二宮飛鳥「もう…長くないみたいだ」 (44)


キャラ崩壊注意





ー収録中ー




スタッフ「…はーい、OKでーす」


七海「おつかれさまれした?」

蘭子「闇に飲まれよ!!」

乃々「おつかれさま……です…」

飛鳥「………」ハァハァ……



モバP「おつかれ皆、お前達COOLな14歳組もすっかり人気者だな」

七海「いえいえまだまだうえをめざすのれすよ?♪」

モバP「ハハハ、頼もしいな」





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乃々「森久保的には……バラエティはまだハードルが……」

モバP「まぁそういうな、好感度あげるにはこういう番組が一番なんだよ」

乃々「うぅ…」


蘭子「選ばれし乙女達の輝き…今!!まさしく悠久の時を越える!」

モバP「……お前はほんとぶれないよなぁ」




飛鳥「……」ハァハァ…


モバP「どうした飛鳥?収録中もあんまり話さなかったみたいだが……」

飛鳥「…プ、プロデューサー……」ハァハァ…

モバP「お前…もしかして体調よくないのか?」

飛鳥「いや……大丈夫さ、自己管理は……あっ……」フッ……



バタンッ……




モバP「お、おい!!飛鳥!!?飛鳥!!?」




ザワザワザワ…
オイオイヒトリタオレタゾ!
キュウキュウシャ!!




モバP「飛鳥!!!!大丈夫か飛鳥!!!おい!!!」ユサユサ


七海「あ、飛鳥ちゃん!!」

乃々「……に、二宮さん……!」

蘭子「あすか……飛鳥ちゃん!!!大丈夫!?飛鳥ちゃん!?」




飛鳥「ご……ごめんね……皆……」

飛鳥「だましだましやってきてたけど……限界みたいだ……もう…長くない…」














モバP「あ、飛鳥!!!おい誰か救急車を!!!」


蘭子「あ……飛鳥ちゃん…?」




蘭子「あ……飛鳥ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」




ピーポーピーポー………









  











ー病院ー 




医者「風邪ですね」

飛鳥「え」


飛鳥「でもその……頭痛もひどいし腹痛や関節も痛くて……」 

医者「完全に風邪の症状ですね」

飛鳥「え…えー……」


医者「まぁ春にはなったといえまだまだ今年は冷え込みますから…心当たりありますか?」

飛鳥「……一晩中薄着で夜桜を眺めてました」

医者「それでしょうね」

飛鳥「ボクもそう思います……」


医者「とりあえずよく効く薬出しておくので今晩は安静にしておいてくださいね、ではおだいじに」

飛鳥「はい……ありがとうございました…」



エンッ!

無知は盾にはならぬ

何だか奴の気配が…いや、止めよう

この4人だと夢幻のペルソナ・傷ついた悪姫・闇落ちの少女・蒼海の泡姫を思い出すな

これは恥ずかしい

このあとが本番だな(ゲス顔)

アブソリュートな人のせいで、飛鳥SSを見かけるといつPが乳首乳首言うのか心配でならない





ー待合室ー


飛鳥「……」カラララ…


モバP「…飛鳥!」

飛鳥「あ、プロデューサー…皆は?」

モバP「とりあえずアイツ等は事務所に帰したよ……どうだったんだ、症状は?」

飛鳥「…あー………」




『飛鳥「もう長くない……」』



飛鳥「…………」

飛鳥(さすがに……これは恥ずかしいね……) 










飛鳥「えっと……あー……」

モバP「…?」



飛鳥「……すまない、心の整理がついたら説明させてもらえるかい?」

モバP「…ッ!!そんなに……わるいのか?」

飛鳥「あー……まぁ…ぽいよね」

モバP「……そうか」



モバP(飛鳥…大人びてはいるがこいつだってまだ14歳の女の子なんだ……つらいに決まってる……!)

モバP(なのに俺は…なにもできないのか…!)ジワッ


飛鳥「!?」

飛鳥(プロデューサーが泣き出した!?)


あー嘘をついたら周りの状況がどんどん厄介になってく奴ですねコレは(経験者談)





モバP「ごめんな飛鳥……なにもできなくて……本当にごめんな…!」

モバP「プロデューサーなのに……気づいてやれなくて……本当にごめんな……!!!」


飛鳥「いやまぁ……気にしないで、ね?うん」

モバP(なんて…なんて優しい女の子なんだ飛鳥は…!)

モバP(つらいはずなのに……さっきの口ぶりからしてきっとコイツはもっと前から一人で抱えてきたのに…!!!)

モバP「俺は……むりょくだ…!!!すまない飛鳥!!!」バンッ!!


飛鳥(土下座をしだした!!?)









飛鳥「ちょ…プロデューサー、ここは病院だから…」

モバP「すまない……気が動転してしまった…」


飛鳥「まぁなんだろう…とにかくプロデューサーは気にしなくていいからさ」

飛鳥「なにがあってもそれがボクの運命さ、運命ならボクは受け入れるよ」

飛鳥(ただの風邪なのになにいってるんだろうボクは)

 
モバP「つよいな…飛鳥は……」

飛鳥「う、うん」


モバP「…疲れたよな、送るよ、帰ろう」

飛鳥「……おねがいするよ」









ー飛鳥の部屋ー



飛鳥「……」


飛鳥「やってしまった……!!」

飛鳥「プロデューサーに心配かけてしまった……それに皆にも…」


飛鳥「……明日、全部話して謝ろう」

飛鳥「そして笑顔で、ボクは大丈夫だって言ってみようかな…フフッ」


飛鳥「さてと……もうすでに良くなってきたけど薬飲んで休もうかな…」  














ー同時刻、事務所にてー



乃々「プロデューサー……二宮さんは……?」


モバP「……どうやらだいぶ悪いみたいだ」

蘭子「そんな……」

モバP「あの口ぶりだと…入院って事もありえるかもしれない……もしかしたら最悪の場合……」

七海「や…やめてくらさい!!えんぎでもないれす!」


モバP「乃々…蘭子、七海……」

モバP「つらいかもしれないが…きっと一番つらいのは飛鳥自身だ」


蘭子「飛鳥ちゃん……」グスッ


モバP「お前達に……提案があるんだ…」



モバP「きいてくれるか…?」







カッコつけて回りくどい言い方するから・・・





ー翌日、事務所前ー



飛鳥「いやー……完全になおるんだねほんとに」


飛鳥「薬学の進歩っていうのはほんとすごいね…これこそが人のあるべき進化の姿といえるね」

 
飛鳥「さて……気が重いけど…いこうかな」



ガチャッ



飛鳥「おはよう皆……ッ!!?」

 









『クールな14歳組皆で二宮飛鳥を励ます会』



飛鳥(な……なんだいあの垂れ幕…!?)

飛鳥(ボクを励ます会…!!?)



七海「あ!飛鳥ちゃんおはようございますれす~♪」

飛鳥「お……おはよう七海……」

乃々「その……体…大丈夫ですか…?」

飛鳥「あ…ありがとう乃々…今は大丈夫だよ…」



蘭子「よくぞ参った!!!我が同志よ!!!!我が盟友よ!!」

飛鳥「ら…蘭子……これは一体…?」








きっつぅ…

DOGEZA「肩は温めておいたぞ」






蘭子「我々は血よりも赤く…深き絆で結ばれた同志!!」

蘭子「その絆、何者であろうとも断ちきることは出来ない!」


蘭子「今こそ始めよう!!!盟友の旅路を……我々への帰路を示す宴を!!」

七海「宴をー♪」

乃々「う……うたげをー……あぅぅ///」



飛鳥「 」ポカーン




飛鳥「  」ポカーン




飛鳥「    」ポカーン




飛鳥(あ、これ最悪のパターンだね)







モバP「ハハハ…驚かせちゃったか」


飛鳥「プ、プロデューサー…」

モバP「…決めたんだ俺達」


モバP「きっと…お前はずっと一人で抱えてきて…つらかったろう」

モバP「同情することはできる、でもそれじゃなんの解決にもならないから…」


モバP「だったらいっそ…笑って信じようって、お前は…飛鳥はなにがあっても絶対に帰ってくるって信じることにしたんだ」


飛鳥「プロデューサー…」


飛鳥(ごめん今ものすごく自宅に帰りたいむしろここから逃げ出したい)










七海「あーすかちゃん♪」

飛鳥「ど、どうしたんだい七海…?」

七海「ふへへ~♪呼んでみたかっただけれすよ♪あとこれ、さばおりくん二号れす!かわいがってあげてくらさいね?」

飛鳥「そ、そう……ありがとう、かわいがるよ」


乃々「に…二宮さん……」

乃々「これ……森久保から…ですけど…」スッ

飛鳥「えっとー……少女漫画…かな?」

乃々「できるだけ長くて…楽しく読めるのをえらんでみたんですけど……」

飛鳥「あ、ありがとう……」



蘭子「我が友よ!覚醒せし魔王より聖板に刻むアーティファクトをおくろう……」

飛鳥「これ……欲しかった画材…?」

蘭子「その聖板に刻む物語…我に伝えよ」










モバP「俺からはこの……ホールケーキだ」

モバP「もしかしたらお前はこういうの苦手かもしれないが…このケーキだけじゃなくてこのケーキを皆で食べたって思い出をプレゼントしたかったんだ」

モバP「そして覚えていてくれ、お前には俺がいる、七海がいる、乃々がいる、蘭子がいる」

モバP「お前は…絶対に一人なんかじゃないからな!!」



飛鳥(やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい言い出すタイミング完全に見失った)


飛鳥(しかもこのケーキ…詳しくないボクでもわかる…超有名店のやつだよ…!)

飛鳥(む…むりだ…ボクに皆からのプレゼントやこのケーキを受けとる資格は…!)プルプルプル…



七海(飛鳥ちゃん…ふるえてるれす)

乃々(よ…よろこんでくれてる…?)


飛鳥(…ボクは)

飛鳥(ボクはなんて……嫌な人間なんだろう……)







飛鳥(皆が……心からボクを思ってくれてる…)

飛鳥(なのに……ボクはこんなに素敵で大好きな皆に本当の事をいう勇気がない……)


飛鳥(なんて…なんて…臆病で……卑怯なんだ……ボクは……!!!)ウルッ…… 



 
蘭子「……」


ギュッ


飛鳥「…!」









蘭子「大丈夫…大丈夫だよ飛鳥ちゃん…」


蘭子「飛鳥ちゃんは絶対に良くなるよ…待ってるから皆で」 

蘭子「だって私達……飛鳥ちゃんの事大好きだから…」 


蘭子「泣かないで……飛鳥ちゃん」




飛鳥(抱き締められてる…蘭子に)

飛鳥(誰かに抱き締めてもらうのなんていつぶりだろう……)


飛鳥(こんなに…こんなにも……)


飛鳥(暖かい……)











飛鳥「ご……」




蘭子「……ん?」ギュッ



飛鳥「ごめんなざぁぁぁぁぁぁいいい!!!」ブワッ!!



飛鳥「ながぐないどが……!!てきとうなこといってごめん……なさいいいい……!!」ボロボロボロ…


モバP「…え?適当…?」



飛鳥「ほんとは…ほんとはただのかぜだったぁぁ…!!」

飛鳥「でもはずがしくて……いえなかったぁぁぁ……!」


飛鳥「本当にごめんなざぁぁぁぁぁい……!!!」














七海「えっと……じゃあ…?」

乃々「二宮さんは……」





蘭子「一緒に……アイドルできる……?」



七海、乃々、蘭子「………」





七海、乃々、蘭子『よかったよおおおおおおお』ブワッ!!



みんないい子だ……
キャラ濃すぎるけど






七海「あすかちゃんとぉ……一緒にいれるんれすよねぇ!?」ポロポロ…

乃々「二宮さん……あすかさんと…アイドルできる………よかったぁぁぁ………」ポロポロ…


蘭子「いなくならない!?しんだりもしない!!?」ポロポロ…

飛鳥「いるよぉ…!皆と一緒にいるからっ……!!!」ポロポロ…





モバP「うっ……うっ……よかった……よかったなぁおまえらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ブワワッ!!!




飛鳥「ボクは……ボクは………」














『皆と……絶対にトップアイドルになってみせるから!!!!』



















ーーーーーーー




七海「なんてこともありましたねぇ~♪」


飛鳥「な…七海…いったいどれだけひっぱるのさその話……」


乃々「思えば…森久保が飛鳥ちゃんって呼び方にしたのも……それがきっかけなんですけど…」


飛鳥「あー…そういわれてみればそうだね」


蘭子「真の家族になった…そう、我々一族の絆を深めた日よ」


飛鳥「……フフッ、確かにね」


モバP「おーい、そろそろ始まるぞー」






飛鳥「…それじゃいこうか、皆」


七海「れす♪」

乃々「…はい!」

蘭子「うむ!!!」



飛鳥「ボク達の……ステージへ!!!」












ーーーーーーー




七海「なんてこともありましたねぇ~♪」


飛鳥「な…七海…いったいどれだけひっぱるのさその話……」


乃々「思えば…森久保が飛鳥ちゃんって呼び方にしたのも……それがきっかけなんですけど…」


飛鳥「あー…そういわれてみればそうだね」


蘭子「真の家族になった…そう、我々一族の絆を深めた日よ」


飛鳥「……フフッ、確かにね」


モバP「おーい、そろそろ始まるぞー」






飛鳥「…それじゃいこうか、皆」


七海「れす♪」

乃々「…はい!」

蘭子「うむ!!!」



飛鳥「ボク達の……ステージへ!!!」













『ご来場の皆様



大変お待たせいたしました




ただいまより




ーーーーのライブを開始します』


 



ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!!



 



ー終わりー







以上です、ありがとうございました

総選挙期間も残りわずか
もしもまだ投票券が残っておりなおかつ誰に入れるか悩んでいるならクールな14歳組、クールな14歳組をよろしくお願いします


あわよくば飛鳥もよろしくお願いします
二宮飛鳥へ投票すれば恋も部活も勉強もうまくいきます、他のアイドルに投票すればそれはそれで恋も部活も勉強もうまくいきます


過去作

モバP「島村卯月の飼い方」シリーズ


それではまた



おー、貴方か
貴方のSS大好きだわ
おつ

アブなんとかPも他所でちくちく言うのやめろって言ってただろ!いい加減にしろ!

みんなめっちゃかわいい

貴方だったか…乙でーす

道理で熊本弁がスムーズだと
滋賀冷えてるかー?由愛ちゃんおうえんしたれよー

土下寝「我の出番は無かったか…だがそれで良い」

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