瑞鳳「雪に込めた想い」 (24)
瑞鳳「ふわ~、大分雪積もったね」
提督「一日中降り続いてたからな、まったくこんな日に買い物に付き合わないといけないなんてな」
瑞鳳「私一人でも大丈夫だっていったのに」
提督「お前一人じゃ危なっかしいんだよ、馬鹿」
瑞鳳「心配してくれてるんだよね、ありがとう」
提督「勘違いするなよ、お前に何かあったら戦力が減って迷惑だからだ」
瑞鳳「ふふ♪わかってますよ~」
提督「本当にわかってんのかよ、ったく…」
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瑞鳳「それにしても雪が積もるとすごいね~一面真っ白で綺麗…」
瑞鳳「…月の淡い光が雪の結晶に反射して、一つ一つが宝石みたいに輝いてる」
瑞鳳「…綺麗」
提督「…まあ、この顔見れただけでも、来てよかったかな」ボソッ
瑞鳳「ん?提督、何か言った?」
提督「なんもいってねえよ、気にすんな」
瑞鳳「う、うん…」
瑞鳳「私、雪って好きだな。ちょっとテンション上がっちゃう」
提督「テンション上がりすぎて、盛大にこけたりするんじゃねえぞ」
瑞鳳「わかってますよ~、まったく、提督は心配性なんだから」
ズルッ
瑞鳳「って、きゃあ!」ドン!
提督「瑞鳳!?大丈夫か!?」
瑞鳳「いたたた、えへへ、滑ってこけちゃった…」
瑞鳳「…?」
提督「言わんこっちゃない…どこか痛むところはないか?」
瑞鳳「ううん、全然平気。だけど…」
提督「だけど、どうした?」
瑞鳳「なんか、静かだよね、いつもよりも…」
提督「ん?ああ、それは雪が音を吸収してるからだ」
瑞鳳「音を?」
提督「ああ、普段だと音は、地面や樹、建物の壁…いろんなものに反射して広がっていくんだ」
提督「だけど、その部分に雪で覆われると、反射して広がるはずの音が雪に吸収されて広がらなくなる」
提督「だから、今日みたいな積雪が多い日は、周りが静かになるんだ」
瑞鳳「へえ、雪が音を吸収、か…」
瑞鳳「ねえ、それって声も吸収するのかな?」
提督「そりゃあするだろ、声も音なんだし」
瑞鳳「なるほど…」
瑞鳳「…」ギュッギュ
提督「お前、なに雪玉つくってんの?」
瑞鳳「…」
瑞鳳「~~」ボソッ
瑞鳳「…よし」
提督「なにやってんだ?」
瑞鳳「ふふん、この雪玉に私の提督への想いの言葉を吸収させてみました!」
(やだ、可愛い)
提督「想い?」
瑞鳳「そう!さて、この雪玉にはどんな言葉が込められているでしょうか~?」
提督「…当てればいいのか?」
瑞鳳「うん、当ててみてよ」
提督「ったく、しゃあねえな…」
提督「…」
提督「…貸せ」バッ
瑞鳳「あ、雪玉」
提督「…」
提督「~~」ボソッ
瑞鳳「…?」
提督「…ほれ、返す」ポン
瑞鳳「え?う、うん…」
瑞鳳「え、いや、解答は?」
提督「俺の、お前への想いも、この雪玉に込めておいた」
提督「多分、お前と同じ言葉を込めている」
提督「それが解答」
瑞鳳「そっか、私と同じ言葉を」
瑞鳳「って、え…」
瑞鳳「同じ、言葉を…」
瑞鳳「え…?」
瑞鳳「えええええええええええええ!!!!」///
かわいい(かわいい)
提督「うるせえな、せっかく静かな銀世界を満喫してたのに」
瑞鳳「え、あの!その…えっと…」
瑞鳳「…本当、なの?その、同じ言葉って…」
提督「…なんなら、答え合わせするか?」
瑞鳳「答え合わせ?」
提督「ああ、せーので互いにその雪玉に込めた言葉を言うんだ」
提督「それで確認する、どうだ?シンプルでわかりやすいだろ?」
瑞鳳「…答え合わせ、か」
瑞鳳「…///」ドキドキ
瑞鳳「…」スーハー
瑞鳳「…うん、いいよ。答え合わせ、しよ?」
提督「よし、それじゃあいくぞ」
瑞鳳「うん!」
提督瑞鳳「せーの!」
「「大好き」」
終わり。
じゃあの
乙シンプルでずほかわ
乙乙づほかわいいよ
づほニキの俺提督大歓喜
乙です。
づほ大天使かわいいよづほ
瑞鳳ってさ、ずいなの?づいなの?
漢字的にはずいだけどさみんなづほだよね
瑞鳳だけど甲板に書くのにズだと瑞鶴と紛らわしいしヅだと翔鶴のシと紛らわしいからづほって書かれたのが由来
はい可愛い
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