吉田沙保里「キャー!隕石よ!!」 (8)

グシャ

何の音か容易に想像できる

I BA TA さん

瞬間、沙保里の右腕が巨大化する。
霊長類最強の女、吉田沙保里は肉体すらも自由自在に操ることができる...化け物染みた能力を保有していたのだ

沙保里「運良く地球に来れたみたいだけど残念...」

沙保里「この程度の大きさなら私一人でも破壊できるわ..!!」

巨大化した腕を掲げると今度はその腕が光を帯び、輝き出す...

その光はまさに人類を、地球を救うための最強の力...

沙保里「ハァッ!!」

腕を黄金に輝かせ、沙保里は地を蹴り空から降ってくる隕石に向かって飛び立つ

沙保里「地球は...」

沙保里「私が!守る!!」

カッ

吉田は伊達じゃない

隕石……良い奴だったよ

沙保里が地球を救ってから一ヶ月後、私はいつもどおり暮らしている

あの時のメディアの馬鹿みたいな騒ぎはすぐ消えて、これまたすぐに沙保里が地球を救ったことが報じられた

本当に沙保里が地球を救ってくれて助かった

私がブラジルにいるときだったからな....

プロローグ~~完

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