安価勇者 (44)

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目が覚めると、まずは豪華な衣装に身を包んだ老人が視界に入った

続いて、その左右に鎧に身を包んだ一団が見える

緊張した顔立ちの中、老人が口を開いた


「――――勇者よ、そなたに来てもらったのは他でもない」

「100年前、魔王が現れて、邪知暴虐の限りを尽くしたのは知っていよう」

「そなたには、その魔王の討伐を頼みたい―――引き受けてくれるか?」


1.世界の危機だ、引き受けよう
2.面倒だから断る
3.無言で城を飛び出す
4.自由安価

↓1

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いち

「わかりました、お引き受け致します」

そう答えると、目の前の人々はどこか安心したような顔になった

「そうか、引き受けてくれるのか…、では、旅の資金としてこれを渡しておこう」

*勇者は1000Gを手に入れた

「それだけあれば、当分は十分だろう」

「では、幸運を祈る!」

そこで話は終わり、早々と兵士に先導され城を後にするのだった


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

その後、城下町に到着した

様々な屋台や店が見えるが、別に早速外へ出て行ってもいいだろう

どうする?

1.店、屋台へ行く(道具屋、武器屋、酒場、その他諸々)
2.路地裏へ入ってみる
3.町を出る
4.自由安価

↓1

1

勇者は、店へ入ることにした

城下町だけあって、その種類は多種多様だ

簡単に選べはしないほどにある

どの店に入ろうか?

1.自由安価
↓1

道具屋

風俗

勇者は、近くにあった道具屋を選択した

中に入ると、色とりどりの雑貨用具や薬品類に出迎えられた

少々埃の臭いがするため、そこまで繁盛してはいないのかもしれない

思惑を巡らせていると、半ば気を緩ませていた少女―――店員と思われる、が、慌ただしい口調で接客を始めた

「い、いらっしゃいませ!何をお求めでしょうか!」

所持金:1000G

1.薬草 5G
  ポーション 30G
  聖水 50G
  蘇生薬 500G
  つるはし 50G
  袋 30G
  (この中から自由選択)

2.自由安価(あるかどうかはコンマで判定)
3.こんな店にいられるか!俺は帰る!

↓1

薬草×20

1を一つずつ買う

勇者は、薬草を20個頼んだ

「え…そ、そんなにですか!?あ、ありがとうございます!!」

少女は忙しなく薬草を棚から取り出すと、束ねて手渡した

独特のツンとした臭いが鼻に響き、気を引き締めさせる

勇者は腰紐で器用に薬草を背中に括りつけ、店から退出した

「また来てくださいねー!」


次はどうしようか?


1.店、屋台へ行く(道具屋、武器屋、酒場、その他諸々) *店も一緒に指定
2.路地裏へ入ってみる
3.町を出る
4.自由安価

↓1

4.付いてきてくれる仲間を探す

勇者は、仲間を募ることにした

どうやって探そうか?

1.オーソドックスに酒場で
2.その辺の人に声を掛ける
3.困ってそうな人を助けて無理矢理仲間にする
4.自由安価

↓1

2

Twitterで呼び掛け

勇者は、近場を歩いている人に声を掛けてみることにした

成功率は低いが、数はこなせるし、やってみる価値は十分にある

そして、手当たり次第に勧誘してみることにした


!勇者が話しかけたのはどんな人物だった? *無茶なのは下になる
【外見】
【性格】
【能力】

該当レスのコンマ60以上で勧誘成功

↓1~↓3

白く長いひげを生やした三角帽のじじい

【外見】筋肉質なおじさん
【性格】豪快
【能力】格闘の達人

お前ら

外見 金髪のロン毛のおっさん。気持ち悪い顔
性格 誰かを合法的にいたぶるのが大好き
能力 針でツボを的確に突ける

外見はピエロ
性格は笑い上戸
能力は器用なとこ

勇者はまず、魔法使いのような見た目の老人に声を掛けてみた

「魔王討伐?ワシのような老いぼれにそんなことはできんのう…他を当たるんじゃな」

老人は小走りでそそくさと去っていった

次に、勇者は悪趣味な格好をした金髪の壮年男性に声を掛けた

「は?魔王討伐?クソガキが!狂人ごっこなら他でやりな!」

男は地面につばを吐き捨てて大足で去っていった

すると、勇者は後ろに何者かの気配を感じた

「魔王を討伐するだって?するってえとアンタが新しい勇者さんだな!」

振り向くと、そこには先程とは異なる筋肉質な壮年男性が立っていた

何がおかしいのか、その男は笑いながら話を続ける

「俺の名は格闘家!鍛えた肉体が自慢だ!」

「今までも魔王討伐隊に参加しようと思ってたんだが…間が悪く全部逃しちまってな!」

「こんな所で勇者さんに出会えるとは運がいいぜ!なあ、仲間募集してんだろ?俺は役に立つぞ!」

格闘家は筋肉を見せつけるようにガッツポーズした

「よし、そうか!そうなら話は決まりだ!俺は力を発揮できればいいから報酬はいらねえ!あんたの仲間として尽くしてやるよ!」

勇者がなにか反応する暇もなく、話はトントン拍子で進められてしまった

*格闘家が強引に仲間に入った!


次はどうする?

1.店、屋台へ行く(道具屋、武器屋、酒場、その他諸々) *店も一緒に指定
2.路地裏へ入ってみる
3.町を出る
4.自由安価

↓1

1 酒場

1.防具屋

勇者はまだ仲間が欲しいのか、昼間から酒に浸りたいのかはわからないが、酒場に行くことにした

近くにあった酒場に入ると、バーテンダーと目が合った

「…いらっしゃい、何をお求めで?」

1.酒
2.仲間
3.情報
4.何もお求めでない!
5.自由安価

↓1

2

勇者はまたも仲間を探すことにした

「お?仲間探すのか?戦力なら俺だけで十分かもしれないがこのパーティじゃ色がねえしな!!」

ガッハッハと笑う格闘家を尻目に、バーテンダーに案内され奥へ行く

すると、そこにいたのは―

!勇者が見つけた人物
【外見】
【性格】
【能力】
↓1~↓5

>>21

【外見】ピンク髪の合法ロリ
【性格】言葉攻め大好きのドS、守銭奴
【能力】魔法使い

外見 黒髪三つ編み眼鏡女子
性格 引っ込み思案
能力 初歩的な魔法

【外見】黒髪ロングで巨乳の少女
【性格】極度のコミュ障
【能力】僧侶

外見は胡散臭い科学者
性格は胡散臭いほど優しい
能力は胡散臭いトンデモ発明能力

この雰囲気いい感じ

どうやら五人が昼間の酒場に集まっているようだった

一人目は先ほど勇者に暴言を吐き捨てた男、一人でニヤニヤと笑みを浮かべながら酒を口に運んでいる

二人目はピンク色の髪をした少女、酒場に相応しくない人間な上に、酒まで飲んで他の客に絡んでいる

三人目は三つ編みが特徴的な黒髪の眼鏡少女、こちらも酒場に相応しくない格好だ、そしてピンク髪に絡まれている

四人目もこれまた少女、隅の方にいるため一目では気づきにくい、ジュースを飲んでいるようだ

五人目は特徴的な服装の人間、マスクとサングラスの所為で性別がわからず、どこか胡散臭い、机にデカデカと何かを広げているようだ


勇者は誰に話しかける?
一人目~五人目で投票 2票先に入った二人に話しかける
↓から

五人目

一人目

五人目

一人目

あなたはまず、独特な服装の人間に話しかけることにした

「………………」

声を掛けてみたが、反応がない

あなたがどうしようか思案している間に、格闘家が肩を叩いた

「おい、聞こえてるかー?」

「…む?何だ君達は?」

やっと顔を上げ、こちらを見る

声はどこか中性的で、やはり性別の判断がつかない、胡散臭いのだ

「俺は格闘家!でこっちが勇者だ!」

「魔王討伐の仲間を募集してるんだがアンタも入らねえか?」

格闘家がまたも話を進める、すると相手は少々思案してから―


コンマ判定
01~20 断られる、だが…?
21~00 了承した

↓1

「魔王討伐か…面白そうな話ですな!」

相手はサングラスの上からでもわかるほど目を輝かせて食いついてきた、格闘家と同じタイプの人間のようだ

「いやあー…私は常々発明品の成果を試したいと思っていたのですよ!使わなければどんなに良い道具でも腐っちゃいますからねー!なんと好都合!」

「私は科学者と申します、特技は発明!こんなナリですが色々できちゃうんですよー!」

科学者はうぇへへ、と胡散臭い笑いで小柄な体を揺らしながらをしながら喋った

「じゃあ早速、よろしくお願いしますね!」

「おう、よろしくな!」

格闘家と勇者は科学者に応えた


*科学者が仲間に加わった!



今回はここまで

あい、乙でした。

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