元男「…まず、整理するぞ？」

元女「う、うん」

元男「昨日、お前とテスト勉強に向けて俺の家で勉強会を開いた」

元女「深夜まで勉強した後眠くなって確かそのまま私たち寝ちゃったんだよね…」

元男「そうそう、寝る間際まで俺たち普通だった、よな…？」

元女「うん…」

元男「だとすれば、寝てる間に…？」

元女「ど、どうしよう…」おろおろ

元男「落ち着けよ…まずは冷静に、な？」

元女「だ、だって…ていうか男君はなんでそう落ち着いてるのよ！？」

元男「慌てるお前見てたら逆に冷静になっただけだよ」

元女「他人事みたいに…男君だって当事者なんだけど…」

元男「こういう時はまず落ち着くことが肝心なんだよ、多分…とりあえずお前は一旦家に戻れ」

元女「この姿で！？」

元男「仕方ないだろ…」

元女「…そう、だよね分かった…でもなんて説明すればいいかな…？」

元男「…」

元女「ねぇ」

元男「男君の家に無断外泊して起きたら男になってました…か？」

元女「絶対信じてくれないよそれ…」

元男「でも事実だしな…いや、俺も一緒に説明しに行こう」

元女「そ、その前に男君の両親に説明しないと！！」

元男「そ、そうだな…落ち着け俺」

がちゃ！！

男母「二人とも起きてー！！男！！女ちゃんに手出してないわよねぇ！？」

元男「か、母ちゃん…」

元女「あ、えっと…おはようございます…」

男母「ど、どちらさまで…？」

男母「一晩寝て起きたら二人とも性別が逆転した…て事？」

元男「…おう」

元女「はい…」

男母「…」じーっ

元男「な、なんだよ」

男母「確かによーーーーーーく見るとバカ息子の面影があるような…」

元男「正真正銘あんたの息子だよ！！」

元女「ほ、本当なんです！！信じられない話でしょうが…！！」

男母「ふーん…」じーっ

元女「あ、あの…？」

男母「そっちもなんとなく女ちゃんの面影がある、かな」

元女「あ、ありがと…ございます？」

男母「信じる、しかないわよねぇ…とても信じらんない話だけど…」

元男「俺たちも信じられないよ…」

男母「まずは女ちゃん」

元女「は、はい…」

男母「とりあえず家に戻って御両親に訳を説明した方がいいわ、男あんたも一緒に行ってあげな」

元男「お、おう」

元女「信じてくれるかな…」

男母「私でも女ちゃんの面影に気付いたんだから大丈夫よ、男、しっかり付いてってやんな」

元男「分かってる、まずは…服をなんとかしたほうがいいな」

元女「う、うん」

元男「お前の身長だと…」じーっ

元女「…うぅ」/////

元男「体をもじもじさせるなよ…」

元女「ご、ごめん…」

元男「体格的にも俺の体操着がぎりぎり着れるかな」（男の俺から見ても高身長な上にイケメンだと…？このヤロー…）

元女（女の子になったとはいえ男にじっと見つめられた…でも、男すごく美人だなぁ…なんかショック…）

元男「ほら、これ着てみろ」

元女「う、うん…あの…」

元男「ん？」

元女「部屋出てもらえる…かな？」

元男「え、あぁ…いいけど、今の姿で気にすることか？」

元女「わ、私は気にするの！！」

元男「もういいかぁ？」

「ま、まだだって！！覗かないでよ！？」

元男「覗かねぇよ、野郎の着替えなんてよ…」

「なんか言った？」

元男「な、なんでもねぇよ！！」

「…ならいいけど」

元男「ふぅ…」

元男（…それにしても…）くるくる

元男（起きたら美少女になってるとか夢物語程度に思ってたが…な）












元男（俺、今美少女になってる！！）

元男（たまに思ったりするじゃん、もしも俺が可愛い女の子になれたらなー的な…）

元男（ホントになってるし！！すげーまじかよおい！！！）

元男（鏡で自分の顔をチラ見した程度にしか確認してねーけど、俺超美少女！！！やべぇええええ！！！！）

元男（やべぇ！！ワクワクがとまんねぇキタコレ！！）

元男（なんか気のせいか良い匂いするし！！）くんくん

元男（そして…この）ぷるんぷるん

元男（見事な、巨乳…っ！！）

元男（これが人生イージーモード…か）じーん

元女「終わったよー…？」ひょこ

元男「は！？」

元女「着替えたよ…」
　　（男、さっき泣いてた…？）

元男「お、おう！！…少し小さそうだけど、それで我慢してくれ…」ごしごし
　　（いかんいかん…感動に浸ってしまった…）

元女「う、うん…」
　　（やっぱり男…女の子になって辛いのかな…辛いに決まってるよね…）

元男「俺は…男着のままでいいか」

元女（男の服が着れて少しうかれてた私って…ごめんね男）しゅん

元男（今の俺だとこの服大きすぎるな…いや、このダボダボ感もなかなか…）にやにや

男母「どー？着替え終わったー？」

元男「あ、あぁ」

元女「は、はい男君の体操着で…一応」

男母「へぇ…ペアルックみたいね」

元女「なっ！？」

元男「どっちも俺の服だけどな」

男母「ごめんごめん、茶化す気はないの、ほら早く女ちゃんの家に行ってこないと！！一応さっき女ちゃんのママに電話したからね？」

元女「電話したら、なんて…！？」

男母「…ははは、えーと、その…『息子が欲しかったのー♪』…だって」

元女「お母さん…」がーん

〜女の家〜

元女「た、ただいまー…」

元男「おはようございまーす…」

女母「きゃー！！イケメンになってるー！！」がしっ

元女「げふっ！？」

女母「娘が無断で朝帰りしてきたら、こんな美青年に変わって帰ってくるなんてビックリだわぁああ！！」ぎゅぅううう

元女「お、お母さん…苦しい…ぐぇ…」

元男「そ、そのくらいにしてあげてください死んじゃいますよ…」

女母「電話で話が来た時はなんの冗談かと思ったけど、まさか本当だったなんてねー♪」ぎゅうぅうう

元女「もう、駄目…死ぬ…」

元男「入ってますよ！？完全に決まってますよお母さん！？もうやめてあげて！！」

女母「そう、そんな事が…ねぇ」ぎゅうぅ

元男「信じられない話でしょうが、本当なんです」

元女「信じてくれる？お母さん…」

女母「そりゃ男君と最愛の娘からの話ならもちろん信じるわよー」ぎゅぅう

元女「あの…お母さん、離してくれる？」

女母「え？あーごめんねぇ」ぱっ

元女「はぁ…」

女母「にしても、ねぇ…」じーっ

元男「な、なんでしょう？」

女母「女」

元女「え？」

女母「複雑ねぇ…」

元女「…うん」

元男「ん？んん？」

女母「でも、このままだと学校も行けないわよねぇ…」

元女「当り前でしょ！こんなんじゃ学校に行けないよ！！」

元男「まぁ、確かに…」

女母「でも、女…服ならお互い交換すればいいから問題ないわよね♪」

元女「…そ、それは…」

女母「それ男君の体操着でしょ、制服もこの際借りちゃえばいいんじゃない？」

元女（男君の制服に…？）ごくっ

元男「えっと…俺はどうすればいいんでしょうか…」

女母「男君は女の制服ね」

元女「それはだめぇえええええええええええええ！！！！」

元男「や、やっぱり嫌か…？」

元女「だ、だって…！！変な匂いするかもしれないし…その…」

女母「男君、女の子ってのはこういうものだから気にしないで」

元男「は、はぁ」

女母「でもそれだと不公平じゃない、女？」

元女「そ、それは…」

女母「お互いこんな状況の身の上仕方がないわよ、ね？」

元女「…うん」

女母「ふふふ♪面白くなってきたわね男君？」

元男（この人初めから楽しんでるよなぁ…）

元女「じ、じゃあこれ私の…制服」

元男「お、おう」

元女「…着方分かる？」

元男「すまん…手伝ってくれるか？あと…言いづらいんだが下着も貸してくれるか？」

元女「し、下着！？」

元男「この姿でトランクスは不味いだろさすがに…」

元女「…うぅ…わ、分かった…」

元男「助かる」

女母（なんか面白くなってきたわねぇ♪）

元男「じ、じゃあ…まず脱ぐ事からだな…」ぬぎぬぎ

元女「きゃ！？」

元男「恥ずかしがるなよ…今の俺は女の格好なんだからよ…もう見られても恥ずかしくねェよ…」ぬぎぬぎ

元女「そ、そう、よね…ごめん」

元男「これで、いいか？」たゆん

元女「…不公平だわ」じーっ

元男「ん？」

たゆん、たゆん

元女（…女だった私のより格段に大きい…っ！！）

おもしろいなこれ

元男「じ、じゃあトランクスも脱げばいいんだな…」ぬぎぬぎ
　　（さすがにこれは恥ずかしい…）

元女「…薄い、不公平だわ」じーっ

元男「へ、変な所見てんじゃねーよっ！！」ばっ

元女「…はぁ、じゃあこのパンツ履いてみて」

元男「おう…」
　　（水色ボーダー…なかなか良いセンスだ、よもや自分が縞パン履くことになるとは思わなかったが…）

元女「あとブラ、ね…つけ方わかる？」

元男「…すまん、頼むわ」くるっ

元女「しょうがないなぁ…」ぐいぐい

元男「少し…っ…胸がきついぞ…」

元女「…」ぶちっ

元男「イタイイタイ痛い痛い！！！！！乳つぶれる！！！！」

女母（これは…傍から見たらイケメンが美少女がレイプしてる図にも見えるわね…っ！！我ながら恐ろしいわが娘…っ！！）

元男「乳いてぇ…お前、やりすぎだ…」はぁはぁ

元女「うるさい…じゃあ、スカート履いてみて」

元男「へいへい…こうか？」

元女（綺麗な脚してるなぁ…白くて長くてスラっとしてる）じーっ

元男「おーい？」
　　（これがスカートか…思ったよりスースーするな、よく女は風邪ひかねぇもんだ）

元女「い、いいんじゃないかなうん…でも少し丈が短いかなぁ」

元男「そうなのか？それって俺の足がなｇ…痛い痛い痛い痛い乳を揉むな！！つぶれる！！！」

女母（こ、これは…止めたほうがいいのかしら…！？）おどおど

元男「うん、もうこれで…大丈夫か？」

元女「そうだね、あとは…うん、大丈夫かな」

元男「あー…その…あれあれ、アレはないのか？」

元女「アレ？」

元男「ニーソックス…ニーソだニーソ、ほらスカートが慣れなくてさ…足が寒くて」

元女「うーん一応学校ではニーソはＯＫらしいからあるけど…それがいいの？」

元男「これだけ足丸出しだと風邪引いちまうからさ、頼む」

元女「じゃあ、これでいい？」

元男「サンキュ」
　　（うぉおおおおおおおおお！！ニーソゲット！！ニーソ美少女ＪＫキタコレ！！）

変態だったのか（安堵

将来有望な２人ですね（棒

ほ

きたい

えだったか・・・？

ほ