【当スレは " ドラッグオンドラグーン " シリーズの設定を基としたIF平行世界、つまり似たような世界が舞台となります】
【シリーズにおける登場人物は、初見の方に対する配慮として当スレには登場させません】
【それでは軽い説明をしてから安価による、白の勇者が話しかけた契約相手の決定をさせて頂きます】
【契約相手】
『DOD世界においての契約相手とは、つまり人間以外の、人間よりも力を持った種族を対象とする。』
【そもそも、契約とは?】
『人間と契約相手が互いの心臓を交換し、契約が成立すれば運命共同体となり片方が傷ついたり死んだりすれば契約相手も傷つき命を落とすこととなる。 』
【DODってなんぞや】
『ファンタジーゲーム』
【>>2から>>4までで、コンマ以下数字が最も0に近い安価を選択します】
【契約相手は、『白い』特殊な種族、または種族の中で産まれた突然変異種のようです】
【それでは>>2から>>4まで、白の勇者の契約相手をお応えください】
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悪魔
天使
イカ
死神
狼
──────── 【その先に、何だ】
無機質な声。
しかしそれは声ではなく、『契約』を交わした者ならば造作なく行使出来る意思の疎通である。
『彼』の隣に立っていた白い……純白でもなく白濁でもない、ただ白いその存在は、ポツリと漏らされた言葉に首を傾げる。
白の勇者「……あがいたその先に、何があるのかと思ったんだ」
白の勇者「僕は勇者なんて呼ばれる様な人間じゃないからね」
白の勇者「きっと、録でも無い先しか待ってないんじゃないかなって」
頬に細く、何らかの紋様の一端が刻まれた白髪の青年は、『彼』は静かに隣に立っている白い存在を見上げた。
──────── 【天使は天の『遣い』だ、そして私はそれらとは違う】
──────── 【貴様が私を天使と名付けようと、私は貴様の運命など知らん】
──────── 【……だが】
【白の勇者にかける言葉を>>8にてお応えください】
私が貴様を導いてやろう
──────── 【私が貴様を導いてやろう】
音は無かった。
しかし、『彼』の目の前で開かれた翼は白光を放ちながら空気を叩くような圧力を持っている。
その姿を見て、『彼』はゆっくりと立ち上がってから、自身の契約相手が自分を励ましているのだと察した。
素直に言えばいいのにと思いながらも、『彼』は立ち上がり空気を吸い込んでゆっくりと吐いていった。
そして『彼』は背中を伸ばす。
身体の調子を確かめてから眼下に広がる光景を見据える為である。
白の勇者「じゃあ、今日もお願いするよ」
白の勇者「行こうか」
──────── 【ふむ】
『彼』の声に白い翼を羽ばたかせる天使。
天使は淡く輝いている体を『彼』に近づけ、そっと細い腕を伸ばして抱き寄せた。
白の勇者、そう呼ばれる『彼』の白い軽装鎧に白の紋様が浮かび上がる。
彼等は荒野の先にある街へ翼で飛び上がった。
『白の勇者』としての最後の仕事を遂行する為に。
【契約相手との関係が『友好的』になりました】
期待
─────『エストの国・荒野の街』─────
エストの国に存在する、緑の無い荒野。
気候そのものは安定しており、街では農業と家畜による食料の充実させる事に成功している。
だがそれは街の中心部に建造されている巨大な塔の内部だけであり、それ以外の場所では何故か家畜や作物が育たないのだ。
その原因を解明出来ず、荒野の街で産まれた人々は外へ……他の街へ出る事もなく、常に何らかの作業をして食料を作り出していた。
白の勇者「……さて」
白の勇者「これが最後の仕事だ、僕らの『勇者』として最後の……仕事」
白の勇者「天使」
──────── 【……】
【白の勇者の視線に、何を言いますか】
【>>10と>>11の台詞の『込められている意味』と『目的に近い』言葉により、シナリオが変化します】
【失礼しました、直下と下2でお願いします】
勇者じゃ無くなったら何をするんだ?
期待。
契約者って確か劣等感や復讐みたいな負の感情が強いほど力が強まるんだっけ?
だいぶ前に読んだもんで設定がうろ覚えなんですが、優れた契約者ってのはそれだけ心の闇が深く、契約したことによりそれが増幅するって話を聞いたことがあります。
封印の女神を守る。もしくは、封印の地を護る
私だけは貴様がどんな事をしてもずっと味方で居てやろう
──────── 【……勇者じゃなくなった時、貴様はどうするのだ?】
人型の白い光は、静かに『彼』の隣に歩みを進めてから語りかけた。
『彼』は白髪が風に揺れているのを、どこかぼーっとした様子で目で追いながら笑う。
白の勇者「そうだね」
白の勇者「勇者でなくなったなら、今度はこの力をもっと別の事に使いたいな」
白の勇者「もう一度、今まで歩いてきた地を訪ねて、今度はもっと人の役に立ちたい」
白の勇者「勇者なんて大それた存在じゃなくていい、僕は」
──────── 【期待、しているのだがな】
白の勇者「期待?」
──────── 【人間の契約者は、 確か劣等感や負の感情が強いほど力が強まると聞く】
──────── 【随分前に古い書で読んだ……うろ覚えだが、優れた契約者とはそれだけ心の闇が深く、契約したことによりそれが増幅すると】
彼等の前にそびえ立つ巨塔。
それに手を伸ばし、誘うかのように『彼』を天使は顔を向けた。
──────── 【今の貴様は、果たして優れた契約者であり、私が認めたこの世界を共に生きるに相応しい相手か】
──────── 【この塔の上で迎える一つの結末次第で、私は貴様を再び見定める事になる】
──────── 【故に、期待しているのだ】
白の勇者「……僕が君に相応しい相手になったか、って?」
──────── 【さぁ、どうだろうな】
白の勇者「…………あはは、なんだそりゃ」
【『その後に関する事』と『友好的』な台詞により、初期戦闘ステータスが変更されました】
──────── 【む……】
白の勇者「天使」
──────── 【分かっている】
『彼』は、巨塔の内部に入る為に三ヶ所の門が開く、或いは緊急時に内部で控えている『ゴーレム』が出てくる事が必要だと調べていた。
そして、定期に訪れる他の街からの物資や農業に必要な消耗品を、その門が開いて内部へ侵入出来る時を待った。
結果、何らかの要因により『彼』の存在が発覚したのだ。
侵入へ行動を移すより前に、まるで予知していたように。
門から一体のゴーレムが現れたのだ。
白の勇者「早いね、僕を待っていたのかな」
──────── 【どうだろうな、私の魔力を探知した可能性もある】
白の勇者「何にせよこれはただの人間が察知しただけじゃない」
白の勇者「いるんだ、エスト国最後の『魔女』が」
『彼』は門から凄まじい轟音を立てて迫ってくるゴーレムを前にして、ゆっくりと腰の剣を抜いていった。
白濁とした、蝋を固めて剣を型取った様な、金属質を欠いた剣。
『白の魔女』という名の、魔剣である。
それを片手で軽く振りながら、眼前で巨体を躍らせているゴーレムに刃を向けた。
白の勇者「押し通す」
──────── 【うむ】
【チュートリアル戦闘を行います】
『主ノ命令』
『潰シ殺ス』
頑強な鉄塊に等しい黄金色に輝く球体、それを二つ並べた様な巨体。
右腕に相当する鉄塊は、一本の巨大なバトルアックスを持ち、猛るままに振るっている。
球体上部から小さな赤い光が見えるのは目だろうか、『彼』には可愛らしく見えた。
──────── 【見たことの無いタイプのゴーレムだ、恐らく『魔女』が作ったらしい】
──────── 【一定のダメージを与えれば動きが鈍くなる筈だ、『魔女』の魔力でも修復出来ない程に損傷させれば私が核を破壊する】
光の翼を広げ、臨戦態勢を意味する殺気を放ち始める。
と、そこで再び天使は足を止めると『彼』に振り向いた。
──────── 【攻めるのも良いが、相手をよく見て防ぐのも良い】
──────── 【油断はするな、白の勇者】
【安価による戦闘の進行は、一度か二度だけで終わりとなります】
【そして、指定安価に備えてお応え頂くべきモノは、いわゆる行動の組み合わせです】
【安価にて必ず書いて頂きたいのが下の行動となります】
1(斬る)
2(打つ)
3(殴る)
4(防ぐ)
5(回避)
6(魔剣)
7(特殊)
【これら7つの行動番号を『五つまで選んで、戦闘で実行する順番に並べる』のが基本です】
【組み合わせ次第で、場合によってはエンディングに入る場合もあります】
【つまり、即死する可能性があるので注意して下さい】
【今回はチュートリアルですので、組み合わせは自由で問題はありません】
【それでは、>>20から>>22のレスでコンマ以下数字が最も20に近い安価を決定します】
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