[超短編]失恋の風情 (7)
超短編です。
また、失恋系ですので、体験者は閲覧を覚悟してください。
そこまで文才はありませんが・・w
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427081940
wwktk
AAAの「風に薫る夏の記憶」を聞きながら見るのを推奨します。
少年は、目頭が熱くなり、水滴を1つこぼした。向こうで笑っている少女を見ながら。
心を中身ごとむしり取られた感覚に陥っていた。
ガラスを打ち砕かれ無機質な場所にポツリ一人立たされた。
あっちにいっても白。こっちにいっても白。色のないセカイ。
振り返ることさえ怖い。
ただただ立ち止まるばかり。
少女の顔が打ち出された刹那、この世界も壊れた。
最初は1つひびが入る。
連鎖が起こるようにひびが大きくなる。
打ち出されたのは、すべて黒のセカイ。
希望も夢も、救いもない。
気持ちさえも・・・
すべてがごっそり攫われたように
照らす光のない闇。
とうとう光を遮るように壁ができた。
少女は笑っている・・・。
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これはコピペ化しない
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