バニー「うさばあちゃん、今日は大会お休みだし、帰ってもいいよ。」
うさばあ「む、そうか?」
バニー「闘技場の案内疲れるでしょ?あとは雑務だけだし、任せてよ。」
うさばあ「うむ・・・お言葉に甘えてみるかの。」
バニー「はーい、じゃ、おつかれ~」
うさばあ「おつかれさまじゃ!」
うさばあ「さて・・・折角暇をもらいはしたが・・・」
うさばあ「何もやることなくて持て余してしまうのう・・・」
うさばあ「別段疲れておるわけでもなし・・・ふらっと外にでも・・・」
うさばあ「そうじゃな、散歩でもして、ついでに皆の顔でも見に行くかのう。」
うさばあ「そうじゃなあ・・・適当にモンスターじいさんの面でも見に行くかの」
うさばあ「よし・・・適当に羽織っただけじゃが、寒くもなし。」
うさばあ「よし、出発じゃ!」
うさばあ「おーっす、モンスターじいちゃん」
モンじい「ほうほう、久しぶりじゃのう・・・うさばあや。また随分派手な格好をしておるが、仕事中かの?」
うさばあ「ううん、仕事はもう終わったじゃ。」
モンじい「ほうかほうか・・・ 出で立ちは変わっておるが喋り方は相変わらずじゃな。」
うさばあ「しょうがなかろう。幼少からずーっとこれじゃ。変わりようなぞないわ」
モンじい「ふむ・・・わしと被っておるんじゃが・・・まあよい」
モンじい「ところで、闘技場でババーガールと宣っておると聞いたんじゃが・・・どういうことじゃ?」
うさばあ「ばあさん口調のバニーガールでババーガールじゃ!センスあるじゃろ?」
モンじい「まったく・・・別に愛称があるからわざわざ増やさんでもよいではないか。」
うさばあ「うさぎの格好したばあちゃんみたいな人、じゃもんなぁ・・・ 」
うさばあ「今の仕事を始めてからは本名で呼ばれなくなってしもたわ」
モンじい「あれじゃな。『お前の名前は千尋じゃなくて千じゃ』みたいなあれじゃな。」
うさばあ「あれ、がようわからんが間違っとるぞい。」
モンじい「それはそうと、何用でここにきたのじゃ?」
うさばあ「散歩しとっての、じいちゃんがくたばっておらんか心配になっての」
モンじい「・・・心配してくれるのは結構じゃが、お前さんは口が悪いのう・・・」
うさばあ「これも幼少からじゃよ」
モンじい「いつまでもそれでは男も寄り付かんぞ?」
うさばあ「なんじゃ、じいちゃんは貰ってくれんのか?」
モンじい「アホか!わしにはもう孫までおるわ!!」
うさばあ「あちゃー遺産狙いは無理か」
モンじい「だから口が悪いと言うとろうが!」
うさばあ「まあまあ、冗談じゃ。ジジイを婿に貰うほどわしは酔狂じゃないからのう」
モンじい「なら言うな・・・年寄りはこういうやり取りしたら疲れるんじゃ・・・」
うさばあ「んあ!!」
モンじい「うん?なんじゃ」
うさばあ「前から聞こう聞こうと思っておったことを、たった今思い出したんじゃ」
モンじい「わしに聞かねばならんのか?」
うさばあ「卵の世話しか能の無いじいちゃんだからじゃ」
モンじい「ほうですかい・・・ 質問とやらはなんじゃ?」
うさばあ「うむ、モンじいちゃんよ、どうやってモンスターは卵をt」
モンじい「ぶほっ?!?!?!」
うさばあ「なんじゃ唾など飛ばしおって・・・ばばっちぃのう」
モンじい「お前さんの質問のせいじゃろうが!!」
うさばあ「最後まで言っておらん内に吹き出すなんぞ・・・そんなにおかしな質問じゃったのか?」
モンじい「いやはや、よもやそんな質問飛んで来るとは思っておらなんだ」
うさばあ「じいちゃんがどう思おうが構わん。はよ、教えんかはよ」
モンじい「むりじゃよ」
うさばあ「なんじゃと・・・?」
モンじい「聞こえんかったかの、無理無理じゃ」
うさばあ「なんでじゃ!」
モンじい「お前さんにはまだ早いんじゃよ」
うさばあ「まーた早い、早いと!じいちゃんは初めて旅の扉行くときも、早いと抜かしたじゃろうが!!」
モンじい「あの歳で行かせられるかい!全く、皆の気もしらんで・・・」
うさばあ「わかっとるわ。いいからはよう教えるんじゃ」
モンじい「ダメなもんはダメじゃー」
うさばあ「むっかー!こうなったら力ずくじゃ!覚悟しいや!!」
うさばあ「わしはこう見えてヒャド系の呪文が得意でのう」ペラペラ
モンじい(・・・語りだしたのう)
うさばあ「元はかき氷しこたま食うために特訓したんじゃが・・・」ペラペラ
モンじい(・・・まふうじのつえ)
あたりに あやしいきりが たちこめる!
うさばあ「・・・最終的にマヒャドまで極めてしもうてのぅ・・・」
うさばあ「ほんでもって今から痛い目にあってもらうじゃ!さっさと吐かんかい!」バッ
うさばあ「・・・・・・」バッ バッ
うさばあ「・・・・・・んん?!」
モンじい「プークスクス」
うさばあ「さ、さてはばれんように呪文を無効化しおったな・・・!」
モンじい「諦めんかいな」
うさばあ「なんでじゃ!教えてくれてもよかろーもん!」
モンじい「早くても成人してからじゃな」
うさばあ「あと一年も待てんわ!今教えろー!」
モンじい「いい歳してごねるのはみっともないのぅ」
うさばあ「いい歳こいてるなら教えろー!」
モンじい「やーじゃもん」
うさばあ「もうっ!なんでじゃ・・・なんで・・・」ジワァ
モンじい「こ、こら泣くな泣くな」
うさばあ「教えてくれんじいちゃんが悪いんじゃ・・・」
モンじい「むぅ、泣いてまで知るほどの物ではないというに・・・」
うさばあ「そうは言うても・・・・・・?!」キュピーン
うさばあ「ま、まずい・・・!かくまえっ!!」ドタバタ
モンじい「騒がしい奴じゃな・・・」
* 「こんにちわ~」
モンじい「ほう、孫か。今日は何用じゃ?」
* 「ううん、匂いを追いかけてたらここに着いてたの」
モンじい「匂いじゃと・・・?」
* 「うん、うさちゃんの匂い。この辺りに居るはずなんだけどー」
うさばあ(・・・・・・!!)ビクン
* 「どこに居るか・・・知ってる?」
なかなか興味深い
( ・ω・)っ④"
うさばあ(じいちゃんかわしてくれ!)
モンじい「知らんと言ったら?」
* 「ドルマ風呂の湯加減は上々よ~」
モンじい「・・・地獄の雷を使うなんぞ物騒なやつじゃな」
モンじい「何も言わんから自分で適当に探しなさい」
* 「わっかりました!」
うさばあ(あ、これ終わったかもしれんの)
* 「さっがっそー さっがっそー 私はー刑事ー」
* 「むっ、これはうさちゃんの味だ!」ペロッ
* 「な~んちゃって~どぉこぉだぁ~?」
モンじい(・・・・・・また騒がしくなってしもた)
* 「ムーンウォークムーンウォーク・・・見えるっ!そこ!」ガラッ
うさばあ「!!!!」
* 「んはあっ!見つけた!」ガッシ
うさばあ「ぎゃーーー!!離せーー!!」ジタバタ
* 「そうは問屋がおろさないわぁ・・・」
うさばあ「きさまは問屋じゃのうてタマゴ屋じゃろうが!」ジタバタ
* 「申し遅れました、タマゴ鑑定士の娘、と申します」
うさばあ「知っておるわバカモン!」
娘 「んうっ!うさちゃんに罵られると感じちゃう・・・」
うさばあ「な、なんじゃこいつは・・・」
娘 「本気で引かれるとおねーさん辛いなーんん?」
モンじい「お主ら騒ぐなら他所でやるんじゃ。わしは疲れた・・・」
モンじい(タマゴの作り方ははぐらかせそうじゃな・・・やれやれじゃ)
うさばあ「そ、そうじゃった、散歩の続き・・・」
娘 「同行させていただきます大佐」キリッ
うさばあ「・・・悪さしないことが条件じゃ」
娘 「うさちゃんに悪さするなんてとんでもない!」
娘 「むしろ悪さされtうさばあ「じゃあのーじいちゃん、世話になった」
モンじい「体に気をつけるんじゃぞー」
娘 「・・・ということでとりあえず私の家に引きずり込もうとしたわけだが」
娘 「抵抗し疲れたうさちゃんが動かなくなっ・・・ま、まさか!」
娘 「・・・・・・」ツンツン
娘 「! し、しんでr」
うさばあ「んなわけあるかい!どこ突いとるんじゃ!」バッ
娘 「えっ、おっぱいですけど?」
うさばあ「こやつと一緒におったら何されるかわからん怖い・・・」
娘 「もう逃げないの?あっ、ナニされる気になった?」
うさばあ「ナニが何かは知らんが・・・」
うさばあ「どうせバシルーラの応用で引き戻されるんじゃろ、逃げても無駄じゃ」
娘 「うさちゃん捜索専用レミラーマもあります」
うさばあ「ほらの、逃げられんもん」
娘 「もー機嫌悪くしちゃいやんっ」
娘 「あっ、でも機嫌悪くしたうさちゃんもかわいいからやっぱいいや」
うさばあ「ふんっ」プイッ
娘 「んんwwwwwwwww」
* 「俺のベティ・・・・・・俺のベティはどこに居るんだ・・・・・・」トボトボ
娘 「ぬをっ!第一国民はっけーん!」
娘 「もっしもっしおーじさーんおーじさーんよー どっうしって死ーにそーなかっおしーてる?」
娘 「なっやみーはわったしーにぶっちまーけろー」
娘 「むーねでーもつーらでーもかっしちゃうゾ☆」
おじさん「俺の話をきいてくれるのか・・・?」
娘 「あ!二番思いついたかも!」
うさばあ「わしに話してくれんかの?」
おじさん「おう・・・恩にきる」
娘、悩み聞く気無いだろw
おじさん「俺には少し前まで、ベティっていう女がいたんだ」モッシモッシオッジサーンオッジサーンヨ-
おじさん「ほんと綺麗で・・・取られたくないから家から出さなかったほどだ」セッカイーノウッチデオッマエーホドー
おじさん「でもな、ある日知らない少年がベティの正体を暴きやがった!」セッケンーノクッライ-モッノハナイー
おじさん「ベティはマネマネだったんだ・・・俺はもうショックでショックで・・・」ドーシテソンナニクラインダロ!
おじさん「少したっても整理つかなくて・・・今、こんなんなんだ・・・」
娘 「わかるよおじさん!大切な人が急にいなくなったら、心に風穴開いたみたいだもん」
おじさん「ズバリその通りだ・・・!ここまで共感してくれる人に出会えるとは・・・」
娘 「いなくなっちゃってもベティさんを想い続けるおじさん立派だー!」
おじさん「そ、そうか?いや、そういわれると・・・///」
娘 「おやおや?おじさん顔真っ赤!どうしたんだー?」
うさばあ「タマゴ屋、お主がおるとシンミリとか、そういうのがないな」
娘 「そ、そうか?いや、そういわれると・・・///」
うさばあ「褒めてない褒めてない」
娘 「・・・・・・///」
おじさん「・・・・・・///」
うさばあ「・・・・・・」
うさばあ「・・・まぁ結論を言うとの、ベティさんはたぶんどこかにおるじゃろ」
おじさん「ほ、ほんとか?!」
うさばあ「マネマネがモシャスするとき、覚えておれば大概何にでも化けられる」
うさばあ「じゃが、人を騙すほど巧みに化けたのなら、実物を見て化けた可能性が高い」
うさばあ「たぶん、というのは写真を見て化けた可能性と死んでおる可能性があるからじゃ」
娘 「――とうさちゃん先生が申しておりますが、娘さんはどうですか?」
娘 「・・・・・・サボテンが、花をつけている・・・」
娘 「おおお素晴らしい!毛利小五郎ばりの名推理!娘さん光ってる!ジゴフラッシュ!!」ピカッ
おじさん「うおっ、まぶしっ!!」
うさばあ「・・・・・・」
( ^ω^)っ④"
娘 「まさか・・・まさかまさか・・・!」
娘 「ベティさんは何らかの理由で拉致監禁され・・・」
娘 「代わりにベティさんに化けたマネマネが送り込まれた・・・!」
おじさん「あ、あああ・・・」
娘 「人これを誘拐と言う!臭う匂う!うさちゃんのいい匂い・・・」クンカクンカ
うさばあ「わしの匂いを嗅ぐなっ。マネマネが勝手に化けてここに来たかもしれんじゃろ」
おじさん「探すあてもないし・・・どうしようもないな・・・」
うさばあ「諦めずともよいではないか」
おじさん「・・・ん、方法があるのか・・・?」
うさばあ「ほしふりのよるに開かれる大会に出場して、優勝すればよい」
娘 「あ、優勝した人は願い事が一つ叶うんだっけ」
うさばあ「うむ。勝ち取るのはすこぶる至難じゃが、それに見合う対価じゃ」
おじさん「そうか、そんなやり方もあったんだな・・・」
うさばあ「やるのはあんた次第じゃが、やるなら王様に申請すればよい」
おじさん「そうか・・・あてもなくブラブラしてるよりは全然いいよな、魔物使い」
娘 「私の夢も叶うのかなー」
うさばあ「お主はタマゴ屋を全うせい」
娘 「ぶーぶー」
うさばあ「わしは競技場のフロントにおるから、質問なら受け付けるでの」
おじさん「わかった、その時は世話になる。じゃあな、ありがとよ!」
娘 「あなたー!おたっしゃでー!」
娘 「なに、私の家に行かないの?」
うさばあ「お主だけ帰ればよかろうが」
娘 「うさちゃんのいけずー」
うさばあ「変態よりましじゃ」
娘 「私の変態指数は530000です(キリッ」
うさばあ「開き直るでない・・・」
このssはどこへ向かっているのか…
( ・ω・)っ④"
娘 「じゃあーじゃあーいけずなうさちゃんにとんでもない質問だ!」
うさばあ「タイジュのお城じゃ」
娘 「いまからどこいくのー?」
うさばあ「言った」
娘 「あ、あるぇ?まあいいか、ついてこー」
娘 「・・・というか、何用なの?」
うさばあ「要望があるのを思い出しての。それくらいじゃ」
娘 「要望・・・」
娘 「あーそうだ!」
うさばあ「なんじゃまったく」
娘 「予定変更をご所望してもよろしいですかな?」
うさばあ「かまわんが・・・何するんじゃ?」
娘 「旅のとびらに行って薬草採りたいんでございますよ」
うさばあ「ケチケチせずに買えばいいと思うんじゃが」
娘 「私はケチケチババアじゃありませーん」
娘 「消毒用の薬草売ってないんだもん、タマゴ拭くのに使うのにー」
うさばあ「それはしょうがないのぅ・・・久しぶりにモンスターを・・・」
娘 「まった!そこまでしなくても行けるよぅ」
うさばあ「わしの呪文で事足りるのかの?」
娘 「むしろソロ余裕だけどうさちゃんいたら面白いじゃん!」
娘 「んじゃ行ってみよー、レッツラゴーー!!」
うさばあ「お、おお」
娘 「ノリが悪いですぞwwwうさちゃん殿wwwwコポォ」
娘 「あ、定期的にπタッチしないと元気なくなる症候群かぁ?かぁ?」
うさばあ「いらんっ!いらんから早う歩を進めろっ!」グイグイ
娘 「ああんっ!もううさちゃんやっぱいけずぅー」
~タイジュ国・王城~
娘 「見張りの兵士さん、いつもご愁傷様です!頑張ってくださいね!」
兵士*「別に身内に何かあったわけじゃ無いんだが・・・」
うさばあ「縁起でもないことを・・・」
娘 「まちびとの部屋はどっちでしたっけ?」
兵士*「上の旅のとびらだ、あ、上はそっちだかんな」
娘 「しっとるわ!少しバカにしすぎ!」
兵士*「そうかいメンゴメンゴ、死ぬなよー」
娘 「こっちの台詞だ!」
兵士*「なんで?」
うさばあ「おーい、まだかのー」
娘暴走しとるな~w
( ・∀・)っ④"
~旅のとびら・まちびとの部屋~
娘 「少し下りたとこにあるのよねー」
うさばあ「そこそこ景色のいい所じゃな、ピッキーも飛んでおるし落ち着くのう・・・」
娘 「あ、まもののエサめっけ。うさちゃんにあげるー」
うさばあ「いらんっ、そういうもの持つとモンスターが寄るじゃろうが」
アントベアが あらわれた!
アントベア「エサ頂戴にあがりました」サッ
娘 「ほんとだ!まもののエサのカリスマ性が為せる技か・・・」
うさばあ「感心しとる場合か!どうにかせい!」
娘 「ふっふっふ・・・こういうこともあろうかと新必殺技をだな・・・」
アントベア「はよ、えさはよ」
娘 「じゃかましい!・・・こうなったら右手の封印を・・・クッ、疼くぜ・・・!」
うさばあ「なんじゃこいつ」
娘 「ばくれつけんを使うしかないな・・・!」
うさばあ「ただ殴るだけじゃろうが」
娘 「行くぞアントベアああああぁぁぁぁぁ!」ダッ
アントベア「来い・・・お前の全てを受け止めてやる・・・!」クワッ
うさばあ「アントベアは何故喋れておるんじゃろう・・・」
娘 「っしゃおらぁぁぁぁ!」バシッ
アントベア「小娘、それほどの攻撃では…」
娘 「第一の爆弾!!!!」
アントベア「!!」
うさばあ「む?!」
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...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
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`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
娘 「 」
アントベア「 」
うさばあ「たまご屋め… パンチと同時にイオ系のえらい呪文使いおったな…」ケホケホ
うさばあ「ホイミじゃ少しかかるかもしれんのう…」
娘&アントベア「「はっ!!」」ムクリ
うさばあ「やれやれ…」
娘 「ありがとううさちゃん!うさちゃんマジ天使!」
アントベア「…敵である俺までなぜ治療した?」
うさばあ「弁当作る時もう一人分増えても手間は変わらんって言うじゃろ。あれと一緒じゃ」
うさばあ「というかもう疲れた…ちょっと休ませてくれんかの」
娘 「おお、うさちゃんや、へこたれてしまうとはなさけない」
うさばあ「お主だけには言われたくないわ」
第一の爆弾じゃねぇよw
自分までダウンしてどーすんだ
( ^ω^)っ④"
娘 「薬草はもう少し先だー!」
うさばあ「普段動かんとなかなかしんどいのぅ・・・」
アントベア「姉さん大丈夫ですかい?なんならおぶりましょうか?」
うさばあ「・・・なんじゃ、なんでついて来とるんじゃ」
アントベア「娘さんの拳技と姉さんの優しさに惹かれたんスよ!」
うさばあ「・・・・・・」
アントベア「あ、気ぃ悪くしちゃいました?口下手なんで許して欲しいっス・・・」
うさばあ「ん、いや、タイジュにはお主みたいな者はおらんから、新鮮での・・・」
アントベア「そうっスか!うれしいっス!」
うさばあ「あ、いや、褒めた訳ではないんじゃが・・・」
うさばあ「そこまで言われると無下に返す訳にもいかんから、お主の好きにせい」
アントベア「お世話になりまっス」
娘 「あ!まもののむれだ!」
アントベア「・・・きりかぶおばけ・・・きりきりバッタ・・・10匹くらいいるっスね・・・」
うさばあ「タマゴ屋は確かドルマ系の呪文使えるし大丈夫じゃろー」
娘 「甘いようさちゃん!さすがにばくれつけんはもうやめるけど、まだまだ他にもあるからね!」
うさばあ「・・・アントベア、防御体制をとっておれ」スッ
アントベア「従わざるを得ないっス」スッ
娘 「呪文だから!もう創作技とかしないから!」
うさばあ「はいはい」
娘 「信用してないでしょ!だったら使ってみせるわ・・・」
アントベア「娘さんの本気呪文・・・」ゴクリ
娘 「こう・・・こう、こうして・・・・・・せぇーのっ!」
娘 「ザラキ!!」バッ
ザラキかよw
きりきりバッタa は いきたえた!
きりきりバッタb は いきたえた!
きりかぶおばけ は いきたえた!
娘 「ザラキ!!!」ババッ
ピッキー は いきたえた!
しかし きりきりバッタcには きかなかった!
きりきりバッタd は いきたえた!
娘 「ふふっふふふ・・・」
娘 「あっははは!このザラキすごいよおおおぉぉぉぉ!!さすがザキのお兄ちゃん!!」
うさばあ(スイッチ入ってしもうたのぅ・・・)
うさばあ「アントベア、ここはタマゴ屋に任せて」
アントベア「・・・・・・・・・」
うさばあ「ん、どうしたんじゃ?」
アントベア「・・・ゆ・・・・・・ゆ・・・・・」プルプル
うさばあ「ん?」
アントベア「ユニバアアアァァァァァッス!!」ダッ
うさばあ「?!」
娘 「汚物は消毒だ~!」
・
・
・
・
娘 「・・・・・・」ボロッ
アントベア「・・・・・・」ボロッ
うさばあ「・・・まったく、あれだけ騒げば寄ってくるに決まっとろうが」
娘 「反省しておりま候・・・」
アントベア「娘さんに同じっス・・・」
うさばあ「・・・ほれ、」ポイッ
娘 「んっ」キャッチ
アントベア「おっと」キャッチ
うさばあ「アモールの水じゃ。ホイミする手間が省ける」
娘 「・・・ありがとう」
アントベア「そういえば娘さん」
娘 「どしたのアンちゃん?」
アントベア「さっきの大乱闘でかなりレベル上がったっスよ」
娘 「へぇ~、じゃあ呪文とか覚えたんじゃない?」
アントベア「呪文じゃないっスけど、特技っスね」
娘 「なになに、何覚えたの?」
アントベア「ひゃくれつなめっス」
娘 「えっ?」
アントベア「ひゃ く れ つ な め っス!」
娘 「師匠、その技を私に伝授ご候くださりやがってください」ペコリ
アントベア「えっ?!えっ?!なんでっスか?!」
娘 (うさちゃんをひゃくれつペロペロしたいんだおwwww)ヒソヒソ
アントベア「娘さん、さすがにそれはちょっと・・・」
娘 「えーっ、なんでー!」
うさばあ「お主もどえらい特技に注目するのう」
娘 「うさちゃんを愛するが故に!」
うさばあ「・・・よくわからん」
娘 「あっ、薬草めーっけ」
うさばあ「えらく遠い道のりだった気がする・・・」
娘 「おーっし・・・・・・あ、やべっ」
アントベア「どうしたんスか?」
娘 「キメラのつばさ忘れたっス」
うさばあ「・・・おい、次の階層はボス面じゃぞ?」
娘 「大丈夫だってー、テリーちゃまがタイジュの旅のとびら全部回ったんだからー」
アントベア「それならボスもいないっスよ。大丈夫じゃないんスかね」
娘 「じゃあ、レッツ、いってみましょ~!」
・
・
・
・
〈まちびとの部屋・最下層〉
ドラゴン「ふはははははァ!姫は捕らえさせてもらった!」
* 「助けてくださいまし!」
うさばあ「 」
アントベア「 」
娘 「 」
意外な大冒険w
うさばあ「…あれはグレイトドラゴンとかいうモンスターじゃな」
娘 「やっぱあれドラゴンなんだーカッケー」
アントベア「ボス級のドラゴンとかやばいじゃないっスか…」
娘 「ドラゴンドラゴン…うさちゃん、マヒャドって使える?」
うさばあ「昔使っておったからたぶん使えるじゃろ、たぶん」
娘 「じゃあ使えるとするとですね…」
娘 「私に一計があります、大佐!」
うさばあ「………」
アントベア「………」
娘 「うさちゃん大佐!」
うさばあ「ああ、わしの事じゃったのか」
・
・
・
娘 「ドラゴンには氷技のダメージが2倍なんだよ!」
うさばあ「それはポ○モンじゃろうが!」
うさばあ「しかしマヒャド2発か…消耗しとるから辛い…」
グレイト「おいゴルァ!まだそこで囀ってんのか!」
娘 「うっせぇ!ケツ穴からザラキの瘴気流し込むぞゴルァ!!」
アントベア「娘さん、オレも加勢するっスよ!」
うさばあ「相手を動かさんように時間稼いでくれると助かる…」
娘 「あらほらさっさー!」
このウサもあやかりたいもんですな
娘 「よっしゃ!ドラゴンさんよ、私が今から出すクイズに答えられるかな~?」
グレイト「言ってみろよ」
娘 「問題!私のスリーサイズはな~んだ?」
グレイト「適当に見た感じ上から80/80/80、次から電信柱とでも呼ばせてもらおうかな」
娘 「んだとゴルァ、宣言通り尻からザラキ流し込んだるぞ?お゙お゙??」
グレイト「あれー?図星だったのかなー?電信柱さーん」
娘 「ンなわけあるかあああぁぁぁぁ!!肛門から徐々に市んでクソ撒き散らしながら悶え氏ね!!!」
グレイト「こいつ口悪い!だれかブレスクラッシュとかで塞いでやれ!」
アントベア「オレの出る幕はないみたいっスね~」
娘 「ん、そうだ!!」
娘 「次の問題だから鼓膜かっぽじってよく聞いてろやボケッ」
グレイト「耳障りな声だが聞いてやろうか」
娘 「このアントベア、通称アンちゃんの性別を当ててみろやゴルァ」
アントベア「オ、オ、オレっスか?!」
グレイト「む………」
グレイト(クソ…外見の違いを知らないからヒントが口調ぐらいしかない…)
グレイト(なかなか特徴ある口調…ここから導かれる答えは…)
グレイト「メスだな」ドヤァ
アントベア「何をどう考えたらその結論に至るんスか?!」
娘 「……ファイナル、アンサー?」
グレイト「……ファイナルアンサーだ」
娘 「………せーいかーいは…?」
娘 「じゃじゃん!メs」
アントベア「ちょっとまった!オレオスっスよ!どっちも不正解っス!」
娘 「えっ?」
グレイト「えっ?」
アントベア「えっ…なんでそんな不思議そうな顔するんスか…?」
うさばあ(………いかん、集中集中…)
グレイト「クソ、不正解か…かなり自信あったんだが…」
グレイト「もう問題は出し尽くしたろうが!暴れさせてもらうぞ!」
娘 「あらららそれはどうでしょ~?」
グレイト「げっ!腰から下が氷漬けに…!」
娘 「うさちゃん調子はー?」
うさばあ「うむ…大分感覚がつかめてきたようじゃ…」
グレイト「ま、まずい!凍りつくスピードが上がってる…!」パキピキ
うさばあ「そうじゃった……これが……」
グレイト「む!むー!ーーー!」パキパキ
うさばあ「マヒャドじゃったな…」
グレイト「………」パキーン
娘 「よーし予定通り!アンちゃんひゃくれつなめの構え!舌ビーンって!」
アントベア「ふぁい」ベロン
娘 「うさちゃんはスクルトおね!私は…」
娘 「刹活孔!はあああぁぁぁぁっ!!!」
うさばあ「バイキルトか」
娘 「一念専心!狙いは一つッッ!!」
娘 「北斗砕覇拳ッッ!!邪ッッッッ!!!」ドゴーン
アントベア「ぶっ?!?!」
うさばあ「おい!なんでアントベアをぶっ飛ばしたんじゃ!」
娘 「天を見よ。見えるはずだ、あの死兆星が!」
うさばあ「聞いておらんっ」
バリッ ドスッ
うさばあ「こ、こめかみに舌が刺さっておる…」
娘 「極まったッッ!うさちゃん止めお願い!」
うさばあ「う、うむ、わかった」
うさばあ「集中して…うむっ?!」
うさばあの マヒャドが ぼうそうした!
娘 「わわわっ!何これ?!うさちゃん!」
うさばあ「魔法の会心のようなものじゃ!じゃが制御がきかんっ!」
娘 「マ、マンマミーア」
うさばあ「アントベアが戻り次第落とすぞ!わしがもたん!」
アントベア「もう戻ってきてるっスよ……体中が痛い……」
うさばあ「くっ…落す…!」
まりょくのぼうそうで きょだいかしたひょうかいが ふりそそぐ!
会心の一撃!
・
・
・
・
娘 「いっつつ…氷飛んできた…」サスサス
アントベア「オレはそれより体中が痛いっスね…」
娘 「ハッハハハ、ごめんごめん、私のだいしゅきホールドで治っちゃうかもね!」
アントベア「いやそれはないっスね」
娘 「むぅ…… そうだ、うさちゃんどーこだ」キョロキョロ
アントベア「別れて探し回ってみるっスよ」
娘 「それがいいっスね」
ケツからザラキした方が良かったなw
( ^ω^)っ④"
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グランド「・・・・・・ううっ、死ぬかと思った・・・」
グランド「いや・・・ドタマに穴開いたし、もうじき死ぬんだろうな・・・」
グランド「っ、いてぇ・・・」
姫 「あらドラゴンさん、こんなところにいらしたの?」
グランド「俺は呪文のせいで動けなかったんだから、お前がどっか行ってたんだろ」
姫 「すみません・・・お手洗いに・・・」
グランド「はぁ?!トイレ行ってたのかよ!」
姫 「だって、ほら、気づかれないようにしないと・・・元気のいい子が覗いてきたら・・・///」
グランド「ここは小学校かよ」
グランド「もうじき死ぬって奴が転がってるのにブレねぇよなぁ・・・」
姫 「えっ、死ぬなんて・・・・・・ ! その傷!」
グランド「凄いよな勇者って・・・ こないだまでヒキニートしてた俺には討伐なんて・・・」
グランド「っておい、なんで治癒魔法なんて呟いてんだよ」
姫 「貴方を助けたいがためにです、助けさせてくれますか?」
グランド「いや、俺敵だろ?やる必要ねーから」
姫 「そんなひどい」
グランド「ヒドイも何も俺敵だs」
姫 「そんなひどい」
グランド「いや、おr」
姫 「そんなひどい」
グランド「わかったよ!やってくれ!」
姫 「うれしゅうございますわ、ぽっ」
グランド「・・・・・・」
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うさばあ「 」ユサユサ
娘 「うさちゃん起きてよー」
うさばあ「 」ユサユサ
娘 「ねえってば!」
アントベア「あっ、娘さん、姉さん見つけたんスね!」
娘 「それが目覚めなくて・・・」
アントベア「マジっスか?! 心臓ちゃんと動いてるっスよね?」
娘 「はっ!確かめないと!」グイッ
うさばあ「わひゃあ?!」バッ
娘 「あ!」
アントベア「ちょっ」
うさばあ「わざとだったんじゃろ?」
娘 「なにがじゃ~?」
うさばあ「さっきの・・・あれじゃ、あれ」
娘 「どうしてじゃ~?」
うさばあ「・・・・・・」
娘 「誰がじゃ~?」
うさばあ「む、そういえば姫様はどこにおるんじゃ?」
娘 「どうしてじゃ~?」
アントベア「あっ、あそこに見えるグランドドラゴンの近くにいるみたいっスよ」
娘 「誰がじゃ~?」
うさばあ「ふむ・・・ドラゴンは無力化できたが、心配しゃのう、行くぞー」
アントベア「はいっス」
娘 「なにがじゃ~?」
娘 「・・・・・・」
娘 「放置プレイは私向きじゃないかな~」
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姫 「・・・ずっと居続けるのに罪悪感があったということ?」
グランド「そうだな、うん、そうだ。だから職探して来てみれば、なんだブラックじゃん、って」
姫 「私の見張りはそんなに嫌でした?」
グランド「それより勇者が来るらしいってのが嫌だったよ、芝居も少し入れろなんてさ」
姫 「『それより』?嫌だったのですか?」
グランド「・・・・・・少しな」
姫 「そんなひどい」
グランド「性格がすこし・・・いや、ほんの少し・・・」
姫 「そんなひどい」
グランド「あ、でも敵でも癒しちゃうその優しさは買っちゃうな」
姫 「うれしゅうございますわ、ぽっ///」
グランド「単純だなぁおい」
娘 「ありゃりゃー、ドラゴン君まだ生きてたんだ」
グレイト「死んでた方が都合がよかったか?」
娘 「ううん、途中からアンちゃんとか>>1に名前間違えられてたから・・・」
娘 「死んで別モンスターに転生したと思ってたー」
グレイト「おいおいそりゃねぇだろ・・・」
アントベア「えっ、えっと・・・ごめんなさいっス・・・」
>>1「ごめりんこwwwwwwwwwwwwww」
娘 「>>1は後でうさちゃんのマヒャ土下座だねー」
>>1「えっ//////」
うさばあ「わしは絶っっっっ対せんからな」
グレイト「ふざけてるとこ悪いが、さっさと逃げた方がいいかもな」
娘 「ん?なんで?」
グレイト「俺の雇い主が失敗したのを知って駆け付けてくるかもだからな」
アントベア「雇い主ってどんな人っスか?」
グレイト「なんだったかな、『海王』とかなんとか言ってなかったかな」
姫 「・・・!!」
娘 「うみおう、うみおう・・・言いにくい・・・」
姫 「みなさん!早く逃げてくださいまし!!」
うさばあ「む?性急づいてどうしたんじゃ」
* 「そうだぞ、姫・・・焦る必要なぞなかろう・・・」
姫 「あ、貴方は・・・」
グレイト「海王様・・・ですね」
海王「いかにも・・・失敗したようではないか、ドラゴンよ」
グレイト「期待しないでくださいと言ったはずです」
海王「ワシは謙遜しておるのかと思ったのだがな・・・」
海王「よい・・・姫以外・・・そこの勇者2人と貴様には今から消えてもらう・・・」
海王「ドラゴンを打ち負かすほどの力・・・消しておかねば邪魔になるのは必然だからな・・・」
娘 「勇者って・・・私たち?」
うさばあ「どうやらそのようじゃ・・・冤罪じゃのぅ」
海王「逃亡の算段でも立てているのか?安心しろ、塞いでやる・・・」クンッ
たびのとびらは あとかたもなく しょうめつした!
娘 「あ、ヤバいね」
うさばあ「やばいね、で済まされるかっ!この・・・」トントン
* 「お姉ちゃん、お姉ちゃん!」
うさばあ「わ、わたぼう様?!」
娘 「毛玉様だ」
わたぼう「僕のワープで元の世界に帰るナリよ!」
うさばあ「あ、ありがとうございますじゃ!」
わたぼう「抱っこ抱っこ」
うさばあ「はいはい」
娘 「姫様はどうするの?っておい毛玉ゴルァ」
わたぼう「お姉ちゃんの中あったかいナリィ・・・」
娘 「てめーそれ言いたかっただけだろうが!」
海王「んん?なんだその毛ダルマは・・・」
姫 「娘さん、私は大丈夫でございますのよ」
娘 「キーッ!!」ギリギリ
わたぼう「ナリィ・・・」
うさばあ「・・・何故じゃ?」
姫 「なぜなら・・・」
<ドンドン ヒメー!ユウシャガタスケニアガリマシター!
海王「ぬおっ?!」
姫 「本物の勇者が駆け付けてくれましたから・・・」ニコッ
うさばあ「!!!」
わたぼう「跳ぶナリよ!お姉ちゃん!」
うさばあ「うむ・・・アントベア、ドラゴン含む4人頼みますじゃ」
わたぼう「わかったナリよ!」ヴヴンッ
海王「ここは新手のドラゴンで防いで・・・
姫 「さよなら・・・勇者さんがた・・・
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・
・
* 「・・・起きろって」
うさばあ「んう・・・ドラゴンか」
アントベア「姉さん、お疲れっス」
グレイト「俺はクッション係だったよ」
うさばあ「そうか・・・難儀じゃったの」
グレイト「いや・・・それより・・・おいお前」
娘 「私かな?」
グレイト「重いからさっさとのいてくんない?」
娘 「はいはーい」ガスッ
グレイト「って!わざとだろ今の!」
うさばあ「そしてここは競技場前か・・・」
娘 「うさちゃん着替えようよ、ええと、王城行くなら」
うさばあ「そうじゃな。濡れたままで参上するわけにはいかんからの・・・」
娘 「んじゃあ着替えたらここで集合ね!」
アントベア「オレらはどうしたらいいっスか?」
娘 「ここでなかようしてて!」
アントベア「わかったっス」
グレイト「・・・・・・」
<タイジュ国・王城>
王さま「話はわたぼうさまから聞いておる!」
王さま「近年稀に見る偉業じゃ!でかした!」
側近「それ、言い過ぎ」
王さま「たわけが!言い過ぎなどではない。グレイトドラゴンを倒した挙げ句仲間にしてしまうその手腕・・・」
王さま「正に神のなせる技・・・」
側近「それ、言い過ぎ」
うさばあ「・・・まだコンビだったんじゃな」
グレイト「王にタメ口だからな・・・仲がいいんだろう」
・
・
・
うさばあ「結局頼みを聞いてくれるそうじゃったから、競技場の増員を頼んでしもうた」
娘 「真面目なとこも素敵っ!」
うさばあ「夕刻じゃ、タマゴ屋、お主も帰れ」
娘 「ちぇっ・・・でも疲れたし、帰っちゃお!行くぞてめぇら!」
アントベア「ついていくっスよ!娘さん!」
グレイト「俺は遠慮しておく」
うさばあ「・・・ならわしのとこに来ればよいな」
娘 「はぁ?!」
娘 「おいクソ!手ぇ出したら承知しねぇぞゴルァ!」
グレイト「お前は手ぇ出し合える相手を早く見つけろ」
娘 「ぐぬぬ・・・覚えてろ!」 バッ
グレイト「騒がしい奴が居なくなったな」
うさばあ「居ないなら居ないで静かじゃがの・・・」
うさばあ「・・・お主はこれからどうするのじゃ?」
グレイト「アントベアから一通りのこの世界のルールは聞いた」
グレイト「・・・お前の下で慣れていってみるのもいいかもな」
うさばあ「ふむ・・・よろしく頼むじゃ」
グレイト「ああ・・・よろしく」
うさばあ「・・・しかし」
グレイト「なんだ?」
うさばあ「休日がぱぁになってしもうたのう」
グレイト「でも、こういう休日も?」
うさばあ「・・・悪くないのぅ!」
完
反省点多数
最後ごり押し
だけども終わらせたじゃ
見てくれた者には深く感謝じゃ
また現れるかもしれんがさらばさらばじゃー
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