ポケトレ「つまり聖杯を奪い合い、サーヴァント同士を戦わせて勝てばいいんだな？」

ピカ「その解釈で問題ないでしょう。"マスターからバッジを奪う"か、"サーヴァントを瀕死にさせる"が正しいと言えますが」

ポケトレ「で、その聖杯を手に入れたら一体どうなるってんだ？」

ピカ「ポケモンリーグに挑戦することができます。聖杯とはバッジを８つ集めたものが手にできる通行証のようなものです。」

ポケトレ「なるほどな～。じゃぁさっそくバトルだな！」

ピカ「お待ちください!無策での戦闘に勝機はありません。特にあなたはポケモンバトルの素人ではすぐにバッジを奪われてしまいます」

ポケトレ「じゃぁどうすれば・・・・」

ピカ「それは私の力を見て考えてもらうのが一番でしょう」

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

ポケトレ「すげぇ、これなら電気代がタダに・・・」

ピカ「ご覧のように私は電気を操る力を持っています。まぁ戦闘に使える技はいくつかあるのですが、それは後で説明するとして...」

ピカ「先に宝具について説明しましょう。これは武器、あるいは必殺技と認識してもらって構いません」

ピカ「一つは"電気玉"私の筋力、魔翌力を大幅に引き上げるもので、これは私のすべてと言っても過言ではありません。これがなければ私は他のサーヴァントに後れを取ることになると思います」

ピカ「もう一つは・・・」

ﾊﾟﾘｰﾝ

？？？「まず一人脱落だ!　・・・!?」

ピカ「マスター、下がって」

？？？「ちっ、小せぇから見えなかったぜ。なんだこの黄色ネズミは」

ピカ「くっ...　その剣でできた身体。貴様セイバーか!」

セイバー「いかにも。そういうお前は何のクラスか見た目じゃ分かんねえなぁ!」

ｼｭｯ　ｸﾞｼｬｱ

ピカ「なんて一撃だ。体を使った剣術、食らったらひとたまりもないな。だがその速力じゃ当たらな・・・ぐ!」

セイ「当たらないってか？」

ピカ「バカな影から高速の打撃・・・」

セイ「そりゃ俺の"影打ち"だ。」

セイ「どんどんいくぞ。これが"シャドーボール"だ」

ピカ（影から玉を飛ばす遠隔攻撃か! 避ければマスターに危害が及ぶ可能性が・・・"10万ボルト"）

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

セイ「雷撃で防いだ相殺... なるほど、お前キャスターだな。」

ピカ「いかにも。今度はこちらから行くぞ!」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

ｼｬｷﾝ　ﾋﾟｨｨｨｨ

セイ「残念だったな。この"キングシールド"の前はどんな攻撃も通らねえ・・・！？」　ﾊﾞｼｭﾝ

ピカ「おしゃべりが過ぎるなセイバー。どうやらその盾で防げるのは一撃らしいな」

セイ「ちぃ、効いたぞキャスター。キャスターのくせに接近戦もできるとはな、油断したぜ」

ピカ（"アイアンテール"がほとんど効いていない）

ピカ（あの鋼の強度を持つ攻防一体の剣と盾の身体。そして影からの近遠自在の攻撃。厄介なサーヴァントだ）

ピカ（仕切り直して対策を立てるより"アレ"が発動している今のうちに叩くしかないか...）

セイ「はっ　おらぁ」ｼｬﾄﾞｰﾎﾞｰﾙ

ピカ（あの影玉、速度は遅いが威力はある。避けるのは容易。だがマスターの安全と影からの高速打撃に気をつけつつ）
セイ（そうだ、考えろ。影にばかり気を取られている相手に直接叩き込む"聖なる剣"　だがこれもフェイク。狙いは）

ピカ（焦れた本体による攻撃に・・・）
セイ（隙だらけの俺本体への攻撃に・・・）


ピカ・セイ（カウンター！！！！！！！）

セイ「クッソ！　やっぱりキャスターなんだなお前... 電気で俺の体を麻痺させるとはな」

セイ（いつの間にこんな技を・・・　奴の雷撃はキングシールドで防いだはずだ）

ピカ「私の電気が盾で盾で防げると思っていたのか？　次は瀕死まで追い込むぞ」

ピカ（奴の力はだいたい分かった。）

ピカ（攻防一体の体。だが攻撃、防御はそれぞれ剣、盾でしか行えない）

ピカ（おまけに盾の時より剣の今食らったダメージの方が大きい）

ピカ（おそらく寸前で盾になるつもりだったろうがいいところでさっきの高速打撃のときにつけた特性"静電気"がハマったようだ）