【遊戯王】主人公「デュエル…?」【安価・コンマ】 (520)

決闘都市での安価とコンマのデュエル生活。

・ライフは4000
・神、シグナー龍、ナンバーズは特別扱い
・唐突な腹パン、無慈悲なソリティア

では…おい、デュエルしろよ



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424349265

では早速…

↓1 主人公の名前は…?

久野 照

↓1 久野 照の性別は…?

めっちゃはやいやん(戦慄)

照の見た目は…?

↓1~3ぐらい

ボサボサの銀髪

ちっちゃかわいい

ポニテ

絶壁

ボサボサの銀髪でポニテとはこれいかに…

照の性格は…?

↓1~3ぐらい

ズボラ

クールで天然

無口だが感情豊か

男勝り

みんなはやすぎぃ!

名前~久野 照
性別~女
年齢~16
デッキ~?
見た目~身長小さめ。髪は綺麗な銀色で本人はポニテが好きだが、髪は実際ボサボサ
性格~ずぼらで男勝りな口調。周りにはクールに見せているが実は天然。

次スレからプロローグはいりま~す

期待

楽しみ

2XXX年。人類は遂に決闘システム、ソリッドビジョンシステムを完成させた。


これの開発、実用化はデュエルをリアルなものにするだけにとどまらなかった。


ソリッドビジョンとは簡単に言えば、無からの創造。なにもないところからモンスターの触感、重量を再現しているのだ。

無からの創造…これは何を意味するのか。


そう、エネルギー問題への回答となるのだ。


エネルギー問題は何が原因かと言えば、原料に限りがあるということである。


石油、天然ガスはたまた水や食料。これらはいずれ枯渇するであろうものなのだ。


しかしソリッドビジョンの開発により全てがひっくり返ることになる。

モンスターの触感、重量の再現に成功していた科学者たちにとって、これは簡単なものだった。


唯一、心配なのは食べ物の味、風味がしっかりしているかということだったが、数年かからずにクリア。実用化まで到達した。


開発直後は安全面での不安からデモ活動などもあったが、現在ではどこでも普通に飲食されている。

さらにそれだけではない。ソリッドビジョンの考えを電波にも応用。


それによって昔はどこにでもあった電柱や電線、ケーブル等が完全に姿を消した。


ソリッドビジョンによって科学は2~300年ほど進んだと囁かれるほどである。


しかし…弊害ももちろんあった。

それは幽霊や神、オカルトの類いであった。


なまじ科学が進んだばかりに、どうやっても科学で解明できないこれらの現象に人々は頭を悩ませるばかりであった。


-神社で祈っていたら神様が降りてきた--人が死神に連れ去られるのを見た--本物の人魂を見た-
…など信じられないことばかりだ。

おっと…話が脱線しかけた。


決闘システムも昔とは測れないほど発展し遂には国際競技となった…。


国は今や、経済を左右するとまで言われる決闘で優位にたつために大規模の学校を…いや都市を作り上げた。


その名を…↓1

グランポリス

都市の名を『グランポリス』と言った。


この物語は決闘都市に引っ越してきた1人の女の子が光と闇の戦いに巻き込まれたり、もう1つの世界で戦ったりしちゃう物語。


…ここまで長いと思ってた人。大事なことはこれだ。


ソリッドビジョンの開発でエネルギー問題解決、電波にも応用された。

ソリッドビジョンってすげぇぇ!!!

…以上です。

長ったらしいプロローグお疲れ様です。


最初に私は基本9~10時更新します。なのでそのくらいになったら軽く覗くとよろしいかと…。


…もうちょい進んでもいいかな?

いいのよ

デッキ組むとこまで行こう

「ここがあなたの住む寮よ」


誰かに話しかけられる声がする。どうやら長いこと車に揺られてたので寝ていたようだ。


「あらあら、寝てたの?」


「うん。着いた…?」


眼をあけて焦点をあわせる。車の中が暗かったから外が眩しい。


「ええ、ここがこれからあなたの住むところよ」


ようやくピントがあってきた眼で周りを確認する。


…目の前に広がるでかい建物。これが私の住む寮らしいけど、前の校舎より大きいと…感じるまでもない。すごく大きい。


…これから私、どうなっちゃうんだろ。



ひとまず寮に荷物を置いて職員室へ。転校生だから当たり前だよね。


ここまで連れてきてくれた寮長さんについていく。


みんなはどうかわかんないけど、私は職員室って嫌い。あの窮屈な空気が私はたまらなく辛く感じる。…何て考えたら着いちゃった。

担任教師に軽く自己紹介して、教室まで案内してもらう。


…途中、転校の理由なんかを聞かれたけど流した。初対面でも聞いていいことと悪いことがあるでしょ。…5月っていう変な時期の転校はさ。


それからは良かった。朝のホームルームで自己紹介して自分の席に座る。周りからの視線が辛かったけどなんとか乗りきった。


…乗りきったと思ったけど忘れてた。転校生は最初のホームルームのあと質問攻めに合うのが普通だった。


…そして私は周りとの違いを思い知らされる。

何これいきなり重い

「久野さんってさ何のデッキ使うの?」


「よかったら俺とデュエルしない?」


「学校終わったらショップ行こう」


当然、私は困惑する。そして…周りに向かってこう言うのだ。


「えっと…デュエルってなに?」


周りの視線が厳しくなる。それはそうだ…ここ『グランポリス』はデュエルのエリート学校。


なのに…私はデュエルについてなにも知らない。友達すらいない。


予期していたことだが…私の周りには誰もいなくなっていた。

なるほど、そうゆう世界か
期待

◆出会いと始まり


昼休み。多くの生徒が購買のパン目当てに駆け出す決闘の時間。


そんななかクラスの窓際、1番後ろ…ラノベとかだと主人公席だとかなんとかの席に私は1人、頬ずえをついて外を見ていた。


ホームルームあとのデュエルを知らない宣言だが別に後悔はしていない。いずれわかることだし。


…それにここではデュエルでカーストができる。下手に嘘をついて上のやつらに眼をつけられるのは厄介だ。

デッキ安価に期待

でも…


「どれにするんだい?」


この学校にいる以上、デュエルは必須科目。避けられるものじゃない。


新入生用の初期デッキはあるがそれはあくまで初期。戦えるがそこまでの強さはない。


「うーん…」


あと言い忘れてた。私って結構負けず嫌いなんだ。


「これ!」


「はい、毎度あり」


おばちゃんにお金を渡して走り出す。迷っていたせいで結構時間がたっていたようだ。


次は移動教室。初日早々、悪いイメージはつけときたくない。

昼休みのあとの授業はなんとか間に合った。場所わからなかったから焦ったけど。


そして今日最後の授業はデュエルの実技。デッキなんて持ってない、カードだって昼休みに買ったパックだけ。…どうしろと。


「久野さんは今日は見学でいいわ。次からやってもらうから」


…どうやら天から助け船が来たらしい。まぁ見ているだけではなにも得られないだろうと思っていた。


…けれど10分、20分とたつと


…私の心臓が高鳴っているが聞こえた。


ルール何てさっぱりわからない…


どこが面白いのかわからない…


だけど…


どこかでやってみたいと感じていた。

-寮の屋上-


授業が終わったあとはどこも変わらないようだ。掃除して、部活しておしまい。


デュエルができない私に寄り付く人なんていないから、それはそれで気が楽だった。


寮の屋上はほんとは入っちゃダメだけど、無理くり入らせてもらった。どうやって…? 私の部屋が最上階だから登っただけよ。


学校事態が高いところに建てられているせいでここからだとよく星が見える。…こんな都会でも星なんて見えるんだ。


首が辛くなってきたから寝転がって、星を見続ける。ふとポケットに手を入れると触れるものが二つある。

パックと入学のときの手続きの紙。


手続きの紙のある部分が気になった。


『コース選択』


「コース? 私そんなの決めたっけ」


詳しい説明は下に…と。どれどれ。


-わが学園では各召喚のエキスパートを育成するために、1年生時は選択式の授業を行っております。
なお他のコースの召喚法を学びたい方は2年生になれば『総合コース』に移れますので問題ありません-


ふーん。でもあれ? 私ってどのコースにしたっけ?

↓1

『融合』『シンクロ』『エクシーズ』『ペンデュラム』から選んでください

エクシーズ

シンクロ

アドバンスド

儀式

儀式とデュアルと生贄は2年からか……
サーチとかリクルートとかも勉強できるのかしら?

そうそうエクシーズコースだったけな。名前がかっこいいから選んだ気もするけど…。


ついでに昼買ったパック。今開けちゃおう。


昔、こういうのを買うやつの気持ちがわからなかったけど今ならちょっとわかるかも。…確かにワクワクする。


「1…2…3…4…うーん」


こういうのって光ってるといいんだよね…。もしかして私って運悪い…!?


「運命の5枚目っ!」


怖くて目をつぶってしまった。うー…光ってますように。そっと眼を開ける。


「武神姫-アマテラス…?」


私が見たのは縁が黒いカードと…


『むにゃむにゃ…』


気持ち良さそうに眠っているカードのなかの何かだった…。

精霊付きかよ

武神かー俺武神使ったことねーや

おジャマとかじゃないん

俺、デッキ安価があったら『ワイトデッキ』を入れるつもりだったんだ

ここまでで。

皆さんのコメントが早すぎてビックリしてます。

ここからは他のキャラと絡みがあるのでキャラ安価を出します。

名前~
性別~
職業~
年齢~
デッキ~
見た目~
性格~

学年は現実と一緒(小6~12 中13~15 高16~18)と考えてもらってokです。

というわけで、では~

これくらい>>1が決めてくれる按配のが好きだから丁度いい

おつー、書いといたらいいの?

名前~ガマゲロゲ
性別~男
職業~悪の怪人
年齢~20代あたり
デッキ~【ガエル】
見た目~人間大の直立二足歩行のカエル
性格~悪の組織の所属だが人質や幼稚園のバス襲撃など卑怯な手段を嫌うイケメン。語尾にゲロ~とつける

名前:蒼依雪華(あおいせつか)
性別:女
年齢:20
職業:新任教師
デッキ『列車デッキ(ランク10)』
着ている制服が何故かいつも継ぎ接ぎな為『ミス・パッチワーク』と呼ばれている
生き別れの弟が居るらしい
実は元ホームレス

名前~燐音 桃音(りんね ももね)
性別~女
職業~学生
年齢~17
デッキ~サイバー
見た目~赤いリボンとヘッドホンが特徴的
性格~誰にでも明るく接する悪戯好きの先輩。デュエルの実力はグランポリスの中でもトップ10クラス。甘いものと他人の成長が大好き。

出来れば照ちゃんと同室が良かったり…?

名前~三門環奈(みかどかんな)
性別~女
職業~学生
年齢~16
デッキ~霊獣
見た目~黒髪ロングなお嬢様
性格~おっとり天然癒し系、なごむ。

名前~ 歩音崎 矮人(ホネザキ ワイト)
性別~男
職業~高2
年齢~16

デッキ~ワイト火力デッキ
(昇霊術師ジョウゲンや落とし穴系、神宣神警キックバック等で召喚や特殊召喚を封じながら墓地を肥やし、ワイトキングでぶっぱするデッキ)

見た目~ヒョロヒョロでガリガリ、黒目がちでオールバック
性格~イヤミで陰湿。でもなんだかんだで世話をしてくれるタイプ

>>61
帝ちゃうんか……

名前~ 神園 秀 (かみぞの しゅう)
性別~ 男
職業~ 学生(融合コース)
年齢~ 16
デッキ~ E-HERO(イービルヒーロー)
見た目~ 黒髪短髪。制服は着崩している。年中腕まくりをしている。
性格~ いつも人を突き放してしまうが、困っている人は放っておけない根は善人。物心着いた頃から家族がいなく、人との関係を欲しているけど付き合い下手みたいな。

早生まれの奴とか含めると
小学校5~12
中学校12~15
高校15~18
だな

名前 朝霧 義経
性別 男
職業 先生
年齢 28
デッキ  魔法使い族軸でエースはサクリファイス
見た目 不健康なそうな痩せ型
性格 教師として感情的にならない、特に怒ったら負けを信条にしている、しかし間違った事をした相手には徹底的に理屈で説き伏せて説教をする

名前~あま
性別~女
職業~学生(エクシーズコース)
年齢~16
デッキ~マドルチェ
見た目~栗毛のショートボブ、中肉中背
性格~裏表がなく素直で明るいが、好き嫌いが激しい。ちっちゃい子が好み。

名前~三門天涯(みかどてんがい)
性別~男
職業~学生
年齢~18
デッキ~最上級帝
見た目~ほどよく引きしまったデュエルマッスルが気になる長身のナイスガイ。サングラスを常にかけているのが特徴
性格~ハードボイルドでハンサムなナイスガイ。だが無類の女好きでそこが欠点、いつでも彼女募集中。
三門環奈は妹でありどんな女よりも良い女と絶賛している。要は重度のシスコン(だから彼女が出来ない)

>>67
名前ミスった。天海 優香(あまみ ゆうか)でお願いします

皆投下してるけど大丈夫なん?

名前~てっぺきさん
性別~不明
職業~ゆるキャラ
年齢~不明
デッキ~耐久型
戦闘をとばしたり攻撃を無効にしたりスタチューがでてきたりしながら相手のデッキを削り勝つ
落とし穴等の召喚無効系も入ってる。基本的に攻撃は行わず、リバースモンスターでの除去や回収も多用してくる
見た目~カースオブスタチューをゆるくしたような見た目のゆるキャラ。ソリッドビジョンで誰かが操っているらしい
性格~無口で無表情(着ぐるみだからとうぜんだが)所謂『ゆっくり』のような電子音声で喋り、デュエルする

名前~イヴァン・イワンコフ
性別~男
職業~教師(融合コース)
年齢~39
デッキ~双頭の雷龍
見た目~ブラウン髪をオールバックにした強面の男。学校指定のロゴが入った黒スーツを着こなしている。
性格~口数が少なく無表情。しかし、その外見とは裏腹にムッツリスケべであり、頭の中はいつも桃色である。男子生徒には羨望の眼差しで見られる一方、女子生徒には全く懐かれないのが最近の悩み。

名前~阿守 信(あもりまこと)
性別~ 男
職業~ 学生(シンクロコース)
年齢~ 16
デッキ~ 【チューナー】
見た目~ 人が良さそうな顔をした青年。極めて目立つような特徴はないが優しげな雰囲気を持つ
性格~温和でお節介焼き、だが決めたら引かない強さを併せ持っている。

名前~御逆 利奈人
性別~男
職業~学生(シンクロコース)
年齢~18
デッキ~普段-ライトニング・トライコーン
本気-機皇
見た目~肩までの茶髪、工具とかがたくさん入った黒いジャケットを着こなしている。全体的に中性的、
性格~気さくで優しい性格で、工学分野で色々と任されることが多い。一見雑に見える振る舞いだが根は情熱に溢れた実直な青年で、生徒からの信頼も厚い。 一部では女性疑惑も囁かれている。

名前:榊原 蒼弥(さかきばら そうや)
性別:男
職業:高校生(シンクロコース)
年齢:18
デッキ:TG
見た目:少しだけ青みががった黒髪の中性的な容姿のイケメン。身長は普通。
性格:冷静沈着。非常に面倒見が良く、後輩から慕われている。
その他:榊原明奈の実の弟(双子)。
バイクに乗っている姿が度々目撃されている。

名前:榊原 明奈(さかきばら はるな)
性別:女
職業:高校生(シンクロコース)
年齢:18
デッキ:代行天使
見た目:少々ボーイッシュな雰囲気。髪は長めだが普段はサイドテール。身長は女子にしては高め。
性格:ほぼ常時ハイテンション。理性なんてモノは弟に全部あげちゃったZE☆
その他:榊原蒼弥の実の姉(双子)。
蒼弥と組んだ時のタッグデュエルはデッキの相性もあいまってかなり強い。

TG代行はやめて差し上げろ

名前~黒恫 紅霸(こくとう くれは)
性別~男子
職業~学生(総合コース)
年齢~17
デッキ~真紅眼
見た目~長めの黒髪を後ろで纏めている。顔は中の上程度で、身長は高め。
性格~学校きってのトラブルメーカーだが、飄々としていて憎めない人物。


名前~蒼樹 煉(あおき れん)
性別~女
職業~学生(総合コース)
年齢~17
デッキ~インフェルノイド
見た目~翠色の髪を三つ編みにしている常にジト目の美少女 身長は150cm位だが巨乳 瞳の色は虹色
性格~冷静沈着だが少し天然 友達想い 少々エッチ

名前~魔界発現世行デスガイド通称デス子さん
性別~女性
職業~学園七不思議の一つ、自称カードの精霊。
年齢~秘密☆DEATH!
デッキ~魔界発現世行デスガイド入り暗黒界
見た目~魔界発現世行デスガイド
性格~ハイテンションバスガイドお姉さん。現在恋人募集中。おばさんは禁句。
かなり微妙な年齢らしく年齢のことを聞かれると思わず手に力が入りマイクが悲鳴を上げる。
語尾にデス☆やらDEATH☆をつけるウザキャラだが、デュエルではエリートや教師さえ太刀打ちできず、
年齢に触れて魔界に連れて行かれた者は数知れずと恐れられている。


名前~ 羽山蓮香
性別~ 女
職業~ 学生
年齢~ 17
デッキ~ エレキ
見た目~金髪 キツネ目
性格~ きまぐれでよく授業をサボる。運がよくデュエル中最適なカードをドローしたりする

名前:宮本 零
性別:女
職業:学生
年齢:12
デッキ:精霊
見た目:フードをしていてわからない。実はとても可愛い顔をしている
性格:冷静

名前~ 人形谷ふぁに丸
性別~女
職業~学生(融合コース)
年齢~16
デッキ~ファーニマル
見た目~ふわふわした癖っ毛が特徴。目は常に半開きで眠そうにしている。学生服の下にパジャマを来ていていつでも枕を抱えている。高校生だが中学生くらいの身長。
性格~ 怠惰で自堕落、その上フリーダムで何を考えているのかよくわからない。自分の名前については特に思うところはない。他人の不幸とデュエルで人を虐めるのが大好き。

悪役として書いてくれれば嬉しいです

名前:喜々福 さら
性別:女
年齢:9
デッキ:狸
見た目:明るい茶色の髪で前髪はピンで流している
性格:内気な性格であまり自己主張はしないデッキは可愛さ重視で勝率はあまり気にしないがたまに勝てると小さくガッツポーズする

3つぐらいきたらいいなと思ったら、すごいことになってる…

これ以上は>>1に扱えきれないのでここまでにさせていただきます。

今日はちょい遅め10時ころ更新予定です。ではー

多すぎだろwwww
全部採用するわけじゃないだろうけど

他にもガチデッカーはいるだろうと思ってTGと代行投げたらけっこう浮いてるでござる

私は驚いて飛び起きる。誰だって本からお化けが出てきたら驚くでしょう? そんな感じ。


…ちょっとつついてみる。うん、ただの紙だ。


『うぅん…?』


けれどなかの彼女には影響があったらしい。起こしてしまった。


『…あなたが私の所有者?』


「え…あ、うん」


つい心にも思ってない返答してしまった。焦って取り消したかったが…


『そう…』


その一言を言ったあとまた寝てしまった。


もう1度、真上の星空を見て思う。…前途多難だな、と。

十分、星空を堪能したので部屋に戻る。今度は屋上の入り口から出る。登るのと違って降りるのは下を見なくちゃいけないから怖いんだ。


他の生徒に見つかることもなく、無事部屋に到着。ドアを開けて部屋に入る。


…だがここで違和感が。何でドアが開いたんだ、私は鍵をかけなかっただろうか?


いや、そんなことはない。絶対かけた、ということは…


…この部屋に誰かいる。

だけどこの部屋に隠れれる場所は1つしかない。…クローゼットの中だけ。


私は緊張しつつ、クローゼットの前まで移動して取っ手に手をかけようと手を伸ばす。


…だが私の手は取っ手をつかむことはなく。


「驚けぇ!」


手を伸ばしてがら空きとなっている腕の中に、頭についた大きな赤いリボン。そして本人いわくお気に入りのヘッドホンをかけた女の子が突っ込んできたのだった。

「にゃはは、ごめんごめん!」


椅子に座って私に謝罪してる人…先程の赤リボンとヘッドホンの女性。


彼女は燐音 桃音。私のルームメートだという。


改めて部屋を見渡す。確かに1人部屋にしては大きすぎる。彼女があまり私物をおかない質の人なので私が気づかなかっただけだが。


「これからよろしくー久野ぽん」


「久野ぽん?」


思わず聞き返す。なんだそのばとるーとかしか喋らなさそうなあだ名は。


「私、友達にあだ名で呼びたい人なんだ。なんか…こう親近感があるじゃない?」


くすくすと彼女は笑って言う。そのあとに私もあだ名でいいよ、と。


…私はこういうことにさっぱりセンスがない。彼女はもしかしたら期待しているのかもしれないが、ここはベタにいかせてもらいたい。


…桃さん。ありきたりだが私の考えられる最高の呼びな。


それを聞くと彼女はよろしくね、と微笑んだのだった。


この娘最高にアキラッキー

翌日。今日も窓際に座る私の頭は重かった。


理由…? 『アマテラス』が夜中なのにうるさいからだ。


うーとかにゃーとかデュエルしたいとか。睡眠妨害にも程がある。途中で机の中に強制送還したほどだ。


しかもアマテラスの声は桃さんには聞こえてないとか。見せてもただのエクシーズカードと言われる始末。


…そういえば心なしか教室が騒がしい。朝のホームルームまでゆっくりしてたい私としては邪魔でしかない。

お、始まったか

「天海が来るんだってよ…」


「え!? マジでか…」


おい、そこの男子ども。少し声がでかいんだよ、もう少し私に気を遣ってくれ。


その時、ドア付近の女子たちが一斉に動きを止める。なんだなんだ。


そのあと、今後私をずっと引っ張り回す暴君のようなやつがやって来た。


教室にやって来たやつを私がはじめて見ておぼえた感想は栗毛のショートボブ、ちょっとかわいい普通の女の子。


ただ問題はここから。あまつさえ昨日でクラスのみんなと隔たりができているなか…。


やつは私の席の前に座ったのだ。

彼女が座った瞬間、みんなの時計が動き出す。クラスに喧騒が戻ってくる。


…だがしかし男女ども。こっちを見てひそひそ話をするな。私だってこいつから嫌なオーラを感じているんだから。


「あんた、転校生?」


周りの視線を感じるのに集中していたせいで前のやつに対する警戒を怠っていた。


「お、おう。私は久野照。よろしく」


多少動揺しつつも普通の応答。


「…つまらない」


私に聞こえる声で彼女はそう言い、体を前にも戻した。

がんばれ

転校2日目。この日は実際ヤバかった。


他の生徒の話すのを聞き耳たてれば、私の前の…天海優香はそうとうやばいやつらしい。


授業中も話を聞かず、外ばっか見てるし。


…なんで外向いてるか知ってるのかという質問はなしだ。前の席だから自然と目に入ってしまうのだ。


…さらに面倒事がもうひとつ。

なぜだろう
既に面白い

『テルー』


「アマちゃん。お願いだから静かにしてて」


そう、昨日の喋るカード。武神姫-アマテラスについてだ。


幸い、クラスの誰にも聞こえていないようだがカードに向かって喋る姿は100%不審者なので変な噂をたてられるのはよしたいところだ。


だが実際。アマテラスと会話してみると意思疏通はしっかりできるし、聞き分けはいい。ただ少し幼いというだけ。


だけど休み時間になるたびにデュエルしたいって言うのは勘弁してほしい。私はルールも怪しいし、デッキも初期のものだ。アマちゃんを出せる気どころか、ターンを進めれる気すらしないのだ。


こうして前の天海、手元のアマちゃん。この2つのせいで私のメンタルがガリガリと削られていった。

キーンコーンカーンコーン…


授業の収量を告げるベル。この音がなると一気に元気が出てくる、そんなことをみんなも体感したことがあるだろう。


周りでも、アイス食べに行くーとか部活行こうぜとやる気に満ちている姿を見ることができる。


…既に精神を削られた私にとってもベルの音は天国の訪れを感じさせるもの以外のなんでもなかった。


天海にへんにちょっかいをかけられる前に退散しよう。アマちゃんをポケットにいれたのを確認しつつ、教室を出る。ぐっばーい天海。


「あ、久野ぽん!」


…天海から逃げれたと思ったら教室の前に桃さんが。おお神よ、なぜ私を見放したのか。


「久野ぽん、自分のデッキ組んでないよね? ショップ紹介もかねてつれてってあげる!」


私をつかんでずりずり引っ張っていく桃さん。違う、私に必要なのはデッキじゃなくて休養なんだよ。


…しかしそんな私の思いと裏腹に桃さんの私を掴む力が弱まることはなかった。

ここで↓1安価

ショップの名前は…?

HINAMIZAWA

寄生虫がでそう

ずりずりされること5分。ついた場所は…


「ここ! ショップ『HINAMIZAWA』!」


なんだろう。ショップ名を聞いた瞬間私の胸を駆け巡ったのは、鉈を持った少女だ。


うん、なんの関係もない。桃さんに押されるまま私はショップへと入店することになる。


そして…


「チェーンの組み方がこうで…スペルスピードが…」


「エクシーズはレベルを持たないよ。レベル0っではないから」


「攻撃力が倍とか半減になったら固定化されるから」


な ん だ こ れ は…。スペルスピードぐらいまではよかった。ただエクシーズはレベルを持たないけどレベル0じゃないとか、タイミングを逃すとか。訳がわからんぞ。


「うーん。やっぱはじめは厳しいよねぇ」


そりゃそうだ。基本ルールだけで頭一杯だ。デッキ組むどころの話じゃないよ。


「やっぱそうよねぇ…。うーん」


桃さんが腕を組んで考え始める。乗るぐらいある胸が羨ましい。


「そうだ。久野ぽん、とりあえずデッキ作ろう。構築は私も手伝うから」

私はびくっとする。だって考えてほしい。


野球のルールを知ったからっていきなり打てるだろうか。いや絶対に…とは言えないがほとんど打てないだろう。


桃さんの言うことは今みたく、飛び級的なことなのだ。私はできないと首をぶんぶんふる。


「だーめ。さぁどんなデッキを組んでみたい? 大雑把でいいのよ?」


…この人には敵いそうがない。しかし私は決闘初心者。どんなもそんなもないのだ。

ふとポケットに手を入れる。


『テルー。くすぐったいー』


アマちゃんの声。そうだ、折角私のもとに来てくれたレア…なのかわからないカード。


このカードでデッキを組んだらどうだろう? アマちゃんのカードを桃さんに差し出す。


「武神姫-アマテラス…このカードを主軸にしたいのね?」


桃さんは少し考えると、顔をあげる。私は期待と少しの恐怖を覚えつつ桃さんを見返した。

ここまでー。

次はデッキ安価(仮)からスタート。

私も調べますが皆さんの意見を少しでも反映したいので、どんなデッキがいいか意見をください。

5つまで範囲として次回、そのなかから選びたいなと思います。(武神姫-アマテラスが出そうなデッキだと嬉しいです)

ではー

乙です
アマテラスが出しやすいのはランク4軸か…ほんでもって除外効果がある奴…RR?


俺も久しぶりにデュエルやりたくなってくるな

ランク4、除外、三体……
バニラかな?かわいいウサギが使いまわせて、予想GUYで三体並べやすくなったし。

wikiではアンデット族、紋章獣、ヴェルズを推奨してるが捻りがなさ過ぎてアレかな…?

紋章あたりで

ぶっちゃけ武神で入れる意味があんまり無いけどせっかくだから武神で行きたい

武神

うーん初心者へのルール説明も含めアサイカリバーとかの汎用詰め込んだ奴とか…?

意外とE-HEROとも相性いいかも?

ランク4のエクシーズ中心にしたヒーローか、武神姫使うのに特化した融合型かは迷うけど……

武神で組んだ場合、アマテラスとヒルメ同一キャラだがメインにヒルメ入れるとどうなるのだろう
それとアマテラスが完全にタマですね

真六武衆・紫炎の老中エニシ軸の六武衆とか
ブロックゴーレム、リバイバルゴーレム、ギガンテス辺りを軸にした岩石族とかもいけそうかなぁ
展開・レベル四・除外を同時に満たすってのは難しい…

除去ガジェでいこう

カオススピリットなら神話繋がりで絵的にマッチしてるし、効果も腐る事は無いかな

どういう…ことだ(10このデッキ候補を見て)

というわけでデッキ候補は【RR】【バニラ兎】【紋章】【アンデッド】【武神】【ランク4HERO】【六武衆】【岩石族】【除去ガジェ】【スピリット】の10この中から決めます。

決め方はコンマか多数決予定。今日はちょいはやめに始めると思います。ではー

8時30分頃開始するので安価投げます。以下10個より選んでください。

【RR】
【バニラ兎】
【紋章 】
【アンデッド】
【武神】
【ランク4HERO】
【六武衆 】
【岩石族】
【除去ガジェ】
【スピリット】

8時20分を期限とし、1番多く票が入ったものを照のデッキとして採用したいと思います。

ではー

RRに一票

バニラ兎で

アンデッドで

アンデット

岩石族

自分がBF使ってるからRRをお願いします

バニラ兎

武神で…

兎とRR人気すぎやろ…

せっかくなのでの武神。ただしアマテラスの出番は少ない

バニラ兎に1票~

アンデッド

バニラで

【バニラ兎】

しまった出遅れた

見た感じバニラ兎になりそうかな?

使用デッキはバニラ兎みたいですね

兎のようですね。

HEROならエクシーズコースでどうして融合が…とかさらに鬱展開になったのに(白目)

更新はちょいお待ちを

「さらさらさら、と」


桃さんの手元を覗き込むと、鳥や兎、岩などが描かれたカード。何も見てないのに結構うまい。


「これは…?」


「今、私が思い付いたアマテラスを使いやすそうなデッキ候補」


よし、と桃さんがペンを止めるとカードが10枚。そしてそのカードを持つ。


「さ、1枚選んで。これなら悩まなくていいでしょ?」


ずいっとこちらにカードを近づける桃さん。そんなこと言われても選びづらいよぉ。

ちらっとアマちゃんのカードを見る。アマちゃんに選択のヒントをもらおうとしてたのかもしれない。


『……』


でも今まで、うーとか何かしら言っていたアマちゃんは今回に限ってこちらを見返すだけだった。


「……」


黙ってカードを持っている桃さんとアマちゃん。言いたいことはわかる。


-自分のことは自分で決めろ-


…わかったよ。私は目を瞑って手を前に出し、1番最初に触れたカードを…勢いよく引いた。

「引いたのは兎のカードね」


桃さんがカードの絵を確認して言う。…当然、カードについて何も知らない私は首をかしげる。


「テーマが決まったら一気に組むわよ。動かし方も組ながら教えたげる!」


「桃さん、首引っ張らないでぇ~!」


また私は桃さんに首を捕まれながら、シングルカードの置き場まで連れていかれた。

照が桃音に引っ張られている頃、2人の鞄と共に机に残された武神姫-アマテラス、照の呼び名でアマちゃん。


彼女は少し嬉しく思っていた。


初心者の照が自分の意思でカードを引きデッキを決めたこと。自分を受け入れてくれることを間接的に認めてくれた彼女のことを。


そんなことを考えていたらふと、気になる反応を感じた。


『テルー。私と同じようなカード持ってる人、近くにいる』


…もちろん、桃音に引っ張られている照に聞こえる訳はないが。

「どーも、ありがとうございましたー♪」


店員の営業用スマイルを流しつつ、もとの席に戻る。カードを探しすぎて足がいたい。座った弾みでそのままぐでーとなる。


カードを探している間も桃さんによる講義があったのだ。ルールもさっき教えられた私の頭はパンク状態だよ。


「そんなになってる時間ないよ! さっそくやってみようか!」


…私よりも口も手も動かしてるのに元気な桃さん。ここまで来ると親切を通り越してお節介とも言えるかもしれない。


だけども足りなかったDPは桃さんが支払ってくれたのである。これは素直に感謝しなくちゃいけない。


『テルー。デュエルデュエル!』


…デュエルしたがってる子もいるし。私は体を持ち上げてデュエルディスクを起動させる。


「じゃあ…行こうか」


桃さんの声に頷いて、ディスクを構える。そして宣言する。


「デュエル!」

お?デュエルするのか?

「私の先行のようね」


先行は桃さんのよう。手札の半分がバニラの私としては嬉しいところ。


「モンスターをセット。エンドで」


桃さんの前にカードがセットされる。桃さんも手札が悪いのか…はわからないけど私のターンだ。


「ドロー」手5→6


むむむ。よくわからない…けど手札を変えた方が良さそう。


「闇の誘惑を発動。2枚ドローして召喚僧サモンプリーストを除外します」手7→6


よし…いける。私は次のカードに手をかける。


「私のフィールドにモンスターがいないのでフォトン・スラッシャーを特殊召喚!」


私がフィールドにカードを置くと、地面からフォトン・スラッシャーが出てくる。


始めてみるソリッドビジョン…。このとき私は授業の時のように心臓の鼓動が大きくなっていた

手札はまだ5枚、召喚権もある。アマちゃんの方を見ればもう我慢できないのかカードの中を動き回っている。


「私はレスキュー・ラビットを召喚! 効果を発動します。除外してデッキからセイバーザウルス2体を特殊召喚!」手5→4


「レベル4が3体! いきなり来るのね!」


桃さんも楽しそうにこちらに声をかけてくる。それに私は笑って頷く。心臓の音が凄い…もう破裂しちゃうぐらいに!


「レベル4のフォトン・スラッシャー、セイバーザウルス2体、計3体でオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!」


「ランク4、武神姫-アマテラス!」


『デュエルだー!』


ただエクシーズモンスターを召喚しただけ。でも私はこのとき、最高に楽しかった。

これはLP8000?

『デュエルだー!』


ソリッドビジョンのアマちゃんは動かないが、ディスクに置いたアマちゃんは嬉しいのだろうか跳ね回ってる。…さぁアマちゃん、あなたの力を貸してもらうよ!


「後攻1ターン目に3体エクシーズ。まだまだ来るんでしょう?」


「はい! 私はアマちゃ…アマテラスの効果を発動します! ORUを1つ使ってジョガイされてるレベル4以下のモンスターを特殊召喚します」


レスキュー・ライブを選ぼうと手を伸ばしたが


「久野ぽんー。レスキュー・ラビットの効果は1ターン、1度だからねー」


桃さんの言葉を聞いて手が止まる。そうだった、危ない危ないと私はラビットの下のカードを選び


「… 召喚僧サモンプリーストを特殊召喚しま」


どごぉぉぉぉぉぉん!!!


ディスクにカードを置こうとした瞬間、爆発音が響いた…。

出来ればカードの説明というかwikiのコピペでいいから解説欲しいかも
全カード把握するのがデュエリストの基本かもしれないけど、一つ二つ解らないカードあるだけで話が全く解らなくなるし

>>151
自分でwikiろうな……
あと、デュエルの流れで頑張って読み取ってくれ

でもそういう気遣いあった方が個人的には好きよ

私も桃さんもその音にビックリする。そして周りを見渡せば、煙が上がっている。


私が煙を見てポカンとしていると強い力で腕を捕まれる。


「鍛冶だよ、久野ぽん!」


私の手をとって煙の方へ走り出す。


「桃さん、そっちは…」


「火事場は近いから! すこしでも救助の手を増やさないと!」


あーもう、このお節介焼きの真人間。ここまで来たらいいよ! 今日だけは手伝うんだから!


私も桃さんの手を握り返し、全力でダッシュするのだった。

斬新なデュエル中断である

>>151あー…今回は練習的なノリなので許してください、次回からはつけますので…。


「ここだ!」


桃さんと一緒に走ってきて着いたのはレストラン。なるほど…調理ミスとかそんなところだろう。


「そこの人、消防車呼んで! 立ち止まってないで、動きなさいよそこのあんたら!」


桃さんの怒鳴り声でようやく周りの人が動き出す。…これだから大人は。


「うわーん! う…うぅ…」


店の近くで泣いてる女の子を抱き抱えて、安全なところへ。私だって少しは働ける。


「待ってぇ…。お姉ちゃん…がぁ…」


運んでいた女の子が私の胸を叩く。やめなさい、異常時体だけど私の胸は薄いんだよ。


「どういうことだ?」


女の子を下ろしたあと、目線を合わせて聞く。


「お姉ちゃんがぁ…まだ中にいるのぉ…」


え…。そんな…。私がそれを聞いて動こうとしたとき、入り口の屋根が燃え落ちて入り口付近が燃え上がる。


…入り口が通れない。これは何を意味するか。簡単だ…女の子の言うお姉ちゃん。彼女を助ける唯一の道を…封じられた…。

…その女の人を助けられない。赤の他人であるがそれは私の精神を折るのに十分だった。


視界が沈んでいく…。動機が激しくなる…。


「はぁはぁはぁ…!」


落ち着けよ、私。今、この事実を知ってるのは私だけなんだぞ。私が動かなくてどーするんだ。


…だけどその気持ちとは反対に体の方は意識を手放そうとする。くそ…どうしたら…。


『テルーは…』


ポケットから声がする。アマちゃんの声、私はポケットからカードを取り出す。

「なぁに…アマ…ちゃん」


精一杯の優しい声で返事をする。アマちゃんはこんな顔もできるんだなと思うような真面目な顔で次の言葉を言う。


『テルーはその人、助けたい?』


一瞬、時が止まる。一体なんだと言うのだ、こんなときに。


その時、頭の中で何かを思い出せそうな気がした。そして私はポツリと口に出す。


「助けたい…助けたいよぉ…」


目から溢れる何か。どうしてだろう、泣かずにはいられない。


『テルーは優しいね。だから…私の力、貸したげる!』


アマちゃんが一瞬、光ったと思ったら私は暖かい何かに包まれていた。

目を開くと、まず持ってるはずのアマちゃんのカードがなかった。さらに手にはどっかで見たことがあるような剣。


…これって武神姫-アマテラスがカードのイラストの中で持っている剣…。


『テルー!』


そんなこと考えていたらアマちゃんがぶつかってきた。…心の中で。


「ど、ど、どういうこと!?」


『私の力でテルーと融合? したの!』


意味がわからない。俺とお前でオーバーレイってやつですか? 現状に困惑する私だったが


『今持ってる剣なら炎だって斬れるよ?』


この言葉ではっと我に帰った。

息を吐いてすっと立つ。アマちゃんの言葉通りなら入り口の火を斬れる。


…女の子のを助けれる。その事しか意識してなかった。


…正直、このあとのことはよく覚えてはいない。無我夢中だったからだろう。


覚えているのは火を斬って燃え盛る店の中に入って、女の子を担いだところまで。


桃さんの話だと、いきなり入り口付近に私と女の子が出現したということらしい。


私は意識が深く沈んでいくなか誰かに頭を撫でられるのを感じたまま、頭が考えるのをやめた。

今日はここまで。

唐突な俺とお前でオーバーレイ。次で詳しい説明を入れます。

デッキも決まったのでここから本番と言うところ。がんばらないと(使命感)

ではー

おつ
これからも期待

乙やで

説明入れろとかその方が好きとか読者様()は[ピーーー]よ

バニラ兎は予想GUYに強くなった。
シンクロも簡単だし柔軟性は高いよね。

ようやく慣れかけていた学園の制服ではなく、病院の患者用の服を着て、私は…屋上に立っていた。


火事現場で気絶したあと、病院で起きて無傷なのを主張した私だったが桃さんを説得できなかった。


どう言っても納得してくれなかったので、今日は病院で過ごすことになった。ま、明日は普通に登校できるのであまり問題はない。


屋上の手すりに寄っ掛かっていた私に夜の冷たい風がかかる。火照っていたから気持ちいい。


『テルー…さむいよぉ…』


手に持っていたアマちゃんを見るとぶるぶる震えていた。ごめんね、ちょっと確認するだけだから。


私はアマちゃんを持っていた手を上にあげる。そしてまた暖かい光に包まれた。

火事の時はしっかり見れなかったから、見てみたかったんだ。


薄い青の…水色っぽい服に青のブーツ。服に合うように同じ色のヘルメット、私的に自慢の銀髪とポニテはそのままの女の子がそこにいた。


…見た瞬間感じた。これ私じゃねぇな…。


『テルー暖かい~』


また心の中でアマちゃんが私に抱きついてきた。私もアマちゃんを持ってナデナデしてあげる。


「アマちゃん、この状態について教えてくれない?」


『わかんない』


え…?


『私はテルーとならできると思っただけなの…』


どうして…と質問しようとしたとき私は下に引っ張られるのを感じた。

「えぇ? えぇぇぇ!?」


私は突然のことに対応できない。そりゃそうだろ? いきなり体が沈み始めたんだから。…床を貫通して


『テルーあっちー!』


アマちゃんが指差してる方も見ると空中に道があるのが見えた。この際、どうしてもアマちゃんの指差してる方が見えたのか、とか空中に道があるのかはおいといてほしい。


その声を聞いて、そっちへ思いきりジャンプする。またすり抜けたらどうしようとか考えたけど、そんなことなく着地できた。


そして後ろを見て気づく。必死でわからなかったけどここと病院の屋上は、普通だったら絶対届かないような距離にあることを。


「どういう…ことだ」

ひとまず、息を吐いて落ち着く。…今現在空中にいるので落ちたらとんでもないことになるんだが。


ふと周りを見たら同じ様な道がいくつもある。家から、電車の線路を、電波塔から。…うん、電波搭?


「もしかして…」


頭の中にひとつの考えが浮かんだ。当たってほしくはないが…。


…私は今、ソリッドビジョンにより…無物質化した電波になったのではないか、と。

『行こう! テルー!』


私の意思と関係なく体が動き出す。心の中で会話ができるんだ…アマちゃんにも体を動かすことができるんだろう。


横を見れば凄いスピードで周りの景色が変わっていく。顔に当たる風がすごく気持ちいい!


「凄い…凄いよ、アマちゃん!」


『私も凄く楽しー!』


…私はこのとき、ただただ楽しいとしか思っていなかった。


だけどこの力は…この力を持ったことで私は戦いの日々に巻き込まれていくのだった…。

今回、照が気づいたこと。

・アマちゃんと合体したらソリッドビジョンのように無物質化する?
・あり得ない跳躍力、凄いスピードの移動力があること。

次は8時頃に。アニメで院ゲスさんが出るよ、ハルトォォォ! ではー

一旦乙
遊戯王では至って普通?な展開で安心した

なんだいつもの遊戯王か

主人公は多重人格になったり金メッキになったり合体したりするモノだから仕方ないね

遅れそうなので安価ぶん投げ

これからは…

1〜平和じゃない日常編
2〜平和じゃない事件編

どちらがいいですか? ではまた後ほど…

酉……

2で

トリミスちゃった(テヘペロ)


慎重すぎかもしれないけど、トリ変更しときます。次からこれでいきます。

安価は継続してます。9時に開始したい…

末尾も違うし乗っ取りですか?

>>183
端末変えただけ説

>>183 ち、違うんや…。

充電中だったからiPodでやったらミスっただけなんや。

>>178>>181>>1と同一人物やで。


というわけで開始。

2時間ぐらい超速でドライブしたあと、もとの場所まで戻ってくる。


「アマちゃん。眠い?」


先程から肩にもたれ掛かっているアマちゃんに声をかける。


『眠い…。でも寝たら合体がとけちゃう…』


げ…。それは勘弁してほしい。急いで合体をといても良さそうな地面に着地する。


「よし、アマちゃん。お願い」


『はぁい…』


一瞬で患者用の服に戻り、手にはアマちゃんのカード。2回も合体したからだろうか、アマちゃんはもう寝ている。


アマちゃんを撫でながら病院内に戻る。…とっくに消灯時間は過ぎてる。怒られるのは勘弁だ。

翌日。病院の人にお礼を言って、寮に戻る。地味に昨日の火事で制服が破けたところがあるのだ。


静かに自室のドアを開けたらもうすでに桃さんは起きてて、私の姿を見たとたん抱きつかれた。…柔らかいものが妬ましい。


そんなわけで私はいつも通り、窓際1番後ろに座って、頬ずえをつきながら外を見ている。


…朝から練習を頑張っているサッカー部や野球部には頭が下がる。そいえば…


私のしたいことってなんだろう。ホームルームまでそんあことを考えていた。

◆久野 照の騒がしい日々

最初の分岐点。照の行動

1~授業まで教室に
2~ちょっと散歩

↓1

1

『テルー、テルー!』


「あー…静かにね。アマちゃん」


1晩、寝たからなのか今日も元気。誰にも聞こえていないだろうけど…。ちょっと心配。


カードを撫でるという、多分、周りの人は何してるかわからないだろう。私もこれでいいのか不安だけどアマちゃんが気持ち良さそうなので、きっといいのだろう。


撫でつつ前を見ると、今日は前の席が空いている。天海は休みなのかな? 私としても周りの人から見られないから楽なんだけど…。


ばたん、という音と共に教室のドアが勢いよく開きドアの周りの女子の動きが止まる。

天海だ。まだ2回しか見てないけど、今日もむすっとした表情だ。


彼女はまっすぐ自分の席まで歩くとがたん、と音をたてながら席に座る。


…お前がどういう気分なのかは知らないけど、人の目をひく行動はやめてくれ。私にも視線が突き刺さるから。


「なに? 私の顔になにかついてる?」


あ、ヤバい。ただ見てただけなんだけどな…。変な印象与えちゃったぽい。

「いや、別に」


アマちゃんをポケットに隠しつつ、ぶっきらぼうに答える。大丈夫だろうけど、天海もアマちゃんの声が聞こえてたら厄介なことになりそうなのでね。


「……」


対する天海は何も答えない。そうそう、そのまま前を向いてくれ。


「…それどうしたんだ?」


…これもあとで思ったことだが、私は危機察知能力が壊滅的に鈍いらしい。天海と会話になるような話題をふってしまったこと、これが私の第一の失敗だった。

私が気になったのは天海の頬の絆創膏。それになーんか気になる。


「昨日…レストランに行ったの」


お…まともな言葉が返ってきた、とか呑気に考えていた。


「あんたも知ってるでしょ? 昨日火事があったその店よ」


うんうん、わかるよ。私、駆けつけたからね。


「みんな火事で焦っててね。…正直私も焦ったわ。みんな逃げるてて私も逃げなきゃ…って思ったのよ」


「したら泣いてる女の子を見つけたの。誰もその子に声もかけなかった。大人ふざけんなって思いながらその子に声をかけたわ」


ん…泣いてる女の子? なんか…見覚えが…。

「女の子をあやして、逃げさせたのはよかったんだけど頭に…多分、柱の材木じゃないかしら? 見事に当たっちゃってね、気を失ったわけよ」


「へ、へぇ…災難だったな…」


「…これは私も死んだなって思ったんだけど、今日ここにいるじゃない? 助かったのよ」


「…それは良かったじゃないか」


…私は適当に答えを返しながら、冷や汗だらだらだった。…だって、天海助けたの私じゃん! 話を聞く限り!


「…起きたのは病院のベッドでね。誰に助けてもらったのか、消防の人に聞いたのよ。…けどねわからないって言われたの」


わからない…? だって私は天海をかついで入り口から出てすぐ意識を失ったはず…。

ポケットから声が聞こえてくる。


『テルーが怪しまれそうだったから、適当な場所で合体といたのー』


ナイスだ、アマちゃん。ってことは助けた…アマちゃんと合体した私は見られてないってことか。


「わからないって何よ! これだから大人って嫌だわ!」


「…生きてるだけいいだろ? 縁があればそのうち会えるさ」


睨んでくる天海から目線を外して適当に返事をする。…風でポニテが揺れる、こういうとき邪魔くさいなぁ…。


「…ねぇあんた。兄弟とか親戚とかいる?」


「いや…私は転校生だぞ」


「そうよねぇ…」


謎な質問を受けてたら先生が教室に入ってくる。…結構喋ってたみたい。


…この時の会話が始まりとなって私と天海は時々、話すようになった。

キーンコーンカーンコーン…


午前の授業、終了の鐘がなる。うーんと腕を伸ばす。


『テルー、お疲れー!』


声を出すと前の天海などに聞かれるかもしれないので、撫でるだけにしておく。


さて…どーしよーかな?


1~教室に残ってみる
2~学校を散策
3~今日も購買へ

↓2

2

1

キャラ安価のときも思ったけど、何人くらい見てる人おるんやろ…安価の反応が早すぎる…!


別にやることもないし、教室に残る。…5時間目、決闘理論じゃん。


決闘理論…。実際にカードを使ったりして最適の手を考えたり、自分のデッキをより良くするにレポートを書いたりする授業。


正直…私はこの授業が嫌い。…だってカードの効果とかよく知らないもん!


昨日、桃さんと作ったデッキを机の上に並べる。…兎とアマテラスぐらいしかよくわからない。

「へー…あんたのデッキ?」


いつの間にか後ろを向いていた天海が、私のデッキの内容を見ていた。飲んでるカフェオレが美味しそう…。


「…次、決闘理論だろ? 昨日いってたけど、今日は自分のデッキのレポートらしい」


「ふ~ん」


天海はまるで、そんなことに興味がないという表情をする。…マジでカフェオレ美味しそう。


「私は決闘初心者だからな。…少しでも覚えないとな」


「ふーん。ねぇ…デュエルってどういうものだと思ってる?」


「…どういう」


「いいから」


天海の剣幕に押しきられてしまった。…うーんとだなぁ…

「デュエルってのは…」

1~勝ちを目指すもの
2~楽しむもの
3~…わかんねぇよ

↓1

さらに↓2でコンマ判定

とう

「わかんねぇよ」


「はぁ? なにそれ」


だってそりゃそうだろ。まだ2日だぞ、まだ楽しむも勝つも何もねえよ


「ま、ゆっくり見つけていくよ」


「……」


…なんか天海に睨まれている気もするが、これが今、私にできる最良の答えだ。


そんな感じで昼休みは過ぎていった…。

放課後…。一気に時間が飛びすぎ…?


だって5、6時間目やって終わりだもん。決闘理論? 後半300文字を武神姫-アマテラスのことを書いて強引に埋めてやったよ。…評価は気にしない。


今日も桃さんに誘われている。…一体なんだろ? 鞄をもって急ぎ足で教室を出る。


天海が一瞬、こっちを見た気がするが気のせい気のせい。

階段を1段飛ばしで降りて、最後は5段一気にジャンプして1階に到着する。


「久野ぽんーこっちこっち!」


購買の方から桃さんの声がする。…嫌な気がしてきた。


「いやー私さ、生徒会の仕事あるから購買の手伝いできないんだよねー」


あ…もしかして。


「私の代わりにやってくれない? ちゃんとお礼はするからさ!」


うーん…桃さんだと断りづらいっていうか断れない…。私はたてに首をふる。


「ありがと! 5時くらいにはわたしもくるからさ、それまでね」


そう言って桃さんには走っていく。今は3時、2時間くらい余裕でしょ…と思っていた。


我が学園の購買は3~5時が1番客足が多いことをこの時の私は知らない。

照の作業能力をコンマで…というのもいいのですが、今回は遊戯王クイズを出したいと思います。

それの正当率でこのあとの展開を決めたいと思います。KONMAI語を理解している皆様なら簡単なはずです。

答えは問題番号を明記して答えてください。


問題1 焔征竜-ブラスターの特殊召喚を防げるものをこの中からすべて選べ。
【神の宣告】【神の警告】【ライオウ】


問題2 カオス・ポッドの効果で裏守備で特殊召喚した【幻奏の音女アリア】を表側にしたとき、アリアの効果は適用される。○か×か


問題3 【ガード・ブロック】の効果はダイレクトアタックでも使用できる。○か×か


23時50分までを期限とします。お楽しみください。ではー

1 警告
2×
3○

>>208
さすがチームサティスファクションのリーダーだ!

問題1の征竜はチェーンブロックを作る効果を発動して行う特殊召喚のため、無効にできるのは「神の警告」

>>209
やめて差し上げろ、実際回答早いけど

>>209 や め ろ


残り5分となりました…。回答がある人はお早めにどうぞ。

実はどれかが違っていたり…?

遅すぎる自分に絶望した&もうwiki調べない限り分かんない…

というわけで答え会わせー

問題1 ブラスターの特殊召喚は効果なので防げるのはテキストに「特殊召喚を含むモンスター効果~」と書かれてる【神の警告】のみ


問題2 問題のケースだと表側になった瞬間に効果は適用されるそうです。ちょっと納得いかん…。というわけで○


問題3 これは簡単だったね…。【ガード・ブロック】はダイレクトアタックも防げる。


なので3の2。ということで進めます。

適用されるのか…幻奏は詳しく知らんからなぁ

Q:このカードが裏側守備表示で特殊召喚された場合、リバースした後に効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(15/01/07)

なんだこれは…たまげたなぁ…

現在時刻4時50分。購買の店番なんて楽でしょと思っていた私がアホだった…。


おばちゃんに聞いたら、うちの購買3~5時が客足のピークだって言うじゃん。


桃さんの裏切りものぉぉぉ! そこのところちゃんと言ってよ!


「ごめんごめんー。久野ぽんありがとねー」


全く悪びれず、満面の笑顔の悪魔がそこにいた。…疲れたー。


「これお礼ね。昨日ex買うの忘れてたからね、私からのプレゼント♪」


…くそー憎めない人だ。今日はアマちゃんには悪いけどゆっくり眠らせてもらおう。


天海、桃さん、アマちゃん…私の日々は退屈しなくて…よくないよ。もうちょいゆっくりさせてください…。

今日はここまで。


やっぱKONMAI語って難しいわ。誰か教えてください。

そして今悩み中なのは照とアマテラスの合体のときの口上。うーん…。


微かに天海にロックオンされつつある照はどうなるのか。ではー

乙です
KONMAI語は環境トップの物と自分や友人が使うデッキに関係ある物くらいしか分からんわ


楽しく読ませてもらっています

アマテラスの声がタマで再生されちゃうのは私だけではあるまい

気になったんですが、コースごとにクラス分けしているのか、コース別授業の時だけ別れているのか、どっちなんですか?

これは説明不足でしたね…。

このssでいうコース分けは後者の方です。なのでどのコースであろうと照のクラスメートの可能性はあります。

今日は9時頃開始予定。ではー

>>223
なるほど、ありがとうございます

そういや現在候補に出てる生徒のデッキを纏めてみると
 
教師-列車、魔法使い、双頭雷龍
18-帝、ホモコーン(機皇)、TG、代行天使
17-サイバー、真紅眼、インフェルノイド、エレキ
16-霊獣、ワイト火力、E-HERO、チューナー、マドルチェ、ファーニマル、バニラ
 
・・・結構個性豊かだこの学校……

サイバーと真紅眼が同学年ってのがまた面白い

私in部屋…。部屋までふらふらだったけどなんとかたどり着いた。


鍵をかけたらベッドにダ~イブ。きっとこのまま寝たら明日まで起きないだろうけど、気にしない。疲れたもん。


『テルー。合体しよ!』


アマちゃん…ちょっと卑猥に聞こえるよ。疲れてるせいか思考回路が麻痺ってる。


「ごめん…ね、アマ…ちゃん。私…疲れちゃった…」


そこまでが限界だった。あ…アマちゃん出したまま…でも桃さんには見えてないしいっか。


一気に視界がブラックアウトしていく…。おやすみ…アマちゃん。


『テルー!合体するの!』


ポコポコ私を叩いてるけど、それじゃマッサージにしかならないよ…。あぁ気持ちいい…。

一応、今後の展開に関わるから聞いておこうか。

↓1 勘でお答えください。

1~白
2~黒

1かな
gxの破滅の光

ふわふわ浮かんでる…。まるで自分がシャボン玉のよう…。


私は直感的に感じる。あぁ…これは夢だ…。どこまでも…気ままに進んでく…。


進んでいくと…だんだん風景が変わっていく…。白から黒へ…。平和から惨劇へと…。


「…ここは!?」


気づいたら私は立っていた。…無惨な姿となった決闘学園に。


きょろきょろと周りを見渡すとデュエルをしているのが見えた。


1人は恒星のような白、もう1人はすべてを飲み込む黒。


黒い方が4体のモンスターを合体させる…。融合…? エクシーズ…? シンクロ…? なんだかわかんないけど。


そして白いほうが膝をついて…。

『テルー!』


といったところで目覚めた…。なんだ今の夢は…。


『テルーテルーテルー!!!』


涙目になってどーしたのアマちゃん。カードをなでなで。


『だってぇ…テルー寝ちゃったから合体できなかったぁ…』


ぐふっ…。普段でもかわいいのにこれは破壊力がありすぎる…。


ちらっと桃さんの様子を確認する。…よし寝てる…。


「ごめんねアマちゃん。学校まで時間あるし、ちょっとだけだよ?」


『わーい!』


すごく嬉しいのか両手を上にあげて走り回るアマちゃん。私はいつものようにカードを持って上にあげた。

あまり時間がないからそこまで遠くまでは行けないけど、朝早くに風に当たるのは心地いい。


『にゃー!』


…アマちゃんもご満悦のよう。合体してるとアマちゃんの気持ちがダイレクトに伝わってくるからよくわかる。


…合体も3回目になると慣れてきたのか、周りの景色を観察できるまでになってきた。


…鳩のように固まるクリボー、元気に飛び回る…えっとぉ…閃光竜だったかな? たくさんいる。


『私の仲間もいるー!』


アマちゃんがはしゃぐ。…待てよ、実はモンスターたちは電波上の生き物なのか?


確証はないけど…。働いているやつもいるし…実は私たちの生活はモンスターたちに支えられていたりとか…。


アマちゃんと出会ったことで、この世の不思議を垣間見てる気がした…。

ホームルームに間に合うように、寮の前まで戻ってくる。そういえば…


「ねぇアマちゃん」


『んにゃ?』


…猫かな。気になってたことを口にする。


「アマちゃんみたいに喋るカードを持ってる人っていないの?」


それを聞いたとたん、アマちゃんは難しい表情になる。そしてその答えは…


『いる…よ。誰かは知らないけど近くに』


アマちゃんからは考えられない静かな声で。不安と恐れを抱いた声で。


私は頭に?マークを浮かべながら、学校の準備をすべく自室に戻るのだった。

-教室-


「アマちゃーん、アーマーちゃーん」


『……』


無反応。朝から全然、反応してくれない。


…となると私が授業までできることは…。前の席の天海にちょっかいをかけるか、廊下でも散歩するかの2択だな。


↓2

1~天海にちょっかい
2~散歩

2

1

「おい、天海ー」


ついなんとなく天海に声をかける。…こいつが笑ったりするところを見たことがないんだが、こいつは笑うのだろうか。


「…なによ」


いつものトーンで返答される。体をこっちに向けてくれるのは 何回か会話したおかげか。


…なんか聞いてみようか。

↓1 自由安価(けっこー無茶ぶりでもええで)

ちゃんとパンツはいてるかー?

お気に入りのカードは何?
誰だろうとうちのアマテラスには勝てないけどね♪

もっと無茶な安価来るかと思ったが普通だな

「ちゃんとパンツはいてるかー?」


…何で私はこんなこと言ったんだろう。なぜだか無償に言いたくなった。うん、後悔はしてる。


「…なに、あんたそういう趣味なの?」


あれ? 結構、普通の反応。というかその言い方は本当にはいてないのか? いや…実は私をバカにするために、かまをかけてる?


…そんなこと考えていたが、これ以上この話を続けると私が変態になってしまうので切り上げることにする。


今のはちょっとした冗談だと言うと別に興味がないのか、たいした反応は得られなかった。

「そー言えばお前は部活に入ってないのか?」


そうそう、ここでうちの学校の部活について説明しておこう。みんなも知ってる運動部、文化部のほかにもちろんデュエルの部もある。


桃さん情報だと全国決闘大会の団体の部は、デュエル部の部員で組をつくってトーナメント戦をして選ぶのだとか。…全く私には関係がない。


「入らないわ………だもの」


「…なんだって」


「…つまらないもの」


つまらない…ねぇ。こいつと話して薄々気づいたことだが、こいつは「興味ない」とか「つまらない」という発言を多くする。

そして私が結論付けた結果はこうだ。


こいつは目標や目的の見つけられてない不完全燃焼系少女なのではないかと。


これは私としては面白くないことだ。よし、いっちょ私が熱血指導してやるよ!


「…じゃ自分で面白くすればいいじゃん」


「はぁ?」


「今がつまんないのだろう? だったら人間行動あるのみじゃないのか? 命短し、恋せよ乙女とか誰が言ったか知らんけど何か、してみたらいいんじゃないのか?」


とまで言ったところで、先生が教室に入ってくる。それにしたがって天海も前を向く。


…いやぁタイミング悪いなぁ。でもこれで天海も何か行動するだろう。こいつが動いてくれればクラスの視線も薄くなるしぃ~、とか思ってた…。


「何か行動すれば」…まさかこれが自分に帰ってくることになろうとは…。

ここまでー。

明日は用事で書けないので次回は明後日に。

ではー


他のキャラとも絡ませたいね

乙です
キャラ一杯いるから誰が来るのか楽しみだね

砦を護る翼竜

今日は更新お休みなので照との絡みのリクエストをとりたいなーと思う。

簡単に「照とxxでお泊まり会したい」とかそんな感じなのを。

キャラは物語に出ていない人もok。てか出てる人の方が少ないし(震え声)

大きなこと以外あまり詳しく決めていない非力な私を許してくれ…。

ま、一種のアンケートだと思ってくれると嬉しい。期限は今日が終わるまで。ではー

とりあえず教師組かな……3人の内の誰かは今までで必ず『授業』してる訳だし

くじ引きタッグデュエル
相方相手はコンマで

タッグデュエルはキャラ出しやすいから良いかもねぇ、個人的には賛成

教師からのデュエルの基礎授業みたいな、選べるのなら>>66朝霧義経がいい

今、帰宅するという絶望(白目)

期限までまだ時間あるのでどんどんどぞー。

では、また明日。

照に詰め寄る天涯くん、そこに嫌がってるじゃないかと普段は悪な感じがする秀くんが止めに入り意外な一面を見せる。
二人は照を賭けたデュエルへ←ここ重要
最後は勝敗に関わらず妹の環奈ちゃんが出てきて天涯のシスコンがバレ、全員と仲が良くなる照であった。
…なーんて少女漫画みたいな展開があったら良いな

無難に煉とデュエルして友達になるとか。

既出だけど、自分も教師との授業風景が見たいな

照またはその周りの知人が告白されて、みたいな流れの発展も見て見たい気はする

期限切れですが、学年対抗の三番勝負とか見てみたかったり…

リクエストありがとね。タッグデュエルや学年対決は用意してからじゃないと難しいけど…。

ところでベクター、こんなに先生が人気なのはお前の仕業か?

今日の更新は8時30分くらいだが、更新前に聞きたいことがあります。

照の担任は【蒼依雪華】 【朝霧 義経】【 イヴァン・イワンコフ】のうち誰がいいかということです。リクの内容にも関わるしね。

できれば意見がほしいのです。でははー

困ったときのコンマ

青依雪華かな
新人教師らしいし

コンマで良いと思います

唯一同性でエクシーズ使う雪華で良いんじゃないかな

コンマでいいんじゃないかな、自分で提案したキャラ推したくなっちゃうもの

そういやコンマとかいう便利なものがあったな

チラ見せ程度に三年生も見てみたいな

開始前にコンマ判定といきましょう。

00~33→【蒼依雪華】
34~66→【朝霧 義経】
67~99→【 イヴァン・ イワンコフ】

とします。↓1さんよろしくで~す。

ヌッ

新任、真面目、むっつり中年
…バランスがいいのか?

朝霧 義経に決定になりました。担任は…なので残り2人もそのうち出てくることでしょう。

では開始~


「アマちゃ~ん」


カードをつっついても、振っても反応してくれない。…てかカードの中にいない。


むむむ…。これじゃ私がつまらない。天海はぶつぶつ何か言ってるし、クラスに友達なんていないし。


結局、今日は静かに1日が過ぎていった。…足りないと思うのはなんでだろ。

もう放課後。普通に授業して、普通に時間が過ぎていった。…つまらん、私も天海みたくなってしまったのだろうか。


アマちゃんも…。おや…。


『……』


むこう向いちゃって表情見せてくれないけど帰ってきていたようだ。てかカードから出れるのだろうか、ちょっと気になる。


アマちゃんを…カードをなでなで。地味に私はこれが好きだったりする…


「1年x組…久野、職員室の朝霧のとこまで来い、繰り返す…」


だったのに先生に呼ばれるとは…。私変なことしたかな…レポートふざけすぎたことぐらいしか覚えがない…。


よっと…勢いよく立ち上がって足早に職員室に向かう。今日はなんだか早く部屋に帰りたい気分だ。

ちゃんと覚えあるじゃねえか

レポート酷すぎると単位貰えないから仕方ないね

コンコン…ノックしてから静かにドアを開ける。


「失礼しま~す」


…職員室内の全先生の視線が私に向けられる。私はこれが1番嫌いだ。凄く威圧される感じがする。


それを無視するかのように、一点しか見ないであるく。目的の先生が奥にいるのが辛い。


「…朝霧先生。何かようですか?」


男にしては痩せ型の…いや、そういうのはよしとこう。どんなデュエリストでも熊と戦えるぐらいの戦闘力は持ってるらしい。ソースは桃さん。


「ん、久野か。お前、今日は時間あるか?」


「え、あ、はい、ありますけど」


しまった、つい適当に相づちを売ってしまった…。


「よし…ついてこい」


席を立つ朝霧先生。あぁ…やばいパターンや、これ。せめて生きていられますようにと、願うのだった。

連れてこられたのは、進路相談に使うような小教室。結論から言えば、死ぬことはないのだが…。


「…先生」


「おう、どうした?」


あたかも普通のように私の目の前で腕を組んで座る先生。


「…この問題集は何ですか?」


私の手には『よくわかる! 決闘口座』というものが。これはもしや…。


「転校してきたお前への俺からのプレゼントだ」


ひぇぇぇ!! やっぱり決闘関連かよぉ…。しかも100ページびっしりと。


「俺、今日は部活休みだから下校時間までついてられるぞ」


そして私への唐突な死刑宣告。このときほどアマちゃんと合体したいと思うことはなかった。…私は諦めて問題集のページをめくった。

コンマイ語と裁定が全て載っているならその本ください

僕にも一冊下さい(真顔)

レポートの件じゃなくて初心者の転入生に補習受けさせにきたのね

それから30分後…。私は引き続き問題と格闘していた。ルールに関しては桃さん効果である程度はできた。1番やばいのは…


「……」


朝霧先生からの無言の視線だよ! 何か話題をくれたらいいけど何もくれないからなおさらきついよ!


そんな感じで冷や汗をダラダラ流しながら次の問題へと向かう。なになに…ボチヤミサンタイの呪文で知られるモンスターとは? …知らん。


「おい、久野」


突然の朝霧先生からの声。目線を上にあげて朝霧先生を見る。


「お前、部活には入らないのか?」


…今の私にとって初手サイバー・エンドを融合するぐらい難しい問いだった。

「お前の編入試験の結果、見せてもらった。…決闘科目がすべて白紙なのをな」


う…痛いところをついてくるなぁ。聞きながら私にだんだんプレッシャーが…先生特有のものがかかってくる。


「転校生とはいえ、お前も俺の大事な教え子であるというのは変わらん。だから知っているぞ、お前がクラスの連中に『決闘のことは知らない』と言ったのはな」


うげ…そこまで知ってるの。誰やん、先生に話したやつ。


「あまり生徒間に入れない俺でもわかる。お前はクラスに馴染めてない。違うか…?」


先生が問いかけるようにこちらに視線を向ける。


「友達も知り合いもいない、さらに決闘もある。お前は…今、楽しいのか?」

楽しい…? そんなわけないでしょ。辛いし怖いし逃げたくなる。…でも私がいるのは自分の意思だし、あの子への贖罪。


「辛くない…と言えば嘘になるし逃げたくなることもあります。…でも」


先生をまっすぐ見つめる。次の一言を待っている感じだ。


「ここにいるのは私の意思だから。だから辛くても逃げるわけにはいかないんです…!」


口下手だからいい台詞なんて言えない。これで伝わらなければ仕方ない。


「そうか…。しっかり意思を持っているならばいいんだ。だけどな…」


「辛かったら先生も頼れ。先生っていうのは勉強を教えるためだけじゃなくて人生の先輩だからな。…話だけは聞いてやる」


私はこのとき、あぁ…この先生、いい人だなと感じていた。だが…

「ま、別にそれはいいんだ。問題はこれだ」


私の目の前に出される1枚の紙。中身は見なくてもわかる。…このまえの決闘理論のレポートだ。アマちゃんについて300文字くらい書いたの。


「別にお前がどうなろうと知ったこっちゃないが、出すもんは出してもらわないとなぁ…」


「書いたじゃないですか! 800文字越えてるし!」


「…兎と武神姫のことだけで字数制限は越えても内容がお粗末じゃ成績何てやらんぞ」


く…この。さっきまでいい先生の雰囲気だったのに…!


「そっちの問題集はやる。こっちのレポートは書き直しまではいかんがもっとデッキ内の可能性を探ってみろ。…明日までな」


既に問題で脳波やられてたが、このやり取りで止めを刺された…。がくっ。

その後、下校時間に私は解放された。問題集? 10ページくらいしか終わってないわ。


知恵熱でふらふらしている私が教室を出ようとしたところ


「部活だがな、入部するんだったらあと1週間だ。決めるんなら早く決めろ」


とか言われた。…入ったら勉強が追い付かなくなるわ。


「…大方、勉強が追い付かないとか思っていそうだが部活は結構大事だぞ。勉強なんかよりよっぽどな」


…知らんわ、そんなこと。一応、礼儀としてお礼してから立ち去る。もう2度とこんなことはごめんだ。

突然のコンマ。

↓1で30以下なら…?

30以下だぞどうしてくれる

非力な私を許してくれ…

◆遭遇、精霊持ち


うぅ…ふらふらする。無茶なことを2時間もやらされたからだ…。


ふらぁ…ふらぁ…とゆっくり歩く。集中力ももうない。次の曲がり角を曲がったら寮というところ。


「え?」


「きゃっ…!」


つい周りに気を使っていなかったせいか曲がり角で1人の女子とぶつかってしまった。…何でわかるかって? 声が高かったからね。


「ごめんごめん、大丈夫か?」


視線をぶつかった女生徒に向ければ、よく手入れされている黒髪。しかも腰までかかる長髪。人形的なかわいさを持つ女の子がそこにいた。


「あ…ご、ごめんなさい!」


すっと脇を抜けられて逃げられる。…私って怖いのかね。


『テルー。あの子』


久しぶりに聞いたアマちゃんの声。ポケットからカードを取り出す。


『あの子から精霊の匂いを感じるの』

2度目の私in部屋。ベッドにねっころがってアマちゃんとお話。


「本当にあの子なの?」


『ほんとーなの。カードショップでも同じ匂い感じた!』


おりょりょ? それは初耳だ。どーして言わなかったのかな? アマちゃん。カードをくすぐる。地味にアマちゃんはこれに弱い。


『だってぇ…捨てられると思ったのぉ…』


え…? どういうこと? アマちゃん泣き出しちゃったし…。


涙混じりのアマちゃんから聞いたことだと、私の前の持ち主が喋るアマちゃんを気味悪がって、人にあげたあげくその人がアマちゃんのことを捨てたのだとか…。なにそいつ許さん。


アマちゃんは今も泣き続けてる。私がそっとアマちゃんを撫でる。いや…撫でることしかできない。

何処を撫でてるのかな

撫でたところでアマちゃんの傷が癒える訳でもないけど…私はなで続ける。


「だいじょぶ…私はアマちゃんを見捨てないから」


今も私を縛り付ける忌々しい記憶。トラウマ持ちというところで私たちは似た者同士なのかもしれない。


桃さんが帰ってきて、カードを撫でるという奇行を発見されるまで私はずっとアマちゃんをなで続けた。


…のはよかったけど、レポートを書くのを忘れてた。現在の時刻AM1時。うん…おわた…。

区切りいいけどもうちょい続ける?

あ、また↓1コンマお願いします。

95以下なら昼休みにイベント(白目)

時間があるなら是非

やってほしい

ギリギリである

以下なら95も含まれるんじゃ

乙、先生が予想外にぶっきらぼうだがいい先生だな

昼休み。今度はサモプリと闇の誘惑について補足して、余った部分はアマちゃんについて纏めたレポート改を朝霧先生に渡したあと。


後ろから猛スピードでなにかが突っ込んできている音がする。そりゃもう…ダダダ!っと。


そしてその音を出しているやつは私のポニテをがしっと捕まえると、そのまま走っていく。


理解が追い付かない私が出せるのは悲鳴の声だけだった…。


「うわぁぁぁぁ!!!」


…そして地味に引っ張られてるポニテが痛い。

私を…? 私のポニテを引っ張ってた奴は今は文化系の部室連前でスピードを緩めた。


引っ張られてる時に察したが、こんなことをする奴は…。


「…ふふん」


昨日までとは一切別人。誰もが驚くその大きな瞳の中に野望を溢れさせた天海である。


「…私ね、したいことがあるの。協力してちょうだい」


…してくださいとかじゃなくて、してちょうだいかい。あとポニテ離せ。


「あんたに言われて考えたわ。満足するには、なにか行動するしかないってね。だからまず、新しい部活を作るわ」


…天海らしいぶっ飛んだ発想といったところかな。とりあえずポニテを離せ。

(おっSOS団かな?)

正直、野望をもって突き進むであろう天海を止める手段などないのではないだろうか? そして天海からの無茶ぶりが私に下される。


「部室はね、見当がついてるの。ただね…先生の許可がないのよ」


…お前、まさか。


「そうよ。あんたなら許可もらえるんじゃない? 原則、部活強制のうちならね」


…つまりこいつは私が先生から部活に入れと言う静かなプレッシャーをかけられることを知っていたのだ。


確かに私が言えば、先生はok出さざる得ないのではないか? そもそも天海も問題児の一人だし、厄介事を片付けられるなら許可を出しても不思議ではない。


それに天海の目が拒否を受け入れてくれそうにない。それにこいつ、なにやるかわからないし。


私はふぅ…とため息をはくと職員室へ向かうのだった。

職員室。…正直、レポートの件があるし来たくはないのだがしょうがあるまい。


「しつれいしまーす…」


もう視線とかどうでもいいから朝霧先生のもとへと向かう。


「おう、どーした」


…良かった。まだレポートを見られてはいないようだ。さっさと用件をいっちゃおう。


「…新しい部活を作るので許可をください」


前置きをおかず、単刀直入に攻める。…どうだ?


↓1コンマ 10以下で…?

とう

ンヒィ

セーフ…なんだよね?

「ダメだ。ちゃんとした理由もなしに」


あかん。朝霧先生は理屈だと押しきれないから直球で言ったのに。どーすればいいんだ。


「ちょっと! 許可出しなさいよ!」


おーう。天海…心配になって来てくれたのかい? でも肩に全体重かけるのはやめてくれ。いくらお前が軽くてもわたしがもたない。


「それに作ろうとしているのは別に不埒な部じゃないわよ?」


ひょ?(虫野郎感) それは私も初耳だぞ。いったいどんな部なんだ?


「私が作るのは『楽しむ』のをモットーとした決闘同好会よ! 別に学校側からの部費は要らないわ!」


わーお、何て破格の条件。でもお前、同好会だからって好き勝手する気なんじゃ…ないよね?


「……」


朝霧先生は無言。あれ? これは押しきれるんじゃない?

やったか?

「だが…」


「ならデュエルよ!」


朝霧先生が口を開く前に天海が大声を出す。…ここは職員室だぞ。


「ここは決闘学園。私たちが決闘に勝てば、文句はないんじゃない?」


…それは言えてるかもしれんが相手は先生だぞ? 勝機は…


「と、言うわけで任せた」


ぽんっと肩を叩かれる。ほぇ?


「わたしにもやることあるから、じゃ!」

デスガイドまだかなー

言うことだけいって天海は出ていってしまった。…後ろからめっちゃ威圧感を感じる。見たくない。


「…教師に喧嘩を売るとはなめているなぁ」


ひぃぃぃ! 冷や汗が! 冷や汗がやばい!


「久野ぉ…覚悟はいいか?」


ひぇぇぇ! 私がいった訳じゃないのにぃ!


そして首根っこをガシッと捕まれると私は朝霧先生にずりずりと引きずられていった。

今日はここまで。

ようやくデュエルだよ! やったねたえちゃん!

判定方法は今回は某陰陽師系の人のを使わせてもらいます。後々オリジナル要素つけないと…。

今から判定ぶん投げても大丈夫?

乙、大丈夫だけどほぼ初心者で先生相手で勝ち目あるのだろうか…

乙です
やはりあの判定法は非常に優秀…自分は大丈夫ですぜ(デッキ調べなきゃだけど)

おつー

一応出しときます。

名前 朝霧 義経
デッキ 魔法使い族軸でエースはサクリファイス

久野 照:兎バニラ

判定は【】で囲ってくれると嬉しい。

ただし今回に限らず照にはバッドステータス【初心者】がつくのだけお知らせします。ではー

【バニラ軸ではよく見られる《エヴォルカイザー・ラギア》が《サクリファイス》の正規召喚に必須な儀式魔法にブッ刺さる。また、魔法使い族自体が強力なサポート魔法や罠を使う事が多く、下手すればラギアの妨害だけで詰みかねない】
【《サクリファイス》の装備効果は1ターンに一度と遅いが、今のバニラならばそれを上回る展開力があるハズなので、万が一モンスターが吸収されても返しのターンで突破しやすい】

他の要素は誰かに任せる

【バニラ融合で出るワイアームはサクリファイスの効果を受けない】
【マクロコスモスやスキルドレインなどのメタカードが刺さる】

某スレの主人公が女子力高い不良になってから判定方法変わったよね

【魔法族の里によって魔法カードの発動に制限がかかるかもしれないが、決戦の火蓋やレスキューラビットといった他の展開手段も多いのでダイヤウルフをエクシーズすることで割りやすい】

案外、余裕そうやね。

一応、期限は19時までにしときます。


今の状態でも行けそうやし。あ、バッドステータスの【初心者】やけど最終的な勝率を3分の2にして計算します(ゲス顔)


簡単に勝ってもらっちゃこまるんよ。物語的にもね。ではー

3分の2って案外良心的
【絶対魔法禁止領域があれば、こちらが通常モンスターで攻めてる限り一部魔導書やディメンションマジック等の効果を受けず、その通常モンスターも攻撃翌力は1900以上を用意しやすい】

【《ブレイクスルー・スキル》は、《儀式魔人リリーサー》等の効果で特殊召喚不可状態にあっても《サクリファイス》(モンスター装備済み)を1枚で2回突破し易くなる。また、発動での使用ならば起点となるサーチ&リクルーターモンスターの効果も止めることができる】

【舌魚から出せるバハムートシャークはリクルーターを処分できる《トライエッジ・リヴァイア》等選択肢の広い後衛に繋げられる。】

【バニラ軸ではよく見られる《エヴォルカイザー・ラギア》が《サクリファイス》の正規召喚に必須な儀式 魔法にブッ刺さる。また、魔法使い族自体が強力なサポート魔法や罠を使う事が多く、下手すればラギアの 妨害だけで詰みかねない】→生きた神宣のラギアは強力(+10)

【《サクリファイス》の装備効果は1ターンに一度と遅いが、今のバニラならばそれを上回る展開力があるハズなので、万が一モンスターが吸収されても返しのターンで突破しやすい】→試着部屋などの展開力はバニラの武器(+10)

【バニラ融合で出るワイアームはサクリファイスの効果を受けない】→貴様も融合使いか。諸事情により融合は使えないのだ。すまぬ。(+0)

【マクロコスモスやスキルドレインなどのメタカードが刺さる】→特殊メタは強力。ただし、初心者の照はその重要性に気づいているのか?(+5)

【魔法族の里によって魔法カードの発動に制限がかかるかもしれないが、決戦の火蓋やレスキューラビットといった他の展開手段も多いのでダイヤウルフをエクシーズすることで割りやすい】→割ったあとにエクシーズ・ダブル・バックとかでさらに展開も?(+5)


【絶対魔法禁止領域があれば、通常モンスターで攻めてる限り一部魔導書やディメンションマジック等の効果を受けず、その通常モンスターも攻撃翌力 は1900以上を用意しやすい】→最近のバニラは攻撃力も頼りになるし(+10)

【《ブレイクスルー・スキル》は、《儀式魔人リリーサー》等の効果で特殊召喚不可状態にあっても《サクリファイス》(モンスター装備済み)を 1枚で2回突破し易くなる。また、発動での使用ならば起点となるサー チ&リクルーターモンスターの効果も止めることができる】→汎用性が高いブレスルは便利やなぁ(+5)


【舌魚から出せるバハムートシャークはリクルーターを処分できる《トライエッジ・リヴァイア》等選択肢の広い後衛に繋げられる。】→他にもリヴァイエールもいる。ラビットの再利用などできることは多彩だ(+10)

初期値は30として【】分の55を追加。

よって勝率は85。バッドステータス【初心者】分で最終的には57となります。




酉に数字を仕込みました。

↓1で好きな数字を出してください。

酉の数字と↓1の数字が00~57ならば照の勝利となります。

…今日は構成考えるから本格的な進展はないけど、物語に関係ないex話でもする?

安価はⅣ
まだ出ていないキャラに日の目を当てるは良い事

かおすなんばーず43こんぱくくぐつきしんかおすまりおねったー

とりあえず、同じ学年の人たちが絡む姿がみたいですね

>>329
コンマも44という

数値が4でコンマが44…!?

これはイベント追加ですわ(震え)

今日は9時越えてからやります。

↓1~5で好きなキャラをあげてください。

開始前にコンマ判定して誰に焦点を当てるか決めたいと思います。


えっと…未登場キャラでも大丈夫ですか?
大丈夫なら>>75の榊原蒼弥を…

未登場キャラでけっこうけっこう。

ex話やしな。安価はこれを除いてあと4つまで、とします。

>>61でー

>>83

>>68

>>80のデスガイドさんが見てみたい
生徒しかダメなら安価下で

>>68でお願いします
被ったら安価下

>>81

名前~浅野 守
性別~男子
職業~学生
年齢~15
デッキ~最上級
見た目~メカクレの黒髪
性格~控えめだがデュエルは大型モンスターが大好きで大胆、罠も魔法も最上級で殴るための物として入れてる

完全に出遅れてしまったぜ

残った二人の教師で宥めるとか

【 榊原 蒼弥 】:01~20
【人形谷ふぁに丸】:21~40
【三門環奈】:41~60
【三門天涯】:61~80
【羽山蓮香】:81~00

↓1コンマでよろしくです~。

開始は30分頃に。ではー

そら

ぬんっ!

三門か

CROSで色々な家臣が追加された帝

シスコンの兄貴か
忠臣系も出たし意外と強い?

◆周りの反応ver三門兄
5月某日。今日も忌々しく照り続ける太陽を恨めしく思いながら、お気に入りのサングラスをかけて学校に向かう。


おっと、紹介が遅れていたな。決闘学園の3年、三門天涯だ。実は妹が1年生にいるが、今回は省略しよう。


3年生の5月となると周りが受験に必死になってくる時期だ。…ま、俺には関係ないことだが。


そんなわけで、特に目標もなくだらだらと毎日を過ごす毎日。することと言えば、周りを通りすぎる女子を観察して、スリーサイズを想像すること。


ちなみに修行の甲斐あって大分、正確な数値を言い当てられるようになってきた。


…そんななかあいつがやって来たんだ。

ホームルームまでの暇な時間。寮の前に一台の車が止まった。…誰だありゃ。


出てきたのは、太陽の光を反射するかのような銀髪。そしてその輝く長い髪を纏めてポニテにした少女。


正直、俺は最初環奈と同等の女かと思った。でもその予想は次の瞬間裏切られることになる。


その少女がこっちを向いた瞬間気づいた。


む ね が ね ぇ 。


女は内面? 希少価値? んなこと知ったことか。女って言うのはたわわに実った胸があってこそだろ。


…ただこの学校に新たに来た風が引っ込み思案の環奈を導いてくれたらな、と思った。

ホームルーム後、いつも読んでいる雑誌を開く。…話題は新パックで持ちきりだ。


新規のペンデュラム、サイバー流の強化。そして鬼畜兎(白目)…。


俺に関係するのは、このパックに帝をサポートする【家臣】が収録されたことだ。


例えば 【雷帝家臣ミスラ】なんかは説明しやすい。だってザボルグ出しやすくなるし。


昔考えてたザボルグでex全墓地送りにして、現世と冥界の逆転を使ったデッキデス勝利も現実味が出てくる。


【地帝家臣ランドローブ】も優秀だ。対処しづらい【ベエルゼ】や【アブソルートZero】なんかを安定して処理できるのがいい。


雑誌を見て、現在の自分のデッキをどう改造するか考えていたら声が聞こえてきた。


「…えっと、デュエルってなに?」


下から聞こえてきたから十中八九、銀髪のあいつだろう。


ひゅー。やるじゃん銀髪。想像以上の強風みたいだな。

「環奈ーいるかー?」


「…,何、兄さん」


女子寮のわが妹の部屋を訪ねる。扉を開けた途端に妹の姿が目に入る。


幼いときから手入れしてきた長く綺麗な黒髪。そしてたわわな胸。…実際、妹だからという理由を差し置いても1番だと思ってる。


よく人形のようにかわいい、といわれることがある。…その言葉はよく的を射ている。


妹は…環奈は笑うことができないのだ。


いや、笑顔は浮かべることはできる。だがそれは作られたものであって不意に浮かべられるような自然な笑いじゃない。

「…お茶、用意するね」


すっと立ち上がって、とてとてとてとお茶の用意をする。その姿はかわいい。


だが俺の胸はむなしさで一杯だった。妹がこうなってしまったのは俺のせいでもあるから。


周りから少しばかり決闘が強かった俺は将来を期待された。俺は良かった、決闘が好きだったから。


…でも環奈は違った。大人しい性格の妹はあまり決闘が好きではなかった。


だが妹にも大人からのプレッシャーがかかった。…よく妹は耐えたと思う。だけど…


その代償として妹は、人を恐れるようになってしまった。自分のまわりすべてが敵のように感じるようになってしまったのだと思っている。

なごむ(表面上)

決闘のせいで、俺のせいで…環奈は歩むはずだった青春を失った。


努力のお陰で決闘学園に入学したはいいものの友人と呼べる存在もいない。


…そんな人生で何が楽しい? そんな人生で満足できるって言うのか?


「はい、お茶」


考え事をしていたら、目の前にお茶がおかれる。…すごく優しい子なんだ。なのに対人恐怖症から、クラスでその優しさが証明されることはない。


…俺はどうしたらいいんだ。どうしたら妹を変えてやれるんだ?

そんななか、環奈が口を開いた。


「…今日ね、転校生の銀髪の人にぶつかったの」


あぁ…銀髪のあいつ。名前は久野照というらしい。だがあいつがどうした?


「あの人…怖い人なんだなぁって思ってた。けどね…」


「…手を差しのべてくれたの。恥ずかしくて逃げちゃったけど…。あの人となら友達になれるかな…? なんてね」


くすくすと笑う環奈。…こんな笑い方、久しぶり…いつぶりだろうか。


久野照…もしかしたら環奈にとっての太陽の存在になってくれるかもしれない。


久しぶりの暖かい笑顔を見ながら、環奈の用意してくれたお茶を手に取るのだった。

ここまでー。環奈の設定まで重くなると言う罠(白目)

先生戦は明日やりたいところ。

…本編に関係ないけど、リアルでアマテラス入り【光天使テラナイト】を作ろうと思ったけど除外しつつアド取るカードってなんやろ? って考えて悩んでます。

除外ギミックがないとアマテラスが腐るからなぁ…。アマテラス使いたいのにぃ…。

というわけで、ではー

おつ

モンスタースロットおすすめ、割と使いやすいし特殊召喚にもつなげられる
あとは闇属性カゲトカゲあたりまぜて縦横無尽踊れ天地開闢ソルジャーもいいと思います。

乙、デュエルが楽しみ

乙です

光が絡む除外で手っ取り早いのはまぁカオスやろうな
光天使なら一応《天空の宝札》なんてモノもあるけど

ライトレイは墓地の光属性を除外する事で効果を発動するからどうかな。
召喚条件が厳しく墓地肥やしの問題はどうしても残るけど

今日はお休みします~(1日中、アマテラスデッキ考えてたとか言えない…)


adsで自分も色々と試してみようかな

武神なのか…アンデエクシーズなのか…光天使テラナイトなのか…。

アマちゃんを使いこなすにはどーすればいいんだ…(血涙)

某動画サイトで見たセルフデッキデスではアマテラス大活躍してたね

今日の>>1

私は考えた…。どーすれば鬼畜影霊衣やシャドールに勝てるデッキ(アマテラス入り)を作れるかと…。だが1つ…また1つと希望は失われていった…。

そして気づいた…。絶対にアマちゃんを見捨てないという鋼の意志こそが大事なのだと。昔、BFに心を奪われなかったRR使いのように!

…ふざけました。明日明後日と用事ができてしまって更新できないのでそのお知らせです。

誰か私にいいアイデアをください(血涙) ではー

今日はどうなるんです?

構成考えます…。

なかなか満足するものができない…。

レベル4を多用する除外デッキか…

了解。アマテラスは墓地から除外することで効果を発動するモンスターの多い紋章獣で活躍できると聞いたぞ

RRと聞いてミミクリー・レイニアスを使い回すためにアマテラスを使えないか画策中
せめて展開の補助になれば…

今日の更新も無しかな

予告通り更新なしで。

ただこれから街イベ増えるからキャラ安価タイムにしよーと思うよ~。

名前~
性別~
職業~
年齢~
デッキ~
見た目~
性格~

ただし学生は勘弁してください。街の人々…ということで。ただ私的に【アイドル】【幽霊】とかは出しやすいからいーなとは思うよ。
(職業はありえなさそうでもおーけー。【バッティングセンターのアルバイト】とかでもいーよ)

期限は今日が終わるまで。ではー


名前 和泉 夕湖 (いずみ ゆうこ)
性別 女
職業 デュエルのルールとマナー啓発キャンペーンのアイドル
年齢 18
デッキ EM
見た目 クールビューティー
性格 真面目で芯が強い

名前 夜行 鼎一 (やこう ていいち)
性別 男
職業 ジャッジ(本業は公式大会だが、野良だろうと呼べばどこでも来て、勝負を保証してくれる感じ)
年齢 60
デッキ なし
見た目 黒の礼服、髭を蓄え白髪のオールバック
性格 温和でジャッジの仕事に誇りを持っている

名前~三須 鳥羽麗
性別~男
職業~動物園の職員、鳥類のお世話役
年齢~29
デッキ~ミストバレー
見た目~ド派手に染めた髪と鷹みたいに鋭い目、隠してるが背中に羽がある
性格~ナルシスト

名前~志島 貫次(しじま かんじ)
性別~男
職業~警察官
年齢~22
デッキ~【エンジェル・パーミッション】
見た目~短髪の細マッチョ。爽やかなイケメンさん。
性格~気さくで陽気。バイクに乗ってパトロールするのが大好きらしい。

名前 春炎 明音(しゅえん あかね)
性別 女
職業 グランポリスのイメージアイドル兼デュエルの実況
年齢 17
デッキ ジュラック
見た目 ショートヘアに見える赤のロングヘア。炎のようなグラデーションが入っている。
性格 明るく活発的なイメージのアイドル。グランポリスの中でも彼女の派閥があるぐらいには人気。大きなデュエル大会等ではハイテンションな実況を務めることもある。
 
後街の人はちょい少なそうなんで複数投稿がアリなら…(ダメだったらこちらの方は却下して頂いても構いません)

名前 霧崎 真照(きりさき まてり)
性別 男
職業 HINAMIZAWAの店長兼病院の院長
年齢 36
デッキ 除外サイキックで、エースモンスターはマテリアル・ドラゴン
見た目 堅物そうなメガネ。
性格 表向きの病院の院長としては優しく信頼できる人物だが、カードショップの店長としては店を空ける事も多いしイヤミっこくとにかく嫌な男。(店長としての性格の方が素らしい)カードショップを開いたのも「デュエル至上の世の中じゃ小遣い程度にも稼げるだろう」という根性から。しかし、根は悪い男では無くデュエルの腕もかなりのもの。

名前 日向 月美
性別 女
職業 決闘者
年齢 21歳
デッキ インティ&クイラ軸
見た目 銀髪ロング
性格 基本寂しがりで普段はおとなしいがデュエルの最中は活発になる

名前~井門 機十(いど きじゅつ)
性別~男
職業~闇医者
年齢~21
デッキ~シモッチバーン
見た目~ボサボサで伸ばしっぱなしの黒髪とボロボロの白衣を着ている
性格~他人の怪我を直してやるのが大好きな男。怪我人がいなければ自分で作ればいいと考えている。そのために他人をわざと傷つける事がある。その代わり腕は一流

荒神 風音『あらがみかざね』年齢:23
性別:女
職業:料理人

使用デッキ『カラクリ』
容姿:赤髪の短髪 三日月の髪飾りがトレードマーク
基本的に動き易いスポーティーな服装を好む
バストは100センチ←ここ重要
『デンジャーダンジョン』という料理屋の店長で店員やファンからは『姉御』と呼ばれ慕われている
かつては暴走族のリーダーだった

名前~ 暁 黒羽(あかつき くろは)
性別~ 女
職業~ 警察官
年齢~ 26
デッキ~ 【BF軸ダーク・シムルグ】
見た目~ 警察制服はちゃんときている
普段着のほとんどはジャージで生活
性格~ 超男勝り、責任感が強く口調も荒い。が、かわいい物事に弱い。仕事人間なので私生活がひどい

>>1が戻ってくるのを信じてまつ

明日更新よ。

決してアマちゃんデッキを組んだりはしてない(白黒)

ランク5、武神皇姫-アマテラス的なのでないかなぁ(遠い目)

名前~白鷺準(シロサギジュン)
性別~女性
職業~クロワッサン職人
年齢~18
デッキ~【RR】
見た目~背がすらりと高くスタイルのよい美人。だが街中に出るときは何故か顔を隠しており不審者扱いされる。
性格~会話のドッヂボールがまともに成立せず、敵の一単語に反応していきなり語りだす。関係ないが弟がいる。
サクサクの食感もグルテンの強さも感じられないデュエリストはぶちのめす。

>>388
会話のドッジボールが成立しないって普通に会話してんじゃねーか

そもそも期限はとっくに切れてるのに無言でキャラ投げるのはアリなのか…

>>388
(クロサキ腹のパン祭り)

二度ある事は三度ある

今日は10時越えてからやります。

里のせいで構成書き直した訳じゃないよーホントダヨー(棒)

決闘場まで連れてこられた私。先生の顔は見えない。

「さぁ…ディスクを構えろ」


めっちゃオーラを出しつつディスクを構える先生。めっちゃ怖い…。


『デュエル~デュエル~♪』


アマちゃんまでノリノリだし。えーい、もうやけくそだ! 負けても知らん!


「「デュエル!」」

ディスクに先行と出る。ドローしないように注意して…。よし。


「レスキュー・ラビットを召喚!」


《レスキューラビット/Rescue Rabbit》 †

効果モンスター 星4/地属性/獣族/攻 300/守 100

「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。 デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。


「効果発動、ラビット自身を除外してセイバーザウルスを2体、特殊召喚!」


幸先よく手札に兎が。アマちゃん、めっちゃ目がキラキラしてるけど出番はまだだよ。


「セイバーザウルス2体でオーバーレイ、エクシーズ召喚! エヴォルカイザー・ラギア!」


《エヴォルカイザー・ラギア/Evolzar Laggia》 †

エクシーズ・効果モンスター ランク4/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
恐竜族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動する。 魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。


いい出だしだ

生きた「神の宣告」ことラギアならほとんどの相手の動きを妨害できるだろう。…アマちゃん、がっかりした目でこっちを見ないで。良心が傷つくから。


「カードを2枚伏せてエンドです!」


照 手2 墓地0 除外1 伏せ2

エヴォルカイザー・ラギア(ORU2) A2400


ふぅと息をはく。よかった、初手バニラ5枚とか言う地獄を見なくて。


さて…先生はどんなデッキなんだ。


「俺のターンだな。ドロー」


勢いよくカードが抜かれる。…よく見えないようにドローできるよな…。


「俺は魔法族の里を発動する」

《魔法族の里/Secret Village of theSpellcasters》 †
フィールド魔法
自分フィールド上にのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、 相手は魔法カードを発動できない。 自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在しない場合、 自分は魔法カードを発動できない。

解説ありがたい

「なぁ!?」


驚いて声が出てしまう。カードに疎い私でも効果を知っている鬼畜カードだ。さらに私のデッキに魔法使い族何ていないし。


「ラギアの効果発動です! ORUを2つ使って、里の発動を無効にして破壊!」


里なんて発動されちゃたまったもんじゃない。でもこれで…


「俺はテラ・フォーミングを発動する」


…回避できてなかった。サーチカードによって里を手札に加え、発動されてしまった。


周りの景色が一変する。私はそれに気づかず、有効打のない手札を見つめるのだった。

うむ、カード効果付きだと非常に解りやすい

「俺は召喚僧サモンプリーストを召喚する」

《召喚僧サモンプリースト/Summoner Monk》 †

効果モンスター(制限カード) 星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。 このカードを守備表示にする。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 このカードはリリースできない。
(3):1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。 デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。


「召喚に成功したので守備表示に。さらにイリュージョンの儀式を捨てて、デッキから魔導戦士ブレイカーを特殊召喚だ」


流れるようなサモンじーちゃんによるレベル4調達。来るぞ、私。


「レベル4のサモンプリーストとブレイカーでオーバーレイ、エクシーズ召喚。ダウナード・マジシャン!」

《ダウナード・マジシャン/Downerd Magician》 †

エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/魔法使い族/攻2100/守 200 魔法使い族レベル4モンスター×2
このカードは自分のランク3以下のエクシーズモンスターの上に このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。 この方法によるエクシーズ召喚は自分のメインフェイズ2にしかできない。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 このカードが戦闘を行ったダメージ計算後、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く。

攻撃力2100? 攻撃力2400のラギアの敵じゃないよ(フラグ)


「ダウナード・マジシャンの攻撃力はORUの数×200アップする。よって2500だ」


「バトル。ダウナード・マジシャンでエヴォルカイザー・ラギアに攻撃」


「う…!」LP4000→3900


戦闘のせいで生まれた風が私を襲う。自慢のポニテが大きく揺れる。


「ダウナード・マジシャンは戦闘のあとORUを1つ取り除く。カードを1枚伏せてエンドだ」

朝霧 手1 墓地4 除外0 伏せ1

ダウナード・マジシャン(ORU1) 攻撃力2300

「ドロー!」


…事故った。ここに来て上級モンスターはあかんよ。ここは…


「罠発動です! 針虫の巣窟!」


効果は簡単。デッキの上から5枚墓地に送るだけ。いいの来てよ…。

(落ちたカード)オネスト、召喚僧サモンプリースト、エフェクト・ヴェーラー、ヴェルズ・ヘリオロープ、ネクロ・ガードナー


うーん…ネクガが落ちたのは嬉しいんだけど。いや、待てよ…


「さらに罠発動! 明と宵の逆転!」

《明と宵の逆転/Exchange of Night and Day》 †

永続罠 以下の効果から1つを選択して発動できる。 「明と宵の逆転」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
●手札から戦士族・光属性モンスター1体を墓地へ送る。 その後、そのモンスターと同じレベルの戦士族・闇属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
●手札から戦士族・闇属性モンスター1体を墓地へ送る。 その後、そのモンスターと同じレベルの戦士族・光属性モンスター1体をデッキから手札に加える。

先生も一瞬、怪訝な顔になる。…マイナーなカードだしなぁ。


「効果発動です。私は戦士族、レベル8、光属性のギルフォード・ザ・ライトニングを墓地に送り…戦士族でレベル8の闇属性モンスターを手札に加えます。…これを」


そのカードを先生に見せる。先生の顔が驚愕に染まる。…あっちの方が強いしなぁ。



「私は墓地のオネスト、ヴェーラー、ギルフォード・ザ・ライトニングを除外。暗き夜に浮かびし伝説の剣士よ、月の光に隠れその一太刀で世界を斬れ!」


開闢の影に埋もれてしまったもうひとつのカオス・ソルジャーのカード。

「…カオス・ソルジャー-宵闇の使者!-」

《カオス・ソルジャー −宵闇の使者−/Black Luster Soldier - Envoy of the Evening Twilight》 †

効果モンスター 星8/闇属性/戦士族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターの数が同じ場合に、 その内のどちらかの属性を全て除外した場合のみ特殊召喚できる。 このカードの属性は「光」としても扱う。
このカードが特殊召喚に成功した時、 特殊召喚するために除外したモンスターの属性により、以下の効果を発動できる。 この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
●光:フィールド上のモンスター1体を選択して除外する。
●闇:相手の手札をランダムに1枚選び、相手のエンドフェイズ時まで裏側表示で除外する。

攻撃力の不足しがちな私のデッキの影のエース。決して開闢でいいとか言ってはいけない。


「さらにブラッド・ヴォルスを召喚、バトルです!」


アマちゃんも早く出たいのかうずうずしている。おっと、いまはそれどころじゃない。


「宵闇でダウナード・マジシャンを、ヴォルスでダイレクトアタック!」


「うぉ…!」LP4000→3300→1400


よし。一気にダメージを与えた…このままエン…。


『テルー! 魔法、使えるよー!』


(゜ロ゜)となる。そうだ、魔法族の里は発動プレイヤーの場に魔法使い族がいないと発動プレイヤーが魔法を使えなくなるんだった。


「私は…馬の骨の対価を発動。ブラッド・ヴォルスをコストに2枚ドロー。2枚伏せてエンドです」

照 手0 墓地12 除外4 伏せ2

カオス・ソルジャー-宵闇の使者- 攻撃力3000

対価でサイクロンでも引ければよかったんだけど、罠しか来ない。…さっさと里破壊したいんだけどなぁ。


「俺のターン、ドロー。モンスターとカードを伏せてエンドだ」

朝霧 手0 墓地6 除外0 伏せ1

モンスター(セット)


お…先生の動きが止まった? 決めるチャンスかなぁ?


「ドロー! 魔の試着部屋発動!」


《魔の試着部屋/Enchanting Fitting Room》
通常魔法
800ライフポイントを払う。自分のデッキの上からカードを4枚めくり、 その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。 それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。

「ライフを800払ってデッキを4枚めくります!」LP3900→3100

出たのは…


ジェネクス・コントローラー
ジェネクス・コントローラー
ハウンド・ドラゴン
マッド・ロブスター


…私、カードに選ばれ過ぎぃ。


「この4体を特殊召喚! ハウンド・ドラゴンにジェネクス・コントローラー、マッド・ロブスターにジェネクス・コントローラーをチューニング! シンクロ召喚、大地の騎士ガイアナイト!」


シンクロ召喚をしたとき、一瞬先生が焦ったような…? まぁいい、一気にいくよ!


「ガイアナイトでセットモンスターに攻撃!」


「このモンスターはメタモル・ポットだ! リバースして効果発動!」

《メタモルポット/Morphing Jar》 †

効果モンスター(制限カード) 星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
リバース:お互いの手札を全て捨てる。 その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする。

私も先生も手札0なのでただの手札補充である。デッキが薄くなってきたよう。


「まだまだ! もう1体のガイアナイトでダイレクトアタック!」


これが決まれば私の勝ち。ガイアナイトの攻撃で砂埃がおき、前が見えなくなる。


砂埃が晴れると、LP1400残っている先生が立っていた。


「…何でライフが残ってるんだ?」


「私はこのカードを発動していた。攻撃の無力化、これにより攻撃は無効になる」


「なら宵闇で…あれ?」


「攻撃の無力化によってバトルフェイズは終了した。もう攻撃は不可能だ」


ちくしょう、もうちょいだったのに…。


「私はガイアナイト2体でオーバーレイ、エクシーズ召喚。フォトン・ストリーク・バウンサー」


「…カードを伏せてエンドだ」

照 手4 墓地17 除外4 伏せ3

カオス・ソルジャー-宵闇の使者- 攻撃力3000
フォトン・ストリーク・バウンサー(ORU2)攻撃力2600

「私のターンだ、ドロー」


先生がドローして手札が6枚になる。さっきは手札が少なかったから制圧しかかったけど、このターンはヤバイかもしれない。


「私はガガガ・マジシャンを召喚する。効果を発動しレベルを8にするが…どうする?」


…フォトン・ストリーク・バウンサーの効果は1ターンに1度。どうする…。


「…決めた! フォトン・ストリーク・バウンサーのORUを1つ使って…」


「罠発動、ブレイクスルー・スキル。効果を無効にする」


…やられた。使おうが使わまいが無効にされていたのだ。


「さらに儀式の準備発動。墓地のイリュージョンの儀式、デッキからサクリファイスを手札に加える」


うわぁ…嫌なものが。


「ネクロの魔導書発動。手札のヒュグロを見せて墓地のブレイカーを除外。サモンプリーストをレベル8として特殊召喚する」


「レベル8のガガガ・マジシャンとサモンプリーストでオーバーレイ、エクシーズ召喚。神竜騎士フェルグラント!」

《神竜騎士フェルグラント/Divine Dragon Knight Felgrand》 †

エクシーズ・効果モンスター ランク8/光属性/戦士族/攻2800/守1800 レベル8モンスター×2 (1):1ターンに1度、このカードX素材を1つ取り除き、 フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 このターン、対象のモンスターは効果が無効になり、 このカード以外の効果を受けない。 この効果は相手ターンでも発動できる。

「まだまだ、イリュージョンの儀式を発動。手札の終末の騎士を捨ててサクリファイスを儀式召喚!」

《サクリファイス/Relinquished》 †

儀式・効果モンスター 星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「イリュージョンの儀式」により降臨。 1ターンに1度、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、 装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。 このカードの攻撃力・守備力は、 このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値になる。
この効果でモンスターを装備している場合、 自分が受けた戦闘ダメージと同じダメージを相手ライフに与える。 また、このカードが戦闘によって破壊される場合、 代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。


レベル1…攻守0…なにこれ?


「サクリファイスの効果発動。相手モンスターを自身の装備カードとする。選ぶのは宵闇の使者だ」


サクリファイスから触手のようなものが飛んでくる。ちょっと気持ち悪い…。


「…手札のエフェクト・ヴェーラーの効果発動です。手札から捨てることで効果を無効にします」


触手の勢いがなくなり引っ込んでいく。私も宵闇もほっとする。

(エクシーズ前にイリュージョンの儀式してたことにしてください)

「ワンダー・ワンドをサクリファイスに装備だ。さらに2枚とも墓地に送ることで2枚ドロー」


ここで手札補充…? 魔法使い族がいないから魔法が唱えられなくなるけど…?


「俺はフィールド魔法をセット! 死者蘇生を発動だ!」


はぁ!? フィールド魔法を強引に変えてきた!? しかも死者蘇生ってことは…


「墓地のサクリファイスを蘇生。効果で宵闇をもらう!」

宵闇が再び、触手に引っ張られていく。てか1ターンに1度ってフィールドを離れたらもう1回使えるんだ。勉強になるなぁ…。


「サクリファイスの攻撃力は装備モンスターと同じになる。よって攻撃力は3000! これで最後だ、ヒュグロの魔導書!」

《ヒュグロの魔導書/Spellbook of Power》 †

通常魔法 自分フィールド上の魔法使い族モンスター1体を選択して発動できる。 このターンのエンドフェイズ時まで、 選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、 戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、 デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える事ができる。 「ヒュグロの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。


「攻撃力…4000!?」


「バトルフェイズ! サクリファイスでストリーク・バウンサーを攻撃だ!」


伏せカードは…今は使えない…!


「くぅぅ…」LP3100→1700


「ダメージを与えたことにより、2枚目のヒュグロの魔導書を手札に」


「まだ…です! 墓地のネクロ・ガードナーの効果。自身を除外して攻撃を1回止めます!」


「…フェルグラントでダイレクトアタックだ」


「その攻撃は…」


「フェルグラントの効果だ。ORUを1つ使って自身以外の効果を受け付けなくする。もちろんネクロ・ガードナーの効果も受け付けない!」


「な…!?」


「…これで終わりだ!」


「…仕留め損なったか」


先生がそう呟くのが聞こえる。私は永続罠、強化蘇生を発動していた。

盾になってくれたジェネクス・コントローラーさんくす。


「俺はカードを伏せてエンドだ」


…あの伏せはヒュグロの魔導書。恐れる必要はない。手札にパーツは揃っている。


「ドロー。フォトン・クラッシャーを特殊召喚、ヴェルズ・ヘリオロープを召喚。さらに罠発動、リビングデッドの呼び声。セイバーザウルスを特殊召喚」


流れるようにレベル4が3体ならぶ。…もうデッキがないんだ、頼むよアマちゃん。


「レベル4、3体でオーバーレイ、エクシーズ召喚。この現世の国に明けぬ夜などない、ここに現れ現世を照らせ…武神姫-アマテラス!」

《武神姫−アマテラス/Bujinki Amaterasu》

エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/獣戦士族/攻2600/守2500 レベル4モンスター×3
「武神姫−アマテラス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 発動したターンによって以下の効果を適用する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
●自分のターン:ゲームから除外されている 自分のレベル4以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
●相手のターン:ゲームから除外されている 自分のレベル4以下のモンスター1体を選択して手札に加える。

『テルー!』


その場でくるりと回るアマちゃん。この前は使えなかったけど、今回は頼むよ。


「アマテラスの効果…ORUを1つ使って…」


「フェルグラントの効果だ、無効にする」


むぅ…。このままターンエンド。


勝負は…次のターンだ。

「ドロー」


先生がドローする。引くな引くな引くな…。


「俺はサイクロンを発動する。その伏せを破壊だ」


えーよ。最初から腐ってたブラック・ホールだから。


「伏せてたヒュグロの魔導書を使う。サクリファイスの攻撃力を1000あげる」


「ここでアマテラスの効果を…」


「オネストを回収はさせない。墓地のブレイクスルー・スキルを除外。効果を無効にする」


「バトルだ、サクリファイスでアマテラスを攻撃」

ほんとフェルグラ優秀よな…不意打ちで攻撃止められるのフェーダーくらいか

「ふふっ…」


私はつい笑みを浮かべる。先生もそれに気づく。


「…どうした?」


「…いや、いたずらに成功した気分になったので」


どうやら先生は気づいていないよう。…そりゃそうだよなぁ、だって私のデッキはバニラ兎。


「武神と名のついたモンスターが攻撃対象となったとき、手札の武神器-ヤタの効果発動です!」


「なにぃ!?」


…武神サポートが入ってるなんておかしいでしょ?


「攻撃を無効にして攻撃してきたモンスターの攻撃力の半分を相手に与える! これは戦闘ダメージじゃないから反射もない! いけぇアマちゃん!」


『うーにゃ!』


アマちゃんの手から飛び立った鳥がサクリファイスごと先生に雷撃を浴びせる。


「ぐぉぉぉ…!!」LP1400→0

…こうして私の初ガチデュエルは終わったのだった。疲れたよぉ…。

酉 テルー02 安価04

合計06(勝利)

今回はここまでー。【初心者】で勝率3分の2では温いことが判明してしまったね…。調整してやる…。

次回はもう今日だけど20~21時に更新します。では~。

乙です

ソリッドビジョンが消滅して風景が戻る。ペタッと座り込んだ私の額に汗が流れる。


これがデュエル…。立ち上がれないくらい疲れていながらも私は達成感を感じていた。


「…大丈夫か」


見上げると、先生が近くに立っていた。私よりもダメージ食らってるはずなのになぁ…。


「…部活の件は考えておいてやる」


その一言を言って先生は立ち去ってしまった。…え? 立ち去っちゃうの?


「先生ぇ! 私、立てないんですけどぉ!」


私の言葉は青空に響くだけで誰にも届くことはなかった。

「空が青いね…アマちゃん」


立つ気力も体力もなくて決闘場で寝転がっている状態の私。


『すぅ…すぅ…』


アマちゃんも疲れたのか寝ちゃってる。…,退屈だなぁ。


↓1コンマ判定 50以下で…?

とう

あー…雲が流れるのを見るくらいしか暇潰しがない。


授業はもう始まっちゃってるし、放課後まで誰もここに来ないだろう。もう!


>>427


照の叫んだ内容とは…?

kskst

おうどん食べたい

人を振り回さない人はいないのかーー!

私は教師に勝ったんだぞぉ

「おうどん食べたーい!」


はぁ…まじでうどん食べたい。あ、あの雲うどんぽい。


「そこで何してるの」


疲れてる体を傾けて声の方向を見る。ずるずるずる…と美味しそうにうどんをすすってる女の子がいる。


でもひとつ、おかしいところがある。


「…キツネ?」


その人の頭にはぴくぴく動いてるキツネの耳があった。

「ありゃ? ありゃりゃ?」


うどんの器をおいて自分の頭を確認する彼女。地味に動きがかわいい。


「うーんどうしようかなー。うーん…」


くるくる回って考えてるポーズをする彼女。めーがーまーわーるー。


「そうだ! 君は夢を見てる。こんなキツネの耳がある人間なんていない、いいね?」


私の腕を持って彼女の頭に私の手を持っていく。ふわふわだぁ。

もふらせてくださいお願いします

「夢だからね。ひとつ願いを叶えてあげる、なにがいい?」


キツネさんが私に言う。そーだなー…。


「…部屋まで運んでくれないかなぁ?」


だんだん重くなってきた頭を気にしながら言う。


「おーけー。じゃちょっと目をつぶってね?」


目をつぶる…。あぁ寝そう…。


「はい、ドロン。…次目を開いたら部屋だから。おやすみー」

「久……ん。久野ぽーん…?」


はっと目が覚める。もう夕方なのだろう、目に入る夕日が眩しい。


「もー部屋にいるならいるって言ってよね!」


頬を膨らませた桃さんが私に言う。ごめんなさーい。


「もう! 鍵だけじゃなくてチェーンまでかけてるの開けるの苦労したんだから!」


え…? 私も桃さんも鍵はかけてもチェーンまではしない。ふとポケットに手を入れるとアマちゃんと…。


はっぱ。…まさか私が出会ったキツネさんは本物!?


プリプリ怒る桃さんの側で、ばれないように興奮する私だった。

翌日。先生になぜ私を置いていったのか聞いたら「忘れてた」とかほざきおる。


あの先生…絶対許さん。ただレポートの件で呼び出されないか、日々私はビクビクしてるけど。


↓2 どっちにする?

1~校内放送で呼ばれる。
2~お弁当を忘れたことに気づく。

kskst

昼休み。ここの学園は食堂を使う人が多いようだが、私はお弁当派です。


『おべんとうっ! おべんとうっ!』


アマちゃんは食べられないはずだけど、美味しそうなものを見ているだけでも楽しいらしい。


アマちゃんも普通の女の子なんだなぁと思いつつ鞄を漁る。ごそごそがさがさ。


あ…れ? だんだん私の手の動きが早くなり、汗が出てくる。


お 弁 当 忘 れ た !


それに気づいた私は椅子から飛び出し寮へ駆け出し始めた。

最近、運動不足だったけどやっぱり走るのは気持ちいい。


昼休みは30分しかないから急がないと間に合わない。曲がり角を曲がって…


「え…?」


「おわ…!」


死角にいた女の子とぶつかってしまう。いたた…。


「ごめん。だいじょぶ…?」


あれ? この感じデジャヴュを感じる…。

「いたた…」


お尻をさすっている女の子。私よりも長い黒髪…この子って。


「もしかして、この前の…?」


手をさしのべつつ言うと、彼女は私の顔を見て再び俯く。


「あー…痛いとことかあるか?」


「…ご、ごめんなさい!」


…また逃げられちゃったよ。悪いことしちゃったなぁ…。


『テルー。あれ』


アマちゃんがぺしぺし私を叩きつつ指を指す。ぺしぺしっていうのはカードで私を叩いてる音だ。


「これは…」


私はひょいとそれを拾い上げる。表紙を見ただけでわかる。…彼女の生徒手帳だ。

ここまでー。


あ、明日は早めだから許してください。ではー

生徒手帳…ページをめくって名前と顔写真の載ってるところを開く。


あった。三門…環奈、私が知らないから当たり前だけど違うクラスだ。


『届けるの?』


アマちゃんが懐から話しかけてくる。


普通なら、届けにいくべきだろう。あ…先生に渡しといてもいいんだよな。てか時間も危ないし…。


…どうしよ。


↓1

1~今渡しに行く。
2~先生に渡す。
3~今はお弁当優先。

1

3
背に腹は代えられぬ…

渡しにいこう。何かあったら私のせいだしね。


くるっと方向転換して三門さんの走っていった方向に向かう。


『テルー。お弁当いいの?』


「ごめんねアマちゃん。用事ができちゃったからね」


ここから戻ったら絶対に昼休み中に寮には行けない。自分の空腹か他人の私物か、優先する方は決まってるでしょ?

ここだ。私の教室より奥の教室の前で立ち止まる。


なんかさ、自分の教室じゃない教室って入りづらいよね。私だけかな…?


すうはあすうはあ…深呼吸してよし。目立たないようにドアを開ける。


…招かねざる客が来たら目立たないなんて無理だけど。クラスの視線が私に向く。


「…三門環奈さんはいるか」


クラスを見回しながら言う。


↓1 コンマ判定。20以下で…

このスレのゾロ目ルール。
→直接イベントの追加
→ゾロ目ポイントがたまるとなにかが起きる?

◆…いない?


シーンとする教室内。あれー?私変なこと言った…?


そしてクラスを注意深く見てわかった。いない、三門環奈は教室にいないのだ。


…いないのなら誰か声をかけてくれてもいいのに。


↓1 1~3のうち好きな数字を選んでください。

「君、三門さんの知り合い?」


誰も声をかけてくれないなか、1人声をかけてくれる人がいた。


「…ま、そうだが」


嘘です。2回ぶつかっただけです。


彼は…周りを確認すると私に手でついてこいと言ってきた。特に刃向かう理由もないので素直について行く。


連れていかれたのは因縁の決闘場。昼休みは人がいないからだろうけど、昨日のトラウマが…。

「ここならいいかな?」

彼は人が良さそうな微笑を浮かべてこちらを向く。まだ話していないのでわからないけど、きっと優しい人物なのだろう。


「僕は阿守信。君は?」


「私は久野照だ。よろしく」


手を差し出されたので名前を言いつつ手を出して握手する。やっぱいい人なのかな?


「みんなの前じゃ言いづらいけど…三門さんは余りクラスに馴染めてないから」


あれ、クラスに馴染めてない?そんなやつどこかにもいたような…。


「昼休みも教室にいないことが多いから…。で、三門さんにどんな用事があったの?」


雰囲気からそうだけど普通に優しい人柄なのだろう。彼女の生徒手帳を拾った経緯を話す。


「走っちゃダメじゃない、照ちゃん」


…怒られました。地味にちゃん付けも慣れません。


「渡してくれさえすれば、僕が渡しておくよ?」


信がこちらに手を出す。私は…


↓1

1~素直に渡す
2~思いとどまる

1

2

2

「じゃあお願いしようかな?」


私からより同じクラスの彼の方が渡しやすいだろうし、生徒手帳を手渡す。


「…君もクラスに馴染めていないんだって?」


うぐっ…痛いところをつかれる。


「でも君とならいい友達になれる気がするな」


どういう意味…と聞き直す前に予鈴がなる。次の授業、5分前だ。


「じゃあ…またね、照ちゃん」


そう言って彼は立ち去ってしまった。…私も急がないと。私は自分の教室へ走り始めた。

風呂入るので一旦中断。


30分後くらいに再開します。

次は今まで出てきたキャラとのコミュニティを一回挟もうと思うよ。

21時30分までを期限として、誰がいいか意見をくだしぃ。ではー

初心者にデュエルで負けてしまって凹んでる先生とか

桃音さんとか

桃音さんと先生どっちがいい?

先に2票入った方で再開します

桃音

桃音で

桃ちゃんわかりました。


ほーかごー。訳のわからない決闘理論の授業のせいで頭がパンク状態の私です。ぷしゅー。


ペンデュラム召喚は魔法扱い? 神宣で防げる? 妨害されたらPゾーンだけじゃなくて召喚しようとしたモンスターも墓地送り?


決闘に慣れているみんなは普通のようだが、素人の私には厳しすぎるよぉ~。


…そして目の前の天海は何かA4の紙に書いている。他の人はわからないだろうけど、私にはわかる。…部の申請書だ。


書きおわったら何を言われるかわからん。退散退散。

クラスを出て、なんとなく1階の自販機で飲み物を買う。


学生は貧乏とはよく言ったもので、自販機の飲み物の値段が街のに比べて20円くらい安い。他のもこんくらいなら買えるんだけど…。


紙パックのジュースを飲みながら思う。新たな学校に来てもう2週間くらい過ぎた。だけどクラス内の友達はいない。天海? あれは友達じゃないだろ。


桃さんがいるから寮では寂しくないけどなんかなぁ…。


「三門さんもクラスに馴染めてないから…」


信の言葉が甦る。三門さんも辛いんだろうなぁ…。何かできたらいいんだけど。


「久野ぽーん!」


遠くから私を呼ぶ声がする。十中八九、桃さんである。

今日も誰でも目を引く赤いリボンをつけた私の同居人が登場する。


「久野ぽん、暇?」


「暇…ですね」


「じゃ、私に付き合って!」


ばっと手をとられると、走り出す桃さん。まさに天真爛漫な人である。


…こんな人がグランポリスで最強クラスの決闘者なんだから驚きである。

どこに買い物しに行く?

↓1と↓2

自由安価なのでどこでもええよ。

デュエルディスク売り場

人形専門店

服屋

桃さんに連れてこられるまま、来たのはデュエルディスクの店。


「最近ディスクの調子が悪くてねぇ~」


と桃さん。適当に店を見てていーよと言われても見るものがないんですが…。


『わー!』


と思ったら興奮したのはアマちゃんでした。最近、アマちゃんがカードの外に出れることに気づきました。


私にしか見えない(と思う)アマちゃんがディスクを見て楽しそうにしているのを見て、ちょっと私もほっこりしました。

少したったら用事が終わったであろう桃さんがこっちに向かってくる。


で試運転したいから決闘しろと。結果? 負けたよ…。初手リミカイパワボン3サイドラとか積み込んでるでしょ…。


もうひとつ行きたいところがあるから移動してます。


歩きつつ、最近のたわいのない話をしてます。


桃さんからは、最近真紅眼使いがよく突っかかってくる…とかまた転校生が来るらしいとか。


私といえば…天海のことだったりとか、朝霧先生との決闘とか、キツネさんのこととか。


キツネの話をして「嘘でしょー」という桃さんだけど、あれは夢じゃないと思うんだよな…。

「人形屋さん…ですか?」


「そうそう! かわいいでしょ?」


店に入ってすぐ横にある「もふもふジャンクロン」という人形を見せてくる。


私は口調とか性格を見てわかると思うけど、こういうのはあまり得意な部類ではない。


…男子とそこら辺走り回っていたしね。…もうできないけど。


その点、眼をキラキラさせているのはアマちゃんだ。あれ…女子力負けてない?

この店では商品のほとんどが手作りらしい。


以前はどこにでもある普通の人形屋さんだったみたいだけど、ある人物が来てから一気に変わったらしい。


その見事な腕前で女子たちのハートをつかんで、すぐさま人気になったのだとか。


その人は「ミス・パッチワーク」と呼ばれているらしい。…誰なんだろ。


うちの学校にいるらしいけど…。うーん…。


正直、私には理解するのが難しい世界だったけど桃さんとアマちゃんが楽しそうだからいっか。

店のすぐ近くの壁に寄りかかって、空を見上げる。


桃さんがトイレに行っているのでそのためだ。だんだん周りが赤くなってくる。


今何時かな、とディスクについている時計を見る。現在4時43分…。うわ…。


ゾロ目ってなんか嬉しい気がするけど、4のゾロ目は不穏な気しかしないよ。


「…戦いたいんでしょ?」


どこからかそんな声が聞こえてくる。アマちゃんが急に立ち上がる。


『テルー! 近くにいる!』


なにがとは言わなくてもわかるだろう。精霊のカードをもった人物。桃さんには悪いけど、その人物を探して走り出した。

どこだ…どこだ!


アマちゃんの指示を頼りに精霊の反応を探す。聞きたいことはたくさんあるからな…。


「アマちゃん…どこ…?」


だいぶ走ったから息がきれかけている。くっそ…前までだったらこんなことには。


『……』


キョロキョロ辺りを見渡すアマちゃん。


『…わからない。…消えちゃった』


困惑したようにそう呟くアマちゃん。ふぅーと息をはく。涙眼になってるけどいいのよアマち
ゃん。今日見つからなくても…存在さえ確認できれば…。


アマちゃんに声をかけようとカードを持ち上げた瞬間、誰かに…カードを弾かれた。

『テルー!?』


驚いているアマちゃんのカードが落ちていく。後ろから誰かに手首を捕まれる。


必死に手首を捕まれている手を離そうとするが離れない。くっそ…何てちからだよ!


「お前…誰だ!?」


体を回転させて見ると、私と同じ髪の色で全く無表情の女がいた。

そいつの顔を見た瞬間、私のなかに得たいの知れない恐怖が生まれる。


「あなたも…私と一緒でしょ?」


手首を捕まれたまま壁に押し付けられる。追いかけるのに必死になってて裏路地に連れてこられているのに気づいてなかった。


「教師と戦っていたとき…楽しかったでしょう?」


私の足の間に片足を入れてくる…。く…この!


「なんで…そんなこと知ってる!?」


私がそういうとこいつは私の耳元に顔を近づけて


「だって…いつもあなたを見てるもの」

『テルー! テールー!』


アマちゃんが叫んでいるのも私には全然聞こえていない。いつもならカードから出てくるアマちゃんだけど、このときはなぜか出れないようだった。


「願いを叶えるなんて…関係ないでしょ?」


「なんの…ことだ」


「私もあなたも性格は違っても本質は同じ。戦うことでしか生きられない」


腕をつかんでいない方の手で私の頬をつかんで顔を近づけて来る。顔を背けたいけどなぜかまっすぐにしか見ることができない。

「やりたいんでしょ? デュエル…」


こんな緊急事態だけれどもデュエルの単語を聞いた瞬間、ドキンとする。


「久野ぽーん!!」


遠くから桃さんの声が聞こえる。よかった…助けに来てくれた!


その時、私の体にかけられていた力が一気になくなる。力がなくなり私の体は下に落ちていく。


「…また会いましょう。いつでも見ているから」


そう言って、彼女は裏路地の暗闇に消えていった。そのあと桃さんが来たけれども、アマちゃんの声も桃さんの声も私には全く届いていなかった…。

ここまで。

新テーマ「イグナイト」が判明しましたね。

武神サポート来ないかなぁ…(遠い目)

来たら私、大歓喜なんだけど。ではー


>>1WIXOSS好きだろ

アニメは見たよ。エルドラさんが好きです。

今日は9時からです。

↓1でコンマ判定 70以下で…。

ほいさ

謎の銀髪の人に会ってから2日後。私はいつも通り、学校に通っていた。


あの後、1人で歩けないぐらいに憔悴し震えていた私だったがゆっくり寝たらなんとかなった。


ただし、今でもあのシーンを思い出そうとすると震えが止まらなくなるけど…。一体、あいつは何者なんだ。


そして他の生徒と同様に登校した私は自身の席に座る。が…


「ねぇあんた今日暇?」


私が見たことのないさいっこうの笑顔で私に話しかける天海。それを見た瞬間、私は悟った。


あ、今日は厄日だ…と。

おせーよ、>>1

ゾロ目ボーナス:2→3するの忘れてた。


「うわぁぁぁ!」


いつかのようにポニテを引っ張られて連れてかれる。誰に…? もちろん天海だ。


「到着!」


ばぁんと勢いよくドアを開けて急停止する。おっとっと、危ない。


「今日からここが私たちの部室よ!」


嬉しいのか部屋のなかでくるくる回る天海。どうでもいいけど、壁とかに体をぶつけるなよ。


今も痛い頭を撫でつつ、部室の中を観察する。


「……」


1人で本を読んでいる中学生ぐらいの女の子がそこにいた。

「えっと…」


「宮本零…」


確かに名前を聞こうとはしていたが、先読みされると少し気持ちが悪い。


「…そもそもなんでここに小学生がいるんだ」


「あら? 知らないの照。この学校は小中校一貫校よ」


ジト目で天海を見るが、さも当然かのように言われてしまう。知らねーよ天海。


「大体、ここは元々何の部屋なんだ」


「倉庫だったらしいわよ? 何年か前に片付けられたらしいけど」


また言い返されてしまう。宮本零のことも聞こうとするが、目で本人に聞いてと言われる。えー…。

「…ここ、本当に使ってもいいのか?」


「…別にいい。私も勝手に使ってる」


「そのうちここから追い出されるかもしれないぞ!」


「…構わない」


…むぅ。むこうが無口だと会話が続かない。


「そのうち…取り返しのつかないことになったら」


正面から肩をつかんでまっすぐ彼女を見る。


「…そ、それは」


あれ? さっきまでフードでわからなかったけど意外とかわいい…。


「取り返しのつかないこっとって何よ!」


ぺちこーん。後ろから天海にはりせんで殴られる。いつの間に用意したよ…それ。

「お前、何すんだよ!」


「お前こそ私のことなんだと思ってんだよ!」


ぎゃーぎゃーと口争いをする私と天海。零はそれを見ても、先程までと変わらないように見えた。だけども…


「ふふ…くすくす…」


微かに聞こえる笑い声。私と天海のものではないから誰のものかは丸わかりだ。


意外とノリがいいやつなのかもしれない。私と天海は顔を見合わせ、笑い出す。


…だけども謎が残る部分もある。どうして零はここにいるのだろうか?


ま…今はいいか。親しくなったらそれとなく聞いてみよう。そこら辺にあった椅子に腰を掛けつつそう思った。

ここまでのことは昼休みの出来事のため、予鈴が鳴ったのを聞いた私と天海は部室を出ていこうとする。


私が出ようとしても零は動こうとしない。


「お前、授業は始まるぞ?」


「……」


彼女は無言のまま、読んでいた本を閉じるとこっちに歩いてくる。


「…私はこっちだから」


と言って私の行く方向と正反対の方に歩いていってしまう。


小学生の教室はあっちなんだろうか、と思いつつ時間が危ないことに気づいて私は焦りながら教室へ向かった。


……….


「『剣』は…見つけた」

放課後。今日もすぐ帰ろうかと思っていた私なのだが…


「先、部室行って待ってなさい!」


と言ってどこかへもうダッシュで行ってしまった天海に釘を刺されてしまった。


…私は入部する気などさらさらないのだが、先生と決闘したことから初期メンバーと勘違いされているようだ。…いいお世話だ。


別に天海の言うことなど無視してもよかろうとは思うが、ただでさえ孤立気味のクラスのなかで天海からも白い視線を浴びせられるのは勘弁したいので、しょうがなく部室へ行く。


何を言うでもなく、黙って入ると昼休みのように黙って本を読んでる零の姿が。


…ちょうど天海もいない。なにか聞いてみるか。


↓1~3 適当に零に聞きたいこと。

パンツ履いてる?

天海に連れてこられた?

3サイズは?

予想してたけどまともなのが1つしかない絶望(白目)


最初はふざけていってみるか…。


「なぁ…」


零の近くに椅子をもっていって話しかける。本から目を離してはいないけど、意識が少しこっちに向いている気がした。


「…パンツはいてる?」


…そしてこれだよ。なぜ私はここまでパンツに固執しているんだ。は! まさか私にはパンツ属性が…


「…はいてない」


そう、はいて…ないぃぃぃ!?


「ほ、本当にはいてないのか!?」


驚いてい私は椅子から立ち上がる。少し顔も赤いかもしれない。


「…嘘」


…だ、だよねぇ。はいてないとか変態なのかと思っちゃうし。

本当にはいてるかお兄さんに見せてみなさい

>>499をデュエルで拘束せよ!

次いってみよう…。


「3サイズは…?」


今度はすぐに答えてくれない。ちょっとうつむいてる。


びゅぅ…。開けていた窓から風が舞い込む。髪が舞い上がらないように手で押さえる。


「あ…」


零の方を見ると、さっきまでかかっていたフードがとれていた。はじめて見た零の顔は年相応の…


「なんなのよ! いきなりパンツはいてるかとか3サイズはとか!? 変態、変態なの!? 別に聞かなくてもわかるでしょ!? まな板よ! ええ、まな板よ!なにか悪い!? 貧乳は希少価値なのよ!? えぇ!?」


…キャラの変貌ぶりに私は言葉がでない。零もそこまで言うとまたフードを被って本を読み始めた。ちょっと顔が赤い気がするけど。

最後に…。


「お前も天海に連れてこられたのか?」


結構、気になってたこと。もしそうなら天海を止める必要があるかもしれないからな。


「…違う。私はここにいる運命なの」


運命…? またスケールのでかい話だなぁ。


「それは…」


「お待たせー!!」


零がなにか言おうとしたとき、我らが天海の登場だ。会ったときからは考えられない笑顔でこっちを見ている。


その時、すっとなにかがポケットに入れられた感じがした。零の方も見てもただ本を読んでいるだけだった。

別にやることもなく零は本を読んで、天海は何かを書いて、私は軽く勉強しながら時間は過ぎていった。

そして下校時間。うーん…結構集中できるなぁ。


「じゃあまた明日!」


元気に出ていくのはもちろん天海。今の今まで書いていた紙がヤバイものでないことを祈るばかりだ。


次に出ていったのは零。別に言うこともなく本を持って出ていった。


さて残った私は…。零が入れたであろう何かを取り出す。


がさごそ…紙みたいだ。そこには…


『決闘上で待ってる』


と小さくに簡素に書いてあった。

別に用事もないので決闘場へ向かう。


途中、警備員に見つかりそうになったけど何とか振り切った。


そして着いた決闘場。


「…いない?」


まだ微かに夕日で赤く染まっている決闘場。だけど、そこに人影はなかった。


『テルー! うえ!』


突然のアマちゃんの声。反射で上を向く。


「…な」


そこにいたのは、夕日を受けて赤く輝いている中に立っている零だった。

「待ってた…」


部室で聞いた無機質で簡素な声。


「お前…どうやって…」


「…早く上がってきなよ。精霊はやる気みたいだよ」


アマちゃんのことを知っている? 聞きたいことはあるけど…。


「アマちゃん!」


『うん!』


カードを上に掲げて、私も零と同じく電波の道上に立った。

私が来たのを見るや静かにディスクを構える零。


「お前は…」


「聞きたいことは決闘に勝ってから聞いて」


お前は何者だと聞こうとしたが妨げられてしまう。したくはないんだけど…。


私もデッキをはめてディスクを構える。私はこの時、少し期待している自分に気づいた。


-やりたいんでしょう? デュエル-


あの人の声が甦る。ブンブンと頭を振って雑念を払う。


「「デュエル!」」


決闘開始の宣言をする。

ここまで。

で、零のデッキが【精霊】なんだけどどういうデッキなのか誰か説明してくれないか…。

非力な>>1を許してくれ…。



霊使いとか?

霊獣とかでいいだろ(適当)

デュエルの判定を投げたいんだけど【精霊】なのかそれとも【精霊獣】なのかわからない訳です。

多分【精霊獣】なんじゃないかなぁとは思うんだけど…。

うーん…。

わかんないので【霊獣】ってことで進めさせてもらいます。ただ被っちゃう人がいるんだよなぁ…(白目)

【兎】
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%EC%A5%B9%A5%AD%A5%E5%A1%BC%A5%E9%A5%D3%A5%C3%A5%C8%A1%DB
【霊獣】
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%CE%EE%BD%C3%A1%DB

wikiへのリンクを貼らせていただきます。前回同様、有利な点を書いてもらえると嬉しいです。【】で囲ってもらえるとわかりやすいです。

期限は明日の更新予定の9時までとさせていただきます。基本値は25とさせてもらいます。ではー

コンマっすよ沢渡さん!

遅かったすよ!沢渡さん!
【精霊獣は素材モンスター→融合モンスター→素材モンスターと繋いでアドを稼いでいくデッキで、その融合モンスターはレベル5越えが多い。そこだけ見ればヴェルズオピオンで封殺できる】

【兎の方針的にサモンリミッターや群雄割拠は使えそう…?(でも態々入れてるかどうか)】
【エクシーズの展開が速い兎なら手札事故を起こしやすい精霊を序盤で押し切れる】
【とにかくカンナホークの効果を使わせない事を最優先。ラギアやオピオンやドルカで潰してしまいたい】
 
後、未登場キャラをデュエルの観客兼解説で登場させるってのはどうですかね…(強キャラ感なんかもちょっと出ますし。今回は流石に無理な状況ですけど)

【融合体に全体除去を当てれば分解しようが素材を破壊できるのでビュートやこちらから打つ激流葬なんかは有効かも…ただし騎ペトルフィンは勘弁な】
【ホイホイとんでくる融合体は騎アペライオの攻撃翌力2600と騎ペトルフィンの守備力2800が最大と高打点に弱いのでエクシーズやバニラの高打点でねじ伏せる】
【除去が激流葬や連契に絞られ、特に連契を無駄撃ちさせられれば相手の除去手段は乏しくなる】
テキトーなことしか言えないけど、デュエルの際は解説が欲しいよね

期限は9時までの予定だったけど、今日の終わりまでにさせてもらおうかな…。

意見お待ちしてます。

 

うーむ来ない……

まだ焦る時ではない

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