【刀剣乱舞】刀剣稼業始末帳【とうらぶ】 (22)
俺は三池典太光世、刀剣男子だ。
俺は歴史改変を企む歴史修正主義者を追って、
戦国時代にタイムトラベルした。
満月の下、木陰に隠れながら、歴史修正主義者が潜む小屋に向かって、
俺は火矢を放った。
小屋が、あっというまに炎に包まれた。
歴史修正主義者が小屋から続々と出てきた。
俺は小屋から出る歴史修正主義者を射続けた。
まるで鴨射ちだ。
俺はさらに射続けた。
1人の歴史修正主義者が、俺の矢を刀で払った。
三池典太光世 (見つけたぜ……)
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俺は汚れ仕事専門の裏の刀剣男子だ。
俺の元の持ち主と同じだ。
今回の仕事は、歴史修正主義者に寝返った刀剣男子の暗殺だ。
23世紀では手柄をたてた刀剣男子はアイドルだった。
そのアイドル様が歴史修正主義者に寝返った。
審神者庁としては大スキャンダルだった。
事件を闇に葬るため、俺は秘密裏に暗殺するよう命じられた。
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タイムトラベルでは未来の武器を持っていくことは出来ない。
俺は常に現地で武器を調達した。
俺は弓がお気に入りだ。
鉄砲も悪くないが、弓は音が静かで調達も楽だ。
俺は刀剣男子だが、立会いなど真っ平ごめんだ。
出来る限り、楽で、早くて、安全で、確実な方法で仕事をしたい。
三池典太光世 (ちっ……)
三池典太光世 (弓では無理か……)
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俺は残りの歴史修正主義者を弓で始末すると、
裏切った刀剣男子の前に立った。
三池典太光世 「よぉ、アイドル刀剣様」 ニタァ
加州清光 「へっ、あんたか……」
三池典太光世 「仕事だから聞くが、なんで寝返った?」
加州清光 「俺を可愛がってくれちゃった主が死んだ」
加州清光 「そんなクソみたいな歴史を変えたい」
加州清光 「そんだけだよ……」
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便宜上の用が済んだ俺は、黙って脇差を投げつけた。
キン!
加州が脇差を弾いたスキに、俺は切りつけた。
加州清光 「汚ったねぇ!!!」
俺は加州の足を踏みつけ、動きを封じた。
加州清光 「!?」
加州は俺の斬撃で傷を負った。
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加州清光 「せっかく可愛い格好してたんですけどー?」
加州清光 「……」
加州清光 「俺の裸を見る奴は……」
加州清光 「死ぬぜ……!」
加州は鋭い斬撃を連続で放ってきた。
三池典太光世 (くっ…… まずい!)
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俺は目潰しを投げつけた。
加州清光 「?!」
加州は目潰しの入った袋を空中で切断し、
袋の中の粉末を浴びた。
加州清光 「うわっ!!!」
加州清光 「ゲホッ、ゲホッ!」
そのスキに俺は体制を立て直した。
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加州清光 「お前、本当に刀剣男子~?」
加州清光 「歴史修正主義者でも、もっと正々堂々と勝負してるっての」
三池典太光世 (強いな……)
三池典太光世 (まともにやっても勝てんかもな……)
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三池典太光世 「このタワケ者が!!!」 クワッ
三池典太光世 「お主を可愛がった審神者が……」
三池典太光世 「命を捨てて歴史を守った審神者が……」
三池典太光世 「今のお主を見て喜ぶと思うてか!!!」
俺は心理的に揺さぶりをかけた。
加州清光 「~~ッ」
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加州清光 「主は関係ねえんだなー」
加州清光 「俺のわがままだっての……」
加州の眼光が鋭くなった。
俺は刀を構えた。
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加州が切りかかってきた。
俺も打ち込んだ。
刀が打ち合った。
俺の刀が競合いに勝ち、加州を袈裟切りにした。
加州の刃には僅かに迷いがあった。
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加州は口から血を吐いた。
三池典太光世 「主に会いに行け……」
加州は目を閉じ、少し微笑んだ。
加州は事切れた。
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俺は彼に花を捧げ、数珠を取り出し拝んだ。
偽善とはわかっているが、俺のメンタルヘルスのための儀式だった。
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俺は23世紀に戻り、上司に結果を報告した。
俺の上司は女で、元の持ち主の子孫だ。
審神者庁の裏仕事の元締めだ。
上司 「ご苦労様」
上司 「あの手練の刀剣男子を葬るなんて流石ね」
三池典太光世 「……」
上司 「今晩、付き合いなさい」
三池典太光世 「命令ですか?」
上司 「命令よ」 ニヤリ
俺達は夜の街に消えていった。
- 完 -
この話はこれで終りです。
俺の妄想に突き合ってくれてありがとう。
ではでは。
追伸
三池典太光世は、この作品のオリジナルです。
持ち主は、柳生十兵衞です。
この作品では、柳生十兵衞が幕府の公儀隠密だったという設定です。
もしかして続きのプロットが降りてきたら、続きを書きます。
ではでは。
とうらぶよく知らないけど一文字めづるちゃんとセックスしたい(ノンケ)
>>18
お前ノンケかよぉ!(驚愕)
一文字めづるちゃんは上杉謙信の愛刀
↓
上杉謙信は生涯不犯の女嫌い
↓
上杉謙信はホモ
↓
ホモが愛するのは男だけ
↓
ホモの愛刀の一文字めづるちゃんは男の娘
↓
男の娘とセックスしたい18はホモ。
はっきりわかんだね。
なんだこいつ
続きはよ
保守
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