稲川淳二「私の知人のモバPさんが体験した話なんですけどね?」 (238)

モバマスssです
キャラ崩壊
内容は稲川淳二さんの怖い話しのパクリメイク

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428944106

誰かがやってくれるのを待っていた
期待

淳ちゃん期待

あぁどうもこんにちは、お引っ越しですか?……もしかしてここのマンションへ?


んーここはどうかなー…やめておいた方がいいですよ?なんせここね………でるみたいなんですよ


まぁ何が出るかは定かじゃないんですがね、いや…私の知り合いがここで恐ろしい体験をしたって


血相を変えて話してくれたんでね…まぁ一応心の隅にでもおいといてくださいな


え?どんな体験をしたかって?
それがですね----

四八(仮)?

~長い髪の毛~

私の知り合いでもって、芸能関係の仕事をしてる…そうですねぇ…仮にPさんとしておきましょうか。


そのPさんという方はねぇ…それはまぁ気さくな青年でね、物腰は柔らかいし口調はスマートでねぇ


そのPさんが何のお仕事してるかって?
アイドルのプロデューサーをやってるんだなこれが


アイドルのプロデューサーと聞くとね、可愛い女の子に囲まれてね楽しそうな仕事だと思う方が大半だと思いますがねぇ

聞くところによるとこれがなかなかハードらしいんだな、朝から晩までやっても仕事なんか終わらないらしいんですよねぇ


もう自分の部屋に帰ればそのままベッドにバタン…と倒れてそのまんま寝ちゃう、そして起きたらまた仕事場にいって業務をする


これの繰り返し…そんな日常ですからね、Pさんたまの休みには普段できない部屋の掃除をするらしいんですよ…


こう箒でもってサッサッサッてはわいて、床を雑巾でもってすーっと拭いて、ぴかぴかになるまでやるみたいなんです

Pの交遊関係広杉内

そんなとある休日にね、Pさんいつものように掃除をしてたんです、箒でもってサッサッサッ床を雑巾ですーっと拭いてると………ん?


Pさんそこでね自分の部屋では見慣れない長い女の髪の毛を見たそうなんだな


あれ?おかしぃなぁ?こんな髪の毛いつ入りこんだんだろ…Pさんそう思ったそうなんですがあまり深くは考えなかった


そしてまた休日、Pさんはいつものように掃除をしてたら………ん?まただ…また長い女の髪の毛が落ちてる

しかも今度はピンクの髪の毛まで…Pさんは…おかしなこともあるもんだなぁと思ったらしいんですが、まぁそこまで深く考えなかった


気のせいだろうなぁくらいにしか思ってなかったんですねぇ


そんなとある日にねPさん、久々に友人と会って食事をすることになりましてね


待ち合わせ場所に向かったんですよ、そしたら先に来てた友人が手をあげて

よぉ!しばらく、
Pさんも、よぉしばらくしばらく!
とお互いに挨拶してお店に向かったんですねぇ


店に着いて、注文なりなんなりすませて、料理を待っていると…ふいに友人が


お前もさ水くさいよな?なんだよぉ早く言ってくれればさ?俺も気をきかせたんだぜ?


そうニコニコしながら言ってくるもんですからね、Pさん不審に思って

なんのことだよ?そう尋ねたら


お前…あれだろ?女と一緒に暮らしてんだろ?


Pさん呆気にとられましてね
いや俺…女なんかと暮らしてねぇよ?第一そんなのつくる時間なんてないし


そう正直に答えたんですね、そしたら友人の方はね…そんな照れなくてもいいじゃねぇか、って


最初のほうは言ってたんですが何回か繰り返すうちに顔色が変わりましてね

おい、お前…本当に女と暮らしてないのか?
こう真面目な顔で聞いてくるもんですからPさんも


あぁ暮らしてないよ、そう答えたそうですよ
そうしたら友人の顔色からねスーッと血の気が引いて


おい…今日はもう終いにしようや、そう言ってきたんです


Pさん気になってた事を友人に尋ねてみたんですね
おいお前……俺の部屋で何か見たのかって


そうしたら友人の方は少し口をつぐんでから首をコクりと縦に振りましてね

Pさん首元に垂れたいやーな汗を拭いながら恐る恐る友人に聞いてみたんだな


何を見たんだよ…


いや…実はさ、この前お前から借りてたCDあったろ?あれをさ返しに行こうと夜にお前のマンションの前まで行ったんだよ


そしたらさ…部屋の灯りに照らされたカーテンに長い髪型の女の影を見たんだよ


俺はてっきりお前がさ女でも連れ込んでよろしくやってるのかなと思ってたんだよ…でも

お前それ部屋間違えてたんじゃないのか?


Pの部屋って○○号室だろ?


ああ、そうだよ


じゃあ合ってるよ、俺そのときもキチンと確認したんだぜ?


それを聞いてPさんゾーーっとした、当たり前ですよね、自分のいない間に誰かが自分の部屋に入って何かをしている

とたんに背筋が凍りついたそうですよ
全身から血の気もサーっと引いていくのがわかって


なぁおい…悪いけどさ、今夜お前の家に泊めてくれないか?



Pさんその日は友人の家で一夜を震えながら過ごしたそうですよ


翌日になってPさん、友人と連れ立ってね自分のマンションに帰ってきたそうですよ


カギを開けてノブを回してンギィィィィっとドアを開けてみた

こえーよ

中に入って部屋の様子を見回してみたところ特に以上はない…Pさんホッとして一緒に来た友人に


おい、なんだよお前ビビらせやがってよー、やめろよ…
やっぱりお前見間違えたんだよ、そう寝室の方を見に行った友人に声をかけると


友人の返事がない


ん?おーい?どうした?
Pさんまた声をかけたんですがね、うんともすんも返事をしない

Pさんさすがに不審に思いましてね?
寝室のドアを開けてみた


すると、そこには友人がいてね、Pさんに背中を向けて、でもって自分のベッドの上をジーっと眺めてたそうですよ


おい?お前返事くらいしろよ
あのさ、お前が女見たって言ったろ?あれさーやっぱりお前の見間違えだよ


と、声をかけると友人はね、ああ…ってなんとも気の抜けた返事をしたそうですよ

Pさんは、やっぱりさお前の見間違えだったんだな、女なんてもんは最初っからいないんだよ、全部お前の疲れからくる見間違えだったんだ


そういうとね…友人は
いや…P、女いたんだよ…間違いなくこの部屋に


だってお前そんな、女がいたっていうけどよ?影も形も……とPさんそこでもうひとつの異変に気づいた


友人の身体がね…ガタガタガタガタ震えてるんですよ、顔を見るとねもう…真っ青になってるんだシャツも首元がぐっしょり汗で濡れてる


慌ててPさんがね、おい?お前どうした?気分でも悪いのか?と聞くと

いや…P…ここさ…引っ越したほうがいいぞ
やっぱりいたんだよ…女が……俺さ?女の影見たって言ったろ?


ああ、でも


それでさ……違ったんだよ……女


だから、居なかったんだろ?Pさん言うと


友人がね声を荒くしてこうPさんに言った
違ったんだよ!!俺さ…一人だと思ってたんだよ……でもさ違ったんだ………










ここに女……何人もいるぜ

って、とたんにPさんゾーーっとしましてね
おいお前……なんでそんなことわかるんだ?


そう尋ねると友人がベッドを指さして
だってさ……ほら………そう友人が指した方向をPさん見た


その瞬間、Pさん声にならない悲鳴をあげた



そこにはね…おびただしいほどの女の髪の毛、色んな色の髪の毛がベッドの上に落ちてたんですよ…

Pさんそれ以来…仕事が手につかなくなりましてね、とうとうプロデューサー業務をやめてしまったそうなんだな


え?その後Pさんがどうなったかって?
それがですね…つい先日風の便りで聞きましたよ


Pさん今海外にいるらしいんだな
それでもって、200人近い奥さんとね可愛い子供たちに囲まれて幸せに暮らしてるそうですよ


とまぁこんな事もあったんでね
もしここに住むなら気を付けたほうがいいですよ?


それじゃ私はこれで


長い髪の毛編
終わり

今日はここまでで
続きはそうですねぇ…今日のたぶんきっと夕方くらいとでも言ってたおきましょうか…私もね人から聞いたんで定かではないんですがね

おつ

稲川さん、世の中には人間に理解できない、踏み込んじゃいけない乙ってあるんだねぇ…って、その人言ってましたよ。

P宅に侵入なんてあたりまえだろ(違う)

おつー

恐い。
というかいろんな髪の毛びっしり落ちてるとかなかなか気色悪い光景だな。乙

Pにとってはハッピーエンドだったのかバッドエンドだったのか

うわー怖いなぁー
うわー嫌だなぁー
これはお祓いしといた方がいいかもしれませんよ……

ぶぉー!!ぶぉぶぉー!!!!

礼さん何もりくぼ押し退けて机の下で震えてんですか!ほら一緒に聞きましょうよ!

まゆはあえて髪の毛落としてそう

もしかしたら薄毛で悩むPさんに髪の毛をプレゼントしてくれてたのかも…

ベッドの上……匂い……あっ(察し)

可愛いアイドル達が彼氏の部屋で女子会やってただけじゃないか(錯乱)

スレタイの吸引力と脳内再生力の高さ


マジで鳥肌立って怖いわ

>>200人近い奥さんとね

ダウト

年少組とも結婚したのか…(羨望)

アイマスキャラってもう200人近くいるのか。
やらなくて正解だわアイマス

>>43
全部含めたら300人以上いるんじゃねーの?社長たちだの尾崎さんだのも含めれば

>>43
アイマスとモバマス混同したらだめやで

最初こそ765勢いたけど今だともうキャラデザ同じだけの別作品よね。
そもそも同じっても窪岡さんでなくて杏仁先生だし

~Pちゃん~


私は本職はデザイン関係なんですがね…
夏になるとこういった番組でもってお話させていただくわけなんですが


以前、ある心霊番組の打ち上げがありましてね、そこでPさんという…この人アイドル事務所のプロデューサーさんなんだな


この方がね?
稲川さん、僕もこの前恐ろしい体験をしたんですよ、って話してくれましてね


私もね嫌いじゃないんだな…うん、そういう話が
へぇどんな話?と聞くと彼…語ってくれましたよ

その話というのがこのPさん、以前に引っ越しをしたみたいなんですよね、というのも


前は会社の寮に住んでたらしいんですがね
その会社の寮が近々、老朽化のため取り壊されることになっちゃったらしいんだ


Pさんは仕方なく事務所の近くに部屋を借りることにしたんですね、こう不動産屋をまわってね
物件を探して


でPさん、やっとの思いで事務所に程近い新築のアパートを借りることができたわけだ

話を聞くとね凄くいい作りのアパートだったみたいですよ、オートロックが付いていて 、日当たりもいい


立地もね悪くないんですよ車が一台通れる位の道に面していましてね


それで、道からアパートがあるところっていうのが少し高いんですよ。 コンクリートでもって72センチか80センチ高いんだ。


窓は道路の方に面してるんですがね
擦りガラスですし、ましてや二階ですからね覗かれる心配なんてないわけだ


もう他の物件を探す気力も時間もなかったPさんはそこに住むことを決めちゃったんですね

それから引っ越し当日になりまして
友人たち数人がね手伝いに来てくれたらしいんですよ


もともと…この引っ越しの荷物自体も少ないもんですからね、あれよあれよという間に引っ越しが終わっちゃったんですねぇ


思いの他早く引っ越しが終わったもんですからね、まぁまだ早いけど引っ越し祝いでも始めようや


そう誰かが言い出しましてね皆その意見に飛び乗って、Pさんの新居で宴会が始まったわけですよ


みんなでね、ああでもないこうでもないって話してると結構いい時間になってきたもんだから

ピンクの長い髪の毛★

おぉもうこんな時間か…結構飲んだなおい
まぁ皆明日も仕事があるだろうし…今日はこれくらいでお開きにしようや


そうして皆こう…千鳥足でもってね気分よく帰って行ったわけだ


とPさんだけポツーンと新居に一人
なんだか無性に寂しい


今まで皆で、わいわいわいわいって騒いでたもんですからね、急に寂しくなってきちゃった


Pさんは、よし寝よう、寝たらこんな寂しさなんてもんは関係なくなるんだから、寝れば関係ないんだから、って

そう考えるとベッドに入ってね、酒も入ってますから…だんだんだんだん意識が微睡んで…そのままPさん……寝ちゃったんだな



………………どれくらいの時間がたったか
ふいに遠くの方から


……………ちゃん………ちゃん


と何かを呼ぶ声がする


その声でPさんフッと意識が覚めちゃったみたいなんですね

目を開けて時計をヒョイっと見ると時刻は深夜の2時をまわっていたそうですよ


うわぁ…なんだかイヤーな時間に起きちゃったなぁ、そう思っていると…ふいに






Pちゃん Pちゃん

なんだ…自分の名前を呼ぶ女の声がする
ん?なんだ?そう思っているとまた


Pちゃん Pちゃん



そう窓の向こう道路の方からまた自分を呼ぶ女の声が聞こえて来たそうなんですよ、Pさん少し気持ち悪くなってきましてね


しばらく布団被ってジーっと外に耳をすませていると、声がパッと止んだ

どの話で出てきたフレーズかまで分かるwww
すばらしい再現度だ……

ここで切られるとムズムズするんですが
やっぱりお祓いしといた方がいいんじゃないですかね……

女の正体ぜーんぜん分かんないにぃ☆

最近のアイドルは夜這いもするのか(すっとぼけ)

あれ?あの声止んだぞ……あぁわかった、さてはさっき飲んだくれて帰っていった友人達がね


新居で一人寂しくしてる俺を、からかってやろうとでもしてたのかな………いやそんな馬鹿なことはないだろ


さっきの声は間違いなく女だったし…
とすると…一体あの声はなんだったのか…とPさんが考えていると


Pちゃん Pちゃん



と、またあの声…しかも今度はさっきより
近くで聞こえてきたそうですよ

Pさん何気なく窓をヒョイっと見たんです、瞬間ギョッとした


窓にね女の顔らしきものがペタっと引っ付いてたっていうそうなんですよ


擦りガラス越しにね顔をペターッと窓につけて
ジーっと中の様子を見てたっていうんだなぁ


うわっ!と思わずPさんが声をあげて驚いた
と、その瞬間窓に張り付いていた顔がね

ピンポーン ピンポーン


玄関のチャイムが鳴る
…さっきの女だ…きっとこの部屋に入ってこようとしてる…とたんにウゥゥ~っと寒気が増した

>>63訂正


ニヤッと笑ったように見えたってPさん言ってましたよ


それを見てPさんの全身から血の気がサーっと引いていった、寒さで膝も手もガクガク震える、汗もダラダラダラダラでて



もうパニック状態なんですよね
慌てて布団を頭から被ってね、必死に頭の中で


これは夢だこれは夢だこれは夢だ


とPさん自分に言い聞かせるように
何度も何度も言い続けた…………とその瞬間

ピンポーン ピンポーン


玄関のチャイムが鳴る
…さっきの女だ…きっとこの部屋に入ってこようとしてる…とたんにウゥゥ~っと寒気が増した

ガチャ ガチャガチャガチャガチャガチャ


今度は玄関のドアノブを回す音
その音にPさん布団を頭からすっぽり被った状態でもって耳をすませてたらしいんだ…


と…ガチャ、ガチャガチャガチャガチャリ


玄関のドアが開く音がした
Pさんはというともう頭真っ白パニックですよ


とりあえずPさんガクガク震える膝を必死に抑えてね、供えつけのクローゼットの中にね、なんとか逃げ込んだらしいんだなぁ

こう手でもって口を抑えて必死に声を出さないように音を出さないように、ジーーッと震えながらクローゼットの中に隠れてたそうですよ…と



ミシッ 、ミシッ、ミシッ


玄関から今この自分がいる部屋を繋ぐ廊下そこを大勢の何かがこっちに向かってくる音がする


うわぁ~嫌だぁ……助けてください助けてください助けてください助けてください


とPさん念仏を唱えるように必死で祈ったそうですよ…するとね、その部屋の入り口のドアが
ンギィィィィっと開いた

Pさん震える手で必死に声を抑えてね、クローゼットの隙間からその様子を見てたらしいんだな


暗い室内…そこを何人もの人影がゾロゾロ入ってきて、何かを探してる


よせよ…おい…まさかこいつら
俺を探してるんじゃねぇだろうな……


なおも影は部屋のあちこちを探している
その様子をジーっと息を殺して見てるとそのうちその影がね


部屋から出ていったそうなんです
と、バタン…玄関のドアが閉まる音が聞こえて


Pさん少し安心したんですよ
はぁ…恐ろしかった…一体今のはなんだったんだろう、そう考えてるとね


急激なストレスと緊張でPさんに睡魔が襲ってきてね、そのまんまクローゼットでPさん寝ちゃったんだな…


どれくらいの時間がたったか
Pさんスーッと意識を取り戻した…窓からは光が射し込んでいてね、どうやらもう朝らしい


はぁ~…助かった…にしても一体なんだったんだろう、夢にしてはやけにリアルな夢だったよなぁ

そう思いながらクローゼットのドアを開けてね…
ふとPさん異変に気づいた、何か…匂うんですね


不思議といやーな匂いじゃなくてね…そうPさん思っていると


机の上に置いてある何かに気づいたんですね…それを見た瞬間にPさん

ぎゃぁぁぁぁぁ!!


思わず叫んだ
Pさん何を見たかって?それがね…その机の上に

まだ作りたてのようなホカホカの朝食が置いてあって、その横に可愛いらしい文字で


あたためて食べてね、クローゼットで寝て風邪ひかないでね?


そうメモ書きが添えてあったそうですよ

きらりは天使(確信)

そんなことがあったので
Pさんそこをまた引っ越したらしいんだな


いやー本当に大変でしたよ…とPさん話してくれましてね


私も…そうそれは大変だったね
そう言ってそのままねPさんとは別れたんです


この…Pさんの体験した話はこれで終わりなんですがね
実はこの話には続きがありまして…

その…Pさんから話をお聞きしたのが3ヶ月くらい前なんですがね、それからしばらくして


テレビ局内でね、その先ほどの心霊番組のディレクターをやってた方とバッタリ御会いしましてね


おおっ淳ちゃん!しばらくだねぇ
ああ~どうも、と挨拶を交わしてねお互いの近況なんかを話してると


その方がね
そういえば淳ちゃん、あの~この前のさ一緒にやった心霊番組あったろ?


あぁ~あの番組ですか
そうそう…それでさ淳ちゃんさ、Pくんと話してたろ?

えぇ
そのPくんさ…いま行方がわからないんだよ

え?
いや…あの打ち上げの後にさ、行方がわからなくなっちゃってね


警察も探したらしいんだけど…結局まだ見つかってないらしいよ


それにねその~Pくんが務めてた事務所のアイドル達もね全員アイドル辞めちゃったらしいんだな


よっぽどショックだったんだろうな…ってそのディレクターさん仰ってたんですがね


と…こんな話聞かせてもらいましたよ

え?そのPさんが住んでたアパートがどこにあるかって?


それがど忘れしちゃって…皆さんも引っ越しの際は気を付けたほうがいいかもしれませんね…


まぁ滅多なことはないと思いますがね
安易に決めちゃうと…何かが入ってきちゃう、かもしれませんからね





Pちゃん編
おわり

実はこの続きはまだないんですよ
あるにはあるんですがね…まだ書き溜めてないっていうのかなぁ、自分でも定かじゃないんだ
なのでまぁ…たぶんきっと続きは明日くらい……とでもしておきましょうかねぇ、定かではないんですがね


きらりんルームへ連れて行かれてしまったか…

おつっしたー

愛が暴走しただけだから(震え声)

きらりんハウス……

一話目だが、腎虚にならないのかなP。

>>84
スタドリ飲んでるからヘーキヘーキ

長い髪の毛編のPとPちゃん編のPが同一人物だったら話がつながって見えてまう

~迫る女~


私の…古い友人で千川という男がいるんですがまぁ金にうるさい男でね、この今から話す話はその千川の娘さんから聞いた話なんですよ


どんな話かというとね
彼女の同僚が体験した話なんだな


その同僚の名前を仮に…Pさんとでもしておきましょうか


この彼、Pさんと千川の娘さんが務めている会社というのが芸能プロダクションでね

Pさんそこでアイドルのプロデューサーを担当していたんだな、


聞くところによると、プロデューサーって仕事も楽じゃないらしいんですよねこれが


でもってPさんもご多分に漏れず
毎日忙しくねぇ仕事の方を頑張っていたみたいなんですよ


そんなある日にね、Pさん事務所に泊まり込みでもって仕事をすることになりまして

まぁ芸能事務所ですからねぇ、珍しい話じゃないんですよイベント前とかは急がしいし人手が足りませんからね


で、Pさん仕事をようやく一区切り終わらせたんで仮眠をとることにしたらしいんだなぁ


でもここでひとつ問題がありましてね…イベント前だもんですから、仮眠室を使ってる人が多くて


ようするにベッドに空きがないわけだな…
困ったPさんは上司の方にね、相談しまして…そうしましたら上司がね

それなら旧社屋の仮眠室を使ったらどうか
そう提案してきましてね

この旧社屋というのが戦後のね大変な時代に建てられた建物で、もともと何に使われていたかは今となっては定かではないんですが…


こうモダンな作りでね、そこに惚れこんだ…このプロダクションの先代の社長がね、買い取ってそこを事務所にしていたらしいんですよ


今となっては物置になっていますが…
その昔は銀幕のスターや、大女優がね出入りしていたらしい由緒ある建物らしいですよ


そんな建物の二階、長い廊下を歩いていくとそこに旧社屋の仮眠室があるんですよ

でもPさん、そこを使うのが嫌だったんですよ
というのもね…ある噂があったんですよ


Pさんが入社して間もないころに先輩プロデューサーからね教えてもらったんですよ、プロデューサーが旧社屋の仮眠室で寝ているとね


来るらしいんだな……


そのことが頭にあったもんですから、Pさんすこしウッとしたんですがね、睡魔には勝てないですから


上司が言っていた旧社屋の仮眠室を使うことにしたんですね……

時刻はもう真夜中、月明かりに照らされた旧社屋は少し幻想的ではあるんですが、Pさんは少し怖くなってきた


ですが眠いですからね…Pさん覚悟を決めて
旧社屋に入ったんですよ、木製の入り口ドアを開けると




ィギイイイイイイイイ
と音を立てた


旧社屋内に入ったんですが
どうにも怖い…でも眠いんだ…懐中電灯をつけて

暗いその廊下をPさんヒッタヒッタヒッタヒッタ…と歩いていったんですよ


そうして階段をトットットットッ…と上がって
また長い廊下をヒッタヒッタヒッタヒッタ…と歩いて行った仮眠室目指してね


そうしてようやく目的の仮眠室に到着した
入り口のドアを開けるとンギィィィィ、とまた音を立てた


中はすこし埃っぽいんですがね
そんなの関係ない、こっちは疲れてますからね


Pさんスーツを脱いでそのままベッドにゴロンと横になってそのまんま寝ちゃったんですよ

………どれくらいの時間がたったか
ふいにィギイイイイとどこかのドアが開く音がして、Pさんその音で目を覚ましちゃった



ん?なんだぁ?そう思ってると
ヒッタ…ヒッタ…ヒッタ…ヒッタとどこかを歩く音がする


ん?なおも耳をすませていると…どうやらその音はね一階の方から聞こえてくるんだな


Pさんは…あぁ誰かここのね倉庫でもって何かを取りにでも来たのかなぁ


そう…ぼんやり思ってたらしいんですよ
そうしていたら足音がね

トットットットッ…と今度は階段を登ってくるんだ…


あぁ…二階に荷物でも取りに来たのかなぁ
そう考えていたら…ヒッタヒッタヒッタヒッタ…と


また廊下を歩く音
ふいにPさんね…待てよ……この足音の主はもしやこの仮眠室に来るんじゃないだろうか…


そう思うと途端に怖くなってきた、冷や汗もでて、息も荒くなってきた…荷物を取りに来た人かも知れないんですがね?


先輩から聞いた話が頭にあるもんですから
ましてや夜ですからね…一人ぼっちだし

そうしているとまた足音が
ヒッタヒッタヒッタヒッタ…とだんだんだんだんこちらの方へ近づいてくるんですよね


Pさんたまらなくなって
布団を頭から被ってブルブル震えてた


とその足音がね…Pさんのいる仮眠室で止まったらしいんですよ


Pさんはというと布団被ってジーっとね入り口の方を見ていたんですよ


そうしましたら
コン…コン、と仮眠室の入り口をノックされた

Pさんはというとね…もう布団を被ってブルブル震えてね、祈ってたんです


と入り口のドアがね…ィギイイイイと音をたてて
開いた


そしてね…その何者かがゆっくりPさんに近づいてくるそうなんですよ


Pさんね…もうこうなったら正体を確かめてやろうと、変なスイッチが入ったっていうのかなぁ


意を決してね…布団を勢いよくガバッ!!と
そしてPさんそいつの正体をみた!途端に

うわあああぁぁあぁああああ!!!






Pさん声をあげた…
その時Pさん何を見たのか……それはね

暗い室内…月明かりに照らされた婚姻届をもってね
じっ…とPさんを見つめる女だった…っていうんですよ



そのまんまPさん結婚しちゃってね
この話をしてくれた千川の娘さんがね


稲川さん…こういうこともあるんですね
って…そう言ってましたよね…えぇ


迫る女
終わり

迫る女…一体なに井さんなんだ…

1話目は誰だろう…
2話目はき○り、3話目は和○井さんかな?

黒い髪→しぶりん
ピンクの髪→美嘉 かな?

~雨叉美村~

私ね以前ラジオ番組を何本か持ってましてね
その内のひとつの番組でもって、リスナーさんの恐怖体験を紹介するコーナーがありましてね


これが結構な反響をいただきましたよ…えぇ
皆さん熱心にハガキを送ってきてくれたんですよ


その送られてきたお話の中にはね…いろいろありましてね


そのうちの一つ、このおハガキはとある芸能プロダクションのプロデューサーさんが体験したお話なんですがね

これを初めて読んだラジオ番組の作家がね
稲川さん…これ危ないよ…これ放送できないよ


っていうもんですからね
私もどれ…って風に見てみたんですよ


その話っていうのがね


そのプロデューサーさんを…仮にPさんとしましょうか


Pさんが千葉県のとある所であったイベントに
アイドルを送っていきましてね

三話は比較的穏やかな感じがするね。

再現率ハンパないな
期待

稲川さんの話には「その話を聞くと寄ってくる」って類のものがいくつかあるさしいからな
このSS見てる人も気をつけた方がいいですよぉ……
朝起きたら婚姻届が枕元に、なんて事があるかも……

このスレ何回読み返せばモーニングコールがよしのんの法螺貝になるのかな

あましゃみって何だろと思ったけど途中でうしゃみだと気づいた

その帰りの出来事なんだな
送っていって帰る頃にはもうすっかり夜もふけてね


Pさん山道を車でもって
ブゥゥゥゥっと走らせてたんですよ


と、急に車がプスプスと音をたて始めてね
ついには動かなくなっちゃった


おいおい…よわったなぁ…こんな山道でエンストなんて…助けを呼ぼうと携帯をとりだし画面をみると

なんと圏外だったんだな…
おいおい…冗談じゃないぞ?…明日も仕事があるっていうのに


困ったPさんはね仕方なく近くに民家がないか
辺りを探すことにしたそうなんですよ


その民家でもってね電話でも借りられれば助けが呼べますから、そう思ったわけだ


で…探すんですがね…全くといっていいほど民家がないんだな、それどころか辺りはどんどん暗くなってきてね

Pさん携帯電話の小ちゃな灯りでもって足下を照らしながら山道を入っていった


と…ふいに何かの音がPさんの耳に入った
え…?なんだ?よーく耳をすませているとね












ミミミンミミミンウーサーミーン♪
ミミミンミミミンウーサーミーン♪

と…どこからかなにやら不思議な音楽が流れてきましてね


Pさんドキッとした…しかしすぐに
あぁそうか…田舎だもんですからね、都会と違って隣人を気にする必要がないから


きっと音楽を大音量で聞いているんだろうなぁ
そう思ったらしいんですよ…それでその音楽が聞こえる方にPさん歩いていくことにしたんだな

酉漏れしてね?

oh...

hara...

michiru…

こういう話には機材のトラブルって付き物なんですよ乙
やっぱり、この世のものでない何かを呼び寄せちゃうんですかね
そういう事って、あるかもしれませんね稲川さん

高度な連携ありがとう。

これはあくまで…私の推測なんですがね
かつて酉漏れを苦に命をたった青年がね、一人ぼっちは寂しいですからねぇ、彼も道連れにしていったんじゃないかなぁ…まぁ今となっては定かではないんですがね…


すいません1です
この酉で再開させてください

不測の事態にもウィットに富んだ返しで仕切り直す有能>>1

>>118が書き込まれたと同時にパンがきえた

フゴフゴ

乙飯屋
事務所の四隅に盛り塩置こうぜ
盛り塩が真っ黒になった…

仕事の書類が全部婚姻届になった

買った雑誌が全部結婚特集号だった

事務所に置かれる、ひよこクラブとたまごクラブ

盛り塩より、婚姻届け置いといたほうが安全なんじゃね?
翌日には空欄真っ黒に埋まってるかもだけど

やだなー怖いなー

タウンページがぜくしーになってたんだなきっと


しばらく山道を歩いていくとね
フッと灯りが見えてきた…どうやら村のようなんですね


Pさん村の入り口付近に来るとねそこに掲示板らしきものがあった、そこには…雨叉美村掲示板
と書かれていて、お知らせやらなんやらの紙が貼ってあったそうですよ


ずいぶん不思議な名前の村だなぁ、とPさん思ったそうなんですがね、気にせず車の修理を頼めそうな所か電話を借りれそうな所を探し始めた


ん?Pさんフッと思った…さっきまで流れてた音楽がいつのまにか止まってる…それになにやらさっきから誰かにジーっと自分が見られてるようなね


そんな気がしたそうなんだなぁ
少しPさん気味が悪くなったそうなんですがね…
とっとことっとこ歩いてようやく目的の自動車・整備と書かれた看板を見つけた

すみません、あの下の道で車が止まってしまったんです!どなたかいらっしゃいませんか?


と店の中に呼び掛けるが返答がない、どうやら誰もいないらしい


シーンとしていて気が付くとこんな山間の村なのに虫の音一つ聴こえてこない。 何かが動く気配も全くない。 なんだか急に怖くなってきた。


Pさん諦めてね、下の自分の車の所へ戻ることにしてね…来た道をとっとことっとこ歩き始めた


しばらく歩くとまた、自動車・整備と書かれた看板が見えてきた…どうやら自分はぐるぐると同じ道を回っていたらしい

仕方なくまた来た道を引き返すことにした…
相変わらず誰かにジーっと見られている気配がしていてね、Pさん一刻も早く車内に戻りたかったそうなんだなぁ


しばらく歩くとふいにPさんの耳へ


ミミミンミミミンウーサーミーン♪
ミミミンミミミンウーサーミーン♪


とまた不思議な歌が流れてきた
Pさん不審に思ったんですがね

そうだ、この歌が聞こえてくるお家でもって…電話を貸してもらえるようにお願いしよう


そう考えて、Pさんその音の鳴るほうへ歩いていった……


しばらく歩くと、一軒の家の前に来た…どうやらここから流れているらしい


ごめんください、車が止まってしまって困っいるんです、よろしければお電話をお借りできませんか?

と中に向かって呼び掛けた、すると…スーッと音楽が止まり家の中から


はーい♪ちょっと待っててくださーい♪
と女性の声がした


しばらくPさん待っていると
中から女性がでてきたそうなんですがね?


その顔をみて、ハッとした……可愛い
こんな田舎にこんな可愛い子がいるんだなぁ、って思ったそうなんですよ

見た目はね17歳に見えなくもないし、20代にも見えなくもないし、どうやらこの…非常にミステリアスというのかなぁ


そんな感じの女性らしいんですよ、
その女性がね…


どうかされましたか?そう聞いてきましてね
実は…この下の道でもって車が止まってしまって…助けを呼ぼうにも携帯も圏外でして……よろしければお電話をお借りできませんでしょうか?


そうPさん正直に告げるとね、その女性がクスッと笑って

ええ、かまいませんよ♪
ただ少しお願いをしてもいいですか?と言ってきた


Pさん少し、嫌な予感というのかなぁ、第六感というのか…そんなものを感じたんですがね


ええ、私にできることなら何でもさせてください…そう言ってしまったそうなんですよ

ん?今何でも島村卯月カワイイってふざける事もできない凄味を感じる

年長者の威圧感だな

おまえの顔が欲しいんだアアアアア

お前の若さが欲しいんだアアアアア

若さはともかく、顔は菜々さんよりレベル高いやつはまずいないだろ(呆れ)

ところで、ひとつめの話で実際どうか調べたら
法律は年齢を定めていても、イスラム圏の国々は低年齢結婚を認めることもあるそうな

あ、無理矢理させたとかで問題や隠蔽するような事件になったケースもあるから
ロリコン大勝利じゃあないぞ、残念だったなおまえら

なんだこいつ
とりあえず落ち着け、深呼吸しろ
このレスに対する返事もするなよ
フリじゃないからな?絶対するなよ

じゃあ…そう言って女はニヤっとなんとも妖しい笑みを浮かべてねPさんの股間へ手を伸ばしたそうなんだな


Pさん思わずね、やめてください!
そう言ってパシッとその女の手を払いのけた
するとその女はね…


払いのけられた手を見て……抵抗されると燃えますね、そう言ってまたニヤっと笑い…再びPさんの股間へ手を伸ばした


Pさんはねとっさに逃げる体勢に入った、途端に
ガシッ!っと今度はPさんの両腕が誰かに掴まれた


Pさんビックリしてその両腕を掴んでいる正体を見た、途端にウゥゥゥ~!!全身から血の気が引いていくのがわかった

その掴んでいるものの正体、それは今自分の股間へ手を伸ばそうとしている女と全く同じ顔の女が二人いたそうですよ…


逃げちゃダメですよー♪
暴れないでくださいねー♪
そういうとなおもPさんの両腕を強く掴んでくる


股間へどんどんどんどん女の腕も近づいてくる
あぁぁ…来る来る来る
Pさん必死でねこう…振りほどこうとするんですがこれがビクともしない


うわぁぁぁ…もうダメだ…その時ね
フッと腕の力が緩んだ、今しかない!
そう思うとPさん最後の力を振り絞ってね


グイッと力任せに振りほどいた
そうしましたら、スポッとようやく腕の自由が戻った…Pさんは直ぐに村の出口へ向かって走りだした

あっ!待ってくださーい
ちょっとちょっと逃げないでくださいよ


後ろから先程の女達の声がする、構わずにPさん必死で走った…タッタッタッタッ、全速力でもって出口を目指したんですよ


するとなにやら…後ろから気配がする、振り向いたPさんは思わず叫びそうになった
なんと先程の女がね追ってきていたんだ


捕まるわけにはいかない捕まったらば
何をされるかわからないですからね、Pさん必死で逃げた
タッタッタッタッタッタッタッタッ


しばらく走ると、周囲がざわついてきた
どうやら他の村民が起きてきたらしい、Pさんは近くの民家にかけこむと


すみません!変な女に追われています!助けてください!
はーい♪どうしました?

Pさんその住民の顔をみた、途端に…
うわぁぁぁ!!恐怖で足がすくんだ


その住民の顔、それはまぎれもなく自分を追ってきているあの女達と同じ顔だった


Pさんもう必死で逃げた、早く一刻も早く村から出たい…その一心でもって震える足を引きずりながら


タッタッタッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッタッタッタッタッ


しばらく走ると村に入った時に見たあの掲示板が見えた、いつのまにかね後ろから声はしなくなっていたそうですよ


Pさん村から出ると、一心不乱に車へ戻った…しばらく山道を下ると自分の車が見えてきたそうでね

Pさん急いで車に乗りこんだ、そうして鍵を回す…ブォォォとさっきまでかからなかったエンジンがかかった


そうしてPさんは無事にね、この…村から脱出できたそうなんですがね…


しばらくたってPさんあの村のことをネットでもって調べてみたそうなんですがね…どこにも載ってなかったそうなんだなぁ


役所に問合せてもそんな村なんて無いっていうんですよ


じゃあ稲川さん…あの村っていったいなんだったんでしょうね、夢だったのか…でも僕の手首にはね…あの時女に掴まれた跡が今でもクッキリ残ってるんですよ


と…おハガキに書いてありましてね私も読み終わってからね
おぉっ…これ怖いねぇって、怖いですよねこれ
って作家と話してたんですよ

結局この話は放送はされなかったんですが
実は…このお話には続きがありましてね


その番組が去年終わりましてね
それの打ち上げをやりましたよ…気心知れたスタッフ同士で飲んでね楽しい席でしたよえぇ


その席でねふいに
稲川さん、と声をかけられましてね
振り向くとあの作家なんですよ


実は彼はというと実家の家業を継ぐことになりましてね、何年か前に作家を辞めたんですが
この番組が終わるということでね駆けつけてくれたわけなんですよ


私はね、おぉっしばらくだねぇ元気だった?
って言うと彼も…はいお久し振りですって


そっから二人であの時あぁだったねって思い出話をしましたよ、しばらく話してると彼がね…

クリスマスの夜にね
白い髪の毛の女が窓にベターて張り付いてたんですよ

そう言えば稲川さんあの話覚えてます?
ん?どの話?


ほら…あの数年前に…変な村の
あぁあの話?あの話がどうかした?


実はあの後に、僕…妙に気になってPさんの部屋行ったんですよ…でもねPさんの部屋空き部屋になってたんです


それから大家さんにPさんの所在を訪ねたらば、わからないっていうんですよ…まぁいわゆる行方不明らしいんだな


親類や勤め先の方が荷物の整理をしていっただけでね、私は何もわからないんですよ
ああそうですか、どうも


そう言ってこの作家の彼…Pさんのお家を後にしたんですがね……妙に気になるもんですから
色々調べてようやくPさんの友人にねお話を聞くことができたらしいんですよ

それでね稲川さん…友人が言うには、いなくなる前にPさん妙なことを言っていたらしんですよ



あの村で会った女がまだ自分を追ってきていて…この前とうとう自分の家の玄関前まで来たんだよ、だからたぶん俺…
友人にこう…Pさんこぼしてたらしいんだなぁ


それを聞いてね、なにバカなこと言ってるんだって友達は返したそうなんですがね


それから直ぐにねPさんいなくなっちゃってね
当然…友達も捜索に加わったそうでね
でもPさんね見つからなかったそうですよ…


で…そんなある日に、友達が自宅でもって過ごしていると、ふいに


トゥルルルルル トゥルルルルル
トゥルルルルル トゥルルルルル

携帯が鳴った、パッと画面を見るとね
なんといなくなったPさんからの着信だったそうですよ、友達は驚いて電話にでてね


おい、P!お前いまどこにいるんだよ!
そうしたらば…Pさんが弱々しい声でもって


今さ…俺…あの村にいるんだ …それでさお前も来ないか?一人だと大変で…………ツーツー


おい!もしもし!P!
そう言ってねぇ電話が切れたそうですよ


しばらくするとまた…
トゥルルルルルトゥルルルルル

携帯が鳴った、画面を見るとまたPさんからの着信でね、友達は急いで電話にでた


Pお前どこにいるんだ!?もしかして怪我してんのか!?場所教えろよ、迎えに行くから


そう言うとね、今度は可愛いらしい女の声でもって











よかったらお迎えに行きましょうか♪


って言った、友達はビックリしてねそのまま電話を切って恐怖でブルブル震えていたそうですよ


っていう事を聞いてね、僕…ずっと稲川さんに話たかったんですよ、これで肩の荷が降りた気がします…


あぁそうだったんだね…って作家に言いましたよ…えぇ


こんな話聞かせてもらいましたよ

雨叉美村
終わり

~お婆ちゃんの思い出~


私は霊というのは決して怖いばかりではないと思ってるんですよ、というのもね私の知人でもって芸能関係の仕事をしているPさん、この方がね


稲川さん僕にはね…亡くなった祖母がいつも見守ってくれてるんですよ


って私におっしゃってくれましてね
どういうことなのかと聞いたらば…ぽつぽつとPさん話してくれましてね


Pさんが幼少の時に忙しい父と母の代わりにPさんの遊び相手はいつもお婆ちゃんだったそうなんだな

このお婆ちゃんというのが父方の祖母でもって、いつもニコニコしていてね、お花の大好きな優しいお婆ちゃんだったそうですよ


Pさんもそんなお婆ちゃんのことが大好きで大好きでね、いつもお婆ちゃんと遊んでた


Pさんが一人立ちしてからも手紙をPさんに送ったりね、していたらしんですよ


そんな大好きなお婆ちゃんが数年前に病気で亡くなりましてね…Pさん大変にこの…悲しんだそうなんだなぁ


そんなある日にねPさん仕事でクタクタになって家に帰ってきた

鍵を開けてね自分の部屋に入ると…フッとお婆ちゃんの好きだった花の匂いがしたそうなんですよね


Pさんね、思わず懐かしいなぁ…お婆ちゃんが好きだった花の匂いだぁ…って小さい時の思い出がね走馬灯のように蘇っていった


きっとお婆ちゃんがね一人暮らしの自分を心配してね、様子を見にきてくれたのかなぁ
って思ったそうなんですよ


そうしてね、Pさんリビングのドアを開けると…
テーブルの上にね、皿が置いてあったってPさん言ってましてね


なんだろうなぁ?と皿を見たらば、まだ作って間もないであろうハンバーグが置かれていた

そのハンバーグというのはね、昔…Pさんが好きでねお婆ちゃんがPさんのためによく作ってくれてたそうなんですよ


Pさん思わずね、懐かしいなぁ…そう言えばよくお婆ちゃんが作ってくれたよなぁ…って思ったそうですよ


そのハンバーグを懐かしく思いながら食べてね、Pさんシャワーを浴びることにしたんだそうですよ



汗を吸ったシャツや下着をぽいっと脱ぎ捨ててねぇ、こうカーっとシャワーを浴びたわけなんだな


お風呂からでてねさっき脱ぎ捨てたシャツやら下着やらを洗濯機にでも入れようか…そう思ったんですがね

ん?はてな?おかしいさっきそこに置いてあったはずのシャツが無い、おかしいなぁ…さっきそこに脱いだと思ったんだけどなぁ


Pさん不思議に思ったんですがね、気にせず着替えることにしたそうなんだなぁ

マジで怖い

雨叉美村から本当の怪談になってきてるぞ……

もしナナさんにレベルのルックスの持ち主に迫られたら
おれなら1も2もなくヤッちゃうねきっと

チラシの裏にでもどうぞ

いくら美人ばかりの村でもみんな同じ顔なんだぜ……
しかも年齢不詳。完全にホラーじゃん

天国だな、俺には

でもスカウトするのに街をうろついてると同じ顔の子と何人もエンカウントするじゃん?

たまに自分の奥さんと隣の奥さんを間違えて姦通したりするんだろ?

クローゼットをギィっと開けた、すると…ん?
見ると不思議なことにPさんの上着やシャツや下着類すべてにねアイロンがかけられた跡があったそうですよ


それを見てねPさん…あぁきっとお婆ちゃんがズボラな自分の代わりにね、やってくれたんだなって思ったそうですよ


Pさんそう思うとね涙が止まらなかったそうですよ…


稲川さん、それからよく…お婆ちゃんが家に来て世話をやいてくれるんですよってPさん仰っててね


さらにPさんこう言ってましてね

この前寝ていたらば隣りでね誰かの息づかいが聞こえたらしんだな、誰かが一緒に添い寝してくれていたって言うんですよ


それでねPさんこう思った…きっとお婆ちゃんが寝つきの悪い自分を寝かしつけてくれているんだろうなぁって


その後も不良に絡まれたら見ず知らずのSPが助けてくれたりね…


買った覚えのない宝くじが偶然自分の上着のポケットに入っていて…しかもそれが偶然当たってたっていうんですよねぇ


きっとお婆ちゃんががね危なっかしい自分を助けてくれているんだなぁ…と思ったわけだ

そんなPさんにね先日荷物が届いたらしんだな
開けてみたらば中身はというと…これがね








認知届だったそうですよ


Pさんが記入する欄以外は隅から隅までびっしり書き込んであって、しかもそれが山のように届きましてね


それでPさんね、あぁきっと…お婆ちゃんがねいつまでもフラフラしてないで身を堅めなさいと言ってくれてるのかなぁって思ったらしいんですよね

ただ稲川さん…これが不思議なんですけどね?
僕まだ童貞なんですよねってPさん言ってましたよ


世の中にはねこういう不思議なことって確かにあるんですよね


こんな良い話聞かせてもらいましたよ


お婆ちゃんの思い出
終わり

Pがチョロすぎる

幸運の女神もやることはちゃんとやってたんだな

イイハナシカナー?

SPに助けてもらう=妖怪・サクライ?
ハンバーグは誰だろう

当選済みの宝くじは茄子殿かな。

寝込み襲われてたのか…?

私、以前ねデレラジにゲスト出演させていただいたことがあるんですよ


その時にパーソナリティーの子達にね、せがまれましていくつか怖い話をしましてねぇ


これはその収録後のお話なんですがね

~~~
~~

卯月「稲川さん!お疲れ様でした!」


凛「…うぅまだ少し寒気が」


美嘉「アタシも思い出しただけで…」


稲川淳二「大丈夫かい?ごめんね、いやぁ久しぶりに可愛いアイドルと共演させてもらってねぇ私も楽しかったよ」

凛「に、にしても…あの話は……うぅダメ!思い出したくない」


卯月「大丈夫ですか?凛ちゃん」


美嘉「卯月は平気なの?」


卯月「えへへ…実は私寝る時に稲川さんの怖い話を聞きながら寝てるんです!なので今日は生で聞けてすごく楽しかったです!」

いる!後ろに確実に何かいる…私は覚悟を決めて…クルッ!振り向いた瞬間にスヤァ……なんとそこにいたのは巨大な眠気だったんですよ…
私そのまんーま意識を失っちゃったわけだ

また明日書きます読んでくれてる方ありがとう

振り向いた先にいる名状しがたき何かを認識した瞬間、精神保護のために瞬間睡眠なのかもしれんな

何やってんだあいつまた夜通し酒でも飲んでたんじゃないのか、あーあーしょうがねえなぁまったくー、なんて、その時は笑って話してたそうですよ乙乙

稲川淳二「嬉しいなぁ~どうもありがとう」


凛「意外な趣味が…」


美嘉「アタシらも怖がってたけどさ…ほらあそこあそこ」



まゆ「…………グスン」


卯月「まゆちゃん?大丈夫ですか?」

凛「まゆ、あまりの怖さに泣き叫んでたもんね…」


稲川淳二「ごめんねぇ佐久間ちゃん…」


美嘉「ほらほら、もう少しでプロデューサーが迎えに来るんだからシャキッとしなよ★」


まゆ「うぅ…………はい」

ガチャ

モバP「みんなお疲れ様!それとはじめまして稲川さん、私○○プロのモバPといいます」

稲川淳二「あぁこれはこれはご丁寧に、どう……………うっ」


突然ね私…気分が悪くなってきちゃいましてね
原因ですか?それが不思議なことにわからないんだな…うん、わからないんですよ


ただひとつ確かなことはこの…気分が悪くなったのはプロデューサーの彼を見た瞬間なんですよねぇ


背筋がゾクゾクゾク…っとしたというのか、冷や汗までかいてきちゃいまして

私ね…忘れてたんですよこのスレの存在を
でもおかしいなぁ…忘れるはずないのにおかしいなぁ嫌だなぁ怖いですよねぇ
きっとこれは…霊の仕業なのかも…しれませんよね……

たぶんきっと

私ね…忘れてたんですよこのスレの存在を
でもおかしいなぁ…忘れるはずないのにおかしいなぁ嫌だなぁ怖いですよねぇ
きっとこれは…霊の仕業なのかも…しれませんよね……

たぶんきっと

私ね…忘れてたんですよこのスレの存在を
でもおかしいなぁ…忘れるはずないのにおかしいなぁ嫌だなぁ怖いですよねぇ
きっとこれは…霊の仕業なのかも…しれませんよね……

たぶんきっと

直ぐにタクシー乗ってねその足でもって病院いきましたよ


診断の結果は特に異常はなかったんですよねぇ
私ね…おかしいなぁなんだか嫌だな怖いなぁ…って


たまたま番組で一緒になったアイドルの天ヶ瀬冬馬くんにねそのことを話したらば


稲川さんそれって霊障じゃないですか?

待ってたよ

…彼ねそういう霊感というのかなぁ…しじょーに(非常に)感じやすいんですよ、それで私を見てね何か思うところがあったんでしょうね…そう言われましてね


そうかなぁ霊障なんだろうかなぁって
私もだんだんだんだん怖くなってきましてね


知り合いの先生にお願いしましてね見てもらいましたよ…そうしたらばその先生がね


稲川さんここ数日の間にPさんという方に御会いになりましたかって言うんでね


私ビックリしましたよ…えぇ勿論言ってないんですよ?Pさんと会ったなんて一言も…それなのにズバリ当てられましてね

はい会いました…って私正直に答えましたよ
そうしましたらその先生がね…神妙な面持ちでもって


稲川さんには今…生き霊が憑いてますそれも半端な数じゃありませんよ?って言うんですよ



この…先生がいうにはねどうやらPさんの持っていた…霊というのが私についてきちゃったらしいんですよ


そうか…彼に会った時の寒気なんかはそれが原因だったんだ!そうなんですよね!ですよね


どんな霊ですか?と私が訪ねたらば先生は申し訳ありませんがそれは…と言ってね口をつぐんじゃった

無理矢理聞くわけにはいきませんからね
そうですかでしたら…って聞くのをやめましたよ


その後きちんとお祓いを受けましてね
今ではおかげさまでこのように元気に話せるんですが


Pさんに憑いていた霊というのはいったいなんだったんでしょう?まぁ今となってはねPさんと会う機会も無いですし


また会って憑かれたら…と考えるとね
怖いですよねぇ?


余談なんですがね?私この前散歩してたんですよ…趣味なんだな私の、歩くのが好きでね

ふと見るとね346プロの社屋があって隣にね何か建ってるんですよ


なんだろなーっと思いましてね、近くで商店を営んでいるご婦人に訪ねたらばあれはアイドル達の女子寮だっていうんですよねぇ


すごく大きいんですよ、立派なね建物で…
だけども…どこか哀愁を感じてね…言葉に表すのが難しいんですが


意思を感じるというのか…そんな建物でしたよ


怪談とは少し違うんですがね…この不思議な話というのでお話させていただきました


おわり

あと2つ程お話させていただきまして
この回は終幕とさせていただきましょうかね…
ちなみに余談なんですがね?私は淳ちゃんのお話の中でビバークのお話がとてもタマヒュンでしたねぇ…

意思を感じる建物ってフェイf

ffdy?(適当)

kwsm??(理解)



ホラー苦手だっただけど楽しく読めた


完結したらちゃんとお祓いに行きなよ?

登山中に滑落宙吊りになった人が生前撮った写真に……ってやつ?
おつおつ

~電話の怪~


とあるアイドル事務所にお邪魔した時の話なんですけどね、私の周りにアイドルの皆さんがたくさん集まってきて


稲川さん、怖い話してよ、怖い話してよ、って言うんですよ。


せがまれて、いくつか話をしましたよ。 そうしましたら、その中にいたアイドルのプロデューサーさんが


稲川さん、僕も怖い体験しているんですよ。  でもこの話は、聴いた人も同じ体験をしちゃうんですと言うんで

へぇ、それは面白いねと言って、話を聴かせてもらったんです。


この方仮にPさんとしましょうか


その話はというと
始まりはある日に彼の携帯電話に妙な電話がかかってきたらしいんだな


トゥルルルル
トゥルルルル

電話がなった
今はもう誰から掛かってきたのか直ぐにわかりますよねディスプレイに表示されますから


彼がディスプレイ見るとね知らない番号だったそうなんだな
でも仕事の電話かもしれませんからね


でない訳にはいきませんからね
Pさんでたそうなんですよ


はいもしもし?どなたですか?って
そうしたら電話口でもって綺麗な女性の声でね

電話にでんわ…ふふっ
ガチャ…ツーツー


そう言って電話切れちゃった


なんだ?今の電話は…変な電話だなぁ
間違い電話か?そう思ったそうなんですがその日はね特に気にしなかったそうですよ


翌日…彼が仕事から帰ってきて、シャワーをかーっと浴びてた時にふいに

トゥルルルル
トゥルルルル


携帯電話がなった
おいおい勘弁してくれよ…風呂に入ってんのに


そう思いながらもね、しぶしぶ電話にでたそうですよ


はいもしもし
と…ふいにPさん嫌な予感がしたそうなんですが時すでに遅く

電話口でもってまた昨日の女の声で
オフロードのお風呂、どう?…ふふふ
ガチャ…ツーツー


まただ…また昨日の女だ
しかも昨日と違う番号でかけてきたぞ…


しかも…いやまさか…でもそうとしか…
Pさんの脳裏にある事が浮かんだ


こちらが風呂に入ってるときに
あんなギャグを言ってくるなんて…もしやこの変な電話の主は俺の事を監視してるんじゃないか?


途端にウゥッーと全身に寒気が走った

ぶれねえな
この25歳

翌日になってPさん友人に相談したんですね
実はこれこれこういう事があって…そうしましたら友達はケラケラ笑いましてね


お前それは自意識過剰だよ、時々変な奴がいてな?お前みたいなやつのリアクションが面白いもんだからからかって電話かけてきてるんだよ


そうなのかなー?でも気味が悪いから俺携帯の番号変えるよ


そうしてPさん携帯の番号を変えちゃったんですよね、まぁ仕事もありますしねぇ大変ですから


それからねその…変な電話が一切かかってこなくなったそうですよ

Pさん安心しましてね
はぁ…よかった…これでもってまた安心して電話に出れる


しばらくはまた前のように平和にね暮らしていたそうですよ


Pさんが番号変えてしばらくたったある日


その日はPさん会社に泊まり込みでもって仕事を片付けてたそうですよ


トゥルルルル
トゥルルルル

携帯電話がなった


ん?誰からだろなー?ってPさん確認したらば
どうやらPさんのお家の固定電話かららしいんだな


Pさん一人暮らしなんですよ?
なのに今誰もいないはずの自分の部屋から電話がかかってきてるそんなバカな話はない



喉がからから渇く…はぁはぁはぁはぁ
全身からイヤーな汗が吹き出す
震える手を抑えてね…Pさん電話出たそうなんだな



ガチャ…ヒョイッ
はいもしもし……もしもし?
Pさん呼び掛けるんですが返事がない

Pさん怖くなって電話切ろうとしたんです
とその時電話口で


ふふっ


女の笑い声がした…しかもどこかで聞き覚えのあるような綺麗な女の声……あっ!そうだこの声は…そうなんですよ!あの時の女の声だったんですよ!


Pさんもうパニックなんだ
そうしましたらその声の主がね……







Pさんのお部屋ぴかぴかにしておきましょうか?……うーんいまいち
ガチャ…ツーツー


って言って切れちゃったそうなんですよね…



これ私はまだ体験してないんですがね
皆さんこの話し聞いちゃいましたよね?


もしかしたらあなたの電話にもかかってくるかもしれませんよね
こんな話聞かせてもらいましたよ


~電話の怪~
おわり

家にまつわる怖い話って多いですよね
何故かって考えるとね


やっぱり家っていうのはその~…以前住んでいた人の思いだったりね念というのかなぁ
そういうのが染み付いてますからね


だから多いのかもしれないですよね
たぶんね

今からするお話も家にまつわる話なんですが…

~あんたら一体何人いるんだい?~




地方の会社勤めのAさんという男性、この方がね体験した話なんですが…


ある日にAさん都内の方に数日仕事でもって出掛けることになっちゃったそうなんですよ


せっかくの機会なんでね都内にいる友人のPさんと連絡取り合いまして
しばらくぶりに会って飲もうや、話そうやって話になりましてね


Aさん楽しみにしていたらしいんですよ


それでその当日がやってきた
Aさん仕事手早く済ませましてね、Pさんとの待ち合わせの場所に着いた

しかしなかなかPさんが現れない
おかしいなぁ…って思ってましたらAさんの携帯電話がなった


トゥルルルル
トゥルルルル


番号見るとねそのPさんからだそうですよ
ガチャ…ヒョイッ
Aさん電話にでた


おいPか?お前何やってんだよさっきから待ってるけどなお前が全然来ないもんだからなぁ俺もうホテル帰ろうと思ってたよ

いやぁ悪い悪い仕事が長引いてなぁそれにもう少しかかりそうなんだ…それでもしよかったら俺の家でもって飲まないか?今から場所教えるからさ鍵なら多分空いてると思うから


Aさんそう言われましてね
まぁこのままホテルに帰ってもね何もすることないですから、しぶしぶPさんの提案に乗ることにしたそうなんだなぁ


Pさんから教えてもらった住所に行くとね
そこはなかなか綺麗なマンションだったそうですよ今風の造りでね


なんだあいつ結構いいとこ住んでんじゃねーか
よし帰ってきたらPのやつからかってやろう

そう思ってAさんマンションの中入ってった
エレベーター乗ってね廊下をひったひったと歩いてPさんの部屋の前まで来た


ドアのノブをガキッと回してンギィィィィ…開いたんですよね


なんだよ本当に開いたよ…あいつ不用心だなぁ
そう思いながらねPさんの部屋に足を踏み入れたそうなんだな

kitai

入ってPさんの部屋見回すとね
結構大きい部屋なんですがね、なんというのかガラーンとしてる


殺風景とまではいかないんですが
生活感がないというのか…まず物が無いっていうんですよね


一人暮らしならばインテリアやらね、自分の趣味の物やら置きますよね
そうじゃ無くて必要最低限の物しかないらしいんですよ


なんだアイツ…随分寂しい部屋に住んでるなぁって思ったらしいんですが
まぁ気にせず近くのソファーによっこらせのせっ…と腰かけた


しばらくAさんボーっとしてるとね
ふいに

トゥルルルルトゥルルルル
トゥルルルルトゥルルルル


携帯電話がなった
見るとねPさんからだった


ガチャ…ヒョイッ
もしもし?おいお前いつ帰ってくるんだよー…
もう待ちくたびれたよ
そうAさんが言うとPさんは申し訳なさそうに


すまないけども…どうやら今夜は帰れそうにないんだ…っていうんですよ


えぇ?なにお前帰って来ないの?じゃあお前俺どうすんだよ?えぇ…なんだよ楽しみにしてたのにさぁ…じゃあもうこれからホテルに帰るのもなんだし今日はお前の家でもって泊めてくれや

いや!お前それはマズイよ……今日は帰ったほうがいいぞ?


なんだよ見られちゃマズイ物でもあるのか?
大丈夫だよ心配すんなよ~もう子供じゃないんだからさ、からかったりしないよそんなもん


そう何度かの問答があってねPさんも渋々といって様子でその提案を受け入れたそうですよ


じゃあな!大丈夫だよ心配すんなよ、な?俺もう眠たくなってきたからさシャワー借りてお前のベッドでもって寝ることにするよ


そう言ってAさん電話を切ろうとしたらPさんがね

お前夜中な…絶対に目を覚ますなよ?絶対だぞ


ん?なんでだよ…


嫌なんでもだよ!それだけ約束してくれ


あぁわかったよ…お前の言うようにするよ


そう言って電話切っちゃった

Pさんと話終わって時計を見ると夜の19時だった
なんだ…まだそんな時間か…よわったなぁ


そう思ったらしいんですが…することも無いですからね


シャワーでも浴びてね、さっぱりしてそいでもって今日は寝るとしようか


そうしてAさんシャワーを借りることにしたそうなんですよ


浴室に入ってシャワーを浴びてるとねAさん妙なことに気づいた

それはね排水溝にPさんのものとは思われない女の髪の毛が詰まってたそうですよ


なんだ?これ
アイツ彼女でもいたのかなぁ?ってそう考えましてね


まぁ特に気にしなかった


シャワーを浴び終わってぼんやりしてると
もう結構いい時間になってきた


さぁてそろそろ寝るか
そう思ってAさん寝室の方に行ってベッドにごろーんと横になった


しばらくぼんやりしてたんですが
だんだん意識が遠くなってそのまんま寝ちゃった

どれくらいの時間がたったか…ふいに


ガキッ…ンギィィィィィィ
と玄関のドアが開く音がした


その音でもってAさん目を覚ましちゃった


ん?なんだぁ………Pか?
なんだアイツ…帰って来れないって言ってたけど帰ってきたんだなぁ


そう思ってたんですがどうやら様子がおかしい
気配が多いっていうんですよ

足音がねドタドタドタドタ聞こえる
どうやら何か探してるらしい…
おいおい…なんだよ…よせよおい…もしかして泥棒か?嫌だなぁ…何だよ誰だよ


そう思ったんですが怖くて身体が動かなかったそうですよ


しばらくするとその足音の主達がこちらに向かってくるようなんですよね


Aさん怖くなってね寝たふりをしたらしいんですよ

こう目をつむってね…どきどきしながら


そうしてたら寝室のドアが
ガキッ…ィィィィと開いた


とその音とともに何者かが入ってきた…

くぅ憑か
今日はここまでにしておきましょうか
というのもあまりこういう話しちゃうとね呼んでしまいますよね……ありますよねそういうのって実際ね

百物語的なアレか

乙乙

ほしゅ

続きが気になる

1が来ない・・・まさかな

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