ｶﾞﾁｬｯ
アスカ「ふぁ〜…ぁぁ…」ﾊﾟﾀﾝ

シンジ「アスカ、起きた？」

アスカ「んﾞんﾞ〜…」ｸﾞﾃﾞｰ

シンジ（…まだ寝てるな…）

アスカ「……ホットケーキ…」

シンジ「…アスカが『朝は甘いものが食べたいのよ！』って言ってたからホットケーキにしたよ」

アスカ「ぁ…ん…」ﾊﾟｸｯ

アスカ「ん〜…」ﾓｷｭﾓｷｭ

シンジ「おいしい？」

アスカ「ん…まぁまぁね」ﾓｷｭ

アスカ「……♪」ﾓｷｭﾓｷｭ

完全に同棲カップル

期待

シンジ「右」

アスカ「どっち？」

シンジ「アスカから見て右の」

アスカ「えー、これ？」

シンジ「…うん」

アスカ「あたしこっちにしようと思ってたんだけどなー」

シンジ「決まってたならなんで聞くんだよ…」

アスカ「あんたこういうの好きなの？」

シンジ「…」

アスカ「趣味わるーい」

シンジ「…」

アスカ「じゃあ、あたしが持ってる服の中で1番好きなのどれ？」

シンジ「今着てるパジャマ」

アスカ「死ね」

シンジ「右」

アスカ「どっち？」

シンジ「アスカから見て右の」

アスカ「えー、これ？」

シンジ「…」

アスカ「あたしこっちにしようと思ってたんだけどなー」

シンジ「決まってたならなんで聞くんだよ…」

アスカ「あんたこういうの好きなの？」

シンジ「…」

アスカ「趣味わるーい」

シンジ「…」

アスカ「じゃあ、あたしが持ってる服の中で1番好きなのどれ？」

シンジ「今着てるパジャマ」

アスカ「死ね」

アスカ「もうちょっとー」ｷｭ

シンジ「さっきももうちょっとって言ってたよ」

アスカ「………」ｷｭｯ

シンジ「…それなに？」

アスカ「これアイライン」ｷｭｯ

シンジ「……いつまで目元いじってるのさ」

アスカ「もー！うるさいわね！女の支度を急かすんじゃないわよ！」

シンジ「僕はアスカが起きるところからずっと待ってるんだよ？これ以上待てるのは加持さんくらいだよ」

アスカ「だからあんたはモテないのよ」ｼｭｯｼｭｯ

シンジ「……」

アスカ「………」ｼｭｯｼｭｯ

シンジ「…それは？」

アスカ「これはアイシャドー」ｼｭｯ


このあとめちゃくちゃマスカラした

シンジ「…」ｽﾀｽﾀ

アスカ「…」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…」ｽﾀｽﾀ

アスカ「…疲れた…」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「早いよアスカ…まだいつもの通学路の距離の半分も歩いてないよ…」ｽﾀｽﾀ

アスカ「だからバスにしようって言ったのよ…あー…女の子歩かせるなんてサイッテー！」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「近いんだから歩いたほうが健康にもいいよ。バスにしても結局バス停まで歩くし…」ｽﾀｽﾀ

シンジ「それにバス代も浮くしね」ｽﾀｽﾀ

アスカ「ケチ」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…」ｽﾀｽﾀ

アスカ「貧乏性」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「……」ｽﾀｽﾀ

アスカ「守銭奴」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「………」ｽﾀｽﾀ

アスカ「銭ゲバ」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「もうアスカにはポップコーン買ってあげないよ」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

アスカ「全部ウソ！」ﾄﾃﾃﾃﾃﾃ

アスカ「キャラメルとバターのSサイズのやつと、ジュースのMサイズ２つね！」

シンジ「ポップコーンはLサイズ1つで十分だよ」

アスカ「Sサイズ2つがいい」

シンジ「高くつくよ」

アスカ「キャラメルとバターどっちも食べたいの！」

シンジ「２つ買ってもどうせ余っちゃうよ」

アスカ「……」

シンジ「Lサイズ1つでいいよね？」

アスカ「…………」

シンジ「………」

アスカ「………………」

シンジ「ジュースも1つでいいかな」ｽﾀｽﾀ

アスカ「まだなにも言ってない！」

ーファミレスー

シンジ「面白かったね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

アスカ「んー…」ﾓｷｭﾓｷｭ

シンジ「…アスカ？」

アスカ「ん？」ﾓｷｭ

シンジ「面白くなかった？」

アスカ「んっ」ｺﾞｸﾝ

アスカ「いや、面白かったけど…」

シンジ「…」ﾁﾞｭｰ

アスカ「あたしもっとほのぼのした映画かと思ってたんだけど…」ﾁﾞｭｰ

アスカ「カーチェイスしたり飛んだり戦ったり、想像とちょっと違ったから」

シンジ「僕も全く同意見だよアスカ」

アスカ「ね！CM詐欺よね」ﾓｷｭﾓｷｭ

シンジ「そうだよね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

アスカ「まぁ、面白かったけど」ﾁﾞｭｰ

シンジ「そうだね、面白かったね」ﾁﾞｭｰ

レイがベイマックスのモノマネしたら可愛い気がする

アスカ「もう一本観ていこ」

シンジ「へ？」

アスカ「あれ観たい」

シンジ「だめだよ、時間なくなっちゃうよ」

アスカ「観たい！」

シンジ「次のところ行けなくなっちゃうよ？」

アスカ「…ぅー…」

シンジ「また他のときに観に来ればいいし」

アスカ「…」

シンジ「DVDが出たらTATSUYAで借りてもいいし」

アスカ「……」

シンジ「そのほうが学生割で映画館で観るよりもずっと割安だよ」

アスカ「………」

シンジ「何回も観られるし、吹き替え版と字幕版どっちも観られるしさ」

アスカ「…………」

シンジ「……」

アスカ「……………」

シンジ「やっぱりもう帰ろうか」ｽﾀｽﾀ

アスカ「なにも言ってない！」

かかあ天下と見せかけた亭主関白

アスカ「どっちがいいと思う？」

シンジ「右」

アスカ「こっち？」

シンジ「うん」

アスカ「えー…」

シンジ「だから、決まってるならなんで聞くのさ…」

アスカ「あんたこういう服好きなの？」

シンジ「好きっていうか…」

アスカ「っていうか？」

シンジ「アスカに似合いそうだなって…」

アスカ「………」

シンジ「………」

アスカ「…なによそれ…」

シンジ「………」

アスカ「……バカじゃないの…」

シンジ「…ごめん」

アスカ「……バカ…」

アスカ「んー…やっぱりこれに決定！」ﾊﾞｻｯ

シンジ「やっと決まった？」

アスカ「やっとって言うんじゃないわよバカシンジ」

シンジ「はいはい、じゃあ貸して」

アスカ「え？」

シンジ「えっ？」

アスカ「別に持てるわよ」

シンジ「…いや、僕が持つよ」

アスカ「なんでよ」

シンジ「それは、あの…」

アスカ「……」

シンジ「…プレゼントしようと思って…」

アスカ「は？」

シンジ「だから、僕がレジに出してさりげなくプレゼントにしようと…思って…」

アスカ「………」

シンジ「………」

アスカ「…なんなのよ…」

シンジ「…ごめん…」

アスカ「………」

シンジ「………」

アスカ「………………持ちなさいよ…」ｸﾞｲｯ

シンジ「あ、うん…」

かわいい

シンジ「………」ｽﾀｽﾀ

アスカ「………」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…帰りはバスにする？」ｽﾀｽﾀ

アスカ「…いい」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…そっか」ｽﾀｽﾀ

アスカ「………」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「………」ｽﾀｽﾀ

アスカ「………」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…暗くなっちゃったね」ｽﾀｽﾀ

アスカ「…うん」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「………」ｽﾀｽﾀ

アスカ「………シンジ」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「ん？なに、アスカ」ｽﾀｽﾀ

アスカ「………」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「……？」ｽﾀｽﾀ

アスカ「……服…ありがと…」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…あ、ううん…」ｽﾀｽﾀ

アスカ「………」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「………どういたしまして」ｽﾀｽﾀ

なんというか羨ましいなぁﾁｸｼｮｳ

アスカ「………」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「………」ｽﾀｽﾀ

アスカ「……暗いわね」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…そうだね」ｽﾀｽﾀ

アスカ「………ん」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…え？」ｽﾀｽﾀ

アスカ「……手」

シンジ「…て？」

アスカ「……暗いから…繋ぎなさいよ」

シンジ「あ、うん…」ｷﾞｭｯ

アスカ「………」ｷﾞｭｯ

シンジ「………」ｽﾀｽﾀ

アスカ「……手汗かきすぎ」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「…ごめん」ｽﾀｽﾀ

甘々なＬＡＳ、いいな

ﾌﾟｼｭ
シンジ「…ただいま」

アスカ「ただいまー」

………

シンジ「…ミサトさんいないのかな？」

アスカ「………」

シンジ「ミサトさーん？」

アスカ「…留守電入ってる」

シンジ「えっ？…ホントだ」ﾋﾟｯ

電話＜もしもーし、今日は私仕事で帰れないからご飯いらないわーん。2人とも夜更かししないで早く寝るのよー！なにか用事があったらいつものネルフの番ごﾌﾞﾂｯ

シンジ「………」

アスカ「………」

シンジ「………………」

アスカ「……お風呂入る…」

シンジ「じゃあ、沸かしてくるよ」

アスカ「シンジー、上がったわよ」ﾜｼﾜｼ

シンジ「うん、僕も入ってくるね」ｽﾀｽﾀ

アスカ「んー…」

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾟﾀﾝ

アスカ「……」ﾜｼﾜｼ…

アスカ「……」ﾜｼｬ…

アスカ「……」

アスカ「……」ｶﾞｻｯ

アスカ「……」ｶﾞｻｶﾞｻ…

アスカ「……」ﾊﾞｻｯ

アスカ「……」

アスカ「…………」

アスカ「………………」

シンジ「…ふぅー、サッパリした」ﾜｼｬﾜｼｬ

アスカ「…相変わらず早いわね」

シンジ「うん、でも気持ちよかっ…あ」

アスカ「……なによ…」

シンジ「…それ、今日買った服…」

アスカ「……見れば分かるでしょ」

シンジ「…着たんだ」

アスカ「見れば分かるでしょ」

シンジ「………」

アスカ「………」

シンジ「あの…似合ってるよ」

アスカ「………」

シンジ「かわいいよ、アスカ」

アスカ「………」

シンジ「………」

アスカ「…………ふん」

支援

すいませーん、壁殴り代行ってまだやってますー？

ーシンジの部屋ー

シンジ「…ふぅ、寝間着に着替えると急に眠くなるなぁ…」

ｶﾞﾁｬｯ

シンジ「！」

アスカ「………」

シンジ「アスカ…？」

シンジ（アスカもパジャマに着替えたんだ…）

アスカ「………」ﾄﾃﾄﾃ

シンジ「アスカ…どうかしたの？」

アスカ「………」ﾎﾞｽｯ

シンジ「…あの…」

アスカ「………」ｺﾞﾛﾝ

シンジ「……僕のベット…」

アスカ「………」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

シンジ「………」

一緒に寝るとかじゃなくて、匂い付けだったりしたら、もう堪らん

シンジ「………」

アスカ「………」

シンジ「…アスカ…僕そろそろ寝るんだけど…」

アスカ「………」

シンジ「…入るよ？」

アスカ「………」

シンジ「……お邪魔します」

シンジ（僕のベットだけど…）

シンジ「………」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

アスカ「………」ﾋﾞｸｯ

シンジ「………」

アスカ「………………」

シンジ「………………」

ベッドじゃねえの？

シンジ「………」

アスカ「………」

シンジ「………」

アスカ「……シンジ？」

シンジ「ん、なに？」

アスカ「……シンジ、あの…」

シンジ「うん…」

アスカ「…今日は、ありがと…」

シンジ「……こちらこそ…」

アスカ「………楽しかった…」

シンジ「…僕も楽しかったよ」

アスカ「……」

シンジ「……」

アスカ「……」

シンジ「……」

アスカ「……」ﾑｸｯ

シンジ「…？」

アスカ「…シンジ…私ね、ずっと…シンジのこと…」

僕のベット(生か死か)

シンジ「待ってよアスカ！」ｶﾞﾊﾞｯ

アスカ「！　な、なによ…」

シンジ「あの、こういうのは男が言わないとだめだって加持さんが…」

アスカ「………」

シンジ「…あの、アスカ…」

アスカ「……なに」

シンジ「僕、アスカのことが…好きだよ」

アスカ「………」

シンジ「…えっと…それで、僕と付き合ってほしいんだ」

アスカ「………」

シンジ「………」

アスカ「………」

シンジ「………アスカ…？」

アスカ「……………バカシンジ…」ｷﾞｭｯ

シンジ「………アスカ…」ｷﾞｭｯ

アスカ「………」ｷﾞｭｩ

シンジ「………」ｷﾞｭｩ





「私も好き」


終わり

えんだぁぁぁぁぁ

まだ付き合ってなかったのかよ！

惣流だったらいいな

逆にまだ付き合ってなかったのかよ

>>31
つまり　せいし　か

これからシンちゃんが限界になるまで　つきあう　んだろ