チェイス「ゴッド……イーター?」 (34)




仮面ライダードライブの世界にアラガミが発生した感じ


ゴッドイーターのネタバレ等はほとんどありません




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西暦2071年。


地球は、あらゆるものを捕喰する細胞「オラクル細胞」から形成される異形の怪物「荒神(アラガミ)」によって食い荒らされた。


彼らの“食べ残し”である人類は、滅亡の危機に瀕している。


人類の存亡は、生化学企業「フェンリル」によって開発された生体武器「神機」とそれを操る「ゴッドイーター」に委ねられた。


〜〜

「あとは……頼んだ。チェイス……」


ああ……お前は少し休め


仮面ライダーの使命は俺が果たす

〜〜


〜〜

「グギャアアア!!」


なんだ……この怪物は……!


俺の攻撃が効かない……!


逃げろ人間


「グギャアアッ!!」


俺にはこの怪物は……gmcsd倒せないfdthjっ!


「グルルル……」


俺は……vzfここでjhfd終わるのか……?


護るddbnべきものもkhdsb護れずに……?


果たすgdsyqべきtfh使命も果たせずjhgdに?


「ガァァ……」


俺は……まdgshfdftyっj

〜〜


〜〜

いや、まだだ


「おっと、レアモノだな」


まだ俺は終われない


まだ俺は終わらない

〜〜


〜〜

「彼が採って来たアラガミのコアだけど、どうやら普通じゃないみたいだね」


「ふむ……どういうことだ」


「端的に言うとナンバーが刻印されているんだよ」


「ナンバー?」


「そう……000とね」

〜〜


〜〜

「特殊なコア……是非エイジスの礎となってもらおう」


なんだ……ここは……


『おまえ……いっしょだな』


貴様は……なんだ?


『シオといっしょ、だな』


一緒……どういうことだ?

〜〜


〜〜

「神機兵の調子はどう?」


「はい、αとβは共に良い数値を示しています」


「プロトは?」


「いつも通りコアと神機兵とのシンクロ率が高過ぎます。有人運用するには……」


「ええ、わかっているわ。だけどもっと出力を上げて。限界を見極めたいの。そのためのプロトなんだから」


「は、はい……」

〜〜


〜〜

煩わしい


この感覚は、ブレンにメモリーをブロックされていた時に似ている


「ダメです!プロト制御不能!」


「慌てないの、配置していたゴッドイーターに対応させて」


騒がしい。


原因は人間……か?


「プロトの偏食場パスル急速上昇!!」


「これは……マズイわね」


いや、違う。怪物……?


人間が、怪物に襲われている


救わなくては……


それが俺の使命


仮面ライダーの使命

「プロトの……偏食場パスル……低下」


「ウソ……でしょ?」


「ここは……怪物はどうなった?」


「ヒッ……!」


「落ち着いて!刺激しないで。怪物……さっきの怪物のことならあなたよ」


「俺が?」


「そう、あなたよ」


「……どうやら俺はまた過ちを犯すところだったようだな」


「あなたは一体何者なの……」


「俺はチェイス。人間の守護者だ」

〜〜

チェイス「なるほど……だいたい理解した」


レア博士「こっちは全然よ……ロイミュード?仮面ライダー?そんな馬鹿馬鹿しい話にわかには信じられないわ」


チェイス「お前が信じる信じないは俺の知るところではない。俺は俺の使命を果たす……それだけだ」


レア博士「そうはいかないのよ。《あなたに成った》素材は神機兵と言って、莫大なお金を掛けて開発される人類の希望の一つなんだから」


チェイス「プロトは耐久性の実験のための個体と言っていたな」


レア博士「あなた意識があったの!?」


チェイス「何者か……おそらくゴッドイーターが俺を喰らったアラガミのコアを引き抜いてからはずっと意識があった」


レア博士「ふふ……まったく、今のこの会話だけでどれほど論文が書けるかしら」

チェイス「…………」


レア博士「どうかした?」


チェイス「ヤツらが来た」


レア博士「ヤツら……?」


研究員「は、博士!大型のアラガミが……ここに接近して!」


レア博士「ッ!……さっきの偏食場パスルに呼び寄せられた!?」


チェイス「…………」スッ


レア博士「どこへ行くつもり!」


チェイス「言ったはずだ……俺は俺の使命を果たす」


レア博士「ちょっと!待ちなさい!!」

ヴァジュラ『ガァアア!!』


神機使いC「くっ……この区域にどうしてこんなヤツが!」


チェイス「大きいな、前に戦ったものよりも……ん?」

チェイス(神機が握られた右手……だけ)

チェイス(ゴッドイーターは人間をアラガミから護る者だと言っていたな……)


神機使いB「キミ!何をしている!早く逃げるんだ!!」


チェイス(その使命……俺が引き継ごう)グッ


神機使いB「待て!ソレに触るな!!」


チェイス「ッ……」ズズズ…

チェイス(右腕が……喰われる?!)

チェイス「ぐっ……ぉおおおおおッ!?」


神機使いB「……掴んだ?いや…神機が変わった!?」


チェイス「ハァ…ハァ…」ガチャッ

チェイス(ブレイクガンナー……それにバイラルコアだと……?)

神機使いC「ぐああああッ!!」


ヴァジュラ『グオオオオッ』チチチチッ


神機使いB「マズイ!あの放電現象……雷球が来る!」


チェイス「…………」


神機使いB(彼を狙われた!!)


ヴァジュラ『ガァアアッ』


バジュウウウッ


チェイス「まあいい。使えるものは使うまでだ」


【Break】


チェイス「フンッ」シュッ


ドォオオンッ


神機使いB「馬鹿な……掻き消した」

神機使いB(まさか、彼が噂の新型ゴッドイーター?)

チェイス「…………」

チェイス(戦える……今の俺なら)

チェイス「負傷者を連れて下がっていろ」


神機使いB「何を――」


ヴァジュラ『ォオオオオオッ』ゴォオッ


神機使いB(突進!?装甲を展開する時間がない!)


【Gun】


チュインッチュインッチュインッ

ドォオオンッ


ヴァジュラ『ガァァァ……!』ズザァッ


チェイス「こっちだアラガミ」

神機使いB(助かった……のか)


チェイス「もう一度言う。負傷者を連れて撤退しろ」


神機使いB「っ……わかった。だが、君も無理はしないでくれ!」


ヴァジュラ『グルルルル……』ジリッ


チェイス(無理はしないでくれ……か)

チェイス(そういうわけにもいかない)


ヴァジュラ『グォオオオオッ!!』ダッ


チェイス「人間を護ることは俺の本能だ……」グッ


【Break・Up】


魔進チェイサー『ひとっ走り付き合ってもらうぞ……アラガミッ!』

チェイサー『ハァアアッ』バッ


【Break】


ヴァジュラ『ォオオッ』


チェイサー(左側……防げるか?)


ガキンッ


チェイサー『グッ……!』ググッ

チェイサー(左腕、ボディ共に損傷軽微……ある程度は防げるがやはり重い。ヤツの前足、前面では回避を重視して行動すべきか)


ヴァジュラ『ガァア……!』チチッチチチッ


チェイサー(赤いマント状の器官から微弱ながら放電……電撃!)


ヴァジュラ『グォオオオオッ!』


チチチッ


ヴァジュラ『ガァアアアアアッ!!』


バチチチチチチチチッ!!


チェイサー『が……っ』バチッバチチッバチッ

チェイサー(この程度で……!)

チェイサー『舐め……るなああ!!』ブンッ


ガッゴォオオッ


ヴァジュラ『ギャアアアオオッ!?』フラッ


チェイサー(アラガミの頭部の結合崩壊を確認……)

チェイサー(この隙に……手に入れたバイラルコアを)


【Tune・Chaser−Wolf!!】


チェイサー『このコアの武装は顎(あぎと)か……』


ヴァジュラ『オオオオアアアアアッ!!!!』


チェイサー『今度は俺がお前たちを喰らう』ズッ…

神機使いB(なんなんだ……なんなんだアイツは!?)


チェイサー『ハァッ』ブンッ


ギャンッ


ヴァジュラ『グゥゥッ!?』


神機使いB(突然神機の怪物みたいになってヴァジュラを圧倒し始めた!?)


チェイサー『まだだッ!』グッ


ギャアアンッ


ヴァジュラ『ガアーーッ!!!』ブシュゥウッ


神機使いB(右腕の武装。狼の上顎を模した武装で攻撃すると狼の頭部の幻影が現れてヴァジュラの堅い身体に噛み付いてダメージを与えている……)


チェイサー『採取したオラクル細胞でバーストモードに移行する』グッ


【Burst】


チェイサー『俺のオラクル細胞がトップギア……とでも言ったところか』


ヴァジュラ『ガォオッ!!』


チェイサー(飛び上がって……圧し潰すつもりだな)


ドォオオンッ

ヴァジュラ『グゥゥ……?』キョロキョロ


チェイサー『どこを見ている』


ヴァジュラ『ッ!?』


ギャンッ

ブチャアアッ


ヴァジュラ『グアアアッ!!!』


チェイサー『前足の結合崩壊も確認』


神機使いB(強い!これが新型ゴッドイーター!?もはや化け物だ!!!)


ヴァジュラ『グォオオ……』


チェイサー『とはいえ動き回られるのも面倒だ……』

チェイサー(今なら……使えるか?)ズッ…


キュィイインッ


神機使いB(体が……!?動かない!?)


ヴァジュラ『グッ……ガッ!?』


チェイサー(っ……エネルギーの消耗が激しい。重加速は極短時間しか発生させられないようだな)

チェイサー(だが、十分だ)


【Execution!!】

神機使いB(ヤツの右腕が巨大な神機の捕食形態に!?)


チェイサー『おおおおおおっ!!』ブォンッ


バジュウウウッ


ヴァジュラ『ギャアォオオオオオオッ!!!??』


チェイサー『お前のコアごと喰らい……噛み千切るッ』ググッ


ヴァジュラ『ァアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ーーーーッッッ!!!』


チェイサー『終わりだアラガミ』


【Full-Break・Wolf!!】


ヴァジュラ『ア゛』


ブチャアアアアッ

チェイサー『…………』シュゥウン…

チェイス(アラガミに喰われた俺の身体はすでに存在せず、俺はロイミュードではなくアラガミとして蘇った)

チェイス(死の代償はアラガミを葬り人間を護ることのできる能力。そして、取り込んだオラクル細胞やコアをある程度自由に組み換えられるチカラ)

チェイス(今喰らったアラガミのコアからは新たなバイラルコアを生み出すことが出来た)

チェイス(どうやらオレは、ふたたび同族を狩る死神になったらしいな……)


神機使いB(倒してしまった……あのヴァジュラをたった一人で)


チェイス「……無事か、ゴッドイーター」


神機使いB「あ、ああ……もう一人も気を失っているだけだ」


チェイス「そうか……ならばいい」クルッ

神機使いB「待ってくれ!どこへ行くつもりだ!?」


チェイス「さあな」

チェイス(アラガミの残骸……オラクル細胞が霧散してしまう前に利用させてもらおう)


神機使いB「ヴァジュラの死骸がバイクに!?き、キミは一体何なんだ!?」


チェイス「オレは……アラガミだ」


神機使いB「は?」


チェイス「今はそれでいい」グッ


ブォオオオオッ!!


神機使いB「待ッ……くっ、行ってしまった」


レア博士「ハァ…ハァ……か、彼は!」タタッ


神機使いB「博士!?あの青年ならもう行ってしまいました……」


レア博士「そんな……」

結局人類は、また一つ不安要素を抱えてしまった


それが私の計画で起こった事故によるものだと知られるわけにはいかない


今は私の……《私たち》の神機兵にとって大事な時期


だから、隠してしまいましょう


そうラケルが言った


私は、その言葉に逆らえないから……


私には、彼の言葉を信じるしかない


仮面ライダー


人間の自由と平和を護る者


「俺はチェイス。人間の守護者だ」




チェイス「ゴッド……イーター?」
もとい
真・仮面ライダーチェイサー~序章~

乙!

ライダー……序章……うっ…頚椎が……


いいぞ~これ

おまけ


キグルミ「…………」カタカタ


コウタ(アイツ……NORNで何見てるんだ?エリナ見えるか?)


エリナ(えっと……何々)



〜〜

マスク・ド・ライダー

最近世界中の様々な地域の人々、神機使いから目撃されるようになったバイクを駆りアラガミを狩る正体不明のライダー。
彼がアラガミに対する偏食を持った人型のアラガミなのか、何らかの方法でフェンリルの管理より外れた神機使いなのかは不明。
命名は極東支部第一部隊隊長。
同じく世界中で目撃される謎の神機使い《マスク・ド・オウガ》をもじったもの。


〜〜



キグルミ「…………」


コウタ(同じ正体不明同士シンパシー感じてんのか?)


エリナ(知らな……ハッ!?)


キグルミ「…………」バーンッ


コウタ/エリナ「「うわああああああああ!?!?」」


おしまい

マケインかと思った

ぼくがかんがえたさいきょうのちぇいさー(^p^)



アラガミバイラルコア


ウルフ

チェイスが死亡した神機使いの神機のコアを変質させて生成したバイラルコア。
ブレイクガンナーに装填することで武装チェイサー・ウルフとなる。


ライガー

チェイスがヴァジュラから採取したコアから生成したアラガミバイラルコア。
ブレイクガンナーに装填することで武装チェイサー・ライガーとなる。





武装チェイサー・ウルフ

狼の上顎を模した手甲状の武装はゴッドイーターを象徴する捕食を司り、アラガミを攻撃するたびオラクル細胞を吸収する。
一定量オラクル細胞を吸収し、ブレイクガンナーのディストラクションマズルを押すことで、魔進チェイサーの全ての能力を解放する【Burst】モードに移行することができる。
必殺技は、神機の捕食形態のような形をとるエネルギーで大型アラガミをも噛み千切る高出力と高威力のエグゼキューション・ウルフ。





武装チェイサー・ライガー

ライガーの前足を模した鉤爪状の武装は中近距離に対応できる汎用装備。
鋼鉄を切り裂く巨大な爪で強力な近接攻撃が可能。また、一定時間経過した後、ブレイクガンナーのディストラクションマズルを押すことで、広範囲をチャージしたエネルギーを使い斬り刻む【Slash】モードに切り替えることができる。
必殺技は、魔進チェイサーの全エネルギーを放出し一帯を焼き尽くすエグゼキューション・ライガー。使用後は3時間魔進チェイサーに変身することができなくなる。

強い(確信)

マッテローヨ

今気付いたけど

偏食場パスルってなんだ……

偏食場パルスですね

頭ではわかってたけど文字に反映されないパターンのヤツ

期待
ところで本編はもう魔進チェイサーになることはないのだろうか

>>33
一応なれるんだろうけどチェイスの心情的になりたくないんじゃないかな。操られてた時の象徴みたいなもんだし。
まぁその割にブレイクガンナー使いまくってるがww

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