夕立「提督さん!バイオハザードごっこしましょ!」 (132)

提督「はぁ?夜の3時だぞ?何言ってんだよ」

夕立「だからこそやるっぽい!」

夕立「わたし!提督さんが夜な夜なデザートイーグルのエアガンを持って鎮守府を独りで……」

提督「やめろ!わかったから!いうなよ!付き合ってやるよ!ったく!」

提督「はぁ……知ってんならしゃーねーかー」ガチャ

夕立「そ、そのマ〇イ製のデザートイーグルは、ほ、本物っぽい!?」

提督「お前いま、マル〇製とか言ったよな?わかったから」

夕立「し、しかも初回生産版っぽい!?」

提督「え?これ初回生産版とかあったっけ?」

提督「……まぁいいか。」

提督「じゃあお前には……〇ルイ製のサムライエッジでいい?これ最近買ったやつだから燃費はいいぞ?」

夕立「わぁ!M9A1ジルモデルエッジっぽい!ありがとう提督さん!」

提督「やらんぞ?ガスガンは18歳になってからだ!」

夕立「ちぇーっ」

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提督「えーっと、じゃあ俺はどうしよう……T・レッドフィールド?レオン・T・ケネディ?」

夕立「なんで、そこにこだわるっぽい?提督さんは冒頭にして勝手にヘリで逃げていったアイツっぽい!」

提督「ええ!?ブラッドのこと!?やだよ!!俺そんなことしないもん!アイツは確信犯じゃん!ウェスカーの上をいくよ!!」

夕立「じゃあ……細マッチョだから……」

提督「あーっ、レオンいっちゃう?」

夕立「ビリーっぽい!ビリー・Tとかでどう!?」

提督「どうしても正統派にはしたくないのな」

夕立「私、ビリーはバイオハザードのキャラの中で一番好きよ?」

提督「おぉう……そうか……」

夕立「じゃあ夕立はジルっぽい!夕立・バレンタインがいい!!」

提督「いやダメだ。お前は、ハシゴから一人で降りることもできず、銃の携帯さえしてくれない、終始お荷物の、夕立・グラハムだ。」

夕立「あー!それはひどいっぽい!アシュリーはちゃんとロードローラー運転したっぽい!!」

提督「それくらいしかしてなくね?」

夕立「うう……」

かわいい

夕立「せめて……!せめてレベッカ!夕立・チェンバースがいい……」

提督「お前、レベッカほど可愛くない」

夕立「……」

提督「わかった、わかったから無言でM9A1向けんな。あぶねーだろ」

ということで、キャストの二人はバイオハザード0の二人ということに。

夕立チェ「えーっと、まずはここからの脱出をした方がいいっぽい!」

ビリーT「え?なんで?」

夕立チェ「脅威はもう迫ってるっぽい!」

提督室のドアが反対側から叩かれているのだろうか。
ダン!ダン!ダン!

ドア<てぇーとくぅ〜

夕立チェ「ひっ……」

ビリーT「この声は……」

ドア<夕立と2人でナニしてるデース!あけなさイ!

ビリーT「こいつはヤバイのか?」

夕立チェ「うーん……ヤバイレベルで言ったら4で一番初めにチェーンソー野郎に合った時くらいっぽい?」

ビリーt「あぁ……初見だと絶対一度は死ぬよな。首切られて戦慄する」

ビリーt「と、いうことで。おあつらえながらここにM870があります」

夕立チェ「マル〇ン製っぽい?」

ビリーt「おう、カート式だ……サバゲー用に予備は沢山もってんだよ……」

ビリーt「おし!いくぜ!夕立!」

夕立チェ「初期装備が既に豪華っぽい……」

ビリーt「大丈夫だ。大抵はこの先弾が無くなって困るから」

夕立チェ「提督さん、ノリノリっぽい!」

初期のラジコン操作を再現してくれるのかと思った

ビリーt「覚悟!!金剛……」ガチャッ!

金剛「エート……what?」

ビリーt「うーん……よく考えたらコイツ感染してないんだよなぁ……?」

夕立チェ「うーん……あっ!」

夕立チェ「こ、こいつ民間人っぽい……!」

ビリーt「な、なに!?こんなところにまだ生存者が……お前、大丈夫か?立てるか?」

ビリーt「目立った外傷は無い……感染の可能性は低いな……」

夕立チェ「このあとどうするっぽい?連れてく?おいてく?」

ビリーt「どうする?俺はどっちでもいいぞ?」

金剛「……つ、つれてってクダサーイ……?」

金剛(何の話デスカー?)

金剛「えーと、えーと……whats i am?」

夕立チェ「バイオハザードごっこっぽい!」

ビリーt「あ〜、resident evilごっこだ」

金剛「oh!?それならそういってくだサーイ!ワタシ、ジル・バレ……」

ビリーt「いや。お前は民間人だ」

夕立チェ「脇役のくせに生意気っぽい」

金剛「」

英語話せるのにww

金剛「……」タッタッタッタッ

ビリーt「お、お前、なにやってんだ?」

金剛「いいデース。どうせワタシは脇役。壁にでも向かって斜め方向にずっと、runningしてればいいデース……」

ビリーt「なるほど……初心に帰るのか……夕立!俺らもあっこの曲がり角まで壁に向かって走りながら行くんだ!」

夕立チェ「了解っぽい!!」

金剛「タッタッタッタッ」

ビリーt「タッタッタッタッ」

夕立チェ「タッタッタッタッ……」


天龍「あーっ、俺は見てない何も見てない。つか見えてねぇ」


龍田「うふふ!死にたい生存者とS.T.A.R.S.と死刑囚はどこかしら・」

天龍「お、おい……!」

夕立チェ「て、てi……、ビ!ビリー!あの眼帯、黒い服、頭の輪っか?肩に担いでるロケットランチャー……あれは、あの格好はどうみても……!」

ビリーt「つ、追跡者か!?ふ、二人も!!なんてこった!!」

金剛(oh……まぁ、ネメシス扱いよりかはワタシのほうがマシですネ……)

龍田「うふふふふ!!」しゅゅゅゅーーっ!!

ビリーt夕立チェ金剛「!?」

ドーーーーン!!!

ビリーt「こ、この迫力……とてもオモチャとは思えねぇ……!」

龍田「そうよぉ、ジルさんは直撃しても余裕だったからねぇ、威力はそれの水準よ」

夕立チェ「どうりで……あたった壁がなんともないっぽい……」

金剛「あの……ワタシ直撃だったんですケド……ゲホッゲホ……マァ、痛くはないですけど……壁って……wallって……ひどい……」

夕立チェ「ビリー!早くどっかのドアを開けるっぽい!追跡者は何度かエリア移動すれば諦めるっぽい!」

ビリーt「しょうがねぇ!ゆっ、yuu、レベッカ!レミントン渡すから援護してくれ!おれは民間人を持っていく!」

金剛「おぅ!?コレは……!Queen抱っこネ!?サスガニ気分が高翌陽シマーース!!」

ビリーt「わりと元気だけど……まぁいいか!いくぞ!」

夕立チェ「合点承知っぽーーい!!」カシャコン!

ビリーt「あ!天龍!空薬莢拾っといてくれな!!」

ネメシス龍田「うっふっふっふっふ!!」しゅゅゅゅーーっ!!

どーーん!!しゅゅゅゅーーっ!!どーーん!しゅゅゅゅーー……


天龍「……俺は何から拾えば良いんだ?アイツらいろいろ落としすぎだろ……キャラとか、威厳とか……」

天龍「あ、でも追跡者かぁ……フフフ怖いか?なんちゃって」

若葉「(<●>ω<●>)」

天龍「きゃあっ!」

みんなノリノリだなwwww

文字フィルターに引っ掛かるかもしれないから、メール欄にsaga入れた方が良いかもしれんよー

ビリーt「ハァっハァっ……ここまでくれば……」

金剛「////////」

夕立チェ「ハァっ……ビリー、レミントンの弾、もう無いっぽい……」

ビリーt「1ダース撃ち切ったか……先は辛いぞ……」

夕立チェ「M9A1もガスが……」スカッ!

ビリーt「俺のデザートイーグルも……」カシュッ!

???「んんんウェルカァァァアンム!、」

ビリーt「!?」ガチャッ!

???「へっへっへ……俺は大丈夫だ……襲いはしねぇよ……」

摩耶「へっへっへ……見ていくかい?品揃えはいいよ……?

夕立チェ「ぶ、武器商人っぽい!?」

ビリーt「いいところに!!ちょうどガスがなくてな……」

摩耶「ひっひっひ、毎度ありぃ!」

摩耶「換えのマガジンとポーチもどうだい?二人とも手に持つのいい加減疲れたろう?摩耶様のコレクションから貸してやるよ!」

ビリーt「さんきゅーっ!助かるぜ!」

摩耶「ついでに、こいつも持ってきな!サブマシンガンMP7」

ビリーt「レベッカ、レミントンは俺が使うから、MP7使ってくれ」

夕立チェ「わぁーい!!ありがとう摩耶!もとい武器商人さん!!」

ビリーt「いいのか?こんなによくしてもらって……?」

摩耶「いいんだよ、その代わり、ちょっと耳かせ」

ビリーt「?」

摩耶「この戦いが終わったら、ちょっと町まで付き合ってくれよ。M4のガスガンが欲しいんだ」コショコショ

ビリーt「お安い御用だ。俺も町に用があったしな……まぁ長い戦いになるかもしれねぇからな。これからもよろしく!」

摩耶「カムバァッッックリィタァァォアン!」

摩耶(へへへ……デートに誘っちまったぜ!!)

夜の宿舎や倉庫がある軍事施設ってバイオごっこには
これ以上ない最高の場所だな


クッソ楽しそうwwwwww

そして名前さえ出てこないクレアの不人気っぷり

かちゃ……カチャカチャ……

夕立チェ「も、物音はここからするっぽい……」

ビリーt「食堂か……コイツはいよいよだな……」

金剛「……」

ビリーt「レベッカ、安全装置外せよ?あとセミにしとけ」カシャコン!

夕立チェ「大丈夫……装填も問題ないっぽい」ガチャキン!

ビリーt「いくぞ……1、2、の……」

雪風「しれぇ?」

ビリーt「のわっ!?」

夕立チェ「ゆ、雪風どうしたっぽい?」

金剛「あんだけ、ドンパチやって駆逐艦が起きてしまうのは当たり前だと思いマース」

雪風「ううん……雪風、お水飲もうと思って……うん……ネムネム……しれぇ?だっこして?」

ビリーt「かわええなぁ……レベッカ、カバーたのむぞ」

夕立チェ「(・д・)チッ」

金剛「(・д・)チッ」

ビリーt「えぇー……」


ビリーt「いくぞ……今度こそ……」

雪風「スヤスヤ……」

ビリーt「いち、にの、さん!!」

カチャッ!

ビリーt「カバー!」

夕立チェ「わかってるっぽい!」

カチャン……かち、かち、……カチャン……

ビリーt「もう少し奥からか……?つか片手に雪風、片手にデザートイーグルは重い……」

夕立チェ「うーん……暗いっぽい……」

ビリーt「さっき摩耶にフラッシュサイトつけてもらえばよかったな……」

カチャン……カチャッカチャッ……モグモグ……もきゅもきゅ……

金剛「こ、怖いネー……フツーに……」

ベチョ!

ビリーt「なにか踏んだ!?」

金剛「け、携帯で照らすネ……」

夕立チェ「これは……ボーキサイトの、パッケージ……」

ビリーt「ちっ……電気つけるぞ……!」


赤城「もきゅもきゅ……もきゅもきゅ……」


ビリーt「あ、あれは!?」

夕立チェ「間違いないっぽい!!」

「「ボーキサイトをどんどん消費する!」」

「「人間を喰わないゾンビだぁーっ!!!」」

ビリーt「駆逐する!!」

夕立チェ「まっかせといてー!」カチャッ!

ビリーt「まて!兆弾するぞ!ここは近接線だ!雪風を頼む!」

夕立チェ「ぽい!!」

雪風「あれ……しれぇ……グスッ」

ビリーtは、デザートイーグルを太もものポーチに、レミントンを肩背中にかけると、腰のケース挿してある(おもちゃの)サバイバルナイフを手に、赤城……もといボーキサイトゾンビへむかっていそいそ近づいていく……

赤城「もっちゃもっちゃもきゅもきゅ」

ビリーt「ぬぅらぁっ!」

赤城「背後!?」ピキーン!!

ビリーt「ぐぅえっ!?」

夕立チェ「!」チャキッ!

ビリーt「大丈夫だ!」

ビリーt「民間人!!」

金剛「バァァアニングぅー!ラァァァア!!」

赤城「そこか!?迂闊な奴め!!」ピキーン!!

金剛「カハッ……」

ビリーt「コイツ……強い……!」

赤城「なんだが知りませんが、私の至福の時間を邪魔してくれるとは……」

赤城「ただではすみませんよ!!」

夕立チェ「ぼ、ボーキゾンビ……強い……!」

赤城「ゾンビ……?人聞きの悪い……」

赤城「ん?ゾンビって人を食べますよね?この場合私がゾンビなら、提督を食べてしまっても問題ないのでしょうか?(性的に)」

提督「んー、まぁボーキゾンビといえどゾンビだからな。問題ないんじゃね?(ゾンビ的に)」

金剛「だめデーース!」

赤城「そこか!?」ピキーン!!

金剛「カハッ……」

提督「金剛!?きっさまぁぁぁあ!!」

赤城「うふふふふふふふふ、艦娘の私に勝てるとでも……ふっ!」

提督「つあっ!?マウントポジションをとられた……!?」

赤城「さぁ、提督……今は夜ですよ?夜戦しましょ?夜戦(意味深)」

提督「ちっ……」太ももに手をかける

赤城「取らせませんよ!仕掛けてきたのは提督なんですから……」

赤城「ハァッハァッハァッ……」

提督「れ、レベッカ!」

夕立チェ「はわわわわ……」

提督「夜戦に興味津々かよ!?助けてくれよ!!」

夕立チェ「はっ!?」

夕立チェ「で、でも……しょ、照準が……あわせられないっぽい……!」

ビリーt「ちぃっ、万事休すか……」

いよいよ赤城がビリーの体にしなりかかる。
赤城の腰が、提督の上でやらしく動く。

赤城「んっ……!ハァッ……はぁ……っ!」

ビリーt「や、やめろ!冗談にならないから……!」

そして赤城の唇が提督の口を犯そうと、蹂躙しようと顔を近づけたところに。

雪風「……」

赤城「体が!?動かな……、い!」

赤城「そんな!生き殺し、よ……!」

赤城「こ、これは……プレッシャー!?」

赤城「この禍々しい圧力の塊、吐きそう……」

雪風「……しれぇに……しれぇのDTは……!」

雪風「雪風の!です!!」


赤城「ぐはっ!」

雪風「しれぇ!今です!」

ビリーt「助かった!!今だレベッカ!」

夕立チェ「ハイ!!」

「「うぉぉぉおおおおおお」っぽい!!」

ズダダダダダダダダダダダダダ!!!!

赤城「くぅっ……やるわね……」

赤城「また……また会いましょう……レオン……」コテッ

ビリーt「テメェ!袴が赤いからってエイダっぽい事言うんじゃねぇ!」

ビリーt「うし!ズラかるぞ!!」

金剛「hmm……アラ……」

ビリーt「よっこらせ!」

金剛「おぉう!!またQueen抱っこね!!ふぅぅぅう!」コテッ


夕立チェ「はぁっ……ま、マガジン一本撃ちきっちゃったっぽい……冷たくなってるし温めないと……」リロード

ビリーt「俺も……ついついトリガーハッピーしちまった……ショットガンなのに……先が思いやられるな……」リロード

ビリーt「どうだ?お互いハンドガンとナイフのみで縛らないか?」

夕立チェ「それがいいっぼい」

金剛「ヘイ、雪風はどうしますカ?」

雪風「スヤスヤァ……」onビリーtの背中

ビリーt「そうだな……さっきのやり取りでついうっかりGウイルスとか入ってたらヤバイからな……ワクチンの摂取にいくか……?」

金剛「そんなこと……ありえ……」

夕立チェ「無くもないっぽい。道中にでてくる幼女……もとい駆逐艦はヤバイっぽい……」

ビリーt「幸運の艦娘はプレッシャーすら操って戦うしな……」

夕立チェ(わたし、出撃でそんなことしている雪風見たことないっぽい……)


ねます。

亡霊は暗黒に帰れ!!

カエッテキテヨカッタ・・・・・・ツヨイコニ・・・・アエテ・・・・・・

ヤミニ……ノマレロ!

ビリーt「よし……向かうは工廠か……」

夕立チェ「っぽい!!」

金剛「Oh?あれは……」


摩耶「んんんウェルカァァァアンム!」

夕立チェ「武器商人!武器商人っぽい!!」

ビリーt「おお!いいところに!」

摩耶「見ていくかい?」

摩耶「ふっふっふ……新商品を入荷したぜ!!」

摩耶「アサルトライフル、SCAR-Hだ!」

ビリーt「AK-47と同口径のアレか……レベッカ、使えるか?」

夕立チェ「わたしが使うっぽい?」

ビリーt「お前のMP7を俺が使いたいな……雪風背負ってるから軽い方がいい……」

雪風「スゥスゥ……スヤスヤ」

摩耶「あぁーなら、M870のブリーチャー持ってく?これなら存外軽いぞ?」

ビリーt「お?まじ?」

摩耶「他には……夕立に前張らせて、提督が後ろからスナイパーライフルとかありじゃね?」

金剛(あーいどーんとのーう……)イライラ

ビリーt「あぁー、エアガンだしな。それもありだ」

摩耶「したら……レミントンM700か、電動ならPSG-1ってところだが……」

ビリーt「どうせ弾は詰めないし、ボルトアクションのレミントンでいいか?」

摩耶「あ!弾は詰めないしで思い出した!そういや明石に面白いもんつくらしたんだよ!」

摩耶「これだ!」

ビリーt「……見た目はただの6mmBB弾だな……危ないから詰めないぞ?」

摩耶「いや、違うんだよ、ちょいと見てみ」

摩耶は適当にその弾を何発か詰めたマガジンを、手元にあったハンドカンに突っ込むと、壁に向かって何発か撃って見せた

夕立チェ「す、すごい……」

ビリーt「モノに当たると中の液体が飛び出す弾か……確かに面白いな」

ビリーt「だが、目に入ると危なくないか?」

摩耶「大丈夫だ」カチャッ、パン!

金剛「Ouchh!」

金剛「?痛くないデース」

摩耶「弾はソフトな素材で作られているんだ当たっても痛くねぇ」

摩耶「それに中に入ってる液体も目薬と同じ要領……つか目薬だ。あたるとむしろ良し、眼球の直撃も大丈夫だ」

摩耶「服についても水洗いですぐ落ちる」

摩耶「どうだい?マガジンのガスが抜けるまで空撃ちすんの、飽きてきただろ?」

ビリーt「なるほど面白い……!」

夕立チェ「本当の弾切れがおきちゃうっぽいけど……」

「「マガジンいっぱいに詰めてください!!」っぽい!」

摩耶「カムバァッッック!リィタァァォアン!」

夕立チェ「ビリー、結局M700はやめたっぽい?」

ビリーt「あぁ。案外重かったしな……M870は金剛に預けてこいつにしてもらった……」

夕立チェ「M93R……KS〇製っぽい」

ビリーt「3点バースト、エアガンならではのフルオートも楽しめる最高の一丁だ!」

夕立チェ「じゃあビリーはそれでセミね、私はM9A1を抜いて、スカーは畳んで背負うよ?」

ビリーt「うし、ハンドガン縛りといきますか」

ビリーt「そういうわけだから金剛、それ背負っとけ」

金剛「OKデース!!」

ビリーt「おーし!気合!入れて!工廠に行きます!」

雪風「( ・ω・ ) スヤァ」

ハンドガン縛りというか民間人幼女縛りがキツくね?www

ー工廠ー

???「くっ!」バン!バン!

???「やめなさい!わたし達は違うわ……!」

???「雪風!雪風にワクチンを……!」

???「嘘よ!あなただって!あなただって雪風の持つY-virusを狙ってるんでしょう!」バン!バン!

???「ちっ……」

ビリーt「なんかやってんなぁ……ありゃー、加賀と明石か?」

夕立チェ「突入っぽい?」

ビリーt「対人戦は辛いかもなぁ……縛りプレイ宣言した直後だけど、換装するか……」

夕立チェ「しょうがないね……」

ビリーt「金剛……雪風頼めるか?そのレミントンこっちによこしてくれ」

金剛「No problem!」

雪風「しれぇ……」ギュッ

ビリーt「おっと、ちょっと我慢しててくれや……」

ビリーt「金剛は、ここで、待機を頼む」

金剛「了解デース!」

ビリーt「おし。突入だ。俺は明石を抑えるから加賀を頼めるか?」カシャコン!

夕立チェ「まっかせといてー!っぽい」チャキッ!

ビリーt「早速フラッシュライトが役に立つよ……」

ビリーt「いくぞ!」
ダァン!!
ビリーt夕立チェ「「動くな!!」」
明石「ちっ!邪魔者が……!」
明石「分が悪い……!」ポンッ!
ビリーt「えほっ、けほっ、煙幕!?」
夕立チェ「逃げられたっぽい……?
加賀「……違うわ!上!」
明石「チィ!」バン!バン!
チィン!チィン!
金剛「ひぃぃいいい!中で何が起こってるデース!?」

雪風「ねむねむ……しれぇ……」

夕立チェ「んな!?実弾っぽい!?」

ビリーt「いや、薬莢をよくみろ……モデルガンのそれだぞ。それに全く反動を感じていない!」

ビリーt「床に火薬の小細工でもしたんだろう!降りてこい明石!どういうつもりだ!」ガチャ

加賀「話を聞いて……明石・バーキン博士!」

明石「いやよ!私の娘……あの子だけは!雪風だけは私が守るって!きめたの!」バン!

加賀「あぶない……!」

ビリーt「のわ!?」

加賀「うぐっ……!」被弾

ビリーt「か、加賀……お前……」

明石B「貴方たちも!雪風のもつウイルスが目的なんでしょう!!」

ビリーt「違う!俺達は雪風にGウイルスのワクチンを接種しにきたんだ!」

明石B「なんて!?雪風はGウイルスに感染してしまったの!?」

ビリーt「してない!ノリだ!!」

明石b「嘘よ!雪風は今……自室にいるはず……っ!」

ビリーt「おい!まて!明石!明石ーー!」

夕立チェ「どういうこと……っぽい?」

夕立チェ(大人がごっこ遊びにガチすぎるっぽい……)

ごめんなさい……
書きすぎて送信しようとしたら改行しすぎって、文句言われました……
消すのもアレだったんて真ん中の方つなげちゃいました……
次回から気をつけます

わざわざ1レスにぶっこまんでも2、3レスくらいに分けてええんやで
変に行間詰められるよりはそっちの方が見やすいからな
応援してる

応援してるで

乙普通に面白いと思う

ビリーt「明石のやつ……一体なんだったんだ……」

ビリーt「それより加賀、お前は……?」

加賀「私は、加賀・レッドフィールド。兄のクリスを探しにここへ来たのだけれど……手掛かりが無いの。と、いうよりクリスの代役が決まっていないわ」

ビリー(なるほど……加賀のクレアコスとは……ふむふむ……)

ビリーt「そうか……さっきは庇ってくれてありがとう、大丈夫か?」

加賀「緊急スプレーを使った。問題ないわ」

夕立チェ「わいういるす?って何の事?」

加賀「私もここの工廠にあったファイルの情報しか分からないの……」

加賀「それによると……Y-virusは、使うと雪風みたいな可愛い子になってしまう恐ろしいウイルスらしいのだけれど……」

加賀「あっ、これがそのファイルよ。目を通して見ては?」

ビリーt「どれどれ……あっ、金剛入ってきていいぞー」

金剛「Are you ok!?」

ビリーt「まぁな……」

ー明石の日記ー

〇月×日
わが鎮守府に幸運艦と揶揄される雪風が着任した。
かわいい。ぺろぺろしたい

〇月×日
雪風がかわいい。今日、遠目で私を見つけたらしく、笑顔で駆けてきてくれてわざわざ挨拶をしてくれた。横目で流す加賀とはえらい違いだ。かわいい。

〇月×日
雪風の可愛さはなんなのか。
私は気になった。あの可愛さを加賀にも宿せないだろうか。
まぁ、無理な話かwww

〇月×日
雪風が工廠に来て、近代化改修を受けていった。
その際、落としていった髪の毛を徹底的に調べ尽くし、普通の艦娘にはない、雪風特有のーーーーをみつけた。
コレを研究し、実現に成功すれば鎮守府内の艦娘全員を雪風のように可愛くできるかもしれない。

開発経過などが見られるが、ほとんどが解読不能

〇月×日
ついにできた!
やった!!!
コレを早く誰かに!!

俺は時津風、Tウイルスが好きだな…

日記は、それ以降のページから狂ったかのように書き詰められていて解読不能と判断

ビリーt「さっぱりわからんな……明石が変態だということは理解できた」

加賀「それより金剛と雪風を連れているのね。いまごろ明石が発狂しているんじゃないのかしら?」

夕立チェ「雪風は割と初期から行動メンバーっぽい」

ビリーt「加賀、それより、雪風にワクチンとは?」

加賀「ええ。実は提督に見てもらったそのファイル、一部なのよ」

夕立チェ「え?さっき工廠にあったファイルの情報しか知らないって……」

加賀「雪風があなたたちと行動を共にしているのを知ったから……黙っておいた方がいいとさっきは判断したのよ」

加賀「でまぁ、何故か知らないけどそのファイルの続きや前のページは、鎮守府のその辺に置いてあったわ」

ビリーt「話が見えん……」

加賀「ざっくりいくと、どうやら明石は、別の研究でY-virusの効果を検証し、気が変わったのか分からないのだけれど、今でも十分の可愛さを持つ雪風に、さらに自分の開発したY-virusを打ち、究極の雪風にするつもりらしいのよ」

加賀「だけど、その究極の雪風は失敗するととんでもないことが起きるらしいの……」

加賀「そうはさせないために、先にY-virusのワクチンを作り、雪風に接種させようと思い工廠に来たの」

ビリーt「そしたら戦闘になったと……」

加賀「ええ……いまの明石はマッドサイエンティストよ、雪風を究極の雪風にする事しか頭にない……工廠に入って、先に見つけた(Y-virusワクチン製造方法)のファイルを片手にカタカタやっていたから、どうやらウイルスを盗りに来たものだと勘違いしたのでは?」

夕立チェ「明石が雪風は私の娘って……」

加賀「変態を極めすぎて頭をおかしくしたのでは?」

金剛「Oh……加賀は容赦ないデース……」

ビリーt「なにはともあれ、雪風を一人にするのは危険か……金剛、またレミントン背負ってくれ。雪風をこっちに」

金剛「No!ここまで聞いたらワタシだって、役に立ちたいデース!雪風はワタシに任せてクダサイ!」

雪風「しれぇの背中良い……」

金剛「what?」

雪風「しれぇの背中が良い!!」

ビリーt「……」

夕立チェ「……イイナァ」

金剛「all right……」

ビリーt「しゃーないかぁ……ほれ」ガチャ

金剛「……」

雪風「しれぇーー!!」ダキッ

ビリーt「おおう……」

金剛「(´;ω;`)」

夕立チェ「どんまいっぽい……」

加賀「……同情するわ」

???「なるほど話はききました」

???「つまりそのウイルスを自分につかえば」

???「わたしも提督の背中におぶさってもらえるということかしら」

???「雪風ちゃんみたいに可愛い子になれれば……司令官も……///」

鎮守府内のウイルス奪取戦争の予感がする……

加賀が容赦ないんじゃなくて、明石が先に喧嘩売ってるからねwww

夕立チェ「ビリー、この後はどうするっぽい?」

ビリーt「うーん……加賀は?」

加賀「私はワクチンの製作に戻ります。なくては困りますから」

ビリーt「どうしようか……ワクチンの制作にはどれくらいかかる?」

加賀「私はプログラムさえ書き終えればフリーになるけど、肝心のワクチンができるまでにかなり時間がかかるみたいね……」

ビリーt「なら無線を渡しておく。周波数は〇〇〇〇だから、できたら連絡してくれ」

ビリーt「時間がかかる以上、雪風をここに置いておくわけにはいかないからな……いつ明石が帰ってくるか分からん」

加賀「了解したわ。別行動ね」

加賀「なら、ついでに、私の兄さんを探してくれると助かるわ」

ビリーt「分かった、そっちについては善処しよう」

金剛「はぁ~眠くなってきまシタ……」

ビリーt「今って……深夜3時30分か……」

夕立チェ「ビリー!あれは……!」


龍田改「うふふふふ!死にたい皆はここかしら♪」


ビリーt「アイツ!ガトリング装備かよ……!」

龍田改「うふふふ!それだけじゃあないわよぉ!」ガチャキン!

金剛「ば、バスーカも健在デース!」

加賀「逃げるわよ!」

龍田改「うふふふふふふふ!」シューー!

皆「うわああああああ!!」

ドーーン!!

ビリーt「ちくしょう!!」ダン!ダン!

夕立チェ「みんな!こっち!!」ズダダダダダ!!

金剛「はわわわわわ」

龍田改「ふふふ……怖いかしら?」ウィーーン

ビリーt「来る!ガトリングだ!伏せろ!!」

バララララララララララララララ!!!
本物だったら間違いなく蜂の巣になるだろう、死の雨が直線で飛んでくる

パシュン!パシュン!
だららららららら!!
工廠が、例の弾の液体で満たされていく

ビリーt「ちっ!オーバーヒートもないってか……!」

ダララララ!ダララララ!

夕立チェ「絶対絶命っぽい~」

雪風「……」

龍田改「えへ、あは、はははははははは!!!」

龍田改「ハァハァ……ああん!うっふふふふ!!」

ビリーt「おい!あいつ完璧にオーガニズムに入ってんぞ!なんて性格してんだ……」

龍田改「みーんな、手も足もでないのぉ?」ダダダダ!!

龍田改「えへへへへ!アハアハアハハァハァ……・」

龍田改「うふふ、濡れてきちゃった……」

金剛「ヤバイ!ひじょーにdangerousデス!!」

ダラララララララララララ!!!

カランカラン……

ビリーt「?これってもしかして……」

ガトリングの弾によって、工廠に置いてある様々な物が手当たり次第に飛んでくる。
いくらソフトな素材といえど、圧倒的物理量には敵わない。

そして、提督の前に丸くて、スゴイ頼もしい物体が転がってきた

ビリーt「おっしゃー!お前ら!利口なら目と耳塞いどけよ!」

ビリーt「スタングレネードだぁー!」

龍田改「あら?なにかしこれ」ハァハァ

ピカッ!!キィィイーーーーーン!!

龍田改「!?!?!?」

龍田改「くぅっ……スゴイわぁ……ナニコレ……目が、目がぁ、あんん!」ビクンビクン

夕立チェ「せ、閃光手榴弾の光と音で達したっぽい……」

ビリーt「ほっとけ!走れ!逃げるぞ!!」

金剛「床が……濡れてて……のわっ!」すってんごろりん

夕立チェ「ビリー!金剛が!」

ビリーt「おら!!」

金剛「Ohoooooo!Queen抱っこキタコレぇぇえええ!!」ビクンビクン

夕立チェ(い、今、金剛が達したっぽい……)

ビリーt「そこのドアを抜ければ……!」


龍田改「私を置いてどこにイっちゃうのかしらぁ!提督ぅ!!」ウィーーン

ビリーt「あいつ!見えないんじゃ!」

ダラララララララララララ!!

夕立チェ「ど、どこ撃ってるっぽい!?」

ビリーt「やはり見えないんだ!今しか……伏せろ!!」

龍田改「気配よぉ!気配を頼りにするのよぉ!」ハァハァ

ビリーt「おい……あんな危ない奴がうちの鎮守府にいたのか……わりとガチで引くぞ……」

龍田改「ハァハァ!うふふふふ!!」ビクンビクン

金剛「ああん!そんなに強く抱かれると!Noooo」ビクンビクン

夕立チェ「あ、本日2度目っぽい……」

ビリーt「こいつらいったいなんなんだ!!」


雪風「……」

龍田改「ハァハァ」ダララララ!

ビリーt「っ!こっちを向くぞ!物陰に……!」

龍田改「ハァハァ……」ダララ……ら……

龍田改「……」キューン……

ビリーt「バッテリー切れか!?」

龍田改「」ポイ、がぢゃああん!

夕立チェ「が、ガトリングを捨てた……」

龍田改「!」

ビリーt「な!?突っ込んでくるぞ!」

夕立チェ「ぽいーー!!」ダダダダ!

夕立チェ「止まらない……!?うぐっ!」

突っ込んでくる軽巡ネメシス龍田改に、夕立が吹き飛ばされる!

ビリーt「レベッカ!!アガッ!」

そのまま提督に体当たりをかます。
金剛が提督の手から離れ転がっていく
ついでに、龍田改は提督の背中に装備された雪風も引き剥がし転がした。

金剛「あん!!」ドサッ

雪風「……」ドサッ

龍田改「うふふふふ♪」

龍田改「体術も得意なんですよー♪ホラ脱げ!!」

ビリーt「や、やめろ!お前何キャラだ!」

一方的な壁ドンをかまされ身動きの取れない提督

ビリーt「げほっ!かはっ!息がぁっ……」

雪風「……しれぇ」


雪風「……しれぇ……」

ビリーt「!?」

虚ろに立ち上がった雪風が、おもむろに右手を前にだし、龍田改にあわせると、それを握り締めるかのように強く拳を握った

龍田改「……!?う、うごけ、ない……」

夕立チェ「はあっ、はぁっ……雪風……?」

龍田改「こ、こんな、芸当……な、並の駆逐艦に、できるわけ……!」

壁に縫い付けられていた提督が、重力によってスルリと地面に落ちていく

ビリーt「がぁ!!はぁっ!はぁっ!」ドスン!

提督が素早く、デザートイーグルとM93Rを抜く
夕立も、スカーの照準を龍田改に合わせる

ビリーt「チェストーー!」

夕立チェ「チェックメイトっぽい!!」

先程までとはうってかわって、二人が龍田改に弾の雨を降らせた
装填されている弾が尽きるまで、片方はスライドがとまるまで、片方はボルトがとまるまで撃ち続けた。

龍田改「ビクンビクン」ビチョビチョ

龍田改が戦闘不能になった。

さらにその龍田改に、追い討ちをかけるかのように例のロケットランチャーが直撃した。

龍田改「……プスプス」バタン!

まるで、アニメにでてくるアフロみたいな髪型になって横に倒れた

加賀「ごめんなさい……少し遅かったみたいね……」ハァハァ

ビリーt「いや、いい……お前はそのまま行ってくれ……」

加賀「わかったわ」

夕立チェ「す、少し休憩するっぽい……」

雪風「しれぇ……大丈夫?」

ビリーt「あぁ……お前のおかげで助かった……ありがとう」ナデナデ

雪風「ふふふ……」スヤァ

夕立チェ「ビリーに抱きついて寝ちゃったっぽい……?」

金剛「げほ、げほっ……」

ビリーt「お前も大丈夫か?」

金剛「ハイ……私は今のところ……大丈夫、デス……」

ビリーt「ここでの休憩は危険だ……隣の医務室に移動しよう……」

夕立チェ「ぽぃい……」

ビリーt(しかし雪風……サイコミュジャックならぬセクシャルジャックでも使えるのか?……とんでもない幸運艦だな……)

見てる人いるかな……?
わたしも_(・ω・」∠)_ スヤァ…

投下のあき間隔に一レスはされてるのに見てるのが気になるとかどんだけレス乞食だよ

最近専ブラのレス乞食発言多いな なににそんなに噛みつくのか
見てるから気にせず頑張りや いつも楽しみにしとるで

専ブラじゃなくてもレス乞食って言う人はいっぱい居ると思うの
現に俺も今レス乞食かよって言おうとしてたし

あんたはまあそうだろうな

ー医務室ー

夕立チェ「疲れたっぽいー」

金剛「ワタシもー」

ビリーt「全くだ……いつの間にか鎮守府全体を巻き込んだ恐ろしいごっこ遊びになってるしな……」

ビリーt「あ、でもお前ら寝ててもいいぞ?Y-virusの事なら、提督である俺が片付けるべき案件だしな……」

夕立チェ「もう事にあたりすぎったっぽいー!自室に戻る最中に明石に会ったら怖いっぽい!」

金剛「右に同じデース!」

金剛夕立チェ「「守って??」欲しいっぽい」

ビリーt「……あ、ハーブ発見」

金剛夕立チェ「「……」」

主人公等は休憩に入るようです

ー???ー

明石「嗅ぎつけるのが早かった!」

明石「どこでぬかったんだ!?」

明石「まぁ……コイツがあれば私に敗北はないんだけどな……」

人型の影が映るガラスケースがそびえ立っている
明石が触れると、液晶画面からウィンドウがでてきた。

残り時間 00:26:16

明石「もうちょいか……提督からちょいちょい資材をちょろまかして正解だったな」

明石「ところで」

明石「彼らはどうしてる?」

???「ハイ……医務室で休憩をとっています。また、龍田改が撃破されました。一応こちらで回収しておきました。」

明石「クックックッ……トドメをさしたのは君だろうに……まぁご苦労。」

龍田改「……」

明石「そうだな……コイツに改二改造を施してみるか……海にはでていないが練度がさっきの戦闘で大幅に上限を超過している……」

明石「天龍型には改二改造が確立してないけどな……モノは試しだ」

明石「あっはっはっは!これだから研究と実験はやめられないよ!!」

明石「なぁ!?加賀!!」

加賀「……」

明石「赤城の事が心配か?大丈夫、私は嘘はつかないよ。工作艦に誓ってな!」

明石「今は眠っているけど……そのうち起きるさ」

明石「にしても一航戦ってのは誰とは言わねぇが食欲といい性欲といい半端ねェよなァ」

加賀「……」



今更ながら夕立チェってスロットみたいだよね

明石「提督提督うるせぇ自慰シーンまで撮られちゃったらなぁ!わけねぇよなw」

明石「お前も見てみるか?可愛いぞ?」

加賀「約束が違います……!」

明石「あん?大丈夫だよ。よく見てろよ……ほれ、消去したぞ?満足か?」

加賀「調べさせてください」

明石「どこにもねぇって、うたぐりぶかいんだからなぁ」

明石(私の手の中にあるSDまでは気が回らないのかなぁ……あはっ♪)

明石「見つけられた?やっぱりお前もみたかったんじゃねーの?」

加賀「結構です!!」

加賀(コイツ……いつか必ず……!)

明石「なんだその反抗的な目はぁ!」

明石「例えばこっちのスマホにはお前のシーンが入ってたりするんだけどなぁ……提督に見せてやろうか?」

加賀「ん!なん!?」

明石「あはははは!カマかけたら当たっちまったなぁ!あっはっはっは!安心しな!そんなモノは撮ってないから!」

加賀「……ギリッ」

明石「言っとくが、赤城のシーンは消したけど、その気になりゃアイツごと消せるってこと忘れんじゃねぇぜ?」

明石「ほら、次のニンムだよ」

明石「コレをワクチンだっつってアイツらんとこ持ってけ」


加賀「これは?」

明石「お前が知る由は無いね」

明石(こりゃー鎮守府だけで立派なビデオが撮れるだろうなぁ)

明石「早く行け」

加賀「……了解」

俺には今でもめちゃイケの『はまぐちぇ』みたいに『ゆうだちぇ』に見えて仕方ないんだが、俺は疲れてるのか…

加賀(ちくしょう!!)

加賀(あんなやつ!!私が日頃からちゃんとしていれば!)

加賀(思えば提督に対する敵対心が丸見えだった……!)

加賀(仲間を疑ってはいけないと!その時はそう思った……)

加賀(提督……ごめんなさい……)

加賀(でも……今は……赤城さんのために動かせてもらうわね……)

加賀(終わったら私の事はどうしてくれてもいい!)

加賀「本当に……ごめんなさい……うっグスッ……」

加賀「グスッ……うっ……ヒグッ……うっあ、あ、ああああっ!!」ドゴン!!

壁に穴があいたぞ!!

加賀(私がしっかりしなければ……まだ勝機はあるから……!)

加賀「調べられる限り、粉の物体に関して何か掴まないと……」

>>53
すいません、訂正です

加賀「調べられる限り、粉の物体に関して何か掴まないと……」

[修正版]「調べられる限り、この物体に関して何か掴まないと……」

また、夕立チェ……は夕立とレベッカの名前を繋げたんですけど……
読みにくいようでしたから、別のものにします。

夕立チェ→レベッカ

ついでに、

ビリーt→ビリー

にします

夕立チェで良いよおもしろいしwwww

むしろいきなり変えられるとよけい判らなくなる

じゃあ、変更は無しということでお願いします

ビリーt「そろそろ行くか……」

夕立チェ「はぁ……事あるごとに弾が枯渇するっぽい……」

金剛「ジルもクリスもよくあの状況で脱出できましたネー」

ビリーt「ところでお前ら、バイオ原作はどれくらいやってる?リメイクとかでも構わんが」

夕立チェ「どのタイトルもクリアだけならしたっぽい。流石にタイムアタックとかには挑戦してないけど」

夕立チェ「やってないのは……GBCで発売された外伝くらいっぽい」

夕立チェ「あ、でも4は完クリしたっぽい」

夕立チェ「プロフェショナルクリア、隠し武器は全部手に入れて……」

夕立チェ「マーセナリーズといえば、3のマーシナリーズも結構ハマったっぱい〜」

金剛「私は正直、あまりやってないデスね。クリアしたのは4くらいデース」

金剛「あとは……テートクと一緒にやった、Wiiの……」

ビリーt「あぁ……アンブレラクロニクルズと、ダークサイドクロニクルズか?お前結構ビビりながらやってたよな」ニヤァ

金剛「もう……!でもアレは楽しかったデース!!またやりまショーー!」

夕立チェ「あー!ずるい!夕立とはそんなことしてないっぽい!!」


ビリーt「うそこけ!お前とはバイオハザード5とかリべレーションズとか一緒にやったじゃねぇか!」

夕立チェ「言われてみれば……でも5とか二人でやると結構簡単で、難易度MAXにしてもEDまで1時間かからなかったわよね」

ビリーt「バイオは3までだ!とか4から別ゲーとか言われてるけど、俺は5まで受け入れるよ」

ビリーt「リべレーションズはなかなか良かった」

ビリーt「6からだ。6はダメだ。ありゃクソゲーだ」

夕立チェ「わかるっぽい〜、あの6のカメラの動きって酔っちゃうぽい!」

金剛「そういえば最近、リべレーションズ2なるものがでたらしいですヨ?」

ビリーt「そういやまだやってねぇなぁ……今度みんなでやるか!」

金剛「わーい!CONGRATULATION!」

夕立チェ「ぽいー!」

雪風「( =・ω・= )スヤァ…」

ビリーt「あ、違う、話が逸れた」

金剛夕立チェ「?」

ビリーt「俺が言いたかったのはそうじゃない」

ビリーt「俺は、バイオは全部完璧にクリアしている」

ビリーt「1に関しては何十周もしたぞ」

ビリーt「そこでだ、タイムアタックをするだろう?」

ビリーt「タイムアタックで一番大事なのはなんだと思う?」

夕立チェ「うーん……弾の節約?」

ビリーt「弾の節約は初回だけだ。2週目からは慣れてるから適当にあしらうだろ」

金剛「……適当にあしらう……あ、効率ですカ?」

ビリーt「正解だ。」

ビリーt「たとえば1なら、・ボタンと矢印キーの上は常に押しっぱだ。」

ビリーt「俺は、クリスもジルも、常に走らせた」

ビリーt「ほかには、効率よくマップを回って、必要なアイテムだけ回収して、極力無駄な戦闘は避けるか、邪魔になるなら先に殺っとく」

ビリーt「ボス戦は、強力な武器を惜しげなく連射して、早急に仕留める。」

ビリーt「これから俺たちは、それをやらなきゃならないとおもうんだ」

夕立チェ金剛「??」

ビリーt「今から説明する。よく聞いておけよ?」

明石加賀が役作りなのかリアルなのか分からん程なんだがwww

6は…リアフレと話見るのにcoopプレイしてたからまぁ我慢できた

6はストーリー性重視だから……(震え)

外伝は...うん...そうねぇ...

ビリーt「まずは、敵をハッキリさせよう」

ビリーt「誰は潰し、誰は無視して通るか」

夕立チェ「潰す……?」

ビリーt「とりあえず聞いてくれ」

ビリーt「まず、重巡、雷巡、正規空母、戦艦は、見つけたら即仕留めろ」

ビリーt「駆逐艦、軽巡、軽空母、潜水艦は見つけても無視だ、強行突破を刊行する」

金剛「HEY!テートク!?さっきから不穏なwordがきこえますケド?」

ビリーt「[ピーーー]わけじゃない。みんな俺の大事な艦娘達だ。」

ビリーt「……いるんだろ?摩耶?」

摩耶「……よく分かったな……さすが提督だな」

ビリーt「話は聞いてたろ?持ってきてくれたのか?」

摩耶「あまり好きじゃないんだけどな……しょうがないよな……」

夕立チェ「さっきから何を話してるっぽい!」

摩耶「ホレ、まさか今日使うとはな」ガチャ

夕立チェ「え!?この弾って……ほ、本物!?提督さん!これは遊びだから……」

ビリーt「もう気づいてんだろ?遊びじゃなくなっちまったんだよ」

ビリーt「それに、さっきも言った。[ピーーー]わけじゃない」

摩耶「ああ、俺から説明するとな、これは大本営で作られた、非殺傷対艦娘用鎮圧弾……まぁ、艦娘用の麻酔銃ってこった」

ビリーt「艦娘は人間の身体と違って強い……人間が一撃で殺せるような……それこそ本物のデザートイーグルを艦娘に撃っても、2分の入渠で復活できちまう。」

ビリーt「その場合も服に穴がちょいできるくらいで済んじまうそうだ」

ビリーt「人間が、艦娘にダメージを与えることはできない。これは大本営の正式な書類からだ」

夕立チェ「それってどうやって検証したっぽい?」

ビリーt「……あそこの鎮守府あるだろ?よく演習するところの」

ビリーt「そこん所のA提督がな、その……戦艦の、大和にな……無理矢理……その、こ、……子作り的なことを、強要されてな……」

金剛「Oh!逆レイプですカ!?私そういう話好きデース!!」

ビリーt「お前ちょっと俺から離れて?3mくらい」

金剛「嘘デース……嘘!嘘ですから!逃げないで!お願い!」

夕立チェ(あ、片言じゃない。これガチの時の金剛っぽい)

ビリーt「……実は、Aには既にケッコンした艦娘がいたんだ。Aの悲鳴が聞こえたから急いで駆けつけたら、なんとスゴイことになってると。」

ビリーt「それでそいつが、Aの護身用に持っていたそれを、致し方なく大和に撃ったと」

ビリーt「無傷で大和が振り向いたもんだから、もうそりゃーホラーだっただろうなぁ……」がくぶる

ビリーt「という実例があるんだよ」

夕立チェ「じゃあ一時期滅多に演習やらなくなった時って……」

ビリーt「あぁ、相当Aのトラウマになったらしいな」

夕立チェ「ウチに大和が居ない理由って……」

ビリーt「……」

ビリーt「話を元に戻すぞ」

夕立チェ(あ、誤魔化したっぽい)

金剛(怯えるテイトク……見てみたいデス!!)

摩耶「まぁつまりだ!うっても死にはせんし、傷が残るような構造もしてない!割と普通にうっていいぞ!」

摩耶「性質上、兆弾もないし、どの口径でも使える!だが、間違っても提督に誤射すんなよ……?」

提督「俺に当たると普通に死ぬから。やめてね?」

夕立チェ「きき!気をつけるっぽい!!」

摩耶「駆逐艦のお前が使ってる主砲より全然反動は軽い。そっちのスカーにしてもフルオートで使ってもまったく反動は感じないはずだ」

夕立チェ「あ、そういえばこれ、エアガンっぽい……」

摩耶「まぁ、そうなるよな。きちんと用意してるよ、本物をな」

摩耶「入ってくれ!夕張!」

ガチャ

夕張「ハイ!持ってきました!実銃です!」

ビリーt「ハァ……また本物を使う機会があるとはなぁ……」

金剛「どういうことデスかー?」

ビリーt「俺も昔から提督だったわけじゃないってことさ」

夕立チェ「提督って、若いっぽいー?」

ビリーt「うーん、まぁ見た目相応?」

夕張(18か?)

摩耶(19か?)

夕立チェ(20くらいっぽい?)

金剛(21years old?)

ビリーt「そういうわけだ。摩耶と夕張にはバックアップをしてもらう」

夕立チェ「私は実践部隊っぽい?自信、ないっぽい……」

ビリーt「俺がビリーで、お前はレベッカ」

ビリーt「ビリーは一人だと多分ダメだった。レベッカみたいに、俺のサポートをしてくれよ。今レベッカをできるのはお前だけなんだ」

金剛「え!?ワタシは!?」

ビリーt「お前は……雪風係だ。やはり、共に行動しないと危険だからな……どこから明石が生えてくるかわからん」

金剛「うー、じゃあ今はそれでいいデス……」

金剛(いつかお提督のお嫁さん係になってみせマス!!)

夕立チェ「……頑張るっぽい」

ビリーt「ありがとう」ナデナデ

夕立チェ「(*´ω`*)」

ビリーt「それに」

夕立チェ金剛「?」

ビリーt「お外は多分、バイオハザードが始まってるよ……」

いっぽうそのころ


加賀「やはりこの薬……相当の作用があるヤバイやつらしいわね……」

加賀が明石に渡された薬は、試験管のような容器に入っていて、口の方にはそれを覆うのに使うのは、少々大袈裟な黒い蓋がついている
そして、容器の表面には薬品名が記入されていた

Yamato-virus code

加賀「ヤマト……これは多分、雪風に使う予定の薬ではないハズ……」

加賀「わからないけど、渡さない方がいいわよね……」

加賀「私に仕掛けられた盗聴器もインカムも、わざとびしょびしょにぬれた工廠ですっころんで使えなくしてやった、この方法なら、赤城さんを危険に晒すことはないし、インカムで状況も伝わっていただろうから、問題は無い」

加賀「こんなもの、この辺にでも捨て置いたほうがいいかしら……?」

加賀「……捨てた方が危ないわね……ウイルスってかいてあるし……」

ピーン!ポーン!パーン!ポーーン!

提督「こんな夜中にみんな、すまない」

提督「深海棲艦の艦隊が、鎮守府沖より少し先にでた!」

提督「構成は、鬼、姫、戦艦4艦うちflagship1、重巡5艦、軽巡3艦、駆逐艦12艦!」

提督「まだだ!空母3隻、潜水艦もいる!!どれもエリート級!」

提督「今出撃に関しては、事前にブリーフィングをする!全員、大会議室に集まってくれ!!」


加賀「そんな適当な艦隊が存在するのかしら?」

加賀「あれ?そういえば私が今いるココ、大会議室よね」

加賀「嫌な予感がするわ……」

ー医務室ー

夕張「提督、提督室無線の傍受に成功しました……」

夕張「やはり、ニセの提督を名乗る者から、ここの部屋以外の鎮守府全館に無線放送がありました」

夕張「録音したので再生します」

「かくがくしかじかふにふにうまうま………大会議室に集まってくれ!!」

ビリーt「やっぱりその旨の放送があったか」

金剛「ドーユーコトー?」ハカセ風

ビリーt「おそらく全員が集まったところで、ウイルスをまくつもりなんだろう……」

夕立チェ「!?みんなゾンビになっちゃうぽい!?とめなきゃ!」

ビリーt「まて夕立!今行ったら、お前も感染者になるぞ!」

夕立チェ「で、でも……!!」

ビリーt「気持ちはわかる。だがみんながゾンビになる事はない」

金剛「どうしてそんなことわかるんデスカ?」

夕張「そんなウィルス、精製できるわけないでしょう?」

夕張「そうねぇ、手頃に作れて、なおかつコストは低い、確実に効果が現れて、しかも原材料がインターネットで調達できるちょっと危ない薬ってなーんだ?」

夕立チェ「わかんないっぽい!」

夕張「ヒント〜!ちょっとエッチな気分になるらしいぞ!」

金剛「媚薬!?ねぇそれ多分媚薬!!」

ビリーt「お前はこのメンバーから外した方がよかったかな……」

ー大会議室ー

ワイワイガヤガヤ

龍驤「なんやなんや、んなけったいなことして場合ちゃうやろ?はよ出撃せなあかんのに!」

時雨「夕立がいないなぁ……トイレかな?」

霧島「お姉さまはどこへ?摩耶もいないのよね……」

ワイワイガヤガヤ

加賀「どういうことかしら?既に艦娘達は全員集まってるハズ……ん?」

その時、加賀は自分の手に握られてる試験管のような容器の蓋が、光出していたことに早く気づくべきだった。
その蓋からカシュッと、妙な音が聞こえた時には、それを海にでも投げ捨てるべきだった。

そして、その蓋がパカっとひらいて、中から霧吹きのようなものがでてきたときには、時すでに遅し

その瞬間、シューーッ!と容器の中の薬品が、霧になって大会議室内に振りまかれる

加賀「っ!?」

おどろいた加賀が握り締めて壊したが、容器の中の薬は十分な量が散布されていた。

高雄「いったいなんの騒ぎでしょう……ん?」

愛宕「パンパカ……パン?パン、したい……」

川内「夜戦!夜戦!夜戦!や……せん……」ニヤリ

榛名「うふっ、うっふふふふふふふふふふふふふふふ!!」


加賀「はかられた!?はあっ、ふぅー!」

加賀「だ、ダメ……これは……切ないよぉ!」

誰が開けたのか、大会議室のドアが勢い良く開く
まるで、マラソンのスタートのように、いっきに艦娘達はかけていく

ライオンの群れが走り出した
ただ一つの、雄を探して

今日は寝ます……

次回!
追われだした!ビリー・テイトク!

君は生き残ることができるか!?

凄いことになってきた
おつ

え?別になすがままになればよくね?

おつー

ビリー提督ってだけで痛風持ってそうに見える不思議

何十人もの大団体の移動の地響きが、かなり離れている医務室まで聞こえてくる。
悪夢はすぐそこだ。


夕立チェ「素敵なパーティーの始まりっぽい?」

ビリーt「それ始まると俺が死んじゃうパーティーやめてよね」

ビリーt「お前らにはワクチンを打ったけど……大丈夫だよな?」

夕立チェ「私は大丈夫っぽい」

金剛「エト、ワタシモ、自制心クライ、アリマス、ヨ?」

ビリーt「信じていいか?お前らが堕ちたらもう鎮守府は終わりだ」

ビリーt「夕立、金剛、夕張、摩耶……」

雪風「わたしもいるよ!」

ビリーt「起きたの?」

雪風「うん……とっても頭が冴えてるの……へへへ」

金剛(目のハイライトがないデース!!)

夕立チェ(雪風怖い!怖いっぽい!)

ビリーt(ピンチになったらまた不思議パワーつかってくれるかな?)

ビリーt「とにかく俺ら6人は、現状を突破する!待っていても、飲まれるだけだ!」

夕張「……監視カメラの映像から明石と思われる人影を発見……例の部屋に入るところまで追えました」

夕立チェ「……今回の黒幕は明石っぽい?」

ビリーt「わからん……が、ウェスカー役は明石だろうな。アイツ、2のシェリーの母親役もやってたよな……全く、女って奴は!」

金剛「向かうはそこデスネー!」

ビリーt「よし!いくぞレベッカ!!金剛!えと、雪風!」

ビリーt「ビリー・テイトク……未来を切り開く!!」

夕立チェ「それは違うっぽい!!」

スイマセン、二人の装備について軽く説明します。
自己満なんですけど……こういうの考えるの好きなんです!
どうでもいいや、という方はスルーしていただけると幸いです。

装備

ビリー・テイトク
M4A1(フラッシュライト、レーザーサイト)
レミントンM870(対艦娘用鎮圧散弾)背中
M9A1(レーザーサイト)

夕立・チェンバーズ
SCAR-L(フラッシュライト、レーザーサイト)
M9A1(レーザーサイト)
予備マガジン

金剛
予備マガジン
雪風(嫌々ながら背中)

各装備について

M4A1、SCAR(スカー)L
アサルトライフル、弾がマシンガンの用に連続して撃てます。
二人は、フラッシュライト(銃につけられる懐中電灯みたいなもの)レーザーサイトを搭載しています
また、この二つの銃はマガジンを共有できます。

レミントンM870
ショットガン、一発で沢山の弾が出ます

M9A1
ハンドガン、レーザーサイトを搭載しています。


医務室鎮守府1階
目的地、3階

3人は、医務室から勢い良く飛び出ると、「例の部屋」を目指し駆け出した。
その場所を知っているのは提督しかいないので、彼が先陣を切る。
その後を二人はついていく

医務室の目の前はただひたすらに長い廊下になっていて、大会議室から医務室に来る為のルートは一つしかない。
夕立からはるか後ろ……まだ800m以上距離があるが、艦娘達が一直線の道をバカみたいに駆けてくるのが見えてきた……

夕立チェ「ひぃいいい!ビリー!後ろから敵!撃ちます!」

ビリーt「大丈夫だ!ここからなら適当に撃っても当たる!俺の言ったことを思い出せ!!怖くない!!」

夕立チェ「サイトを覗く暇はない!腰だめ、レーザーサイトで適当にアタリをつけて撃て!一発当たればそれで十分!っぽい!!」

ビリーt「そうだ!上出来だ!!」

タタン!タタン!と、セミオートで夕立と提督が小刻みに撃つ
はるか後ろから……敵の先陣を切っていたのは誰だろうか、弾に当たりすっころぶ。
それに足を取られて、バタバタと転んでいき、艦娘達の猛突進が止まった

ビリーt「もういい!レベッカ!!重巡以下にはなるべく撃つな!」

金剛「みんな大丈夫でショウカ……」

雪風「言ってる暇は無いんだよ!!」

素早く前を向き直ると彼らは再び走り出した

走る!とにかくみんな走る!

夕張『通信!こちら夕張!今進行を止めた艦娘は全体の3分の1もいません!さらなる敵対勢力に注意されたし!!』

ビリーt「まだまだこれからか……」

夕立チェ「島風とか出てきたら怖いっぽいぃい……」

金剛「一番怖いのは戦艦デース!!」

ビリーt「奴らに限っては本当に一発で済むのか分からないからな……」

夕張『……!南階段から一度地下1階まで降りてください!2階には相当数がいます!地下1階からエレベーターで3階まで上がるのが今の所の安全ルートです!』

夕張『よって該当階外のエレベーターのボタンの機能を落とします!』

四人「了解!」

ビリーt「いいか……?必ず明石の野望を討つんだ……!」

夕張『鎮守府マップから、例の部屋までの最短ルートの地図をそれぞれの端末に送ります!これで皆それぞれが目指せるかと!!』

ビリーt「ナイス、夕張!」

雪風「きたきた……え?しれぇ?こんなところにお部屋なんてあるの??」

ビリーt「それがあるんだよ……なぜだか知らんが上から口止めされていたからな、当然お前らにも黙っていたんだ!」

小型無視っていうけど、一部艦娘は倒しとかないとやばい気がするんだけどなぁ
阿賀野型とか、球磨姉とか、川内とか、19とか・・・

夕立チェ「階段みえてきたっぽい!」

ビリーt「速度落とすぞ……もしかしたら一度3階に上がってからこっちに来ているのもいるかもしれないからな……」

直通の廊下の先はコの字の上に接続していて、曲がれば地下に降りる階段と、2階に上がる階段がある
彼はレミントンに持ち変え構えると、飛び出すようなことはせず、ゆっくりと2階に上がる階段に近づいていく……

??「やっぱりいましたね!提督ーー!」

夕立チェ「うっわ!噂をすればなんとやらっぽい!!」

島風「提督ーー!だいすきーー!」

2階に上がる階段から、提督にむかってダイブした島風。

ビリーt「おい!あぶねーだろ!!ふんっ!」

とっさの事に、思わずレミントンを投げ捨て島風をキャッチする

金剛「テートク!!さっきの艦娘達の生き残りがまた走ってきてマース!!」

ビリーt「ちょうどいいや!!おまえらーー!うけとれーー!」

キャッチした島風を走ってきている艦娘軍団に向かって投げつけた!!

島風「おぅっ!?」

先頭の誰かが島風に激突し、またバッタンバッタンとドミノ倒しが起きた

ビリーt「いくぞ!走れ!」

投げ捨てたレミントンを再び背中に背負いなおすと、彼らは地下へと走り出す!

ビリーt「あーっ!これ終わったら何人、入渠が必要になるんだろ!」

ビリーt「できれば傷つけたくないんだけど!!」

彼らは地下1階におりると、エレベーターにむかって走っていた

夕立チェ「そ、そろそろ疲れてきたっぼぃい!」

金剛「fight!エレベーターに乗れば休憩デース!!」

夕張『通信!エレベーターのロックが、何者かに解除されました!複数の艦娘達が、地下へ降りるエレベーターに乗っています!!エレベーターはいったん通過して下さい!降りた所を強襲!無力化してから、一気に3階までどうぞ!!


ビリーt「了解!!通過だ!そこを曲がって一旦待機だ!」

四人は曲がり、壁に張り付いてエレベーターの到着を待つ

夕張『通信……!さきほど無力化しそこねた艦娘達が地下へ降りてきています!』

ビリーt「早く来い……!」

チーン!

エレベーターの到着と同時に複数人が降りる

ビリーt「今だ!撃て!」

降りたと同時に発泡し、無力化に成功する
開いたエレベーターのドアを、提督がそのまま手で抑え、金剛と共に素早く乗り込む。
しかし、こちらに走ってきている艦娘達はすでに肉薄していた

ビリーt「レベッカ!!」

夕立チェ「ぽい!」

エレベーターに乗り込むのが瞬間遅かった夕立が身を乗り出して発泡する。
提督がエレベーターを操作しする

夕立チェ「間に合わない!」

ビリーt「閉めるぞ!!」

エレベーターのドアがしまっていく……が、艦娘達の方が若干早かった。
閉まりかけのドアに、ゴスっ!と腕が入ってきた!
おもわず鳥肌の立つ金剛と雪風。

エレベーターの緊急開閉機能で、ドアが勝手に開いていく
開いた先には、複数が口角を釣り上げて待機していた

ビリーt「うおっ!怖い!リアルバイオ!!」

おもわずレミントンを撃つ提督、何人かが膝から崩れ落ちる

夕立チェ「!!」

その隙に、エレベーターを閉める

無理矢理突入してくる艦娘を、レミントンで払い、無力化する


……ようやくドアが閉まり、エレベーターが動き出した。

四人は閉まると同時に、激しく肩で息をするのだった。

一旦休憩
また深夜に再開たぶんします

一旦乙

おつ
提督にGNソードの使用許可はよ

夕張『みなさん大丈夫ですか!?』

ビリーt「まぁ……なんとか、ね?」

夕張『エレベーターの主導権をエレベーター内のボタンのみに絞りました。これで途中の階で止められることは無いかと……さっきもやったんですけどね、また解除されるかも……』

雪風「あははははっ!しれぇ!怖いねぇ!?」キャッキャッ

金剛「この娘怖いデース……」

夕立チェ「なんでそんなに楽しそうなの……っぽいぃぃ」

ビリーt「あぁー疲れた……レベッカ、リロードしとけよ」

夕立チェ「もうマガジン1つカラにしたっぽい……」

ビリーt「金剛、予備マガジン渡してやってくれ。あと、空のマガジンに弾詰めといてくれるか?」

金剛「オーケーデース!」

夕立チェ「さんきゅーっぽい!」

一時の休憩を得られたと思った一行。
しかし、恐怖は終わらない。

ウィーン!ウィーン!ウィーン!

夕立チェ「キャァァア!なにっぽいーー!?」

金剛「What!?」

突然、エレベーター内が赤く点滅し、サイレンが鳴り響く。
階数を表示する液晶に赤い文字で

ビリーt「error code 13……これは!!」

夕張『たたた大変です!!何者かがエレベーターのベルトを切断しました!!』

ベルト……エレベーター自体をひっぱり上昇や下降するのに必要な要は紐である。

夕立チェ「と、いうことは……!?」

金剛「おちるぅうううう!?」

夕張『落ち着いてください!!ベルトが切断してしまったとき用の緊急措置として、別の機能が動きます、それ自体が何かのアトラクションのように急落下することはありませんけど……』

エレベーターはゆっくりと下降している

ビリーt「落ちた先……地下1階は地獄になるよな?」

夕張『はい……かなりの艦娘達が地下へと集結している模様です……』

夕立チェ「ヒィイイイイイイイイイ!!!」

ビリーt「あー、ベルト切った奴これ終わったらお仕置きな!!」

チラリと現在階層を見る……2階より先、あと何秒かで3階に着ける所だ。
つまり、2階と3階の中間よりやや3階に近いと言ったところか。

ビリーt「しょうがない……夕張!そちらの遠隔操作で2階でエレベーターを開けられるか?」

夕張『可能ですけど……迅速に出ないと大変な事になりますよ……』

エレベーターとそれを仕切る壁とで挟まってしまうことを言いたいのだろう。
映画版バイオハザード1の首が取れちゃった人みたいになるわけだ!

ビリーt「やるしかないだろ……お前ら、急いで降りるぞ。降りる順番は……」

そういいながら、メンバーを順に見る提督。
この人のことだ。きっと自分は後回しにする。
そう思った3人は、彼が発するより早く言ってしまう

夕立チェ「ならビリーが1番、私が2番、雪風3番、金剛が最後っぽい!」

ビリーt「いやでも」

金剛「それがいいデース!現状武器の扱えないワタシはサポート役デース!」

ビリーt「サポート役なr……

雪風「そろそろかな?」

夕張『2階です!あけますよ!』

ドアが開いた瞬間、金剛と夕立は提督を押し出して先に脱出させた。
次に夕立、そして夕立が雪風の手を取り引き上げる。
そして金剛が……

金剛「間に合わ……」

ビリーt「金剛!」

提督が手を差し伸べ、それを取る。
が、下降するエレベーターの方が早く、金剛はやはり脱出できずにひっかかってしまった

金剛「シイット!」

ゆっくりではあるが、徐々に下降していくエレベーターに金剛の体がキリキリと圧迫されていく。

ビリーt「金剛!おい金剛!レベッカ!!エレベーターを持ちあげろ!!」

3人「んーーー!!!」

金剛は、先に出ている手を、自分の体によってできている僅かな隙間に入れると、ありったけの力を込めて持ち上げる

金剛「はぁぁぁぁぁぁぁぁあっっ!!戦艦をなめるなぁぁぁあっっ!」

自分の頭くらいなら通りそうな隙間をようやく作れた。
さらに、エレベーターからは出てない方の手を、できた隙間にもっていき、自分の腹筋を台に、さらに気張る

金剛「つぅっっ!!!!!」

ビリーt「いいぞっ!!その調子だぁぁぁあっ!」

しかし、元よりエレベーターは何百キロと耐えうる設計をされた箱だ。
それが何トンの重さになるか、想像に難くない。

一瞬は金剛の脚も届くほど持ち上げられたが、徐々に落ちていく
四人は、顔に血管を浮かべ、感覚がなくなるくらいに歯をくいしばるが、やはりダメだ。

金剛「……て、テイトク、あ、とは、よろしくタノンダヨ……?おわったら私の話を……」

これ以上は間に合わない!
開いたすきまに頭を通すと、金剛は自らエレベーターに戻っていった

ビリーt「金剛……!?すまない金剛!!必ず……!終わらせるから……」

ビリーt「金剛ォォォオオオオ!待ってろよォォォォオオ!!」

金剛は下降するエレベーター内で、提督の叫ぶメッセージを聞いた。

金剛「ハァッ、ハァッ……別に死ぬわけでもないのに!大袈裟デース!!」クスッ

1人減った

雪風だったら即死だった・・・
ポイヌは・・・改二ならワンチャン

早くも1人欠けてしまったビリー・テイトク達……!
しかし彼らは止まらない!
別行動を強いられた仲間の為にも!彼らは前を目指し走り続ける!
ぶっちゃけ金剛、女だから大丈夫っしょ?

次回!
姉妹艦の恐怖!

君は生き残ることができるか!?

おつ
金剛首チョンパになるかと思った…

金剛を乗せたエレベーターが、地下1階に戻ってきた。
端末を取り出し、提督に「心配するな。3人は先に向かってくれ。後から追いつく」との旨を、メールで知らせる。

金剛は、少々強引にエレベーターのドアをこじ開ける。

先ほど必死の逃走劇を繰り広げたエレベーター通りは、複数の艦娘達が倒れていた。

しかし、ほとんど意識があり、もの想いにフケってる者もいれば、ウィルスによって無理矢理引き出されている性欲を自ら慰めている者もいる。

男が見たらまさに、楽園そのものなのだろうけど、踏み入れたら最後待つのは死だ。

そんな中で、金剛はとんでもないものを目にする。

山城「扶桑ねぇさま!扶桑ねぇさま!」ハァハァ

扶桑「やめなさい、山城って……わ私は提督を探し……ハァ……これは辛いわね……」

山城「ヒャッハーーっ!」

扶桑「あっちょ!?そこは……!」

まさに姉妹艦によるレイプ現場を目撃してしまった。

金剛(ひ、ひとごとじゃないネー、比叡にエンカウントしたら何されるかわからないネー……)

榛名は提督が好き。
霧島も多分提督が好き。
だが、比叡は違う。レズだ。
クレイジーサイコレズとまでは行かないが、結構危ない。

さっさとこんな所離れよう。
階段を目指し、喘ぎ声でうるさい廊下を、階段へと向かい歩いていく。
その途中で。

比叡「おねえさまぁぁあ……」

金剛「ヒッ!」

遭遇してしまった

比叡「ぐへへへへへへへへへ」

金剛「ああ……比叡!正気になって……クダサイ」

もはや聞く耳はないのか、両手をうねうねと奇怪に動かしながら、金剛へと迫っていく比叡

金剛「Soory!比叡!and Run away!」

比叡を突き飛ばし、その先へと掛けていく金剛。
が、次の瞬間、鈍い痛みと共に金剛は地面に伏していた。

倒れた比叡が駆け出す金剛の足を捕まえたのだ。

金剛の体を這うようにして動く比叡。
その気持ち悪さに思わず金剛は身震いした。つかちょっとちびった。

比叡「おねーさまぁーふっへへへへへ」

金剛「いやぁ!!いやぁ!!」

もう夢中になって比叡を振り払おうとするが、しがみ付いてなかなかはなさない。
というより、恐ろしい怪力によって金剛の体はロックされていた。
ウィルスの副次効果だろうか?

金剛「あぁ……比叡!やめ、て!」

やがて比叡は、金剛のスカートの中に強引に手をいれる。
もう金剛は軽く泣いていた。
もうトラウマ決定だろう。

金剛のスカートの中で、秘所をなでる比叡。
相変わらず馬鹿の一つ覚えのようにお姉様、と繰り返している。

やがて、なでるような動きから、強く指を擦り付けるようにして、金剛を快楽へと引っ張っていく

金剛「グスッ……ヒック……!!!」

比叡の唇が、金剛の唇を捉えた。
強引に下を伸ばして、金剛の口の中へ侵入しようとする。
金剛の抵抗のせいなのか、比叡の口の中は切れていて、その血が、金剛の方に到達した。

金剛「んん!!んんんん!」

必死に拒否するが、比叡は止まらない。
やがて、比叡の指が、下着の中に入ってきた。

耐えきれなくなって、金剛が左手で霧島の顔面を、横合いから殴りつけた。
とっさの出来事に反応仕切れなかったのだろうか。
比叡の体が簡単に宙を舞い、壁に激突し、意識を失った。

とばっちりで殴られる霧島ワロタ

メガネ割れたな

金剛「はぁっ、はぁっ……ごめんなさい比叡……」

肩で息をする金剛。
着崩れていた服を直し、中途半端に脱がされていた下着を履きなおす。
が、その下着は、あまりにも湿っていた。

金剛「……?」

次に、金剛は口の中で血の味がするのを思い出した。

金剛「まさ……か!?」

嫌な予感がする。
さっきから下半身が疼く。きづいたら内股になっていた。

金剛「いや!ワクチンをうったハズ……」

自分の秘所を下着越にふれてみる。
もう下着は、その機能を得ていないほどに濡れていた。
そして、信じられないくらいの快感が、金剛を突き抜ける。

金剛「そんな……」

股を渡ってツラツラと、駅が流れていく。
その感覚ですら快感に感じるほどになっていた。
金剛は自覚した。

ウィルスに感染してしまったのだ。と。

金剛「いえ……ワタシは……まだ考えることがデキマス……」

壁に寄り添って、膝を笑わせながらも立ち上がる。
そう、金剛がワクチンによって得た効果は、理性の獲得だった。
比叡は、完璧に我を忘れていたが、金剛にはまだやるべき事がわかっている。

金剛「辛い……ウィルスによる効果がこんなに……」

歩きながらも液を垂らし続ける下半身。
油断すれば、思考を奪われてしまいそうな性欲と欲求。
激しく体が重い。

ー医務室ー

モニターを見ていた摩耶が、金剛を見つけた。

摩耶「おい!金剛のヤツ大丈夫か?ありゃー感染してるんじゃ……?」

今モニター越しにフラフラと歩いている金剛しか見ていないため、彼女らは比叡の件については知らない。

夕張「ワクチンを接種したわ、大丈夫よ」

摩耶「いや、でも……」

モニター越しの金剛を見て、心配そうに呟く摩耶。

夕張「……ワクチンを接種したからといって、感染しないわけではないわ」

夕張「感染を防ぐ意味合いのワクチンなのだけれど、今回は違うのよ」

摩耶「どういうことだよ?」

夕張「1度感染した病気にはかかりにくくなるって知ってる?」

摩耶「ああ。抗体ができるんだろ?」

夕張「ええ。そのとおりよ。全く新しいウィルスだもの……自分で抗体を作ってもらわなきゃいけないのよ……その手伝いになるのが、今回のワクチンよ」

夕張「効果は必ず現れるわ。そのあいだまでに、金剛さんが堕ちなければ……!」

ー金剛sideー

壁を伝い歩いていた金剛だが、足がもつれ転んでしまった。

金剛「はうっ!?」

ビダン!と床に衝突する。
普段なら痛みが体を駆け巡るところなのだろうが、

金剛「〜〜〜!!」

なぜだか、快感が駆け巡った。
ふと、目線を自分の歩いていた方に向けると、絞り切れていなかった雑巾を持っていた時のように、床に点々と自分の液が点在していた。

金剛「はぁ……はぁはぁはぁ……」

自分で好きなだけ弄り倒せたらどれだけ嬉しいだろうか。
ましてや、提督に弄られたらどれだけ最高だろうか。
金剛は、自分に溺れそうになっていたことを認識する。

もうスカートもビショビショになっていた。
それでも金剛は歩いた。

ようやく階段にたどり着く。
手すりに寄りかかり、階段の1段を上っていく

ヌラヌラと自分の太ももがテカっているのが気持ちいい。
提督に慰めてもらいたい。

金剛「ダメ……合流するって、約束したカラ……」

階段を登りきったあたりだろうか、徐々に金剛は自分に余裕がでてきた。
相変わらず液を分泌し続けているが、先程のように、苦しくない。

そして、1階にたどり着いたあたりからは、下半身の方も落ち着きを取り戻してきた。

それからは、壁を伝わなくても歩けるようになった。

金剛「……ワクチンが効いたのデスカ……?」

金剛はウィルスによる欲求に勝ち、それを克服したのだ。

しかし、太ももから伝っていた液による不快感がたまらなかったので、自室に戻り、体を拭くことにした。

今日は寝ます!

今回の更新に関しては、少し不快感を得た方などいるかもしれません。

なぜこんなことを書いたか、というのも、実はバイオハザードの超有名ファイル。
当時は誰もが戦慄した「かゆうま日記」を再現したかったのですが、話の展開上、そんなん書いてる奴いねーだろ!!
と思い、金剛さんに実際に体験してもらいました。

しかし、快楽に負けまいと愛液垂らしながら歩く女の子とか可愛くないですか!?

すいません、実は作者の性癖でしたてへぺろっ(´ω`・)

次回!

提督の決断

君は、生殺しを耐え抜くことができるか!?

乙乙 内容微エロなのにアツかったな

>>95

すいません、なぜかいきなり霧島が殴られてました……
正しくは比叡です。
脳内補完お願いします……

おつ
個人的にはこうゆう何かに負けまいと
葛藤してる状況は結構好き

ビリーt「……」

夕立チェ「……ビリー、先を急がないと……」

雪風「雪風もそう思います」

ビリーt「あぁ……」

ピロリーン♪

ビリーt「金剛からメール……」

「私は大丈夫です!提督達は先に向かってください!後から追いつきます!」

ビリーt「……いくか」

夕立チェ「ぽい!」

雪風「はい!」

ビリーt「とりあえず……雪風は自分で歩いてくれ……俺の背中はレミントンだし、レベッカは身軽にしておきたい」

雪風「了解です!」

ビリーt「夕張……敵の位置情報を掴めるか?」

夕張『了解……ほとんどが地下1階へ行ってるので、2階、3階の層は割と手薄です』

夕張『地下一階の艦娘達が、戻ってくる前に2階を突破、さっさと3階に行った方が良いかと』

ビリーt「善は急げだ!走るぞ!」

夕立チェ雪風「はい!」

ビリーt「夕張、誰がこの階にいる?」

夕張『完璧に把握は出来ません……が、現在2階には戦艦長門、榛名、重巡愛宕、高雄、利根、軽巡矢矧……と、ウチの主戦力が勢ぞろいしています』

ビリーt「長門は見つけ次第フルバーストだ!やつは危険だ……」

ビリーt「つかこの階で会う奴らは眠らせといて損は無いな」

夕立チェ「矢矧はどうするっぽい?」

ビリーt「どうしよっかな……まぁ、アイツは大人だから撃っちまってもいいか」

雪風「そんな適当な基準だったんですか!?」

ビリーt「とにかく、単体はかなり凶悪だが、数は対したことはない!」

ビリーt「曲がり角……レベッカ、後方頼む」

夕立チェ「ぽい!」

壁に背中を預け、顔だけだして、曲がり角に敵がいないか確認する。
その間、夕立は反対側を同じようにして様子をみる。
雪風は、今まで走ってきた道を。

ビリーt「クリア……」

夕立チェ「こっちも大丈夫っぽい……」

雪風「異常はないです……」

ビリーt「こっちだ」

夕立が、提督の背中につき、そのまま後方に銃を構えつつ後ろ向きで歩く
しばらく歩くと、夕立が何かを見つけた。

夕立チェ「ビリー……駆逐艦……時雨を発見、まだこっちに気づいてないっぽい……」

ビリーt「……そのまま警戒しろ、撃つなよ?発砲音で気づかれる……」

夕立チェ「ぽい……」

雪風「いや、あれはもう気づいてる……」

ビリーt「何だって?……あいつは改二だ……見つかると厄介」

時雨「うん?僕に見つかると何が厄介なんだい?」

ビリーt「」

夕立チェ「」

雪風「」


ビリーt「お、お前は……今の一瞬でどうやってここまできた……?」

時雨「はっはっは。提督のためなら瞬間移動くらいしても僕は構わないよ」

夕立チェ「なん……だと……」

時雨「それはそうとさぁ、提督」

ビリーt「う、うん?」

時雨「そんな物騒な物を僕に向けて……ふふふ、この僕を追い詰めるつもりかい?」

ビリーt「あ、いや、そのえと」

時雨「僕を……脅して……どこか人気のない所に連れ込んで……あはははは、ナニをしてくれるんだい?」

時雨の目からハイライトが消える
興奮で動向が開きかけている。

時雨「それとも……ふふ、僕が、提督を脅して……人の来ない所で……二人きりで仲良くしてもいいんだよ?」

時雨「てーいーーとー ーー!!はぁっ!?

今まさに提督に飛び掛ろうとしたところで、バァン!と一発の銃声が鳴り響く。
時雨の体が確かに傾いた。

時雨「夕……立?ふふふ、ひどいことをしてくれるじゃないか……」

夕立チェ「……!」

バァン!2発目、それで時雨が地面に落ちた。

ビリーt「レベッカ……?」

夕立チェ「すごい……時雨が怖くて……っぽい……」

雪風「今のはしょうがないですよ……行きましょう」

ビリーt「時雨怖かった……」

夕立チェ「先を急ぎましょ……ビリー」

雪風「案外、ウィルスによって秘められた思いがでてきたりするかもですね」

ビリーt「し、時雨にはSMの趣味があったのか……?」

夕立チェ「考えないようにしたいっぽい……それより、今撃ったから……」

ビリーt「あぁ。こちらから来てるぞ」

雪風「私の方向からも……」

夕立チェ「あぁ……こっちからも来てるっぽい……」

ビリーt「ちぃ!一気に押し切る!ついてこい!レベッカ右!」

三人が駆け出す。
向かう先にも、三人いた。
榛名、愛宕、高雄

提督が一発、愛宕に命中したが、止まる気配はない。

ビリーt「頭か……?」

次弾発泡、高雄の頭に命中し、高雄が崩れた。

ビリーt「レベッカ!見てたか!」

夕立チェ「アイアンサイトを使っての射撃は得意じゃないっぽい!」

ビリーt「分かった!前はまとめて仕留める、後ろを頼む!」

夕立は、走りながら180度回転すると、後ろから迫ってきている艦娘達に撃つ。

ビリーt「榛名……よし!」

続いて榛名が崩れる。

愛宕「パンパカパンパン!パンパン!パンパン!」

ビリーt「ちっ!近い!」ダダダダタ!

ヘッドショットを狙いすぎた。
提督は、セミオートをフルオートに切り替えると、目前まで迫っていた愛宕に連続して何発か当て、眠らせる。

ビリーt「レベッカ!」

夕立チェ「残り二人!」

ビリーt「前後交代!前を張れ!」

流れるように二人は綺麗なターンをして、提督は銃構える。
夕立は腰ダメだ。

ビリーt「落ちている空薬莢に気をつけろよ!」

夕立チェ「ぽい!」

ビリーt「狙い打つぜ!」

雪風「しれぇ!!さらに奥からものすごい勢いで……あれは長門さん!?」

夕立チェ「利根発見!今無力化成功したっぽい!」

提督が先にいた二人を眠らせる。
その後ろからやはり長門は、迫ってきていた

ビリーt「足りるか!?」

なんか今ガンダムマイスターいたな

ビリーt「アイツ化物かよ!ヘッドショットを何回決めたと思ってる!」

3人は走りながら迫る長門と鬼ごっこをしていた。
それも、逃げる側は銃をぶっぱなしながらは逃げているわけだが、鬼は強い。

夕立チェ「もともと戦艦!速力は速くないけど……」ダダダダ!

雪風「耐久はすごいね!!」

なおも撃ち続けながら目的地へ向かい、進みつつの鬼ごっこ。

夕立チェ「!!」ガチャン!

夕立のM4のボルトが止まった。
弾切れだ。

ビリーt「……俺のも尽きたぞ……」ガチャン!

夕立は素早くハンドガンを太ももから抜く。

ビリーt「まて、レベッカ……それが尽きるといよいよ終わりだぞ……」

夕立チェ「で、でも……」

ビリーt「よくみろ、長門の様子が変だ……」

こちらに向かっては来ているが、やはり弾は効いていた。
フラフラとおぼつかない足取りになっている。

そして、膝から崩れ落ち、両手を地につけた。

ビリーt「やったか……?」

雪風「まだ、しれぇ、長門はまだ……」

直後、伏せていた顔をグイっと上げると、まるで徒競走のスタートのように凄まじいダッシュを敢行してきた。

夕立チェ「まだあんな体力が……!」

ビリーt「レベッカ、撃つなよ?まだだ……ハンドガンの必中の間合いに入ってから一斉掃射だ……」

長門が近づいてくる。
それは、ホラー映画に出てくる長髪の白装束を着たお化けが迫ってきてるような……一種の精神的ダメージのように感じた。

ビリーt「まだだ!まだ……我慢するんだ!」

夕立チェ「……はぁ、はぁ……」

思わず夕立は息が上がっていた。
提督が、隣から声をかける

ビリーt「落ち着け!まだ……まだ!」

近づいてくる。
近づいてくる……
近づいてくる………………

提督「ーー!いーー」

今だ!と、言おうとしたところで、曲がり角から何かが長門にあたり、長門はそのまま壁に激突した

??「あぶねぇーだろ、ったく」

バッコーン!!と派手な音と共に長門に壁に埋められた長門が、ボロっと穴から落ちる。
もう動く気配な無さそうだ。
横合いから出てきて長門を、ふっとばしたのは

天龍「大丈夫か?お前ら」

天龍だった。

夕立チェ「て、天龍……」

新手の登場か、と銃を向ける夕立。
しかし、それを片手で提督が制する

ビリーt「お前……感染していないのか?」

夕立チェ「天龍にこんな火力があったとは思わなかったっぽい」ヒソヒソ

雪風「天龍さんは錬度MAXですから……最近来た長門さんより若干火力があるのは頷けますよ」ヒソヒソ

天龍「感染?なんのことだ?あとお前ら聞こえてるからな」

雪風「ビクゥ!?し、しれぇ!天龍さんは大丈夫だよ、メスの匂いがしない」

ビリーt「そ、そうか」

メスの匂いがなんなのか気になる提督だったが、あえて聞かないことにする。

天龍「それより、この騒ぎは何なんだ?提督、まさかアンタ、さっきの集合でとんでもないことぬかしたりしたのか?」

ビリーt「それより、お前どうしてたんだ……?」

天龍「オレ?お前がそのへんにオモチャの薬莢バラ撒いたの掃除してやってたんだよ!龍田のヤローもあのバズーカみたいなんの撃った後に残るゴミみたいなのほっぽってどっかいっちまうから!掃除してたんだ!」

天龍「そしたら放送で呼び出しが掛かった!でも、この場をそのままにしてもチビ共にしめきがつかねぇと思ってな!急いで掃除して、大会議室へ向かったら、みんなスゲェ形相をして走っていくもんだから何があるのかと付いてきてみたんだ」

天龍「したら、みんなして提督の事を狙うだろ?さっぱりわかんねーぞ?聞きたいのはこっちだ!」

提督は、事の顛末を説明した。

やだこのフフ怖キソーよりかっこいい…

眼帯のいざという時頼りになる方の安心感ヤバい(手の平返し)

タイラントは蘇る

天龍「ふーん……そんなウィルスが……あ、若葉、きても大丈夫だ」

天龍が走ってきた通路から、若葉がひょっこり顔をだした。

若葉「駆逐艦、若葉だ。」

ビリーt「うん、知ってるけど?」

天龍「コイツもオレと一緒に片付けを手伝ってくれてな」

若葉「そうだ、提督。ゴミを廊下に撒くんじゃない。私いがいの駆逐艦が見たら何を思うか」

ビリーt「え、あぁごめんなさい……」

若葉「分かればいいんだ」

夕立チェ「はぁ……疲れたっぽい」

夕立は、自分の武器をリロードしつつぼそっとつぶやいた
それをみた提督も思いついたようにリロードする。

ビリーt「M4の予備マガジンがもう無い……レミントンの散弾も無い……弾が無いっぽい……」

夕立チェ「私はM4の弾がもう無いっぽい……あと、私のマネはキモいからやめて欲しいっぽい!」

ビリーt「うぅぅ……」

雪風「雪風ならいいっぽい?」

夕立チェ「だめっぽい」

雪風「うぅぅ……」

天龍「緊張感が足りねぇだろお前ら……」

若葉「弾が無い……私達が取りに行ってもかまわないが?」

ビリーt「なるほど、その手があったか……夕張?予備の弾薬置いてあるか?」

夕張『予備の弾薬ですか……あることにはありますけど……そもそも提督と夕立の銃器、そろそろガタが来てると思うんですけど』

銃といえど、それにも耐久の限界がある
撃てば撃つほど内部機関は磨耗するし、替えが必要なパーツもでてくる。
対艦娘用非殺傷弾は、通常のアサルトライフルの弾薬より、小さい。
これは、単に装填出来る弾の数が多いという利点もある。
しかし、使う火薬量は変わらないので、銃自体にかかる負担は通常の弾薬を使うのと変わらないのだ。

夕張『銃器ごと変えたほうが良いかと。ジャムりやすくなりますし。熱膨張って知ってるか?』

夕立チェ「夕張……いまそれは関係無いっぽい……」

ビリーt「うーん、言われてみれば……M9は使ってないからまだ行けるけど……M4はフラッシュハイダーが一部変形しているな……」

夕立チェ「私のも……」

天龍「じゃあ武器ごと持ってきてやるよ。それ預けろ」

ビリーt「そうだな。撃てない事はないけど、いつガタがくるかわからないし、ジャムると困る」

夕立チェ「お願いするっぽい」

二人は天龍にM4を渡した。

夕張『……通信、こちらで今、新しい武器と予備の弾薬、装備一式を用意しました』

ビリーt「だ、そうだ天龍。医務室に向かってくれ」

天龍「ほい、確かに……したら、俺の端末で連絡するから、お前らは先に動け」

天龍「あと、雪風はオレらが連れていってやろうか?」

ビリーt「む。確かに……M9とレミントンしかない俺らに雪風の護衛は難しいかもな……けど、お前らも丸腰だろ?」

天龍「肉弾戦だ。それに、敵にとっても的が2つ常にくっついて歩いてるってのは考えもんだ。俺たちは少なくとも艦娘共には狙われていない。」

雪風「しれぇ、雪風もしれぇと一緒に着いて行く!」

天龍「雪風……オレを信じてくれ。錬度はMAXだし、他の艦娘達もさすがのオレには怖がるだろう。」

天龍「明石……が、狙ってるんだろ?もし遭遇しても、明石くらいなんてことはない。」

雪風「……」

ビリーt「天龍の言う通りだな。今の俺達には武器が無い。もしもの時にお前を守り切れるか心配だ……」

ビリーt(例の不思議能力も意図して出せるものではないらしいしな……医務室から行動してるが、それまでに使っていない……)

雪風「しれぇがそう言うなら……天龍、お願いね?」

天龍「ったりめーだろ!まかせとけ!」

天龍は力強く宣言すると、まだ状態の良いM4を若葉に渡す。

天龍「若葉……使えるか?」

若葉「M4A1アサルトライフル……大丈夫だ、問題ない。」

天龍「じゃあオレたちはいくぞ。お前ら、オレたちと合流できるまで無理は控えろ。」

ビリーt「了解……感謝するぞ」

天龍達は、1階の医務室へと向かって行った。

夕立チェ「ビリー、どうする?」

ビリーt「その辺で待機するのが得策か、それとも向かえる所まで向かうのが得策か……」

ビリーt「夕張、艦娘達は?」

夕張『ほとんどが地下1階で潰れています。提督を追うのに疲れてしまった連中ですね』

ビリーt「他は?」

夕張『2階にいるほとんどは眠っています、そこは安全ですね』

夕張『先を急ぐ気持ちも分かりますけど……』

夕張『金剛さんとの合流も兼ねて、2階で待機してはどうでしょう』

ビリーt「ふむ……そうしようか」

夕立チェ「休憩っぽい?」

ビリーt「あぁ。天龍達に働いてもらっている中、悪い気もするが、ここは休ませてもらうか……」

夕立チェ「ぽいいい……!」

一旦終了でごさいやす

やることなかったらまた来るかもです

おつです
天龍ちゃんが優秀っぽい!!

フフ怖さんかっこいいのに颯爽とフラグ建設して去っていったな…

明石にも秘密兵器とかあるんだろうか…
いくら相手が天龍とはいえ明石じゃさすがに返り討ちだろうし

そのころ

天龍「ふーっ、あっさり医務室に着いたな……」

若葉「あぁ。」

雪風「艦娘も、わたし達には本当に興味なさそうでしたからね……」

若葉「はやく装備を取ってきな。ここは私が張っておく」

天龍「すまねぇ。雪風、手伝ってくれ」

雪風「はい!」

天龍「……夕張?オレだ」

夕張「天龍さんですね、今あけます」

夕張が、医務室の施錠を外し、あけてくれた

摩耶「だいぶお早い到着で」

天龍「あぁ。いっさい障害がなかった」

雪風「それじゃあ装備を預かります」

夕張「ハイ……提督と夕立は、渡せば分かると思うから、細かい説明は省くわね」

夕張「あとコレ」

二人は銃を受け取り、さらに夕張から緑色の、腰にベルトで装着できるバッグを受け取った

天龍「これは?」

摩耶「睡眠ガスグレネード、スタングレネード、予備マガジン、あとは光学機器とか入れてある」

光学機器……銃に使うそれは、ドットサイトなどが上げられる。
その名の通り、筒状の形をした銃に搭載できる照準機の一種で、除くと赤い点や、十字のポイントが写っている。
載せる銃の有効射程範囲ないで、そのポイントの位置を調整し、除けばすぐに精密射撃のできるスグレモノだ。

雪風「光学機器?それなら調整とか必要なのでは?雪風は銃に詳しくないので分かりませんが、わたし達の使う光学機器もある程度調整は必要ですし」

夕張「ところがどっこい!そいつは、ゼロイン(調整)の必要がない、オールレンジで使えるスグレモノ光学機器!その名もドット夕張サイト!」

天龍「センスねぇーなぁーおい」

摩耶「言ってやるなよ!」

天龍「とにかくお疲れさん。俺らはこれを持って提督達に合流する」

夕張「はい。提督と夕立は多分、2階の空き部屋に待機しているハズです」

天龍「分かった。じゃあな」

摩耶「おう」

夕張「ええ。お二人とも気をつけて」


若葉「終わったか」

天龍「おう。さんきゅーな、いこうか」

若葉「例には及ばない。雪風、それは持とうか?」

雪風「大丈夫です!艤装に比べたら屁でもありませんから!」

若葉「そいつはたくましいな」

天龍「あとこれ、お前の分も一応もらってきたぞ」

若葉「?私にはM4があるぞ?」

天龍「念には念を、ってやつだろ。もっとけ」

若葉「了解」

天龍「うし。2階に向かうか」

天龍「その前に提督に連絡しておくか……今から向かうぞ、っと……」


雪風「それじゃあ……大会議室を通って近道っと……こっち!」

若葉「こら。君は急ぐな」

ドット夕張サイトとかうさんくせえ通販サイトみたいだww

このスレ好き

お待たせ〜実験軽巡洋艦夕張!到着しましたぁ。
すいません。お待たせしました。更新します。

3人は、現在地から提督達が待つところまで近道しようと、ボロボロになって入口の邪魔をしていた大会議室のドアをどける。
そして、大会議室に入る。

若葉「しかし……わたし達は大会議室に入って大丈夫なのだろうか?ウィルスが撒かれたのはこの大会議室だろう?」

と、大会議室を通ることを心配していた若葉だったが、ウィルスそのものは、大会議室から霧散している可能性の方が高く、それは杞憂だという結論に達した。

実際、大会議室に入った3人は感染するようにことはなかった。

そう。感染するキッカケがないと感染しないのだ。

天龍「……嫌な気配を感じるんだよなぁ」

雪風「……」

大会議室は薄暗く、イマイチあたりをつかめない。
警戒しつつ、ゆっくりと歩を進める3人。
しかし、明確な敵意をどこからか感じていた。
それは何か解らないし、なんだが皆目検討もつかなかった。

若葉「……走らないか?」

耐えかねた若葉が提案する。

雪風「……そうだね」

天龍「逃げるようで嫌だけどなぁ……しゃーねーか」

3人は頷くと、一気に大会議室を駆け抜けた。
出口にたどり着くその手前で、自分達が入ってきた入口の方から爆発音が聞こえた

天龍「!!」

一瞬だけ振り向き、預かったポーチから、閃光手榴弾を取り出すと、後ろに投げつけ、大会議室から出る

大会議室から出てもなお走り続ける3人。
その後を追うように、閃光手榴弾の甲高い音が鳥の鳴き声のように響いてくる。
その爆音の中からは到底聞こえてこないだろう囁きも聞こえてきた。

死にたい船はどこかしら、っと

若葉「今……」

雪風「……」

天龍「あぁ。龍田っぽいやつがいたな……」

雪風「……先を急ごう。多分わたし達の場所までは掴めないから……」

そう言いかけたところで、さらに後ろから。
今度は規模の違う爆発音が聞こえてきて、慌てて後ろを振り向いた

そこには

龍田改二「うふふふふふ、逃げるなんてヒドイじゃないのぉ、天龍ちゃーん!」

冗談では済まされないようなガトリングを装備した龍田がいた。
彼女の立つ辺り一面は半壊している。

天龍「おまっ……その姿……」

天龍の知る龍田ではない。

頭の輪っかから黒い翼のようなものが生え、以前は少し赤みがかった程度だった目が、赤に黒色を混ぜたような……血のような、色に変わっていた。

龍田改二「うっふふふふ!」

龍田はガトリングを構えると、それを掃射してきた!

天龍「ちっ!」

天龍は庇うように二人の前に飛び出ると、持っている短剣で飛んでくる銃弾を落としていく

キーン!キキキキキキキキ!!!キンキンキンキン!!
鉄と鉄とで弾き合い、火花が散る。甲高い金属音が、耳を覆う

天龍「お前ら!先に行け!!!」

若葉「援護する!!」

若葉はもしものために、と預かっていた新しいM4を龍田に向かい撃つ!

やっぱりタイラントは蘇った

だが、前を張っている天龍の動きが激しく、思ったより狙いがつけられない。

天龍「おい!!下がれよ!!」

無駄だと察した若葉が銃を下げると、雪風の手を取り走る
そして、天龍が片手間に、背負っていた銃や、ポーチを自身の体から外し、若葉に投げ渡す。

雪風「え!?ちょっと、」

若葉「今の状況では、わたし達は天龍の役に立てない……」

雪風「でも!」

若葉「聞け!むしろわたし達がいない方が、彼女のためかもしれない!」

若葉「頼んだぞ!!」

天龍「任せとけ!!」

二人が走り去り、角を曲がったところまで、やはり銃弾を弾きつつ見届けると、天龍がニヤッと笑う

天龍「これで後ろを気にする必要は無いからな!」

天龍「快進で行くぜぇ!!」

天龍は迫り来る銃弾の雨の中、龍田へと向かい走っていく!!

おい、続きはやく おい!

失踪かしら(´・ω・`)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月10日 (水) 21:50:50   ID: 6lku0RXI

これは期待しても、いい感じのSS

2 :  SS好きの774さん   2015年06月10日 (水) 22:36:27   ID: AIAb_Be1

続きが気になる

3 :  SS好きの774さん   2015年09月04日 (金) 18:44:15   ID: cFKwB4qr

続き……

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