悪者「く、やるなヒーローよ。」

悪者「だが私は人の心に闇がある限り蘇る！」

ヒーロー「愛の力は無限！」

ヒーロー「俺は絶対に負けない！」

ヒロイン「さぁ帰りましょう//」ちゅ

ヒーロー「あぁ//」

悪者「また負けた…」

悪者「あんなに訓練したのに…」

悪者「勝ちたい勝ちたい勝ちたいぃ。」

悪者「ヒーローは私よりもっと凄い訓練をしているのか。」

悪者「もっと修行して次こそは勝ってみせる！」

ヒーロー「好きだよ。ヒロイン。」ラブラブ

ヒロイン「私もよ」ラブラブ

ヒーロー「ヒロイン//」ちゅ

ヒロイン「ヒーロー//」ちゅ

悪者「シュ！シュ！！」

悪者「今もヒーローは厳しい訓練をして私を待ち受けているに違いない！！」

悪者「シュ！シュ！！」

悪者「汗が気持ちいい！」

悪者「勝つんだ！負けないんだ！頑張るんだ！」

悪者「よし、次は腕立て伏せだ！」

ヒーロー「ヒロイン。今度の日曜、デートしないか…？」

ヒロイン「う、うん//行きましょ。」

ヒロイン「久しぶりのデートすっごく嬉しいわ！」

ヒーロー「俺もだよ。」ニコ

ヒロイン「ヒーローったら//」

悪者「よし！必殺技も完成した！！」

悪者「これで勝てる！！！」

悪者「早速明日町の人に悪さをしてヒーローと対決だ！！」

翌日

悪者「はっはっはー」

悪者「この娘は頂いて行く！」

町人「やめてぇ！！私の娘を返してぇ！！！」

娘「おかあさーん！！！」

悪者「はっはっはー返して欲しくば我を倒すのだな」

悪者「さらばだ！！」

娘「えーんえーん」

悪者「あぁ、ごめんね、泣かないで」アセアセ

悪者「このアメちゃんあげるからね？」

娘「…ありがと」

悪者「もうちょっとしたらちゃんと家に返してあげるからねー。」

娘「うん…」

悪者「えらいねーいい子だねーすぐだからね？」

娘「うん！！」

悪者(早くこい…ヒーローよ…)

悪者「よし、ヒーローが来るギリギリまで訓練だ！」

ヒーロー「ヒロイン…」

ヒロイン「ヒーロー…//」

ヒーロー「俺初めてだから上手く出来るかわからないけど、頑張るから…！」

ヒロイン「うん…//」

ヒーロー「じゃあまず胸か…」

携帯「ピロピロ！ピロピロ！」

ヒロイン「え…」

ヒーロー(何でこのタイミングなんだよ、クソが)

ヒーロー「ごめん、ちょっと待ってね。」

ヒロイン「うん…//」

携帯「上司」パカ

ヒーロー「…」

ヒーロー「うん、ごめんね、何もなかったよ。」

ヒロイン「え？でも事件じゃ…？」

ヒーロー「いや違ったよ。ヒロイン！」バッ

ヒロイン「あっ//」

娘「悪者さん、私お腹減ったよ…帰りたいよぉ」

悪者「あぁ！！ごめんね！！」

悪者(何故来ない…)

悪者「娘ちゃんは何が好きなんだい？」

娘「うーんとねうーんとね」

娘「ハンバーグ！！！」

悪者「よしっ！じゃあ今から作るよぉ」

娘「わーい！！！」

悪者「よし、出来た！！」

娘「わー！！！おいしそ！！！」

悪者「よし、手を合わせて」

娘「てをあわせて」

二人「いただき…」

ヒーロー「とーう！！！」ツヤツヤ

ヒーロー「ヒーロー参上！！！」ツヤツヤ

娘「わぁヒーローだ！！」

悪者「遂に来たか！！！」

ヒロイン「ヒーロー、女の子が人質に取られているわ！！！」ツヤツヤ

ヒーロー「しかも、あれは毒か…何て卑怯な」ツヤツヤ

娘「え…？」

悪者「今度は負けんぞ！ヒーローよ！」

悪者「私は人質など興味はない！正々堂々と勝負だ！！」

ヒーロー「くっ…」ツヤツヤ

悪者（よしっ！修行の効果が出てる！勝てるぞ！！）

ヒーロー「こうなったらこれしかない！！」ツヤツヤ

ヒーロー「ファイナルスペシャルアッタァアック！！！」ツヤツヤ

悪者「まさかそれは…」

悪者「うわぁああああああ」

ヒーロー「正義は勝つ！！！」ツヤツヤ

ヒロイン（カッコいい//）ツヤツヤ

悪者「また負けた…」

ヒーロー「愛の力は無限！」ツヤツヤ

ヒーロー「さぁ娘ちゃん！帰ろうか！」ツヤツヤ

娘「う、うん…」

娘「悪者さん…」

悪者「勝てない…」

悪者「奴のあの力はなんなんだ…」

悪者「どうすればあそこまでの力を…」

悪者「偵察機を送りつつ、修行するしかない。」

悪者「娘ちゃんには悪いことをしたな…」

悪者「冷めてしまったが、取り敢えず食べよう。」

悪者「いつまでもくよくよしても仕方が無いもんな！」

悪者「よし、今日からまた頑張るぞー！」

数日後

悪者「シュ！！シュ！！」

偵察機「ブーンブーン」

悪者「おっ遂に帰ってきたか！」

悪者「早速見て、奴の強さの秘密を暴いてやる！」

ヒーロー「ヒロイン！ヒロイン！」パンパン

ヒロイン「あっ//あぁああヒーロー//」パンパン

悪者「///」

悪者「あやつらは付き合ってるのだ」

悪者「可笑しいことではないよな」

悪者「取り敢えずこれ以上はプライバシーに関わるからな」

悪者「次つぎ」

ヒーロー「君可愛いね」ニコ

女性A「あっ//ヒーローさん//」

ヒーロー「一緒に遊ばないか？」ニコ

女性A「ぜっぜひ//」

悪者「あ、あれ？」

悪者「ヒーローはヒロインと付き合ってるんじゃ…」

悪者「と、取り敢えず次じゃ…」

ヒーロー「君可愛いね」ニコ

ヒーロー「君可愛いね」ニコ

ヒーロー「君可愛いね」ニコ

ヒーロー「君可愛いね」ニコ

ヒーロー「君可愛いね」ニコ

悪者「何じゃこいつは。」

悪者「来る日も来る日も女ばかり…」

悪者「第一こやつは何の修行もしてないじゃないか。」ワナワナ

悪者「私はこんな奴に…」ワナワナ

ヒーロー「あっ君は」ニコ

娘「あっヒーローだぁ」

ヒーロー「あの日以来だね！」さわさわ

娘「えっ、う、うん」

悪者「な、なに」

ヒーロー「君は本当に可愛いなぁ」さわさわ

娘「あ、あの、何でいろんなところ触るの…？」

ヒーロー「別に変なことじゃないよ？」さわさわ



悪者「…」

悪者「…」

悪者「…」

悪者「…」

悪者「…」ゴゴゴゴゴ

ヒーロー「ホントに女はちょろいなw」

ヒーロー「雑魚を倒すだけで股を開くんだもんなw」

ヒーロー「ヒロインにも飽きてきた所だし助かるぜw」

ヒロイン「ヒーロー//」コンコン

ヒーロー「ヒロインか！」

ヒーロー(まぁ喰えるのは喰っておくかw好き嫌いは良くないもんなぁw)

悪者「もう勝ちたいとかじゃない。」

悪者「負けれない…」

悪者「私は負けない！！！」

悪者「シュ！！シュ！！」

ヒーロー「ヒロイン。」

ヒロイン「ヒーロー」ラブラブ

ヒーロー(あぁめんどくせぇ)

悪者「…」ザッザッザ

ヒーロー「ん？」

ヒーロー(また雑魚か)

ヒーロー「貴様は悪者！また町の人に悪さか！」

ヒーロー(ヒーローも大変だぜw)

悪者「そんなことはもういい…」

悪者「わたしはお前を倒す！！！」

ヒーロー(私はお前を倒す)

ヒーロー(だってぇwwwww)

ヒーロー「俺は悪には負けない！！！」

ヒロイン「ヒーロー頑張ってぇ」メロメロ

見てるぞ

ヒーロー「何故だ何故だ何も当たらない…」

悪者「…」

悪者「もう負けない…」

ヒーロー「だがコレで終わりだ！！！」

ヒーロー「ファイナルスペシャルアッタァアック！！！」

悪者「来たか！！！」

悪者「これで終わりだ！クソ野郎！」

悪者「ファイナル ダークネスエンド！！！」

ヒーロー「うおおおおおおおおお」

悪者「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」

バーーーーーーーーーン

ヒーロー「俺はヒーローだ。」

ヒーロー「俺はヒーローだ。」

ヒーロー「なのに何故…」バタ

ヒロイン「ヒーローおおおおお」

悪者「遂に遂に勝った。」

ヒロイン「ヒーローヒーローぉ」ユサユサ

悪者「可哀想な女よ…騙されているとも知らずに…」

悪者「伝えるべきか伝えざるべきか…ん？」ガガガ

ガガガガガガガガ

悪者「まさかさっきの衝撃で！！！」

ヒロイン「えっ！？え！？？」

悪者「奴らが危ない！！！」バッ

悪者「はっ！！！」

悪者「転移！！！」しゅん

ヒロイン「あっ、まさか悪者に助けられるとは…」

ヒロイン「早くあなたも！！！」

悪者(流石に力がもう…)

悪者「だが私は負けない！あの子にまだ謝ってないのだ！」

悪者「はっ」

ヒーロー「…」

ヒーロー「…」

ヒーロー「…」にや

ヒーロー「ん」

ヒロイン「あっ気が付いたのねヒーロー！！！」

ヒロイン「あの人が助けてくれたの！！！

ヒーロー「そうだったのか…」

ヒーロー「ここは危ない！！！ヒロイン逃げて！！！」

ヒロイン「ヒーローは！？」

ヒーロー「俺は友を助けてから行くよ」ニコ

ヒロイン「ヒーロー//」

ヒロイン「わかったわ」タッタッタ

ヒーロー「…」にやにやにや

悪者（私は私は…）

ヒーロー「…」ザッザッザ

悪者「ヒーロー！！！無事だったか！」

ヒーロー「あぁ今助けるぞ悪者！」

悪者「ヒーロー！！！」

ヒーロー「…」

ヒーロー「くっくっく…しね」ひゅん

悪者「何！！？？」

悪者「ひぃ…ロォ…」

ヒーロー「…」

ヒーロー「ひゃっひゃっひゃっひゃひゃひゃひゃ」

ヒーロー「コレで俺は生涯やりたいほうだいだぜwww」

ヒーロー「もう邪魔者はいないwww」

偵察機「悪者」

偵察機「死亡」

偵察機「命令を開始します」びゅーん

ヒーロー「…」ザッザッザ

ヒロイン「ヒーロー無事だったのね！！！」

ヒーロー「あぁ…だが悪者は…」

ヒロイン「そう…」

ヒロイン「でも仕方が無いじゃない、あの人は悪いことをしていたのよ。」

ヒロイン「そうなる運命だったのよ」

ヒーロー「ヒロイン…」ダキ

ヒロイン「あっ//」

ヒーロー「好きだよ…」にや

ヒロイン「私も…//」

娘「…」ジッ

ヒロイン「ホントヒーローはかっこいいわぁ」

娘「…」とてとて

ヒロイン「あの子は…」

ヒロイン「おーい」ブンブン

娘「あっおねいちゃん！！！」

ヒロイン「あの日以来ね。いい子にしてた？」ニコ

娘「うん！！！」

娘「そうだ！おねいちゃんおねいちゃん」

ヒロイン「ん？どうしたの？」ニコ

娘「あのね…あのね…」

娘「見て欲しいものがあるんだ！」

ヒーロー「はっはっは」ぱんぱん

美人「あっあっあっ//」

ヒーロー「お前は最高だ！！誰よりも綺麗で美しいよ！！」ぱんぱん

美人「あっヒーローさまぁ//イ、イッちゃいます//気持ち良すぎて//」

ヒーロー「あぁ俺もだ！美人！お前の事愛してるぞ！」ぱんぱん

ヒーロー(こいつはホントに最高だぜwヒロインはもう終わりだな)

ヒーロー「はっはっは、っく」ぱんぱん

美人「ヒーローさまぁ//ヒーローさまぁ//」

ヒーロー「う、イク…！！！」

ヒロイン「…」コツコツ

ドア「バン！！！！！」

ヒーロー「っは！」

ヒロイン「…」

ヒーロー「ヒロイン…何故ここに…違う違うこれは違うんだ…」ぶるぶる

ヒーロー「違うんだ違うんだ…こいつが無理やり誘ってきて…」

ヒーロー(何故ここに…)

ヒーロー(殺すしかない…)

ヒロイン「…」コツコツ

ヒロイン「…」コツコツ

ヒーロー「くらえっ！！！」

ブス

ヒーロー「うっ」

ヒロイン「…」ぽたぽた

ヒーロー「く…そが…」バタ

ヒロイン「…」ブス ザス ザス

美人「ひ…ひいい」

ヒロイン「…」くる

ヒロイン「…」ニコ

ヒロイン「…」ブス

娘「…」

偵察機「君には謝らないといけないあの時は巻き込んですまんな。」

偵察機「あの時の私はヒーローに勝ちたいが為に君をさらった」

偵察機「本当にすまん」

偵察機「あの時に作ったハンバーグは自信作だったから、是非食べて欲しかったな」

偵察機「今度こそはご馳走したいんだが、また私が君に会ったら親御さんも心配するから叶わんのは悲しいな…」

偵察機「後、ヒーローを調べていてわかったんだがいかんせん私は女心がわからん」

偵察機「娘ちゃんみたいな小さい子に頼むのもアレかと思ったが」

偵察機「娘ちゃんだって立派な女性だもんな」

偵察機「これを見てどうすべきか決めていただきたい。ごめんな。」

偵察機「ではコレで失礼する。もし偶然で会えたら今度は美味しいハンバーグご馳走するよ」

偵察機「君は幸せになってくれよ！ヒーローみたいなやつがいるんだからな」ニコ

娘「…」

娘「もう私の幸せは叶わないよぉ」

娘「何で何で悪者さんがしんじゃうの？」

娘「ヒーローとおねいちゃんを助けたのに…いいことしたのに…」

娘「悪者さんは悪者さんじゃないよ…」

娘「私が大好きな大好きな私だけのヒーローだよ」ニコ

これにて終了です。
読んでくださった方本当にありがとうございました。

乙‼

乙です