悟空「ベジータ、オメエがNo.1だ (319)
ifストーリー、多少の地の文と擬音あり
原作で死ななかったキャラが死ぬ、死んだキャラが生きる等あり
一部キャラ崩壊あり
ベジータ、ナッパ、ラディッツ、栽培マンの強さが原作よりかなり上
作者はサイヤ人三人が好きなため、かなりの厚待遇設定なる
サイヤ人三人が強くなるのに合わせて、敵味方が強くなったり弱くなったりする
ベジータがヘタレじゃない
GTとアニオリ、映画設定は入らない
(作者が原作前後と公言のジャコと神と神の設定は入るかも)
かなりの長文
(サイヤ人編~ブウ編まで)
書き溜めは少しだけなので投下速度は遅め&不定期
これらが嫌な方はそっとブラウザバック
読んでくださる方は生温く見守ってください
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悟空がピッコロを倒し天下一武道会で優勝してから五年の年月が過ぎた
そんなある日のこと
ヒューン、ドォオオン
「な、何だ?隕石か!?」
「ここが地球か……カカロットの奴め
地球人はたくさん生きている、やはり使命を忘れてやがったな」
「何だおめえ!!く、来るなぶっ殺すぞ!!」
「ふん、脆い民族め。む、大きな戦闘力……カカロットか?」ビュンッ
ピッコロ「な、何だ!?大きなパワーが近付いてくる!!孫悟空か!?」
「ち、カカロットじゃない」
ピッコロ「何者だ貴様は、この俺に何の用だ」
「貴様になど用はない」
ピッコロ「貴様、オレ様が誰だかわかっているのか!!」
「知らんな」
ピッコロ「でやあっ!!」ズアッ
「何だ埃を巻き上げるだけか、ならお手本を見せてやろう
む?この星一番の戦闘力を持った奴がかなりのスピードで移動している
今度こそカカロットか!!」
ピッコロ「こ、このオレが一歩も動けなかった……」
謎の男は戦闘民族サイヤ人で悟空の兄、ラディッツだった
一撃で悟空を倒したラディッツは悟空の息子、悟飯を連れ去ってしまった
悟空は悟飯を助けるために、ピッコロと一時的に手を組むのであった
ラディッツ「泣くな鬱陶しい!!煩いから宇宙船に閉じ込めて――」
ラディッツの記憶に幼い頃に泣き虫ラディッツと、そして今も仲間に弱虫ラディッツと呼ばれている事が頭に浮かぶ
ラディッツ「ちっ、おとなしくしていろ。
それにしてもカカロットの息子か……オレの甥っ子?
お、伯父さんだぞー」
悟飯「伯父……さん?」
ラディッツ「そうだ――二つの戦闘力が近付いてくる!!片方はカカロットと同じ戦闘力だ」
悟空「悟飯を返せ!!」
ラディッツ「なるほど、もう一人は貴様だったか
まさか二人なら勝てるなどという甘い考えではなかろうな」
悟空「へへ、こっちには作戦があるんだ」
ラディッツ「重りを外して戦闘力が僅かにあがったか、しかし気にするほどの物ではない!」
悟空「なっ!?」
ピッコロ「速いっ!!」
ラディッツ「格の違いを見せてやろう」ドゴッ
悟空「カハッ……なんて威力だ……」
ピッコロ「た……たった一撃で……」
ラディッツ「ほう、加減してやったとは言え今のを耐えたか
と言っても緑の方は腕がもげてしまったようだがな
そうだ、良いことを教えてやろう
オレにはあと二人仲間がいるんだが
ソイツらはこのオレより遥かに強いぞ」
悟空「何!?」
ピッコロ「あ、あと二人も……コイツより強いだと……!?
孫悟空、貴様何か新しい技はないのか」
悟空「何もねえ」
ピッコロ「ちっ、オレは貴様を殺すために必死で編み出したというのに、本来貴様に使う予定だったが今使ってやる
ただそれをするのに少し時間がかかる、貴様一人で時間を稼げ」
悟空「片手でも撃てるんか?わかった、何とか稼いでみせる」
ラディッツ「お喋りは終わったか?ではゆくぞ!!」
悟空「こっちだ!!」
ラディッツ「遅い!!」
悟空「がっ……くそっか・め・は・め……」
ラディッツ「戦闘力924だと!?こっちは1330まで上がってやがる!!
くそっコイツら自在に戦闘力を操りやがる!!」
悟空「波ァ――――ッ!!!!」ゴオッ
ラディッツ「ふんっ」ボッ
悟空「!?お、押し返され――ぐわぁああ!!」
ピッコロ「今だ!!魔貫光殺砲」ドッ
ラディッツ「くっ、この鎧を貫くとは中々の威力だな」
ピッコロ「あ、あのスピードを……よ、避けられた」
ラディッツ「貴様は後でじっくり殺してやる、カカロット貴様には失望した、死んでしまえ!!」ゲシッ
悟空「うぎゃあああぐわぁあああ」
悟飯「お、お父さんを……虐めるなあ!!」
ラディッツ「戦闘力1307だと!?くっ」
ゴッ
悟飯「きゅうう」
ラディッツ「今度は1まで下がった……チッ」
悟空「や、やめろ!!やめてくれ、ソイツはまだ――」
ラディッツ「まだ子供だからと言いたいのか?このガキは貴様ら二人より強い!!」
悟空「くそっ」ガシッ
ラディッツ「な……尻尾を……」ガクッ
悟空「ピッコロ――ッ!!今だー撃てーッ!!」
ピ「言われなくてもッ!!」ズオッ
ラディッツ「……くっ」ブチッ
悟空「なっ」ズボオッ
ラディッツ「カハッ……チクショウ……少し腹をかすったか……
だが残念だったなカカロット
その気になれば尻尾など自分で切る事が出来るのだ
その傷ではお前は助からない、無駄死にだったな!!」
ピッコロ「ふんっその傷であればお前を倒すのも容易だ
孫悟空は生き返れる、無駄死になどではない」
ラディッツ「何?」
ピッコロ「この星にはドラゴンボールという何でも願いを叶えるボールがある
孫悟空はそれで生き返れる」
ラディッツ「ソイツは良いことを聞いた、一年後だ
一年後にオレは傷を完治させて遥かにパワーをあげて戻ってくるぞ
仲間も二人連れてな、そのボールとやらを使わせて貰おう」
ピッコロ「生きて帰れると思ったか!!くたばれ!!」ズアッ
ラディッツ「くくっ」ズッ
ピッコロ「ガハッ……」
ラディッツ「ふん、この程度の傷、貴様ごときの相手には何のハンデにもならん
貴様ナメック星人だな?おおかた何とかボールとやらを作ったのは貴様だろう?
オレ達がそのボールを使うときまでは生かしといてやる」
悟空という大きな犠牲を払って、ラディッツを何とか追い返す事は出来た
来るべき一年後の闘いに向けて死んだ悟空は神様の力を借りて北界王様の元で
ピッコロは悟飯を連れて、クリリンはラディッツが落として行った戦闘力を測定する
装置を使って、ヤムチャ天津飯餃子ヤジロベーと共に神様の元で修行に励むのだった
そして11か月後
悟空が帰らぬ地球に、サイヤ人達が襲来したのであった
「地球っていったな…まあまあの星じゃないか」
「ピーピーうるさいひよこ達に挨拶してやろうかな」クン
ズァオ
「へへっちょっと挨拶が丁寧になりすぎたかな?」
「その辺にしておけナッパ、ここいらにドラゴンボールがあったら来た意味がなくなるぞ」
ナッパ「わ、わりいベジータ」
ベジータ「ラディッツ、確かナメック星人がいると言っていたな
まずはナメック星人の元に行ってドラゴンボールとやらの事を吐かせるぞ」
キュン
ナッパ「くっくっく…いたいた…!1匹増えてお強そうなのが3匹……」
ベジータ「ラディッツ、貴様が前に闘ったのはあのナメック星人か?」
ラディッツ「ああ、横のちびがカカロットの息子だ。ハゲの方はカカロットの仲間だ」
クリリン「あいつらがサイヤ人か…悟空の兄貴もいやがる…三人とも物凄い気だ」
ピッコロ「念のために聞くが貴様らここにいったい何しにきやがった!」
ラディッツ「言っただろう?ドラゴンボールとやらを手に入れるためだ」
ナッパ「いくらナメック星人でもオレ達には蠅みたいなもんだ、おとなしくドラゴンボールをよこしな」
ピッコロ「蠅みたいなもんかどうか…試してみやがれ!!」
ベジータ「いいだろう…力ずくではかせてやる」
ナッパ「981…1220…1083…ばかめ!その程度の戦闘力でオレ達に歯向かうつもりか」
ベジータ「スカウターを外せナッパ、奴らは状況に応じて戦闘力を変化させる、無意味だ」
ナッパ「そういや弱虫ラディッツが引き返してきたのもスカウターの値に油断したからだったな」
ラディッツ「うるさい!!オレにやらせろ、この前の失態は取り返してみせる」
クリリン「よ、弱虫だって?あんな馬鹿でかい気を持ってるってのに、あのでかいのはもっと強いのか!?」
ベジータ「まあ待て、ナッパ確か栽培マンがあと六粒程あっただろ。出してやれ」
ナッパ「へっへっへ…お遊びが好きだなベジータも…
たしかに六粒だ、この土ならいい栽培マンが育つぜ」
「「「ぎぎぎ……」」
ベジータ「標的はあの三人だ痛めつけてやれ」
クリリン「こ…こいつらもすごいパワーだ…ん?
天津飯!!餃子もっ、ヤムチャさん!!」
天津飯「サイヤ人とやらは三人じゃなかったのか?」
クリリン「色々あってね…増えたみたい」
ベジータ「丁度そちらも6匹か、おいお前らゲームをしないか?
こちらの兵と一匹ずつ順に闘ってみんか、なんならそっちは二匹でやってもかまわんぞ」
ピッコロ「ゲームだと!?ふざけやがって!!」
クリリン「まあまあいいじゃないか!こっちにとっちゃ好都合だよ、悟空もまだきてないんだしさ」
天津飯「良いだろうオレからやってやる、さあかかってこい!」
ナッパ「だははは…あいつら栽培マンがどんなに強いか知ったらぶったまげやがるぜ」
ベジータ「こっちの奴からいけ、おもいっきりやるんだいいな?」
「キエ―――ッ」
天津飯「つあっ!!!!」
「ギエッ!?」
天津飯「はああ――――――ッ!!!!」ドンッ
餃子「やったあ」
クリリン「流石天津飯だぜ!」
天津飯「ふう」
ナッパ「おいおい、栽培マンを甘く見過ぎだぜ?」
「ギギっ」ドゴッ
天津飯「が……あ…」
「ギギ――ッ」ドカッドカッガッバキッ
クリリン「は、はやい――」
餃子「て、天さん!!」
ズザアーッ
天津飯「ぐ…ああ……あ」
「ギヒッ」ポウッ
クリリン「まずいっ」
ヤムチャ「ハア―――ッ」バゴッ
クリリン「ヤムチャさん!!」
ヤムチャ「狼牙風風拳――ッ!!」ズダダダダ・・・
ヤムチャ「はい―――ッ!!」バゴオッ!
天津飯「す、すまない…助かった…」
ヤムチャ「良いってことよ、二人でやるぞ」
天津飯「ああ、気をつけろ…アイツ見た目に反してとんでもないパワーだ」
ヤムチャ「それにとんでもないタフさだな、全然こらえちゃいねえ」
ナッパ「栽培マンの戦闘力は2400だ、パワーだけなら1年前のラディッツに匹敵するぞ」
ベジータ「一年前の弱虫ラディッツはよく歯向かわれてやられていたな」
ラディッツ「う、うるさいっ、今のオレは一年前よりかなりパワーアップした」
ナッパ「3000だろうと6000だろうと大した変化じゃねえぜ
オレやベジータには掠り傷すらつけらんねえよ」
ベジータ「おっと無駄話をしてる間に終わりそうだぞ?」
ヤムチャ「ぐあっ」
天津飯「ごふっ」
クリリン「そんな…二人がかりでも全く歯が立たないなんて…まだ他に5体いるんだぞ…
それにサイヤ人達はもっと強いっていうのに、悟空の奴一体何してんだよ……」
「ギギギギッ」ズシッ
天津飯「うおおおおおっ!!!」
餃子「天さ――――んッ!!!」
ベジータ「もろい民族だ」
クリリン「腕が…危ない!!」
「ギエエ―――ッ」カッ
ドオオオオオオンッ!!
クリリン「天津は―――んッ!!」
餃子「天さんっ!!!
シュウゥゥウウウウ
天津飯「や……ヤムチャ………何故オレを……」
ヤムチャ「へへ…無事……みたい…だな」ドサッ
天津飯「ヤムチャ―――ッ!!」
クリリン「ヤムチャさ――――んッ!!
く…くそったれ!!皆離れてろ!!
修行の成果を見せてやる!!」バッ
ギャウッ
ピッコロ「凄まじいエネルギーだがスピードがない!!」
クリリン「ばっ!!!!!」ギュオッ
ドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッ
グオオオオオオ……ン
天津飯「や…やった」
クリリン「はあ……はあ……」
悟飯「す…すごいや……」
ベジータ「くっくっく…おしかったな
オレ達に当てる分まで拡散させなければ
一体ぐらいは倒せたかもしれなかったぞ?」
天津飯「ば、馬鹿な…まともに食らったはずだぞ…
全くこらえていない…それどころか一体も倒せていないだと?」
クリリン「お…オレは…フルパワーでやったのに……」
天津飯「はっ、餃子!!餃子はどこだ!?」
クリリン「ま、まさかオレの技に巻き込まれたのか!?」
ピッコロ「あそこだ!!」
クリリン「餃子!!!!」
「ギギッ!?」
餃子「さよなら天さん…どうか死なないで」
天津飯「ま、まさか…やめろ―――ッ餃子―――!!」
ドゥグオ――ン!!!!
ズズズズ……ン
天津飯「……チャ…チャ……オ……ズ
餃子―――――――――――――っ!!!!!!!」
ピッコロ「じ、自爆して相討ちとはな…それでもまだ一体……」
天津飯「っ!!」
クリリン「あ…ああ…そんな……」
「ギ…ギィ―――!!」
ベジータ「はっはっは、二匹死んでも一匹も倒せんとはな!!
思った以上に弱い連中だ、こんな奴らに逃げ帰って来るとはな
とんだサイヤ人の面汚しだな、弱虫ラディッツよ」
ナッパ「ベジータに感謝するんだな、ベジータの心が広くなかったら今頃お前はこの世にはいねえぞ?」
ラディッツ「く……」
天津飯「や、ヤムチャだけじゃなく餃子までも……許さんぞ……気功砲!!!!!」カッ
ラディッツ「!?」
ナッパ「くっ」
ズ・・・・ン
シュウウウゥゥゥ……
ナッパ「ふう」
ラディッツ「驚かせやがって」
ベジータ「低い戦闘力にしては中々の威力だ、半分以上の栽培マンが消し飛んだぞ」
「ギ…」
天津飯「む…無念……」ドサッ
ナッパ「バカめ、力尽きてまた無駄死にしやがった」
クリリン「ま…まだ二体残ってる…そんな…天津飯まで……
悪夢だよ……次々に皆死んじゃうなんて……
悟空―――――――!!!はやくきてくれ――ッ!!!!」
ベジータ「ごくう……?さっきから一体……」
ラディッツ「確かカカロットの事だ、そう名乗っていやがった」
ベジータ「そうか…カカロットか
はーはっは!!まさかお前達の頼みの綱があのカカロットとはな
ラディッツにすら歯が立たんような奴が来たところで何ができる」
クリリン「この前とは違うはずだ!!ずっとずっと強くなって帰って来る!!」
ピッコロ「孫悟空をなめるなよ…」
悟飯「お、お父さんがお前達なんかやっつけてくれるんだ!!」
ベジータ「ふっふっふ、たいした信頼だな
よかろう…カカロットが来るまで待っててやる」
ラディッツ「何だと!?」
ナッパ「冗談だろベジータ!?」
ベジータ「ただし五時間だけだ、それ以上は待ってやらん」
ナッパ「五時間!?五時間も何してろってんだ!!
これまでずーっと寝てたんだ、バカバカしい!!そんなことならオレは今遊ぶぞ!!」
ベジータ「こいつらは栽培マンすら倒せん雑魚だ、お前が楽しむなんてことはできん
それならまだ楽しめる可能性のあるカカロットを待つ方がマシだ
そんなに暇なら栽培マン相手の方がまだ楽しめるぞ?」
ボンッ
ナッパ「こんな雑魚相手に楽しめるか!!いい加減にしろベジータ!!」
ラディッツ「そうだぞ!!オレはあのナメック星人にやりかえしたくてうずうずしてるんだ!!」
ピッコロ「あ、あいつら…あの化け物を一瞬でバラバラにしやがった…」
ベジータ「……そんなに不服ならこのオレが相手をしてやろうか?」
ナッパ「いい!?す…すまねえ……つい調子に乗っちまって……」
ラディッツ「そ…そんなつもりで言ったんじゃねえんだ…悪い…」
ベジータ「そういう事だ、寿命が少し伸びたんだ、感謝しろ
クリリン「さっきの悟空の兄貴とあのでかいのが化け物を倒した時の気…
あのとんでもない化け物よりずっとでかかったぞ…
それにあのでかい奴…悟空の兄貴よりめちゃくちゃ強いぞ…」
ピッコロ「ああ一年前とは比べものにならないぐらいにパワーアップしている
しかし問題は今の孫の兄とあのでかぶつの怯え方だ…
あのチビは更にもっととんでもない強さだということだ…」
三時間後…
ピピピ…
ベジータ「む?」
ピッコロ「な…なんだこの凄まじい気は…!?」
悟飯「ほ…ほんとだ…凄いけど懐かしい気…」
ピッコロ「奴しかいない…孫悟空だ!!」
ナッパ「カカロットが…?」
ベジータ「カカロットかどうかはしらんが、
あと4分程でここにくるだろう
戦闘力5000程の奴がな」
ナッパ「5000?」
ラディッツ「ばかな!!何かの冗談だろう?」
ベジータ「確かに以前のカカロットからは考えられん数値だ
しかもこの星の奴らは自由に数値を変化させられる…
最低でも5000といううわけだ
くっくっく…どうやらオレの考えは正しいかもしれん」
ナッパ「どういうことだ?」
ベジータ「ラディッツの戦闘力は6000と下級戦士からは考えられん
数値にまでなっているし、お前も王の戦闘力をとっくに超えているだろう?」
ナッパ「ああ、ベジータも信じられねえぐれえに戦闘力がたけえしな」
ベジータ「そこでオレは考えた、サイヤ人という民族の強さの上限はまだまだ上なのではないかとな」
シュタッ
ベジータ「あくまで仮説だったが…カカロット貴様を見て確信に変わったよ」
クリリン「悟空!!」
悟飯「お父さん!!」
ピッコロ「待ちくたびれたぞ孫悟空!!」
悟空「…天津飯………ヤムチャ……」
ナッパ「バカな仲間共が死んじまってショックか?
そういやもう一匹バラバラになったチビもいたっけな
悲しむ必要はないぜ?すぐに貴様も仲間入りだ」
悟空「そうか…餃子まで……」
ベジータ「(戦闘力がどんどんあがってやがる…)」
悟空「遅れてすまなかったな三人とも…よくこらえてくれた…」
クリリン「……こらえたんじゃないんだ…オレかなり腕を上げたつもりだった…
でも、あいつらが連れてきた化物にさえオレ達歯が立たなくて…
面白みがないってあいつらが悟空を待っててくれたんだ…」
悟空「そうか…悟飯おまえも見違えたぞ…よく修行したな」
悟飯「うん…ピッコロさんがね……」
悟空「ピッコロ、サンキュー」
ピッコロ「ふん…貴様も含めて四人でやれば一人ぐらいは何とかなるかもしれん」
クリリン「そ、そうだよ!!界王ってすげえ人のとこで修行したんだろ!?」
悟空「ああ……だけどあいつらとはオラ一人でやる」
ピッコロ「な、何を言っている!!貴様は奴らを甘く見過ぎだ!!」
クリリン「いくら悟空だってそりゃ無茶だ!!奴らの強さは想像を遥かに超えている!!」
悟空「…………」
クリリン「……悟空の言うとおりにしよう」
悟飯「でも…!!」
ピッコロ「貴様まで何を言い出す!?」
クリリン「いいから早く!!
(あれ程の怒りを見せた悟空は初めてだ…オレ達の立ち入る隙がない…)」
ラディッツ「カカロットよ、兄であるこのオレに勝てると思うのか?」
ナッパ「何だその面は?気にいらねえな…そんなにあっさり殺してほしいのか?」
悟空「許さんぞ………!!貴様ら―――――!!」ゴゴゴゴゴゴ…
ベジータ「戦闘力7000…8000…!!バカな…!!」
悟空「はあっ!!」ゴオッ!!
ナッパ「べ、ベジータ!!カカロットの戦闘力はいくつになった!!」
ベジータ「8000以上だ…!」
ラディッツ「8000だと!?バカな、スカウターの故障だ!!」
悟空「心配すんな…おめえにはまだ界王拳は使わねえ」
ベジータ「カイオウケン?」
ラディッツ「貴様なんかがこのオレに敵うはずがないんだ!!」
ズン
ベジータ「(何っ!?)」
ラディッツ「う…うぐ…いつの間に後ろに…き…貴様ぁ―――!!!!」
悟空「前は強かったけど…今はたいしたことねえな」
ラディッツ「な…!!なんだとお――!!!」
ベジータ「(妙だ…前にラディッツと闘った時とはまるで戦闘力が違う…
ラディッツの奴もかなりパワーアップしている筈のに…
足元にも及ばなかったカカロットがこの短期間でどうやって…)」
ラディッツ「オレがたいしたことないだと…!!」
悟空「そうだ、今の攻撃でわかった」
ラディッツ「どうわかったのかじっくり教えてもらおうか!!」
ブオオオオオオッ!!
ラディッツ「うおおお――!!!!」
悟空「こっちだ」ズン
ラディッツ「ぐ…うぐぐぐ……!!」
悟空「今の一発は餃子の恨みだ!!」
ラディッツ「でやあっ!!」ブン
悟空「ヤムチャの恨み!!」バギッ
ラディッツ「こ…このォォ―――!!!くたばれェ―――!!」ドオオッ
悟空「かめはめ…波っ!!!!」バッ
ラディッツ「な…なんだと……」
悟空「天津飯の恨み!!」ドゴッ
ドゴオオン!!
ラディッツ「が……ち…ちくしょう…」
ナッパ「おいラディッツがやられちまったぜ?」
ベジータ「所詮弱虫ラディッツか、ナッパ代わってやれ」
ナッパ「へっへっへ、そうこなくっちゃな。というわけだ、次はオレが相手になるぜ?」
ラディッツ「くそ……」
ナッパ「喜べカカロット、貴様のような下級戦士がエリートのこのナッパ様に遊んでもらえるんだからな
サイヤ人は生まれてすぐ戦士の素質を検査される…そのときの数値の低い落ちこぼれは
貴様のように大した敵のいない星に送られる…要するにてめえは落ちこぼれだ」
悟空「そのおかげでオラは地球に来れたんだ、感謝しなきゃな
それによ、落ちこぼれだって必死に努力すりゃエリートを超えることがあるかもよ?」
ナッパ「へっ、おもしれえ冗談だ」
ビッ
ダダダダダダ
ブオンッガッ
ナッパ「どうしたカカロット!!てめえの力はその程度か!?
さっさと真の力を…カイオウケンとやらを…見せてみろ!!」ドガッ
クリリン「ふ、二人共何てスピードだ…」
悟空「ぐっ…奴はまだ全然本気じゃねえのにスピードも技もオラを超えてやがる…
わかったよ!見せてやるさ…界王拳!!!!」ブア・・・ン
ギャウン
バキィッ
ドガガガガガ
ナッパ「ふんっ!!」ドカ
悟空「ぐっ!!!…………!!!!」
ナッパ「どうしたカカロット、今のが限界だとしたらとんだ期待はずれだぜ
てめえの死に土産に見せてやる…エリートサイヤ人の圧倒的なパワーをな!!
はああああ………………」ズゴゴゴゴゴゴ…
悟空「な…なんて気だ……!!これじゃあ二倍の界王拳でも歯が立たねえ…!!」
クリリン「あわわわ……ば…化物だ……」
ナッパ「しめえだ……カカロット!!!!」ドゴオッ
悟空「くっ!!!!」バッ
ナッパ「後ろだ!!」ドカッ
悟空「!!」
ボッ
悟空「3倍界王拳!!!!」
ナッパ「へっ」ズアッ
悟空「ぐ…」
ナッパ「よく避けたじゃねえか、つってもわざと避けやすくしてやったんだがな」
悟空「3倍の界王拳ですらついていけねえ…ぐっ…やっぱり3倍の界王拳はきついな…
でも…4倍にしたとしてもてんで勝てる気がしねえ……でも…やるしかねえ!!
カラダもってくれよ!!5倍界王拳!!」シュウウウ…
ベジータ「!!カカロットの戦闘力がナッパと同じまで上がっただと!?」
ナッパ「なに!?」
バキィッ
バシュッ
ナッパ「このお!!」ガッ
悟空「ぐ…でややややや!!!」ダダダダダダ
ナッパ「どりゃあ!!」ドガ
悟空「3倍の界王拳でも無理あんのに…5倍じゃほとんどもたねえ
なのにまだ…奴を倒せねえ…オラのカラダ…
もう少しだけ頑張ってくれよ、6倍だあ―――――っ!!!!」ズギャン
ドゴオ
ナッパ「が…」
ベジータ「ナッパの戦闘力を超えやがった!!」
悟空「か…め…は…め…波―――――――っ!!!!」ズオッ
ナッパ「ぐわあああああ―――――っ!!!!」ドオオン
悟空「はあ…はあ…ぐうっ…やった…か?」
ナッパ「こ…このお……!!!」
悟空「くそったれ……」
ナッパ「死ねええ――――――――っ!!!!」カッ
クリリン「悟空――――!!!!」
バッ
悟空「!?」
クリリン「…!!」
ドオ―――――ンッ!!
ナッパ「へっ」
ナッパ「……!?」
悟空「ぴ…ピッコロ……」
悟飯「ピッコロさん……ピッコロさ―――ん!!」
悟空「ピッコロ…何でオラを庇って…」
ピッコロ「貴様ら親子のせいだ…甘さがうつっちまった…
それに孫悟空…貴様を殺すのはこのオレだ……」
悟空「ピッコロ!!最後の仙豆だ、食え!!」
ピッコロ「オレはもうダメだ……自分で使うんだな…」
悟飯「ピッコロさん!!死なないで!!」
ピッコロ「悟飯…貴様といた数か月…悪くなかったぜ…死ぬ…なよ…悟……飯……」
悟空「ピッコロ!!」
悟飯「うわああああああああ!!!!」
悟空「悟飯!?ぐ…」
悟飯「魔閃光――――――っ!!!!!」ギャウウッ
ナッパ「ぐああっ…ガキイっ!!」
クリリン「まずいっ気円―」
ナッパ「邪魔だあ!!」グワッ
クリリン「うわああっ!!」
悟空「クリリン!!」
ベジータ「ちっ、ナッパ!!止まれ!!」
ナッパ「ガキもろともくたばれえ!!」カパッ
悟空「も、もうダメだ…!!」
ビッ
ドゴオオオオン!!
悟空「!!」
悟飯「!?」
ナッパ「あ…ぐ……う……べ…ベジータ……!!!」
クリリン「あ…あいつ…仲間をやりやがった…
しかも悟空でさえ歯が立たなかった奴を一撃で……」
ラディッツ「べ…ベジータ…どうして……」
ベジータ「オレは止まれと言ったんだ単細胞のバカめ
ナメック星人を殺しやがって…おかげでオレ達の不老不死がぱあだ
殺されなかっただけありがたく思うんだな、次はないぞ
ラディッツ、そのバカを連れて先に帰れ」
ラディッツ「え…?」
ベジータ「聞こえなかったか?」
ラディッツ「わ、わかった。ベジータはどうするんだ?」
ベジータ「お前とそのバカの傷を治療した後、ナメック星に向かえ
ナメック星に行けばここのものよりもっと強力なドラゴンボールがあるはずだ」
ラディッツ「ああ…わかった……」ギュン
ベジータ「さて、カカロット」ビッ
悟空「ぐわあっ」
クリリン「悟空!!」
ベジータ「心配するな、殺してはいない。
さあ、さっさとさっきのナメック星人に与えようとしていた薬を使うんだな」
クリリン「どういうつもりだ!!」
ベジータ「早くしろ、でないと死んでしまうぞ?」
クリリン「くっ、悟空仙豆だ…なんとか飲み込んでくれ…」
悟空「う…さんきゅークリリン」
ベジータ「…思ったどおりどうやら完全に体力を回復する薬のようだな、それに傷も癒えてるようだ」
悟空「おめえ何考えてんだ…」
ベジータ「サイヤ人は死のふちから復活するたびに遥かに戦闘力が増す
今の貴様ならナッパを倒せるぐらいにはパワーアップしてるはずだ」
悟空「本当だ…でもおめえがオラのパワーを上げて何の得がある?」
ベジータ「サイヤ人は戦闘民族だ、闘いこそがオレ達の求めるものだ
カカロットよ、オレとゲームをせんか?」
悟空「ゲームだと…?」
ベジータ「そうだ、オレに少しでもダメージを与えれば貴様らの勝ち
貴様ら3人ともが死ねば、オレ様の勝ちだ
貴様らが勝てば今回だけは貴様らを見逃してやろう
オレが勝てば地球人は皆殺しにする。どうだ?悪い条件ではなかろう?」
悟空「受けないって言ったらどうすんだ?」
ベジータ「今すぐ貴様らを殺して、この星の住人共も消す」
悟空「そりゃあ受けるしかねえじゃねえか…場所を変えるぞ」
ベジータ「好きにするといい」
クリリン「良いのかよ悟空?」
悟空「どう足掻いたってオラ達じゃ奴には勝てねえ
それならまだこっちの方が勝機がある」
クリリン「でもよ…アイツはさっきのでかぶつよりずっと強いんだぜ?」
悟空「作戦がある…オラには界王様に教えてもらった必殺技があんだ
でも、それをするのに時間がかかんだ
だから少しの間、悟飯とクリリンの二人で時間を稼いでくれ」
クリリン「わ…わかった、やれるだけやってみるよ…」
ベジータ「相談は終わりか?さっさとかかってこい」
悟空「行くぞ!!五倍界王拳!!」シュウウウ
ドッ
ガシイ
ベジータ「いいぞ、さっきナッパに一撃いれたときよりパワーが増している!!」
クリリン「でやああ」
悟飯「うわあ――」
ベジータ「邪魔だ!!」ズアッ
クリリン「くっ悟飯!!」
ベジータ「ほう、動きだけはなかなかのものだ」
悟空「でややややや!!!」バババババ
ベジータ「その程度かっ」ズン
バキッドゴガッ
悟空「あが…あ……」
ベジータ「死ね」ブウン
クリリン「はあ――ッ!!」グアッ
ベジータ「ふんっ」ボッ
クリリン「!?」
悟飯「魔閃光――!!」ドウンッ
ドオオオン!!
ベジータ「ほう!この距離で打ち消すか!!」
クリリン「うおおおっ」
ベジータ「消えろ」
クリリン「太陽拳!!」カッ
ベジータ「うおっ!!!!ぐおお――っ!!!!め、目があっ!!!!」
悟空「今だ、この距離なら!!
大地よ、海よ、そして生きている全ての皆……
このオラにほんのちょっとずつだけ元気をわけてくれ……」スーーッ
ベジータ「うっ…ぐうう…!!ちくしょう!!め…目がっ……!!」
クリリン「はああ…気円斬!!だあっ!!!!」ギャウン
ベジータ「くっ」
ベジータ「くっ」
クリリン「避けられた!!」
ベジータ「そこか!!」ガシッ
クリリン「う…あ…ああ…」
悟飯「クリリンさん!!」
ベジータ「このまま絞め殺してやる」
悟空「くそっ!!元気玉の完成までまだちょっとかかる…このままじゃ……」
悟飯「うわああああ!!!!」
ベシッ
悟飯「あが…し…尻尾を……?」
ベジータ「何をするつもりだったか知らんが、どうやら意味がなかったようだな
カカロット、貴様はこいつとガキ後に片づけてや―――」
ザンッ
ベジータ「なに…!?もう一匹だと…!!」
クリリン「ヤジロベー!!」
ベジータ「貴様…オレ様の大事な尻尾を……くたばれえ!!!!」ヴンッ
ヤジロベー「げっ!!」
ズオッ
悟飯「あ…ああ…」
悟空「できた…あたれえ――――っ!!!!」
ベジータ「ぬっ!?何だこれはっ!?こんなもの!!」ガッ
悟空「いっけえ――っ!!」
ベジータ「こ…こんな……ぐわあああああ――――!!!!」ズァボッ
バチバチバチバチッ
ベジータ「ぎゃああああああああ……!!」ズオオオオッ
クリリン「あ……あ……」
悟飯「はは……」
悟空「や…やった……」
クリリン「ひゃっほ――っ!!やった!!やったぞ悟空!!」
悟飯「お父さん!!」
悟空「やったな…あ」
クリリン「え?」
ドサッ
悟飯「サイヤ人が……!!」
ベジータ「くっくっく…今のはオレも死ぬかと思ったぜ……」
悟空「!!!!」
クリリン「そ…そんな!!」
ベジータ「ニタ」ズァウォッ
ズゴゴゴゴゴ……
クリリン「あ……う……」
悟空「……」ピク…ピク…
ベジータ「ふ…ついムキになってしまったぜ……
3匹ともまだかろうじて生きてやがるな…
はっはっは!!このオレにここまでのダメージを与えたことは誉めてやる!!
約束どおり今回だけは見逃してやる…
カカロットとその息子よ…オレ達サイヤ人は闘うたびに強くなる
相手が強ければ強いほどな…もっと強くなってこのオレを楽しませてくれ」
悟空「ま…待て……」
ベジータ「何だ」
悟空「どこに…行く…つもりだ……」
ベジータ「もう動ける体力は残ってないはずだ、折角見逃してやったのに死ぬつもりか?
そんなに闘いたければもっと強くなるんだな、オレは上の命令でヤードラットに向かうが…
ナッパとラディッツにはナメック星にドラゴンボールをとりに行かせる」
悟空「ナメック星?」
ベジータ「あと40日程でナメック星を攻め始めるだろう、それまでに傷を癒しもっと強くなるんだな
貴様がこの星にやってきたポッド…あれなら30日程でナメック星に行けるはずだ」
悟空「傷を治すのを含めても間にあわねえ……」
ベジータ「やれるだけやってみるんだな
できなければナメック星人と地球人共が滅ぶだけだ」
そうしてベジータは地球を去っていった
はたして悟空達はナメック星でサイヤ人達の野望を阻止することができるのだろうか
悟空「オッスオラ悟空!!ナメック星にはサイヤ人達以外にも
つええ奴らがドラゴンボールを狙ってやってきているらしいぞ?
クリリンが言うにはベジータよりもっととんでもねえ奴がいるらしいんだ
アイツよりつええ奴なんて全く想像できねえや
オラももっともっと腕あげてナメック星に向かわねえとな
次回、ドラゴンボールZ!!
新たな敵!宇宙の帝王フリーザ
オラなんだかワクワクしてきたぞ」
サイヤ人編完
おまけ
サイヤ人終了時の生存者の戦闘力
悟空:12000(通常時)~60000(5倍界王拳)、悟飯:3000、クリリン:1770
ナッパ:40000、ラディッツ:6000
ベジータ:不明、60000以上
きりがいいので今日はここまで
ある程度溜まったらナメック星編投下
原作より絶望感あって面白かった
ナッパが10倍ってことはフリーザ様は…
おつ
これフリーザ以降勝てる気がしない
再開
ナメック編
サイヤ人達の強さは悟空達の想像を遥かに超え、多くの犠牲を出してしまった。
強力なサイヤ人のベジータとのかけに何とか勝ち、追い返すことに成功した悟空達は
死んだ仲間を生き返らせる、またサイヤ人との再戦のためナメック星に向かうことになった
しかし悟空の傷はかなり酷く、クリリン、悟飯、ブルマの三人が先に神様の宇宙船で
ナメック星に向かうことになったのだった……
神様の宇宙船でナメック星に行くには一か月程かかる
ベジータ達が去ってから18日目…惑星フリーザNo.79
「ん?何かきた!丸型戦闘員だぞ!!」
「この信号はナッパ様とラディッツさんだ!!」
「妙だな帰還連絡はうけてないぞ!何かあったんだろうか?」
「こちら管制室!!ナッパ様とラディッツさんがお着きになる!!至急出迎えろ!!」
「来たぞ!!」
「二機だけだ…ベジータ様は!?」
ドズン
「出ていらっしゃらないぞ…」
「おい!!生命維持装置を使っておられる!!
はやく治療室に運ぶんだ!!」
ナッパ「ちくしょうベジータの野郎…」
ラディッツ「命令を無視したお前が悪いんだろう。
ベジータの命令だ、治り次第ナメック星に向かえだと」
ナッパ「ベジータは?」
ラディッツ「フリーザ様の命令でギニュー特戦隊の手伝いらしい」
キュイ「ようナッパ、酷い目にあったらしいな
ベジータはいないみたいだがやられちまったのか?
天下無敵のはずのサイヤ人の王子がやられちまうだなんてな!!」
ナッパ「ふん雑魚が、死にたくなかったら消えろ」
キュイ「まあ聞けよ、フリーザ様はお前達の勝手な行動にお怒りだったぜ?
だが許してくださるらしいぜ?お前達が素晴らしい発見をしたからってな」
ナッパ「何だと!?じゃあフリーザ様が出かけたってのは…」
キュイ「ナメック星さ」
ナッパ「ちっ、ベジータをオレ達から遠ざけたのはそれが目的か!!」
キュイ「おいナッパ!!ラディッツ!!」
更に三週間後…ナメック星
クリリン「ここがナメック星か…」
悟飯「クリリンさん…あっちに強い気がたくさん…」
クリリン「ああ…しかもやたら強そうなのが…サイヤ人達も来るらしいけど
それじゃあ数が合わない…どういうことだ…?」
ブルマ「やーね、何言ってんのよそれナメック星人よ
神様やピッコロがあの強さなんだから本家がそれより強くたって何の不思議もないわ」
クリリン「そ、そうだよな。なーんだ」
悟飯「あ、あれ…」
クリリン「サイヤ人の宇宙船だあ――!!」
ブルマ「ちょっと、何で2つくんのよ!?」
クリリン「ベジータって奴が言ってた…悟空の兄貴とナッパって奴だ!!」
悟飯「ん?」
クリリン「い!?」
ブルマ「そ…そんな何で…!?」
悟飯「ベジータでしょうか…?」
クリリン「いや違う、ベジータよりは小さい気だ。
でも凄まじい気の持ち主であることは確かだ!!」
「ありました!!フリーザ様」
フリーザ「これであと3つになりましたね、大切に持ってなさいドドリアさん
ナッパとラディッツが狙ってるらしいですからね」
ドドリア「は!!」
ザーボン「たった今ナッパとラディッツを追ってキュイが到着しました」
フリーザ「問題はわたしに逆らったサイヤ人共の始末ですね
ベジータにはギニュー特戦隊を仕向けたので問題はないでしょう」
ザーボン「キュイがそのままラディッツとナッパの元に向かうはずです
ラディッツは栽培マンに毛が生えた程度ですし、
ナッパとキュイは実力は同じぐらいだったはずです
少なくとも無事ではすまないでしょう」
キュイ「ナッパとラディッツは別行動か…丁度いい
聞こえてるかラディッツ、ナッパ!!これで堂々と貴様ら猿を殺せるわけだ!!
まずはラディッツ貴様からだ!!」
ラディッツ「笑わせるな、貴様なんぞがオレ達サイヤ人に勝てると思うのか!!」
キュイ「スカウターの値を見てみろ!!貴様程度足元にも及ばんわ!!」
キュイ「へっへっへ…ラディッツ……
ベジータとナッパといつも一緒にいるからと調子に乗りやがって
戦闘力2500…栽培マンの方が強いんじゃないか?」
ラディッツ「くっくっく…このオレはベジータやナッパと共に腕を上げてきた」
キュイ「腕を上げてその程度か?はーはっは、雑魚め」
ラディッツ「雑魚だと?ではいいものを見せてやろう
オレ達は地球に行ったときに奴らから面白いことを学んできた」
キュイ「逃げ足をか?弱虫ラディッツにはお似合いだな!!」
ラディッツ「戦闘力のコントロールをだ!!はああ……」ゴゴゴゴ
キュイ「戦闘力8000…15000……18000……20000
25000だと!?貴様がこのオレと互角の戦闘力だと!?バカな!!」
ラディッツ「バカめ!!オレ達は絶えず実戦で闘ってきたんだ
いつまでも貴様らの下だと思うな!!」
キュイ「なめるなあ!!」
ザーボン「……」
ドドリア「どうした?」
ザーボン「いや故障だと思うが、ラディッツにセットしたスカウターの値が25000にまで上がってな」
ドドリア「そいつはホントに故障だぜ、お前のスカウターは旧型だからな
オレので正しい数値を調べてやるよ……
そんな馬鹿な、オレの新型も故障か?25000だ」
フリーザ「驚くことはないでしょう…そいつはきっとナッパですよ」
ドドリア「じゃあもう片方の18000は?」
フリーザ「そちらがラディッツでしょう、彼らは絶えず最前線で闘ってきたのですからね
おそらく地球で何かのコツをつかんだのでしょう
たかが25000です、貴方達の敵ではないでしょう
さあナメック星人達の反応があった場所に行きますよ」
クリリン「!!隠れろ!!あっちから怪しい気が近づいてくる!!オレ達のことバレたのか…?」
悟飯「きたっ!!」
ヒュンヒュンヒュンヒュン
キイイ……ン
ブルマ「行っちゃった、よかったわ私達が目的じゃなかったみたい
あっ、さっき集まってた4つのドラゴンボールが凄いスピードで動いてる!!
あいつらが持ってたんだわ!!」
クリリン「悟飯…見たか?前から2番目に飛んでた奴…」
悟飯「はい…見ました……物凄い気を感じました…
ベジータよりももっと凄まじい……」
ブルマ「べ、ベジータってあんた達と孫君が全員でかかっても
傷一つつけられなかったっていうサイヤ人でしょう?
そのベジータより強いっていったい何者なの?」
クリリン「わかりませんよ…でもベジータの仲間だと思う、同じような服を着ていた
くそーあんな奴からどうやってドラゴンボールを奪うっていうんだよ…
悟空が敵わなかったナッパって奴もこの星にいるんだぞ…」
ブルマ「ね、ねえさっきの連中、ここのドラゴンボールにまっすぐ進んでるわよ?」
クリリン「さっきナメック星人達の気を感じたところだ!!
オレそこに行って様子を見てくる!!」
悟飯「僕も行きます!!」
ブルマ「私は亀じいさんと孫君にこのこと連絡しとくわ!!」
その頃地球――
悟空「何だって!?ベジータよりつええ奴が?」
亀仙人「そうじゃ、それに宇宙船を壊されて地球には戻ってこれんらしい」
ポポ「悟空」
悟空「ポポ!!」
ポポ「仙豆ができたから全部持ってきた」
悟空「ホントか!?早く食わせてくれ!!
よし、オラナメック星に行ってくる!!」
ポポ「残りももってけ」
悟空「さんきゅー、カリン様にも礼言っといてくれ。筋斗雲――!!」
こうして悟空はナメック星に飛び立った、凄まじい修行をしながら
再びナメック星
フリーザ達に襲われているナメック星人を放っておけなかった悟飯達は
唯一の生き残ったナメック星人デンデを連れて、追ってくるドドリアから逃げていた
クリリン「悟飯!!オレの方を見るな!!目をつぶれ!!
これでもくらえ…太陽拳!!!!」カッ
ドドリア「うがあ!!目が…」
クリリン「やった上手くいったぞ!!悟飯隠れるんだ!!」
悟飯「あ…ああ…」
クリリン「どうしたごは――ッ!!」
ザーボン「ふふふ…」
ドドリア「ザーボン!!」
ザーボン「くだらん手にひっかかりおって」
クリリン「お…おしまいだ……」
キュイ「ま、待て――」
ラディッツ「くたばれ――!!」
ズアッ!!
キュイ「!!」
ボンっ!!
ラディッツ「はあ…はあ……汚い花火だぜ。
む?近くにドドリアとザーボンがいるな?
それに小さい気が3つ…フリーザはいないみたいだ
少し様子を見に行ってみるか」ギュン
クリリン「こうなったらやぶれかぶれだ!!うおお――!!」
ガシッ
ドドリア「ふん、雑魚が!!」
クリリン「くそ…」
悟飯「魔閃光!!」ズボッ
ザーボン「何かしたかな?」
悟飯「そんな…」
ドドリア「死になって言いたいところだが、フリーザ様の命令は捕まえることなんでな」
ドンッ!!
ドドリア「ぐあっ!?何者だ!!」
ラディッツ「よう…」
ザーボン「ラディッツ!!」
クリリン「悟空の兄貴!?」
ラディッツ「地球人のチビとカカロットの息子…それにナメック星人か」
ドドリア「地球人だと…?」
ラディッツ「カカロットの息子よ!!」
悟飯「え!?」
ラディッツ「ここはオレが引き受ける、さっさと消えるんだな」
悟飯「え…?」
クリリン「悟飯行こう!!」
悟飯「は、はい!!」ギュン
ドドリア「待て!!くそっテメエ地球人と手を組みやがったのか!?」
ラディッツ「ふん、貴様には関係のない話だ」
ザーボン「待てよ、ドドリア。カカロットという名はサイヤ人だ」
ドドリア「何だと?そういや地球に何とかって奴とその息子がいるって言ってたな」
ザーボン「ああ、そして確かそいつはラディッツの弟だったはずだ」
ドドリア「そういうことか、テメエ甥っ子を助けるためだけに現れやがったか!!
キュイよりもずっと弱くて臆病な弱虫ラディッツが、血族にはお優しいこって」
ラディッツ「キュイの野郎はオレが片づけた、次は貴様らの番だ!!」
クリリン「凄い気のぶつかり合いだ…悟空の兄貴ずっと腕を上げてるぞ」
悟飯「はい…それにスカウターての着けてなかった…
きっと気を探る能力を身に着けたんですよ」
クリリン「げ…まさかナッパって奴も身に着けてるのか?
アイツに来られたら全て終わりだぞ」
悟飯「大丈夫ですよきっとうんと遠くにいるみたいだし、
ほらブルマさんのいる洞窟あそこですよ」
クリリン「ああ…ふう、生きた心地がしなかったぜ
でも何で悟空の兄貴はオレ達を助けたんだ?」
悟飯「わからないけど…もしかしたらそんなに悪い人じゃないのかも…」
クリリン「そういやベジータもオレ達を見逃してくれたもんな……でもなあ」
ブルマと合流したクリリン達は互いに状況を話し、
悟空がナメック星に向かっていることを知った
一方その頃ナッパはナメック星人の村を襲いドラゴンボールを手に入れ水の中に隠した
それを察知したクリリンとデンデは最後のドラゴンボールの在処
ナメック星の最長老の元に向かうのだった
そして悟空は宇宙船の中で不眠不休で厳しい修行を続けていた
一方ラディッツは――
ラディッツ「かは……」
ボチャンッ
ザーボン「ふん、手こずらせよって」
ドドリア「思った以上にねばりやがったな…今から探しても見つけれっこねえぞ」
ザーボン「やむを得ん、フリーザ様のところに戻るぞ」
ザーボン「フリーザ様、今戻りました」
フリーザ「あのチビ共はどうしました?」
ザーボン「すみません、ラディッツに邪魔をされました
どうやらあのチビ達は地球人と地球にいるサイヤ人の子供のようです」
フリーザ「サイヤ人……ですか、そうですか
二度もサイヤ人に邪魔をされたわけですか」
ドドリア「ラディッツの奴がキュイを片づけたらしいです」
フリーザ「そうですか。で、ラディッツは死んだのですか?」
ザーボン「死体を確認したわけではありませんが、
万が一生きていたとしても相当の重傷を負っているはずです」
フリーザ「どうして確認してこなかったのですか?」
ザーボン「え?その…ラディッツが水没してしまったものですから」
フリーザ「水に潜ればよろしいでしょう
貴方達は濡れてしまうのを嫌って、確認を怠った」
ザーボン「申し訳ありません!今すぐ確認に――」
「フリーザ様!!村を発見したのですが既に破壊されていました!!」
フリーザ「何ですって!?」
ザーボン「まさかラディッツが!?だが奴はドラゴンボールを持ってなかった!!」
フリーザ「ザーボンさんすぐにラディッツを連れてきなさい!
今度は生きている方に望みをかけるんですね!!そしてドドリアさんはナッパを連れてきなさい!!
アプールはギニュー特戦隊にここに来るよう知らせなさいもちろんスカウターは持ってくるように」
ザーボン・ドドリア「はっ!!」
そうしてザーボンは生きていたラディッツを回収しメディカルマシーンで治療を
そしてドドリアはナッパに返り討ちにされて死んだ
そして一日余りが過ぎた
クリリンはドラゴンボールを手に入れ最長老に潜在能力を開放してもらい
そして悟飯はドラゴンレーダでナッパの隠したドラゴンボールを手に入れた
ナッパはラディッツを助け、フリーザのドラゴンボールを全て奪った
その後、追ってきたザーボンをナッパがあっさりと殺し
更に三日あまり過ぎたころ、
悟飯の潜在能力を最長老に引き出してもらったときに、ナッパ達にとうとう見つかった
しかし近づいてくる5つの巨大な戦闘力に一時休戦をすることになったのであった
「リクーム!」
「バータ!」
「ジース!」
「グルド!」
「ベジータ!」
「「「「「ベジータ特戦隊!!」」」」」
フリーザ「ま、待っていましたよ…どうやらうまくやったようですね」
ベジータ「はい、相手は完全に油断していましたからね
フリーザ様、今回の我々の使命をお教えください」
フリーザ「裏切り者のナッパとラディッツを連れてきて
わたしのドラゴンボールをどこに隠したか吐かせなさい」
ベジータ「たやすい御用です、では行ってまいります!」
バシュシュッ
悟空「あと10分でナメック星に着く…ん?
あれはベジータ達が乗ってた宇宙船?ナメック星に向かってるみてえだ…
中にいる奴、ベジータ達と同じ服を着てやがる…フリーザって奴の仲間かなんかなんか…?」
ナッパ「あそこだ!!」
クリリン「そろった――!!」
ギュッ
ベジータ「ようナッパちゃん」
ナッパ「ベジータ!?」
クリリン「速い…接近がわからなかった…」
ベジータ「おやそいつがドラゴンボールって奴かい?
七個そろってるじゃないか、こいつはフリーザ様がお喜びになるぞ」
ナッパ「どうしたんだベジータ!!何でギニュー特戦隊の奴らといやがる!!」
ベジータ「ふふっこれで七個全て頂いた」
クリリン「えっ!?いつの間に!?」
ベジータ「オレはフリーザ様にドラゴンボールを持って行こう
ではジャンケンで一番勝った奴がナッパ、次のがラディッツとチビ二匹を
セットでな、仲良くやれよ?オレは優しいだろ――――!!!」
「「「「お――!!最高っすよ―――!!!」」」」
リクーム「オレがナッパだ!!」
グルド「オレがラディッツとチビ二匹か」
ベジータ「これでフリーザ様は不老不死が手に入る!!」
ナッパ「ベジータ!!」
ベジータ「何だナッパちゃん、お前の相手はリクームだ
じゃあな、は――っはっは!!!!」
ナッパ「いったいどうしちまったっていうんだ……?」
グルド「ちぇっ、ラディッツとチビか…こりゃあっという間に終わっちまいそうだぜ」
クリリン「悟飯、気を開放しろ!!!!」
ドン
ラディッツ「ふん」ビッ
ドオオオン
クリリン「へ…?」
ジース「おいおいおい、グルドの奴あっさりやられちまいやがったぜ」
バータ「こ、困ったぞ」
リクーム「我々のファイティングポーズは1人かけると美しくない
ギニュー隊長には四人でできる新しいポーズを考えていただかねば」
バータ「おいラディッツの奴、戦闘力30000まで上がってるぜ?」
ジース「チビ二人も1万まであがってやがる…
グルドの代わりはオレ達二人でやるか?」
バータ「そうだな」
リクーム「おいナッパちゃん、次はオレ達の番だよー
二匹のおチビちゃん達、ラディッツちゃんどんどんナッパちゃんの
手伝いしていいから遠慮しないでどんどん卑怯な手使うんだよ?」
ジース「おいおいナッパ以外は殺すなよ」
バータ「オレ達が殺すんだからな」
ナッパ「嘗めくさりやがって、はああ!!」グオオオオオ
リクーム「ほおお!?」
ジース「おいおい、ナッパの奴80000まで上昇したぞ」
ドン
ナッパ「うおおおお!!!」
ブオオオオオッ
ドゴッ
ガッ
ナッパ「でりゃああ!!」
バゴーン
ナッパ「はあっ!!」カパ
ドグアアアアア
ヒュウウウ…
ナッパ「へっ……なに!?」
リクーム「は――あい」
クリリン「そ、そんな…」
悟飯「ほとんどダメージを受けてない」
リクーム「リクーム…キック!」ガツン
ナッパ「ぐあ…くそがあ!!」
ドガガガバババババ
リクーム「思ったよりやるじゃないのナッパちゃん、とう」ガン
バギッ
ギュン
ナッパ「ぐ…ああ…あ――!!!!!」
ドゴッ
リクーム「おいおいつまんねえなあ、もっとビシッとした技ないの?
ないならそろそろ殺しちゃうけど、お命頂戴!!とうっ!!
こいつでフィニッシュだ、リクーム…イレイザーガン!!」グワッ
ラディッツ「だああっ!!」
ドゴッ
ガギッ
カッ
ドグオオオオオン
ナッパ「な、何故オレを助けた…テメエも奴を攻撃すればよかっただろう」
悟飯「え…?あ……」
ラディッツ「これはオレ達サイヤ人の闘いだ…何故地球人の貴様が」
クリリン「オレ達だってお前らに殺された皆を生き返らせるためにここまで来たんだ
たとえ敵のお前らでも、そのためにだったら助けだってするさ
……それにお前にはこの前助けてもらった借があるからな」
リクーム「今の不意打ちはよかったぞ、おかげで歯が…ちょっと頭にきちゃったかな?
おーい、他の3匹もオレにやらせてくれー!!いいだろ!な!?」
ジース「しょうがないな、まあいい。お前の好きにしろー!!」
バータ「そのかわり後でチョコレートパフェおごれよー!!」
リクーム「へっへっへ、そういうことだ」ドギャッ
悟飯「クリリンさーん!!クリリンさん!!」
クリリン「ぐふ…骨が…たった一撃でこの様だ……
はっきり言ってオレ達はもう終わりだ…」
悟飯「ぼ、ボクやれるだけやってみます…」
その後悟飯とラディッツの二人がかりで闘うも、たった一人に手も足も出なかった
フリーザはドラゴンボールを手に入れたが願いを叶えれなかったため最長老の元へむかった
そしてとうとう待ちに待った悟空が到着した
悟空の仙豆で、悟飯クリリンナッパラディッツは回復し
悟空はあっというまに特戦隊の三人を倒した
そしてジースに呼ばれてやってきたベジータとの戦いが始まるのだった
ベジータ「なるほどあいつか…オレの見立てではあいつの実力は12万程とみた」
ジース「そんな!!奴はサイヤ人なんですよ!?」
ベジータ「ありえんことはない、現にベジータはオレの戦闘力を遥かに超えていた」
悟空「ベジータ…なんか地球であったときと雰囲気ちがくねえか?」
ラディッツ「カカロット、おそらく奴はギニューという奴だ
なんらかの方法でベジータを操ったか、体をのっとたかだ」
悟空「何?」
ベジータ「いくぞ!!」バッ
悟空「くっ!?」
ジース「いいぞ、ギニュー隊長の戦闘力を
遥かに上回るベジータのカラダを手に入れたんだ!!
奴が勝てるはずがない!!」
ベジータ「ぐはははは、どうだジースオレの戦闘力は!!」
ジース「20万です!!」
ギニュー「20万か、ふははははっ!!」
悟空「二倍界王拳!!」ガシッ
ギニュー「何!?」
悟空「地球で闘ったベジータはもっと強かったぞ!!」
ナッパ「そうだぜ、何たってベジータの本来の戦闘力は36万だからな」
ベジータ「何!?」
ナッパ「ベジータには地球での恨みがあったんだ」
ドカッバキッ
ベジータ「ぐわああ…!!ジ――ス!!何してる貴様も闘わんか!!」
ジース「は、はい」
ラディッツ「おっと貴様の相手はオレだ」
ジース「なっ」
ラディッツ「くたばれ」ドン
ベジータ「ジースがラディッツに……」
ナッパ「よそ見してていいのかよ!!」ドズッ
バキィッドカッ
ナッパ「でやあ!!」ギャンッ
ドゴオオオッ
ベジータ「あ…ぐぐ…ぐ……」
ナッパ「とどめだ」
ベジータ「にやっ、チェ―――――ンジ!!!!」
悟空「な、何だあれは…まずい!!」
「このときを待ってたぜ」
ベジータ「何!?貴様ついてきてたのか――」
悟空「あいつはあの時の――」
カッ
ベジータ「ぐ…あ…へっ…ようやく元に戻れたぜ……」
ナッパ「な…何だ……?」
ギニュー「くそ…今度こそナッパと入れ替わってやる…」
ラディッツ「はあっ!!」ズオッ
悟空「波――っ!!」ズドッ
ギニュー「な――」
ドゴオオン
ベジータ「ナッパ…随分とオレ様の体をいためつけてくれたな」
ナッパ「へっ、地球でのお返しだ。今ならテメエを簡単に消せるな」
悟空「おいっ」
ベジータ「ふん、お前にはオレは殺せん。
オレがいなければフリーザを倒せんからな…」
ナッパ「そういうこった」
その後、ベジータはメディカルマシーンに入れられた
その頃ネイルはフリーザ相手に時間稼ぎをしていた
ナッパとラディッツの隙をつき悟空達はドラゴンボールでピッコロを生き返らせ
二つ目の願いでピッコロをナメック星に連れてきてもらった
しかし、そこでドラゴンボールは石になってしまい
その上、フリーザもやってきてしまった
はたして悟空達に勝ち目はあるのか…?
悟空「オッスオラ孫悟空
ナッパ達の隙をついて神龍を呼び出したまでは良かったけど
三つ目の願いを叶える前にドラゴンボールが石になっちまった
しかもフリーザまでやってきちまった
フリーザは今までのどの相手よりもうんとつええ
こうなったら元気玉に全てかけるしかねえ
次回、ドラゴンボール
怒り爆発!!伝説の戦士・超サイヤ人
オレは怒ったぞ、フリーザ―――ッ!!!!!」
ナメック編完、フリーザ編とは分けました
おまけ
ギニュー特戦隊と闘ってた時の戦闘力
悟空→12万(通常時)~24万(二倍界王拳)、クリリン→13000、悟飯→14000
ラディッツ→3万(復活前)、ナッパ→8万 (復活前)、ベジータ→36万
グルド→10000、リクーム、ジース、バータ→10万
ギニュー→15万(元の肉体)~20万(ベジータの肉体)
クリリン悟飯グルドは原作と同じぐらい
悟空とギニュー特戦隊は原作の+3~5万
ベジータはサイヤ人編から一度も瀕死になってない
というわけで原作サイヤ人編の20倍
ナッパとラディッツも原作サイヤ人編の20倍まで成長
原作の20倍で更に大猿化(10倍)しても第一形態フリーザ様に勝てないラディッツ……
フリーザ編
フリーザ「絶対に許さんぞ虫ケラ共!!!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!」
グゴゴゴゴゴゴゴゴ
悟空「な、何て気だ…!!」
(ピッコロネイルと同化、省略)
クリリン「何て気だ…勝てるわけない…」
フリーザ「当たり前だ、たった5匹の蟻が恐竜に勝てると思ったか!!」
悟空「やってみなきゃわかんねえ!!」
フリーザ「戯言を…む?この顔どこかで…
そうだ惑星フリーザを滅ぼしたときに最後まで抵抗した
バーダックとかいうサイヤ人にそっくりなんだ!!」
ラディッツ「何!?親父がだと!?」
フリーザ「親父…?そうか、確かそのサイヤ人はラディッツの弟…
親子揃って歯向かいやがって…やはりサイヤ人は根絶やしにする必要がありますね!!」
ナッパ「こうなったらやるしかねえ!!」
悟空「5倍界王拳!!」グゴゴゴゴ
ドッ!!
ガッダダダダダダ
悟空「でややややや!!!!」
フリーザ「くっ…どうやら少しはやるようですね」
クリリン「ははっいいぞ!!」
悟空「(何だ…こいつの妙な落ち着きは?)」
フリーザ「そういえばナッパ、お前はザーボンさんの変身を見たか?」
ナッパ「あ?見てねえよ、あいつもオレ達と同じ変身型だったのか?」
フリーザ「実はこのわたしも変身型の宇宙人でね…ほああああ」
悟空「!!」
クリリン「き…気がどんどん強くなっていく…!!」
ドン
ナッパ「!!」
ドン
ラディッツ「!!」
フリーザ「はあっ!!」ドオッ
ナッパ「こ…こんなことが…」
ラディッツ「あ…ああ……!!」
悟飯「こ、殺される…」
クリリン「あ、悪夢だ…」
フリーザ「こうなってしまったら前程優しくはないぞ?」
フリーザ「ちなみに戦闘力は200万以上は確実か…」
ナッパ「何!?」
フリーザ「ばっ!!」グアッ
ドッオオ…ン
フリーザ「はっはっは、今のはほんの挨拶がわりだ
サイヤ人にだってできる、なあナッパ」
ナッパ「く…」
フリーザ「さあてどいつから地獄を見せてやろうか……決めた!!!」ギャオッ
ズン
ラディッツ「速い…」
悟空「く…クリリ――――ン!!!!」
悟飯「クリリンさ――――ん!!!!」
ズッ
クリリン「うがあっ!!」
ザパーン
悟空「クリリン!!」
悟飯「クリリンさん!!」
フリーザ「おっと、あいつを助ける気か?無駄だすぐ死ぬ」
悟空「邪魔だあ――――ッ!!!!」
悟飯「どけ――――っ!!!!」
バギィッ
ズゴゴゴゴ
バキィ
悟飯「わ――――!!!!」ズドドドド
悟空「でややややや!!!!」バババババ
ドオオン
悟空「か・め・は・め…」ゴゴゴゴ
悟飯「魔閃光―――!!!!」ズボアッ
悟空「波――――っ!!!!!」ズオッ
ドゴオオオオッ
悟空「はあ…はあ…クリリン!!」
デンデ「大丈夫です!!まだなんとか息が!!」
悟空「良かった…」
悟飯「クリリンさん…死なないで」
ラディッツ「カカロット!!」
悟空「!?」
グゴゴゴゴゴ
悟飯「ふ、フリーザの気が…もっと強くなっていく」
ナッパ「奴も戦闘力をコントロールできたのか…!!」
フリーザ「サイヤ人共め…!!」
悟飯「あ、ああ…」
悟空「悟飯逃げろ!!」
バギッ
悟飯「あ…あうう…ううううう………」
悟空「ごは―――ん!!」ギャウ
ガッ
ドゴッ
悟空「あぐ…ぐぐ……」
フリーザ「そう慌てるなよ、あの餓鬼のあとでじっくり遊んでやる」
悟空「させるか!!」ブン
フリーザ「ふん」ズン
悟空「あ…が…ああ……」
ドズッ
バチイッ
ドゴオオッ
悟空「……あ…ああ……あが…」
フリーザ「終わりか、死ね」グググ
悟空「うぎゃああああ…ああああああ!!!!」メキメキ
悟飯「お父さ―――ん!!!!」ギュオッ
フリーザ「はっ」ドゴ
悟飯「あ…ああ……」
ラディッツ「ちくしょ―――!!」
ナッパ「待て!!テメエが行って何になる!!」
ラディッツ「だが…!!」
悟飯「ぐああ…あああああ!!!!」ミシミシ
悟空「あ…ああ…あああ……」ググググ
フリーザ「三代に渡って歯向かいやがって、ホント目障りな猿だな!!
どうしたナッパ!!ラディッツ!!助けに来んのか!!もうすくこいつらは死ぬぞ!!…!?」バッ
ザンッ
フリーザ「うぐっ!!!!なっ!?」
ナッパ「何!?」
フリーザ「何故あいつが…少なくとも相当の重傷だったはずだ…!!!!」
クリリン「気円斬―――!!」ズオオオオ
フリーザ「おのれ―――!!
どうやって復活したのかしらんが、よくもこのフリーザ様の尻尾を切ってくれたな!!
今度は二度と復活できぬよう粉々にしてくれるぞ!!!!」
クリリン「太陽拳!!」
フリーザ「あうっ!!?くっ…目が…!!」
クリリン「ナッパ――!!ラディッツ――!!今だ――!!攻撃してくれ――!!」
デンデ「今なおしてあげるからね」
悟飯「はっ」
悟空「体が…サンキュー」
悟飯「驚いたよデンデ!!ありがとう!!」
ラディッツ「良かった…」
ナッパ「テメエ何であのナメック星人にあんな能力があるのを黙っていた!!」
クリリン「オレ達だって知らなかったんだよ!!」
悟飯「はあっ」ゴゴゴゴ
ラディッツ「良いぞ、サイヤ人の血を引くだけあって大幅にパワーアップしている」
悟空「妙だ…信じられねえ程パワーが湧き上がってくるぞ…」
フリーザ「バカな…!あの二人も蘇りやがった!」
悟空「!?何かくる!!」
ギャウッ
悟飯「ぴ、ピッコロさん!!」
ピッコロ「待たせたな…」
悟飯「よかったー、待ってたんですよピッコロさん!!」
ピッコロ「なるほど…奴がフリーザか。確かにとんでもないバケモンだ」
ナッパ「ちっ、誰がきたかと思えば地球でオレがぶっ殺した野郎じゃねえか
ドラゴンボールでこんな役に立たねえカスなんか生き返らせやがって…」
ピッコロ「カスで悪かったな…しかし覚えておけ、フリーザのあとは貴様らの番だ」
ナッパ「へっ、ナメック星人にもジョークは言えるみてえだな」
ピッコロ「さて、宇宙のゴミを片づけてやるか」
フリーザ「まだナメック星人が生き残っていたとはな」
ピッコロ「だっ!!」
フリーザ「!!」
フリーザ「!!」
バギッ
ドッギャウッ
バギッ
ピッコロ「ぐっ!!」
ドンッ
ピッコロ「だあああ!!」バチイッ
フリーザ「はじきとばした!?」
ズオッ
ドゥオン
フリーザ「おのれ…!!」
クリリン「すげえ!!めちゃくちゃすげえぞ!!」
悟飯「やっぱり凄いやピッコロさんは!!」
ナッパ「どういうこった!?地球で奴をやってからろくに時間もたってねえってのに」
悟空「……」
フリーザ「にた…」バギ
ドゴッ
「「「「!?」」」」
フリーザ「があ!!」ガンッ
ドゴ―――ン
フリーザ「くっくっく」
クリリン「や、野郎…これまで本気じゃなかったんだ!!」
フリーザ「くっくく…さっきは悪かったな。貴様をなめていたんだ
だが想像以上できるんだな…実力を見せることにした…実力をな」
ピッコロ「オレもだ…本気でやろう…」
フリーザ「なんだと!?今までのは本気じゃなかったっていうのか?」
ピッコロ「貴様らに殺されたナメック星人の怒りを思い知れ!!!!」
悟飯「勝てる!!」
フリーザ「勘違いしてるようだが今見せたのが本気だと思ったのか!!」ギュン
ピッコロ「速い!?」
ドゴオッ
ピッコロ「ぐ……」
クリリン「そんな……」
悟空「はあっ」ボッ
クリリン「悟空!?物凄い気だ…!!」
悟空「だああ!!」バキイッ
フリーザ「が…何だと!?」
悟空「でややややや!!!!」
ダダダダダダ
悟空「おりゃ――っ!!!!」ギュオ
ドオウン
フリーザ「く…どういう事だ…さっき復活してから遥かにパワーが増している…
奴がサイヤ人ということを考えても異常な程のパワーアップだ……」
悟空「オメエじゃオラには勝てねえ」
フリーザ「!?くく……は――はっは!!オレが貴様に勝てないだと!?
よおし、絶望感を与えておいてやろう…どうしようもない絶望感をな…
このオレは変身をするたびにパワーが遥かに増す…
その変身をあと二回オレは残している…この意味がわかるな?」
ピッコロ「なんだと…!?」
悟空「二回…!?」
フリーザ「見せてやろう!!このフリーザ様第二の変身を!!かあああ……!!!!!
ぬうううう……!!!!おああああああああ…!!!!かはあっ!!」シュウウウウ
ピッコロ「くうっ…」
フリーザ「おまたせしましたね…さあて第2回戦といきましょうか」
ピッコロ「バケモノめ……!!パワーがテメエならスピードはオレだ!!」ギュオン
悟空「待てピッコロ!!!!」
ピッコロ「!!」
フリーザ「これはこれは…おひさしぶり……ひゃあ!!!!」ドン
ピッコロ「お…おあ…!!!!」
フリーザ「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……!!!!」ビビビビビッ
ズドドドドド
ピッコロ「ぐああっ!!!!」
悟飯「やめろ――――!!!!」
ラディッツ「なっ」
クリリン「くそっ」
ナッパ「無駄だ!!てめえらが行ったところで無駄だ!!!
それよりこのオレを半殺しにしやがれ!!!!」
クリリン「え!?」
ラディッツ「何を考えてやがる!?」
ナッパ「テメエも知ってのとおりオレ達サイヤ人は死のふちから蘇るたび遥かにパワーを増す
一瞬で治療することのできるあのナメック星人がいたことは幸運だったぜ!!!!」
ラディッツ「だがベジータももうすぐ復活するはずだぞ…」
ナッパ「ベジータが復活したところで今のカカロットより強くなってる保証はねえ!!早くしろ!!」
ラディッツ「くっ!!だああ!!」ズボッ
ナッパ「そうだ…それでいい……」
悟飯「お前なんて死んじゃえ!!フルパワーだ――!!!!」ズアッ
フリーザ「だあっ!!」
悟飯「!?」
ピッコロ「はあっ!!」バシュ
悟飯「ありがとうピッコロさん……」
フリーザ「がきぃいい!!」
悟空「2倍界王拳!!はああ!!」ギャアアン
フリーザ「ぐ…サル共が調子に乗りやがって!!いいだろう!!
殺す前に見せてやろう!!死よりも恐ろしい究極のパワーを!!
わたくしの最後の変身を……わたくしの真の姿を!!!!」グゴゴゴゴ
フリーザの変身の間にデンデにピッコロとナッパを復活させてもらった
だがフリーザの変身がおわり、デンデが殺されてしまったのだった
ナッパ「くっくっく…てめえらは邪魔だ、下がってな」
フリーザ「たいした自信だねナッパ、それとも恐怖のあまり頭がおかしくなったのかな?」
ナッパ「へっ、今のうちに笑ってやがれ。ここにいるのがテメエの最も恐れていた超サイヤ人だ!!」
フリーザ「冗談きついね」
ピッコロ「(何だ…超サイヤ人というのは?)」
ナッパ「オレはベジータを超えたんだ!!いつまでもオレがあいつの下だと思ったら大間違いだ!!」ギャウッ
フリーザ「ふふ…」フッ
ナッパ「見えているぞ!!何!?どこに行きやがった!?」
フリーザ「はっはっは、ちょっとスピードをあげたら着いてこれないみたいだね
それでも本当に超サイヤ人なのかな?いや、本当にベジータを超えたのかな?
はっきり言ってその程度じゃこのボクにはとても勝てないよ」
ナッパ「お、オレは超サイヤ人だ……くたばれフリーザ!!」
フリーザ「ふ…」ピッ
ズボッ
ナッパ「が……」
ラディッツ「ナッパ!!」ギュン
ラディッツ「し…死んでる…」
フリーザ「さて…お次はどいつだい?」
ラディッツ「カカロット…頼む、ナッパの仇をとってくれ……オレじゃあ到底フリーザには勝てない…
こんな奴でもオレにとっては30年近い付き合いの仲間だったんだ…頼む…頼む……」
悟空「ラディッツ…ナッパの事は大嫌いだったしオメエのことも大嫌いだったけどよ
でもサイヤ人の仲間を思う気持ちは持っていた……オラは地球育ちのサイヤ人だ!
おめえ達にぶっ殺されたサイヤ人のためにも…ここのナメック星人達のためにもおめえをブッ飛ばす!!」
フリーザ「くだらないことを…君の実力はもう見極めたよ
約10%…1割程度の力で君を宇宙の塵にすることができるんだ」
悟空「何?…そいつは大げさだぜ……はったりをかませすぎだ」
フリーザ「…………」
悟空「……!!(はったりじゃねえ!!)」
ドンッ!!
悟空「く…!!ちつ!!!」ガッ
ズン
悟空「ぐふっ…!!!あ…あぐぐ……だあ!!」ブン
ドギャッ
悟空「ぐ…はあ…はあ…」
フリーザ「ふふ」
ピッコロ「孫はとんでもない気だっていうのに、フリーザはそれを遥かに上回ってやがる…」
悟飯「そんな…」
界王「ダメだ…強すぎる…ここまでとは……」
天津飯「今の悟空は10倍ぐらいまでの界王拳に耐えられるんでしょう?
今相手の1割程度なら十分に勝てる可能性はある」
ヤムチャ「そうか!!」
界王「残念じゃったな…既に10倍界王拳を使って1割じゃ…」
天津飯「何ですって!?」
悟空「くそっ…!!ま…まいったな……勝てねえ……
界王拳を20倍に引き上げたとしても…でもやるしかねえ!!うおおおお!!!!」ドン
ズゴゴゴゴ
悟空「だっ!!」ギャウ
悟空「か…め…は…め…波――――っ!!!!」ブオッ
フリーザ「かあっ!!!!」カッ
悟空「く…くそったれ……!!」
ピッコロ「野郎!!…孫のあの凄まじいかめはめ波を気合いだけでかき消しやがった!!!」
フリーザ「さっきまでの勢いはどうしたんだい?
どうやら今のでパワーを使い果たしたみたいだね…そろそろ死―」ドオン
フリーザ「何だ!?」
ベジータ「よう、フリーザさん」
フリーザ「貴様…ギニュー隊長とカラダが入れ替わってたはずじゃ…」
ベジータ「そんなことどうでもいいだろう?」
悟空「ベジータ…!!無理だ!!いくらオメエでも!!」
ベジータ「そんなことはわかっている…貴様の闘いを見ていた
カカロット…地球でオレに使った技…あれは使えないのか?」
悟空「え?元気玉のことか?使えっけど…
フリーザを倒す程の元気玉を作ろうと思ったら数分はかかる」
ベジータ「ならオレがその時間を稼ぐ…テメエはその元気玉とやらを作るのに集中しろ」
悟空「でも…!!」
フリーザ「ベジータ、君もバカじゃないはずだ…ボクに敵わないのはわかってるだろ?」
ベジータ「オレ達サイヤ人は月を見ると大猿に変身する…
そして大猿になると戦闘力が10倍にもなるんだ」
フリーザ「知ってるよ、だがそれがどうした。この星には月はない」
ベジータ「ああ、だがこれは知らんかっただろう!!
限られたサイヤ人だけに人工的に小さな満月を作り出すことができるのを!!」
フリーザ「何だと?」
ベジータ「はじけて混ざれ!!」カッ
フリーザ「く…まさか…そんなことが!!」
大猿ベジータ「ぐは――はっは!!!!!」
悟空「お、大猿の化け物…そうかじいちゃんを踏みつぶして殺しちまったのはこのオラだったのか
それより今は…このナメック星と近くにあるたくさんの星よ
ほんのちょっとずつでいい……オラに元気をわけてくれ!!!!」
クリリン「元気玉だ…悟空は元気玉を使うつもりだ!!」
大猿ラディッツ「ベジータは時間を稼ぐつもりか…ならばオレも」ギュオッ
ピッコロ「悟飯、クリリン!!残った気をオレによこせ!!はやく!!」
中途半端だけど今日はここまで
決着つくとこまで溜めてから次書き込む
>>36
自分の星滅ぼしてんじゃねえよwwwwwwwwww
>>45
やべっ、気付かんかった。惑星ベジータで脳内補正頼みます
乙
>>45
言われるまで気付かなかったww
ボディチェンジのところでベジータがどっから出てきたのかわからん
大猿ベジータ「はーはっは!!これで貴様もおしまいだ!!」
フリーザ「ちっ、でかい図体で動きまくりやがって!!」
ドゥン
フリーザ「く…あの大猿は…ラディッツか!!猿共が調子に乗りやがって」
大猿ベジータ「死ね!!超ギャリック砲!!」
フリーザ「ぐう…こんなもの…!!」
大猿ベジータ「はじかれた…!!!!」
大猿ラディッツ「こ、こっちにくる…ダメだ避けたら悟飯達が…くそったれ!!」
ズウン
悟飯「ああ!!伯父さんが…!!」
ピッコロ「よけいなことは考えるな!!気を集中させろ!!」
フリーザ「おやおや、サルは残り三匹になりましたね
心配なく、残りもまとめてあの世に送ってやる!!」
ズッ
ベジータ「し…しまった…尻尾を――」
フリーザ「死になさい!!」ビッ
ベジータ「が…がはっ……」
悟空「ベジータ…!!ちくしょう…!!」
フリーザ「心配しなくても貴方も貴方の息子もまとめてあの世に…な、何だアレは!?
ま、まさかエネルギーの塊!?そうか、ベジータとラディッツはただの囮…!!
だが残念だったな、折角の苦肉の策も無駄になって…消えろ!!」
バカッ
ズッバーン
悟空「ピッコロ!!」
ピッコロ「さっさと元気玉とやらを完成させちまえ!!」
悟空「すまねえ」
フリーザ「まだうろうろしてやがったか、あのナメック星人め――!!」
ズバンズバン
ピッコロ「あいつら…残り少ない気で無茶しやがって…」
フリーザ「ふふふ…まったく人をイライラさせるのがうまい連中だ!!
もうここまでだ!!この星もろとも貴様らをゴミにしてやる―――!!!」ブーーーン
悟空「できた!!」
ピッコロ「やれえ―――――!!!!」
ブアッ
フリーザ「し、しまった!!こ、こんなもの…こんな…
こっ…うあああ―――――――――――――っ!!!!!!!」
クアッ
ドゥウウーーーン
>>48
悟空がナメック星に着く前に見かけたのがギニュー体のベジータです
悟空より遅れてナメック星に到着したところ、悟空達が闘ってたので隠れてチャンスをうかがってた感じです
悟空「さあ帰るか、オラの乗ってきた宇宙船なら5日で地球に帰れるぜ」
クリリン「あっ、すっかりブルマさんのこと忘れてた」
悟空「おどかすなよ、またフリーザが出てきたかと思ったじゃねえか」
クリリン「ある意味ブルマさんの方がフリーザより怖いよ」
「「「「あははははは」」」」
悟空「さ、さっさとブルマを探して地球に帰ろう」
クリリン「あっ!!そ…そんな……フリーザだ――――っ!!!!!」
ビッ
悟飯「ピッコロさ――んっ!!!!」
フリーザ「流石のオレも今のは死ぬかと思ったぞ…」
悟空「逃げろおめえ達!!さっさとブルマを連れてこの星を離れろ!!」
フリーザ「貴様らを許すと思うか一匹残らず生かしては返さんぞ!!」
クリリン「うっうわああ―――っ!!」
悟空「クリリ―――――ンっ!!!やめろフリーザ―――――ッ!!!!!!」
クリリン「悟空―――――――っ!!!!!」ド――ーン
フリーザ「くっくっく、お次はガキの方かな?」
悟空「ゆ…ゆ……ゆるさんぞ………よくも……よくも……くっ…くく……」
プチン
ゾワッ
ヒュインヒュインヒュインヒュイン
フリーザ「な…なに!?なんだアイツの変化は……!!?サイヤ人は大猿にしか変わらんはず…!!」
超悟空「悟飯…ピッコロを連れてさっさと地球へ帰れ!!まだかすかに生きている!!」
悟飯「あ…あ…」
超悟空「オレの理性が残ってるうちにさとっとと消えるんだ!!!!
はやくしろ悟飯!!ピッコロが死ねば神様も死ぬ!!」
悟飯「はい…ありがとうお父さん…ありがとう…」
フリーザ「逃がすと思うか?」
超悟空「いい加減にしろ……この屑野郎!!
罪もないものを次から次へと殺しやがって…く、クリリンまで…
オレは怒ったぞ―――ッ!!!!フリーザ―――――ッ!!!!」
悟飯「僕にはわかったよ…お父さんはなれたんだ!!超サイヤ人に!!!!」
ギャオッ
ドカッ
フリーザ「偉そうなことを言いやがって…
貴様らサイヤ人は罪のないものを殺さなかったとでもいうのか?」
超悟空「だから滅びた…」
フリーザ「オレが滅ぼしたんだ、サイヤ人は気にいらないんでね」
超悟空「今度はこのオレが貴様を滅ぼす」
フリーザ「調子に乗りやがって…貴様がこのオレに勝てるわけない…
たとえ本当に貴様が超サイヤ人だったとしてもだ!!!!」ドウッ
ゴガガガガガ
ヒュウウウ
フリーザ「何!?」
超悟空「お前はもうあやまってもゆるさねえぞ」ドン
フリーザ「うがっ!?くっ」バッ
ガ、ガガッ、ダンッ
フリーザ「はあ!!」ビッ
ドンッ
超悟空「…星は壊せてもたった一人の人間は壊せないようだな…」
フリーザ「な…なにものだ……」
超悟空「とっくにご存知なんだろ?オレは地球から貴様を倒すためにやってきたサイヤ人……
穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士…超サイヤ人孫悟空だ!!!!!」
フリーザ「どうやら本当に超サイヤ人らしい…」
超悟空「終わりだフリーザ…」
フリーザ「終わり?くくく…オレがさっきのガキを逃がしたと思ってるのか?
オレは宇宙空間でも生きていけるぞだが貴様らサイヤ人はどうかな?この星を消す!!」
超悟空「しまったあ!!!!」
カッ
ズゴゴゴゴゴゴ
超悟空「パワーを抑えすぎたな…自分が星の爆発に巻き込まれるのを恐れたからだ」
フリーザ「そいつは違うな、星の中枢は破壊した…あと五分もすればこの星は大爆発し宇宙の塵になる
何故一瞬で消さなかったかというと…このオレ様のフルパワーを貴様に見せてやるためだ!!」
ドンッ!!
超悟空「ぐあっ!?」
フリーザ「どうした?まだ70%ほどだぞ?そしてこれがお待ちかねの100%だ!!」
悟空「気が溢れ充実していく…いよいよ100%パワーのおでましって奴か」
界王『悟空~何をしておるんだ!!フリーザがパワーを集中しかけている今が攻撃のチャンスだ!!
悟空!!わしの声が聞こえんのか!!そんなはずなかろう!!今しか――』
超悟空「聞こえてますよ界王様」
界王『え!?』
超悟空「確かにこんなチャンス二度とないかもしれない……
宇宙一強い野郎のフルパワーを見るチャンスは…」
界王『何だと?』
超悟空「フルパワーのフリーザと闘いそして勝つ!!」
界王『相手の実力のわからんお前じゃなかろ――!!どう考えてもフリーザの方が上だ!!』
超悟空「クリリンの仇を討つんだ!!!あいつは二度死んだ!!もうドラゴンボールでも生き返れない!!
クリリンは良い奴だった…本当に良い奴だった…一番の仲間……
それを…それを―――!!!こ……粉々にしやがって――――ッ!!!!」
界王「あ…あやつはもう孫悟空ではない……怒りの戦士・超サイヤ人だ」
フリーザ「待たせたな…こいつがお望みのフルパワーだ」
超悟空「はやいところ片を付けようぜ…」
界王「バカめ…」
『界王様…界王様!地球の神ですが』
界王「聞こえておるよ、またなにか?」
神『たった今すべてのドラゴンボールが集まりました
すぐにそこにいるヤムチャと天津飯を生き返らせますので
しかし先ほど申し上げたように餃子は残念んがら…』
界王「ああ…確か二度死んだものは無理だったな…待てよ?
おい神よ!!そのドラゴンボールは二人同時に生き返らすことができるのか!?」
神『え?はい、条件が同じものならば…』
界王「そいつは地球から遠く離れた星でも叶うのか!?」
神『ええ多分…有効なのは一年以内に死んだものに限られますが』
界王「寿命で死んだ者も生き返るかね?」
神『それは無理です…自然死では』
界王「だが悪人と出会ったことで直接的でないにしろわずかでも寿命を縮めてしまった場合は?」
神『確証は持てませんがそのわずかに縮まったぶんぐらいは生きてられます』
界王「よし願いを変えてくれ!!『フリーザ一味に殺された者達を生き返らせてくれ』と
それでナメック星人達も、それに最長老もわずかに生き返るはずだ…
そうすればナメック星での最後の願いが叶えられるはずだ
その願いでフリーザ以外のナメック星にいるもの全てを地球に瞬間移動させるのだ
急いでくれ!!ナメック星そのものが消えてしまいそうなのだ!!」
神『そういうことでしたか!!では今すぐ!!』
フリーザ「どうした?まだ準備運動だぞ?」
超悟空「くそったれ……!!」
フリーザ「うおおお!!」ブーーン
超悟空「くたばれフリーザ―――ッ!!!」ギュオオオ
ブアアアアア
ドゴオ
ズァオッ
フリーザ「どうだ!!貴様ごときがこのフリーザに勝てるわけがなかったんだ!!
ん?空が…何だ!?星が爆発する前の異常か?」
界王「やったぞ――!!皆生き返った!!
ナメック星の最長老よ、わしは北銀河の界王だ
今からいうことをよく聞いてほしい」
フリーザ「どうやらすぐにこの星を離れた方が良いようだな…」
超悟空「はあ…はあ…まだだ…まだ…終わってねえぞ!!」
フリーザ「このしつこいくたばりぞこないめ……!!良いだろう!!!!
今度は木端微塵にしてやる!!あの地球人のように!!!!」
超悟空「あの地球人のように…?クリリンのことか…クリリンのことか――――ッ!!!!!」
界王「そういうわけだ、今すぐ神龍に頼んでくれ!!」
最長老「わかりました…」
超悟空『変えてくれその願い!!フリーザとこのオレを除いた全ての者達…に!!』
界王「聞いておったのか悟空、気持ちはわかるが今のお前では勝ち目は…」
超悟空『今ここで決着をつけなければ、オレは一生アンタを恨む!!』
界王「わかった…お前がそれほど望むのならもう何も言わん…」
ナッパ「何だ?オレは生き返ったのか…?」
ラディッツ「オレは死んだはずじゃ…」
フリーザ「あれは…ドラゴンボール!!」
超悟空「あれがナメック星の神龍…」
ドッ
超悟空「くっ!!!!」
フリーザ「このフリーザを…不老不死にしろ―――――っ!!!!」
超悟空「しまった!!!」
デンデ「フリーザ!?○?▽☆$□!!」
ポルンガ「いいだろう…ではここにいる二人と拒絶された者を残して全員を地球に移動させる」
フリーザ「な!?」
超悟空「どうやらここの言葉で言わないとダメだったようだな、オレも一瞬ヒヤッとしたぞ」
フリーザ「あのガキが叶えた願いはなんだ!?第一あれはオレが殺したはず…!!」
超悟空「地球の神龍で生き返らせたんだ…そしてここのでオレと貴様以外を地球に飛ばした」
フリーザ「そうまでしてこのフリーザに殺されたいらしいな!!」
ドガッ
ゴッ
ズン
バギッ
超悟空「ぐ…!!だああ!!」
フリーザ「甘い!!」
ズン
悟空「あぐ…ああ……あが……!!」
フリーザ「変身が解けたようだな…とどめだ…」
悟空「ちくしょう…」
フリーザ「死n―」バゴッ
ドゴオッ
悟空「な!?」
ベジータ「何だカカロットその様は!!」
悟空「べ、ベジータ!!」
フリーザ「ベジータだと!?貴様もドラゴンボールで生き返ったのか!?」
ベジータ「カカロット貴様オレを差し置いて超サイヤ人になっておきながら何をしてやがる」
悟空「え…?」
ベジータ「ちっ、貴様はそこでオレの闘いを見ていろ!!」
フリーザ「超サイヤ人でも勝てなかったのにお前にオレが倒せるはずなかろう!!」
ドッ
ベジータ「一度死んで蘇ったオレは更にパワーを増した!!」ガッ
フリーザ「どうやらそのようだな…だが所詮オレの相手ではない!!」グオッ
バチイッ
超悟空「ベジータ、二人でやるぞ」
ベジータ「それが超サイヤ人か…」
フリーザ「何人で来ようと同じことだ!!この星はあと二分ほどで爆発する!!」
超悟空「それまでに終わらせる!!」
ガッ
ブン
ダダダダドドドドドド
ガシィッ
フリーザ「お前の攻撃はもう見切った!!消し飛べ――!!」ブン
ベジータ「ギャリック砲!!」ズオッ
バチバチバチバチィッ
超悟空「ベジータ!!かめはめ波―ッ!!」ゴオッ
ドゴオオオッ
超悟空「いない!?奴はどこに――」
フリーザ「後ろだ!!」ドギャッ
超悟空「く…くそ……」
ベジータ「カカロット!!」
フリーザ「他人の心配をしている場合か?」ドガ
超悟空「ベジータ!!」ドゴオッ
超悟空「ぐわああ!!」
フリーザ「はっはっは!!とんだ足でまといのようだな!!」
悟空「く…うう……」
ベジータ「カカロット……!!くそったれ…このオレが足を引張ってるというのか!?
サイヤ人の王子であるこのオレがカカロットより劣っているだと…!?
オレにはこれが限界だというのか…!?ちくしょおお―――――ッ!!」ドオオッ
シュゴーシュインシュインシュインシュイン
超ベジータ「な、何だ……この湧き上がるパワーは……?」
悟空「べ…ベジータ!!」
超ベジータ「なるほど…これが超サイヤ人か!!は―――はっは!!!!」
フリーザ「な…何だと!?ベジータまで!?」
超ベジータ「これが真の超サイヤ人の力だ!!くたばれフリーザ!!」
超ベジータ「でや――っ!!」ドゴ
ダダダ
フリーザ「こっちだぞ!!」ブン
超ベジータ「後ろだ!!」ドカ
フリーザ「ぐわああ!!」
超ベジータ「死にやがれえ」ブン
シュン
フリーザ「なめるな!!」
超ベジータ「何!?ぐわ…ぐ……」ダダダダ
フリーザ「だあ!!」ブン
シュン
超ベジータ「させるかあ!!」バシッ
フリーザ「うわあ!!」
超ベジータ「はっ!!」ブン
シュン
フリーザ「かかったな」スカ
シュン
超ベジータ「こっちだ!!」ドン
フリーザ「でいや――っ!!」ゴッ
超ベジータ「ぐおっ!?」
悟空「すげえ…互角に戦ってやがる…いやベジータが押してる!!」
超ベジータ「くたばれえ!!」バキ
フリーザ「くっ!!こいつはかわせんぞ!!」ブン
ババッ
超ベジータ「遅い!!」シュン
フリーザ「何だと!?」
超ベジータ「でやっ!!」ボン
フリーザ「ぐあ…あぐ…ちくしょ……はっ!?」
超ベジータ「後腐れのないように粉々にしてやるぜ、あばよフリーザ」
フリーザ「ま…まて―――」
超ベジータ「はあっ!!」ドオオオン
その後ベジータと悟空はナメック星をなんとか脱出した
ナメック星のポルンガは何度でも生き返らせることができるらしい
130日後、一つ目の願いでクリリンの魂を地球に連れてきて
二つ目の願いでクリリンが、三つ目の願いでヤムチャが生き返った
更に130日後、
一つ目の願いで天津飯が、二つ目の願いで餃子が生き返った
そして三つ目の願いでナメック星人達は新たな星へと旅だっていった
そしてそれから約一年の時が過ぎた
悟空とベジータはまだ地球に帰ってこない…
悟飯「お父さんどうしちゃったんだろ…!!この気は…おじさん!!」
ラディッツ「ああ!!間違いない…フリーザだ!!」
クリリン「フリーザの気だ!!」
亀仙人「お前らこんな化け物相手に闘ってたのか」
ナッパ「ちっ、カカロットとベジータの野郎!!とどめをさしやがらなかったな!?」
ヤムチャ「この気は本当にフリーザなのか!?」
天津飯「ばかでかい気が二つ…!!」
餃子「そんな…!!」
ピッコロ「こ、こんなことが!!」
悟飯「大変だ大変だ!!」
チチ「ちょっと悟飯ちゃん、ラディッツさもどこ行くだ!!」
「コルド大王様、クウラ様、地球に着陸いたします」
コルド「フリーザを消したのはサイヤ人のベジータと孫悟空だったか?」
クウラ「二匹相手とはいえ猿ごときにやられるとは…フリーザもまだまだ甘い!!」
クウラ「地球か…悪くない星だ」
コルド「サイヤ人共が来るまで三時間といったところか、待つのか?」
クウラ「ああ、だけどその前に地球人共を皆殺しに…誰だ!!」
「ほう…完全に気を隠してたつもりなんだけどな」
クウラ「何か用でもあるのか?地球人」
「お前達を殺しにきた…」
クウラ「殺しにきた?オレ達をか?何も知らんというのはいいものだな」
「知ってるさ…フリーザだろ?」
クウラ「くく…はーはっは!!」
「何がおかしい!!」
「待て!!そいつはフリーザじゃない!!」
「え?」
クウラ「そうだ、オレはフリーザなどではない!!フリーザの兄、クウラだ!!」
「フリーザの兄だって!?」
「(おかしい…ここに来るのはフリーザとその父親のはず…)
気をつけろ、オレ達の知っている歴史とは違うようだ」
「はい」
クウラ「やるなら早くやろうじゃないか
オレ達は超サイヤ人がくる前に地球人を片づけたいんでね」
「誤算だったな、超サイヤ人は孫悟空さんだけじゃない」
「ここにも二人いたということだ!!」
クウラ「ほう…これが超サイヤ人とかいうのか?」
コルド「さあな、ただ邪魔するなら消すだけだ」
ピッコロ「バカでかい気が二つ現れやがった!!」
悟飯「お父さんだ!!あの時のお父さんと同じ気だ!!」
クリリン「ってことは悟空とベジータか!?」
悟飯「クリリンさんあそこ!!」
クリリン「あれはフリーザ!?闘ってるのは亀仙流の胴着と知らない奴だ!!」
ヤムチャ「悟空とベジータじゃない!!」
ピッコロ「あの亀仙流の奴妙だな…悟飯とよく似た気をしてるぞ…」
悟飯「え?」
クリリン「ダメだ…おされてる!!」
ピッコロ「敵か味方かわからんが加勢するぞ!!」
「ぐわあ!!」
「トランクス!!くっ」
クウラ「どうした?超サイヤ人と言ってもその程度か?」
「くっ(オレの時代のフリーザよりずっと強い!!いやもしかしたら――)」
クウラ「そろそろ死ぬか?」ドン
「うわあああ!!へ…?助かった…ありがとうございま――ピッコロさん…」
ピッコロ「貴様…何故オレを知っている?貴様らはオレ達の敵か味方どっちだ」
>>50
描写が全くないから分からんかった
「敵ではないです」
ピッコロ「そうか…では一緒に闘うぞ」
「はい!!」
悟飯「大丈夫ですか?」
「ありがとうございます…」
クウラ「うるさい蠅がいっぱい湧いてきたようだね」
コルド「まとめて消すか…」ブーーン
ピッコロ「な、何て気だ!!」
クリリン「まずい!!」
コルド「消えろ」ズアッ
シュン
バチイッ
コルド「何!?」
悟飯「お父さん!!」
悟空「おっす皆待たせたな」
ベジータ「これはこれは、クウラにコルドじゃないか」
クウラ「ベジータ…」
ベジータ「オレはコルドをやる、カカロット貴様はクウラとやれ
フリーザと闘った時より強くなったところを見せてみろ」
超悟空「言われなくたって見せてやるさ」シュインシュイン
超ベジータ「ではどちらが先に倒せるか競争だ」シュインシュイン
ピッコロ「ぐう…!!凄まじい気だ!!」
コルド「なめられたものだな」
超ベジータ「では行くぞ!!」
コルド「はや――」ドオン
超ベジータ「ふん、オレ様の勝ちのようだな」
超悟空「ずるいぞベジータ!!」
クウラ「親父を一瞬で…オレは弟より更に一段階多く変身できるのだ!!」シャキン
超悟空「くっ一気に気がでかくなりやがった!!」
ベジータ「それでもコルドよりは弱いはずだ」
クウラ「ほざけ!!」
超悟空「おっと貴様の相手はオレだぜ?波――っ!!」ドゴオ
クウラ「な…なに…ぐわあ―――!!」
ベジータ「どうやらちゃんと修行してたようだな」
悟空「へへ、今度おめえとやるときは負けねえぞ」
ベジータ「そういう台詞はもっと強くなってから吐くんだな」
「「…………」」
悟空「そういやそっちの奴らは誰なんだ?超サイヤ人になってたみてえだけど
それにそっちのお前、亀仙流の胴着にそっくりだし、気もどことなく悟飯ににてっぞ」
「あ、あのオレ…ボクは……孫悟飯です…19年後の」
「「「え――――っ!!」」」
未悟飯「それでこっちは僕の弟子です。まだこの時代には存在しないので名前は言えませんが」
「ど、どうも」
悟空「へー、未来の悟飯かあ。どうやって来たんだ?」
未悟飯「ブルマさんにタイムマシンを作ってもらって…」
悟空「どっひゃー、あいつそんなのまで作れるんか」
クリリン「お、おい悟空。信じるのかよ?」
悟空「ああ、誰が何と言おうとこいつはオラの息子の悟飯だ」
未悟飯「お父さん……」
悟空「何だ悟飯そんな顔してどうした?」
未悟飯「いえ…なんでもないです」
悟飯「19年後のボクかあ…あれ?左腕がない…」
悟空「ほんとだ、さっきやられちまったのか!?はやく仙豆を!!」
未悟飯「い、いえこれは――」
その後未来から来たという悟飯が語ったのは
一年後に悟空は死に、更に二年後に現れた人造人間によって
悟飯以外は皆殺されてしまうという悲惨な未来だった
未悟飯「それでこの腕は三年前に人造人間に…」
悟空「おめえよく無事だったなあ」
未悟飯「あ、はい、殺されかけたときにあの世から戻ってきたお父さんに助けられたんです
それで折角タイムマシンって希望ができはじめてるのに、その前に死ぬなって」
悟空「そっか、未来じゃオラ死んじまってるんだったな」
未悟飯「これがその心臓病の特効薬です…でもこの時代はボク達の時代とは大幅に違うので」
悟空「そうなんか?」
未悟飯「はい、フリーザに兄なんていなかったし、フリーザの父親も
父さんもベジータさんもこの時代ほど強くなかったんです
ラディッツやナッパも地球にきたときに死んでますし…
人造人間がどれほど強くなって現れるのかとても…」
悟空「そうなんか…」
未悟飯「それではボク達はそろそろ戻ります」
悟空「そっか変わるといいな、未来」
未悟飯「はい…」
悟空「また会えるか?」
未悟飯「生き残れていれば、必ず三年後に応援にきます」
悟空「死ぬなよ悟飯、それにそっちの奴もな」
「はい」
未悟飯「あの…お父さん…」
悟空「ん?どうした?」
未悟飯「えっと…その…」
悟空「頑張れよ」ポン
未悟飯「はい!!」
こうして未来から来た悟飯達は帰っていき
悟空達は来るべき三年後の闘いに向けて修行を始めた
果たして悟空達は人造人間に勝てるのだろうか?
なんといいスレを見つけてしまったんだ
未来悟飯も一緒に来てるんだな。胸に込み上げてくるもんがあるだろなぁ
未来悟飯「初めまして、ボク孫悟飯です
お父さんが心臓病で死んじゃって、しかも人造人間に皆殺されて
人造人間は町を襲い続けているんです
次回ドラゴンボール番外編
絶望への反抗!残された超戦士!!
ちくしょう、人造人間め!!許さないぞ!!」
おまけ
元々サイヤ人だけを強くするつもりだったのに見せ場作ろうとか、
俺つええじゃなくしようとしたら敵もとんでもなくなった
対フリーザ時の戦闘力
悟空:320万~1億6000万(超サイヤ人)
ベジータ:500万~5000万(大猿)~2億5000万(超サイヤ人)
フリーザ:53万(第一)~200万以上(第二)~600万(第三)~1億2000万(50%)~2億4000万(フル)
悟飯:150万
ピッコロ:180万
対クウラ、コルド
クウラ:3億
コルド:3億2000万
トランクス:1億(超サイヤ人)
未来悟飯:1億2000万(超サイヤ人)
悟空:3億2000万(超サイヤ人)
ベジータ:4億(超サイヤ人)
フリーザの戦闘力は第一以外二倍、53万ですだけは変えたくなかったため
次回からおまけの戦闘力なくします
公式の出てないキャラは戦闘力考察で荒れる可能性あるんで
今日はこれで終わります
次回は未来悟飯と未来トランクスの世界の話です
対戦前台詞、対戦後台詞はメテオ参考にしてます
乙、コルドつええwwww
公式で出てる戦闘力はフルパワーフリーザ1憶2000万、超1悟空1億5000万が上限だったか
次の投下は読むのがつらい話になるな…
トランクス弱いな
原作フリーザにすら勝てねえじゃん
番外編
絶望への反抗!残された超戦士
これはある未来の話である
ナメック星での闘いから一年以上経った頃
悟空に復讐するために、フリーザとその父親が地球にやってきた
ピッコロ「くそ!!孫の奴はまだか!?」
悟飯「はい…まだ帰ってきてないです…」
クリリン「ちくしょー悟空の奴何やってんだよ!!」
フリーザ「ナメック星で殺した地球人・・・ドラゴンボールで生き返ったのか…
今度は復活すらできないように塵一つ残らないように消してあげるよ」
クリリン「くっ」
べジータ「待ちな」
フリーザ「べ、べジータ!?貴様も生き返ったのか!?」
べジータ「ただ生き返っただけじゃない!!はああ!!」ドゴオオ
シュインシュインシュンシュイン
フリーザ「何!?べジータまで!?」
コルド「これが超サイヤ人という奴か…」
超べジータ「行くぞ!!」ギャッ
ズガガガガガ
クリリン「強い…はは良いぞべジータ!!」
ピッコロ「だ、だが流石に二人相手では無理だ!!」
超べジータ「だあ!!」ドガッ
フリーザ「ぐっ」
コルド「ふん」バキッ
超べジータ「く…!!邪魔だあ――!!」ドン
コルド「ぬ…ぬおおお!!」
フリーザ「こっちだよ!!」ビッ
超べジータ「ぐわあ!!く…くそったれ!!」
ピッコロ「あのままではやられるのも時間の問題だ!!」
クリリン「そんなあ」
シュン
ピッコロ「何!?」
悟空「よっ」
悟飯「お父さん!!」
クリリン「悟空!!」
悟空「悪いな、話は後だ…はあ!!」ドグアア
超悟空「べジータ!!オレがフリーザと闘う!!」
超べジータ「カカロット…今まで何してやがった!!」
フリーザ「待っていたよ孫悟空…木端微塵にしてやる!!」
超悟空「まだこりてなかったんか?」
フリーザ「きえ――ッ!!」
超悟空「でやあ!!」
ドン
ダダッガッ
超悟空「だりゃあ!!」ブン
フリーザ「こっちだぞ!!」ドガッ
超悟空「ぐわ!!ちっ!!」
フリーザ「そこだ!!」ビッ
超悟空「こっちだ!!」ドガッ
フリーザ「何!?」
ズゴゴゴドン
フリーザ「なめるなあ!!」ゴオッ
超悟空「ぐわあ!!」
超ベジータ「ちっ何をやってやがる!!」
コルド「余所見をしてていいのか?」スカ
超ベジータ「どこを見ている!!」ズボッ
コルド「がはっ……」
超ベジータ「消えろ…ギャリック砲――っ!!」ドン
コルド「ぎゃ――」
超ベジータ「ふん…」
超悟空「でりゃりゃっ!!波――っ!!」ズオッ
フリーザ「ふっふっふ、どうした?威力が落ちているぞ?」
超悟空「ハアッ…ハアッ…くそっ!!」
フリーザ「この星もろとも、きれいな花火になりなさい!!」ブウーーン
超悟空「ま…まずいっ!!かめはめ…波―――ッ!!」ゴオッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
超悟空「だ…ダメだ…おされ……っ」
フリーザ「ほ――ほっほ!!」
超ベジータ「世話のやける野郎だぜ!!はあ――ッ!!」ズボッ
フリーザ「な、なに…!?く…くそ―――ッ!!」
ドオオン
超ベジータ「カカロット貴様この一年何してやがった!!」
超悟空「ハアッ…ハアッ…ハアッ…」
ベジータ「てんでよわっちいじゃねえか!!サボってやがったのか!!」
悟空「す…すまねえ…」ドサッ
ベジータ「おいどうした?」
悟空「ハアッ…ハアッ…ハアッ…ハアッ!!」
ベジータ「おいカカロット!!カカロット!!」
悟飯「お父さん!!」
クリリン「だ、誰か仙豆!!仙豆を持ってないのか!?」
悟空「う…うう…ハアッ…ハアッ……」
悟飯「お父さん!!お父さん!!」
悟空「だ、大丈夫だ……長旅で疲れてただけだ……
宇宙船中でずっと動いてなかったから、久しぶりの運動がきつかったみてえだ」
ベジータ「ちっ、心配させやがって…」
悟空「へへ…すまねえ」
ベジータ「か…勘違いするな!!貴様を倒すのはこのオレだというだけだ!!」
悟空「はは…ありがとな」
ベジータ「ちっ、オレは先に帰る」
クリリン「とりあえず悟空を家まで連れて行こう、早く休ませてやんねえとな」
悟空「わりいクリリン…」
クリリン「気にすんなって、さ、悟飯行こう」
悟飯「はい…お父さん、本当に大丈夫?」
悟空「はは…はあ…ああ…休んでだらだいぶ楽になってきた…」
クリリン「ったくよお、ちゃんと休んどけよ?」
悟空「そうだな」
それから何事もなく半年の月日が過ぎたある日…
悟飯「お父さーん!!早く早く――!!」
悟空「ここかあ、サイヤ人が来る前はよく遊びにきたなあ」
よーし悟飯!!どっちがでっけえ魚捕まえっか勝負だ!!」
悟飯「負けないよー!!」ザブン
悟空「はは…元気だなあ。ぐ…ハアッ…ハアッ…
ちくしょう…オラのカラダどうしちまったんだ…
地球に帰ってきてからずっとこの調子だ…
ハアッハアッハアッハアッち…ちき…しょ……」
ザバッ
悟飯「へへ…お父さん見てよ!!この勝負ボクの勝ちだ…お父さん!!
お父さんしっかりして!!お父さん!!お父さん!!ねえってば!!」
「ううむ…」
チチ「先生!!悟空さは…悟空さはどうしちまっただか!!」
「落ち着いて聞いてください奥さん、ご主人はウイルス性の心臓病だと思われます」
チチ「心臓病!?それは治るんか!?治るんだよなあ!?」
「……このウイルスは今まで発見例がありません、なので治療のしようが…」
今の状態から見るに長くても半年…短かければ三か月もたないでしょう」
チチ「そんな……」
牛魔王「チチ!!チチ!!しっかりするだ!!」
悟飯「先生!!どうしようもないの?ねえ、ねえってば!!」
「……」
悟飯「そんな…そうだ…ドラゴンボール…ドラゴンボールなら…」
牛魔王「こ、こら悟飯!!どこ行くだ!!」
ブルマ「ええ!?孫君が病気で!?わかった、はいドラゴンレーダ」
悟飯「ありがとうございます…」
クリリン「おい待てよ悟飯、オレも集めるの手伝うよ」
ヤムチャ「オレも手伝うぜ」
悟飯「クリリンさん…ヤムチャさん…ありがとうございます!!」
神龍「さあ願いを言え…どんな願いも一つだけ叶えてやろう……」
悟飯「お父さんの…孫悟空の心臓病を治してください!!」
神龍「……むう…それはできない…孫悟空の力は神の力を大きく超えている」
悟飯「そんな!?」
クリリン「な、なんとかできないのかよ!?」
神龍「心臓病を治すにはその者の肉体に大きく干渉する必要がある
だが、わたしの力を超えているものの体に関しては手出しできないのだ」
ブルマ「じゃあこういうのはどう!?孫君の心臓病を治せる特効薬を出して!!」
神龍「それも無理だ…孫悟空の心臓病は既に治せるものではなくなっている」
悟飯「そんな…」
神龍「他に願いはないのか?ないのなら帰るぞ?」
クリリン「どうにかして…どうにかして治す方法はないのか!?」
神龍「そういわれても無理なものは無理なのだ…ではさらばだ」
ヤムチャ「ああっ!!」
悟飯「そんな…神龍でも無理だなんて……」
それから更に半年の月日が経った
悟空「ハアッハアッハアッハアッ!!」
チチ「悟空さ!!」
悟空「ご…悟飯は……?」
チチ「悟飯ちゃんなら今カリン様のとこに薬草をもらいに行ってるだ」
悟空「すまねえなチチ…オラ…もうダメみてえだ……」
チチ「な、何言ってるだ!!せめて…せめて悟飯ちゃんが戻って来るまで…」
悟空「わ…わりいけど…それまで…もちそうにねえかな……」
カリン「む…悟飯急いで家に帰るのじゃ!!」
悟飯「え?」
カリン「悟空の気が消えかけとる!!し、死んでしまう!!」
悟飯「そんな…お父さん!!」
チチ「悟空さ!!じきに悟飯ちゃんも帰ってくるだ!!だから悟空さ!!」
悟空「すまねえチチ…最後まで迷惑かけちまって……」
チチ「最後なんていわないでけれ!!」
悟空「すまねえ…悟飯にもすまねえって…言っとい…て……」
チチ「悟空さ?悟空さ!!悟空さ――――っ!!!!」
バタン
悟飯「おとう…さん?おとうさん……」
悟空は死んだ
それから数日後
ブルマ「あら悟飯君、今日も来てたの?」
悟飯「あ、はい…」
ブルマ「ベジータもいい加減付き合ってあげたらどうなのよ?」
ベジータ「ふん、ピッコロに付き合ってもらえばいいだろう」
悟飯「ピッコロさんが今は休んで心を落ち着かせろって…
お母さんも今はゆっくりしてろって、でもボク修行がしたいんです!!
早く…早くお父さんのように強くなりたいんです!!」
ベジータ「ちっ勝手にしろ。加減はせんぞ」
悟飯「は、はい!!」
それから二年の時が流れた
ヤムチャ「お?今日もベジータと修行か?」
悟飯「はい!!ヤムチャさんは…」
ヤムチャ「トランクスのおもりだよ、ブルマは買い物行くからってさ
ベジータの奴父親のくせに一度も抱いてやったことないんだぜ?」
ブルマ「ただいまー、そこでクリリン君にあったから荷物持ってもらちゃった」
クリリン「お、ヤムチャさんも来てたんですか?」
ヤムチャ「クリリン!!」
TV『今日午前10時ごろ、南の都の南西9キロ地点にある島にて
謎の三人組が現れ、街が襲撃されるという事件が起こりました
現在街の住人とは連絡がとれず――』
ブルマ「あらー、物騒ねえ」
TV『いまだその三人組の正体は掴め――な、何だお前ら!?うわああ!!
ワタシの名前はドクター・ゲロ、そして後ろの二人はわたしの作った人造人間17号と18号だ
今朝の街を襲撃したのはわたしの作った人造人間達だ。こやつらの力はさっき見せたとおり…
こやつらの力を使ってわたしはかつて我がレッドリボン軍がなしえなかった世界征服を――
なんだ、貴様何をする17号――貴様を作ったのはわたグシャッ
やあ人間共聞こえるかい?オレ達はさっきの奴が言った通り人造人間だ
だけど世界征服なんてものは興味がない、ただお前ら人間達を殺すだけさ
まずは手始めにこの街、西の都の連中を殺すとするよザザ…ザ―――』
クリリン「な、何だって!?」
ドゴオオッ
クリリン「く…皆!!無事か!?」
ヤムチャ「な、なんとかトランクスは守ったぜ」
ブルマ「あ、ありがとう悟飯君」
悟飯「い、いえ…でも家と研究所が……」
ブルマ「…!!とうさん!!かあさん!!」
クリリン「ひ…ひでえ街中むちゃくちゃだ…」
ヤムチャ「だ、だがこれ程にするような気は感じなかったぞ」
悟飯「じ…人造人間…人造人間だから気がないんだ!!」
クリリン「何だって!?」
「おや、18号。こんなとこに面白い奴らがいるぞ」
「ホントだ。ドクター・ゲロのデータにあった連中だね」
ヤムチャ「悟飯、トランクスを頼む!!」
悟飯「え?はい!!」
ヤムチャ「お前達ただじゃすまさねえぞ…狼牙風風拳!!」
17号「遅いな」ズン
ヤムチャ「あがっ…ぐおお……」
クリリン「ヤムチャさん!!くっ…こいつら強い!!」
17号「なあお前達、孫悟空はどこにいるか知ってるか?」
クリリン「悟空は二年前に死んだ!!それがどうした!?」
17号「何だって?孫悟空はもうこの世にいないのか?」
18号「どうする17号?」
17号「死んでしまったものはしょうがない、とりあえずこいつらは殺すか」
悟飯「クリリンさん!!ボクも闘います!!」
ベジータ「貴様は下がっていろ」
悟飯「ベジータさん!!」
ベジータ「てめえら人のうちを壊しやがって、ただではすまさんぞ」
17号「ベジータか、お前には用はない」
ベジータ「カカロットに用があったらしいな…このオレが相手だ!!」ゴッ
17号「へえ、少しは楽しめそうじゃないか」
超ベジータ「ぬかせっ!!」
ドガッダダダドン
ドゴオオ
クリリン「やった――!!」
17号「へえ、データよりは強いじゃないか。でも」
シュン
超ベジータ「何!?ぐわあ――!!」
クリリン「ベジータ!!」
ヤムチャ「くそお!!」
18号「行かせないよ」ズン
ヤムチャ「……っ!!」
18「死んじゃいな――」
天津飯「気功砲!!」ドオン
18号「新手かい?」
天津飯「き…効いてないのか…」
ドオオン
ブルマ「ベジータ!!」
超ベジータ「来るんじゃねえ!!悟飯!!ブルマとトランクスを連れてさっさと消えろ!!」
悟飯「で、でも!!」
クリリン「悟飯!!ベジータの言うとおりに――」
18号「死にな」バッ
悟飯「!?」
バチイッ
悟飯「ピッコロさん!!」
ピッコロ「悟飯、さっさとここから離れるんだ!!」
悟飯「ピッコロさん、でも!!」
クリリン「うわああ!!」
天津飯「む…無念」
餃子「天さ――」ボン
ピッコロ「はやくしろ!!」
悟飯「わかりました…ブルマさん」ギュン
18号「逃がさないよ!!」ゴッ
ピッコロ「くそおっ!!」バッ
ドオオン
悟飯「ピッコロさ―――ん!!」
超ベジータ「止まるんじゃねえ!!オレが二匹共食い止める!!」
悟飯「ベジータさん…!!」
17号「一人でオレ達とやりあおうってのかい?」
18号「命知らずだねえ」
ドッダダダダ
ドーン
ガッゴッ
超ベジータ「だああ!!」ブン
17号「く…!!」
18号「あはは!!苦戦してるようだね」
17号「うるさい!!お前も手伝え」
18号「しょうがないねえ」ドン
超ベジータ「くっ」
17号「こっちだ」
ドゴオ
超ベジータ「が…く…」
17号「消えちまいな」
ドオオン
18号「やったかい?」
超ベジータ「まだだ!!ビックバン・アターック!!」ボン
17号「この服はお気に入りだったんだ…さすがにムッとするな」ズン
超ベジータ「ぐ…が…まだだ…まだやられんぞ!!」
18号「しつこい奴は嫌いだよ」ドオン
ベジータ「がはっ…まだだ…まだやられるわけにはいかん!!」
18号「17号」ブーーン
17号「そうだな」ブーーン
ベジータ「く…くそったれ―――ッ!!」
カッ
悟飯「…!!ベジータさんの気が消えた…
皆…皆人造人間にやられてしまったんだ
くっそ――っ!!人造人間め……!!」
更に13年後…
ラジオ『人造人間達は無差別に攻撃を繰り返しています!!うわああ!!ガガ』
トランクス「遅かった……くう…!!悟飯さん!!人造人間達は一体何のためにこんなことを!!」
トランクス「悟飯さん…オレもっと強くなりたい!!
オレにもっと厳しい修行をつけてください!!」
悟飯「あいつらの強さは半端じゃないぞ?」
トランクス「はい、ボク頑張ります!!」
ブルマ「あら、悟飯君来ていたの?ご飯食べてく?」
ブルマ「ほんとその胴着着ているとお父さんそっくりね」
悟飯「この胴着、お父さんみたいに強くなりたいって
作ったんですけど、なかなかそうはいかないです」
悟飯「そこだ、トランクス!!」
トランクス「はい!!」
悟飯「そこまでだ!!人造人間!!」
17号「何だまたお前か…」
悟飯「トランクス、下がってろ」
トランクス「はい!!」
超悟飯「だあ!!」ブン
ダダダダダダ
17号「ちっ」
トランクス「勝てる…勝てるぞ!!」
18号「でやあ!!」バッ
トランクス「悟飯さん危ない!!」
18号「くっガキが!!死にな!!」ゴォ
超悟飯「トランクス!!」
17号「逃がすか」ズオッ
ドオオン
超悟飯「ぐ…ああ……」
トランクス「ご、悟飯さん!!」
18号「消えな」
カッ
悟飯「ぐ…う…仙豆……い…一個しかない…
トランクス…お前が飲むんだ……」
一年後
悟飯「随分良くなってきたぞトランクス、あと何か月かしたらオレも追い抜かれそうだ」
トランクス「仙豆さえなくならなかったらその腕もなくならないで済んだのにね」
悟飯「うん…でもまあなくなっちゃったものはしょうがないさ
あのとき逃げられただけでも幸運だと思わなくちゃ…」
ドオオン
トランクス「あっ!!」
悟飯「人造人間…またこの街に来たのか!!もう許せない……!!はあ!!」ボウッ
トランクス「悟飯さんその腕じゃ!!」
超悟飯「トランクス君はここに残るんだ!!」
トランクス「嫌だ!!悟飯さんが行くならボクも行く!!」
超悟飯「あ!!」
トランクス「え?」
ガッ
超悟飯「もし君まで死んでしまったら地球を守る戦士はいなくなってしまう…」
17号「久しぶりだな孫悟飯…あれでよく生きて逃げれたな」
超悟飯「今度はやられないように修行した…やられるのはお前達の番だ!!」
17号「期待させて悪かったな、この目は半分のパワーも使ってなかったんだ」
超悟飯「なに!?」
17号「今度は殺す」ギュン
超悟飯「ぐわっ…が…あ…くっでやああ!!」ブン
17号「おっと」
超悟飯「魔閃光!!」ドッ
17号「ぐっ…この服は同じのあと4着しかないんだぞ?
ったくそろそろ終わりにしようか…18号」
ドドドドドドガッ
超悟飯「ぐ…うが…うわっ!!」
17号「終わりだ」
ヒュンヒュンヒュンヒュンーー
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
超悟飯「うわああああああああ!!!!」
ドオオオン
17号「ふう…ん?死体がない」
18号「消しとんだんじゃない?」
17号「それもそうか…行こう」
トランクス「う…ん…は!!ごっ悟飯さん!?か…感じられない…悟飯さんの気が!!」
トランクス「悟飯さん…悟飯さん…!!あれは…悟飯さんの胴着の切れ端だ
血…血がこんなにたくさん辺りに……そんな悟飯さん…うわああああああ」ドン
シュゴーシュインシュインシュインシュイン
超トランクス「悟飯さん!!…!!と、遠くの方にわずかだけど悟飯さんの気を感じる!!」
チチ「悟飯ちゃん…人造人間なんてどうでもいいから帰ってきてくれ…」
シュン
悟空「チチ!!」
チチ「ご…悟空さ!?それに悟飯ちゃん!?ひ…ひでえ怪我じゃねえか!?」
悟空「事情は後で話す!!このままじゃ悟飯は死んじまう!!
オラはカリン様探して連れてくっから、チチは止血を頼む!!」
チチ「わ…わかっただ!!」
カリン様「ふむ…これでひとまず大丈夫じゃろ」
悟空「サンキューカリン様」
チチ「悟空さ、そろそろ説明してけろ」
悟空「ああ、占いババに頼んだら一日だけこの世に帰ってくることができんだ
それで悟飯が人造人間に殺されそうになってたからこの世に戻ってきたんだ」
悟飯「ぐ…うう…人造人間めえ……!!」
カリン様「悪いのう、仙豆はもう切らしておってな
あれを作るのは特殊な環境が必要なんじゃが…
カリン塔は人造人間に倒されてしまったからの…」
悟空「悟飯の傷はそれぐらいで治んだ?」
カリン様「かなり酷い傷じゃからのう…完治に一年半、あとはリハビリ次第じゃな」
悟空「そっか…」
チチ「悟空さはあとどんぐらいこっちにいられるんだ!?」
悟空「22時間ってとこかな、悟飯が目覚めるときにはもうここにはいねえ」
チチ「そんな…」
カリン様「悟空、お前は人造人間を倒せるか?」
悟空「無理だ、オラ死んで肉体失っちまったからな
死んだときから強くなってねえんだ…人造人間には勝てねえ」
カリン様「そういえばそうじゃったの…む?誰か近づいてくる」
悟空「人造人間に気はねえんだろ?敵じゃねえよ」
トランクス「悟飯さん…!!」
チチ「トランクス!!」
トランクス「チチさん!!悟飯さんは…ってあなたは?」
悟空「おめえがベジータの息子か…確かにベジータに似てるや」
トランクス「と、父さんを知ってるんですか?」
悟空「ああ、オラとベジータはライバルだったかんな」
トランクス「あ!!悟飯さんは!?」
悟空「あぶねえとこだったけど、何とか命は助かった
今は気を失ってる、1週間ぐらいは多分目は覚めねえと思う」
トランクス「そうですか…」
悟空「なあ、あの世から見てたんだけどブルマは今タイムマシン作ってんだろ?」
トランクス「ええ、あと数か月で完成するはず…ってあの世?」
悟空「ああ、オラ死んでるんだ。ほら頭の上にわっかあんだろ?」
トランクス「はあ…」
悟空「あの世に戻る前に悟飯に説教してやっかな」
トランクス「?」
悟飯の精神世界
悟飯「くそお人造人間め!!」
悟空「悟飯!!」
悟飯「お父さん!?」
悟空「悟飯、おめえ自分の命を粗末に扱い過ぎだぞ
あと少しでタイムマシンって希望が完成するんだろ?
良いか?耐えるんだ…おめえ達が人造人間に勝てるそのときまで」
悟飯「お父さん…」
悟空「じゃあな悟飯、おめえはオラやクリリン達の分もいっぺえ生きろ」
悟飯「お父さん!!」
チチ「悟飯ちゃん!!気がついただか!?」
悟飯「お母さん…」
チチ「オラにはもう悟飯ちゃんしか残ってねえんだ。もうバカなマネしねえでくれ
片方の腕まで失っちまって…本当に大馬鹿だ…」
悟飯「ごめんなさい…お母さん…ボクお父さんに助けられたんだ…」
チチ「そうだぞ…悟空さが1日だけおめえを助けるために帰って来たんだ
言いたいことはいっぺえあるだが、まずは傷を全部治せ?」
悟飯「はい」
そして更に2年後
トランクス「ほら悟飯さん」
悟飯「はあ…はあ…悪いなトランクス。リハビリに付き合ってもらって」
トランクス「気にしないでください。でもよかったですね
前とほとんど同じように動けるようになって……」
悟飯「トランクスのおかげさ…この2年間ずっとオレのリハビリに付き合ってくれただろ?
そのせいで2年間ほとんど修行できなかったみたいだけど…」
トランクス「そうだ、ようやくタイムマシンの往復エネルギーが溜まったらしいですよ」
悟飯「本当か?じゃあもうすぐ出発するのか?」
トランクス「はい、悟飯さんのリハビリ間に合いましたね」
悟飯「そっか…久しぶりに皆と会えるのか…」
トランクス「オレは父さんに会えるのが楽しみだなあ」
悟飯「トランクス」
トランクス「はい?」
悟飯「絶対に平和な未来を取り戻そうな」
トランクス「もちろんです!!」
こうして悟飯とトランクスは希望を胸に過去へと飛び立ったのであった
悟空「おっすオラ悟空
いよいよ待ちに待った人造人間達との闘いだ
くそぉ…オラのカラダ一体どうしちまったっていうんだ
それにセルって新たなバケモノまででてきやがるし
一体どうなっちまうんだ?
次回、ドラゴンボール
極悪非道!?人造人間の恐怖!!
バイバイみんな…」
乙
人造人間編
三年の月日が経ち、とうとう人造人間の現れる日がやってきた
現れた人造人間達と闘うために場所を変えた悟空達だったが
悟空が未来とかかる時期の変わった心臓病で倒れてしまったのだった
現れた二人の人造人間のうち片方を倒したベジータだったが
その人造人間は未来で暴れているのとは異なる人造人間だった
20号「くっ!!」
ベジータ「ピッコロ!さっさと片付けてしまえ!」
ピッコロ「言われなくとも」
クリリン「だ、誰だ!?」
悟飯「あれは…」
ピッコロ「未来の悟飯とトランクス…!!」
ベジータ「(トランクスだと!?オレのガキと同じ名前だ…!!
未来から来た…!!そうか……奴はオレの息子の成長した姿!!)」
トランクス「だ、誰なんですかあいつは…あいつと闘ってたんでしょ?」
ベジータ「誰っててめえらの言っていた人造人間だろう!!」
トランクス「どういうことだ…」
ピッコロ「ち…違うのか……!?」
未悟飯「いや…待てあの顔どこかで……!!思い出した!!
ドクター・ゲロだ…間違いない!!あいつはドクター・ゲロだ!!」
クリリン「ドクター・ゲロだって!?」
20号「データにない奴だ…!!」
未悟飯「お前が…お前が全ての元凶だったのかッ!!」
20号「何者かは知らんが…ワシの野望の邪魔はさせんぞ!!」
クリリン「おい…あれブルマさんのだろ!?」
ブルマ「やっほー!!」
未トランクス「あ、危ない!!きちゃダメだ!!」
20号「いまだ!!貴様らには絶対に勝ち目はないぞ!!
17号と18号が今に貴様らを殺しにくるぞ!!」ブオオ
カッ
ブルマ「きゃー!!」
未トランクス「母さん!!」
ピッコロ「あの野郎!!」
ナッパ「消えた!!逃げやがった!!」
ブルマ「トランクス!!良かった…ありがとう君!」
ベジータ「くそ!!逃がさんぞ」
未トランクス「あなたは今何故助けなかったんですか!?あなたの奥さんや子供でしょう!!」
ベジータ「くだらん…オレには関係のないことだ」
未トランクス「……!!」
未悟飯「ブルマさん!!」
ブルマ「あら未来の悟飯君じゃない、相変わらず孫君そっくりねー」
未悟飯「そんなことよりドクター・ゲロの研究室の場所を知りませんか?
おそらくそこに未来をめちゃくちゃにした17号と18号がいるはずです!!」
ピッコロ「奴が言ってた17号と18号ってのがお前達の言っていた人造人間か
教えろそいつらの特徴を……もう間違えるのはごめんだ」
未悟飯「17号は黒いスカーフをしている長い黒髪の少年です
18号は女の子タイプで服装はトランクスみたいな感じで……」
ブルマ「え…トランクス?」
未トランクス「その……」
未悟飯「もう隠す必要はないだろう」
未トランクス「貴方の抱いている赤ん坊の成長したのがオレです」
ブルマ「え…ってことは……アンタが未来のトランクス」
未トランクス「はい…母さん」
ブルマ「トランクスあんた結構いい男に成長するんじゃない!!
ベジータに似て目つき悪いから悪いから心配しちゃったわよ母さん」
ピッコロ「今はそんなことを言ってる場合じゃないだろう
ゲロの研究所を知っているのか知らないのかどっちだ」
ブルマ「ゲロの研究所ね…確か北の都の近くの山だったはずよ」
ベジータ「北の都の近くか…」
未トランクス「人造人間達が動き始める前に破壊するんですね」
ベジータ「ふん、そんなことはせん」
ナッパ「オレ達は戦闘民族だ、動き始めてからぶっ壊す」
トランクス「父さん達は人造人間を甘く見ています!!動き出す前に破壊するべきだ!!」
未悟飯「それが間に合わなかったらお父さんの病気が治るまで闘いは――」
ベジータ「お前達の時代でカカロットは強かったかもしれんが
この時代ではオレの方がはるかに実力は上だ…邪魔はさせんぞ」
ナッパ「そういうわけだ…オレ達は動いてる人造人間と闘いそして勝つ」
未悟飯「これは遊びじゃないんだぞ!!」
ラディッツ「そうだ!!オレ達が勝てなかったら地球はどうなる!!」
ナッパ「勘違いすんじゃねえ、弱虫ラディッツはくだらねえ家族ごっこに夢中みてえだが
オレ達は仲良しごっこなんかに興味はねえんだ、邪魔するなら先にてめえらを消す」
未トランクス「なんだって…!?」
ナッパ「おいベジータ待てよ」ギュオッ
未悟飯「地獄のような未来はもうたくさんだ!!行くぞトランクス!!」バッ
未トランクス「はいっ!!」ゴッ
クリリン「そうだ…ラディッツが悟空と仲良さげだから忘れてたけど
ベジータとナッパはオレ達の仲間になったわけじゃなかったんだ…」
悟飯「ブルマさん、このことをお父さんに知らせておいてください
もし病気が早くなおったなら来てほしいって……」
ブルマ「良いけど飛行機は壊れちゃったわよ?」
ピッコロ「悟飯お前が連れていってやれ、人造人間のほうは任せろ」
悟飯「は…はい…では気をつけて……」
ピッコロ「よし行くぞ!!かならずベジータとナッパより先に見つけるんだ!!」
ピッコロ達はすぐにベジータとナッパの後を追ったが
ゲロの研究所を見つけたとき、既に17号と18号は動き始めていた
そして17号はドクター・ゲロを殺してしまい、
未来には存在しなかった16号も現れてしまった
人造人間達と闘うベジータ達だったが、未来のものよりずっと強い
人造人間達になすすべなくあっさりとやられてしまった
仙豆でなんとか一命をとりとめた一同だったが
人造人間達との実力差にベジータはどこかへ飛び去ってしまい、
クリリン達は悟空の場所を変えるために、そしてピッコロは神のもとへ向かった
人造人間とは別の謎の新たな脅威が未来から現れ、
ピッコロと神は融合し元の一人のナメック星人に戻りその脅威の元へ向かうのだった
ピッコロ「(な…なんだこいつから感じられる気は…!!)」
「ピッコロ大魔王…オレはお前の兄弟だ」グァオッ
クリリン「おいどうなってるんだ!!この気は…!?」
悟飯「フリーザとその父親の気…!!」
未悟飯「お、お父さんの気とピッコロさんの気…それにベジータさんの気まで」
未トランクス「悟飯さんの気も…」
未悟飯「オレは行って確かめてくる…!!」
未トランクス「オレも行きます!!」
悟飯「ぼ…ボクも!!」
未悟飯「いやオレ一人でいい、トランクスとこの時代のオレは
ここに残ってもしもの時のためにお父さんを人造人間から守ってくれ!!」
ベジータ「どういうことだ…これは…」
ピッコロ「貴様の正体は何だ…詳しく話すんだな!!」
「その必要はない…お前はすぐにわたしの食事になるからな」
ピッコロ「やはり何も話すつもりはないようだな
なら…何も聞かずに貴様の息の根をとめてやろう…」
「ピッコロ大魔王がこのわたしを倒すつもりか?」
ゴオッ
ピッコロ「残念だったな…人違いだ!!」
クリリン「また新たなでけえ気が現れたぞ…」
未悟飯「ピッコロさんだ!!」
クリリン「そうか!!神様と融合したんだ!!
こりゃすげえぞ…完全にベジータを超えている!!」
「か…め…は…め…」
ピッコロ「何!?」
「波――――っ!!」グオッ
ピッコロ「くっ」
「命はもらったぞ」
ピッコロ「ぬっ!!ぐああああ!」
「くっくっく…うまく逃れたが片腕が使えなくなってしまったな」
ピッコロ「…貴様に吸収される前にぜひ聞かせてくれ……
貴様は何者なんだ…なぜ悟空やフリーザ達の気を持ちかめはめ波まで使える…」
「いいだろう…どうせ死ぬのだ教えてやろう…わたしの名は“セル”人造人間だ
生み出したのはドクター・ゲロの使っていたコンピュータだ」
ピッコロ「またドクター・ゲロか…!!」
謎の怪物・セルは、ドクター・ゲロのコンピュータが集めた
戦闘の達人達の細胞を合成させて作った人造人間だった
セルは完全体になるために17号と18号吸収しにこの時代にやってきていた
セルは太陽拳を使ってその場を逃げ出し、街を襲い人々を吸収してパワーを上げていった
セルや人造人間のパワーを前にベジータは超サイヤ人を超える決心をする
そしてようやく悟空の心臓病が治り、悟空達は
一日で一年の修行ができる精神と時の部屋で修行することになったのだった
悟空「まずでっけえ方の悟飯とトランクスが入れ。その後にオラと悟飯が入る」
ベジータ「待て、オレとナッパが先に入る」
悟空「しょうがねえな…じゃあベジータ達が入れよ」
そしてベジータとナッパが精神と時の部屋に入って丸一日が経ち
ベジータ達と入れ替わりに未来から来た二人が入った
そしてそれから更に一日が経ち、入れ替わりに悟空達が中に入ったころ
亀ハウスに人造人間が現れ、ピッコロと人造人間の闘いが始まった
未悟飯「ピッコロさんが闘ってる!!相手の気は感じられない…人造人間だ!!」
未トランクス「悟飯さん!!セルの気が!!」
未悟飯「行くぞトランクス!!」
ベジータ「待て!!セルと闘うのはこのオレだ」
未トランクス「そんなのどちらでもいいです!!早くしないとピッコロさんが!!」
未悟飯「!!ピッコロさんの気が消えた…ピッコロさんが死んだ!!」
ラディッツ「この人でなし!!」
未悟飯「セルの気がどんどん膨れ上がっていく…」
ベジータ「どうやら少しは楽しめそうだ…行くぞナッパ付いてこい!!」
セル「おのれ…天津飯ごときに邪魔をされたか!!
ほっておいても死にそうだが…………消してやる」
バッ
セル「貴様は…ベジータ!!」
超ベジータ「てめえがセルか……」
未悟飯「ピッコロさんの気…ピッコロさんはまだ生きている!!」
ラディッツ「悟飯、オレがピッコロと天津飯を神殿まで運ぶ…
情けないが超サイヤ人になれんオレは足手まといだ」
未悟飯「伯父さん…頼みます」
超ベジータ「きさまのそのいやらしいうすら笑いを消してやるぜ」
ナッパ「ベジータの野郎…いきなりあれになるつもりか!!」
超ベジータ「はああああ……!!」ボウッ
カッ
シュウウーー
超ムキータ「はああ……」
未トランクス「…………」
未悟飯「流石ベジータさんだ…やはりオレ達と同じ域に達している」
ズムッ
バキッ
超ムキータ「まじめにやれよ…セル」
セル「少しはやるようだな…」ブン
ガシッ
ダン
バガッ
セル「ぐ…本気にさせたいようだな……このわたしを……」
超ムキータ「とっくに本気だと思ってたがな…そういううことならやってくれ」
セル「はああああ!!」ゴゴゴゴゴ
超ムキータ「かなりの戦闘力の飛躍だ…だがそれがどうした?」
セル「でやああーっ!!」バギ
超ムキータ「やはりこの程度か…どうやら修行で差がつきすぎたようだな」
セル「ばかな…きさまはベジータだろ!?ちがうのか…?」
超ムキータ「ちがうな…オレは超ベジータだ!!」
セル「こ…こんなことがあってたまるか!!」スカ
ドゴオオ
超ムキータ「ちっ、これじゃあ拍子抜けだぜ」
セル「ちくしょう…ちくしょおおお―ーーっ!!!!完全体に…
完全体になれさえすれば…!!あんな奴ごときに……!!」
超ムキータ「ほう…完全体になればこのオレに勝てるというのか?」
セル「そのとおりだ…絶対に負けはせん!!」
超ムキータ「じゃあなるがいい!!楽しみにしてるぞ!!」
未悟飯「何だと!?」
未超トランクス「させるか!!父さんが見逃してもこのオレは見逃さんぞ!!」
超ナッパ「邪魔すんじゃねえ!!」ビッ
未超トランクス「ぐわああ!!」
セル「……見つけた!!」
未超悟飯「こんなとこにいたのか!!おーい!!セルに見つかったぞ!!」
超ムキータ「ほう…都合よくこの辺りに隠れてやがったか
邪魔はさせんぞトランクス!!悟飯!!」バゴオ
未超ムキ飯「ぐわあ!!くっベジータさんは間違ってる!!」
未超トランクス「そうです!!セルがオレ達の強さを超えてしまったらどうするんですか!!」
超ムキータ「なさけない奴らだ…どう強くなるのか見たいとは思わんのか」
未超トランクス「オレはそんなものは見たくない!!
父さんを倒してでも奴の完全体を阻止してやる!!」ズッ
ドウッ
ギュンっ
セル「太陽拳!!」
未超トランクス「うっ!!!」
未超ムキ飯「しまった…!!」
クリリン「目が…!!」
超ムキータ「くそ…トランクスの奴……!!ん?
セルが変化してゆく…いよいよ完全体とやらのおでましか!!」
クリリン「ちくしょう!!よくも18号を!!」
セル「しゃあッ」バキイッ
未超トランクス「クリリンさん!!仙豆です!!なんとか飲み込んでください!!」
超ムキータ「どうやら完全体になってもたいしたことはなさそうだな」
セル「では…キミがわたしのウォーミングアップを手伝ってくれるかな?」
超ムキータ「ウォーミングアップで終わりにしてやるぜ」
シャッ
ドガアア
超ムキータ「くっ!!」ブン
セル「おっと」ズン
超ムキータ「ぐおおお…」
セル「どうしたさっきまでの勢いは…笑えよベジータ」ドズッ
超ムキータ「がはっ……!!」
未超ムキ飯「ベジータさ―――ん!!」
セル「おっと」ガシッ
未超ムキ飯「うぎぎ……ギャリック砲!!」ドギャウ
セル「何!?驚かせおって…」
未超ムキ飯「き…効いてない……!!」
セル「どうやら貴様はベジータに鍛えられた世界の孫悟飯のようだな」
バゴオ
未超ムキ飯「うわああ!!」
未超トランクス「悟飯さん!!」ガシッ
未悟飯「す…すまない……トランクス……」
超ムキータ「うおおおおお!!!!」ブウーーン
バチッバチバチッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
未超トランクス「父さん……!!」
クリリン「あいつ…何をするつもりだ……!!」
超ムキータ「セル――――ッ!!
貴様にこいつをまともに受け止める勇気があるか―――っ!!!!
ムリだろうな!!貴様はただの臆病者だ―――――ッ!!!」
セル「ふふん」
未超トランクス「セルを挑発している…攻撃を避けさせないために…」
クリリン「冗談じゃない!!あんな技地球上でするつもろかよ!!!」
未超トランクス「やめてください!!地球が――!!地球そのものが―――!!」
クリリン「逃げろトランクス――――ッ!!!!」
超ムキータ「ファイナルフラ――――ッシュ!!!!!!!」ヴオッ
グアッ
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
セル「し…しまったあ……!!」
超ムキータ「くくく…はっはっは…」
セル「ち……ちくしょおおお…………!!!!!」
超ムキータ「は――――っはっはっはっは!!!!」
セル「なーんちゃって」
超ムキータ「何!?」
セル「わたしにはピッコロ血も流れているのだよ、がっかりしたかな?」
バギイッ
ズン
クリリン「あ…あいつ超サイヤ人じゃなくなった!!意識を失ったのか!?それとも…」
未超トランクス「うああああああ!!!!」ボッ
セル「な…何だあれは……トランクス!?」
未超トランクス「クリリンさん…悟飯さんと父さんを頼みます」
クリリン「あ…ああ……」
未超トランクス「お前を殺すぞ…セル!!」
セル「強気な台詞だなトランクス……
孫悟飯やベジータが勝てなかったのにお前が勝てると思うのか」
未超トランクス「オレは悟飯さんや父さんを超えてしまった…」
セル「ほう!!では…真の力をみせてみろ」
未超トランクス「ではいくぞセル!!」グアアアア
ビビッビビビ
未超ムキンクス「…これから見せるのがほんとうの力だ!!!!」
セル「なるほど…確かにすばらしいパワーだ…わたしを十分超えている
……だがそれではこのわたしに勝てない……ぜったいにな」
未超トランクス「ふん…根拠のない強がりをいいやがって」バウッ
ババババババ
ブン
ブン
スカ
未超ムキンクス「バカな…何故あたらない!!」
セル「そんなこともわかってなかったのか…そんな変身ならたやすい」グゴゴゴ
未超トランクス「な!?」
セル「こんなパワーアップだけの変身では何も生み出せない…バカだお前は」
未トランクス「…だから悟飯さんも父さんもこの変身をしなかったのか……
こうなることがわかってて…なんて間抜けなんだオレは……殺せ」
セル「貴様たちは短時間でかなりのパワーアップをした…
時間があれば更なるアップも可能か?」
未トランクス「やってみなければわからない!!」
セル「では…武闘大会を開いてやる」
こうして十日後にセルゲームが行われることが決定した
そして悟空と悟飯が精神と時の部屋から出てきた
セルと会ってきた悟空はセルに勝てないと断言したが
精神と時の部屋に入る必要はないと述べたのだった
まとめて連投すまぬ
今日はこれで終わり、次回投下時に人造人間編完結させます
サウスパークネタか
ちょっとはしょりすぎだけどいいと思う
原作知らない人には読みづらいかもね
久しぶりの更新、間を開けてすまぬ
ピッコロ「なぜだ…まだ丸一日入ってられるだろう」
悟空「オラと悟飯はもう十分鍛えた…別におめえ達が入るのに
文句言うわけじゃねえ。まだ鍛える余地は十分残ってるみてえだしな」
ベジータ「気にいらんな…その言い方だと貴様の方が
このオレより実力が上のように聞こえる……」
悟空「ああ…ずっと上だと思う…いや待てよ?
ベジータおめえ次一人で入るって言ってたな?」
ベジータ「ああ、ナッパは弱すぎて話にならん」
悟空「トランクスと入ってやれよ、親子なんだしさあ」
未トランクス「え?オレは悟飯さんと…」
悟空「でっけえ方の悟飯、おめえはオラが鍛えてやる
おめえは片腕ねえから、この時代の悟飯程強くはなれねえかもしんねえけどよ
それでも今よりはずっと強くなれるはずだ…もう随分鍛えてもらってねえんだろ?」
未悟飯「あ、はい…ベジータさんもピッコロさんも死んじゃいましたから…」
悟空「だろ?おめえはオラとじゃ嫌か?」
未悟飯「そんなことないです!!オレを鍛えてください!!」
悟空「そういうわけだ、いいだろベジータ」
ベジータ「ふん…トランクスが悟飯より強くなっても文句は言うなよ?」
悟空「オラの方が強くしてみせるさ…」
ベジータ「トランクス…貴様はまず凄い変身をするという考えを捨てろ」
未トランクス「え?」
ベジータ「あの変身は肉体への負担が大きい上にスピードも落ちる
そして何よりもエネルギーの消費が激しく戦闘に向かん…
そいつは貴様も十分にわかったはずだ……」
未トランクス「じゃあどうやって大幅なパワーアップを……」
ベジータ「だからその考えを捨てろと言ってるんだ
バランス的には普通の超サイヤ人が一番いい…
まずは寝るとき以外は常に超サイヤ人でいろ」
未トランクス「いつも!?」
超ベジータ「そうだ…この状態を肉体に慣らし落ち着かない気分を消すんだ
そこから基本的なことを地道に繰り返す…遠回りになるがそれが一番だ
おそらくカカロットもそうやったのだろう…妙な落ち着きがあった」
未超トランクス「それはどういう効果が…?」
超ベジータ「普段から慣らしておけば大幅に戦闘力をアップさせても
肉体への負担は少しで済む…より効率的に戦えるというわけだ
わかったらまずは模擬戦からゆくぞ…加減はせんぞ?
貴様は実戦数が少ないからその経験を積むんだ」
未超トランクス「は…はい!!」
未トランクス「(父さんはここ最近ろくに寝ずに何かを考えている…一体なにを…)」
超ベジータ「く…くく……」シュインシュインシュインシュイン
未トランクス「(オレが寝ている間いつも気を全開にしている…)」
超ベジータ「はああああ!!」ゴゴゴゴゴゴゴ
未トランクス「(相変わらずめちゃくちゃな気だ…父さんを超えたなんて…)」
超ベジータ「はああ―――っ!!!」バチバチバチィッ
未トランクス「(!!…凄まじい気だ!!セルを超えてるんじゃ…一体どうなって――)」
ベジータ「はあ…はあ…はあ…はあ…くそったれ…まだ何かが足りん……」
未トランクス「(結局あれからずっと同じことを繰り返してたけど
何もつかめなかったみたいだ…父さんは何をしようとしていたんだ?)」
悟空「トランクスおめえ随分腕上げたみてえだな。さ、悟飯。次はオラ達の番だ」
未悟飯「は、はい」
超悟空「外で言ったように寝るとき以外はずっと超サイヤ人だいいな?」
未超悟飯「はい!!へへ…」
超悟空「何だおめえ…急に笑い出して……」
未超悟飯「オレの時代のお父さんはずっと昔に死んじゃったから…
またこうして一緒に何かをできるってのが嬉しくて……」
超悟空「そっか…ようし悟飯!!いっぺえ修行して平和な未来を取り戻すんだ!!」
未超悟飯「はい!!」
超悟空「そうだ悟飯、おめえに瞬間移動教えてやっよ」
未超悟飯「瞬間移動……ですか?」
超悟空「ああ覚えんのに結構時間かかっちまうかもしんねえけどさ
覚えることができたらナメック星に行ってナメック星のドラゴンボール使えんだろ?」
未超悟飯「あ!!そしたら皆…!!」
超悟空「ああ、生き返ることができるし人造人間達に壊された街もってああ!!」
未超悟飯「どうしたんですか!?」
超悟空「そうだよ何で気づかなかったんだ!!
ナメック星行って新しい神様連れてこりゃよかったんだ!!
ようしさっさと修行はじめっぞ悟飯!!」
未超悟飯「はい!!」
こうして悟空達はセルゲームまで修行した
その間に新ナメック星からデンデを連れてきてドラゴンボールが復活した…
そしてセルゲーム当日
「セルゲームまで残り15分…セルはいまだリング付近に現れておりません」
サタン「はーはっは!!セルめ…オレに恐れをなして逃りげやがったな?」
「おっとあれは…セルです!!セルが飛んできました!!」
サタン「と…トリックだ!!」
「む…何か抱えてるような…人です!!人を連れてきました!!」
セル「折角の武闘会だ…武道の知識のある審判がいた方がよかろう」
「セルが連れてきたのは天下一武道会おなじみのあの人です!!」
「ひー、殺されるかと思いましたよ…え?わたしが司会?」
「おーっと次々にわけのわからん連中がとんできました!!
セルとサタンの闘いを見学に来たのでしょうか!!何とも危機感のない――」
「ああ!!孫悟空君じゃないか!!」
悟空「おっ?久しぶりだなあ」
「へ?彼らのことを知ってるんですか?」
「もーこの前の天下一武道会なんで来てくれなかったんですか!!
君たちがいないとレベルが低いの何の…」
「な…何を言ってるんですか!?われらが世界チャンピオンのミスターサタンが…」
「ああ、彼はサタンの前の優勝者ですよ」
「ええ!?」
「それにかつて武道の神と呼ばれた武天老師様のお弟子さんなんですよ?」
「むてんろうし…?」
「武天老師様をしらないんですか!?10年程前に引退なされましたが
世界中武道をやってない人でも知らないものはいないと言われた程の達人ですよ!?」
「そ…そうなんですかミスター・サタン?」
サタン「さ…さあ?」
「それにね、さっきのはトリックじゃなくて武術の一つですよ?
達人の中の達人…超達人の人達のみが使える…そんなことも知らないんですか?」
サタン「う…」
セル「時間だ…誰から始める?」
悟空「オラから行かせてもらう」
セル「一番の楽しみは最後にとっておきたかったんだがな…」
超悟空「はっ」
セル「…こい!」
ビッ
ドガガガ
ダッ
ブン
バッ
「おーっとセルと孫選手激しい猛攻です!!」
超悟空「かめはめ…波―――!!」ドンッ
サタン「と…トリックだ!!」
ギャン
バキッ
ドギャン
ダンッ
「孫選手、かめはめ波を陽動に後ろに回りましたが地面にたたきつけられてしまいました」
セル「準備運動はこれぐらいでいいだろう」
超悟空「はあ!!」グオッ
セル「は!!」ボッ
シュウウーーー
「何かが爆発したと思ったら無名の選手とセルから炎のようなものが…」
サタン「つ…つまらんトリックがはやって……」
「二人共本気になった模様です!!全身を覆うのは激しい闘気でしょうか!!」
クリリン「やっぱあの人すげえよな…」
ピッコロ「オレが昔島を爆発させた時も普通に司会をやってたからな…」
セル「こいよ…」
超悟空「ああ」
ガウッ
ドカッ
バキッ
セル「良いぞ孫悟空!!闘いはやはりある程度実力が近くなければ面白くない」
超悟空「ああ…オラもそう思う」
セル「か…め…」
超悟空「や…やめろ!!そんなにパワーを上げた状態でかめはめ波を…」
セル「は…め…」ブーーン
超悟空「こっちだセル―――っ!!」
セル「波―――――っ!!!!」ズッ
超悟空「くっ」シュン
セル「はっ!!!」
バキッ
セル「く…あのかめはめ波ならまちがいなく当たっていた…」
超悟空「瞬間移動だ…オラにはそいつができる」
セル「瞬間移動?そいつは厄介だ」ガッ
超悟空「ぐっ!!」ぶん
ガッ
バンッ
ギャンッ
超悟空「くっ…!!」
セル「わたしもスピードには自信があるんだ…瞬間移動とまではいかないがね」
ドカカカカカカ
「セルの激しいラッシュ!!孫選手押されている―――!!」
シャッ
ズン
ブン
クリリン「な…なんて速さだ二人共…」
悟飯「……」
ベジータ「(こ…このガキ…セルとカカロットの動きが見えてやがる…)」
セル「ふははははは!!」バババババババ
ズドドドドドド
超悟空「くっ!!か…め…は…」
セル「ふはははは!!貴様はその位置からかめはめ波をうてん!!
撃てば地球そのものが大変なことになってしまう!!」
超悟空「め…」
セル「お…おい…!!」
ピッコロ「悟空の奴フルパワーでかめはめ波を撃つつもりか!?」
クリリン「撃つわけがない!!あんな位置関係で撃ったら地球が破壊されてしまう!!」
セル「……!!まさか……!!」
ベジータ「撃つつもりだ!!」
セル「し…しまっ――」
超悟空「波――――ッ!!!!」ズッ
ズズズズーーーン
超悟空「はあっ…はあっ…はあっ…」
セル「ふう、今のは少しひやっとしたぞ」
超悟空「……効いてないんか」
セル「ベジータのときのようにわざとやられたふりをしてもよかったんだがね
二度も同じ真似をするのは少々芸がないかと思ってな……」
超悟空「だあっ!!」
ガシッ
セル「それにしても孫悟空…貴様には失望させられたぞ…まさかこの程度とはな」
超悟空「くそっ!!」ブン
セル「こっちだ」ゴッ
超悟空「ぐわぁ!!」
セル「どうした孫悟空…もう本当に何も手はないのか?」
超悟空「……」スッ
悟空「降参だ」
セル「孫悟空…その言葉の意味することがわかるか?」
悟空「勘違いすんな…次に闘う奴はオラが指定していいか?
多分そいつが勝てなかったらもうオメエに勝てる奴はいねえ」
セル「貴様より強い奴がいるというのか?ベジータやトランクス…
それに未来から来た孫悟飯も腕を上げていたとしても貴様よりは劣っているはずだ」
悟空「オラはそいつならオメエを倒せると思う」
セル「なら聞こうか…その存在するはずのない者の名を…」
ベジータ「待て!!」
悟空「な…なんだよベジータ」
ベジータ「次はオレがやる」
セル「貴様の実力は把握している…無駄な試合だ」
悟空「ベジータ…わりいけどとてもじゃねえが……」
ベジータ「ああ、オレにはセルを倒せんだろう」
悟空「だったら何で…」
ベジータ「貴様が何を考えているかは先ほどの闘いで予想はついた」
悟空「!!だったら何で」
ベジータ「セルと貴様には実力の差があまりに大きいとわかった…
あれではセルの闘い方など到底わからん…だからオレがやる」
悟空「ベジータ…わかった…でも無理だけはすんなよ」
ベジータ「貴様に言われるまでもない…悟飯!!」
悟飯・未悟飯「「は…はいっ!?」」
ベジータ「オレの闘いをよおく見ておくんだな」
悟飯「は…はい!!」
未悟飯「わ…わかりました!!」
トランクス「(父さんはいったい何を…?)」
超ベジータ「はあ!!さあセル!!いつでもかかってこい」シュインシュインシュインシュイン
セル「ほお…これは驚いた。思ったよりは楽しめそうじゃないか」
シュン
超ベジータ「そこだ!!」ゴウッ
セル「ぐっ…!!」
超ベジータ「はあっ!!」ブン
セル「こっちだ」バッ
超ベジータ「どこを見ている!!」ゴッ
セル「く…!!」
超ベジータ「(……やはりあのガキ…オレとセルの動きについてきてやがる)」
セル「余所見をしてていいのか!!」ドゴ
超ベジータ「ちっ!!」ボウッ
セル「ぐ!!!」
超ベジータ「うおおおおおっ!!!!」バババババババ
ズドドドドドドドドドドドドドドドド
セル「ぐ…お…お………!!!ずぁ―――っ!!」カッ
ブンッ
超ベジータ「ちっ…」
セル「ふう…このわたしにバリアーをはらせた貴様の攻撃は評価するぞ。だが」シュン
バガッ
超ベジータ「ぐおおっ!?」
セル「ふははははは!!どうしたベジータ!!」
ダダダダダダダダダ
超ベジータ「くそっ!!」ブン
バキッ
セル「確かに孫悟空よりは強いようだ…だがそれでもわたしには届かん!!」
ドゴオッ
トランクス「父さん!!」
超ベジータ「はあはあ…勘違いしてるようだなセル……」
セル「何?」
ベジータ「くやしいがオレはただの前座だ……
そしてそれはこれを見せるための布石に過ぎん!!
はあああああああ…………ッ!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――――
悟空「こ…これは!!」
悟飯「……」
未悟飯「な…なんて気だ!!」
トランクス「こ…この気は!!精神と時の部屋での――!!!」
超ベジータ「はああ……」バチバチッバチィッ
セル「な…何だと……」
超ベジータ「ニッ」スッ
セル「き…消えた…!!どこだ!!」
超ベジータ「後ろだ!!」ドゴオッ
セル「ぐああ!!このおっ!!」バギイ
超ベジータ「くっ!!だあ!!」ガッ
ドガッ
ゴッ
ドン
ズン
セル「ふ…ふははは!!いいぞベジータ!!まさかここまでやるとは思わなかったぞ!!
短期間で素晴らしいパワーアップだ…まさかわたしにここまでダメージを与えるとはな」
超ベジータ「はあ…はあ…」
セル「仙豆を食えベジータ、そうすればもっと素晴らしい闘いになる」
ベジータ「ふう……」
セル「な!?何故戻る!!」
ベジータ「終わりだ…オレも降参だ……」
セル「何だと!?」
ベジータ「言ったはずだ…オレはただの前座に過ぎん。悟飯!!お前の出番だ!!」
悟飯「え!?」
ピッコロ「あのバカ何を言ってやがるんだ!!」
悟空「やっぱベジータは気づいてたんか…悟飯!!行って来い!!」
悟飯「ぼ…ボクがですか…?」
悟空「ああ!!」
未悟飯「何を言ってるんですか!!お父さんは過去のオレを死なせるつもりですか!!」
ラディッツ「そうだカカロット!!貴様自分の息子を殺す気か!!」
悟空「行けるな悟飯」
ピッコロ「無茶を言うな悟空!!相手は貴様やベジータでも敵わなかったセルだぞ!!」
未悟飯「そうですよ!!やるならオレが!!」
悟空「こう言っちゃなんだが片腕のねえオメエが闘える程セルは甘い相手じゃねえ」
ピッコロ「ふざけるな!!いくら強くなったとしても悟飯はまだ――」
ベジータ「テメエらが思ってる以上に凄まじい実力をこいつは持っている
現にこいつはオレやカカロット…セルの動きを完全についていけていた」
ピッコロ「な…なんだと!?そうなのか悟飯!?」
悟飯「は…はい…だってお父さんもベジータさんも本気で闘ってなかったでしょ?」
悟空「セルはどうかしんねえがオラは本気でやってたさ」
ベジータ「オレもだ」
悟飯「で…でもベジータさんのさっきの超サイヤ人は!!」
ベジータ「あれは未完成だ…セルを超えてはいない。
悟飯、オレが貴様に見ておけと言ったのはあれが少しは参考になると思ったからだ」
悟飯「……」
悟空「大丈夫さ、オメエならやれる…やれ悟飯!!
平和な世の中をとりかえしてやるんだ…学者さんになりたいんだろ?」
悟飯「わかりました…やってみます……」
悟空「クリリン仙豆持ってるだろ?」
クリリン「あ…ああ。お前もベジータも疲れてるもんな…」
ベジータ「オレはいらん」
クリリン「そうか?ほら悟空」
悟空「サンキュー、セル!!そいつが仙豆だ!!食え!!」
クリリン「ば…バカお前何を!!」
セル「ふん…バカな奴だ…わたしは貴様とベジータとの連戦でかなり消耗していた
わたしは遠慮なくもらうことにする…きさまはすぐ後悔することになっても知らんぞ」
ゴク
セル「はぁ―――!!なるほど……こいつはいいものだ……」
超悟飯「はあっ!!」ドウッ
未悟飯「!!」
ピッコロ「あ…あれが悟飯か……」
セル「なるほど…どうやら孫悟空のいったことははったりではなさそうだ
だがとてもじゃないが先ほどのベジータを超えているとも思えない」
超悟飯「……」スッ
セル「生意気なガキだ…すっかりその気か…はあっ」ドガァッ
トランクス「ご…悟飯さん…!!」
セル「ちょっとやりすぎたかな?さあベジータ!!さっさと仙豆を食べて降りてこい!!」
ベジータ「慌てるな…後ろを見てみろ」
セル「なに!?こいつは驚いた……ことのほかタフじゃないか…」
超悟飯「もうやめようよ…こんな闘い意味がないよ……
ボクは本当は闘いたくないんだ…殺したくないんだよ…
…たとえお前みたいに酷い奴でも………」
セル「わたしを殺したくないという意味がよくわからんな
きさまには百年経ってもこのわたしを殺すことはできん」
超悟飯「ボクは昔から怒りでカッとなると自分の意思を超え
とんでもない力でめちゃくちゃな闘いを始めてしまうらしいんだ…」
セル「ほお…わたしはどうしても貴様を怒らせてその力を見たくなったぞ」
バキッ
ドガッ
超悟飯「が……!!」
セル「さあ怒れ!!怒って真の力をみせてみろ!!」ブン
ガキィッ
クリリン「せ…セルが尻もちをついたぞ!!」
セル「……何がなんでも貴様を怒らせてやるぞ!!」
超悟飯「!!」
ガシッ
ググググググ
超悟飯「あ…!!があああ……!!」ミシミシ
セル「さあどうした!!怒れ!このまま死ぬのは嫌だろう!!」
超悟飯「ぎゃ…あ…ああ…あ…」
ピッコロ「もう我慢できん!!悟空!!貴様が何と言ってもオレは行くぞ!!
忘れるな!!実力はナンバーワンになったとしてもあいつはまだ子供だ!!」
悟空「……クリリン!!オラに仙豆をくれ!!」
クリリン「お…おう!!」
ドサ
超悟飯「はあっはあっ」
超悟空「!?」
セル「強情な奴だ…どうやら自分の痛みだけでは怒りはわいてこないらしい
……ではお前らの仲間たちに相談してみることにするか」バッ
超悟飯「やっやめろ――――っ!!」
クリリン「うわっ!?」
セル「こいつに仙豆が入ってるんだろ?いただいていくぞ」
超悟空「しっしまった!!」
セル「1…2…3…4…10人か…よし」
超悟飯「何をするつもりだ!!」
ボッ
「ウキキ……」
ピッコロ「な…何だあれは…!?」
セル「さあ行けセルジュニア達よ…あそこにいる10人が相手だ
痛めつけてやれ!!なんなら殺してしまってもかまわんぞ」
「キ―――――ッ!!」
超悟空「気をつけろ!!こいつらおそろしく強いぞ!!」
セル「無駄だ絶対に勝てはせん、小さくてもわたしの子供だぞ」
ヤムチャ「そ…そんな!!」
超ベジータ「くそったれ!!」
クリリン「ち…ちくしょう!!」ブン
「こっちだよー」バキッ
ドカッ
クリリン「ぐわあ!!」
超悟飯「や…やめろ…」
セル「む…?」
超悟飯「トランクスさんと未来のボク以外は二度とドラゴンボールで生き返れないんだぞ」
「セルが生み出した10匹のバケモノ達に全員手も足も出ません…!!
こ…この世は…一体どうなってしまうのでしょうか!!ひいい!!」
サタン「よ…よかった…こっちには来なくて…」
セル「さあ早く真価を見せんと取り返しのつかんことになるぞ?
よく見るがいい、未来の貴様やトランクスでやっと互角の闘いだ…
体力を失っている孫悟空やベジータでは勝ち目はない」
超悟空「み…皆すまねえ…!!」
ゴッ
超ベジータ「くそ…さっき仙豆を食っておけばよかったぜ!!」ブン
「キキッ」ドガッ
未超トランクス「つ…強い!!」
未超悟飯「このっ!!」
ボキッ
ヤムチャ「ぎゃああ―――――!!」
ナッパ「くそっ!!このナッパ様がこんなチビに…!!」
ラディッツ「ぐおお!!」
超悟飯「や…やめて…やめてくれって言ってるだろ……」
セル「ふっふっふ…あともうひと押しといったところだな…
セルジュニア達よ!!遊びは終わりだ殺してしまえ!!」
超悟飯「!!」
セル「いいぞもう少しだ…!?16号!!」
16号「お前達を巻き込んでしまうことを許してくれ!!オレはセルと共にじば――」
ドオッ
セル「邪魔だ」
超悟飯「人造人間!!」
16号頭「す…すまない…何の役にも立てなかった…だが孫悟飯…
これだけは言わせてくれ…正しいことのために闘うことは罪ではない…
精神を怒りのまま自由に開放してやれ…気持ちはわかるが我慢することはない」
セル「いいアドバイスだが…わたしはわたしのやり方でやっているのだ」
16号「お…オレの好きだった自然や動物達を…守ってやってくれ……」
グシャアッ
超悟飯「!!」
セル「よけいなお世話だできそこないめ」
プツン
超悟飯「うわああああ――――っ!!!!」グオッ
シュウウウウ・・・
セル「か…変わった……」
ブ・・・ン
超2悟飯「もう許さないぞ…お前達………」
セル「や…やっと真の力を見せたか…これで面白く…え?貴様仙豆を!!」
ブン
「きき…ひゃあっ!!」
ボンッ
悟空「へへ…や…やっぱりな……」
ベジータ「とうとうなりやがったか…待たせやがって……」
「「ぐぎぎ…キャアア――――ッ!!!」」
超2悟飯「あ―――――――ッ!!!!」
ボッ
ドン
ズドドドド
ボウッ
ズギャン
ガッ
ダンッ
「ひいっ!!」バッ
ギャッ
ボゴウッ
セル「……!!」
ピッコロ「あ…あれが悟飯か……」
未超トランクス「……」ボーゼン
未超悟飯「お…オレ達が苦戦してたあの化物達を一瞬で…!!」
悟空「ざ…ざまあみろセル…おめえは失敗した……」
超2悟飯「これで皆を…」
未超トランクス「あ…はい」
セル「良い気になるなよ…まさかこのわたしを倒せると思ってるんじゃないだろうな」
超2悟飯「倒せるさ」
セル「…ふん…ならば見せてやるぞ!!このセルの恐ろしい真のパワーを!!」
ズゴゴゴゴゴ
セル「ああっ!!!!」ドンッ
未悟飯「ぐっ!!」
セル「はあああ…どうだ…これが本気になったわたしだ」
超2悟飯「それがどうした」
セル「くっくっく」ギャウッ
バギッ
セル「ふ……何!?」
ドンッ
セル「あ…ぐうっ……!!ぎっ!!」ブン
ギャンッ
セル「ぐ…おお……ば…バカな…何故わたしがたった二発のパンチでこれほどの…」
超2悟飯「はあ!!」バキイ
ズザアア
セル「し…信じられん……!!このわたしのパワーが完全に負けている…だが勝敗は別だぞ…」
ブアッ
セル「か…め…は…め…」
悟空「あの野郎!!」
セル「くらえ!!全力のかめはめ波だ!!よければ地球が吹っ飛ぶぞ!!」
ヤムチャ「よ…よしやがれ!!」
クリリン「冗談じゃねえぞ!!」
ブウウ・・・ン
セル「波――――――っ!!!!」ドン
ナッパ「お…終わった…」
超2悟飯「かめはめ……波――――!!!!」ズオッ
セル「おおおおお……!!!!ぐああああ―――――っ!!!!」
「な…なんとセルのバカでかいかめはめ波をそれより大きいかめはめ波で……」
セル「うぎ…うぎぎぎぎ……」
悟空「悟飯何をしているとどめだ!!すぐにとどめをさせ!!!」
超2悟飯「もうとどめを?ふふ…まだ早いよお父さん…もっと苦しめてやらないきゃ」
悟空「な…なんだと!!」
ピッコロ「何言ってるんだあ…あいつ…」
悟空「悟飯……」
未悟飯「この時代のボクはいったいどうしてしまったんだ…」
セル「だあああああああ!!!!」
悟空「悟飯!!とどめをさせるのはお前だけだはやくやれ!!
これ以上あいつを追い詰めるな!!何するかわかんねえぞ!!」
セル「ち…ちくしょう…ちくしょおおおお!!!!かあっ!!」
ドズーン
セル「きさまなんかに…きさまなんかに負けるはずないんだああ!!」
ドグアア
未トランクス「パワーを気にし過ぎた変身でスピードがついていってない!!
オレに言ったミスをセル自身が…!!あいつ逆上している……」
バキイッ
セル「あが…うおおう…おごおっ!!」
ドサッ
天津飯「な…何だ!?」
クリリン「18号だ!!18号を吐き出したんだ!!」
セル「おおお―――!!」バッ
未トランクス「戻った…完全体じゃなくなった!!」
超2悟飯「ちぇ…つまらない…それじゃあお前ももう終わりだな」
セル「ゆ…許さなーい…ゆるさなあ―――――い!!!」グググググ
「ど…どういうことでしょうか…セルが風船のように膨らんで…」
悟空「ま…まずい!!」
セル「ぐふふふふ!!貴様らはもう終わりだあ…!!!
オレはあと一分で自爆する…地球ごと全部巻き添えだあああ!!」
超2悟飯「な…何!?そうはさせるか!!」
セル「おっと攻撃せん方がいい…おこのオレに衝撃を与えた瞬間爆発するぞ」
超2悟飯「く…ぼ…ボクのせいだ…はやくとどめをさしておけば…」
「セルは地球ごと自爆するつもりです…地球のみなさんさようなら!!」
未トランクス「あと十秒…」
ピッコロ「地球がなくなる!!」
セル「あ――っはっはっはっはっはっはっはっは!!!」
悟空「……」ボッ
クリリン「な…なんだ悟空…」
超悟空「やっぱこれしか地球が助かる道は思い浮かばなかった…」
クリリン「え…!?」
超悟空「バイバイみんな…」
クリリン「悟空お前まさか…」
未悟飯「と…父さん……」
セル「あと四秒…この勝負引き分けに終わったが貴様らの苦しむ顔が見れて満足だ」
ビッ
クリリン「悟空――――っ!!」
未悟飯「父さ――――んっ!!」
セル「え!?」
超悟空「ここまでよくやったな悟飯凄かったぞ」
超2悟飯「お…お父さん…」
超悟空「母さんにすまねえって言っといてくれ、いつも勝手なことしちまってよ」
ビッ
界王「ば…バカそんな奴連れてくるなあ!!」
超悟空「わりい界王様ここしかなかったんだ」
界王「そ…そんなこと言ったって」
セル「くっそお―――――っ!!!!」
ド・・・ン
ピッコロ「き…消えた……悟空の気が……」
クリリン「悟空――――――っ!!!!」
超2悟飯「おとうさ――――――ん!!!!!」
未悟飯「父さん……」
「な…なんと孫悟空さん…自らを犠牲に地球を救いました……」
超2悟飯「うっううっう……」
クリリン「……おわったな…お前と悟空が終わらせたんだ…」
超2悟飯「ぼ…ボクのせいだ…あのときボクにはセルを殺せたのに……」
クリリン「だがお前の力がなかったら地球は助からなかった…さあ帰ろう…
……悟空は満足そうな顔をして死んでいった…お前の成長が嬉しかったんだ…」
未悟飯「クリリンさん…その人造人間をどうするつもりですか
生きているなら今のうちに片づけるべきだ……!!」
クリリン「待てよ悟飯、こいつはお前の時代のと違ってそれほど悪い奴じゃないんだ」
悟空「わりいなバブルスおめえまで巻き添えにしちまって」
界王「全く信じられんことをする奴だ!!わしは界王だぞ!!宇宙で一番偉いんだぞ!!」
悟空「だから何度も謝ってんじゃねえか…界王様もしつけえな」
界王「しつこいとはなんだ!!しつこいとは!!」
悟空「そういやセルの魂はいねえけどあいつは直接地獄に行ったんか?」
界王「そ…そういえば…ど…どこにもおらん!!」
悟空「……どういうことだよ」
界王「セルはまだ生きている…」
悟空「な…何!?」
グオッ
ピッコロ「なっなんだ!!」
未悟飯「こ…この気は!!」
未トランクス「ま…まさか……」
ピッコロ「…そんな……」
ビッ
ベジータ「トランクス!!」ドンッ
未トランクス「え…」
ズボッ
ベジータ「か…かはっ……」
ズシャアッ
セル「くっくっく…当たったのはベジータか…」
ヤムチャ「なぜだ…なぜなんだ!!」
「な…なんとセルは生きてました…ご…悟空さんの犠牲は……」
セル「わたしの頭の中にわたしの核がある…
そいつが破壊されん限りこのカラダは再生され続ける
自爆したときに幸運なことに核が傷つかずに済んだのだ
しかも嬉しいことに復活したわたしのカラダは18号抜きで完全体として再生していた
しかも孫悟飯のように更にパワーあっぷしてな…孫悟空の瞬間移動も学習できた
孫悟空はわたしを倒すどころか色々プレゼントしてしまったようだ…」
未トランクス「と…父さん…何故オレを庇って……」
超2悟飯「はあ!!」ブン
セル「何がおかしい…気でもふれたか?」
超2悟飯「お父さんの仇が討てて嬉しいんだ。貴様はぜひ…この手で殺したかった」
セル「今度はそううまくいくとは思えんがな」
未トランクス「と…父さん……くっそお――――っ!!!!」ダッ
未悟飯「待てトランクス!!」
未超トランクス「はあああ―――っ!!!」ズッ
未超トランクス「うおおおお!!」ボボボボボボ
フッ
超2悟飯「あ!!!」
バチイッ
ドサッ
未トランクス「あ…うぐ……」
セル「消えてろトランクス!」ビッ
超2悟飯「くっ!!!!」
ドオオオン
セル「おやおや……こいつは思わぬ収穫だ」
超2悟飯「ぎ…」
ピッコロ「ご…悟飯!!右腕が…!!」
クリリン「トランクスのバカ野郎!!ベジータが何のために庇ったと思ってんだ!!」
セル「お遊びはもうせんぞ…すぐに終わらせてやる」
超2悟飯「(セルのパワーが思った以上にアップしていた…)
ピッコロ「仙豆はもうないのか!!」
クリリン「ぜ…全部使っちまった!!」
セル「地球ごと消えてなくなれ!!」ブン
グゴゴゴゴゴゴゴ
超2悟飯「お父さんごめんなさい…セルから守れたはずの地球を守れなかった……」
未トランクス「ご…ごめんなさい悟飯さん…またオレのせいで腕を……」
ピッコロ「くそ――――っ!!!!うらむぞ…お…オレ達の力のなさを!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
セル「ふはははははどうだ!!地球どころか太陽系全てが吹き飛ぶぞ!!」
「ど…どうやら今度こそ地球は終わりのようです…」
セル「どうした孫悟飯!!最後の抵抗を見せてみろ!!」
超2悟飯「やれよ…抵抗したって無駄なことぐらいわかってる」
セル「つまらん…あっけない幕切れだったな…では遠慮なく……」
『おいこら諦めるなんてねえだろ悟飯!!』
超2悟飯「お父さん!?ま…まさか…ど…どこ!?」
悟空『あの世さ!界王様に手伝ってもらって今だけ特別に喋ってんだ
おめえもおもいっきりかめはめ波をぶちかましてやれ!!そうすりゃかならず勝てるさ!!」
超2悟飯「だ…だけど今のボクは右腕は使えないし……」
未超悟飯「右腕ならここにある!!」
超2悟飯「!!」
未超悟飯「父さんに何度も救ってもらった命だ!!簡単に諦めるな!!」
超2悟飯「……」
悟空『大丈夫勝てる!!自分の力を信じろ!!最後に見せてくれ…オラ達でつくった力を!』
超2悟飯「わかりました…やれるだけのことはやってみます」
悟空『がんばれ!!このままやられたんじゃオラ達はただの犬死にだ』
超2悟飯「ごめんなさいお父さん…ボクが調子に乗ってしまったせいで…」
悟空『気にすんな!!オラはこっちで界王様と楽しくやっからよ!
おめえは地球で楽しく生きるんだ!!わかったか!!』
超2悟飯「はい!!!!」ボウッ
超2悟飯・未超悟飯「「か…め…は…め…」」ズオオオオ
セル「ふん…」
グオオオオオオ
ピッコロ「ダメだ!!やはり勝てない!!悟飯達の気の方が弱い!!」
セル「くたばれ――――っ!!!」ドウッ
超2悟飯・未超悟飯「「だああ――――っ!!!!」」ズッ
カッ
ドグアッ
ズゴゴゴゴゴゴオッ
超2悟飯「ぐっぐぐぐ…!!!」
未超悟飯「ぐううう……!!!!」
ググググググググ
ピッコロ「やはりだめだ!!完全に押されている!!」
セル「さあ終わりだ…終わりにしてやる!!!」
悟空『こらえろ!!!こらえるんだ悟飯!!!!まだおめえは力の全部を出し切ってねえぞ!!』
超2悟飯「全力でやっています…もうこれ以上は……」
悟空『おめえは地球へのダメージを心のどこかで考えてんだ!!
気にするな!!ダメージはドラゴンボールで元に戻る!!』
超2悟飯「で…でも……もう…!!」
未超悟飯「諦めるな!!オレ達が地球に平和を取り戻すんだ!!オレ達は孫悟空の息子だ!!」
超2悟飯「そうだ…ボクはお父さんの…孫悟空の血が流れているんだ!!」
セル「さらばだ…ぐああっ!?べ…ベジータ!?」
超2ベジータ「はあ…はあ…ビックバン・アターック!!」ズァオッ
セル「ま…まずいっ!!」
悟空『今だ―――っ!!!!』
超2悟飯「うあ――――――っ!!!!」
ドウッ
セル「し…しま――ぎえええええ……!!!そ…そんな…この…わた…し…が………」
ボウッ
超2悟飯「はあ…はあ…はあ…はあ…・」フッ
未悟飯「はは…やった……」
ベジータ「て…手間どりやがって……」
未トランクス「父さん!!」ガシッ
ピッコロ「あ……」
悟空『ついにやったな悟飯!!』
ピッコロ「やりやがったあいつら……」
ヤムチャ「やった…やった――――!!!!」
「やりました!!遂にセルを倒しました!!孫悟空親子によって我々は救われたのです!!」
クリリン「本当にすごかったぞ悟飯!!やったな!!すぐにデンデのとこに連れてってやるぞ!!
あいつにさわってもらえば仙豆がなくてもバッチリだ!!助かったんだオレ達は!!」
未トランクス「父さん?父さん!!」
ベジータ「ちっ…静かにしろ…傷に響くだろうが……」
ピッコロ「相当な重症だ…早くデンデのとこに連れて行こう」
未トランクス「はい!!」
ベジータ「くそ…カカロットめ……あんな死に方しやがって……」
ヤムチャ「デンデ早く離れた方がいい!!殺されるぞ!!」
クリリン「そんなことないって、ここは神様の神殿だよ
大丈夫、完全体になったセルは悟飯達が倒した」
18号「悟飯が!?」
ピッコロ「クリリンに礼を言うんだな…セルから吐き出されたお前を懸命にかばった」
18号「…………」
クリリン「い…いやただなんとなく放っておくわけには……」
悟飯「わかった!!クリリンさん18を好きなんだ!!」
クリリン「はっきり言うな!!」ガンッ
ヤムチャ「マジかよ!?」
未悟飯「あ…相手は人造人間なんですよ!?」
18号「ふん…ふざけんじゃないよ」バッ
ヤムチャ「あのヤロ――ッ何だあの態度はよう!!ブッ飛ばされっぞ!!」
天津飯「お前には無理だ」
ピッコロ「そんなことよりセルに殺された人間達を生き返らせるのが先決だ」
悟飯「大丈夫ですよクリリンさん!!友達だったらボク達がいるじゃないですか!!」
クリリン「うるせ~~」
18号「何故急に暗く…なんだあれは!?」
ヤムチャ「セルに殺された人たちを生き返らせてあげてください!」
神龍「たやすいことだ……」
18号「…………!!」
ピッコロ「やはり悟空の気は感じられない…ダメか……」
神龍「あと二つ願いを叶えられる…二つ目の願いを言え……」
ヤムチャ「二つ分の願いを使ってもいい…孫悟空はなんとか生き返らせれませんか?」
神龍「孫悟空は既に一度生き返ったことがある…それは不可能だ他の願いを言え」
ヤムチャ「やっぱ不可能だってよ」
ピッコロ「いやきっと何か方法があるはずだ…考えろ」
悟空『皆悟空だ!!あの世から喋ってんだけどちょっと聞いてくれ』
クリリン「悟空!?」
悟空『オラがいねえほうが地球は平和だって気がすんだ
それによオラ地球を救ったりしたから特別にカラダ付けてくれるってさ!
しかも死んでるからトシくわねえんだぜ?あの世には過去の達人とかいるしさ
…だからようチチや悟飯には悪いけど生き返らせてくんなくていいや
悟飯は既にオラよりしっかりしてるしな』
悟飯「そんなことないよお父さん…」
悟空『というわけだじゃあな!いつかおめえらが死んじまったらまた会おうな!
それにでっけえ方の悟飯!!頑張れよ…未来の平和はおめえが守るんだ』
未悟飯「は…はい!!父さん…オレ頑張るよ…」
悟空『そんじゃ…っと一つ忘れてた。神龍死人のオラでも一つ頼んでいいか?』
クリリン「悟空…どうするつもりだ?」
神龍「かまわん…願いは何だ…」
悟空『でっけえ方の悟飯の無くなっちまった左腕って治すことってできっか?』
未悟飯「!!」
神龍「もとに戻すだけなら可能だ…」
悟空『そんじゃあ頼む!!』
未トランクス「お…オレからもお願いします!!」
神龍「はああ……」カッ
神龍「……願いは叶えた……さあ最後の願いを言え……」
未悟飯「!!お…オレの腕が…う…動く…ちゃんと動くぞ…!!」
未トランクス「悟飯さん!!良かった…本当に良かった……!!」
未悟飯「父さん!!神龍も…ありがとうございます……」
悟空『なあに気にすんな!そんじゃ今度こそバイバ―――イ!!』
クリリン「…あいつ死人のくせに明るいからあんまり悲しくなかったな……」
神龍「さあどうした…最後の願いをいえ…それとももう願いがないのか?」
ヤムチャ「お…オレの彼女が高級なネックレス欲しがってんだけど……ダメかな?」
ピッコロ「…………」
ヤムチャ「ジョークだよジョーク!!大事な願いにそんなこと頼むわけないじゃないか!!」
ナッパ「オレ達サイヤ人の不老不死ってのはどうだ?オレ達の目的はそれだったろ」
ベジータ「ふん…そんなものにもう興味はない」
ナッパ「そ…そうか…そうだよな……」
クリリン「しぇ…神龍!!人造人間の17号と18号を元の人間に戻してやってくれ!!」
18号「!!」
神龍「それはできない…二人の人造人間はわたしの力を大きく超えている…」
クリリン「や…やっぱりダメか…」
ヤムチャ「どうして17号まで…どっちにしたってあいつは死んだんじゃ…」
ピッコロ「いや…おそらく一つ目の願いで生き返っているだろう…」
クリリン「それじゃあ……この願いはどうかな?
あの二人の体の中にとりつけられてる爆破装置を取り除いてやってくれないか?」
神龍「それならば可能だ…よし二人の爆破装置は取り除いたぞ…ではさらばだ!!」
未トランクス「クリリンさんどうして今のような願いを…」
クリリン「だって可哀相じゃないか…カラダの中に爆弾があるなんてよ」
悟飯「優しんですね…」
18号「…………」
天津飯「それにしてもクリリン…何故17号の奴まで?」
クリリン「う…うん…確かにオレ18号のこと好きだったけどさ
18号にはやっぱ17号がさあ…お似合いだろ?それで……」
ピッコロ「恋愛という奴か…わ…わからない…」
バッ
18号「バ――カ!!17号とわたしは双子の姉弟だよ!!だからってその気になるなよ
爆弾のことだって全然感謝なんかしてないんだからな!!タコ!!……またな」バッ
ヤムチャ「おい!またななんつったってことは少しは希望が見えてきたんじゃないか!?」
ピッコロ「さっぱりわからない…」
クリリン「ははは…嬉しいのも半分ぐらいだ…やっぱ悟空がいないとさびしいや」
ヤムチャ「…………」
天津飯「……オレはもう帰る…餃子が心配しているだろうしな
多分皆にはもう会うことはないと思う……じゃあ達者でな」
ヤムチャ「お前もな」
悟飯「さようなら…餃子さんによろしく」
天津飯「悟飯とトランクス、今のお前達なら簡単に人造人間を倒せるだろうが頑張れよ」
未悟飯・未トランクス「「はい!!」」
悟飯「未来のボクとトランクスさんはいつ未来へ発つのですか?」
未トランクス「今日一晩ぐっすり寝て明日経とうと思ってます」
未悟飯「早く未来も平和にしなきゃいけないからな」
クリリン「じゃあ明日見送りに行くよ」
悟飯「ピッコロさんはここで暮らしていくのですか?」
ピッコロ「ああそのつもりだ」
悟飯「ときどき遊びにきてもいいですか?」
ピッコロ「もちろんだ」
未トランクス「父さん!!」
ベジータ「……何だ」
未トランクス「助けてくれてありがとう…」
ベジータ「……ふん」バッ
翌日…
ブルマ「元気でねトランクス」
未トランクス「はい!!」
未悟飯「母さんのことを頼んだぞ」
悟飯「うん!!未来のボクも頑張って」
未悟飯「はは…オレも君に負けないように頑張るよ」
未トランクス「……」ニコ
ベジータ「……」フッ
未来の西の都
トランクス「ただいま母さん!!」
ブルマ「おかえり!!トランクス、それに悟飯君も…ってその腕!!」
悟飯「実は…」
ブルマ「そっか…結局孫君死んじゃったのか…でも悟飯君達が仇を討ったのね」
トランクス「はい、やっぱり父さんは母さんや悟飯さんが言ったようにただの冷たい
人じゃありませんでした。オレがセルにやられかけた時に守ってくれたんです」
ブルマ「で…でしょ!?だから言ったじゃない」
トランクス「はい」
ブルマ「(へえーあのベジータにそんな一面が…)」
『また番組の途中ですが人造人間の情報です!!現在襲われているのは――』
悟飯「行くぞトランクス!!」
トランクス「はい!!」
ブルマ「ほんとに大丈夫なの!?」
トランクス「大丈夫です!そのために悟空さん達に会ってきたんですよ!」
ブルマ「気をつけてね!!」
17号「孫悟飯とトランクス…生きていたのか……」
18号「もうあっさり殺っちゃってもいいだろう?うっとうしいからさ」
17号「遊びが一つ減ってしまうがまあいいだろう、好きにしろ」
超悟飯「トランクス下がっててくれ…皆の仇はオレが討つ」
トランクス「わかりました…」
18号「ふんこりないね」バッ
シュッ
ドグワッ
パラパラ
17号「!!なんだ…何をしたんだ!?何故お前ごときに18号が……」
超悟飯「今のはクリリンさんとヤムチャさん…天津飯さんと餃子さんの分だ…そして」
ギュオッ
17号「ぐわあっ!!」
超悟飯「これがピッコロさんとベジータさんの分だ!!消えろ――ッ!!」ズアッ
ドウンッ
悟飯「ふう…終わった…仇は討ちましたよ……あとは一番厄介な奴だけだ」
トランクス「セルはタイムマシンを奪いにくるはずですよね?」
悟飯「ああ…となると三年後か。オレはナメック星に行ってくるよ」
トランクス「えっ?」
悟飯「過去の父さんに瞬間移動を教わったんだ、新しいナメック星の場所も知ってるし」
シュン
悟飯「連れて来たぞ…この人が新しい神様だ」
トランクス「デンデさん!!」
デンデ「どうも…ボクは初めましてなのに貴方は初めましてではないんですよね?
何だか不思議な気分です…では早速ドラゴンボールの復活を……」
悟飯「デンデ、ドラゴンボールで生き返らせれるのは何年前ぐらいに死んだ人までなんだ?」
デンデ「1年前です」
悟飯「1年か…ってことはこの世界の皆は生き返らないのか…でも街の復興はできる」
トランクス「悟飯さん、チチさんの元へ一度帰ったらどうでしょうか?」
悟飯「そうだな、帰って母さんを安心させてあげなきゃ…」
三年後…
セル「…どういうことだ…人造人間達がどこにもいない…
それに孫悟飯とトランクスの実力が大幅なアップしている…
残っている人間達を吸収してもとてもじゃないが足りない…」
「お前なかなかのエネルギーを持ってるみたいだねえ」
セル「何者だ!?」
「完全体か…ボクの魔術で完全体にしてあげるよ…ふふふ」
悟飯「!!この気はセル!!」
トランクス「ど…どういう事だ!?過去の完全体のものより遥かに大きい気だ!!」
「ほう…なかなかの上質なエネルギーだ……」
悟飯・トランクス「「!!」」
人造人間編・完
悟飯「こんにちはボク孫悟飯です
セルを倒してからあれから七年…ボクは高校生になりました
えっお父さんがこの世に一日だけ帰ってくるだって!?
な…何だあいつら…不気味な奴らだなあ……
次回ドラゴンボール
不死身の怪物!!魔人ブウ襲来
久しぶりにお父さんに会えるんだ…楽しみだなあ」
次回書き込み時は魔人ブウ編投下
ようやくスレタイの台詞を入れれると
スレタイに」が抜けてることに今更気づいたorz
未来が原作より悲惨になるのか……
この改変めっちゃおもしれえ
み、未来が大変なことになってもうた……!
今夜の九時から再開予定
未来については
①救いはない絶望エンド
②救いがあるハッピーエンド
の二通り、再開までに希望が多い方を投下
レスがなかった場合は強制的に①で
②で
未来に幸あれ
あの未来で救いがないのはシャレにならんので②
2に決まってんだろ
聞くまでもないだろ
せめて平和にしてやってください
2
2でお願い
未来悟飯を幸せにしてやってくれ
再開
まさかの②しかなかった…②で行きます
②はストーリーの展開上ブウ編の後に投下します
魔人ブウ編
孫親子らに地球が救われてから七年…
悟空は地球を救った英雄としてあちこちで像が建てられていた
悟飯「こんにちはー」
ブルマ「あら悟飯君、今日もベジータとトレーニング?」
悟飯「はい、未来のボクに負けてられませんから」
ブルマ「そう、ベジータならトランクスと一緒に重力室よ」
悟飯「え?トランクス君と?」
ブルマ「そうよ、そろそろ本格的に鍛えていい歳になったからってさ
トランクスを悟飯君や悟天君より強くしたいらしいわ」
悟飯「それはこわいなあ」
「うわああ!!」
悟飯「あ…」
ブルマ「またか…こりないわねあのおっさんも」
ベジータ「だから貴様には10倍の重力でも無理だと言っただろ!!何度言ったらわかるんだ!!」
「そんなこと言ったって師匠~」
ベジータ「む…悟飯来ていたのか丁度いい…こいつをデンデのとこに連れていけ」
悟飯「ええまたですか…」
ベジータ「こいつに仙豆はもったいない」
悟飯「サタンさんほらしっかり」
サタン「す…すまん…」
セルゲームが終わってから毎日のようにミスター・サタンはベジータのもとへ来ていた
サタン「そういや悟飯くん、明日からオレンジスター・ハイスクールに通うんだったか?」
悟飯「はい」
サタン「あそこにはオレの娘が通っているんだよ」
悟飯「そうなんですか?」
サタン「ああ!!すっごく可愛いぞお。でもだからといって手を出すなよ」
悟飯「は…はは…ほらサタンさん行きますよ」
ナッパ「悟飯、オレが連れていってやるぜ」
悟飯「本当ですか?頼みます」
ナッパ「ほらちゃんとつかまれよ」ガシッ
サタン「ひい―――!!」
悟飯「あ…相変わらず嵐のような人だな…」
ブルマ「でも結構人気らしいじゃない、バラエティにもいっぱい出てるみたいだし」
悟飯「そうみたいですね」
ベジータ「悟飯、トレーニングするなら早く始めるぞ」
悟飯「あ、はい。それじゃあブルマさんまた後で」
ブルマ「頑張ってねー」
翌日…
セルがいなくなって平和が訪れていた…
だがその平和な暮らしが続くと愚かな者が増え始めてくるのである…
悟飯「あれ…ちょっとのんびり来過ぎちゃったかな…ん?」
強盗A「はーっはっはっは!!」ドカカカカ
悟飯「またか…しょうがないなまったく…正体がバレないように変身しなきゃ」
ボッ
強盗B「おらおらなにしてんだかかってこいよポリ公!!」
バキッ
ガッ
強盗C「な…なんだてめえ!!」ズガガガ
強盗C「え?」
パラパラ
ドガッ
強盗D「ば、バケモンだ!!」
強盗D「逃げろ!!」ブオーン
超悟飯「はっ!!」
ドンッ
警察「ど…どうなっているんだ…」
悟飯「ふう」
「ねえ!!」
悟飯「!!」
「あれ誰がやったの?まさか警察じゃないわよね?」
悟飯「さ…さあ……見てなかったから…」
「せっかく飛んできたのに…誰かしらいったい…」
「あ、ビーデル様、わたし見ましたよほら例の金色の戦士ですよ!!」
ビーデル「金色の戦士!!また…」
「オレンジスター・ハイスクールの生徒じゃないですかね
彼もつけていましたよ!その学校のバッジ!!」
ビーデル「え!?うちの学校の生徒!?いたかな…そんなやつ……」
ビーデル「ねえシャプナーあんたじゃないよね金色の戦士」
シャプナー「残念だったなオレじゃない」
「えー今日から新しく編入した生徒を紹介します、君入って」
悟飯「こ…こんにちは孫です…孫悟飯…よろしく…」
「あら結構可愛いじゃない」
ビーデル「あいつどこかで会ったような…」
シャプナー「いかにもおとなしい勉強の虫ってとこだな…」
「おい待てよ今孫って…」
「嘘!?まさかあの孫悟空さんの親戚か何か!?」
「マジかよ!?」
ざわざわ…
「静かに!!さああいてる席に適当に座りなさい」
悟飯「あ…はい……えっと」
「ここよ!ここ」
悟飯「ど、どうも」
「あたしイレーザよろしくね、こっちの子はビーデル」
悟飯「あ…」
イレーザ「ねえあなた孫悟空の息子なの!?」
悟飯「え…まあ…はい」
イレーザ「やっぱり!!うわー!!」
ビーデル「そうだ貴方今朝銀行強盗が逮捕された現場の人でしょ!!」
悟飯「あ…はい」
イレーザ「ああ金色の戦士が現れたっていう?」
悟飯「金色の戦士!?何ですかそれ?」
イレーザ「ここ十日で三回現れた正義の戦士よ!!逆立った金色の髪の男の子!!」
悟飯「(ぼ…ボクのことだ!!)」
ビーデル「目撃者に聞いたら金色の戦士はこの学校のバッジをつけてたらしいんだけど」
シャプナー「相手を見て言えよ、そいつが戦士ってガラだと思うか?第一黒髪だ」
ビーデル「でも孫悟空はセルゲームの時に黒髪から金色の逆立った髪になってたわ
その息子ってことは髪が金色に変化させることができたって不思議じゃないわ」
イレーザ「そういや孫悟空と同じ服装で悟飯君に似た人いなかった?」
悟飯「(み…未来のボクのことだ!!)」
シャプナー「何言ってんだよ、七年前に大人だった奴だろ?こいつのわけがねえ」
悟飯「そ、そうですよ!!他人のそら似ですよ…ボクは父さんと違って金髪にはなれないし」
イレーザ「なあんだ」
ビーデル「(あやしい…)」
イレーザ「そうだ、ビーデルのパパってあのミスター・サタンなのよ?」
悟飯「いい!?君がサタンさんの娘さん!?に…似てない…」
イレーザ「でしょー?」
放課後…
悟飯「金色の戦士か…ばれないように工夫が必要だな…
お父さんの息子ってので怪しまれてるし…よしブルマさんに相談しよう」
ブルマ「ふーん、正体がばれないように完全な変身をね」
悟飯「はい…何かいい方法はありませんか?」
ブルマ「あるわよ、作ってあげるわ。二時間ぐらい待ってて」
トランクス「悟飯さん!!いつ来たの!?」
悟飯「さっき来たばかりさ!!お父さんに修行してもらってるんだって?」
トランクス「うん!」
ベジータ「悟飯か」
悟飯「あ、ベジータさんこんにちは」
サタン「うぐ…」
悟飯「サタンさん今日も来てたんですか?」
サタン「あ…ああ。今日は西の都で撮影の番組があってな…」
悟飯「大丈夫ですか?」
サタン「す…少し休めば……」
ベジータ「ただの人間の割に根性だけはある奴だ…」
悟飯「あ…あはは」
トランクス「ねえ何やって遊ぼうか!」
悟飯「ん?そうだなあ」
悟飯「この赤い方のスイッチを押せばいいんですね?」
ブルマ「そうよ」
トランクス「いいなあ、お母さんボクにも作ってよ!!」
ピッ
悟飯「あっ!!かっこいいじゃないですか!!うはー!!いい!!凄く良いですよ!!」
ブルマ「でしょ――!!」
トランクス「ボクやっぱりいらない…」
悟飯「どうもありがとうございましたー!!」
トランクス「また来てねバイバ―イ!!」
悟飯「ひゃっほー!!早い早い!!ん?暴走車発見!!もう変身してるけどへんし――ん!!」バッ
「わっ!!このくそったれヤロー死にてえのか!!」
悟飯「そんな無茶な運転はしてはいけない!!
これから町の中ぐらいは安全運転をするとわたしに誓え!!」
「なにもんだてめえは!!」
悟飯「え…なにもの?そうだなあ…えーっと」
「お前今考えているだろ」
悟飯「わたしは正義を愛する者!!グレートサイヤマンだ!!!」
「……ぷっ!!ぐはははは!!だせー!!」
悟飯「ば…バカにするなあ!!」ドゴオッ
悟飯「一生懸命考えた名前だぞ!!」
「ご…ごめんなさい……よく考えたらかっこいい名前でした…安全運転…安全運転…」
悟飯「(わかってくれた…)」
翌日
悟飯「それじゃあ行ってきます!!」
チチ「飛行機には気をつけるだぞ」
悟飯「はい」パッ
「やっぱりいいなあー、お兄ちゃんかっこいい!!」
悟飯「だろー?そのうち悟天の分もブルマさんに頼んでやるよ!!
今日から筋斗雲はお前が使っていいぞ――!!」
チチ「兄ちゃん嬉しそうだなー、昨日から何回も変身してよ」
ラディッツ「あ…あれが…かっこいい…のか?」
ピピー
ビーデル「はい!こちらビーデル」
『隣のランドセルタウンで二人組の強盗です!!現在ルート81を山に向かって逃走中!!』
ビーデル「先生ちょっと行ってきます!!」
「ごくろうさま、気をつけてね」
悟飯「ど…どうしたんですかビーデルさん」
イレーザ「あああの子強いからよく警察に頼まれたりすんのよ」
悟飯「ええ!?あの人が?」
シャプナー「ビーデルを甘くみるなよ?ミスター・サタンに匹敵する実力の持ち主さ」
悟飯「(サタンと匹敵…危ないんじゃないか?)
すいません便所行ってきます!!」
悟飯「とう!!…どこだろうルート81って…」
強盗a「ひゃっほー!!」
強盗b「ん?」
ビーデル「武器を捨てておとなしくつかまりなさい」
強盗a「おいあいつミスター・サタンの娘だぜ!!」
強盗b「へえあいつの娘にしちゃ結構可愛いじゃねえか…そら!!」バッ
バキッ
強盗b「ぐっ!!」
悟飯「見つけた彼女の気だ!!」
ガキッ
ビーデル「まだやる気なの!?」
強盗b「当たり前だ!!」
悟飯「へえ驚いた。ほんとに結構強いや…サタンより強いんじゃないかな?」
強盗a「く…くそ―――!!」チャッ
ビシッ
バキバキ
ビーデル「!!」
強盗a「なっ…なななんだてめえは!!」
悟飯「それは…次のレスで教えてやる」
強盗a「も…もう一回聞くぞ!!何者だお前は!!」
悟飯「では約束通り教えてやろう…わたしは……」
ババッ
悟飯「悪は絶対に許さない!!正義の味方!!」バッ
ババババババン!!
バッババッビッ
悟飯「グレートサイヤマンだ!!」
強盗a「…………」
悟飯「(ばっちり決まった!!夕べ二時間も練習したもんね!!)」
ビーデル「か…かっこわるい……」
悟飯「抵抗しても無駄だ!!さあビーデルさんこいつに手錠を」
ビーデル「(わたしの名前を知ってる…やっぱり……)」
強盗a「こんなみっともない奴につかまってたまるか!!」
悟飯「おろかものめ…逃しはせんぞ!!」
ビーデル「と…とんだ!!トリックじゃない!!」
ガンッ
悟飯「ビーデルさんこいつどうしましょう?」
ビーデル「ここに置いとけばいいわ、わたしが連絡しておくから」
悟飯「わかりました」
ビーデル「強いんだねあんた…でやっぱり正体は秘密なわけ?」
悟飯「ええまあ…そうです」
ビーデル「でも孫悟飯君、どうやって授業抜け出してきたの?」
悟飯「便所に行きたいっていって…あ!!」
ビーデル「やっぱり!!あんたの正体は孫悟飯君だったのね!!」
悟飯「し…しまった!!」
ビーデル「ねえ一か月後の天下一武道会あんたも出ない?
前チャンピオンとその前のチャンピオンの子供が闘うってなったら
絶対に面白いと思うんだけど…でなきゃばらすわよ皆に」
悟飯「ええ!?そんなあ!!」
ビーデル「いいじゃないのグレートサイヤマンで出場すればわかんないんだし」
悟飯「だけど…」
ビーデル「ばらすわよ」
悟飯「わかりました…出場しますよ…」
ビーデル「やったあ決まり!!あ、あと空飛ぶの教えなさいよ。フェアじゃないわ」
悟飯「え…あ…はい……まいったなあ」
ミスターサタンの強さが果てしなく微妙なこと世間にバレてんだろ?
ちょっと出かけてた
>>137
ベジータの元で一応七年間修行してたから原作よりはかなり強い設定
ブルマ「天下一武道会……懐かしいわねえ
でもどんなに手を抜いてもぶっちぎりで優勝するのがわかってちゃつまんないよね」
ベジータ「そいつはどうかな…そのなんとかって大会…オレも出る」
悟飯「え!?」
ベジータ「七年間貴様を鍛えてやったんだ…どのぐらい腕を上げたか見てやる」
悟飯「そ…そんなあ」
ナッパ「へっへっへ、オレも出るぜ?久しぶりに暴れてやる」
トランクス「すごいや!!パパと悟飯さん、ナッパさんも闘うの!?」
『オラも出るぞ!!』
悟飯「お…お父さん…お父さんの声だ!!お父さん!!そうでしょ!?」
ベジータ「カカロット…!?」
悟空『そうだ!久しぶりだな皆』
悟飯「お元気でしたか!?お父さんっ」
悟空『うん…まあ元気といったら元気だったかな…死んでっけど』
悟飯「本当に…本当に天下一武道会に来られるんですか!?」
悟空『ああ!占いババに頼んで一日だけ戻れる日はその日にする!
悟飯もベジータも出るんだろ!!オラも出るさ!!』
悟飯「やったあ!!バンザ――――イ!!!!」
ベジータ「楽しみにしているぞ…オレは更に腕を上げた」
悟空『オラもだベジータ…じゃあな皆!!天下一武道会で会おうぜ!』
ブルマ「よかったわね悟飯君!!早くお母さんやクリリン君達に伝えてあげなきゃ」
悟飯「はいっ!!」
ベジータ「いいぞ面白くなってきた」
悟飯「そうだベジータさんも正体がばれないようにこういうコスチュームを着ないと」
ベジータ「着るか!!!オレは別にばれてもかまわん!!!!」
サタン「べ…ベジータさんも悟飯さんも出るんですか…?」
ベジータ「死なないように加減はしてやる」
サタン「で…ですよね……」
悟飯「じゃあボク皆に教えてきます!!」
クリリン「悟空も!?ほんとかよ!!」
悟飯「闘わなくなって坊主頭もやめてしまったクリリンさんです」
亀仙人「悟空とはまた久しぶりじゃのう」
クリリン「オレも出ようかな…」
18号「賞金が出るんだろう?出場しろクリリン、わたしも出る」
クリリン「ところでお前、何でそんなダサいかっこしてんだ?」
悟飯「何言ってるんですか、クリリンさんもセンスが鈍りましたね。じゃ」
ピッコロ「そうか…それは確かに面白そうだ」
悟飯「でしょー」
ピッコロ「よし、オレも出てみる。ところで悟飯そのおかしなかっこは何だ」
悟飯「やだなあピッコロさんまで」
悟飯「天津飯さん達はどこにいるのかわからないからなあ…
ヤムチャさんにはブルマさんから連絡が行くと思うし」
チチ「え―――!!悟空さが天下一武道会のためにあの世から帰って来るって!?
そったらビッグニュースなしてもっと早く言わねえんだよ!!!
よかったなー悟天!!お父と一日だけ会えるってよ」
悟天「?」
チチ「まいったなーオラだけトシくっちまってよ。あの世じゃトシくわねえんだろ?」
ラディッツ「カカロットが帰ってくるのか…」
悟飯「あ…あのお母さん…ボクも出ちゃダメかな…天下一武道会…賞金が出るんだけど」
チチ「賞金なんてどうでもいいだ!!悟空さに成長した悟飯ちゃんを見せてやるだよ!!」
悟飯「そのためにあの…ちょっと学校を休んで修行しないと…」
チチ「かまわねえ修行しろ、どうせなら万全の状態でいけ」
悟飯「悟天、伯父さん明日からの修行を手伝ってくれませんか?」
悟天「うん!!」
ラディッツ「良いだろう、どうせならオレも出よう」
悟飯「とりあえず超サイヤ人になっておくかな」
超悟飯「よーし始めるか!!」
悟天「おー!!」
ラディッツ「ベジータやピッコロに修行見てもらってたんだろ?
どうせなら一緒にしたらよかったんじゃないのか?」
超悟飯「ベジータさんとピッコロさんは試合相手ですからね…」
ラディッツ「オレも出るんだけどな…相手にならないか」
超悟飯「あはは…」
悟天「ねえボクも超サイヤ人になっていい?」
超悟飯「え?はははは!そいつは悟天にはちょっとむりかな。超サイヤ人ってのは――」
ボッ
超悟飯「!!…ご…悟天お…お前いつから……」
超悟天「忘れちゃった」
ラディッツ「オレとよく組手やってたからな…その最中に突然」
超悟飯「そ…そうなんだ……ん?あ…あれはまさか……」
ラディッツ「ん?知り合いか?」
超悟飯「空を飛ぶのを教えるの約束してたの忘れてた…」
ベジータ「無理をするなトランクス、お前にこの300倍の重力は無理だ」
トランクス「ゆうべ悟天君から電話があったんだ悟天君も天下一武道会出るって
だ…だからボクも出ようと思って…やっぱきついや超サイヤ人になろっと」
ベジータ「なに!?」
ボウッ
超トランクス「へへへっ、楽ちん楽ちん!!」
ベジータ「あいついつから…冗談じゃない…伝説と言われた超サイヤ人にこうもあっさり」
超トランクス「ほっほほっ」
ベジータ「トランクス、悟飯の弟もなれるのか?超サイヤ人に…」
超トランクス「はい」
ベジータ「…まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな…かかってこい」
超トランクス「え!?いくらなんでも無理だよ、パパ強すぎるもん」
ベジータ「オレに少しでも当てれれば遊園地に連れてってやるぞ」
超トランクス「ほんと!?パパが!?いくよ?」
ベジータ「おもいっきりくるんだいいな!」
超トランクス「だあっ」ブン
超トランクス「だあああああっ!!」
ババババババババッ
ベジータ「くっ!!」ガッ
超トランクス「あ!!お父さん腕でガードした!!当たったよ!!」
ベジータ「約束どおり遊園地には連れて行ってやる…!
それよりどうだ…お前と悟飯の弟はどっちが強いんだ?」
超トランクス「ボクの方がちょっとだけ強いよ、悟天君は一歳年下だしね」
ベジータ「ちょっとだけ…か」
こうして天下一武道会に出場する選手たちは各自修行を行い…
遂に天下一武道会の日となった…
悟空「へへーヤッホ――!!」
ピッコロ「悟空!!」
悟飯「お父さん!!」
悟空「けっこう変わっちまったな皆…でも元気だったか?」
チチ「悟空さ…」
亀仙人「よう帰って来たのう」
占いババ「じゃあ24時間だぞいいか?」
悟空「ありがとう占いババ」
悟空「おめえハゲじゃなかったんか」
クリリン「言ったことあんだろそってるって」
トランクス「死んだ親父さんお前にそっくりだな」
悟天「そう?」
トランクス「凄かったんだろ?そんなふうにあんまり見えないけど
ナッパさんやラディッツさんの方が強そうだ」
悟天「でも兄ちゃんはベジータさん除いたら宇宙一って言ってたよ?」
トランクス「やっぱオレのパパが宇宙一だよなあ」
悟空「あれ?18号!!18号じゃないか!!」
18号「今頃気づいたのかバーカ」
クリリン「武天老師様の家で一緒に住んでんだオレ達…娘も一人いる」
悟空「ひえええ!!おっおでれえた~っ!!!」
「はあいどこから来ました?」
悟空「オラか?あの世からだけど」
「お…おほほご冗談を…あら貴方孫悟空にそっくり!!」
悟空「オラが孫悟空だぞ」
「で…でも孫悟空さんは死んだはずじゃあ…」
悟空「だから頭の上にわっかがあるだろう?」
「やや!!君たちは!!久しぶりだね!!セルゲーム以来だ!!ってあれ?
孫悟空君君はセルゲームのときに死んだはずじゃ…?」
悟空「ああ、一日だけこの世に戻ってきたんだ」
「……オーケーオーケー不思議だが君たちなら何でもありだ、死んでても結構!!」
その後悟空達はあっさり予選を勝ち抜き16人の本線出場者が決定した
天下一武道会少年の部では、トランクスが優勝、悟天が準優勝という結果になった
悟空「ん?」
「こんにちは…あなたが孫悟空さんですね?」
悟空「何故オラのことを?」
「噂を聞いたことがありましてね…噂通りいい魂をお持ちだ」
ピッコロ「何者だアイツ…」
悟空「さあわかんね」
本選の対戦順は(>>1によるあみだ)くじで決められた
第一試合 ヤムー 対 クリリン
第二試合 孫悟空 対 ヤムチャ
第三試合 ラディッツ 対 グレートサイヤマン
第四試合 18号 対 キビト
第五試合 スポポピッチ 対 ナッパ
第六試合 シン 対 ベジータ
第七試合 サタン 対 マイティマスク
第八試合 ピッコロ 対 ビーデル
クリリン「良かった…たいしたことない奴だ」
ヤムチャ「げ…いきなり悟空とかよ」
悟空「はは、勝たせてもらうぞ」
悟飯「伯父さんよろしく」
ラディッツ「ああ…」
18号「さっきのわけのわからない奴か…」
ナッパ「なんかでけえがたいしたことなさそうだな」
ベジータ「ち…決勝までたいしたことない奴ばっかか」
サタン「か…勝てる…一回戦は…」
マイティ「(なんだサタンが相手かよー)」
マスク「(準備運動だね)」
ビーデル「あの…顔色悪いですよ?」
ピッコロ「生まれつきだほっとけ」
「まずはヤムー選手対クリリン選手です!!
ヤムー選手は前大会で一回戦で敗退しましたが今回はその雪辱を晴らしにきました
対するクリリン選手は少年時代にこの大会でかなりの高成績を残しており
今回は久しぶりの出場となります!!それでは試合を始めてください!!」
ヤムー「ふーはあーっ!!」ブン
クリリン「遅いぜ」ドカッ
ガンッ
「場外!!クリリン選手の勝ちです!!」
「(いいぞ!!やっぱりさすがだ!!やはり天下一武道会はこうでなくちゃ)」
「続いて第二試合です!!孫悟空選手対ヤムチャ選手!!
孫悟空さんは皆さんご存知世界を救った英雄です!!
今回特別にあの世から参戦してくれました!!
孫悟空選手は過去三回この大会に出場しており優勝と二度の準優勝の成績です!
対するヤムチャ選手は過去三回出場しておりますが全て一回戦敗退です!
今度こそ一回戦を突破できるのでしょうか!!試合開始!!」
悟空「棄権すんのはなしだかんな」
ヤムチャ「はは…手加減してくれよ?」
悟空「はっ!!」バッ
ヤムチャ「うわあっ!!」
「場外!!孫選手触れることなく勝ちました!!ヤムチャ選手4連続初戦敗退です!!」
ヤムチャ「くう…二度と出ねえ……」
「どんどん行きましょう!!第三試合はラディッツ選手対グレートサイヤマン選手!!
両方今大会初の出場です!!さあ一体どんな戦いを見せてくれるのでしょうか!?」
ラディッツ「行くぞごは――」
悟飯「しーっ!!今は正体隠してるんだから!!」
ラディッツ「そ…そうだったな…ではいくぞグレートサイヤマン!!」
悟飯「さあこいっ!!」
ダッ
ガシッズンバッダダダッ
「激しい猛攻が繰り広げられています!!先にこの均衡を崩すのはどちらでしょうか!!」
スポポピッチ「二人共大きいエネルギーだ…ヤムーいつまで伸びている!!」
ラディッツ「はあっ!!」ズオッ
悟飯「魔閃光!!」バッ
「気功波のぶつかり合いです!!」
悟飯「はあっ!!」
ズドオン
ラディッツ「はあ…はあ……オレの負けだ」
「ラディッツ選手降参です!!グレートサイヤマン選手の勝利です!!」
ラディッツ「もうすっかりオレでは敵わなくなったな」
悟飯「いえ、伯父さんも強かったです」
今日は終わり、次回天下一武道会の続きから
スポポピッチ対ナッパ…
真面目にスポポピッチさん命の危機なんじゃ…
スポポピッチとナッパって絵面がとても暑苦しい
楽しみだ
ミスターサタンは戦闘力いくつくらいだ?
15くらいはあるか?
界王神ボコボコにされちゃう…
スポポビッチとヤムー涙目敗走wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
折角生きてるのにナッパやラディッツが空気すぎる
>>148
原作がそのくらいじゃなかった?
ここではベジータに少ししごかれてるから150ぐらいあったりして。
>>152
それって亀仙人レベルだぞ
乙
>>152
しかし10倍未満とはいえ高重力の修行室に入って死んでない時点で相当じゃね?
原作だと悟空は戦闘力200代で精神とときの部屋(10倍重力?)かつ過酷な状況で数ヶ月持った。
戦闘力50前後のパンプットやギラン程度では
間を取って80ぐらいかな
後は気功波と舞空術使えるかだな
娘に教えてないなら使えないような気はするけど
「さあてお次は第四試合!!18号選手対キビト選手です!!再び両者初参加となります」
キビト「何者だ貴様…何故エナジーを感じない」
18号「答える義理はないね」ギュンッ
キビト「速い!!ぐ…」
18号「遠慮はしないよ!!でやああっ!!」ブン
キビト「相手のパワーがわからない…ここは避けるしかあるまい!!」ダンッ
ドグン
18号「後ろだよ!!」
キビト「しま――」
ズギャン
キビト「く……」
「場外!!場外です!!18号選手二回戦進出です!!」
18号「次は悟飯か…勝ち目はなさそうだね」
キビト「すみません…油断しました」
シン「どうやらサイヤ人以外にも強い人間がこの星にはいるようですね
エナジーの感じられない人間とは…強さも動きも読めないので仕方ありませんよ
わたしの相手はベジータさんですか…彼はどれほどの強さなのでしょうね」
キビト「サイヤ人の王ですな…ただのサイヤ人ですからフリーザより弱いでしょう。
とても我々の役には立たんでしょうな、孫悟空という者が例外なだけですから」
シン「フリーザを倒した超サイヤ人孫悟空…わたしと近い実力を持ってるのでしょうか」
キビト「貴方様より強いものが下界にいるものですか」
シン「ですがせめてわたしと同じぐらい強いものでないと困るんですよ
む…キビト、次の試合はスポポピッチがでてきますよ……」
キビト「対戦相手のあれは…サイヤ人ですかな?」
「さあて第五試合 スポポピッチ選手対ナッパ選手です!!
スポポピッチ選手は前回一回戦で敗退しましたが大きくイメチェンをして再挑戦です!!
対するナッパ選手は初の参加です!!この巨体からはたしてどのような技が
繰り出されるのでしょうか!!試合を始めてください!!」
ナッパ「へっ、かかってきな。オレの次の相手はベジータなんでな」
スポポピッチ「もう勝った気でいるのか…バカめ!!」
ナッパ「へっお前の相手がベジータにならなくてよかったな!!
もし試合になってたらその額に書いてあるMはベジータを怒らせてたぜ!!」
スポポピッチ「な…なんのことだ!?」
ベジータ「……あいつには後できついお灸をすえてやらんとな」
「二人共口論している模様です!!お互いに挑発しあっている
それより筋肉もりもりの大男二人ってなんだか暑苦しいですね…・・」
スポポピッチ「ぬひひひ…はあ!!」バキッ
スポポピッチ「へっ…何だと!?」
ナッパ「軽いな…パンチはこう打つんだ」ドゴオッ
ナッパ「おっといけねえ…殺しちまったか?」
スポポピッチ「ぬぐ……おおお……はあはあ……」
ナッパ「おう生きてたか、殺しちまってたら失格になってたぜ」
スポポピッチ「ぐぬぬ…調子に乗るなあ!!」
ダダダダダダ
「おーっとスポポピッチ選手の激しいラーッシュ!!これはにげきれない!!」
ナッパ「かいいなあ!!」ゲシッ
「あっさり蹴飛ばされた――!!これは場外か…っとスポポピッチ選手浮いた―!!」
スポポピッチ「く…くそお!!」
ナッパ「落ちればよかったのによ、てめえなんかじゃオレに勝てねえぜ」
スポポピッチ「ぐ……ヤム――ッ!!こいつだ―――ッ!!」
バッ
ナッパ「何だてめえは!!」
「おっと二人で闘ってはいけません!!スポポピッチ選手失格です!!」
シン「予定が狂ってしまいましたが彼に犠牲になってもらいましょう…何だって!?」
キビト「どうしました!?」
シン「か…彼にわたしの超能力が通じない!!」
キビト「なんですと!?」
ナッパ「ちっ邪魔だ!!」
ヤムー「くっオレ達は最強の力を得たはずではなかったのか!!」
スポポピッチ「二人がかりでも勝てないだと…!!」
「スポポピッチ選手ヤムー選手!!早く闘いをやめてください!!」
ヤムー「ここは一旦退くぞ!!」
ナッパ「おい何処行きやがる!!逃がすか!!」
シン「我々も追いましょう!!」
「あっちょっと!!どこに行かれるんですか!?
まあナッパさんは勝ちが決定した後なので二回戦までに戻ってくればよしとしましょう
第六試合はシン選手が試合直前でどこかに行ってしまいました…よってベジータ選手、不戦勝です!!」
ベジータ「ふん…つまらん」
ナッパ「待てっていってんだ」
スポポピッチ「く…追いつかれた…」
ヤムー「こうなればイチかバチかだ」ギュオッ
キビト「あそこです」
シン「できればアジトにまで行って欲しかったんですが」
ナッパ「くっテメエ今殺る気だったな?ならば遠慮はしねえ…」クン
ズアッ
シン「あ!!」
ナッパ「へ、きたねえ花火だぜ……ん?何だてめえら?やろうってのか」
シン「ゆ…唯一の手がかりが……」
キビト「ど…どうしましょ……」
ナッパ「何だこいつら…?変な奴らだぜ…さて会場に戻るか」
「スポポピッチとヤムーがやられたみたいだねえ」
「使えない奴らですな」
「そうだねえでも一応武道会の会場には強い連中がいっぱいいるみたいだ」
「わたしが行ってまいりましょうか」
「いいや…ボクの魔術で武道会の会場にいる連中が受けたダメージが
エネルギーとして送られるようにするんだ。初めからこうすればよかったよねえ?」
「これで魔人ブウの復活も早まりますな」
「どのぐらい溜まるか楽しみだよねえ」
「き…気をとりなおして第七試合です!!ミスター・サタン対マイティマスク選手!!
ミスター・サタンは皆さんご存知前大会のチャンピオン!!
対するマイティマスクは前大会で惜しくも一回戦で敗れてしまいました!!」
サタン「ふっふっふ…相手が悪かったな(わしも次でやられそうだけど…)」
マイティ「おい悟天、とっとと決めちゃおうぜ」
マスク「うんトランクス君」
サタン「サタンパ――ンチ!!」ダッ
マイティ「でやっ!!」バキイッ
サタン「ぐおっ!!」
「おっと手痛い一撃!!サタン吹っ飛んだ!!これは場外か!?」
サタン「いったああ!!」
「何とサタン飛んで場外を回避しました!!しかしかなり痛がっています!!」
ビーデル「う…嘘…なんでパパが飛べるの!?」
マイティ「しつこいなあ…ようし…ばっ!!」ボンッ
サタン「いい!?」
クリリン「あ…あいつたいした威力じゃないが気功波を撃ったぞ!!」
悟飯「あれ…この気は……」
サタン「なるほどな…オレだってだてに七年間しごかれてたわけじゃないぞ!!」バッ
マイティ「悟天あいつなんかしてくるぞ!!」
サタン「はああ…繰気弾!!」
マイティ「あ…あれはヤムチャさんの!!ヤムチャさんともよくいると思ったら!!」
マスク「あの追いかけてくる奴!?」
サタン「とう!!」ブン
マイティ「まずい避けろ!!」
マスク「うわあ!!」バッ
サタン「逃がさんぞ!!」ビッ
ビュッバッボンッ
悟空「あぶね!?あいつ全然コントロールできてねえぞ!?」
ベジータ「あいつは気の制御が下手糞なんだ」
クリリン「運よく観客席の方に行ってないけど下手したら大惨事だぜうわっ!?」
ヤムチャ「浮けるようになったから教えていいかと思って」
マイティ「ま…まずい!!右だ!!」
マスク「え…み右!?」
マイティ「バカそっちは左っ!!」
ビリッ
サタン「へ…?ち…ちぎれてしまった!!トランクス君達は大丈夫か…?」
「おっとマイティマスク選手体がちぎれて…んん?ち…違う!!」
トランクス「バカ!!何でそっちに避けるんだよ!!」
悟天「だってよく見えなかったんだもん!!」
「二人で試合をしてはいけません!!失格!!二人目ですよ!!」
悟飯「あっちゃあ」
トランクス・悟天「「に…逃げろ――!!」」ギュン
ベジータ「おい」バッ
トランクス「う……」
悟天「あ……」
ゴツンバゴッ
トランクス「うわーん!!」
悟天「痛いよ――!!」
チチ「自業自得だべ」
ブルマ「おとなしくしときなさい」
「…今度こそ気をとりなおしましょう!!一回戦最後の試合はピッコロ選手対ビーデル選手!!
ピッコロ選手はかつて世界を恐怖に陥れたピッコロ大魔王の息子です!!
その実力は親を超え一度この大会で準優勝を果たしております
対するビーデル選手はミスターサタンの娘さんです!!
全大会の少年の部では優勝した実績を誇ります!!」
「「「「「ビーデル、ビーデル、ビーデル!!」」」」」
悟飯「これは…ビーデルさんには悪いけどピッコロさんの圧勝だな」
ビーデル「さあかかってきなさい!!」
ピッコロ「貴様は悟飯の友人だろう…手荒な真似はしたくない」
ビーデル「降参しろっての!?冗談じゃないわよ!!」
ピッコロ「そうか」トン
ビーデル「え……」フラ
ピッコロ「おっと」
「ビーデル選手気絶!!ピッコロ選手の勝ちです!!これで二回戦進出メンバーが決まりました」
ナッパ「お?もう一回戦全部終わったのか?」
ベジータ「あの二人はどうした?」
ナッパ「消してきたぜ」
ベジータ「そうか」
ピッコロ「悟飯、すぐに目を覚ますだろう」
悟飯「あ、はい」
サタン「ビーデルー!!ピッコロさんもっとましな方法はなかったんですか!?」
ピッコロ「うるさい!!一番ましな方法だ!!」
「さあて二回戦第一試合です!!クリリン選手対孫悟空選手!!
二人は少年時代同じ師をあおぎ育った幼馴染でありライバルです!!
実はこの大会でもこの組み合わせの闘いが昔あり、そのときは孫選手が勝っています
クリリン選手リベンジなるのでしょうか!!それでは試合を始めてください!!」
悟空「クリリン、久しぶりにいっちょやろうぜ」
クリリン「手加減はなしだぞ、お前の本気を見せてくれ」
悟空「ああ、いくぞクリリン!!」
クリリン「こい!!」
ダッババッガッ
ドンッ
バッ
スタッ
悟空「へへ…」
クリリン「はは…」
「す…素晴らしい!!速くてよく見えませんでしたが素晴らしい攻防です!!」
クリリン「はあ…バッ」ボッ
ピッコロ「あの技は…」
クリリン「ハアッ!!」
悟空「ピッコロと闘ったときの技か!!はあ!!」ボンッ
クリリン「隙あり!!」
悟空「だあ―」
クリリン「太陽拳!!」カッ
悟空「うわっ!!め…目が!!ちくしょーきたねえぞ!!」
クリリン「気円斬」ブン
悟空「ちょそれしゃれになんね――」
クリリン「何てな!!」ドガッ
悟空「うわああ!!」
「おっと孫選手場外に一直線!!」
クリリン「勝った!!…消えた!?瞬間移動か!!」
悟空「そうだ」
クリリン「ちぇ~きたねえよなあ、それ」
悟空「それおめえが言うか?」
クリリン「あは…」
悟空「へへ…」
クリリン「オレの負けだ悟空、久しぶりにやれて楽しかったぜ!!」
悟空「オラもだ!!」
ガシッ
「おっとクリリン選手の降参!!二人の熱い握手で試合は幕を閉じました!!」
18号「クリリン」
クリリン「18号!!わ…悪い勝手に降参しちまって…」
18号「仕方ないよ、相手はあの孫悟空なんだし」
クリリン「18号はどうするんだ?」
18号「わたしに悟飯を倒せるわけないだろう?少し嫌がらせをして降参するさ」
クリリン「嫌がらせって…おいおいほどほどにしてくれよ?」
「さあてお次はグレートサイヤマン選手対18号選手です!!」
悟飯「いきますよ?」
18号「気円斬!!」バッ
悟飯「うわっ!?」
「おっと18号選手の不意打ちでグレートサイヤマンの顔を隠してたものが吹き飛んだ!!
謎のヒーローの素顔があらわに!!ってわたしまだ試合開始って言ってないんですだけど」
イレーザ「ねえあれ悟飯君じゃない?」
シャプナー「ああ間違いなく悟飯だ…あいつあんな強かったのか…」
イレーザ「そりゃ孫悟空の息子だもの!!悟飯くーん!!」
悟飯「げげっ!!ここにきてたなんて…」
「なんとグレートサイヤマンの正体はごはん君?だったのです!!
さあグレートサイヤマンの正体がわかったところで試合かい―」
18号「わたしは棄権するよ」
「え?じゃ…じゃあグレートサイヤマン選手の不戦勝です!!
あの…グレートサイヤマン選手って長いから本名でいいかい?」
悟飯「あ、はい…孫悟飯です」
「孫悟飯ね…あれ?ひょっとして悟空君の?」
悟飯「はい孫悟空はボクの父です」
「そうかあ!! 悟飯君と少年の部順優勝の悟天君が悟空君の息子かあ!!
おっとさあて次の試合はナッパ選手対ベジータ選手です!!」
ナッパ「お手柔らかに頼むぜ?」
ベジータ「それはできんな」
ナッパ「な…何でだよ!?」
ベジータ「貴様さっきオレがM字とかなんとか言ってただろ」
ナッパ「し…審判!!オレは棄権す――」
ベジータ「逃げるな」ドズッ
ナッパ「ぐ…おごお……」
ベジータ「この単細胞が」バキィッ
「ナッパ選手ダウン!!あれは痛い!!起き上がれません!!ベジータ選手の勝利です!!」
悟空「おめえ髪型気にして――なんでもない」
ベジータ「ふん」
「さて二回戦最後の試合はミスター・サタン対ピッコロ選手です!!」
サタン「うおおお―――っ!!!!」
「「「「「サーターン!!、サーターン!!、サーターン!!」」」」」
クリリン「さっきからピッコロ完全にアウェーだよな?」
悟飯「あ…あははは」
ピッコロ「おとなしくしてれば痛い目にはあわん」
サタン「そっとね?そーっと」
ピッコロ「…………」ソー
バキィッ
ドゴッ
サタン「が……」ドサッ
「……ミスター・サタン見事な吹っ飛びっぷりで場外です!!」
「流石サタンだぜ!!」
「いいぞ――」
「「「「「サーターン!!、サーターン!!、サーターン!!」」」」」
ピッコロ「……わ…わからない」
「さあてとうとう準決勝です!!第一試合は孫悟空選手対孫悟飯選手!!
何と二人は親子!!さあて試合を制すのは親か子かどっちなんでしょうか!!」
悟空「悟飯、おめえの本気をオラに見せてみろ」
悟飯「いきますよお父さん」
シュンダダッガッ
ブン
バッ
ダン
悟空「波―っ!!」ズン
悟飯「波っ!!」バッ
カッ
悟空「へへ…ちゃんとサボらずに鍛えてたみてえだな」
悟飯「お父さんもあの世でかなり修行してたみたいですね」
悟空「じゃ…本気で行くぞ」ボッ
悟飯「くっ…す…凄まじい気だ!!」
ベジータ「!!」
トランクス「すっげえ…パパと同じぐらいの気だ」
悟天「これがお父さんの実力!!」
超2悟空「さあどうした悟飯、まさか自力でなれねえなんて言わねえよな?」
悟飯「い…いや超サイヤ人は……もういっか。はあ!!」ボッ
超2悟飯「はあ…」シュゴーシュインシュインシュインシュイン
ビーデル「そ…そんな…悟飯君が変身した…」
超2悟空「さあ、第二ラウンドといこうじゃねえか」ゴッ
ガギイッ
超2悟飯「ぐ…だあっ!!」バギッ
ガッ
ドンッ
ダッ
ガガガガガッ
ドゴオッ
超2悟空「はあああっ!!」ゴゴゴゴゴゴ
「見てダーブラ!!さっきまで全然貯まらなかったのに一気に!!」
「本当ですな…この調子だとすぐに溜まるんじゃないでしょうか」
シン「!!凄まじいエナジーです!!まさかこれが孫悟空さんの!!」
キビト「し…信じられん…」
シン「さあキビト、スポポピッチ達が向かっていたこの方向に必ずあるはずです」
キビト「はい、行きましょう」
超2悟飯「はああっ!!魔閃光!!」ズゴッ
超2悟空「だあッ!!」ギャギン
シュン
超2悟飯「瞬間移動!!そこか!!」ブン
超2悟空「こっちだ!!」ドギャ
ダンッ
超2悟飯「ぐ…」
超2悟空「でやああ!!」ドゴオッ
「ああ…武舞台が……」
超2悟空「ふう…」スッ
悟飯「ぐ…ああ……」
悟空「大丈夫か悟飯?わりいなつい力が入りすぎちまった」
悟飯「はは…やっぱりお父さんは強いや……ボクの負けです」
悟空「おめえも強くなったな悟飯、オラなんだか嬉しいぞ」
「ご…悟空選手の勝利です!!親子対決は父親に軍配があがりました!!」
ピッコロ「大丈夫か悟飯…仙豆だ食え」
悟飯「あ…ありがとう…」
ピッコロ「ほら悟空も」
悟空「サンキュー…まだ仙豆残ってたんだな」
ピッコロ「最近作ってなかったらしいからな、あと一粒だ
これは次の試合に勝った方が食う…万全の状態で闘えるようにな」
ベジータ「貴様にオレが倒せるとでも?」
ピッコロ「超サイヤ人にならないという条件ならオレの方が有利だ」
ベジータ「残念だったな、先にカカロットと悟飯がなったぜ?」
ピッコロ「ち…そういやそうだったな」
ベジータ「安心しろ、超サイヤ人を超えたサイヤ人にはならん」
ピッコロ「超サイヤ人にはなるのか」
ベジータ「それは貴様次第だな」
「さあ準決勝二試合目はベジータ選手対ピッコロ選手です!!」
ピッコロ「一気に決めさせてもらう」ゴウッ
ベジータ「少しは楽しめそうだ」バウッ
ブーン
ピッコロ「激烈光弾!!」ダンッ
ベジータ「!!」バッ
ズンっ
ピッコロ「よく避けた…だがこいつは避けられるかな?」
ベジータ「さっきのはこのための陽動か…」
「ベジータ選手の周りに大量の光の球体が浮かんでおります!!あれはいったい……」
ピッコロ「貴様にもう逃げ道はないぞ!!くたばれ!!」バッ
ボボボボボボボボボボッ
ベジータ「ぐ…ぐぉおおおお!!」
ズドドドドドドドド
ピッコロ「はあ!!」
ドグゥオオッ
トランクス「パパ!!」
ピッコロ「はあ…はあ……くそ」
超ベジータ「ふぅ……今のはかなりのダメージを受けたぞ…」
ピッコロ「へ…よくいうぜ…」
超ベジータ「ふ…さあお次はどうする?」
ピッコロ「お前が超サイヤ人になる前に倒せなかった時点でオレに勝ち目はない」
ベジータ「そうか」スタッ
「あの…試合は?」
ピッコロ「オレの負けだ」
「おーっと!!一方的に攻撃をしていたピッコロ選手が降参してしまいました!!
これで決勝への進出者が決定いたしました!!決勝戦は30分の休憩の後に行います!!」
ピッコロ「ベジータ仙豆だ」
ベジータ「ああ」
「エネルギーの吸収が止まった…くっそおあと少しなのに」
「まだ決勝が残ってるようですから…それが終わるころには満タンになりますよ」
「そうだね…ふひひ…楽しみだなあ」
キビト「バビディの宇宙船見つかりませんな」
シン「必ずこの方向にあるはずです!!諦めずにじっくり探しましょう」
「さあてお待たせしました!!この試合で遂に天下一の武道家が決定いたします!!
なんと悟空選手とベジータ選手は少年の部の決勝戦で戦った二人の父親なのです!!
悟空選手が悟天君の仇を討つか!!それともベジータ選手が親子揃っての優勝を果たすのか!!
それでは天下一武道会大人の部・決勝戦はじめてくださーい!!!!」
悟空「おめえとやんのも久しぶりだなあ」
ベジータ「決着をつけるぞカカロット!!」
ドンッ
バッ
ガガガガッブンッ
悟空「ふう」
ベジータ「準備運動はこのぐらいでいいだろう」
悟空「だな…最高の力で早く終わらせてもらうぞ」
ベジータ「楽しみだ…あの世での修行の成果とやらを見せてもらおう」
超2悟空「はあッ!!!!」ドンッ
ベジータ「流石だな…あのときの悟飯やセル以上のパワーだ」
超2ベジータ「かあッ!!!!」ドンッ
超2悟空「こりゃあ早く終わりそうにねえな」
超2ベジータ「オレと貴様が初めて闘ったときのことを覚えているか」
超2悟空「ああ…忘れらんねえよ…もしかしてあの時の続きをやる気か?」
超2ベジータ「そうだな…いくぞ!!殺してやるカカロット!!」ギュッ
ダンッ
超2悟空「く……!!」ビリビリ
ダンッ
バチッ
ドカカカカドカッ
ガンッ
超2悟空「く……!!うおりゃ――――ッ!!!」バキィッ
バッ
スタッ
超2ベジータ「くく…」ニッ
超2悟空「へへ…」ニッ
「ふ…フルパワーになった…魔人ブウがフルパワーになったぞ――――!!」
超2ベジータ「ビックバン…」ゴゴゴゴゴ
超2悟空「かめはめ…」ブーーーン
超2ベジータ「アターック!!!!」ボンッ
超2悟空「波――――ッ!!!!」ズアッ
カッ
ドグアアアアッ
「……はっ…解説するのを忘れるほど凄まじい攻防です!!これぞ決勝です!!」
バキッ
ドガッ
ガガガッ
ズズーーン
ズゴゴゴゴゴゴ
ダンッ
バッ
超2悟空「ハアッ…ハアッ…」
超2ベジータ「ハアッ…ハアッ…」
超2悟空「信じられねえぜ…オラはあの世で相当な修行をしたつもりだったんだがな…
正直おめえを超えたと思ってた…全くの互角なんてな…おめえも相当修行してたんだな」
超2ベジータ「くくく…ラディッツにすら劣っていた貴様がこのオレと互角とはな…
期待以上だぞカカロット!!あのとき本当に貴様を殺さずに生かしておいてよかった」
超2悟空「結局死んじまったけどな…」
超2ベジータ「おしゃべりはここまでだ…」
超2悟空「ああ…」ダンッ
バババババババ
「出るぞ…出るぞ――魔人ブウがあ!!」
超2ベジータ「はあっはあっはあっはあっ」
超2悟空「はあっはあっはあっはあっ」
超2ベジータ「くそっ!!」ギュオッ
ピタ
超2悟空「はあっはあっど…どうしたベジータ?」
超2ベジータ「はあっはあっか…感じないかカカロット…?」
超2悟空「はあっ…はあっ……!!!?」
「と…突然二人共動きを止めてしまいました…一体どうしたというのでしょうか?」
超2悟空「な…なんだこの凄まじい気は…!!」
超2ベジータ「わからん…だがとんでもなく邪悪な気であることは確かだ!!」
ピッコロ「ベジータや悟空の気を完全に超えている!!何者なんだ!?」
悟飯「ここからかなり離れた場所ですね?」
『ボクの声が聞こえるかな地球人諸君!!ボクはバビディという名の魔導師だよ』
悟飯「なんだこれは!?」
超2悟空「ど…どこだ!?」
『おっと探したって見つからないよ、ボクは魔法でお前達の心に話してるんだ
ちょっと目をつぶってみてくれ…これから映像を送ってやるからさ
ボクがバビディ様だ、こいつは家来の魔界の王ダーブラとプイプイ、ヤコン…
そしてもっとも恐ろしい魔人ブウ!!四人ともすっごく強いんだぞ?この町が見えるかな?
今から魔人ブウがこの町の皆を殺しまーす、やれ魔人ブウ!!』
『ほい!みんなアメ玉になっちゃえ!!』ビビビビビ
『この星の皆こうしちゃうよ?そうそう人間がいない街なんてある意味ないよね
しょうがないからお掃除してあげるよ、魔人ブウちゃんと加減するんだよ?』
『オッケーオッケー!』ズバババババババ
『かえって散らかしちゃったかな?ボク達の目的はこの宇宙を恐怖で支配することさ
そうだね…次は天下一武道会という強い連中が集まってるとこを破壊しようかな?
ボク達に歯向かう連中は目障りだからね?逃げても無駄だよ?
5日後には地球そのものを消し去ってあげるからね?それじゃあばいばーい』
超2悟空「ふ…ふざけやがって!!」
バビディ「誰がかな?」
「「「「「!!!!」」」」」
悟飯「邪悪なでかい気…あいつだ!!」
ピッコロ「あの距離を一瞬で!!」
「うわああああ!!」
「逃げろおおお!!」
バビディ「プイプイ、ダーブラ逃がすな」
ダーブラ「は!!」ボッ
ドゴオオッ
悟飯「!!」
プイプイ「へへ」ドッ
ボ――ン
バビディ「ナイスショ―ット」
超2悟空「あ…あいつら!!」
ブウ「なんにしてたべようかな?そうだ!!クッキーになっちゃ――」
超2悟飯「やめろ―――ッ!!」ギュオッ
バキイッ
ブウ「…なんだおまえ……」
超2悟飯「ぜ…全然効いていない……」
ブウ「ジャマだよ…きえちゃえ!」
超2悟飯「……!!くっ!!!!」
バッ
グオオオッ
超2悟空「悟飯ッ!!!」
悟天「兄ちゃん!!よくもお!!」
ラディッツ「待て!!」
悟天「離して伯父さん!!兄ちゃんを助けにいくんだ!!」
ラディッツ「悟飯の気は消えた!!」
悟天「嘘だ!!」
ラディッツ「いいか悟天!!チチさんを…お母さんを連れて遠くに逃げろ!!」
悟天「嫌だ!!」
ラディッツ「いう事を聞け!!皆殺されたいか!!」
悟天「!!わ…わかった…」
ナッパ「トランクスお前もだ」
トランクス「な…ナッパさんは?」
ナッパ「オレは残って闘う」
超2悟空「クリリン…皆を頼む!!」
クリリン「あ…ああ…悟空お前も気をつけろ――」
超2ベジータ「だあ!!」ガンッ
悟空「が……」
悟天「あ!!」
トランクス「ぱ…パパ何で…!!」
超2ベジータ「カカロットを連れていけ…そいつは闘わせれん」
悟天「え!?」
ピッコロ「…既に死んでいる者が死ぬと完全に消滅してしまうのだ」
超2ベジータ「トランクス…ブルマを頼んだぞ」
トランクス「え!?」
超2ベジータ「じゃあな…トランクス」ギュオッ
トランクス「ま…待って!!」
ピッコロ「こい!!」
バビディ「逃がすと思ってるのかい?」
ラディッツ「だあっ!!」ズボッ
プイプイ「ぐあ…!?」ボンッ
ナッパ「はあ!!」ズアッ
ヤコン「ぎゃああああ―-」
バビディ「な!?プイプイとヤコンが一瞬で…!!」
超2ベジータ「ここはオレに任せて貴様らも逃げろ」
ラディッツ「オレ達の王子が闘ってるってのに」
ナッパ「家臣のオレ達が逃げれるわけねえだろ?」
超2ベジータ「ふん…バカ共め……」
バビディ「ブウあいつらを追いかけろ!!」
ブウ「ブウ―――!!」
超2ベジータ「待て!!このデブ!!」
ブウ「おまえいま悪口いったな…おこっちゃったもーん!!殺しちゃお――!!」
ダーブラ「ではわたしが追いかけます」
バビディ「頼んだよ」
ナッパ「おっと行かせるかよ」
ラディッツ「お前達の相手はオレ達だ」
ピッコロ「神殿に行くぞ!!あそこならしばらくは大丈夫なはずだ!!」
シン「魔人ブウが復活してしまった!!早く会場に戻らなければ…!!」
キビト「界王神様!!危険です一度聖域に!!」
シン「ですが…む!?何か飛んでくる?」
キビト「エネルギーの塊です!!避難を!!」
シン「お待ちなさい!!人が…はあ!!」
キビト「これは…確か孫悟空の息子の…まだ何とか息はありますぞ…」
シン「界王神界に連れて行きましょう!!ひょっとしたら彼なら」
キビト「いけません!!あの聖域に人間を入れるなど!!」
シン「貴方も感じたでしょうあのエナジーを!!さあ急ぎましょう!!」
超2ベジータ「だあっ!!」ビッ
ズボッ
バビディ「ま…魔人ブウ!!」
ムク
ブウ「いまのはちょっと…いたかったぞ……」
超2ベジータ「不死身か…てめえは…」
ブウ「おまえなんか……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ナッパ「ま…まずい!!」
ラディッツ「くっ!!」
ダーブラ「ま…待て…」
ブウ「きらいだ――――ッ!!!!」カッ
バビディ「バッバリヤ―――!!」
ガオッ
超2ベジータ「が……」
ズ――ゥウン
ピッコロ「うおっ!?」
トランクス「な…なに今の!?」
亀仙人「なにかが遠くで爆発したのじゃ…」
ピッコロ「天下一武道会の方からだ!!ナッパとラディッツの気が消えた…」
クリリン「べ…ベジータの気もかなりちっさくなってるぞ…し…死ぬ!!」
トランクス「そ…そんなの……嫌だ――――!!」ボウッ
ピッコロ「おいっ!!」
悟天「トランクス君ボクも行く!!」ドンッ
ピッコロ「ち…ちくしょう……!!貴様らは先に神殿に行ってろ!!」ギュン
超2ベジータ「う…うあ……ぐ……な…なんてことだ……
強いうえに不死身じゃ話にもならねえ……くそったれ……」
ブウ「おまえもうおしまい!バイバイ、バイバイ、バイバイ」
超2ベジータ「(カカロットとの闘いと今のでろくに気が残ってねえ……
あ…あの変身ができれば勝てたものを…気が足りん…どうすれば……
くそったれめ…仙豆を残しておけばよかったぜ……)」
ビヨーン
ブウ「へへへ…」
超2ベジータ「気味の悪いヤロウだぜ…何をする気だ…」
ポッ
ベジータ「!!」
ドウッ
シャッ
ブウ「ギュッ!!」
ググッ
超2ベジータ「う!!」
ドサッ
ブウ「ふっふふっふふーん♪」
超2ベジータ「ぐ…く…くそ……」
ブウ「えいっ!!!!」バキイッ
ブウ「ぞくぞくぞくぞく」
グググググ
超2ベジータ「がはっ!!!」
ブウ「どーん」ゴッ
超2ベジータ「がっ!!!!」
ドカッ
ガッ
バキッ
ギューン
バビディ「な…なんだ今の!?」
超トランクス「パパ!!」
超悟天「よっと」
ベジータ「はあっ……!!」
超悟天「大丈夫おじさん!?」
超トランクス「パパしっかりして!!」
バビディ「あのチビたちはさっきの…!!わざわざ殺されにきたのか!!」
ピッコロ「魔人ブウも許せんが一番許せんのは貴様だ」
バビディ「き…貴様は!!」
ピッコロ「死ね!!」ザンッ
バビディ「そ…そんな…世界の王となる……このボクが…こんな奴らに……」
ピッコロ「はあっ!!」ズアッ
ベジータ「バカ野郎…何で戻ってきた……」
超トランクス「パパ一人じゃ殺されちゃうよ!!三人でやればきっと勝てるよ!!」
ベジータ「無理だ…あいつには何人でかかってもな……」
超トランクス「そんなことないよ!強いんだぜオレ達!」
超悟天「うん!」
ベジータ「トランクス…お前は赤ん坊の頃から一度も抱いてやったことがなかったな」
超トランクス「え!?」
ベジータ「抱かせてくれ……」
超トランクス「な…何だよパパ!!やめてよ恥ずかしいよ……!!」
超悟天「…………」
ベジータ「元気でな…トランクス」
超トランクス「え?」
ガッ
超悟天「おじさん!何を!!」
ズッ
ブウ「さっきボクのことぶったのだれだーそいつかー?」
ベジータ「二人を連れてできるだけ遠くへ離れてくれ急いでな…………頼んだぞピッコロ」
ピッコロ「……貴様死ぬ気だな………」
ベジータ「一つだけ教えてくれ…オレが死んだらカカロットとあの世で会えるか?」
ピッコロ「……そいつは無理だ、貴様は罪もない人々を殺し過ぎた…」
ベジータ「……そうか…残念だ……もういい行ってくれ……急いでな」
ピッコロ「……ああ」ドウッ
ブウ「こら!!逃がさないぞ―――!!」
ベジータ「待て!!魔人ブウ!!」
ブウ「んー?」
ベジータ「そいつはこのオレを倒してからにするんだな!!このみにくいフーセン野郎め!!」
ブウ「また悪口いったな…よわむしのくせに…!!さっさと死んじゃえ」
ベジータ「貴様の片づけ方がわかったぜ…やっとな」
ブウ「え?」
ボウッ
グンンンンンンンーー
超2ベジータ「貴様を倒すには二度と修復できないよう粉々に吹っ飛ばすことだ!!」
ブウ「!!」
超2ベジータ「さらばだブルマ…トランクス……そして…カカロット……!!
うおおおおおお――――――――――――ッ!!!!!」カアッ
ドズン
ブウ「くあああ……あ…………」
ズァオッ
ピッコロ「く…ベジータ!!」
ピッコロ「そうか…再生できないほどバラバラにしたのか…ん?
な…なんだ!!魔人ブウの破片が!!あ…ああ……!!何てことだ!!魔人ブウは生きていた!!」
シン「さあキビト、孫悟飯さんに復活パワーを」
キビト「はっ」
悟飯「!!あ…あれ!?え!?ここは……」
シン「界王神界…わたしの世界です」
悟飯「あ…貴方は確か天下一武道会にいた……」
シン「どうもわたしは界王神です」
悟飯「かいおうしん?」
界王神「はい、神の上の界王の上の大界王の上の存在です…」
悟飯「へえ…ええ!?その界王神様がなぜ地球に!?」
界王神「実は魔人ブウの復活を止めにいったのですが間に合わなかったのです」
悟飯「……、あ…あの何でボクをここへ?」
界王神「ゼットソードを使って魔人ブウを倒して欲しいのです」
キビト「ゼットソード!?お気は確かですか!?人間などにあれが使えるはずありますまい!!」
界王神「とにかく試しにいってみましょう、ついてきてください」
悟飯「はあ」
界王神「この剣がゼットソードです。引き抜いてください」
悟飯「引き抜くんですか…なんか昔話でこういうのあったな
このゼットソードっての抜くことができたらどうなるんですか?」
界王神「すさまじいパワーを得ることができると伝えられてます」
悟飯「本当かなあ、すっごくよく切れるってことかな」
キビト「心配するなお前には抜けん」
界王神「キビト黙ってみていなさい」
悟飯「よーしふん!!ぎ…ぎぎぎ…ぶはあダメだびくともしない」
キビト「ふん」
超悟飯「はあ!!ようし」
キビト「超サイヤ人か…まあ同じことだ」
超悟飯「ぬぐぐぐ…」ズボッ
界王神「やった」
キビト「なんだと!?」
悟飯「ふうやたら重いですねこの剣、そんな凄い力あると思えませんけど」ブンブン
界王神「そんなに重たいんですか?そうは見えませんが…」
悟飯「持ってみます?」
キビト「え?わっ…あ…あぎぎぎぎぎぎぎぐぐぐぐぐ!!!…まあまあかな」
悟空「ぐ…」
ピッコロ「気が付いたか」
悟空「どうなったんだ?ここは…」
ピッコロ「ここは髪の神殿だ…傷はデンデに治してもらった。実は――」
悟空「ベジータまでやられちまったんか…」
クリリン「でもよ悟空お前が生きてくれたのが不幸中の幸いだよ
悟空がこの世にいられるのは1日だろ?まだ少しは時間が残ってる」
悟空「はっきり言おうオラには無理だ、倒せねえ」
クリリン「え!?」
悟空「ベジータとオラとはそんなに差はねえがどっちかっていうとベジータが上だ
そのベジータが捨て身でやってダメだったんだろ?わりいがどうやっても勝てねえ」
クリリン「そうか…そうだな……」
悟空「ベジータか悟飯の片方だけでも生きてたらまだなんとかなったかもしんねえのに」
ピッコロ「多人数でかかっても無理だっただろう…そういうレベルじゃなかった」
悟空「いやそうじゃなくてフュージョンを使うんだ…」
クリリン「なんだそれ?」
デンデ「融合ですね!メタモル星人の得意な術だ!!」
悟空「知ってんのかデンデ?」
悟天「ボクも知ってるよ!!前に伯父さんが厄介だったって言ってた!!」
トランクス「そうそうナッパさんも戦闘力低いかったのに返り討ちにあったって!」
悟空「そうかおめえ達…そうだおめえ達がフュージョンすればいいんだ!!」
悟天「ボク達が!?」
トランクス「でもオレ達ポーズ知らねえぜ?」
悟空「オラが知ってる、さあそうなったら早速特訓だ!!」
ピッコロ「む…魔人ブウが西の都の近くに――」
ブルマ「ええ!?あそこにはパパとママが!!」
悟空「それはドラゴンボールで何とかできる」
ブルマ「西の都も破壊されちゃうわ!!」
悟空「そんじゃあ神龍に全て元に戻してーで何とかなんねえかな」
ブルマ「違うのよ!!家にドラゴンレーダがあるのよ!!
あれ特殊な部品使ってるから壊されたら二度と作れないわ!!」
悟空「なに?よしトランクスおめえ取りにいけ。オラが魔人ブウを食い止める」
悟天「だ、ダメだよお父さん!!お父さん殺されちゃったら完全に――」
悟空「大丈夫、少しぐらいなら平気だ」ビッ
シャッ
悟空「よう」
ブウ「なんだおまえ?」
悟空「よけいな破壊や弱いものいじめはもうやめろ!!」
ブウ「おまえ…よいこみたいできらいだ、どうやって殺そうかな」
悟空「ちぇっ…やっぱそう上手くはいかねえか」ボウッ
ブウ「それ口悪いヤツやってもムダだったろ」
超2悟空「じゃあ超サイヤ人の壁を超えた超サイヤ人を更にもう一つ越えてみっか」
ブウ「?」
悟空「ふ…」
ブウ「なんでもどった?あきらめたか?」
悟空「いやおめえに超サイヤ人についてわかりやすく教えてやろうと思ってよ」
ブウ「?」
悟空「まずこれが普通の状態だろ?」
ボウッ
超悟空「これが超サイヤ人」シュインシュイン
超2悟空「そしてこれがさっき見せた超サイヤ人を超えた超サイヤ人2だ」バチバチ
超2悟空「そして…これが…更に超えた……!!」ゴゴゴゴゴゴゴ
ピッコロ「す…凄いぞ…どんどん気が膨れあがっていく…!!」
天津飯「地球全体が揺れている…」
カッ
ビッーービビーーバチバチーーー
超3悟空「これが超サイヤ人3だ」
界王「やめろ悟空―、そんな異常なパワーを使っては下界にいられる時間がー」
悟飯「この気はまさか父さん…いや違う!」
界王神「そうですよ!!孫悟空さんです!!」
ブウ「こわいカオになったってちっともこわくないぞ」
超3悟空「さっさとやろうぜ」
バッ
ギュオオオオオ
ドザウッ
ブウ「ニッ」
ドドドドドド
超3悟空「!!これはベジータの技だ!!」
ババババババ
超3悟空「かめはめ波!!」ドウッ
ズボッ
ボンッ
超3悟空「まさか……!!」
ギャウオッ
超3悟空「ちっ!!」ガンッ
ガンッ
カッ
ズオッ
超3悟空「驚いたぜ…すっとぼけたカオしてっけど天才だ
相手の技を瞬時に見切って自分の技にしちまうなんてよ」
ブウ「えっへん」
超3悟空「(トランクスの気が早く動き始めた…ここまでだな)」フッ
ブウ「おいなぜもどる、おまえとたたかうのおもしろいもっとやるぞ!」
悟空「そいつは光栄だな…だけどオラには時間がねえんだ帰るぜ
いいか?オラよりずっと強い奴が2日後には現れる…それまで無意味な人殺しはよすんだ」
フッ
ブウ「!?」
超サイヤ人3はエネルギーの消費が多すぎて下界にいれる時間が短くなってしまう
悟空に残された時間は30分になってしまい、
チビ達にフュージョンポーズを教えてあの世に帰ってしまった
悟空「閻魔のおっちゃん」
閻魔「悟空か早かったな」
悟空「オラの息子の悟飯来なかったか?」
閻魔「来てないぞ、お前の子供なら覚えてるはずだ。お前の兄ならさっき来たがな」
悟空「そっかあ!!悟飯は生きてる!!でもどこに…ん?これは悟飯の気!!行ってみっか」
シュン
悟空「お?」
悟飯「お父さん!!」
悟空「おめえ何でこんなとこいんだ?あれ?天下一武道会にいた…
悟飯「そうですか…魔人ブウは地球をそんなにめちゃくちゃに」
悟空「これがすげえ力をくれんのか」ブンブン
界王神「ま…またあっさり……」
悟空「なあ界王神様、悟飯がブウと闘うときまでここにいていいかな」
界王神「え…ええどうぞ」
悟空「そんじゃあ悪いけど飯食わせてくんねえかな?」
界王神「では悟飯さんもちょっと休憩にしますか」
悟飯「凄そうですね超サイヤ人3っていうの」
悟空「じゃあちょっと見せてやるよ」ゴウッ
界王神「な…なんて凄まじいエナジーなんだ!!」
超3悟空「やっぱ死んでっと全然疲れねえな」ゴゴゴゴゴ
悟飯「す…凄い…ブウを超えてるんじゃあ」
超3悟空「これなら倒せたんだけどな、時間的に無理だった」
悟飯「そんなに下界じゃ消費が激しいんですか…まあこれほどのパワーですしね」
それから一日が過ぎた
悟飯はゼットソードを折ってしまい中から15代前の界王神が現れた
ゼットソードではなくその大界王神がパワーアップの秘密だったのである
悟飯は大界王神によって25時間かけて潜在能力を限界以上に引き出してもらうのだった
悟天とトランクスはフュージョンを完成させたがフュージョン戦士には性格に難があった
そしてその間にある一人の男が立ちあがったのである
ピッコロ「そういえばサタンはどこだ?」
クリリン「そういや見てないな」
サタン「べ…ベジータさんの仇はオレが討つんだ……」
ブウ「なんか用か?」
サタン「こっこんにちは!!はじめまして!いやいやいや…」
ブウ「おまえどんなおかしになってくわれたい?」
サタン「い…いやいやいや!!ちょっとお待ちください!!
魔人ブウ様に素敵なプレゼントがあるんですよ!!高級チョコレートです」
ブウ「こーきゅーってなんだ?」
サタン「すっごく高くておいしいってことですよ!!」
ブウ「ふうん」パク
サタン「(食べたぞバカめ!!そのチョコには猛毒が入ってるんだ!!いくら魔人といえど)」
ブウ「うまいなー」
サタン「え!?」
ブウ「人間のチョコよりうまいぞ」
サタン「そ…そうですか…お次のプレゼントはこれ!!ゲームボーイです!!」
ブウ「むずかしい…」
サタン「(今だ…あれには16号に入ってた凄まじい威力の爆弾が入ってるんだ!!)」ポチッ
ドグオオオオオン
サタン「イエイ!!!ジエ――――ンド!!」
ブウ「おい今のはちょっとおもしろかったぞ」
サタン「そ…そりゃどうも…(しまったー相手はあのベジータさんが勝てない相手だった!!)」
ブウ「おまえおもしろいからけらいにしてやるぞ」
サタン「ど…どうも…」
数時間後
ブウ「またにんげんころしてくる、おまえもいっしょにいくか?」
サタン「え!?い…いえ!!わたしはあの…ここでお食事を作って待ってます」
ブウ「そうか、おまえうまいからたのしみ」
サタン「とびっきりおいしい料理を期待しててください!!」
ブウ「いってくる」
サタン「いってらっしゃーい!!……バッキャロー!!調子に乗ってんじゃねえぞ!!
…だがベジータさんが勝てなかった相手だ…とりあえず飯を作っておくか……」
屑「いえーいっ!!一発で命中!!一度でいいから人を撃ってみたかったんだ!!」
「さすがですなぼっちゃん」
屑「いい気分だこの調子で殺しまくろうぜ!!街にいきゃまだ残ってる連中がいるはずだ!!」
サタン「いい!?もう帰ってきやがった!!もっ申し訳どざいません、まだ作ってる最中で…」
「ク…ン」
サタン「ど…どうしたんですかその犬?」
ブウ「こいつビビらないにげない…コトバわからない」
サタン「そいつ足怪我してるじゃないですか、それで逃げないんですよ」
ブウ「なんだそうかケガなおしてやるからビビッてにげろ」ビッ
サタン「あ!」
ブウ「それにげろ、ころしてやる」
「クウン…クウン」
ブウ「なんだこいつ、ケガなおったのににげない」
サタン「はは、そいつ喜んでるんですよ、ブウさん気にいられたんですよ」
ブウ「こいつスキなのか?オレのこと」
サタン「ええそうですよ、尻尾振ってるでしょう?」
ブウ「おまえといっしょだ、おまえもオレがスキ」
サタン「え!?あ…そ、そうです!!」
ブウ「へへ…ちょっとうれしい。チョコくえ」
サタン「だ、ダメですよチョコは…わたしがドッグフードを買ってくるのでここで待っててください」
ブウ「オッケー」
ヒューン
サタン「……嬉しそうだなあいつ…」
サタン「ほらね?よろこんで食べるでしょう?」
ブウ「まずい」
サタン「あの魔人ブウさm…一つお聞きしてもいいですか?」
ブウ「なんだ?」
サタン「何で人間を殺したり…家を壊したりするんですか?」
ブウ「たのしいから」
サタン「そ…それだけ!?」
ブウ「バビディもビビディもそうやってあそぶっていってた」
サタン「誰でしたっけそれ……」
ブウ「オレをつくったいやなヤツたち」
サタン「そんな嫌なヤツ達のいう事聞いちゃいけませんよ!!
だ…ダメですよやっぱり殺したり…壊したりしちゃ…あ…!けっこうです!!
けっこうなんですよ!!たのしいんでしたら!!」
ブウ「おまえやっちゃいけないとおもうか?」
サタン「え…!?え…ええまあ…」
ブウ「じゃあやめた」
サタン「へ!?も…もう誰も殺さないの?」
ブウ「うん」
サタン「どこも壊さない?」
ブウ「うん」
サタン「(や…やったぞ!!ベジータさん!!オレはやりましたよ!!)」
「ぼっちゃんこの辺りですよ魔人ブウの家!!」
屑「面白いぜ!!こっちから乗り込んでぶち殺してやる!!」
ブウ「おお!!あははは!!」
サタン「ね?ちゃんとボールもってくるでしょう?」
ブウ「もういっかい!もういっかい!」ヒュッ
「ワンワン」
ダーン
「ギャインッ」
サタン・ブウ「「!!」」
屑「はっは―――!!一匹退治―っ!!」
サタン「な…なんだあのクソバカ共は……」
屑「くたばれ―――っ!!!」バヒュッ
サタン「いっ!?」
ドウンッ!!
屑「はっは――!!バラバラだぜ―――!!!」
ブウ「う…う……」
「動いた!!まだ生きてますよ!!」
屑「くっそー」
バゴッ
屑「!!…て…てめえ!!」
サタン「ゆ…許さん…許さんぞおおおおお!!」
屑「何だと!?死ねえ!!」パパパパパ
サタン「ふん!」シュパパパパ
パラパラ…
屑「な…なんだと!?」
サタン「わたしに銃は効かんぞ!」
屑「くっ!!」
サタン「だあっ!!」ガッ
ドカッバキッ
サタン「てめーなんか…てめーなんか!!消えてなくなれいっ!!」ドガアッ
ドサッ
サタン「地球のゴミめ…ちくしょう…可哀相なことを…ん!?
ぶ…ブウさん!!まだかすかに生きてる――――っ!!」
ブウ「!!」ダッ
サタン「はやくはやく!!どうですか!?なおせますか!?」
ブウ「しんでなければなおる」
ムクッ
サタン「やったあ―――っ!!」
ブウ・サタン「「やった・やった・やった」」
ピッコロ「いつの間にアイツ魔人ブウのところに…」
デンデ「も…もしかしたら闘わなくてすむかもしれませんよ!」
ピッコロ「だが…ヤツが危険であることにかわりはない…」
ブウ「あはははは」
サタン「いやあよかったですねえ」
屑「く…くそ…」シュゴッ
ドグォオンッ
サタン「ぐわああ!!」
ブウ「サタン!!」
屑「ははっ!!このままですむと思うなよ覚えてやがれ!!」
ブウ「ぬ……ぬ…ぬ…にいいいい…あ…あぎぎぎぎぎ…」
サタン「はっ…うおおお!助かった!!サンキュー!!」
ブウ「ぎぎぎぎぎぎ…」
サタン「どうしたんですか!?」
ブウ「に…げろ…イヌと……とお…くに…し…しぬ…ぞ…」
サタン「え…死ぬ!?どういうことですか!?」
ブウ「は゛や゛く゛し゛ろ゛―っ!!!!」
サタン「はっはい!!」
魔人ブウの強い怒りによって邪悪な部分と無邪気な部分がわかれてしまった
力の大半を持っていかれてしまった無邪気なブウは邪悪なブウに食べられてしまった
純粋な悪となり戦闘向きなカラダとなった魔人ブウはサタンを残してどこかへ飛びだっていった
サタン「ブウ…あいつまだ覚えて…!!ブウは神殿に向かってる!!」
ブウ「うへ…うへへへへへ!!ひゃははははは…!!」
ピッコロ「ま…まずい!!今度のブウはオレ達の気を見つけられるぞ――ッ!!」
ブウ「へえ…」
ピッコロ「(こっ殺される!!)」
ブウ「だせ」
ピッコロ「え!?」
ブウ「だせええええ!!」
ピッコロ「ちょ…ちょっと待て!!いったい何を出せというのだ!!」
ブウ「オレとたたかうヤツだせ、やくそくしたぞついパワーここにしかない」
ピッコロ「た…確かにここにいる…だが今は眠っているんだ」
ブウ「おこせたたかうぞ」
ピッコロ「待て!!もう少し眠らせてやってくれ!まだそいつはフルパワーじゃないんだ!!」
ブウ「ダメだオレまつのきらい」
ピッコロ「(く…くそ…やむを得ん…許せ残った人間達よ…!!)
お前は地球人を皆殺しにするって言ってたじゃないか!!まだ地上には随分生き残ってるぞ!!
闘うのはお前が地球人を滅ぼしたあとでいいじゃないか!!」
ブウ「ニヤ」
クリリン「な…なに歩き回ってんだあいつ……」
ヤムチャ「不気味な奴だ…」
クリリン「一周してきたぞ…な…なんだよ!!」
すっ
ピッコロ「!!」
ドンッ
ズドドドドドドドドド
ピッコロ「なっ…!!」
デンデ「あ…ああ……!!」
ドドドドドドドド
ブウ「ちきゅうじんみんなころしたさあたたかうぞ」
ピッコロ「わ…わかった…だが闘う準備をさせてくれ…二時間…いや一時間でいい」
ブウ「1じかん?それはどのぐらいだ」
ピッコロ「この砂時計の砂が全部落ちるまでだ」
ブウ「いやだ!」
ピッコロ「ミスター・サタンの子供も待って欲しいって言ってるぞ!!」
ビーデル「え!?」
ブウ「ホントだ…サタンとニオイにている…よしまってやる
でもじかんになったらみんなころす、サタンのこどもでもころす」
サタン「さ…さっきの大量のエネルギーはブウの気だった……!!
くう…オレの実力じゃ神殿まで一時間はかかる…待っててくれよ…ブウ!!」
ピッコロ「トランクスと悟天を精神と時の部屋に連れていけ…
こっちでは一時間でもあそこなら15日は修行ができるはずだ…」
このミスターサタン頼もしいぞ
界王神「……!!」
悟空「どうしたんだ界王神様?」
界王神「……今地球人はほぼ全滅させられてしまいました…」
悟空「なに!?まさか地球ごと破壊されて!?」
界王神「いえ、地球はほとんど無傷で残ってます……わからない…どうやったのか」
悟飯「……ま…まだですか!?もうとっくに終わってていいころじゃないんですか!?」
大界王神「まだ終わらんということはお前さんの潜在能力がよほど凄いってことじゃろ」
悟飯「いいかげんにしてください!!」ズオオオッ
悟飯「そんないい加減なことでボクが魔人ブウに勝てる…わけ……
な…何だこの湧き上がるようなパワーは…こ…これがボクか……!?」
大界王神「さっさと座れ、余計なことしておるとまたそのぶん時間がなくなるぞ」
悟飯「す…すみませんでした……ほんとにどうも……」
悟空「す…すげえ…ほんとにただのクソジジイじゃなかった……」
ブウ「うおお―――!!もうダメだ―――っ!!もうまたないぞ――――っ!!!!」
ピッコロ「な、なに!?待て!!まだ30分も経ってないぞ!!せめてあと少し…」
ビッ
ブウ「いやだもうまたないたたかう…!」
ピッコロ「わかった…闘わせてやる…ついてこい」
クリリン「ピッコロのヤツ魔人ブウと悟天達を精神と時の部屋で戦わせるつもりか?」
デンデ「あそこならもしトランクスさんと悟天さんがやられてしまったとしても
出入り口を壊してしまえばむこうの世界に閉じ込めることができるからでしょう…」
ピッコロ「(悟天!トランクス!聞こえるか!!オレだピッコロだ)」
悟天「?」
トランクス「え!?」
ピッコロ『今お前達の心に話しかけている…予定より早く魔人ブウと
闘うことになってしまった。今魔人ブウとそっちに向かっている』
悟天「え!?まずいよボク達今フュージョンが終わったばっかなんだから!!」
ピッコロ『そのことは大丈夫だ、わざと遠回りして時間を稼いでいる
そちらの世界であと6時間程は稼げる…今すぐ闘いにそなえて休んでおくんだ』
トランクス「6時間もありゃ十分さ!!」
悟天「ピッコロさんもうばっちり修行ができちゃってるって知ったら驚くよね」
ピッコロ「ここだ」
ブウ「へんなところだ……」
トランクス「待っていたぜ!!」
悟天「魔人ブウ!!」
ブウ「……あれか?」
ピッコロ「そうだ」
ブウ「あれか…」
悟天・トランクス「「これで終わりだぜ!!!魔人ブウ!!」
ブウ「まってそんした…」
悟天・トランクス「「フゅージョン」」
ピッコロ「な…なぜ超サイヤ人で始めんのだ!!」
悟天・トランクス「「ほいっ」」カッ
ブウ「!?」
ピッコロ「よしいいぞ!!とりあえず合体は完璧だ!!」
「パンパカパーン!!ゴテンクスだ―――!!」
ブウ「おまえか…おぼえているぞまえにオレにぼこぼこにやられたやつだ」
ゴテンクス「ばっかやろう前のオレと同じだと思ったら大間違いだぜ」
ピッコロ「確かに大きくパワーアップしてるが…」
ゴテンクス「ちぇいっ!!うりゃりゃりゃりゃりゃ――!!」
ブウ「…オレもうこうげきしていいか?」
ゴテンクス「(あ…あれ…?はっはーんあいつやせ我慢してるな?)」
ピッコロ「だ…ダメかもしれん……」
ゴテンクス「ふ…ふん!もちろん今のは本気じゃなかったさ今からが本番だ
ダイナマイトキ――ック!!ローリングサンダーパンチ!!イノシシアターック!!
パワータックル!!ミラクルスーパーパンチ!!え…えっとマグナムサンデー!!」
バキイッ
ゴテンクス「うぎぎぎぎ…い…いって……!!」
ピッコロ「超サイヤ人で始めんからだバカめ!!」
ブウ「もうたくさんおまえよわい、おもしろくないからころす」
ゴテンクス「なんだとー後悔しやがれ!!スーパーサイヤ人!!!!」ボウッ
ピッコロ「おおっ!!フュージョンの後でも超サイヤ人になれるのか!!」
超ゴテンクス「もうおわりにしてやるぜ…お遊びはな…くらえ!!ギャラクティカドーナツだ!!」
ブン
超ゴテンクス「にぎぎぎぎぎ…!!!!」グググググ
ブウ「ふん」
バチッ
超ゴテンクス「え!?」
ブウ「ちぇい!!」ドガッ
超ゴテンクス「ぐふっ!!!」
バキッ
ドゴオッ
ピッコロ「ああ!!」
超ゴテンクス「くっそーこうなったらとっておきの技で終わりにしてやるぜ!!
くらえ!!スーパーゴーストカミカゼアタ―――――ック!!!!!」
ポウポウポウ…
「はあい」
「おばけだぞ~」
ピッコロ「な…なんだあの技は…!!あんなの初めてだ……」
超ゴテンクス「さあいけオバケ達!!」
ブンギュオッ
ブウ「!!」
ズオオオオオ・・・ン
超ゴテンクス「おわった…」
ピッコロ「バカ気を抜くな!!」
超ゴテンクス「え?」
ブウ「ひひひ…いまなんかしたか?」
超ゴテンクス「そ…そんな……」
ピッコロ「おい何か他の大技や秘策はないのか!?」
超ゴテンクス「(くっくっくあるんだよなーとっておきが…でもここはピッコロさんをビビらしちゃお)
だ、ダメだ―――もう大技を出せるようなパワーが残ってないよーおしまいだ―――!!」
ピッコロ「く…」
ブウ「はあっ!!!!」
超ゴテンクス「え!?」
シャッ
超ゴテンクス「わ―――っ!!!!」
ダンッ
ビダン
ドガガガガガ
超ゴテンクス「いって―――もうアタマにきたぞあんにゃろめ―――!!!
みなさんながらくお待たせしました―――ついにお見せしましょう取って置きの技」
ドオオン
超ゴテンクス「へ?」
超ゴテンクス「ピッコロさんそれって…」
ピッコロ「きさまもこれでまでだ魔人ブウ…」
ブウ「?」
ピッコロ「もといた世界とこの世界とのたった一つの出入り口を破壊した
貴様は確かに強い…だがいくら強くてもここから脱出することは不可能だ」
超ゴテンクス「い!?」
ピッコロ「さあオレ達を殺し永遠にここで孤独に暮らすがいい…この何もない世界でな」
ブウ「お…オレのすきなお菓子は……」
ピッコロ「ない」
ブウ「!!」
超ゴテンクス「何でそんな勝手なことすんの!!とっておきの技があったのに!!」
ピッコロ「な…なんだと貴様もう限界だというようなことを言ってたじゃないか!!」
超ゴテンクス「あれは軽いジョーダンだよ!!かわいい嘘ってやつだよ!!」
ピッコロ「アホかー!!こんなときに何がかわいい嘘だ!!このバカ!!」
超ゴテンクス「バカはそっちだよ!!あの家元に戻してよ!!」
ピッコロ「二度と戻せるか―――!!」
ブウ「うあああああああ――――っ」グアッ
ピッコロ「ぬっ!!!」
ブウ「そんなのいやだ―――っ!!!」ドウ――ン
超ゴテンクス「ぴ…ピッコロさんあれは…!?」
ピッコロ「し…信じられん…!!とてつもない気の力で次元に穴をあけやがった」
超ゴテンクス「穴がなくなってく…!!」
ギュオッ
ピッコロ「ぐっ!!」
超ゴテンクス「き…きえた……」
ピッコロ「しまったあ――――っ!!!!」
悟空「ま…魔人ブウの気だ!!あいつ精神と時の部屋から出てきやがった
チビ達のフュージョンした気が感じらんねえ…どうなってんだ…見てえなあ!!」
大界王神「見るか?」
悟空「え?」
大界王神「ほれ」ヒュッ
悟空「すげえ見える見える!!…あ!!ち…ちくしょう…あの野郎……」
悟飯「な…何があったんですかお父さん!!」
悟空「おめえは余計なこと気にすんな…神経を集中して少しでも早く闘えるようになれ」
悟飯「は…はい……」
悟空「(も…もう誰も守る者はいなくなっちまった……
だがなんとかなるはずだ…地球が……ドラゴンボールが残っているかぎり…)」
今日はここまで、再開は多分土日になる
乙
さりげなく逝ってるラディッツと気にも掛けない悟空
乙
やっぱこういうの見ると原作でもサイヤ人で一緒にフリーザに立ち向かうみたいな演出も見たかったなあと思う
出かける予定の時間が遅くなったので少しだけ更新
ピッコロ「だ…ダメだ…針の先ほどの穴もあかない…」
超ゴテンクス「ちぇっ…しょうがねえな…あれを使うか」
ピッコロ「な…なんだというのだ…!?」
超ゴテンクス「ジャジャ―――ン!!!ほっ!!!はあああああああ…!!!!!」ビビ…
バチッバチバチ…
ピッコロ「お…おい…なにを……」
カッ
超3ゴテンクス「イエ―――イ!!」
ピッコロ「な…超サイヤ人3だと!?」
超3ゴテンクス「へへービビったでしょ?めちゃくちゃ強いんだぜ!!だあ―――ッ!!」
ビビッ
超3ゴテンクス「やった!!ピッコロさん早くしないと穴が閉じちゃうよ」
ピッコロ「あ…」バッ
超3ゴテンクス「オラオラオラ魔人ブウ!!オレ達も出てきてやったぜ!!」
ブウ「ほう…よくでてこれたな……あれ?おまえちょっとかわったか?」
超3ゴテンクス「バーカ!ちょっとどころじゃないぜ!すっごいすっごいすご―い強くなってしまったのだ!!!」
ピッコロ「きゅ…宮殿が…き…貴様ここにいた連中をどうした!!!」
ブウ「へへへ…ここだ」
ピッコロ「……!!」
超3ゴテンクス「たっ食べちまったのか!?」
ブウ「チョコにしてな」
超3ゴテンクス「かんっぜんに怒った!!!!」ギュン
ドカ
ドガガガガガ
ブウ「ぎ…」ブン
バッカアッ!!
超3ゴテンクス「おちちちち…!!!!」
ピッコロ「きゅ…宮殿が……」
超3ゴテンクス「な…なんだ!?ボールみたいに丸くなったぞ?」
ギュウウウ!
バゴッドカッドカッ
ピッコロ「な…なんとかしろ!!」
超3ゴテンクス「連続スーパードーナツ!!!」
ボボボボボ
ブウ「!!」
超3ゴテンクス「激突ウルトラブウブウバレーボールだ!!ピッコロさんも手伝って!!」
ピッコロ「わ…わかった!!」
超3ゴテンクス「いくわよ!!」
ピッコロ「う…うむ…」
超3ゴテンクス「違うよ!!『いくわよ』って言ったら『はあ~い』って言わなきゃ!!いくわと――!!」
ピッコロ「は…はあ~~い」
超3ゴテンクス「そーれパース!!」ボン
ピッコロ「と…トース」ポン
超3ゴテンクス「アタ――ック!!!!」ドガッ
ピッコロ「い…今のは別にオレが手伝わなくてもよかったのでは……」
超3ゴテンクス「だっはっは!!まるで隕石が落ちたみたい!!いやーんこわ――い!」
ドズオッ
超3ゴテンクス「うわっ!!!」
ズッゴゴゴゴゴゴゴゴゴオ…
ピッコロ「あ…あんなのをまともに食らったら地球はあとかたなく消し飛ぶぞ…!!!」
超3ゴテンクス「ちっきしょうやりやがったな!!連続死ね死ねミサイルーッ!!!!」
ズドドドドドド
ピッコロ「よせバカ!!ドラゴンボールが壊れてしまったらどうするんだ!!」
超3ゴテンクス「あ、そうか。でも随分やっちゃったから相当弱ってるはずだよ」
ブウ「きひひひひ…」
超3ゴテンクス「よ…よわってねえ!!」
悟空「だ…ダメだ…完全に押されちまってる…!!か…勝てねえ!!」
悟飯「そんな…!!」
大界王神「よし終わったぞ…行って来い!!」
悟飯「やった…どうやったらその戦士に!?」
大界王神「スーパーなんとかに変身するのと同じ要領じゃ」
悟飯「よおし!!はあっ!!!!」ドンッ
悟空「す…すげえ…ホントにすげえや…」
界王神「早く地球へ!!我々が送りますから!!」
キビト「いえわたし一人で送ります、素晴らしい救世主の邪魔になりますから」
悟空「すまねえな悟飯…オラは行きたくてももう無理なんだ。見たかったな近くで…おめえがでっかくなったところをよ」
悟飯「お父さん…」
悟空「これでもう悟飯に会うことはねえ…おめえがあの世に来るまではな…がんばれ!!魔人ブウを吹っ飛ばしてこい!!」
悟飯「はいっ!!」グッ
ポン
悟空「よし行って来い!!」
悟飯「さようなら!お父さん!!」フッ
大界王神「あいつめ…一番頑張ったわしに礼を言うのを忘れていきおった…」
悟飯「キビトさん…お父さんと同じ服にして欲しいんです…ぜひお父さんの胴着で闘いたい」
キビト「おやすいごようだ」
悟飯「ありがとうございます!!」
キビト「わたしは行く。はるか遠い界王神界で偉大なる戦士の勝利を願っておるぞ」
悟飯「さようなら!二人の界王神様にもよろしく!!」
フッ
悟飯「よし行くか!!」ドウッ
超3ゴテンクス「くっそお…だあ!!」ブン
ブウ「おまえよわい…ころす」ボウッ
超3ゴテンクス「!!」
ピッコロ「魔貫光殺砲!!」ビッ
ギュオッ
超3ゴテンクス「ぴ…ピッコロさん!!」
ピッコロ「頼りになるとは思えんがオレも闘う…」
ブウ「……?」
ピッコロ「な…なんだこの気は!?」
ザッ
悟飯「よかったまにあって…」
超3ゴテンクス「兄ちゃん!!」
悟飯「そいつがフュージョンか…」
ピッコロ「悟飯!!お前生きてたのか!!」
悟飯「危ないところを界王神様に助けられたんだ…」
ブウ「なんにんでこようとおなじことだ」ギュン
悟飯「そいつはどうかな」ボウッ
ビシィ
ブウ「が…!!」
ピッコロ「!!」
超3ゴテンクス「お…オレ達より強い!!」
ブウ「はあ…」ドゴッ
悟飯「ぐっ…!!」
ブウ「ずっととおいところでつよいチカラをかんじていた…きたいはずれだ」
ドガッ
バキイッ
ピッコロ「あ…あの悟飯でも勝てないというのか…!!」
超3ゴテンクス「オレ達も闘う!!」
悟空「ま…まずい!!あの悟飯でも魔人ブウには…!!二人がかりで…ちくしょう…あれじゃ負けちまう!!」
大界王神「まさか魔人ブウがあれほどとはのう…しょうがない孫悟空…おまえ手伝いに行ってやれ」
悟空「え?い…いやオラはもう…」
界王神「そうですご先祖様…実は孫悟空はもう二度と現世にはいけないのです」
大界王神「んなこた知っとるわい。わしの命をくれてやる…それでお前は生き返れる」
悟空「だ…大界王神様の命をオラに!?」
キビト「い…いけません!!大界王神様の命をよりによって人間に与えるなど…!!」
大界王神「だったら全宇宙は終わりじゃ、魔人ブウはきっとここにも来るぞ」
界王神「で…ではせめてわたしの命を!!せめてそのぐらい役に立ちたい!!」
大界王神「無理をするなお前はまだ若い…わしはどうせあと千年ぐらいしか生きられん」
悟空「じいちゃん…」
ブウ「どうした…もうおわりか?」
悟飯「ぐ…」
超3ゴテンクス「ちっきしょう!!」バッ
ボン
悟天「あ…あれ?」
トランクス「う…うそ?」
ブウ「おわりだ」ブン
悟飯「ま…まずい!!」
カッ
悟飯「ぐ…ああ…ぁ……」
悟天「兄ちゃん!!」
トランクス「悟飯さん!!」
ピッコロ「ご…悟飯…!!」
ブウ「ぐへへへ…こんどこそおわりだ……このほしもろともきえろ」
大界王神「ではさらばじゃ…ああ!!」
悟空「ど…どうしたんだ!?」
大界王神「だ…ダメじゃ…まにあわん!!」
悟空「なんだって!?ま…まずいブウが地球を…!!」
ブウ「きえてなくなれ―――!!!」
ピッコロ「お…おしまいだ……!!」
サタン「待て――――!!!!」
ブウ「!!」スッ
サタン「ブウ――――!!このわたしが相手だ!!」
ブウ「さ…サタン……」
ピッコロ「サタン!!」
デンデ「悟飯さん今のうちに傷の手当を…」
悟飯「デンデ…ありがとう」
ピッコロ「デンデ!!無事だったのか!!」
デンデ「ポポさんがとっさにボクを下界に放ってくれたんです」
ピッコロ「流石ミスター・ポポだ…素晴らしい判断だ!!」
デンデ「さあ悟天さんとトランクスさんも……」
サタン「オラオラオラどうした魔人ブウ!!」
ブウ「ふっかつした…だがもうやめはしない…サタンでもころす!!」ブン
サタン「ひいっ!!」
「ダブルサンデー!!」ズオッ
ドガアッ
ブウ「!?」
悟飯「い…今の技は…!!」
ラディッツ「どうやらまにあったようだな」
悟飯「伯父さん!!」
ナッパ「オレもいるぜ?」
悟天「ナッパさん!!」
ピッコロ「ふ…二人共死んだはずでは…」
ナッパ「ああ、だが占いババとかに三人共連れてきてもらった…カカロットのようにな」
トランクス「三人…?あっ…パパ!!パパ――!!」ダッ
ベジータ「ふん…今はあの化け物をどうにかすることだけ考えるんだな」
ブウ「おぼえてるぞ…まえのオレにころされたやつらだ……」
ベジータ「超サイヤ人になれないこいつらがいたところで何も変わらんと思うがな」
ナッパ「へっ超サイヤ人3になれねえベジータも同じだろ」
ラディッツ「超サイヤ人3でも倒せないうえに、なったらすぐにあの世に帰るはめになるしな」
ベジータ「一瞬でけりをつければいい話だ」
ナッパ「ま…待てよ!!ここはオレ達に任せるんだな」
ベジータ「なに?」
ラディッツ「超サイヤ人になれなくてもオレ達に闘う術はあるということだ」
ナッパ「ベジータより…いや悟飯よりも強いぜ?魔人ブウも敵じゃない」
ベジータ「何?」
ナッパ「いくぞラディッツ!!」
ラディッツ「おう!!」
ナッパ・ラディッツ「「フュ―――ジョン!!はっ!!!」」カッ
悟天「お…伯父さんたちも!!」
トランクス「フュージョンできたのかよ!!」
今日はここまで、5レスだけの更新で悪い
木金と飲み会なので更新は日曜以降になる(今度は確実)
突然ですがナッパとラディッツのフュージョン合体戦士の名前募集
何か良さげのあったら採用させてもらいます
ナッツ
ラディッパ
ナディッパ
ラッパ
ナッパッツ
パディッツ
ナッツリターン
ナッツかラッパの二択
ナディッツ
ラデナッッパ
スノウグリュフィン
ナディッツ
ナッィッツ
ラディッッパ
パラディン
ラディッパsage
ナイツ
ナディッパがラディッパ
俺的にはナディッパ
>>213
パラディンかナディッツな
ラナッツ
パラディンかな
しかし、超サイヤ人に変身できる悟天トランクスがフュージョンしても勝てないのにこいつらで勝てるのか…
パンとブラがフュージョンして
パラ
再開、個人的に気にいったので、>>218を採用させてもらいます
「へっへっへ…ラディッツとナッパが合体してラナッツってとこだな…」
ブウ「……!!」
ベジータ「す…凄まじい気だ……!!」
ピッコロ「く…!!ゴテンクスでも悟空を超えたんだ!!悟天やトランクスより遥かにパワーが上の二人なら…!!」
ラナッツ「さっさとかかってこいよ魔人ブウ…それともビビッてこれねえか?」
ブウ「なめるなあ!!」ゴウッ
ドオンッ
ラナッツ「おいおい手加減しなくていいんだぜ?ここだここ」
ブウ「ぐぅうううう…があ!!!」ドンッ
ガガガガガがガガガガガ
ブウ「……!!!!」
ラナッツ「くくく…お次はこっちの番だ」フッ
ブウ「ど…どこだ!?」
ラナッツ「後ろだバカめ!!」ドギャッ
ブウ「が…!!がぁ!!」ブン
ラナッツ「おっと危ない」バキィッ
ドガッバギッ
ベジータ「フュージョン…昔攻めてた星で見たことがあったがここまでとは…!!」
ピッコロ「勝てる…勝てるぞ!!」
ブウ「ぐう…!!」
ラナッツ「へっもう終わりか?随分あっけなかったなあ?」
ブウ「……い」
ラナッツ「じゃあそろそろ消えてもらうとするかな」
ブウ「…さない」
ラナッツ「あん?何か言ったか?」
ブウ「おまえだけはぜったいにゆるさない!!」
ラナッツ「許さないだって?はっ今更てめえに何ができるってんだ」
ブウ「ニタァ」
ラナッツ「?」
悟飯「うわあ!?」
ラナッツ「なに!?」
ピッコロ「うあ…っ!!」
デンデ「ピッコロさん!!」
悟天「んぐ…!!」
サタン「ひ…ひいい!!」
トランクス「んん…!!」
ベジータ「トランクス…!!」
ラナッツ「て…てめえ何を!!」
ブウ「いただき――――!!!!」ベチャッ
ラナッツ「!!」
ベジータ「まずい!!ナッパ、ラディッツ!!ためらうな!!今すぐブウをやれ!!」
ラナッツ「だ…だが!!」
ブウ「はあ…どうかな?見たまえ素晴らしいだろ?この瞬間こそ最強の魔人の誕生だ」
ラディッパ「汚えぞてめえ…四人を取り込みやがって!!」
ブウ「合体した君が言うのかな?さあ始めようか」
悟空「くそ…ブウの気がとんでもなくアップした…」
大界王神「やはりお前が行ってやるべきだな…ではさらばじゃ…う!」ドサ
悟空「じ…じいちゃん!!す…すまねえ…この命絶対に無駄にはしねえぞ…」
大界王神「よし!!はやくいけ!!ほれほれ!!わしの死を無駄にする気か!!」
悟空「…………あ…ああ…じゃあ行ってきます!!」
大界王神「ちょっと待て!!」
悟空「え!?」
大界王神「行くのはいいがいったいどうやって魔人ブウをやっつけるつもりじゃ?
言っちゃ悪いがお前さん達三人がかりでも勝てるとは思えんがの…」
悟空「え…?フュージョン!!オラとベジータでフュージョンすんだよ!!
オラとベジータでのフュージョンなら勝てる!!絶対にだ!!」
大界王神「魔人ブウがフュージョンの変身ポーズの間待ってくれるとは思えんがの」
悟空「じゃあどうすんだよ!!やっつけてこいって言ったのは界王神様だぞ!!」
大界王神「そこでじゃ…このポタラの片方を左耳につけてみろ」
悟空「え?これをつけっと強くなれんのか?」
大界王神「もう片方をベジータの右耳につけさせるんじゃ。たったそれだけでお前達は合体できる」
悟空「えっ!!ほんと!?」
大界王神「あったりまえじゃしかも効果はフュージョン以上!!これが昔からの界王神のとっておきだったんじゃから」
界王神「し…知りませんでした…」
大界王神「だから界王神のくせに弱っちいんじゃよ、ほれ自分のを使ってお前とキビトで試してみろ」
界王神「は、はい。き…キビトさん…貴方は左耳の方を外しなさい。…わっ!?」
キビト「ぶつか…」
カッ
界王神「ああ!!うおおお!!すっすごい!!凄いパワーですよ!!悟空さんこれならわたしも闘えます!!一緒に行きましょう!!
大界王神「お調子に乗るんじゃない、もともとがたいしたことないんじゃから。ここに残っとれ」
界王神「はあ…」
悟空「こいつは確かにすげえよじいちゃん!!で合体してられるのはどんぐらいなんだ!?」
大界王神「ポタラにそんな弱点はない。永遠にじゃ、二度と元に戻ることはない」
界王神「え!?」
悟空「まいったな…ずっとベジータと合体しぱなっしか…オラあいつと決着つけたかったんだけどな…
しょうがねえか…それしか方法はないんだもんな…もしかして平和になったらブルマ達とも過ごさなきゃいけねえのかな」
大界王神「ぶつぶつ言っとらんとさっさと行け!!ラナッツとベジータが死んでしまうぞ!!」
悟空「あいつら既に死んでんだけどなあ…じゃ行ってきます!!
そうだ!超サイヤ人になってからこれつけた方がいいのかな?」
大界王神「いや…余計なことはせんほうがいい…一度ポタラで合体したらずっとそのままじゃからな
超サイヤ人になるなら合体した後の方がええ…ま、そんなことせんでもお前達の合体なら十分じゃろ」
悟空「じゃ…今度こそ行ってきます!!色々とありがとなじいちゃん!!」ヒュン
>>223 訂正
ラディッパじゃなくラナッツ
ラナッツ「だああ!!」ブン
超3ベジータ「はあっ!!」ズオッ
ブウ「ふん」バッ
ドゴオッ
ベジータ「ぐ……!!」
パッ
ナッパ「ちっ…もう30分経ったのかよ」
ラディッツ「ま…まずいぞ…!!」
ブウ「雑魚もろども地球ごと消し去ってやる!!何もかも消えてしまえ!!」ブーーン
シャッ
ベジータ「カカロット!?」
悟空「ベジータ今すぐこいつを右耳につけてくれ!!合体できる!!」
ベジータ「何!?早くよこせ!!右耳だな!?」
悟空「言い忘れてたけど一度合体しちまうと二度と戻れねえ!!」
ベジータ「くそ…こんなギリギリで言いやがって!!」
悟空「サンキューベジータ!!」
カッ
ブウ「消えろ―――!!!」ドンッ
「よっしゃ――っ!!ベジータとカカロットが合体してベジットってとこかな…さらに…ちゃっ!!!」
サタン「お…おしまいだ―――!!」
超ベジット「こいつが超ベジット!!」ズァオッ
カッ
ブウ「な…なに!?」
ナッパ「き…気合いだけで掻き消しやがった…!!」
ブウ「ふん…なんだその得意そうなツラは……バカめ!!貴様なんぞに…」
シュパッ
超ベジット「なんだよ…鼻血が出てるぞ、前みたいに鼻がないほうが良かったんじゃないか?」
ブウ「ふん…オレを怒らせれば怒らせる程貴様は苦しんで死ぬことになるぞわかってやってるのか?」
ビシッ
ブウ「ぬっ!!」
シャッ
超ベジット「つおりゃあっ!!!」グオッ
ドザオオオンッ
サタン「つ…強い!!」
ラディッツ「そりゃオレの弟とオレ達の王子が合体したんだ」
ナッパ「しかもライバル同士だぜ?弱いはずがねえだろ」
ザウッ
ズザザッ
超ベジット「どうした?無口になったな…それにしてもこれじゃあちっとも面白くない。もっと本気でやってもらいたいな」
ブウ「ぬぐぐ…ぎ……」
超ベジット「…それとも本気でやってこのザマだったのかな?だったら失礼なことを言って悪かった謝るよ」
ズズ
ブウ「くそおっ!!」
ドガッバキッズダダダダダ
ブウ「か……」
超ベジット「はっ!!」ボッ
超ベジット「そのうちこいつを本体にくらわしてやるさ。綺麗さっぱり消えてしまえばもう元には戻れないだろ?」
ブウ「く…ちくしょう…こ…こんな……」
超ベジット「こんなはずじゃなかったか?まあ落ち込むなよオレだって驚いてるんだ、ここまで貴様をこけにできるなんてな」
ブウ「く…くそったれが…こうなったら…くらえ!!スーパーゴーストカミカゼアターック!!」
シャッ
超ベジット「それいいもんやるぞ!!」バッ
ボボボボボン
ブウ「!!」
超ベジット「子供の考えた技だぞ?そんな技が通じるわけないだろう」
ブウ「ぬ…ぬおおおおおお!!」
超ベジット「もうちょっと強いのかと思ったがな…オレに出させてくれよ…本気を」
ブウ「ぎ…うおおおおお―――!!汚いぞ貴様!!合体なんかしやがってー!!」グアッ
ビシッ
超ベジット「よく言うぜ!!自分の方が散々合体しまくったくせによ!ほれほれどうしたてめえなんか足だけで十分だ!!」
ドガッゴゴッガッ
超ベジット「まだよくわかってないようだからハッキリ教えてやろうか?
ムダなんだよオレに勝とうなんて貴様なんかがどう頑張ったってな」
ブウ「……おい…コーヒーキャンディは好きか?」
超ベジット「え?」
ビビッ
パッ
ブウ「いやっ―――!!!ざまーみろバカめ!!不用意に近づくからだッ」ガンッ
アメ玉「残念だったなブウ、どうやら強さは変わってないようだ、どうする?お前の相手は宇宙一強いアメ玉だぞ」
ブウ「な…!?」
ズッガガッドゴッガッ
アメ玉「あらあら申し訳ない、食べさせてあげようと思ったら突き抜けちゃったよ」
ブウ「も…元に戻れ……」
超ベジット「あれ?もうアメ玉はおしまいか?」
ブウ「く……」
超ベジット「もう飽きたからそろそろ終わりにするか…10数えてやるからその間にお祈りでもするんだな…1…2…3」
ブウ「……!!」
超ベジット「4…(何やってるんだ早く気付け!!ここまで追い詰められたらすることは一つしかないだろ)」
超ベジット「5…6…」
ブウ「(こうなったらあいつを吸収するしか…だがどうやって…は!!そ…そうださっきあいつに千切られた…)」
超ベジット「7…8…(やっと気づいたか…そのためにわざわざそれを切ってやったんだ)」
ブウ「(よし…ヤツは油断している)」
超ベジット「9…(さあて…果たしてうまくいくか…)」
超ベジット「10!!」
バッ
超ベジット「(よしバリヤ―――!!)」
ギュン
ブウ「はあ―――!!やった…やったぞ!くっくっく…は――――はっはっはっは!!!!」
超ベジット「うるせえな…あのヤローの中にいるからやかましくてしょうがない…
それにしてもバリヤーはうまくいったようだな…吸収されずに済んだ…よしバリヤーをといて…」
バッ
悟空「い!?」
ベジータ「な…!?」
悟空「な…なんで!!ポタラで合体したらもう元には戻れないはずじゃ…」
ベジータ「知るか、だがラッキーだったぜ。貴様との合体なんて二度とごめんだ」
悟空「おい何すんだポタラをとるなよ。ブウから出たらまた合体できると思うぜ」
ガシャッ
悟空「な…何て事を!!二度と合体できないじゃねえか!!それにお前は死んでるんだぞ!!あの世に戻るしかねえじゃねえか!!」
ベジータ「貴様と合体してるよりはましだ…さっさと吸収された奴らを探しにいくぞ」
悟空「ったく知らねえぞ…」
ベジータ「ん?おいカカロット!!こっちだ!!いたぞ!!」
悟空「え!?」
ベジータ「ピッコロだ…」
悟空「いいぞ!死んじゃいねえ!!おいベジータあっち!!悟飯トランクス悟天…!!皆いるぞ!!」
ブウ「無敵となった記念に消してやるぞ…こんな星…」
ナッパ「く…まだ30分経たねえのか!?」
ラディッツ「まだ5分程度だ!!」
サタン「あわわわわわ…」
ブウ「おうっ!?あがっ!!!」
ナッパ「な…何だ?」
デンデ「ブウが元に戻っていく…!!」
ブウ「な…なに!?これは…ま…まさか……!!」
悟空「へっへーこれでブウのパワーはかなり落ちたはずだぜ!!さっきと全然気の大きさが違う!!」
ベジータ「よしさっさとここをブッ飛ばして脱出だ」
悟空「待てよ!!いくらブウが元に戻ったって言ってもオラ達にはとてもかなわない強さなんだぞ!!」
ベジータ「じゃあどうしろというんだ!え!?」
悟空「ポタラ以外に一つだけ勝てる方法があるんだよな~」
ベジータ「フュージョンだと言いたいんだろう!!冗談じゃない!!…ん?」
悟空「どうしたんだ?」
ベジータ「おい…こいつはどういうことなんだ?」
悟空「魔人ブウ!!一番最初の奴だ!!」
ベジータ「オレはあの世で見ていた…この魔人ブウからがりがりの魔人ブウが生まれそいつがデブの方をチョコにして食った」
悟空「へえーじゃあ他のチョコにされた皆もどこかにいるかもしれねえな」
ブウ「いない…とくべつあつかいはそいつだけだ……」
悟空「どうなってんだよ…!!」
ベジータ「何で魔人ブウが自分のカラダの中に…!!」
ブウ「せっかくきゅうしゅうしたやつらをよくもはがしたな!!」
ベジータ「ち…ちくしょう…!!や…やばいかもな…」
悟空「だからポタラつけてろって言ったじゃねえか!!外に出て合体さえできりゃこんなヤツ楽勝だったのによ¡!」
ブウ「…そうか……おまえたちもうがったいできないのか…」
悟空「え!?」
ベジータ「バカ!!黙ってりゃこいつ知らなかったんだよ!!」
ブウ「うひひひ――そうかあ」
超悟空「よーし来るなら来い!!おめえのこのカラダの中にでっかい穴をあけてやるぜ!!」
ブウ「ニヒ…」
超悟空「あけられねえとでも思ってんのか?」
ブウ「ムリだ」
超悟空「なめんなよ…はっ!!!」ズッ
超ベジータ「…き…きかないのか……」
ブウ「いまのおまえたちノミよりもっともっとちいさいんだぞ」
超悟空「おめえを倒してからどっか出口探すしかないようだな…」
ブウ「いまのおまえたちじゃたおせない…」
超ベジータ「こいつをぶっちぎったらどうなるんだ?少しはこっちに有利になるかな?」
ブウ「!!」
超ベジータ「このデブに戻るのか?それともあのがりがりのヤツになるのか?
…どちらにせよ今よりパワーが落ちることは間違いなさそうだ……」
ブウ「やめろ!!そいつだけはムリにちぎってはオレがオレじゃなくなる!!」
超ベジータ「貴様のいうことなどオレがきくと思うか?」ブチ
ブウ「アグ…カ…クカカカ……」
悟空「え?なんだ…?」
ブウ「お…おああああ…ぐがあああ…お!!!がうおお……あが!!」
超ベジータ「何をしているカカロット!!今のうちに皆を連れてさっさと脱出するんだ!!」
超悟空「お…おう!!」
超ベジータ「明かりだ明かりがある…あっちだ!!」
ボン
超悟空「やった!!皆元に戻ったぜ!!」
超ベジータ「とりあえずこいつらを隠せ!!ブウはまだ気づいてない!!」
ナッパ「ベジータ!!オレ達に任せろ!!」
超ベジータ「頼んだぞ、カカロット今のうちに魔人ブウに…!!」
超悟空「お…おいベジータ…これ…気が増えてるんじゃないか…?」
界王神「ま…まずい魔人ブウが戻っている…パワーを減らしてまで手に入れた心が…自制心のない悪そのものに…」
悪ブウ「ウギャギャギャギャオ―――――ッ!!!!」
超悟空「な…なんだあれ…!!」
ドン
超悟空「なっなにを!!」
超ベジータ「ちいっ!!!」ドウッ
ズガオッ
超悟空「あぶねえー…あのヤローいきなり地球をブッ飛ばそうとしやがった…サンキューベジータ」
超ベジータ「おい魔人ブウ!!この星をぶっとばすのは貴様の勝手だがな!!オレ達と闘ってからにしたらどうだ!!」
悪ブウ「ギイ…」ブウーーン
超ベジータ「なっ!?」
超悟空「でけえ…!!嘘だろ…あれをぶっ放すつもりか!?あんなのはねかえせねえぞ!!よせブウ!!」
ブッ
超悟空「み…みんなを…ベジータこっちだ!!皆と瞬間移動する!!」
ラディッツ「カカロット…!!」
サタン「ベジータさん…!!」
超悟空「ダメだどっちもまにあわねえ…!!く…!!ぐぐ…ムリだ!!こんな一瞬じゃ瞬間移動できねえ!!」
ビッ
界王神「え!?あ…!!」
ナッパ「あとは頼んだぜベジータ…」バッ
超ベジータ「お…おい…!!」
カッ
ズザザアッ
大界王神「よ…よかった!!まにあったか…!!」
超悟空「お…オラ達はまにあったが地球やナッパ…兄ちゃんが…!!」
超ベジータ「ナッパとラディッツは既に死んでいた……魂が完全に…!!」
超悟空「くそっ…悟飯達を助けてあいつらだけ…!!」
超ベジータ「ナッパとラディッツがあのとき悟飯達を投げていなかったらこいつらは助からなかった…
だがもう地球も死んだ連中も二度と戻れない…頼みの綱のドラゴンボールはデンデや地球と一緒に消えちまったんだ」
大界王神「な…なに!?ドラゴンボール!?なんで地球にドラゴンボールがあったんじゃ!?」
パッ
ドサッ
サタン「あいてっ」
ナッパ「ぐふ…」
ラディッツ「げほっ…」
ベジータ「ナッパ!!ラディッツ!!」
ナッパ「どうやら死にぞこなったみてえだな…」
デンデ「ふぅ…」
悟空「皆!!無事だったんか!!でもどうやって…?」
サタン「ベジータさんに教えてもらった瞬間移動で…はは…なんとか成功してよかったです…」
悟空「サタンおめえが!?」
サタン「は…はい…ベジータさんの気を追って……」
ベジータ「でかしたぞサタン!!」ガシッ
サタン「あいだだだ…!!」
デンデ「話は聞いていました、ボクの故郷のナメック星に行けば新しい最長老様がきっとまたドラゴンボールを作ってるはずです!!」
超悟空「待てよデンデ…ナメック星人達は気はでかくねえし…ちょっと遠すぎる…瞬間移動はムリだ」
界王神「あの…この界王神界と下界の星々との間ならわたしは瞬間移動できますよ?」
悟空「いいぞ!!やったあ!!」
大界王神「待て!!ドラゴンボールなんぞ使っちゃいかん!!あれは大自然の混乱を招くものじゃ!!」
悟空「そんな固いこと言うなよー上手くいったら知り合いの女の子のエッチな生写真あげるからさー」
大界王神「ふんでもそのオナゴは殺されてしまったじゃろ」
悟空「だからドラゴンボールで生き返るんじゃないのー」
大界王神「むう~」
ベジータ「おいカカロット…その女とはまさかブルマのことじゃなかろうな?」
悟空「え!?」
ベジータ「やはりそうか!!貴様勝手に人の妻を!!自分の妻のをやりゃーいいだろうが!!チチの乳の写真を!!」
悟空「い…いやそんなことしたらオラ殺されちまうよ……」
界王神「はっごらんなさい!!魔人ブウが復活しますよ!!」
大界王神「おいお前のポタラを悟空達にやるんじゃ!もう一度合体したらあんなの楽勝じゃろ」
界王神「は、はい!!さあっ他の星が破壊されないうちに!!」
悟空「…いやこいつはもういい、かえすよ」
大界王神「え!?」
悟空「やっぱこいつはオラ達向きじゃねえんだ…せっかくだけどさ…
自分一人だけの力で闘いたいんだ悪いなこんなやばいときに…でもあいつももうがったいしてねえし」
大界王神「バカもの!!何を言っとるんじゃ!!お前達はブウと格闘技の試合をしてるわけじゃないんじゃぞ!!」
ベジータ「よく言ったなカカロット、それこそが……サイヤ人だ」
悟空「大丈夫だってあいつはここまで来れね――」
シャッ
悪ブウ「ハハア――――ッ!!!」
ベジータ「な…なんであいつがここへ!!」
悟空「そうかあのヤローさっき界王神様やサタンの瞬間移動を見て…あんな一瞬で真似やがったな!!」
ベジータ「まあいい…どっちにしてもやるんだ…ここで終わらせてやる」
悟空「頼む皆を連れてどっかの星へ行っててくれ!!」
界王神「は、はい!!」
ナッパ「オレは残るぜ」
ラディッツ「オレもだ」
サタン「わ…わたしも……」
大界王神「ええい!!しょうがない奴らじゃ!!ここの界王神界はめったなことでは壊れはせん!!おもいっきりやれい!!」
界王神「が、頑張って」ビッ
大界王神「あの調子じゃあいつらフュージョンする気もないみたいじゃぞ…サイヤ人は厄介じゃのう!!」
悟空「よし…なんとかなるかいっちょかましてみっか!」
ベジータ「ああ…どっちからいく」
悟空「決めようぜ」
「「ジャンケンポンッ」」
悟空「よっしゃ――!!イエ――イッ!!!!」
ベジータ「ちっ」
大界王神「アホたれ―――!!一人ずつ闘うつもりか――!!五人で闘わんかい!!」
ナッパ「てめえがどこまでやれるか見ててやるぜ」
ラディッツ「気をつけろよ…」
ベジータ「お前がどこまで力をつけたか見させてもらうぞ」
悟空「それにしても今度のブウの野郎やけにおとなしいな…」
悪ブウ「クークー」
悟空「ね…寝てやがる!!んにゃろーなめやがって!!」ズッ
超3悟空「はああ!!」ドンッ
悪ブウ「ホォ―――ッウホウホウオホホホ―――ッ!!!」
超3悟空「こんなヤツのために皆消えちまったんだ…許せねえ!!」
バッ
ズッ
ドウッ
シャッ
ブウ「キ…ハアッ」バキィ
バババババババ
ズッ
超3悟空「う!!!!」シャッ
バキイ
ズドドドドド
ベジータ「カカロット…凄いヤツだよお前は…なんとなくわかった気がする…
何故天才であるはずのオレにお前が近づけるのか…守りたいものがあるからだと思っていた
守りたいという強い心が得体の知れない力を生み出しているのだと…確かにそれもあるのかもしれんがそれは今のオレにも同じことだ
あいつは勝つために闘うんじゃない…絶対に負けないために限界を極め続け闘うんだ…!!だから相手の命を絶つことにこだわらない…
あいつはついにこのオレとほとんど互角…いやもしかしたらオレ以上の実力を手に入れた…
……アタマにくるぜ…闘いが大好きで優しいサイヤ人なんてよ…!!」
ズドドドドドド
ベジータ「頑張れカカロット…おまえがナンバー1だ!!」
ドアッ
ボンッ
ズオッ
超3悟空「バッキャロ―ッ!!こっちは本場のかめはめ波だ!!…ふう
ちっきしょう!やっぱり同じことをやっててもあのヤローは体力を減らしやがらねえ」
ベジータ「カカロット」
超3悟空「ベジータ…!なんだよもう交代か?もうちょっとやらせてくれよ!はあ…」ゴゴゴ
悟空「くっ…」
ベジータ「やはり生身の姿で超サイヤ人3はムリがあるようだな…気が半分以上減ってるぞ」
悟空「ははは…頼むベジータ」
ベジータ「はあああ!!!」ボウッ
悟空「く……!!」
超3ベジータ「見せてやるぜ…本当の超サイヤ人3の実力をな…」
悟空「死ぬなよベジータ」
超3ベジータ「大きなお世話だ…よし!!!行くか!!!」グアッ
ズドドドドドド
ダンッ
ガギィッ
悪ブウ「ギィ!!」バッ
超3ベジータ「はあ!!」ズオッ
カッ
ドグアアオオンッ
回線が今かなり重いので今日はここまで
明日更新します、更新時に魔人ブウ編終わらせます
乙
そういやベジータもカカロットと一緒にヤードラット星行ってるから瞬間移動使えんのか
使ってる描写がほとんどねえから忘れてたが
サタン有能杉内?
ベジット登場からラナッツ吸収でとんでもバトルが始まるかと思ったがそんなことなかったぜ!
サタンは一応、弟子だから…まあ、サタンは防御力並みになったんだろう、色々と
すまない、色々あって更新できなかった。再開します
悟空「へへへ…やっぱすげえやベジータは……
始めてあったときはすげえ嫌なヤツだと思ってた…
でも同時にものすげえヤツだって感じてたんだ…
どんなに修行しても越えられる気がしねえほど底が見えねえ奴だって
あの頃からオラの目標はベジータを追い越すことになったんだ…
セルゲームの前にようやく追い越せたと思った…でもすぐに追い抜かれた…
あの後オラは死んじまって、寝ることなく一日中鍛えれるようになった…
オラはベジータ以上の特訓をベジータより長い時間繰り返した…
それでも結局オラはおめえを超えることできなかった……
ベジータはプライドの塊みてえな奴だ…でもフリーザと闘ったときやセルと闘ったとき…
おめえは皆を守るためにプライドなんかかなぐり捨てて闘った…ブウとの時もそうだ…
おめえは肉体だけじゃねえ…精神もすっげえ強いんだ……、オラ尊敬しちまうよ…」
超3ベジータ「ギャリック砲!!」
ズアッ
悪ブウ「グギギ…ギャアッ」ゴウ
悟空「がんばれベジータ…おめえが№1だ!!」
超3ベジータ「だあッ!!ち…!!地中に潜りやがったか…どこから出てくる気だ?」
悟空「ブウの野郎…何をするつもりだ……?」
超3ベジータ「よけろカカロット!!」
悪ブウ「ギギギ!!!」バッ
超悟空「くっ!?」
超3ベジータ「ちいっ!!」
ドゴオッ
ベジータ「かはっ…」
悪ブウ2「ギヒヒ…」
超悟空「ベジータ!!ぶ…ブウが体を切り離して!?くうっ!!」ブン
悟飯「まずい!!」ボウッ
ナッパ「くそったれ!!」
悪ブウ3「グギャギャ!!」バッ
ラディッツ「ちいっ!!こっちにも…悟飯貴様はベジータ達を!!」
ナッパ「こいつはオレ達に任せろ!!」
悟飯「わかりました!!」ギュオッ
悪ブウ1「シャアッ!!」ドゴッ
悟空「あが…が……」
悟飯「お父さん!!」バッ
悟空「す…すまねえ悟飯…ま…まずいベジータが!!」
悪ブウ2「ハァ――――」ブーーーン
ベジータ「こ…ここまでか……」
悟飯「つ…強い…三体共同じ強さを持っている…ダメだまにあわない!!」
ラナッツ「ベジータ…ちっ邪魔だあ!!」
悪ブウ3「ギャガガ!!」
サタン「ブウ―――ッ!!」
悪ブウ2「ギ?」
サタン「オラオラオラッ!!黙ってみてたらいい気になりおって!!
ベジータさんの一番弟子で全世界格闘技チャンピオンのミスター・サタン様が相手だ!!」
悪ブウ2「…」スッ
悟飯「ぶ…ブウが一つに戻っていく…」
悪ブウ「シャアッ」ギュオッ
サタン「やっやるかっ!!ひいいいっ!!!やっぱり怖い!!!」
悪ブウ「!!」
サタン「ごっごめんなさい!!」ドゲザー
スカッ
悪ブウ「ガ…!!カカ……ウガガガ……ゴ…ア……!!」
悟空「な…なんだ?ブウが苦しみだして…」
サタン「ひょ…ひょっとしてわたしの気迫で……?」
ナッパ「ベジータ大丈夫か?」
ベジータ「いったいブウはどうなってるんだ…?」
悪ブウ「カアッ」ペッ
ボン
ドサッ
サタン「ぶっブウ!!」
悟空「!!」
ベジータ「!!」
悟飯「ぶ…ブウの中から最初のブウが…」
悪ブウ「ハアア…」バキイ
サタン「があっ……!!あぐ…ああ……い…痛い――!!」
ベジータ「サタン!!」
悪ブウ「ホ―――ッホッホッホ・・・」ドン
ギュン
悪ブウ「!!」キッ
サタン「あ…ぶ……ブウ……」
ブウ「おまえキライだ…サタンいじめるな」
サタン「ブウ…!!」
悪ブウ「シャアッ」
ドカッ
ドッ
ボウッ
悟飯「い…いったい何が…?」
ベジータ「オレ達はあの世で見ていた…あのデブのブウはサタンと仲が良かった…」
ラディッツ「そいつが中にいたから拒否反応で外に吐き出しというわけか…」
ナッパ「……よくわかんねえが運はこっちに向いてきたってわけか」
ブウ「……こまった…ちょっとかてない…」
悟空「まずいな…あれじゃやられるのも時間の問題だ…」
ベジータ「貴様らはまだフュージョンは使えんのか!?」
ナッパ「あれから何分だ?」
ラディッツ「まだ15分程しか経っておらん!!」
ベジータ「ちい…!!」
悟飯「ボクも闘う…!!勝てるとは思えないけど時間稼ぎぐらいはできるはずだ!!」
悟空「ま…待て!!はやまるんじゃねえ!!」
悟飯「でも!!」
ベジータ「待てよ…界王神達デンデ!!あの玉でこの状況を見てやがるんだろう!?
聞こえるか!?このオレの声が……聞こえたら返事をしやがれ…!!」
大界王神『へ!?聞こえておるが…!?』
ベジータ「よし!じゃあ今すぐ復活したナメック星に行ってドラゴンボールをかき集めてこい!!」
デンデ『あの…いったい…』
ベジータ「ごちゃごちゃ言わずにさっさとしろ!!まにあわなくなるぞ!!」
悟空「ベジータどうすんだよ…まだドラゴンボールを使うには早いぜ…」
ベジータ「カカロット貴様今まで何度地球を救った」
悟空「何だよ急に…さあな…何度ぐらいだったかな…」
ベジータ「たまには地球の奴らにも責任をとらせてやるんだ」
悟空「え!?」
ヒュッ
「どうじゃデンデ…すっかり元通りになったじゃろこの星も…」
デンデ「え!?」
「これはこれは…界王神様もようこそいらっしゃいました…事情は全てわかっております」
デンデ「あっありがとう!!もう集めてくれてたんですね!!」
ピッコロ「く…ここは……」
悟天「あれ…ボク達……」
トランクス「ブウに吸収されたはずじゃ…」
界王神「よかった目がさめたんですね」
デンデ『ベジータさん!!ドラゴンボールはもう七つ全部集まってます!!』
ベジータ「そうか!!早速ナメック星の神龍を呼び出してくれ!!叶えて欲しい願いは二つ!!
まず破壊された地球をもとに戻してほしいこと!!次はあの天下一武道会があった日から
死んだものを極悪人を除いて生き返らせてほしいこと、この二つだ!!」
デンデ『え…!?今すぐですか?』
ベジータ「今すぐだ!!」
デンデ『でもそれはダメです!!』
ベジータ「何だと!?」
デンデ『この神龍の願いで生き返られるのはたった一人なんです!!』
ベジータ「なっ何!?」
「はっはっは…その心配は無用じゃ。フリーザのことがあってからパワーアップさせておいた」
デンデ「それじゃあ何人でも!?」
大界王神「こいつら自然のなりゆきをメチャメチャにしおって…!!」
デンデ『大丈夫だそうです!!』
ベジータ「よかった…さあ始めておくれ!!」
ポルンガ「さあ願いをいうがいい…どんな願いも三つだけ叶えてやろう…」
デンデ「遠い星地球が破壊され消えてしまいました…もとに戻してください!!」
ポルンガ「オッケー。さあ次だ…二つ目の願いを言うがいい……」
デンデ「魔導師バビディが地球にやってきた日から死んでしまった人たちを生き返らせてください!!うんと悪いヤツを除いて!!」
ポルンガ「わかった…だが少し待ってくれ…数が多いので大変だ…」
ベジータ「やばいぞ…気づいたかカカロット…」
悟空「ああ…」
ベジータ「デブのパワーが減ってきている…ブウ同士だとダメージを受けるんだ…まだか!!まだ願いは叶わんのか!!」
大界王神『そうわめくな、ポルンガも苦労しておるんじゃ』
大界王神「おっ!!」
ポルンガ「待たせたな…二つ目の願いは叶えられた…」
デンデ『ベジータさん!!みんな生き返りましたよ!!』
悟空「あっ!!ベジータとナッパ、兄ちゃんの頭の輪も取れた!!生き返ったんだ!!よかったなおめえら極悪人じゃないと思われてるぞ!!」
ベジータ「はじめるぞ…用意しろ…元気玉の用意だ!!」
悟空「元気玉だって!?それじゃあムリだよ!!ブウが相手じゃいくらちょっとずつ地球人の皆から集めったって…
昔おめえに使ったけど、ほとんどダメージ与えれなかっただろ!?いくらあれからオラが強くなったっていっても…」
ベジータ「言っただろたまには地球の奴らにも責任をとらせろと!少しずつではなくギリギリまで集めさせてもらうんだ!」
悟空「そっか…それなら!!」
悟飯「元気玉を作るには時間がかかるでしょ!?ボク時間稼ぎをします!!」
ラディッツ「悟飯が行くならオレも行くぜ?残っても何の役にも立たんからな」
ナッパ「てめえらだけにいいかっこさせっかよ、オレも行くぜ?」
デンデ『ベジータさんポルンガが三つ目の願いを言えと…』
ベジータ「三つ目はどうでもいい!おい界王神は聞いているか!!地球の連中全員に話がしたい何とかしろ!!」
界王神『え?わ…わたしにはちょっと無理ですよ…』
大界王神『わしも流石にできん』
ベジータ「なっ何だと!?」
『そいつはわしに任せろ得意技じゃ!』
ベジータ「だ、誰だ!?」
悟空「この声は…界王様だろ!?」
界王『あたりじゃ、ベジータ決め技にわしの元気玉を選んだところはナイスじゃ。さあ話せ!地球どころか宇宙中に話ができるぞ!!』
ベジータ「助かったぜ…」
ベジータ『聞こえるか!!世界の人間共!!オレはあるところからお前達に話しかけている
わかっているだろうがお前達のほとんどは魔人ブウに殺された…だが不思議な力で生き返らせてもらったんだ
街や家なんかもすっかり戻ったはずだ…だが決してこれは夢なんかじゃないぞ!!
今あるところでお前達に代わって魔人ブウと闘ってる戦士がいる…だが正直言って情勢はかなり悪い
魔人ブウの強さはあのセルをも遥かに上回るんだ!!そこでお前達の力を借りたい
手を空にむけて上げろ!!お前達の力を集めてブウを倒すんだ!!さあやれ!手をあげろ!!』
界王「な…なんちゅう頼み方の下手なヤツじゃ…」
ベジータ「よし始めろカカロット!!」
悟空「おう!!やるなベジータ」
バッ
悟空「皆!!オラに可能なかぎり元気をわけてくれ!!頼む!!」
トランクス「わかったよパパ!!」
ピッコロ「ふん…ベジータめ…らしくないマネをしやがるぜ」
クリリン「そらーっもってけもってけー!!」
天津飯「孫……オレの長年鍛えた力…全て持って行くといい!!」
悟空「うおほっきたきた!!いきなりでけえぞっ!!こいつはピッコロ達の気だ!!」
ベジータ「だがまだ完全じゃない……何故だ!!」
『おい手をあげろってよ』
『誰が手なんかあげるかよ』
『そんなことして何になるんだよ』
『夢だよなこれ…』
ベジータ「ち…ちくしょう!!」
悟空「おいっブウを倒すには全然たんねえぞ!!何やってんだ!!オラ達の仲間以外は全然気をくれてねえじゃねえか!!」
ベジータ「わかってる!!誰もオレの言うことなんか信用しやがらないんだ!!」
ベジータ『やい地球人共!!さっさと協力しやがれ!!また魔人ブウに殺されたいのか!!』
『皆!!絶対手を上げるな!!騙されるなよ!!』
『バ―――カ誰がお前のいうことなんか聞くかよ』
『こいつバビディとかいうヤツじゃないのか?』
ベジータ「ち…ちくしょうめ……」
サタン「な…なんで誰も力を貸さないんだ……?」
悟飯「がっ…くそ……」
ナッパ「あが…があ……」
ラディッツ「くっそお――」
ブウ「ぐ…あっ」
ドドドド
ベジータ「まずいぞ…デブの方は死にかけだ…他の三人もまずい!!」
サタン「ちっくしょー!!やめろこの!!」ブン
カッ
サタン「あ…当たっちゃった……」
悪ブウ「!?」
悟空「く…!!」
ベジータ「くそったれめ…気づかれた!!」
悪ブウ「ハア―――――――!!!!!」シャアッ
ベジータ「カカロット!!オレが何とか時間を稼ぐ!!お前が地球のバカ共を説得しろ!!」
悟空「じ…時間を稼ぐったっておめえは生き返っただけでさっきのダメージがまだ残ってんじゃねえか!!」
サタン「無謀ですよ!!」
ベジータ「ふん折角オレの忠臣共がここまで稼いでくれたんだ…王子のこのオレが無駄にしてたまるか!!」
ビッ
悪ブウ「ハア~」ドズッ
ベジータ「か……」
悟空「ベジータ…!!くっ」
悟空『地球の皆!!頼むから元気をわけてくれ!!皆の助けが必要なんだ!!空に手を挙げてくれ…早く!!!』
『おい今の声は孫悟空さんに似てなかったか?』
『おいおい孫悟空さんはもう死んだだろ?偽物だよ』
『だよな、絶対に騙されるな!!』
悟空「だ…ダメだ!!ちょっと増えただけだ!!何で皆わかってくれねえんだ!!」
ドカッ
バキッ
ドガガガガガ
悟空『早くしてくれ皆―――!!地球も宇宙もどうなってもいいのかバッキャロ――――!!!』
『なんだとバカヤローだと?』
『人にものを頼むのにでかい態度だぜ』
『あんなの無視無視』
サタン『き…貴様らいい加減にしろ―――!!さっさと協力せんか――!!このミスター・サタン様の頼みも聞けんというのか!!!!』
『え…サタン…?』
『確かにサタンの声だぜ…?』
『もしかして魔人ブウと闘ってるって…ミスター・サタンだったんですか?』
サタン『そ…そうだ!!そしてさっきの二人はオレの師匠と孫悟空さんだ!!』
『えっでも悟空さんは死んだはずじゃ…』
サタン『そうだ!!だがオレ達を助けるためにわざわざあの世から闘いに来てくれたんだ!!
既に死んでるはずの悟空さんがオレ達のために闘ってくれているというのに貴様らは協力すらできんのか!!』
『そうだ…オレ達は協力するぐらいしかできないんだ…』
『折角悟空さんが死んでまで闘ってくれてるってのに……』
『ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!』
ベジータ「ゴフッ…あ……あうう……」
悟飯「ぐ…あぐぅ…ああ……」
ナッパ「が……ぁぁ」
ラディッツ「うぐ……ぁ…」
悟空「こっこらえろ!!こらえてくれ皆!!」
サタン「まっまだか!!まだなのか…!?」
悟空「も…もうダメだ…!!!!きっきた!!!!!!」グオオオオオ…
サタン「お…おおっ!!!」
悟空「離れてろ皆―!!いくぞ――!!」
ベジータ「つかまれ!!」ビッ
悪ブウ「!?」
サタン「え!?あ…瞬間移動……!!」
悟空「くたばっちまえ―――!!!」グアオッ
悪ブウ「ガアッ」ズアッ
バフッ
悪ブウ「!!」
悟空「いっけえ!!」
ゴアッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
悪ブウ「アッアギギッギギギ・・・」
悟空「く…くっそ―――っ!!い…いけっ…いけっ…いけっ!!」
悪ブウ「カッカカカ…!!」
悟空「ち…ちきしょう……ぐ…ぐぐぐ……!!」
ズ・・ズズ・・・
悟空「ち…ちきしょう…!!あとちょっと…あとちょっとなのに……!!」
ベジータ「け…計算が違った…肝心の元気玉を撃つカカロットに体力が足りん!!」
サタン「え!?」
悟飯「そんな…お父さん!!」
ベジータ「ちっ」ビッ
悟空「ベジータ…!!」
ベジータ「オレの体力も少ないが…ないよりはマシなはずだ」
ゴゴゴゴゴゴゴ
悟飯「だ…ダメだ…二人がかりでも……」
デンデ「か、界王神様!!ボクを悟空さん達のもとへ連れてってください!!せめて体力を戻してあげれば…」
界王神「す…すまない…今ので体力を使ってしまって…回復するまでムリなのだ…」
デンデ「だったら界王神様をボクが回復してから…」
大界王神「無駄じゃ…いくら地球の神といえどナメック星人では神の回復はできん」
デンデ「そんな…」
ポルンガ「おい最後の願いはまだなのか?ないなら消えさせてもらうぞ」
デンデ「そうだポルンガさん!!今界王神界で闘ってる孫悟空とベジータって人達の体力をもとに戻してあげることってできる!?」
ポルンガ「その者達の体力を通常に戻すだけなら可能だ」
デンデ「よかったすぐにお願いします!!」
悟空「も…もうダメだ……!?」
ベジータ「!!こ…これは…!!」
デンデ「悟空さんベジータさん!!三つ目の願いで二人の気がもとに戻ったでしょ!?」
悟空「戻った…戻ったぞ―――!!サンキュードラゴンボール!!ベジータ!!」ボウッ
超ベジータ「わかってる!!」ボウッ
グオッ
悪ブウ「!?」
超悟空「おめえはすげえよよく頑張った…たった一人でよ……
今度は良いヤツに生まれ変われよ一対一で勝負してえ…待ってるからな……
オラももっともっと腕をあげて…またな!!はあっ!!!!」
悪ブウ「!!!」
ズアオッ
悪ブウ「カ…カカ……」
ヒュウゥゥゥゥ
悟空「ふう…終わった……」
ベジータ「手間どりやがって…」
悟空「はは…」
ベジータ「…ふん」
グッ
サタン『地球の諸君!!格闘技世界チャンピオンのミスター・サタンだ!!
諸君の協力もあって恐ろしい魔人ブウはったった今死んだ!!もう安心だ!!』
『うわああ!! ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!』
クリリン「流石悟空とベジータだぜ!!」
大界王神「やれやれ、この頑丈な界王神界をよくもここまで荒らしたもんじゃ…」
デンデ「悟空さん!!」
悟空「悟飯達のケガを先に治してやってくれ…」
デンデ「あ、はい!!」
トランクス「パパ!!」
ベジータ「トランクス…」
トランクス「あれ?パパとナッパさん頭に輪っかがない…生き返ったの!?」
ベジータ「ああ…ナメック星のドラゴンボールでな」
トランクス「やったあ!!」
悟飯「そういえばお父さん、いったいどうやって下界に?」
悟空「ああ、オラ大界王神様の命もらって生き返ったんだ」
悟飯「じゃあまた一緒に暮らせるんですか?」
悟空「ああ、早く帰ってチチの飯を食いてえや」
悟飯「あはは…母さんも喜びますよ」
ピッコロ「よかったな悟飯」
悟飯「はい!!」
サタン「ん?どうしたんだワン公?ん!?ブッブウ!!」
ベジータ「なっ何!?」
サタン「まだ生きてる…頼む神様!!治してやってくれ!!」
ベジータ「ふざけるな冗談じゃない!!どけ!!このオレがとどめを刺してやる!!」
サタン「や、やめてください!!こいつはそんな悪いヤツじゃないんだ!!悪いヤツに命令されてあんなことを…」
ベジータ「貴様わかってるのか!?そいつがまたあのとんでもないブウを生み出したらどうするんだ!!」
サタン「わっ悪いヤツになったのは馬鹿なヤツがこの犬を殺したからなんだ!!わたしが責任を持って保護するから!!」
ベジータ「保護だと…?笑わせるな貴様の力でいったい何ができるというんだ!!」
悟空「ブウを治してやってくれデンデ」
ベジータ「何だと!?貴様正気か!!」
悟空「良いじゃないかベジータ、このブウとサタンがいなかったらオラ達皆やられてたぜ?
それに万一のことがあったらまた闘やいいさ、今度こそ一対一でやっても負けねえように修行しようぜ」
界王神「し…しかし地球で一緒に暮らすのはまずいでしょう…地球人達は皆ブウの恐怖を頭に焼き付けている…」
悟空「なあに地球の神龍に頼んで地球の皆からブウの記憶だけを消してもらやいいさ」
大界王神「やれやれ…またドラゴンボールか……」
ベジータ「ちっ…勝手にしろ!どうなっても知らんぞ」
サタン「ありがとう!!ほんとにありがとう!!」
悟空「さあブウを元気にしたら一緒に地球に帰ろう!!おもいっきし食ってたっぷり寝てえや!」
こうして魔人ブウの脅威から救われ、再び地球に平和が訪れたのである…
だが別の時間軸の地球では…
魔人ブウ編完
おつ!
悟空「おっすオラ悟空!!
いやー久しぶりだけどやっぱ地球はいいな!!
ブウ達との闘いから5年間、破壊神ビルス様が地球に来て地球を破壊しようとしたり
とんでもねえ悪いヤツが歴史を変えて自分の思い通りの世界を作ろうとしたりしたけど
ようやく地球にも平和が訪れたぞ!!まあそれで悟天達はなまけてるけどな!!
え?未来に帰った悟飯達の世界にもブウ達が現れたって?
しかもブウ以外にも厄介な敵がたくさんいんのか…よしオラ達も闘うぞ!!
次回ドラゴンボール
いざ未来へ!恐怖の魔神登場!!
今度の相手は魔神か…オラわくわくすっぞ」
おまけ、次の未来編に行く前に
映画神と神を見てない人のために
超サイヤ人神:五人の正しい心を持ったサイヤ人の力を一人のサイヤ人に送ることによって変身する
神の力を持つ超サイヤ人。超ベジット以上の力を持つ?(神の気は感じられない)がなってられる時間は限られる
破壊神ビルス:破壊の神、超サイヤ人神となった悟空の実力を6とすると10というかなりの実力の持ち主
歴史を変えた悪いヤツの詳細はドラゴンボールゼノバースにて
これは楽しみ
おつ!
よく分からんけど未来編か
期待
ゼノバースのほうの悪い奴じゃないマジンってのは?のつく奴のことか?
悟空ってゴッドから通常に戻っても強さあんまり落なかったよな
>>253
あの状態って気で測れる状態なの?
未来編
未来…
「ほう…なかなかの上質なエネルギーだ」
悟飯・トランクス「「!!」」
トランクス「す…凄い気の持ち主だ…」
悟飯「誰だお前は!!」
「今から死ぬ連中に名乗る必要はない」ギュオッ
超悟飯「くっ!!」ボッ
ガシイッ
「ほう…わたしの攻撃を受け止めるか」
超トランクス「はあーっ!!」ブン
ガッ
超トランクス「せ…セル!!な…何故完全体に!!人造人間は破壊したはず!!」
セル「ふはははは素晴らしいパワーだ…これが究極の力というわけか」
超トランクス「く…動かない…」
セル「わたしの真のパワーを試したいところだが…
バビディ様の目的はエネルギーの収集なのでな…」ズボッ
ギュイイッ
超トランクス「が…ああ!!あ……」
超悟飯「トランクス!!」
「ふはははは!!他人より自分の心配をするんだな!!」ドギャッ
超悟飯「ぐあっ!!だあっ!!」ブン
「ヒョオ――――ッ!!」ボウッ
超悟飯「波――ッ!!」ズアッ
カッ
超悟飯「はあ…はあ…つ…強い!!」
セル「エネルギーは存分に頂いた、もうお前には用はない」
トランクス「あ…ああ……」
セル「消えろ」ボッ
ドゴオオッ
超悟飯「と…トランクス!!うわああああっ!!」ゴオッ
「何!?」
超2悟飯「貴様らは絶対に許さんぞ……ビックバン・アタック!!」ドンッ
「ぐおおおっおお……だあ!!」カッ
「はあ…はあ…な…何故奴がこれほどのパワーを…」
超2悟飯「はあ――――ッ!!」ギュンッ
ダダダダダダダダダ
「が…あ…うぐっ…!!」
セル「ふん」バキイッ
超2悟飯「ぐわっ!!」
「はあ…はあ…助かったぞセル……」
セル「わたしが孫悟飯の動きを止める…貴様はエネルギーを奪え」
超2悟飯「ぐ…ああ…させて…たまるか!!」
セル「悪いが君の意思は聞いてないのだよ」ガシッ
超2悟飯「何!?ほ…ほどけない…!!」
「よくやったぞセル…」ズン
超2悟飯「うわあああああ!!あああ…あ……あぁ…」
「よおし全て奪い取った…」
セル「ではこいつも消してしまおう…」
「待つんだよ」
「バビディ様!!」
バビディ「よくやったねダーブラ、セル」
ダーブラ「ははっ!!ありがたいお言葉」
バビディ「そいつは大きく役立ってくれたからね、最後にいいものを見せてあげるんだ」
ダーブラ「それはいい案ですな…」ニヤッ
バビディ「思った通りフルパワーになったよ…魔人ブウの復活だ!!」
悟飯「魔人…ブウ……?」
ブウ「ブウ―――――ッ!!!!」ピィーー
悟飯「!!…な…何て気だ…セル達との比じゃない……」
バビディ「さあ魔人ブウ、こいつに地獄を見せてやるんだ!!」
悟飯「や…やめろ……」
ブウ「ニッ」
ドゴオオオオオッ
バビディ「ははは!!良いぞ魔人ブウ!!ん?あいつまだ生きてるぞ?」
悟飯「こ…このことを…ぐぅ……過去の皆に……伝えないと…!!トランクスは生きてる…」ビッ
バビディ「き…きえた!?いったいどこに…」
ブルマ「悟飯君!!トランクスも!!酷い怪我じゃない!!いったいどうしたの!?今すぐ手当を…」
悟飯「そんなことより早く…タイムマシンを……!!」
ブルマ「わ…わかったわ」
悟飯「人造人間達と違って奴らはすぐこの星を破壊するつもりだ…すぐに戦力になる仲間が…
オレ達と同じぐらいの時代の…一緒にセルと闘ったときの時間軸のオレやベジータさんならきっと…」パッ
現代、界王神界―
ドガガガガガガガガ
超悟空「波――ッ!!」ズオッ
超ベジータ「だあっ!!」ギュオッ
カッ
超悟空「へへ…」
超ベジータ「ふ…」
ドカッバキッ
ドゴオオッ
ベジータ「ぐ…」
超悟空「今回はオラの勝ちみてえだな!!」
ベジータ「……次は勝つ」
大界王神「全く毎日毎日よく飽きんもんじゃ…」
界王神「でも二人共かなり強くなっていますよ」
悟空「まだまだだ、こんなんじゃビルス様にはまだ勝てねえよ」
大界王神「一体お主らはどこまで強くなったら気が済むんじゃい」
ベジータ「そろそろ地球に帰るぞカカロット」
悟空「そうだな、じゃあな大界王神様、界王神様!!」
界王神「あ、待ってください」
悟空「何だ界王神様?」
界王神「わたしも地球に行きますよ」
ベジータ「何故だ?」
界王神「我々界王神と破壊神ビルス様は1000年に一度会議を行うのですが、今日が丁度前回から1000年なのです」
ベジータ「それで何故地球に来るんだ」
大界王神「元々ここ界王神界でしておったんじゃがな、昔わしとビルス様が喧嘩してから違う星でするようになったんじゃ」
界王神「いつもは破壊されても困らない星で行うのですが、ビルス様がどうしてもプリンが食べたいと…」
悟空「ってことはビルス様にちょっと手合せしてもらおうかな」
ベジータ「前回はゴッドになった貴様が闘っただろ、今回はオレの番だ」
悟空「今の勝負オラが勝ったじゃねえか!!オラが闘ってもらう!!」
超ベジータ「ならもう一度勝負だ!!」ボウッ
超悟空「ようし!!」ボウッ
界王神「ちょ待ってください二人共!!それで地球が破壊されてしまったらどうするんですか!?」
悟空「それもそうだな…んじゃ会議が終わったらここで戦わせてくれよ」
界王神「ここが破壊されてしまったら元もこもありませんよ!!ああもうこんな時間!?とにかく二人共おとなしくしていてくださいよ!!」
地球
界王神「び、ビルス様お久しぶりです!!」
ビルス「久しぶり」
悟空「オッス…じゃなくてお久しぶりですビルス様」
ビルス「やあ孫悟空とベジータ…おやそっちにいるのは15代前の東の界王神じゃないか?」
大界王神「お久しぶりですビルス様、今はいなくなってしまった大界王神の代理をしております」
ビルス「Zソードから出られたんだね」
大界王神「おかげさまで…」
悟空「ビルス様はZソードに大界王神様がいるの知ってたんか?」
ビルス「ああ、彼を閉じ込めたのはボクだからね。7500万年程前だったかな?」
大界王神「は、はい…その節はご無礼を……」
悟空「へえ大界王神様を封じ込めた強くて悪いヤツってビルス様のことだったんか」
大界王神「こ、こらっ!!」
ビルス「ふ~ん」
悟空「でもビルス様でも大界王神様の能力は危ないと思ったんだな」
ビルス「能力?何のことだい?」
悟空「ほら、潜在能力を限界以上に引き出すことができるっていう」
ビルス「へえ、そんな力君にあったんだね」
大界王神「あ…はい……」
悟空「知らなかったんか?大界王神様のその能力にビビッて封印されたって大界王神様が――」
大界王神「わ――――っ!!!わ――――!!!」
ビルス「へえ…そんなこと言ってたんだ」
大界王神「あ…ははは…」
ビルス「まあそんなことは今はいいや、取りあえずプリンを食べさせてもらおうじゃないか」
ブルマ「前の約束通りプール一杯に用意してるわよ」
ビルス「おお!!では早速いただくと―――」
パッ
グチャアッ
ビルス「ぷ…プリンが!!」
ベジータ「あれは…トランクス達が乗っていたタイムマシン!?」
ウイス「タイムマシン…時間移動の機械ですか…」
トランクス「え!?あれがタイムマシン!?」
ビルス「プリン…何者かは知らんが許さんぞ!!」ゴゴゴゴゴ
悟空「いい!?ビルス様待ってくれ!!」
ウイス「落ち着いてくださいビルス様!!」ガッ
ビルス「うぐっ!?」ドサッ
ウイス「ふう」
悟空「……すげえビルス様を一撃で…」
クリリン「妙だな…誰も降りてこないぞ?まさかセルの卵か!?」
ピッコロ「いやこの気は悟飯とトランクスだ…まずい死にかけているぞ!!デンデ!!」
デンデ「は、はい!!」
未悟飯「う…ありがとうデンデ」
ベジータ「一体何があった、セルを倒したらすぐ連絡に来るのではなかったのか」
未トランクス「何故かセルが完全体で現れたんです、しかもこの時代の復活したセルよりも強力な…」
未悟飯「オレ達の時代で三年以上前に人造人間を倒しているので完全体になれるはずがないんです」
ピッコロ「他の時代から完全体の状態で来たセルということか?」
未悟飯「わかりません」
ベジータ「貴様らセルと闘ったときからまるで強くなってないじゃないか、修行をサボってやがったな?」
未トランクス「す、すみません…ドラゴンボールを復活させたのまでは良かったのですが…」
未悟飯「ドラゴンレーダがなくてドラゴンボールが使えずに、復興に時間がかかってしまって…」
悟空「そういやあれ特別な部品使ってるから簡単には作れねえって言ってたな」
未悟飯「はい…ってお父さん!?死んだはずじゃあ!?」
悟空「ああ、五年前に魔人ブウっていうとんでもなくつええヤツが現れてな、その時に大界王神様の命もらって生き返ったんだ」
ウイス「おや、命を渡したのに生きてるんですか?」
大界王神「そのあとドラゴンボールで生き返ってしまったんじゃ…」
未悟飯「この時代にもブウが!?しかも五年前!?」
悟空「なんだおめえ達の時代にもブウが現れたんか?」
未悟飯「はい、セルとセルに近い実力を持ったダーブラというヤツにオレ達のエネルギーを奪われて…」
ウイス「では貴方達二人は自分達ではブウを倒せないからこの時代に助けを求めて来たと」
未悟飯「はい…貴方は?」
ウイス「申し遅れました、わたくしビルス様の付き人をしておりますウイスと申します」
未悟飯「ど、どうも孫悟飯です」
未トランクス「トランクスです…えっとビルス様というのは…?」
悟空「創世神である界王神様と対をなす破壊神だ」
未トランクス「破壊神?」
ビルス「ボクだよ」
ウイス「おやもう気付かれたのですか?」
ビルス「まあね…で、君達が禁止されてる時間移動をしてボクのプリンを台無しにしてくれたのか」
未トランクス「ぷ…プリン?」
未悟飯「時間移動が禁止されているとはどういうことですか?」
ビルス「言葉通りの意味だよ、時間のコントロールは空間を歪めたりと色々危険だからね」
ウイス「色々と管理が大変になるのですよ」
ビルス「そういやそっちの君は時の界王神のとこにいたヤツじゃないか。時の界王神に色々聞いてるだろ?」
未トランクス「時の…界王神?」
ビルス「何だ知らないのかい?」
ウイス「どうやら違う時間軸の者のようですね。同じ者を雇うと余計面倒になりますから…」
未トランクス「えっと…?」
ビルス「なにこちらの話さ。しかし銀河王とタイムパトロールはしっかり管理してなかったんだね…
よしこのボクが自ら魔人ブウを破壊しに行ってあげようじゃないか」
界王神「ビルス様自らですか!?」
ビルス「ああ、ただしこれを最後にタイムマシンは破壊させてもらうよ」
ウイス「よろしいのですか?」
ビルス「ああ、違う世界とはいえ二度もボクのプリンを台無しにしてくれたからね」
ウイス「やはりそれですか…まあわたしは困らないので別に止めませんが」
ビルス「じゃあ早速君達の時代に行こうか」
悟空「ちょっと待ってくれよビルス様、オラだってブウと闘いてえぞ」
ベジータ「オレの息子の問題だ…オレが行く」
悟空「オラの息子だっているさ」
悟飯「もう一人のボクの時代だよね…他人事とは思えないしボクも行きます」
トランクス「はい!!はーい!!オレも行きたい!!未来の世界っての行ってみたい!!」
悟天「ボクもボクも!!」
未悟飯「君は…?」
悟天「?」
悟空「オラの息子の悟天だ」
未悟飯「お父さんの子供?ってことは…そうか君がボクの弟なんだね?」
悟天「兄ちゃんが二人?何て呼べばいいのかな…」
ビーデル「これが違う世界の悟飯君…」
未悟飯「えっと…」
悟飯「ボクの妻のビーデルと娘のパンです」
未悟飯「別の世界のオレの妻と娘…(オレも人造人間さえがいなかったら結婚したり子供がいたりしたのかな…?)」
未トランクス「悟飯さんの奥さんと娘さんかあ」
ベジータ「……おい、急がなくていいのか」
未トランクス「そ、そうですね。皆さんついて来てください!!」
久しぶりの更新だけど今日はここまで
片頭痛で今かなり辛い
乙
乙
ビルス様着たら未来ブウ偏速攻で終わるな
未来のご飯って35くらいなんだよな
>>264
原作で未来悟飯が死んだのが22ぐらいだったはず
前回age忘れてたすまない、言い訳になるが片頭痛がほんと酷かったんだ
補足、未来に行ったメンバー
現代メンバーの時系列はブウ戦から5年半程、パンが生まれたばかり
未来編の未来の時系列は未来で人造人間二人を倒してから3年、現代ブウ戦から14年後
豆知識だが、未来トランクスが初めてタイムマシンで悟空達の元に向かった年と、原作最終回は同じ年
つまり原作最終回の4年前、パンが生まれた年に未来の悟飯は人造人間に殺された、享年22か23
悟空(33):死んでいたため本来より八歳若い、超サイヤ人神に一度体験しブウ編時の超ベジットより強い地球の英雄
ビルスとの戦闘の後、ウイスの元で修行を行っている
ベジータ(46):悟空と同等の実力も持つ、弟子にサタンとミスター・ブウがいる。悟空と同じくウイスに鍛えてもらっている
悟飯(22):学者なり立て、妻子を持つ。たまに悟空やベジータと稽古をしているため実力はブウ編時より上
悟天(12):ブウ編時より若干身長が伸びている、実力はブウ編時より多少上がっている
トランクス(13):悟天と同文
ピッコロ(26):実は悟飯と四歳差
ラディッツ(46):悟空の兄、年齢はジャコでの特別編でベジータと同じぐらいだったことから予想
ナッパ(70):ラディッツより実力は上、年齢は地球襲来時に50以上らしいことから予想
未来の悟飯(30):表記未悟飯、三年間の復旧作業のため過去でセルと闘った時と実力は変わらず
未来のトランクス(21):表記未トランクス、以下未悟飯と同文
東の界王神(500万以上):表記界王神、全ての神の頂点に立つ神、無能神とよく呼ばれここでは原作以上の無能
ビルス(7500万以上):破壊神、悟空やベジータより遥かに強い。ブウが誕生した時は寝ていた
ウイス(年齢不明):ビルスの付き人にして師匠、実力はビルスを10とすると15。現在は悟空とベジータの師でもある
未来
パッ
悟空「ここが未来の世界かあ」
未悟飯「未来と言っても今のお父さん達の時代と8年程しか変わりませんけどね」
トランクス「何だ、8年経ってもオレ達の時代とそんな変わりはねえんだな」
悟天「でもこの小さい街でこんなに建物立ってるなら、西の都とかは凄く進歩してるかもしんないよ?」
トランクス「そっかあ!!じゃあ行ってみようぜ!!」
未悟飯「ここが西の都だよ」
悟天「ええ!?ここが西の都!?」
トランクス「ほ…本当だ!!小さいけどカプセルコーポレーションって書いてある!!」
未トランクス「これでもだいぶ復興が進んできた方なんですけどね、三年前まで人造人間が暴れていましたから」
ビルス「とにかくブウを探すとしようじゃないか」
悟空「えっとブウの気は…あっちだ!!」
ビルス「じゃあさっさと片付けるとするか」
未悟飯「…何者かが物凄いスピードで近づいてくる…この気はセルだ!!」
セル「孫悟飯…どうやって移動したか知らんがこんなとこにいたのか…む?孫悟飯が二人?それに孫悟空やベジータがいる…」
悟空「確かにオラ達の時代に来たセルより強えみてえだな」
ベジータ「ふん…所詮オレ達の敵ではない」
悟飯「待ってください…セルの額にMの文字が…」
ナッパ「オレがぶっ殺した二匹と同じだな」
ラディッツ「確か最初にブウと闘ったときに周りにいた三匹の額にあったような…」
界王神「あれはバビディの魔術の印です!!バビディに操られてる者にはあの印が付くのです!!」
悟空「バビディ?」
ピッコロ「ブウを復活させたヤツだ、すぐにオレが殺したから覚えていないのも無理はない」
悟空「そういやそんなヤツいたような…」
ベジータ「操られるとは情けのないヤツだ…所詮ただの寄せ集めか」
界王神「バビディの術は相手の心の中や悪や欲につけこんで操るのです…しかもその際にパワーを引き出すことができる」
悟空「パワーアップしたのはそれでか…完全体になったのもバビディってヤツの魔術の仕業か?」
界王神「おそらくは」
悟空「誰がやる?」
トランクス「はいはーい!!オレあいつと闘ったことないから闘いたい!!」
悟天「そんなのボクもだよ!!ボクも闘いたい!!」
未トランクス「き、君達これは遊びじゃないんだよ」
悟空「よし二人に任せてみっか」
未トランクス「ご…悟空さん!?」
ベジータ「良いから黙って見てろ」
未トランクス「父さんまで…」
トランクス「よーし一気に行くぞ悟天!!」ボッ
悟天「うん!!」ボッ
未トランクス「ふ…二人共超サイヤ人に!!」
超トランクス「でりゃ――!!」ギュン
超悟天「突撃―――!!」バッ
セル「ふん」
バキッドカッ
超トランクス「いってえ―――っ!!」
超悟天「あたたたた…」
未トランクス「や…やっぱあの二人じゃ無理だ…」
超トランクス「ったくいきなり殴るんだもんなー」
超悟天「大人気ないよね」
ベジータ「ちっ…さっさと真面目にやらんか!!」
超トランクス「は、はい!!久しぶりにやるぞ悟天!!」
超悟天「うん!!」
超悟天・超トランクス「「フュージョンッはっ!!」」カッ
超ゴテンクス「ぱんぱかぱーん!!スーパーゴテンクス様だ――!!」
未トランクス「が…合体した!?」
未悟飯「凄まじい気だ…!!合体でここまでパワーが上がるのか!?」
セル「確かに素晴らしいパワーアップだ…だが」フッ
バキッ
超ゴテンクス「うわあああっ!!」
ドゴオッ
セル「所詮わたしの相手ではないのだよ」
悟空「へー、思った以上にやるみてえだな」
未トランクス「何をのんきに言っているんですか!?助太刀しないと…!!」
悟空「大丈夫だって、ゴテンクスの気は全然減ってねえだろ?」
未トランクス「ほ…ほんとだ…」
超ゴテンクス「お~いちちちちち…やったな~!!」
セル「存外タフじゃないか」
超ゴテンクス「へっ今のでいい気になんなよ!!オレはまだまだ全然本気を出してないんだからな!!」
セル「ほう…なら遠慮はいらん。さっさとその本気とやらを見せてみろ」
超ゴテンクス「なめやがって…後悔させてやるぜ!!はああああ…」ゴゴゴゴゴゴゴ
未トランクス「気がどんどん膨れ上がっていく…」
超ゴテンクス「だあっ!!」カッ
バチバチ
セル「か…変わった…!?」
悟空「超サイヤ人を超えた超サイヤ人を更に超えた超サイヤ人…超サイヤ人3だ」
未悟飯「ま…まさか超サイヤ人にはまだ上があったというのか…」
超3ゴテンクス「これになってられるのは短いんだ…さっさと終わらせてやるぜ!!」
セル「なめるな!!」シャッ
超3ゴテンクス「遅いぜ!!くらえ連続超ドーナツ!!」ボボボ
セル「何!?ぬおおお!!」
ググググ
超3ゴテンクス「へっへっへ…動けないだろう?とどめだオバケまとめて10人!!」プウップウッ
未トランクス「何だあの技は…?み…見たことがない!!」
超3ゴテンクス「スーパーゴーストカミカゼアタッ――ク!!!」ビッ
ビュンッ
ドゴオオオオオオオッ
ビルス「へえ、結構面白い技使うね」
セル「あが…あごごご…」
超3ゴテンクス「終わった…」
未トランクス「油断しないで!!セルは復活する!!」
超3ゴテンクス「ええまた?そんなのばっかりだな…だったら連続死ね死ねミサイル――ッ!!」バババババババ
ズドドドドドドドド…
未悟飯「く…やめるんだ!!そんな無差別に撃ったらこの星が!!」
超3ゴテンクス「あ、そっか」ピタッ
悟空「心配すんな悟飯、ちゃんとドラゴンレーダは持ってきたから神龍に直してもらえばいいさ」
未悟飯「確かにドラゴンボールであれば壊れてしまった場所を直すことができるかもしれません
ですがオレは地球を守るために死んだ仲間達のためにもなるべくこの星を傷付けたくないんです」
悟空「そっか…そうだよな。悪かったな悟飯」
未悟飯「いえ」
超3ゴテンクス「セルは完全に消えたかな?」
ピッコロ「いや微かにだがヤツの気を感じる…まだ生きているようだ」
超3ゴテンクス「ちぇっしつこいな~」
セル「ぐ…ぶるああああ!!」ズボッ
超3ゴテンクス「どうやらブウと違って体力は回復しないみたいだな!!今度こそ再生できないぐらい粉々に…」
ナッパ「おい…また何か近づいて来てねえか?ブウの気に似てるが…」
バッ
悟空「ブウ!!」
未悟飯「ブウ!?あれが!?」
ビルス「過去の地球にいたヤツとは見た目が違うね」
未トランクス「細く筋肉質な…より戦闘に特化した姿に…!!」
界王神「あれは過去のブウが変化した時と同じ姿…!?」
悟空「いや…微妙にちげえぞ…誰かを吸収したんだ」
ブウ「そう、わたしはバビディとダーブラを吸収してね。少しばかりパワーがあがり魔術も色々使えるようになったのだよ」ビッ
セル「…ふう、助かったぞブウ」
超3ゴテンクス「いい!!セルの気が元に戻った上に大きくなった!!」
ナッパ「死のふちから立ち上がる度に強くなるサイヤ人の特性ってわけか!!」
ラディッツ「12年前に自爆した時と同じってわけか…」
ビルス「ブウがわざわざ出てきてくれたんだ…さっさと破壊してしまおう」
ブウ「破壊神ビルス…お前は厄介だな。ご退場願うとしようか」
ビルス「退場するのは君さ」ブーーン
ブウ「いやお前だ…■■■■■■!!」
界王神「あの呪文は――いけない!!」
ビッ
ビルス「!?」
ギュオオオオ…
悟空「ビルス様!!」
ウイス「いけません!!貴方まで巻き込まれてしまいます!!」
ボン
悟空「び…ビルス様が変な球体の中に……」
界王神「あれはバビディがブウを封じていた呪文です!!ちょっとやそっとじゃ破れない!!」
ウイス「ビルス様なら自力で出れるでしょうが…どうやら中と外では時間の流れがかなり違うようですね」
ブウ「そうだ…中での数秒がこちらでは数年だ。自力で脱出したころにはもう何もかも遅い」
悟空「ブウをさっさと倒して、ビルス様を出させるしかねえみてえだな!!」ゴウッ
ベジータ「そういうことなら話が早い」グオッ
未悟飯「!!」
未トランクス「超サイヤ人になってないのになんという気の大きさだ!!」
ブウ「……やはり今のわたしではお前達に敵わないようだ…だが」
界王神「うわっ!?」
ブウ「いただき!!」ギュオッ
悟空「界王神様!!」
ベジータ「ちいっ!!」バッ
ブウ「ではまた会おう」シュン
ベジータ「瞬間移動か!!…ダメだ完全に気を消してやがる!!」
悟空「…どうやらブウがまた現れるのを待つしかないみてえだな」
悟飯「ではそれまでに何とかしてビルス様の封印を解かないと」
悟空「どうやって封印を解けばいいんだろうな…攻撃して中のビルス様が無事だって保証はねえしな」
ピッコロ「バビディがどうやってブウを封印から解き放ったのかがわかればまだ何とかできるかもしれんが…」
未悟飯「バビディはオレ達からエネルギーを奪い取ってそれを復活に使ってました。どう使ったのかまではわかりませんが」
悟空「そっか…じゃあとりあえず全員のパワーをこの玉に集めてみっか!!」
悟飯「…ダメみたいですね」
悟空「うん…ウイス様、何か別に方法は思いつかねえかな?」
ウイス「そうですね…そうだ、ドラゴンボールで神龍に頼んでみるというのはどうでしょうか?」
悟空「そっか!!その手があった!!願いは三個あんだろ?一つ目の願いでビルス様を助けて、二つ目で地球を直しても一個まだある!!」
悟飯「そういうことなら手分けして集めに行きましょう」
悟空「そうだな、ドラゴンレーダは2つある。二手に分かれよう」
ウイス「それではわたしはここに残ってビルス様をみております」
悟空「そんじゃあどうわかれっかな…」
『悟空ー』
悟空「この声は…界王様!!この時代の界王様か!?」
界王『そうじゃ、生きてるお前さんと話すのは久しぶりじゃのう』
悟空「元気だったか界王様!!」
界王『今はそんな話をしておる場合じゃない!!地獄が今大変なのだ!!悪いが少し手を貸してくれ!!』
悟空「わかった!!ブウが何かしたのかもしんねえ、オラはあの世に行ってくる!!」
ラディッツ「オレもあの世に行くとしよう」
ベジータ「オレとナッパ、そしてこの時代の悟飯とトランクスがこの4つを集めてくる」
悟飯「わかりました、じゃあボクとピッコロさんとで悟天、トランクスで残りの3つを」
悟空「よしそうと決まれば早速出発だ、兄ちゃんオラの肩に掴まれ」
ラディッツ「ああ」
悟空「よし行くぞ!!」ビッ
ベジータ「オレ達も行くぞ。遅れるな」ギュン
未トランクス「は、はい!!」ギュオッ
悟飯「よしボク達も行くか」
悟天・トランクス「「お――!!」」
ピッコロ「悪いが悟飯、最初のドラゴンボールに行く前に神殿に寄ってくれ」
悟飯「え?」
ピッコロ「この時代の神…デンデに何かあってはまずい。連れていく」
悟飯「わかりました、じゃあ行きましょう」
今回も短いけどここまで
色々不幸が重なって書き溜めできてない
二週間以内には続き投下できると思います
乙楽しみにしてる
乙
流石にビルスがブウに吸収されることはなかったか
界王神が無能神を超えて厄病神になっとる
あ
>>275
仮にビルス様が吸収されたとしても涼しい顔してブウの腹ぶち破って出て来そうだ。
つか吸収しようと体の一部で覆ってもデコピンで吹っ飛ばしてしまいそう
悟空「よっ界王様」
界王「おー悟空―って、そ、そいつはお前の兄貴じゃないのか!?何でそいつがここに!?」
悟空「兄ちゃんがここにいんのがそんな驚くことか?」
界王「兄ちゃん!?そ、そうかお前達の時代では兄弟仲は良好なのか…また随分とこの時代と違うのう」
ラディッツ「この時代のオレはカカロットと仲が悪いのか?」
界王「悪いも何もお前さんが地球に来た時以来一度も会っておらん」
悟空「そういや未来の悟飯が、この時代のナッパは地球に来た時にベジータに殺されたって言ってたな」
ラディッツ「この時代のオレはピッコロの攻撃で死んだということか…」
界王「そうじゃ、地球に来たサイヤ人は二人じゃったしの」
悟空「それで界王様、地獄が大変って何があったんだ?」
界王「おおそうじゃった、実はさっきピンクの変な奴が地獄に現れてな。地獄にいる者達に肉体を与えていきおったのじゃ」
悟空「ブウだ!!そっか…界王神様を吸収して界王神様の能力を使えるようになったんだ」
界王「しかも困ったことに肉体を与えられた全員がとてつもなく強くなっていてな…」
ラディッツ「バビディを吸収して得た能力か…」
悟空「ってことは全員操ってるってわけか…オラ何だかわくわくしてきたぞ!!」
ラディッツ「ふん、パワーアップしたところでお前がわくわくするほどの奴はおるまい」
悟空「わかんねえぞ?ひょっとしたらオラが知らねえすっげえ奴がいるかもしんねえじゃねえか!!」
界王「わくわくしてる場合か!!全くサイヤ人という連中はどいつもこいつも…」
悟空「地獄だったらそこの雲に飛び込んだらすぐだ、ひゃっほー!!」バッ
ラディッツ「ちっあいつはいくつになっても…」バッ
界王「ちょっと待て!!地獄にはまだ…あいつら人の話を最後まで聞かんと行きおった」
悟空「へへ、地獄に来るのも久しぶりだなあ」
ゴオッ
悟空「ッ!?」バッ
「ほう…今のをよく避けたな」
悟空「ピッコロ!?おめえドラゴンボールを探しに行ったんじゃ…!?」
ラディッツ「よく見ろカカロット!!頭に輪っかがある!!それに額にMだ、ヤツはブウに操られているこの時代のピッコロだ!!」
悟空「なるほど…だからなんか雰囲気が違うんか」
未ピッコロ「何が起きたのかはわからん…だがそんなことはオレには関係ない、勝負だ孫悟空!!」
悟空「へへ…この時代のピッコロがどれほど強くなってんのか…見させてもらうぞ」バッ
「気円斬!!」
「気功砲!!」
「繰気弾!!」
悟空「なっ!!クリリン、ヤムチャに天津飯も…地獄にいるヤツだけじゃなかったんか!?」
ラディッツ「カカロット後ろだ!!」
悟空「!?」
「波―――ッ!!」ドゴォオオオ
悟空「あっぶねえ…まさかこの時代のオラもいるなんてな…」
未超悟空「違う世界のオラと闘えるなんてな…オラわくわくすっぞ……」
悟空「くっ…」
ラディッツ「何をしているカカロット!!ためらわずにやれ!!」
悟空「だけどよ…こいつらは一度死んでんだぞ」
ラディッツ「ちっ…カカロットじゃあいつらを倒せないか」
「おっと君の相手はわたしですよ」
ラディッツ「ふ…フリーザ…」
フリーザ「ふふふ…しかしラディッツごときにこのわたしが相手をする必要もありませんか…やってしまいなさい!!」
「ギニュー特戦隊とう――!!」
ラディッツ「フリーザの手下共!!くそっ数が多い!!」
「何を手間取ってやがる…数なんて関係ねえだろ!!」ブアッ
ラディッツ「ぬおっ!?」
ドゴオオオオオ
フリーザ「何者だ!!」
「久しぶりだなフリーザさんよ…」
フリーザ「き…貴様は…!!」
ラディッツ「親父!?」
バーダック「よう…」シュタッ
悟空「お…オラとそっくりだ…」
バーダック「カカロットもいるのか…二人?」
未超悟空「あいつも強そうだな…いっちょ手合せしてくんねえかな?」
悟空「ん?よく見りゃおめえ額にMついてねえじゃねえか」
未超悟空「はは、わりいな。久しぶりの肉体だかんな、オラは閻魔のオッチャンに頼まれたんだ」
未ピッコロ「孫が二人…?まあいい…まとめてかかってこい!!」
未超悟空「ピッコロ達はオラが何とかする、フリーザはそっちに任せたぞ」ビュン
フリーザ「死んでまで邪魔をするかサイヤ人…!!」
バーダック「でかくなったなカカロット…」
悟空「おめえがこの時代のオラの父ちゃんか…」
バーダック「ラディッツ…少しはマシになったんだろうな?」
ラディッツ「それはこちらの台詞だ、ギニュー特戦隊をまとめて消し去ったところを見ると少しは腕を上げたようだがな」
フリーザ「三人か…ではこちらも三人で行くとするかな」
コルド「ふっふっふ…」
クウラ「さあて、どう料理してあげようか…」
悟空「こりゃまた懐かしい奴らだな」シャッ
ガッ
フリーザ「君も随分腕を上げたようだね」
悟空「へえ…結構やるじゃなねえか」
フリーザ「ボクは君達サイヤ人を倒すためにずっとここで鍛えていたんだ…」
悟空「肉体のねえおめえ達は強くなんねえはずだろ?」
フリーザ「残念だったね…パパやクウラが肉体を取り戻したのは少し前だけどボクは違う!!」ゴウッ
悟空「あ…頭の上の輪っかがねえ!?」
フリーザ「ボクは三年前に地球のドラゴンボールで生き返っていたのさ」
悟空「三年前?こっちの時代のドラゴンボールが復活したときか…!!」
フリーザ「ピラフとかいう三匹が偶然七つ揃えていたみたいでね」
悟空「そっか…そういやあいつらもレーダ持ってたな。こっちの時代でも生きてたんか…」
フリーザ「ボクは生まれながらの天才だったからね…君に倒されるまで一度もトレーニングなんてしたことはなかった
だけど生き返ってからの三年間君への復讐のために全力でトレーニングをして潜在能力を引き出してみたんだよ」
悟空「三年間の修行か…どれほど強くなったのか見せてもらうぞ!!はあっ!!」ドンッ
シュゴーシュインシュイン
フリーザ「超サイヤ人か…聞いた通りかなりのパワーアップをしてるようだね…だが…かぁあああ!!」ゴゴゴゴゴゴ
悟空「!?…す…すげえパワーだ…ま…まだ上がっていく…!!」
ラディッツ「こ…この気のでかさは!!悟飯達を吸収したときのブウを遥かに超えている!!」
クウラ「どこを見ている!!」ドグアッ
ラディッツ「がっ…!!」
ドゴォオオオ
コルド「どうだ?わたしの子供たちは…貴様ら猿共とは比べられんほどの――」バギャッ
バーダック「へっ…目の前の敵に集中してねえからだ」
コルド「何かしたかな?」
バーダック「何!?」
コルド「猿の中でも特に低能な連中が調子に乗りおって…特別に帝王の実力を見せてやろう」
超悟空「ぐ…」
フリーザ「どうした超サイヤ人!!止まって見えるぞ!!」
超悟空「…三年修行したっつってもここまで強くなってるとは思わなかったな…でも何で三年も地獄に留まってたんだ?」
フリーザ「留まってなんかいないさ、生き返ってすぐに現世に戻ったからね」
超悟空「じゃあ何で地獄にいんだ?」
フリーザ「さっき魔人ブウに君の存在を聞いてね…君の死に場所にもってこいだと思ったんだ」
超悟空「なるほどな…ブウはおめえのでけえ気を感じ取ってたってわけか…」
フリーザ「彼の思い通りに動くのは気が進まないんだけどね」
悟空「コルドやクウラと違っておめえはブウに操られてねえみてえだな」
フリーザ「何でボクがあんな下等生物に従わないといけないんだい?」
悟空「どうやらおめえは修行だけでブウを超えたみてえだな」
フリーザ「言っただろボクは天才なんだ、それに実力で君を潰さないとボクの気が済まないからね」
悟空「そんなにオラと闘いたかったんか…」
フリーザ「この時代の君は勝手に死んじゃったからね…お喋りはここまでだ…存分にボクの恐怖を教えてあげよう!!」
ベジータ「……」
未トランクス「あ、ありましたよ!!三星球です!!」
未悟飯「これで3つ目ですね、向こうも3つ揃えてるみたいだしあと1つです!!」
ナッパ「おいどうしたんだベジータ?」
ベジータ「どういうわけか知らんがフリーザが生きてるようだ…」
ナッパ「この時代のフリーザは生き延びたってわけか?」
未悟飯「そんなはずはありません!!フリーザはこの時代のベジータさんが完全に消しました!!」
ベジータ「だがフリーザの気を感じるだろう…悟飯、界王の星近くを探ってみろ」
未悟飯「界王様の…?……!!何だこの凄まじい気は!!これがフリーザ!?近くにお父さんの気も…」
ベジータ「カカロットの野郎押されてやがるな…」
未悟飯「すぐに手伝いに行かないと!!」
ベジータ「そうはさせてくれねえみたいだぜ」
未悟飯「え?」
セル「ふふ…」
未トランクス「せ…セル!!」
ナッパ「実力の差がわからなかったみてえだな、おめえはベジータには勝てねえよ!!」
セル「それはどうかな?」ズアッ
ナッパ「な…!?」
ベジータ「…やはりな」
未悟飯「な…何故セルがこれ程のパワーを!?先ほどの闘いからまだ一時間程しか…」
セル「なあに君達もよく知っているだろう…」
未トランクス「オレ達がよく知っている…?」
ナッパ「どういうことだ?」
ベジータ「精神と時の部屋だ…デンデはピッコロ達が連れて行ったはずだからな…神殿はもぬけの殻だ」
未トランクス「そうか!誰もいない神殿なら見つかることなく簡単に精神と時の部屋に入れる!!」
未悟飯「だが中でも15日ぐらいだ…そんな短時間でここまで…」
ナッパ「気がただバカでかくなっただけじゃねえ…気の種類が変わったようにも感じるぜ…雰囲気もよう」
ベジータ「……そうか、ブウはオレ達の時代の界王神を吸収している!!」
ナッパ「そうだけどよ、それがいったいどうしたってんだ?」
ベジータ「ブウは吸収した相手の力だけじゃなく知識や記憶も手に入れる!!」
ナッパ「それがどうしたってんだ…あ」
未悟飯「いったいどういうことですか!?」
ベジータ「簡潔に言うと25時間程で潜在能力を限界以上に引き出す手段が敵にはあるってことだ!!」
未悟飯「潜在能力を…ナメック星の最長老様のようなものということですか」
ナッパ「界王神のヤローの記憶を良いように使われたってことか!!」
セル「そうだ、ブウ様が吸収した知識の中には老界王神の能力の事や超サイヤ人神…そしてお前達の持ってる物についてもな」サッ
未トランクス「え?あっドラゴンボールとレーダが!!」
セル「こいつは頂いていくぞ」
ベジータ「逃がすか!!」ドゥグオッ
セル「お前達の相手はこいつらだ」
セルジュニア’s「「「「キキ―!!」」」」
未悟飯「ぐっ!?こいつらセルのパワーアップと合わせてかなりパワーアップしている!!」
ナッパ「一匹一匹が過去のチビブウ以上のパワーを持ってるぞ!!」
未トランクス「それに数が多すぎる…いったい何体いるというんだ!!」
セル「ふははは!!いささか調子に乗って産みすぎたかな?そこでわたしの子供たちに殺されると良い」シュン
ベジータ「ちっ、瞬間移動で逃げやがったか!!」
ナッパ「どうするんだベジータ?」
ベジータ「追うに決まっているだろう!!」
未超2悟飯「だけどこいつらを野放しには…ぐ…!!」ブン
未超トランクス「フィニッシュバスター!!」ギャウッ
ドガアアアンッ
「ウキキ」
未超トランクス「ぜ…全然効いてない…」
ナッパ「くそう、ラディッツの野郎がいたらこんな奴ら一瞬で消してやるんだがな」
ベジータ「……セルの野郎完全に気を消してやがるな」
「キキキーッ!!」ズボッ
未超トランクス「危ない父さん!!」
ドガッ
ベジータ「…邪魔だ!!」ブアッ
ズドォオオオオオッ
未超トランクス「す…凄い…い…一瞬で全て……」
未超2悟飯「凄い…あの一撃を受けて平然としている…超サイヤ人でもないのに……」
ナッパ「流石ベジータだぜ」
ベジータ「ピッコロ達と合流するぞ、あっちのドラゴンボールも狙うはずだ」
ナッパ「そうか!!セルの野郎が気を消していても次に行く場所がわかってりゃ!!」
ベジータ「いくぞナッパ!!」ビッ
未悟飯「ベジータさん!!トランクス、オレに掴まれ!!」ビッ
悟空「があ…ぐああああ!!」
フリーザ「どうした孫悟空、もう終わりかい?」ミシミシ
悟空「あ…あぁ……」
フリーザ「終わりのようだね…じゃあ一思いに消してあげよう」ブーーン
ドオオン
フリーザ「……おやおや誰かと思えば」
ラディッツ「くそ…フリーザの野郎がここまでパワーアップしてやがるとは……」
フリーザ「それよりも君がクウラを倒せるまでになったことが驚きだよ」
バーダック「へえ…思ったよりはマシになってるじゃねえか」
コルド「猿ごときが手こずらせおって…!!」
バーダック「しつけえ野郎だ」ボウッ
コルド「ふん!!」ギン
ラディッツ「大丈夫かカカロット…仙豆だ食え」
悟空「んぐ…助かったぜ」
フリーザ「回復したようだね…まあ君が回復したところで何も変わらないと思うけどね」
悟空「参ったな…まるで勝てる気がしねえ。ブウなんかよりずっと厄介だ」
フリーザ「魔人ブウ…あいつはボクの部下にはなってくれなさそうだしね。君達の後にブウと破壊神を消すとしようか」
コルド「もうお遊びはいいだろう…とどめを刺すぞフリーザ」ブーーン
フリーザ「そうだね、この遊びにも飽きてきたよ」ブォオオン
悟空「で…でけえ…あれじゃあ避けれねえ!!」
バーダック「何を弱気でいやがる、押し返せばいいだけだ」スタッ
ラディッツ「やるしかねえのか…」
悟空「全力でやるぞ兄ちゃん、父ちゃん!!」
バーダック「言われるまでもねえ」ブン
悟空・ラディッツ「「か…め…は…め…」」ゴゴゴゴゴ
フリーザ「綺麗な花火になりなさい!!」ギュオオオッ
バーダック「くたばれ――!!」ブオッ
悟空・ラディッツ「「波―――ッ!!!!」」ズアオッ
ドグアッ
悟空「ぎぎぎ…」
ラディッツ「だ…だめだ…押され……」
バーダック「くそ…」
フリーザ「おーほっほっほ!!!」
「情けない奴らだ…はあっ!!」ボッ
ドゴォオッ
フリーザ「なに!?」
悟空「今だ――!!」グアッ
フリーザ「し…しまった!!」
カッ
超3ゴテンクス「くっそお何だよこいつら!!」
悟飯「くそっ!!きりがない!!」
ピッコロ「ぐ…が…」
ビッ
ベジータ「ちっ、一足遅かったか!!」
セル「残念だったな、もうブウ様の元に七つ集まった」
未トランクス「空が暗く…あ、あそこに!!」
神龍「さあ願いを言え…どんな願いでも三つだけ叶えてやろう…」
未悟飯「ブウはいったい何を願うつもりなんだ…!!」
ブウ「願う?そんな必要はない…いただき!!」ズオッ
ベジータ「何ッ!?」
悟飯「ま、まさか…!!」
超3ゴテンクス「げえ!?神龍を吸収しやがった!!」
ブウ「ふはははは!!わたしは昔も含め創世神でもある界王神を五人も吸収した
その上神龍を吸収したことによってどんなこともできるようになった…今ここに万能の魔神が誕生したのだよ」
ベジータ「ブウの気が感じられねえ…どうやら神になったってのは本当らしいぜ」
未トランクス「気が全く感じられないというのに何という威圧感だ…」
魔神ブウ「お前達を消すことは簡単だがそれでは面白くないな…
そうだ地獄のわたしの手下達を生き返らせよう、もちろん全員の潜在能力を限界以上に引き出してな」パチン
フッ
コルド「ぐああ…あ?」
悟空「な…!?」
ラディッツ「うおっ!?」
バーダック「何が起こったんだ!?」
フリーザ「……魔人ブウの仕業か…」
魔神ブウ「おやおや、どうやら生きてる者達も連れてきてしまったようだな」
ナッパ「フリーザとコルドじゃねえか…!!」
ベジータ「どうやらそれだけじゃないようだ」
未ナッパ「ベジータ…よくも…よくもぉおお!!」グオッ
ナッパ「あれはこの時代のオレか?この時代のベジータに殺されたっていう…」
ベジータ「失せろ」ブアッ
未ナッパ「ぎゃあああ!!」
ナッパ「……いくら何でも躊躇なさすぎねえか?」
ベジータ「一度も二度も変わらんだろう」
ナッパ「いや…ああ…」
ピッコロ「この時代のオレ達まで…ドラゴンボールで複数人生き返れるのは一年以内に死んだ者だけでは…」
魔神ブウ「神の力を超える願いは叶えられんのであったな、だが今のオレを超える物などない!!」
未超2悟飯「ピッコロさん、クリリンさん、ヤムチャさんに天津飯さん…それにあれは…!!」
未超悟空「お?どうやらオラも生き返っちまったみてえだな」
魔神ブウ「いらぬ者も生き返らしてしまったみたいだな、まあいいどうせすぐに消すんだ」
フリーザ「さっきボクの邪魔をしたヤツはどこに…近くにいたんだから生き返っているはず…」
悟空「そういやさっきオラ達に手を貸してくれたんは…」
未ベジータ「どの時代でも爪が甘いようだなカカロット」
悟空「ベジータ!!」
ベジータ「この時代のオレだと?」
未ベジータ「どうやら貴様らの時代ではナッパもラディッツも生きているみたいだな」
キュイ「べ…ベジータが二人…あ…悪夢だ…」
ベジータ・未ベジータ「「ふん」」ビッ
ボンッ
未ベジータ「相変わらず汚い花火だ」
ベジータ「潜在能力を引き出したとか言っていたが所詮この程度か」
魔神ブウ「折角生き返らせたのにあまりすぐに消さないでもらいたいな」
ベジータ「知るか、さっさとオレと闘え」
魔神ブウ「お前達と闘うのはこいつらだ。オレは先にこの厄介な奴を消さないとな」
ボン
ビルス「ん?わざわざ自分で出したのかい?」
悟空「ビルス様!!」
魔神ブウ「オレが新たな創世神となったんだ。破壊神の貴様には消えてもらう」
ビルス「界王神共を吸収したのか、でも遠慮はしないよ。君を破壊してあげよう」
悟空「気をつけろビルス様!!そいつは神龍も吸収したんだ!!」
ビルス「そんなのどうでもいいよ。君達はその邪魔な連中を片づけていなよ」
ベジータ「おいカカロット、貴様さっきフリーザに苦戦していただろう。オレがフリーザの相手をする」
悟空「あいつすっげえ強くなってんぞ、一人じゃ無理だ!!」
ベジータ「オレを貴様と一緒にするな。他に厄介なのはセルとコルド、ダーブラか」
17号「オレ達を忘れてもらっちゃ困るな」
18号「また殺してあげるよ」
ドォオン
ベジータ「フリーザはオレが片づける!!後は貴様らが何とかしろ!!」
悟空「ベジータ!!」
17号「ようやく孫悟空を殺せるとはな!!」
未ベジータ「てめえの相手はオレだ」
未トランクス「父さん!!」
未ベジータ「トランクス…でかくなりやがって…」
未トランクス「一緒に闘いましょう!!」
未超ベジータ「良いだろう、貴様がどれほど強くなったか見てやる」
未超トランクス「はい!!」
二週間ぶりの更新となってすまない
身内が数人手術だったり余命宣告されたりで二週間実家帰ってた
次かその次ぐらいの更新で完結させます
乙です
おつ!
乙
リアル大事に
乙
保守
保守
未超悟空「久しぶりだな悟飯」
未超2悟飯「お父さん…ピッコロさん達はどうなっているんですか!?」
未超悟空「ブウに操られてるみてえだ、気絶させようにもさっきまでは死んでたかんな」
未超2悟飯「生き返った今なら気絶させればいいんですか?」
未超悟空「ああ、それで少しの間止められるはずだ。でも皆を元に戻すにはブウを倒す必要があるけどな」
未超悟飯2「ブウを…」
未超悟空「ブウは過去のオラ達に任せるんだ、今はこっちに集中しろ」
未超2悟飯「ごめんなさいピッコロさん、クリリンさん…!!」
ベジータ「フリーザ!!」ビッ
バッ
コルド「貴様の相手はこのわたしだサイヤの王よ…」
ベジータ「テメエに用はない消えろ!!」ボウッ
ドグオッ
コルド「ふっふっふ…」
ベジータ「何!?」
コルド「ブウ様の力でわたしも大幅にパワーアップしたのだよ」
ベジータ「ふん、情けないヤツだ。他人の力で強くなって満足か?」
コルド「何とでも言うがいい!!」
フリーザ「パパ、ベジータは任せたよ」
ベジータ「貴様逃げるつもりか!!」
フリーザ「ふふ…ボクはボクを差し置いて宇宙一とかほざいている目障りな破壊神と魔人を消してくるだけさ」
ベジータ「待ちやがれ――」
コルド「おっと、どうしてもフリーザと闘いたければこのわたしを倒すんだな」
ベジータ「ちっ…だあっ!!」ガッ
コルド「ふん!!はっ!!」ズアッ
ベジータ「くっ!!」
ビルス「さあ、何処からでもかかってきなよ」
魔神ブウ「なめやがって…後悔するがいい!!」ギュオッ
フリーザ「待ちなよ」
魔神ブウ「フリーザ!!」
ビルス「何のつもりだい?」
フリーザ「何を二人で盛り上がってるんだい?君達二人を殺すのはこのボクだよ」
魔神ブウ「神の次元に手を出そうとは…次元が違うとわからないのか?」
フリーザ「神?それがどうしたっていうんだい?宇宙一はこのボクだ!!」
魔神ブウ「良いだろう…二人まとめて相手をしてやる」
ビルス「バトルロワイヤルというわけか…少しは楽しめるかな」
ゴテンクス「もう!!数が多いなあ!!」ドォン
ピッコロ「こいつら全員フリーザの部下か…!!」ババババ
バーダック「ふん、この程度の数で泣き言を言ってんじゃねえ――あ、あれは…!!」
ドドリア「ベジータの野郎はどこに…ん?てめえは…」
バーダック「ドドリア…」
ドドリア「何だてめえも生き返ってやがったのか…まあいい今度こそ殺してやる!!」
バーダック「トーマ達の仇…今度こそとってやる!!」ブオッ
ガシッ
ドドリア「無駄だぜ。オレはブウのおかげでかなりパワーを上げた、昔のオレに勝てなかったてめえが勝てるわけがねえ」
バーダック「さあて…そいつはどうかな?」グググ
ドドリア「な…何!?」
バーダック「だあっ!!」ドゴッ
ドドリア「ぐおっ!?ぐ…うぎぎ……な…何で死んでいたてめえがこれほどのパワーを…」
バーダック「ただ強い連中と闘うことだけを考えた…オレ達サイヤ人は闘う度に強くなる!!」
ドドリア「ふ…ふざけんじゃねえ!!」ブン
ガッ
バーダック「てめえももう終わりだ」スッ
ドドリア「ま…待て!!」
バーダック「あばよ」ズオッ
ドドリア「ま―――」
カッ
バーダック「……へっ」
ラディッツ「はっ!!」バッ
ナッパ「ふん」クン
ズォオオオオ
ラディッツ「この辺りの敵は一掃したか?」
ナッパ「へっ、いくらパワーアップしたって言っても所詮雑魚は雑魚だな。オレ達の敵じゃねえ」
ダーブラ「そいつはどうかな?」ズバッ
ナッパ「ぐっ…!?」
ラディッツ「ナッパ!!ちっ、接近に全く気がつかなかった」ブン
ラディッツ「消え――」
ダーブラ「本物はこっちだ!!」ボウッ
ラディッツ「!!」
ドゴォオオッ
悟空「魔術か…あいつあんなのもできたのか」
セル「余所見をしていていいのかな孫悟空?」シャッ
悟空「ぐっ」
セル「どうした孫悟空、超サイヤ人にならなくていいのか?」
悟空「へへ…おめえなんか超サイヤ人になる必要はねえ」
セル「強がるな孫悟空、貴様は超サイヤ人神に一度なりその力を得たことで超サイヤ人になってもたいしたパワーアップが望めなくなった…違うか?」
悟空「フリーザとの闘いを見てたってわけか…」
セル「そういうことだ…パワーアップしたわたしにお前は勝てん」
悟空「なあにパワーアップの方法は何も超サイヤ人だけじゃないさ」
セル「くだらんはったりなど何にもならんぞ。一瞬で消してやろう…か…め…は…め…」
悟空「はったりなんかじゃねえさ…はあっ!!」バッ
ボウン
セル「無駄なあがきを…」
悟空「だあっ!!」ガギィ
セル「うぐ…はあっ!!」ブン
ズン
セル「あぐ…ぐおお…お…」
悟空「でやああっ!!」バゴォッ
セル「が…ぐぅ!!」ビッ
ドグォオッ
セル「ふ…ふふふ…」
シャッ
セル「な――」
悟空「波―――っ!!!」ドン
セル「し…しま―――」
ドオオオオン
悟空「はあ…はあ…ぐ……はは…やっぱ界王拳は体に無理があるな…皆は大丈夫か?」
ベジータ「はあ…はあ…手こずらせやがって……」
悟空「はは…ベジータぼろぼろだな…」
ベジータ「貴様に言われたくない…」
ナッパ「お?そっちは終わったのか?」
悟空「ナッパ、おめえ斬られたんじゃなかったんか?」
ナッパ「あんなもん不意打ちとはいえダメージなんかねえよ」
ラディッツ「強がりやがって、仙豆がなかったら危なかっただろう」
ベジータ「ダーブラはどうした?」
ラディッツ「ああ、じきに終わるだろう」
ダーブラ「くそお~魔界の王であるこのわたしが地球人ごときに――」
悟飯「終わりだ」ズボッ
ダーブラ「が――」
ボンッ
バーダック「フリーザの手下共は全て倒したぜ」
未トランクス「人造人間も倒しました」
ピッコロ「これで残ってるブウの手下は――」
未悟空「こっちも解決だ」
未ピッコロ「すまない、手間をかけたな悟飯」
未悟飯「いえ」
悟飯「ブウの洗脳が解けてる…ということは――」
悟空「ビルス様がブウを倒したんかな?」
フリーザ「流石破壊神というべきですかね…このわたしと互角以上とは」
ビルス「そういう君も思った以上に楽しめるね。まあそっちには失望したけどね」
魔神ブウ「くそ…何故だ…何故このわたしが破壊神はともかくフリーザごときに――!!」
フリーザ「ふん、ボクごときというのは聞き捨てならないね」
ビルス「君は神をたくさん吸収して確かに神の力を得たかもしれないけどね。所詮界王神を吸収したところで高は知れてるさ」
魔神ブウ「くそ…くそ…(どうやったらこいつらを――)」
ビルス「もう飽きたから終わりにするか、じゃあね」
ウイス「おやビルス様、こんなとこにいたんですか。探しましたよ?」
ビルス「ウイス」
魔神ブウ「(しめた!!界王神の記憶から考えるとヤツを吸収すれば――)」
バッ
ウイス「おや?」
悟空「あぶねえウイス様!!」
ビルス「あれは何だ?ブウの肉片かい?」
悟空「あのままじゃウイス様がブウに吸収されちまう!!」
ビルス「ウイスなら放っておいても大丈夫だよ」
ウイス「おやおやこれはこれは…困りましたねえ」
魔神ブウ「いただき!!」
悟空「あ!!」
ビルス「何をやってるんだあのバカは!!」
魔神ブウ「はあ…なるほど…これは素晴らしいパワーだ」
悟空「う…ウイス様が吸収されちまった…」
魔神ブウ「見たまえ…今ここに未来永劫現れることのない全宇宙最強の魔神が誕生したのだ」
フリーザ「だからこのボクを差し置いて全宇宙最強とか言うなって言ってるだろう?」バッ
悟空「待てフリーザ!!今のあいつはさっきまでとは――」
魔神ブウ「ふん」シャッ
ボン
魔神ブウ「おやおや…軽く素振りしたつもりだったんだがな」
悟空「ふ…フリーザが一撃で……」
ビルス「全く世話がやけるヤツだね」バッ
魔神ブウ「ふん」ブン
ビルス「遅いよ」サッ
魔神ブウ「お前がな」ビッ
ビルス「が…」
悟空「ビルス様!!」
魔神ブウ「おやおや、どうやら強くなりすぎてしまったようだ」
超悟空「ビルス様を離せ!!」
魔神ブウ「無駄だ、破壊神ですら一撃だというのにお前ごときが敵うと思うのか?」
超悟空「やってみないと…わかんねえさ!!」ゴウッ
魔神ブウ「ふん」ドウッ
悟空「ぐわああっ!!」
悟飯「お父さん!!」ギャウッ
ラディッツ「カカロット!!」バッ
ナッパ「くそったれ!!」ダッ
ベジータ「ちいっ」ドウッ
魔神ブウ「全くサイヤ人という連中は」ビッバババッ
ドサドサッ
ピッコロ「つ…強すぎる…」
魔神ブウ「雑魚の相手を一々するのも面倒だな…この星もろともまとめて消し去ってやる!!」ゴゴゴゴゴ
回線が最近重くて繋がりにくいので今日は終了
明日か明後日に直ると思うので直り次第続きから最後まで投下予定
ウイスww
まあすぐ出てきそうだが
熱くなってきたな!
未悟飯「ま…まずい…」
未クリリン「げえ!?あんなのどうしようもないぞ!!」
未天津飯「む…無念…」
未ベジータ「終わりだ…」
未悟空「…ベジータ、一つだけ何とかする方法がある」
未ベジータ「何?早く言え!!」
未悟空「こいつを右耳につけるんだ」
未ベジータ「こんなのが一体何の役に立つってんだ」
未悟空「それでオラと合体できる!!それしか方法はねえ!!」
未ベジータ「仕方ない!!右で良いんだな!?」
魔神ブウ「じゃあな!!」バッ
未悟空「言っとくけど一回合体したら二度と元に戻れねえからな」
未ベジータ「な…こんなギリギリに言いやがって…これで良いんだろ!!」
未悟空「サンキューベジータ!!」
カッ
未ベジット「ちゃっ!!」ゴウッ
未超ベジット「だああ!!」ドギャウッ
未トランクス「だ…誰?」
魔神ブウ「何!?ぽ…ポタラの合体だと!?」
未超ベジット「貴様が界王神界に来る前に界王神から預かっていたんだよ」
魔神ブウ「ふ…ふはははは!!!」
未超ベジット「?何がおかしい」
魔神ブウ「わたしは貴様らより遥かに強い過去の孫悟空よりも更に遥かに強いウイスを吸収しているんだぞ?」
未超ベジット「だからオレには貴様を倒せないとでもいうのか?」
魔神ブウ「そうだ!!そして過去の貴様がオレの中に入って吸収した奴らを引きはがしたのも知っている。貴様は一瞬で殺してやる!!」
未超ベジット「ならさっさとかかってこいよ」
魔神ブウ「なめやがって!!」ギャウッ
シュパッ
魔神ブウ「ぐ…!!」
未超ベジット「どうした?一瞬でオレを殺すんじゃなかったのか?」
魔神ブウ「はあっ!!」ブン
ガシッ
未超ベジット「でやあああ!!」ブン
ドゴォオオオッ
未トランクス「つ…強い!!」
バーダック「ベジータ王子とカカロットが合体したんだ、弱いはずはねえ…だが」
魔神ブウ「ふん!!」ビッ
未超ベジット「ぐ…!!」
魔神ブウ「どうしたさっきまでの勢いは?」バガッ
未超ベジット「ぐわああ!!」
未トランクス「あっ!!」
ピッコロ「ブウの強さはベジットをも上回っているというのか…!!」
未悟飯「はっ…デンデは!?」
魔神ブウ「どうしたもう終わりか?」
未超2ベジット「…確かにこのオレ一人では貴様には勝てないかもな。一人ならな」
魔神ブウ「何?」
未超2ベジット「悔しいがオレはただの時間稼ぎさ」
魔神ブウ「時間稼ぎ…?」
悟空・ベジータ「「フュー」」
魔神ブウ「合体!?まずいあいつらでは…、させるか――」
ドンッ
未超ベジット「させねえぜ?言っただろう時間稼ぎだってな」
魔神ブウ「ぐ…!!はあっ!!」ズアッ
未超ベジット「しま――」
悟空・ベジータ「「ジョン!!はっ!!」」カッ
ドグオオオオオッ
シュゥウウウウウ
「……」
未超ベジット「ふう…流石のオレも少しひやっとしたぜ」
魔神ブウ「く…」
トランクス「うわっ、パパ達のフュージョンとかマジかよ!!」キラキラ
悟天「うわあ!!」キラキラ
デンデ「治りましたよ悟飯さん」
悟飯「ありがとうデンデ」
ラディッツ「ゴテンクスと同じ考え方で行くとゴジータってとこか」
魔神ブウ「が…合体したところで!!」ズオッ
ドガアン
魔神ブウ「ふ…何!?直撃で無傷だと…!?ベジットではない…き…貴様…何者だ…!!」
超ゴジータ「……オレは孫悟空でもベジータでもない。貴様を倒す者だ」
魔神ブウ「ぐ…フリーザ!!セル!!奴を倒せ!!」
フリーザ「!!」
セル「生き返ったというのか」
未超ベジット「邪魔なもん出すなよ」シャッ
ボン
魔神ブウ「くっ、無駄だ何度殺してもまた生き返らせ――何!?」
未超ベジット「最初にオレ達を生き返らせたので一つ、地球に連れて来たので二つ、今ので三つだ。神龍の叶えられる願いは三つだ」
魔神ブウ「くそ…こうなったら――」
未トランクス「!!こっちに来る――」
シャ
魔神ブウ「が…こ…このわたしが…全く見えな――」
超ゴジータ「……」シャッ
魔神ブウ「!!」
ババババッ
魔神ブウ「あぐ…うぎゃぎゃ……」
ドン
ゴッ
超ゴジータ「……」シュオオオ
魔神ブウ「ちくしょ――!!」バッ
超ゴジータ「……」バッ
魔神ブウ「ぐおっ…ぐあああ…ぎぎぎ…」
未超ベジット「今ので勝敗は決したってのに諦めの悪いヤツだな。ファイナル…」
魔神ブウ「ぐうう…こ…こんな技で……ここは一旦…」ギュオッ
トランクス「あっ逃げた!!」
魔神ブウ「そうだ気絶しているビルスなら吸収できr…うぐっ!?な…何が――」
シャッ
未超ベジット「かめはめ波!!」ズァオッ
魔神ブウ「!!しま―――カカ…ァ―――」
ヒュゥウウウ
未超ベジット「おっと美味しいどこ取りになったかな?ま、いいか」
未悟飯「終わった…のか?」
超ベジット「おいゴジータ」
超ゴジータ「……」
未超ベジット「無口なヤローだな…フュージョンは30分…まだ25分以上あるんだろう?少し手合せしないか?」
超ゴジータ「……良いだろう」
未超ベジット「どっからでもかかってこい!!」
シャッ
ダダダ
超ゴジータ「…!!」ドガ
未超ベジット「ぐっ!!」
シャッ
シュン
未超ベジット「ぐわぁあ!!くっ…」ビッ
超ゴジータ「しまった――」
未超ベジット「だああ!!」ドゴォオ
超ゴジータ「ふ…」
未超ベジット「ふふ…」
シュパッ
悟空「おっ?」
ベジータ「むっ?」
未超ベジット「あれ?もう解けたのか?」
悟空「みてえだな。まあいいや、続きやろうぜ」
悟空「くっそおベジットはつええな。もっかいだ!!」
ベジータ「貴様はさっき闘っただろう。オレの番だ」
バーダック「いやオレの番だ」
未ベジット「良いぜまとめてかかってこいよ」
ビルス「ふわあ…元気だね」
悟空「あ、ビルス様気ついたんか!!」
ビルス「そいつは…そうか。界王神のポタラの合体か。君達は生き返ったままなんだね」
未ベジット「オレ達全員が生き返れたんだ、ブウも悪いことだけじゃなかったな」
未悟飯「でもそれずっと合体したままなんでしょ?」
未ベジット「ん?」
未大界王神「そうじゃ、ポタラの合体は絶対とけん」
悟空「大界王神様!?未来のか!?」
未大界王神「そうじゃ」
未界王神「二人の悟空さん、ありがとうございます」
界王神「おかげで未来の宇宙は救われましたよ」
悟空「あれ界王神様!?ブウと一緒に消し飛んだんじゃ――」
未ベジット「途中でブウの動きが止まったからな。消される前に引きはがされたんだろう」
ウイス「はい、流石にブウと心中はごめんなので」
ビルス「ウイス…さてはお前わざとブウに吸収されたね?」
ウイス「はて、何のことでしょうか?」
ビルス「とぼけるんじゃないよ、あんなのから逃げられないお前じゃないだろう」
悟空「そうなんか?」
ウイス「まあ…ええ、貴方達のいい修行になるかと。ついでにビルス様にお灸を。まさか合体で倒すとは思いませんでしたが」
悟空「オラ達が合体しずに地球が消えちまったらどうするつもりだったんだ?」
ウイス「その時はその時ですよ。流石にブウは放っておけないので後々消したでしょうが」
悟空「ったくウイス様は人がわりいなあ」
ウイス「ほほほ。それにしてもフュージョンとポタラですか」
未悟飯「お母さんやブルマさんに何て説明したら…」
未ベジット「戻れないものは仕方ないだろう?」
ビルス「何だ?元に戻りたいのかい?そういや君達サイヤ人は他人に力を借りるのは嫌なんだっけ。戻してあげるよ」
未ベジット「え?」
ビルス「ほい」ビッ
未悟空「わっ!?」
未ベジータ「!?」
悟空「ポタラは二度と戻れないんじゃなかったんか…?」
未大界王神「そのはずじゃが…」
ビルス「ボクも一応破壊神だからね。それに君達だって一度合体して元に戻ったんだろう?」
未大界王神「ビルス様元に戻せるんだったらわしも…」
ビルス「嫌だね。さて問題は全部解決したんだし元の時代に帰ろう、タイムマシンもその後破壊させてもらう」
悟空「じゃあここでお別れだな」
未トランクス「ありがとうございました悟空さん、父さん、皆さん…」
未悟飯「これからは自分たちの力で何とかできるように頑張っていきたいと思います」
悟空「ああ、頑張れ」
未悟空「オラも過去のオラに負けねえぐれえ強くなるさ」
悟空「オラももっと強くなるぞ」
未ベジータ「…トランクスが色々世話になったようだな」
ベジータ「ふん…貴様もせいぜい腕を上げるんだな」
未ベジータ「へっ、てめえに言われるまでもない」
未ピッコロ「貴様、神と合体したのか」
ピッコロ「ああ」
未悟飯「元気でな」
悟天「お兄ちゃんも元気でね」
未悟飯「ああ、一目会えただけでも嬉しかったよ」
悟飯「復興、頑張ってくださいね」
未悟飯「ああ、奥さんと娘さんによろしく」
トランクス「うわあクリリンさんに髪がない!!」
未クリリン「剃ってるんだよ!!ったくこっちのトランクスとは大違いだな。そっちのオレは髪伸ばしてるのか?」
トランクス「うん、奥さんと娘さんもいるんだよ」
未クリリン「何だって!?良いなあ!!なあ、どんな人なんだ?」
トランクス「18号さんだよ」
未クリリン「えっ」
未悟飯「あっちの18号さんはこっちの人造人間と違っていい人なんですよ」
未クリリン「そうは言ってもオレ…あいつに殺されたんだぞ?何か複雑…」
未天津飯「サイヤ人が生きていたり…オレ達とはかなり違うのだろう」
未ヤムチャ「なあオレはどうしてるんだ?」
トランクス「いい歳してふらふらしてるってお母さんが言ってたよ」
未ヤムチャ「そ…そうか」
悟空「よし、それじゃあそろそろ帰っか!!」
未悟飯「本当にありがとうございました」
悟空「元気でな!!」
シュイーン
(以下未来キャラ未抜き)
悟空「行っちまったな」
悟飯「そうですね」
悟空「それにしてもいつの間にか悟飯の方がオラより年食っちまってたんだな」
悟飯「そうですね…お父さんが死んでからもう20年以上経ちましたから……」
悟空「長い間苦労かけちまったな…」
悟飯「いえ…そうだ!お母さんに早く知らせてあげないと!!絶対喜びますよ」
悟空「久しぶりにチチの飯たっぷり食いてえなあ。父ちゃんはどうするんだ?」
バーダック「オレは強いヤツを探しながらフリーザの残党を倒す。まあたまには地球によっても良いかもな」
悟空「いつでも来てくれよな」
バーダック「気が向いたらな」バッ
トランクス「そうだ父さんも生き返ったことを母さんに教えてあげなくちゃ、母さんもきっと喜びますよ」
ベジータ「ふん」
悟空「ベジータ、オラが死んでから数年悟飯が世話になったな。サンキューな」
ベジータ「なっ、か、勘違いするな!!別に貴様のためにやったんではない!!」
悟空「ああ、わかってるって」
ベジータ「ちっ…トランクス!!さっさと帰るぞ!!」
トランクス「!!…はい!!」
デンデ「あのピッコロさん、神殿に住まれてはどうでしょうか?」
ピッコロ「オレが生き返ったということは神…先代の神も生き返ったはずだ。オレは過去のオレと違ってあいつと相いれる気はない」バッ
デンデ「あ…いつかピッコロさんと先代の神様がわかりあえると良いんですけど…」
悟飯「大丈夫さ、きっと近いうちにその日は来ると思うな」
デンデ「悟飯さん…そうですね。ボクもそう思います」
悟空「さ、悟飯。オラ達も家に帰るか」
悟飯「はい、デンデ。送っていくよ。瞬間移動なら一瞬だ」
悟空「ん?おめえ瞬間移動できるようになったんか?」
悟飯「はい、前に過去に行ったときに過去の父さんに教えてもらったんです」
悟空「そっか…」
悟飯「じゃあなデンデ、また」
デンデ「はい、悟飯さん。悟空さんもお元気で」
悟飯「あの、お父さん。家までゆっくり飛んで帰りませんか?色々話したいことが…」
悟空「そうだな、オラがいなくなってからの20年、たくさん聞かせてくれよ」
悟飯「それでその時ベジータさんが…」
悟空「ホントか!?へえー過去のベジータはそんな事を…ん?」
悟飯「どうしました?」
悟空「あんなとこに人が…」
悟飯「ホントだ、降りてみましょう」
悟空「そうだな」
「大丈夫パパ?」
「ああ…」
悟飯「どうしました?」
「きゃっ!?あ、すいません。岩が崩れて父が中に…」
悟飯「そういうことなら…はっ」ドガッ
「ふいい、助かったあ」
「ありがとうございます!!凄いんですね貴方!!」
悟飯「いえ……!!」
「どうしました?」
悟飯「い…いや何でも…」
「そうだお礼をしないと…わたしビーデルって言います」
悟飯「あ、え…そ、孫悟飯です」
ビーデル「悟飯さんですか。あの都合のいい日にここに連絡ください!!お礼しますから」
悟飯「あ、はい」
ビーデル「では、ほら行くよパパ」
悟空「……ははーん、悟飯さてはおめえ…あの子に惚れたな」
悟飯「な…何を言ってるんですか!!ほら早く帰りますよ!!」
悟空「ああ」ニヤニヤ
悟飯「もう!!」
悟飯「ただいま母さん」
チチ「おかえり悟飯ちゃ――」ガチャン
牛魔王「どうしたべチチ――ご、悟空さ!?」
悟空「へへ…色々あってオラ生き返ったんだ」
チチ「ということは…また一緒に暮らせるだべ……?」
悟空「ああ、今まで留守にして悪かったな。ただいまチチ」
チチ「悟空さ…悟空さ――!!」
トランクス「母さん、良いニュースがあるんです!!」
ブルマ「トランクス!!全然帰ってこないから心配した――ってベジータ!?」
ベジータ「……」
トランクス「えっと話せば色々長くなるんですけど…父さん生き返ったんです。悟空さんやクリリンさん達も」
ブルマ「孫君も!?…そう、とりあえずおかえりベジータ」
ベジータ「……ああ」
こうして未来にもようやく平和が訪れた
悟空達も生き返り、辛いだけの人生だった未来の悟飯にもようやく幸せが…ついでに春も訪れたのである
完
おまけ
悟空「おっすオラ悟空!!
長かった闘いもようやく終わったなー
オラとベジータは更なる強さを求めてウイス様に弟子入りしたんだ
え?フリーザがドラゴンボールで復活した?しかも更なるパワーを手に入れてるだって
四か月後に地球に来るのか…オラ久しぶりにわくわくすっぞ!!よしフリーザが来るまで修行だ
バトル挿入歌はマキシマムザホルモンの「F」、主題歌はももいろクローバーZが担当するぞ
亀仙人のじっちゃんが闘ったり、フリーザが新たな変身をしたりで見どころが一杯だ
劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』2015年4月18日(土)から公開だ。映画館に来てくれよな」
長文駄文、最後ぐだぐだでしたが最後まで読んでくれた方ありがとうございました
HTML化依頼出してきます。映画でフリーザが生き返るなら、人造人間に殺された皆も生き返っていいじゃないか
乙
乙
あんまり暗いのはやっぱりアレだもんね
最後は明るい方がいい
過去よりも遥かに弱い未来の悟空たちがベジットになっても、一発でもウイスを吸収したブウの攻撃をいなせるわけがないのと
その過去のゴジータでもウイス吸収ブウになんて絶対に勝てるわけがないのだけ最後気になったかな
このSSでは過去ベジータってゴッドになってたっけ? だとしたらゴッド同士のフュージョンでまあ分かるんだが
個人的にはそれでもウイスには勝てんと思うけど
根拠のない批判はよくない
乙
>>314
批判ではなくちょっと気になっただけだ
キモイなあ
そもそもウイスの吸収は不完全だっただろ
ビルスボコった時に一時的に力貸しただけで後はいつでも出れるようにスタンバってたんだろjk
面白っかたよ、でももっとナッパとかラディッツに出番あってほしかったよ
バーダックが生き返ったんだからベジータ王も生き返ってベジータ王家3代の共演も見たかったな、これの主役はベジータなんだし。
乙でした。
このSSまとめへのコメント
このSSは読みごたえありそうですね、いつの間にか全部読んでしまったよ・・・続き待ってます。
↑フリーザ様お久しぶりです!
どうせなら力の大会までやって欲しかったな