「…クソッ!!」
最悪だ!クソッタレだ!
確かに俺はこのところツキが悪かった
だとしても酷すぎるッ
友人とはぐれ、家族とも連絡が取れない
買出しに行ってる間に家は迫撃砲でやられ、帰る場所も荷物もない
このままじゃ追い剥ぎかスナイパーにやられてオシマイだ!
「あ゛ッ!?もう朝になるのかよッ」
急いで新たな隠れ家を探さねぇと!
日中にほっつき歩くなんてスナイパーの的になるようなモンだ
「クソッ…!!!ッ選んでる暇なんかねェ!」
命からがら古い家に転がり込む
部屋を見渡して一応安全を確認する
うっかりゴロツキの隠れ家に…
なんて事もある世の中だ
「大丈夫そうだな…ッふぅ、なんとか助かった…」
命の恩ジ…恩家だ、
この際ボロボロなのは目を瞑ろう
問題なのは所々にある大量の瓦礫の山だ
「屋根とか壁が崩れたのか…。修理とかできん…のかぁ?」
まぁ上は落ち着いてから考えるとしよう…
今は上よりも下だ
「とりあえずこの山をどうにかしねぇと…な」
今手持ちには何も無い、
一難去ってまた一難だ
「ダーメだ、素手だとどうにもなんねぇよ…」ヒリヒリ
やっと1つの纏まりを片すのに2時間も掛かった
このままだと日が暮れちまうし俺の手とイかれちまう
夜には夜でやらなきゃいけねぇ事だってあるんだ
「即席でつくってみるか…、さっき片付けたガラクタを…」
見た目はお粗末だが勝手は良いモノが出来た
コレでなんとか夜までに間に合うだろう
瓦礫の中には割と使えそうなモノが多く、
スコップ以外にも幅を利かせれそうだ
「お?これがあるなら>>6を作れそうだな」
以下から選んで下さい
・ナイフ
・バール
・ロックピック
安価がつかないので書くの止めます
乙
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