男「くそっ！今度は銀行帰りにたまごっち狩りにあった！」

女「……おほっかあいい！」ぴーぴりりぴりり

男「せっかくくちぱっちまで育てたのに！」

女「まーたうんちしてー 仕方ないやつだなお前はー」ぴーぴりり

男「たまごっちって結構育てる条件シビアなんだぞ！それをなんだ！後ろから飛び蹴りして奪い去るって！」

女「おーおーおいしそうに食べちゃって…」ぴーぴりり

男「……なにやってんのさっきから」

女「おお！これ時計もついてるじゃん！なんていいものなんだ！もうこれなしの生活は考えられない…」

男「…あのー」

男「うわあああああ！！くそおおおお！！」

女「ふーっふーっ」がちゃこ！ぱちんっ

男「今度はカフェ帰りにドラクエⅢ狩りかよ！！ふざけんな！！」

女「……おお」ぱーぱらっぱっぱっぱ

男「今回に至ってはプレイする前に狩られたよ！なんなんだ一体！」

女「お……と……こ……っと」ぴっぴっ

男「まじでふざけんなよ……」

女「うーん…まあ素直なほうかな…」ぴっぴっ

男「……なにやってんの」

女「心理テスト」

男「そうか…楽しそうだな…お前…」

男「はぁ…最近ついてないわ…」

女「どしたの」

男「なんかよく流行ってる持物を強奪されんだよ…人なんだと思ってんだ」

女「たまにはそういう時もあるよ」

男「そうかなぁ…たまたま続いただけかなぁ…」

女「…ほらこれあげるから」

男「…これって、たまごっちじゃないか！」

女「飽きたからあげる」

男「おおお！いいのか？！ありがとう！！」

女「いいよ、ついでにこれもあげる」

男「お、ドラクエⅢじゃないか！これやりたかったんだ！！」

女「全クリして飽きたからあげる」

男「まじで？ほんとありがとう！」

女「気にしないで」

男「うう…」ぐすぐす

男「おい女」

女「ん」

男「おまえさ」

女「……」

男「俺の名前でドラクエやるのやめろよ…恥ずかしいだろ」

女「うむすまん」

男「いやーでも面白かったなぁ…まじよかったわ、はいこれ返す」

女「いらない」

男「えっ？」

女「それあげたやつだし」

男「で、でも…」

女「いいの」

男「………おまえいい奴だなぁ」

女「それほどでもないよ」

男「ぐーぐー」

ごそごそ

女「おほ あった！」

男「ぐーぐー」

女「男ちんのゲームはこれで全部かな」
どっこいせ

女「んじゃ借りてくよ男ちん」ずっしり

ぎぃーばたん

エアマックスにたまごっちとか
歳がばれるぞwww

ケーたま懐かしいわあ

真っ白でボタンが黒いやつが欲しかった

男哀れｗｗ
しえんぬ

朝

男「あ、あれ！？なんであんの？」

男母「なにどうしたの？」

男「おれのエアマックスが何故か玄関に置いてある！」

男母「あらよかったじゃない」

男「おかしいなぁ…確かに強奪されたはずなのに…」

男「おお、この飴新しい味出たんだ！買っていこう！」

「ありがとうございましたー」

男「いやぁー俺candypop好きなんだよなー」

男「であさっそく！」

たたたた………どっ！！

男「うわわわ」どた

男「いててて……なんだ？だれかぶつかって………あああっ！！俺のキャンディポップが！！」

学校

男「……おはよ」

女「きゃんでぃぽっぷ！」ぽんっ！

男「くそー今日はいいことあったのに…」

女「もむもむ」ちゅぱちゅぱ

男「な？折角エアマックスが戻ってきたと思ったらさ、新作ゲームが根こそぎ無くなってたし」

女「おほほこの硬さが癖になるー♪」

男「コンビニで新しい味のキャンディポップ見つけたと思ったら買った瞬間誰か襲いかかってくるしよー」

女「これ噛み砕くの難しいけどガヂガヂ噛むの好き」

男「聞いてる！？」

女「んむ？」がじがじ

男「おかしいよな！……なに食べ店の？」

女「ちょっと待ってこれダイヤモンドより硬いぞ！」

男「こっち向けよ…」

男「ふう…次は国語か…ん？」ごそごそ

男「ああっ何時の間にか消えた俺のサイクロンマグナム！！」

男「しかも勝手にから抜きされてるし！かっこ悪い！」

女「どしたの」

男「見てくれこのかっこ悪さ」

女「速そう」

男「速そうじゃないよ！だってこんな…なに？」

女「キャンディポップ舐め飽きたからあげる」

男「えっ…い、いいのか？」

女「いいよ飽きたから」すたた

男「////」

男「って違うよ俺のミニ四駆！」

男「なんだろなー」

男「なんか盗られるんだけど絶対何時の間にか戻ってくるかもらえるんだよなー」

男「よくわかんないけど…まぁいいか」

男「だって俺には………これがある！！」
じゃん！

男「ゲームボーイ！欲しかったんだよなー」

男「へへ…これすげーよなー白黒だけど単三4個あるだけでゲーム出来んだぜ？」

男「さて、早速……」

男「…………いや待て」

男「確か俺が新しい物を買うと必ず決まって狩られる」

男「ということは？」ふりむきっ

女「わっなに？」

男「なんだ女か…つかなんで人の家にいるんだよ…」

女「お邪魔しますって言ったもん、新しいゲーム買ったの？」

男「ああ、見てくれよこれ」ぴこーん

女「わあ…」うず

男「これをこうやって…」

女「うほ…！」うずうず

男「な？面白いだろ？」

女「おおお…」

男「…………あっ！」

男「俺の無くなったスーファミのソフトが全部帰ってきてる！！」

女「おお～…おふ…こ、こりはいい…
」ぴこーんぴこーん

男「すげ～なにからやろうかな～女も一緒にやるか？」

女「いい、これやる…おうふ………おおー」

男「まあいいか、1人で堪能しよう」

新ジャンルぽくていい感じ

男「ない！ゲームボーイがない！てかソフトごとない！」

男「うおおおおおおお！！！」

男「…………いつものことか、そのうち戻ってくるさ」

女「よっとっは！」ぴこぴこ
男「お、なにしてるんだ？」

女「コインゲット！」

男「ゲームボーイか…」

女「おほ、マリオおもすれー」
男「……あれ、お前のゲームボーイに
俺の名前書いてね？」

女「とう！」ぴここ

男「てかちょっと待て！それ俺のじゃねーか！」

女「ばれたー!」

男「貸してくらい言えんのかお前は！」

女「かすて？」

男「いいけど………………お前今までも盗ってた？」

女「うん」

男「あっさり！？とるな！ボケせめて貸してくらい言え！」

女「ごめーんね？」

男「可愛くいっても駄目！」

翌日

男「デジモン買ったぞ！これ対戦出来んだぜ！すげーだろ！」

女「おほ」うずっ

男「持って行く時は貸して、だからな？」

女「……うぐぐ」

男「お前さ、ひょっとして重度の新しい物好き？」

女「ど、どうなんだろ…」

男「ハイパーヨーヨー」さっ

女「うほっ！ステルスファイアー！」ばっ

男「とろうとするな！」

男「……貸しては？」

女「……か、か、か、……カステラ」

男「なんで貸してが言えないんだよアホ」

この女・・・クズだ・・・