ゆき「くるみちゃん、朝から元気だね」
ゴリラ「ウホホwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
悠里「もうくるみ、ご飯はマナー良く食べなきゃだめよ」フキフキ
ゴリラ「ウヒィーwwwwwwwwwwwwwwアヒィオヘェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
美紀「あっ、くるみ先輩食べかすを飛ばさないでください!不潔です」
ゴリラ「ウホwwwwwwwwwwwwwwwwウホウホウホォwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ムッシャムッシャ
ゆき「こりゃわたしも負けてられないね、勝負だよくるみちゃん!」ガツガツ
美紀「ゆき先輩まで真似しないでください!」
ゴリラ「ウホウホウホウホウホウホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
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なんだよこのスレww
ゆき「今日は大掃除だよ!」
悠里「秋になると、枯葉や塵で廊下が汚れがちなのよね」
ゴリラ「ウホウホォーッwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
美紀「あっ、くるみ先輩モップはバナナじゃありません!」
ゆき「おなか壊すよーくるみちゃん」
ゴリラ「ウホウホゴリラwwwwwwwwwwwwウヒィーッwwwwwwwwwwwwwwww」フキフキ
悠里「あらあら、ものすごい速さね」
ゆき「さすがくるみちゃん、負けてられないよ!」フキフキ
ゴリラ「アヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ブリブリ
美紀「くるみ先輩、拭いたそばから汚さないでください!」
ゴリラ「ウヒィウヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ブリュブリュブリュジョボジョボ
悠里「あらあらまあまあ」
ゴリラ「ウヒwwwwウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ジョロジョロジョロジョロ
ゴリラちゃんの事くるみって呼ぶのやめろよ!
ゴリラはこんなに白痴的じゃないぞ
人に指差されたらその意図理解してブチ切れるくらいには、理性があるんだぞ
ゆき「あっ、くるみちゃんそっちは危ないよ!」
美紀「くるみ先輩、あいつらが来てます!」
ゴリラ「ウヒィウヒィウヒィwwwwwwwwwwウホウホウホウホォーーーーッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ズブチャッズブチャッ
悠里「凄いわね、やつらの頭を片手で握り潰してるわ」
美紀「さすがゴ……くるみ先輩ですね」
ゆき「わーっ、くるみちゃんすごい!わたしも負けてられないね!」
美紀「ゆき先輩は真似しちゃだめです」
ゆき「そんなあ」
ゴリラ「ウホウホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガチャーンバリーン
美紀「学校一帯の敵が片付きましたね」
ゴリラ「ウホウホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドコドコドコドコ
ゆき「くるみちゃん、ありがと!」
ゴリラ「ウホウホウホ///wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドコドコドコドコドコドコ
悠里「みんな、お疲れさま。おやつのリンゴとバナナよ」
ゴリラ「ウヒーッwwwwwwwwwwwwwwwwウハァハァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
美紀「くるみ先輩、がっつき過ぎです!」
悠里「もうっ、本当にくるみはバナナが好きね…///」
ゴリラ「ウヒィィィィィィィィィィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」モシャモシャ
くるみちゃんの握力ハンパないからな
オイ
ゆき「すぴー」グーグー
ゴリラ「ウヒィ……」スースー
悠里「…それで、美紀さん。結局、くるみは…」
美紀「あれから、色々と調べてみたんですが……やっぱり、くるみ先輩は…ニシローランドゴリラみたいです」
悠里「そんな…」
美紀「主に果実や昆虫を食べるみたいで、性格は温厚。人間を襲ったりすることはないようなんですけど……」
悠里「人間に戻す方法は無いのかしら…」
美紀「わかりません。どの書籍にも載ってなくて…」
悠里「くるみ…どうして、どうしてこんな事に……」
美紀「…こんなことを言うのも偉そうですけど…、今わたし達に出来ることは、いつも通りの学園生活部を続けることです。くるみ先輩を治す手段は、ゆっくり探していけばいいと思います」
悠里「そうね…きっと、きっと何とかなるはず…」
ゴリラ「……………」
くるみがいれば脱出も可能・・・ドライバーがいないか
ゆき「今日はひさびさの探索だね!」
悠里「くるみのおかげで行動範囲が広がったおかげね」
ゴリラ「ウヒッwwwwwwwwwwwwwwwwウヒッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
美紀「あっ、くるみ先輩、ゴキブリです!」
ゆき「やっ、やだ!!」
ゴリラ「アヒィオヘェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガシッパクパクモグモグ
悠里「た、食べてる…」
美紀「さすがごるみ先輩……」
ゆき「すごーい、くるみちゃんこんな事もできたんだ!」
ゴリラ「ウヒヒヒ///wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」パクパクモグモグ
美紀「あっ、でも家で見かけるゴキブリって下水管の細菌が付着してたりして不潔って聞いたことが」
ゴリラ「ウゲヴォォォォ!!!!!!!」ブリュブリュブリュブリュミチッブチュブチュブリッブリブリブリュリュリュリュリュ
ゆき「ひっ」
悠里「ゆきちゃん見ちゃダメ!」
美紀「くるみ先輩…」
ゴリラ「ォォォォォォォォォォォォォォ」ブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュ
悠里「くるみはしばらく寝かせることにしたわ」
ゆき「くるみちゃん、大丈夫かなあ」
美紀「それにしても臭いですね、これ…」
ゆき「そうだ、お花だよお花!購買でお花の種を買って植えれば一石二鳥じゃないかな!」
美紀「いやいやゆき先輩、こんな不潔な下痢便でお花が咲くはずないです」
悠里「くるみの事を悪く言わないで!!!!」
美紀「ひっ」
悠里「秋のお花を咲かせましょ。キク、コスモス、それからヒガンバナはもう時期が過ぎちゃったかしら」
美紀「そ、そうですね…」
ウンコ「」プーン
悠里「最近、日が落ちるのが速いわね」
ゆき「もうすっかり秋!って感じだね」
ゴリラ「ウホwwwwウホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
美紀「くるみ先輩、もう大丈夫なんですか?」
ゴリラ「ウホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドコドコドコ
悠里「すっかり元気みたいね」
ゆき「心配したんだよ、くるみちゃん!」
ゴリラ「ウヒウホアヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」チョイチョイ
ゆき「え、くるみちゃん、お尻突き出してどうしたの?」
ゴリラ「ウヒウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwホイッwwww」ブチュッ
美紀「きゃっ、ゴキブリの死骸がお尻から!?」
悠里「もうくるみ、いたずらが過ぎるわよ!」ゲシッ
ゴリラ「ウヴォヴォオォォォォォ」ブリュブリュブリュ
太郎丸「わふっ」ビチャッ
ゆき「あっ、太郎丸にウンコが!」
美紀「ゆうり先輩、くるみ先輩は病み上がりですよ!むやみに蹴り上げないでください!」
悠里「ごめんなさい、つい…」
ゴリラ「ブリュブリュブリュ」ブリュブリュブリュブリュ
太郎丸「わふわふ」ペロペロ
ゆき「りーさん、くるみちゃんは?」
悠里「屋上で遊んでると思うわ」
美紀「屋上、ですか?」
悠里「ええ。最近、避雷針を揺らして遊ぶのが好きみたいなの」
ウッホホーイwwwwwwwwwwwwwwwwwwウヒウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ゆき「あ、くるみちゃんの声!」
美紀「楽しそうですね。でも、避雷針が折れたりしないんですか?」
悠里「そうよね、確かに心配ね。そのうち手を打ちましょう」
バヂッ
ゴロゴロ
ゆき「…あれ、電気が消えたよ?」
美紀「もしかして、屋上に雷が落ちたんでしょうか」
悠里「くるみったら何やってるのかしら、ちょっと見てくるわね」
ゴリラ「ウヒウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwアヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」メラメラ
ゆき「わっ、くるみちゃんが燃えてるよ!」
悠里「楽しそうに走り回ってるわね」ウフフ
美紀「いや、これってまずいんじゃないですか…?」
ゴリラ「ウヴォアアアアァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウヒィィィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドボォン
悠里「貯水槽に飛び込んだのかしら」
美紀「あっ先輩、発電設備が炎上してますよ!使えなくなる前に早く消火しましょう」
ゆき「もー、くるみちゃんドジッコなんだから」プププ
ゴリラ「ゴボゴボゴボ……ガブッ…………」
悠里「なんとか発電設備の被害は最小限に留められたわね」
ゆき「まったく、くるみちゃんのせいであやうく火事になるとこだったんだよ!」プンスカ
ゴリラ「アヒィ…………」
美紀「くるみ先輩、さっきから元気が無いですね」
悠里「くるみを貯水槽から水揚げするのに1時間くらい掛かったから、その間に水を飲んじゃったのかしら」
美紀「まさか、くるみ先輩……」
ゆき「みーくん、どうしたの?」
美紀「いえ、なんでも…あと、みーくんじゃありません」
ゴリラ「ゴホッゴホッ………オヴォォ…………」ピクピク
美紀「くるみ先輩も汚れちゃったみたいですし、洗ってきますね」
ゴリラ「!?ウヴォォ、ウヴァォォエヴァァ!!!!!」
悠里「わかったわ美紀さん、お願いね」
ゆき「みーくんに体洗ってもらえるなんて、うらやましいなあ、くるみちゃん。嫉妬しちゃうよ」
美紀「別に大したことはしませんけど…それじゃあくるみ先輩、こっちです」ズルズル
ゴリラ「オヴァァァ、オヴァオゴゲヴァァァァァ」ブリュブリュ
悠里「あらあら、もう」ウフフ
ゴリラ「ウホウホウホ、ウホォォーッ!!!」ドコドコドコドコ
美紀「くるみ先輩、落ち着いてください」
ゴリラ「ウホーッ!!!!!アヒィアヒィーッ!!!!!!!」ドコドコドコドコドコ
美紀「…くるみ先輩、もういいんです」
ゴリラ「ウホウホ!!!ウホウホウホーッ、…ウホ……?」
美紀「もうそういうのやめませんか?」
ゴリラ「ウ、ウホ…?」
美紀「ゴリラとか、ウンコとか…」
美紀「みんな、嘘なんでしょう?」
美紀「だからもういいんですよ、隠さなくて」
ゴリラ「…………ウホ?」
美紀「本を読みました。ちゃんと確かめました、人体ってすごく不思議なんです」
美紀「でも…感染したらゴリラになって、なりふり構わず野生化する、そんな都合のいい病気、どこにも書いてませんでした」
ゴリラ「ウ、ウホ……」
美紀「最初はふりをしてただけ。そのうちあの二人が本気にしはじめて、後に引けなくなってずっと続けるようになって…そんな感じじゃないんですか?」
美紀「だから…もういいんですよ」
ゴリラ「……………」
ゴリラ「…いつから……」
美紀「最初から…、半信半疑でした。背中にチャックをつけてるゴリラなんて、いるわけないじゃないですか」
ゴリラ「……くっ、まさか美紀にバレてたとはな…」
美紀「先輩…どうして、ゴリラに」
ゴリラ「…………………」
…
くるみ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ジタバタ
悠里「くるみ…そんな、どうして……!はぁっ、はぁっ、…はぁっ………」
「ゆうり先輩、バリケードが突破されそうです!すぐ来てください!」
悠里「…今、行くわ……、くるみ…待ってて……」ガラガラ
くるみ「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ………………」チラッ
くるみ「………………………………………………」ゴソゴソ
くるみ(うしっ、チャンス!最近、部の戦闘係へのリスペクトが減ってきてたからな、これくらいのお灸はあってもいいだろ…!)
くるみ(さてさて、急いで購買でなぜか売ってたこのゴリラ着ぐるみを着込んで…と)モゾモゾ
どうでもいいけどローランドゴリラの学名って「ゴリラゴリラゴリラ」なんだよな
悠里「くるみ、大丈夫!?」ガラッ
美紀「くるみ先輩、どうな………………」
ゴリラ「………………………」
悠里「…………………」
美紀「…………………」
ゆき「…………………」
ゴリラ「…………………」
ゆき「……………くるみ、ちゃん……?」
ゴリラ(えっ)
筋肉はゴリラ!牙はゴリラ!燃える瞳は原始のくるみ!
悠里「そんな…くるみ、どうして、どうしてこんな姿に」
美紀「嘘、ですよね……?くるみ先輩…………」
ゆき「………………………」
ゴリラ(えっえっ、何このシリアスムード)
ゴリラ「……………………」
ゴリラ「………………………ウホ、ウホウヒオwwwwwwwwwwwwwwww」
ゴリラ(よっしゃ、先輩にも絶賛された渾身のゴリ声真似を繰り出したぜ!これで、場の空気は一転して笑いに………)
悠里「……そんな、そんな…………!」ガクッ
美紀「ゆうり先輩……!」
ゆき「うそ…わかんない、わかんないよ………」ガタガタ
ゴリラ(えっえっえっ)
ゴリラ(仕方ないな、着ぐるみを脱いでネタバラシするしか…)ゴソゴソ
ゴリラ(って、まずい…ジッパーのツマミが外れててチャックが開けられない……!)
ゴリラ(嘘だろ…もうこのまま、一生ゴリラとして暮らしてくしかないってのかよ……?)
ゴリラ「……………いやだ…………いや、たすk」
悠里「違う…くるみ、ホンモノのくるみを返して!!」ゲシッ
ゴリラ「ウゴォ」
美紀「ゆうり先輩、くるみ先輩を蹴り上げちゃ……!」
悠里「いや、認めない…こんなの、こんなの………!」
美紀「………あれっ」
ゴリラ「あっ」ジョボジョボジョボ
ゴリラ(しまった…今まで溜まってたのが、今ので……)ジョボジョボジョボ
ゴリラ(終わった…………もう、だめだ…………………)ジョボジョボジョボ
なんだこれ
悠里「………この臭い、やっぱり…くるみ、なのね………………」
美紀「先輩…………」
悠里「…もう、駄目ね、くるみ……この年になっておもらししちゃうなんて……」フキフキ
美紀「いくらゴリラだからって…こんな堂々と、し、しないでください」フキフキ
ゴリラ(…あれ、思ってたより、反応が淡泊な………)
ゴリラ(………あ、そっか…………………)
ゴリラ(ゴリラだから………ゴリラだから、セーフなんだ…………!)
ゴリラ(ってことは、まさか…)
ゴリラ「ウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウヒィウヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ブリブリブリブリュッ
美紀「あっくるみ先輩、大きい方まで…!」
悠里「もうくるみったら、駄目なゴリラね…美紀さん、モップを持ってきてくれるかしら」
ゴリラ(やった…………)
ゴリラ(ゴリラだから、セーフ……!ゴリラセーフ……!)
ゴリラ(人前で平然と漏らしても、軽蔑されるどころか拭いてもらえるのか……これがゴリラ……これが野生動物の力……!)
まーたお前らは流行りのアニメがあるとすぐゴリラ出すんだからー
ゴリラ「その日からあたしは、ゴリラをやめられなくなった…」
美紀「…わたし達の目の前で漏らすためにゴリラをしてたなんて、くるみ先輩………」
ゴリラ「ああ、あたし自身でもどうしようもない人間ってのは分かってる…」
ゴリラ「でも、やめられないんだ………、ゴリラが………………!」
美紀「先輩………」
ゴリラ「でも…、これで、ゴリラ生活もお終いか……ははっ、本当にどうしようもねえ…」
美紀「いえ、私は…くるみ先輩のゴリラを邪魔するようなことはしません」
ゴリラ「なんだって……?」
美紀「私は………」
ゆき「ふあー、おはよー……」
ゆき「…って、みんな……?もう起きちゃったのかな…?」テクテク
ゆき「そういえば、くるみちゃん大丈夫なのかな……」テクテク
<ウホーッウホウホ、ウキーッ…
ゆき「…?部室、いつもよりさわがしい、ような……?」テクテク
ゆき「みんな、おはよー……」ガラッ
オランウータン「ウホwwwwwwwwwwwwwwwwウヒウヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
ゆき「えっ…、くる、ゴ…、オラ……、みーく、えっ、えっ………?」
ゴリラ「ウホwwwwwwwwwwウホウホゴリラwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
オランウータン「ウヒィwwwwwwwwwwwwwwwwウホッウホウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」バクバク
悠里「ほら、ふたりとも行儀が悪いわよ!静かに食べなさい」
ゴリラ「ウヒッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」バクバク
ゆき「えっ、あ…………」
悠里「ゆきちゃん、おはよう。ごめんなさい、ふたりが早起きだから一足先に朝ごはん作っちゃったの…早く食べないと朝ごはん冷めちゃうわ」
ゆき「あ、う、うん…」
オランウータン「ウヒィwwwwwwwwwwwwウヒウヒウッヒウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ムッシャムッシャ
あのメンツで一番精神的にやばいのってりーさんだからねしかたないね
悠里「最近、肌寒くなってきたわね…そろそろ部室のカーテンも替えたほうがいいかもしれないわ」
ゴリラ「ウホウホウヒィィィィ!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドコドコドコ
オランウータン「ウヒヒヒヒィィィ!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ブリブリブリブリブリ
悠里「あら、美紀さんが床を汚すなんて珍しい…ゆきちゃん、拭いてくれる?」
ゆき「えっ、あっ、う、うん……」
オランウータン「ウヒィャァァァァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウヒーッ、ウヒィーッ!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ブリュブリュブリュブリュブリュ
ゆき「………」フキフキ
ゴリラ「ウホ!ウホッウホウホソイヤwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ジョボジョボジョボジョボ
オランウータン「ウヒウヒウヒウヒウヒウヒウヒウヒウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」プゥープスプスブリッ
ゆき「………」フキフキ
ゆき「………」トボトボ
ゆき「………うん、うん……」
ゆき「……いや…自分でも、よく、わかんないんだけど……」
ゆき「…あっ、うん……最近、みんなの様子がおかしい、気がして………」
ゆき「わたしの気のせい、かもしれないんだけど」
ゆき「…うん、わたし、なんだか…これまでと同じようにくるみちゃんやみーくんと付き合える気がしなくって……」
ゆき「おかしいよね…自分でも何でかわからないのに……」
ゆき「……うん、うん………えっ、と…購買室…ぱーてぃぐっずのコーナー…?」
ゆき「そこに行けばいいの…?そこに行けば、またくるみちゃん達と楽しく過ごせるの…?」
ゆき「………うん、いや、大丈夫…大丈夫だよ、めぐねえ………ありがとう」
ゆき「わたし、みんなといっしょにいたいから……うん、学園生活部のみんなと…」
…
悠里「すっかりこの町も冬景色ね……」
ゴリラ「ウホウホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
オランウータン「ウヒヒャアアアアアァァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
チンパンジー「ウキーッ!ウキーッウキキッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
悠里「…ええ、もちろん大丈夫よ。ストーブがあったわ」
ゴリラ「ウホーッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウホウホウホウホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ドコドコドコドコ
オランウータン「ウヒウヒウヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウヒィィィィィwwwwwwww」ドコドコドコドコドコ
チンパンジー「ウキャァァーッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウキウキウキィーッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」バンバンバン
悠里「ふふっ、そうね…熱帯に棲息していたんだから当然よね…………」
悠里「…………………」
ゴリラ「ウホォーッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
チンパンジー「ウキーッ、ウキーッウイキーッッ!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
…
バババババババババ
『こちら1班、巡ヶ丘高校を確認した。敷地内に感染者の姿は視認できない。校庭に着陸する』
「拾得メッセージによると生存は4人、いずれも現地民の女子高校生。これより二人ずつに分かれて校舎内を探索し、保護する。なるべく武器の使用は避けよ」
「俺と高崎は西から、山本と広島は東から探索、30分後に屋上階段前にて合流する。では、散開!」
「しかしこの校舎、不気味なほど感染者がいないが…生存者が一匹残らず駆逐したのか?」
「まさか、女子高生にそんな事出来ませんよ。にしてもここ、なんか臭いが独特っすね…、動物園系っていうか……」
「…さっきから廊下の至るところに花が咲いてるな。美しい……が、ヒトが棲んでる感じじゃないぞ、この荒れっぷり」
「ってか、この花が咲いてる土壌って、よく見るとこれ…」
「おい、静かに!」
ウホホ……
ウヒッ……
ウキィーッ……
ウシャシャーッ…
「何すかこれ、鳴き声…?」
「人間の声にも聞こえるが…この上の部屋だな」
ウホホウホーッ……
ウヒウヒヒーッ……
ウキキキャーッ……
ウシャァァーッ……
「この部屋か…図面では生徒会室みたいっすね」
「感染した大型動物の可能性がある。慎重にな」
「分かってます。…開けますよ」
ギィィ…
「ウホホホホホホホホホホホホ」
「ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「ウキキキキキキキキキキキキ」
「ウシャシャシャシャシャシャ」
人糞の栄養が育んだ花と草に覆われた、無人の廃校舎の一室。そこで彼らが見たのは、
割れた窓から降り注ぐ春の日差しの下、糞をひり出しながら花々のあいだを楽しげに駆け巡る、4匹の野生動物の姿だった。
「………な、…う……、」
「…うつくしい………………………」
「……た、隊長、すんません、俺………チーム、抜けます…」
「ああ、ちょうど俺もそうしようと思ってたところだ……」
巡ヶ丘高校の生存者救助任務に向かった彼らが帰還することはついに無かった。
きょうも巡ヶ丘高校の廃校舎には、数十匹もの獣たちの歓びに満ちた咆哮が響いている…
おわり
これはまごうことなきクソスレ(誉め言葉)
哲学
クソスレ超乙
なんだこれ…なんだこれ
がっこうぐらしはキチss多いがひひょっとして一人で書いてんのか
がっこうぐらしのキチSSってそんなに目にしたことないが
俺はむしろキチSSしか見た事無い
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