前川みく「何かの企画・・・?」 (38)

キャラ崩壊とぐだぐだした内容に注意でしてー
まじで


みく(みんな元気にゃ?前川みくにゃ)

みく(今みくは事務所―の入り口の前にいるんだにゃ)

みく(いや、普通に入ってもよかったんだろうけど・・・)

ザワ・・・ ザワ・・・

みく(“みくにサプライズ”なんて聞こえちゃった以上そうはいかないんだにゃ・・・)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435663914

みく(・・・もしかしてドッキリ?みくにも遂にそういうお仕事が来たのかな)

みく(Pチャンがみくならできるってくれたお仕事ならがんばるけど・・・)


モバP(以下Pと表記)『―前川さんが来たらまず―』

島村卯月『―ですね。それでその後―』


みく(段取り筒抜けにゃ・・・ドアちょっと開いてるし・・・覗かないけど)

みく(えぇー・・・そういうのはもうちょっとみくの来る時間より早く済ませるとかしといてくれないとみくも困るにゃ・・・)

みく(ごはん食べながら打ち合わせするって12時半に来るように言ったのPチャンでしょ?もう・・・)

ゴーン・・・ ゴーン・・・


P『―12時ですね。あと30分程で前川さんが―』

三村かな子『―だいぶ余裕がありますね。それなら―』


みく(事務所の時計ずれてるにゃ?!もう着いてるから!)

みく(どうしよ・・・電話してちょっと遅れるとか伝えてどっかいっといた方がいいかな・・・?)

みく(というかまずいにゃ・・・ドッキリあるって先に知っちゃったから自然になんてできないだろうし・・・)

みく(そのせいでかまえたりリアクション変な風になってお蔵入りとかしちゃったらみんなの次の仕事にも繋がらないしPチャンにも迷惑かかっちゃうかも・・・)

みく(・・・こ、こうなったら!)


みく(ドッキリの内容を全部聞いて完璧に演技してみせるしかないにゃ・・・!)

みく(前川みく、プロの意地を見せてやるにゃ・・・!)

みく(もっとよく聞こえるように近づいて・・・)ススス…

緒方智絵里『機材、運び終わりました』

みく(智絵里ちゃんも仕掛け人にゃ・・・?とりあえず落とし穴、熱湯あたりの危ないことはない・・・?)

智絵里『・・・みくちゃん、喜んでくれるかな?』

みく(ドッキリで喜ぶのは幸子ちゃんくらいにゃ・・・)

みく(いや、驚かせるというより笑わせるタイプのかな・・・)

智絵里『・・・本当に、今日でよかったんでしょうか?』

P『・・・前川さんのスケジュールの空いている日が今日を除くとだいぶ先になってしまいますので・・・』

智絵里『みくちゃんもみんなも、最近お仕事増えたから・・・』

卯月『今日お休みとれたの・・・私達だけ、なんですよね・・・』


双葉杏『・・・ほんと大変だよね~・・・杏達だけで盛り上げなきゃいけないんだから』

かな子『あ・・・そうだよ!私達だけでもちゃんとお祝いしてあげなきゃ!』

卯月『そ、そうですね!』

智絵里『う、うん・・・!』


かな子『みくちゃんの総選挙2位サプライズパーティーの準備、頑張るぞー!』

『『『おー!』』』



みく(みくの・・・お祝い・・・?)

みく(そっか・・・みんな、みくのために・・・)

卯月『わあ、これカラオケですか!?』

P『千川さんの私物だそうです』

みく(よく考えたら番組とかの企画なら事務所の前とかにも隠しカメラとかあるだろうし、みくがここにいることにも気づいてないとおかしいよね・・・)

智絵里『飾り付け、これで大丈夫かな?』

卯月『智絵里ちゃんとっても上手です!』

みく(みんなお仕事増えて、いそがしいのに時間作ってくれて・・・)

杏『ゲーム持って来れるだけ持って来たけどどこに置こうか?』

かな子『それじゃあテレビの横に―』

みく(杏ちゃんも、普段はあんなに怠けてるのに・・・)

P『他の皆さんに事前に撮っていただいたビデオレター、準備できました』

かな子『来られなかったみんなの分もお祝いしないとですね』

P『きっと、喜んでいただけるかと思います』

かな子『はい!』


みく(Pチャン、かな子ちゃん・・・まずっ・・・な、泣いちゃダメにゃ・・・!)ウルッ

みく(ここまで長かったにゃ・・・デビューも、最後で・・・)

みく(でも・・・Pチャンを信じてきてよかった・・・)

みく(よし・・・!)グシグシ

みく(みんながみくを喜ばそうとやってくれてることだから―!)

みく(絶 対 に ば れ ず に リ ア ク シ ョ ン し き っ て サ プ ラ イ ズ パ ー ティ ー を 成 功 さ せ て み せ る に ゃ ・・・!)

ガコンッ

かな子『机の脚が折れた?!』

みく(えっ)

ズサーッ

智絵里『ケーキが・・・!』

ガシッ!

P『ぶ、無事です・・・!』

杏『プロデューサーえらい!』

みく(えええええええっ?!)

智絵里『ああっ!くす玉割れちゃいました・・・!』

みく(いや・・・)

杏「うわー・・・紙吹雪が・・・全部・・・」

みく(いやいやいや・・・)



みく(・・・これ、どうしよう・・・)

卯月『あわわ、机どうしましょう・・・?』

P『会議室にあるものを持ってきましょう・・・!』

卯月『は、はい・・・!』

ガチャッ

卯月「うわああっ?!みくちゃん!?」

みく「ぎゃあああ!!」

わろす

みく(ばれたにゃ・・・!い、いや、まだ大丈夫・・・!)

みく「こ、こんにちはにゃ、卯月ちゃん。いきなり飛び出したらびっくりしちゃうにゃ」

卯月「ご、ごごごごめんなさいっ!」

みく「な、なにかあったにゃ・・・?」

みく(まずは落ち着いて、ばれてないアピール・・・)

卯月「い、いえ、何も・・・!ね、プロデューサーさん・・・!」

P「は、はい・・・!」

みく「あ、Pチャン。ちょ、ちょっと早く着いちゃったかにゃ・・・?」

P「い、いえ・・・!あっ・・・!」

P「すみません、打ち合わせに使う資料を下の階において来てしまったようです。一緒に取りに行きましょう・・・!」

P(私が時間を稼ぎますのでその間に準備を・・・!)チラッ

卯月(は、はい・・・!)コクッ

みく(そーゆーのはもっとこっそりやってにゃあ!)

みく「い、いいよ。行くにゃ」

みく「か、階段で行くの?」

P「え、ええ。エレベーターの調子が悪いようで・・・!」

みく「そ、それは大変だにゃ・・・」

みく(いや普通に使ってここまで来たにゃ)

カツッ コツッ カツッ コツッ

P「・・・」

みく「・・・」

ズダダダダダダー・・・ ウィーン・・・

P「・・・」

みく「・・・」

みく(・・・いま卯月ちゃんエレベーター使ったにゃ?)

ぐっだぐだwwwwwwwwwwww

武内君!時計はちゃんと確認しよう!

カツッ コツッ カツッ コツッ

みく「・・・Pチャン」

P「はい・・・?」

みく「ありがとうにゃ、みくをここまで連れて来てくれて」

P「・・・いえ、前川さんが、努力した結果です」

みく「ううん、それだけじゃないにゃ」ギュ…

カツッ…

みく「わがまま言ったし迷惑だってかけた・・・それでも、Pチャンはみくが望んだものよりもっと素敵な衣装とか曲とか用意してくれたにゃ」


みく「だから、ありがとうにゃ・・・プロデューサー・・・これからも、よろしくお願いします」

P「―はい、一緒に頑張りましょう。これからも」

みく「うん!」

・・・

みく(そうにゃ・・・)

みく(みんなの気持ちがとっても嬉しいのは事実なんだから、素直に思いっきり喜んでお礼するのが一番にゃ)

みく「あー・・・Pチャン?どこまで行くにゃ・・・?」

P「ここです」

みく「え?でもここ中庭―」

パン パン パン パンパーン

みく「にゃ?!なに・・・!?クラッカー・・・!?」


「「「「「みくちゃん、総選挙おめでと―!!」」」」」

みく「え、ええええ?!なんで?!事務所は・・・!?」

多田李衣菜「テッテレー♪ドッキリ大成功!」

みく「李衣菜ちゃん!お仕事だったんじゃ・・・?」

李衣菜「あれは嘘、CPメンバー全員いるよ」

みく「え、ほんとだ・・・でも、ドッキリって・・・」

李衣菜「自分へのサプライズパーティーを知ってしまった時みくちゃんはどんなリアクションをするか―」

李衣菜「準備中に見つかったらどうするのか―」

李衣菜「実は会場は別の場所だった、の3本」

みく「たちが悪いにゃ!」

みく「事務所のぐっだぐだのやり取りも!?」

かな子「演技だよ」

智絵里「う、上手く、いきました・・・えへへ」

みく「えええええ?!」

卯月「あ、お料理とかは本当にあったんですよ?みくちゃんが入ってきてもいいように」

杏「ここまで運ぶの大変だったよ・・・あとリアクション雑じゃない?」

みく「知らんにゃ!!」

みく「あれっ・・・てことは見てたの?一部始終・・・」

李衣菜「見てたよ?入り口で涙ぐんだり階段でプロデューサーに―」

みく「それは言っちゃだめにゃー!」

李衣菜「あそこのモニターで録画しながら―」


みく『だから、ありがとうにゃ・・・プロデューサー・・・これからも、よろしくお願いします』


みく「再生しちゃだめにゃー!!」

騙されたぜ……

・・・

みく「次はみくが歌うにゃー♪」



李衣菜「・・・ふふ」

P「喜んでいただけましたね」

李衣菜「あ、プロデューサー。はい、ありがとうございます。みんなのスケジュール調整したりしてくれて」

P「多田さんが企画したということは言わなくてよろしかったのですか?」

李衣菜「え?いやあ、やっぱりちょっと恥ずかしいし―」


みく「シューティングザスター♪ 闇を切り裂いてーすーすむーよー♪」


李衣菜「―それにほら」

李衣菜「こういうの、黙ってた方がかっこいいじゃないですか。こう、ロックって感じで!」


お・わ・り

おつ!

おつ
すごい良かった

お・ま・け

千川ちひろ「あれー・・・ない・・・ないなー・・・」

ガサガサ… ゴソゴソ…

ガチャッ

みく「おつかれさまー・・・あれ、どうかしたにゃ?探し物?」

ちひろ「あ、みくちゃん・・・」

ちひろ「はい、この前のパーティーからなんですけど・・・」ガサガサ…

みく「あ、みくの・・・たしかちひろちゃんがいろいろ用意してくれたって・・・」

ちひろ「私も何かしたくて任せてくださいなんて言っちゃったんですけど・・・」ゴソゴソ…

ちひろ「つ、通帳のゼロがいくつか、どこかにいっちゃったみたいで・・・」

みく「え゙・・・?」

ちひろ「お、おっかしいなー・・・?」ガサガサ…

みく「あ、あの・・・ちひろさん・・・」

ちひろ「あ、ありました!」

みく「ええっ?!」

ちひろ「テッテレー♪」プラカード

みく「ほんとたち悪いにゃ!!」

お・わ・り

ふう、ここまで?
多田李衣菜プレゼンツみくにゃん総選挙2位お祝い企画?
いまさら?ぐだぐだ?キャラが違う?
申し訳ないのでしてー
多田李衣菜ちゃん誕生日おめでとう!

ぐだぐだだと思われたのに飛んだ演技派だったぜ乙

おつおつ!!

短くて小気味よい、面白かった

2位で祝われるみくがいろんな意味で哀れ

総合2位
キュート部門1位
次はシンデレラガールでしてー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira080892.jpg
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira080893.jpg
前川みく(15)

いいドッキリだった、かけ値なしに

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom