響「年賀状が届いたぞ」 (27)
響「結構来てるな…あ、ハム蔵達にも来てる。
よし、じゃあ年賀状を振り分けるから皆並んで」
ハム蔵「ジュイ」
いぬ美「ワン」
ねこ吉「ニャ」
シマ男「チュ」
モモ次郎「キュイ」
うさ江「クゥ」
ブタ太「ブー」
へび香「シャー」
ワニ子「ガー」
オウ助「ピー」
コケ麿「コケ」
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俺「はい」
ワイ「はい」
響「よーしそれじゃあ、まずはハム蔵!」
ハム蔵「ジュイッ!」
響「あはは、これは動物病院の先生からだぞ。えーと次は…」
―――――
―――
―
響「…よし、最後はいぬ美にだな。この前仕事した動物プロダクションの人からだ。
良かったないぬ美」
いぬ美「ワン!」
響「あはは。よし、じゃあ自分の分は……あれ?」
響「……あれ?」
響「ちょ、ちょっと待って…あ、もしかして皆のに紛れ込ませちゃったのかも…ゴメン皆、もう一度見せてね」
―――――
―――
―
響「…やっぱり無い……」
響「え、え?何で?ハム蔵達には60通位来てたのに…」
響「自分には1通も来てないぞ…」
やめろ……
響「もしかして自分、皆に嫌われてたのかな…」ジワァ
響「…き、きっとそうだぞ…前に空気読めないとか言われた事あるし」グスッ
響「…うっ、うっ……」ヒック、ヒック
プルルルル、プルルルル、プルルルル…
響「電話…プロデューサーからだ…」
ピッ
P『お、もしもし響か?あけましておめでとう、今年も宜しくな。それで何時ごろこっちに来――』
響「うぅえぁー、ブ ロ゙ デ ュ ー ザ ーぁぁああーー」ポロポロ
P『…え?何だ響、泣いてるのか?どうしたんだよ正月そうそう』
響「うぇぇぇん」
P『え、年賀状が1通も来てない?』
響「ひっくひっく」
P『…だから自分は嫌われてる?』
ハム蔵「…ジュイ、ジュ(…俺が言うのも何だけど、よく分かるな)」
響「…」グスッ
P『…はぁっ…なあ響、お前一月前に何て言ったか忘れたのか?』
響「?」ヒック
P『お前「自分の所にはきっとたくさん年賀状が来るぞ!でも、段ボール箱とかで来られると家のポストが壊れちゃうかもしれないから自分への年賀状は事務所宛てにして欲しいな!」って言っただろ』
響「………あ」
P『…忘れてたな、完璧に』
響「う、うぅーー…」マッカ
P『だから今日事務所に顔出しに来るって言ってただろお前』
響「そ、そう言えばそうだった…うぅ、恥ずかしいぞー…
あ、じゃあそっちには自分宛ての年賀状届いてるのか!?」
P『あぁ勿論届いてるぞ。さすがに段ボール箱では来てないけどな』
響「そ、そうか…
あ、何通位来てたんだプロデューサー?」
P『ん?えーと響宛てのは…』ガサガサ
胃が痛くなってきた……
P『40通位だな』
響「…40通…」
P『ん、どうした響?』
響「…ハム蔵達には60通位来てたんだぞ…」
P『…あー……』
P『…えっとな、響』
響「…うん」
P『…なんくるないさー』
響「うがー!なんくるあるぞー!」
―――その後、3が日を掛けて80通にまで届いた響宛ての年賀状だったが、良く見るとそのほとんどがハム蔵達との連名だった事に気が付くのはまた後の話―――
響「プロデューサー、あけましておめでとうだぞ!未年も宜しく!」
P「よし響。その黄金の牡羊、白羊宮に返して来い」
響「えー」
~Fin~
と言う訳で新年一本目終了です
読んでくれた方ありがとう
響はかわいいなぁ!
乙
響はかわいいなぁ!
響はかわいいなぁ!
仕方ない、俺が響に100通くらい年賀状出してやるか
絶対ファンも響がそういうキャラだと分かってて出してないな
乙ひびかわ
我那覇 ハム蔵 様
響 様
みたいな形になっててうぎゃってたのかなかわいい
>>25
ハム蔵が家主みたいじゃないか…
おつ
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