんとか一件落着ってとこか…
………にしてはさっきと空気が違うのは何なんだ?まあいいや
目を……
↓誰?
中沢
中沢「ここは何処だあ?」
中沢「……」
中沢「一応体は戻った…らしい…」
中沢「おーーーーーい!暁美ちゃーーーん!暁美ちゅわあんあんあんああああああん!」
中沢「……居ないな…」
中沢「そもそもここ何処だ?」
中沢「」
魔女「」ニタァ
中沢「あばばばばばば」
魔女「」ドドドッ
中沢「何?俺お前に因縁なにも無いと思うけどーーー!?」
中沢「誰でもいいからこの化け物ーー!」
↓助っ人
ゴリラ
中沢「ぎゃああああ!?ゴリラアア!?」
ゴリラ「ウッホウッホウホウッホ!」プンッ
バキッ
ゴリラ「ウホ…」
モグモグ…
魔女「」クチャクチャ…
中沢「恐ろしい地獄絵図を見た…」
中沢「訂正する!できるだけ強いやつ来て!助けてええ!」ダダッ
魔女「」ドドドッ
中沢「ひいいっ!?」
↓助っ人その2
マミさん
ドンッ
ゴオオッ
中沢「っ……!?な、何…」
マミ(さっさとグリーフシード回収して帰りましょう)
中沢「消えた…」
中沢(何だったんだ今の…)
中沢「?なんか落ちてるな」
↓落ちてる物
魔女のもとになった魔法少女
中沢「お、女の子が裸で…なんてけしからん!」
中沢「教育してやらねばな!」
中沢「」キョロキョロ
中沢「おっぱいが意外と大きい女の子だったよ」
中沢「とりあえずこれからどうしようかな…」
中沢「一応女の子は家に置いてきたけど…」
↓どうする?
名前付ける
中沢「あ、そうだ名前をつけてあげよう」
中沢「俺のポッキーを最初に入れる奴として結野孔とかよくね?いぐね?」
中沢「……いやいや。パクリは良く無いダメ絶対」
中沢「いい名前が思いつかないなあ…」
中沢「どんな名前が俺の嫁としてぴったりな名前かな…」
↓名前
あまみ
中沢「天に昇るほどの美しさ…決まりだ!」
中沢「こいつは天美!中沢天美だ!」
中沢「我ながらネーミングセンスが恐ろしいで候」
中沢「さてと俺の嫁の名前も決めた!どうしようかな…」
中沢「流石に名前考えただけじゃ帰りたくはないが…」
↓どうする?
マミさんが回収する
マミ「……」
マミ「ここね…」バッ
マミ「……」
マミ「やられた…のかしら…一応ソウルジェムはあるけど…」
マミ(グリーフシードが見つからず転々としてたらこんな事に…)
マミ「まあいいわ。大事にならない内に…」
ガチャ
マミ「」
マミ(やばいやばいやばい不法侵入で逮捕されるう…)
マミ(いやいやこれは正当な理由があってって…)
マミ(裸の女の子抱き抱えて何処が正当だーー)
中沢「…ぎゃああああ!天美いいい!」
マミ「に、逃げるわよ!」
中沢「待てええ!人身売買ーー!」
中沢「はあ…はあ…見失った…」
中沢「何処に行ったかな…」
↓何処に行く?
マンション
何故かあまみの場所が解り
マミさんちへ
中沢「お、こんな所にマンションだよお」
中沢「天美をあんあんっしたらどうなるか…」
中沢「たっぷり可愛がってやらあ…」ポキパキ
中沢「さあ出ておいてー子猫ちゃーーーん」
↓0~4.居ない(但しアイテムget、その下で安価) 5~9.居た
下一桁コンマ
も
マミさん
ケーキ
マミ「~~!んー!」
ペリペリ…
中沢「よお人身売買」
マミ「ご、誤解ですっ!」
中沢「じゃあ何故天美はいない!」
マミ「た、確か…何処かへ行くって…」
中沢「何処だよ」
マミ「え、えーと…」
↓何処?
外国
マミ「ワ、ワタシガイコクジンボコクモドリマーステ」
中沢「分かりやすすぎてもうコメントしようがない嘘だな…」
マミ「い、いやいやほ、本当よ…う」
中沢「とりあえず家に戻ろう…どちらにせよ動けないな…」
中沢「天美っちゃーん」ガチャ
中沢「……いないよなぁ…」
天美「あ…」
中沢(や、やべえーーー!居たあああ!?)
中沢「あ、えと…その…」
天美「兄ちゃん!」ダキッ
中沢「おろ?」
中沢(……要するに一言で説明すると俺はこの子曰くお兄ちゃん…らしい)
中沢(偶然ながらも天美という名前…だったそうだ)
中沢「分かった天美。一応だが記憶が戻ってるか確認程度に質問するから答えてくれ」
天美「いいよ」
中沢「3問言う。まず…」
↓1問目
住所、氏名、年齢の個人を特定出来、実家に帰せる情報(質問しつつ、ソウルジェムが有るか無いか確認)
中沢「その…お前はここの住人だよな?」
天美「何言ってるの兄ちゃんたら…」
天美「そうに決まってるジャマイカ」
中沢「……」
中沢(嘘をついてるように見えないな…ここを見覚えがあるのか…?)
中沢「……おろ?」
天美「?どうしたの?兄ちゃん」
中沢(なんかへんな宝石持ってるな…)
中沢「次に行くぞ?」
↓2問目
その宝石について
中沢「その宝石は…」
天美「ああ。兄ちゃんに言ってなかったっけ」
天美「これはねえ…」
~少女説明中~
天美「ていうのなんだよ」
中沢「」
中沢(……( ゚д゚)?何言ってるんだこの子…)
中沢「いやあの…成る程…正義のヒーローってのは大変だな…」
天美「……まあねえ!」
中沢「そ、それで最後になるが…」
中沢「お前が叶えた願いってのは?」
天美「契約した時の願いね?」
↓願い
魔女になった魔法少女達を普通の女の子に戻せる能力が欲しい
天美「魔女になった皆を…普通の女の子に戻したい…そう願ったんだ…」
中沢「………」
中沢「お前…何というか…偉いな…」
天美「……」
天美「………ご、ごめんね。いきなりこんな事言い出して…」
中沢「いいや。俺が聞いたのが悪い。気にしないでくれ」
天美「」ガツガツ…
中沢「おめえよく食うねえ~」
天美「いやあ兄ちゃんの飯美味いよ!」
中沢「そうかい。なら良かった…」
中沢(………はあ…なんだなんだ…さっきの話はなんだったんだ…)
中沢(魔法少女ってなんなんだよ…)
中沢「……あーもー。疲れるわ…」
中沢「何しよう…」
↓どうする?
マミさんも住ませよう
シャワー
天美の過去を考える内に眠くなってしまった…
ただそのせいでいい回想が書けそうです
中沢「」グイグイ…
マミ「あ、あふん」
中沢「人身売買、あんたなんていうんだ」
マミ「だから違うって…」
中沢「……」
マミ「…巴マミよ」
中沢「あんたにいくらか相談をする事があるだろうからしばらくはここにいな」
マミ「相談?」
中沢「………という訳だあ!」
マミ「」
中沢「な、なんかフリーズしてる」ポンポン…
マミ「そ、そんな訳ないじゃない!なんで魔法少女の末路が魔女なのよ!」
中沢(どうやら知らないらしいね…)
マミ「私は信用できないわねその子」
中沢(そんなに驚く事なのか?)
中沢「えー新しく居候してきた巴マミちゃんでーす。仲良くしてな」
マミ「宜しくね天美さん」
天美「………兄ちゃん…まさか体目当てってのは…」
中沢「め、滅相もございません!そのような事があろ
マミ「……」
中沢(あーまーみー!?)
中沢「」
中沢「昨日は酷い目にあったよん」
中沢「お陰で授業寝てしまって学校でのシーン書けなかったじゃなイカ」
中沢「とりあえず放課後どうしよう…」
↓どうする?
同じ様な宝石を持っていた
ほむらに天美のことを話す
中沢「あ、ほむらちゃほむほむ!」
ほむら「……何よそれ…」
中沢「アダーナ」
ほむら「用がないなら帰って頂戴。あいにくおふざけに付き合ってる暇はないわ」
中沢「いやあ、君もなんか綺麗な宝石持ってるからさ…」
ほむら「……も?」
中沢「そ、他の人も持ってたなあ…」
ほむら「詳しく聞かせてもらうわね」
ほむら「」
中沢「……えと…それで天美の事なんだご…」
ほむら「知らないわよそんな子」
ほむら「……ねえ…いつ見つけた?」
中沢「魔女を倒し……たっけ」
ほむら「!?」
中沢「いや正確にはなんか爆発が起きて気づいたら何時もの風景に…」
ほむら「……」
ほむら「分かったわ…協力一応感謝よ」
中沢「一応っておま…」
ほむら「貴方のような変態が居なければこんな人見つけられなかった…」
ほむら「遠回しに言っただけよ」
中沢「ぬうう!俺は変態じゃないぞ!?変態と書いててんさいって読むんだぞ?」
中沢「まあいいや…で」
中沢「他には…」
↓どうする?
マミさんのクラスに一緒に帰りましょうって凸る
マミ「さてと…授業お終い」
マミ「帰ります…
ヒュゥゥ…
マミ「」
パリーッ
中沢「ダイナミックお邪魔しマッスル!」
中沢「さあマミさん帰りましょう」
マミ「あ、えと…」
モブ「きゃあああ!かっこいい!」
中沢「おろ」
モブ「すごい大胆!」
モブ「惚れるわ~」
中沢「お、おおう…」
中沢「結局全員家まで連れて行かされた…」
中沢「くたくたでござる」
マミ「ご、ごめんなさいね」
中沢「」モグ
天美「」ガツガツ…
マミ「」パクリンチョ
中沢「夕食終わりー」
中沢「何しよう…」
↓どうする?
マミさんから他にどんな魔法少女がいるか聞く
中沢「マミさん!他にここらへに魔法少女っているのかな…」
マミ「…居たには居たわね」
中沢「?」
マミ「今の時点では居ない…元は私のパートナーよ」
中沢「うむむ…次はそいつに聞いてみるか…」
中沢「という訳でとりあえず外に出たぜよ」
中沢「………何処にいるかな?」
中沢「う~ん」
↓何処に行く?
自宅
中沢「やっぱり自宅だけど…」
中沢「何処にいるかな…」
↓1.教会 2.ゲームセンター 3.だがしや
天美と1
天美「………まさかここ?」
中沢「ああ」
マミ『そうね…心あたりがある場所というと……』
中沢「……」
中沢(こんな所にいるのか?本当に…)
中沢「あの~」
中沢「あの~」
中沢「あの~!僕達!ここの主人に!会いたい!death!」
杏子「……聞こえてるよ…」
中沢「お?いたいた!君が佐倉杏子か」
杏子「何の用だ?というかあたしの名前知ってるって事はマミの連れだろ?」
杏子「残念だけどあたしは専門外なのでお引き取り願うよ」
中沢「そ、そんな…」
中沢「こいつは…見た事あるか?」
杏子「…………ないな。全く」
中沢(のお~まあ予測してたちゃ予測はしてたが…」
杏子「じゃ。忙しいからあたし」
中沢「待ってよ!」
杏子「んだよ…何かまだ?」
中沢「ああ…えー」
杏子「一問なら引き受けるけど…」
↓質問
大事なこと
中沢「大事なこと…」
杏子「大事なことお?」
中沢「?」
杏子「はいはい帰らせてもらいます」
中沢「ま、待ってくれ!頼む!一問だけ…一問だけだ…」
杏子「……あのな…」
中沢(ここは慎重どころだ…一応セーブしとこ…)
中沢(…出来たら楽だよね…)
↓1.願い 2.今日のパンツ 3.教会に居る理由
3
中沢「なんでこんなボロ屋敷に居るんだ?」
中沢「ここは大分前に潰れたらしいが…」
杏子「……」
杏子「ここは…あたしの家だから…」
中沢「!?」
中沢「……そんな事が…」
杏子「マミに会ったなんつったらぶっ飛ばしに行くからな」
中沢「へえへえ怖いねえ」
中沢「なんか白けちまったな」
天美「…」
中沢「どした?天美」
天美「う、ううん!なんでもないよ!」
中沢「?」
中沢「ま、いいや。どうするか…」
天美(……兄…ちゃん)
↓どうする?
マミさん、杏子、さやか(未契約)、まどか(未契約)、ほむほむ、まどかを[ピーーー]機会を窺っているバレバレの尾行のおりきり、QBを呼んで天美の話を検証する。
中沢「……」
マミ「待って待って…いきなり集まるってどうしたの…」
さやか「あ、マミさんも呼ばれてたんだ」
まどか「何が始まるんです?」
杏子「なんでマミがいるんだよ…」
中沢「まず皆にはちゃんと知ってもらいたい事がある」
中沢「一つ目ー昨日からストーカーしてる2人組がいまーす」
ストーカー「」ギクッ
ほむら「へえ。変態でも分かるのね」
中沢「そらあんな邪気放ってたら分かるわな」
ほむら「す、凄いわね…ほら、出てきなさい」
ストーカー(………え?)
中沢 ほむら「出てこねえと目ん玉ほじくるぞコラ」
織莉子 キリカ「」スタスタ…
中沢「まああんたら下衆のしようとしてる事ぐれえ俺にはお見通しだがな…」
中沢「今日なんか更衣室のゴミ箱に隠れて鹿目さんのパンツ見てたからなあ…」
中沢「どんな恨みがあるか知らねえが…」
ほむら「その前にまどかに詫びなさい」
中沢「…それと二つ目…」
中沢「この子の事で候」
まどか「あ、マミさんの言ってた妹さん」
中沢「……いい加減嘘はやめてくれ天美」
中沢「お前は俺の妹なんかじゃない…知ってただろ?」
皆「な、ナンダッテ~」
マミ(……分かりやすいと思うのがおかしいのかしら…」
中沢「何故俺を兄ちゃんと呼んだ?お前は誰なんだ?」
天美「……違う。あたしは天美…それは合ってる」
天美「……偶然だけど…」
中沢「( ゚д゚)?」
中沢「……天美は…杏子の話を聞いた後…うつむいていた…」
中沢「まるで自分の過去と何か接点があるように…」
マミ「!?」
杏子「でもその嬢ちゃんが言ってんのは兄貴、なんだろ?姉貴、なんてキーワード一度も聴いてねえ」
天美「……」
中沢「言いたくなきゃ言わなきゃ良いんだ」
天美「……」
中沢「……余程の事情があるみてだな…」
中沢「分かった。こいつはまだここに来てから2日も経ってねえ」
中沢「だから暫く待ってくれ。話すべき時が…いつか来るだろうしな」
織莉子「じゃ殺s
まどか「待った待った」
さやか「てまどかが行っちゃダメじゃん」
織莉子「その子の命も頂戴させてもら
中沢「止めろ」
中沢「大体あんたらは鹿目さん狙いじゃなかったのかよ」
織莉子「その子も対象内よ」
織莉子「………いやむしろ…」
織莉子「………そうね。言わない方が良いかしら」
中沢「?」
中沢「……」
中沢「……お兄ちゃん……」
中沢「言わない方がいい?」
中沢「訳わかんないわ…」
中沢「この後は…」
↓どうする?
QBに魔法少女が魔女になるのか質問
中沢「なあきゅうれえ」
QB「きゅうり……?」
中沢「魔法少女って魔女になるのか?」
QB「……伝えたのは君かい…マミにボコボコにされたよ?」
QB「確かにそうだけど…」
中沢「じゃあ魔女から魔法少女には?」
QB「……前例はないね」
中沢「…例えば魔女を魔法少女に戻したいという場合は?」
QB「…それは基本無理な話だね」
中沢「え?」
QB「じゃあ一つ聞こう。壊れたガラスをその場ですぐに修復できるかい?道具がなんでもあったとしてもだ」
QB「無理だね、同じ事だ」
中沢「ま、待て待て…あいつの契約時の願いは…」
QB「ああ。そもそもあんな子を魔法少女をした覚えはない」
中沢「……」
中沢(ど、どういう事だってんでい…)
中沢「……QBは契約した事ない……?」
中沢「じゃあ只単に宝石……」
中沢「でもあいつの情報は皆から聞いた限り間違った事は無いはずだ」
中沢「……分からん…」
中沢「どうしよ…」
↓どうする?
QBの言葉で裏が取れ、まどかが契約するとどうなるのか説明している”おりほむ”を眺めながらさやかに魔女になってまで上条の腕を治したいか訊ねてみる。
織莉子「…だから!どんな願いを叶えても無理なのよ!」
ほむら「知らないわよ!こっちは契約させないって言ってるでしょ!」
織莉子「……じゃあどうやってワルプルギスの夜を倒すのかしら…再生能力半端ないったらありゃしないのに…」
ほむら「やってみなきゃわからないじゃない!」
織莉子「そんな無計画にやったって無理なのよ!」
中沢(…なんか怖いなあ…)ソロ…
中沢(というかワルプルギス倒してって言っても駄目なのか?)
中沢(実際にゃその当の本人の素質を使われるんだから…)
中沢(エネルギーが一気に無くなって魔女化…か)
中沢(確かに無理ゲーだな)
さやか「何よこんな時間に…てかどうせなら電話でしろ」
中沢「いやまあその…色々ね?」
中沢「そんな事よりさやか…」
中沢「お前は魔法少女から魔女になるっての聞いたか?」
さやか「ああマミさんから聞いたよ…泣いてたなあ…」
中沢「お前は今んとこどうなんだ?上条の、治すのか?」
さやか「」ギクッ
中沢「お前が今叶えたいってのはそれぐらいだろうしな」
さやか「ま、まあそうだな…治したい…かな?」
中沢「上条が志筑さんに取られても?」
さやか「( ゚д゚)」
中沢(考えてもみなかったか)
さやか「…ええ…」
↓なるorヤ
見返りはほしい
さやか「見返りは欲しいなあ…」
中沢「(・ω・)」
さやか「や、止めろ!その可哀想な人を見るような目でこっち見んな!」
中沢「……お前…最低だな」
さやか「そ、そんな事言わなくてもいいじゃん!」
中沢「で、結局どっちなのさ」
さやか「なったら私は恭介に告白するんだ」
中沢「(死亡)フラグ立ったねえおめでとー」
中沢「はあ…今日も明日も疲れんなあ…」
中沢「……やだ」
中沢「とりあえず寝よか」
中沢「zzz」
早乙女「………」
ベチベチベチベチベチーーッ
中沢「……先生のお陰で目が覚めたよ」
中沢「でも学校の記憶がないよおかしいなっ」
中沢「まあいいや放課後だわっしょい」
中沢「なにしよ」
↓どうする?
居眠りで渡された課題をほむほむ、おりきり、まどかと胃に負荷が掛かる面子を無意味に集めて片付ける。
ついでにワル夜を倒すのではなく未来予知で被害範囲を確定、人的被害が出なければOKと、ワル夜と戦わず逃げる選択が出来ないのか聞いてみる。
中沢「ほらほら俺の為に頑張ってホームワークやって」
さやか「なぜこうなった」カリカリ…
まどか「知らないよお」
ほむら「こうなら2、3発発砲しといた方が良かったかしら」カリカリ…
キリカ「……そもそもこんな人数でやる必要ある?」
織莉子「」
中沢「あの…織莉子さん?」
織莉子「はい?」
中沢「その…ワルプルギスの夜に関してなんだけど…」
織莉子「……っ…」
キリカ「織莉子?」
織莉子「だ、大丈夫。ちょっと…頭痛が…」
中沢「?」
織莉子「………ワルプルギスの夜……だったわね」
織莉子「…………」
織莉子「……言いにくい…のだけれど…」
織莉子「ワルプルギスは来ないわよ」
中沢「………え?」
織莉子「言ったはずよ。ワルプルギスの夜は来ない…」
中沢「ちょ、冗談きついっすよ何を…」
織莉子「……昨日…未来予知していた時…」
織莉子「急に未来が書き換えられて…」
中沢「い、言ってる意味がよく分からないよ」
QB「すべての未来を把握してる訳じゃないからね」
QB「恐らくは織莉子。君はその未来がありえない…そう思っていたんじゃないか?」
織莉子「!?………」
織莉子「……ま、まさか…」
織莉子「……確かにあの子のせいで世界が滅ぶと言った…」
織莉子「でもそれは詳しい過程は分からなかった…」
中沢「え、ごめん。話着いていけんが…」
織莉子「………だから…」
織莉子「恐ろしい問題が発生したわね」
QB「結局どんな未来が見えたんだい?」
織莉子「……言えないわ」
中沢(はい~!?ワルプルギスが来ないってどいう事だよ~?)
中沢「皆課題はやってくれたらしい…」
中沢「……ありえない未来?」
中沢「分からんなあ…」
中沢「とりあえずこれから何しよう…」
↓どうする?
あまみといちゃつく
中沢「天美いい」
中沢「宿題面倒くせ」
天美「びっくりしたなあ」
中沢「癒させてくれえ」
天美「あ、もう兄ちゃんたら…」
中沢「……お前の兄貴もこんな感じだったのか?」
天美「そうだね」
中沢「そうか…」
天美「兄ちゃんも課題終わらないから手伝えって言ってたねえ」
中沢「俺とそっくりなのか?」
天美「逆に違ってる点を挙げるのが難しいよ」
中沢(どんだけ瓜二つなんだよ俺…)
中沢「……お前は…兄ちゃん…大好き…なのか?」
天美「……うん!どっちの兄ちゃんも…あたしの大切な家族だよ!」
中沢「……そうか」
天美「」
中沢「………おい?」
天美「抱っこ」
中沢「たくなあ…」
天美「……この温もりも…兄ちゃんとそっくり…」
中沢「……」
天美「…………うえ…ぐす…」
中沢「!?」
天美「兄…ちゃん……」
中沢(兄貴に会えないのが寂しい…のか?)
中沢(………でも杏子のは姉妹の話だぞ?)
中沢「」モグモグ
天美「」パク
マミ「」ガツガツ…
中沢「………なんか時間経つのって早いね」
中沢「今日中にしたい事とかないかな」
↓どうする?
3人で風呂
中沢「……風呂入るか…」
中沢「失礼しまーす」ガチャ
マミ「」
天美「」
マミ「こ、
マミ「このエロ沢ーーー!!」プンッ
ドッ
中沢「いびゃい!?」
中沢「……」
中沢「お前らおつぱ大きいな…」
マミ「ティロってもいいわね?」
中沢「駄目です!もう少し情報を集めてからでも…」
天美「……//」
中沢「?どした?天美」
マミ「お兄ちゃん大好きですって」
天美「言っちゃ駄目だって言ったじゃん!」
中沢「………え、恋愛的な意味で?」
マミ「うん」
天美「ち、違う違う!」
中沢「そんな恥ずかしがらなくてもねえ…」
中沢「そいや天美ってポニテで妹っ子でおつぱい大きいしな…」
中沢「天使だな」
天美「ちょ……に、兄ちゃん!何言ってんの!?」
中沢「何っつっても…」
中沢「俺は正直な感想をだな…」
マミ「………さっきから思ってたけど…あなたたち…」
マミ「兄妹っていうより恋人っぽくない?」
中沢(………)
中沢(天美ちゃんがねえ…)
中沢(然程意識した事ないがどうなのだろうか…)
中沢「……」
中沢「いきなり言われたって答え出ねえよ…」
中沢「……風呂終わったがこの後は…」
↓どうする?
二人の胸をもむ
中沢「」モミモミ…
マミ「」
ワーーー
シネフィナーレー
中沢「」モミモミ
天美「」
中沢「」
天美「」
中沢「……怒らないんだ…」モミモミ
天美「……いや、まあ、うん」
中沢「なんだ~変態ー!パチンって行くのかと思った…」
中沢「……柔らかさでは天美ちゃんが優っているな」
中沢「……て何言ってんの自分…」
中沢「他に何もする事ないかな…」
↓どうする?
二人の頭をナデナデする
中沢「」ナデナデ
バンッバンッ
マミ「💢」
中沢「おおう」
中沢「」ナデナデ
天美「♪」
中沢「」ナデナデ
天美「♪~」
中沢(かわええ)
中沢「やっぱり天美が可愛いな…」
中沢「………妹って意外と必須シチュだと思うんだ」
中沢「いやあ天美が来てくれてよかった~」
中沢「もう十分癒されたから寝よう…」
中沢「zzz」
船員「船長!な、波が…荒れてます!」
船長「くそ!なんだこの悪天候は……!」
ザアーーー
……ピカッ
ワルプルギス「……キャハハハ!」
ワルプルギス「キャハハハ!」
船員「ふ、船が傾い…
ワルプルギス「………ッハアア!」
ボオオッ
ワルプルギス「!?」
ワルプルギス「キャ………」
シュゥゥ…
船員「……お、おさまった?」
船長「なんだったんだ今のは…」
?「………」
フッ
中沢「……」
ほむら(?今日は寝ないわね…)
中沢「……」
中沢「昨日あんな事とかあってて寝れるわけないだろ…」
中沢「さてと…」
中沢「現状を確認しよう」
中沢「まず、今大事なのは天美の事だ。天美が何故俺を兄ちゃんと呼んだのか…」
中沢(ただ単に騙しただけなのか?)
中沢「次に…ストーカーさんらが言っていたワルプルギスが来ないだとか…」
中沢「そもそもワルプルギスって何ってなるが…」
中沢「あれだろ?ラスボス的な、そういう」
中沢「………そいつが来ない…て…」
中沢「じゃあなんで世界が滅ぶのどーのこーのってんだ?」
中沢「………」
中沢「駄目だ…整理しようがない…」
中沢「とりあえずこれからどうしよう…」
↓どうする?
マミさんに会いに行こう
中沢「マミさーん」
マミ「アラスカへ飛ばすぞセクハラ野郎」グイッ
中沢「」
中沢「会って早々首ズバッジェスチャーは止めてよ」
マミ「おつぱい揉んだり頭ナデナデした奴のどこがセクハラしてないのよ」
中沢「いいじゃないですか」
マミ「で、私の所に来たのは何か用件が?」
中沢(マミさんが答えられそうな質問ってないかな…)
↓聞きたい事
ワルプル
中沢「ワルプルギスの夜って…どうなんですか?」
マミ「どうもこうも…私は面識ないし…」
マミ「ただかなり強いのは確か…らしいわ」
マミ「QBは古い書物やら文献を持っててね…」
マミ「その中には幾つかの文明を滅ぼしたとか…」
中沢「うえ…強…」
マミ「まああくまで大昔だからね」
中沢「て事はそのぐらいから魔法少女がいるって事?」
マミ「」
マミ「でも心配ないわよ。どうやら暁美さんも他の皆も手伝ってくれるらしいし」
中沢「そうですか…」
中沢「古い書物ねえ……」
中沢「にしても文明滅ぼしたとかどんだけ…」
中沢「てまあそん時は魔法少女も殆ど居なかったからそれもそうか…」
中沢「この後は…」
↓どうする?
全員集合
中沢「」
マミ「なんでまた集まったのかしら…」
QB「他でもない。僕からちょっと朗報があってね」
中沢「朗報?」
QB「ワルプルギスの夜の反応がなくなった」
杏子「は…?」
QB「そのまんまだよ。ワルプルギスの夜が突如地球上から消えた。というか一応探してはみるがもう居ないんじゃないかな」
QB「ああ知ってると思うがワルプルギスから出る特殊な磁波の地点を特定するんだ」
中沢「知らね」
QB「実はここの地点で…雷も伴う激しい豪雨があった」
QB「ある時を境にピタリと止んだが」
まどか「ある時?」
QB「……ワルプルギスの夜の反応が消えた時だ」
QB「……」
QB「織莉子…これはどういう…」
織莉子「…本当に消されたのね…」
皆「!?」
ほむら「け、消された!?」
さやか「だってめちゃくそ強いんでしょ!?なんで…」
織莉子「………」
織莉子「………まずは…その前から話しましょう…」
中沢「その前?」
天美「……私に…喋らせて…」
マミ「え」
杏子「ちょ、ちょっと待て。ワルプルギスを倒したのは誰か知ってるみてえな…」
中沢「………どうやら話を聞く他ないみたいだな」
天美「……」
ナカザワ「……」
明日地球が消えると言って誰が信用するだろうか?勿論私は無視する
今の世の中そんな冗談ヘラヘラ笑ってふざけるなんてリアクションをとる暇などない
まあそれほど平穏というのはいい事だが
私もこの平穏な世界に住む普通の女子中学生………一点を除き
私は男装している
ナカザワ「……」
?「……」
モブ「おい見ろよ…なんかティッシュ売ってるぞ」
モブ「うわっ。あんなの売れるわきゃねえのに…」
ナカザワ「まあ人には人の事情ってのがあるからじゃないか?」
ナカザワ「例えば…家出したとか」
モブ「無計画にも程がある」
ナカザワ「……」
ナカザワ「10年経ってもここは変わらないな…」
ナカザワ「母さん…父さん…」
ナカザワ「……」
ナカザワ「ちっ。白けるなあ…帰ろ」
ナカザワ「……」
ナカザワ「……!?」
ナカザワ「こ、ここは何処…」
イザベル「」
ドドドッ…
ナカザワ「な、なんだあれ…まだ気づいてないらしいが…」
?「…う…」
ナカザワ「!?さ、さっきの子!?」
ナカザワ「何がどう…」
QB「君は普通の少年かと思ったけど…」
ナカザワ「!?」
QB「どうやら違うようだね」
ナカザワ「え…動物が…」
QB「酷いなあ。君達だって喋っているだろう」
QB「それよりいいの?」
QB「あの子、死んじゃうよ?」
ナカザワ「こ。殺すだと!?」
QB「君が魔法少女になれば話は別だけど」
ナカザワ「んだよそれ…」
QB「説明してる暇はないね。言うべき事あの子を助けられる事と…」
QB「一つ願いを叶えられる事ぐらいか…」
ナカザワ「ね、願い?」
QB「そう」
ナカザワ「………」
ナカザワ「両親が居ない寂しさは俺が一番良く分かってる」
ナカザワ「親に捨てられたにせよ、親が死んだにせよ…」
ナカザワ「あんなもん売ってる人が普通の家庭な訳がない」
ナカザワ「……俺には分かる」
ナカザワ「それって……男にした後は…」
QB「……前例はないけど…できない事は…」
ドオオンッ
ナカザワ「案外簡単なんだな」
QB「初戦にしては上出来じゃないか」
ナカザワ「……気絶してるな…」
ナカザワ「連れて帰るか…」
?「……?」
ナカザワ「お、起きた
?「兄ちゃん!」ダキッ
ナカザワ「ファッ!?」
ナカザワ「よーしアマミー洗い物手伝ってくれー」
アマミ「あ、うん」
どうやら記憶はないらしい…知識があったのは不幸中の幸いなのか…
まあしばらくここにおいとくか…
…これを機に私は男になった。はっきり言ってち○こが生えた以外に違いは見えないが…
気にしても仕方ないか…男の体なんて然程気にした事ないし
ナカザワ「アマミー!宿題終わらないーーー!」
アマミ「えーなんであたしが…」
ナカザワ「だってだって数学だなんて無理だよ!」
アマミ「兄ちゃん…2+3は5だよ…4じゃないよ」
ナカザワ「」
ふう…ようやく更衣室で堂々と着替えられる
まああいにくあそこペタンコだから然程違和感感じないけどね
モブ「お?なんだナカザワー大きくなってるぞー?」
………どうして大きくなるんだろう…
ナカザワ「っしょおい!」
ドオオンッ
ナカザワ「へへ。慣れりゃこれ普通に朝飯前だわな…」
ナカザワ「………使い魔だからなあ…」
ナカザワ「ふう。いい湯だった~」ガチャ
ナカザワ「……け、結界?」
ナカザワ「嘘だろ…」
アマミ……!
アマミ「っ…」ギリッ
魔女「」ニタァ
ヒュイ…
アマミ「引っ張られ…」
ガシッ
アマミ「え…」
ナカザワ「……ちょっとそこの触手切らせてもらう…」
ナカザワ「よっ!」ズバァッ
魔女「~!?」
アマミ「兄ちゃん!」
ナカザワ「離れてろアマミ!」
魔女「~!」
ナカザワ「だああああっ…」ダダ…
ズオオッ
ナカザワ「……」
魔女「」
ドオオンッ
ナカザワ「…大丈…あ、えと…」
アマミ「……兄ちゃんカッコイイよ!」
ナカザワ「え?」
アマミ「水くさいなあ…正義のヒーローだなんて…早く言ってよー」
アマミ「そうすれば応援するのに…」
ナカザワ「……ごめんな。ありがと」
ゴオオッ
アマミ「行かないでよ…」
ナカザワ「……俺が行かなきゃ誰があいつを殺るってんだよ…」
ナカザワ「大丈夫だ。ただ図体がでかいだけだ」
ナカザワ「すぐ戻ってくる…」
ナカザワ「いつっ…!」
ナカザワ「このっ…」
ガキィッ
…ピキ…
ナカザワ「!?」
バリィッ
ナカザワ「け、剣が…」
ブオッ
ナカザワ「え
ドオオンッ
ナカザワ「……た…」
ナカザワ「くそ…?」
ボオオッ
ナカザワ「うっ!?」
アマミ「……」
QB「君のお兄さんは随分苦戦しているね…」
アマミ「……」
QB「……本当になるのかい?」
アマミ「皆を助けたいもん…あの子は何も悪い事してないのに死ぬなんて…」
QB「……分かったよ」
ボボオオッ
ナカザワ「…ぐあっ!!」
ドオオンッ
ナカザワ「が、が…」
魔女「」ボボボボ…
ナカザワ「あ、あ…」
魔女「」ボボボボボオ
シュゥゥ…
魔女「!?~~ッッ」
ナカザワ「はあ…はあ…?」
アマミ「兄ちゃんは…早く…逃げて」
ナカザワ「ば、馬鹿何やってんだ!殺されるぞ?」
アマミ「魔法少女は……魔女になるって聞いた…」
アマミ「だから…この子も…」
ナカザワ「い、意味分からねえよ!」
魔女「~~ッッッ!!」
ボボボオオッ!
ナカザワ「危ない!」
ダッ
ドドオオッ…
ナカザワ「あ…」ドサッ
アマミ「……兄ちゃん!?」
アマミ「に、兄ちゃん!兄ちゃん!」
アマミ「……兄……ちゃん…」
ナカザワ「……QBが…全部…言っちゃった?」
アマミ「……」
ナカザワ「………私ね、幼稚園の頃…かな。両親無くしちゃって…」
ナカザワ「…だからその日から決めたんだよ。これからはあの世にいる母さん達に心配させないように…」
ナカザワ「強くて逞しい男の子になりたかった…」
ナカザワ「今までの自分を断ち切りたかった…」
アマミ「……兄ちゃんは……兄ちゃんは…」
アマミ「あたしの………あたしの兄ちゃんなの!女とか男とかなんて関係ないの!」
ナカザワ「…………アマミ…私は貴方を…幼い私と瓜二つだった…」
ナカザワ「尚更……捨てられなかった…」
ナカザワ「……一応…最後まで兄の役目果たせたから……」
ナカザワ「……満足…だけど…」
ナカザワ「……アマミね…なんでアマミにしたと思う?」
アマミ「?」
ナカザワ「アかるく、ミらいにマっすぐ…」
ナカザワ「……あ、そしたらアミマか……」
アマミ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
中沢「……」
中沢(あれ?これ適当につけた名前やべえんじゃねえの?)
織莉子「…その後、二人共魔女化…その星は消滅しましたとさ」
皆「……は?」
QB「そういえば…昔ここに環境が全く同じだった星があったね…」
中沢「は?」
QB「ターゲットにしてるのは地球だけじゃない。人間がいる惑星なんてわんさかある」
QB「一つ…心当たりがある」
ターゲットってなんだよ
かくかくしかじか
ぶっ飛ばそうぜ
異議なし
( ゚д゚)
QB「その凶暴さ故にそこのインキュベーター達は生き残れなかった…それだけじゃない」
QB「データをまとめて、送信する余裕もなかったとか…」
中沢「俺達にとっちゃざまあない以外の何物でもないが…」
中沢「そんな短時間で惑星を?」
QB「インキュベーターが少なかったという事もあるけど…」
QB「1時間で滅ぼした…らしい」
QB「更にもう一体魔女がいたが…暫くして姿をくらました」
中沢「………て事はつまり…」
天美「……あ、あたし?」
QB「そうだね。恐らくあの化物の影響の次元の歪み
マミ「ちょ、次元の歪みって何よそれ…」
QB「要するになんでもありな究極の中の究極魔女だよ」
まどか「………そ、そんな…」
QB「成る程ね。これならワルプルギスも1、2発で倒される訳だ」
中沢「ま、まさかその俺似のその異星人が…てもうここに…」
QB「いや、恐らく妹の天美を標的としているだろう…何故だかは知らないけど…」
QB「実際日本に近づいているし…そうだね…良くて3日?」
皆「」
QB「………因みに、こいつがここに来て暴れ出して2時間後の地球はどうなってるかシミュレーションしてみると…」
ピッ
杏子「ち、地球?…宇宙にしか見えねえよ」
キリカ「……ない!という事は…」
QB「察しがいいね。恐らく確実的に2時間ももたず人類は勿論地球の核はやられるだろう」
さやか「何とかできないの!?」
QB「こればっかりは僕らにもどうしようもないねえ…上司もこれじゃほっぽるだろうし…」
QB「……一応…1、2日あれば武器はある程度揃えられるけど…」
QB「どうする?」
まどか「やろうよ!皆でやればさ!きっと助けられるって!」
さやか「そうそう!あたし達全員が協力すりゃ敵無しだよ!」
マミ 杏子 キリカ「うん!」
ほむら「まあ助ける以前に倒せるかどうかだけど…」
織莉子「やってみなきゃ分からないものね」
中沢「おっしゃー!決まり!」
中沢「全員戦闘準備!天美兄貴救出大作戦を実行せよ!」
皆「オーーーッッッ」
中沢「つったのはいいけど何すりゃいいんだよ…」
中沢「ワルプルギスが無理ゲーなら兄貴はなんだよ…無理ゲーを超えた超無理ゲーか?」
中沢「どうしよう…」
↓どうする?
いちゃつく
中沢「そいや今女の子いっぱいいるな」
中沢「誰かといちゃつくか…」
↓誰?
あまみ
中沢「おお…天美よ天美…」
天美「……」
中沢「…流石にあれを喋るのはかなりの勇気がいるもんな」
中沢「安心してくれ。兄貴もお前も絶対助ける」
天美「兄ちゃん…」
天美「……にい…ぢゃん…」
中沢「ほらほら。今日はうんと泣け。俺が受け止めてやる」
皆(頼むからイチャイチャしないでくれ…)
中沢「とりあえず港は別れたよ」
中沢「これから何しよう…」
中沢「う~」
↓どうする?
天美の話から似ているらしいので交信してみる。
まどかと自分、さやかの願いを合わせたらどの程度の奇跡が可能かQBに聞く(可能ならマミさん、おりこ合作の妄想落ちにする)
中沢「……」
中沢「……」
中沢「くそ!駄目だ!化物なんかに話通じねえだろ!」
QB「おお。足掻いてるねえ…」
中沢「ったりめーだろ!」
中沢「……例えばQB、今鹿目さんにさやかが魔法少女になってない筈だ」
中沢「その人らと合わせてどれぐらいの奇跡が可能なんだ?」
QB「…うう~分からないなあ…」
QB「一応君もなれるとカウントしてもだ、相手は未知なる強敵。データから見てもこいつにあれこれ影響を与えるレベルには達せない」
中沢「じゃ、じゃあこれそのものを妄想落ちにするってのは…」
QB「……さあ?前例がないから何とも言えないが…」
QB「問題は妄想落ちにした結果。どんな世界になってるか」
QB「最悪、君達の存在が消去される」
QB「まあ妄想していた主はおいとくにしても」
中沢「そ、そんなあ…」
QB「今回は別の方針で考えた方がいいかもねえ…」
中沢「……くそ…全然勝機が見えてこねえ…」
中沢「どうしよ…」
↓どうする?
倒さない方向で行く
中沢「別の方針て…素直に意味受け取ると…倒さない…か?」
中沢「だけど倒さない限り…しかも…世界滅ぼすのが2時間だろ?」
中沢「や、やべえよ…数分でケリつけろって…」
中沢「……」
中沢「でも…そらそうだよな…」
中沢「助けるにゃ倒さないていう条件が最低限必要だよな…」
中沢「……」
中沢「わからん…」
中沢「ま、まだ3日もあるんだ!時間はたっぷりある!」
中沢「他の事しよう」
↓どうする?
恭介の見舞い
QBに今のところ把握している敵の強さについて聞く。
プレアデス聖団、恭介が従えていた芸術の魔女、ハコの魔女にも連絡を入れる。
中沢「と言う訳できますた」
上条「どういう事なの…」
中沢「てか待て待てお前そこにいるのは誰だ…」
上条「?さやかの水着写真あげたら鼻血出して一生ついてきますって」
中沢「…魔女って性欲あるのかな」
中沢「あ、そうそう。これさやかから。CD」
エリー「ふむ…私にも分からないな…」
イザベル「そんな奴聞いた事ねえぞ?」
エリー「私のデータの中にも入ってないのは相当なレア物だぞ?」
エリー「とりあえず探してはみよう」
中沢「何か情報があったらくれ」
イザベル「おう」
中沢(魔女って喋れたんだーへえーー!)
中沢「気にしたら負けだな」
中沢「次は…」
↓どうする?
あまみとデート
中沢「…天美…」
天美「…」
中沢「…一緒に…どっか行こーぜ」
天美「?」
中沢「…」
天美「もう夜だよ?何処行くの?」
中沢「内緒」
中沢(決まってないなんて言えねえよ)
中沢(とりあえず天美の気を紛らわせようかと…)
中沢「う~ん」
↓何処に行く?
景色の見える高台
中沢「……」
天美「……綺麗…本当に…私の町みたい…」
中沢「馬鹿言うな。ここがお前の第二の故郷。正真正銘お前の町だ」
天美「……」
天美「あたしはこれからどうすればいいのかな…」
天美「…どうせ…あたしは強くなれないし…」
中沢「そだね」
天美「フォロー何もないの!?」
中沢「たりめえだろ」
中沢「……ただ強けりゃいいってもんじゃねえ…例えば…優しさとかな…」
中沢「お前は見ず知らずの人を助けようとした…なんで?」
天美「だって…真実も知らずに死んじゃうって…」
天美「そんなの絶対おかしいよ!」
中沢「……そう…だな」
中沢「お前らしいね」
中沢「……なあ、もしさ、兄貴助けたらさ…」
中沢「ここって出ちゃうのか?」
天美「……分かんない」
天美「……でも分からないよ…どっちも大事な兄ちゃんだもん…」
天美「どっちかの町だなんて選びにくいよ」
中沢「…」
中沢「天美天美」
天美「?」
中沢「ちょっと耳貸してくれ」
天美「うん?」
中沢「だ い す き」
天美「!?」
チュッ
天美「~」
中沢「……っ…」
天美「……」
中沢「…ん…!?」バッ
マミ「やっと起きた」
中沢「お、俺は一体…」
マミ「何処に行ったか探しに行ったと思えば何故か知らないけど抱き合って寝てて…」
マミ「これだからリア充爆発しろに共感しちゃうのよ」
中沢「ち、違います!ぢゃんとそんなけしから…」
中沢「けしからん事は…」
中沢「……あ、学校…」
中沢「まあいいや…」
中沢(あと2日だ。頑張ろ)
↓どうする?
マミさんを褒める
中沢「いやあマミさん」
中沢「前は俺変態とか言いながらも助けてくれるとは」
中沢「マミさん本気マミマミ」
マミ「あのねえ…」
マミ「あれは只の茶番よ」
中沢「てかどうしてあそこに…」
マミ「だから町中探したわよ」
マミ「気付いたら11時とか本当時間潰してくれるわね」
中沢「ほうほう」
中沢「にしても、7時から翌日の9時まで寝るってのも案外すげえのお」
マミ「寝すぎは良くないわ」
中沢「ふう。とりあえず話終わったな…」
中沢「……うーん…」
↓どうする?
マミさんにかわいいと言ってみる
中沢「マミさん…」
マミ「?」
中沢「可愛いね(笑)」
コロスフィナーレー
ちょ、おめしつけ(ry
中沢「残機がなければ即死だった…」
中沢「危ねえ危ねえ…可愛いったのにおっかねえ…」
中沢「嘘だがな」
中沢「さてさて…」
↓どうする?
勉強する
中沢「まあ学校に行かないにしても勉強はしておこ」
中沢「」カリカリ…
~1時間後~
中沢「おろ~」
中沢「分からんよ…」
中沢「どの教科に変えても頭に入らない…」
中沢「止め止め!勉強なし!」
中沢「他に何しよう…」
↓どうする?
マミさんをからかう
中沢「マミさんのバーカバーカ」
マミ「」
中沢「マミさんのアホアーホ」
マミ「」
中沢「ぼっち」
エターナルフィナーレー
やめたげてよお!
中沢「残機が減るよ!やったねマミちゃん」
中沢「……」
中沢「マミさんには関わらない方が身の為だ」
中沢「」ズルー
天美「」ゴクゴク…
マミ「」モグモグ
マミ「たまにはカップ麺やめましょうよ」
中沢「さてと…午後はどうしよう…」
↓どうする?
お菓子作り
中沢「お菓子でも作るか…」
中沢「……ホットケーキでいいや…」
ジュゥ…
中沢「ほいっ」グイッ
中沢「くそ、ひっくり返すのやだな…」
中沢「食べてくれよ」
天美「」
マミ「」
天美 マミ「」モグ…
天美「?焦げてるにしては…」
マミ「美味しいわね…」
モグモグ
中沢(ふう。なんとか成功したな…)
中沢「うぶ…流石に作れすぎたかな?」
中沢「次は何しよ」
↓どうする?
軽く運動
中沢「軽く外でランニングするか…」
中沢「えっちえっちえっちえっち…」
市民「お巡りさんあいつです」
中沢「とりあえず一走りしたぞ…」
中沢「いやあいい汗片いた…」
中沢「どうしたもんか…」
↓どうする?
全力で運動
二人とシャワー浴びる
中沢「なら全力で走るしかないじゃない!」
ドドドッ
お巡りさん「は、速え…」
中沢「うおお…」
中沢「」
中沢「つ、疲れたあ…はあ…はあ…」
中沢「これは…もうギブ…」
中沢「次は…」
↓どうする?
二人と一緒にシャワー浴びる
中沢「ふう…疲れた疲れた…」
中沢「んじゃシャワー浴び…」ガチャ
マミ「」
天美「」
マミ「死ね死ね死ね死ね死ねえええええ!」プンップンッ
中沢「痛っ!おおう?」ドガガ…
マミ「ちゃんと居るかどうか確認してから入りなさい!」
中沢「ふぁい…」
ジャーッ
中沢「」モミモミ
天美「」
中沢「」パァァ…
天美(なんか喜んでる…)
中沢「」モミモミ
マミ「」ドキドキ
中沢「………少し硬いかな?」
ゴチン
中沢「おろ~」
マミ「全くこの馬鹿兄貴が…」
天美「ま、まあまあ…」
中沢「何発も殴られたで候…ここ俺ん家ェ…」
中沢「まあいいや…忘れよ忘れよ」
中沢「夕飯までまだまだ時間あるからな」
↓どうする?
全力で自慰
マミさんと仲直り
中沢「ぬおおおおお!」ガッガッ
ピュルル…
中沢「もういっちょ!いぐううう!」
トロッ
ゴチン
中沢「亜内!」
マミ「止めろ!」
マミ「風呂入ったばっかで何してんじゃ己は…」
中沢「いやいや1日10回はいがないと禁断症状が…」
中沢「……病院行こうかな…」ペタペタ…
中沢「ま、この程度じゃ俺を倒すなんざ53万年早いが…」
中沢「どうしよう…」
↓どうする?
中沢「…マミさーん」
マミ「……何」
中沢「いやなんとなく…」
マミ「なんとなくで一々呼ぶなあああっっ!」バンッ
中沢(……おお、怖い怖い)
マミ「はあ…はあ…」
中沢「まあまあ怒らずに…シワが増えるよ?」
マミ「あ゛?こちとら中3だが?」
中沢「……ぶっw」
マミ「な、何がおかしいの!?」
中沢「いや、マミさんもなんというか…てっきり物静かなタイプだとばかり思ってて…」
中沢「そうでもないんだなって」
マミ「……」
マミ「それで?私の機嫌を直す気?」
中沢「全くなあもう…嬉しいくせに」
中沢「素直じゃない女子はモテないぞ?」デコピンッ
マミ「……」
中沢「んじゃ」
マミ「……何よ。少しは分かってるじゃない」ニッ
中沢「ふお~今日もまた疲れるなあ…」
中沢「……あと2日切ったか…」
中沢「果たしてあのバケモンから兄貴を助けられるかな…」
中沢「ま、やってみなきゃーワカンネケド」
中沢「とりあえず今できることをしよう…」
↓どうする?
マミさんの信者がいたプレアデス聖団を呼び、恭介に魔女を詰める実験をする
中沢「……あ、えーとですね…プレイアデス聖団の方ですよね…」
中沢「…はあ…分かりました」
中沢「17時か…飯間に合うかな…」
中沢「というわけでこの人をお願いします」
恭介「え。な、なに!?え?What!?」
カオル「あ。はい。承りました」
恭介「ぎゃ…
しばらくお待ちください
恭介「」
カオル「も、申し訳ありません。失敗しました」
中沢(だと思った…大体死んだ人が魔女の肉で蘇るたあ都合のいい話ねえだろ)
カオル「……」
カオル「巴マミさん……の知人か…」
サキ「でもなんであんな事…」
カオル「そんなの知るかよ」
中沢「上条は犠牲になったのだ…まあ地球の為に死ねるなら本望だろうな…」
中沢「……夕飯はどうせなんか済ませてるだろ…」
中沢「折角外に出たから何かしようかな…」
↓どうする?
杏子拾う
中沢「?」
杏子「」
中沢「なんか知らねえが倒れてら…」
中沢「よく見りゃあの中にいた変なポニテ娘が…」
中沢「こいつを何処かで休ませるか…」ガシッ
中沢「どこか横になれそうな場所…」
↓何処に行く?
信心、教えを見詰め直すため杏子父が回峰している山
中沢の家
中沢「……」
中沢「いつの間にかこんな所へ…」
中沢「まあいいや…」
中沢「ここらで休
ガッ
中沢「…めないか…」
バッ
?「」
中沢「しゃらくせ…」
中沢「えっ!」
ヒョイッ
トッ
中沢「あ、足に乗り…
ダダッ
バキッ
中沢「!?」
中沢「ちっ…面倒くせえ…1発で決めてやらあ…」
中沢「……」
中沢「………」
?「…」テクテク…
ダダダ…
中沢「!」
ドオオッ
?「が、がは…」
中沢「剛体術…当てる寸前体を極限にまで硬直させる技」
中沢「体の全体重が乗っかった技だ。これで立てていたら大したもんだ」
?「」フラ…
中沢「おう?まだやるってか」
?「ま、待ってくれ…用があるのはそっちの子だ」
中沢「?」
?「」ピリッ
?「そこの子の保護者だ」
中沢「あーー!てめは…」
杏父「そうか…杏子はまだ元気か…」
杏父「それを聞けて安心した」
中沢「いやでもこいつは然程…俺たちにゃ協力的では…」
杏父「……私の為にした結果がああだ。そら人を助けるなんて馬鹿げたことは一切したくなくなるだろうな…」
中沢「……」
杏父「全ては私に…」
中沢「じゃあなんで娘を一人にこんな所へ…」
杏父「自分がどれだけ未熟か身にしみたからね」
杏父「杏子とまた会うのは一人前になってからという事にしたんだ」
中沢「……その……」
杏父「……ほう。あまり話が呑み込めないが、要するに仲間が化物に変わったという事だろう?」
杏父「それは倒すべきだろうし、助けるべきでもある」
中沢「……でも…そんな事言ったって…」
杏父「……最後まで希望を捨てるな…諦めてはいけない」
中沢「……」
杏父「少なくとも私を倒したという事はそれなりの精神がある筈だ」
中沢「……ありがとうございます」スタ…
杏父「?杏子は連れて行かなくていいのか?」
中沢「いいえ。どうせ説得できないだろーし」
中沢「………但し、起きた場合に一つ伝言を…」
杏父「?」
↓伝言
その歳でキャラ物のパンツは恥ずかしいぞ
中沢「その歳でその系統のパンツはやめたほうがいいよー」
杏父「」ペラ…
杏父「うん!伝えとく!」
中沢「とりあえず杏子の父ちゃんにもあえたし…」
中沢「……帰ろうか…何しようか」
↓どうする?
杏子母(とモモ)に杏子父と杏子の様子を伝えておく、モモにお姉ちゃん(杏子)の勉強を見てやるように頼む
中沢「…ここか?」
ピンポーン
杏母「はい…佐倉で…ああ。さっきテレパシーで言ってた子ね」
中沢(てれぱしい?)
杏母「ふうん。とりあえず上手くやってて安心したよ」
杏母「モモ大変だねえ…帰ってきたらお姉ちゃんに勉強教えないと」
モモ「うん!お姉ちゃんって中学行ってるの?」
杏母「ああ…多分行ってないでしょうね…」
中沢(義務教育は?ねえ、義務教育は?)
中沢「俺が伝えたいのはこれだけです。こんな遅くにすみません」
杏母「まあまあ…さてと…明日はとびっきりうまいご飯作らないとねえ…」
中沢「………杏子あれ最悪魔女になるんじゃ…」
中沢「……気にしたら負けってヤツですな!」
中沢「これからどうしよ…」
↓どうする?
恭介が目覚めたらしいので様子を見に行く
※いつの間にか上条から恭介になっているけど分かる…よね?
中沢「…?」
中沢「え、起きた?」
恭介「なぎさはチーズが食べたいのです…」
中沢「」
中沢(イタイ…痛くないけどイタイ…)
カオル「シャルロッテ……の魔女の肉でした…」
中沢(誰そいつ…)
恭介「ああ中沢~なぎさにチーズを恵むのです~」
中沢(うざっ)
中沢「はあ…チーズを買う事になるとは…」
恭介「♪~」
中沢「……買い物も終わったし…さっさと帰るか?」
↓どうする?
恭介は仁美とさやかに押し付ける
中沢「……そうだ!」
仁美「え?」
恭介「なぎさはチーズが食べたいのです~」
中沢「とりあえず上条任せた。じゃ」
仁美「……か上条…君?」
恭介「?なぎさはなぎさなのです」
中沢「……ふう。ようやく家に帰れた…」
中沢「シャワーも…まあいいや。めんどくせ…」
中沢「……寝るまでに何かしようかな…」
中沢「なんかセーブしたほうがいいような気が……セーブ?何言ってんだ俺?」
↓どうする?
色々魔女を詰め込まれ魔王(クラウザーさん)と化した恭介の曲にナカザワが倒され世界が救われる未来を見てゲンナリしたおりこが訪ねて来た。
織莉子「……」
中沢「うおっとびっくりした…」
織莉子「ちょっと朗報があるわ」
中沢「朗報?」
織莉子「前言っていた…誰だか…上条君だっけ…」
織莉子「あの子の曲を聴いたらシビれてきて、一つ…」
織莉子「ある未来が思い浮かんだの」
中沢「それって…」
織莉子「天美のお兄さんが倒される未来よ」
中沢「……え…」
織莉子「詳しくは分からないけど爆発はしたわね」
中沢「そ、そんな…その前に…助けられなかったのか?」
織莉子「…問題はそこじゃないの」
中沢「……?」
織莉子「………そいつが来るのが…明日だって事」
中沢「なっ…3日って…」
織莉子「それはあくまでQBの予測よ。なんでも知ってるわけないじゃない」
中沢「そ、そんなあ…」
織莉子「……まあ、明日どうなるかね」
織莉子「100%無理が99%無理に変わったのは大きいわよ」
中沢「だな…」
~翌日~
QB「集まったね」
中沢「おう」
QB「それじゃあ説明しよう」
QB「はっきり言ってこちらも急いでたが満足する程のものには出来なかった」
QB「実際、まだ兵器が一つ完成していない。後1時間程時間がかかる」
QB「ライフルやらミサイルやらなんでも持って行って欲しいが一つこれだけは注意してくれ」
QB「この大型の武器は魔女程度なら一撃でバラバラにする代物だ。但し!急ピッチで作ったから1発のみ」
QB「敵の大玉なんかに使うな。使いどきを考えろ」
中沢「そこんとこ忘れないように!」
中沢「鹿目さん、さやかは俺と兵器が完成するまで待機!時が来たら加勢!」
まどか さやか「承知!」
中沢「……」
中沢「後はとりあえずなんとかしようか…」
マミ「あのねえ…」
中沢「……」
杏子「」フキフキ…
中沢「結局来たんだな
杏子「うっせ」
中沢「そうかそうかそんなにパ
杏子「殺すぞ」
中沢「あっれえ?命の恩人に向かってそれはないな~さらにい~」
杏子「……」
中沢「まあまあそう白けんなっての」
中沢「だからってプr
中沢「おおう」バキッ
杏子「殺すってったろ」
中沢「おいおいこれ以上やったらバラすぞ?」
杏子「……ごめんなさい」
中沢(お?お?カワユス。いさぎよろし)
杏子「親父に言っておいた…」
杏子「殴るのは帰ってからってな」
中沢「………」
中沢(何人の許可なく死亡フラグ立てちゃってんの?)
中沢(とりあえず南無)
杏子「…」
マミ「……貴方も大変ね」
マミ「佐倉さんもあいつに…惹かれたのかしら?」
杏子「おいおい冗談きついぜ」
中沢「……」
キャスター「………た、たった今入ったニュースです。…風見野市にて謎の建物崩壊が相次いでます」
キャスター「周辺の市民は至急避難してください。繰り返します」
中沢「……」
中沢「…きたか?」
さやか「……な、なっ…」
さやか「巨人……?」
まどか「え、私にも見せてよさやかちゃん!」
まどか「……」ジーッ
まどか「……あれ……かな?」
ナカザワ「……」
ナカザワ「……ォォオオオ!」
ドオオッ…
ゴオオッ
まどか「っ!?た、建物が…」
さやか「んな馬鹿な…今まで雄叫びをあげてただけでは…」
QB(どうやらターゲットが現れたみたいだね)
さやか「え?あいつが?」
杏子「……」
キリカ「まだ終わらないの?」
QB(まだ…もう少し時間を稼いでくれ…)
QB(……10……いや7!7分耐えてくれ)
織莉子「秒にして420秒…」
ほむら「尚更わからないわよ…」
マミ「さあ!完成するまで持ち堪えるわよ!」
…ガキィッ
杏子「っ……近接武器あたりじゃダメっぽいな」
キリカ「……さっきから歩くだけでこっちに攻撃しないんだけど」
ほむら「これだけで1分経ったわ」
マミ「いいえ!まだ6分もある!油断したらまずいわよ!」
中沢『お前はまだ数えられる程しか戦ってない…無茶だ』
中沢『…ここにいろ』
天美「……」
ナカザワ「…」スッ
ボボッ…
マミ「……皆っ!避け
ボオオッ
…シュゥゥ…
織莉子「い、いたた…」
キリカ「織莉……え?」
杏子「地面が…底が見えねえ…」
杏子「成る程。最凶だ」
ナカザワ「……オオオオッッッ」ドドドッ
マミ「攻撃態勢に入ったみたいね」
プンッ
ほむら「当たれば意味ないのよ」
ナカザワ「オオ…」
中沢「……やばいな…」
さやか「?」
中沢「ここで待っていてくれ!兵器は任せた!」
まどか「え、ちょ…中沢君!」
杏子(後3分ぐらいか…)
織莉子(この調子ならうまく…)
ガシッ
織莉子「え」
キリカ「織莉…」
ガシッ
ブオッ
……ズンッ!
杏子「にゃろ!」
ほむら「させ…」
マミ「二人共!駄目!」
ズガッッ
杏子「ぬお…」
ほむら「つっ…」
ドオオンッ
マミ「よ、4人を…数秒で…」
マミ「ひっ…」
ナカザワ「……」ドス…
マミ(何やってるの私…こんな時こそ…)
マミ(……出来る訳ないじゃない…)
ナカザワ「…」ドス…
バシュッ
……ドオオンッ
ナカザワ「?」
中沢「こっちだバケモン!ここまで来てみろ!」
ナカザワ「…」ドス…
マミ「………そ、そうた!皆…」
中沢「へえ…へえ…」
ナカザワ「…」
中沢「喰らえ!ロケットランチャー!」
ドオオンッ
中沢「……どうだ…」
ナカザワ「…」ドス…
中沢(ですよねー)
ナカザワ「」ボオオッ…
中沢「え…」
マミ「危ない!」
ガシッ
ドオオンッ
マミ「……つ…」
中沢「ま、マミさん!てめ何…」
スッ
中沢「!?」
ボボボボ…
中沢「や、止め…」
中沢(担いで逃げる程時間はない…)
マミ「…た…」
ボボボボ
ナカザワ「」ボオオオッッ
中沢「……」
中沢「え?……!」
中沢「何このロボット…」
さやか(早く乗る!)
中沢「え?」
シュゥゥ…
中沢「っと!?こ、コックピット?」
QB(それは対大型魔女暴走用に開発していた新兵器…Q(きゅっとして)B(ボカーン)ロボだ)
中沢(…とりあえず時間ないからツッコむのは後回しにするわ)
まどか「QB曰く習うより慣れろだって」
QB(今の君達なら恐らくそれを操縦するぐらい造作のない事だろう)
中沢「単にめんどいだけだろ…」
中沢「地球の平和を脅かす貴様にこのQBロボ様が天罰を下してやろう」
中沢「俺を目にしてそれでも抵抗するというならよろしい…」
中沢 さやか まどか「かかって来いやあッッッ」
ナカザワ「オオオオッッ!」
ボオオッ!
中沢「台詞終わってから即発射ってどうなのさ!?」
中沢「おっしゃあ!」
ガキィッ
ナカザワ「!?」
中沢「ハイパースラッシュ!ウルトラスラッシュ!スーパースラッシュ!」
さやか「頼むから恥ずかしいからやめい」
中沢「なら…ミサイルじゃああ!」
ズドドドオオッ
ナカザワ「ォォ…」
中沢「うっしゃ!まだまだ来い!」
中沢「ぬおお!」
ナカザワ「ォォ!?」
ガキィッ
中沢「そろそろ止…
天美「待って!」
中沢「?」
天美「あそこには…」
中沢「…すまんな。こいつにはもう話は通じ…
天美「兄ちゃんは中に…」
中沢「…な、中?体内か」
ナカザワ「ォ、ォォオッッッ」
さやか「何やってんの!今の内に…」
中沢「待ってくれ」
スッ…
タッ
中沢「超手刀!」
ズッッ
まどか「あ、穴を…」
天美「…ありがとう…」
中沢「…中に…本体はいるんだろうな?」
中沢「よしっ!時間を稼ぐぜ野郎共!」
キ…シ…
中沢「あれ?さっきよりスピード遅くなってね?」
QB「だからフルで入れようって言ったのに…」
シュゥゥ…
中沢「あ、穴が塞が
ボオオッ
中沢「ぐおっ!?」
ドオオッ
中沢「や、やば…」
杏子「あれじゃ加勢のしようがないな…」
織莉子「…!?来る!」
魔女「~~!」
マミ「ただの魔女じゃなさそうね…」
魔女「~!」ボボボオオッ
マミ「っ!?」バッ
ドオオンッ
マミ「……こっちもこっちで面倒ね…」
ほむら「あれが元凶さんですか…」
天美「…ここか!」
天美「兄ちゃん!兄ちゃん!」
ナカザワ『……』
ナカザワ『っ…』
中沢「野郎!」
ガキイッ
ナカザワ『!!』
天美「兄ちゃん!」
天美「あ、ああど、どうしよう…」
グッグッ
天美(蔦に絡まって……取れろっ)
天美『?ソウルジェムから光が…』
天美「……これか!」
天美「兄ちゃんのも…」
天美「…黒い…」
天美「今ソウルジェムを…」
ナカザワ「オオッッッ」
ボオオッ!
中沢「ああっ!?」ピシィッ…
ガ……
さやか「そろそろエネルギーが…」
中沢「細けえこたあいいんだよ!」
中沢「ぬおお!」
ドドドッ
ガキィッ!
…………ミシ…
バリィッ
中沢「け、剣が…」
ナカザワ「オオオオ」ガシッ
プンッ
ドオオンッ
まどか「きゃあああ!」
中沢「くそ!まだなのか…」
ボオオッ
マミ「きゃあっ!」
杏子「ぐああ!」
ドオオンッ
…ドサッ
ほむら「ふ、二人共…」
魔女「~!」
キリカ「くそ…あの兵器を使えば…」
織莉子「無理よ…チャージにタイムロスが…」
天美「さっきから送ってるはずなのに…」
天美「まだ真っ黒だよ…」
天美「また皆死んじゃうよお…」
天美「また役に立てずに終わっちゃうよお…」
天美「兄ちゃん…」
天美「…助けて…」
ポタ…
マミ「使い魔も…ボス級なんて聞いてないわよ…」
キリカ「というか魔女だよね?」
ボボボボ…
杏子「し、死んでたま…
織莉子「もう…動…
ほむら「だ…め
ズバァッ
魔女「~!?」
ナカザワ『はあ…はあ…事情は吞みこめねえが……』
マミ「え?な、中沢…」
杏子(え、こんな似てんの?そら気付かん…)
ナカザワ『とりあえずこの化け物をなんとかすりゃいいんだろ?』
中沢「いよっしゃあああ!きたああああ!」
中沢「思う存分ボコれるぜええ!」
さやか「……エネルギーはどうだか…」
ゴオッ
ナカザワ『らあっ!っしゃあ!』ズオオッ
魔女「~!」ガシッ
ナカザワ『!?……っとお!」ズバァッ
魔女「ッッッ!」
マミ「よし!行くわよ皆!」
マミ「秘密兵器!その名も…えと…」
マミ「ビクトリーフィナーレ!」
杏子「なんでもかんでもフィナりゃいいってもんじゃねえよ…後担ぐの意外と辛い…」
ほむら(なんか似た名前のバズーカかなんかあったような…)
マミ「いいじゃないいいじゃない!勝利のVよ!?」
ナカザワ『あのーまだですファッ』バキッ
魔女「~ッッッ」ボボ…
ドオオンッ
魔女「!?」
天美「はあ…はあ…」
マミ「充分!3、2」
魔女「ッッッ~~」ボオオオッッ
マミ ほむら 杏子 織莉子 キリカ「ビクトリー!」
ドオオッ
魔女「……ッッッ……」ゴオオッ
ドサッ
ドオオンッ
マミ「やったーー!」
ほむら(やっぱり掛け声も同じだった様な…まいいや)
中沢「らっしゃ!」
ガシッ
ナカザワ「オオッッッ」ドゴッ
ドガッ
中沢「くそ!こ、コントロールが…」
マミ「嘘?最初は優勢だったのに…」
杏子「そらあんなペース配分考えなきゃああなるわな」
QB「いや、そもそもそこの少年……(?)も元々はあの魔女と一心同体だった…いや、実際には今もか」
QB「実際さっきのダメージがリンクしている」
ほむら「そしたらこの人が攻撃しないと指示すれば々」
QB「いや、そもそも自我という存在がなくなったあの化物は本能のままに暴れる…」
QB「ただ…」
QB「ダメージがリンクしているとなればそのソウルジェムを粉々にすれば…」
キリカ「ソウルジェムを…?」
織莉子「……それしかないかもね…実際どちらも死ぬ事になる。でもあいつを放っておくわけにもいかない…」
天美「…や、止めてよ!折角戻った…のに…」
ナカザワ『……あれは、私がなった化物の姿…責任は…俺がとる…』
ガンッガンッ
まどか「ショ、ショートしてきた…」ビリィ…
さやか「くそ!やっぱ駄目なのか!」
さやか「魔法も何も使えない奴が足掻いたって…」
中沢「知るか!てめらは女だから知らねえかもしれねえが俺なれねえんだぞ?」
中沢「そんな事愚痴愚痴言えるエネルギーが残ってんならなあ…」
まどか「でも…」
中沢「でももくそったれもあるかよにゃろ!俺達が望んでやったんだから…くそ!」
ドガッ!
ナカザワ「!?」
中沢「んのくそ!邪魔邪魔邪魔邪魔あっっ!」
ガッ…
中沢「兎に角!てめえらがなんと言おうと皆頑張ってんだから…」
中沢「最後まで惨めに死んでもいいから踏ん張る!」
中沢「天美も皆…頑張ってんだから期待に応えなかあかんだろがあああ!」
さやか「んだと!?てめえはなんかなれないなれないつってるがなあ…」
さやか「こちとら願い迷うんじゃい!」
さやか「ああはいはい分かりました!やりゃいいんだろやりゃ!こんな奴ワンパンだ!」
まどか「…さやかちゃん…」
まどか「私も殺る!殺ってやるぞ!」
中沢「行くぞお前ら!」
まどか さやか「応ッッッ」
カーーッッ
マミ「ひ、光ってる?」
QB「まさか…3人の願いに応えているのか!?」
ガシッ
中沢「よし!」
杏子「あんな折れた剣…使い物には…」
中沢「光よ!剣を呼べ!」
カッッ
ほむら(あれ…さっきから見た事ある光景が…)
中沢「っらあっ!」
ズバァッ!
ナカザワ「ォォッ!?」
……ドサッ
キリカ「あんな簡単に腕を…」
ナカザワ『っ!……』
天美「兄ちゃん!だ、大丈夫?」
中沢「天まで昇りし光の剣!」
ゴオッ
織莉子「な…どこまで伸び…」
中沢「フィニッシュじゃああああ!」
ズオオオッッッ
…シュゥゥ…
中沢「どうだ…」
ナカザワ「………」ピシ…
ナカザワ「オオオオッッッ!」
ボオオオッッ
中沢「なっ!」
ドオオオオオンッッッ
ピシィッ…
中沢「の、ノーダメージはねえよそりゃあ!」
QB(いや!正確にはもう肉体が限界を超えている!)
QB(奴は最後に大爆発を起こす!地球破壊規模のね!)
中沢「そ、それを早く言いやがれ!」
さやか「もうエネルギーはないし…損傷も…」
まどか「そ、そんな…」
QB(こうなれば…後奴は30秒程で爆発する!)
QB(それまでに周辺に何重ものバリアを貼る!それで被害を最小限にするしかない!)
杏子「ここから離れろ!」
中沢「分かってけどよ!それでも30秒ありゃこの街一つ軽く…」
中沢「……」
中沢「ポチッとな」ポチッ
さやか「え?」ゴオッ
まどか「え?」ゴオッ
ゴンゴンッ…
まどか「い、痛たた…」
さやか「ここは?」
中沢「とりあえず死なないよう祈っとけ!」
プンッ
まどか「ひええ!」
ズドッ
さやか「剣の上に乗せて投げるってどんだけ危ねえ運搬方法用いてんじゃてめええ!」
さやか「……え?」
中沢「ああその様子だと元気だな、じゃ」
ガシッ
中沢「てめえはちゃんとここにいろおお!」
中沢「安心しな…地獄に落ちるのはお前だけじゃないさ…」
ナカザワ「オオオオッッッ!」
ボオオオッッ
中沢「ぐおお!?」
ピシィピシィッ
中沢「や、やべえ…そろそろ操縦席も…」
天美「兄ちゃん!」
中沢「……ああ俺帰ったら天美と間接キスするんだ…」
中沢「よし!死亡フラグは立てたぞ?てめえはフラグ建築士と不様に死ねええ!」
ナカザワ「」ボオオオッッ
中沢「ちょっ!?」
ナカザワ「オオオオ…」ボオオオッッボオオオッッボオオオッッ
ピシィッ…
QB「……よし。二人の体にバリアを貼った。これでもう…あの二人以外は大丈夫だ…」
マミ「大丈夫じゃないでしょ!?」
QB「……仕方ないだろう…それともマミが行きたかったかい?」
マミ「……」
中沢「くそ…くそ…」
中沢「ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ドオオオオンッ
QB「上半身が爆破した…もう…駄目だ」
……ゴオオオオオオオオオッッッ………
天美「………兄……ちゃん……」
さやか「………」
杏子「そ、そんな…」
まどか「こんなの…絶対おかしいよ…」
織莉子「………諦めなさい。天美ちゃんが助かっただけ良かったと呑めば…」
キリカ「…ああ。死んでから恩人っても意味ないよね…」
ほむら「中沢………君…」
マミ「…………な~か~ざ~わ~ッッッ!!!」
マミ「てめえ!死んだらどうすんだああ!?」
マミ「家は?金は?残ったもん私に全部任せるなんて無責任な事しないよなあああ!?」
マミ「……天美…ちゃんだって……」
ナカザワ『…あ…』シュゥゥ…
天美「え…」
織莉子「………残酷なものね…救いようがないとはこの事だわ…」
ナカザワ『………ア…マミ……』
天美「お願い!死なないで!兄ちゃんが兄ちゃんを助けてくれたんだよ?二人共死んだらあたしは…」
ナカザワ『………俺が…何故親が死んでも…自殺を選ばなかった…理由が…はっきりした…』
ナカザワ『………お前はもう…一人じゃない…』
ナカザワ『そこに…沢山仲間がいるじゃないか…』
天美「……ん…」
ナカザワ『私の役目は…お前を…ここに連れてくる事だった……そう…勝手な…解釈だけど…』
天美「ひぐ……す…」ポタポタ
ナカザワ『おいおい。最後の別れまで泣くな」
ナカザワ『……これ…覚えてる?今お前も付けてるストラップ…』
ナカザワ『結局渡せず終いかと思ったけど…最後に渡せてよかった…』
ナカザワ『……大事な人に…私の想い…託してくれ…』
ナカザワ『………ワ……ぞ』フッ…
天美「うわあああああああああああん!」
天美「うえ…ぐす……ひっぐ…」ポタポタ
まどか「……こんなのって…ないよ…」
QB「……定めか…偶然か…」
~墓地~
天美「……」
天美「あれから…一ヶ月か…」
天美「早いものだ…」
天美「兄ちゃんが…死んじゃった日…」
天美「でも…あたしが一歩成長した日でもある」
天美「皆を…助けられた…」
天美「……兄ちゃん…元気かなあ…」
中沢「おいおい?死んでる幽霊さんが元気なわけないだろ…」
天美「あ、それもそうだ」
天美「……ぎゃあああああ!?お化けええええ!」
中沢「(・ω・)」
中沢「酷くね!?確かにあの登場はまずいと思ったけどさあ…」
中沢「……考えてもみろよ…」
中沢「地面に潜っている奴が地上の状況知れるわきゃねえだろ…」
中沢「おおおおおおお……お?」
中沢「なにこれ?押しちゃダメよ♡」
中沢「頼むから真面目なシーンでそんな事は…」
中沢「………どうせ死ぬんだ…これの詳細を知りたい…」
ポチッ
ゴオッ
中沢「おろ?」
ドーン
中沢「おろー」
中沢「……ここは…下半身の部分か?」
中沢「?合体解除しますか?」
中沢「………え?」
ドオオオオンッ
中沢「いやあっほお!」
ズドドド…
中沢「いやはや…危ねぇ危ねぇ…あと1秒でも遅かったら死ぬとこだったぜ…」
中沢「……あれ?これ悲しんでる時にデレてる所をニヤニヤしながら…」
中沢「おもろっ!やってみよ!」
天美「ひぐ……えぐ…」
マミ「……天美ちゃん…帰りまし
ドオオンッ
マミ「」
中沢「ダイナミックお邪魔スマッシューーッッッ!」
ドガッガッ
中沢「いやー皆大丈夫?俺の事心配した?」ウィー
中沢「残念!俺はそんな簡単に地獄に落ちませんよーだ」
織莉子「え、えと…バリアに貼られてた…わよね?」
QB「ああ。でも一応時間ギリギリまでは地面に貼ってなかったよ」
QB「ドリル使って掘ってきてここ戻ってくる可能性も考えてたけど…」
QB「いやあれかなり分離した後合体させるの面倒くさいんだよたはははは」
中沢「ま、生きていたから結果オーライだな!」
QB 中沢「わっはっはっは」
マミ「……」
マミ「」パキポキ…
中沢「………oh……」
中沢「……そんな事もあったなあ…あれから1週間は家の掃除全部やれったからな…」
天美「まあ…それ程心配してたって事でしょ?」
中沢「……だな。嬉しいねえ」
天美「……じゃ。そろそろ戻ろうか」
中沢「えー墓地だけじゃつまらねえからどっか行こうぜー」
天美「え…う~ん、別にいいけど…」
中沢「そだ!昼ご飯食いてえな!レストランレストラン!」
天美「はいはい」
天美「ほえ?」
中沢「……手、繋いじゃ悪いか?」
天美「………ううん」
天美「大好き。兄ちゃん」
中沢「………もう…兄妹やめないか?」
天美「え?」
中沢「……」
天美「……へへ」
天美 中沢(二人で…一歩ずつ…)
ナカザワ(ぎゃあああ!リア充爆発しろおおおお!)
ほむら「霊は頼むからさっさと成仏しなさい」
終わり
オリキャラは初めてなんで緊張シマシタワー
最後は少し投下が遅くなっちった…本気ですみません
あ れ ? タ イ ト ル 意 味 な く ね?
因今中沢君主人公のSSタイトル募集してますよー
↓これやってほしいというのがあれば是非!
(本当のの終わり)
QB「あれ、目線が低い…」
乙
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません