男「・・・ふー」(16)
…で…から…
男(窓から入る風が涼しいな)
男(眠い…)
男「…zzz…」
友「人が話してんのに寝るなボケ」ドカッ
男「イテッ」
友「まったくお前はいつも人の話を聞かないで…」ガミガミ
友「だから人の家で勉強なんかしなきゃなんないんだよ」
友「男はもっと人の話を真剣に聞くべきだと思うんだよ」
友「そうしたらもっと男がすてきになって(ry)」
男(コイツ…小学校の先生みたいなこと言うな…)
友「…聞いてる?」
男「うん聞いてる」
友「じゃあさっきなんて言った?」
男「…あー人間の体の約80%が血でー」
友「言ってないよね?! そんな事! しかも血じゃなくて水だよ!」
男「…ごめん」
友「…」
男「…」
友「…」
男「…友?」
友「…ハッ!」
友「…いやいいよもう…話を聞かないのは毎度の事だし」ハァ
男「そうか」
男「ところで勉強は?」
友「いや…話を聞かないのに勉強なんてできないよ…」
男「すまん」
友「もうノート写してわかんないとこがあったら教えて…」
男「へーい」
友「ハァ…」
友(男はいつも勉強が出来ない)
友(だから家に来る)
友(迷惑ではないんだけど…)
友(なぜか勉強の時に話しを聞かない)
友(なので説明のしようがない)
友(まあいつもの事なんだけどね)
男(…)
友「…」♪~♪
男(友…)
男(ハア…)
男「…音楽を勉強中に流さないでくれるか?」
友「おっとごめんごめん」♪~プチッ
男「…なあ友」カキカキ
友「んー?」
男「海いかねーか?」
友「…」
男「…」
友「…いいよ」
男「そうか」
男「いつ行く? 海」カキカキ
友「いつでもいいよ」
男「じゃあ再来週の月曜日な」
友「おk~」
男「よっしゃ!」
友「ど、どんな水着にしよう…」アセアセ
男「じゃあなー」ノシ カチャ
友「うんまたね」ノシ
男「…」バタン
男「…ふー…ドキドキしたわ…」
男「…なぜ再来週にしたし俺…」
男「…ははは…楽しみだな…」
太陽「再来週になったんだぜぇ」
男「やった! 今日は晴れだ!」
男「よっしゃあ… 友はいるか・・・?」
男「…」キョロキョロ
友「でさー・・・だよね・・・・」
男「! 居た! おーい友!」
友「! じゃあね~ 男? どうしたの」
男「! ・・・おい~忘れちゃったのかよ~」
友「ふふふ・・・冗談だよ海でしょ?」
男「よし! 準備はできてるか?」
友「うん!」
男「じゃあ行くか!」
傘「海に着いたよ~」
男「よし遊びまくるぞ!」
友「…お!」
男(友…)
友(男…)
男「うおおおお! 向こうの島までレッツゴー!」
友「お、男待ってよ!」
男「ふははは! 俺のスピードについて行けるかな?」
友「待っててばあ~ おと…」ゴボゴボ
男「ははは! …友?」
男「おい! 友!」
男「どこに行った…?」
男「…海の中か?!」ザプン
男(…居た! 友!)
砂「浜辺に着きました夕方です」
友「…っう…」
男「! よう…気がついたか?」
友「…?」
男「お前海で溺れたんだぜ?」
友「あ…」
男「悪いな…お前の事を考えずに…」
友「いや…いいよ人の話しを聞かないのはいつもの事でしょ?」ニコッ
男「…」
友「男・・・?」
男「…ふー」
男「友…話を聞いてくれ」
友「! うん」
男「今日俺のせいでお前を危ない目に合わせてしまった…」
友「…」
男「すまないと思っている…」
友「…男」
男「だから次からお前を守る為に…」
…俺と付き合ってくれませんか?
はい…
自分が危ない目に遭わせておいて「守るために(キリッ」って……
展開速すぎワロタ
こういうのは絶対無いよね~
じゃ終わり
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