女子校と男子校は距離が近く、行事は共同ですることになっている。

(文化祭)

瑛二「あの子、めっちゃ可愛くね？」

友人A「あぁ、μ'sっていうスクールアイドルの園田海未ちゃんだよ！俺は、穂乃華ちゃん推しだけどさ～」

瑛二「は！？穂乃華かよ...」

友人A「なんだお前その言い方は！」

瑛二「いや、だっていとこだし…」

友人A「はぁ！？お前とあのスクールアイドルの穂乃華ちゃんが！？」

瑛二「いや、それは親が兄妹だから仕方ないっしょ…」

友人A「ガチで許さぁん！」
-------------------------------------

(ステージ裏)
穂乃華「今日のライブ成功だったね！みんなおつかれ～！！」

海未「お疲れさま！今日もみんなの動きが良かったです！！」

ことり「おつかれさま！今日の穂乃華ちゃん、いつもより生き生きしてたね」

穂乃華「うちの学校の文化祭って近くの男子校と共同じゃん？実はさ、その男子校に穂乃華のいとこが入学して、今日のライブ観に来てくれたんだ！」

海未「穂乃華にいとこなんていたんですか！？」

穂乃華「うん！穂乃華のお父さんの妹の息子なんだ～！」

一同「へぇ～！！」

穂乃華「この後、いとこと帰る予定だから、今日は帰るね！」

一同「じゃあ、またね～」
-------------------------------------

(帰り道)
瑛二「お、やっときたな～！ 今日はおつかれっ。ほんとすごかったぞ」

穂乃華「でしょ！！今日の穂乃華はいつもより良いってみんなに褒められたんだ」

瑛二「よかったじゃん。そういやさ、μ'sに園田さんているっしょ？」

穂乃華「うん！海未ちゃん可愛いよね～！もしかして、好きなの？」

瑛二「いや、まぁ…その、一目惚れってやつだよ…」

穂乃華「えええええ！？ほんとにぃ！？」

瑛二「なんなんや…」

穂乃華「いや～、、、海未ちゃんと合わせてあげよっか？！」

瑛二「まじかよ！！ いいのか！？」

穂乃華「もちろん！じゃあ、とりあえず海未ちゃんに話しとくね！！」

瑛二「お、おう！好感度があるように紹介しといてくれよォ！」

穂乃華「わかったよ じゃあ、今日この辺で！ またね～」

瑛二「おう、またな！」
-------------------------------------

(次の日)

穂乃華「海未ちゃん、ことりちゃんおはよおおおお！！」

二人「おはよう(ございます)」

穂乃華「実はねぇ～、、、、、」

ことり「えぇ、海未ちゃんを！？よかったじゃん」

海未「穂乃華のいとこなのか、なんだか照れますね」

穂乃華「でね、いとこが海未ちゃんと話がしてみたいっていうからさ、お願いできないかな？」

海未「えぇ、穂乃華のいとこなら構いませんよ。」

穂乃華「ありがと～！きっと、いとこも喜ぶよ！今日の放課後でいいかな？」

海未「今日はμ'sの練習も休みですしね。いいですよ。」

穂乃華「わかった～連絡しとくね！」

LINE
ほのか「海未ちゃん、今日の放課後会ってくれるって！よかったね笑」
-------------------------------------

(男子校)
ルァイン♪

瑛二「うお！？びっくりした～、、(なんだ？穂乃華からかよ。ん？園田さんが会ってくれるだと！？)」
-------------------------------------
LINE
えーじ「あなたが女神でしたか。」

えーじ「俺も部活ないから 放課後に女子校まで行く！」

ほのか「おっけ～！海未ちゃんに伝えとくねっ！」

えーじ「りょ～」(放課後が待ち遠しいな～！！)
-------------------------------------

(放課後)

瑛二「くっそ、進路希望調査出し忘れで遅くなった！！急がないと！」

穂乃華「おーい、遅いよ！！」

瑛二「ごめんごめん！進路希望調査出し忘れてて…で、園田さんは？」

穂乃華「なんだ～、海未ちゃんも同じだよ。そろそろ来るんじゃない？」

海未「遅れてすいません！！あの、あなたは？」

瑛二「あ、ども。おれ、こいt…穂乃華のいとこの霧崎瑛二っていいます！近くの男子校の1年です！」

海未「あぁ、あなたが穂乃華のいとこの… 私は、園田海未といいます。よろしく！」

瑛二「よろしくお願います！」

穂乃華「そういえば、瑛二の家と海未ちゃんの家って同じ方向なんだよね～。なんだし、これこら二人で帰ってみたら？」

海未「ふ、二人でですか？！ その、男性と二人で帰るのは初めてで…」

穂乃華「瑛二だったら、すぐ仲良くなれるよ！学校でも人気者らしいし！ほら、じゃあ私は店番もあるしこの辺で」

海未「あ！ちょっと、まっt… 帰っちゃいましたね…」

瑛二「そうですね… その、よかったら 二人で帰りません？」

海未「はい、じゃあ帰りましょうか」
-------------------------------------

(帰り道)
海未「えぇ！？1年生でインターハイ出場したんですか！！」

瑛二「まぁ、準決で終わりましたけど… 来年こそは優勝してやりますよ！！」

海未「すごいんですね～ 私も実は弓道をしておりまして…」

瑛二「そうなんですか！？ 穂乃華が勉強もすごいって言ってましたし、園田さんて本当すごいんですね」

海未「そんなことは…」

瑛二「明日はμ'sで練習とかあるんですか？」

海未「はい！どうかしたんですか？」

瑛二「もし、よかったら明日も一緒に帰りません？俺も部活あるんで…」

海未「はい、是非！」

瑛二「ありがとうございます！！」

海未「あ！ここが私の家なんで…」

瑛二「え、ここですか！？ 俺の家、あそこなんですよ…」

海未「え！？ものすごく近いじゃないですか！よかったら、朝も一緒に行きません？」

瑛二「行きたいのは山々なんですけど、朝練があるんで…」

海未「それは、残念ですね… なら、明日の下校からよろしくお願いしますね！」

LINE
えーじ「おい、ほのか！園田さんめちゃくちゃ美人だな！」

ほのか「海未ちゃんキレイだもんね～。仲良くなれた？」

えーじ「仲良くなれたって！明日から一緒に帰ることになったぞ！」

えーじ「俺の時代キタァァッ!!!!!」

ほのか「で、連絡先は交換したの？」

えーじ「あ…しくったｗｗｗｗ」

ほのか「何してんの！？もう、仕方ないな、海未ちゃんに教えていいか聞いとくから」

えーじ「今度なんか奢るよ....」

ほのか「じゃあ、駅前にできた喫茶店のパンケーキがいい！もちろん、海未ちゃんもね！」

えーじ「わかった、今週の日曜でおけ？」

ほのか「ほのか達日曜休みだから！それと、海未ちゃんから教えてもいいよだって～」

えーじ「じゃあ、簡易グループ作ってそのことについて話そう」

(トークルームに園田 海未さんが参加しました。)

園田 海未「こんばんわ」

えーじ「こんばんわ！ 今日は連絡先まで聞いてしまって…」

園田 海未「いえ、そんなことは笑 これから、よろしく！」

えーじ「こちらこそ♪(´ε｀ )」

ほのか「あのさ、日曜えーじが私へのお礼に駅前にできた喫茶店で奢ってくれることになったから、海未ちゃんも行かない？」

園田 海未「私もいいんですか！？ でも、申し訳ないような…」

えーじ「そんなことありませんよ！来てくれると嬉しいです笑」

園田 海未「それでは、お言葉に甘えて…」

(次の日の放課後)

瑛二「園田さーん！遅くなってごめんなさい。部活の片付けあって…」

海未「いえ、そんなことは… さ、帰りましょ！」

瑛二「はい！」
--------------

(帰り道)
瑛二「…それで、先輩がですね！」

海未「瑛二くんは先輩のことが本当に好きなんですね」

瑛二「え、いま瑛二くんて…」

海未「あ、ごめんなさい！ダメでした？」

瑛二「いや、、その…嬉しいです///」

海未「そ、そうですか/// なら、私のことも下の名前で呼んでいただければ…///」

瑛二「その…う、海未さん？//」

海未「男性から下の名前で呼ばれるのってなんだか新鮮ですね// なんだか、恋人みたいですよね？」

瑛二「あ、あの！俺！！」

海未「はい！！」

瑛二「いや、な、なんでもないッス…//」

海未「そうですか？」フフ

そして、それから二人で帰るようになり。日曜になった。
-------------------------------------

(駅前の喫茶店)
穂乃華「おまたせー！二人で来るなんて本当に仲良しになったんだね！」

瑛二「海未さんとめっちゃ家が近くてさ！斜め向かいで」

穂乃華「そんなに近かったんだ！瑛二の家って新居でしょ？」

穂乃華「今度、おばさんにも挨拶したいから、遊び行くね！ついでに海未ちゃんも！」

海未「私もですか！？ いいんでしょうか？」

瑛二「あぁ、全然いいんだけど…親父が…」

海未「お父さんがどうかされたんですか？」

穂乃華「瑛二のお父さんって実は宇宙関連の仕事でNASAに研究に行ってたんだよ！！」

海未「えぇ！？ってことはあの霧崎さんの息子さんだったんですか？！」

瑛二「いや、その…まあ。でも、親父、めちゃくちゃ女子高生大好きで、去年の夏、穂乃華がこっちに遊びに来た時セクハラしまくってて…」

穂乃華「あはは…あれは大変だったね～」

海未「え、そうなんですか！？」

瑛二「それに、海未て俺の母さんに後ろ姿似てるから…ちよっと…」

程なくして、時間は過ぎ…
-------------------------------------

(穂乃華の家の前)

海未「今日はありがとうございました！楽しかったです」

穂乃華「楽しかったよ～！次は瑛二の家に遊びに行くね！」

瑛二「おう！わかった！海未さんも是非来てくださいね！！」

穂乃華「じゃあ、また明日ね！」

海未&瑛二「また！」

瑛二「じゃあ、俺たちも帰りますか！」

海未「はい！」
-------------------------------------