穂乃果「楽しいお泊まり鍋会!」 (48)


μ'sは希の家で楽しいお泊まり鍋会をしていた。四人のメンバー以外は。

絵里「」ゴゴゴゴゴゴゴ

海未「」ゴゴゴゴゴゴゴ

ことり「」ゴゴゴゴゴゴゴ

真姫「」ゴゴゴゴゴゴゴ

希「(疲れたんやけど…)」


遡る事数十分前

にこ「こんな感じね」

凛「わー!美味しそう!」

穂乃果「うんっ!美味しそう!」

花陽「お米も炊けたよー!」パナッ!

希「いいやん」

にこ「いやー、すき焼きなんて久し振りだわ」

穂乃果「穂乃果に感謝だね!エッヘン!」

にこ「まー…感謝しとくわ」

凛「ありがとう!お肉大臣にゃ!」

花陽「ありがとう!穂乃果ちゃん!」

希「ごちになるでー…」チラッ


絵里「今日、穂乃果の横で寝るのは私よ」

海未「絵里、何を世迷い言を?」

ことり「穂乃果ちゃんの嫌がる事をするのはやめた方がいいよぉ?」

真姫「それに、穂乃果の隣で寝るのは私よ」カミノケクルクル

えりうみこと「あぁん?」

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真姫「何よ」

絵里「認められないわ」

海未「ここは、幼馴染みの私が隣で寝ます」

ことり「だったらことりのが良いよね?色々柔らかいし」

海未「ことり」ギロッ

ことり「ことりは柔らかいしって言っただけだよ?」ニコッ

絵里「うふふ」

真姫「ふふふ」

海未「くっ…ですが、穂乃果は私と寝たいはずです!」

真姫「ゼッタイナイ!」

絵里「ええ、認められないわぁ」

ことり「ピヘヘ」

海未「ならば!誰が穂乃果の横で寝るか勝負しましょう!」

ことり「勝負?」

真姫「下らないわ? 」

絵里「そんなことを言って自信がないんでしょう?穂乃果に選ばれるということに」

海未「ふふふ…そう言って皆さんの方が自信がないのでしょう?私に負けると言う事実が」

ことり「へぇ~…いまのはことりに対する宣戦布告かな?」

真姫「やってやろうじゃない」

絵里「なら、決めましょう。誰が穂乃果の横で寝るか!」

海未「希、もうひとつの鍋とコンロ借りますね」

希「エリチが持ってきたのだからええよ(何をするつもりなんよ)」

花陽「オイシイデスッ!」ムシャムシャ

にこ「こら、ゆっくり食べなさい。逃げないんだから」

穂乃果「うまい!」ムシャムシャ

凛「美味しいにゃ~!」ムシャムシャ

にこ「まったく…」ヤサシイメ




海未「ふふふ」

絵里「これで何をするわけ?」

ことり「闇鍋?」

真姫「まさか…鍋の中の肉を取り合う勝負にするんじゃ!」

海未「それでは私が一人勝ちしてしまうでしょう?」ニッコリ

ことり「認めたくないけど…」

絵里「そうね」

真姫「じゃあ、何で勝負つけるのよ」

海未「これです」

絵里「これは」

ことり「嘘」

真姫「すごい数の香辛料…」

海未「激辛鍋…何処まで耐えられるか決戦です」

ことり「そんな」

絵里「ハラショー」

真姫「ふーん」

海未「ルールを説明します」

・ベースの味はキムチ鍋

・具材は拉麺のみ

・一回りを1ターンとする

・毎回クジで順番を決めて食していく

・ターン終了毎に香辛料を増していく

・香辛料を入れる人はクジで順番を決める。好きな香辛料を入れて良い

・鍋以外のものを口にしてはならない

・食した時に「からい」「全てを食さない」「ナイアガラの滝」これらの事を行った時点で敗北

・優勝賞品は穂乃果の隣で寝られること

海未「以上です」

絵里「まって、好きな香辛料を入れられるって海未が持ってきたものよね?」

ことり「海未ちゃんが得意な物かもしれないもんね?」

真姫「正々堂々勝負しなさい」

海未「くっ!なら、今から近くのスーパーで各々香辛料を買う!それで良いですね!」

絵里「後、辛いものなら何でも良いことにしましょう?」

海未「何ですって?」

真姫「そうね、その方が盛り上がるわ」

ことり「ピヘヘヘヘヘヘヘヘヘ」

海未「わかりました。希!スーパーに、いってきます」

希「………あっ…うん」

期待

数分後

絵里「帰ったわ。希、審判をお願いするわ」

海未「それがいいですね」

真姫「公平に頼むわよ」

ことり「お願いね?」

希「ぇぇぇ…」チラッ


にこ「凛、野菜も食べなさい」

凛「えええ」

にこ「ほら、こうやってお肉で野菜を包んで」

凛「うん…あーん」モグモグ

にこ「どお?美味しいでしょ?」

凛「美味しいにゃー!!」

花陽「オカワリデスッ!」

穂乃果「穂乃果もー!」

にこ「あんたたちは…ほら、花陽口汚れてるわよ」フキフキ

花陽「ごめんにこちゃん」

にこ「アイドル何だからそう言うところから注意しなさい」

花陽「うん!」

穂乃果「穂乃果の口も拭いてー!」

にこ「あーもう。はいはい」フキフキ


希「……(完全にいないものとしてるやん)ダレカタスケテー」

海未「何花陽の真似をしているのですか?」

ことり「可愛いん♪」

絵里「希、ふざける暇あるなら早く準備してほしいのだけど」

真姫「そうよ、この私が一番だってのをみせてやるわ」

うみことえり「あぁん?」

オチが想像できて怖い…

そして現在に至る

絵里「」ゴゴゴゴゴゴゴ

海未「」ゴゴゴゴゴゴゴ

ことり「」ゴゴゴゴゴゴゴ

真姫「」ゴゴゴゴゴゴゴ

希「(疲れたんやけど…)」

希「えーと、まずは普通に鍋をつくってええ?」

海未「具材は拉麺のみです。スープに絡め辛めに食す。食す時に入れます」

絵里「それ以外はお願い」

ことり「ことりはクジをつくるね」

真姫「お願いするわ」


数分後


グツグツ

希「まずはこれでええ?」

海未「はい、普通の物から食していきましょう。1ターン後に本番です」

絵里「そう」

真姫「いくわよ」

ことり「じゃあ、クジを引いてね」

うみことえりまき「せーのっ!」

1海未 2真姫 3絵里 4ことり

海未「普通にキムキ鍋ですね」ゴックン

真姫「まあまあね」ゴックン

絵里「そうね」ゴックン

ことり「おいしぃ~」ゴックン

希「えと…じゃあ1ターン終了やね」

希「次からは辛味をいれるんやろ。その順番を決めなあかんね」

ことり「はい、これ引いて」

うみことえりまき「せーのっ!」

1絵里 2真姫 3ことり 4海未

絵里「ハラショー!まずは私のターンって所ね…一撃で葬ってあげるわ」

真姫「ふーん」

海未「私は最後ですか…」

ことり「…」

絵里「さぁ!1ターン終了したのが地獄の始まりだと思いなさい!これよ!」

希「(やめとき…)」

海未「これは!」

ことり「ちゅんっ!」

真姫「やってくれるじゃない!」

●カ◯ー◯カレー 大辛

絵里「ふふふ」

海未「いきなりカレーとは」

ことり「しかもレトルト…」

真姫「キムキ鍋を完全に否定ね」

絵里「あら?海未が言ってたじゃない?激辛鍋…何処まで耐えられるか決戦ってね」

海未「(絵里…何が狙いです?)」

ことり「(まー、食べられないものじゃないし大丈夫だよね)」

真姫「(これは、まさかね。もう少し様子を見ましょう)」

絵里「(これはあくまでも前菜よ。私が辛いものなら何でも良いことにしようといった意味を教えてあげるわ)」

ことり「クジを引いてね」

1海未 2真姫 3ことり 4絵里

希「(うちいらないやろ…これ)」

海未「所詮はカレーです」ゴックン

真姫「そうね」ゴックン

ことり「だねー」ゴックン

絵里「美味しいわ(他の人がどう動くか…勝つわよ)」ゴックン

希「ターン終了。次は真姫ちゃんやで」

真姫「そうね。これよ」

●コチュジャン

海未「(コチュジャン?)」

絵里「(コチュジャンか…たいしたことないわね)」

ことり「(そっかー…真姫ちゃんは味を大切に少しずつ辛くしていくタイプ何だね)」

真姫「(コチュジャン…この流れならまだいけるわ)」

ことり「じゃあ、クジを引いてね」

1海未 2ことり 3絵里 4真姫

海未「また私ですか…たいしたことありませんね」ゴックン

ことり「それなりかな」ゴックン

絵里「そうね」ゴックン

真姫「まあまあね(もう結構辛いんだけど…)」ゴックン

ことり「…」チラッ

希「ターン終了。ことりちゃんやで?」

ことり「ことりは~これ!」

●テー◯ルコショウ

海未「(なるほど…ですが甘いですよ)」

真姫「(想定内よ)」

絵里「(手加減のつもりかしら?)」

ことり「全部は入れたら危ないからね」

海未「(当たり前です)」

真姫「(食べられないわよ)」

絵里「(まったくだわ)」

ことり「だから、えい!えい!」

ことり「うーん…時間かかるな。キャップを外さそう。うーん!うーん!」

海未「(なっ!?)」

真姫「(危ないじゃない!)」

絵里「ことり…それは危険だわ」

ことり「えっ?」ストーン

ポチャン

ことり「ぁぁぁ…」

絵里「あっ!ごめんね!ことり…その」

真姫「(絵里の馬鹿!何やってんのよ!)」

ことり「ことり…ことり入れるつもりは 」

絵里「ごめんね!とりあえず鍋からコショウ取りましょう」

ことり「うん」ススーッ

サーーーー

ポチャン

ことり「あーーー!」

海未「んん…」

真姫「ケホッケホッ(ちょっと!完全に全部入ったんじゃないの?イミワカンナイ!)」

ことり「ごめんなさい。ごめんなさい。お鍋変えた方がいいよね」

希「うーん…今から変えるのもあれやし…良いんやない?(これで終わりやな)」

絵里「…そそ、そうね。ごめんなさいね。ことり」

ことり「ううん。いいの。ごめんね、ことりどんくさくて」ススーッ

希「とりあえず、順番を決めなあかんね」

ことり「うん。クジを引いてね」

1海未 2真姫 3絵里 4ことり

海未「また私が一番ですか…(流石にこれは…はっ!)」

ことり「」ニヤリ

海未「(まさか…ことり)」ギロッ

(・8・)「(気付くの遅すぎだよウミチャーン)

海未「(ことり!まさか全て計算通り…コショウも)」

(・8・)「(皆自然にことりにクジを任せるんだもん。あまあまだよね。これも普段の行いのお陰かも)」ニヤッ

海未「(謀られました。このターンを維持でもしのぎ次のターンは希にやらせましょう。そして…ことりを倒します)」

真姫「ちょっと!早くしなさいよ!」

海未「すみません!いざ!」ゴックン

真姫「……」

絵里「(やるわね…海未)」

(・8・)「…」

希「次は真姫ちゃんやで?」

真姫「わかってるわよ!(やばい…どうすんのよ)」

絵里「早く食べないと失格にしましょう?」

(・8・)「いいねぇー」

真姫「なっ!」

海未「真姫早く」

真姫「やってくれるじゃない!」

真姫「ズル…ブホォッ!」

真姫「」チーン

希「ちょっ!真姫ちゃん!?」サスサス

真姫「水…」

希「待っとき」タタタ

絵里「一人目の脱落者…」

(・8・)「」ニヤリ

海未「(えっ?まさか…私を狙う振りをして、真姫を?)」

(・8・)「(ことりはね…見逃さなかったよ。真姫ちゃんの苦痛の表情をね。潰せる相手は潰しとかないとね)」ニヤッ

海未「(やはり、私のターンで倒すべきですね)」

(・8・)「(ウミチャーンは…最後にゆっくり倒してあげるよー)」

絵里「ふーふー…」ゴックン

絵里「やったわよ!」


希「真姫ちゃんは寝てもらってる。ターン終了。海未ちゃんいいで(ほんま、これで終わって)」

海未「提案です。希がクジを管理してください。審判の意味がないので」チラッ

(・8・)「…」

絵里「それもそうね。お願いするわ」

希「わかったよー」

海未「では、私はこれをいれます!」

絵里「あら?そう言えばことり食べてないわよね?」

海未「はっ!そう言えば(完全にことりのペースです)」

(・8・)「ズルズル」ゴックン

(・8・)「食べたよ?」ニコッ

絵里「中々しぶといわね」

海未「(絵里は私の一撃で倒せるでしょう。ことり…どうにかして一番にさせなくては)」

海未「いきますよ!!」

普通におもろい

もう片方の鍋風景も映してくれ

珍しくことりちゃんが結婚式しゃべるのね

ことりちゃんは俺と結婚式挙げるからな

絵里「まって、お手洗い行かせてくれないかしら?」

海未「私の行動を遮り過ぎです!」

(・8・)「…」

希「お手洗いは玄関の所やでー」

絵里「わかっているわ」フッ

海未「待ってください。希、お鍋の管理をお願いします」スッ

(・8・)「ことり達は不正がないように同行するね」スッ

絵里「かまわないわ」スタスタ

希「(もういやや…)」チラッ

希「ん?」スタスタ

希ちゃんへ
希ちゃん家のお風呂に入ってきます。
すき焼きは、温め直してお肉を入れれば食べられます。ご飯は保温を切っといてください。

ファイトだよ!

希「…ファイトだよ!じゃないねん!」

希「…」チラッ

真姫「」チーン

希「とりあえずワシワシしとくやん」ワシワシ

トイレ前

海未「ボディーチェックをします」サスサス

絵里「ふふ」

(・8・)「(早く海未ちゃんを倒さないと…絵里ちゃんにかまってられないよ)」モミモミ

絵里「ことり…胸ばかりチェックは必要ないんじゃないかしら?それとも、私のフェロモンに酔いしれちゃった?」

(・8・)「ふんっ!」バシッ

絵里「いたっ!ちょっと、胸は叩かれると痛いの知ってるでしょう?」

(・8・)「ごめんね。確かに痛いよね~」

海未「…」サスサス

えりこと「ねー♪」

海未「…」サスサス

えりこと「…」チラッ

海未「なっ//もう!黙ってボディーチェックしてください!」

絵里「ごめんなさいね?海未も女の子だからわかると思ってね」

(・8・)「そうそう!」

海未「ボディチェック終わりです!!お手洗いにでも何処にでも行ってください!」

絵里「あらららら」

バタンッ


お風呂

穂乃果「いや~あったかいね」

花陽「そうだね~」

凛「気持ちいいよね~」

にこ「てかっ!狭いのよ!四人で浸かるとか、本当に馬鹿だわ!」

穂乃果「ならもっと穂乃果を抱っこしてよー」

にこ「ぬわぁんでよー!普通逆でしょ!?身体の大きさ的に」

穂乃果「え~、でも~今日はにこお姉ちゃんに甘えたい~」ギュッ

にこ「なーぁにが!にこお姉ちゃんよ!」

凛「凛も凛も!」

花陽「ワタシモデスッ!」

にこ「なっ!もーう!纏めてかかってきなさい!」

ほのりんぱな「それー!」

にこ「ちょっ!ぬわぁ!」

わはははははははははは




わはははははははははは

希「…」ワシワシ

真姫「」チーン

平和組のほうが楽しそうでなにより

>>17
結婚式ってなんだよ…書き間違えた

ほのキチは負ける運命だから仕方ないね

猛禽

まーた負け犬ホノキチか
面白いと思ってんのかね

トイレ前


海未「絵里、早くしてくださいね」

絵里『恥ずかしいから、少し離れてくれないかしら』

(・8・)「だーめ♪」

絵里『わかったわよ…』


(・8・)「……ねー、海未ちゃん」

海未「なんです?」

(・8・)「こうしていると思い出さない?」

海未「んっ?あ…ふふ」

(・8・)「小さいときに穂乃果ちゃんの家に泊まったときにさ~」

絵里『』ガタッ

海未「そうですね。穂乃果ったら怖い映画を自分から観るなんて言い出しておいて…」

(・8・)「えへへ。一人でトイレに行けなくなったんだよね」

海未「穂乃果には困ったものです。いつもいつも思い立ったら行動して巻き込まれるのですから」

(・8・)「そうだね。でも、全部楽しかったよね」

海未「そうですね…そのお陰でμ'sの皆と出会える事が出来ました」

絵里『…』

(・8・)「うん♪μ'sになってからも色々あって」

海未「その中心には穂乃果がいて」

(・8・)「皆を照らしてくれるんだよね♪」

海未「はい…そしてこれからも」

(・8・)「うんっ!」

絵里『まったく…二人とも流石ね』

海未「絵里」

(・8・)「絵里ちゃん」

絵里『色々楽しいこと…か。ラブライブ!きっと楽しいわよね』

海未「そうですね」

(・8・)「うん♪」

絵里『皆で行くわよ!ラブライブ!』

海未「勿論です!」

(・8・)「頑張ろう!」

イイハナシダナー

ジャー

ガチャン

絵里「お待たせ。まずは、正々堂々この勝負に決着つけましょう」

海未「そうですね」

(・8・)「負けないよ!」

絵里「私こそ負けないわ!だから、決闘の証に」ハイッ

(・8・)「やん♪チョコレートだぁ~」

海未「チョコレート?!ことり!だめry」

(・8・)「あーん…うん♪おいしぃ~」

絵里「」ニヤッ

(・8・)「ピャッ!!!!!!」

海未「絵里!あなた!!」

絵里「鍋以外のものは食べてはいけない。ね?」

(・8・)「びびびびびびびびびび!ぴ!ぴぴぴぴぴ!」

8・)「こんな…ところで」

・)「ホノ…カ」

)「チュン」

ことり「」チーン

海未「ことり!ことり!絵里!何故!?」

絵里「何がかしら?」

海未「ボディーチェックはしっかりしたはずです!」

絵里「うふふ。胸の中にね♪」

海未「なっ!?破廉恥です//」

絵里「うふふ♪ことりが私の胸ばかり触るから正直危なかったわ」

海未「いつ入れたのですか…」

絵里「改めて買い出しに行ったときよ。小さいチョコを一粒買ったのよ」

海未「口直しの為ですか」

絵里「いえ、最初からこのつもりで買ったわ」

海未「なっ!?」

賢かったか

絵里「まず、ことりがクジを準備するのに誰も何も言わなかったわ」

海未「それは、私の不覚でもあります」

絵里「でも、そのお陰で早めに行動出来たわ」

海未「何ですって…」

絵里「審判じゃない者がクジを準備する時点で不正は明らか」

絵里「そしたらどうかしら?海未がずっと一番になっているのよね」

海未「くっ」

絵里「ことりの狙いは最初から海未のみで、私達が眼中にないのがわかったわ」

海未「待ってください!ことりは最初に真姫を狙っていたのですよ?」

絵里「コチュジャンで辛そうにしていたものね。だから、コショウでとどめをさした。あわよくば海未以外を倒そうとしていたはずよ?その先もあなただけを倒す策を練っていたはずだから」

海未「まさか…ことりの嘘を見破っていたのですか」

絵里「残念だけど、あんな芝居じゃまるわかりよ?だから、私が全部入れられるように協力してあげたの」

海未「待ってください。そんなことをすればあなたにも被害がいくはずです!どうしてそんなことを」

絵里「私あのときね【まったくだわ】私以外は食べられないわね。そう思っていたのよ」

海未「そんな…」

絵里「そして…私以外に1人残ったとしても自然とチョコを食べさせれば終わり」

絵里「まさか、二人も残るとは思わなかったわ。だからね、お手洗いに行ったのよ。うふふ」

海未「ことりにも…狙ってチョコをあげたんですね?」

絵里「そうよ。厄介な方から倒すのは当たり前でしょ?海未」

海未「あなたは…これがロシアの血ですか」

絵里「うふふ。皆忘れていると思うけど…私は!かしこい!かわいい!エリーチカ!よー!」

海未「ぬぅっ!」

絵里「(何か知らないけどはったり決まったわ。隠れて食べようと思ってたチョコを使って良かったわ。流石は私ね。と言うより、まさかことりがそこまで考えているなんて…皆の行動や海未の言葉に合わせて何となくで言ったけど…恐ろしい娘。コショウ全部入ったときは本当に死ぬかと思ったわよ。てか、何で海未はわかっているのよ!?まーいいわ…このはったりで海未が少し怖じけついてる。いける、いけるわ!穂乃果!待ってなさい!)

絵里「どう?私には誰も勝てないわ」

海未「…」

絵里「諦めなさい」

海未「」チラッ

ことり「」チーン

海未「私は…私は負けません!!」

絵里「えっ?」

海未「始めましょうか…soldier gameを」

絵里「なっ!?」

海未「戻りますよ!ことり…安らかに」スタスタ

ことり「」チーン

絵里「」スタスタ

ガチャン

希「あれ?ことりちゃんは?」

海未「やられました…」

希「へっ? 」

絵里「えーと…廊下にいるわ」

希「…」スタスタ

ガチャン

希「…」

ことり「」チーン

希「…」ワシワシ

海未「全ての策を見抜き、相手を罠にはめる。絵里、流石です」

絵里「あ、ありがとう」

海未「ですが、ここからは正々堂々!腹のさぐりあいはなしの真剣勝負です」

絵里「…」

海未「鍋をたべるのを同時にさせて頂きます。食べては辛味を増し、食べては辛味を増し」

海未「先に倒れたものの負けです」

絵里「あ…そんなことしたら、海未お腹壊しちゃうんじゃないかしら?私はロシアのクォーターだから大丈夫だけど」

海未「ここで引いては女が廃ります。大和撫子園田海未!参ります!」

絵里「」

というか両脇で寝ればいいのでは・・・

海未「いきますよ!これです!」

●鷹の爪

絵里「なっ!?」

海未「これを」ドバー

絵里「入れすぎよ!海未!」

海未「正々堂々!勝負です!」

絵里「(変なスイッチが入っているわ…)」チラッ


にこ「ほら!ジョーカー持ってる人はちゃんと歌いなさい」

凛「ババ抜きなのにそれはおかしいにゃ~」

にこ「このババ抜きはね、ジョーカーを自分が持っていると言うのをわからせたうえで、相手に引かせる高度な戦いになるのよ。それに、歌うのはしっかりと歌いなさい。自己主張と歌。アイドルには大切なことよ!それがこのゲーム」

穂乃果「何かわかんないけど、歌うよ!だって~可能性ー感じたんだー…♪」

花陽「穂乃果ちゃんがジョーカー持ってたんだね~」

凛「えー!凛が引く可能性あるじゃん!」

ガチャン

希「…」

凛「希ちゃんもやろうー」

希「えっ」

凛「凛の隣ねー」

にこ「ずるっ! 」

花陽「凛ちゃーん」

にこ「カード配り直してやるわよ。希、ジョーカー持っている人は歌うルール。それだけよ」

希「スピリチュアルやね」

凛「えー!」

穂乃果「~♪」


絵里「(かわいい。そうよ、私はここまで頑張ってきたじゃない!自分が勝つために咄嗟に行動して嘘をついたじゃない。だからこそ…この本物の気持ち。穂乃果の横で寝ると言う気持ちを大切にしたい)」




チーズケーキは入れないのか?

海未「麺が絡んできましたね。そろそろ…」

絵里「…穂乃果」

海未「!?」

絵里「Ты моя любовь」

絵里「Ты моя радость」

絵里「Ты моё счастье」

絵里「Ты моя половина」


絵里「Солнце」


絵里「海未…」

絵里「Я не буду терять」

海未「何を言っているかわかりませんが…これだけはわかります」

海未「私は負けません…勝負です!」

絵里「ハラッショョョョーーーー!」

サッ!

海未「」ズルズル

絵里「」ズルズル

絵里「やるわね!」

海未「絵里こそ!」

絵里「食らいなさい!」

●ス◯リート◯◯イターII・ダ◯シ◯さん家のカレー

海未「やはり、激辛レトルトカレーデッキですか!」

絵里「美味しく相手の味覚を破壊するわ」


希「(やっぱり審判いらないやん。それに、頭の中が激辛やん?)」

にこ「希、歌いなさい」

希「あっ、ごめんにこっち!ずるい!ずるい!ずるいことは~♪」


海未「所詮はカレー!」

絵里「どうかしら?いくわよ!」

サッ!

海未「(ぬっ…辛い。今更ながら辛いです)」ズルズル

絵里「(ハラッショョョョーーーー!)」ズルズル

海未「まだ…まだです」

絵里「きなさ…い」

海未「はっ!」

●ハバ◯ロ粉末

絵里「海未…やるわね」

海未「私は中華料理が得意なんですよ?辛さなんてにこの手を捻るに等しいです」

絵里「今度、海未の炒飯を食べてみたいわ」

海未「是非とも」

サッ!

海未「ぬぅぅぅん…」ズルズル

絵里「ぶふっ…まだ…まだよ…チュルン」


海未「はぁ…はぁ、そろそろ降参しては如何ですか?」

絵里「海未…あなたこそ口の周りが真っ赤よ?」

うみえり「くっ!」

続きはよ

ハヤクシナサイヨ

スケジュールがわっしょいしておりまして、すみません。ちゃかちゃかいきます。


絵里「埒が明かないわね」

海未「そうですね」

絵里「次で終わりにするわ」スッ

海未「これは…」

●L◯◯ 30倍カレー(45倍辛さ倍増ソース付き)

絵里「この辛さで終わりよ。そして」ススッ

海未「この構え…まさか、システマ」ゴクリッ

絵里「そうよ。ロシアの合気道とも呼ばれるシステマ。まー、システマはしっかりとしたロシアの戦闘武術だけどね」

海未「その構えに何の意味が?」

絵里「この構えになった私はどんな辛さにも負けないわ」

海未「(どう見ても素人の腰の落としかた、脱力の仕方ですが、気迫は本物の…ならば)」スッ

絵里「腰を落とした…まさか、日舞の」

海未「園田は日舞の家元。絵里が本気で来るのなら、私もそれに本気で答えます」

絵里「(凄い。これが日舞の家元の力…でも、その構え意味があるのかしら)勝負よ」

海未「もう始まっていますよ」ススッ

絵里「!?(そんなっ!気付いたら私と海未のお椀の中にスープと麺が。これが…摺り足)」ゴクリッ

海未「どうしたのです?さぁ、頂きますよ」

絵里「(臆しちゃダメよ。エリーチカ!)はぁぁぁぁぁぁ!」

ズルズル

海未「ぬわぁ!!」

絵里「むぅぅん!!」

海未「こんのっ!」

絵里「こうなれば!」

うみえり「鍋のスープを全て飲みほす!!」

海未「んぅぅぅぅぅぅ!!」ゴクゴク

絵里「んぉぉぉぉぉぉ!!」ゴクゴク

ヒュー

絵里「…」

海未「…」

絵里「やっぱり…海未って凄いわね」

海未「…」

絵里「ゴホッ」

絵里「」チーン

海未「…」

海未「」チーン


凛「かよちんのガノン強いよー!」

花陽「おじさんは強いよー」ピョンピョン

穂乃果「いけー!リザードン!」

にこ「ちょちょ!にこのプリンにやめなさいよ!」

希「…」チラッ

希「(ようやっと終わったか。海未ちゃん立ったまま気絶してるやん…)」

にこ「希、何ボーッとしてんのよ」

希「いや、向こうの戦い終わったみたいよ?」

にこ「ようやく終わったのね、たく」

花陽「ああなった皆は止められないもんね」

凛「そうにゃ」

穂乃果「そうだよ。穂乃果!穂乃果!って何か言ってるのに無視するんだもん」

希「そう言えばそうやったね…」

とある日の回想

海未『穂乃果、眠たいのなら私の膝を使って下さい』

ことり『ことりの方が柔らかいよ?』

真姫『私は安らぎの香りがするわよ』

絵里『最年長の私が一番上手くできるわ』

うみことまきえり『…』

うみことまきえり『勝負(です)(だよ)(よ)』

穂乃果『穂乃果…別に膝枕いらないよ』

うみことまきえり『穂乃果(ちゃん)は黙ってて(下さい!)』

穂乃果『えー…』

回想おわり


穂乃果「何なんだろうね…あれ」

にこ「本当よ」

凛「かなり寒くないかにゃ?」

花陽「の、ノーコメントデスッ! 」

希「まっ、まー…皆穂乃果ちゃんが大好きって事でいいんやない?」

穂乃果「それにしては…」

にこ「はいはい、とりあえず寝ましょう。あの娘達を布団に寝かせてあげましょう。早くやるわよ」

ほののぞりんぱな「はぁーい」

穂乃果「とりあえず!穂乃果は今日にこちゃんと寝るーー!」

にこ「なんでよ!」


次の日

ことり「んんっzzz」

真姫「zzんん~柔らかいわ」モミモミ

海未「真姫…」

絵里「zz…んっ、おはよう海未」

海未「私達またやってしまったみたいです」

絵里「ええ…」

海未「これじゃ、穂乃果に嫌われちゃいますね」

絵里「そうね」

ガララ

穂乃果「おはようー!」

ことり「!おはよう!」

真姫「んん~…おはょう」ゴシゴシ

海未「おはようございます」

絵里「おはよう穂乃果…あ、あのね」

穂乃果「さぁ!みんな!朝御飯だよ!」

ことり「いいにおい~」

真姫「すき焼きね」

海未「朝から重くないですか?」

絵里「でも、何かすごく…」

グゥー

うみことまきえり「/////」

にこ「あんた達いつまで布団にいんのよ、昨日まともに食べてないでしょう」

凛「はやくはやく!」

花陽「お米炊けたよ~!!」

穂乃果「後、皆の事大好きだからまたあーならないでね?」

ことり「ホノカチャン!」

真姫「穂乃果」

海未「そうですね」

絵里「そうね(穂乃果は皆のもの…ね)」

穂乃果「いやー!うまい!」

凛「うまいにゃ!」

花陽「お米!お米!」

にこ「ゆっくり食べなさい」

ことり「おいしぃ~」

真姫「そうね」

海未「美味しいです」

絵里「ハラショー」

穂乃果「ねぇにこちゃん、昨日はすっごい温かくて良かったよ♪」

うみことまきえり「」ピクッ

にこ「あんたが勝手にくっついてきて暑かったわよ」

うみことまきえり「」ピクッピクッ

にこ「…」ダダダ

うみことまきえり「にーこー(ちゃん)!」ダダ

にこ「トイレに避難!!」ガチャン

ドンドンドンドン

海未「にこ!どういう事で…んっ!?」

絵里「にこ…んっ!?」

真姫「にーこーちゃん!」

(・8・)「ふふふ!」

希「…」クスッ

穂乃果「うまい!」モグモグ

凛「どうしたの?希ちゃん?」

花陽「?」

希「うちの家が朝からこんなに賑やかなのは初めてやからな」

凛「また皆で泊まりにきていい?」

花陽「花陽もよかったら…」

希「当たり前やん」

希「また、絶対にお泊まりしような?」

りんぱな「うん!」

(・8・)「開けてよ?開けてよ?開けてよ?」

真姫「少しお話しましょう?」

にこ「いやよ!何なのよ!!」

海未「開けてください!!にこ!お腹が!」

絵里「なっ!?海未も?ちょっとーーー!」

うみことまきえり「にこーーーー(ちゃん)!」

海未「はやぐっーー!」

絵里「なん…で!こんなぁーー!!」

ブリリ

希「また皆で泊まり…あっ…うん。どうしよう」

穂乃果「うん!うまい!!」

誤字脱字諸々すみません。
食事は楽しく管理して食べましょう。


おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月27日 (火) 19:32:43   ID: HcXNaON1

名作の予感

2 :  SS好きの774さん   2015年02月02日 (月) 23:16:34   ID: YnOtinmA

SSがくれた予感

3 :  SS好きの774さん   2015年02月05日 (木) 14:45:22   ID: ZMAwEBgv

もっと書いて欲しい予感

4 :  SS好きの774さん   2015年02月06日 (金) 01:21:47   ID: IaU0Cbab

ほのにこの予感

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