アニ「私とダウンタウンの24時間」 (108)
・ギャグ、キャラ崩壊、下ネタ有り
・多少のネタバレ有り
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428636916
・街
アニ (暇すぎて街へ買い物にきたけど)
アニ (めぼしい店を知らない)
アニ (というか)
アニ (買いたい物がない)
アニ (…)
アニ (腹立ってきた)
アニ (絶対なんか買ってやる)
アニ (ん?あの店…)
『乳首』
アニ (……)
・店内
アニ (けっこう広い)
アニ (…のに店員は1人だけ)
店員「ーー俺は彼女の逆三角の密林を」
アニ (へぇ、色んなものが売ってるんだね)
アニ (ドンキみたいな感じかな)
アニ (これは…電…マ?…何に使うんだろ…?)
アニ (…よくわからないし、やめておこう)
店員「部屋は淫靡な牝の鳴き声と二つの肉」
アニ (服もあるんだ)
アニ (どうしよう、欲しいといえば欲しいけど)
アニ (…今はいいか)
アニ (ほかになにか…)
アニ (ん?)
アニ (なにこれ)
『ガキの使いやあらへんで!抱腹絶倒!珠玉のトーク集!(DVDプレイヤー付き)』
アニ (…)
アニ (…)
アニ (この坊主とブッサイク二人組はなんなの)
アニ (ちゃんとした人間なの)
アニ (…)
アニ (ていうかなんなの)
アニ (『ガキの使いやあらへんで!』ってなんなの)
アニ (なんで関西弁なの)
アニ (なにちょっとキレてんの)
アニ (…)
アニ (腹立ってきた)
アニ (これ買お)
アニ「すいません」
店員「俺の肉棒はm…はい?」
アニ「これください」
店員「かしこまりましたー」
店員「じゃあ一応説明だけしときますねー。こちらセットになってますんで、必ずプレイヤーも買っていただきます。それと多少の……あっ」
アニ「?」
店員「……………そりゃ気になりますよね、すいません……」
アニ「なにが?」
店員「俺の肉棒はもう」
アニ「気になってねえから早くレジしろよハゲ」
・街
アニ (けっこう重いなこれ)
アニ (ここから家まで遠いし)
アニ (はぁ)
アニ (…買わなきゃよかったk)
店員「俺の肉棒はもう発射寸」
アニ「なんでついてきてんだよ刺すぞハゲ」
店員「待ってください、先ほど店内でこれを落とされたようだったんで、届けにきたんです」
アニ「いや…別に何も…」
っ『肉棒:下巻』
アニ「私が賭けたのはここからだから」ガリッ
・アニの部屋、夜
アニ (決めた、あの店二度と行かない)
アニ (でもこれ買っちゃった)
アニ (どうしよう、勿体ないし)
アニ (一応みてみるか)
TV<ブッサイクな顔しやがって分かんのかい!
TV<松井ィィィイイイイ!!!!
TV<お前松井て言いたいだけやないか!
TV<メランコリックショップ行ったら売ってると思いますよ
TV<だからそういうこと言うからややこしいんやて!最初から言うたらええやんけそんなショップがある言うてよ!せやろがい!!
アニ「…」
アニ「…」
アニ「…」
アニ「…」
アニ「…オ」
アニ「オモロロン」
アニ (あぶなかった)
アニ (笑いすぎて口から何か出そうだった)
アニ (……ダウンタウンか)
アニ (すごい…すっごい面白い)
アニ (…)
アニ (…)
アニ (一回でいいから)
アニ (目の前に出てきてくれないかなあ)
アニ (…)
アニ (…ま、そんな簡単に現れるわけないか)
松本「邪魔すんでー」ガチャッ
浜田「さっぶ…なんでクーラーいれてへんねん…」
アニ「普通にびっくりした」
アニ (お父さん)
アニ (私です)
アニ (アニです)
アニ (アニ・レオンハートです)
アニ (今あなたの脳内へ直sいやお父さんアニですディアゴスティーニじゃないです)
アニ (創刊号は799円じゃないです)
アニ (それより助けてください)
アニ (あなたの愛する娘の部屋に)
アニ (お笑い極道ダウンタウンがやってきました)
アニ (ピンチです)
アニ (アニちゃん大ピンチです)
浜田「お前がアニやんな?」
アニ「…そうだけど」
松本「絶対この子やわ、金髪やし目青いし背低いし」
浜田「けっこう子どもちゃうん?自分いくつ?」
アニ「…16」
浜田「ほれみてみぃ、まだ高1やないか」
松本「高1のくせにええ部屋もうてんな、めちゃめちゃお洒落やん」
浜田「ほんまや、俺らの時とは大違いやな」
松本「お洒落っちゅうか、洒落ならんぐらい貧乏やったからな」
浜田「そうね、治安も悪かったし」
松本「そうそう!なんでさ、あんな尼て治安悪かったん?」
浜田「工業地帯やしちゃう?」
松本「密入国者だらけやったね」
浜田「お前怒られるぞw」スパァァン!!
松本「浜田さんも彼らと出身は同じでしょ」
浜田「ちゃうわアホw」
松本「東ティモールでしょ?」
浜田「ええ加減にしとけよお前ほんまww」
アニ「…ねえ」
浜田「ん?」
松本「おうごめんごめん、俺らの仕事忘れてたわ」
アニ「仕事?」
松本「あれ、DVDに書いてへん?」
アニ「?」パッ
『1名様限定でダウンタウン本人がご自宅へ向かい、24時間、あなたに笑いをお届けします』
『当社は本人によるセクハラ、怪我、器物破損、大気汚染などのあらゆる責任を負いません。"吉本クリエイティブエージェンシー"』
アニ「えぇ…(困惑)」
松本「書いてるやん」
浜田「そういうことやでアニ、大丈夫か?」
アニ「いや…どうなんだろ…分かんない…」
浜田「アニは普段通りの生活してたらええし、別に気負うことないで」
松本「うんうん」
アニ「そうだけど…笑いを届けるって…」
アニ「!」
アニ「ねえ」
浜田「なんや?」
アニ「…ここでトークやってって言えば、やってくれるの?」
浜田「え?なに?俺らが?」
松本「ここでトークせえって?」
アニ「うん」
松本「最近トークやってないし、もしかしたら久しぶりに見れるかも、ていう期待もあんねや?」
浜田「わざわざDVD買ってくれたしなぁ」
アニ「うん!」
DT「せえへんせえへん」
アニ「えぇ…(困惑)」
浜田「まだハガキは来てるけど、もうトークしてないもん」
アニ「じゃあ何してくれるの」
松本「んー、それはやってみてやな」
アニ「は?」
松本「笑いになるチャンスがどこで出てくるか、やってみな分からへんやん」
浜田「俺もちょっとぐらいやったらボケれるけど、基本このハゲが担当やし」
アニ「…よくわからないんだけど」
浜田「なんせこいつどっかでボケよるわ!そこに俺がツッコミいれたら、大概笑えるて!」
アニ「そう、かな」
松本「なんや、不満か」
アニ「そうじゃないけど、1つ不安があってさ」
浜田「ん?」
アニ「24時間いるんでしょ?」
DT「うん」
アニ「いま夜9時」
DT「うん」
アニ「明日の夜9時までずっとそばにいるの?」
DT「うん」
アニ「そばにいすぎじゃない?」
DT「そういう仕事やししゃーない」
アニ「あっはい」
ーーこうして、私とダウンタウンの24時間は始まったーー
・翌朝
アニ「zzz」
松本「zzz」
浜田「………zzz」
アニ「…zzz……」
アニ「…ん…?」
アニ「…んっ…んぅー………よく寝「んっ」ブッ
アニ「……」
アニ「……まあ寝てるからいいk「んっ」ブッ
アニ「まだ喋ってんだろうが!!!無意識だし許してやろうかなと思った矢先これだよ!!!」
アニ「てかこれあんたの仕事だろ!!ボケは寝てるしツッコミは屁こくし笑わせてもらうはずの私がツッコんでるし!!!三者三様が過ぎるよ!!!!」
アニ「いやそして臭っ!!!すぐ臭い!!すごく臭い!!!!!なんの説明もいらない!!!!シンプルに臭い!!!!!!」
アニ「……返してよ」
アニ「私の部屋を返してよ!!!!」
アニ「…はぁ…はぁ……」
アニ「……」
アニ「…朝ごはん食べよ…」
・リビング
アニ「…」モムモム
<ガラッ
浜田「ケツ痛ったぁ…おうアニ、おはよう」
アニ「おはよ…」
浜田「親父さんは?」
アニ「もう仕事行ったよ…」
浜田「そうか…どした、えらい元気ないやん」
アニ「朝苦手……臭いし…最悪…」
浜田「そら災難やったな」
アニ「…謝ってよ」
浜田「えっ?何をや?」
アニ「私の部屋で寝っ屁かました件について」
浜田「…」
アニ「…」
浜田「www」
アニ「爆笑だもんなぁ…」
浜田「ええやないか屁ぇぐらい!言うほど臭なかったやろ?」
アニ「鼻が無条件降伏した」
浜田「wwwww」
アニ「増して爆笑だもんなぁ…」
<ガラッ
松本「なあ浜田」
浜田「おん?」
松本「お前俺寝てるとき屁こいたやろ」
浜田「おん」
松本「臭すぎてアニの布団カバーの柄変わってたで」
アニ「オカルトじゃねえか」
浜田「ンハハwww」
アニ「重ねて謝れよ」
松本「ちなみにやけど」
アニ「?」
松本「浜田が屁こいたあと20分ぐらいはその部屋入らん方がええで」
アニ「バルサンじゃん」
浜田「それはないわ」
松本「ないない」
アニ「いや知ってるけどさ」
松本「絶対ないて」
松本「なあ浜田」
浜田(煙が出るタイプ)「うん」
アニ「バルサンじゃん」
浜田「ところでどうすんの」
松本「ほんまほんま、どうすんの」
アニ「なにが?」
浜田「今日一日ずっと家におんの?」
アニ「いや、これから学校だけど」
浜田「…遠いん?」
アニ「普通に歩いて20分ちょっとかな」
松本「車回してこれんかったんか」
アニ「回せるわけないでしょ」
浜田「はぁぁ…だる…」
松本「俺だけ留守番しといていい?」
アニ「別にいいけどさ…何すんの?暇だよ?」
松本「AV借りてくるし気にせんといて」
アニ「気にするに決まってんだろ馬鹿かお前」
・通学路
アニ (…)
アニ (…それにしても)
松本「なんかこの感じおもろいな」
浜田「カメラ回ってへんのに何してんねん俺ら」
松本「綺麗な外人の女子高生と島国のおっさん2人てロケにしてもおかしいやろ、意味わからへんやん」
浜田「普通はオンエアでけへんよこの画」
松本「◯交丸出しやもん」
浜田「ンハハwww」
アニ (…仲良いんだね)
アニ (…ちょっと意外かも)
「おーいアニー!」
アニ「!」
エレン「よう!朝から暗いな!」
アニ「うるさいね…朝は苦手なんだよ…」
エレン「そんなもん克服すりゃいいだろ」
アニ「無理」
エレン「いつも冷たいなお前…」
エレン「そんな消極的だから身長も伸びな…ん?後ろの2人は誰だ?」
松本「どうも」
浜田「おう」
エレン「なんだ?アニの友達か?」
松本「まあそんなとこやな」
浜田「自分、アニのクラスメイトか?」
エレン「ああ!俺はエレン!よろしくな!」
浜田「………おう、よろしく。浜田や。こっちは松本」
松本「……」
エレン「…えっと………」
エレン (…なんか怖えよこの2人)
エレン (なんで片方スーツなんだよ…)
エレン (ほんとにこれがアニの友達なのか…?)
エレン (……こんな強面のおっさんと…女子高生が……友達になるわけ……)
エレン (…………)
エレン「あっ(察し)」
エレン「金と性欲でつながるのは友達とは言わねえんだぞアニッ!!!」
アニ「は?」
松本「やっぱそう見えるよな」
アニ「は!?」
・学校正門前
エレン「なんだそういうことか…ビビったじゃねえかよ…」
アニ「どういう勘違いしてたの」
松本「教えたろか?」
浜田「しまいにパクられるぞお前」
アニ「?」
・教室 (1-B)
<ガラッ
松本「けっこう広いな」
浜田「ほんまやな」
生徒「えっ!!?」
エレン「あれ、もうミカサ来てたんだな」
アニ「そうみたいだね」
ミカサ「エレン、アニおはよう」
エレン「おう」
アニ「おはよう」
ミカサ「どうして2人一緒だったの?」
エレン「途中で会ったんだよ。家近いって話したろ?」
ミカサ「羨ましい…私も一緒に登校したい…」
アニ「…ミカサだけ自転車登校だもんね」
エレン「なんか…ごめん…」
ミカサ「……うん」
エレン「しっかし、こうも寒いと気が滅入るというかなんというか」
エレン「なんか温かくなるものねえかな…」
アニ「我慢しな」
ミカサ「!」
ミカサ「アニ、エレン、一つだけ温かくなるものがある」
エレン「それは本当か!?」
ミカサ「…はいっ」
アニ「ん?」
エレン「……腕広げてなにしてんだ?」
ミカサ「私は体温が高い…ので、私が」
ミカサ「2人を抱けば良いと思う」
エレン「やだこの子天然記念ドスケベ…///」
アニ「淫乱カブトガニ…///」
ミカサ「ほら、2人ともはやく」ダキッ
エレン「おいやめろ!教室で抱き合うとか恥ずかしいだろっ!」
アニ (……あったかい…)ダキッ
浜田「なに抱き合っとんねんお前ら」
松本「最終回か?」
エレン「浜ちゃん松ちゃん!早くミカサをはがしてくれ!」
DT「嫌」
エレン「おい!」
ベルトルト (どうしてダウンタウンがこの学校にいるんだ…!?)
コニー (何であんなに親しげなんだ…!?)
サシャ(どうしてこんなにヤマザキ北海道チーズ蒸しケーキは美味しいんだ…!?)
松本「…」
松本「…わかった」
アニ「え?」
松本「そんだけ寒いんやったらな、あったかくしたるわ」
エレン「どうやってだよ?」
松本「そら一つしかないやろ」
松本「笑わせたる」
アニ「!」
松本「ちょっと放送室借りるで」
浜田「……なるほどな」
エレン「いやいや!何すんだよ!先生に怒られちゃうだろ!」
アニ「待ちなエレン」
エレン「え?」
ミカサ「アニ…?」
アニ「…」
アニ (…これは)
アニ (もしかして…)
・放送室
浜田「ハガキ持ってきてて良かったな」
松本「…なんで俺がこんなボランティアせなあかんねん」
浜田「お前が急に言い出したんやないか」
松本「あー…変に緊張してきた…」
浜田「スイッチいれるで」
松本「おう」
ピッ
松本『………』
浜田『………』
松本『……松ちゃんです』
浜田『………あっ、浜ちゃんです』
松本『2人揃って』
DT『ダウンタウンです』
松本『……てことで、今日1日だけ』
『トーク復活します』
エレン「おいおい2人共大丈夫かよ!リヴァイ先生にバレたらやばいぞ!」
アニ「大丈夫。最後はあいつも、笑って許してくれるよ」
エレン「あの人が笑うわけねえだろ!?」
ミカサ「ねえエレン、さっきから気になっていたんだけど…」
エレン「なんだよ?」
ミカサ「どうしてこの学校にダウンタウンが来ているの?」
エレン「お前も友達(性的)だったのか!?」
ミカサ「友達というか…ダウンタウンぐらいみんな知ってるでしょ?」
エレン「えっ」
アニ「私もあんたも知らなかっただけであの2人、かなりの有名人だよ」
エレン「……そうなのか…」
浜田『P.N.「女神」』
浜田『「お笑い天花粉、松本さんに質問です。」』
松本『いぼ痔ですけどね』
浜田『「アントニオ猪木がコブラツイストをためらってしまうシチュエーションを最低5つ教えてください。」』
松本『はぁなるほど…あのー……まず最初いいですか?』
浜田『どうぞ』
松本『…すっごいハガキですよねこれ』
浜田『まあね』
浜田『でも女神さんが送ってきてくれましたから』
松本『あー…女神さんですか、ペンネーム女神…』
浜田『聞いてるかもしれないですよこの放送』
松本『そうですね』
エレン「女神…?どこの誰だろうな」
アニ「…さあ」
エレン「いいなー有名人にハガキ読まれてさー」
ミカサ「…うん」
エレン「でも…女神…うーん……なんか引っかかるな…」
アニ (クリスタ…)
ミカサ (クリスタ…)
・隣の教室 (1-A)
クリスタ「ユミルぅ!!これ私!私が送ったやつだよぉ!!」
ユミル「良かったな」
ユミル (クリスタがアントニオ猪木知ってんのか…)
ライナー (クリスタがガキ使にハガキ送ったのか…)
アルミン (僕のハガキも読まれないかな…)
浜田『はよ教えたってよシチュエーション5つ!』
松本『…ええいいですよ、5つね……』
松本『じゃあもうぱっぱぱっぱいきますよ、いいですか』
浜田『それはもう是非お願いします』
松本『まず1つは』
松本『確定申告してる時です』
浜田『……そらね、そこは真面目にせんと』
松本『書類がビッシャーなりますからねそれは』
松本『2つ目は』
松本『確定申告し忘れた時です』
浜田『…3つ目は?』
松本『だいぶ前の確定申告で』
浜田『ちょっと待って』
松本『なんですか』
浜田『猪木は確定申告が絡んだらコブラツイストできなくなるの?』
松本『ンフフッw 基本はですよ?基本やっぱり確定申告するとなるとちょっと猪木も「おおぅ…」てなるみたいですね』
浜田『…なるほどね』
松本『それはもう新日サイドも重々分かってると思いますよ』
浜田『新日関係ないやろ』
・職員室
ペトラ「…リヴァイ先生」
リヴァイ(教頭)「なんだ」
ペトラ「あの…朝のHR…始めないと…」
リヴァイ「おいペトラ」
ペトラ「は、はいっ!」
リヴァイ「セシール」
ペトラ「ふぇっ?」
エルヴィン(校長)「イオンソソナモンセソナモン」
ペトラ「ふぇっ!?」
ハンジ「カットー!!」
ペトラ「ふぇぇ!!!?(号泣)」
ハンネス「世代という壁は厚かった」
浜田『4つめは?』
松本『はい?』
浜田『4つめは?』
松本『ああはい、4つめ……4つめはね!ちょっと僕は意外でしたね』
浜田『ほうほう、それはどんな時なん』
松本『意外というか……まあ意外でしたね』
浜田『どんな時なん』
松本『………いや別にそんな意外でもn』
浜田『もうええねんはよ言えや4つめ!!お前が意外やったとかはどうでもええねん!!』スパァァン!!
松本『コブラツイストかけようとした相手がワンボックスに轢かれた時です』
浜田『えっ!?』
松本『コブラツイストかけようとした相手がワンボックスに轢かれた時です』
浜田『……いや松本さんそれは……猪木じゃなくて誰でもためらうでしょ』
松本『ワンボックス限定ですからね?』
浜田『形は関係あれへんやろ!どんな車に轢かれても事故は事故やんか!そらいくら自分の相手でも助けたらな!』
松本『2シーターなら全然いきますよ?』
浜田『なんでやねん!!死ぬがなそんなことしたら!』
アニ「…全然先生来ないんだけど」
コニー「ほとんどの先生が職員室こもって、この放送聞いてるらしいぜ」
アニ「公務員としてどうなのそれ」
エレン「謹慎待ったなしだな」
ミカサ「呼びに行かなくてもいいの?」
エレン「別にいいんじゃねーの」
サシャ「きっとそのうち来ますよ!」
<イオンソソナモンセソナモン
ベルトルト「…大丈夫なのかな」
コニー「気にすんなって!」
ミカサ「1時間目が終わってしまう…」
アニ「エルヴィンだろ今の」
エレン「うちの校長だろ今の」
浜田『さあラスト1つです松本さん』
松本『やっとですか』
浜田『ええ』
松本『最後はね、ちょっと期待外れみたいに…なんや松本手ぇぬいたなって思われると申し訳ないんですが…』
浜田『あ、じゃあ最後は前4つにくらべるとインパクトは少ない?』
松本『そうですね、普通の人なら全然コブラツイストいけそうな場面なんですけどね』
浜田『いや…まあ普通の人はそんな何回もコブラツイストしないでしょうけど…』
浜田『じゃあ5つ目、お願いします』
松本『5つ目はね』
松本『確定申告してた相手がいきなりワンボックスに轢かれた時です』
浜田『ちょ待てやおい!!』
松本『なに、全然おかしないでしょ』
浜田『おかしないでしょちゃうやろハゲコラ!!どこで確定申告しとんねん!!』
松本『いやいやいや!外から突っ込んできて、ようニュースにもなってるじゃないすか!どっかのババアがアクセルとブレーキ踏み間違えたとか言うて!あのパターンですよ!』
浜田『ワンボックス以外が突っ込んできたらどうすんねん!?結局技かけるんか!!』
松本『この場合はかけないです』
浜田『なんでやねん!!』
・約30分のトーク終了後、放送室
松本「あーしんど!」
浜田「ジングルかけたろかな」
松本「それこそほんまに怒られるわww」
浜田「ンハハハwww」
浜田「…でも誰も怒りに来んかったな」
松本「もう9時すぎてるし、普通に授業やってんちゃう?」
浜田「放送聞こえてないんか?」
松本「音量切ってんねやろたぶん」
浜田「ふーん…」
・放送室前廊下
松本「…」
浜田「…」
リヴァイ「…」
ペトラ (…あれだけはしゃいでたんだから、今更「説教しにきたぞ俺」みたいな空気作らなくても…)
松本 (これやばいんちゃう?あれ先生やろ絶対)ヒソヒソ
浜田 (やばいけどここは素直に謝っとかなあかんやろ…逃げても意味ないし)ヒソヒソ
松本 (この歳になって怒られんの俺嫌やで)ヒソヒソ
浜田 (しゃーないやんけ!俺らが勝手にし出したことやろ!)ヒソヒソ
松本 (怒られんために俺頑張ってきたんやけどなあ…)ヒソヒソ
リヴァイ「おい」
リヴァイ「俺はリヴァイ、この学校の教師をしている」
リヴァイ「まず1つ聞くが…お前らがダウンタウンか?」
浜田「…そうです」
リヴァイ「…本人で間違いないな?」
松本「…間違いありません」
リヴァイ「学校側が所有する放送室を無断で使用した挙句、我々の授業を甚だしく妨害した…これも間違いないな?」
浜田「………間違いございません」
リヴァイ「そうか」
松本「…」
浜田「…」
リヴァイ「ほらよ」クルッ
浜田「?」
松本「背中掻いてほしいんですか?」
リヴァイ「チッ…見れば分かるだろ」
浜田「…」
松本「…おい浜田」
浜田「なんでしょうか?背中突き出されても意味が分からないんですが」
リヴァイ「あ?この無地のワイシャツを見ても分からねえと言うのか?」
浜田「はい」
松本「……ドバイさんあの」
リヴァイ「全く」
リヴァイ「クソ使えねえ奴らだな…」
浜田「!!」ブチッ
松本「おい浜田やめとけて!」
ペトラ「ちょっといいですかっ!!」
3人「!」
ペトラ「あ、あの、ダウンタウン、さん」
浜田「なんや」
ペトラ「…たたたたたぶんなんですけどっ…リヴァイ先、生は…」
浜田「おう」
ペトラ「ワイシャツに…サインが欲しいだけだと、思います……」
DT「…は?」
リヴァイ「そういうことだ」
リヴァイ「このワイシャツにサインすれば全て不問にしてやる」
リヴァイ「…特別に、俺の権限でな」
浜田「…そうですか…」
松本 (洗ったら落ちるやん)
リヴァイ「俺の気が変わらないうちに早くしろ」
浜田「…」キュッキュッ
松本「…」キュッキュッ
松本「これでいいすか?」
リヴァイ「待て」
浜田「ん?」
リヴァイ「1つだけ伝えておきたい事がある」
DT「?」
リヴァイ「…乗っ取らない程度なら、授業に参加させてやってもいい」
ペトラ「えっ!?」
浜田「ああ…はい」
松本「どうも」
リヴァイ「じゃあな」
ペトラ「いやいやリヴァイ先生!?いくらあなたが大ファンだからって、そんな事しちゃってもいいんですか!?」
リヴァイ「うるせえな…別にいいだろ」
ペトラ「えー…」
・教室 (1-B)
浜田「ってあのチビが言うてた」
松本「絶対あれ洗ったらサイン落ちるでww」
エレン「すげえな2人共!これで一緒に授業受けられるな!」
アニ「もう1時間目終わったけどね」
ミカサ「2時間目は何?」
ベルトルト「体育じゃなかったっけ」
エレン「まじかよ!早く着替えねえと!」
松本「俺らは着替えんでもええん?」
ミカサ「着替え持ってるの?」
DT「持ってへん」
アニ「松ちゃんスーツだけど…」
浜田「こいつラジオの企画で登山や言うてんのにスーツに革靴で来た(実話)ぐらいやから大丈夫」
松本「岩肌からの反発が尋常じゃなかったからね」
アニ「ンフッ」
・グラウンド
ハンジ「ちゃんとみんな集まってる?今日はサッカーをやってもらうけど、くれぐれも怪我のないようにねー!」
全員(DT除く)「はーい」
松本「やっぱ中がええわ…寒いしめっちゃ乾燥してるし…」
浜田「…あっ!くそ!ムカつくわぁ!」
アニ「どうしたの」
浜田「横で座っとこ思たら、お前ん家に座布団置きっぱなしや…」
アニ「…あぁなるほど、ご愁傷様」
エレン「なんで座るだけで座布団がいるんだよ?」
アニ「浜ちゃんは痔瘻なんだよ」
ミカサ「じろう?」
浜田「…そら知らんわな。あのな、大腸に穴あいてな、そっから大腸菌はいるやろ。ほいたらその大腸菌がパーっと伝っていってアナr」
松本「浜田!高校生の前でそんな言葉使うな!みんな見とんねん!」
浜田「じゃあなんて言うたらええねん」
松本「………」
松本「………」
松本「………」
松本「………アナ◯以外考えられへんわ…」
浜田「アホちゃうかお前www」
クリスタ「ユミルとアナ◯って何だか似てるね!」
ユミル「その瞬間私は意識を手放した」ズシャァァァ
アルミン「ユミル!?大丈夫!?」
ライナー「私もまた被害者の内に過ぎなかった」ズシャァァァ
アルミン「なんで!!??」
コニー「なんだよこれ!?怪我どころの騒ぎじゃねーぞ!!」
サシャ「きっといつもの癖ですよコニー!心配いりません!」
アルミン「卒倒が癖なの…?」
浜田「アルミン、くん…でええんやな?どうしたんやこの子ら」
松本「巨大マグロみたいになってるけど」
アルミン「浜田さん松本さん!どうしてくれるんですかこれ!」
松本「えっ、俺らのせいなん?」
コニー「2人がアナ◯とか言うから、クリスタが真似してこんな事になってんだよ!」
浜田「クリスタてなに?」
サシャ「そこの金髪の女の子です!」
クリスタ「ユミルぅ…ユミルはアナ◯じゃないからぁ…目を覚ましてよぉ…ライナーも起きてよぉ…」
浜田「全然意味がわからへん」
松本「ユミルはアナ◯じゃないからぁてすごい文章やな」
ユミル「んっ…クリスタ?」
クリスタ「ユミル!!良かった!」
ユミル「おっと…へへっ、ごめんなクリスタ、心配かけちまって」
クリスタ「ううん!私の方こそごめんなさい…失神するほど危ない言葉だと思わなくって…」
ユミル「うん、まあ…危ないっていうか…とりあえず、人前では絶対使うなよ?」
クリスタ「うん!」
松本「なんや知らんけど、ごっつアナ◯て言いたなってきた」
アルミン「絶対ダメですからね!!」
浜田「ごめん俺一瞬席外すわ」
松本「どこ行くん?」
浜田「あの金髪にアナ◯連呼してくる」
アルミン「頭おかしいんですか!?」
ライナー「んっ…クリスタ?」
クリスタ「ライナー!無事で良かったよぉ!」
ライナー「おっと…へへっ、ごめ(ry」
アニ「もう収まりはついた?」
エレン「2人とも大丈夫か!?」
ベルトルト「本当君たちはクリスタ関係になると弱いよね」
ユミル「弱いんじゃない」
ライナー「愛が強すぎて身が持たないだけだ」
ベルトルト「これはひどい」
アニ「弱い」
エレン「直視できないほど弱い」
サシャ「やれやれ、やっと終わりましたか…コニー!昼食をかけた闘いが今始まりますよ!覚悟はいいですね!」
コニー「当たり前だろ!今度こそコテンパンにしてやるからな!」
サシャ「コテンパン!?」
ミカサ「サシャ、コテンパンはパンではない。いい加減覚えて」
ユミル「なあアルミン、クリスタの事なんだが」
アルミン「どうしたの?」
ユミル「あいつさ、私が下ネタ言うと『もうユミルやめてよぉ///』とか言って顔真っ赤にするんだよ」
アルミン「モノマネ上手だね」
ユミル「じゃあ一般的な性知識は大体身につけてるって事だよな」
アルミン「うん」
ユミル「だったらアナ◯は知っておくべきだろ」
アルミン「『知っておくべきだろ』とか言われてもちょっと」
ユミル「ちゃんと聞いてくれよアルミン!私はマジなんだぞ!」
アルミン「たかが肛門でマジになるなよ」
ユミル「ところでアルミン」
アルミン「なんだい?」
ユミル「そんなにモノマネ上手かったか?」
アルミン「かなり良かったよ」
ユミル「『もうアルミンやめてよぉ///』」
アルミン「…」
ユミル「…」
アルミン「…」
ユミル「………アルミン?」
アルミン「あっごめん聞いてなかった」
ユミル「やめたげてよぉ!!!!!」
浜田「一旦座布団とりに帰ろかな」
松本「一旦てお前完全に帰る気やろ」
浜田「また松ちゃん人聞き悪い事言うわぁ」
松本「ロケする度に言うとんねやから人聞きもクソもないやろ」
ハンジ (後でサインもらおう)
・教室(1-B/4時間目、国語)
ペトラ「じゃあここの段落を…エレン!読んでみて!」
エレン「はい!」
ミカサ「エレン、頑張って」
浜田「暇やなあ…」
松本「………」
浜田「…何してんねんお前」
松本「ツイッター」
浜田「ペトラさんこいつ携帯いじってるでー」
松本「何してんねんお前!?」
ペトラ「没収します」
松本「ちょ待って!ほんまに待って!」
浜田「ンハハハハハwwwww」
ペトラ「放課後、職員室まで取りにきてくださいね松本さん?」
松本「うわ…最悪や…」
浜田「ハッハッハッハwwwww」
コニー「松ちゃん、分かるぜその気持ち」
ベルトルト「可哀想に…」
アニ「自業自得だろ、放っておきなよ」
・その頃1-A (自習)
<ちょ待って!ほんまに待って!
<ンハハハハハwwwww
アルミン「また何かあったのかな…」
クリスタ「みたいだね…」
<ガラッ
ジャン「……うっす…」
ライナー「ジャン!?お前、風邪で休んだんじゃなかったのか!?」
ジャン「ああ…」
ライナー「ならどうして来たんだ!?」
ジャン「…………無理だった…」
ライナー「え?」
ジャン「……いくら風邪でも…ミカサの顔を見れないなんて……俺には耐えられなかったんだ…!!」
ライナー「近寄るなよ、ウイルス的な意味で」
ユミル「近寄るなよ、生理的な意味で」
ジャン「!!!!!!!!!!!!!」
アルミン「平和だね」
クリスタ「平和だね」
なんかすごいのはじまってた
・4時間目終了、廊下
エレン「よっしゃあ!!やっと昼飯だぜ!」
ジャン「っ!毎回毎回うっせえな昼急ぎ野郎!頭に響くから黙っとけ!」
エレン「あぁ!?風邪のくせに学校来やがって!お前こそ黙って寝てろよ!」
ジャン「やんのかこの野郎!!」
浜田「門の前やったらセーフやろ」
松本「でもあそこも禁煙の紙貼ってるやん」
ジャン「うおおおおお浜ちゃん!?松ちゃん!!?なんで!!??」
浜田「いやなんでかは知らんよ」
松本「自分、馬面すぎるやろ」
浜田「あーこれは校則違反やな、先生にチクっといたろ」
松本「ペトラさん待ってー!めっちゃ馬面の奴おるでー!」
ジャン「馬面すぎて校則違反ってなんだよ!!全国の馬面と目の前の俺に謝れよ!!!」
ミカサ「A組の誰か、ジャンにダウンタウンが来てるって言った?」
ライナー「そういえば言ってなかったな」
ベルトルト「初対面の高校生をあそこまでイジるなんて…」
アニ (鷲鼻イジられなくて良かった…)
・食堂
浜田「ケツ痛い!ケツ痛い!ケツ痛い!」
松本「ケツ痛い三唱やめーや」
アニ「2人がみんなに見られてるせいで、そばにいる私も落ち着かないんだけど」
松本「しゃーないやん、大スターやねんから」
アニ「それテレビでもたまに言うよね、気に入ってるの?」
松本「事実やからな」
アニ「勝手に言ってな」
浜田「ここにきて下ネタですかアニさん」
松本「イってええんやな!?今ここで!!」
アニ「…お前ら一回、医者行って頭診てm」
浜田「また下ネタですかアニさん!?」
アニ「食いすぎだよ!!最後まで言わせろよ!!!」
松本「医者引く手数多?」
アニ「ほらもうこっちは食いすぎて聞き取れてないよ!!もう滅茶苦茶だよ!!」
ミカサ「あの3人、なんだか楽しそう」
サシャ「息ピッタリですね」
アルミン「プロの芸人さんと肩を並べるアニって一体…」
ジャン「実はお笑い芸人が夢だったりしてな」
コニー「デュンッwww」
ユミル「うおっ!?汚ねえな松本2号!!クリスタ大丈夫か!?」
クリスタ「顔が近いよユミル…///」
エレン「おいジャン!飯食ってる時に笑わせるなよ!」
ジャン「今のは笑う方が悪いだろ!」
サシャ「デュンッwww」
サシャ「うおっ!?汚ねえな松本2号!!ミカサ大丈夫か!?」
ミカサ「顔が近いのでサシャ…///」
サシャ「惜しいなあ!もうちょいだなあ!」
ミカサ「語尾まで再現するのは難しい…」
ユミル「お前ら馬鹿にしてんだろ」
ライナー「それにしても、あんなにはしゃぐアニを見たのは…」
ベルトルト「あの頃以来じゃない?」
ライナー「かもしれん。懐かしいな」
アルミン「あの頃?」
ライナー「ああ。アニとベルトルトと俺は、生まれ故郷が同じだったんだ。アニと俺は親の仕事の影響で引越したから、今は3人とも別々なんだがな」
ベルトルト「2人が引越す前だから…たしか7歳くらい、だったよね。あの頃はよく3人で集まって遊んでたんだよ」
クリスタ「中学校も3人別々だったの?」
ライナー「ああ」
コニー「小学校以来に再会したのか!?」
ベルトルト「そうだね。2人とも雰囲気が変わってて、少しびっくりしたけど…」
ライナー「成長したって訳だな!」
クリスタ「仲良しだった3人が…」
アルミン「大人の都合で…別々に…」
サシャ「そして…」
ユミル「……再会…か…」
エレン「…あれ、涙が止まらねえんだけど」
ミカサ「私も」
ジャン「俺も」
ベルトルト「皆真顔で号泣してる…」
ライナー「どうしたんだ!?」
・授業終了後、学校正門前
松本「罰ゲームやんこんなん…」
浜田「なあもう帰ろうやアニ…」
アニ「何言ってんの。高校生はここからが本番でしょ」
エレン「そうだぞ2人とも!一緒にどっかいこうぜ!」
浜田「わしらもう50超えとんねん!!」
アニ「知ってるよ」
松本「お前ドSやろ?」
アニ「違うよ」
松本「その鞄、マイ猿轡入ってるやろ?」
浜田「語呂最悪やな」
アニ「何それ?」
クリスタ「///」
ユミル「嘘だろ!?」
ライナー「思い出し笑いの類だよな!?」
アルミン「好奇心旺盛なんだなぁ…」
なんだこれは…
たまげたなあ…
アニ「松ちゃん、職員室に携帯取りにいった?」
松本「あっ」
浜田「ンハッww」
ジャン「はっはっは!何だよ、先生に取り上げられたのか?」
松本「忘れてたわ…めんどくさ…」
エレン「ここで待ってるからなー」
松本「ほんま腹立つ…」
アニ「…私も一緒にいくよ」
浜田「あかんあかんあかんあかん!ハゲはもうええてアニ!ここで待っとこうや!」
アニ「ほら行くよ浜ちゃん」
浜田「ほんまにええって!!足パンパンやしケツ痛ったい痛いしよぉ!!」
アニ「大人だろ、それぐらい我慢しな」
浜田「鷲鼻ボケェ!!!!!」
アニ「越えちゃいけないライン考えろよ!!!!!!!!!!!!!!」
・職員室
松本「すんませーん、ペトラさんいますー?」
エルヴィン「待っていたよ諸君!!」
DTアニ「うお!?」
エルヴィン「私がこの高校の13代校長、エルヴィン・スミスだ」
エルヴィン「松本人志くん、浜田雅功くん。君たちはリヴァイ教頭に、サインを書いてあげたそうじゃないか」
ハンジ「今朝からもう自慢の度合いがおかしくなってるからさ!私たちにも書いてほしいんだ!頼むよ!」
リヴァイ「……おいクソ眼鏡…誰が本人にバラして良いと言った…」
アニ「教師陣テンション上がりすぎだろ」
浜田「まあいいですけど…」
松本「どれに書いたらいいですか」
エルヴィン「このボールペンに頼む」
松本 (校長…)
浜田 (校長…)
アニ (校長…)
・正門前
アニ「おまたせ」
エレン「遅かったじゃねえか!さあ行こうぜ!」
松本「どこ行くんよ…」
浜田「体力使うのはほんまにやめてな?」
ライナー「うーん…じゃあ駅前のマックで駄弁るしかないか?」
コニー「マァァァァック!!」
サシャ「マァァァァック!!」
ジャン「舌の肥えた超有名人を地元のマックにご案内か!いいねえ、面白いじゃねえか!」
松本「うん、もうそれでええよ…」
浜田「なんせ柔らかい場所に座りたい…」
ユミル「ツッコむ気力も失せちゃってまあ…」
ミカサ「2人とも大丈夫…?」
・駅前、マック店内
<いらっしゃいませー
松本「…俺」
コニー「…みんなの席」
サシャ「とってくるから…」
3人「じっちゃんの名にかけて!!!」
浜田「早よ行けやもう!!」
ベルトルト「声が大きいよ…」
クリスタ「良かった!元気になったんだね!」
アニ「座りたいだけだろ」
アルミン「注文はどうするの?」
浜田「俺らが全部おごったるから、なんでも頼みや」
全員「マジすか!?」
松本「マジすか!??」
浜田「いやお前もおごったれや!みんな可愛い後輩やねんから!」
松本「最近リボ払いがキツいんでちょっと」
浜田「ぎょうさん稼いどるやろハゲ」
松本「越えちゃいけないライン考えろよ!!!!!!!!!!!!」
浜田「ぎょうさん稼いどるしどう見てもハゲとるやろがハゲ!!!!!!!!!!」
・注文品到着、マック店内
<お待たせしましたー
全員(DT除く)「おおお!!」
コニー「すっげえぞこの量!!」
サシャ「あかん!!!あかんでぇ!!!!これはあかんでぇ!!!!」
ジャン「びっくりした!?」
ライナー「誰かサシャを抑えるのを手伝ってくれ!!」
エレン「方言出したらダウンタウンと被るぞサシャ!!」
アルミン「あられもないぞサシャ!!」
松本「なんやこいつww」
浜田「[ピー]やないかwww」
ユミル「見えそうで見えないwww」
アニ「笑ってないで手伝いなよ!それと浜ちゃん!放送コード引っかかってるよ!せめて伏字の範囲内にしてよ!」
サシャ「本当にすみません…」
エレン「良いって!それより早く食おうぜ!せっかく2人が奢ってくれたのに、冷めたら申し訳ないだろ?」
浜田「おっ、良いこと言うねぇ!」
松本「エクセレンッ!!」
浜田「誰が知ってんねん」スパァァァァァン
ベルトルト「…本当に2人は面白いね」
ライナー「なんだか今日は笑いっぱなしだった気がするな」
ジャン「やっぱ凄えよ、あいつら」
ミカサ「ずっと居てくれたらいいのに」
アニ「………」
ユミル「いやいや、芸能人ってけっこう忙しいもんじゃないのか?」
コニー「レギュラー番組?とかあるらしいしな!」
クリスタ「大変そうだよね…あの2人は、いつまで居てくれるんだろう?」
アニ「………」
アニ「………わからない」
クリスタ「…?」
浜田「けっこう長いことおったな、もう解散しよか」
全員(DT除く)「ごちそう様でしたー!」
浜田「まあまあ楽しかったわ」
松本「後で全員俺の口座へ振りこんどいてな」
浜田「ほんまお前…」
アニ「ちょっといい?」
浜田「なんや?」
アニ「まだ、時間あるよね」
松本「今……もう7時半か」
浜田「あと1時間半あるな」
アニ「…ちょっと付き合ってほしい所があるんだけど」
DT「?」
・ゲームセンター
松本「だからこの画はあかんて…」
浜田「なんや、ゲームすんのか?」
アニ「違うよ……あった、あれ」
浜田「………?」
松本「………?」
アニ「もしかして、やった事ないの?」
浜田「まだボヤけて見えんけど」
松本「ジジイやないか」
浜田「あっ来た来た来た…」
浜田「……あれ、プリクラちゃうん」
アニ「正解」
松本「プリクラの機械てあんなんやったっけ?」
アニ「色んな種類があるんだよ」
松本「ふーん」
浜田「3人で撮んのか?」
アニ「うん」
浜田「…今日一番危ない画やな」
松本「制服姿の外人とおっさん2人がプリクラ撮るて…」
アニ「ほら早く。入るよ」
物語も佳境ですが、現パロです
本当に申し訳ない
記念にプリクラ撮りたがるアニちゃん可愛い
・プリクラ内
松本「プリクラて400円もすんねや!?」
浜田「うるっさいなお前はほんま!そんぐらい俺らで出したったらええやないか!!」
松本「出せるで?そら400円ぐらい出せるで?出せるけどあんたこれ400円て…」
浜田「ほんまうるさいなこいつ…」
アニ「400円、私が出すよ」
浜田「アニ、それはあかん」
アニ「え?」
浜田「もうすぐ別れなあかんし、この先会えるかどうか分からんねやから、貸し借りは無しにしようや」
アニ「……」
松本「…じゃあお前200円出せよ?」
浜田「当たり前やろ、はい200円」
松本「なーんか気に食わんなあ…」チャリンチャリン
松本「なにこれもう撮ってんの!?」
アニ「まだだよ、今フレーム選んでるから」
松本「ああびっくりした…」
浜田「…なあアニ」
アニ「?」
浜田「今日のお前、ええ顔してたわ、なあ松本?」
松本「……まあな、活き活きしてた感じはするな」
アニ「……ありがと」
松本「…アニは声上げて笑うっちゅう事はないけど、ふっと見たら…わろてたな」
浜田「最初は、何やこいつ無愛想な女やのう、て思てたけど、違たよな?」
松本「うん、わろたらお前、綺麗やで」
アニ「……恥ずかしいから、もういいよ」
松本「…よし、早よ撮ろか」
浜田「せやな…せやからよ、アニ」
浜田「1つだけお願い聞いてくれ」
「おもろい時は笑いを増やせ」
「辛い時は笑いを探せ」
「人間は笑いで」
「救われるはずやから」
アニ「………早く、撮るよ」
「いやそんなに前出られたr被ってる被ってる被ってる!!8割方被ってるよ!!」
「『ちょっとクールな感じで』て何やねん!?永ちゃんやがな!!」
「松本もっとそっち寄れやお前!!お前とアニしか写ってへんやないか!!」
「これ顔近ない?アニ大丈夫か?横のピグモンに気つけなあかんで?」
「腕組むの!?私の身長と合わせる気ゼロなのに!?よくもそんな事言えたね!?」
「ほら『笑って笑ってー!』やと!無理にでも笑え!歯見せろ!」
「ハイ!チーズ!!」
・アニの部屋
アニ「…」
アニ「…」
アニ「…あ、このプリ良いかも」
アニ「…」
アニ (…たぶん私は今)
アニ (凄いことをしているんだと思う)
アニ (DVDを見て好きになった途端)
アニ (本人が部屋に来て、一緒に学校行って)
アニ (一緒に授業受けて、食事して)
アニ (駄弁りに駄弁って、プリクラ撮って)
アニ (あまり実感のわかないまま帰宅して)
アニ (3人写ったプリクラを眺めている)
アニ (…信じられない)
アニ「…」
アニ「…今日何日だっけ」
アニ「…」
アニ「…」
アニ「……あった」
アニ「来週日曜の夜…11時…」
アニ「…」
アニ「…よし」
・ガキ使放送日、アニの部屋
アニ「…」
アニ「…」
アニ「…あっ」
TV<Ladies and Gentleman...
アニ「…」
アニ「…今は全員でトークしてるんだ…」
TV<…こんばんはーどうもー
TV<いやー最近何かございましたか
TV<お2人はあれがあったじゃないですか
TV<なによ?
TV<DVDの特典のあれですよ!
TV<1名様限定てやつね!
アニ「…」
TV<ああ、あれね
TV<結局どうなったんですか?
TV<別にどうもないよ
TV<ほらこんなこと言いはるやろー?
TV<せやからカメラ回しに行けて言うたのにー
TV<ほんま何でなんすか?
TV<何がいな?
TV<何でカメラ回さんかったんですか?
アニ「…何でだろ」
TV<それはうちの松本さんが言い出したからね
TV<何でなんすか?
TV<いややっぱほら…今の視聴者はガチというか、あこれマジでやってるな、ていうのを見たいと思うのよ
TV<だから俺が…まあカメラはええんちゃうって言うてん。別に大丈夫やろ思て
TV<行った先でけっこう目立ってしもてんけど、その方が今のネットとかで拡散されて、あの特典ほんまやったでってなると思うし
TV<結局、大丈夫でした?
TV<なんか…ねぇ?変な人に当たったりとか…
TV<あっその点は全然大丈夫!
TV<俺ら外人の女子高生に当たってん
TV<うわー!めっちゃええなー!
アニ「…そうは思わないけど」
TV<どんな子でした?
TV<金髪で、目青くて、背低くて、パーカー着てて、鷲鼻で…
TV<可愛い感じしますね
TV<めちゃくちゃ可愛いかったで
TV<うわめっちゃラッキーですやん!
アニ「………うるさい」
TV<でも最初は無愛想やったでほんま
TV<基本その子、物静かやねん
TV<へぇー
TV<でも慣れたら喋るし、ええ意味で遠慮ないていうか、フランクやったな
アニ「…」
TV<でもほんまカメラ回さんで良かったわ
TV<何でですのん?
TV<だって想像してみ?
TV<制服着た女子高生と50超えたおっさんが一緒に歩くんやで?
TV<完ッッッ全に[ピー]やん!
TV<はっはっはっはっは!!
アニ「…?」
TV<……なに?
TV<……ちょっともうええってそういうのほんまにー!
アニ「どうしたの松ちゃん」
TV<えー、では!ダウンタウンさん!24時間ともに過ごした、テレビの前の彼女に!メッセージをお願い致します!
アニ「…ああ、そんな事か」
TV<ほら俺らそういうキャラちゃうやん?まだ所さんクラスやったら言えるけど
TV<いやそこは!やっぱりお2人に言って頂かないと意味ないですから!
TV<このパターンのガキ嫌いやわぁ…
TV<ンハハハwww
アニ「大げさだよ2人とも」
TV<じゃあまずはー、浜田さんから!
TV<えっ俺!?
TV<…こんばんは浜田です、えー先日はどうもありがとうございました
TV<24時間だけ、高校生に戻ったような気がして、本当に楽しかったです
TV<あの素晴らしい友達を大切に、精一杯、青春を謳歌してください
TV<…たまには恋愛もしいや?
TV<以上、浜田でした!
アニ「……余計なお世話だよ」
TV<ラストは、松本さん!
TV<えー松本です
TV<その際はあの、ありがとうございました
TV<高校3年間、頑張ってください
TV<バイトして、いっぱい貯金して
TV<またDVD、買ってください
TV<…以上です
アニ「……松ちゃんらしいオチだね」
TV<いやー良いメッセージでした!
TV<松本さんなんで顔赤いんすか!
TV<こういうのだけは一生慣れんわ俺…
TV<逆に良かったですよ?
TV<ちょっともうほんま…君殴ってええかな?
TV<ADに何してるんですか!?
TV<ンハハwww
アニ「……」
アニ「……」
アニ「……」
アニ「…おもろい時は」
アニ「……笑いを増やせ」
アニ「………」
[0:13 AnnieがベルトルさんとReiner Braunを招待しました]
[0:13 Reiner Braunが参加しました]
[0:16 ベルトルさんが参加しました]
Annie: 夜おそくにごめんなさい
いきなりなのですが2人とま
今度の土曜、空いてますか?
久しぶりに3人と遊びたいです
Reiner Braun: 空いてるぜ!
ところで、なんで敬語なんだ?
ベルトルさん: 昼の12時からならいつでも
Annie: では13時に
駅前のトロスト集合にしますね
お願いします
Annie: ライナー
敬語は癖です
終わり
おつなのよ
一瞬でも見てくれた人ありがとう
人生初のssでした
これからも気が向いたら書くと思うのでその時はよろしく
じゃあ最後に
僕はノンケです(半ギレ)
あー……これは神作ですわ
力作だとは思うんだが…全然絵が浮かばなかった…
ともあれ乙
おつおつー
乙ー
おつ
このSSまとめへのコメント
脳内再生余裕すぎるw