カウンセラーの女・安藤(オリジナル) (11)
良かったら見てやってください。
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第初話「少年を救え」
安藤「佐藤くん、自宅訪問は初めて?」
佐藤「え、ええ。」
安藤「そう、じゃあ気を付けてね……。
彼らは繊細だから……。
特に引きこもるような子は、ね」
安藤「こんにちは。」
お母さん「初めまして……。
わざわざありがとうございます。」
安藤「私の名前は安藤です。
こっちは佐藤。新人です。」
佐藤「よっ、よろしくお願いします。」
お母さん「……よろしくお願いします。」
安藤「児玉君の部屋は……?」
お母さん「え、ええ。児玉の部屋は……。」
児玉くん「ファック!」(パリーン)
佐藤「な、なんですか、今の。」
安藤「二階ですね、行くわよ、佐藤くん」
佐藤「えっ、ええ」
安藤「扉が開いてるわ。」
佐藤「扉の外のご飯を食べに外に出たんですね、きっと。」
佐藤「こ、これは……!」
児玉くん「ファック! ファック! ファック! ファーック!」
安藤「見えるかしら。」
安藤「彼は児玉くん……。
割と柄の悪い映画を見過ぎてファックしか
言えなくなってしまった。柄の悪い映画に
はまってしまった者の成れの果てよ……。」
佐藤「なんという……悲劇ですね……。」
安藤「おそらく、柄の悪い映画の影響で
学校に行くのがアホらしくなったのね。」
安藤「ねえ、児玉くん。私と話せるかな。」
児玉くん「ファーック! ファーック!」
安藤「どうしようかな、そうだ。」
児玉くん「ファーック! ファーック!」
安藤「私の事はお姉さんだと思って話してくれていいから。」
児玉くん「何を言ってるんですか? そういう年でも無いですよね?
恥ずかしくないんですか?」
安藤「んだこのクソ餓鬼! なめとんのか! てかしゃべれるじゃねえか!
びっくりしたわ!」
佐藤「ちょ、安藤さん! 落ち着いてください!」
安藤「そんなにファックしたいなら、私がお前をファック
してやろうか! ああん?」
佐藤「まいったな、安藤さんの昔の血が騒いでるみたいだ
……。」
お母さんが上がってくる音
お母さん「児玉! 人に向かって何言ってんのよ! ファッ
ク、ファックって! あんたはそれしか言えない
の!?」
泣き崩れるお母さん
お母さん「お母さん、もうあんたの事が分からない……どう
してよ! デ○ズニー見てた頃のあんたの目は輝い
てたのに! それなのに……どうしてよぉ……。」
安藤「お母さん、興奮するのは分かりますが落ち着いて下さい。
たかが、子供のいう事です真に受けちゃダメです。」
佐藤「それ、安藤さんが言うんですか!?
さっきまで……」
安藤「佐藤くん、黙りなさい。」
佐藤「はい。」
安藤「お母さん、児玉くんにはもしかしたら広い世界を
見させてあげるべきなのかもしれません。ファッ
クな映画を見過ぎて考え方が狭くなってるのかも。」
お母さん「広い世界……ど、どうすれば。
児玉は部屋から出ようとしないし……。」
安藤「まずはあの貞子みたいに長ったらしい髪の毛をわさ
わさ切ってあげたら良いんじゃないでしょうか」
お母さん「髪の毛を!? そんな事で変わるんでしょうか……」
安藤「分かりませんけど、もしかしたらあの髪のせいで考え方が
凝り固まってるのかも。物は試しですし。切っちゃいまし
ょうよ」
お母さん「じゃ、じゃあ。任せます……もう、貴方達に任せるし
か……」
安藤「ハサミはありますか?」
お母さん「ガーデニングので良ければ」
佐藤「いや、デカ過ぎません?」
安藤「よし、そうと決まればぁ! 切ってやるぜ!
ファック野郎! お前のこの髪を切って、ク
ソみたいなプライドをぶち壊してやるよぉ!」
佐藤「やけに冷静だと思えば、やっぱまだ怒ってた
んですねー!?」
一旦ここで切ります。また明日書き込みますね。
と、思ったけれど、携帯からも書き込める事をしったのでこのまま書き込みます。
と、思いましたが、三点リーダーの付け方が良くわからないので、明日にします。何回もすみません。
単語の途中で改行しない方が良いよ
機種によって一行の文字数が違ったりするから
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