DQN1「なんか言ってみろよオラァ!」
DQN2「ぶつかっといて無視は無いんじゃないの~↑」
DQN3「おら、土下座しろよ土下座!」
DQN1「いいねェ!ほら、土下座しろよオッサン!」
DQN1,2「土・下・座!土・下・座!」
おじさん「.........よく喚く虫だな」
DQN3「あ"?テメェいまなんつった!?」
おじさん「バカは耳もおかしいのか?やれやれ、困ったもんだぜ.........」
DQN2「テメェ~↑このパンチでぶちのめしたるッ!!」ブンッ
もう許してください
___
/ \::/\
/。(一)::(一)。
|::。゚(_人_)゚|
\ ゚ `⌒´/゚
/ ⌒ヽ ̄ ̄ヽ゚。
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と__)_ヽ_つ ヽ_つ
/⌒Y⌒ヽ
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(  ̄ ̄⌒\/⌒ ̄ ̄)
 ̄ ̄ ̄ヽ」」人LLノ ̄ ̄
おじさん「この程度でパンチとは.........」パシィ
DQN2「なにぃ~↑受け止められた!!」
おじさん「パンチとは.........こうやるんだよ!!」グオッ
バコォォォン!
DQN2「ほげええええええ!!」ハナヂダラダラ
DQN1「な、なんだこいつ!ひ、ひやああああああ!」
DQN3「にげろおおおお!!」
おじさん「ふっ.........逃げたか.........」
スレタイなんで草生やしてるんだろうと思った
おじさん「家についたぜ」
おじさん「俺の家の扉は100キロだ」ズズズ
おじさん「家に帰ったら50キロの重りつきの背広を脱いで、プロテインで手洗いうがいだぜ」バシャバシャ
おじさん「空気椅子に座り飯を食べるぜ。もちろんヘルシー料理とウイダーインゼリーだ」モグモグ
おじさん「そうこうしてる内に、もう10時か。日課の町内50週をしなければな.........」ゴゴゴゴゴ
おじさん「夜の走り込みは気持ちいいぜ」ズドドド
本屋「あ、おじさんじゃないですか!こんばんは!」
おじさん「本屋さんだな。こんばんは」
本屋「ランニング中すまないが、実は大事な本が崖に落ちてしまってね、取ってきて欲しいんだ」
おじさん「仕方ねえな.........とってきてやろう」バビューン
おじさん「崖下までひとっとびだぜ」スタッ
おじさん「さて、本を探すぜ」
悪ガキ「お、こんな所に本が落ちてるぜ!」ニヤニヤ
おじさん「おっと、ガキに見つけられちまったぜ.........しかたねえからぶちのめすか」バコッ
悪ガキ「ぎえええええ!」ドサッ
おじさん「おやおや、眼球が飛び出してるぜ.........可愛いヤツめ」
おじさん「ほら、本だぜ」
本屋「ありがとう!これはお礼だよ!」サッ
おじさん「そのボタンは.........?」
本屋「貴様を殺すための物だ」
おじさん「ナニ!?」
本屋「フハハハハハハハハァ!かかったなアホが!!」ピッ
ドカーン
おじさんは死んだ
わるがきwwww
速えよwwww
世紀末過ぎだろwwwwwwww
_______
おじさん「ッ!!」ビクゥ!
おじさん「はぁ、はぁ.........ゆ、夢か.........」
酷い夢を見た。
とにかく起こることがメチャクチャで、自分の口調が中学生の頃の物に戻っていた。あの頃の黒歴史とも言える妄想をそのまま夢にしたような酷い夢だった。額からは汗が流れ、心臓の鼓動がこころなしか速い。
おじさん「まったく.........冗談じゃないよ、なんでこんな夢見たんだか.........」
ベッドから起き上がり、窓の外を伺う。まだ暗いので丑三つ時の辺りだろう。嫌な時間に起きたな、と思いながら寝汗で湿ったシャツを脱いだ。
ナニコレ
ほう
タンスをあさり、適当な服を着る。
そのあとに椅子に座りパソコンを弄る。
適当にいじくった後、椅子から立ち上がり部屋の扉をあける。
おじさん「そういや、飯食ってなかったっけな.........」
自室を出て居間に行く。
微妙にながい廊下が時間と合わさり不気味な雰囲気を醸し出している。
おじさん「.........んでも、なんだったんだろうな」
先程見たあの夢。
普段はあんな物どころか、夢さえ見ない位だ。おまけに見たくもない知り合いの顔が夢に出てくるのだ。たかが夢だろうが気になってしまう所だ
居間に入り、電気をつける。
エアコンと炬燵のスイッチを入れ、部屋を暖める。寝汗はかいたが季節は冬。こうでもしないと寒くて何も出来ない。
おじさん「さーて、何があるっけ.........」
冷蔵庫を開き中をのぞく。鶏のささみと卵、レタス、蒟蒻、ウイダーインゼリー.........
嫌に見覚えのある物を見つけてドキッとしてしまう。たしか夢で食べたのも鶏のささみとウイダーインゼリーだった。
おじさん「.........卵だな、卵、卵」
ささみに気を引かれながらも、卵を手に取る。フライパンを取りだし火をつけ、油をしいて卵を割り落とす。
目玉焼きだ。
おじさん「さて、食パン食パン.........」
棚から食パンを取り、皿に乗せる。
目玉焼きにかける調味料を考えながら、麦茶をコップに注ぐ。
おじさん「っと、焦げる焦げる」カチッ
火をとめ、目玉焼きをパンに乗せる。
かけるのは塩にした。寝起きは塩であっさりといきたい所だ。
皿とコップを居間に運ぶ。
ふと、炬燵の横に投げ出された服をみる。
ベージュの背広。
いつも着ている筈なのに、今見ると重りを入れたようにずっしりとした雰囲気を感じた。
おじさん「.........」コト
皿を置き、座布団に座る。
こんな夜中に食べる物だと、何を見ても美味しそうだ
面白くなってきた
数分で食事を終わらせ、食器をかたずける。暖まった部屋で一服、煙草を吸う。しかし気分が乗らず、早々に火を消す。
おじさん「.........」スクッ
ふと、トイレに行きたくなり立ち上がる。特に尿意は無いが、なんとなく行きたくなったのだ。立ち上がり、居間を出よう、としたところで足に何かが引っ掛かる。
すごい勢いで倒れこむ。うまく受け身が取れず頭を打ったようだ。
おじさん「グッ.........!?」ドサッ
打ち所が悪かったのだろうか、頭に靄がかかったように思考力が落ちていき、重りを乗せられたかのように重く感じる身体を動かすこともできなかった。段々と意識が遠のき、目蓋が閉じられた。
おいきになるだろあくしろよ
あくしろ
きになーる
_______
おじさん「やあ、みんな!のってるかい!?」
女共「「「キャー!キャー!」」」
おじさん「ンハハハハハ!俺はダンスの達人!さあお嬢さん、お手を拝借.........」
女「キャー!キャー!」
おじさん「ほーらほーら上手いもんだろ!?」
女「素敵!抱いて!」
おじさん「エエで」ボロン
女共「「「キャー!キャー!」」」
おじさん「ほれほれしゃぶれや」ズブッ
おじさん「んはぁー気持ちいいぜ!君の名前.........は.........」
DQN「んっ///.....ジュプ、ジュルル」
おじさん「」チーン
おじさん「あ、あああ」
DQN「はあはあ.........おじさん///」ジュプ
悪ガキ「お、俺も!おじさんの口貰い!」ビンビン
おじさん「あ、あぐ」ジュプ
本屋「なら僕はケツを.........」ビンビン
おじさん「あ、あ、あ、ああああああ!!」ズプゥ
男共「ワーワーイクイク」ザワザワ
おじさん「お、おぇっ!ぶっ.........ううぇ、うぶっ」ジュプジュプ
DQN「ジュルル、ジュルルルル!」
悪ガキ「ほあああああ!ほあああああ!」ジュッポジュッポ
本屋「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」ズブッズブッ
おじさん「あ、あががが、あ、あ、あああああ」ガクガク
おじさん(もう.........許してくれ.........)
ドピュッ
くそっこんなんで
______
おじさん「ッ!!」ビクゥ
目が覚める。
ヤバイ。本格的にヤバイ。
気絶してまであんな夢を見るのはおかしい。
そう思い夢の内容を思い出すと
おじさん「.........うぷっ」
気持ち悪くなってきた。
しかもまた知り合いが出てきたのだ。
悪意のある夢としか思えないが、夢に悪意も何もない。
それにしても、またしても黒歴史を覗いてしまった。アレは高校デビューしようとして失敗した時の俺だった。
やけくそでダンサー紛いの降りをしていたのを思いだし、頭を抱え転げ回る。
おじさん「.........っつっても、なんでこんな変な夢ばっかり見るんだ.........」
夢は来るべき何かを伝えるという考え方をどっかで見かけた。あの夢も俺に何かを伝えようとしていたのだろうか.........?
おじさん「まあ、気のせいだよな」
時間帯も相まって、背筋にゾクリとしたものを感じながら居間を後にした。
すまんな今日はもう寝るんだ
糞SSと見せかけた良作の予感
待ってるぞ
おう
待ってるぜ
がんばれ
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