おじいさんは山へ芝刈りに、柴田さんはおじいさんについていきました。
「やっと二人きりになれたね」
柴田さんはおじいさんに迫ります。
「これ柴田なにをする」
「おじいさん、ここは嫌がっていませんよ」
「柴田っ」
「おじいさん」
最初は嫌がっていたおじいさんでしたが、熱い抱擁と蕩けるようなキスに身体が火照ります。
舌を絡ませているうちに身体の力は抜け、柴田さんはおじいさんをそっと、枯葉の上に寝かせました。
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「さあおじいさん」
柴田さんは柴田さんをおじいさんの顔に当てます。
「これが何だか分かりますか」
おじいさんは視線を逸らします。
柴田さんはゆっくりと、おじいさんの唇にそれをあてがいました。
おじいさんは観念して目をつぶりました。
「そう、良い子だ」
おじいさんの唇を割って、熱いカタマリがぬるりと挿入ってきました。
僅かにあたる歯にも、抵抗する力は残っていません。
「ひはは」
「おじいさん」
おじいさんのは涙目になりながらも、懸命に柴田さんを咥えます。
柴田さんはおじいさんに跨って、えも言われぬ征服感に満たされていました。
無慈悲に腰を打ちつけるたびに、喉奥に達した快感が押し寄せてきます。
「おごえあ」
「おじいさん」
そしてとうとう柴田さんは果て、おじいさんの中に欲望をたっぷりと吐き出しました。
「おじいさん」
「柴田……」
二人はまた、お互いをまさぐるようにキスをしました。
舌はもっと深く潜れと喉を突きます。
二人の興奮は最高潮に達しました。
身体の中心は熱く滾って、もう収まりそうもありません。
「おじいさん、柴田は、柴田はもう!」
「よい柴田、このじいに全て捧げよ」
「おじいさん!」
「柴田!!」
夜の月は、全て見ていました。
【完】
おしまいです。見てくれた人ありがとうございました。
これからもノンジャンルで投下していきますので、また見かけたらよろしくお願いします。
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